図面 (/)

技術 ブラケット

出願人 矢崎総業株式会社
発明者 安田真之助
出願日 2011年2月14日 (8年5ヶ月経過) 出願番号 2011-028853
公開日 2012年9月6日 (6年10ヶ月経過) 公開番号 2012-170219
状態 特許登録済
技術分野 屋内配線の据付 車両用電気・流体回路
主要キーワード ブラケット固定用 導電金属材 集合箇所 丸形端子 配策経路 ボルト締結用 エンジン付近 合ブラケット
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2012年9月6日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

アース接続作業が容易で、しかも、ワイヤハーネス配策環境が悪い場所でもワイヤハーネスの固定を確実に行うことができるブラケットを提供する。

解決手段

ワイヤハーネスWHを面に沿って配策するワイヤハーネス配策プレート部2と、ワイヤハーネスWHをワイヤハーネス配策プレート部2に固定するハーネス固定部3と、ワイヤハーネス配策プレート部2に一体に設けられ、ワイヤハーネスWHのアース用電線Wを加締めて電気的に接続する電線加締め部10とを備える。

概要

背景

この種の従来のブラケットとして、特許文献1に開示されたものがある。このブラケット50は、図5に示すように、導電金属材より形成されている。ブラケット50は、ボルト締結部51とこれに直交配置されたハーネス係止部52とからL字状に形成されている。

ボルト締結部51には、ボルト穴51aが設けられている。このボルト穴51aに通されたボルト60の締結力によってブラケット50が車体61に固定されている。ボルト締結部51には、電線加締め部53が付設されている。電線加締め部53には、ワイヤハーネスWHより分岐したアース用電線Wが接続されている。アース用電線Wは、ブラケット50を介して車体61側にアースされている。

ハーネス係止部52には、ワイヤハーネスWHのクランプ部62が係止されている。

このようにして、ブラケット50は、ワイヤハーネスWHを所望の配策経路に沿って配策するべく適所でワイヤハーネスWHを車体61に固定している。

前記従来例のブラケット50では、アース用電線Wをボルト締結ではなく、加締め接続によってアース接続を行うことができるため、アース接続作業が容易である。

概要

アース接続作業が容易で、しかも、ワイヤハーネスの配策環境が悪い場所でもワイヤハーネスの固定を確実に行うことができるブラケットを提供する。ワイヤハーネスWHを面に沿って配策するワイヤハーネス配策プレート部2と、ワイヤハーネスWHをワイヤハーネス配策プレート部2に固定するハーネス固定部3と、ワイヤハーネス配策プレート部2に一体に設けられ、ワイヤハーネスWHのアース用電線Wを加締めて電気的に接続する電線加締め部10とを備える。

目的

本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、アース接続作業が容易で、しかも、ワイヤハーネスの配策環境が悪い場所でもワイヤハーネスの固定を確実に行うことができるブラケットを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

ワイヤハーネスを面に沿って配策するワイヤハーネス配策プレート部と、前記ワイヤハーネスを前記ワイヤハーネス配策プレート部に固定するハーネス固定部と、前記ワイヤハーネス配策プレート部に一体に設けられ、前記ワイヤハーネスのアース用電線加締めて電気的に接続する電線加締め部とを備えたことを特徴とするブラケット

請求項2

請求項1記載のブラケットであって、車両搭載状態台座に載置された状態で固定されていることを特徴とするブラケット。

技術分野

0001

本発明は、例えば自動車に搭載され、ワイヤハーネスの固定とアース接続に用いられるブラケットに関する。

背景技術

0002

この種の従来のブラケットとして、特許文献1に開示されたものがある。このブラケット50は、図5に示すように、導電金属材より形成されている。ブラケット50は、ボルト締結部51とこれに直交配置されたハーネス係止部52とからL字状に形成されている。

0003

ボルト締結部51には、ボルト穴51aが設けられている。このボルト穴51aに通されたボルト60の締結力によってブラケット50が車体61に固定されている。ボルト締結部51には、電線加締め部53が付設されている。電線加締め部53には、ワイヤハーネスWHより分岐したアース用電線Wが接続されている。アース用電線Wは、ブラケット50を介して車体61側にアースされている。

0004

ハーネス係止部52には、ワイヤハーネスWHのクランプ部62が係止されている。

0005

このようにして、ブラケット50は、ワイヤハーネスWHを所望の配策経路に沿って配策するべく適所でワイヤハーネスWHを車体61に固定している。

0006

前記従来例のブラケット50では、アース用電線Wをボルト締結ではなく、加締め接続によってアース接続を行うことができるため、アース接続作業が容易である。

先行技術

0007

特開2006−296051号公報

発明が解決しようとする課題

0008

しかしながら、前記従来のブラケット50は、L字形状であるため、ワイヤハーネスWHの自重外力によって形状変化を引き起こし易い。特に、エンジン付近変速機内等の振動が発生する場所、高温の場所、オイル飛散する場所等のような悪い配策環境で配策される場合、L字形状が形状変化するのみならず最悪の場合ブラケット50が折れてしまう場合も考えられる。従って、ブラケット50がワイヤハーネスWHの固定を確実に行うことができない恐れがある。

0009

そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、アース接続作業が容易で、しかも、ワイヤハーネスの配策環境が悪い場所でもワイヤハーネスの固定を確実に行うことができるブラケットを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

本発明は、ワイヤハーネスを面に沿って配策するワイヤハーネス配策プレート部と、前記ワイヤハーネスを前記ワイヤハーネス配策プレート部に固定するハーネス固定部と、前記ワイヤハーネス配策プレート部に一体に設けられ、前記ワイヤハーネスのアース用電線を加締めて電気的に接続する電線加締め部とを備えたことを特徴とするブラケットである。

0011

ブラケットは、車両搭載状態台座に載置された状態で固定されることが好ましい。

発明の効果

0012

本発明によれば、ワイヤハーネスをブラケットの面に沿って配策するため、ハーネス係止部はワイヤハーネスのクリップ部を単に係止できるような構造とすれば良く、形状変化し難い構造にできる。又、アース用電線を加締め接続によってアース接続を行うことができる。以上より、アース接続作業が容易で、しかも、ワイヤハーネスの配策環境が悪い場所でもワイヤハーネスの固定を確実に行うことができる。

0013

又、ブラケットは、ワイヤハーネスを配策するワイヤハーネス配策プレート部を有するので、車両に搭載される際には台座に組み付けられるため、車両の振動によってブラケットが破損され難い。

図面の簡単な説明

0014

本発明の一実施形態を示し、ワイヤハーネスをブラケットに組み付けた状態を示す平面図である。
本発明の一実施形態を示し、ブラケットの平面図である。
本発明の一実施形態を示し、電線加締め部にアース用電線をセットした状態を示す平面図である。
本発明の一実施形態を示し、図1のA矢視方向から見たブラケットの車両設置状態の側面図である。
従来例のブラケットを用いたワイヤハーネスの固定とアース接続状態を示す斜視図である。

実施例

0015

以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。

0016

図1図4は本発明の一実施形態を示す。図1及び図2に示すように、ブラケット1は、例えば、自動車の自動変速機ユニット内に配置されている。ブラケット1は、導電金属製であり、厚さ0.8mm程度の板材より形成されている。ブラケット1は、ワイヤハーネスWHを配策するワイヤハーネス配策プレート部2と、ワイヤハーネスWHのアース用電線Wを加締めて電気的に接続する電線加締め部10とを備えている。

0017

ワイヤハーネス配策プレート部2は、ワイヤハーネスWHの所望の配策経路に沿う面形状に形成されている。ワイヤハーネス配策プレート部2の表面に沿ってワイヤハーネスWHが配策されている。ワイヤハーネスWHは、所定位置で一部電線が分岐・集合された電線束である。電線束の内の複数のアース用電線Wは、一箇所に集められている。電線束は、分岐・集合箇所以外ではほぼチューブ30内に収容されている。

0018

ワイヤハーネス配策プレート部2には、貫通孔若しくは切欠溝より形成されたハーネス固定部3とブラケット固定用のボルト穴4が複数箇所に設けられている。各ハーネス固定部3には、ワイヤハーネスWHのクリップ部20が係止されている。これにより、ワイヤハーネスWHは、所望の配策経路に沿ってブラケット1に固定されている。各ボルト穴4に通したボルト24(図4に示す)は、自動変速機ユニットのユニット本体22のボス部22a(図示せず)に締結されている。これにより、ブラケット1は、図4に示すように、車両搭載状態である自動変速機ユニット内の固定位置では、台座であるユニット本体22に載置された状態で固定されている。

0019

電線加締め部10は、ワイヤハーネス配策プレート部2の一側端より外側に一体に形成されている。電線加締め部10は、図3に詳しく示すように、底面部11と、この底面部11の両側より延設された一対の外皮加締め部12と、同じく底面部11の両側より延設された一対の芯線加締め部13とから構成されている。底面部11にワイヤハーネスWHのアース用電線Wを載置し、その後、一対の外皮加締め部12と一対の芯線加締め部13を加締める。電線加締め部10は、ブラケット1の厚みが0.8mm程度であるため、加締め加工ができる。アース用電線Wは、電線加締め部10に加締め接続でブラケット1を介してアース接続される。

0020

以上説明したように、ブラケット1は、ワイヤハーネスWHを面に沿って配策するワイヤハーネス配策プレート部2と、ワイヤハーネスWHのクリップ部20をワイヤハーネス配策プレート部2に固定するハーネス固定部3と、ワイヤハーネス配策プレート部2に一体に設けられ、ワイヤハーネスWHのアース用電線Wを加締めて電気的に接続する電線加締め部10とを備えている。従って、ワイヤハーネスWHをブラケット1の面に沿って配策するため、ハーネス固定部3はワイヤハーネスWHのクリップ部20を単に係止できるような構造、つまり、この実施形態のような貫通孔若しくは切欠溝形状とすれば良く、形状変化し難い構造にできる。又、アース用電線Wを加締め接続によってアース接続を行うことができる。以上より、アース接続作業が容易で、しかも、ワイヤハーネスWHの配策環境が悪い場所でもワイヤハーネスWHの固定を確実に行うことができる。

0021

ブラケット1は、ワイヤハーネスWHを配策するワイヤハーネス配策プレート部2を有するので、この実施形態のように、車両搭載状態では台座であるユニット本体22に載置された状態で固定される。従って、構造的に強固であり、車両の振動等によって破損することがない。

0022

また、従来例のブラケットは、L字形状をしているため、車両の振動時にアース用電線やワイヤハーネスの各固定箇所応力がかかり、固定箇所が破損する恐れがあるが、本発明のブラケット1は、その面上に沿ってアース用電線WやワイヤハーネスWHを配策可能で、且つ、その面上にアース用電線WやワイヤハーネスWHを押さえ付けるようにして固定するため、車両が振動してもブラケット1が破損し難い。

0023

この実施形態では、電線加締め部10は、ブラケットの1箇所にのみ設けられているが、複数箇所に設けても良い。

0024

従来例のように、アース用電線Wをブラケット1にボルト締結する場合には、ブラケット1にボルト締結用の大きなスペースを確保する必要があるため、ブラケット1が大型化する。又、ボルト締結箇所には大きなスペースが必要であることからボルト締結箇所を1箇所に集中させるため、アース用電線Wが長寸法化する。更に、各アース用電線W毎に丸形端子LA端子)が必要である。

0025

これに対し、この実施形態では、電線加締め部10は、ボルト締結に較べて小スペースで形成できるため、ブラケット1を小型化できる。又、電線加締め部10は、ブラケット1のプレス加工時に容易に複数箇所に容易に設けることができるため、アース用電線Wを短寸法化できる。更に、電線加締め部10の場合には、丸形端子(LA端子)が不要になる。また更に、ブラケット1のボルト締結箇所を少なくできる。

0026

1ブラケット
2ハーネス配策プレート部
3 ハーネス固定部
10電線加締め部
22ユニット本体(台座)
WHワイヤハーネス
W アース用電線

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