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図面 (12)

課題

擬似的に立体感を持たせた画像を簡単な構成で表示する。

解決手段

画像を表示する表示部と、自装置の姿勢の変化を検出する姿勢検出部と、時間的に連続して取得された複数の画像に含まれる動き情報を検出する動き検出部と、動き検出部により検出された動き情報と姿勢検出部により検出された自装置の姿勢の変化とに基づいて、複数の画像のいずれかの画像を表示部に表示させる表示制御部と、を備えたことを特徴とする。

概要

背景

立体感を持たせた画像を表示する方法として、人間の視差を利用した画像を表示する方法が挙げられる。また、この他に、例えば時間的に連続する3つの画像から被写体の領域(被写体領域)と背景となる領域(背景領域)とを求めた後、被写体領域に対して鮮明処理を、背景領域に対してぼかし処理を施すことが提案されている(特許文献1参照)。

概要

擬似的に立体感を持たせた画像を簡単な構成で表示する。 画像を表示する表示部と、自装置の姿勢の変化を検出する姿勢検出部と、時間的に連続して取得された複数の画像に含まれる動き情報を検出する動き検出部と、動き検出部により検出された動き情報と姿勢検出部により検出された自装置の姿勢の変化とに基づいて、複数の画像のいずれかの画像を表示部に表示させる表示制御部と、を備えたことを特徴とする。

目的

本発明は、擬似的に立体感を持たせた画像を簡単な構成で表示できるようにした表示装置撮像装置表示制御プログラム及び記憶媒体を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

画像を表示する表示部と、自装置の姿勢の変化を検出する姿勢検出部と、時間的に連続して取得された複数の画像に含まれる動き情報を検出する動き検出部と、前記動き検出部により検出された前記動き情報と前記姿勢検出部により検出された前記自装置の姿勢の変化とに基づいて、前記複数の画像のいずれかの画像を前記表示部に表示させる表示制御部と、を備えたことを特徴とする表示装置

請求項2

請求項1に記載の表示装置において、前記動き検出部は、時間的に隣り合う2つの画像から、被写体又は背景の少なくともいずれか一方の動きベクトルを前記動き情報として検出することを特徴とする表示装置。

請求項3

請求項1又は請求項2に記載の表示装置において、前記表示制御部は、前記自装置の姿勢が変化する方向と前記動き情報から決定される表示順序とに基づいた前記画像を前記表示部に表示することを特徴とする表示装置。

請求項4

請求項3に記載の表示装置において、前記表示制御部は、前記自装置の姿勢が変化する方向が逆方向に変化する場合、前記動き情報から決定される表示順序とは逆の表示順序となるように、前記画像を前記表示部に表示することを特徴とする表示装置。

請求項5

請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の表示装置において、前記表示制御部は、前記傾き検出部により検出された前記自装置の傾きに応じた前記画像を前記表示部に表示させることを特徴とする表示装置。

請求項6

前記複数の画像を取得する画像取得部と、前記画像取得部により取得された前記複数の画像を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記複数の画像を表示可能な、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の表示装置と、を備えたことを特徴とする撮像装置

請求項7

自装置の姿勢の変化を検出する姿勢検出工程と、複数の画像に含まれる動き情報を検出する動き検出工程と、前記動き検出工程により検出された前記動き情報と前記姿勢検出工程により検出された前記自装置の姿勢の変化とに基づいて、前記複数の画像のいずれかの画像を表示部に表示させる表示制御工程とを、コンピュータに実行させることが可能な表示制御プログラム

請求項8

請求項7に記載された表示制御プログラムが記憶され、該表示制御プログラムがコンピュータにて読み取ることが可能な記憶媒体

技術分野

0001

画像を表示することが可能な表示装置撮像装置表示制御プログラム及び記憶媒体に関する。

背景技術

0002

立体感を持たせた画像を表示する方法として、人間の視差を利用した画像を表示する方法が挙げられる。また、この他に、例えば時間的に連続する3つの画像から被写体の領域(被写体領域)と背景となる領域(背景領域)とを求めた後、被写体領域に対して鮮明処理を、背景領域に対してぼかし処理を施すことが提案されている(特許文献1参照)。

先行技術

0003

特開2005−151162号公報

発明が解決しようとする課題

0004

例えば、視差のある2種類の画像を用いて立体感を持たせた画像を表示した場合には、ユーザの目に負担がかかる。また、特許文献1に記載された表示方法では、画像に含まれる被写体領域に鮮明処理を、背景領域にぼかし処理をそれぞれ施した画像を表示することから、画像としては不自然な画像となってしまう。

0005

本発明は、擬似的に立体感を持たせた画像を簡単な構成で表示できるようにした表示装置、撮像装置、表示制御プログラム及び記憶媒体を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上述した課題を解決するために、本発明の表示装置は、画像を表示する表示部と、自装置の姿勢の変化を検出する姿勢検出部と、時間的に連続して取得された複数の画像に含まれる動き情報を検出する動き検出部と、前記動き検出部により検出された前記動き情報と前記姿勢検出部により検出された前記自装置の姿勢の変化とに基づいて、前記複数の画像のいずれかの画像を前記表示部に表示させる表示制御部と、を備えたことを特徴とする。

0007

また、本発明の撮像装置は、前記複数の画像を取得する画像取得部と、前記画像取得部により取得された前記複数の画像を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記複数の画像を表示可能な、上記に記載の表示装置と、を備えたことを特徴とする。

0008

また、本発明の表示制御プログラムは、自装置の姿勢の変化を検出する姿勢検出工程と、複数の画像に含まれる動き情報を検出する動き検出工程と、前記動き検出工程により検出された前記動き情報と前記姿勢検出工程により検出された前記自装置の姿勢の変化とに基づいて、前記複数の画像のいずれかの画像を表示部に表示させる表示制御工程とを、コンピュータに実行させることが可能なものである。

0009

また、本発明の記憶媒体は、上記に記載された表示制御プログラムが記憶され、該表示制御プログラムがコンピュータにて読み取ることが可能なものである。

発明の効果

0010

本発明によれば、被写体領域と背景領域とに異なる処理を行わなくとも、擬似的に画像の立体感を表現することができる。

図面の簡単な説明

0011

(a)デジタルカメラの正面を示す斜視図、(b)デジタルカメラの背面を示す斜視図である。
デジタルカメラの電気的構成を示す機能ブロック図である。
画像及びAFエリア位置関係を示す図である。
(a)撮影パターンAにおける撮影方法と、被写体領域及び背景領域における動きベクトルとを示す図、(b)撮影パターンBにおける撮影方法と、被写体領域及び背景領域における動きベクトルとを示す図である。
(a)撮影パターンCにおける撮影方法と、被写体領域及び背景領域における動きベクトルとを示す図、(b)撮影パターンDにおける撮影方法と、被写体領域及び背景領域における動きベクトルとを示す図である。
(a)撮影パターンEにおける撮影方法と、被写体領域及び背景領域における動きベクトルとを示す図、(b)撮影パターンFにおける撮影方法と、被写体領域及び背景領域における動きベクトルとを示す図である。
デジタルカメラの姿勢の変化と連続画像を表示する順序とを撮影パターン毎にまとめた図である。
連続撮影を行った後、連続撮影により得られた画像を再生する流れを示すフローチャートである。
連続撮影を行った後、連続撮影により得られた画像を再生する流れを示すフローチャートである。
連続撮影を行ったときの被写体とデジタルカメラの相対位置、取得された連続画像及び動きベクトルを示す図である。
デジタルカメラの傾斜状態を示す上面図である。

実施例

0012

以下、撮像装置の一実施形態としてデジタルカメラを例に挙げて説明する。

0013

図1(a)及び図1(b)に示すように、デジタルカメラ10は、カメラ本体11と、沈胴式レンズ鏡筒12とを備えている。カメラ本体11の前面には、レンズ鏡筒12の他に、ストロボ発光部13等が設けられている。また、カメラ本体11の上面には、レリーズタン14や電源ボタン15などが設けられる。さらに、カメラ本体11の背面には、後述する表示装置34の表示面34aや設定操作部16が設けられている。

0014

図2に示すように、デジタルカメラ10は、撮像光学系21、撮像素子22、A/D変換部23、レンズ駆動機構24、タイミングジェネレータ(TG)25、バッファメモリ30、画像処理回路31、接続用I/F32、表示制御回路33、表示装置34、CPU35、内蔵メモリ36、レリーズボタン14、設定操作部16、傾き検出センサ37などから構成される。なお、A/D変換部23、バッファメモリ30、画像処理回路31、接続用I/F32、表示制御回路33、CPU35及び内蔵メモリ36は、バス40を介して接続される。

0015

撮像光学系21は、ズームレンズフォーカスレンズなど、複数のレンズから構成されている。ズームレンズは、その光軸L方向に移動することで撮影倍率が変更される。また、フォーカスレンズは、光軸L方向に微小移動することで撮像光学系21におけるフォーカスが調整される。

0016

撮像素子22は、例えばCCDイメージセンサや、CMOSイメージセンサが用いられる。この撮像素子22は、撮像光学系21により取り込まれた被写体光入射光)を受光し、信号電荷に変換する。この信号電荷に基づいた電圧が、各画素画素信号として出力される。なお、各画素の画素信号をまとめた信号が画像信号となる。

0017

A/D変換部23は、撮像素子22から出力された画像信号をアナログ信号からデジタル信号に変換する。このデジタル化された画像信号はバッファメモリ30に書き込まれる。

0018

レンズ駆動機構24は、撮像光学系21の各レンズを光軸L方向に移動させる。タイミングジェネレータ25は、撮像素子22やA/D変換部23に対して、パルス信号を出力することで、これらの動作タイミングを同期させる。

0019

画像処理回路31は、バッファメモリ30に書き込まれた画像信号に対して、ホワイトバランス処理色補間処理輪郭補償処理、ガンマ処理などの画像処理を施す。これにより、画像データが生成される。生成された画像データは、バッファメモリ30に一時記憶される。この画像処理回路31により画像処理が施された画像データは、圧縮符号化処理が施された後、記憶媒体41に書き込まれる。

0020

接続用I/F32は、デジタルカメラ10に装着される記憶媒体41と電気的に接続されることで、記憶媒体41へのデータの書き込みや、記憶媒体41に記憶されたデータの読み出しを行うことが可能となる。

0021

表示装置34は、例えばLCDやELディスプレイなどから構成される。この表示装置34は、スルー画像や、撮影により得られた画像の他に、設定を行う際の設定用の画像を表示する。なお、この表示装置34における画像表示は、表示制御回路33により制御される。

0022

CPU35は、内蔵メモリ36に格納される制御プログラムを読み出し実行することで、デジタルカメラ10の各部を制御する。このCPU35には、レリーズボタン14、設定操作部16、傾き検出センサ37からの信号が入力される。

0023

レリーズボタン14は、撮影を行う際に操作されるボタンである。設定操作部16は、デジタルカメラ10における初期設定や、撮影時や再生時の設定などを行う際に操作される。

0024

傾き検出センサ37は、基準状態にあるデジタルカメラ10の姿勢が変化する場合に、該デジタルカメラ10の姿勢の変化を検出する。この傾き検出センサ37からの検出信号はCPU35に出力される。傾き検出センサ37からの検出信号を受けて、CPU35は、デジタルカメラ10の傾斜角θを算出する。なお、本実施形態おいては、デジタルカメラ10の左右方向がx方向、前後方向がy軸方向、上下方向がz軸方向と、それぞれ平行となる場合をデジタルカメラ10の基準状態とした場合について説明する。

0025

なお、デジタルカメラ10の基準状態は、上記に限定される必要はなく、デジタルカメラの左右方向、前後方向、上下方向が、それぞれx軸方向、y軸方向、z軸方向のいずれかの軸方向となればよい。また、デジタルカメラ10の基準状態は、予め設定されていてもよいし、画像を表示する際のデジタルカメラ10の姿勢を基準状態として、自動的に設定してもよいし、又はユーザの操作により設定してもよい。

0026

上述したCPU35は、撮影された画像を表示装置34に表示する(再生する)再生モードが選択され、且つ再生する画像として連続撮影により得られた画像のいずれかが選択されたときに、制御部45、領域判別部46及び傾き算出部47の機能を実行する。制御部45は、領域判別部46や傾き算出部47の結果に基づいて、接続用I/F32を介して記憶媒体41に記憶された画像データを読み出す、又は表示制御回路33に対する制御信号を出力する。以下、連続撮影により得られた画像を連続画像と称して説明する。

0027

領域判別部46は、連続画像のそれぞれに対して、被写体の領域(以下、被写体領域)と、背景の領域(以下、背景領域)とを判別する。この領域判別部46による被写体領域と背景領域との判別としては、例えば撮影時に用いられるAFエリアの焦点状態の判別が挙げられる。以下、連続撮影時に使用されるAFエリアのうち、四隅のAFエリアa1〜a4と、中央のAFエリアa5とを用いる場合について説明する。図3に示すように、連続画像CIが中央に被写体が位置する画像となる場合には、中央のAFエリアa5の焦点状態が合焦状態となる。つまり、領域判別部46は、AFエリアa5を被写体領域とし、他のAFエリアa1〜a4を背景領域と判別する。なお、撮影時に用いられるAFエリアを用いているが、これに限定する必要はなく、例えば被写体認識を行うことで被写体が含まれる矩形の領域を被写体領域とし、それ以外の領域における任意の矩形の領域を背景領域として判別することも可能である。

0028

動き検出部47は、複数の連続画像のうち、時間的に連続する(隣り合う)2つの連続画像を用いて、領域判別部46にて判別された被写体領域における動きベクトルと、各背景領域における動きベクトルを算出する。動き検出部47によって動きベクトルが算出された後、制御部45は、被写体領域における動きベクトル及び各背景領域における動きベクトルを用いて、連続撮影時における撮影パターンを特定する。

0029

図4(a)に示すように、撮影者を中心にデジタルカメラ10を反時計(R1)方向に移動させながら静止する被写体Oを連続撮影した場合には、被写体領域a5における動きベクトル及び背景領域a1〜a4における動きベクトルが右方向となる。このような動きベクトルとなる場合の撮影パターンを撮影パターンAとする。また、図4(b)に示すように、撮影者を中心にデジタルカメラ10を時計(R2)方向に移動させながら静止する被写体Oを連続撮影した場合には、被写体領域a5における動きベクトル及び背景領域a1〜a4における動きベクトルが左方向となる。このような動きベクトルとなる撮影パターンを撮影パターンBとする。

0030

また、図5(a)に示すように、被写体Oを中心にデジタルカメラ10を時計(R3)方向に移動させながら静止する被写体を連続撮影した場合には、被写体領域a5における動きベクトルの変化が無く、背景領域a1〜a4における動きベクトルが左方向となる。このような動きベクトルとなる撮影パターンを撮影パターンCとする。図5(b)に示すように、被写体Oを中心にデジタルカメラ10を反時計(R4)方向に移動させながら静止する被写体を連続撮影した場合には、被写体領域a5における動きベクトルの変化が無く、背景領域a1〜a4における動きベクトルが右方向となる。このような動きベクトルとなる撮影パターンを撮影パターンDとする。

0031

また、図6(a)に示すように、デジタルカメラ10の位置を固定して、右(x1)方向に移動する被写体Oを連続撮影した場合には、被写体領域a5における動きベクトルが右方向で、背景領域a1〜a4における動きベクトルの変化がない。このような動きベクトルとなる撮影パターンを撮影パターンEとする。図6(b)に示すように、デジタルカメラ10の位置を固定して、左(x2)方向に移動する被写体Oを連続撮影した場合には、被写体領域a5における動きベクトルが左方向で、背景領域a1〜a4における動きベクトルの変化がない。このような動きベクトルとなる撮影パターンを撮影パターンFとする。

0032

制御部45は、被写体領域及び背景領域の動きベクトルから撮影パターンが特定されると、デジタルカメラ10の姿勢が変化したときの、各連続画像の表示順序を決定する。なお、図7は、デジタルカメラの姿勢の変化に基づく連続画像の表示順序を、撮影パターン毎にまとめた図である。なお、上述したように、デジタルカメラ10の姿勢の変化は、z方向を軸にした傾斜、つまり、デジタルカメラ10の背面側が画像を観察するユーザに対峙している場合、デジタルカメラ10の左端部を図1(b)中M1方向に傾斜させる、または、デジタルカメラの左側端部を図1(b)中M2方向に傾斜させることが挙げられる。

0033

例えば、撮影パターンが撮影パターンA、撮影パターンD、撮影パターンEのいずれかの場合、デジタルカメラ10がM1方向に傾斜される場合には、制御部45は、連続画像が撮影された順序を表示順序とする。また、デジタルカメラ10がM2方向に傾斜される場合には、制御部45は、連続画像が撮影された順序とは逆の順序を表示順序とする。

0034

また、撮影パターンが撮影パターンB、撮影パターンC、撮影パターンFのいずれかの場合、デジタルカメラ10がM1方向に傾斜される場合には、制御部45は、撮影された順序とは逆の順序を表示順序とする。また、デジタルカメラ10がM2方向に傾斜される場合には、制御部45は、連続画像が撮影された順序を表示順序とする。

0035

また、この他に、制御部45は、連続撮影にて得られた連続画像の数と、表示装置34の視野角とから、各連続画像を表示させる際のデジタルカメラ10の傾斜角θを算出する。これら撮影パターンに基づく連続画像の表示順序と、各連続画像を表示させる際のデジタルカメラ10の傾斜角θとが算出されると、制御部45は、これら情報を表示制御回路33に出力する。表示制御回路33は、これら情報と、CPU35から出力されるデジタルカメラ10の姿勢の変化に基づいて、各連続画像を表示装置34に表示させる。

0036

次に、連続撮影から該連続撮影により得られた連続画像を再生する手順を、図8及び図9のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下に説明するステップS101〜ステップS103の処理は、撮影モードとして連続撮影モードが設定されたときに実行される処理であり、ステップS104〜S120の処理は、再生モードに設定されたときに実行される処理である。

0037

ステップS101は、連続撮像処理である。例えばレリーズボタン14が操作されることを受けて予め設定された露光条件に基づいた撮像処理が連続して実行される。これにより、予め設定された数の画像信号がバッファメモリ30に記憶されていく。

0038

ステップS102は、画像処理である。バッファメモリ30に記憶された画像信号に対して、画像処理回路31は、ホワイトバランス処理、色補間処理、輪郭補償処理、ガンマ処理などの画像処理を施す。これにより、連続撮影による画像データ(連続画像データ)が生成される。なお、この連続画像データは、再度バッファメモリ30に格納される。

0039

ステップS103は、連続画像を記憶する処理である。バッファメモリ30格納された連続画像データは、圧縮符号化処理がそれぞれの画像データに対して施される。CPU35は、圧縮符号化処理が施された各連続画像データに、露光条件、撮影日時、撮影方法などの付帯情報を付して記憶媒体41に書き込む。

0040

ステップS104は、連続画像を読み出す処理である。CPU35は、記憶媒体41から連続画像データを読み出し、読み出された画像データをバッファメモリ30に書き込む。

0041

ステップS105は、被写体領域及び背景領域を判別する処理である。CPU35は、読み出された連続画像データのそれぞれを用いて、連続画像内に含まれる被写体領域と背景領域との判別を行う。なお、この判別においては、撮影時に使用するAFエリアa1〜a5の焦点状態を判別する。例えば被写体が中央に位置している連続画像であれば、中央のAFエリアa5の焦点状態が合焦状態であると判別されることから、このAFエリアa5を被写体領域とし、他のAFエリアa1〜a4を背景領域とする。

0042

ステップS106は、領域毎の動きベクトルを算出する処理である。CPU35は、時間的に連続する2つの連続画像データを用いて、上述した被写体領域及び背景領域における動きベクトルを算出する。

0043

ステップS107は、撮影パターンを特定する処理である。CPU35は、ステップS106から得られる被写体領域及び背景領域の動きベクトルから、撮影時の撮影パターンを特定する。

0044

ステップS108は、連続画像の表示順序を決定し、各連続画像を表示させる傾斜角を算出する処理である。CPU35は、ステップS107にて特定された撮影時の撮影パターンに基づいて、デジタルカメラ10の姿勢が変化したときの連続画像の表示順序を決定する。連続画像の表示順序を決定した後、CPU35は、連続画像の数と、表示装置34における視野角とから、各連続画像を表示させるときのデジタルカメラ10の傾斜角θを算出する。そして、CPU35は、連続画像の表示順序及び各連続画像を表示する際のデジタルカメラ10の傾斜角θの情報を表示制御回路33に出力する。

0045

ステップS109は、特定された撮影パターンが、撮影パターンA、撮影パターンD或いは撮影パターンEのいずれかであるか否かを判定する処理である。上述したステップS107の処理を実行することで、連続画像を取得したときの撮影パターンが特定されている。つまり、CPU35はステップS107の特定結果に基づいて、この判定処理を実行する。例えば、撮影パターンが撮影パターンA、撮影パターンD或いは撮影パターンEのいずれかである場合には、CPU35は、ステップS109の判定処理をYesとし、ステップS110に進む。一方、それ以外の撮影パターンとなる場合には、CPU35は、ステップS109の判定処理をNoとし、ステップS120に進む。

0046

ステップS110は、連続画像を表示する処理である。このとき、デジタルカメラ10の姿勢は基準状態であることから、CPU35は、傾斜角θ=0を示す信号を表示制御回路33に出力する。これを受けて、表示制御回路33は、バッファメモリ30に書き込まれた連続画像のうち、傾斜角θ=0となる場合の連続画像を読み出し、表示装置34に表示させる。

0047

ステップS111は、デジタルカメラ10がM1方向に傾斜したか否かを判定する処理である。例えば傾き検出センサ37からの検出信号がCPU35に入力されると、CPU35は、傾き検出センサ37からの検出信号に基づいて、デジタルカメラ10の姿勢が変化したときの傾斜角θを算出する。算出された傾斜角θから、デジタルカメラ10の姿勢が変化する方向がM1方向であると判別された場合には、CPU35は、ステップS111の判定処理をYesとする。この場合、ステップS112に進む。一方、デジタルカメラ10の姿勢が変化する方向がM2方向であると判別された場合には、CPU35は、ステップS111の判定処理をNoとする。この場合には、ステップS113に進む。

0048

ステップS112は、撮影順序にしたがって連続画像を表示する処理である。CPU35は、ステップS111によって求めた傾斜角θの情報を表示制御回路33に出力する。表示制御回路33は、入力される傾斜角θの情報と、ステップS108においてCPU35から出力された連続画像の表示順序及び各連続画像を表示する際のデジタルカメラの傾斜角θの情報とを用いて、表示させる連続画像データを読み出す。そして、表示制御回路33は、現在表示している連続画像の表示を終了させ、新たに読み出した連続画像データに基づく連続画像を表示装置33に表示させる。このステップS112を行うことで、撮影順序にしたがった連続画像、言い換えれば表示される連続画像よりも後に取得された連続画像が表示される。なお、このステップS112の処理が実行されると、ステップS115に進む。

0049

上述したステップS111において、デジタルカメラ10がM1方向に傾斜していないと判定された場合には、ステップS113に進む。

0050

ステップS113は、デジタルカメラ10がM2方向に傾斜したか否かを判定する処理である。ステップS111にてデジタルカメラ10の傾斜角θが算出されている。CPU35は、デジタルカメラ10の傾斜角θから、デジタルカメラの姿勢が変化する方向がM2方向であるか否かを判定する。CPU35は、デジタルカメラ10の姿勢が変化する方向がM2方向であると判別した場合には、ステップS113の判定処理をYesとする。この場合、ステップS114に進む。一方、デジタルカメラ10の姿勢が変化する方向がM2方向ではないと判別した場合には、CPU35は、ステップS113の判定処理をNoとする。この場合には、ステップS111に戻る。この場合、表示された連続画像がそのまま表示装置34に表示される。

0051

ステップS114は、撮影順序とは逆の順序にしたがって連続画像を表示する処理である。CPU35は、ステップS111によって求めた傾斜角θの情報を表示制御回路33に出力する。表示制御回路33は、入力される傾斜角θの情報と、ステップS108においてCPU35から出力された連続画像の表示順序及び各連続画像を表示する際のデジタルカメラの傾斜角θの情報とを用いて、表示させる連続画像データを読み出す。そして、表示制御回路33は、現在表示している連続画像の表示を終了させ、新たに読み出した連続画像データに基づく連続画像を表示装置33に表示させる。このステップS114を行うことで、撮影順序とは逆の順序にしたがった連続画像、表示される連続画像よりも先に取得された連続画像の表示に切り替えられる。なお、このステップS114の処理が実行されると、ステップS115に進む。

0052

ステップS115は、連続画像の表示を終了するか否かを判定する処理である。ユーザによって、連続画像の表示を終了させる旨の操作が実行されている場合、CPU35には、その操作に基づいた信号が入力されている。連続画像の表示を終了させる旨の信号が入力されている場合には、CPU35は、ステップS115の判定処理をYesとし、フローチャートの処理を終了させる。一方、連続画像の表示を終了させる旨の信号が入力されていない場合には、CPU35は、ステップS115の判定処理をNoとし、ステップS111に戻る。

0053

上述したステップS109における判定処理がNoとなる場合、つまり、撮影パターンが撮影パターンB、撮影パターンD或いは撮影パターンEのいずれかとなる場合には、ステップS120に進む。

0054

ステップS120は、連続画像を表示する処理である。なお、このステップS120の処理は、ステップS110と同一の処理であることから、ここでは、その詳細を省略する。

0055

ステップS121は、デジタルカメラ10がM1方向に傾斜したか否かを判定する処理である。このステップS121は、ステップS111と同一の処理である。なお、このステップS121の判定処理がYesとなる場合には、ステップS122に進む。また、ステップS121の判定処理がNoとなる場合には、ステップS123に進む。

0056

ステップS122は、撮影順序とは逆の順序に従って連続画像を表示する処理である。なお、このステップS122の処理はステップS114と同一の処理である。このステップS122の処理が実行されると、ステップS125に進む。

0057

上述したステップS121の判定処理がNoとなる場合には、ステップS123に進む。

0058

ステップS123は、デジタルカメラ10がM2方向に傾斜したか否かを判定する処理である。このステップS123は、ステップS113と同一の処理である。なお、このステップS123の判定処理がYesとなる場合には、ステップS124に進む。一方、ステップS123の判定処理がNoとなる場合には、ステップS121に戻る。この場合も、最初に表示された連続画像がそのまま表示装置34に表示される。

0059

ステップS124は、撮影順序にしたがって連続画像を表示する処理である。なお、このステップS124の処理は、ステップS112と同一の処理である。このステップS124の処理が実行されると、ステップS125に進む。

0060

ステップS125は、連続画像の表示を終了させるか否かを判定する処理である。このステップS125の判定処理は、ステップS115と同一の処理である。つまり、ユーザによって、連続画像の表示を終了させる旨の操作が実行された場合には、CPU35に連続画像の表示を終了させる旨の信号が入力される。このような場合には、CPU35は、ステップS125の判定処理をYesとし、フローチャートの処理を終了させる。一方、CPU35に連続画像の表示を終了させる旨の信号が入力されていない場合には、CPU35は、ステップS125の判定処理をYesとし、ステップS121に戻る。

0061

図10は、連続撮影を行った場合の被写体とデジタルカメラの相対位置、取得された連続画像及び動きベクトルを示す図である。なお、図10においては、5回の撮像処理を連続して行う場合を示している。

0062

例えば被写体を中心にデジタルカメラ10をR方向に移動させながら撮影を行うと、被写体とデジタルカメラとの相対位置が変化する5つの連続画像CI1〜CI5が取得される。なお、これら連続画像のうち、時間的に連続する2つの連続画像(例えば、連続画像CI1及び連続画像CI2など)を用いて被写体領域a5及び背景領域a1〜a5における動きベクトルを算出すると、被写体領域a5における動きベクトルには変化がなく、背景領域a1〜a4における動きベクトルは左方向となる。このような撮影パターンは、撮影パターンCとなる。

0063

図11は、デジタルカメラの傾斜状態を示す上面図である。なお、図11(c)に示すデジタルカメラの状態が基準状態となる。この状態では、連続画像CI3が表示装置34に表示される。例えばデジタルカメラ10をM1方向に傾斜させると、傾斜角θ=θ1となるときに連続画像CI2が、傾斜角θ=θ2となるときに連続画像CI1がそれぞれ表示装置34に表示される。つまり、M1方向に傾斜させると、連続画像が撮影順序とは逆の順序にしたがって表示されていく。一方、連続画像CI3が表示装置34に表示されるときにデジタルカメラ10をM2方向に傾斜させると、傾斜角θ=θ3のときに連続画像CI4が、傾斜角θ=θ4のときに連続画像CI5がそれぞれ表示される。つまり、M2方向に傾斜させると、連続画像が撮影順序にしたがって表示されていく。なお、デジタルカメラ10を一方向に傾斜させていく過程で、逆方向にデジタルカメラ10を傾斜させた場合には、傾斜させる方向に基づいた順序に基づいて連続画像が表示される。つまり、M1方向に傾斜させている途中で、M2方向に傾斜させた場合には、撮影順序とは逆の順序にしたがった連続画像の表示から、撮影順序に従った連続画像の表示となる。これによれば、デジタルカメラ10の傾斜方向と、撮影時のデジタルカメラと被写体との相対位置が変化する方向とを逆の方向とすることで、ユーザは、表示される連続画像を、擬似的な立体感が生じた画像として観察することができる。

0064

本実施形態では、z方向を軸にして、デジタルカメラ10をM1方向、又はM2方向に傾斜させる場合について説明している。しかしながら、デジタルカメラ10を上下方向に移動させながら連続撮影する、又は上下方向に移動する被写体を連続撮影する、或いはデジタルカメラと被写体との相対位置を変化させる方向を上下方向として連続撮影を行う場合も考えられる。このような連続撮影により取得された連続画像を表示する場合には、x方向を軸にしてデジタルカメラ10を傾斜させればよい。

0065

本実施形態では、時間的に連続する2つの連続画像から得られる動きベクトルが常に同一方向となる場合について説明しているが、連続画像を取得している場合には、被写体、又はデジタルカメラ10の移動方向が変化する場合や、被写体及びデジタルカメラ10の移動自体が停止する場合もある。このような場合には、連続画像から得られる動きベクトルも変化する。このような場合に対応するために、再生モードにて連続画像を表示する場合には、連続画像から求められる動きベクトルに応じて、連続画像を表示する際の撮影パターンを切り替えればよい。

0066

本実施形態では、撮像装置の一例としてデジタルカメラ10を例に取り上げているが、これに限定する必要はなく、カメラ機能を備えた携帯電話機などの携帯型端末機であってもよい。また、本実施形態では、撮像装置10を例に取り上げているが、この他に、携帯型の表示装置に本発明を用いることができる。このような表示装置は、図2に示すバッファメモリ30、画像処理装置31、接続用I/F32、表示制御回路33、表示装置34、CPU35、内蔵メモリ36の機能を備えた表示装置であればよい。このような表示装置においては、装着される記憶媒体やバッファメモリに記憶される連続画像に対して、図8及び図9のフローチャートで表される再生モードの処理を実行すればよい。

0067

本実施形態では、撮像装置や表示装置を例に取り上げているが、この他に、図8及び図9のフローチャートで表される再生モードの処理をコンピュータに実行させることが可能な表示制御プログラムであってもよい。また、この表示制御プログラムは、メモリカード光学ディスク磁気ディスクなど、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶されていることが好ましい。

0068

10…デジタルカメラ、33…表示制御回路、34…表示装置、35…CPU、37…傾き検出センサ、41…記憶媒体、45…制御部、46…領域判別部、47…動き検出部

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