図面 (/)

技術 情報処理装置及びプログラム

出願人 株式会社JVCケンウッド
発明者 立儀一臣
出願日 2012年3月9日 (7年7ヶ月経過) 出願番号 2012-052695
公開日 2012年7月5日 (7年3ヶ月経過) 公開番号 2012-128872
状態 拒絶査定
技術分野 計算機間の情報転送
主要キーワード ターミナルノード アナログボリューム ターミナルソフト ストレートケーブル マイクロコントロールユニット COM端子 ステーションリスト ポジションデータ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2012年7月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題

無線通信装置において、受信した文字情報をより効果的に利用することができるようにする。

解決手段

他の無線通信装置から受信した文字情報を記憶する記憶手段と、記憶手段により記憶されている各無線通信装置からの文字情報を表示する表示手段とを備えた無線通信装置において、表示手段により文字情報として表示される各無線通信装置からのコールサイン情報又は所定のテキスト情報のうち、それに基づいて取得されるURL又はメールアドレスに基づいてホームページの表示又はメールの送信を行うことを希望するものの選択を受け入れる選択手段と、選択手段により選択された無線通信装置からのコールサイン情報又はテキスト情報を所定の外部の情報処理装置転送する転送手段(ステップS2、S4)とを設ける。

概要

背景

従来、固定局移動局が、衛星通信等を含む無線通信インターネットを介して位置座標付情報の交換を行うAPRS(Automatic Position Reporting System;位置自動報知システム)が知られている。このシステムにおいては、世界中の移動局や固定局(以下、「APRS局」という。)から発信された情報が、デジピータと呼ばれる無線中継局を経由し、さらにインターネットを介して米国のAPRS−ISサーバ(APRSインターネット・サービスサーバ)に蓄積される。世界各地のAPRS局は、蓄積された情報をインターネットやデジピータを介して取得することができる。

従来、APRS対応の無線機においては、APRS形式パケット(以下、「APRSパケット」という。)であって位置データを含むものを受信したとき、そのときに割込み表示されるコールサインに一致するコールサインをステーションリスト画面において選択し、詳細キーを押下することにより、詳細画面を表示させ、受信パケットに含まれていた位置データやステータステキスト等の情報を確認することができるようになっている。ステータステキストは、サブバンドデータバンドではない)の周波数や、ホームページアドレス電子メールのアドレス等のちょっとした情報を送るために使用されるものである。

ステータステキストとして送られてきたホームページや電子メールのアドレス情報を用いてホームページを見たり、電子メールを送ったりするには、無線機におけるステータステキストの表示を見ながら、パソコンにおいてホームページや電子メールのアドレスを手動入力することにより、ホームページの起動や電子メールの送信を行うようにしている。
また、無線機では位置データとして緯度及び経度が表示されるのみであり、地図が表示されず、位置のイメージを把握し難い。そこで、ステータステキストとして、APRSと連動した位置情報を確認することができるホームページのアドレスを設定することも考えられる。これ以外の位置の確認方法としては、表示される緯度・経度に該当する位置を地図上で確認する方法や、地図ソフトを用い、緯度・経度を入力してその位置を表示させて確認する方法や、無線機にGPSを接続し、ウエイポイント情報として表示させる方法がある。

図10は、従来の無線機におけるパケット受信時の処理を示すフローチャートである。
無線機は、パケットを受信すると、これをトリガとして同図の処理を開始する。すなわちまずステップS1において、受信パケットがAPRSパケットであるか否かを判定する。APRSパケットではないと判定した場合には、受信パケットを破棄し、図10の処理を終了する。APRSパケットであると判定した場合には、ステップS2〜S7において、受信パケットがマイクエンコーダ形式、ポジションデータ形式、メッセージ形式ブリティン形式、又はその他の形式のうちのいずれの形式のパケットであるかを、受信パケットに含まれるDTI(Data Type Identifier)に基づいて判定する。DTIはAPRSパケットにおけるデータ種別を示す1バイトのデータである。

これらのデータ形式のパケットのうち、ステータステキストを含むのは、マイクエンコーダ形式及びポジションデータ形式のものである。マイクエンコーダ形式のパケットはDTIが「’」であり、ポジションデータ形式のものはDTIが「!」、「#」、「@」、又は「/」となっている。受信パケットがマイクエンコーダ形式又はポジションデータ形式のデータであると判定した場合には(ステップS3及びS4)、ステップS8において、そのデータが新規のデータであるか否かの判定を行う。新規のデータであると判定した場合には、ステップS9において、そのデータについての割込み表示を行い、ステップS11へ進む。

ステップS8において新規のデータではないと判定した場合、すなわちそのデータが既にステーションリストにおいて登録済みの無線局と同一の無線局からの同一内容のデータである場合には、その旨を示す重複コールサイン表示(dP Callsign表示)を行い、ステップS11へ進む。重複コールサイン表示としては、たとえば、「dP」の表示に、その重複データを送信した無線局のコールサインの表示を加えたものが該当する。ステップS11では、受信パケットに基づき、ステーションリストの更新を行う。すなわち、受信パケットが新たな無線局からのデータであれば、受信パケットから得られるその無線局に関する所定の情報を含むレコードを追加する。既に登録済みの無線局からのデータであれば、その無線局のレコードを更新する。

一方、受信パケットが他の形式のデータであると判定した場合には(ステップS5〜S7)、それぞれのデータ形式に応じた処理を行う。たとえば、メッセージ形式のデータであると判定した場合には(ステップS5)、新規データであれば割込み表示を行い、メッセージリストに登録する(ステップS12〜S14)。新規データでなければ重複コールサイン表示を行う(ステップS15)。そして、自局宛メッセージである場合には受信した旨の通知送信局返信し(ステップS16及びS17)、図7の処理を終了する。受信パケットがブリティン形式のデータであると判定した場合には(ステップS6)、新規データであれば割込み表示を行ってからメッセージリストに登録し(ステップS18〜S20)、図7の処理を終了する。

ステップS11で更新されるステーションリストの内容は、ステーションリスト画面を経て詳細画面を表示させることにより確認することができる。すなわち、受信した位置データを確認するにはまず、リストキーを押下してステーションリスト画面を表示させる。
次に、ステーションリスト画面において表示されている、位置データを受信した無線局の一覧から、位置データを確認したい無線局を選択し、詳細キーを押下して詳細画面を表示させる。

図11はこの詳細画面の一例を示す。詳細画面には、選択した無線局についてのコールサイン111、受信時刻112、無線局の状況113、無線局の位置を示す緯度及び経度114、自局からの方角を示すアイコン115、自局からの距離116、グリッドスクウェア位置117、種類を示すアイコン118、ステータステキスト119などの情報が表示される。

なお、図中の120は詳細画面を終了してステーションリスト画面に戻るためのエスケープキー、121は表示中の無線局についての全情報をステーションリストから抹消するためのデルキー、122及び123は他の無線局についての情報を表示させるための上下キー、124は表示中の無線局に対するメッセージを送信するための画面に移行するためのメッセージキー、125は受信時刻112の表示を受信日付の表示に変更するためのデートキーである。

なお、APRSのような位置座標付情報の交換を行うシステムとしては他に、GPSやセンサからの信号に基づいて自車位置を取得し、取得した自車位置を必要な情報とともに他車に対して無線送信することが可能なナビゲーション装置を用いたシステムが知られている(たとえば特許文献1参照)。このシステムでは、他車の無線局からの受信パケットに基づいて無線通信が可能な無線局を定期的にサーチして記憶しておき、通信時には記憶してある通信可能な無線局のうちから通信相手を選択するようにしている。

概要

無線通信装置において、受信した文字情報をより効果的に利用することができるようにする。他の無線通信装置から受信した文字情報を記憶する記憶手段と、記憶手段により記憶されている各無線通信装置からの文字情報を表示する表示手段とを備えた無線通信装置において、表示手段により文字情報として表示される各無線通信装置からのコールサイン情報又は所定のテキスト情報のうち、それに基づいて取得されるURL又はメールアドレスに基づいてホームページの表示又はメールの送信を行うことを希望するものの選択を受け入れる選択手段と、選択手段により選択された無線通信装置からのコールサイン情報又はテキスト情報を所定の外部の情報処理装置転送する転送手段(ステップS2、S4)とを設ける。

目的

本発明の目的は、かかる従来技術の問題点に鑑み、無線通信装置において、受信した文字情報をより効果的に利用することができるようにすることにある

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

他の無線通信装置から受信した文字情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶されている各無線通信装置からの文字情報を表示する表示手段と、前記表示手段により文字情報として表示される各無線通信装置からのコールサイン情報又は所定のテキスト情報のうち、それに基づいて取得されるURL又はメールアドレスに基づいてホームページの表示又はメールの送信を行うことを希望するものの選択を受け入れる選択手段と、前記選択手段により選択された無線通信装置からのコールサイン情報又はテキスト情報を所定の外部の情報処理装置転送する転送手段とを具備することを特徴とする無線通信装置。

請求項2

前記転送手段により転送されるコールサイン情報には、それがコールサイン情報であることを示す識別情報が付加されることを特徴とする請求項1に記載の装置。

請求項3

請求項1の装置から転送されるコールサイン情報又は所定のテキスト情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信したコールサイン又はテキスト情報に基づき、URL又はメールアドレスを取得する取得手段と、前記取得手段により取得したURL又はメールアドレスに基づき、対応するホームページ又はメール作成画面を表示する表示手段とを具備することを特徴とする情報処理装置。

請求項4

前記取得手段は、前記受信手段により受信したテキスト情報がURL又はメールアドレスを示す文字列であるかどうかを判定し、判定結果に応じ、その文字列をURL又はメールアドレスとして取得するものであることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。

請求項5

前記受信手段により受信されるコールサイン情報に基づいてホームページの表示を行うか又はメールの送信を行うかの設定を受け入れるとともに、ホームページの表示を行う設定を受け入れる場合にあってはそのコールサインと連結して表示すべきホームページのURLを構成する文字列の設定を、メールの送信を行う設定を受け入れる場合にあってはそのコールサインと連結して送信すべき宛先のメールアドレスを構成する文字列の設定をさらに受け入れる設定手段を備え、前記取得手段は、前記設定手段による設定内容に応じ、前記URL又はメールアドレスの取得を行うものであることを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。

請求項6

前記表示手段は、前記ホームページ又はメール作成画面の表示を行う前に、対応するURL又はメールアドレスの表示を伴う確認画面を介し、その表示を行うことが承認された場合に限り、その表示を行うものであることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。

請求項7

請求項1〜6のいずれかの装置における各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム

請求項8

無線通信装置における工程として、記憶手段が、他の無線通信装置から受信した文字情報を記憶する記憶工程と、表示手段が、前記記憶手段により記憶されている各無線通信装置から受信した文字情報を表示する表示工程と、選択手段が、前記表示手段により文字情報として表示される各無線通信装置からのコールサイン情報又は所定のテキスト情報のうち、それに基づいて取得されるURL又はメールアドレスに基づいてホームページの表示又はメールの送信を行うことを希望するものの選択を受け入れる選択工程と、転送手段が、前記選択手段により選択された無線通信装置からのコールサイン情報又はテキスト情報を所定の外部の情報処理装置に転送する転送工程とを具備し、該情報処理装置における工程として、受信手段が、無線通信装置から転送されるコールサイン情報又はテキスト情報を受信する受信工程と、取得手段が、前記受信手段により受信したコールサイン情報又はテキスト情報に基づいてURL又はメールアドレスを取得する取得工程と、表示手段が、前記取得手段により取得したURL又はメールアドレスに基づき、対応するホームページ又はメール作成画面を表示する表示工程とを具備することを特徴とする受信情報活用方法

技術分野

0001

他の無線通信装置から受信した文字情報を表示する機能を有する無線通信装置、この装置から転送されるコールサイン情報又は所定のテキスト情報に基づいて所定の処理を行う情報処理装置、これらの装置における各手段としてコンピュータを機能させるプログラム、及びこれらの装置用いて行うことができる受信情報活用方法に関する。

背景技術

0002

従来、固定局移動局が、衛星通信等を含む無線通信インターネットを介して位置座標付情報の交換を行うAPRS(Automatic Position Reporting System;位置自動報知システム)が知られている。このシステムにおいては、世界中の移動局や固定局(以下、「APRS局」という。)から発信された情報が、デジピータと呼ばれる無線中継局を経由し、さらにインターネットを介して米国のAPRS−ISサーバ(APRSインターネット・サービスサーバ)に蓄積される。世界各地のAPRS局は、蓄積された情報をインターネットやデジピータを介して取得することができる。

0003

従来、APRS対応の無線機においては、APRS形式パケット(以下、「APRSパケット」という。)であって位置データを含むものを受信したとき、そのときに割込み表示されるコールサインに一致するコールサインをステーションリスト画面において選択し、詳細キーを押下することにより、詳細画面を表示させ、受信パケットに含まれていた位置データやステータステキスト等の情報を確認することができるようになっている。ステータステキストは、サブバンドデータバンドではない)の周波数や、ホームページアドレス電子メールのアドレス等のちょっとした情報を送るために使用されるものである。

0004

ステータステキストとして送られてきたホームページや電子メールのアドレス情報を用いてホームページを見たり、電子メールを送ったりするには、無線機におけるステータステキストの表示を見ながら、パソコンにおいてホームページや電子メールのアドレスを手動入力することにより、ホームページの起動や電子メールの送信を行うようにしている。
また、無線機では位置データとして緯度及び経度が表示されるのみであり、地図が表示されず、位置のイメージを把握し難い。そこで、ステータステキストとして、APRSと連動した位置情報を確認することができるホームページのアドレスを設定することも考えられる。これ以外の位置の確認方法としては、表示される緯度・経度に該当する位置を地図上で確認する方法や、地図ソフトを用い、緯度・経度を入力してその位置を表示させて確認する方法や、無線機にGPSを接続し、ウエイポイント情報として表示させる方法がある。

0005

図10は、従来の無線機におけるパケット受信時の処理を示すフローチャートである。
無線機は、パケットを受信すると、これをトリガとして同図の処理を開始する。すなわちまずステップS1において、受信パケットがAPRSパケットであるか否かを判定する。APRSパケットではないと判定した場合には、受信パケットを破棄し、図10の処理を終了する。APRSパケットであると判定した場合には、ステップS2〜S7において、受信パケットがマイクエンコーダ形式、ポジションデータ形式、メッセージ形式ブリティン形式、又はその他の形式のうちのいずれの形式のパケットであるかを、受信パケットに含まれるDTI(Data Type Identifier)に基づいて判定する。DTIはAPRSパケットにおけるデータ種別を示す1バイトのデータである。

0006

これらのデータ形式のパケットのうち、ステータステキストを含むのは、マイクエンコーダ形式及びポジションデータ形式のものである。マイクエンコーダ形式のパケットはDTIが「’」であり、ポジションデータ形式のものはDTIが「!」、「#」、「@」、又は「/」となっている。受信パケットがマイクエンコーダ形式又はポジションデータ形式のデータであると判定した場合には(ステップS3及びS4)、ステップS8において、そのデータが新規のデータであるか否かの判定を行う。新規のデータであると判定した場合には、ステップS9において、そのデータについての割込み表示を行い、ステップS11へ進む。

0007

ステップS8において新規のデータではないと判定した場合、すなわちそのデータが既にステーションリストにおいて登録済みの無線局と同一の無線局からの同一内容のデータである場合には、その旨を示す重複コールサイン表示(dP Callsign表示)を行い、ステップS11へ進む。重複コールサイン表示としては、たとえば、「dP」の表示に、その重複データを送信した無線局のコールサインの表示を加えたものが該当する。ステップS11では、受信パケットに基づき、ステーションリストの更新を行う。すなわち、受信パケットが新たな無線局からのデータであれば、受信パケットから得られるその無線局に関する所定の情報を含むレコードを追加する。既に登録済みの無線局からのデータであれば、その無線局のレコードを更新する。

0008

一方、受信パケットが他の形式のデータであると判定した場合には(ステップS5〜S7)、それぞれのデータ形式に応じた処理を行う。たとえば、メッセージ形式のデータであると判定した場合には(ステップS5)、新規データであれば割込み表示を行い、メッセージリストに登録する(ステップS12〜S14)。新規データでなければ重複コールサイン表示を行う(ステップS15)。そして、自局宛メッセージである場合には受信した旨の通知送信局返信し(ステップS16及びS17)、図7の処理を終了する。受信パケットがブリティン形式のデータであると判定した場合には(ステップS6)、新規データであれば割込み表示を行ってからメッセージリストに登録し(ステップS18〜S20)、図7の処理を終了する。

0009

ステップS11で更新されるステーションリストの内容は、ステーションリスト画面を経て詳細画面を表示させることにより確認することができる。すなわち、受信した位置データを確認するにはまず、リストキーを押下してステーションリスト画面を表示させる。
次に、ステーションリスト画面において表示されている、位置データを受信した無線局の一覧から、位置データを確認したい無線局を選択し、詳細キーを押下して詳細画面を表示させる。

0010

図11はこの詳細画面の一例を示す。詳細画面には、選択した無線局についてのコールサイン111、受信時刻112、無線局の状況113、無線局の位置を示す緯度及び経度114、自局からの方角を示すアイコン115、自局からの距離116、グリッドスクウェア位置117、種類を示すアイコン118、ステータステキスト119などの情報が表示される。

0011

なお、図中の120は詳細画面を終了してステーションリスト画面に戻るためのエスケープキー、121は表示中の無線局についての全情報をステーションリストから抹消するためのデルキー、122及び123は他の無線局についての情報を表示させるための上下キー、124は表示中の無線局に対するメッセージを送信するための画面に移行するためのメッセージキー、125は受信時刻112の表示を受信日付の表示に変更するためのデートキーである。

0012

なお、APRSのような位置座標付情報の交換を行うシステムとしては他に、GPSやセンサからの信号に基づいて自車位置を取得し、取得した自車位置を必要な情報とともに他車に対して無線送信することが可能なナビゲーション装置を用いたシステムが知られている(たとえば特許文献1参照)。このシステムでは、他車の無線局からの受信パケットに基づいて無線通信が可能な無線局を定期的にサーチして記憶しておき、通信時には記憶してある通信可能な無線局のうちから通信相手を選択するようにしている。

先行技術

0013

特開平10−62190号公報

発明が解決しようとする課題

0014

しかしながら、上述従来のAPRS対応無線機によれば、ステータステキスト119としてホームページのアドレスや、電子メールのアドレスが設定されていても、それらのアドレスを見ることしかできず、それらの情報に基づいてホームページを表示させることやメールソフトを起動させることはできない。また、それらの情報をパソコン等に出力して活用することもできない。ホームページを閲覧するにはパソコンでブラウザを起動させ、ステータステキスト119を見ながら、ホームページのアドレスをブラウザにおいて手入力する必要がある。電子メールについても同様である。

0015

また、無線機には地図ソフトがインストールされていないため、ステーションリストにおけるAPRS局の位置を確認する方法としては、緯度及び経度114の数値を見ることのみによって確認するか、パソコンの地図ソフトにおいて緯度及び経度114の数値を入力して確認するか、又は緯度及び経度114が示す位置を地図上で調べて確認するといった方法をとらざるを得ない。位置の確認は地図上で行いたい場合が多いが、その場合に緯度及び経度114を見ながら、地図やパソコンを用いて確認を行うのは煩雑であり、手間がかかる。APRSと連携しているホームページとして、コールサインを入力することによりその無線局の位置を地図上で表示するサービスを行っているものもあるが、その場合
でも、詳細画面上のコールサイン111を見ながら手入力する必要があるので、同様に手間がかかる。

0016

本発明の目的は、かかる従来技術の問題点に鑑み、無線通信装置において、受信した文字情報をより効果的に利用することができるようにすることにある。

課題を解決するための手段

0017

この目的を達成するため、第1の発明に係る無線通信装置は、他の無線通信装置から受信した文字情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶されている各無線通信装置からの文字情報を表示する表示手段と、前記表示手段により文字情報として表示される各無線通信装置からのコールサイン情報又は所定のテキスト情報のうち、それに基づいて取得されるURL又はメールアドレスに基づいてホームページの表示又はメールの送信を行うことを希望するものの選択を受け入れる選択手段と、前記選択手段により選択された無線通信装置からのコールサイン情報又はテキスト情報を所定の外部の情報処理装置に転送する転送手段とを具備することを特徴とする。

0018

第2の発明に係る無線通信装置は、第1発明において、前記転送手段により転送されるコールサイン情報には、それがコールサイン情報であることを示す識別情報が付加されることを特徴とする。

0019

第3の発明に係る情報処理装置は、第1発明に係る無線通信装置から転送されるコールサイン情報又は所定のテキスト情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信したコールサイン又はテキスト情報に基づき、URL又はメールアドレスを取得する取得手段と、前記取得手段により取得したURL又はメールアドレスに基づき、対応するホームページ又はメール作成画面を表示する表示手段とを具備することを特徴とする。

0020

ここで、無線通信装置としては、たとえばAPRS対応のパケット無線通信機能を備えたデジタル無線機が該当する。表示手段により表示される文字情報としては、たとえば、コールサイン、緯度及び経度、及びAPRSにおけるステータステキスト等の情報が該当する。所定のテキスト情報としては、たとえば、APRSにおけるステータステキストが該当する。情報処理装置としては、無線通信装置に対し、シリアル通信が可能に接続されたパソコンが該当する。

0021

この構成において、無線通信装置は、他の無線通信装置から受信する毎に文字情報を記憶してゆき、記憶された各無線通信装置からの文字情報を表示する。文字情報として表示される各無線通信装置からのコールサイン情報又は所定のテキスト情報のうち、それに基づいて取得されるURL又はメールアドレスに基づいてホームページの表示又はメールの送信を行うことを希望するものの選択がなされると、選択された無線通信装置からのコールサイン情報又はテキスト情報を所定の外部の情報処理装置に転送する。

0022

無線通信装置から転送されたコールサイン情報又はテキスト情報を受信すると、情報処理装置は、受信したコールサイン又はテキスト情報に基づき、URL又はメールアドレスを取得する。そして、取得したURL又はメールアドレスに基づき、対応するホームページ又はメール作成画面を表示する。したがって、ユーザは、表示される各無線通信装置からのコールサイン情報又は所定のテキスト情報のうち、それに基づいてホームページの表示又はメールの送信を行うことを希望するものの選択を行うだけで、そのホームページ又はメール作成画面を表示させることができる。

0023

第4の発明に係る情報処理装置は、第3発明において、前記取得手段は、前記受信手段により受信したテキスト情報がURL又はメールアドレスを示す文字列であるかどうかを判定し、判定結果に応じ、その文字列をURL又はメールアドレスとして取得するものであることを特徴とする。

0024

第5の発明に係る情報処理装置は、第3又は第4発明において、前記受信手段により受信されるコールサイン情報に基づいてホームページの表示を行うか又はメールの送信を行うかの設定を受け入れるとともに、ホームページの表示を行う設定を受け入れる場合にあってはそのコールサインと連結して表示すべきホームページのURLを構成する文字列の設定を、メールの送信を行う設定を受け入れる場合にあってはそのコールサインと連結して送信すべき宛先のメールアドレスを構成する文字列の設定をさらに受け入れる設定手段を備え、前記取得手段は、前記設定手段による設定内容に応じ、前記URL又はメールアドレスの取得を行うものであることを特徴とする。

0025

第6の発明に係る情報処理装置は、第3〜第5のいずれかの発明において、前記表示手段は、前記ホームページ又はメール作成画面の表示を行う前に、対応するURL又はメールアドレスの表示を伴う確認画面を介し、その表示を行うことが承認された場合に限り、その表示を行うものであることを特徴とする。

0026

第7の発明に係るプログラムは、第1〜第6のいずれかの発明に係る装置における各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。

0027

第8の発明に係る受信情報の活用方法は、無線通信装置における工程として、記憶手段が、他の無線通信装置から受信した文字情報を記憶する記憶工程と、表示手段が、前記記憶手段により記憶されている各無線通信装置から受信した文字情報を表示する表示工程と、選択手段が、前記表示手段により文字情報として表示される各無線通信装置からのコールサイン情報又は所定のテキスト情報のうち、それに基づいて取得されるURL又はメールアドレスに基づいてホームページの表示又はメールの送信を行うことを希望するものの選択を受け入れる選択工程と、転送手段が、前記選択手段により選択された無線通信装置からのコールサイン情報又はテキスト情報を所定の外部の情報処理装置に転送する転送工
程とを具備し、該情報処理装置における工程として、受信手段が、無線通信装置から転送されるコールサイン情報又はテキスト情報を受信する受信工程と、取得手段が、前記受信手段により受信したコールサイン情報又はテキスト情報に基づいてURL又はメールアドレスを取得する取得工程と、表示手段が、前記取得手段により取得したURL又はメールアドレスに基づき、対応するホームページ又はメール作成画面を表示する表示工程とを具備することを特徴とする。

発明の効果

0028

本発明によれば、表示される各無線通信装置からのコールサイン情報又は所定のテキスト情報のうち、それに基づいてホームページの表示又はメールの送信を行うことを希望するものの選択を受け入れ、選択された無線通信装置からのコールサイン情報又はテキスト情報を所定の外部の情報処理装置に転送するようにしたため、情報処理装置は、転送されるコールサイン情報又は所定のテキスト情報に基づき、URL又はメールアドレスを取得し、対応するホームページ又はメール作成画面を表示することができる。したがって、ユーザは、表示される各無線通信装置からのコールサイン情報又は所定のテキスト情報のうち、それに基づいてホームページの表示又はメールの送信を行うことを希望するものの選択を行うだけで、対応するホームページ又はメール作成画面を表示させることができる。

0029

また、転送されるコールサイン情報には、それがコールサイン情報であることを示す識別情報が付加されるようにしたため、情報処理装置は、転送されてきた情報がコールサイン情報であることを容易に識別することができる。

0030

また、受信したテキスト情報がURL又はメールアドレスを示す文字列であるかどうかを判定し、判定結果に応じ、その文字列をURL又はメールアドレスとして取得するようにしたため、他の無線通信装置のユーザは、送信する文字情報におけるテキスト情報としてURL又はメールアドレスを設定することにより、そのURL又はメールアドレスを有効に活用して、ホームページの閲覧又はメールの送信を行ってもらうことができる。

0031

また、受信されるコールサイン情報に基づいてホームページの表示を行うか又はメールの送信を行うかの設定を受け入れるとともに、ホームページの表示を行う設定を受け入れる場合にあってはそのコールサインと連結して表示すべきホームページのURLを構成する文字列の設定を、メールの送信を行う設定を受け入れる場合にあってはそのコールサインと連結して送信すべき宛先のメールアドレスを構成する文字列の設定をさらに受け入れて、設定内容に応じ、URL又はメールアドレスの取得を行うようにしたため、受信されるコールサイン情報を効果的に活用しながら、コールサインに関連した所定のホームページの閲覧や所定のアドレスへのメールの送信を容易に行うことができる。たとえば、AP
RSと連携しているホームページのサービスにより、当該コールサインの無線局の位置を地図上で表示してもらうことができる。

0032

また、ホームページ又はメール作成画面の表示を行う前に、対応するURL又はメールアドレスの表示を伴う確認画面を介し、その表示を行うことが承認された場合に限り、その表示を行うようにしたため、ホームページ又はメール作成画面の表示を処理を、事前中止させることができる。

0033

また、無線通信装置から所定のテキスト情報を情報処理装置に転送するようにしたため、転送されたテキスト情報を、情報処理装置において所定のターミナルソフトを用いて、見ることができる。また、転送されたテキスト情報を、情報処理装置においてテキストファイルとして保存しておくこともできる。これにより、テキスト情報をメモしておく必要なく、いつでも、テキストファイルにより、テキスト情報を参照することができる。無線通信装置においてテキスト情報を保存しておく機能がない場合に特に有効である。

図面の簡単な説明

0034

本発明の一実施形態に係るAPRS対応無線通信装置の構成を示すブロック図である。
図1の無線通信装置をパソコンに接続して使用する場合の様子を示す図である。
図1の装置における詳細画面の一例を示す図である。
図1の装置における処理を示すフローチャートである。
図1の装置から特殊コマンドを受信した場合の処理方法を設定するための設定画面を示す図である。
図5の設定画面についての、図5とは別の設定状態を示す図である。
図1の装置における確認画面を示す図である。
図1の装置における別の確認画面を示す図である。
図2中のパソコンにおける処理の詳細を示すフローチャートである。
従来の無線機におけるパケット受信時の処理を示すフローチャートである。
図10の無線機における詳細画面の一例を示す図である。

実施例

0035

図1は、本発明の一実施形態に係るAPRS対応無線通信装置の構成を示すブロック図である。この装置は同図に示すように、送受信機能を備えたラジオユニット1、及びラジオユニット1に接続されたパネルユニット2を備える。この装置は、音声による交信機能及びパケットによるデジタル通信機能を備え、APRSにも対応している。

0036

ラジオユニット1は、アナログ信号及び無線信号相互間での変換を行う送受信部11、ユニット各部を制御するマイクロコントロールユニット(以下、「マイコン」という。)12、並びにマイコン12に接続されたEEPROM13を備える。送受信部11はマイクから供給される音声信号やパネルユニット2から供給されるデジタル変調されたアナログ信号を無線波に変換してアンテナから送信するとともに、アンテナを介して受信した無線波を音声信号に変換して外部のスピーカやパネルユニット2に供給する。

0037

パネルユニット2はユニット各部を制御するメインマイコン21、ターミナルノードコントローラ(TNC)として機能するTNCマイコン22、TNCマイコン22及びラジオユニット1間に設けられたモデム23、メインマイコン21及びユーザ間のインタフェースとして機能するLCD表示部24及び操作部25、メインマイコン21に接続されたEEPROM26、並びにメインマイコン21に対して現在時刻を供給するRTC(リアルタイムクロック)27を備える。

0038

表示部24は235×65ドットのフルドトマトクス液晶表示装置を有する。メインマイコン21は所定のプログラムに従い、APRSによりサポートされるデータ形式に従ったAPRSデータを取り扱う。操作部25は各種操作キークリックエンコーダアナログボリューム等を備える。

0039

TNCマイコン22はメインマイコン21や外部のデータ供給源と、モデム23との間に位置し、パケットの構成、誤り検出再送信の制御等を行う。モデム23はTNCマイコン22からのデジタル信号をデジタル変調してラジオユニット1に供給するとともに、ラジオユニット1からのアナログ信号をデジタル信号に復調してTNCマイコン22に供給する。メインマイコン21はTNCマイコン22を介してAPRSパケットの送受信を行うことができる。

0040

図2図1の無線通信装置をパソコンに接続して使用する場合の様子を示す。接続は、RS−232Cに準拠した無線通信装置16のCOM端子及びパソコン17のCOM端子間をRS−232Cストレートケーブル18で接続することにより行われる。

0041

本実施形態においても、図10の従来例の場合と同様にして、受信パケットに基づき、ステーションリストが作成される。ステーションリストの内容は、ステーションリスト画面において、受信した無線局の一覧を表示させ、その一覧から選択した無線局についてその詳細画面を表示させることにより確認することができるようになっている。

0042

図3はこの詳細画面の一例を示す。詳細画面には、選択した無線局についてのコールサイン31、受信時刻32、状況33、位置を示す緯度及び経度34、自局からの方角を示すアイコン35、自局からの距離36、グリッドスクウェア位置37、種類を示すアイコン38、ステータステキスト39などが表示される。図中の40はパソコン17へステータステキスト39を送出するための操作キーであり、41はパソコン17へ特殊コマンド及びコールサイン31を送出するための操作キーである。

0043

パソコン17は、所定のアプリケーションプログラムに従い、無線通信装置16から送られてくる文字列を解析し、解析結果に基づき、ホームページ閲覧用のブラウザや電子メールソフトの起動を行う機能を備える。

0044

図4(a)は図3のような詳細画面が表示されている状態において操作キー40が押下された場合のマイコン21による処理を示すフローチャートである。操作キー40が押下されると、マイコン21はステップS1において、ステータステキスト39のデータとしてテキストが設定されているかどうかを判定する。テキストが設定されていると判定した場合には、ステップS2において、設定されているテキストで構成されている文字列を1字ずつCOM端子から出力してパソコン17へ送信し、図4(a)の処理を終了する。ステップS1においてテキストが設定されていないと判定した場合には、そのまま図4(a)の処理を終了する。

0045

図4(b)は図3のような詳細画面が表示されている状態において操作キー41が押下された場合のマイコン21による処理を示すフローチャートである。操作キー41が押下されると、マイコン21はステップS3において、所定の特殊コマンドをパソコン17へ送る。次に、ステップS4において、コールサイン31をパソコン17へ送信する。これにより、図4(b)の処理を終了する。

0046

図5及び図6はパソコン17において、無線通信装置16から特殊コマンドを受信した場合の処理方法を設定するための設定画面を示す。図中の51は「URL」に付随するラジオマークであり、特殊コマンドを受信した場合の処理として、ホームページの閲覧を行う処理を選択するためのものである。52は閲覧対象となるホームページのURLを構成する文字列を設定するためのテキストボックスである。ホームページのURLは、テキストボックス52に設定されている文字列の後ろに、特殊コマンドに引き続いて送られてくるコールサイン31を付加して構成される。

0047

53は「Mail Address」に付随するラジオマークであり、特殊コマンドを受信した場合の処理として、メールの送信を行う処理を選択するためのものである。54はメール送信先のアドレスを構成する文字列を設定するためのテキストボックスである。送信先のメールアドレスは、テキストボックス54に設定されている文字列の前に、特殊コマンドに引き続いて送られてくるコールサイン31を付加して構成される。55は入力内容設定値として反映させ、設定画面を終了するためのOKボタン、56は設定画面における入力内容をキャンセルし、設定画面を終了するためのキャンセルボタンである。

0048

なお、ラジオボタン51が選択されている場合には、テキストボックス54はグレーアウトされる。ラジオボタン53が選択されている場合には、テキストボックス52はグレーアウトされる。

0049

たとえば図5では、「URL」のラジオマーク51が選択され、テキストボックス52において「http://www.×××××.××.××/index.htm/」が入力されている様子が示されている。図3ではコールサイン31として「JA1YKX−1」が表示されている。図5入力状態が設定値として反映され、かつ図3の表示がなされている状況において操作キー41が押下されると、無線通信装置16は特殊コマンド及び「JA1YKX−1」をパソコン17に送る。これを受信すると、パソコン17は、図7に示すような確認画面を介してユーザの確認が得られることを条件として、「http://www.×××××.××.××/index.htm/JA1YKX−1」にアクセスし、ホームページのデータをダウンロードして表示する。図7中の71はアクセス先のURLを表示するための表示領域、72は表示されたURLへアクセスする旨を確認したことを通知するためのOKボタン、73はアクセスをキャンセルするためのキャンセルボタンである。

0050

一方、図6では、「Mail Address」のラジオマーク53が選択され、テキストボックス54において「@×××.com」が入力されている様子が示されている。図6の入力状態が設定値として反映され、かつ図3の表示がなされている状況において操作キー41が押下されると、無線通信装置16は特殊コマンド及び「JA1YKX−1」をパソコン17に送る。これを受信すると、パソコン17は、図8の確認画面を介してユーザの確認が得られることを条件として、メールソフトを起動し、宛先アドレスを「JA1YKX−1@×××.com」に設定したメールメッセージの作成画面を表示する。図8中の81は送信先のメールアドレスを表示するための表示領域、82は表示されたメールアドレス宛にメールを送信する旨を確認したことを通知するためのOKボタン、83は送信をキャンセルするためのキャンセルボタンである。

0051

図3の詳細画面の表示中に操作キー40が押下された場合には、無線通信装置16は、ステータステキスト39をパソコン17に送信する。これを受信すると、パソコン17は受信テキスト中に「http://」が存在する場合には、図7に示すような確認画面を介してユーザの確認が得られることを条件として、ブラウザを起動し、受信テキストによるURLのホームページの表示を行う。一方、受信テキスト中に「@」が存在する場合には、図8に示すような確認画面を介してユーザの確認が得られることを条件として、メールソフトを起動し、受信テキストによる宛先メールアドレスが設定されたメール作成画面を表示する。

0052

たとえば、ステータステキスト39が図3に例示される内容であるとすれば、操作キー40が押下されると、無線通信装置16は「http://www.kenwood.com」をパソコン17に送る。これを受信すると、パソコン17は、受信テキスト中に「http://」が存在するので、図7に例示される「http://www.kenwood.comを開きますか?」のメッセージを伴う確認画面を表示する。そしてOKボタン72が押下されると、「http://www.kenwood.com」にアクセスし、ホームページのデータをダウンロードして表示する。

0053

一方、ステータステキスト39の内容が「JA1YKX−1@×××.com」であるとすれば、操作キー40が押下された場合、無線通信装置16は、「JA1YKX−1@×××.com」をパソコン17に送信する。これを受信すると、パソコン17は、受信テキスト中に「@」が存在するので、図8に例示される「JA1YKX−1@×××.comへメールしますか?」のメッセージを伴う確認画面を表示する。そしてOKボタン82が押下されると、宛先の欄に「JA1YKX−1@×××.com」が設定されたメール作成画面を表示する。

0054

図9はパソコン17における処理の詳細を示すフローチャートである。この処理は、無線通信装置16からシリアル信号による文字列を受信したことに応答して開始される。文字列を受信すると、パソコン17は、まず、ステップ91において、文字列の先頭部分が特殊コマンドであるかどうかを判定する。特殊コマンドであると判定した場合は、特殊コマンドの後に続くコールサインの文字列を取得してステップ95へ進む。文字列の先頭部分が特殊コマンドではないと判定した場合にはステップ92へ進む。

0055

ステップ92では、受信した文字列中に「http://」が存在するか否かの判定を行う。「http://」が存在しないと判定した場合にはステップ93へ進む。「http://」が存在すると判定した場合には、「http://」から文字列の終端までをホームページのURLとして把握し、ステップ100へ進む。

0056

ステップ93では、受信した文字列中に「@」が存在するか否かの判定を行う。存在しないと判定した場合には、受信した文字列はURLやメールアドレスには無関係なものであるため、何もせずに(ステップ94)、図9の処理を終了する。「@」が存在すると判定した場合には、受信した文字列の最初から終端までを、宛先メールアドレスとして把握し、ステップ97へ進む。

0057

ステップ95では、図5の設定画面による設定がインターネットの閲覧を行う設定となっているかどうか、すなわちラジオマーク51の選択がなされているか否かを判定する。
インターネットの閲覧を行う設定となってはいないと判定した場合には、ラジオボタン53が選択され、メールの送信を行う設定となっているので、ステップ96へ進む。インターネットの閲覧を行う設定となっていると判定した場合には、ステップ99へ進む。

0058

ステップ96では、受信した文字列中のコールサインと、図6のテキストボックス54において設定された「@」以下の文字列とを連結して宛先メールアドレスを構成し、ステップ97へ進む。

0059

ステップ97では、図8の確認画面を表示し、ステップ93又は96において把握し又は構成した宛先メールアドレス、たとえば「JA1YKX@×××.com」へメールするかどうかの確認を促す。OKボタン82が押下され、確認が得られた場合には、ステップ98において、メールソフトを起動してメールメッセージの作成用画面を表示し、その宛先アドレスの欄において、宛先メールアドレスを設定し、図9の処理を終了する。キャンセルボタン83が押下された場合には、そのまま図9の処理を終了する。

0060

ステップ99では、図5の設定画面におけるテキストボックス52において設定されたホームページのURL部分の後に、受信した文字列中のコールサインを連結して、ホームページのURLを構成し、ステップ100へ進む。

0061

ステップ100では、図7の確認画面を表示し、ステップ92又は99において把握し又は構成したURLのホームページの閲覧を行うかどうかの確認を促す。OKボタン72が押下され、閲覧を行うことの確認が得られた場合には、ステップ101において、ブラウザを起動し、当該URLにアクセスして、ホームページの表示を行い、図9の処理を終了する。キャンセルボタン73が押下された場合には、そのまま図9の処理を終了する。

0062

本実施形態によれば、操作キー40の押下に応じ、ステータステキスト39として設定されている文字列をパソコン17へ転送するとともに、パソコン17が、その文字列はURLであると判定した場合には、ユーザの確認を経たうえで、そのURLに基づき、ホームページを表示するようにしたため、パソコン17においてブラウザを起動させ、ステータステキスト39のURLを見ながらそれを手入力するといった煩雑な操作を要することなく、操作キー40を押下するだけで、そのURLのホームページを表示させることができる。

0063

また、パソコン17が、転送されてきた文字列はメールアドレスであると判定した場合には、ユーザの確認を経たうえで、そのメールアドレスを宛先欄に設定したメール作成画面を表示するようにしたため、パソコン17においてメールソフトを起動させ、さらにメール作成画面を表示させ、そしてステータステキスト39のメールアドレスを見ながらそれを手入力するといった煩雑な操作を要することなく、操作キー40を押下するだけで、そのメールアドレスを宛先とするメールの作成を開始することができる。

0064

また、操作キー41の押下に応じ、特殊コマンド及びコールサインをパソコン17へ転送するとともに、これを受信したパソコン17が、予め設定されている内容に応じ、コールサインを連結したURLのホームページを表示し、又はコールサインを連結したメールアドレス宛のメール作成画面を表示するようにしたため、容易に、コールサインに関係するホームページ又はメール作成画面の表示を行うことができる。コールサインに関係するホームページとしては、たとえばそのコールサインに係る無線通信局の位置を確認することができるものを採用し、図5の設定画面におけるテキストボックス52により設定しておくことができる。具体的には、APRSと連携しているホームページのURLをテキストボックス52により設定しておくことにより、当該コールサインの無線通信局の位置をホームページの地図上で表示してもらうことができる。

0065

また、ステータステキスト39の内容が、URLやメールアドレスでない場合であっても、パソコン17において、図9の処理を行うソフトの代わりに、ターミナルソフトを立ち上げておくことによって、無線通信装置16から文字列として送信されてくるステータステキスト39の内容を見たり、メモとして、テキストファイルの形式で保存しておくことができる。その場合、ユーザはステータステキスト39の内容を、手書きで残しておかなくても、テキストファイルによりいつでも参照することができる。このような機能は、無線通信装置16が、ステーションリストの内容を保存しておく機能を有していない場合に、特に有効である。

0066

なお、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、適宜変形して実施することができる。たとえば、本実施形態では、無線通信装置16からはシリアルデータを出力し、パソコン17において、所定のアプリケーションプログラムを用いて、図9の処理を行うようにしているが、同様にして無線通信装置16からのシリアルデータを解析し、利用する、別のアプリケーションプログラムを作成して採用するよううにしてもよい。

0067

また、本実施形態では、ステータステキスト39の内容を出力し、パソコン17において、図9の処理を行うようにしているが、さらに、ステータステキスト39以外の文字列をも出力し、これに基づき、パソコン17において無線通信装置16の画面そのものを表示し、パソコン17から無線通信装置16の操作等を行う機能を付加してもよい。

0068

また、本実施形態では、ステータステキスト39の内容をパソコン17へ転送し、ホームページの表示やメールソフトの起動を行うようにしているが、これに加えて、図3の詳細画面における別のデータをパソコン17へ転送し、操作の自動化を図るようにしてもよい。たとえば、緯度及び経度34をパソコン17へ転送し、これに基づき、パソコン17が、地図ソフトを起動させ、緯度及び経度34を含む地図部分を表示し、緯度及び経度34で示される地点を明示するようにしてもよい。

0069

1:ラジオユニット、2:パネルユニット、11:送受信部、12:マイコン、13:EEPROM、16:無線通信装置、17:パソコン、18:RS−232Cストレートケーブル、21:メインマイコン、22:TNCマイコン、23:モデム、24:LCD表示部、25:操作部、26:EEPROM、27:リアルタイムクロック、31:コールサイン、32:受信時刻、33:状況、34:緯度及び経度、35:方角を示すアイコン、36:距離、37:グリッドスクウェア位置、38:種類を示すアイコン、39:ステータステキスト、40操作キー、41:操作キー、51:ラジオマーク、52:テキストボックス、53:ラジオマーク、54:テキストボックス、55:OKボタン、56:キャンセルボタン、71:表示領域、72:OKボタン、73:キャンセルボタン、81:表示領域、82:OKボタン、83:キャンセルボタン、111:コールサイン、112:受信時刻、113:無線局の状況、114:緯度及び経度、115:方角を示すアイコン、116:距離、117:グリッドスクウェア位置、118:種類を示すアイコン、119:パケットパス設定領域。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • グーグルエルエルシーの「 メッセージ交換スレッドの拡張」が 公開されました。( 2019/08/29)

    【課題・解決手段】メッセージ交換スレッドを拡張するための方法、装置、システム、およびコンピュータ可読媒体が提供される。様々な実装形態では、2つ以上のメッセージ交換クライアントを操作している2人以上の参... 詳細

  • クオント株式会社の「 評価装置、評価方法及び評価プログラム」が 公開されました。( 2019/08/22)

    【課題】Webサイトを閲覧する質の高い高エンゲージメントユーザの数や割合に基づき、Webサイトを評価する評価装置、評価方法および評価プログラムを提供する。【解決手段】高エンゲージメントユーザの数や割合... 詳細

  • 株式会社ヴィアックスの「 発注システムおよび発注方法」が 公開されました。( 2019/08/22)

    【課題】セキュリティーに配慮した形でクラウドサービス利用の恩恵を受け、効率的な発注処理を実現するための発注システムを提供する。【解決手段】発注システム1において、情報処理システム2は、秘匿情報を含む複... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ