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技術 超音波診断装置の操作パネル用カバー

出願人 富士フイルム株式会社
発明者 渡辺浩司
出願日 2011年3月29日 (9年9ヶ月経過) 出願番号 2011-073206
公開日 2012年10月25日 (8年2ヶ月経過) 公開番号 2012-205722
状態 未査定
技術分野 超音波診断装置
主要キーワード 別カバー Mモード 補助カバー 正三角柱 操作間違い 自動トレース 音速補正 メジャ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2012年10月25日)のものです。
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図面 (4)

課題

超音波診断装置を用いる健康診断等において、操作パネルを見ないで操作を行なった場合でも、間違ったボタンの押下等操作間違いを防止できる、超音波診断装置の操作パネル用カバーを提供する。

解決手段

超音波診断装置の操作パネルを覆って着脱自在にされ、少なくとも、減衰補正手段、モード選択手段の1個もしくは2個、トラックボールエンコーダダイヤルフリーズ手段およびゲイン調節手段は露出した状態で、不要な操作手段を操作不可能な状態で覆うことにより、前記課題を解決する。

概要

背景

医療分野において、超音波画像を利用した超音波診断装置が利用されている。
一般に、この種の超音波診断装置は、超音波プローブ(超音波探触子以下、プローブとする)と、診断装置本体とを有しており、プローブから被検体に向けて超音波を送信し、被検体からの超音波エコーをプローブで受信して、その受信信号を診断装置本体で電気的に処理することにより超音波画像が生成される。

また、近年では、小型で、携帯が可能な超音波診断装置も実用化されており、病院等の医療施設以外での健康診断などでの超音波診断も可能になっている。

ところで、健康診断等における超音波診断では、限られた時間の中で、多数の患者診断を行なう必要がある。すなわち、健康診断等を行なう場合には、超音波診断装置を操作する医師などの検診者には、より効率的で、かつ、確実な診断が要求される。

例えば、超音波診断装置によって腹部検診を行なう場合には、被検者ベッド等に仰向けで横たわった状態で検査を受ける
この状態で、被検者の横に超音波診断装置を配置し、検診者は、超音波診断装置もしくは被検者に向かい、片手でプローブを被検者の腹部に当てて操作し、他方の手で装置の操作パネルを操作して、診断を行なう。

このような診断においては、検診者は、プローブの位置を決め、モニタを見ながら操作パネルの操作を行なう、という手順で診断を行なう。
この際には、検診者は、被検者の腹部の様々な場所にプローブを当てて、モニタを見ながら操作パネルの操作を行なう必要が有る。そのため、効率の良い診断を行なうためには、操作パネルに配置されるスイッチ類等の操作は、操作パネルを見ることなく行なう、いわゆるブラインドタッチによって行なうことが要求される。

ブラインドタッチによる操作では、間違ったボタンを押してしまう、不要なスイッチを入れてしまう等の誤操作を行なってしまう可能性が有る。
このような誤操作を行なってしまった場合には、例えば、超音波画像を表示するモニタの画像表示や、超音波診断のモードなどが、意図しない状態に変更されてしまい、その結果、診断や操作の後戻り、操作をやり直す必要が生じるなどの、不都合が生じる。特に、健康診断のように、多数の被検者の診断を、限られた時間の中で行なう必要が有る場合には、このような操作ミスは起こり易く、また、その不利益は、大きい。

一方で、特許文献1には、所定の1以上の操作ボタンの操作を有効にする通常モードと前記操作ボタンの操作を無効にするロックモードとを切り換える通常/ロック切換手段を有することにより、操作ボタンを誤って押してしまった際にも、診断や操作の後戻りが生じないようにする、超音波診断装置が記載されている。

概要

超音波診断装置を用いる健康診断等において、操作パネルを見ないで操作を行なった場合でも、間違ったボタンの押下等操作間違いを防止できる、超音波診断装置の操作パネル用カバーを提供する。超音波診断装置の操作パネルを覆って着脱自在にされ、少なくとも、減衰補正手段、モード選択手段の1個もしくは2個、トラックボールエンコーダダイヤルフリーズ手段およびゲイン調節手段は露出した状態で、不要な操作手段を操作不可能な状態で覆うことにより、前記課題を解決する。

目的

本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決することにあり、超音波診断装置を用いる健康診断などにおいて、医師や技師などの検診者が、ブラインドタッチによって正確かつ確実な操作を行なうことを可能にする、超音波診断装置の操作パネル用カバーを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

超音波診断装置操作パネルを覆って着脱自在にされ、前記操作パネルに装着された際に、少なくとも、超音波画像深度に応じた減衰補正を行なう手段、モード選択手段の1個もしくは2個、トラックボールエンコーダダイヤル、画像を停止させる手段、および、画像のゲインを調節する手段は露出した状態で、前記操作パネルの不要な操作手段を操作不可能な状態で覆うことを特徴とする超音波診断装置の操作パネル用操作パネルの操作面を覆うカバー

請求項2

前記操作パネルの全ての操作手段を露出した状態で、前記操作パネルを覆うカバー本体と、前記超音波画像の深度に応じた減衰補正を行なう手段、モード選択手段の1個もしくは2個、トラックボール、エンコーダダイヤル、画像を停止させる手段、および、画像のゲインを調節する手段以外の全操作手段の露出部に対応して備えられる、操作手段を操作できない状態として対応する前記露出部を覆う、前記カバー本体に着脱自在な個別カバー部材とを有する請求項1に記載の超音波診断装置の操作パネル用カバー

請求項3

露出される操作手段の1以上に対応して、操作手段を操作可能な状態で対応する露出部を覆う、各操作手段に特有の形状で、かつ、前記露出部に着脱自在な補助カバー部材を有する請求項1または2に記載の超音波診断装置の操作パネル用カバー。

請求項4

少なくとも前記モード選択手段のBモード選択手段は露出しており、さらに、画像の拡大手段、画像深度の変更手段、2モード画像表示における操作可能モードの切り替え手段、ボディーパターン表示の選択を行なう手段、ティッシュハーモニックの選択を行なう手段、スペックルノイズ低減処理を指示する手段、ならびに、自動減衰補正および音速補正の少なくとも一方を指示する手段の1以上も、露出した状態とする請求項1〜3のいずれかに記載の超音波診断装置の操作パネル用カバー。

請求項5

前記画像の拡大手段、画像深度の変更手段、2モード画像表示における操作可能モードの切り替え手段、ボディーパターン表示の選択を行なう手段、ティッシュハーモニックの選択を行なう手段、スペックルノイズの低減処理を指示する手段、ならびに、自動減衰補正および音速補正の少なくとも一方を指示する手段の全てを、露出した状態とする請求項4に記載の超音波診断装置の操作パネル用カバー

請求項6

携帯型の超音波診断装置に装着自在にされる請求項1〜5のいずれかに記載の超音波診断装置の操作パネル用カバー。

技術分野

0001

本発明は、超音波診断装置操作パネルに装着されることにより、誤操作を防止することができる超音波診断装置の操作パネル用カバーに関する。

背景技術

0002

医療分野において、超音波画像を利用した超音波診断装置が利用されている。
一般に、この種の超音波診断装置は、超音波プローブ(超音波探触子以下、プローブとする)と、診断装置本体とを有しており、プローブから被検体に向けて超音波を送信し、被検体からの超音波エコーをプローブで受信して、その受信信号を診断装置本体で電気的に処理することにより超音波画像が生成される。

0003

また、近年では、小型で、携帯が可能な超音波診断装置も実用化されており、病院等の医療施設以外での健康診断などでの超音波診断も可能になっている。

0004

ところで、健康診断等における超音波診断では、限られた時間の中で、多数の患者診断を行なう必要がある。すなわち、健康診断等を行なう場合には、超音波診断装置を操作する医師などの検診者には、より効率的で、かつ、確実な診断が要求される。

0005

例えば、超音波診断装置によって腹部検診を行なう場合には、被検者ベッド等に仰向けで横たわった状態で検査を受ける
この状態で、被検者の横に超音波診断装置を配置し、検診者は、超音波診断装置もしくは被検者に向かい、片手でプローブを被検者の腹部に当てて操作し、他方の手で装置の操作パネルを操作して、診断を行なう。

0006

このような診断においては、検診者は、プローブの位置を決め、モニタを見ながら操作パネルの操作を行なう、という手順で診断を行なう。
この際には、検診者は、被検者の腹部の様々な場所にプローブを当てて、モニタを見ながら操作パネルの操作を行なう必要が有る。そのため、効率の良い診断を行なうためには、操作パネルに配置されるスイッチ類等の操作は、操作パネルを見ることなく行なう、いわゆるブラインドタッチによって行なうことが要求される。

0007

ブラインドタッチによる操作では、間違ったボタンを押してしまう、不要なスイッチを入れてしまう等の誤操作を行なってしまう可能性が有る。
このような誤操作を行なってしまった場合には、例えば、超音波画像を表示するモニタの画像表示や、超音波診断のモードなどが、意図しない状態に変更されてしまい、その結果、診断や操作の後戻り、操作をやり直す必要が生じるなどの、不都合が生じる。特に、健康診断のように、多数の被検者の診断を、限られた時間の中で行なう必要が有る場合には、このような操作ミスは起こり易く、また、その不利益は、大きい。

0008

一方で、特許文献1には、所定の1以上の操作ボタンの操作を有効にする通常モードと前記操作ボタンの操作を無効にするロックモードとを切り換える通常/ロック切換手段を有することにより、操作ボタンを誤って押してしまった際にも、診断や操作の後戻りが生じないようにする、超音波診断装置が記載されている。

先行技術

0009

特開2002−272733号公報

発明が解決しようとする課題

0010

ここで、超音波診断装置では、1台の装置で腹部や肝臓等の各種の部位に対応する必要が有り、診断において頻繁に操作するボタンやスイッチ等も異なる。ところが、特許文献1に記載される超音波診断装置では、様々な部位の診断に対して、ブラインドタッチでの誤操作を防止することは、困難である。
また、特許文献1に記載される超音波診断装置では、ブラインドタッチでの操作によって、通常/ロック切換手段を誤操作してしまう可能性もある。

0011

本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決することにあり、超音波診断装置を用いる健康診断などにおいて、医師や技師などの検診者が、ブラインドタッチによって正確かつ確実な操作を行なうことを可能にする、超音波診断装置の操作パネル用カバーを提供することにある。

課題を解決するための手段

0012

前記目的を達成するために、本発明の超音波診断装置の操作パネル用カバーは、超音波診断装置の操作パネルを覆って着脱自在にされ、前記操作パネルに装着された際に、少なくとも、超音波画像の深度に応じた減衰補正を行なう手段、モード選択手段の1個もしくは2個、トラックボールエンコーダダイヤル、画像を停止させる手段、および、画像のゲインを調節する手段は露出した状態で、前記操作パネルの不要な操作手段を操作不可能な状態で覆うことを特徴とする超音波診断装置の操作パネル用カバーを提供する。

0013

このような本発明の超音波診断装置の操作パネル用カバーにおいて、前記操作パネルの全ての操作手段を露出した状態で、前記操作パネルを覆うカバー本体と、前記超音波画像の深度に応じた減衰補正を行なう手段、モード選択手段の1個もしくは2個、トラックボール、エンコーダダイヤル、画像を停止させる手段、および、画像のゲインを調節する手段以外の全操作手段の露出部に対応して備えられる、操作手段を操作できない状態として対応する前記露出部を覆う、前記カバー本体に着脱自在な個別カバー部材とを有するのが好ましい。
また、露出される操作手段の1以上に対応して、操作手段を操作可能な状態で対応する露出部を覆う、各操作手段に特有の形状で、かつ、前記露出部に着脱自在な補助カバー部材を有するのが好ましい。
また、少なくとも前記モード選択手段のBモード選択手段は露出しており、さらに、画像の拡大手段、画像深度の変更手段、2モード画像表示における操作可能モードの切り替え手段、ボディーパターン表示の選択を行なう手段、ティッシュハーモニックの選択を行なう手段、スペックルノイズ低減処理を指示する手段、ならびに、自動減衰補正および音速補正の少なくとも一方を指示する手段の1以上も露出した状態とするのが好ましい。
また、前記画像の拡大手段、画像深度の変更手段、2モード画像表示における操作可能モードの切り替え手段、ボディーパターン表示の選択を行なう手段、ティッシュハーモニックの選択を行なう手段、スペックルノイズの低減処理を指示する手段、ならびに、自動減衰補正および音速補正の少なくとも一方を指示する手段の全てを、露出した状態とするのが好ましい。
さらに、携帯型の超音波診断装置に装着自在にされるのが好ましい。

発明の効果

0014

上記構成を有する本発明の超音波診断装置の操作パネル用カバーによれば、超音波診断装置の操作パネルを覆ってカバーを装着するだけで、診断に必要な操作を行なう操作手段は操作可能にしたまま、実施する診断に不要な操作手段は、操作できない状態にできる。
そのため、超音波診断装置を用いる健康診断などにおいて、医師や技師などの検診者がブラインドタッチで操作パネルの操作を行なう場合に、不要なスイッチや間違ったスイッチを押してしまうなどの誤操作を、好適に防止できる。また、本発明の操作パネル用カバーは、腹部や肝臓などの操作部位診断内容等に対応する複数種を用意して、交換するだけで、様々な診断にも、容易に対応することができる。

図面の簡単な説明

0015

本発明の超音波診断装の操作パネル用カバーが利用される超音波診断装置の一例を概念的に示す図である。
(A)は、図1に示される超音波診断装置の操作パネルを概念的に示す図、(B)は、本発明の操作パネル用カバーの一例を概念的に示す図、(C)は、(A)に示す操作パネルに、(B)に示す操作パネル用カバーを装着した状態を概念的に示す図である。
(A)は、本発明の超音波診断装置の操作パネル用カバーの別の例のカバー本体を概念的に示す図、(B)は、(A)に示すカバー本体を操作パネルに装着した状態を概念的に示す図、(C)は、(A)に示すカバー本体の開口に装着される個別カバーを概念的に示す図である。

実施例

0016

以下、本発明の超音波診断装置の操作パネル用カバーについて、添付の図面に示される好適実施例を基に、詳細に説明する。

0017

図1に、本発明の超音波診断装置の操作パネル用カバーが利用される超音波診断装置の一例を概念的に示す。

0018

図1に示す超音波診断装置10は、診断装置本体12と、モニタ18を有する蓋体14と、超音波プローブ(図示省略)とを有して構成される。また、診断装置本体12の上面に、本発明の超音波診断装置の操作パネル用カバーが装着される、超音波診断における各種の操作を行なうための操作パネル16が形成されている。
この超音波診断装置10は、診断装置本体12および蓋体14に設けられた可動部を軸に、蓋体14を回動して開閉可能な装置であり、携帯が可能な超音波診断装置である。

0019

超音波プローブは、超音波の送受信を行なう(超音波)トランスデューサを一次元的もしくは二次元的に配列してなる圧電素子ユニットが配置されプローブヘッドと、ケーブルと、診断装置本体に装着されるプローブコネクタと、プローブヘッドとプローブコネクタとを接続するケーブルとから構成される。
超音波診断装置10においては、本体の側面に形成される装置側コネクタ(図示省略)に、プローブコネクタを装着することで、超音波プローブによる超音波の送受信すなわち超音波診断が可能になる。

0020

超音波診断装置10では、この超音波プローブから被検体に向けて超音波を送信し、被検体からの超音波エコーを超音波プローブで受信して、その受信信号を診断装置本体12で電気的に処理することにより、超音波画像が生成され、モニタ18に表示される

0021

図2(A)に、超音波診断装置10の操作パネル16の概念図を示す。
図示例の装置において、操作パネル16には、電源スイッチ20、ならびに、各種の表示および入力操作を行なうためのタッチパネル24が設けられる。

0022

符号26は、メニューボタンである。
メニューボタン26は、各種の機能を呼び出すためのメニューをタッチパネル24に表示するための操作手段である。図示例においては、一例として、画像調整プリセット患者情報、および、システムツールの4つのメニューが設定され、メニューボタン26も、これに対応して4つが設けられている。

0023

符号28は、減衰補正キー(DGCキー)である。減衰補正キー28は、画像の深度に応じたゲイン調整(画像の深度に応じた減衰補正)を行なうための操作手段で、図示例においては、6つの深度でゲイン調整を行なうことができる。

0024

符号30は、患者情報ボタンである。患者情報ボタン30は、は、患者情報をモニタ18に表示させる操作手段で、1回、押すと、患者情報をモニタ18に表示し、もう1回、押すと、超音波画像の表示に戻る。
符号34は、メニューコントロールスイッチである。メニューコントロールスイッチ34は、メニューボタン26によってタッチパネル34に表示した各メニューの操作を行なうためのもので、図示例では、4つの操作手段が設定されている。
符号36は、オプティマイズ(OPTIMIZE)ボタンである。オプティマイズボタン36は、自動減衰補正および音速補正機能を有効にする操作手段である。

0025

符号38は、ファンクションボタンである。ファンクションボタン38は、システム設定機能によって、ボタンの機能を検診者が任意に設定できる操作手段で、図示例においては、F1ボタンとF2ボタンの2つが設けられている。
符号40は、コンパウンド(COMPOUND)ボタンである。コンパウンドボタン40は、超音波プローブに対して、基本種波数高周波周波数とを合成させて、スペックルノイズを減少させるための操作手段である。
符号42は、ハーモニック(HARMONICS)ボタンである。ハーモニックボタン42は、ティッシュハーモニック画像起動および停止を行なう操作手段である。
符号46は、ズーム(ZOOM)ボタンである。ズームボタン46は、モニタ18に表示した超音波画像の拡大(ズーム)機能を起動するための操作手段である。
符号48は、デュアルモード切り替えスイッチである。デュアルモード切り替えスイッチ48は、B/Cモードなどの、デュアルモードでの超音波診断を行なっている際に、操作可能な画像を切り換える操作手段である。

0026

符号50〜符号56は、モードの選択手段である。
符号50は、PWボタンである。PWボタン50は、パルスドプラモードを起動/停止する操作手段である。
符号52は、Cボタンである。Cボタン52は、カラードプラモードを起動/停止する操作手段である。
符号54は、Mボタンである。Mボタン54は、Mモードを起動/停止する操作手段である。
符号56は、Bボタンである。Bボタン56は、Bモードを起動/停止する操作手段である。

0027

符号58は、ボディパターン(BODY PATTERN)ボタンである。ボディパターンボタン56は、ボディパターン(撮影部位を示す図形パターン)を表示するための操作手段である。例えば、ボディパターンボタン56を、一回、押すと、モニタ18にボディパターンを表示し、もう1回、押すと、ボディーパターンを消す。
符号60は、シネ(CINE)ボタンである。シネボタン60は、動画クリップ再生や停止を行なうための操作手段である。
符号62は、デリート(DELETE)ボタンである。デリートボタン62は、計測中に、前の手順に戻って計測をやり直すための操作手段である。

0028

符号64は、トラックボールである。トラックボール64は、カーソルの移動、ROI(関心領域)のサイズや位置の決定、計測ツールの配置、動画クリップの再表示などを行なうための操作手段である。
なお、本発明の操作パネル用カバーが対応する超音波診断装置の操作パネルは、トラックボールに替えて、いわゆるトラックパッドタッチパッド)を利用するものであってもよい。この際には、本発明の操作パネル用カバーは、トラックボールに替えて、トラックパッドを露出する。

0029

符号68は、メジャー(MEASURE)ボタンである。メジャーボタン68は、ダイナミックキャリパーまたは計算メニューや、ドプラ波形自動トレース機能を起動する操作手段である。例えば、メジャーボタン68は、1回、押すと、ダイナミックキャリパーまたは計算メニューを呼び出す。また、パルスドプラーモード起動時に、メジャーボタン68を2回続けて押すと、ドプラ波形自動トレース機能を起動する。
符号70は、セット(SET)ボタンである。セットボタン70は、モニタ18の画面上の項目や機能の選択(確定)を行なうための操作手段である。

0030

符号72は、デプス(DEPTH)ボタンである。デプスボタン72は、超音波画像の視野深度を変更するための操作手段である。
符号74は、ストア(STORE)ボタンである。ストアボタン74は、モニタ18に表示している画像を、事前に設定した装置に記憶させ、また、プリントするための操作手段である。図示例においては、ストアボタン74は、3つ(STORE1,STORE2,およびSTORE3)が設定されている。

0031

符号76は、エンコーダダイヤルである。エンコーダダイヤル76は、パスルドプラモード時のドプラ角度の調整や、ボディーパターン表示時におけるプローブのマークの回転等を行なうための操作手段である。
符号78は、ゲイン(GAIN)ダイヤルである。ゲインダイヤル78は、Bモード、Mモード、カラードプラモード、および、パルスドプラモードのゲインを調整するための操作手段である。
符号80は、フリーズ(FREEZE)ボタンである。フリーズボタン80は、モニタ18に表示している画像を停止(静止)させるための操作手段である。図示例においては、フリーズボタン80は、ゲインダイヤル78の中心に配置されている。

0032

図2(B)に、本発明の超音波診断装置の操作パネル用カバー(以下、パネル用カバーとも言う)の一例を概念的に示す。

0033

図2(B)に示す操作パネル用カバー84は、超音波診断装置10の操作パネル(操作盤)16の操作面を覆って、操作パネル14に着脱自在に装着されるものである。
また、操作パネル用カバー84は、操作パネル14に装着された際に、覆った領域のボタンやスイッチ等を操作できなくするだけの、十分な強度(硬度)を有する。

0034

図2(B)に示すように、この操作パネル用カバー84には、操作パネル14に装着された際のCボタン52に対応する位置に開口52aが、同Bボタン56に対応する位置に開口56aが、同トラックボール64に対応する位置に開口64aが、それぞれ形成されている。
また、操作パネル用カバー84は、操作パネル14に装着された際の、減衰補正キー28に対応する位置、同エンコーダダイヤル76に対応する位置、同ゲインダイヤル78およびフリーズボタン80に対応する位置は、覆わない形状を有する。

0035

トラックボール64や、操作パネル用カバー84によって覆われない領域に位置する操作手段は、診断を行なう部位や診断の種類によらず、超音波診断装置において使用頻度が高い操作手段である。
また、図示例では、Cボタン52およびBボタン56が開口しているが、モード選択手段である、PWボタン50、Cボタン52、Mボタン54、およびBボタン56から選択される1個もしくは2個も、超音波診断装置において使用頻度が高い操作手段である。

0036

ここで、図2(B)に示される操作パネル用カバー84は、一例として、腹部の超音波診断に好適に対応する。
そのため、上記各開口や所定の操作手段を覆わない構成に加え、さらに、操作パネル14に装着された際のオプティマイズボタン36に対応する位置に開口36aが、同コンパウンドボタン40に対応する位置に開口40aが、同ハーモニックボタン42に対応する位置に開口42aが、同ズームボタン46に対応する位置に開口46aが、デュアルモード切り替えスイッチ48に対応する位置に開口48aが、ボディーパターンボタン58に対応する位置に開口58aが、デプスボタン72に対応する位置に開口72aが、それぞれ形成される。
これらの開口が対応する操作手段は、いずれも、腹部の超音波診断を行なう際に、使用される頻度が高いものである。

0037

そのため、この操作パネル用カバー84を、超音波診断装置10の操作パネル16を覆うように、操作パネル16に装着すると、図2(C)に示すように、超音波診断を行なう部位等によらず使用頻度が高い、モード選択手段の1個もしくは2個(図示例では、Cボタン52およびBボタン56)、トラックボール64、減衰補正キー28、エンコーダダイヤル76、ゲインダイヤル78、および,フリーズボタン80、ならびに、腹部の超音波診断を行なう際に使用頻度が高いオプティマイズボタン36、コンパウンドボタン40、ハーモニックボタン42、ズームボタン46、デュアルモード切り替えスイッチ48、ボディーパターンボタン58、およびデプスボタン72は露出されて操作可能で、それ以外の操作手段は、全て、操作パネル用カバー84によって覆われて操作ができない状態となる。

0038

従って、図示例の操作パネル用カバー84によれば、超音波診断装置10によって腹部の診断を行なう際に、操作パネル用カバー84を操作パネル16を覆うように装着するだけで、腹部の超音波診断に必要な操作手段は操作可能として、腹部の超音波診断に不要な操作手段は操作できない状態にできる。
すなわち、本発明によれば、超音波診断装置10を用いる健康診断などにおいて、医師や技師などの検診者がブラインドタッチによって操作パネル16の操作を行なう際に、不要なボタンを押してしまう等の誤操作を、好適に防止でき、誤操作に起因する診断の後戻りや、操作のやり直し等を防止できる。
また、本発明の操作パネル用カバーによれば、腹部や肝臓等の操作部位や診断内容なに対応して、複数種を用意しておくことで、操作パネル用カバーを交換するだけで、様々な種類の超音波診断に容易に対応できる。

0039

本発明の操作パネル用カバーにおいて、操作パネル16を覆った際に露出する操作手段には、特に限定はなく、操作パネル用カバーが対応する診断部位や診断の種類等に応じて操作頻度の高い操作手段を、適宜、選択して、露出するようにすればよい。
しかしながら、本発明の操作パネル用カバーは、トラックボール64、減衰補正キー28、エンコーダダイヤル76、ゲインダイヤル78、およびフリーズボタン80は、操作パネル16を覆った状態でも、必ず露出させる。

0040

これらの操作手段は、いずれも、超音波診断装置によって診断を行なう部位や、診断の種類によらず、非常に使用頻度が高い。また、超音波診断装置での制御にもよるが、これらの操作手段で誤操作を行なっても、多くの場合、容易に回復できる。
そのため、本発明の操作パネル用カバー84は、操作パネル16を覆った状態でも、これらの操作手段は露出した状態とすることにより、誤操作に対する安全性を十分に確保した上で、様々な部位や種類の診断に、好適に対応することが可能となる。

0041

さらに、本発明においては、モード選択手段である、PWボタン50、Cボタン52、Mボタン54、およびBボタン56の内の1個または2個は、操作パネル16を覆った状態でも、必ず露出させる。
超音波診断装置では、通常、1個もしくは2個のモードを使用して診断を行う。一方で、超音波診断中にモード選択手段の誤操作を行なってしまうと、回復に手間が掛かる場合が多く、超音波診断装置での制御にもよるが、甚だしい場合には、イニシャライズされて、装置が初期状態に戻ってしまう場合も有る。
これに対して、本発明の操作パネル用カバー84は、操作パネル16を覆った状態で、モード選択手段の1個もしくは2個を露出する構成を有することにより、1種または2種のモードを利用する様々な部位や種類の診断に好適に対応すると共に、モード選択手段の誤操作による大きな不都合も防止できる。

0042

前述のように、図2に示す操作パネル用カバー84は、一例として、上記露出が必須の操作手段に加え、オプティマイズボタン36、コンパウンドボタン40、ハーモニックボタン42、ズームボタン46、デュアルモード切り替えスイッチ48、ボディーパターンボタン58、およびデプスボタン72が露出される。これらの1以上、好ましくは全部を露出することにより、腹部の超音波診断に、好適に対応できる。
しかしながら、本発明は、これに限定されないのは、前述の通りである。例えば、診断部位が肝臓である場合には、上記露出が必須の操作手段に加え、肝臓の超音波診断で使用頻度が高い操作手段を、適宜、選択して、露出させる形状の操作パネル用カバーとすればよい。また、診断部位が腎臓である場合には、上記露出が必須の操作手段に加え、腎臓の超音波診断で使用頻度が高い操作手段を、適宜、選択して、露出させる形状の操作パネル用カバーとすればよい。

0043

本発明の操作パネル用カバーは、開口等によって露出された操作手段を、操作可能な状態で覆う、操作手段毎に特有な形状で、かつ、操作パネル用カバーに着脱自在(もしくは固定される)な、補助カバーを有してもよい。
例えば、図2に示す操作パネル用カバー84であれば、ズームボタン46に対応する開口46aを覆って操作パネル用カバー84に着脱自在にされる星型の凸状カバーが例示される。さらに、同様に操作パネル用カバー84に着脱自在にされる、Cボタン52に対応する開口52aを覆う頂角が蓋体14に向く正三角柱状のカバー、Bボタン56に対応する開口56aを覆う頂角が蓋体14と逆に向く正三角柱状のカバー、ボディーパターンボタン58に対応する開口58aを覆う楕円筒状のカバー、等も例示される。

0044

このような補助カバーを有することにより、ブラインドタッチによる操作パネル16の操作を行なう際に、手探りで操作手段を判別することが可能になり、より誤操作を無くした正確な診断が可能となる。

0045

このような補助カバーは、一例として、ボタンの押下等の操作が可能な軟性を有する材料で形成すればよい。
また、補助カバーは、操作パネル用カバーから露出する全ての操作手段に対応して設けてもよく、あるいは、診断中における操作頻度が、特に高い操作手段を、適宜、選択して設けてもよい。
さらに、開口等に補助カバーを着脱自在にする方法は、粘着を利用する方法、開口への嵌入を利用する方法等、公知の方法によればよい。

0046

図3に、本発明の操作パネル用カバーの別の例を示す。
図2に示す操作パネル用カバー84は、前述の露出が必須の操作手段、および、診断部位等に応じて、適宜、選択された操作手段にのみ対応して、これらを露出するための開口や形状を有する。
これに対し、図3に示す操作パネル用カバー90は、図3(A)および図3(B)に示すように、操作パネル16を覆って装着された状態で、自身が覆う領域において、全ての操作手段に対応して、矩形正方形もしくは長方形)の開口96が形成された、カバー本体92を有する。
従って、このカバー本体92のみを操作パネル16に装着した場合では、図3(B)に示すように、操作パネル16の全ての操作手段が、露出され、操作可能である。

0047

その上で、図3に示す操作パネル用カバー90には、自身が覆う領域において、モード選択ボタン(PWボタン50、Cボタン52、Mボタン54およびBボタン56の内)の1個または2個、ならびにトラックボール64に対応する開口96を除く、全ての操作手段に対応する開口96に対して、開口96(操作パネル用カバーが覆わない操作手段の露出部)を覆う着脱自在な個別カバーが、備えられている。
例えば、図3(C)に示すような、カバー本体92に形成される開口96と同様の平面形状を有する矩形(正方形もしくは長方形)の板状部材のような個別カバー94が、モード選択ボタンの1個または2個、ならびにトラックボール64を除く、全ての操作手段に対応する開口96に対応して、備えられている。

0048

この個別カバー94ば、カバー本体92の対応する開口96に着脱自在にされるものであり、図3(B)に患者情報ボタン30に対応する開口96を例示して示すように、対応する開口96に装着されることにより、この開口96を閉塞して、対応する操作手段での操作が出来なくなる。
例えば、腹部の超音波検査を行なう場合であれば、オプティマイズボタン36、コンパウンドボタン40、ハーモニックボタン42、ズームボタン46、デュアルモード切り替えスイッチ48、ボディーパターンボタン58、およびデプスボタン72を除く、全ての操作手段に対応する開口96に、個別カバー94を装着することにより、図2に示す操作パネル用カバー84と同様の、腹部の超音波診断に対応する操作パネル用カバー90を形成できる。

0049

従って、図3に示す操作パネル用カバー90によれば、超音波診断を行なう部位や、検査の種類等に応じて、使用しない操作手段を、適宜、選択して、選択した操作手段に対応する開口に、個別カバー94を装着することにより、様々な超音波診断に対応して、誤操作を防止した、ブラインドタッチでの正確な操作が可能になる。

0050

図3に示す操作パネル用カバー90において、カバー本体92の開口96に、個別カバー94を着脱自在にする方法には、特に限定はなく、個別カバー94と開口96とに形成した凹凸を用いる嵌合による方法、開口96に対して個別カバー94を極僅か小型にして嵌入する方法等、公知の方法によればよい。

0051

以上、本発明の超音波診断装置の操作パネル用カバーについて詳細に説明したが、本発明は、上述の例に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行なってもよいのは、もちろんである。

0052

例えば、図2および図3に示す例では、本発明の操作パネル用カバー84および90は、減衰補正キー28に対応する位置、エンコーダダイヤル76、ゲインダイヤル78、および、フリーズボタン80に対応する位置は、覆わない形状を有することにより、減衰補正キー28、エンコーダダイヤル76、ゲインダイヤル78およびフリーズボタン80を露出しているが、本発明は、これに限定はされない。

0053

すなわち、本発明の操作パネル用カバーは、超音波診断装置の操作パネルの全面を覆って、操作パネルに装着され、操作手段を露出する開口を有する構成でもよい。
図2および図3に示す操作パネル用カバー84や90であれば、操作パネル16に装着された際に、減衰補正キー28、エンコーダダイヤル76、ゲインダイヤル78およびフリーズボタン80に対応する領域も覆う形状とし、減衰補正キー28に対応する位置、エンコーダダイヤル76に対応する位置、ゲインダイヤル78およびフリーズボタン80に対応する位置に、これらの操作手段を露出するための開口を有する構成でもよい。なお、この際には、操作パネル用カバー90では、減衰補正キー28に対応する位置、エンコーダダイヤル76に対応する位置、ゲインダイヤル78およびフリーズボタン80に対応する開口も、トラックボール64に対応する開口96等と同様に、個別カバー94は、備えられない。

0054

医療現場等で各種の診断に用いられる超音波診断装置に、好適に利用可能である。

0055

10超音波診断装置
12診断装置本体
14蓋体
16操作パネル
18モニタ
20電源スイッチ
24タッチパネル
26メニューボタン
28減衰補正キー
30患者情報ボタン
34 メニューコントロールスイッチ
36オプティマイズボタン
36a,40a,42a.46a,48a,52a,56a,58a,64a,96 開口
38ファンクションボタン
40コンパウンドボタン
42ハーモニックボタン
46ズームボタン
48デュアルモード切り替えスイッチ
50 PWボタン
52 Cボタン
54 Mボタン
56 Bボタン
58ボディパターンボタン
60 シネボタン
62デリートボタン
64トラックボール
68メジャボタン
70 セットボタン
72デプスボタン
74ストアボタン
76エンコーダダイヤル
78ゲインダイヤル
80フリーズボタン
84,90操作パネル用カバー
92カバー本体
94 個別カバー

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