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技術 垂直搬送式エッチング装置

出願人 郭明宏
発明者 郭明宏
出願日 2011年2月1日 (9年9ヶ月経過) 出願番号 2011-019393
公開日 2012年8月23日 (8年3ヶ月経過) 公開番号 2012-158807
状態 特許登録済
技術分野 エッチングと化学研磨(つや出し) プリント配線の製造(1)
主要キーワード 従動ベベルギア ケース板 部分開放 搬送箇所 産業装置 台座面 軸ボス ローラー面
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2012年8月23日)のものです。
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図面 (11)

課題

エッチング液ケース外漏れるのを減らし、エッチング品質を高める垂直搬送式エッチング装置を提供する。

解決手段

二列搬送ローラー柱10,11,12,20,21,22と、動力入力ギアセット30と、ローラー柱台座40,41と、エッチング液ノズル50,51と、ケース60とによって構成する。動力入力ギアセットは、二列の搬送ローラー柱の頂部に設けられ、外部の動力で作動する上層ギアセット31と、下に動力を伝える下層ギアセット32とで構成する。また、下層ギアセットの両側の反対方向に回転する最終動力伝達ギアは、対応する搬送ローラー柱の頂部に差し込まれ、各搬送ローラー柱の底部は、対応するローラー柱台座を挿入してケース内の底面に固定され、一列の搬送ローラー柱の底部のローラー柱台座は、二列の搬送ローラー柱の底部の中間に向かって延伸し、回路基板の底縁を転がす搬送ローラーを形成する。

概要

背景

現在の電子技術はより微細で精密になってきており、単一の精巧なチップに非常に多くの電子素子からなる回路実装することができ、しかも機能も更に多くなっている。それに伴い電子製品の軽量・薄型・小型化が加速しており、それらを実現するために、電子素子或いはチップを実装した回路基板の板面にエッチングで形成させてなる銅箔回路も微細且つ精密にする必要があるが、一般的な水平式のエッチング装置だと板面にエッチング液が溜まってしまい、均一にエッチングすることができず細かい回路を形成させることができない。従って、水平方向に回路基板を搬送してエッチングする方式に取って代わり、垂直搬送式エッチング装置が登場している。この方式によると、エッチングする回路基板を垂直に搬送することにより、吹きかけたエッチング液が素早く板面から滑り落ちるため、板面にエッチング液が溜まることがなく、エッチングの精度と品質を向上させることができる。

従来の垂直搬送式エッチング装置は、主に、回路基板を挟みこむ直立した二列搬送ローラー柱と、各列の搬送ローラー柱に回転動力を伝達する動力入力ギアセットと、二列の搬送ローラー柱の外側に垂直に立てて設けられるとともにエッチング液パイプに連通するエッチング液ノズルと、複数のローラー柱台座と、ケースとによって構成する。しかしながら、この装置の多くの構成部材ケース内に取り付けられるものの、その動力入力ギアセットは一番先に動力装置から動力が伝わるのは第一のヘリカルギアセットであり、そこから各単一の水平の高さにある柱の頂部から動力を伝達し、この動力入力ギアセットはケース頂板からすべて露出する単一層ギアセットである。このため、外部の動力装置から伝達される動力に接続するために、ケースの頂板には、第一列の搬送ローラー柱の頂部のひとつひとつに対応した孔を設けなければならない。そうすることではじめて、各柱の頂部をケースの頂板から突き出させて、動力入力ギアセットの動力を伝えるギアに接続することができる。

ケースの頂部には少なくとも全ての柱の頂部に対応する数の透孔軸受を設けなくてはならないため、エッチング液でエッチング作業を行っている最中に、四方へ噴き出したエッチング液とエッチング液から発生した蒸気が、ケースの頂部における柱の頂部に貫設された たくさんの透孔軸受の隙間から常時外側へ漏れ出しやすい、その液や蒸気が、周囲の環境を汚染してしまい、それにより、回路基板のエッチング産業業界の環境保護への取り組みに関するイメージを損なうだけでなく、エッチングの品質をも下げてしまいます。

また、直立し且つ回路基板を挟みこんだ二列の搬送ローラー柱に関し、エッチングする回路基板を挟める各搬送ローラー柱の底部には、同じローラー柱台座が対応する位置に垂直方向に差し込まれ、ローラー柱台座によって各搬送ローラー柱はケース内の底面に固定される。また、これらのローラー柱台座には、エッチングする回路基板の底縁を転がす搬送ローラーと両端の搬送ローラー柱とを動かすギアセットが設けられる。そして、ローラー柱台座上の、入力ギアセットの動力を頂部で受けた搬送ローラー柱は、ローラー柱台座のギアセットを介して、動力を搬送ローラーに伝えるだけでなく、さらには、ローラー柱台座のギアセットを介してもう一方の搬送ローラー柱に伝達しなければならない。従って、一列の搬送ローラー柱から他列の搬送ローラー柱まで動力が伝わる経路が長すぎるため、動力の消耗量が大きく、より多くのローラー柱が回転する摩擦力に対応させることが難しい。

概要

エッチング液がケース外に漏れるのを減らし、エッチング品質を高める垂直搬送式エッチング装置を提供する。二列の搬送ローラー柱10,11,12,20,21,22と、動力入力ギアセット30と、ローラー柱台座40,41と、エッチング液ノズル50,51と、ケース60とによって構成する。動力入力ギアセットは、二列の搬送ローラー柱の頂部に設けられ、外部の動力で作動する上層ギアセット31と、下に動力を伝える下層ギアセット32とで構成する。また、下層ギアセットの両側の反対方向に回転する最終動力伝達ギアは、対応する搬送ローラー柱の頂部に差し込まれ、各搬送ローラー柱の底部は、対応するローラー柱台座を挿入してケース内の底面に固定され、一列の搬送ローラー柱の底部のローラー柱台座は、二列の搬送ローラー柱の底部の中間に向かって延伸し、回路基板の底縁を転がす搬送ローラーを形成する。

目的

本発明は、エッチング液がケースの外に漏れるのを防ぎ 且つエッチングの品質を高めることができる垂直搬送式エッチング装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

エッチングする回路基板を挟み且つほぼ直立した二列搬送ローラー柱と、動力入力ギアセットと、複数のローラー柱台座と、複数のエッチング液ノズルと、ケースとによって構成する垂直搬送式エッチング装置であって、前記動力入力ギアセットは、二列の搬送ローラー柱の頂部に設けられるとともに、外部の動力によって作動する上層ギアセットと、下に動力を伝える下層ギアセットとによってなり、下層ギアセットの両側の反対方向に回転する最終動力伝達ギアは、対応する列の搬送ローラー柱の頂部に差し込まれ、各搬送ローラー柱の底部は、対応するローラー柱台座を差し込むことによってケース内の底面に固定され、一列の搬送ローラー柱の底部のローラー柱台座は、二列の搬送ローラー柱の底部の中間に向かって延伸して、エッチングする回路基板の底縁を転がす搬送ローラーを形成し、上層ギアセットを除いた全ての構成部材はケース内に密封されることを特徴とする、垂直搬送式エッチング装置。

請求項2

前記上層ギアセットは、ケース頂板上端に設けられるとともに、主動ベベルギアと、従動ベベルギアとによってなり、主動ベベルギアは、外部動力装置入力軸に、各一定の直線距離ごとに連結され、従動ベベルギアは、主動ベベルギアに縦方向に噛み合わされ、ケースにおける従動ベベルギアの軸ボス部に対応する箇所には、軸ボス部を貫設するための透孔が設けられることを特徴とする、請求項1に記載の垂直搬送式エッチング装置。

請求項3

前記下層ギアセットは、相互に噛み合わされて一列に配列されたトランスミッションギアと、トランスミッションギアの傍に配置された最終動力伝達ギアとを相互に噛み合わせてなり、軸ボス部の下方に設けられたトランスミッションギアの中心には軸が設けられ、その軸は上方の軸ボス部に差し込まれ、それ以外の残りのトランスミッションギアの中心には螺合吊軸が設けられ、螺合吊軸はケース頂板の底部の吊り下げる位置に設けられた丸皿ネジ孔に螺合され、同じ列における次の順番のトランスミッションギアに噛み合わされる最終動力伝達ギアは反対側に配置されることにより最終動力伝達ギアはトランスミッションギアの両側に互い違いに配列されてそれぞれ反対方向に回転し、最終動力伝達ギアの中心には、開口部が下を向いており且つベアリングによって頂端にねじが連結されたスリーブが設けられ、スリーブの頂部のねじは、ケース頂板の底部の吊り下げる位置に設けられた丸皿ネジ孔に螺合され、スリーブの開口部は、対応する搬送ローラー柱の頂部に差し込まれることを特徴とする、請求項2に記載の垂直搬送式エッチング装置。

請求項4

前記ローラー柱台座は、二列の搬送ローラー柱に対応する位置に配置されるとともに、構造が異なる二列の台座を形成し、各ローラー柱台座には、搬送ローラー柱の底端が下方向へ差し込まれる柱カバー回転盤が設けられ、一列の搬送ローラー柱の底部に設けられたローラー柱台座は、二列の搬送ローラー柱の底部の中間に向かって延伸して、エッチングする回路基板の底縁を転がす搬送ローラーを形成し、この搬送ローラーのローラー面は、それに隣接する柱カバー回転盤の盤面に対して垂直であり、搬送ローラーの中心軸は柱カバー回転盤の盤面の高さより低く、前記搬送ローラーとそれに隣接する柱カバー回転盤との、回転時に相互に接する当接面は、相互に噛み合って回転するギアセットを形成し、動力が二列の搬送ローラー柱から同時に下方向へ伝達された後、一列の搬送ローラー柱の底部の動力だけ、ローラー柱台座のギアセットを介して伝達されて搬送ローラーを回転させることを特徴とする、請求項1に記載の垂直搬送式エッチング装置。

請求項5

前記エッチング液ノズルは、二列の搬送ローラー柱の外側にそれぞれ直立させて設けられるとともに、各二つの隣接する搬送ローラー柱の間に配置されることを特徴とする、請求項4に記載の垂直搬送式エッチング装置。

請求項6

前記ローラー柱台座は、二列の搬送ローラー柱のそれぞれの位置に対応して配置されるとともに、構造が異なる二列の台座を形成し、各ローラー柱台座の搬送箇所に近い台座面には、搬送ローラー柱の底端が下方向へ差し込まれる二つの柱カバー回転盤がそれぞれ設けられ、一列の搬送ローラー柱の底部に設けられたローラー柱台座は、各柱カバー回転盤の横方向の位置に対応して配置され、ローラー柱台座は、二列の搬送ローラー柱の底部の中間に向かって延伸して、エッチングする回路基板の底縁を転がす搬送ローラーを形成し、前記搬送ローラーローラー面は、それに隣接する柱カバー回転盤の盤面に対して垂直であり、前記搬送ローラーの中心軸は、柱カバー回転盤の盤面の高さより低く、各搬送ローラーとそれに隣接する柱カバー回転盤との、回転時に相互に接する当接面は、相互に噛み合って回転するギアセットを形成し、動力が二列の搬送ローラー柱から同時に下方向へ伝達された後、一列の搬送ローラー柱の底部の動力だけ、ローラー柱台座のギアセットを介して伝達されて搬送ローラーを回転させることを特徴とする、請求項1に記載の垂直搬送式エッチング装置。

請求項7

前記ローラー柱台座における各柱カバー回転盤と同じ側に、中心が柱カバーを形成する従動ギアが設けられ、柱カバー回転盤の底面の盤の中心に近い箇所は、下方向に延伸して駆動ギアを形成し、ローラー柱台座に対応する各従動ギアと駆動ギアの間には、駆動ギア及び従動ギアに噛み合わされる間接動力伝達ギアが設けられ、それにより柱カバー回転盤の動力は従動ギアに伝達され、従動ギアの軸カバーには、増設された搬送ローラー柱の底部が差し込まれ、前記ローラー柱台座には同じ列の四本の搬送ローラー柱が差し込まれ、四本の搬送ローラー柱は、薄い回路基板を更にきつく挟んで搬送させるために、前記ローラー柱台座上で、搬送ローラーの前後と上下に密集交錯した状態で配列されることを特徴とする、請求項6に記載の垂直搬送式エッチング装置。

請求項8

前記エッチング液ノズルは、ローラー柱台座の外側の一部に、一定の間隔を空けて数個ずつ互い違いにして配列され、ローラー柱台座に対応する各エッチング液ノズルが直接エッチング液をふきつける箇所には、増設の搬送ローラー柱は設けず、エッチング液を直接吹きかけるための部分開放空間をつくりだすことを特徴とする、請求項7に記載の垂直搬送式エッチング装置。

技術分野

0001

本発明は、従来の回路基板産業装置エッチング装置その欠点を改良した装置である。

背景技術

0002

現在の電子技術はより微細で精密になってきており、単一の精巧なチップに非常に多くの電子素子からなる回路実装することができ、しかも機能も更に多くなっている。それに伴い電子製品の軽量・薄型・小型化が加速しており、それらを実現するために、電子素子或いはチップを実装した回路基板の板面にエッチングで形成させてなる銅箔回路も微細且つ精密にする必要があるが、一般的な水平式のエッチング装置だと板面にエッチング液が溜まってしまい、均一にエッチングすることができず細かい回路を形成させることができない。従って、水平方向に回路基板を搬送してエッチングする方式に取って代わり、垂直搬送式エッチング装置が登場している。この方式によると、エッチングする回路基板を垂直に搬送することにより、吹きかけたエッチング液が素早く板面から滑り落ちるため、板面にエッチング液が溜まることがなく、エッチングの精度と品質を向上させることができる。

0003

従来の垂直搬送式エッチング装置は、主に、回路基板を挟みこむ直立した二列搬送ローラー柱と、各列の搬送ローラー柱に回転動力を伝達する動力入力ギアセットと、二列の搬送ローラー柱の外側に垂直に立てて設けられるとともにエッチング液パイプに連通するエッチング液ノズルと、複数のローラー柱台座と、ケースとによって構成する。しかしながら、この装置の多くの構成部材ケース内に取り付けられるものの、その動力入力ギアセットは一番先に動力装置から動力が伝わるのは第一のヘリカルギアセットであり、そこから各単一の水平の高さにある柱の頂部から動力を伝達し、この動力入力ギアセットはケース頂板からすべて露出する単一層ギアセットである。このため、外部の動力装置から伝達される動力に接続するために、ケースの頂板には、第一列の搬送ローラー柱の頂部のひとつひとつに対応した孔を設けなければならない。そうすることではじめて、各柱の頂部をケースの頂板から突き出させて、動力入力ギアセットの動力を伝えるギアに接続することができる。

0004

ケースの頂部には少なくとも全ての柱の頂部に対応する数の透孔軸受を設けなくてはならないため、エッチング液でエッチング作業を行っている最中に、四方へ噴き出したエッチング液とエッチング液から発生した蒸気が、ケースの頂部における柱の頂部に貫設された たくさんの透孔軸受の隙間から常時外側へ漏れ出しやすい、その液や蒸気が、周囲の環境を汚染してしまい、それにより、回路基板のエッチング産業業界の環境保護への取り組みに関するイメージを損なうだけでなく、エッチングの品質をも下げてしまいます。

0005

また、直立し且つ回路基板を挟みこんだ二列の搬送ローラー柱に関し、エッチングする回路基板を挟める各搬送ローラー柱の底部には、同じローラー柱台座が対応する位置に垂直方向に差し込まれ、ローラー柱台座によって各搬送ローラー柱はケース内の底面に固定される。また、これらのローラー柱台座には、エッチングする回路基板の底縁を転がす搬送ローラーと両端の搬送ローラー柱とを動かすギアセットが設けられる。そして、ローラー柱台座上の、入力ギアセットの動力を頂部で受けた搬送ローラー柱は、ローラー柱台座のギアセットを介して、動力を搬送ローラーに伝えるだけでなく、さらには、ローラー柱台座のギアセットを介してもう一方の搬送ローラー柱に伝達しなければならない。従って、一列の搬送ローラー柱から他列の搬送ローラー柱まで動力が伝わる経路が長すぎるため、動力の消耗量が大きく、より多くのローラー柱が回転する摩擦力に対応させることが難しい。

発明が解決しようとする課題

0006

そこで、本発明は、エッチング液がケースの外に漏れるのを防ぎ 且つエッチングの品質を高めることができる垂直搬送式エッチング装置を提供することを目的とする。

0007

従来のエッチング装置はほとんどヘリカルギヤを使用しておりますが 本発明では全面的にスーパギヤを採用することで動力の伝動より確実にするだけでなく 普段の機械保守にも有利となります。

課題を解決するための手段

0008

本発明による垂直搬送式エッチング装置は、主に、回路基板をエッチングするためのほぼ直立した二列の(基板を垂直に支える)搬送ローラー柱と、動力入力ギアセットと、複数のローラー柱台座と、複数のエッチング液ノズルと、ケースとによって構成する。動力入力ギアセットは、二列の搬送ローラー柱の頂部に設けられるとともに、外部の動力によって作動する上層ギアセットと、下に動力を伝える下層ギアセットとによって構成する。また、下層ギアセットの両側の反対方向に回転する最終動力伝達ギアは、対応する搬送ローラー柱の頂部に差し込まれ、各搬送ローラー柱の底部は、対応するローラー柱台座を挿入することで、ケース内の底面に固定され、単一列の搬送ローラー柱の底部のローラー柱台座は、二列の搬送ローラー柱の底部の中間に向かって延伸し、エッチングする回路基板の底縁を転がす搬送ローラーを形成する。なお、上層ギアセットを除いた全ての構成部材はケース内に密封される。それにより、ケースの頂板に、搬送ローラー柱の頂部に対応する孔を一つ一つ設ける必要がなくなる。

0009

また、本発明による垂直搬送式エッチング装置は、その動力入力ギアセットの下層ギアセットの最終動力伝達ギアの開口部が、二列の搬送ローラー柱の頂部に差し込まれ、二列の搬送ローラー柱は下層ギアセットからの動力をほぼ同時に受ける。また、単一列の搬送ローラー柱の底部のローラー柱台座は、二列の搬送ローラー柱の底部の中間に向かって延伸して、エッチングする回路基板の底縁を転がす搬送ローラーを形成する。前記ローラー柱台座に対応する搬送ローラーと、前記ローラー柱台座上の搬送ローラー柱との間に、互いにかみ合わされるギアセットが設けられ、この際、他列の搬送ローラー柱には歯部は噛み合わされず、搬送ローラー柱の底部の動力は搬送ローラーに伝わるだけである。それにより、従来のエッチング装置では、まず一列の搬送ローラー柱に動力を伝達し、その動力が搬送ローラー柱の底のローラー柱台座を介して搬送ローラーまで伝わり、さらに他列の搬送ローラー柱に伝わるという構造であるため、動力伝達距離が長く抵抗力が大きいという欠点を本発明では克服している。

図面の簡単な説明

0010

本発明による垂直搬送式エッチング装置の外観を示した斜視図である。
本発明による垂直搬送式エッチング装置の構造を示した分解斜視図である。
本発明による垂直搬送式エッチング装置の一部を示した拡大図である。
本発明による垂直搬送式エッチング装置のローラー柱台座と搬送ローラー柱を示した分解斜視図である。
本発明による垂直搬送式エッチング装置が回路基板を搬送する動作をケース板とエッチング液ノズルを取り除いた状態で示した側面図である。
本発明による垂直搬送式エッチング装置が回路基板を搬送する動作を、ケース板を取り除いた状態で示した正面図である。
本発明による垂直搬送式エッチング装置のケース板を取り除いた状態を示した俯瞰図である。
本発明による垂直搬送式エッチング装置のローラー柱台座と搬送ローラー柱の実施例2の構造を示した分解斜視図である。
本発明による垂直搬送式エッチング装置のローラー柱台座と搬送ローラー柱の実施例2の組み合わせた状態を示した斜視図である。
本発明による垂直搬送式エッチング装置の実施例2のケース板を取り除いた状態を示した俯瞰図である。

実施例

0011

(実施例1)
図1から図4を参照する。図1は、本発明による垂直搬送式エッチング装置の外観を示した斜視図であり、図2は、本発明による垂直搬送式エッチング装置の構造を示した分解斜視図であり、図3は、本発明による垂直搬送式エッチング装置の一部を示した拡大図であり、図4は、本発明による垂直搬送式エッチング装置のローラー柱台座と搬送ローラー柱を示した分解斜視図である。まず、一般的な回路基板をエッチングする装置を例に挙げて説明を行う。図1図4から分かるように、本発明による垂直搬送式エッチング装置は、主に、ほぼ直立した二列の搬送ローラー柱10、11、12、20、21、22と、動力入力ギアセット30と、複数のローラー柱台座40、41、42、43と、複数のエッチング液ノズル50、51と、ケース60とによって構成する。動力入力ギアセット30は、二列の搬送ローラー柱10、11、12、20、21、22の頂部に設けられるとともに、外部の動力によって作動する上層ギアセット31と、下に動力を伝える下層ギアセット32とによってなる。

0012

上層ギアセット31は、ケース頂板61の上端に設けられるとともに、主動ベベルギア33と、従動ベベルギア34とによってなり、主動ベベルギア33は、外部動力装置91の入力軸82(回転主軸)に、各一定の直線距離(約一メートル)ごとに連結され、従動ベベルギア34は、主動ベベルギア33に縦方向に噛み合わされる。なお、ケース60における従動ベベルギア34の軸ボス部34Aに対応する箇所には、軸ボス部34Aを貫設するための透孔68が設けられる。また、下層ギアセット32は、相互に噛み合わされて一列に配列されたトランスミッションギア32A、32B、32C、32Dと、トランスミッションギア32A、32B、32C、32Dの傍に配置された最終動力伝達ギア32a、32b、32c、32dとを相互に噛み合わせてなる。そして、軸ボス部34Aの下方に設けられたトランスミッションギア32Dの中心には軸32Eが設けられ、その軸32Eは上方の軸ボス部34Aに差し込まれ、それ以外の残りのトランスミッションギア32A、32B、32Dの中心には螺合吊軸35A、35B、35Cが設けられ、螺合吊軸35A、35B、35Cは、ケース頂板61の底部の吊り下げる位置に設けられた丸皿ネジ孔62、63、64に螺合される。また、同じ列における次の順番のトランスミッションギア(例えば、図の32Aの次の32B)に噛み合わされる最終動力伝達ギアは反対側に配置され(例えば、図の32aと32bは異なる側に配置される)、最終動力伝達ギア32a、32b、32c、32dはトランスミッションギア32A、32B、32C、32Dの両側に互い違いに配列されてそれぞれ反対方向に回転する。また、最終動力伝達ギア32a、32b、32c、32dの中心には、開口部が下を向いており且つベアリングによって頂端にねじが連結されたスリーブ36A、36B、36Cが設けられ、スリーブ36A、36B、36Cの頂部のねじは、ケース頂板61の底部の吊り下げる位置に設けられた丸皿ネジ孔65、66、67に螺合される。また、スリーブ36A、36B、36Cの開口部は、図2に示すように対応する搬送ローラー柱10、11、12、20、21、22の頂部に差し込まれる。

0013

また、各搬送ローラー柱10、11、12、20、21、22の底部は、対応するローラー柱台座40、41、42、43を差し込むことによってケース60内の底面に固定され、一列の搬送ローラー柱10、11、12の底部のローラー柱台座40、42は、二列の搬送ローラー柱10、11、12、20、21、22の底部の中間に向かって延伸して、エッチングする回路基板の底縁を転がす搬送ローラー80を形成する。また、複数のエッチング液ノズル50、51は、二列の搬送ローラー柱10、11、12、20、21、22の外側にそれぞれ直立させて設けられるとともに、各二つの隣接する搬送ローラー柱(10と11、11と12、20と21、21と22)の間に配置され、エッチング液ノズル50、51の底の開口部は、ケース60を突き抜けエッチングパイプ70に連通する。そして、上層ギアセット31を除いた全ての構成部材はケース60内に密封される。それにより、各搬送ローラー柱10、11、12、20、21、22を動かす軸を取り付けるためのケース頂板61の孔の数を減らすことができ、ひいては、エッチング液ノズル50、51から噴出したエッチング液が孔の隙間から外に漏れるのを減らすことができるとともに、ケース60の外部の不純物が孔の隙間からケース内に進入してくるのを減らし、エッチング液が汚れる確率を減らすことができる。

0014

ローラー柱台座40、41、42、43の詳細な構成に関しては、図4のローラー柱台座と搬送ローラー柱を示した分解斜視図を参照する。ローラー柱台座40、41、42、43は、二列の搬送ローラー柱10、11、20、21に対応する位置に配置されるとともに、構造が異なる二列の台座を形成する。なお、各ローラー柱台座40、41、42、43には、搬送ローラー柱10、11、20、21の底端が下方向へ差し込まれる柱カバー回転盤40Aが設けられ、一列の搬送ローラー柱10、11の底部に設けられたローラー柱台座40、42は、二列の搬送ローラー柱10、11、20、21の底部の中間に向かって延伸して、エッチングする回路基板の底縁を転がす搬送ローラー80を形成する。搬送ローラー80のローラー面は、それに隣接する柱カバー回転盤40Aの盤面に対して垂直であり、搬送ローラー80の中心軸は、柱カバー回転盤40Aの盤面の高さより低い。また、搬送ローラー80とそれに隣接する柱カバー回転盤40Aとの、回転時に相互に接する当接面は、相互に噛み合って回転するギアセット81を形成する。そして、動力が二列の搬送ローラー柱10、11、20、21から同時に下方向へ伝達された後、一列の搬送ローラー柱10、11の底部の動力だけ、ローラー柱台座40、42のギアセット81を介して伝達されて搬送ローラー80を回転させ、他列の搬送ローラー柱10、11と動力が干渉しあうことはない。

0015

本発明の装置の搬送動作に関しては、図5から図7を参照する。図5は、本発明による垂直搬送式エッチング装置が回路基板を搬送する動作をケース板とエッチング液ノズルを取り除いた状態で示した側面図であり、図6は、本発明による垂直搬送式エッチング装置が回路基板を搬送する動作を、ケース板を取り除いた状態で示した正面図であり、図7は、本発明による垂直搬送式エッチング装置のケース板を取り除いた状態を示した俯瞰図である。まず、本発明の装置を起動させると、各搬送ローラー柱10、11、12、20、21、22と搬送ローラー80は動力を受けて回転し、それにより回路基板90は垂直の状態で装置の入り口から入り二列の搬送ローラー柱10、11、12、20、21、22の間に挟まれる。そして、垂直状態の回路基板90の底板の縁は、搬送ローラー80のローラー頂部の縁に当接し、挟まれた回路基板90は自動的に前方へ搬送される。その際、図6に示すように、両側のエッチング液ノズル50、51は、エッチング液を絶え間なく噴射して回路基板90のエッチングを行う。また、図7の俯瞰図からはっきりと分かるように、両側のエッチング液ノズル50、51は、二列の搬送ローラー柱10、11、12、20、21、22の外側に直立させて設けられているとともに、各二つの隣接する搬送ローラー柱(10と11、20と21)の間に互い違いに配置されているため、噴出されたエッチング液は搬送ローラー柱10、11、12、20、21、22のローラー面に邪魔されず、通過する回路基板90の面に直接吹きかけることができる。

0016

(実施例2)
以上の実施例1では、搬送中に曲がりにくい厚めの回路基板を例に挙げて説明を行ったが、本発明による垂直搬送式エッチング装置は、硬さが軟らかめの薄い回路基板の処理を行えるよう変更することができる。図8を参照する。図8は、本発明による垂直搬送式エッチング装置のローラー柱台座と搬送ローラー柱の実施例2の構造を示した分解斜視図である。ローラー柱台座40、41は、二列の搬送ローラー柱10、11、20、21のそれぞれの位置に対応して配置され、構造が異なる二列の台座を形成する。なお、各ローラー柱台座40、41の搬送箇所に近い台座面には、搬送ローラー柱10、11、20、21の底端が下方向へ差し込まれる二つの柱カバー回転盤40B、40Cがそれぞれ設けられ、一列の搬送ローラー柱10、11の底部に設けられたローラー柱台座40、41は、各柱カバー回転盤40B、40Cの横方向の位置に対応して配置される。また、ローラー柱台座40、41は、二列の搬送ローラー柱10、11、20、21の底部の中間に向かって延伸して、エッチングする回路基板の底縁を転がす搬送ローラー83、84を形成し、搬送ローラー83、84ローラー面は、それに隣接する柱カバー回転盤40B、40Cの盤面に対して垂直であり、搬送ローラー83、84の中心軸は、柱カバー回転盤40B、40Cの盤面の高さより低い。また、各搬送ローラー83、84とそれに隣接する柱カバー回転盤40B、40Cとの、回転時に相互に接する当接面は、相互に噛み合って回転するギアセット85を形成する。そして、動力が二列の搬送ローラー柱10、11、20、21から同時に下方向へ伝達された後、一列の搬送ローラー柱10、11の底部の動力だけ、ローラー柱台座40のギアセット85を介して伝達されて搬送ローラー83、84を回転させ、他列の搬送ローラー柱20、21と動力が干渉しあうことはない。

0017

また、ローラー柱台座40、41における各柱カバー回転盤40B、40Cと同じ側に、中心が柱カバーを形成する従動ギア44、45が設けられ、柱カバー回転盤40B、40Cの底面の盤の中心に近い箇所は、下方向に向かって延伸して駆動ギア46を形成し、ローラー柱台座40、41、42、43に対応する各従動ギア44、45と駆動ギア46の間には、駆動ギア46及び従動ギア44、45に噛み合わされる間接動力伝達ギア47が設けられ、それにより柱カバー回転盤40B、40Cの動力は従動ギア44、45に伝達される。従動ギア44、45の軸カバーには、増設された搬送ローラー柱10、11、10A、11Aの底部が差し込まれ、前記ローラー柱台座40、41には同じ列の四本の搬送ローラー柱10、11、10A、11Aが差し込まれ、四本の搬送ローラー柱10、11、10A、11Aは、前記ローラー柱台座40、41上で、搬送ローラーの前後と上下に密集交錯した状態で配列される。それにより、薄い回路基板を更にきつく挟んで搬送させることができる。

0018

二列の搬送ローラー柱10、11、12、20、21、22と、増設された複数の搬送ローラー柱10A、11Aはローラー柱台座40、41、42に差し込まれるとともに(42は図示せず、図9を参照)、エッチング液ノズル50、51に対応して配置される。図9の斜視図に示すように、エッチング液ノズル50、51は、一定の間隔を空けて数個ずつ互い違いにしてローラー柱台座42、43の外側の一部に配列される。しかもローラー柱台座42、43に対応する各エッチング液ノズル50、51が直接エッチング液をふきつける箇所には、増設した複数の搬送ローラー柱10A、11Aを設けないことで、エッチング液を直接吹きかけるための部分開放空間をつくりだす。なお、全体の配置に関しては、図10の俯瞰図に示す。この図からはっきりと分かるように、エッチング液ノズル50、51は、ローラー柱台座42、43の外側の一部に、一定の間隔を空けて数個ずつ互い違いにして配列される。また、エッチング液ノズル50、51のノズルの前方には搬送ローラー柱10A、11Aが設けられておらず、エッチング液を直接吹きかけることができるようになっている。また、図9に示す部分、即ち、図10のA領域の搬送ローラー柱10、11、12、20、21、22の頂部の駆動構造に関しては、前述の厚めの回路基板の駆動方式とほぼ同様であるが、唯一の違いとして、増設された複数の搬送ローラー柱10A、11Aの頂部には、最終動力伝達ギア32a、32b、32c、32dのスリーブ36A、36B、36Cが差し込まれず、空転する。それにより、薄い回路基板を搬送することができると同時に、エッチングの作業も行うことができる。

0019

10、11、10A、11A、12、20、21、22搬送ローラー柱
30動力入力ギアセット
31上層ギアセット
32下層ギアセット
32A、32B、32C、32Dトランスミッションギア
32a、32b、32c、32d最終動力伝達ギア
32E 軸
33主動ベベルギア
34従動ベベルギア
34A軸ボス部
35A、35B、35C螺合吊軸
36A、36B、36Cスリーブ
40、41、42、43ローラー柱台座
40A、40B、40C柱カバー回転盤
44、45従動ギア
46駆動ギア
47間接動力伝達ギア
50、51エッチング液ノズル
60ケース
61 ケース頂板
62、63、64、65、66、67丸皿ネジ孔
68透孔
70エッチングパイプ
80搬送ローラー
81、85 ギアセット
82入力軸
83、84 搬送ローラー
90回路基板
91 外部動力装置

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