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技術 遊技機

出願人 株式会社ソフイア
発明者 松本慎平
出願日 2011年3月30日 (9年2ヶ月経過) 出願番号 2011-074000
公開日 2012年10月25日 (7年8ヶ月経過) 公開番号 2012-205791
状態 特許登録済
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード 突出露出 囲繞枠 枠要素 レール開口 動作部位 センサ配線 モータスイッチ ビデオRAM
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (20)

課題

役物装置を備えることに伴う遊技球流下領域縮小化が抑制可能であるとともに、低コスト遊技盤の変更が可能な遊技機を提供する。

解決手段

前面側に遊技領域32が形成された遊技盤30と、遊技盤30が装着された前面枠12と、前面枠12に設けられ、遊技領域32に対応した開口を有し、遊技領域32の前面を覆うように当該開口にカバーガラス14が装着されたガラス枠15と、を備える遊技機10において、開状態閉状態とに変換可能な可動部材80cを有し、遊技球を受け入れ可能な第2特別変動入賞装置80を備え、ガラス枠15は、前面枠12に対して開閉可能であり、第2特別変動入賞装置80は、ガラス枠15に装着され、当該ガラス枠15の閉鎖状態で当該第2特別変動入賞装置80の可動部材80cが遊技領域32に臨むように構成されている。

概要

背景

従来、遊技機の代表例としてパチンコ機がある。このパチンコ機には、複数の識別情報変動表示可能な変動表示装置と、始動入賞口とを遊技盤上に設け、始動入賞口への遊技球入賞に基づき、変動表示装置において複数の識別情報(図柄)を変動表示させて変動表示ゲームを行い、その結果が特定の態様であった場合に開放される遊技球を受け入れ可能な役物装置変動入賞装置)を備えたものがある。

このようなパチンコ機では、通常、変動表示装置は遊技領域の中央部に設けられている。また、変動表示装置は、変動表示ゲームの他に、大当り遊技の表示や客待ち画面の表示などを行うようになっており、大きな表示画面を備えたものが主流となっている。遊技領域の大きさは限られているので、表示画面が大きいほど、遊技球が流下することのできる流下領域は狭くなってしまう。

また、このようなパチンコ機では、始動入賞口への入賞を狙って、遊技領域の左側に遊技球を発射して遊技を行うものが多く、遊技領域の右側に遊技球を発射する必要が少なかった。そのため、遊技盤面、特に遊技盤面の右側領域が有効に活用されていなかった。
そこで、遊技盤面の右側領域を活用するために、遊技盤面の右側領域に遊技球を受け入れ可能な役物装置(変動入賞装置)を配置したパチンコ機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。

概要

役物装置を備えることに伴う遊技球の流下領域の縮小化が抑制可能であるとともに、低コストで遊技盤の変更が可能な遊技機を提供する。前面側に遊技領域32が形成された遊技盤30と、遊技盤30が装着された前面枠12と、前面枠12に設けられ、遊技領域32に対応した開口を有し、遊技領域32の前面を覆うように当該開口にカバーガラス14が装着されたガラス枠15と、を備える遊技機10において、開状態閉状態とに変換可能な可動部材80cを有し、遊技球を受け入れ可能な第2特別変動入賞装置80を備え、ガラス枠15は、前面枠12に対して開閉可能であり、第2特別変動入賞装置80は、ガラス枠15に装着され、当該ガラス枠15の閉鎖状態で当該第2特別変動入賞装置80の可動部材80cが遊技領域32に臨むように構成されている。B

目的

本発明の課題は、役物装置を備えることに伴う遊技球の流下領域の縮小化が抑制可能であるとともに、低コストで遊技盤の変更が可能な遊技機を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

前面側に遊技領域が形成された遊技盤と、前記遊技盤が装着された前面枠と、前記前面枠に設けられ、前記遊技領域に対応した開口を有し、前記遊技領域の前面を覆うように当該開口に透明部材が装着された透明部材保持枠と、を備える遊技機において、開状態閉状態とに変換可能な可動部材を有し、遊技球受け入れ可能な役物装置を備え、前記透明部材保持枠は、前記前面枠に対して開閉可能であり、前記役物装置は、前記透明部材保持枠に装着され、当該透明部材保持枠の閉鎖状態で前記可動部材が前記遊技領域に臨むように構成されていることを特徴とする遊技機。

請求項2

前記役物装置は、前記可動部材を駆動する駆動源動作部位の少なくとも一部を覆う収納ケースを備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。

請求項3

前記透明部材保持枠は、閉状態の前記可動部材を少なくとも前方から見えないように隠蔽する隠蔽部を備えることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。

請求項4

前記透明部材保持枠は、当該透明部材保持枠の後面側を構成し、前記役物装置が取り付けられるベース部材と、当該透明部材保持枠の前面側を構成し、遊技機を装飾する装飾部材と、前記役物装置に受け入れられた遊技球を排出するための排出球流路と、を備え、前記排出球流路は、前記ベース部材の前面側に設けられ、前記ベース部材の後面側から前面側へと流入してきた遊技球を、当該ベース部材の後面側へと排出することを特徴とする請求項3に記載の遊技機。

請求項5

前記透明部材保持枠は、前記透明部材を支持する透明部材支持部を備え、前記透明部材支持部は、前記ベース部材に取り付けられた前記役物装置に一部係合することを特徴とする請求項4に記載の遊技機。

請求項6

前記役物装置は、前記透明部材又は前記透明部材の外周を囲繞する囲繞部の端部に当接する透明部材当接部を有することを特徴とする請求項5に記載の遊技機。

請求項7

前記遊技盤は、前記透明部材保持枠の閉鎖状態で前記役物装置と係合する役物装置係合部を備え、前記役物装置係合部は、当該役物装置係合部の少なくとも一部が前記遊技領域の外側に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の遊技機。

請求項8

前記遊技盤は、前記遊技領域を取り囲むレール部材を備え、前記レール部材は、遊技球が通過可能な第1レール開口部を有し、前記役物装置は、前記第1レール開口部に対応して設けられ、前記可動部材の開状態で当該第1レール開口部が当該役物装置の入賞口と連通状態となり、前記可動部材の閉状態で前記レール部材を当該可動部材が補完することを特徴とする請求項7に記載の遊技機。

請求項9

前記役物装置は、当該役物装置の上部に、遊技球を前記遊技領域側へと流下するよう促す傾斜部を有し、閉状態の前記可動部材は、前記透明部材保持枠の閉鎖状態で前記傾斜部とともに前記第1レール開口部を補完することを特徴とする請求項8に記載の遊技機。

請求項10

前記遊技盤は、前記可動部材が開状態で形成する開口部の範囲を識別するための開口模様を有することを特徴とする請求項9に記載の遊技機。

請求項11

前記可動部材は、反発係数の小さい素材で形成されることを特徴とする請求項10に記載の遊技機。

請求項12

前記可動部材は、遊技球を前記透明部材側へと流下するよう促す形状に形成されていることを特徴とする請求項11に記載の遊技機。

請求項13

前記レール部材は、前記第1レール開口部よりも上側の位置に、遊技球が通過可能な第2レール開口部を有し、前記遊技盤は、前記透明部材保持枠の閉鎖状態で、前記遊技領域の外側に設けられるとともに、前記第2レール開口部を通過してきた遊技球を回収するアウト口を備え、前記透明部材保持枠は、当該透明部材保持枠の閉鎖状態で前記第2レール開口部から前記アウト口に連通する流路を形成する流路形成壁を備えることを特徴とする請求項12に記載の遊技機。

技術分野

0001

本発明は、前面側に遊技領域が形成された遊技盤と、前記遊技盤が装着された前面枠と、前記前面枠に設けられ、前記遊技領域に対応した開口を有し、前記遊技領域の前面を覆うように当該開口に透明部材が装着された透明部材保持枠と、を備える遊技機に関する。

背景技術

0002

従来、遊技機の代表例としてパチンコ機がある。このパチンコ機には、複数の識別情報変動表示可能な変動表示装置と、始動入賞口とを遊技盤上に設け、始動入賞口への遊技球入賞に基づき、変動表示装置において複数の識別情報(図柄)を変動表示させて変動表示ゲームを行い、その結果が特定の態様であった場合に開放される遊技球を受け入れ可能な役物装置変動入賞装置)を備えたものがある。

0003

このようなパチンコ機では、通常、変動表示装置は遊技領域の中央部に設けられている。また、変動表示装置は、変動表示ゲームの他に、大当り遊技の表示や客待ち画面の表示などを行うようになっており、大きな表示画面を備えたものが主流となっている。遊技領域の大きさは限られているので、表示画面が大きいほど、遊技球が流下することのできる流下領域は狭くなってしまう。

0004

また、このようなパチンコ機では、始動入賞口への入賞を狙って、遊技領域の左側に遊技球を発射して遊技を行うものが多く、遊技領域の右側に遊技球を発射する必要が少なかった。そのため、遊技盤面、特に遊技盤面の右側領域が有効に活用されていなかった。
そこで、遊技盤面の右側領域を活用するために、遊技盤面の右側領域に遊技球を受け入れ可能な役物装置(変動入賞装置)を配置したパチンコ機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0005

特開2003−210737号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、特許文献1に記載のパチンコ機では、遊技盤に直に役物装置を装着しているため、その分、遊技球の流下領域が狭くなっている。そのため、遊技球の動き単調なものとなってしまい、遊技球の動きを楽しむことができなくなっている。
また、遊技盤に直に役物装置を装着しているため、遊技盤が変更される度に、その遊技盤に対応した役物装置を作製して遊技盤に装着しなければならず、コストがかかるという問題もある。

0007

本発明の課題は、役物装置を備えることに伴う遊技球の流下領域の縮小化が抑制可能であるとともに、低コストで遊技盤の変更が可能な遊技機を提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
前面側に遊技領域が形成された遊技盤と、前記遊技盤が装着された前面枠と、前記前面枠に設けられ、前記遊技領域に対応した開口を有し、前記遊技領域の前面を覆うように当該開口に透明部材が装着された透明部材保持枠と、を備える遊技機において、
開状態閉状態とに変換可能な可動部材を有し、遊技球を受け入れ可能な役物装置を備え、
前記透明部材保持枠は、前記前面枠に対して開閉可能であり、
前記役物装置は、前記透明部材保持枠に装着され、当該透明部材保持枠の閉鎖状態で前記可動部材が前記遊技領域に臨むように構成されていることを特徴とする。

0009

ここで、「透明部材」とは、透明であれば、ガラスで形成された部材であってもよいし、樹脂等で形成された部材であってもよい。
また、「開状態と閉状態とに変換可能な可動部材を有し、遊技球を受け入れ可能な役物装置」とは、開状態と閉状態とに変換可能な可動部材を有しているのであれば、特別変動入賞装置(大入賞口)であってもよいし、普通変動入賞装置(第2始動入賞口)であってもよい。

0010

請求項1に記載の発明によれば、役物装置が透明部材保持枠に装着されているので、役物装置が遊技盤に直に装着されている場合と比較して、役物装置を備えることに伴う遊技球の流下領域の縮小化を抑制することが可能となる。したがって、役物装置を備えることに伴う遊技球の流下領域の縮小化により生じる問題、具体的には、遊技球の動きが単調なものとなってしまい、遊技球の動きを楽しむことができなくなってしまう等の問題を解決することが可能となる。
さらに、役物装置を備えることに伴う遊技球の流下領域の縮小化が抑制可能であるため、演出に用いる可動役物や変動表示装置が大型化しても、役物装置を備えることができる。したがって、演出に用いる可動役物や変動表示装置の大型化が可能となり、遊技者の興趣を高めることが可能となる。
また、役物装置が透明部材保持枠に装着されており、役物装置が枠要素であるため、遊技盤が変更される度に、その遊技盤に対応した役物装置を作製して遊技盤に装着する必要がなくなる。したがって、役物装置が遊技盤に直に装着されている場合と比較して、低コストで遊技盤の変更が可能となる。

0011

請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、
前記役物装置は、前記可動部材を駆動する駆動源動作部位の少なくとも一部を覆う収納ケースを備えることを特徴とする。

0012

請求項2に記載の発明によれば、可動部材を駆動する駆動源の動作部位の少なくとも一部を収納ケースで保護できるので、可動部材を駆動する駆動源の動作部位への不正アクセス等を抑制することが可能となる。
また、役物装置に収納ケースを備えることで、役物装置をユニット化できるので、役物装置を透明部材保持枠に容易に装着することが可能となる。

0013

請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の遊技機において、
前記透明部材保持枠は、閉状態の前記可動部材を少なくとも前方から見えないように隠蔽する隠蔽部を備えることを特徴とする。

0014

ここで、「閉状態の可動部材を少なくとも前方から見えないように隠蔽する」には、透明部材保持枠の前方から閉状態の可動部材の一部が視認できる状態や、透明部材保持枠の開口等から覗き込むと閉状態の可動部材の一部又は全部が視認できる状態などを含む。

0015

請求項3に記載の発明によれば、隠蔽部によって隠蔽されていた可動部材(閉状態の可動部材)が開状態になると遊技者の前に出現することになる。そのため、閉状態の可動部材が隠蔽されない場合と比較して、開状態の可動部材が目立ち、遊技者にインパクトを与えることが可能となる。

0016

請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の遊技機において、
前記透明部材保持枠は、
当該透明部材保持枠の後面側を構成し、前記役物装置が取り付けられるベース部材と、
当該透明部材保持枠の前面側を構成し、遊技機を装飾する装飾部材と、
前記役物装置に受け入れられた遊技球を排出するための排出球流路と、を備え、
前記排出球流路は、前記ベース部材の前面側に設けられ、前記ベース部材の後面側から前面側へと流入してきた遊技球を、当該ベース部材の後面側へと排出することを特徴とする。

0017

請求項4に記載の発明によれば、排出球流路によって、役物装置に受け入れられた遊技球がベース部材の前面側を迂回することになる。そのため、ベース部材の前面側の空間、すなわちベース部材の前面と装飾部材の後面との間の空間を有効利用することが可能となる。

0018

請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の遊技機において、
前記透明部材保持枠は、前記透明部材を支持する透明部材支持部を備え、
前記透明部材支持部は、前記ベース部材に取り付けられた前記役物装置に一部係合することを特徴とする。

0019

請求項5に記載の発明によれば、透明部材保持枠が備える透明部材支持部の一部と、透明部材保持枠に装着された役物装置とが係合するので、役物装置の位置決めを的確に行うことができる。したがって、役物装置は、正しい装着位置に取り付けられるので、安定した遊技球の受け入れが可能となる。
また、透明部材保持枠が備える透明部材支持部の一部と、透明部材保持枠に装着された役物装置とが係合するので、透明部材保持枠と役物装置との間から針金ピアノ線などの不正部材が挿入し難くなる。したがって、役物装置への不正アクセス等を抑制することが可能となる。

0020

請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の遊技機において、
前記役物装置は、前記透明部材又は前記透明部材の外周を囲繞する囲繞部の端部に当接する透明部材当接部を有することを特徴とする。

0021

請求項6に記載の発明によれば、透明部材又は透明部材の外周を囲繞する囲繞部の端部と、透明部材保持枠に装着された役物装置の透明部材当接部とが係合するので、役物装置の位置決めを的確に行うことができる。したがって、役物装置は、正しい装着位置に取り付けられるので、安定した遊技球の受け入れが可能となる。
また、透明部材又は透明部材の外周を囲繞する囲繞部の端部と、透明部材保持枠に装着された役物装置の透明部材当接部とが係合するので、透明部材又は透明部材の外周を囲繞する囲繞部と役物装置との間から針金やピアノ線などの不正部材が挿入し難くなる。したがって、役物装置への不正アクセス等を的確に抑制することが可能となる。

0022

請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の遊技機において、
前記遊技盤は、前記透明部材保持枠の閉鎖状態で前記役物装置と係合する役物装置係合部を備え、
前記役物装置係合部は、当該役物装置係合部の少なくとも一部が前記遊技領域の外側に設けられていることを特徴とする。

0023

請求項7に記載の発明によれば、透明部材保持枠のうちの正しい装着位置に役物装置が装着されている場合、透明部材保持枠の閉鎖状態で、遊技盤の役物装置係合部と、役物装置とが係合する。したがって、役物装置が正しい装着位置からずれた状態で透明部材保持枠に装着されている場合には、透明部材保持枠を閉鎖することができない。そのため、透明部材保持枠が閉鎖されたか否によって、役物装置が正しい装着位置に装着されている否かを判別することができる。これにより、役物装置が正しい装着位置からずれた状態で透明部材保持枠に装着されている場合には、その旨を遊技店店員等に認識させて、役物装置を正しい装着位置に装着するよう促すことが可能となる。

0024

請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の遊技機において、
前記遊技盤は、前記遊技領域を取り囲むレール部材を備え、
前記レール部材は、遊技球が通過可能な第1レール開口部を有し、
前記役物装置は、前記第1レール開口部に対応して設けられ、前記可動部材の開状態で当該第1レール開口部が当該役物装置の入賞口と連通状態となり、前記可動部材の閉状態で前記レール部材を当該可動部材が補完することを特徴とする。

0025

請求項8に記載の発明によれば、レール部材が第1レール開口部を有しているので、役物装置が装着された透明部材保持枠の閉鎖状態で役物装置の少なくとも一部が遊技領域の外側に位置しても、役物装置は、遊技球の受け入れが可能となる。
また、可動部材は閉状態で第1レール開口部を補完するので、役物装置が遊技球を受け入れない状態である場合(すなわち、可動部材が閉状態である場合)には、役物装置への遊技球の受け入れを確実に阻止することが可能であるとともに、レール部材に沿った遊技球の転動をスムーズに行わせることが可能となる。

0026

請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の遊技機において、
前記役物装置は、当該役物装置の上部に、遊技球を前記遊技領域側へと流下するよう促す傾斜部を有し、
閉状態の前記可動部材は、前記透明部材保持枠の閉鎖状態で前記傾斜部とともに前記第1レール開口部を補完することを特徴とする。

0027

請求項9に記載の発明によれば、役物装置は、当該役物装置の上部に傾斜部を有しているので、役物装置の上部で遊技球が滞ってしまうことを回避することが可能となる。
また、可動部材は閉状態で傾斜部とともに第1レール開口部を補完するので、役物装置が遊技球を受け入れない状態である場合(すなわち、可動部材が閉状態である場合)には、役物装置への遊技球の受け入れを確実に阻止することが可能であるとともに、レール部材に沿った遊技球の転動をスムーズに行わせることが可能となる。

0028

請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の遊技機において、
前記遊技盤は、前記可動部材が開状態で形成する開口部の範囲を識別するための開口模様を有することを特徴とする。

0029

ここで、「可動部材が開状態で形成する開口部の範囲を識別するための開口模様」とは、可動部材の可動範囲全体を識別するための模様であってもよいし、開状態の可動部材の位置を識別するための模様であってもよい。

0030

請求項10に記載の発明によれば、遊技盤が開口模様を有しているので、透明部材保持枠の閉鎖時だけでなく透明部材保持枠の開放時にも、可動部材が開状態で形成する開口部の範囲を遊技盤上で識別することが可能となる。そのため、通常、障害釘メンテナンス)の調整等は透明部材保持枠を開放した状態で行われるが、透明部材保持枠が開放されて役物装置の可動部材が遊技領域に臨んでいない状態でも、開口模様に基づいて、可動部材が開状態で形成する開口部の範囲を考慮しながら、役物装置が装着された透明部材保持枠の閉鎖状態で役物装置の近辺に配設される障害釘(メンテナンス釘)の調整等を行うことが可能となる。

0031

請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の遊技機において、
前記可動部材は、反発係数の小さい素材で形成されることを特徴とする。

0032

請求項11に記載の発明によれば、遊技球は、可動部材にぶつかっても大きく跳ねないので、役物装置が装着された透明部材保持枠の閉鎖状態で役物装置の近傍に他の入賞口が配設される場合であっても、遊技球が不意に当該他の入賞口に入賞してしまうことを防止することが可能となる。

0033

請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の遊技機において、
前記可動部材は、遊技球を前記透明部材側へと流下するよう促す形状に形成されていることを特徴とする。

0034

請求項12に記載の発明によれば、可動部材の形状が、遊技球を透明部材側へと流下するよう促す形状であるため、遊技盤の前面上を転動して開状態の可動部材に達した遊技球の経路を、遊技盤の前面上から透明部材の後面上へと変更させることができる。これにより、役物装置への遊技球の受け入れを安定して行うことが可能となる。

0035

請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の遊技機において、
前記レール部材は、前記第1レール開口部よりも上側の位置に、遊技球が通過可能な第2レール開口部を有し、
前記遊技盤は、前記透明部材保持枠の閉鎖状態で、前記遊技領域の外側に設けられるとともに、前記第2レール開口部を通過してきた遊技球を回収するアウト口を備え、
前記透明部材保持枠は、当該透明部材保持枠の閉鎖状態で前記第2レール開口部から前記アウト口に連通する流路を形成する流路形成壁を備えることを特徴とする。

0036

請求項13に記載の発明によれば、レール部材は、第1レール開口部よりも上側の位置に第2レール開口部を有しているので、役物装置に遊技球が入賞し難くなり、遊技の興趣を向上させることが可能となる。
また、流路形成壁を透明部材保持枠に設けることで、アウト口への流路構成の自由度を向上させることが可能となる。

発明の効果

0037

本発明によれば、役物装置が透明部材保持枠に装着されているので、役物装置が遊技盤に直に装着されている場合と比較して、役物装置を備えることに伴う遊技球の流下領域の縮小化を抑制することが可能となる。したがって、役物装置を備えることに伴う遊技球の流下領域の縮小化により生じる問題、具体的には、遊技球の動きが単調なものとなってしまい、遊技球の動きを楽しむことができなくなってしまう等の問題を解決することが可能となる。
さらに、役物装置を備えることに伴う遊技球の流下領域の縮小化が抑制可能であるため、演出に用いる可動役物や変動表示装置が大型化しても、役物装置を備えることができる。したがって、演出に用いる可動役物や変動表示装置の大型化が可能となり、遊技者の興趣を高めることが可能となる。
また、役物装置が透明部材保持枠に装着されており、役物装置が枠要素であるため、遊技盤が変更される度に、その遊技盤に対応した役物装置を作製して遊技盤に装着する必要がなくなる。したがって、役物装置が遊技盤に直に装着されている場合と比較して、低コストで遊技盤の変更が可能となる。

図面の簡単な説明

0038

本発明に係る遊技機の一実施形態を示す正面斜視図である。
実施形態の遊技機における遊技盤の構成例を示す正面斜視図である。
実施形態の遊技機の裏面に設けられる制御システムおよび遊技制御装置の構成例を示すブロック図である。
図3の制御システムにおける演出制御装置の構成例を示すブロック図である。
ガラス枠の構成例を示す正面斜視図である。
ガラス枠の構成例を示す分解斜視図である。
ガラス枠及びカバーガラスの構成例を示す斜視図である。
(A)は、ガラス枠及び当該ガラス枠のベース部材に取り付けられた第2特別変動入賞装置の構成例を示す正面斜視図であり、(B)は、ガラス枠のベース部材及び当該ベース部材に取り付けられた第2特別変動入賞装置の構成例を示す正面斜視図である。
(A)は、ガラス枠及び当該ガラス枠のベース部材に取り付けられた第2特別変動入賞装置の構成例を示す左側から見た背面斜視図であり、(B)は、ガラス枠及び当該ガラス枠のベース部材に取り付けられた第2特別変動入賞装置の構成例を示す右側から見た背面斜視図である。
ガラス枠及び当該ガラス枠のベース部材に取り付けられた第2特別変動入賞装置の構成例を示す正面図であって、(A)は、第2特別変動入賞装置の可動部材が閉状態である場合の図であり、(B)は、第2特別変動入賞装置の可動部材が開状態である場合の図である。
(A)は、第2特別変動入賞装置を構成する入賞装置本体部の構成例を示す背面斜視図であり、(B)は、第2特別変動入賞装置を構成する収納ケースの構成例を示す背面斜視図である。
(A)は、第2特別変動入賞装置の構成例を示す背面斜視図であり、(B)は、第2特別変動入賞装置の可動部材の構成例を示す上面(開状態時の上面)斜視図であり、(C)は、第2特別変動入賞装置の可動部材の構成例を示す下面(閉状態時の下面)図である。
(A)は、第2特別変動入賞装置の構成例を示す左側面図であり、(B)は、第2特別変動入賞装置の構成例を示す上側面図である。
ガラス枠の閉鎖状態における遊技盤と第2特別変動入賞装置との関係を示す正面図であって、第2特別変動入賞装置の可動部材が閉状態である場合の図である。
ガラス枠の閉鎖状態における遊技盤と第2特別変動入賞装置との関係を示す正面図であって、第2特別変動入賞装置の可動部材が開状態である場合の図である。
遊技盤の構成例を示す正面図である。
ガラス枠の閉鎖状態における遊技盤と第2特別変動入賞装置との関係を示す側面図である。
(A)は、ガラス枠の開放状態における遊技盤と第2特別変動入賞装置との関係を示す側面図であり、(B)は、ガラス枠の閉鎖状態における遊技盤と第2特別変動入賞装置との関係を示す側面図である。
変形例の構成例を示す図であり、ガラス枠の閉鎖状態で第2特別変動入賞装置の一部が遊技領域の内側に設けられる場合を示す図である。
第2特別変動入賞装置の可動部材の反発係数について説明するための図である。
変形例の構成例を示す図であり、可動部材が開状態で形成する開口部の範囲を識別するための開口模様を遊技盤が有する場合を示す図である。
変形例の構成例を示す図であり、(A)は、レール部材に第2レール開口部を備える場合を示す図であり、(B)は、ガラス枠に流路形成壁を備える場合を示す図である。

実施例

0039

以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態の遊技機の説明図である。

0040

本実施形態の遊技機10は前面枠12を備え、該前面枠12は本体枠外枠)11にヒンジ13を介して開閉回動可能に組み付けられている。遊技盤30(図2参照)は前面枠12の表側に形成された収納部(図示省略)に収納されている。
また、前面枠(内枠)12には、ガラス枠15が取り付けられており、ガラス枠15には、遊技盤30の前面を覆うカバーガラス(透明部材)14が装着されている。

0041

また、ガラス枠15の上部には、ランプ及びモータを内蔵した照明装置ムービングライト)16や払出異常報知用のランプ(LED)17が設けられている。
また、ガラス枠15の左右には、ランプ等を内蔵し装飾や演出のための発光をする枠装飾装置18や、音響(例えば、効果音)を発するスピーカ(上スピーカ)19aが設けられている。
さらに、前面枠12の下部にもスピーカ(下スピーカ)19bが設けられている。

0042

また、前面枠12の下部には、図示しない打球発射装置に遊技球を供給する上皿21、遊技機10の裏面側に設けられている球払出装置から払い出された遊技球が流出する上皿球出口22等が設けられている。さらに、上皿21の上縁部には、遊技者からの操作入力受け付けるための操作スイッチを内蔵した演出ボタン25が設けられている。

0043

また、前面枠12の下部には、上皿21が一杯になった状態で払い出された遊技球を貯留する下皿23、打球発射装置の操作部24等が設けられている。
さらに、前面枠12の下部右側には、前面枠12を開放したり施錠したりするための鍵26が設けられている。

0044

この実施形態の遊技機10においては、遊技者が上記操作部24を回動操作することによって、発射制御装置210(図3参照)によって制御される打球発射装置が、上皿21から供給される遊技球を遊技盤30前面の遊技領域32(図2参照)に向かって発射する。また、遊技者が演出ボタン25を操作することによって、表示装置41(図2参照)における変動表示ゲーム(飾り特図変動表示ゲーム)において、遊技者の操作を介入させた演出等を行わせることができる。さらに、上皿21上方のガラス枠15の前面には、遊技者が隣接する球貸機から球貸しを受ける場合に操作する球貸ボタン27、球貸機のカードユニットからプリペイドカードを排出させるために操作する排出ボタン28、プリペイドカードの残高を表示する残高表示部(図示省略)等が設けられている。

0045

次に、図2を用いて遊技盤30の一例について説明する。
図2は、本実施形態の遊技盤30の正面斜視図である。

0046

遊技盤30の表面には、ガイドレール31で囲われた略円形状の遊技領域32が形成されている。遊技領域32は、遊技盤30の四隅に各々設けられた樹脂製のサイドケース33及びガイドレール31に囲繞されて構成される。遊技領域32には、ほぼ中央に表示装置41を備えたセンターケース40が配置されている。表示装置41は、センターケース40に設けられた凹部に、当該センターケース40の前面より奥まった位置に取り付けられている。即ち、センターケース40は表示装置41の表示領域の周囲を囲い、表示装置41の表示面よりも前方へ突出するように形成されている。

0047

表示装置41は、例えば、LCD(液晶表示器)、CRTブラウン管)等の表示画面を有する装置で構成されている。表示画面の画像を表示可能な領域(表示領域)には、複数の識別情報(特別図柄)や特図変動表示ゲームを演出するキャラクタ演出効果を高める背景画像等が表示される。表示装置41の表示画面においては、識別情報として割り当てられた複数の特別図柄が変動表示(可変表示)されて、特図変動表示ゲームに対応した飾り特図変動表示ゲームが行われる。また、表示画面には遊技の進行に基づく演出のための画像(例えば、大当り表示画像、ファンファー表示画像エンディング表示画像等)が表示される。

0048

遊技領域32のセンターケース40の右側には、普通図柄始動ゲート(普図始動ゲート)34が設けられている。センターケース40の左下側には、三つの一般入賞口35が配置され、センターケース40の右下側には、一つの一般入賞口35が配置されている。
これら一般入賞口35、…には、各一般入賞口35に入った遊技球を検出するための入賞口スイッチ35a〜35n(図3参照)が配設されている。

0049

また、センターケース40の下方には、特図変動表示ゲームの開始条件を与える始動入賞口36が設けられ、その直下には上部に逆「ハ」の字状に開いて遊技球が流入し易い状態に変換する一対の可動部材37b,37bを備えるとともに内部に第2始動入賞口を有する普通変動入賞装置(普電)37が配設されている。

0050

普通変動入賞装置37の一対の可動部材37b,37bは、常時は遊技球の直径程度の間隔をおいて閉じた閉状態(遊技者にとって不利な状態)を保持している。ただし、普通変動入賞装置37の上方には、始動入賞口36が設けられているので、閉じた状態では遊技球が入賞できないようになっている。
そして、普図変動表示ゲームの結果が所定の停止表示態様となった場合には、駆動装置としての普電ソレノイド37c(図3参照)によって、逆「ハ」の字状に開いて普通変動入賞装置37に遊技球が流入し易い開状態(遊技者にとって有利な状態)に変化させられるようになっている。

0051

また、普通変動入賞装置37の下方には、特図変動表示ゲームの結果によって遊技球を受け入れない状態と受け入れ易い状態とに変換可能な第1特別変動入賞装置(大入賞口)38が配設されている。

0052

第1特別変動入賞装置38は、上端側が手前側倒れる方向に回動して開放可能になっているアタッカ形式開閉扉38cを有しており、補助遊技としての特図変動表示ゲームの結果如何によって大入賞口を閉じた状態(遊技者にとって不利な閉塞状態)から開放状態(遊技者にとって有利な状態)に変換する。
即ち、第1特別変動入賞装置38は、例えば、駆動装置としての大入賞口ソレノイド38b(図3参照)により駆動される開閉扉38cによって開閉される大入賞口を備え、特別遊技状態中は、大入賞口を閉じた状態から開いた状態に変換することにより大入賞口内への遊技球の流入を容易にさせ、遊技者に所定の遊技価値賞球)を付与するようになっている。

0053

なお、第1特別変動入賞装置38の内部(入賞領域)には、当該第1特別変動入賞装置38に入った遊技球を検出する検出手段としてのカウントスイッチ38a(図3参照)が配設されている。
第1特別変動入賞装置38の下方には、入賞口などに入賞しなかった遊技球を回収するアウト口39が設けられている。

0054

また、遊技領域32の外側(例えば、遊技盤30の右下部)には、特図変動表示ゲームをなす第1特図変動表示ゲームや第2特図変動表示ゲーム及び普図始動ゲート34への入賞をトリガとする普図変動表示ゲームを一箇所で実行する一括表示装置(図示省略)が設けられている。

0055

一括表示装置は、図示は省略するが、7セグメント型表示器LEDランプ)等で構成された第1特図変動表示ゲーム用の第1特図変動表示部(第1特図表示器)及び第2特図変動表示ゲーム用の第2特図変動表示部(第2特図表示器)を備える。
また、一括表示装置には、図示は省略するが、普図変動表示ゲーム用の変動表示部(普図表示器)、LEDランプ4つで構成された特図1変動表示ゲームの始動記憶数報知用の特図1保留表示器及び特図2変動表示ゲームの始動記憶数報知用の特図2保留表示器、LEDランプ2つで構成された普図変動表示ゲームの始動記憶数報知用の普図保留表示器、大当りが発生すると点灯して大当り発生を報知する第1遊技状態表示器時短状態が発生すると点灯して時短状態発生を報知する第2遊技状態表示器、遊技機10の電源投入時に大当りの確率状態高確率状態となっていることを表示する高確率報知器、大当り時のラウンド数(第1特別変動入賞装置38の開閉回数や第2特別変動入賞装置80の開閉回数(第2特別変動入賞装置80については後述する))を表示するラウンド数表示器が設けられている。

0056

第1特図表示器と第2特図表示器における特図変動表示ゲームは、例えば変動表示ゲームの実行中、即ち、表示装置41において飾り特図変動表示ゲームを行っている間は、中央のセグメント点滅駆動させて変動中であることを表示する。そして、ゲームの結果が「はずれ」のときは、はずれの結果態様として例えば中央のセグメントを点灯状態にし、ゲームの結果が「大当り」のときは、当りの結果態様(特別結果態様)としてはずれの結果態様以外の結果態様(例えば「3」や「7」の数字等)を点灯状態にしてゲーム結果を表示する。

0057

本実施形態の遊技機10では、発射制御装置210(図3参照)によって制御される打球発射装置から遊技領域32に向けて遊技球(パチンコ球)が打ち出されることによって遊技が行われる。打ち出された遊技球は、遊技領域32内の各所に配置された障害釘や風車などの方向転換部材によって転動方向を変えながら遊技領域32を流下し、普図始動ゲート34、一般入賞口35、始動入賞口36、普通変動入賞装置37、第1特別変動入賞装置38又は第2特別変動入賞装置80に入賞するか、遊技領域32の最下部に設けられたアウト口39へ流入し遊技領域32から排出される。そして、一般入賞口35、始動入賞口36、普通変動入賞装置37、第1特別変動入賞装置38又は第2特別変動入賞装置80に遊技球が入賞すると、入賞した入賞口の種類に応じた数の賞球が、払出制御装置200(図3参照)によって制御される払出ユニットから、前面枠12の上皿21又は下皿23に排出される。

0058

一方、普図始動ゲート34内には、該普図始動ゲート34を通過した遊技球を検出するための非接触型のスイッチなどからなるゲートスイッチ34a(図3参照)が設けられており、遊技領域32内に打ち込まれた遊技球が普図始動ゲート34内を通過すると、ゲートスイッチ34aにより検出されて普図変動表示ゲームが行われる。
また、普図変動表示ゲームを開始できない状態、例えば、既に普図変動表示ゲームが行われ、その普図変動表示ゲームが終了していない状態や、普図変動表示ゲームが当って普通変動入賞装置37が開状態に変換されている場合に、普図始動ゲート34を遊技球が通過すると、普図始動記憶数の上限数未満でならば、普図始動記憶数が加算(+1)されて普図始動記憶が1つ記憶されることとなる。この普図始動入賞の記憶数は、一括表示装置の始動入賞数報知用の普図保留表示器に表示される。
また、普図始動記憶には、普図変動表示ゲームの当りはずれを決定するための当り判定乱数値が記憶されるようになっていて、この当り判定用乱数値が判定値と一致した場合に、当該普図変動表示ゲームが当りとなって特定の結果態様(特定結果)が導出されることとなる。

0059

普図変動表示ゲームは、一括表示装置に設けられた変動表示部(普図表示器)で実行されるようになっている。普図表示器は、普通識別情報(普図、普通図柄)として点灯状態の場合に当りを示し、消灯状態の場合にはずれを示すLEDから構成され、このLEDを点滅表示することで普通識別情報の変動表示を行い、所定の変動表示時間の経過後、LEDを点灯又は消灯することで結果を表示するようになっている。
なお、普通識別情報として例えば数字、記号キャラクタ図柄などを用い、これを所定時間変動表示させた後、停止表示させることにより行うように構成しても良い。この普図変動表示ゲームの停止表示が特定結果となれば、普図の当りとなって、普通変動入賞装置37の一対の可動部材37bが所定時間(例えば、0.3秒間)開放される開状態となる。これにより、普通変動入賞装置37の内部の第2始動入賞口へ遊技球が入賞し易くなり、第2特図変動表示ゲームが実行される回数が多くなる。

0060

普図始動ゲート34への通過検出時に抽出した普図乱数値当り値であるときには、普図表示器に表示される普通図柄が当り状態で停止し、当り状態となる。このとき、普通変動入賞装置37は、内蔵されている普電ソレノイド37c(図3参照)が駆動されることにより、可動部材37bが所定の時間(例えば、0.3秒間)だけ開放する状態に変換され、遊技球の入賞が許容される。

0061

始動入賞口36への入賞球及び普通変動入賞装置37への入賞球は、それぞれは内部に設けられた始動口1スイッチ36aと始動口2スイッチ37aによって検出される。始動入賞口36へ入賞した遊技球は第1特図変動表示ゲームの始動入賞球として検出され、所定の上限数(例えば、4個)を限度に記憶されるとともに、普通変動入賞装置37へ入賞した遊技球は第2特図変動表示ゲームの始動入賞球として検出され、所定の上限数(例えば、4個)を限度に記憶される。
また、この始動入賞球の検出時にそれぞれ大当り乱数値大当り図柄乱数値、並びに各変動パターン乱数値が抽出され、抽出された乱数値は、遊技制御装置100(図3参照)内の特図記憶領域(RAMの一部)に特図始動記憶として各々所定回数(例えば、最大で4回分)を限度に記憶される。そして、この特図始動記憶の記憶数は、一括表示装置の始動入賞数報知用の特図1、特図2保留表示器に表示されるとともに、センターケース40の表示装置41においても表示される。

0062

遊技制御装置100は、始動入賞口36若しくは普通変動入賞装置37への入賞、又はそれらの始動記憶に基づいて、第1特図表示器又は第2特図表示器で第1又は第2特図変動表示ゲームを行う。
第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームは、複数の特別図柄(特図、識別情報)を変動表示したのち、所定の結果態様を停止表示することで行われる。また、表示装置41にて各特図変動表示ゲームに対応して複数種類の識別情報(例えば、数字、記号、キャラクタ図柄等)を変動表示させる飾り特図変動表示ゲームが実行されるようになっている。
そして、特図変動表示ゲームの結果として、第1特図表示器若しくは第2特図表示器の表示態様が特別結果態様となった場合には、大当りとなって特別遊技状態(いわゆる、大当り状態)となる。また、これに対応して表示装置41の表示態様も特別結果態様となる。

0063

表示装置41における飾り特図変動表示ゲームは、例えば前述した数字等で構成される飾り特別図柄(識別情報)が左(第一特別図柄)、右(第二特別図柄)、中(第三特別図柄)の順に変動表示を開始して、所定時間後に変動している図柄を順次停止させて、特図変動表示ゲームの結果を表示することで行われる。また、表示装置41では、特図始動記憶数に対応する飾り特別図柄による変動表示ゲームを行うとともに、興趣向上のためにキャラクタの出現など多様な演出表示が行われる。

0064

なお、第1特図表示器、第2特図表示器は、別々の表示器でも良いし同一の表示器でも良いが、各々独立して、また、同時には実行しないように各特図変動表示ゲームが表示される。また、表示装置41も、第1特図変動表示ゲームと第2特図変動表示ゲームで別々の表示装置や別々の表示領域を使用するとしても良いし、同一の表示装置や表示領域を使用するとしても良いが、各々独立して、また、同時には実行しないように飾り特図変動表示ゲームが表示される。また、遊技機10に第1特図表示器、第2特図表示器を備えずに、表示装置41のみで特図変動表示ゲームを実行するようにしても良い。
また、第2特図変動表示ゲームは、第1特図変動表示ゲームよりも優先して実行されるようになっている。即ち、第1特図変動表示ゲームと第2特図変動表示ゲームの始動記憶がある場合であって、特図変動表示ゲームの実行が可能となった場合は、第2特図変動表示ゲームが実行されるようになっている。

0065

また、第1特図変動表示ゲーム(第2特図変動表示ゲーム)が開始可能な状態で、且つ、始動記憶数が0の状態で、始動入賞口36(若しくは、普通変動入賞装置37)に遊技球が入賞すると、始動権利の発生に伴って始動記憶が記憶されて、始動記憶数が1加算されるととともに、直ちに始動記憶に基づいて、第1特図変動表示ゲーム(第2特図変動表示ゲーム)が開始され、この際に始動記憶数が1減算される。

0066

一方、第1特図変動表示ゲーム(第2特図変動表示ゲーム)が直ちに開始できない状態、例えば、既に第1若しくは第2特図変動表示ゲームが行われ、その特図変動表示ゲームが終了していない状態や、特別遊技状態となっている場合に、始動入賞口36(若しくは、普通変動入賞装置37)に遊技球が入賞すると、始動記憶数が上限数未満ならば、始動記憶数が1加算されて始動記憶が1つ記憶されることになる。そして、始動記憶数が1以上となった状態で、第1特図変動表示ゲーム(第2特図変動表示ゲーム)が開始可能な状態(前回の特図変動表示ゲームの終了若しくは特別遊技状態の終了)となると、始動記憶数が1減算されるとともに、記憶された始動記憶に基づいて第1特図変動表示ゲーム(第2特図変動表示ゲーム)が開始される。
以下の説明において、第1特図変動表示ゲームと第2特図変動表示ゲームを区別しない場合は、単に特図変動表示ゲームと称する。

0067

なお、特に限定されるわけではないが、上記始動入賞口36内の始動口1スイッチ36a、普通変動入賞装置37内の始動口2スイッチ37a、ゲートスイッチ34a、一般入賞口スイッチ35a〜35n、カウントスイッチ38a,80a(カウントスイッチ80aについては後述する)には、磁気検出用コイルを備え該コイルに金属が近接すると磁界が変化する現象を利用して遊技球を検出する非接触型の磁気近接センサ(以下、近接スイッチと称する)が使用されている。遊技機10のガラス枠15等に設けられた前枠開放検出スイッチ63や前面枠(遊技枠)12等に設けられた遊技枠開放検出スイッチ64には、機械的な接点を有するマイクロスイッチを用いることができる。

0068

図3は、本実施形態の遊技機10の制御システムのブロック図である。
遊技機10は遊技制御装置100を備え、遊技制御装置100は、遊技を統括的に制御する主制御装置主基板)であって、遊技用マイクロコンピュータ(以下、遊技用マイコンと称する)111を有するCPU部110と、入力ポートを有する入力部120と、出力ポートドライバなどを有する出力部130、CPU部110と入力部120と出力部130との間を接続するデータバス140などからなる。

0069

上記CPU部110は、アミューズメントチップ(IC)と呼ばれる遊技用マイコン(CPU)111と、入力部120内の近接スイッチ用のインタフェースチップ(近接I/F)121からの信号(始動入賞検出信号)を論理反転して遊技用マイコン111に入力させるインバータなどからなる反転回路112と、水晶振動子のような発振子を備え、CPUの動作クロックタイマ割込み乱数生成回路の基準となるクロックを生成する発振回路水晶発振器)113などを有する。遊技制御装置100及び該遊技制御装置100によって駆動されるソレノイドやモータなどの電子部品には、電源装置400で生成されたDC32V,DC12V,DC5Vなど所定のレベル直流電圧が供給されて動作可能にされる。

0070

電源装置400は、24Vの交流電源から上記DC32Vの直流電圧を生成するAC−DCコンバータやDC32Vの電圧からDC12V,DC5Vなどのより低いレベルの直流電圧を生成するDC−DCコンバータなどを有する通常電源部410と、遊技用マイコン111の内部のRAMに対して停電時に電源電圧を供給するバックアップ電源部420と、停電監視回路初期化スイッチを有し遊技制御装置100に停電の発生、回復を知らせる停電監視信号や初期化スイッチ信号、リセット信号などの制御信号を生成して出力する制御信号生成部430などを備える。

0071

この実施形態では、電源装置400は、遊技制御装置100と別個に構成されているが、バックアップ電源部420及び制御信号生成部430は、別個の基板上あるいは遊技制御装置100と一体、即ち、主基板上に設けるように構成してもよい。遊技盤30及び遊技制御装置100は機種変更の際に交換の対象となるので、実施例のように、電源装置400若しくは主基板とは別の基板にバックアップ電源部420及び制御信号生成部430を設けることにより、交換の対象から外しコストダウンを図ることができる。

0072

上記バックアップ電源部420は、電解コンデンサのような大容量のコンデンサ1つで構成することができる。バックアップ電源は、遊技制御装置100の遊技用マイコン111(特に内蔵RAM)に供給され、停電中あるいは電源遮断後もRAMに記憶されたデータが保持されるようになっている。制御信号生成部430は、例えば通常電源部410で生成された32Vの電圧を監視してそれが例えば17V以下に下がると停電発生を検出して停電監視信号を変化させるとともに、所定時間後にリセット信号を出力する。また、電源投入時や停電回復時にもその時点から所定時間経過後にリセット信号を出力する。

0073

初期化スイッチ信号は初期化スイッチがオン状態にされたときに生成される信号で、遊技用マイコン111内のRAM111C及び払出制御装置200内のRAMに記憶されている情報を強制的に初期化する。特に限定されるわけではないが初期化スイッチ信号は電源投入時に読み込まれ、停電監視信号は遊技用マイコン111が実行するメインプログラムメインループの中で繰り返し読み込まれる。リセット信号は強制割込み信号一種であり、制御システム全体をリセットさせる。

0074

遊技用マイコン111は、遊技を統括的に制御する制御手段を構成している。具体的には、遊技用マイコン111は、CPU(中央処理ユニットマイクロプロセッサ)111A、読出し専用のROM(リードオンリメモリ)111B及び随時読出し書込み可能なRAM(ランダムアクセスメモリ)111Cを備える。

0075

ROM111Bは、遊技制御のための不変の情報(プログラム、固定データ、各種乱数の判定値等)を不揮発的に記憶し、RAM111Cは、遊技制御時にCPU111Aの作業領域や各種信号や乱数値の記憶領域として利用される。ROM111B又はRAM111Cとして、EEPROMのような電気的に書換え可能な不揮発性メモリを用いてもよい。

0076

また、ROM111Bは、例えば、特図変動表示ゲームの実行時間、演出内容リーチ状態の発生の有無などを規定する変動パターンを決定するための変動パターンテーブルを記憶している。
変動パターンテーブルとは、始動記憶として記憶されている変動パターン乱数1〜3をCPU111Aが参照して変動パターンを決定するためのテーブルである。また、変動パターンテーブルには、結果がはずれとなる場合に選択されるはずれ変動パターンテーブル、結果が15R確変当りや2R確変当りとなる場合に選択される大当り変動パターンテーブル等が含まれる。

0077

また、リーチ(リーチ状態)とは、表示状態が変化可能な表示装置を有し、該表示装置が時期を異ならせて複数の表示結果導出表示し、該複数の表示結果が予め定められた特別結果態様となった場合に、遊技状態が遊技者にとって有利な遊技状態(特別遊技状態)となる遊技機10において、複数の表示結果の一部がまだ導出表示されていない段階で、既に導出表示されている表示結果が特別結果態様となる条件を満たしている表示状態をいう。また、別の表現をすれば、リーチ状態とは、表示装置の変動表示制御が進行して表示結果が導出表示される前段階にまで達した時点でも、特別結果態様となる表示条件からはずれていない表示態様をいう。そして、例えば、特別結果態様が揃った状態を維持しながら複数の変動表示領域による変動表示を行う状態(いわゆる全回転リーチ)もリーチ状態に含まれる。また、リーチ状態とは、表示装置の表示制御が進行して表示結果が導出表示される前段階にまで達した時点での表示状態であって、表示結果が導出表示される以前に決定されている複数の変動表示領域の表示結果の少なくとも一部が特別結果態様となる条件を満たしている場合の表示状態をいう。

0078

よって、例えば、特図変動表示ゲームに対応して表示装置に表示される飾り特図変動表示ゲームが、表示装置における左、中、右の変動表示領域の各々で所定時間複数の識別情報を変動表示した後、左、右、中の順で変動表示を停止して結果態様を表示するものである場合、左、右の変動表示領域で、特別結果態様となる条件を満たした状態(例えば、同一の識別情報)で変動表示が停止した状態がリーチ状態となる。またこの他に、すべての変動表示領域の変動表示を一旦停止した時点で、左、中、右のうち何れか二つの変動表示領域で特別結果態様となる条件を満たした状態(例えば、同一の識別情報となった状態、ただし特別結果態様は除く)をリーチ状態とし、このリーチ状態から残りの一つの変動表示領域を変動表示するようにしても良い。そして、このリーチ状態には複数のリーチ演出が含まれ、特別結果態様が導出される可能性が異なる(信頼度が異なる)リーチ演出として、ノーマルリーチスペシャル1リーチ、スペシャル2リーチ、スペシャル3リーチ等が設定されている。

0079

なお、信頼度は、リーチなし<ノーマルリーチ<スペシャル1リーチ<スペシャル2リーチ<スペシャル3リーチの順に高くなるようになっている。また、このリーチ状態は、少なくとも特図変動表示ゲームで特別結果態様が導出される場合(大当りとなる場合)における変動表示態様に含まれるようになっている。即ち、特図変動表示ゲームで特別結果態様が導出されないと判定する場合(はずれとなる場合)における変動表示態様に含まれることもある。よって、リーチ状態が発生した状態は、リーチ状態が発生しない場合に比べて大当りとなる可能性の高い状態である。

0080

CPU111Aは、ROM111B内の遊技制御用プログラムを実行して、払出制御装置200や演出制御装置300に対する制御信号(コマンド)を生成したりソレノイドや表示装置の駆動信号を生成して出力して遊技機10全体の制御を行う。
また、図示しないが、遊技用マイコン111は、特図変動表示ゲームの大当り判定用乱数や大当りの図柄を決定するための大当り図柄用乱数、普図変動表示ゲームの当り判定用乱数等を生成するための乱数生成回路と、発振回路113からの発振信号原クロック信号)に基づいてCPU111Aに対する所定周期(例えば、4ミリ秒)のタイマ割込み信号や乱数生成回路の更新タイミングを与えるクロックを生成するクロックジェネレータを備えている。

0081

また、CPU111Aは、特図ゲーム処理における始動口スイッチ監視処理や特図普段処理にて、ROM111Bに記憶されている複数の変動パターンテーブルの中から、何れか一の変動パターンテーブルを取得する。具体的には、CPU111Aは、特図変動表示ゲームの遊技結果(大当り或いははずれ)や、現在の遊技状態としての特図変動表示ゲームの確率状態(通常確率状態或いは高確率状態)、現在の遊技状態としての普通変動入賞装置37の動作状態通常動作状態或いは時短動作状態)、始動記憶数などに基づいて、複数の変動パターンテーブルの中から、何れか一の変動パターンテーブルを選択して取得する。

0082

払出制御装置200は、図示しないが、CPU、ROM、RAM、入力インタフェース出力インタフェース等を備え、遊技制御装置100からの賞球払出指令(コマンドやデータ)に従って、払出ユニットの払出モータを駆動させ、賞球を払い出させるための制御を行う。また、払出制御装置200は、カードユニットからの貸球要求信号に基づいて払出ユニットの払出モータを駆動させ、貸球を払い出させるための制御を行う。

0083

遊技用マイコン111の入力部120には、始動入賞口36内の始動口1スイッチ36a、普通変動入賞装置37内の始動口2スイッチ37a、普図始動ゲート34内のゲートスイッチ34a、一般入賞口スイッチ35a〜35n、カウントスイッチ38a,80aに接続され、これらのスイッチから供給されるハイレベルが11Vでロウレベルが7Vのような負論理の信号が入力され、0V−5Vの正論理の信号に変換するインタフェースチップ(近接I/F)121が設けられている。近接I/F121は、入力の範囲が7V−11Vとされることで、近接スイッチのリード線が不正にショートされたり、スイッチがコネクタから外されたり、リード線が切断されてフローティングになったような異常な状態を検出することができ、異常検知信号を出力するように構成されている。

0084

近接I/F121の出力はすべて第2入力ポート122へ供給されデータバス140を介して遊技用マイコン111に読み込まれるとともに、主基板100から中継基板70を介して図示しない試射試験装置へ供給されるようになっている。また、近接I/F121の出力のうち始動口1スイッチ36aと始動口2スイッチ37aの検出信号は、第2入力ポート122の他、反転回路112を介して遊技用マイコン111へ入力されるように構成されている。反転回路112を設けているのは、遊技用マイコン111の信号入力端子が、マイクロスイッチなどからの信号が入力されることを想定し、かつ負論理、即ち、ロウレベル(0V)を有効レベルとして検知するように設計されているためである。

0085

従って、始動口1スイッチ36aと始動口2スイッチ37aとしてマイクロスイッチを使用する場合には、反転回路112を設けずに直接遊技用マイコン111へ検出信号を入力させるように構成することができる。つまり、始動口1スイッチ36aと始動口2スイッチ37aからの負論理の信号を直接遊技用マイコン111へ入力させたい場合には、近接スイッチを使用することはできない。上記のように近接I/F121は、信号のレベル変換機能を有する。このようなレベル変換機能を可能にするため、近接I/F121には、電源装置400から通常のICの動作に必要な例えば5Vのような電圧の他に、12Vの電圧が供給されるようになっている。

0086

また、入力部120には、遊技機10の前面枠12等に設けられた不正検出用磁気センサスイッチ61及び振動センサスイッチ62からの信号及び上記近接I/F121により変換された始動入賞口36内の始動口1スイッチ36a、普通変動入賞装置37内の始動口2スイッチ37a、ゲートスイッチ34a、一般入賞口スイッチ35a〜35n、カウントスイッチ38a,80aからの信号を取り込んでデータバス140を介して遊技用マイコン111に供給する第2入力ポート122が設けられている。第2入力ポート122が保持しているデータは、遊技用マイコン111が第2入力ポート122に割り当てられているアドレスデコードすることによってイネーブル信号CE1をアサート(有効レベルに変化)することよって、読み出すことができる。後述の他のポートも同様である。

0087

さらに、入力部120には、遊技機10のガラス枠15等に設けられた前枠開放検出スイッチ63及び前面枠(遊技枠)12等に設けられた遊技枠開放検出スイッチ64からの信号及び払出制御装置200からの払出異常を示すステータス信号や払出し前の遊技球の不足を示すシュート球切れスイッチ信号、オーバーフローを示すオーバーフロースイッチ信号を取り込んでデータバス140を介して遊技用マイコン111に供給する第1入力ポート123が設けられている。オーバーフロースイッチ信号は、下皿23に遊技球が所定量以上貯留されていること(満杯になったこと)を検出したときに出力される信号である。

0088

また、入力部120には、電源装置400からの停電監視信号や初期化スイッチ信号、リセット信号などの信号を遊技用マイコン111等に入力するためのシュミットトリガ回路124が設けられており、シュミットトリガ回路124はこれらの入力信号からノイズを除去する機能を有する。電源装置400からの信号のうち停電監視信号と初期化スイッチ信号は、一旦第1入力ポート123に入力され、データバス140を介して遊技用マイコン111に取り込まれる。つまり、前述の各種スイッチからの信号と同等の信号として扱われる。遊技用マイコン111に設けられている外部からの信号を受ける端子の数には制約があるためである。

0089

一方、シュミットトリガ回路124によりノイズ除去されたリセット信号RSTは、遊技用マイコン111に設けられているリセット端子直接入力されるとともに、出力部130の各ポートに供給される。また、リセット信号RSTは出力部130を介さずに直接中継基板70に出力することで、試射試験装置へ出力するために中継基板70のポート(図示省略)に保持される試射試験信号オフするように構成されている。また、リセット信号RSTを中継基板70を介して試射試験装置へ出力可能に構成するようにしてもよい。なお、リセット信号RSTは入力部120の各ポート122,123には供給されない。リセット信号RSTが入る直前に遊技用マイコン111によって出力部130の各ポートに設定されたデータはシステムの誤動作を防止するためリセットする必要があるが、リセット信号RSTが入る直前に入力部120の各ポートから遊技用マイコン111が読み込んだデータは、遊技用マイコン111のリセットによって廃棄されるためである。

0090

出力部130は、データバス140に接続され払出制御装置200へ出力する4ビットデータ信号とデータの有効/無効を示す制御信号(データストローブ信号)及び演出制御装置300へ出力するデータストローブ信号SSTBを生成する第1出力ポート131と、演出制御装置300へ出力する8ビットのデータ信号を生成する第2出力ポート132とを備える。遊技制御装置100から払出制御装置200及び演出制御装置300へは、パラレル通信でデータが送信される。また、出力部130には、演出制御装置300の側から遊技制御装置100へ信号を入力できないようにするため、即ち、片方向通信担保するために第1出力ポート131からの上記データストローブ信号SSTB及び第2出力ポート132からの8ビットのデータ信号を出力する単方向のバッファ133が設けられている。なお、第1出力ポート131から払出制御装置200へ出力する信号に対してもバッファを設けるようにしてもよい。

0091

さらに、出力部130には、データバス140に接続され図示しない認定機関の試射試験装置へ変動表示ゲームの特図図柄情報を知らせるデータや大当りの確率状態を示す信号などを中継基板70を介して出力するバッファ134が実装可能に構成されている。このバッファ134は遊技店に設置される実機(量産販売品)としてのパチンコ遊技機の遊技制御装置(主基板)には実装されない部品である。なお、前記近接I/F121から出力される始動口スイッチなど加工の必要のないスイッチの検出信号は、バッファ134を通さずに中継基板70を介して試射試験装置へ供給される。

0092

一方、磁気センサスイッチ61や振動センサスイッチ62のようにそのままでは試射試験装置へ供給できない検出信号は、一旦遊技用マイコン111に取り込まれて他の信号若しくは情報に加工されて、例えば遊技機が遊技制御できない状態であることを示すエラー信号としてデータバス140からバッファ134、中継基板70を介して試射試験装置へ供給される。なお、中継基板70には、上記バッファ134から出力された信号を取り込んで試射試験装置へ供給するポートや、バッファを介さないスイッチの検出信号の信号線中継して伝達するコネクタなどが設けられている。中継基板70上のポートには、遊技用マイコン111から出力されるチップイネーブル信号CEも供給され、該信号CEにより選択制御されたポートの信号が試射試験装置へ供給されるようになっている。

0093

また、出力部130には、データバス140に接続され特別変動入賞装置38,80を開成させるソレノイド(大入賞口ソレノイド)38b,80b(大入賞口ソレノイド80bについては後述する)や普通変動入賞装置37の可動部材37bを開成させるソレノイド(普電ソレノイド)37cの開閉データと、一括表示装置のLEDのカソード端子が接続されているデジット線オンオフデータを出力するための第3出力ポート135、一括表示装置に表示する内容に応じてLEDのアノード端子が接続されているセグメント線のオン/オフデータを出力するための第4出力ポート136、大当り情報など遊技機10に関する情報を外部情報端子71へ出力するための第5出力ポート137が設けられている。外部情報端子71から出力された遊技機10に関する情報は、例えば遊技店に設置された情報収集端末遊技場内部管理装置(図示省略)に供給される。

0094

さらに、出力部130には、第3出力ポート135から出力される大入賞口ソレノイド38b,80bの開閉データ信号を受けてソレノイド駆動信号や普電ソレノイド37cの開閉データ信号を受けてソレノイド駆動信号を生成し出力する第1ドライバ(駆動回路)138a、第3出力ポート135から出力される一括表示装置の電流引き込み側のデジット線のオン/オフ駆動信号を出力する第2ドライバ138b、第4出力ポート136から出力される一括表示装置の電流供給側のセグメント線のオン/オフ駆動信号を出力する第3ドライバ138c、第5出力ポート137から管理装置等の外部装置へ供給する外部情報信号を外部情報端子71へ出力する第4ドライバ138dが設けられている。

0095

上記第1ドライバ138aには、32Vで動作するソレノイドを駆動できるようにするため、電源電圧としてDC32Vが電源装置400から供給される。また、一括表示装置のセグメント線を駆動する第3ドライバ138cには、DC12Vが供給される。デジット線を駆動する第2ドライバ138bは、表示データに応じたデジット線を電流で引き抜くためのものであるため、電源電圧は12V又は5Vのいずれであってもよい。12Vを出力する第3ドライバ138cによりセグメント線を介してLEDのアノード端子に電流を流し込み、接地電位を出力する第2ドライバ138bによりカソード端子よりセグメント線を介して電流を引き抜くことで、ダイナミック駆動方式で順次選択されたLEDに電源電圧が流れて点灯される。外部情報信号を外部情報端子71へ出力する第4ドライバ138dは、外部情報信号に12Vのレベルを与えるため、DC12Vが供給される。なお、バッファ134や第3出力ポート135、第1ドライバ138a等は、遊技制御装置100の出力部130、即ち、主基板ではなく、中継基板70側に設けるようにしてもよい。

0096

さらに、出力部130には、外部の検査装置500へ各遊技機の識別コードやプログラムなどの情報を送信するためのフォトカプラ139が設けられている。フォトカプラ139は、遊技用マイコン111が検査装置500との間でシリアル通信によってデータの送受信を行えるように双方通信可能に構成されている。なお、かかるデータの送受信は、通常の汎用マイクロプロセッサと同様に遊技用マイコン111が有するシリアル通信端子を利用して行われるため、入力ポート122,123のようなポートは設けられていない。

0097

次に、図4を用いて、演出制御装置300の構成について説明する。
演出制御装置300は、遊技用マイコン111と同様にアミューズメントチップ(IC)からなる主制御用マイコン(1stCPU)311と、該1stCPU311の制御下でもっぱら映像制御を行う映像制御用マイコン(2ndCPU)312と、該2ndCPU312からのコマンドやデータに従って表示装置41への映像表示のための画像処理を行うグラフィックプロセッサとしてのVDP(Video Display Processor)313と、各種のメロディや効果音などをスピーカ19a,19bから再生させるため音の出力を制御する音源LSI314を備えている。

0098

上記主制御用マイコン(1stCPU)311と映像制御用マイコン(2ndCPU)312には、各CPUが実行するプログラムを格納したPROMプログラマブルリードオンリメモリ)からなるプログラムROM321、322がそれぞれ接続され、VDP313にはキャラクタ画像映像データが記憶された画像ROM323が接続され、音源LSI314には音声データが記憶された音声ROM324が接続されている。主制御用マイコン(1stCPU)311は、遊技用マイコン111からのコマンドを解析し、演出内容を決定して映像制御用マイコン312へ出力映像の内容を指示したり、音源LSI314への再生音の指示、装飾ランプの点灯、モータの駆動制御、演出時間の管理などの処理を実行する。主制御用マイコン(1stCPU)311と映像制御用マイコン(2ndCPU)312の作業領域を提供するRAMは、それぞれのチップ内部に設けられている。なお、作業領域を提供するRAMはチップの外部に設けるようにしてもよい。

0099

特に限定されるわけではないが、主制御用マイコン(1stCPU)311と映像制御用マイコン(2ndCPU)312との間、主制御用マイコン(1stCPU)311と音源LSI314との間は、それぞれシリアル方式でデータの送受信が行われ、映像制御用マイコン(2ndCPU)312との間、主制御用マイコン(1stCPU)311とVDP313との間は、パラレル方式でデータの送受信が行われるように構成されている。パラレル方式でデータを送受信することで、シリアルの場合よりも短時間にコマンドやデータを送信することができる。VDP313には、画像ROM323から読み出されたキャラクタなどの画像データを展開したり加工したりするのに使用される超高速VRAMビデオRAM)313aや、画像を拡大、縮小処理するためのスケーラ313b、LVDS(小振幅信号伝送)方式で表示装置41へ送信する映像信号を生成する信号変換回路313cなどが設けられている。

0100

VDP313から主制御用マイコン311へは表示装置41の映像と前面枠12や遊技盤30に設けられている装飾ランプの点灯を同期させるために垂直同期信号SYNCが入力される。さらに、VDP313から映像制御用マイコン312へは、VRAMへの描画の終了等処理状況を知らせるため割込み信号INT0〜n及び映像制御用マイコン312からのコマンドやデータの受信待ちの状態にあることを知らせるためのウェイト信号AITが入力される。また、映像制御用マイコン312から主制御用マイコン311へは、映像制御用マイコン312が正常に動作していることを知らせるとともにコマンドの送信タイミングを与える同期信号SYNCが入力される。主制御用マイコン311と音源LSI314との間は、ハンドシェイク方式でコマンドやデータの送受信を行うために、呼び掛けコール)信号CTS応答レスポンス)信号RTSが交換される。

0101

なお、映像制御用マイコン(2ndCPU)312には、主制御用マイコン(1stCPU)311よりも高速なつまり高価なCPUが使用されている。主制御用マイコン(1stCPU)311とは別に映像制御用マイコン(2ndCPU)312を設けて処理を分担させることによって、主制御用マイコン(1stCPU)311のみでは実現困難な大画面で動きの速い映像を表示装置41に表示させることが可能となるとともに、映像制御用マイコン(2ndCPU)312と同等な処理能力を有するCPUを2個使用する場合に比べてコストの上昇を抑制することができる。また、CPUを2つ設けることによって、2つのCPUの制御プログラムを別々に並行して開発することが可能となり、これによって新機種の開発期間を短縮することができる。

0102

また、演出制御装置300には、遊技制御装置100から送信されてくるコマンドを受信するインタフェースチップ(コマンドI/F)331が設けられている。このコマンドI/F331を介して、遊技制御装置100から演出制御装置300へ送信された変動開始コマンド、始動口入賞演出コマンド始動口入賞演出図柄コマンド客待ちデモコマンド、ファンファーレコマンド確率情報コマンド、変動停止コマンド、大当り終了コマンド、エラー指定コマンド等を、演出制御指令信号として受信する。遊技制御装置100の遊技用マイコン111はDC5Vで動作し、演出制御装置300の主制御用マイコン(1stCPU)311はDC3.3Vで動作するため、コマンドI/F331には信号のレベル変換の機能が設けられている。

0103

また、演出制御装置300には、遊技盤30(センターケース40を含む)に設けられているLED(発光ダイオード)を有する盤装飾装置42を駆動制御する盤装飾LED制御回路332、前面枠12に設けられているLED(発光ダイオード)を有する枠装飾装置(例えば枠装飾装置18等)を駆動制御する枠装飾LED制御回路333、遊技盤30(センターケース40を含む)に設けられている盤演出装置44(例えば表示装置41における演出表示と協働して演出効果を高める電動役物等)を駆動制御する盤演出モータ/SOL制御回路334、前面枠12に設けられている枠演出装置45(例えば前記ムービングライト16を動作させるモータ等)を駆動制御する枠演出モータ制御回路335が設けられている。なお、ランプやモータ及びソレノイドなどを駆動制御するこれらの制御回路332〜335は、アドレス/データバス340を介して主制御用マイコン(1stCPU)311と接続されている。

0104

さらに、演出制御装置300には、前面枠12に設けられた演出ボタン25に内蔵されているスイッチ25aや上記盤演出装置44内のモータの初期位置を検出する演出モータスイッチのオン/オフ状態を検出して主制御用マイコン(1stCPU)311へ検出信号を入力するスイッチ入力回路336、前面枠12に設けられた上スピーカ19aを駆動するオーディオパワーアンプなどからなるアンプ回路337a、前面枠12に設けられた下スピーカ19bを駆動するアンプ回路337bが設けられている。

0105

電源装置400の通常電源部410は、上記のような構成を有する演出制御装置300やそれによって制御される電子部品に対して所望のレベルの直流電圧を供給するため、モータやソレノイドを駆動するためのDC32V、液晶パネル等からなる表示装置41を駆動するためのDC12V、コマンドI/F331の電源電圧となるDC5Vの他に、LEDやスピーカを駆動するためのDC18Vやこれらの直流電圧の基準としたり電源モニタランプを点灯させるのに使用するNDC24Vの電圧を生成するように構成されている。さらに、主制御用マイコン(1stCPU)311や映像制御用マイコン(2ndCPU)312として、3.3Vあるいは1.2Vのような低電圧で動作するLSIを使用する場合には、DC5Vに基づいてDC3.3VやDC1.2Vを生成するためのDC−DCコンバータが演出制御装置300に設けられる。なお、DC−DCコンバータは通常電源部410に設けるようにしてもよい。

0106

電源装置400の制御信号生成部430により生成されたリセット信号RSTは、主制御用マイコン311、映像制御用マイコン312、VDP313、音源LSI314、ランプやモータなどを駆動制御する制御回路332〜335、スピーカを駆動するアンプ回路337a,337bに供給され、これらをリセット状態にする。また、この実施例においては、映像制御用マイコン312の有する汎用のポートを利用して、VDP313に対するリセット信号を生成して供給する機能を有するように構成されている。これにより、映像制御用マイコン312とVDP313の動作の連携性を向上させることができる。

0107

次に、これらの制御回路において行われる遊技制御について説明する。
遊技制御装置100の遊技用マイコン111のCPU111Aでは、普図始動ゲート34に備えられたゲートスイッチ34aからの遊技球の検出信号の入力に基づき、普図の当り判定用乱数値を抽出してROM111Bに記憶されている判定値と比較し、普図変動表示ゲームの当りはずれを判定する処理を行う。そして、普図表示器に、識別情報を所定時間変動表示した後、停止表示する普図変動表示ゲームを表示する処理を行う。この普図変動表示ゲームの結果が当りの場合は、普図表示器に特別の結果態様を表示するとともに、普電ソレノイド37cを動作させ、普通変動入賞装置37の可動部材37b,37bを所定時間(例えば、0.3秒間)前述のように開放する制御を行う。
なお、普図変動表示ゲームの結果がはずれの場合は、普図表示器にはずれの結果態様を表示する制御を行う。

0108

また、始動入賞口36に備えられた始動口1スイッチ36aからの遊技球の検出信号の入力に基づき始動入賞(始動記憶)をRAM111C等に記憶し、この始動記憶に基づき、第1特図変動表示ゲームの大当り判定用乱数値を抽出してROM111Bに記憶されている判定値と比較し、第1特図変動表示ゲームの当りはずれを判定する処理を行う。
また、普通変動入賞装置37に備えられた始動口2スイッチ37aからの遊技球の検出信号の入力に基づき始動記憶をRAM111C等に記憶し、この始動記憶に基づき、第2特図変動表示ゲームの大当り判定用乱数値を抽出してROM111Bに記憶されている判定値と比較し、第2特図変動表示ゲームの当りはずれを判定する処理を行う。

0109

そして、遊技制御装置100のCPU111Aは、上記の第1特図変動表示ゲームや第2特図変動表示ゲームの判定結果を含む制御信号(演出制御コマンド)を、演出制御装置
300に出力する。そして、第1特図表示器や第2特図表示器に、識別情報を所定時間変動表示した後、停止表示する特図変動表示ゲームを表示する処理を行う。
また、演出制御装置300では、遊技制御装置100からの制御信号に基づき、表示装置41で特図変動表示ゲームに対応した飾り特図変動表示ゲームを表示する処理を行う。
さらに、演出制御装置300では、遊技制御装置100からの制御信号に基づき、スピーカ19a,19bからの音の出力、各種LEDの発光を制御する処理等を行う。

0110

そして、遊技制御装置100のCPU111Aは、特図変動表示ゲームの結果が大当りの場合は、第1特図表示器や第2特図表示器に特別結果態様を表示するとともに、特別遊技状態を発生させる処理を行う。
例えば、この特図変動表示ゲームの結果として、第1特図表示器もしくは第2特図表示器の表示態様が特別結果態様(例えば「7」)となった場合には、大当りとなって特別遊技状態(いわゆる、大当り状態)となる。

0111

特別遊技状態を発生させる処理においては、CPU111Aは、例えば、大入賞口ソレノイド38bにより第1特別変動入賞装置38の開閉扉38cを開放させたり、或いは、大入賞口ソレノイド80bにより第2特別変動入賞装置80の可動部材80cを開いたりすることによって、大入賞口内への遊技球の流入を可能とする制御を行う。
そして、特図変動表示ゲームの結果が大当りの場合は、大入賞口に所定個数(例えば、10個)の遊技球が入賞するか、大入賞口の開放から所定時間(例えば、25秒又は0.5秒)が経過するかの何れかの条件が達成されるまで大入賞口を開放することを1ラウンドとし、これを所定ラウンド回数(例えば、15回又は2回)継続する(繰り返す)制御(サイクル遊技)を行う。
また、特図変動表示ゲームの結果がはずれの場合は、第1特図表示器や第2特図表示器にはずれの結果態様を表示する制御を行う。

0112

また、遊技制御装置100は、特図変動表示ゲームの結果態様に基づき、特別遊技状態の終了後に、遊技状態として確変状態を発生可能となっている。
この確変状態は、特図変動表示ゲームにて当り結果となる確率が、通常確率状態に比べて高い状態(高確率状態)である。また、第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームのどちらの特図変動表示ゲームの結果態様に基づき確変状態となっても、第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームの両方が確変状態となる。

0113

また、遊技制御装置100は、特図変動表示ゲームの結果態様に基づき、特別遊技状態の終了後に、遊技状態として時短状態を発生可能となっている。
この時短状態においては、普図変動表示ゲーム及び普通変動入賞装置37を時短動作状態とする制御を行う。具体的には、時短状態においては、前述の普図変動表示ゲームの実行時間が第1の変動表示時間よりも短い第2の変動表示時間となるように制御され(例えば、10秒が1秒)、これにより、単位時間当りの普通変動入賞装置37の開放回数が実質的に多くなるように制御される。また、時短状態においては、普図変動表示ゲームが当り結果となって普通変動入賞装置37が開放される場合に、開放時間が通常状態の第1開放時間よりも長い第2開放時間となるように制御される(例えば、0.3秒が1.7秒)。また、時短状態においては、普図変動表示ゲームの1回の当り結果に対して、普通変動入賞装置37の開放回数が1回の第1開放回数ではなく、2回以上の複数回(例えば、3回)の第2開放回数に設定される。
なお、普図変動表示ゲームの実行時間を第2の変動表示時間(例えば、1秒)とする制御と、普通変動入賞装置37の開放態様を開放時間が第2開放時間(例えば、1.7秒)とし、且つ、普図変動表示ゲームの1回の当り結果に対する開放回数が第2開放回数(例えば、3回)とする制御は、何れか一方のみを行っても良いし、両方を行っても良い。また、時短動作状態においては、普図変動表示ゲームの当り結果となる確率が通常動作状態より高くなるように制御してもよい。
これにより、普通変動入賞装置37に遊技球が入賞し易くなり、第2特図変動表示ゲームの始動が容易となる。

0114

なお、確変状態と普図変動表示ゲーム及び普通変動入賞装置37の時短動作状態は、それぞれ独立して発生可能であり、両方を同時に発生することも可能であるし、一方のみを発生させることも可能である。

0115

次に、本実施形態の遊技機10が特徴とするガラス枠15(透明部材保持枠)について説明する。
ガラス枠15は、ヒンジ13を軸として、本体枠11や前面枠12に対し開閉回動可能となるように、前面枠12の前面側に取り付けられている。
そして、ガラス枠15は、図8(A),(B)や図9(A),(B)に示すように、当該ガラス枠15の右側(開放端側)に第2特別変動入賞装置80を備えている。
ここで、第2特別変動入賞装置80は、開状態と閉状態とに変換可能な可動部材80cを有し、遊技球を受け入れ可能な役物装置として機能する。

0116

第2特別変動入賞装置(大入賞口)80は、特図変動表示ゲームの結果によって遊技球を受け入れない状態と受け入れ易い状態とに変換可能となっている。
第2特別変動入賞装置80が有する可動部材80cは、図9(A),(B)や図10(A),(B)に示すように、上端(先端)側が遊技領域32側(左側)に倒れる方向に回動して開放可能になっており、補助遊技としての特図変動表示ゲームの結果如何によって大入賞口を閉じた閉状態(遊技者にとって不利な状態)から開状態(遊技者にとって有利な状態)に変換する。

0117

すなわち、第2特別変動入賞装置80は、例えば、駆動装置としての大入賞口ソレノイド80b(図3参照)により駆動される可動部材80cによって開閉される大入賞口を備え、特別遊技状態中は、大入賞口を閉じた状態から開いた状態に変換することにより大入賞口内への遊技球の流入を容易にさせ、遊技者に所定の遊技価値(賞球)を付与するようになっている。
なお、第2特別変動入賞装置80の内部(入賞領域)には、当該第2特別変動入賞装置80に入った遊技球を検出する検出手段としてのカウントスイッチ80a(図3参照)が配設されている。

0118

このように、本実施形態の遊技機10は、遊技盤30に設けられた第1特別変動入賞装置38と、ガラス枠15に設けられた第2特別変動入賞装置80との、二つの特別変動入賞装置(大入賞口)を備えている。
これにより、例えば、第1特別変動入賞装置38を閉じた状態から開いた状態に変換することによって、第1特別変動入賞装置38内への遊技球の流入を容易にさせ、所定の第1遊技価値(賞球)を付与するとともに、第2特別変動入賞装置80を閉じた状態から開いた状態に変換することによって、第2特別変動入賞装置80内への遊技球の流入を容易にさせ、当該第1遊技価値よりも高い(或いは、当該第1遊技価値よりも低い)所定の第2遊技価値(賞球)を付与することが可能となっている。

0119

ガラス枠15は、図5図6に示すように、当該ガラス枠15の前面側を構成し、遊技機10を装飾する装飾部材15aと、当該ガラス枠15の後面側を構成し当該ガラス枠15を補強するベース部材15bとを備えている。
図6や後述する図7では、装飾部材15aの下部(具体的には、下スピーカ19bや上皿21、演出ボタン25などが設けられている部分)と、装飾部材15aの中央部及び上部とが分離している構成を示しているが、本実施形態においては、装飾部材15aの下部と、装飾部材15aの中央部及び上部とは一体的に構成されていることとする。

0120

また、カバーガラス14は、図7に示すように、当該カバーガラス14の外周がガラス囲繞枠14a(囲繞部)によって囲繞されている。
ガラス囲繞枠14aは、所定の間隔で重ねられた複数枚(本実施形態の場合は2枚)のカバーガラス14の外周を囲繞している。すなわち、ガラス囲繞枠14aは、各カバーガラス14とともにガラスユニットを構成している。

0121

なお、本実施形態では、ガラス囲繞枠14aで複数枚のカバーガラス14の外周を囲繞することにより構成されたガラスユニット、すなわちガラス囲繞枠14aと複数枚のカバーガラス14とにより構成されたガラスユニットを、ガラス枠15に装着するように構成したが、これに限定されるものではない。例えば、ガラス囲繞枠14aで1枚のカバーガラス14の外周を囲繞することにより構成されたガラスユニット、すなわちガラス囲繞枠14aと1枚のカバーガラス14とにより構成されたガラスユニットを、ガラス枠15に装着するように構成することも可能である。
また、本実施形態では、ガラス囲繞枠14aとカバーガラス14とにより構成されたガラスユニットをガラス枠15に装着するように構成したが、これに限定されるものではない。例えば、カバーガラス14はガラス囲繞枠14aによって囲繞されていなくてもよい。すなわち、ガラス囲繞枠14aによって囲繞されていない状態のカバーガラス14をそのままガラス枠15に装着するように構成することも可能である。

0122

ガラス枠15のベース部材15bの後面には、図9(A),(B)に示すように、後方へ向けて起立するガラス支持部15b1(透明部材支持部)が設けられている。
カバーガラス14(本実施形態の場合は、ガラスユニット)は、ガラス枠15に装着されると、当該カバーガラス14(本実施形態の場合は、当該ガラスユニットを構成するガラス囲繞枠14a)の端部が、ベース部材15bに設けられたガラス支持部15b1の内面(遊技領域32側の面)に当接するように構成されている。これにより、ガラス枠15に装着されたカバーガラス14(本実施形態の場合は、ガラスユニット)は、ガラス支持部15b1によって支持される。

0123

すなわち、ガラス枠15が備えるガラス支持部15b1と、カバーガラス14(本実施形態の場合は、ガラスユニット)とが係合する。そのため、ガラス枠15とカバーガラス14(本実施形態の場合は、ガラスユニット)との間から針金やピアノ線などの不正部材を挿入し難くなり、遊技領域32への不正アクセス等を抑制することが可能となる。

0124

また、ガラス枠15は、図8(B)や図9(A),(B)に示すように、第2特別変動入賞装置80に受け入れられた遊技球を排出するための排出球流路15cを備えている。
排出球流路15cは、ガラス枠15のベース部材15bの前面側に設けられている。そして、排出球流路15cは、第2特別変動入賞装置80に受け入れられてベース部材15bの後面側から前面側へと流入してきた遊技球を、当該ベース部材15bの後面側へと排出するように構成されている。すなわち、排出球流路15cは、第2特別変動入賞装置80に受け入れられた遊技球を、ベース部材15bの前面側に迂回させるようになっている。

0125

図8(A)等に示すように、装飾部材15aの枠装飾装置18部分は前方へ向けて突出しているので、その分、装飾部材15aの枠装飾装置18部分の後面と、ベース部材15bの前面との間には空間が形成されている。そして、排出球流路15cは、ベース部材15bの前面側のうち、装飾部材15aの枠装飾装置18部分の後面とベース部材15bの前面との間に形成されている空間に対応する位置に設けられている。これにより、当該空間を有効利用することが可能となる。また、装飾部材15aの枠装飾装置18部分で、不正アクセス等から排出球流路15cを保護することが可能となる。

0126

第2特別変動入賞装置80は、図11(A),(B)や図12(A)や図13(A),(B)に示すように、可動部材80cが取り付けられた入賞装置本体部81と、入賞装置本体部81を収納するための収納ケース82とを備えて構成される。
入賞装置本体部81は、図11(A)に示すように、前後方向略中央の位置で上下方向に分割される本体後側部811と本体前側部812とが組み合わされてなる。

0127

また、収納ケース82は、後部に入賞装置本体部81を挿入可能な挿入口を有し、当該挿入口から挿入された入賞装置本体部81を収納することが可能な凹室状の空間が内部に形成されている。
収納ケース82内部のうち前側部分は、図11(B)に示すように、上下方向に並ぶ3つの区画に分かれている。最も上の区画は、可動部材80cの駆動源及び当該駆動源の配線等を収納するための駆動源・配線収納部82a、真ん中の区画は、カウントスイッチ80aを収納するためのセンサ収納部82b、最も下の区画は、第2特別変動入賞装置80をガラス枠15に装着した状態で排出球流路15cと連通する排出球流路入口部82cになっている。

0128

図11(A)や図12(A)や図13(A),(B)に示すように、入賞装置本体部81の本体後側部811の左面(遊技領域32側の面)側には、可動部材80cが取り付けられている。
また、本体後側部811の左面には、入賞開口部811aが設けられている。そして、可動部材80cが開状態である際には、当該入賞開口部811aを介して第2特別変動入賞装置80へと遊技球が流入可能となるように構成されている。そして、入賞開口部811aを通過して本体後側部811内に入った遊技球は、例えば、本体前側部812の前面下部に設けられた開口(図示省略)から収納ケース82の排出球流路入口部82cへと排出され、収納ケース82のセンサ収納部82bに収納されているカウントスイッチ80aにより検出されてから、排出球流路15cに流入するようになっている。

0129

また、可動部材80cが閉状態である際には、入賞開口部811aの少なくとも一部が可動部材80cで塞がれて、第2特別変動入賞装置80へと遊技球が流入できないように構成されている。

0130

可動部材80cの駆動源、具体的には大入賞口ソレノイド80bやリンク機構などは、入賞装置本体部81の本体前側部812内に少なくとも一部が収容されている。
本体前側部812の左面(遊技領域32側の面)のうち、上下方向中央よりも下側の位置から上端に亘る部分は、当該部分以外の部分(上下方向中央よりも下側の位置から下端に亘る部分であり、本体後側部811の左面と略面一の部分)よりも左方(遊技領域32の方)に向けて突出して突出部812aを形成している。本体前側部812の突出部812aの後面下部には、可動部材80cの回動軸80c1(図12(B),(C)参照)が挿通可能な孔(図示省略)が設けられている。可動部材80cの回動軸80c1は、当該孔を介して突出部812a内へと挿入されて、本体前側部812内に収容されている可動部材80cの駆動源に接続される。これにより、可動部材80cは、当該駆動源の駆動によって、回動軸80c1を中心に回動可能となる。

0131

可動部材80cは、遊技球をカバーガラス14側へと流下するよう促す形状に形成されている。
具体的には、図12(B),(C)に示すように、可動部材80cのうち、閉状態時に入賞開口部811aと対向する面は、カバーガラス14側へと下り傾斜する傾斜面80c2になっている。

0132

ここで、カバーガラス14(本実施形態の場合は、ガラスユニット)が装着されているガラス枠15に、第2特別変動入賞装置80を装着した状態において、可動部材80cの前面とカバーガラス14の後面との間の間隔は、可動部材80cとカバーガラス14との間に遊技球が嵌まり込まない間隔(例えば、可動部材80cの前面とカバーガラス14の後面とがほぼ当接する間隔)に設定されている。
また、第2特別変動入賞装置80が装着されたガラス枠15の閉鎖状態において、可動部材80cの後面と遊技盤30の前面との間の間隔は、可動部材80cと遊技盤30との間に遊技球が嵌まり込まない間隔(例えば、可動部材80cの後面と遊技盤30の前面とがほぼ当接する間隔)に設定されている。

0133

本実施形態のように、可動部材80cのうち当該可動部材80cの閉状態時に入賞開口部811aと対向する面を、カバーガラス14側へと下り傾斜する傾斜面80c2にすることで、遊技盤30の前面上を転動して開状態の可動部材80cに達した遊技球の経路を、遊技盤30の前面上からカバーガラス14の後面上へと変更させることができる。これにより、第2特別変動入賞装置80への遊技球の受け入れを安定して行うことが可能となる。

0134

また、図11(A)や図12(A)や図13(A),(B)に示すように、第2特別変動入賞装置80を構成する入賞装置本体部81のうち本体後側部811は、当該本体後側部811の上部に、遊技領域32側へと下り傾斜する傾斜部811bを有している。すなわち、第2特別変動入賞装置80は、当該第2特別変動入賞装置80の上部に、遊技球を遊技領域32側へと流下するよう促す傾斜部811bを有している。
そして、入賞装置本体部81に設けられた傾斜部811bと、入賞装置本体部81に装着された収納ケース82とが当接するように構成されている。これにより、収納ケース82の位置決めを的確に行うことが可能となる。

0135

入賞装置本体部81の本体前側部812の突出部812aは、図11(A)や図12(A)や図13(A),(B)に示すように、当該突出部812aの左端部(遊技領域32側の端部)のうち前側の角部を略「L」字状に切り欠くことによって形成された支持係合部812a1を有している。
支持係合部812a1は、図9(A)に示すように、第2特別変動入賞装置80をガラス枠15に装着した状態において、ベース部材15bが有するガラス支持部15b1の一部と係合するように構成されている。

0136

これにより、ガラス枠15が備えるガラス支持部15b1の一部と、ガラス枠15に装着された第2特別変動入賞装置80の支持係合部812a1とが係合するので、第2特別変動入賞装置80の位置決めを的確に行うことができる。したがって、第2特別変動入賞装置80は、正しい装着位置に取り付けられるので、安定した遊技球の受け入れが可能となる。
また、ガラス枠15が備えるガラス支持部15b1の一部と、ガラス枠15に装着された第2特別変動入賞装置80の支持係合部812a1とが係合するので、ガラス枠15と第2特別変動入賞装置80との間から針金やピアノ線などの不正部材を挿入し難くなる。したがって、第2特別変動入賞装置80への不正アクセス等を抑制することが可能となる。

0137

また、本体前側部812の突出部812aの左面(遊技領域32側の面)は、図9(A)に示すように、ガラス枠15に第2特別変動入賞装置80を取り付けて、ガラス支持部15b1の一部と支持係合部812a1とが係合した状態において、ガラス支持部15b1の内面(遊技領域32側の面)と略面一になっている。

0138

したがって、突出部812aの左面には、ガラス支持部15b1の内面と同様、カバーガラス14(本実施形態の場合は、ガラスユニット)がガラス枠15に装着されると、当該カバーガラス14(本実施形態の場合は、当該ガラスユニットを構成するガラス囲繞枠14a)の端部が当接するように構成されている。
すなわち、第2特別変動入賞装置80の突出部812aの左面は、ガラス枠15に装着されたカバーガラス14(本実施形態の場合は、ガラス枠15に装着されたガラスユニットを構成するガラス囲繞枠14a)の端部に当接するガラス当接部812a2(透明部材当接部)となっている。

0139

これにより、カバーガラス14(本実施形態の場合は、ガラスユニットを構成するガラス囲繞枠14a)の端部と、ガラス枠15に装着された第2特別変動入賞装置80のガラス当接部812a2とが係合するので、第2特別変動入賞装置80の位置決めを的確に行うことができる。したがって、第2特別変動入賞装置80は、正しい装着位置に取り付けられるので、安定した遊技球の受け入れが可能となる。
また、カバーガラス14(本実施形態の場合は、ガラスユニットを構成するガラス囲繞枠14a)の端部と、ガラス枠15に装着された第2特別変動入賞装置80のガラス当接部812a2とが係合するので、カバーガラス14(本実施形態の場合は、ガラスユニット)とガラス枠15との間だけでなく、カバーガラス14(本実施形態の場合は、ガラスユニット)と第2特別変動入賞装置80との間からも針金やピアノ線などの不正部材が挿入し難くなる。したがって、第2特別変動入賞装置80への不正アクセス等を的確に抑制することが可能となる。

0140

収納ケース82は、図12(A)や図13(A),(B)に示すように、入賞装置本体部81の本体前側部812のうち突出部812a以外の部分を収納するように構成されている。例えば、可動部材80cの駆動源の全部が本体前側部812内に収容されている場合、本体前側部812の一部を収納ケース82に収納することによって、可動部材80cを駆動する駆動源の動作部位の少なくとも一部を収納ケース82で覆うことが可能となる。また、例えば、可動部材80cの駆動源の一部のみが本体前側部812内に収納されている場合、本体前側部812の一部を収納ケース82に収納したり、本体前側部812外に配設されている駆動源(可動部材80cの駆動源)の少なくとも一部を収納ケース82の駆動源・配線収納部82aに収納したりすることによって、可動部材80cを駆動する駆動源の動作部位の少なくとも一部を収納ケース82で覆うことが可能となる。

0141

これにより、可動部材80cを駆動する駆動源の動作部位の少なくとも一部を収納ケース82で保護できるので、可動部材80cを駆動する駆動源の動作部位への不正アクセス等を抑制することが可能となる。
特に、本実施形態の場合、役物装置としての第2特別変動入賞装置80がガラス枠15の右側(開放端側)の配設されている。ガラス枠15の開放端側は針金やピアノ線などの不正部材を挿入し易い部分であるが、ガラス枠15の開放端から不正部材が挿入されたとしても、当該不正部材が可動部材80cの駆動源に向けて侵入することを収納ケース82によって抑制できるので、第2特別変動入賞装置80に収納ケース82を備えるだけで、可動部材80cを駆動する駆動源の動作部位への不正アクセス等を抑制することが可能となる。そのため、可動部材80cを駆動する駆動源に対する不正対策を特に講じる必要がないので、その分、低コスト化が可能となる。
また、第2特別変動入賞装置80に収納ケース82を備えることで、第2特別変動入賞装置80をユニット化できるので、第2特別変動入賞装置80をガラス枠15に容易に装着することが可能となる。

0142

収納ケース82は、図11(B)に示すように、当該収納ケース82の左壁面(遊技領域32側の壁面)のうち駆動源・配線収納部82aよりも後側の部分を略「コ」字状に切り欠くことによって形成された突出露出部82dを有している。そして、図12(A)や図13(A),(B)に示すように、突出部812aは、入賞装置本体部81を収納ケース82に収納した状態において、収納ケース82の左壁面に設けられた突出露出部82dから当該収納ケース82の外部に突出して露出している。

0143

一方、収納ケース82の右壁面(遊技領域32側とは反対側の壁面)は略「コ」字状等に切り欠かれておらず、収納ケース82の右壁面で入賞装置本体部81の右側(遊技領域32側とは反対側)を保護している。これにより、前述したように、ガラス枠15の右側(開放端側)は針金やピアノ線などの不正部材を挿入し易い部分であるが、ガラス枠15の開放端から不正部材が挿入されたとしても、当該不正部材が入賞装置本体部81に向けて侵入することを収納ケース82の右壁面によって抑制できるので、入賞装置本体部81への不正アクセス等を抑制することが可能となる。

0144

本体前側部812のうち収納ケース82で覆われた部分の何れかには、可動部材80cの駆動源の配線が挿通可能な孔(図示省略)が設けられている。また、図11(B)に示すように、収納ケース82の左壁面のうち駆動源・配線収納部82aの左壁部を構成する部分には、配線通過口82eが設けられている。本体前側部812内に収納されている可動部材80cの駆動源の配線は、当該孔と駆動源・配線収納部82aと配線通過口82eとを介して、本体前側部812内から収納ケース82外へと延出し、収納ケース82の外部に配設されている遊技制御装置100に接続される。また、本体前側部812内に収納されておらず、駆動源・配線収納部82aに収納されている可動部材80cの駆動源がある場合は、当該駆動源の配線は、配線通過口82eを介して、駆動源・配線収納部82a内から収納ケース82外へと延出し、収納ケース82の外部に配設されている遊技制御装置100に接続される。これにより、可動部材80cは、遊技制御装置100による制御によって、開状態と閉状態とに変換可能となる。

0145

また、収納ケース82の内部のうち駆動源・配線収納部82aとセンサ収納部82bとを仕切る壁部には、センサ配線口82fが設けられている。センサ収納部82bに収容されているカウントスイッチ80aの配線は、センサ配線口82fと駆動源・配線収納部82aと配線通過口82eとを介して、センサ収納部82b内から収納ケース82外へと延出し、収納ケース82の外部に配設されている遊技制御装置100に接続されている。これにより、カウントスイッチ80aの検出信号が、遊技制御装置100に入力可能となる。

0146

本実施形態のように、配線通過口82eを収納ケース82の左壁面(遊技領域32側の壁面)に設けることで、可動部材80cの駆動源の配線やカウントスイッチ80aの配線が、ガラス枠15の開閉軸側を通って遊技制御装置100に接続される。
これらの配線がガラス枠15の開放端側を通って遊技制御装置100に接続される場合、ガラス枠15の開閉の邪魔になる。これに対し、本実施形態のように、これらの配線を、ガラス枠15の開閉軸側を通って遊技制御装置100に接続することで、これらの配線がガラス枠15の開閉時に邪魔になることを回避することが可能となる。

0147

第2特別変動入賞装置80は、図8(B)に示すように、入賞装置本体部81と、収納ケース82の後側部分とが、ベース部材15bの後面側に位置し、収納ケース82の前側部分が、ベース部材15bの前面側に位置するように、ガラス枠15のベース部材15bに取り付けられる。
具体的には、ベース部材15bのうち第2特別変動入賞装置80が取り付けられる部分には、開口(図示省略)が設けられている。そして、当該開口に、ベース部材15bの後面側から前方へ向けて第2特別変動入賞装置80を挿入することによって、第2特別変動入賞装置80はベース部材15bに取り付けられる。

0148

そして、図14(A),(B)に示すように、第2特別変動入賞装置80が装着されたガラス枠15の閉鎖状態で第2特別変動入賞装置80の可動部材80cが遊技領域32に臨むようになっている。

0149

ガラス枠15は、図10(A)に示すように、当該ガラス枠15の開口の内周縁部のうち右下部分、具体的には、当該ガラス枠15の開口の内周縁部のうち、可動部材80cの可動範囲の一部と対向する部分(少なくとも、開状態の可動部材80c(可動部材80cの基端部は除いてもよい)と対向する部分を含む)に、切欠部151を備えている。この切欠部151は、ガラス枠15を構成する装飾部材15aの内周縁部のうち右下部分に設けられた切欠と、ガラス枠15を構成するベース部材15bの内周縁部のうち右下部分に設けられた切欠とで構成されている。これにより、図10(B)に示すように、装飾部材15aの後方に位置する第2特別変動入賞装置80の可動部材80cが、開状態時に装飾部材15aの前方から(すなわち、遊技者側から)見易くなる。

0150

また、ガラス枠15の装飾部材15aは、図10(A),(B)に示すように、閉状態の可動部材80cを少なくとも前方から当該装飾部材15aを介して見えないように隠蔽する隠蔽部15a1を備えている。
具体的には、装飾部材15aの枠装飾装置18部分のうち、ベース部材15bに取り付けられた第2特別変動入賞装置80及び排出球流路15cと対向する部分を少なくとも含む部分は、透明ではない。すなわち、ガラス枠15の前方から装飾部材15aを介して閉状態の可動部材80cや排出球流路15cが視認できないように構成されている。

0151

これにより、隠蔽部15a1によって隠蔽されていた可動部材80c(閉状態の可動部材80c)が開状態になると遊技者の前に出現することになる。したがって、閉状態の可動部材80cが隠蔽されない場合と比較して、開状態の可動部材80cが目立ち、遊技者にインパクトを与えることが可能となる。

0152

ここでいう「透明ではない」とは、装飾部材15aの枠装飾装置18部分の後方に配設されている第2特別変動入賞装置80や排出球流路15cは、装飾部材15aの枠装飾装置18部分を介して視認できないが、例えば第2特別変動入賞装置80や排出球流路15cの前面にLEDランプが設けられている場合、当該LEDランプが発光すると、その光は装飾部材15aの枠装飾装置18部分を介して視認できる状態(半透明の状態)であってもよいし、装飾部材15aの枠装飾装置18部分の後方に配設されている第2特別変動入賞装置80や排出球流路15cは、装飾部材15aの枠装飾装置18部分を介して視認できないだけでなく、例えば第2特別変動入賞装置80や排出球流路15cの前面にLEDランプが設けられていても、当該LEDランプからの光は装飾部材15aの枠装飾装置18部分を介して視認できない状態(不透明の状態)であってもよい。

0153

なお、第2特別変動入賞装置80や排出球流路15cの前面にLEDランプを設ける場合、当該LEDランプを、枠装飾装置18用のLEDとすることも可能である。また、第2特別変動入賞装置80に遊技球が入賞した際に、当該LEDランプで演出を行うように構成することも可能である。

0154

遊技盤30は、遊技領域32を取り囲むガイドレール31(レール部材)を備えている。
ガイドレール31は、図14(A),(B)に示すように、遊技球が通過可能な第1レール開口部31aを有している。具体的には、ガイドレール31は、第2特別変動入賞装置80が装着されたガラス枠15の閉鎖状態で第2特別変動入賞装置80の可動部材80c(閉状態の可動部材80c)と対向する部分に、遊技球が通過可能な第1レール開口部31aを有している。そして、第2特別変動入賞装置80は、第2特別変動入賞装置80が装着されたガラス枠15の閉鎖状態で第1レール開口部31aに対応して設けられ、可動部材80cの開状態で当該第1レール開口部31aが当該第2特別変動入賞装置80の入賞口と連通状態となるように構成されている。

0155

また、閉状態の可動部材80cは、図14(A)に示すように、第2特別変動入賞装置80が装着されたガラス枠15の閉鎖状態で第1レール開口部31aを補完している。すなわち、可動部材80cの閉状態時には、遊技球が遊技領域32外へと第1レール開口部31aを通過できないように構成されている。

0156

このように、ガイドレール31が第1レール開口部31aを有しているので、第2特別変動入賞装置80が装着されたガラス枠15の閉鎖状態で第2特別変動入賞装置80が遊技領域32の外側に位置しても、第2特別変動入賞装置80は、遊技球の受け入れが可能となる。
また、可動部材80cは閉状態で第1レール開口部31aを補完するので、第2特別変動入賞装置80が遊技球を受け入れない状態である場合(すなわち、可動部材80cが閉状態である場合)には、第2特別変動入賞装置80への遊技球の受け入れを確実に阻止することが可能であるとともに、ガイドレール31に沿った遊技球の転動をスムーズに行わせることが可能となる。
なお、図14(A),(B)や後述する図15図18図20図21では、センターケース40の右下側に配置されている一つの一般入賞口35等の図示が省略されている。

0157

遊技盤30は、図15に示すように、第2特別変動入賞装置80が装着されたガラス枠15の閉鎖状態で第2特別変動入賞装置80と係合する入賞装置係合部30a(役物装置係合部)を備えている。
具体的には、図16図17(B)に示すように、遊技盤30の前面に設けられた凹部が入賞装置係合部30aとなっている。そして、第2特別変動入賞装置80が装着されたガラス枠15の閉鎖状態で第2特別変動入賞装置80を構成する入賞装置本体部81の本体後側部811の後面が、遊技盤30の入賞装置係合部30aの底面に当接するように構成されている。

0158

すなわち、ガラス枠15のうちの正しい装着位置に第2特別変動入賞装置80が装着されている場合、ガラス枠15の閉鎖状態で、遊技盤30の入賞装置係合部30aと、第2特別変動入賞装置80とが係合する。したがって、第2特別変動入賞装置80が正しい装着位置からずれた状態でガラス枠15に装着されている場合には、ガラス枠15を閉鎖することができない。そのため、ガラス枠15が閉鎖されたか否かによって、第2特別変動入賞装置80が正しい装着位置に装着されている否かを判別することができる。これにより、第2特別変動入賞装置80が正しい装着位置からずれた状態でガラス枠15に装着されている場合には、その旨を遊技店の店員等に認識させて、第2特別変動入賞装置80を正しい装着位置に装着するよう促すことが可能となる。

0159

入賞装置係合部30aは、図16図17(A),(B)に示すように、当該入賞装置係合部30aの縁部が外側に向けて広がるように傾斜している。すなわち、入賞装置係合部30aの底面のサイズよりも入賞装置係合部30aの開口面のサイズの方が大きくなっている。したがって、第2特別変動入賞装置80が正しい装着位置から若干ずれた状態でガラス枠15に装着されていても、第2特別変動入賞装置80が装着されたガラス枠15を閉鎖する際に、入賞装置係合部30aの縁部の傾斜に沿って第2特別変動入賞装置80の装着位置が正しい装着位置へと補正されるので、第2特別変動入賞装置80が正しい装着位置に装着することが可能となるとともに、ガラス枠15の閉鎖をスムーズに行うことが可能となる。

0160

なお、本実施形態では、遊技盤30の入賞装置係合部30aを遊技領域32の外側に設けて、第2特別変動入賞装置80が装着されたガラス枠15の閉鎖状態で第2特別変動入賞装置80が遊技領域32の外側に配置されるように構成したが、これに限定されるものではない。例えば図18に示すように、第2特別変動入賞装置80が装着されたガラス枠15の閉鎖状態で第2特別変動入賞装置80の一部が遊技領域32の内側に配置されるように、すなわち遊技盤30の入賞装置係合部30aの一部を、遊技領域32の内側に設けるように構成することも可能である。

0161

第2特別変動入賞装置80が装着されたガラス枠15の閉鎖状態で第2特別変動入賞装置80の一部が遊技領域32の内側に配置される場合、第2特別変動入賞装置80の可動部材80cは、当該可動部材80cの閉状態で、第2特別変動入賞装置80を構成する入賞装置本体部81に設けられた傾斜部811bとともに第1レール開口部31aを補完することになる。
この場合、可動部材80cは閉状態で傾斜部811bとともに第1レール開口部31aを補完するので、第2特別変動入賞装置80が装着されたガラス枠15の閉鎖状態で第2特別変動入賞装置80の一部が遊技領域32の内側に配置される場合であっても、第2特別変動入賞装置80が遊技球を受け入れない状態である場合(すなわち、可動部材80cが閉状態である場合)には、第2特別変動入賞装置80への遊技球の受け入れを確実に阻止することが可能であるとともに、ガイドレール31に沿った遊技球の転動をスムーズに行わせることが可能となる。また、第2特別変動入賞装置80は、当該第2特別変動入賞装置80の上部に傾斜部811bを有しているので、第2特別変動入賞装置80の上部で遊技球が滞ってしまうことを回避することが可能となる。

0162

なお、この場合、図18に示すように、ガイドレール31のうち第1レール開口部31aの両縁部と第2特別変動入賞装置80とが当接するように構成すれば、ガイドレール31と第2特別変動入賞装置80との間から針金やピアノ線などの不正部材が挿入し難くなるので、第2特別変動入賞装置80への不正アクセス等をより的確に抑制することが可能となる。

0163

第2特別変動入賞装置80の可動部材80cは、反発係数の小さい素材で形成されている。これにより、本実施形態のように、第2特別変動入賞装置80が装着されたガラス枠15の閉鎖状態で第2特別変動入賞装置80の近傍に普図始動ゲート34が配設される場合であっても、遊技球が不意に普図始動ゲート34に入賞してしまうことを防止することが可能となる。
ここで、「反発係数の小さい素材」とは、反発係数の小さいゴムプラスチックなどである。

0164

第2特別変動入賞装置80が装着されたガラス枠15の閉鎖状態で第2特別変動入賞装置80の近傍に普図始動ゲート34等の他の入賞口が配設される場合、可動部材80cにぶつかった遊技球が大きく跳ねると、普図始動ゲート34等の他の入賞口に入賞してしまう虞がある。これに対し、本実施形態のように、可動部材80cを反発係数の小さい素材で形成することで、図19に示すように、遊技球は、可動部材80cにぶつかっても大きく跳ねないので、第2特別変動入賞装置80の近傍に配設された普図始動ゲート34等の他の入賞口に入賞してしまうことがなく、ガイドレール31の第1レール開口部31aを補完する可動部材80c及びガイドレール31に沿って流下してアウト口39に回収される。

0165

ここで、本実施形態においては、図20に示すように、遊技盤30に、可動部材80cが開状態で形成する開口部の範囲を識別するための開口模様30bを設けるように構成することが可能である。

0166

このように、遊技盤30が開口模様30bを有している場合、ガラス枠15の閉鎖時だけでなくガラス枠15の開放時にも、可動部材80cが開状態で形成する開口部の範囲を遊技盤30上で識別することが可能となる。そのため、通常、障害釘(メンテナンス釘)の調整等はガラス枠15を開放した状態で行われるが、ガラス枠15が開放されて第2特別変動入賞装置80の可動部材80cが遊技領域32に臨んでいない状態でも、開口模様30bに基づいて、可動部材80cが開状態で形成する開口部の範囲を考慮しながら、障害釘(メンテナンス釘)の調整等を行うことが可能となる。
ここで、図19図20や後述する図21(A),(B)における、第1レール開口部31aの近傍に記した白丸(○)は、障害釘(メンテナンス釘)を示している。

0167

また、本実施形態においては、図21(A)に示すように、ガイドレール31のうち第1レール開口部31aよりも上側の、第1レール開口部31aから所定間隔をおいて離間した位置に、遊技球が通過可能な第2レール開口部31bを設けるように構成することが可能である。これにより、第2特別変動入賞装置80に遊技球が入賞し難くなるので、遊技の興趣を向上させることが可能となる。

0168

ガイドレール31に第2レール開口部31bを設ける場合、遊技盤30は、第2特別変動入賞装置80が装着されたガラス枠15の閉鎖状態で、遊技領域32の外側に設けられるとともに、第2レール開口部31bを通過してきた遊技球を回収するアウト口(アウト口39であってもよいし、アウト口39とは異なるアウト口(図示省略)であってもよい。)を備えている。そして、ガラス枠15は、図21(B)に示すように、当該ガラス枠15の閉鎖状態で第2レール開口部31bから当該第2レール開口部31bを通過してきた遊技球を回収するアウト口に連通する流路を形成する流路形成壁15dを備えている。

0169

すなわち、第2レール開口部31bを通過して遊技領域32外に出た遊技球は、ガラス枠15に設けられた流路形成壁15dにぶつかりアウト口(第2レール開口部31bを通過してきた遊技球を回収するアウト口)へと方向転換されて、当該アウト口に向けて流下するようになっている。このように、流路形成壁15dをガラス枠15に設けることで、アウト口への流路構成の自由度を向上させることが可能となる。

0170

以上説明した本実施形態の遊技機10によれば、前面側に遊技領域32が形成された遊技盤30と、遊技盤30が装着された前面枠12と、前面枠12に設けられ、遊技領域32に対応した開口を有し、遊技領域32の前面を覆うように当該開口にカバーガラス14(透明部材)が装着されたガラス枠15(透明部材保持枠)と、を備える遊技機10において、開状態と閉状態とに変換可能な可動部材80cを有し、遊技球を受け入れ可能な第2特別変動入賞装置80(役物装置)を備え、ガラス枠15は、前面枠12に対して開閉可能であり、第2特別変動入賞装置80は、ガラス枠15に装着され、当該ガラス枠15の閉鎖状態で当該第2特別変動入賞装置80の可動部材80cが遊技領域32に臨むように構成されている。

0171

すなわち、第2特別変動入賞装置80がガラス枠15に装着されているので、第2特別変動入賞装置80が遊技盤30に直に装着されている場合と比較して、第2特別変動入賞装置80を備えることに伴う遊技球の流下領域の縮小化を抑制することが可能となる。したがって、第2特別変動入賞装置80を備えることに伴う遊技球の流下領域の縮小化により生じる問題、具体的には、遊技球の動きが単調なものとなってしまい、遊技球の動きを楽しむことができなくなってしまう等の問題を解決することが可能となる。
さらに、第2特別変動入賞装置80を備えることに伴う遊技球の流下領域の縮小化が抑制可能であるため、演出に用いる可動役物や変動表示装置が大型化しても、第2特別変動入賞装置80を備えることができる。したがって、演出に用いる可動役物や変動表示装置の大型化が可能となり、遊技者の興趣を高めることが可能となる。
また、第2特別変動入賞装置80がガラス枠15に装着されており、第2特別変動入賞装置80が枠要素であるため、遊技盤30が変更される度に、その遊技盤30に対応した第2特別変動入賞装置80を作製して遊技盤30に装着する必要がなくなる。したがって、第2特別変動入賞装置80が遊技盤30に直に装着されている場合と比較して、低コストで遊技盤30の変更が可能となる。

0172

また、以上説明した本実施形態の遊技機10によれば、第2特別変動入賞装置80は、可動部材80cを駆動する駆動源の動作部位の少なくとも一部を覆う収納ケース82を備えている。

0173

すなわち、可動部材80cを駆動する駆動源の動作部位の少なくとも一部を収納ケース82で保護できるので、可動部材80cを駆動する駆動源の動作部位への不正アクセス等を抑制することが可能となる。
特に、本実施形態の場合、役物装置としての第2特別変動入賞装置80がガラス枠15の右側(開放端側)の配設されている。ガラス枠15の開放端側は針金やピアノ線などの不正部材を挿入し易い部分であるが、ガラス枠15の開放端から不正部材が挿入されたとしても、当該不正部材が可動部材80cの駆動源に向けて侵入することを収納ケース82によって抑制できるので、第2特別変動入賞装置80に収納ケース82を備えるだけで、可動部材80cを駆動する駆動源の動作部位への不正アクセス等を抑制することが可能となる。そのため、可動部材80cを駆動する駆動源に対する不正対策を特に講じる必要がないので、その分、低コスト化が可能となる。
また、第2特別変動入賞装置80に収納ケース82を備えることで、第2特別変動入賞装置80をユニット化できるので、第2特別変動入賞装置80をガラス枠15に容易に装着することが可能となる。

0174

また、以上説明した本実施形態の遊技機10によれば、ガラス枠15は、閉状態の可動部材80cを少なくともガラス枠15の前方から当該装飾部材15aを介して見えないように隠蔽する隠蔽部15a1を備えている。

0175

したがって、隠蔽部15a1によって隠蔽されていた可動部材80c(閉状態の可動部材80c)が開状態になると遊技者の前に出現することになる。そのため、閉状態の可動部材80cが隠蔽されない場合と比較して、開状態の可動部材80cが目立ち、遊技者にインパクトを与えることが可能となる。

0176

また、以上説明した本実施形態の遊技機10によれば、ガラス枠15は、当該ガラス枠15の後面側を構成し、第2特別変動入賞装置80が取り付けられるベース部材15bと、当該ガラス枠15の前面側を構成し、遊技機10を装飾する装飾部材15aと、第2特別変動入賞装置80に受け入れられた遊技球を排出するための排出球流路15cと、を備え、排出球流路15cは、ベース部材15bの前面側に設けられ、ベース部材15bの後面側から前面側へと流入してきた遊技球を、当該ベース部材15bの後面側へと排出するように構成されている。

0177

したがって、排出球流路15cによって、第2特別変動入賞装置80に受け入れられた遊技球がベース部材15bの前面側を迂回することになる。そのため、ベース部材15bの前面側の空間、すなわちベース部材15bの前面と装飾部材15aの後面との間の空間を有効利用することが可能となる。

0178

また、以上説明した本実施形態の遊技機10によれば、ガラス枠15は、カバーガラス14を支持するガラス支持部15b1(透明部材支持部)を備え、ガラス支持部15b1は、ベース部材15bに取り付けられた第2特別変動入賞装置80に一部係合するように構成されている。

0179

すなわち、ガラス枠15が備えるガラス支持部15b1の一部と、ガラス枠15に装着された第2特別変動入賞装置80とが係合するので、第2特別変動入賞装置80の位置決めを的確に行うことができる。したがって、第2特別変動入賞装置80は、正しい装着位置に取り付けられるので、安定した遊技球の受け入れが可能となる。
また、ガラス枠15が備えるガラス支持部15b1の一部と、ガラス枠15に装着された第2特別変動入賞装置とが係合するので、ガラス枠15と第2特別変動入賞装置80との間から針金やピアノ線などの不正部材が挿入し難くなる。したがって、第2特別変動入賞装置80への不正アクセス等を抑制することが可能となる。

0180

また、以上説明した本実施形態の遊技機10によれば、第2特別変動入賞装置80は、カバーガラス14又はカバーガラス14の外周を囲繞するガラス囲繞枠14a(囲繞部)の端部(本実施形態の場合は、ガラス囲繞枠14aの端部)に当接するガラス当接部812a2(透明部材当接部)を有している。

0181

すなわち、カバーガラス14又はカバーガラス14の外周を囲繞するガラス囲繞枠14aの端部と、ガラス枠15に装着された第2特別変動入賞装置80のガラス当接部812a2とが係合するので、第2特別変動入賞装置80の位置決めを的確に行うことができる。したがって、第2特別変動入賞装置80は、正しい装着位置に取り付けられるので、安定した遊技球の受け入れが可能となる。
また、カバーガラス14又はカバーガラス14の外周を囲繞するガラス囲繞枠14aの端部と、ガラス枠15に装着された第2特別変動入賞装置80のガラス当接部812a2とが係合するので、カバーガラス14又はカバーガラス14の外周を囲繞するガラス囲繞枠14aと第2特別変動入賞装置80との間から針金やピアノ線などの不正部材が挿入し難くなる。したがって、第2特別変動入賞装置80への不正アクセス等を的確に抑制することが可能となる。

0182

また、以上説明した本実施形態の遊技機10によれば、遊技盤30は、ガラス枠15の閉鎖状態で第2特別変動入賞装置80と係合する入賞装置係合部30a(役物装置係合部)を備え、入賞装置係合部30aは、当該入賞装置係合部30aの少なくとも一部が遊技領域32の外側に設けられている。

0183

すなわち、ガラス枠15のうちの正しい装着位置に第2特別変動入賞装置80が装着されている場合、ガラス枠15の閉鎖状態で、遊技盤30の入賞装置係合部30aと、第2特別変動入賞装置80とが係合する。したがって、第2特別変動入賞装置80が正しい装着位置からずれた状態でガラス枠15に装着されている場合には、ガラス枠15を閉鎖することができない。そのため、ガラス枠15が閉鎖されたか否によって、第2特別変動入賞装置80が正しい装着位置に装着されている否かを判別することができる。これにより、第2特別変動入賞装置80が正しい装着位置からずれた状態でガラス枠15に装着されている場合には、その旨を遊技店の店員等に認識させて、第2特別変動入賞装置80を正しい装着位置に装着するよう促すことが可能となる。

0184

また、以上説明した本実施形態の遊技機10によれば、遊技盤30は、遊技領域32を取り囲むガイドレール31(レール部材)を備え、ガイドレール31は、遊技球が通過可能な第1レール開口部31aを有し、第2特別変動入賞装置80は、第1レール開口部31aに対応して設けられ、可動部材80cの開状態で当該第1レール開口部31aが当該第2特別変動入賞装置80の入賞口と連通状態となり、可動部材80cの閉状態でガイドレール31を当該可動部材80cが補完するように構成されている。

0185

すなわち、ガイドレール31が第1レール開口部31aを有しているので、第2特別変動入賞装置80が装着されたガラス枠15の閉鎖状態で第2特別変動入賞装置80の少なくとも一部が遊技領域32の外側に位置しても、第2特別変動入賞装置80は、遊技球の受け入れが可能となる。
また、可動部材80cは閉状態で第1レール開口部31aを補完するので、第2特別変動入賞装置80が遊技球を受け入れない状態である場合(すなわち、可動部材80cが閉状態である場合)には、第2特別変動入賞装置80への遊技球の受け入れを確実に阻止することが可能であるとともに、ガイドレール31に沿った遊技球の転動をスムーズに行わせることが可能となる。

0186

また、以上説明した本実施形態の遊技機10によれば、第2特別変動入賞装置80は、当該第2特別変動入賞装置80の上部に、遊技球を遊技領域32側へと流下するよう促す傾斜部811bを有している。そして、第2特別変動入賞装置80の一部が遊技領域32の内側に配置されている場合、閉状態の可動部材80cは、ガラス枠15の閉鎖状態で傾斜部811bとともに第1レール開口部31aを補完するように構成されている。

0187

すなわち、第2特別変動入賞装置80は、当該第2特別変動入賞装置80の上部に傾斜部811bを有しているので、第2特別変動入賞装置80の上部で遊技球が滞ってしまうことを回避することが可能となる。
また、可動部材80cは閉状態で傾斜部811bとともに第1レール開口部31aを補完するので、第2特別変動入賞装置80が遊技球を受け入れない状態である場合(すなわち、可動部材80cが閉状態である場合)には、第2特別変動入賞装置80への遊技球の受け入れを確実に阻止することが可能であるとともに、ガイドレール31に沿った遊技球の転動をスムーズに行わせることが可能となる。

0188

また、以上説明した本実施形態の遊技機10によれば、遊技盤30が、可動部材80cが開状態で形成する開口部の範囲を識別するための開口模様30bを有するように構成することが可能である。

0189

この場合、遊技盤30が開口模様30bを有しているので、ガラス枠15の閉鎖時だけでなくガラス枠15の開放時にも、可動部材80cが開状態で形成する開口部の範囲を遊技盤30上で識別することが可能となる。そのため、通常、障害釘(メンテナンス釘)の調整等はガラス枠15を開放した状態で行われるが、ガラス枠15が開放されて第2特別変動入賞装置80の可動部材80cが遊技領域32に臨んでいない状態でも、開口模様30bに基づいて、可動部材80cが開状態で形成する開口部の範囲を考慮しながら、第2特別変動入賞装置80が装着されたガラス枠15の閉鎖状態で第2特別変動入賞装置80の近辺に配設される障害釘(メンテナンス釘)の調整等を行うことが可能となる。

0190

また、以上説明した本実施形態の遊技機10によれば、可動部材80cは、反発係数の小さい素材で形成されている。

0191

したがって、遊技球は、可動部材80cにぶつかっても大きく跳ねないので、第2特別変動入賞装置80が装着されたガラス枠15の閉鎖状態で第2特別変動入賞装置80の近傍に他の入賞口が配設される場合であっても、遊技球が不意に当該他の入賞口に入賞してしまうことを防止することが可能となる。

0192

また、以上説明した本実施形態の遊技機10によれば、可動部材80cは、遊技球をカバーガラス14側へと流下するよう促す形状に形成されている。

0193

すなわち、可動部材80cの形状が、遊技球をカバーガラス14側へと流下するよう促す形状であるため、遊技盤30の前面上を転動して開状態の可動部材80cに達した遊技球の経路を、遊技盤30の前面上からカバーガラス14の後面上へと変更させることができる。これにより、第2特別変動入賞装置80への遊技球の受け入れを安定して行うことが可能となる。

0194

また、以上説明した本実施形態の遊技機10によれば、ガイドレール31のうち第1レール開口部31aよりも上側の位置に、遊技球が通過可能な第2レール開口部31bを設け、遊技盤30に、ガラス枠15の閉鎖状態で、遊技領域32の外側に設けられるとともに、第2レール開口部31bを通過してきた遊技球を回収するアウト口を備え、ガラス枠15に、当該ガラス枠15の閉鎖状態で第2レール開口部31bから当該アウト口に連通する流路を形成する流路形成壁15dを備えるように構成することが可能である。

0195

この場合、ガイドレール31は、第1レール開口部31aよりも上側の位置に第2レール開口部31bを有しているので、第2特別変動入賞装置80に遊技球が入賞し難くなり、遊技の興趣を向上させることが可能となる。
また、流路形成壁15dをガラス枠15に設けることで、アウト口への流路構成の自由度を向上させることが可能となる。

0196

なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

0197

例えば、上記実施形態では、遊技機10に、遊技盤30に設けられた第1特別変動入賞装置38と、ガラス枠15に設けられた第2特別変動入賞装置80との二つの特別変動入賞装置(大入賞口)を備えるように構成したが、これに限定されるものではない。少なくとも役物装置としての第2特別変動入賞装置80が備えられているのであれば、必ずしも第1特別変動入賞装置38は備えられていなくてもよい。

0198

また、上記実施形態では、役物装置としての第2特別変動入賞装置80をガラス枠15の右側(開放端側)に配設するように構成したが、これに限定されるものではない。第2特別変動入賞装置80は、ガラス枠15に装着され、当該ガラス枠15の閉鎖状態で当該第2特別変動入賞装置80の可動部材80cが遊技領域32に臨むのであれば、第2特別変動入賞装置80の配設位置は任意である。

0199

また、上記実施形態では、装飾部材15aの下部と、装飾部材15aの中央部及び上部とを一体的に構成したが、これに限定されるものではない。例えば、図6に示すように、装飾部材15aの下部と、装飾部材15aの中央部及び上部とは、別個に構成することも可能である。装飾部材15aの下部と、装飾部材15aの中央部及び上部とが別個に構成されている場合、装飾部材15aの下部を、下皿23や操作部24などと同じ様に、前面枠12の下部に設けるように構成することも可能である。

0200

また、上記実施形態では、排出球流路15cをベース部材15bの前面側に設けるように構成したが、これに限定されるものではない。例えば、排出球流路15cを、ベース部材15bの後面側に設けるように構成することも可能である。

0201

また、上記実施形態では、可動部材80cの駆動源の少なくとも一部を本体前側部812内に収容するように構成したが、これに限定されるものではない。可動部材80cの駆動源の動作部位の少なくとも一部を収納ケース82の駆動源・配線収納部82aに収納する等して収納ケース82で覆うことができるのであれば、可動部材80cの駆動源の全部を、本体前側部812外に配設するように構成することも可能である。

0202

また、上記実施形態では、ガラス枠15に切欠部151を設けるように構成したが、これに限定されるものではない。例えば、本実施形態の場合よりも可動部材80cが長い場合等、ガラス枠15に切欠部151を設けなくても開状態の可動部材80cがガラス枠15の前方から見易い場合には、ガラス枠15に切欠部151を設けないように構成することも可能である。

0203

また、上記実施形態では、ガラス枠15(具体的には、装飾部材15a)に閉状態の可動部材80cを隠蔽する隠蔽部15a1(具体的には、透明ではない部分)を備えて、ガラス枠15の前方から装飾部材15aを介して閉状態の可動部材80cを視認できないように構成したが、これに限定されるものではない。例えば、当該透明ではない部分の透明度を高くする等して、閉状態の可動部材80cを、ガラス枠15の前方から装飾部材15aを介して視認できるように構成することも可能である。閉状態の可動部材80cを、ガラス枠15の前方から装飾部材15aの枠装飾装置18部分を介して視認できるように構成する場合も、少なくとも可動部材80cの駆動源や排出球流路15cは、ガラス枠15の前方から装飾部材15aの枠装飾装置18部分を介して視認できないように構成することが好ましい。

0204

また、上記実施形態では、可動部材80cを反発係数の小さい素材で形成するように構成したが、これに限定されるものではない。例えば、第2特別変動入賞装置80が装着されたガラス枠15の閉鎖状態で第2特別変動入賞装置80の近傍に普図始動ゲート34等の他の入賞口が配設されない場合等、可動部材80cにぶつかった遊技球が大きく跳ねても、普図始動ゲート34等の他の入賞口に入賞してしまう虞がない場合には、可動部材80cを形成する素材の反発係数は任意である。

0205

また、本発明の遊技機は、上記実施形態に示されるようなパチンコ遊技機に限定されるものではなく、例えば、その他のパチンコ遊技機、アレンジボール遊技機雀球遊技機などの遊技機を使用する全ての遊技機に適用可能である。

0206

10遊技機
12前面枠
14カバーガラス(透明部材)
14aガラス囲繞枠(囲繞部)
15ガラス枠(透明部材保持枠)
15a装飾装置
15a1隠蔽部
15bベース部材
15b1 ガラス支持部(透明部材支持部)
15c排出球流路
15d流路形成壁
30遊技盤
30a入賞装置係合部(役物装置係合部)
30b 開口模様
31ガイドレール(レール部材)
31a 第1レール開口部
31b 第2レール開口部
32遊技領域
80 第2特別変動入賞装置(役物装置)
80c可動部材
82収納ケース
811b 傾斜部
812a2 ガラス当接部(透明部材当接部)

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