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技術 共同環境における位置情報の提供

出願人 株式会社リコー
発明者 ジョンバラス
出願日 2012年3月5日 (8年8ヶ月経過) 出願番号 2012-047975
公開日 2012年9月27日 (8年1ヶ月経過) 公開番号 2012-185823
状態 特許登録済
技術分野 計算機間の情報転送
主要キーワード 視覚的マーク 中間近傍 動作接続 接触スクリーン 周辺サブシステム 中央コンポーネント 使用ケース 幾何学的形
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2012年9月27日)のものです。
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図面 (6)

課題

共同セッションに参加するユーザの体感を向上させるための技術を提供すること。

解決手段

本発明の一特徴は、第1システムが、第1オブジェクトの第2オブジェクトに関するポジションを示す画像を生成するステップと、前記第1システムが、前記画像と前記第1システムにおいてキャプチャされた書き込み情報に対応するデジタル情報とを有する第1信号を生成するステップと、第2システムにおける前記デジタル情報と前記画像との表示を可能にするため、前記第1システムから前記第2システムへ前記第1信号を通信するステップとを有する方法に関する。

概要

背景

インタラクティブホワイトボード(IWB)システム電子ホワイトボードシステムとも呼ばれる)は、従来のチョーク及びボードシステムに対していくつかの利点を提供する。IWBシステムでは、ユーザの書き込みはデジタル情報(当該書き込みのデジタル表現とも呼ばれる)に変換され、その後にIWBシステムのディスプレイ面ホワイトボードなど)に投影及び表示される。このような複数のIWBシステムは、通信ネットワークインターネットなど)を介し通信接続され、共同セッションに参加する。例えば、第1IWBシステムと、第1IWBシステムから遠隔にある第2IWBシステムとは、第1IWBシステムにいる第1ユーザにより書かれた情報がデジタル表現又はデジタル情報に変換され、第1IWBシステムのディスプレイ面と共に第2IWBシステムのディスプレイ面とに投影されるように、共同セッションに関与するようにしてもよい。同様に、第2IWBシステムにいる第2ユーザにより書かれた情報は、第1IWBシステムと第2IWBシステムとの双方のディスプレイ面に投影されるデジタル情報に変換されてもよい。これは、IWBシステムのユーザの共同環境を確立する。

しかしながら、分散化されたIWBシステムを用いたリモートインタラクションはかなり複雑である。例えば、第1IWBシステムにいるユーザは、典型的には、第2IWBシステムにいるユーザが書き込みをしようすると場所を知らない。これは、しばしばインタラクティブホワイトボードに書き込まれる情報の“衝突”をもたらす。第1IWBシステムにおいてビデオを単にキャプチャし、それを第2IWBシステムに通信することは、第1IWBシステムにいるユーザが第1IWBシステムのホワイトボード上で表示される情報の妨げとなり、又は不明りょうにする可能性がるため、十分でない。

概要

共同セッションに参加するユーザの体感を向上させるための技術を提供すること。本発明の一特徴は、第1システムが、第1オブジェクトの第2オブジェクトに関するポジションを示す画像を生成するステップと、前記第1システムが、前記画像と前記第1システムにおいてキャプチャされた書き込み情報に対応するデジタル情報とを有する第1信号を生成するステップと、第2システムにおける前記デジタル情報と前記画像との表示を可能にするため、前記第1システムから前記第2システムへ前記第1信号を通信するステップとを有する方法に関する。

目的

本発明の実施例は、共同利用可能なシステムに関し、より詳細には、当該システムを用いて実行される共同作業を向上させるため、当該システムに関する位置情報を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

第1システムが、第1オブジェクトの第2オブジェクトに関するポジションを示す画像を生成するステップと、前記第1システムが、前記画像と前記第1システムにおいてキャプチャされた書き込み情報に対応するデジタル情報とを有する第1信号を生成するステップと、第2システムにおける前記デジタル情報と前記画像との表示を可能にするため、前記第1システムから前記第2システムへ前記第1信号を通信するステップと、を有する方法。

請求項2

前記第1システムが、前記画像を有する第2信号を生成するステップと、前記第1システムが、デジタル情報を有する第3信号を生成するステップと、をさらに有し、前記第1信号を生成するステップは、前記第2信号と前記第3信号値に基づき前記第1信号を生成することを含む、請求項1記載の方法。

請求項3

前記生成される画像は、前記第2システムにおける表示の際に前記画像の一部が前記表示されたデジタル情報の一部と重なるとき、前記表示された画像との一部と前記表示されたデジタル情報の一部との双方が可視的であるようなものである、請求項1記載の方法。

請求項4

前記第2システムにおいて前記デジタル情報と前記画像とを有する第1信号を表示するステップをさらに有する、請求項1記載の方法。

請求項5

前記第1信号を表示するステップは、前記第1信号を前記第2システムの面に投影するステップと、前記画像の一部が前記表示されたデジタル情報の一部と重なり、前記画像の一部と前記デジタル情報の一部との双方が可視的であるように、前記生成された画像と前記デジタル情報とを表示するステップと、を有する、請求項4記載の方法。

請求項6

前記画像を生成するステップは、前記第1システムが、1以上のセンサによりキャプチャされ、前記第1オブジェクトのポジションを表すセンサデータを受信するステップと、前記センサデータに基づき前記画像を生成するステップと、を有する、請求項1記載の方法。

請求項7

前記センサデータは、圧力センサから受信したデータ、動きセンサから受信したデータ、カメラから受信した奥行き情報、カメラから受信したオートフォーカス情報近接センサから受信したデータ又はオーディオ記録装置から受信したデータの少なくとも1つを有する、請求項6記載の方法。

請求項8

前記第2オブジェクトは、前記第1システムのコンポーネントであり、前記コンポーネントは、前記書き込み情報を入力するのに使用され、前記第1オブジェクトは、前記第1システムを使用するユーザである、請求項1記載の方法。

請求項9

前記画像は、前記ユーザの一部のシルエットである、請求項8記載の方法。

請求項10

第1システムが、前記第1システムから遠隔にある第2システムにおいてキャプチャされた情報のデジタル表現であるデジタル情報と、第1のオブジェクトの第2オブジェクトに関するポジションを示す画像とを有する信号を受信するステップと、前記第1システムが、前記第2システムから受信した信号を表示するステップと、を有する方法であって、前記表示するステップは、前記画像の一部が前記表示されるデジタル情報の一部と重なり、前記画像の一部と前記デジタル情報の一部との双方が可視的になるように、前記画像と前記デジタル情報とを表示することを含む方法。

請求項11

前記表示するステップは、前記第1システムの面上に前記信号を表示することを含み、前記第1オブジェクトは、前記第2システムのユーザであり、前記第2オブジェクトは、前記第2システムのコンポーネントであり、前記デジタル情報は、前記第2システムにおいてキャプチャされた書き込み情報のデジタル表現である、請求項10記載の方法。

請求項12

前記画像は、前記ユーザのシルエットである、請求項11記載の方法。

請求項13

複数の命令を格納するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記複数の命令は、第1システムに、第1オブジェクトの第2オブジェクトに関するポジションを示す画像を生成させる命令と、前記第1システムに、前記画像と、前記第1システムにおいてキャプチャされた書き込み情報に対応するデジタル情報とを有する第1信号を生成させる命令と、前記第1システムに、第2システムにおける前記画像と前記デジタル情報との表示を可能にするため、前記第1システムから前記第2システムに前記第1信号を通信させる命令と、を有するコンピュータ可読記憶媒体。

請求項14

前記複数の命令はさらに、前記第1システムに、前記画像を有する第2信号を生成させる命令と、前記第1システムに、前記デジタル情報を有する第3信号を生成させる命令と、を有し、前記第1システムに前記第1信号を生成させる命令は、前記第1システムに前記第2信号と前記第3信号とに基づき前記第1信号を生成させる命令を含む、請求項13記載のコンピュータ可読記憶媒体。

請求項15

前記生成される画像は、前記第2システムに表示される際に前記画像の一部が前記表示されたデジタル情報の一部と重なり、前記表示された画像の一部と前記表示されたデジタル情報の一部とが可視的であるようなものである、請求項13記載のコンピュータ可読記憶媒体。

請求項16

前記複数の命令はさらに、前記第2システムに前記画像と前記デジタル情報とを有する前記第1信号を表示させる命令を有する、請求項13記載のコンピュータ可読記憶媒体。

請求項17

前記第2システムに前記第1信号を表示させる命令は、前記第2システムに、前記第2システムの面上に前記第1信号を投影させる命令と、前記第2システムに、前記画像の一部が前記表示されるデジタル情報の一部と重なり、前記画像の一部と前記デジタル情報の一部との双方が可視的であるように、前記生成された画像と前記デジタル情報とを表示させる命令と、を有する、請求項16記載のコンピュータ可読記憶媒体。

請求項18

前記第1システムに前記画像を生成させる命令は、前記第1システムに、1以上のセンサによりキャプチャされ、前記第1オブジェクトのポジションを表すセンサデータを受信させる命令と、前記第1システムに、前記センサデータに基づき前記画像を生成させる命令と、を有する、請求項13記載のコンピュータ可読記憶媒体。

請求項19

前記センサデータは、圧力センサから受信したデータ、動きセンサから受信したデータ、カメラから受信した奥行き情報、カメラから受信したオートフォーカス情報、近接センサから受信したデータ又はオーディオ記録装置から受信したデータの少なくとも1つを有する、請求項18記載のコンピュータ可読記憶媒体。

請求項20

前記第2オブジェクトは、前記第1システムのコンポーネントであり、前記コンポーネントは、前記書き込み情報を入力するのに使用され、前記第1オブジェクトは、前記第1システムを使用するユーザである、請求項13記載のコンピュータ可読記憶媒体。

請求項21

前記画像は、前記ユーザの一部のシルエットである、請求項20記載のコンピュータ可読記憶媒体。

技術分野

0001

本発明の実施例は、共同利用可能なシステムに関し、より詳細には、当該システムを用いて実行される共同作業を向上させるため、当該システムに関する位置情報を提供する技術に関する。

背景技術

0002

インタラクティブホワイトボード(IWB)システム(電子ホワイトボードシステムとも呼ばれる)は、従来のチョーク及びボードシステムに対していくつかの利点を提供する。IWBシステムでは、ユーザの書き込みはデジタル情報(当該書き込みのデジタル表現とも呼ばれる)に変換され、その後にIWBシステムのディスプレイ面ホワイトボードなど)に投影及び表示される。このような複数のIWBシステムは、通信ネットワークインターネットなど)を介し通信接続され、共同セッションに参加する。例えば、第1IWBシステムと、第1IWBシステムから遠隔にある第2IWBシステムとは、第1IWBシステムにいる第1ユーザにより書かれた情報がデジタル表現又はデジタル情報に変換され、第1IWBシステムのディスプレイ面と共に第2IWBシステムのディスプレイ面とに投影されるように、共同セッションに関与するようにしてもよい。同様に、第2IWBシステムにいる第2ユーザにより書かれた情報は、第1IWBシステムと第2IWBシステムとの双方のディスプレイ面に投影されるデジタル情報に変換されてもよい。これは、IWBシステムのユーザの共同環境を確立する。

0003

しかしながら、分散化されたIWBシステムを用いたリモートインタラクションはかなり複雑である。例えば、第1IWBシステムにいるユーザは、典型的には、第2IWBシステムにいるユーザが書き込みをしようすると場所を知らない。これは、しばしばインタラクティブホワイトボードに書き込まれる情報の“衝突”をもたらす。第1IWBシステムにおいてビデオを単にキャプチャし、それを第2IWBシステムに通信することは、第1IWBシステムにいるユーザが第1IWBシステムのホワイトボード上で表示される情報の妨げとなり、又は不明りょうにする可能性がるため、十分でない。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明の課題は、共同セッションに参加するユーザの体感を向上させるための技術を提供することである。

課題を解決するための手段

0005

一実施例では、第1システムが、第1オブジェクトの第2オブジェクトに関するポジションを示す画像を生成するステップと、前記第1システムが、前記画像と前記第1システムにおいてキャプチャされた書き込み情報に対応するデジタル情報とを有する第1信号を生成するステップと、第2システムにおける前記デジタル情報と前記画像との表示を可能にするため、前記第1システムから前記第2システムへ前記第1信号を通信するステップとを有する方法が提供される。

0006

一実施例では、前記第1システムが、前記画像を有する第2信号を生成し、デジタル情報を有する第3信号を生成し、前記第2信号と前記第3信号値に基づき前記第1信号を生成してもよい。

0007

一実施例では、前記生成される画像は、前記第2システムにおける表示の際に前記画像の一部が前記表示されたデジタル情報の一部と重なるとき、前記表示された画像との一部と前記表示されたデジタル情報の一部との双方が可視的であるようなものであってもよい。

0008

一実施例では、前記デジタル情報と前記画像とを有する第1信号が、前記第2システムにおいて表示又は出力されてもよい。前記第1信号の表示は、前記第1信号を前記第2システムの面に投影するステップと、前記画像の一部が前記表示されたデジタル情報の一部と重なり、前記画像の一部と前記デジタル情報の一部との双方が可視的であるように、前記生成された画像と前記デジタル情報とを表示するステップとを有してもよい。

0009

一実施例では、前記第1システムが、1以上のセンサによりキャプチャされ、前記第1オブジェクトのポジションを表すセンサデータを受信し、前記センサデータに基づき前記画像を生成してもよい。

0010

一実施例では、前記センサデータは、圧力センサから受信したデータ、動きセンサから受信したデータ、カメラから受信した奥行き情報、カメラから受信したオートフォーカス情報近接センサから受信したデータ又はオーディオ記録装置から受信したデータの少なくとも1つを有してもよい。

0011

一実施例では、前記第2オブジェクトは、前記第1システムのコンポーネントであり、前記コンポーネントは、前記書き込み情報を入力するのに使用され、前記第1オブジェクトは、前記第1システムを使用するユーザであってもよい。一実施例では、前記画像は、前記ユーザの一部のシルエットであってもよい。

0012

他の実施例によると、第1システムが、前記第1システムから遠隔にある第2システムにおいてキャプチャされた情報のデジタル表現であるデジタル情報と、第1のオブジェクトの第2オブジェクトに関するポジションを示す画像とを有する信号を受信するステップと、前記第1システムが、前記第2システムから受信した信号を表示するステップとを有する方法であって、前記表示するステップは、前記画像の一部が前記表示されるデジタル情報の一部と重なり、前記画像の一部と前記デジタル情報の一部との双方が可視的になるように、前記画像と前記デジタル情報とを表示することを含む方法が提供される。

0013

一実施例では、前記表示するステップは、前記第1システムの面上に前記信号を表示することを含み、前記第1オブジェクトは、前記第2システムのユーザであり、前記第2オブジェクトは、前記第2システムのコンポーネントであり、前記デジタル情報は、前記第2システムにおいてキャプチャされた書き込み情報のデジタル表現であってもよい。

0014

一実施例では、前記画像は、前記ユーザのシルエットであってもよい。

0015

一実施例では、共同セッションに参加する複数のIWBシステムについて、第1IWBシステムにおけるオブジェクトのポジションがトラッキングされる。この位置情報は、共同セッションに参加する他のIWBシステムに通信及び表示され、これにより、第1IWBシステムにいるユーザのポジションのヒントを他のIWBシステムのユーザに提供することができる。

0016

一実施例では、第1IWBシステムにいるユーザ又は他のオブジェクトのポジションがトラッキングされてもよい。例えば、第1IWBシステムのディスプレイ面に関するユーザのポジションがトラッキングされてもよい。その後、情報(画像の形式など)が、第1IWBシステムから遠隔にあり、第1IWBシステムと共同セッションに参加する第2IWBシステムに、第1IWBシステムにいるユーザの物理的位置の表示を第2IWBシステムのユーザに提供するようにして表示される。

0017

一実施例では、位置情報は、第2IWBシステムのディスプレイ面に投影される画像であってもよい。画像は、第2IWBシステムのディスプレイ面に表示される他の何れかの情報が、表示される画像が他の表示された情報と重なる場合であっても可視的となるような方法により表示されてもよい。このようにして、ポジションを示す画像は、第2IWBシステムのディスプレイ面に表示される他の何れかの情報を不明りょうにしない。

0018

上記及び他の特徴及び実施例は、以下の明細書、請求項及び添付した図面を参照してより明らかになるであろう。

発明の効果

0019

本発明によると、共同セッションに参加するユーザの体感を向上させるための技術を提供することができる。

図面の簡単な説明

0020

図1は、本発明の実施例を有するインタラクティブホワイトボード(IWB)システムの簡単化されたブロック図である。
図2は、本発明の実施例による複数のIWBシステムが通信ネットワークを介しネットワーク接続され、共同セッションに参加するネットワーク環境の簡単化されたブロック図である。
図3は、本発明の実施例による共同セッションに参加するIWBシステムにより実行される処理を示す簡単化されたフローチャートを示す。
図4は、本発明の実施例によるIWBシステムが同時に2つの別の共同セッションに参加する簡単化されたブロック図を示す。
図5は、本発明の実施例を実現するのに利用可能なコンピュータシステムの簡単化されたブロック図である。

実施例

0021

以下の説明では、本発明の実施例の完全な理解を提供するため、説明のための具体的な詳細が提供される。しかしながら、本発明はこれら具体的な詳細なしに実現されてもよいことが明らかであろう。

0022

図1は、本発明の実施例を搭載するインタラクティブホワイトボード(IWB)システム100の簡単化されたブロック図である。IWBシステム100は、ディスプレイ面102、プロジェクタ104、コントローラ106、ライティングキャプチャシステム108及びポジショントラッキングシステム110を含む複数のコンポーネントを有する。図1に示されるシステム100のコンポーネントは、単なる例示のためのものであり、本発明の実施例の範囲を何れかの方法で限定することを意図するものでない。他の実施例は、図1に示されるものなどより多く又は少ないコンポーネントを有してもよい。

0023

ディスプレイ面102(IWBシステムの“ホワイトボード”又は“描画面”とも呼ばれる)は、IWBシステム100のユーザのための入出力面を提供する。入力インタフェースとして、それは、ユーザがその後にデジタル情報に変換される書き込み(描画とも呼ばれる)入力を提供することを可能にする。出力インタフェースとして、デジタル情報は、投影された情報がIWBシステム100の1以上のユーザにより閲覧可能となるように、プロジェクタ104によりディスプレイ面102に投影される。IWBシステム100の1以上のユーザは、1以上の書き込み装置を用いて書き込むことによって、IWBシステム100に入力を提供する。例えば、図1に示されるように、ユーザ112は、書き込み装置114を用いてディスプレイ面102に書き込みしてもよい。本出願で用いられる“書き込み”、“描画”又は“書き込み情報”という用語は、書き込み装置114を用いて提供可能な1以上のチャラクタ、文字シンボル、単語、センテンス、テーブル、描画、スケッチ、図、又は他の何れかのタイプの入力を含む。他の例として、書き込み又は描画は、何れかの言語又はフォーマットにより表される手書きの文字、数字又はシンボルを含みうる。さらなる例として、書き込み又は描画は、手書きの画像要素テキスト要素との組み合わせから構成可能である。

0024

書き込み装置を用いて行ったユーザの書き込みは、ライティングキャプチャシステム108によりキャプチャされ、当該書き込みに対応するデジタル情報を決定するコントローラ106に通信される。その後、デジタル情報は、ディスプレイ面102に投影するため、プロジェクタ104に通信される。デジタル情報は、時間順動き又はストローク(stroke)、ピクセルベースの画像、プレイン又はフォーマット化されたテキストなどの各種形態を有してもよい。

0025

IWBシステム100のユーザは、入力を書き込み又は提供するための各種書き込み装置を利用してもよい。一実施例では、書き込み装置は、ディスプレイ面102に視覚的なマークを残す又は残さない物理的オブジェクトであってもよい。例えば、ユーザは、ディスプレイ面102に書き込みするための書き込み装置として自分の指を利用してもよい。指はディスプレイ面102に視覚的マークを残さないが、指の動きがキャプチャされ、その後にデジタル情報に変換され、ディスプレイ面102に投影されてもよい。他の例として、ユーザは、ディスプレイ面102に書き込むための書き込み装置としてポインタスタイラスを利用してもよく、スタイラスはディスプレイ面102に物理的な視覚可能なマークを残さないものであってもよい。他の実施例では、ユーザはまた、ディスプレイ面102に視覚的マークを残す書き込み装置を利用してもよい。例えば、ユーザは、ディスプレイ面102に書き込みするためのペン又は通常のドライイレースマーカーを利用してもよい。ユーザの書き込みがキャプチャされ、書き込みに対応するデジタル情報が決定され、デジタル情報がディスプレイ面102に投影される。

0026

一実施例では、書き込みに加えて、書き込み装置114がまた、IWBシステム100と他の方法によりやりとりするのに利用されてもよい。例えば、一実施例では、書き込み装置114は、以前に書き込まれた情報を消去するのに利用されてもよい。

0027

ディスプレイ面102は、パッシブ又はアクティブな面であってもよい。一実施例では、ディスプレイ面102は、カメラなどの外部センサにより特定可能なペンからマークを単に受け付けるパッシブ面であってもよい。例えば、ディスプレイ面102は、通常の旧式の透明でない白板であってもよい。他の実施例では、ディスプレイ面102は、例えば、日本のWacom Co.,Ltdなどのセンサを有した面などのアクティブな面であってもよい。このようなセンサは、アンテナを有し、パッシブコイルを含むRFID(Radio Frequency Identification)ペンとやりとりする。特定の方法によりアンテナを起動することによって、ペンはトリガでき、アンテナは、アンテナへのペンのレスポンスを測定し、ペンの位置及び方向を特定可能である。他のアクティブな面は、スクリーンに対して押下されるオブジェクトの位置を特定するための抵抗の変化を測定する抵抗接触システムを含む。アクティブ面の他の具体例は、FTIR(Frustrated Total Internal Reflection)を用いて、カリフォルニア州CupertinoのApple,Inc.からのiPad又はiPhoneデバイスにあるような容量性接触スクリーンや面上の指又はペンの位置をカメラがキャプチャするのを可能にする赤外線LEDにより包囲されたガラス板を有する。

0028

ライティングキャプチャシステム108は、書き込み装置114を用いてユーザにより行われる書き込みをキャプチャするよう構成される。ライティングキャプチャシステム108によりキャプチャされる書き込み情報は、その後にさらなる処理のためコントローラ106に通信される。ライティングキャプチャシステム108は、書き込み装置114を用いて行われた書き込みのキャプチャを可能にする1以上のコンポーネントを有する。例えば、ディスプレイ面102上に視覚的マークを残す書き込み装置が用いられる実施例では、ライティングキャプチャシステム108は、ディスプレイ面102の前方に配置され、ディスプレイ面102の画像をキャプチャするよう構成されるカメラを有してもよく、キャプチャされた画像は、書き込み装置114を用いてディスプレイ面102上に行われた可視的マークを含む。その後、キャプチャされた画像は、ディスプレイ面102上になされた可視的マークに対応するデジタル情報を決定するため、画像を処理するよう構成されるコントローラ106に通信される。

0029

他の実施例では、ライティングキャプチャシステム108は、ユーザが書き込み装置を用いて書き込むとき、書き込み装置の動きをキャプチャするよう構成される1以上のセンサを有してもよい。この動きは、異なる技術を用いてキャプチャされてもよい。ある技術によると、動きセンサが、2次元平面(又は3次元)の書き込み装置の動きをキャプチャ可能なディスプレイ面102上に沿って配置されてもよい。キャプチャされた動き情報は、その後に、ユーザの書き込みを決定し、当該書き込みに対応するデジタル情報を決定するため、キャプチャされた情報を処理するコントローラ106に送られてもよい。

0030

さらなる他の実施例では、ライティングキャプチャシステム108は、ディスプレイ面102を圧力を検知するものにする、ディスプレイ面102に内蔵される1以上の圧力センサを有してもよい。このような圧力マッピングマルチタッチ面は、マサチューセッツ州のSouth BostonのTekScan,Inc.から入手可能なものなどのフレキシブル電子回路の間に挟まれた力検知抵抗物質から構成可能である。このような実施例では、ディスプレイ面102は、面102上のユーザのタッチに基づき書き込み情報をキャプチャ可能なマルチタッチ圧力検知面を提供する。圧力センサによりキャプチャされた情報は、その後にさらなる処理のためコントローラ106に通信される。一実施例では、ユーザの書き込みを検知することに加えて、圧力センサはまた、ユーザがディスプレイ面102に書き込む力を決定することが可能である。この力情報がまた、さらなる処理及び解析のためコントローラ106に通信される。

0031

さらなる他の実施例では、ディスプレイ面102は、AppleのiPadTM又はiPhoneTMデバイス上にある面などの容量性結合入力面であってもよい。このような実施例では、ディスプレイ面102は、マルチタッチ入力体感、ズーム及びパン機能などを有効にする。このような実施例では、ユーザは指や導電性スタイラスを用いてディスプレイ面102上に書き込みし、当該書き込みが、処理及び解析のためコントローラ106に通信される。

0032

書き込み装置114を用いて行われる書き込みをキャプチャ可能にするため、一実施例では、ライティングキャプチャシステム108は、書き込み装置114と通信リンクされてもよい。このリンクは、有線又は無線であってもよく、ライティングキャプチャシステム108が書き込み装置を用いて行われた書き込みをキャプチャすることを可能にする。

0033

コントローラ106は、IWBシステム100により提供される各種機能を制御及び可能にする処理を実行するための中央コンポーネントとして機能する。コントローラ106は、IWBシステム100の1以上の他のコンポーネントに動作接続され、これらのコンポーネントにより実行される機能を制御及び/又は調整するよう構成されてもよい。例えば、コントローラ106は、ライティングキャプチャシステム108及び/又はディスプレイ面102に動作接続され、ライティングキャプチャシステム108によりキャプチャされた情報を受信するよう構成されてもよい。ライティングキャプチャシステム108からコントローラ106により受信される情報は、圧力情報、動き情報、筆情報などの各種フォーマットによるものであってもよい。コントローラ106は、受信した情報を処理し、受信した情報に対応するデジタル情報を決定するよう構成される。その後、決定されたデジタル情報は、ディスプレイ面102上に投影可能となるように、プロジェクタ104に通信されてもよい。

0034

コントローラ106は、典型的には、プロセッサベース計算装置である。コントローラ106の一例が、図5に示され、後述される。他の実施例では、コントローラ106はプロセッサプログラマブル論理装置などであってもよい。コントローラ106は、コントローラ106のプロセッサにより実行されると、コントローラ106により実行される処理を有効にする1以上のプログラムコード命令)を実行してもよい。

0035

上述されるように、コントローラ106は、書き込み装置を用いて入力された情報に対応するデジタル情報を決定するよう構成される。一実施例では、当該処理の一部として、コントローラ106は、ライティングキャプチャシステム108から受信された情報に基づき筆情報を決定し、その後に筆情報に対応するデジタル情報を決定するよう構成される。筆情報は、時間順の筆の動きの集まりに関する情報を有してもよい。一実施例では、1回の筆の動きは、書き込み装置がディスプレイ面102に接触して解放されるまでに、書き込み装置により生成されたデータに対応する。筆の動きは、書き込み装置を用いてユーザにより入力された情報を表すのに用いられる最も基本的な単位とみなされる。各筆の動きは、それが行われたときを示す関連する時間コンポーネントを有する。書き込み装置114を用いてユーザにより入力又は書き込まれた情報は、時間順の筆の動きの系列又は集まりにより表現されてもよい。コントローラ106は、その後に筆情報に対応するデジタル情報を決定してもよい。

0036

他の実施例では、ライティングキャプチャシステム108自体が、筆情報を決定し、筆情報をコントローラ106に通信可能であってもよい。その後、コントローラ106は、ライティングキャプチャシステム108から直接受信した情報からデジタル情報を決定する。

0037

従って、コントローラ106は、ライティングキャプチャシステム108によりキャプチャされた生のセンサデータを受信し、生データに基づき筆情報を決定するか、又はライティングキャプチャシステム108から筆情報を受信してもよい。その後、コントローラ106は、筆情報に対応するデジタル情報を決定する。一部の実施例では、デジタル情報は、生センサデータから直接決定されてもよい。コントローラ106により決定されるデジタル情報は、書き込み装置114を用いて行われた書き込みを反映するようなものである。例えば、ユーザが書き込み装置114を用いてディスプレイ面102上に“W”を書き込む場合、コントローラ106により決定されるデジタル情報は、“W”のデジタル表現であってもよい。その後、コントローラ106は、ディスプレイ面102に投影するため、決定されたデジタル情報をプロジェクタ104に通信する。

0038

プロジェクタ104は、ディスプレイ面102上にコントローラ106から受信した情報を投影及び表示するよう構成される。一実施例では、プロジェクタ104は、書き込み装置を用いて行われた書き込みに対応するコントローラ106により決定されたデジタル情報を有する信号(ビデオ信号など)をコントローラ106から受信する。プロジェクタ104は、書き込みに対応するデジタル情報がディスプレイ面102に出力又は表示され、IWBシステム100の1以上のユーザに閲覧可能になるように、受信した信号をディスプレイ面102上に投影又は出力するよう構成される。一実施例では、書き込みに対応するデジタル情報は、ディスプレイ面102上の書き込みと同じ位置に投影されるように、ディスプレイ面102上に投影される。例えば、ユーザが書き込み装置を用いてディスプレイ面102上に“W”を書き込む場合、デジタル情報(デジタルの“W”など)は、ユーザが“W”を書いたディスプレイ面102の同じ位置に投影される。

0039

一実施例では、プロジェクタ104は、ディスプレイ面102上にデジタル情報を投影可能となるように、ディスプレイ面102の前方の短い距離に配置される短投射プロジェクタである。例えば、プロジェクタ104は、ディスプレイ面102の前方に配置され、コントローラ106から受信した情報をディスプレイ面102上に投影する超短投射プロジェクタであってもよい。このようなプロジェクタの具体例として、Hitachi,Ltdにより製造されたCP−AW250NMがあげられる。他の実施例では、他のタイプのフロント投射プロジェクタが利用されてもよい。プロジェクタ104は、高解像度(1920×1080など)を含む異なる解像度により投影してもよい。

0040

IWBシステム100はまた、オーディオ、ビデオ、画像及び/又は他のタイプの情報などの他のタイプの情報をキャプチャする1以上の装置を有してもよい。これらの装置によりキャプチャされた情報は、コントローラ106に通信される。コントローラ106は、当該情報を用いて各種タイプの処理を実行する。例えば、一実施例では、コントローラ106は、キャプチャされた情報とデジタル情報との時間属性に基づき、コントローラ106により決定されたデジタル情報とこれらの装置を用いてキャプチャされた情報とを相関させるよう構成されてもよい。

0041

例えば、キャプチャ装置は、オーディオ情報をキャプチャするよう構成される1以上のオーディオ記録装置を有してもよい。1つの使用ケースによると、IWBシステム100は企業の会議設定に利用されてもよく、マイクロフォンが会議の参加者により発話されたオーディオ情報をキャプチャする。キャプチャされたオーディオ情報は、マイクロフォンによりキャプチャされ、書き込み情報と相関される。図1に示されるように、一実施例では、マイクロフォンは、オーディオキャプチャ処理を最適化するため、ディスプレイ面102に埋め込まれてもよい。他の実施例では、マイクロフォンはディスプレイ面102から分離されてもよい。キャプチャされたオーディオ情報は、処理及び解析のためコントローラ106に通信される。

0042

IWBシステム100はまた、ビデオ及び/又は画像情報をキャプチャするための1以上の装置を有してもよい。これらの装置は、例えば、画像又はビデオ情報をキャプチャ可能な1以上のカメラであってもよい。一実施例では、これらのカメラは、IWBシステム100のユーザの画像又はビデオをキャプチャするため配置されてもよい。例えば、図1に示される実施例に示されるように、カメラは、ディスプレイ面102の近傍又は前方にいる1以上のユーザの画像がキャプチャできるように、ディスプレイ面102に付属されてもよい。キャプチャされたビデオ/画像情報は、処理及び解析のためコントローラ106に通信される。

0043

一実施例では、IWBシステム100は、IWBシステム100のコンポーネントに関するオブジェクトの位置を検知及びトラッキングするよう構成されるポジショントラッキングシステム110を有する。例えば、一実施例では、ポジショントラッキングシステム110は、ディスプレイ面102に関するIWBシステム100のユーザの位置をトラッキングするよう構成されてもよい。ポジショントラッキングシステム110の動作を説明するため、ポジションが検知及びトラッキングされるオブジェクトは、IWBシステム100のユーザであると仮定される。しかしながら、これは本発明の実施例の範囲を限定することを意図するものでない。他の実施例では、1以上の他のタイプのオブジェクトの位置がまた、ポジショントラッキングシステム110を用いてトラッキングされてもよい。

0044

ポジショントラッキングシステム110は、ディスプレイ面102に関するオブジェクトのポジション又は位置を動的に検知及びトラッキングすることが可能な1以上のセンサ及び/又は装置を有してもよい。さらに、センサは、トラッキング対象のオブジェクトの形状及び/又はサイズに関する情報をキャプチャ可能であってもよい。ポジショントラッキングシステム110によりキャプチャされるセンサデータは、コントローラ106に通信される。センサデータに基づきコントローラ106により実行される処理に関するさらなる詳細が後述される。

0045

一実施例では、ポジショントラッキングシステム110のセンサは、IWBシステムのディスプレイ面102の周囲の空間(トラッキングゾーン)を規定し、トラッキングゾーンにおける1以上のオブジェクトの形状/サイズ及びポジションをトラッキングする。例えば、トラッキングゾーン内のユーザのポジションが、ディスプレイ面102に関してトラッキングされる。一実施例では、ディスプレイ面102上に書き込みをしている、又はディスプレイ面102の近くにいるユーザがトラッキングされるように、ポジショントラッキングシステム110のセンサが配置される。トラッキングゾーン内の1以上のユーザが検知及びトラッキングされてもよい。一実施例では、トラッキングゾーンの大きさはユーザにより設定可能であってもよい。

0046

ポジショントラッキングシステム110は、トラッキングゾーン内のユーザの物理的位置及び形状/サイズをトラッキング可能な各種タイプのセンサを有してもよい。一実施例では、1以上の奥行きセンサ(例えば、PrimeSenseTM Ltd.により提供される奥行きセンサなど)が、ユーザの物理的位置及び形状/サイズをトラッキングするのに利用されてもよい。一実施例では、センサは、ディスプレイ面102の近くのユーザのポジションがトラッキングできるようにディスプレイ面102上に配置されてもよい。

0047

他の実施例では、ポジショントラッキングシステム110は、マサチューセッツ州のSouth BostonのTekScan,Inc.から利用可能なものなどの力検知抵抗グリッドの形式の圧力分布センサを有してもよい。圧力分布センサは、ディスプレイ面102に立っているユーザの足のポジションが測定され、ユーザのポジションがトラッキング可能となるように、ディスプレイ面102の前方及び近傍の地上のエリアに配置されてもよい。

0048

さらなる他の実施例では、ポジショントラッキングシステム110は、ディスプレイ面102の前方で対向して配置される1以上のカメラを有してもよい。各カメラは、ディスプレイ面102とカメラとの間に配置されるオブジェクトの画像を含むディスプレイ面102の画像を取得するよう構成される。このようなオブジェクトのポジションは、このとき画像から決定される。一実施例では、Microsoft KinectTM装置などの装置が、ディスプレイ面102に関するユーザの物理的位置及び/又は形状/サイズを検知するのに利用されてもよい。一実施例では、Bumblebee 2などのPoint Grey Researchからのものなどのステレオカメラが、3次元でユーザのポジションを特定するため、2つの視点からユーザの位置をキャプチャするのに利用されてもよい。一実施例では、ディスプレイ面又はホワイトボードに対向するビデオカメラが利用可能である。カメラからのビデオストリームは、ユーザのシルエット画像を生成するため、ソフトウェア画像処理をを用いてコントラストを増加させることによってエンハンスすることが可能である。他の実施例では、他の各種センサが利用されてもよい。

0049

他の実施例では、ディスプレイ面102上に配置されるカメラ116が、ディスプレイ面102に関するユーザのポジションを決定するのに利用されてもよい。カメラ116は、ユーザ112をポイントし、オートフォーカスするよう構成されてもよい。ユーザ112のポジションがディスプレイ面102に関して変化するに従って、カメラ116のオートフォーカス距離がまた、ユーザへのフォーカスを維持するよう変わる。カメラのオートフォーカスは、ディスプレイ面102に関してユーザ112のポジションを決定するのに利用可能である。

0050

一実施例では、1以上の近接センサが、ディスプレイ面102からのユーザ112の距離を決定するのに利用されてもよい。これら近接センサの1以上は、距離を測定するため、赤外線(IR)パルス反射された超音波パルスに対して動作する。これらのセンサの出力は、さらなる処理のためコントローラ106に転送されてもよい。

0051

他の実施例では、サウンドローカライゼーション技術が、描画面に関するユーザのポジションを決定するのに利用されてもよい。例えば、描画面に沿って配置されるマイクロフォンが、ユーザにより発話されたオーディオ情報をキャプチャするのに利用され、キャプチャされたオーディオ情報は、その後にサウンドローカライゼーション技術を用いて描画面に関してユーザのポジションを決定するため処理される。

0052

ポジショントラッキングシステム110により検知される情報は、さらなる処理のためコントローラ106に通信される。この情報は、有線又は無線リンクを用いて通信されてもよい。コントローラ106により実行されるセンサストリームの処理に関する詳細は、後述される。

0053

上述されるように、IWBシステムでは、ユーザの書き込みはデジタル情報に変換され、その後にIWBシステム100のディスプレイ面上に投影及び表示される。書き込み情報のデジタル情報への変換は、電子情報に対して実行可能な複数の処理がホワイトボード上に書かれた情報に対して実行されることを可能にする。このようなシステムの真のパワーは、共同設定において利用されるときに実現される。例えば、2以上のIWBシステムが、通信ネットワーク(インターネットなど)を介し相互接続され、共同して利用されてもよい。

0054

図2は、本発明の実施例による複数のIWBシステムが通信ネットワークを介しネットワーク接続され、共同セッションに参加するネットワーク環境の簡単化されたブロック図である。図2に示されるように、IWBシステム200は、通信ネットワーク248を介し他の遠隔にあるIWBシステム250と通信接続される。IWBシステム200,250はそれぞれ、図1に示されるIWBシステム100と実質的に同様の構成を有することが可能である。

0055

通信ネットワーク248は、単独の通信ネットワーク又は通信ネットワークの集まりであってもよい。ネットワークは、インターネット、イントラネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、無線ネットワークプライベートネットワーク公衆ネットワーク交換ネットワーク、又はIWBシステム200とIWBシステム250との間の通信を可能にする他の何れか適切な通信ネットワークを含むものであってもよい。1以上の異なる通信プロトコルイーサネット登録商標)、各種無線プロトコルなど)が、通信ネットワーク248を用いてIWBシステム200とIWBシステム250との間の通信を実行するのに利用されてもよい。

0056

一実施例では、各IWBシステムのコントローラは、通信ネットワーク248とのインタフェースを提供する。例えば、図2において、コントローラ204は通信ネットワーク248とIWBシステム200とを接続するネットワークインタフェースを提供し、コントローラ254はネットワーク248とIWBシステム250とを接続するネットワークインタフェースを提供する。IWBシステムは、有線又は無線リンクを介し通信ネットワーク248に接続される。

0057

複数のIWBシステムは、共同セッションに関係してもよい。このような共同セッション中、IWBシステムは、IWBシステムの1つにいるユーザにより書かれた情報が当該セッションに参加する他のIWBシステムのディスプレイ面に投影及び表示されるように、互いに情報を通信する。IWBシステムにおいて書かれた情報はまた、当該IWBシステムのディスプレイ面に投影及び表示されてもよい。このようにして、1つのIWBシステムのディスプレイ面に書かれた情報はまた、セッションに関与する他のリモートIWBシステムのディスプレイ面に表示される。これは、遠隔にいるユーザがあたかも同じホワイトボードに書き込みしているかのようにやりとりできる共同利用される遠隔配置IWBシステムを可能にする。

0058

例えば、図2において、IWBシステム200は、IWBシステム200から遠隔にあるIWBシステム250との共同セッションに関与する。IWBシステム200のローカルのユーザ208は、書き込み装置を用いてIWBシステム200のディスプレイ面202に書き込む。この書き込みは、IWBシステム200のライティングキャプチャシステムによりキャプチャされ、その後、コントローラ204が、書き込まれた情報に対応するデジタル情報を決定する。コントローラ204により決定されたデジタル情報は、その後、IWBシステム200のディスプレイ面202に表示される。コントローラ204はまた、デジタル情報をIWBシステム205に通信し、IWBシステム250において、ディスプレイ面252に投影及び表示される。このようにして、ディスプレイ面202上でユーザ208により書き込まれた情報が表示され、IWBシステム200,250の双方のユーザにより閲覧可能である。例えば、図2において、IWBシステム200にいるユーザ208により書かれた文字“W”262がディスプレイ面202に投影され、さらにディスプレイ面252に“W”264として投影され、これにより、双方のIWBシステムのユーザが当該情報を閲覧することが可能となる。同様にして、IWBシステム205のディスプレイ面252に書かれた情報について、コントローラ254は、書かれた情報に対応するデジタル情報を決定し、決定されたデジタル情報をIWBシステム250のディスプレイ面252(“N”260など)とIWBシステム200のディスプレイ面202(“N”210など)とに投影及び表示する。例えば、図2において、IWBシステム250にいるユーザ(図示せず)により書かれた文字“N”は、ディスプレイ面252(“N”260として)とディスプレイ面202(“N”210として)とに投影され、双方のIWBシステムのユーザが当該情報を閲覧することを可能にする。双方のIWBシステムに情報が投影される方法は、IWBシステム200,250のユーザが共同環境において同じディスプレイ面又はホワイトボードに書き込みしているという感覚を提供する。

0059

図2では2つのみのIWBシステムしか示されていないが、これは、本発明の実施例の範囲を限定することを意図するものでない。任意数のIWBシステムが共同セッションに関与してもよい。また、IWBシステムが複数の別々の共同セッションに同時に関与することも可能である。例えば、図2において、IWBシステム200はIWBシステム250との共同セッションに関与している。当該セッションと同時に、IWBシステム200はまた、IWBシステム250が当該セッションの参加者でない、第3のIWBシステム(図示せず)との別の共同セッションに関与してもよい。

0060

IWBシステムが1以上のリモートIWBシステムにおいてキャプチャされる情報を受信する方法は様々である。一実施例では、IWBシステム200は、JMS(Java(登録商標) Message Server)仕様準拠した共有メッセージングサービスを用いて、LAN又はWANを介しIWBシステム250と接続される。リモート又はローカルIWBシステムからキャプチャされた各筆の動きは、JMSにおいて同一のチャネル又は“トピック”に公開可能であり、当該トピックを購読する接続されているすべての装置がメッセージを受信する。このようにして、チャネルに公表された筆の動きは、すべてのIWBシステムにより受信される。当業者は、LAN又はWANを介し情報を共有する多数のシステムと、これを実行するための多数の手段があることを認識するであろう。

0061

共同セッションに参加するIWBシステムは、当該IWBシステムのコンポーネント(ディスプレイ面など)に関するオブジェクトのポジション及び/又は形状/サイズをトラッキングするよう構成されるポジショントラッキングシステムを有する。例えば、図2において、IWBシステム200のポジショントラッキングシステム206は、ディスプレイ面202に関するユーザ208などのオブジェクトのポジション及び/又は形状/サイズをトラッキングするよう構成されてもよい。本発明の実施例によると、ポジショントラッキングシステム206により検知及びトラッキングされた情報に基づき、ディスプレイ面202に関するユーザ208のポジション及び/又は形状/サイズを示す情報(“位置情報”)が、リモートIWBシステム250に表示される。この表示された情報は、IWBシステム250のユーザが、IWBシステム250から遠隔にあるIWBシステム200のディスプレイ面202によるユーザ208のポジションのアイデアを取得することを可能にする。

0062

異なる技術が、IWBシステム250において位置情報を表示するのに利用されてもよい。一実施例では、ポジショントラッキングシステム206により検知及びトラッキングされる情報に基づき、画像258(“ポジション画像”と呼ばれる)が生成される。この画像は、その後にIWBシステム250のディスプレイ面252に投影される。画像258は、IWBシステム250のユーザにIWBシステム200のディスプレイ面202に関するユーザ208のポジションを伝える。画像258はまた、ディスプレイ面202の観点からユーザ208の形状又はサイズを伝えてもよい。図2に示される実施例では、画像258はユーザ208のシルエットである。シルエット258は、IWBシステム200のディスプレイ面202に関するユーザ208のポジションを示す。シルエット258の輪郭がまた、ディスプレイ面202の観点からのユーザ258の形状/サイズを示す。

0063

本発明の実施例によると、画像258が書かれた又は表示された情報と重なるときでさえ、ディスプレイ面252に書かれた又は表示された情報がIWBシステム250のユーザに依然として可視的であるように、画像258がIWBシステム250のディスプレイ面252に表示される。例えば、図2において、文字“N”210がディスプレイ面202に表示され(当該文字は、ディスプレイ面202の前方にいるユーザ208によって妨害される)、またディスプレイ面252に表示される(リファレンス260)。確認できるように、画像258と文字“N”260との位置が重なるときでさえ、文字“N”260が明確に可視的であり、画像258と共にIWBシステム250のユーザにより閲覧可能となるように、画像258は透明とされる。従って、画像258は、遠隔にあるIWBシステム200のディスプレイ面202に関するユーザ208(又は他の何れかのオブジェクト)のポジション及び/又は形状/サイズを示すだけでなく、IWBシステム250のディスプレイ面252に書かれた又は表示された情報が依然として可視的であり、画像258に妨害されないように示すような方法で、IWBシステム250に表示される。図2に図示されないが、IWBシステム250のポジショントラッキングシステム206によりトラッキングされるディスプレイ面252に関するオブジェクトのポジションは、IWBシステム200のディスプレイ面202に投影及び表示されてもよい。

0064

システムインタフェース252上に表示される画像258は、IWBシステム250のユーザがディスプレイ面202に関する遠隔にあるIWBシステム200のユーザ208のポジション及び/又は形状/サイズのヒント又はアイデアを取得することを可能にする。この情報を知ることによって、各種方法による共同セッションの体感が向上する。例えば、IWBシステム250のユーザは、当該情報を用いて、ユーザの書き込みがユーザ208の書き込みと衝突しないように、ディスプレイ面252の何れかのサイドに書き込むか決定するようにしてもよい。例えば、図2において、表示された画像258に基づき、IWBシステム250のユーザは、IWBシステム200にいるユーザ208がディスプレイ面202の適切なサイドに向かって配置していることを知る。この情報に基づき、IWBシステム250のユーザは、IWBシステム250にいるユーザにより書き込まれたものがユーザ208の書き込みと衝突しないように、ディスプレイ面252の左サイドに向かって位置する。

0065

画像258により反映されるようなユーザ208のポジションに関する情報はまた、他の各種アプリケーションに利用されてもよい。例えば、1つのアプリケーションでは、ポジション情報は、おそらく互いに遠隔にいる異なる個人による利用のため、ディスプレイ面202,252のエリアをセグメント化するのに利用されてもよい。

0066

上述されるように、IWBシステムのポジショントラッキングシステムは、ポジショントラッキングシステムのトラッキングゾーン内にいる1以上のユーザの物理的位置及び/又は形状/サイズをトラッキングすることが可能である。図2に示される画像258などの画像が、トラッキングされる各ユーザについて表示される。例えば、複数のユーザがディスプレイ面202の周囲のトラッキングゾーン内にいる場合、複数のユーザのポジションを表す複数の画像がディスプレイ面252上に表示されてもよい。

0067

図2に示される上述された実施例では、ポジション情報は、トラッキングされているユーザ(又は何れかのオブジェクト)のシルエットを表す画像を用いて表示される。ポジション情報をシルエットとして表示することは、リモートIWBシステムのユーザの物理的位置を示すだけでなく、ユーザの形状/サイズを示す。シルエットはまた、トラッキングされるユーザの動作及び/又は姿勢を示す。例えば、シルエットは、ユーザがディスプレイ面202に書き込みしようとしている場合、ユーザがディスプレイ面202から離れようとしている場合、IWBシステム200のユーザが熟考し、自分の頭をかく場合などの情報を提供する。しかしながら、シルエットの利用は、本発明の実施例の範囲を限定することを意図するものでない。シンボル、文字、記号幾何学的形状などの他のタイプの画像がまた、他の実施例では、ポジション情報を表すのに利用されてもよい。これらの画像は、IWBシステムのディスプレイ面に関するユーザの位置を伝えるのに利用されてもよい。

0068

図3は、本発明の実施例による共同セッションに参加するIWBシステムにより実行される処理を示す簡単化されたフローチャート300を示す。図3に示される処理は、IWBシステムのコントローラなどIWBシステムの1以上のコンポーネントにより実行される。当該処理は、コントローラのプロセッサにより実行されるソフトウェア(コード、命令、プログラムなど)、コントローラのハードウェア又はこれらの組み合わせを用いて実行される。一実施例では、コントローラにより実行されるソフトウェアは、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体に格納される。

0069

図3に示されるフローチャートのため、複数のIWBシステムがインタラクティブな共同セッションに参加していることが仮定される。参加しているシステムは、ローカルIWBシステムと、当該ローカルIWBシステムから遠隔にあって、リモートIWBシステムと呼ばれる1以上の他のIWBシステムとを有する。例えば、ローカルIWBシステムは、図2に示されるIWBシステム200であってもよく、リモートIWBシステムは、図2に示されるIWBシステム250であってもよい。一実施例では、ステップ302,304,306,308,310,312,314,316,318,320がローカルIWBシステムのコントローラにより実行され、ステップ322,324が共同セッションに参加するリモートIWBシステムにより実行される。

0070

図3に示されるステップ又は図3に示されるステップを処理する順序は、本発明の実施例の範囲を限定することを意図するものでない。他の実施例では、他の又は異なる処理ステップが実行されてもよい。図3に示されるステップの1以上は、パラレル又はシリアルに実行されてもよい。

0071

図3に示されるように、ローカルIWBシステムのコントローラは、ローカルIWBシステムのライティングキャプチャシステムによりキャプチャされる情報を受信する(ステップ302)。その後、ローカルコントローラ(すなわち、ローカルIWBシステムのコントローラ)が、302において受信した情報に対応する筆情報を決定するため処理を実行する(ステップ304)。上述されるように、筆情報又はストローク情報は、ローカルIWBシステムのユーザにより書かれた情報を表す時間順の筆の動きのシーケンスから構成される。一実施例では、302において受信した情報自体が筆情報を有してもよく、ここでは、ステップ304における処理は実行されない。

0072

その後、ローカルコントローラは、302において受信した情報と304において決定された筆情報に対応するデジタル情報を決定するため処理を実行する(ステップ306)。一実施例では、コントローラ204により決定されるデジタル情報は、ローカルIWBシステムのディスプレイ面上に行われる書き込みを反映する。例えば、ユーザがローカルIWBシステムのディスプレイ面上に“W”を書き込む場合、“W”のデジタル表現が306において決定される。当該デジタル情報は、リモートIWBシステムにおいて表示可能な形式を有してもよい。

0073

306において実行される処理はまた、決定されたデジタル情報がリモートIWBシステムのディスプレイ面上に表示されるべき位置を決定することを含むようにしてもよい。例えば、一実施例では、デジタル情報の位置は、ユーザによって情報が書き込まれたローカルディスプレイ面の同じ位置にデジタル情報が投影されるように決定される。例えば、ユーザが書き込み装置を用いてディスプレイ面202に“W”を書き込む場合、“W”のデジタル情報表現がユーザが“W”を書き込んだ同じ位置にリモートIWBシステムにおいて投影されるように、デジタル情報(デジタル“W”など)の位置が決定される。

0074

その後、ローカルコントローラは、306において決定されたデジタル情報を有する信号(ビデオ信号など)を生成する(ステップ308)。各種フォーマットが、ビデオ信号を生成するのに利用されてもよい。一実施例では、308において生成されたビデオ信号が、ローカルIWBシステムのプロジェクタに通信され、デジタル情報がローカルIWBシステムのユーザにより閲覧可能となるように、プロジェクタは、ローカルIWBシステムのディスプレイ面にビデオ信号を投影する(ステップ310)。このようにして、ローカルIWBシステムのユーザにより書かれた情報は、デジタル情報に変換され、ローカルIWBシステムのディスプレイ面に出力される。

0075

ローカルコントローラはまた、ローカルIWBシステムのポジショントラッキングシステムによりキャプチャされたデータを受信する(ステップ312)。312において受信されたデータは、ローカルIWBシステムのディスプレイ面に関してユーザの物理的位置を示す情報を提供する。312において受信されるデータはまた、1以上の奥行きセンサからの奥行き情報、1以上の奥行きカメラから受信したビデオ信号、カメラからのオートフォーカス情報、圧力センサ及び力検知抵抗グリッドからの圧力及びポジション情報、近接センサからのデータ、オーディオ記録装置から受信したデータ、動きセンサからのデータなどの各種形態を有してもよい。

0076

312において受信したデータに基づき、ローカルIWBシステムのディスプレイ面に関するユーザの物理的位置及び/又はユーザの形状/サイズの表示をリモートIWBシステムのユーザに画像が提供するように、ローカルコントローラは、リモートIWBシステムに表示される画像を生成する(ステップ314)。表示対象の画像がシルエットである場合、314の一部として、ローカルコントローラは、312において受信したデータに基づきシルエットの輪郭を生成する。314の一部として、ローカルコントローラはまた、画像がリモートIWBシステムにおいて表示されるべきポジションを決定する。他の実施例では、ローカルユーザのポジションを表すのに利用される他のタイプの画像が生成され、各自のポジションが決定される。

0077

その後、ローカルコントローラは、314において生成された関連情報と画像とを有する信号(ビデオ信号など)を生成する(ステップ316)。その後、ローカルコントローラは、308,316において生成されたビデオ信号をマージ又は合成することによって、コンポジット信号を生成する(ステップ318)。コンポジットビデオ信号は、306において決定されたデジタル情報と314において生成された関連情報及び画像との双方を符号化する。ローカルコントローラは、その後にコンポジット信号を共同セッションに参加する1以上のリモートIWBシステムに通信する(ステップ320)。

0078

共同セッションに参加するリモートIWBシステムは、ローカルIWBシステムから通信されたコンポジット信号を受信する(ステップ322)。一実施例では、コンポジット信号は、リモートIWBシステムのコントローラにより受信される。コンポジット信号は、その後にリモートIWBシステムのプロジェクタに通信され、プロジェクタは、リモートIWBシステムのディスプレイ面にコンポジット信号を投影する(ステップ324)。リモートIWBシステムにおけるプロジェクタは、リモートIWBシステムのディスプレイ面の前方に配置される。このようにして、306において決定されたデジタル情報と314において生成された画像との双方が、リモートIWBシステムのディスプレイ面に表示される。画像は、ポジション画像が他の表示又は書き込まれた情報に重なったとしても、リモートIWBシステムのディスプレイ面に表示される他の何れかの情報が可視的であるように表示される。例えば、図2に示されるように、画像258が重なったとしても、文字“N”は可視的である。

0079

共同セッション中、ローカルユーザのポジションがローカルディスプレイ面に関して変わると、リモートIWBシステムに表示されるポジション画像の大きさ及びポジションが、リモートIWBシステムに表示される画像がローカルIWBシステムにいるユーザの変更ポジションをトラッキングするように自動的及び動的に更新される。このようにして、リモートIWBシステムに表示されるポジション画像が、リアルタイムに更新される。

0080

図3には図示されないが、ローカルIWBシステムはまた、リモートIWBシステムから信号を受信する。リモートIWBシステムからの信号は、当該リモートIWBシステムにおいて行われた書き込みと、おそらくリモートIWBシステムにいるユーザのポジション及び/又は形状/サイズを表す画像とに対応するデジタル情報を有する。ローカルIWBシステムのプロジェクタは、308において生成された信号の投影に加えて、ローカルIWBシステムのディスプレイ面にリモートIWBシステムから受信した信号を投影するよう構成される。このようにして、ローカルIWBシステムのユーザはまた、リモートIWBシステムのユーザのポジションを確認することができる。

0081

図3に示される上述された実施例では、コンポジット信号がローカルコントローラにより生成され、リモートIWBシステムに通信される。他の実施例では、ローカルコントローラは、308において生成された信号と316において生成された信号との双方を2つの別々の信号としてリモートIWBシステムに通信するよう構成されてもよい。これらの信号のマージは、その後にリモートIWBシステムにおいて実行される。一実施例では、リモートIWBシステムは、信号をマージせず、受信した2つの信号の何れをリモートIWBシステムのディスプレイ面に投影するか選択的に決定してもよい。

0082

上述されるように、IWBシステムは、複数の別々の共同セッションに同時に参加してもよい。例えば、第1IWBシステムが第1のリモートIWBシステムセットによる第1共同セッションに参加し、同時に第2のリモートIWBシステムセットによる第2共同セッションに参加してもよい。このような状況では、第1IWBシステムのディスプレイ面に投影される情報は、第1共同セッションに対応する第1ビューと第2共同セッションに対応する第2ビューとの2つの別々のビューを有してもよい。

0083

図4は、本発明の実施例による2つの別々の共同セッションに同時に参加するIWBシステムの簡単化されたブロック図を示す。図4において、IWBシステム#1は、IWBシステム#2による第1共同セッション(セッション#1)に参加し、同時にIWBシステム#3による第2共同セッション(セッション#2)に参加する。IWBシステム#1のプロジェクタによるIWBシステム#1のディスプレイ面に投影される情報は、セッション#1に対応する第1ビュー(ビュー#1)404とセッション#2に対応する第2ビュー(ビュー#2)との2つのビューを有してもよい。例えば、セッション#1は販売会議に対応し、セッション#2は物理学講義に対応するものであってもよい。異なるセッションに対応するビューのサイズは、ディスプレイ面402のサイズと同時に表示されるビューの個数とに依存してもよい。ビューのサイズは、表示されるビューの個数に依存してスケールアップ又はダウンされてもよい。

0084

ポジション画像は、各ビューについて投影及び表示されてもよい。図4において、IWBシステム#2にいるユーザの物理的位置を表すポジション画像408が、ビュー#1に表示される。また、IWBシステム#3にいるユーザの物理的位置を示すポジション画像410が、ビュー#2に表示される。画像408,410の双方は、IWBシステム#2,#3のユーザのポジションが変わるに従って動的に更新される。図4に示される実施例では、ポジション画像は幾何学的形状の形態を有する。さらに、図4から確認できるように、情報がポジション画像と重なり合っても各セッションについて表示される情報が可視的となるように、ポジション画像が表示される(セッション#1について“販売”、セッション#2について“物理学”)。

0085

複数のビューがIWBシステムのホワイトボード面に表示される場合、ポジション画像は、各ビューに関してIWBシステムにより生成される。例えば、図4に示される実施例では、IWBシステム#1は、ビュー#1に関して1つのポジション画像(PI#1)と、ビュー#2に関して他のポジション画像(PI#2)とを生成するようにしてもよい。その後、PI#1を有する信号が、IWBシステム#1において画像PI#1を表示するためIWBシステム#2に送信され、ポジション画像PI#2を有する他の信号が、IWBシステム#3において画像PI#2を表示するためIWBシステム#3に送信されてもよい。

0086

従って、各ビューが共同セッションに対応する複数のビューが複数のIWBシステムによる共同セッションに参加するIWBシステム(図4に示されるIWBシステム#1など)のディスプレイ面に同時に表示される実施例では、IWBシステムにいるユーザのポジションに基づくポジション画像が、各ビューに関して生成される。例えば、ユーザの体の一部がビュー#1の前方にあり、他方の半分がビュー#2の前方にあるように、図4のユーザがディスプレイ面402の中間近傍にいる場合、ビュー#1に関するユーザのポジションを示す第1ポジション画像が生成され、IWBシステム#2に通信され、ビュー#2に関するユーザのポジションを示す第2ポジション画像が生成され、IWBシステム#3に通信されてもよい。ユーザが特定のビューの前方にいないようにユーザが移動した場合、当該ビューについてポジション画像は生成されなくてもよい。例えば、ユーザがセッション#2の物理学に対応するビュー#2の完全な前方に立っている場合、ユーザがディスプレイ面402の前方にいて、ビュー#1の前方にいなかったとしても、セッション#1についてポジション画像は生成されない。

0087

図5は、本発明の実施例を実現するのに利用可能なコンピュータシステム500の簡単化されたブロック図である。一実施例では、コンピュータシステム500は、図1に示される上述されたコントローラ106を実現するのに利用されてもよい。図5に示されるように、コンピュータシステム500は、バスサブシステム504を介しいくつかの周辺サブシステムと通信するプロセッサ502を有する。これらの周辺サブシステムは、メモリサブシステム508とファイルストレージサブシステム510とを有するストレージサブシステム506、ユーザインタフェース入力装置512、ユーザインタフェース出力装置514及びネットワークインタフェースサブシステム516を有する。

0088

バスサブシステム504は、コンピュータシステム500の各種コンポーネント及びサブシステムが意図されるように互いに通信することを可能にする機構を提供する。バスサブシステム504は単独のバスとして概略的に示されるが、バスサブシステムの他の実施例は、複数のバスを利用してもよい。

0089

ネットワークインタフェースサブシステム516は、他のコンピュータシステム、ネットワーク及びストレージとのインタフェースを提供する。ネットワークインタフェースサブシステム516は、コンピュータシステム500と他のシステムとの間のデータの送受信のためのインタフェースとして機能する。例えば、IWBシステムのネットワークインタフェースサブシステム516は、コントローラがインターネットなどの通信ネットワークを介し他の遠隔にあるIWBシステムと通信することを可能にするものであってもよい。

0090

ユーザインタフェース入力装置512は、キーボードマウストラックボールタッチパッド又はグラフィックスタブレットなどのポインティング装置スキャナバーコードスキャナディスプレイに内蔵されたタッチスクリーン音声認識システムなどのオーディオ入力装置、マイクロフォン及び他のタイプの入力装置を含むものであってもよい。一般に、“入力装置”という用語の使用は、コンピュータシステム500に情報を入力するための可能性のあるすべてのタイプの装置及び機構を含むことが意図される。

0091

ユーザインタフェース出力装置514は、ディスプレイサブシステム、プリンタファックス機オーディオ出力装置などの非視覚ディスプレイなどを有してもよい。ディスプレイサブシステムは、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)などのフラットパネル装置、プロジェクション装置などであってもよい。一般に、“出力装置”という用語の使用は、コンピュータシステム500から情報を出力する可能性のあるすべてのタイプの装置及び機構を含むことが意図される。

0092

ストレージサブシステム506は、本発明の機能を提供する基本プログラミング及びデータコストラクトを格納するコンピュータ可読記憶媒体を提供する。プロセッサにより実行されるとき本発明の機能を提供するソフトウェア(プログラム、コードモジュール、命令)は、ストレージサブシステム506に格納される。これらのソフトウェアモジュール又は命令は、プロセッサ502により実行される。ストレージサブシステム506はまた、本発明により使用されるデータを格納するレポジトリを提供する。ストレージサブシステム506は、メモリサブシステム508とファイルディスクストレージサブシステム510とを有する。

0093

メモリサブシステム508は、実行中に命令及びデータを格納するメインRAM(Random Access Memory)518と、固定的な命令が格納されるROM(Read Only Memory)520とを含むいくつかのメモリを有してもよい。ファイルストレージサブシステム510は、プログラム及びデータファイルのための非一時的な永続的(不揮発性)ストレージを提供し、ハードディスクドライブ、関連する着脱可能なメディアと共にフロッピー(登録商標)ディスクドライブCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)ドライブ光ドライブ、着脱可能なメディアカートリッジ及び他の同様の記憶媒体を含むものであってもよい。

0094

コンピュータシステム500は、パーソナルコンピュータ電話ポータブルコンピュータワークステーションネットワークコンピュータ又は他の何れかのデータ処理システムを含む各種タイプを有することが可能である。コンピュータ及びネットワークの変化し続ける性質のため、図5に示されるコンピュータシステム500の説明は、コンピュータシステムの好適な実施例を説明するための具体例として意図される。図5に示されるシステムより多く又は少ないコンポーネントを有する他の多数の構成が可能である。

0095

本発明の特定の実施例が説明されたが、各種改良、変更、他の構成及び均等がまた本発明の範囲内に含まれる。上述された教示は、ブート又はリブート可能なプロセッサを有する何れかのシステムに適用されてもよい。

0096

本発明の実施例は、特定のデータ処理環境の範囲内の処理に制限されず、複数のデータ処理環境の範囲内で自由に動作する。さらに、本発明の実施例が特定の処理及びステップの系列を用いて説明されたが、これらは、本発明の実施例の範囲を限定することを意図するものでない。

0097

さらに、本発明の実施例がハードウェアとソフトウェアとの特定の組み合わせを用いて説明されたが、他のハードウェアとソフトウェアとの組み合わせもまた本発明の範囲内であることが認識されるべきである。本発明の実施例は、ハードウェアのみ、ソフトウェアのみ又はこれらの組み合わせにより実現されてもよい。

0098

明細書及び図面は、限定的な意味でなく例示的なものとみなされるべきである。しかしながら、本発明のより広範な範囲及び趣旨から逸脱することなく、追加、削除、改良及び変更が可能であることは明らかであろう。

0099

100IWBシステム
102ディスプレイ面
104プロジェクタ
106コントローラ
108ライティングキャプチャシステム
110 ポジショントラッキングシステム

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