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技術 血圧降下剤または機能性組成物およびこれらを含む、食品組成物、特定保健用食品組成物、医薬部外品組成物、医薬組成物。

出願人 学校法人近畿大学
発明者 三谷隆彦矢野史子岸田邦博堀西朝子山西妃早子赤木知裕
出願日 2011年2月23日 (6年10ヶ月経過) 出願番号 2011-036710
公開日 2012年9月10日 (5年4ヶ月経過) 公開番号 2012-171936
状態 拒絶査定
技術分野 非環式または炭素環式化合物含有医薬 食品の着色及び栄養改善 植物物質含有医薬 化合物または医薬の治療活性
主要キーワード 基礎調査 水産加工製品 降下率 機能性組成物 給餌飼料 イリドイド 食肉加工製品 陰性対照区

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図面 (5)

課題

期間降圧機能が作用し、高血圧患者に対しては降圧効果を有し、血圧が正常以下の人に対しては降圧効果を奏せず、長期間安全に摂取が可能なp−クマル酸を主成分として含む機能性組成物ポリフェノール抽出物の機能性組成物、あるいはポリフェノール抽出物の加水分解物の機能性組成物を提供する。

解決手段

本発明の機能性組成物は、p−クマル酸を主成分として含み、あるいは梅酢から得られるポリフェノール抽出物またはこの分解物を含み、降圧機能を有する。

概要

背景

近年、生活習慣病蔓延が大きな問題として取り上げられている。なかでも高血圧患者は、2000年の『第5次循環器疾患基礎調査』(循環器病予防研究会)によると、30以上の日本人男性の47.5%、女性の43.8%が、収縮期血圧140mmHg以上、または拡張期血圧90mmHg以上、あるいは降圧薬服用中であり、高血圧者総数計で約4000万人と推定されている。平成18年国民健康・栄養調査速報も同様の値である。しかし、高血圧は自覚症状がない。このため、高血圧者のうち約800万人が治療を受けているに過ぎない(厚生労働省平成20年度患者数調査)。

高血圧は、心筋梗塞心不全などの心臓病や、脳卒中などの循環器系の疾患の重要な危険因子であり、この高血圧有病者数は国民の高齢化に伴い,今後も増加することが懸念される。血圧年齢にかかわらず正常血圧に近づけば近づくほど、心筋梗塞・心不全などの心臓病や、脳卒中などの発症リスクを低下させることが、数多くの臨床疫学試験や、介入試験で明らかにされており、その予防及び治療法としては、食事療法運動療法薬物療法等が提案又は実施されている。

食品の中に含まれる植物二次代謝物の中には、血圧を下げる作用があるものがあることが知られている。構造が明らかになった物質として、例えば、イリドイドなどのテルペンプロアントシアニジン等のフラボノイドフェルラ酸クロロゲン酸などのヒドロキシ桂皮酸などが挙げられる。また、組成物として、コーヒー抽出物アズキ抽出物などが挙げられる。

このうちヒドロキシ桂皮酸のうちフェルラ酸単体については、血圧を下げる作用が自然発症高血圧ラットや、臨床試験で明らかにされている(例えば、非特許文献1参照)。また、カフェ酸キナ酸からなるクロロゲン酸も単体で、あるいはこれを主に含むコーヒー抽出物で、血圧を下げる作用があることが報告されている(例えば、非特許文献2参照)。

一方、ヒドロキシ桂皮酸のうちp−クマル酸は血圧を下げる作用があると言う報告がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、抽出物から単離したp−クマル酸に心血管系疾患の治療及び予防に効果があると記載されている。この文献では、心血管系疾患の一例として高血圧が例示されている。しかし、この文献では、p−クマル酸が血圧降下に寄与することに関する具体的な記述や実施例は記載されていない。

また、リンゴナシまたはモモ未熟果実より搾および/または抽出され、その成分組成が、単純ポリフェノール化合物としてカフェ酸誘導体、p−クマル酸誘導体フラバン−3−オール類フラボノール類ジヒドロカルコン類、及び高分子ポリフェノール化合物としてカテキン類規則的な重合体である縮合型タンニン類を含むことを特徴とするポリフェノール混合物降圧作用を持つことが報告されている(例えば、特許文献2参照)。しかし、この文献では、降圧作用の評価として、上記抽出物にアンギオテンシン変換酵素阻害作用があることを試験管内で確認しているだけであり、実際に生体投与した場合に降圧作用を有するかどうかは不明である。また、この文献で、アンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害物質は、平均分子量約2000の縮合型タンニンであるとされている(明細書・実施例4、段落0054〜0062)。すなわち、p−クマル酸単体が降圧降下を有することについては、示唆さえもされていない。

p−クマル酸誘導体を含む抽出物が血圧降下作用を有する報告が他にもあるが、いずれもそれ以外の成分を多数含有した組成物であって、p−クマル酸誘導体が血圧降下作用の直接の作用本体であることは明らかにされていない。

梅または梅酢には、ポリフェノールが含まれていることが知られている。

梅果実由来ポリフェノールまたは梅酢ポリフェノールは、多種のポリフェノール分子から成り立つが、その大部分はヒドロキシ桂皮酸の誘導体である。多いものからp−クマル酸誘導体、カフェ酸誘導体、およびフェルラ酸誘導体順番で含まれている(非特許文献3)。

非特許文献4では、梅酢抽出物を、自然発症高血圧ラットに投与し、血圧を測定している。この文献では、投与群非投与群の収縮期血圧の経時変化には、有意差があることが記載されている。この文献では、梅酢抽出物には、血清アンギオテンシン変換酵素阻害活性を有さず、梅酢抽出物の降圧効果レニン−アンギオテンシン系関与の可能性が低いことが記載されている。さらに、用いた梅酢抽出物中の残存食塩濃度については言及していない。

また、非特許文献5には、梅に存在するとされるベンジル酢酸やクロロゲン酸の標品をM−ラットに投与したところ、血中のアンギオテンシン変換酵素阻害作用が認められたことが記載されている。しかし、この文献では、実際に梅から抽出したポリフェノールを用いておらず、血圧を直接測定していないことから、血圧低下作用があるかどうかは不明である。

梅または梅酢に存在するポリフェノールの分子種のいずれが降圧作用の作用本体であり、これがどのように作用するかなどの降圧機構は十分に明らかでなかった。作用本体が判明すれば、さらに活性の増強などが可能となると考えられる。また、梅酢は、梅干生産工程で生じ、高濃度食塩が含まれている。このため、梅酢ポリフェノールを調製する際も、調製の各段階で、食塩の残存量を考慮しないと、濃縮工程が伴うので、結果的に最終の梅酢ポリフェノール画分に食塩が残留することになる。このようなポリフェノール画分食塩感受性高血圧の患者に用いることはできない。また、食品などとして利用するためには、血圧が正常以下の人が摂取した場合に、血圧に影響しないことが要求される。

なお、本発明者らは、梅酢から得られるポリフェノール抽出物機能性組成物、およびこれを用いた、肥満糖尿病の治療、予防に有効的なα−アミラーゼ阻害作用およびα−グルコシドダーゼ阻害作用を有する酵素阻害剤、更には食品組成物特定保健用食品組成物医薬部外品組成物医薬組成物に関する特許を出願している。

特表2006−515007号公報
公開2002−47196号公報
特開2009−137929号公報
A.SUZUKI,D.KAGAWA,A.FUJII,R.OCHIAI,I.TOKIMITSU,I.SAITO.Short− and Long−term Effects of Ferulic Acid on Blood Pressure in Spontaneously Hypertensive Rats.Am J Hypertens.15,351−357(2002).
T.YAMAGUCHI,A.CHIKAYAMA,K.MORI,T.WATANABE,Y.KATUSRAGI, I.TOKIMITSU, Hydroxyhydroquinone−Free Coffee:A Double−Blind,Randomized Controlled Dose−Response Study Of Blood Pressure. Nutr Metab Cardiovasc Dis.18(6):408−14 (2008).
三谷 隆彦ウメ(Prunus mume.Sieb. et Zucc.)中のフェノール性化合物果樹試験研究推進協議会報16,33−39(2010)
恒慈,小川博,目黒忠道,白憲章,吉栖肇梅酢抽出物が高コレステロール食飼育脳卒中易発症性高血圧自然発症ラットの血圧と脂質代謝に及ぼす影響 日本栄養・食糧学会誌第57巻第6号249−255(2004)
Hiroji INA, Kenji YAMADA,Kosai MATSUMOTO,and Toshio MIYAZAKI Effects of Benzyl Glucoside and Chlorogenic Acid from Prunus mume on Adrenocorticotropic Hormone (ACTH) and Catecholamine Levels in Plasma of Experimental Menopausal Model Rats Biol. Pharm. Bull. 27(1) 136−137 (2004)

概要

期間降圧機能が作用し、高血圧の患者に対しては降圧効果を有し、血圧が正常以下の人に対しては降圧効果を奏せず、長期間安全に摂取が可能なp−クマル酸を主成分として含む機能性組成物、ポリフェノール抽出物の機能性組成物、あるいはポリフェノール抽出物の加水分解物の機能性組成物を提供する。 本発明の機能性組成物は、p−クマル酸を主成分として含み、あるいは梅酢から得られるポリフェノール抽出物またはこの分解物を含み、降圧機能を有する。 なし

目的

本発明の課題は、ヒドロキシ桂皮酸のうち従来知られていたフェルラ酸やクロロゲン酸以外の新たな血圧降下作用を有する物質を見出し、血圧降下剤として、単体もしくは組成物として提供する

効果

実績

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請求項1

p−クマル酸を主成分とする血圧降下剤

請求項2

梅酢から得られポリフェノール抽出物であり、p−クマル酸およびp−クマル酸誘導体を含み、降圧機能を有する、機能性組成物

請求項3

梅酢から得られポリフェノール抽出物の加水分解物であり、p−クマル酸、フェルラ酸カフェ酸を含み、降圧機能を有する、機能性組成物。

請求項4

請求項2または3の機能性組成物は請求項2または3に記載の機能以外の機能を有し、降圧機能以外の機能は降圧機能と共に、あるいは降圧機能以外の機能のみで作用する、請求項2または3に記載の機能性組成物。

請求項5

前記請求項1に記載の血圧降下剤あるいは請求項2または3のいずれかに記載の機能性組成物を含む、食品組成物特定保健用食品組成物医薬部外品組成物医薬組成物

技術分野

0001

本発明は、ポリフェノール一種であるp−クマル酸、および梅酢から得られるポリフェノール抽出物であって、p−クマル酸およびp−クマル酸誘導体を含む機能性組成物およびこれを含む、食品組成物特定保健用食品組成物医薬部外品組成物医薬組成物関する。

背景技術

0002

近年、生活習慣病蔓延が大きな問題として取り上げられている。なかでも高血圧患者は、2000年の『第5次循環器疾患基礎調査』(循環器病予防研究会)によると、30以上の日本人男性の47.5%、女性の43.8%が、収縮期血圧140mmHg以上、または拡張期血圧90mmHg以上、あるいは降圧薬服用中であり、高血圧者総数計で約4000万人と推定されている。平成18年国民健康・栄養調査速報も同様の値である。しかし、高血圧は自覚症状がない。このため、高血圧者のうち約800万人が治療を受けているに過ぎない(厚生労働省平成20年度患者数調査)。

0003

高血圧は、心筋梗塞心不全などの心臓病や、脳卒中などの循環器系の疾患の重要な危険因子であり、この高血圧有病者数は国民の高齢化に伴い,今後も増加することが懸念される。血圧年齢にかかわらず正常血圧に近づけば近づくほど、心筋梗塞・心不全などの心臓病や、脳卒中などの発症リスクを低下させることが、数多くの臨床疫学試験や、介入試験で明らかにされており、その予防及び治療法としては、食事療法運動療法薬物療法等が提案又は実施されている。

0004

食品の中に含まれる植物二次代謝物の中には、血圧を下げる作用があるものがあることが知られている。構造が明らかになった物質として、例えば、イリドイドなどのテルペンプロアントシアニジン等のフラボノイドフェルラ酸クロロゲン酸などのヒドロキシ桂皮酸などが挙げられる。また、組成物として、コーヒー抽出物アズキ抽出物などが挙げられる。

0005

このうちヒドロキシ桂皮酸のうちフェルラ酸単体については、血圧を下げる作用が自然発症高血圧ラットや、臨床試験で明らかにされている(例えば、非特許文献1参照)。また、カフェ酸キナ酸からなるクロロゲン酸も単体で、あるいはこれを主に含むコーヒー抽出物で、血圧を下げる作用があることが報告されている(例えば、非特許文献2参照)。

0006

一方、ヒドロキシ桂皮酸のうちp−クマル酸は血圧を下げる作用があると言う報告がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、抽出物から単離したp−クマル酸に心血管系疾患の治療及び予防に効果があると記載されている。この文献では、心血管系疾患の一例として高血圧が例示されている。しかし、この文献では、p−クマル酸が血圧降下に寄与することに関する具体的な記述や実施例は記載されていない。

0007

また、リンゴナシまたはモモ未熟果実より搾および/または抽出され、その成分組成が、単純ポリフェノール化合物としてカフェ酸誘導体、p−クマル酸誘導体、フラバン−3−オール類フラボノール類ジヒドロカルコン類、及び高分子ポリフェノール化合物としてカテキン類規則的な重合体である縮合型タンニン類を含むことを特徴とするポリフェノール混合物降圧作用を持つことが報告されている(例えば、特許文献2参照)。しかし、この文献では、降圧作用の評価として、上記抽出物にアンギオテンシン変換酵素阻害作用があることを試験管内で確認しているだけであり、実際に生体投与した場合に降圧作用を有するかどうかは不明である。また、この文献で、アンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害物質は、平均分子量約2000の縮合型タンニンであるとされている(明細書・実施例4、段落0054〜0062)。すなわち、p−クマル酸単体が降圧降下を有することについては、示唆さえもされていない。

0008

p−クマル酸誘導体を含む抽出物が血圧降下作用を有する報告が他にもあるが、いずれもそれ以外の成分を多数含有した組成物であって、p−クマル酸誘導体が血圧降下作用の直接の作用本体であることは明らかにされていない。

0009

梅または梅酢には、ポリフェノールが含まれていることが知られている。

0010

梅果実由来ポリフェノールまたは梅酢ポリフェノールは、多種のポリフェノール分子から成り立つが、その大部分はヒドロキシ桂皮酸の誘導体である。多いものからp−クマル酸誘導体、カフェ酸誘導体、およびフェルラ酸誘導体順番で含まれている(非特許文献3)。

0011

非特許文献4では、梅酢抽出物を、自然発症高血圧ラットに投与し、血圧を測定している。この文献では、投与群非投与群の収縮期血圧の経時変化には、有意差があることが記載されている。この文献では、梅酢抽出物には、血清アンギオテンシン変換酵素阻害活性を有さず、梅酢抽出物の降圧効果レニン−アンギオテンシン系関与の可能性が低いことが記載されている。さらに、用いた梅酢抽出物中の残存食塩濃度については言及していない。

0012

また、非特許文献5には、梅に存在するとされるベンジル酢酸やクロロゲン酸の標品をM−ラットに投与したところ、血中のアンギオテンシン変換酵素阻害作用が認められたことが記載されている。しかし、この文献では、実際に梅から抽出したポリフェノールを用いておらず、血圧を直接測定していないことから、血圧低下作用があるかどうかは不明である。

0013

梅または梅酢に存在するポリフェノールの分子種のいずれが降圧作用の作用本体であり、これがどのように作用するかなどの降圧機構は十分に明らかでなかった。作用本体が判明すれば、さらに活性の増強などが可能となると考えられる。また、梅酢は、梅干生産工程で生じ、高濃度食塩が含まれている。このため、梅酢ポリフェノールを調製する際も、調製の各段階で、食塩の残存量を考慮しないと、濃縮工程が伴うので、結果的に最終の梅酢ポリフェノール画分に食塩が残留することになる。このようなポリフェノール画分食塩感受性高血圧の患者に用いることはできない。また、食品などとして利用するためには、血圧が正常以下の人が摂取した場合に、血圧に影響しないことが要求される。

0014

なお、本発明者らは、梅酢から得られるポリフェノール抽出物の機能性組成物、およびこれを用いた、肥満糖尿病の治療、予防に有効的なα−アミラーゼ阻害作用およびα−グルコシドダーゼ阻害作用を有する酵素阻害剤、更には食品組成物、特定保健用食品組成物、医薬部外品組成物、医薬組成物に関する特許を出願している。

0015

特表2006−515007号公報
公開2002−47196号公報
特開2009−137929号公報
A.SUZUKI,D.KAGAWA,A.FUJII,R.OCHIAI,I.TOKIMITSU,I.SAITO.Short− and Long−term Effects of Ferulic Acid on Blood Pressure in Spontaneously Hypertensive Rats.Am J Hypertens.15,351−357(2002).
T.YAMAGUCHI,A.CHIKAYAMA,K.MORI,T.WATANABE,Y.KATUSRAGI, I.TOKIMITSU, Hydroxyhydroquinone−Free Coffee:A Double−Blind,Randomized Controlled Dose−Response Study Of Blood Pressure. Nutr Metab Cardiovasc Dis.18(6):408−14 (2008).
三谷 隆彦ウメ(Prunus mume.Sieb. et Zucc.)中のフェノール性化合物果樹試験研究推進協議会報16,33−39(2010)
恒慈,小川博,目黒忠道,白憲章,吉栖肇梅酢抽出物が高コレステロール食飼育脳卒中易発症性高血圧自然発症ラットの血圧と脂質代謝に及ぼす影響 日本栄養・食糧学会誌第57巻第6号249−255(2004)
Hiroji INA, Kenji YAMADA,Kosai MATSUMOTO,and Toshio MIYAZAKI Effects of Benzyl Glucoside and Chlorogenic Acid from Prunus mume on Adrenocorticotropic Hormone (ACTH) and Catecholamine Levels in Plasma of Experimental Menopausal Model Rats Biol. Pharm. Bull. 27(1) 136−137 (2004)

発明が解決しようとする課題

0016

上記課題に鑑み、本発明の課題は、ヒドロキシ桂皮酸のうち従来知られていたフェルラ酸やクロロゲン酸以外の新たな血圧降下作用を有する物質を見出し、血圧降下剤として、単体もしくは組成物として提供することにある。また、梅酢抽出物の降圧機能の主成分がヒドロキシ桂皮酸誘導体もしくはヒドロキシ桂皮酸であることを示し、梅酢から得られるポリフェノール抽出物を含み、食塩濃度が規定された、安全性の高い機能性組成物を提供することにある。

課題を解決するための手段

0017

本発明者らは、梅酢ポリフェノールをアルカリ加水分解して、構成しているアグリコン分析したところ、ヒドロキシ桂皮酸が大部分を占め、p−クマル酸、フェルラ酸、カフェ酸が存在することを見出した。中でもp−クマル酸が最も多いことが判明した。また、梅酢ポリフェノールをマウス、もしくはラットに経口投与すると、血中には主にp−クマル酸単体、もしくはその抱合体が現れ、他のヒドロキシ桂皮酸はほとんど見出すことが出来なかった。高血圧自然発症ラット(SHR)に梅酢ポリフェノールを経口投与すると、血圧の上昇が抑えられたことから、梅酢ポリフェノールの血圧降下作用の主作用本体はp−クマル酸、もしくはp−クマル酸誘導体であるとの結論に至った。一方、市販のp−クマル酸を高血圧自然発症ラット(SHR)に経口投与したところ、顕著な降圧作用がみられた。

0018

本発明者らは、p−クマル酸が単独で血圧降下作用を持つことを明らかにし、血圧降下剤として、単体もしくは組成物として本発明に至った。

0019

p−クマル酸はラットに投与した場合、その生物学的利用能没食子酸と比べ70倍の吸収率があると報告されている。(Yutaka Konishiら J.Agric.Food Chem., 2005,53(12),pp4740−4746)。これは他のポリフェノールに対して極めて高い値である。また、我々はマウスにp−クマル酸を投与した場合、約27%が吸収されることを確かめており、p−クマル酸が消化管壁にあるモノカルボン酸トランスポーターによって活発取り込まれることで、より少ない投与量で、高い機能性を生み出すことにつながると考えられた。

0020

また、本発明者らは、梅酢から得られるポリフェノール抽出物を含む機能性組成物が、p−クマル酸誘導体、およびp−クマル酸を含有し、降圧機能を有することを見出し、本発明を完成した。

0021

本発明者らは、梅酢から得られるポリフェノール抽出物を含む機能性組成物の加水分解物が、p−クマル酸、フェルラ酸、カフェ酸を含み、降圧機能を有することを見出し、本発明を完成した。

0022

本発明で用いる梅酢から得られるポリフェノール抽出物は、長期間降圧機能が作用する。長期間使用するほど、良好な降圧効果が得られる。また、安全性試験を行い、長期間安全に摂取することができることを確認した。

0023

前記機能性組成物は前記降圧機能以外の機能を有し、降圧機能以外の機能は前記降圧機能と共に、あるいは降圧機能以外の機能のみで作用することができる。

0024

また、本発明は、前記血圧降下剤または前記機能性組成物を含む、食品組成物、特定保健用食品組成物、医薬部外品組成物、医薬組成物である。

発明の効果

0025

本発明では、まず、p−クマル酸が単独で血圧降下作用を持つ。この結果、新たな血圧降下剤を提供することができる。
また、本発明で用いる梅酢から得られるポリフェノール抽出物を含む機能性組成物には、p−クマル酸誘導体、およびp−クマル酸を多く含有する。この機能性組成物は、高血圧の患者に用いた場合にのみ機能し、正常血圧以下の人にはほとんど機能しない。したがって、本発明の機能性組成物を他の機能を発揮するために用いた場合であっても、高血圧の人の血圧を降下させるが、正常血圧以下の人の血圧を降下させない。また、本発明の機能性組成物を用いることにより、低血圧を生じない。また、本発明の機能性組成物は、用量に応じて降圧効果を制御することができる。また、長期間摂取するほど、良好な降圧効果が得られる。また、本発明の機能性組成物は、安全性を有している。したがって、本発明の機能性組成物は、長期に摂取することができる。
また、本発明の機能性組成物は、食塩濃度が低い。このため、食塩感受性の高血圧に対しても、用いることができる。

図面の簡単な説明

0026

図1は、梅酢ポリフェノール抽出物(MP)を単回投与した場合の高血圧自然発症ラット(SHR)及び正常血圧ラットであるWistar Kyotoラット(WKY)の血圧に及ぼす作用について示すグラフである。
図2は、梅酢ポリフェノール抽出物(MP)を腹腔内単回投与した場合の高血圧自然発症ラット(SHR)及び正常血圧ラットであるWistar Kyotoラット(WKY)の血圧に及ぼす作用について示すグラフである。
図3は、梅酢ポリフェノール抽出物(MP)を長期投与した場合の高血圧自然発症ラット(SHR)及び正常血圧ラットであるWistar Kyotoラット(WKY)の血圧に及ぼす作用について示すグラフである。
図4は、梅酢ポリフェノール抽出物(MP)を長期投与した場合の高血圧自然発症ラット(SHR)及び正常血圧ラットであるWistar Kyotoラット(WKY)の体重に及ぼす作用について示すグラフである。
図5は、梅酢ポリフェノール抽出物(MP)を長期投与した場合の高血圧自然発症ラット(SHR)及び正常血圧ラットであるWistar Kyotoラット(WKY)の摂食量に及ぼす作用について示すグラフである。

0027

[血圧降下剤]
本発明の血圧降下剤は、p−クマル酸を主成分とする。p−クマル酸は、ケイ皮酸水酸基がついた構造を持つ有機化合物である。本発明では、従来知られていたp−クマル酸に、降圧効果があることを新たに見出した。本発明の血圧降下剤において、p−クマル酸は単独で用いてもよく、あるいは他の成分と共に用いてもよい。また、例えば、以下に示すようにp−クマル酸を多く含む梅酢などから抽出したポリフェノール抽出物などを用いてもよい。

0028

[ポリフェノール抽出物]
本発明の機能性組成物は、梅酢から得られるポリフェノール抽出物を含む。梅酢に含まれるポリフェノールは、多種類である。その構造はアグリコンがヒドロキシ桂皮酸であり、その誘導体が大部分を占める。抽出物に含まれるポリフェノールの濃度を正確に測定することはできないが、フォーリンチオカルト法を用い、標準物質として没食子酸を使用した場合、約12%程度含まれている。

0029

また、本発明の梅酢から得られるポリフェノール抽出物を以下で述べる方法製造すると、水溶性の物質を除去することができる。すなわち、本発明のポリフェノール抽出物は、クエン酸などの有機酸や水溶性のアミノ酸などの水溶性の有機物や食塩などの水溶性の無機物を除去することができる。例えば、食塩は、処理後のポリフェノール抽出物に、0.003%程度含まれている。これを濃縮して用いても、食塩濃度は0.5%以下、好ましくは0.1%以下とすることができる。

0030

本発明のポリフェノール抽出物の降圧機能は、高血圧の患者に用いた場合に機能し、正常な血圧以下の人に用いた場合はほとんど機能しない。

0031

本発明のポリフェノール抽出物は、このポリフェノール抽出物の一部を含むものであってもよい。本発明のポリフェノール抽出物中には、多数種のポリフェノールを含む。これらの中から、特定の目的に用いられるポリフェノールを、ろ過、カラム処理溶剤洗浄などの選別処理を行ったものであってもよい。

0032

本発明のポリフェノール抽出物またはこの抽出物の一部、およびこれらを含む機能性組成物の形態には特に制限はなく、溶液であっても固体であってもよく、その他の化合物との混合物であってもよい。混合物である場合には、スプレードライ凍結乾燥デキストリンなどの造形剤の添加処理などをしたものであってもよい。

0033

本発明の機能性組成物は、そのまま利用することもできるが、必要に応じて、下記に示される医薬品類医薬部外品類食品類飲料類などにおいて使用されている各種成分や添加剤の中から用途に適したものを任意に選択、併用して、それぞれの利用しやすい製品形態とすることができる。

0034

ポリフェノール抽出物は、特開2009−137929号公報に記載した方法で製造する。例えば、以下のようにして製造する。

0035

使用原料
本発明において、ポリフェノール抽出物の原料となるのは、梅酢である。本明細書中で、「梅酢」とは、梅果実を塩漬けする工程で生ずるものであり、塩分と梅果実から浸出する液とで構成されるものをいう。一般に、梅酢は、食塩を20質量%程度含んでいる。

0036

代表的な梅の品種である高梅の果実には、採集時期にもよるが、ポリフェノールが約9000ppm含まれる。主なポリフェノールは、ヒドロキシ桂皮酸配糖体である。しかし、梅果実から十分な量のポリフェノールを抽出するのは難しい。

0037

一方、上記梅酢1tは、約30g約のポリフェノールを含む。また、そのポリフェノールの組成も、梅の果実に含まれるポリフェノールと同様である。

0038

吸着樹脂
使用する吸着樹脂としては、ポリフェノール類を選択的に吸着且つ溶離できる吸着剤、例えばスチレンジビニルベンゼン系の合成吸着樹脂を用いればよい。具体的には、イオン交換基を持たない多孔性構造を有する合成吸着樹脂である、ダイヤイオン登録商標)HP20、HP21(三菱化学株式会社製)、セパビーズ(登録商標)SP825L、SP850(三菱化学株式会社製)、セパビーズ(登録商標)SP700(三菱化学株式会社製)、セパビーズ(登録商標)SP70(三菱化学株式会社製)などが使用できる。特に好ましい樹脂は、ダイヤイオン(登録商標)HP20、セパビーズ(登録商標)SP70である。これらの樹脂を用いると、梅酢中のポリフェノールの90%程度を樹脂に吸着できる。

0039

溶出溶媒
スチレン−ジビニルベンゼン系合成吸着樹脂からポリフェノールの溶出は、水性溶媒で行う。本明細書中で、水性溶媒とは、水と親和する有機溶媒であり、例えば、炭素数が1〜5のアルコールアセトンなどである。好ましくはエタノール、アセトンである。使用するスチレン−ジビニルベンゼン系合成吸着樹脂にもよるが、エタノールを用いれば、梅酢に含まれるポリフェノールの約70%以上が、アセトンを用いれば、梅酢に含まれるポリフェノールの90%近くが回収できる。また、これらの水性溶媒は、水溶液として用いず、水性溶媒単独、または水性溶媒同士の混合物として用いるのが好ましい。

0040

製造方法
まず、梅酢をスチレン−ジビニルベンゼン系合成吸着樹脂と接触させて、梅酢中のポリフェノールをスチレン−ジビニルベンゼン系合成吸着樹脂に吸着させる。スチレン−ジビニルベンゼン系合成吸着樹脂は、梅酢に含まれるポリフェノールを吸着する吸着能力余裕がある量を用いる。使用する樹脂の吸着能力を、あらかじめ調べておけばよい。例えば、梅酢の20倍量のスチレン−ジビニルベンゼン系合成吸着樹脂を用いるなどである。

0041

また、この際に、スチレン−ジビニルベンゼン系合成吸着樹脂に吸着されなかった成分を回収してもよい。スチレン−ジビニルベンゼン系合成吸着樹脂に吸着されなかった成分にも梅酢の風味が残っている。したがって、そのまま食品等に再利用できる。

0042

次に、ポリフェノールを吸着させたスチレン−ジビニルベンゼン系合成吸着樹脂を水で洗浄する。これにより、梅酢中に含まれていたクエン酸、食塩を、スチレン−ジビニルベンゼン系合成吸着樹脂から除去する。

0043

次に、洗浄工程の終わったスチレン−ジビニルベンゼン系合成吸着樹脂を、水性溶媒で溶出処理をする。これにより、樹脂に吸着されたポリフェノールを高効率で回収できる。

0044

次に、溶出液を濃縮する。本発明では、溶出液は、水を含まない、分子量の小さい水性溶媒である。したがって、比較的低温溶媒を除去できる。この結果、溶媒を除去するためのエネルギー押えることができる。このようにして得られるポリフェノール抽出物は、粘性エキス状態である。

0045

上記したポリフェノール抽出物の製造は、処理量などを考慮して、以下のようなバッチ法連続法のいずれかの方法で行えばよい。

0046

バッチ法は、大型の容器中に、梅酢と吸着樹脂とを混合し、梅酢中のポリフェノールを吸着樹脂に吸着させる。この後、吸着樹脂を水で洗浄する。洗浄後、水性溶媒を加え、ポリフェノールを溶出させる。この方法は、ポリフェノールの回収率が劣り、作業量が多くなる。しかし、1トン以内の比較的少量の梅酢を処理する場合には、特段製造設備が必要とされないので、有用な方法である。

0047

連続法は、吸着樹脂をカラムに詰めたカラム法で行う。吸着樹脂を詰めたカラムに、梅酢を通す。次に、このカラムに水を通し、吸着樹脂を洗浄する。洗浄後、水性溶媒を通し、ポリフェノールを溶出させる。この方法は、吸着温度流速、カラム形状などの条件を適宜設計することで、より効率的で、多量な処理が可能となる。また、省力化、自動化も達成可能となる。また、ポリフェノール溶出後の梅酢の回収も容易である。

0048

[機能性組成物]
本発明の機能性組成物は、p−クマル酸、上記の梅酢から得られるポリフェノール抽出物または梅酢から得られポリフェノール抽出物の加水分解物を含み、長期間降圧機能を有する。梅酢から得られるポリフェノール抽出物は、p−クマル酸およびp−クマル酸誘導体を含む。また、梅酢から得られポリフェノール抽出物の加水分解物は、p−クマル酸、フェルラ酸、カフェ酸を含む。これらの単純ポリフェノール化合物が、降圧機能を有している。本発明でいう降圧機能とは、高血圧の状態から血圧を低下させることを言う。ここで、高血圧とは、血圧が正常範囲を超えて高く維持されている状態を言い、例えば収縮期血圧が140mmHg以上または拡張期血圧が90mmHg以上であることをいう。

0049

本発明の機能性組成物の降圧機能は、高血圧に対して機能し、血圧が正常以下の場合には機能しない。本発明の機能性組成物は、降圧機能以外の効果を有している。例えば、肥満や糖尿病の治療、予防機能を有する(特開2009−137929号公報)。この場合に、糖尿病で、高血圧である人が本発明の機能性組成物を摂取した場合に、本発明の機能性組成物は血糖値を下げ、血圧を下げる。一方、糖尿病で、血圧が正常な人が本発明の機能性組成物を摂取した場合に、本発明の機能性組成物は血糖値を下げるが、血圧には影響を与えない。このように、本発明の機能性組成物の降圧機能は選択的に機能することができる。すなわち、本発明の機能性組成物は降圧機能以外の機能を有し、降圧機能以外の機能は降圧機能と共に、あるいは降圧機能以外の機能のみで作用することができる。

0050

本発明の機能性組成物の降圧機能は、高血圧に対して、用量依存的に作用する。したがって、本発明の機能性組成物の使用量は、高血圧の程度に応じて適宜変更することができる。また、本発明の機能性組成物は、長期間摂取するほど、高い降圧機能を有する。さらに、本発明の機能性組成物は、急性毒性慢性毒性突然変異原性などがなく、安全である。このため、多めに摂取することも、長期間摂取することも可能である。

0051

上記したように、本発明の機能性組成物は、食塩濃度が極めて低い。このため、食塩感受性の高血圧患者に対しても使用することができる。

0052

本発明の機能性組成物を医薬品または医薬部外品に使用する場合は、経口的に投与されるものとすることができる。ポリフェノール抽出物を、医薬用担体と共に製剤化し、錠剤カプセル剤ドリンク剤トロ−チ、液剤顆粒剤散剤等の形態で用いることができる。その場合には、賦形剤滑沢剤結合剤崩壊剤溶剤懸濁化剤安定化剤着色料甘味剤等の常用成分を適宜添加することができる。

0053

例えば、経口的に摂取する場合には、食品添加剤として食物に添加して摂取することができる。食品添加剤として用いる場合には、その添加量については、特に限定的ではなく、食品の種類に応じ適宜決めればよい。例えば、清涼飲料炭酸飲料などの液体食品菓子類やその他の各種食品等の固形食品に添加して用いることができる。また、その他に、食物として人体に投与する場合の投与方法の一例を示すと次の通りである。投与は、種々の方法で行うことができ、例えば、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、シロップ剤等による経口投与とすることができる。経口投与剤は、通常の製造方法に従って製造することができる。例えば、デンプン乳糖マンニット等の賦形剤、カルボキシメチルセルロ−スナトリウムヒドロキシプロピルセルロ−ス等の結合剤、結晶セルロ−ス、カルボキシメチルセルロ−スカルシウム等の崩壊剤、タルクステアリン酸マグネシウム等の滑沢剤、軽質無水ケイ酸等の流動性向上剤等を適宜組み合わせて処方することにより、錠剤、カプセル剤、顆粒剤等として製造することができる。

0054

本発明の機能性組成物を食物に用いる場合の具体例として、かまぼこ、ちくわ、はんぺん等の水産加工製品ソーセージハム、ウインナ−等の食肉加工製品豆腐油揚げコンニャク等の農産加工製品洋菓子和菓子パン、ケ−キ、ゼリ−、プリンスナッククッキーガムキャンディラムネ等の菓子類、生めん、中華めん、そば、うどん等のめん類、ソース醤油ドレッシングマヨネーズタレハチミツ粉末あめ、水あめ等の調味料カレー粉、からし粉、コショウ粉等の香辛料ジャム、マーマレ−ド、チョコレ−トスプレッド漬物、そう菜、ふりかけや、各種野菜・果実の缶詰瓶詰等の加工野菜果実類、チ−ズ、バタ−、ヨ−グルト等の乳製品、果実ジュ−ス、野菜ジュ−ス、乳清飲料、清涼飲料、健康薬用酒類等の飲料、その他、栄養補強(栄養補助)等を目的とする健康維持のための錠剤、飲料、顆粒等の健康志向飲食品類家畜飼料ペットフ−ド等が対象として挙げられる。

0055

本発明の機能性組成物は、例えば、賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、タルク、流動性向上剤等、一般的に造粒に使用される添加剤を用いても良い。例えば、デンプン、乳糖、マンニットカルボキシメチルセルロ−スナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロ−ス等の結晶セルロ−ス、カルボキシメチルセルロ−スカルシウム、ステアリン酸マグネシウム等の軽質無水ケイ酸等、酢酸セルロ−ス、キトサンアルギン酸カルシウム、アルギン酸カルシウム、脱脂米糖、油かす大豆粉小麦粉無水ケイ酸フスマ、もみがら粉、炭酸カルシウムミルクカルシウム酸化マグネシウム重炭酸ナトリウム、結晶セルロ−ス、澱粉、ビ−ル酵母、糖、還元乳糖植物油脂等を適宜組み合わせて処方することにより、錠剤、カプセル剤、顆粒剤の形状等に製造することができる。

0056

また、必要に応じて植物又は動物系原料由来の種々の添加物やその他の添加物も併用することができる。これらの添加物は、添加しようとする製品種別、形態に応じて常法的に行われる加工(例えば、粉砕製粉、洗浄、加水分解醗酵、精製、圧搾、抽出、分画、ろ過、乾燥粉末化、造粒、溶解滅菌、pH調整、脱臭、脱色などを任意に選択、組合わせた処理)を行い、各種の素材から任意に選択して供すればよい。尚、抽出に用いる溶媒については、供する製品の用法や、後に行う加工処理等を考慮した上で選択すればよい。

0057

本発明の機能性組成物には、その他保湿剤ホルモン類、金属イオン封鎖剤pH調整剤キレ−ト剤、防腐・防バイ剤、清涼剤、安定化剤、乳化剤、動・植物性蛋白質及びその分解物、動・植物性多糖類及びその分解物、動・植物性糖蛋白質及びその分解物、血流促進剤消炎剤・抗アレルギ−剤、細胞賦活剤増泡剤増粘剤口腔用剤、消臭・脱臭剤苦味料、調味料、酵素などを併用してもよい。これらとの併用によって、相加的及び相乗的な効果が期待できる。

0058

本発明の機能性組成物の安全性は、公知の安全性試験、例えばラットへ機能性組成物を単回投与する急性毒性試験、28日間機能性組成物を反復経口投与する亜急毒性試験、マウスに90日間機能性組成物を反復経口投与する慢性毒性試験、および変異原性試験としてサルモネラ菌を用いたUMUテスト、およびマウス小核試験などによって、確認することができる。本発明の機能性組成物は、これらの試験において、安全性が確認される。この結果、長期使用をすることができる。

0059

以下、実施例により本発明を説明するが、本発明はかかる実施例に限定されるものではない。

0060

(ポリフェノール抽出物)
用いた梅酢ポリフェノール抽出物は、2009年産の梅酢1.8トンから、上記に示した方法で得られた凍結乾燥物で、収率は約0.1重量%であった。ポリフェノール含量はフォーリン−チオカルト法を用い、標準物質として没食子酸を使用した場合、約12.6%含まれている。

0061

実験動物
実験動物は、雄性の高血圧自然発症ラット(SHR/NCrlCrlj)及び雄性のWistar Kyotoラット(WKY/NCrlCrlj)を日本チャールズリバー株式会社より入手したものを用いた。飼育は温度23±1℃、湿度50%、照明は12時間明暗サイクル(8:00〜20:00)で調節された実験動物飼育室にて飼育した。なお特に断りのない限り飼料として市販飼料(MFオリエンタ酵母株式会社)を、飲料水として脱イオン水を用い、自由摂食させた。

0062

統計処理
すべての実験データは平均値±標準誤差を示し、有意差はDunnettの多重比較検定により有意差の検定を行った。

0063

(実施例1)
[SHRにおけるp−クマル酸単回投与試験
雄性SHRを10週から予備飼育し、14−16周齢になった時点で試験を実施した。p−クマル酸はSigma社から購入した。単回投与群(各8匹)では、8時間絶食後、生理食塩水1.5mlに溶解したp−クマル酸を25mg/kg体重(BW)、50mg/kgBW、100mg/kgBWの投与量になるようにゾンデを用いて胃内強制的に経口投与した。一方、コントロール群(8匹)では、試験群と同容量の生理食塩水を同じくゾンデを用いて胃内に強制的に経口投与した。血圧測定装置はラット・マウス用非観血式自動血圧測定装置BP−98A(株式会社Softron)で、測定は37℃に設定した保温筒内でSHRを予備保温し、落ち着いた状態でtail−cuff法により測定した。測定時間は投与直前及び1、2、4、6、時間後に実施した。生理食塩水のみの投与群では血圧低下は見られなかった。

0064

(結果)
p−クマル酸投与群では、投与後1時間目最大の血圧低下がみられ、6時間後には正常値に戻った。また用量依存的に血圧が降下し、50mg/kgBWでは、降下率は−10.5%であった。

0065

(実施例2)
[単回腹腔内投与試験]
さらに腹腔内投与試験を行った。食塩水1mlに溶解したp−クマル酸を0.25mg/kg体重(BW)、0.5mg/kgBW、1mg/kgBWの投与量になるように、腹腔内投与を行った。測定時間は投与直前及び1、2、3、4時間後に実施した。ところ、投与後1時間目で最大の血圧低下がみられ、4時間後には正常値に戻った。用量依存的に血圧が降下し、0.25mg/kgBWでは、降下率は−10%であった。生理食塩水のみの投与群では血圧低下は見られなかった。

0066

(実施例3)
[単回投与試験]
(SHRにおける単回投与試験)
雄性SHRを10週から予備飼育し、14−16周齢になった時点で試験を実施した。梅酢ポリフェノール抽出物(図中、「MP」と記載。以下同様)単回投与群(各8匹)では、8時間絶食後、生理食塩水1.5mlに溶解した梅酢ポリフェノール抽出物を100mg/kg体重(BW)、200mg/kgBW、400mg/kgBW、800mg/kgBWの投与量になるようにゾンデを用いて胃内へ強制的に経口投与した。一方、コントロール群(8匹)では、試験群と同容量の生理食塩水(図中、「saline」と記載。以下同様)を同じくゾンデを用いて胃内に強制的に経口投与した。血圧測定装置はラット・マウス用非観血式自動血圧測定装置BP−98A(株式会社Softron)で、測定は37℃に設定した保温筒内でSHRを予備保温し、落ち着いた状態でtail−cuff法により測定した。測定時間は投与直前及び3、6、9、12、24時間後に実施した。

0067

(WKYにおける単回投与試験)
雄性WKYを10週から予備飼育し、14周齢になった時点で試験を実施した。梅酢ポリフェノール抽出物単回投与群(8匹)では8時間絶食後、生理食塩水に溶解した梅酢ポリフェノール抽出物を800mg/kgBWの投与量になるようにゾンデを用いて胃内へ強制的に経口投与した。一方、コントロール群(8匹)では、試験群と同容量の生理食塩水を同じくゾンデを用いて胃内に強制的に経口投与した。WKYの血圧測定はSHRに準じて行った。

0068

(結果)
図1は、梅酢ポリフェノール抽出物を単回投与した場合の高血圧自然発症ラット(SHR)及び正常血圧ラットであるWistar Kyotoラット(WKY)の血圧に及ぼす作用について示すグラフである。横軸は、単回投与後の経過時間を、縦軸は、血圧効果率を示す。図1から、梅酢ポリフェノール抽出物は正常血圧ラットであるWKYの血圧には全く影響を及ぼさなかったが、SHRでは、投与後9時間目に最大の血圧降下がみられ、24時間後には正常値に戻った。また用量依存的に血圧が降下し、800mg/kgBWでは最大量に達し、降下率は−22%であることがわかる。

0069

(実施例4)
[単回腹腔内投与試験]
(SHRにおける腹腔内投与試験)
16週齢の雄性SHRを用いて試験を実施した。梅酢ポリフェノール抽出物投与群(8匹)では、8時間絶食後、生理食塩水1mlに溶解した梅酢ポリフェノール抽出物を1mg/kgBW、2mg/kgBW、4mg/kgBWの投与量になるように腹腔内投与した。一方、コントロール群(8匹)では試験群と同容量の生理食塩水を同じく腹腔内投与した。血圧測定装置はラット・マウス用非観血式自動血圧測定装置BP−98A(株式会社Softron)を用い、測定は37℃に設定した保温筒内でSHRを予備保温し、落ち着いた状態でtail−cuff法により測定した。測定時間は投与直前及び1、2、3、4、5時間後に実施した。

0070

(WKYにおける腹腔内投与試験)
16週齢の雄性WKYを用いて試験を実施した。梅酢ポリフェノール抽出物投与群(8匹)では、8時間絶食後、生理食塩水1mlに溶解した梅酢ポリフェノール抽出物を4mg/kgBWの投与量になるように腹腔内投与した。一方、コントロール群(8匹)では試験群と同容量の生理食塩水を同じく腹腔内投与した。WKYの血圧測定はSHRに準じて行った

0071

(結果)
図2は、梅酢ポリフェノール抽出物を腹腔内単回投与した場合の高血圧自然発症ラット(SHR)及び正常血圧ラットであるWistar Kyotoラット(WKY)の血圧に及ぼす作用について示すグラフである。横軸は、腹腔内単回投与後の経過時間を、縦軸は、血圧効果率を示す。図2から、梅酢ポリフェノール抽出物はWKYの血圧には全く影響を及ぼさなかったが、SHRの血圧では、投与後2時間に最大の血圧降下がみられ、5時間後に正常値にもどった。また用量依存的に血圧を降下させることが明らかとなった。

0072

(実施例5)
[長期投与試験]
(SHRにおける長期投与試験)
雄性SHRを4週齢から予備飼育を行い、これ以降、粉末状のMFを与えた。5週齢で梅酢ポリフェノール抽出物を混和したMF飼料(オリエンタル酵母社製)を与え、その後8週間投与を続けた。給餌飼料に含まれる梅酢ポリフェノール抽出物の割合を0.05%、0.1%、0.2%とした3群と、梅酢ポリフェノール抽出物が含まれていない飼料を与えたコントロール群を設け、1群を各8匹とした。投与終了後、梅酢ポリフェノール抽出物投与の全ての群は、給餌飼料を梅酢ポリフェノール抽出物が含まれていないMF飼料に変更して3週間給餌した。一方、コントロール群(8匹)では、梅酢ポリフェノール抽出物が含まれていないMF飼料を全ての期間給餌した。血圧測定装置はラット・マウス用非観血式自動血圧測定装置BP−98A(株式会社Softron)で、測定は37℃に設定した保温筒内でSHRを予備保温し、落ち着いた状態でtail−cuff法により測定した。測定期間混餌投与開始直前及び投与開始から11週間後まで毎週1回計測した。

0073

(WKYにおける長期投与試験)
雄性WKYを4週齢から予備飼育を行い、これ以降、粉末状のMF飼料を与えることにした。5週齢で梅酢ポリフェノール抽出物を0.2%混和したMF飼料を与え、その後8週間投与を続けた。投与終了後、給餌飼料を梅酢ポリフェノール抽出物が含まれていないMF飼料に変更して3週間給餌した。一方、コントロール群(8匹)では、梅酢ポリフェノール抽出物が含まれていないMF飼料を全ての期間給餌した。WKYの血圧測定はSHRに準じて行った。

0074

(結果)
図3は、梅酢ポリフェノール抽出物を長期投与した場合の高血圧自然発症ラット(SHR)及び正常血圧ラットであるWistar Kyotoラット(WKY)の血圧に及ぼす作用について示すグラフである。横軸は、長期投与後の経過時間(週)を、縦軸は、血圧効果率を示す。図3から、梅酢ポリフェノール抽出物はWKYの血圧には全く影響を及ぼさなかったが、SHRの血圧には、用量依存的に血圧を降下させることが明らかになった。また、投与終了後、通常のMF飼料に戻したところ約2週間でコントロール群の血圧と有意な差はみられなくなった

0075

梅酢ポリフェノール抽出物を長期投与した場合の高血圧自然発症ラット(SHR)及び正常血圧ラットであるWistar Kyotoラット(WKY)の体重および摂食量を測定した。結果を図4図5に示す。

0076

図4は、梅酢ポリフェノール抽出物を長期投与した場合の高血圧自然発症ラット(SHR)及び正常血圧ラットであるWistar Kyotoラット(WKY)の体重に及ぼす作用について示すグラフである。横軸は、長期投与後の経過時間(週)を、縦軸は、体重を示す。図4から、梅酢ポリフェノール抽出物投与群と非投与群で顕著な体重の差異は認められなかったことがわかる。

0077

図5は、梅酢ポリフェノール抽出物を長期投与した場合の高血圧自然発症ラット(SHR)及び正常血圧ラットであるWistar Kyotoラット(WKY)の摂食量に及ぼす作用について示すグラフである。横軸は、長期投与後の経過時間(週)を、縦軸は、摂食量を示す。図5から、梅酢ポリフェノール抽出物投与群と非投与群で有意な摂食量の差は認められなかったことがわかる。

0078

図4、5から、本発明の機能性組成物は、長期投与しても、影響を与えないことがわかった。

0079

梅酢ポリフェノール抽出物の安全性を調べるため、ラットへ梅酢ポリフェノール抽出物を単回投与する急性毒性試験、28日間梅酢ポリフェノール抽出物を反復経口投与する亜急毒性試験、マウスに90日間梅酢ポリフェノール抽出物を反復経口投与する慢性毒性試験、および変異原性試験としてサルモネラ菌を用いたUMUテスト、およびマウス小核試験を実施した。いずれの試験においても、梅酢ポリフェノール抽出物による特記すべき毒性は認められないことが判明したことから、梅酢ポリフェノール抽出物は極めて安全性の高いことが明らかになった。

0080

(実施例6)
[単回投与試験]
SDラット(Sprague−Dawley rat)の5週齢を雌雄各12頭用いた。
梅酢ポリフェノール抽出物5000 mg/kgBWを上限にし、0mg/kgBW(イオン交換水)の2区を設定した。投与方法はゾンデ法を用いて、強制的に胃内へ被験物質を投与した。ラットへの1回の投与容量は10ml/kgBWで行った。梅酢ポリフェノール抽出物の投与の際は投与前日から12〜16時間絶食状態にした後、投与を行った。投与後一般状態観察、および血液生化学検査を行った。

0081

梅酢ポリフェノール抽出物による特記すべき毒性は認められないことが判明した。従って梅酢ポリフェノール抽出物の急性毒性用量は5000 mg/kgBW以上であるとした。

0082

(実施例7)
[28日間反復投与試験経口投与]
SDラット(Sprague−Dawley rat)の5週齢雌雄を各35頭用いた。
梅酢ポリフェノール抽出物の薬理試験で有効な投与量である100mg/kgBWの10倍量にあたる1000mg/kgBWを最高投与量と設定し、その2分の1量500mg/kgBWと、さらに半量の250mg/kgBW、そして、0mg/kgBW(生理食塩水)の4区を設けた。梅酢ポリフェノール抽出物は28日間経口反復投与した。投与方法はゾンデ法を用いて、強制的に胃内へ被験物質を投与した。ラットへの1回の投与容量は5ml/kgBWで行った。体重測定、一般状態観察、摂食量測定、を毎日実施し、投与終了後、血液学的検査、生化学的検査(血液化学的検査)、剖検器官重量測定組織学的検査などを行った。

0083

梅酢ポリフェノール抽出物による特記すべき毒性は認められないことが判明した。

0084

(実施例8)
[90日間反復投与試験経口投与]
ICRマウス(Institute of Cancer Research mouse)の5週齢を雌雄各70頭を用いた。MF粉末飼料(オリエンタル酵母工業株式会社)に梅酢ポリフェノール抽出物が0.27、0.54、1.08%入った飼料を作製した。梅酢ポリフェノール抽出物が0.27%加えられた飼料の場合、マウスの体重と摂食量から、マウス1頭当たり、梅酢ポリフェノール抽出物の1日当りの摂取量は250mg/kgBWになる。従って0.54%の場合500mg/kgBW、1.08%の場合1000mg/kgBWとなる。体重測定、一般状態観察、摂食量測定、を毎日実施し、投与終了後、血液学的検査、生化学的検査(血液化学的検査)、剖検、器官重量測定、組織学的検査などを行った。

0085

梅酢ポリフェノール抽出物による特記すべき毒性は認められないことが判明した。

0086

(実施例9)
[UMUテスト]
変異原性の評価には、NM2009株(ネズミチフス菌TA1535にumuC’−‘lacZ融合遺伝子とO−acethyltransferase遺伝子を導入した菌株を使用した変異原性試験キット・ウムラックAT((株)蛋白精製工業)を用い、付属マニュアルに従い、行った。梅酢ポリフェノール抽出物の最高濃度は100mg/mlで3倍稀釈系列作成した。肝臓S9mixを混合し、代謝活性化についても判断した。

0087

試験に供した梅酢ポリフェノール抽出物の濃度範囲において変異原性は陰性であると判定された。代謝活性法(S9を添加したもの)においても変異原性は陰性であった。

0088

(実施例10)
[マウス小核試験]
ICRマウス(Institute of Cancer Research mouse)の5週齢雄24頭を用いた。梅酢ポリフェノール抽出物は5000 mg/kgBWとした(n=8)。陰性対昭区として生理食塩水投与群を設定した(n=8)。陽性対昭区はシクロフォスファミド50 mg/kgBW投与群とした(n=8)。いずれも投与はゾンデ法を用いて、強制的に胃内へ投与した。投与24時間後、マウスの大腿骨から得た骨髄細胞ギムザ染色し、多染性赤血球を中心に、小核の有無を計測した。マウス1個体あたり、2000個の細胞を調べた。その結果陽性対昭区の小核出現頻度は5.2%であったが、陰性対照区は1.2%、梅酢ポリフェノール抽出物投与区は1.1%であった。

実施例

0089

梅酢ポリフェノール抽出物の小核試験は陰性であると判断した。

0090

ヒドロキシ桂皮酸のうち従来知られていたフェルラ酸やクロロゲン酸以外に、p−クマル酸は単独で血圧降下作用を持つ。さらに、梅酢抽出物の降圧機能の主成分がヒドロキシ桂皮酸誘導体もしくはヒドロキシ桂皮酸であることを示し、梅酢から得られるポリフェノール抽出物を含み、食塩濃度が規定された、安全性の高い機能性組成物を提供する。この降圧機能は、高血圧の患者に用いた場合にのみ機能し、正常血圧以下の人には機能しない。したがって、本発明の機能性組成物は、降圧以外の他の目的に使用しても、正常血圧以下の人の血圧を降下させないので、他の機能を安全に発揮させることができる。また、医薬品などに限らず、食品等で使用することができる。さらに、安全に長期間摂取することができる。

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