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技術 幼児用食器セット

出願人 株式会社リッチェル
発明者 藤堂徹中辻真樹子
出願日 2011年1月31日 (7年9ヶ月経過) 出願番号 2011-018661
公開日 2012年8月23日 (6年2ヶ月経過) 公開番号 2012-157492
状態 特許登録済
技術分野 食卓容器 食卓用器具
主要キーワード 回転ポイント 最大外接円 キノコ形 各容器毎 片手持ち 食器セット 滑り止め具 断面凹形状
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この項目の情報は公開日時点(2012年8月23日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (18)

課題

乳幼児離乳期健全味覚を形成するのに有効な幼児用食器セットの提供を目的とする。 また、お母さんが取り扱いやすく、離乳期経過後にも使用できる幼児用食器セットの提供を目的とする。

解決手段

複数の容器と複数のスプーン又は/及びフォークとからなり、前記複数の容器の各容器に対して視覚的要素をもって各スプーン又は/及びフォークを対応させたことを特徴とする。 複数の容器を載置する片手持ち可能なトレーを備えてもよい。

概要

背景

乳幼児に対して母乳ミルクから離乳期移行する食品切り換え育児段階にあっては、乳幼児に食物を与えることで味覚が形成されることになる。
離乳期は乳幼児の月齢や食物の状態により、準備期、ゴックン期、モグモグ期、カミカミ期、パクパク期と進行する。
従って、離乳食もその成長に合せて、果汁麦茶野菜スープ、10倍がゆ、7倍がゆ、5倍がゆ、野菜がゆ、ペースト食品、ヨーグルト食品等、多くの種類の離乳食を与えることになる。
この離乳食を与える際には、乳幼児に食物の味を覚えさせるのに食品が混合しないようにするのがよい。
しかし、これまではお母さんが1つのスプーンで異なる離乳食を順に与えることが多く、スプーンには異なる食品の味が混在することになり、乳幼児の味覚形成の障害になる恐れがあった。
また、乳幼児にアレルギー反応を生じさせる食品のチェックをする場合にも食品の混合をさけた方が好ましい。

特許文献1は、複数の料理盛り込み凹部を形成したホルダーに別のカップを嵌めて使うことができる食器を開示するが、この場合にも共通のスプーン又はフォークを使用する食器であって、食品毎にスプーン又はフォークを使い分け技術的思想は存在しない。

概要

乳幼児の離乳期に健全な味覚を形成するのに有効な幼児用食器セットの提供を目的とする。 また、お母さんが取り扱いやすく、離乳期経過後にも使用できる幼児用食器セットの提供を目的とする。複数の容器と複数のスプーン又は/及びフォークとからなり、前記複数の容器の各容器に対して視覚的要素をもって各スプーン又は/及びフォークを対応させたことを特徴とする。 複数の容器を載置する片手持ち可能なトレーを備えてもよい。

目的

本発明は、乳幼児の離乳期に健全な味覚を形成するのに有効な幼児用食器セットの提供を目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数の容器と複数のスプーン又は/及びフォークとからなり、前記複数の容器の各容器に対して視覚的要素をもって各スプーン又は/及びフォークを対応させたことを特徴とする幼児用食器セット

請求項2

前記複数の容器を載置可能にした片手持ち可能なトレーを備えたことを特徴とする請求項1記載の幼児用食器セット。

請求項3

前記片手持ち可能なトレーは前記複数の容器のうち少なくとも1つ又は複数の容器を載置するための断面凹形状の載置凹部を有することを特徴とする請求項2記載の幼児用食器セット。

請求項4

前記載置凹部は容器を上方に取り出し可能で且つ転倒を防止した断面凹形状であることを特徴とする請求項3記載の幼児用食器セット。

請求項5

前記複数の容器のうち少なくとも1つの容器は大気開放弁を備えた蓋を着脱自在に有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の幼児用食器セット。

請求項6

前記複数の容器のうち少なくとも1つの容器は容量が100ml以下であり、前記スプーン又は/及びフォークは、先端側を容器に入れた状態でスプーン又はフォークが当該容器の外側に転倒しない長さに設定したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の幼児用食器セット。

請求項7

前記載置凹部のうち少なくとも1つは、加熱食品を入れた容器を外側から冷却するための冷却材とともに収納できることを特徴とする請求項3又は4記載の幼児用食器セット。

技術分野

0001

本発明は幼児離乳食を与えるのに好適であり、離乳期経過後にも使用できる幼児用食器セットに関する。

背景技術

0002

乳幼児に対して母乳ミルクから離乳期に移行する食品切り換え育児段階にあっては、乳幼児に食物を与えることで味覚が形成されることになる。
離乳期は乳幼児の月齢や食物の状態により、準備期、ゴックン期、モグモグ期、カミカミ期、パクパク期と進行する。
従って、離乳食もその成長に合せて、果汁麦茶野菜スープ、10倍がゆ、7倍がゆ、5倍がゆ、野菜がゆ、ペースト食品、ヨーグルト食品等、多くの種類の離乳食を与えることになる。
この離乳食を与える際には、乳幼児に食物の味を覚えさせるのに食品が混合しないようにするのがよい。
しかし、これまではお母さんが1つのスプーンで異なる離乳食を順に与えることが多く、スプーンには異なる食品の味が混在することになり、乳幼児の味覚形成の障害になる恐れがあった。
また、乳幼児にアレルギー反応を生じさせる食品のチェックをする場合にも食品の混合をさけた方が好ましい。

0003

特許文献1は、複数の料理盛り込み凹部を形成したホルダーに別のカップを嵌めて使うことができる食器を開示するが、この場合にも共通のスプーン又はフォークを使用する食器であって、食品毎にスプーン又はフォークを使い分け技術的思想は存在しない。

先行技術

0004

登録実用新案第3012306号公報

発明が解決しようとする課題

0005

本発明は、乳幼児の離乳期に健全な味覚を形成するのに有効な幼児用食器セットの提供を目的とする。
また、お母さんが取り扱いやすく、離乳期経過後にも使用できる幼児用食器セットの提供を目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明に係る幼児用食器セットは、複数の容器と複数のスプーン又は/及びフォークとからなり、前記複数の容器の各容器に対して視覚的要素をもって各スプーン又は/及びフォークを対応させたことを特徴とする。
ここで複数の容器とは食品を入れるための容器であり、それぞれの容器は色、模様、形状等、視覚的に他の容器と区別がつく2つ以上の複数の容器をいう。
本発明はこれら、それぞれ視覚的に異なる容器に対してスプーン、フォーク「スプーン(フォーク)と表現する」のいずれかがそれぞれ1つずつ対応するように組み合せられていることに特徴がある。
また、本発明で視覚的要素をもって容器とスプーン(フォーク)とを対応させるとは、例えば、(1)容器の色とスプーン(フォーク)の色とを一致させる。
(2)容器に表示した模様とスプーン(フォーク)に表示した模様を一致させる。
(3)容器の形状とスプーン(フォーク)の柄等の少なくとも部分的な形状を一致させる。
(4)容器に形成した凹凸等とスプーン(フォーク)に形成した凹凸等と一致させる。
等の視覚的に容器とスプーン(フォーク)とがそれぞれ対応している場合の全ての形態が含まれる。

0007

お母さんが幼児に離乳食を与える場合を想定すると、複数の容器を載置可能にした片手持ち可能なトレーを備えるのが好ましい。
このようにすると、お母さんが一方の手でトレーを持ち、他方の手で各容器からそれぞれのスプーン又はフォークにて食物をすくうことができる。
片手持ち可能なトレーは複数の容器を載置できれば特に形状等に制限がないが、容器を載置しやすいように断面凹形状の載置凹部を有するのが好ましい。
この載置凹部は各容器毎に設けてもよく、複数の容器を同時に載置できる大きさの載置凹部であってよい。
また、片手でトレーを持つ状態で容器にスプーンの先を入れ食器をすくうには、前記載置凹部は容器を上方に取り出し可能で且つ転倒を防止する断面凹形状にするのがさらに好ましい。

0008

容器は蓋がないものでもよいが、食品を加熱して幼児に与えることができるように複数の容器のうち少なくとも1つの容器は大気開放弁を備えた蓋を着脱自在に有してもよい。
また、離乳食は市販されているものも多く、その場合に市販されている包装容器は食品の内容量が多いために幼児に与える場合に1回分の量だけを本発明に係る容器に移して与えるのが好ましい。
そこで、複数の容器のうち少なくとも1つの容器は容量が100ml以下であり、前記スプーン又は/及びフォークは、先端側を容器に入れた状態でスプーン又はフォークが当該容器の外側に転倒しない長さに設定してあるとさらに好ましい。
これにより、お母さんが片手でスプーン又はフォークの先で食品をすくうには各スプーン又はフォークの先側を容器に入れた状態でそのまま各スプーン又はフォークが外に倒れないので複数ある容器にそれぞれ対応したスプーン(フォーク)をその先が容器の中に入るように立て掛けて置き、食べさせたい食品のスプーン(フォーク)を片手で持ってすくうことができるのでよい。

0009

また、離乳食の中には加熱して与えるものもあり、その場合に載置凹部のうち少なくとも1つは、加熱食品を入れた容器を外側から冷却するための冷却材とともに収納できるのが好ましい。

発明の効果

0010

本発明に係る幼児用食器セットは複数の各容器に対してそれぞれスプーン又は/及びフォークが対応するように複数のスプーン又は/及びフォークを有するので、スプーンに異なる食品が混入する恐れがなく、幼児が正しい味覚を形成するのに有効である。
また、複数の容器を載置できる片手持ち可能なトレーを備えると、お母さんは一方の手でトレーを持ち、他方の手で各スプーン(フォーク)を取り扱うことができ、トレーに1つ又は複数の容器を載置するための断面凹形状の載置凹部を有すると便利であり、さらには容器が転倒しないように概ね嵌合した状態で載置できる凹部形状になっていると、片手でトレーを持って食品を与える際に各容器が安定する。
この場合に本発明は、各容器に対応させてスプーン(フォーク)を備えることから、スプーン(フォーク)の長さを容器に先を入れたまま外に倒れないように設定すると、各容器の内側にそれぞれスプーン(フォーク)を立て掛けながら各食品を与えることができる。

図面の簡単な説明

0011

本発明に係る幼児用食器セットの構成例を示す。
(a)片手持ち可能なトレーの例を示す。 (b)トレーに各容器を載置した例を示す。
トレーに蓋付容器を載置した例を示す。
トレーを片手で持ち、各容器にスプーンの先側を入れた状態を示す。
トレー及び容器の断面図を示し、(a)はA−A線断面図を示し、(b)は容器をトレーから取り出した状態を示す。
(a)は蓋の断面図を示し、(b)は容器にスプーンの先を入れた状態を示す。
容器がトレーから転倒しない条件を模式的に示す。
(a)はトレーの平面図、(b)はトレーの底面図を示す。
トレーの(c)正面図、(d)背面図、(e)右側面図、(f)左側面図を示す。
トレーの(g)B−B線断面図、(h)C−C線断面図を示す。
蓋付容器の(a)正面図、(b)右側面図、(c)左側面図を示す。
蓋付容器の(d)平面図、(e)底面図、(f)D−D線断面図を示す。
(a)蓋の裏面図、(b)容器のみの正面図、(c)容器のみの平面図を示す。
(a)冷却材の例を示し、(b)冷却材の内側に容器を入れた状態を示す。
トレーの裏面に滑り止めを設けた例を示す。
計量カップの例を示す。
蓋付容器を段重ねした例を示す。

実施例

0012

以下、図面に基づいて本発明に係る幼児用食器セットの構成例を説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。

0013

図1は、片手持ち可能なトレー11に色分けした3つの容器(第1容器21,第2容器22,第3容器23)を載置した例を示し、この3つの容器の色分けに対して視覚的に対応させた3つのスプーン(第1スプーン31,第2スプーン32,第3スプーン33)をセットした幼児用食器セットの例を示す。
本実施例では、トレー11の外形形状をの形状にデザインした例になっていて図4に示すように、保持部12に親指を当てて他の指で裏面側を支持するように片手持ちできる例となっているが、片手持ちできる形状であれば本実施例に限定されるものでない。
また、トレー11の大きさは電子レンジに入る大きさが好ましい。
また、本実施例では図3に斜視図、A−A線断面図を図5に示すように第1〜第3容器21,22,23に蓋21a,22a,23aを着脱自在に設けた例になっていて、図2(b)に示すように蓋を取った状態にする。
なお、各容器の蓋を予め取ってからトレー11に載置してもよい。
次に、図4に示すように第1容器21の色分け、例えば赤色に対応して皿状部31aが赤色の第1スプーン31を食品aの中に差し入れる。
第2容器22の色分け、例えば青色に対応して皿状部32aが青色の第2スプーン32を食品bの中に差し入れる。
第3容器23の色分け、例えば黄色に対応して皿状部33aが黄色の第3スプーン33を食品cの中に差し入れる。
このように配置して使用すると、お母さんは片方の手1でトレー11を持ち、他方の手で第1〜第3のスプーン31,32,33のそれぞれを用いて、その柄部31b,32b,33bを持ち、それぞれのスプーンに対応した食品a,b,cをすくって幼児に与えることができる。
これにより、同じスプーンで異なる食品をすくうことが無くなり、幼児は食品に合せた正しい味覚を形成するのに寄与する。

0014

本実施例は、色分けにより容器とスプーンを対応させた例になっているが、視覚的に対応できれば容器の形状とスプーンの柄部の形状、容器に設けたマーク、模様とスプーンに設けたマーク、模様と対応させる等、一々対応が視覚的要素にてとらわれていれば、その手段を選ばない。
また、スプーンの替わりにフォークであってもよく、また、容器の数も2つ以上であれば数に制限はない。

0015

本発明の趣旨は、複数の容器を構成する各容器にそれぞれスプーン(フォーク)を対応させた点にあり、必ずしもトレーは必要がないが、複数の容器を1つの片手持ち可能なトレーに載置できれば、お母さんの複数容器の取扱いが楽になる。
従って、複数の容器を同時に載置できる片手持ちトレーであれば各種形状のトレーを用いることができるが、本実施例ではさらに図2及び図5に示すように容器21,22,23を上方に取り出すことはできるが容器21,22,23をトレー11に載置した状態で、この容器が転倒しないように各容器が嵌合するような断面凹形状の載置凹部13,14,15を設けた例になっている。
載置凹部の形状は符号13,14で示すように容器単独の外形形状に合せた1つの凹形状でも符号15で示すように載置凹部15a,15bを側部で連通させた凹形状でもよく、必ずしも各容器を単独で載置する大きさの断面凹形状でなくても複数の容器を合せて載置できる大きさであってよい。
このように連通した側部で連通した凹形状にすると、離乳期経過後にトレー11の凹部に食品を直接収納する食器として使用する際にウインナー等、長い食品も収納でき便利である。

0016

載置凹部13,14,15の深さDは、図5で説明すると、容器21,22,23の高さHの1/5〜1/2程度がよい。
なお、容器の転倒防止の観点からは図7で説明すると、容器の回転ポイントをP1、回転ポイントP1の反対側の容器底付近最大外接円ポイントP2とした場合に容器の高さHPにおけるP1とP2との距離LPがトレーの凹部形状の内径D0よりも大きいことが条件となる。

0017

図4に示すように各容器21,22,23にそれぞれスプーン31,32,33を差し入れて使用することから図6に示すようにスプーン31の先側、皿状部31aを容器21の内側に入れて側壁に立て掛けた状態でスプーン31が外側に倒れないのが好ましい。
従って、容器21の深さH0に対して対角線の長さをLHとし、スプーン31の先端から重心Wまでの距離をLWとすると、LH>LWの関係であることが条件となる。
また、スプーンの重心Wが極端に皿状部31a側に片寄ると柄部31bを持って食品をすくうのに違和感が生じることから、スプーンの全長LTを容器の深さH0の2.5倍以下が好ましい。
例えばH0=40〜60mm,LT=100〜150mmである。

0018

本実施例に係る容器は幼児に与える1回当たりの食品量を考慮して容量100ml以下の大きさに設定し、底部321を上方にやや凸状になるようにし、側壁の内側立上げ部221をR形状にすることで食品をスプーンですくいやすくしてある。
また、弾性材からなる蓋21aの裏面外周部21fを下方に折り返し嵌着凹部21gと、つまみ部21bを形成し、容器の上縁部を外側にリング状に突出させた係着部121に蓋21aの嵌着凹部21gを着脱自在に嵌着できる例になっている。
蓋21aに樹脂又はゴム製の大気開放弁21cを取付けた例になっていて、容器の内圧が高くなると弾性弁21dが外側に変形し、通気口21eからスチームエアーが抜けるようになっている。
本実施例では図12(d)の平面図及び図13(a)蓋の裏面図に示すように、透明又は半透明の蓋の中央部に設けた取付孔とその周囲に通気口21eを有し、取付孔に略キノコ形の大気開放弁21cを嵌着してある。
通常はつば状の弾性弁21dでこの通気口21eを塞いだ状態にあり、内圧が高くなると弾性弁21dが外側に開く。
また、蓋の上面は外周部がリング状に盛り上がり中央部が平面状になっているので図17に示すように段重ねにすることもできる。

0019

加熱食品を取り扱う場合には、図14に示すように高分子ポリマー25aを内蔵した冷却材ケース25に容器24を入れ、容器を外側から冷やすようにした状態でトレー11の例えは載置凹部15aに載置してもよい。
この場合には容器24を冷却材ケース25に入れた状態で転倒防止できる大きさの凹部形状となる。

0020

また、本発明では図15に示すようにトレー11の裏面にゴム状の滑り止め具16a,16b,16cを取り付けてもよい。
さらには、図16に示すような計量カップ26を食器セットに加えてもよい。

0021

10食器セット
11トレー
21 第1容器
22 第2容器
23 第3容器
31 第1スプーン
32 第2スプーン
33 第3スプーン

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