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技術 長尺体カバー取付け具、及び、それを用いた長尺体カバー取付け方法

出願人 因幡電機産業株式会社
発明者 池辺竜司
出願日 2010年11月19日 (10年0ヶ月経過) 出願番号 2010-259346
公開日 2012年6月14日 (8年5ヶ月経過) 公開番号 2012-112399
状態 特許登録済
技術分野 管・ケーブルの支持具 損傷、摩耗、腐食からの管の保護
主要キーワード 部分筒状 内装状態 取付け向き 側連結片 帯板部材 内側係合片 半割筒状 バネ板部材
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (11)

課題

現場での追加作業を不測に発生させることなく、長尺体支持具に対して長尺体カバー取付けられるようにする。

解決手段

構造体側の被取付け部に対する取付け部8aと、長尺体Pの長手方向の一部を支持する支持部とを両端側に備えた長尺体支持具1に対して、それの取付け部8aを外部に位置させる状態で外装するための支持具装着部4Aを軸芯方向中間部に備え、且つ、長尺体支持具1の両脇で長尺体Pを被覆する長尺体カバー2の端部に外装するためのカバー装着部4Bを軸芯方向両端部に備えた筒状に構成され、被取付け部Wに取付けた状態の長尺体支持具1とそれの両側に配置した長尺体カバー2に対して装着操作が可能なように、径方向における相対近接操作で筒状に組付け可能な複数の分割筒部9、10から構成されている。

概要

背景

従来、前記長尺体支持具に対して前記長尺体カバー取付けるのに、以下の方法が採られていた。

長尺体カバーを径方向で分割した一対の分割カバー体から構成し、その両分割カバー体の対向面間に、前記長尺体支持具の取付け部を外部に位置させる挿通部を形成するための切り欠きを設けておく。

そして、前記切り欠きに前記長尺体支持具の取付け部に連なる部位を位置させる状態で一対の分割カバー体を組付ける。

その後、長尺体カバーにおける長尺体支持具への取付け箇所を金属製の固定バンドで囲い、その状態で固定バンドの両端部を長尺体支持具の取付け部に連なる部位にボルト連結することにより、長尺体支持具に対して長尺体カバーを取付ける(例えば、下記特許文献1参照)。

概要

現場での追加作業を不測に発生させることなく、長尺体支持具に対して長尺体カバーを取付けられるようにする。構造体側の被取付け部に対する取付け部8aと、長尺体Pの長手方向の一部を支持する支持部とを両端側に備えた長尺体支持具1に対して、それの取付け部8aを外部に位置させる状態で外装するための支持具装着部4Aを軸芯方向中間部に備え、且つ、長尺体支持具1の両脇で長尺体Pを被覆する長尺体カバー2の端部に外装するためのカバー装着部4Bを軸芯方向両端部に備えた筒状に構成され、被取付け部Wに取付けた状態の長尺体支持具1とそれの両側に配置した長尺体カバー2に対して装着操作が可能なように、径方向における相対近接操作で筒状に組付け可能な複数の分割筒部9、10から構成されている。

目的

本発明は、上述の実状に鑑みて為されたものであって、その主たる課題は、現場での追加作業を不測に発生させることなく、長尺体支持具に対して長尺体カバーを取付けることのできる長尺体カバー取付け具、及び、それを用いた長尺体カバー取付け方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

構造体側の被取付け部に対する取付け部と、長尺体長手方向の一部を支持する支持部とを両端側に備えた長尺体支持具に対して、それの取付け部を外部に位置させる状態で外装するための支持具装着部軸芯方向中間部に備え、且つ、前記長尺体支持具の両脇で長尺体を被覆する長尺体カバーの端部に外装するためのカバー装着部を軸芯方向両端部に備えた筒状に構成されているとともに、前記被取付け部に取付けた状態の前記長尺体支持具とそれの両側に配置した長尺体カバーに対して装着操作が可能なように、径方向における相対近接操作で筒状に組付け可能な複数の分割筒部から構成されている長尺体カバー取付け具

請求項2

前記長尺体支持具の前記支持部が、前記長尺体を挿通させる状態で長尺体を支持可能な環状又は略環状に構成されているとともに、前記支持具装着部の内面部には、前記長尺体支持具の前記支持部の外周部に先端側が当接して該支持部を所定位置に保持するための弾性変形可能な位置保持片部が突設されている請求項1記載の長尺体カバー取付け具。

請求項3

複数の前記分割筒部を筒状に組付けた状態で固定する固定手段が設けられているとともに、前記分割筒部どうしが径方向の所定範囲相対移動可能な仮組状態で両分割筒部を係止する仮組用係止手段が設けられている請求項1又は2記載の長尺体カバー取付け具。

請求項4

前記長尺体支持具に対して装着した状態において長尺体支持具の取付け部に連なる部位を挟持する挟持手段が設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の長尺体カバー取付け具。

請求項5

前記挟持手段が、前記長尺体支持具に対して装着した状態で長尺体支持具の取付け部に連なる部位を弾性的に挟持するように前記分割筒部の各々に設けられたバネ板部材から構成されている請求項4記載の長尺体カバー取付け具。

請求項6

請求項1〜5のいずれか1項に記載の長尺体カバー取付け具を用いた長尺体カバーの取付け方法であって、構造体側の被取付け部に前記長尺体支持具を取付け、且つ、該長尺体支持具に長尺体を支持させた状態で、長尺体支持具の両脇において長尺体を囲う状態で筒状の長尺体カバーを設けて該長尺体カバーを長尺体に保持させるととともに、前記長尺体支持具とそれの両脇の前記長尺体カバーの端部とに外装させる状態で複数の前記分割筒部を筒状に組付けることにより、前記長尺体支持具に対し前記長尺体カバーを取付ける長尺体カバーの取付け方法。

請求項7

請求項3記載の長尺体カバー取付け具の複数個を用いた長尺体カバーの取付け方法であって、構造体側の被取付け部に前記長尺体支持具の複数個を間隔を空けて取付け、且つ、長尺体支持具の各々に長尺体を支持させた状態で、長尺体支持具の各々の両脇において長尺体を囲う状態で筒状の長尺体カバーを設けて該長尺体カバーを長尺体に保持させるととともに、前記長尺体支持具の各々とそれの両脇の前記長尺体カバーの端部とに外装させる状態で複数の前記分割筒部を前記仮組用係止手段により仮組した後、複数の長尺体カバー取付け具の各々を前記固定手段より固定することで、前記長尺体支持具の各々に対し前記長尺体カバーを取付ける長尺体カバーの取付け方法。

技術分野

0001

本発明は、冷媒管ケーブル給排水管等の長尺体長尺体カバー被覆した状態で建物内に配設するための技術に関し、より詳しくは、壁体スラブの外面等の構造体側の被取付け部に対する取付け部と、長尺体の長手方向の一部を支持する支持部とを両端側に備えた長尺体支持具に対して、前記長尺体を囲うための筒状の長尺体カバーを取付ける技術に関する。

背景技術

0002

従来、前記長尺体支持具に対して前記長尺体カバーを取付けるのに、以下の方法が採られていた。

0003

長尺体カバーを径方向で分割した一対の分割カバー体から構成し、その両分割カバー体の対向面間に、前記長尺体支持具の取付け部を外部に位置させる挿通部を形成するための切り欠きを設けておく。

0004

そして、前記切り欠きに前記長尺体支持具の取付け部に連なる部位を位置させる状態で一対の分割カバー体を組付ける。

0005

その後、長尺体カバーにおける長尺体支持具への取付け箇所を金属製の固定バンドで囲い、その状態で固定バンドの両端部を長尺体支持具の取付け部に連なる部位にボルト連結することにより、長尺体支持具に対して長尺体カバーを取付ける(例えば、下記特許文献1参照)。

先行技術

0006

特開平7−19529号公報

発明が解決しようとする課題

0007

ところが、長尺体配設ルートは建物により変わるために長尺体配設ルートの適所に配設される長尺体支持具どうしの間隔も建物によって変わることから、現場において長尺体カバーを切断して長さを調整する作業が行われている。

0008

そのため、上記従来の技術では、長尺体カバーに長尺体支持具に対する装着用の挿通部を形成するための切り欠きを設けてはいるものの、上記の長尺体カバーの切断作業で切り欠きの形成箇所切り離されたり、或いは、その切り欠きの位置が長尺体支持具への取付けに適さない位置になったりし、そのことで、前記切り欠きを現場で再度形成する面倒な追加作業が多々生じていた。

0009

本発明は、上述の実状に鑑みて為されたものであって、その主たる課題は、現場での追加作業を不測に発生させることなく、長尺体支持具に対して長尺体カバーを取付けることのできる長尺体カバー取付け具、及び、それを用いた長尺体カバー取付け方法を提供する点にある。

課題を解決するための手段

0010

本発明の第1特徴構成は、長尺体カバー取付け具に係り、その特徴は、
構造体側の被取付け部に対する取付け部と、長尺体の長手方向の一部を支持する支持部とを両端側に備えた長尺体支持具に対して、それの取付け部を外部に位置させる状態で外装するための支持具装着部軸芯方向中間部に備え、且つ、前記長尺体支持具の両脇で長尺体を被覆する長尺体カバーの端部に外装するためのカバー装着部を軸芯方向両端部に備えた筒状に構成されているとともに、
前記被取付け部に取付けた状態の前記長尺体支持具とそれの両側に配置した長尺体カバーに対して装着操作が可能なように、径方向における相対近接操作で筒状に組付け可能な複数の分割筒部から構成されている点にある。

0011

上記構成によれば、前記長尺体支持具とそれの両脇の前記長尺体カバーの端部の各々とに外装するように前記分割筒部を組付けるだけで、長尺体支持具に対して両長尺体カバーを取付けることができる。

0012

従って、先述の従来技術のように長尺体カバーに切り欠きを現場で形成する面倒な追加作業を発生させることなく、長尺体支持具に対して両長尺体カバーを取付けることができる。

0013

しかも、長尺体支持具に対する両長尺体カバーの取付けによって、両長尺体カバーを連結することができるから、別途、長尺体カバー用の連結具を用いて両長尺体カバーを連結する必要もない。

0014

本発明の第2特徴構成は、第1特徴構成の実施に好適な構成であり、その特徴は、
前記長尺体支持具の前記支持部が、前記長尺体を挿通させる状態で長尺体を支持可能な環状又は略環状に構成されているとともに、
前記支持具装着部の内面部には、前記長尺体支持具の前記支持部の外周部に先端側が当接して該支持部を所定位置に保持するための弾性変形可能な位置保持片部が突設されている点にある。

0015

上記構成によれば、前記位置保持片部により前記長尺体支持具の支持部を所定位置に保持することができ、しかも、その位置保持片部の弾性変形によりその弾性変形範囲で長尺体支持具の形状変化にも対応することができる。従って、製造会社が異なる等から形状の異なる長尺体支持具に対しても長尺体カバーをガタツキ等のない状態で取付けることができる。

0016

本発明の第3特徴構成は、第1又は第2特徴構成の実施に好適な構成であり、その特徴は、
複数の前記分割筒部を筒状に組付けた状態で固定する固定手段が設けられているとともに、
前記分割筒部どうしが径方向の所定範囲相対移動可能な仮組状態で両分割筒部を係止する仮組用係止手段が設けられている点にある。

0017

つまり、上記構成によれば、前記仮組用係止手段により前記分割筒部どうしを径方向の所定範囲で相対移動可能な仮組状態にすることができるから、例えば、長尺体の配設ルートの複数箇所で長尺体支持具に対して長尺体カバーを取付ける場合等において、先ず、各取付け箇所で前記分割筒部どうしを仮組状態にし、その仮組状態で全体のバランスを調整した後で、前記固定手段により各取付け箇所で長尺体支持具に対して長尺体カバーを取付けることができる。従って、後戻りのない効率的な作業によって長尺体支持具の各々に対し前記長尺体カバーを取付けることができる。

0018

本発明の第4特徴構成は、第1〜第3特徴構成のいずれかの実施に好適な構成であり、その特徴は、
前記長尺体支持具に対して装着した状態において長尺体支持具の取付け部に連なる部位を挟持する挟持手段が設けられている点にある。

0019

上記構成によれば、前記被取付け部に取付けた状態の前記長尺体支持具に対して外装操作を可能にするための分割構造を利用して、前記挟持手段により長尺体支持具の取付け部に連なる部位を挟持することができるから、前記長尺体支持具に対する装着状態でのガタツキを効率的に抑止することができる。

0020

本発明の第5特徴構成は、第4特徴構成の実施に好適な構成であり、その特徴は、
前記挟持手段が、前記長尺体支持具に対して装着した状態で長尺体支持具の取付け部に連なる部位を弾性的に挟持するように前記分割筒部の各々に設けられたバネ板部材から構成されている点にある。

0021

上記構成によれば、前記バネ板部材の弾性変形によりその弾性変形範囲で長尺体支持具の取付け部に連なる部位の形状変化に対応することができるから、製造会社が異なる等から形状の異なる長尺体支持具に対してもガタツキ等を抑止した状態で長尺体カバーを取付けることができる。

0022

本発明の第6特徴構成は、第1〜第5特徴構成のいずれかに記載の長尺体カバー取付け具を用いた長尺体カバーの取付け方法であって、
構造体側の被取付け部に前記長尺体支持具を取付け、且つ、該長尺体支持具に長尺体を支持させた状態で、長尺体支持具の両脇において長尺体を囲う状態で筒状の長尺体カバーを設けて該長尺体カバーを長尺体に保持させるととともに、
前記長尺体支持具とそれの両脇の前記長尺体カバーの端部とに外装させる状態で複数の前記分割筒部を筒状に組付けることにより、前記長尺体支持具に対し前記長尺体カバーを取付ける点にある。

0023

上記構成によれば、前記長尺体支持具とそれの両脇の前記長尺体カバーの端部の各々とに外装するように前記分割筒部を組付けるだけの作業によって、長尺体支持具に対して両長尺体カバーを取付けることができる。

0024

従って、先述の従来技術のように、前記長尺体カバーに切り欠きを開口形成する面倒な追加作業を不測に発生させることがなく、長尺体支持具に対して両長尺体カバーを取付けることができる。

0025

しかも、長尺体支持具に対する両長尺体カバーの取付けによって、両長尺体カバーを連結することができるから、別途、長尺体カバー用の連結具を用いて連結する必要もない。

0026

本発明の第7特徴構成は、第3特徴構成の長尺体カバー取付け具の複数個を用いた長尺体カバーの取付け方法であって、
構造体側の被取付け部に前記長尺体支持具の複数個を間隔を空けて取付け、且つ、長尺体支持具の各々に長尺体を支持させた状態で、長尺体支持具の各々の両脇において長尺体を囲う状態で筒状の長尺体カバーを設けて該長尺体カバーを長尺体に保持させるととともに、
前記長尺体支持具の各々とそれの両脇の前記長尺体カバーの端部とに外装させる状態で複数の前記分割筒部を前記仮組用係止手段により仮組した後、複数の長尺体カバー取付け具の各々を前記固定手段より固定することで、前記長尺体支持具の各々に対し前記長尺体カバーを取付ける点にある。

0027

つまり、上記構成によれば、先ず、各取付け箇所で前記分割筒部どうしを仮組状態にし、その後、前記固定手段により各取付け箇所で長尺体支持具に対して長尺体カバーを取付けるから、固定手段により固定する前の仮組状態において全体のバランスを調整することができる。従って、後戻りのない効率的な作業によって長尺体支持具の各々に対し前記長尺体カバーを取付けることができる。

図面の簡単な説明

0028

配管カバー構造の一部を示す説明図
配管カバー構造の要部の縦断面説明図
配管カバー構造の要部の横断面説明図
配管カバー取付け具の取付け方法を示す説明図
配管カバー取付け具の取付け方法を示す説明図
配管カバー取付け具の取付け方法を示す説明図
配管カバー取付け具の取付け方法を示す説明図
第1分割カバー体の要部の分解斜視図
バネ板部材の取付け箇所の説明断面図
(a)第1、第2分割カバー体の仮組状態を示す要部の断面図、(b)第1、第2分割カバー体の組付状態を示す要部の断面図

実施例

0029

図1図3は、冷媒管やドレンホース等の配管(長尺体の一例)Pを被覆する複数種の配管カバー(長尺体カバーの一例)を壁面W(構造体側の被取付け部の一例)に沿う配管類配設ルートに沿って配設した配管カバー構造の一部を示す。

0030

1は配管Pを壁面Wに取付ける金属製の配管支持具(長尺体支持具の一例)、2は配管配設ルートのストレート部で配管Pを被覆する直管型配管カバー(前記配管カバーの一例)、3は配管配設ルートの曲がり部で配管Pを被覆するエルボ型配管カバー(前記配管カバーの一例)である。

0031

そして、配管支持具1とそれの両脇の直管型配管カバー2とが筒状の配管カバー取付け具4(長尺体取付け具の一例)を介して取付けられている。また、直管型配管カバー2とエルボ型配管カバー3との2箇所の接続箇所のうちの一方は、壁面W側の固定片5にボルトナット等の固定手段14で固定するための固定部6aを備えた配管カバー固定具6を介して連結されている。一方、直管型配管カバー2とエルボ型配管カバー3との2箇所の接続箇所のうちの他方は、エルボ型配管カバー3の端部で直管型配管カバー2の端部を外装して連結されている。

0032

図2図4に示すように、前記配管支持具1は、配管Pを支持する環状の支持部を備えた支持部材7と、壁面Wに対する取付け部材8とを着脱自在に連設して構成されている。

0033

前記支持部材7は、前記支持部を構成するための半円状の配管受け板部を有した屈曲形状の2枚の帯板部材7aを、ヒンジ部7bを介して揺動自在に連結して構成されている。両帯板部材7aの遊端側には、前記取付け部材8の後述する被連結板部8bに対してボルトやナット等の固定手段15で固定連結するための挿通孔(図示しない)を備えた連結板部7cが備えられている。

0034

前記取付け部材8は、壁面Wに対してボルトやビス等の固定手段16で固定するための矩形板状の取付け板部8a(取付け部の一例)と、該取付け板部8aの長手方向中間部に突設された被連結板部8bとを備えたT字状金具から構成されている。

0035

前記取付け板部8aの長手方向の両端側には、ボルトやナット等の固定手段16で壁面Wに固定するための挿通孔8cが形成されているとともに、前記被連結板部8bには、前記固定手段15で支持部材7の連結板部7cに固定連結するための挿通孔(図示しない)が形成されている。

0036

つまり、この配管支持具1は、前記取付け部材8の取付け板部8aを固定手段16により壁面Wに固定し、且つ、支持部材7の前記両帯板部材7a間に配管Pを配置した状態で、前記ヒンジ部7c周りに前記両帯板部材7aを互いが近接する方向に揺動させて両帯板部材7aの連結片部7cの各々を前記取付け部材8の被連結板部8bに固定手段15で連結することにより、配管Pを壁面Wに取付ける。

0037

前記直管型配管カバー2とエルボ型配管カバー3の各々は、径方向で分割した半割筒状の2つの分割カバー体から構成されていて、配管支持具1により壁面Wに取付けた配管Pを包み込むように両分割カバー体を係着することで、配管Pを被覆する状態で配設することできるように構成されている。

0038

前記配管カバー固定具6も、径方向で分割した合成樹脂製の2つの分割カバー体から構成されている。また、図2に示すように、配管カバー固定具6の一端側6bは、直管状配管カバー2の端部が内装状態接続可能な内径寸法に構成されているとともに、配管カバー固定具6の他方側6cは、エルボ型配管カバー3が外装状態で接続可能な外径寸法に構成されている。

0039

図1図3に示すように、前記配管カバー取付け具4は、前記配管支持具1に外装するための支持具装着部4Aを軸芯方向中間部に備え、且つ、前記配管支持具1の両脇で配管Pを被覆する直管型配管カバー2の端部に外装するためのカバー装着部4Bを軸芯方向両端部に備えた筒状に構成されている。

0040

前記カバー装着部4Bの内径寸法は、前記直管型配管カバー2の端部に対して外装状態で装着可能なように直管型配管カバー2の端部の外径寸法と同じ寸法又はそれよりも僅かに小さな寸法に構成されている。

0041

前記取付け具側装着部4Aの内径寸法は、配管支持具1の環状の支持部に対して外装状態で装着可能なように配管支持具1の環状の支持部の外径寸法より大なる寸法に構成されているとともに、その内面部の周方向に間隔を空けた4箇所(複数箇所の一例)には、図3に示すように、配管支持具1の支持部の外周部に先端側が当接して該支持部を所定位置に保持するための弾性変形可能な位置保持片部4aが突設されている。

0042

また、図3に示すように、前記支持具装着部4Aには、配管支持具1に装着した状態において配管支持具1の取付け板部8aを外部に位置させるように取付け板部8aに連なる部位を挿通させる挿通部4bが形成されている。

0043

そして、図4図7に示すように、当該配管カバー取付け具4は、壁面Wに取付けた状態の前記配管支持具1とそれの両側に配置した長尺体カバーに対して装着操作が可能なように、径方向における相対近接操作で筒状に組付可能な一対(複数の一例)の半割筒状の第1、第2分割カバー体9、10(分割筒部の一例)から構成されている。

0044

前記第1分割カバー体9と第2分割カバー体10との間には、径方向からの相対近接操作により係合する係合手段が設けられている。当該係合手段は、図3に示すように、前記第一分割カバー体9の周方向両端面の径方向内方領域に突設した外側係合片部9aと、第2分割カバー体10の周方向両端面の径方向外方領域に突設した内側係合片部10aとから構成されている。

0045

また、図4に示すように、前記第1、第2分割カバー体9、10の径方向一方側(取付け時に壁側となる一方側)の接合端部の軸芯方向中間部の各々には、両分割カバー体9、10を組付けた状態で前記挿通部4bを形成するための切り欠き9A、10Aが形成されている。

0046

当該切り欠き9A、10Aの各々には、配管支持具1の取付け具側の幅寸法が小さい場合において、その配管支持具1の取付け具側の両端縁に接当して配管支持具1の幅方向での相対移動を接当阻止するための一対の移動規制片9b、10bが突出形成されている。

0047

前記第1、第2分割カバー体9、10の一方側接合端部における前記切り欠き9A、10Aの隣接箇所には、両分割カバー体9、10を固定ビス12(固定手段の一例)で固定連結するための一対の一方側連結片部9B、10Bが径方向外方に突出する状態で設けられている。

0048

図4図8図10に示すように、前記第1分割カバー体9の一方側連結片部9Bの各々には、前記第2分割カバー体10の一方側連結片部10Bの各々に形成された挿通孔10cを通じて前記取付けビス12を螺着可能なビス受け部9cが設けられている。

0049

また、第1分割カバー体の一方側連結片部9Bの各々には、前記第2分割カバー体の一方側連結片部10Bの各々に貫通形成された挿通孔の周縁部からなる被係止部10dと係止して、遠近方向の所定範囲h(図10(a)を参照)で相対移動可能な仮組状態(図6図10(a)に示す状態)で両分割カバー9、10を係止するためのフック状部を先端に備えた係止片9dが設けられている。

0050

前記第1分割カバー体9の一方側連結片部9Bどうしの対向面、及び、前記第2分割カバー体10の一方側連結片部10Bどうしの対向面の各々には、前記配管支持具1に装着した状態で配管支持具1の取付け板部8aに連なる部位を組付方向から挟持するためのバネ板部材13(挟持手段の一例)が設けられている。

0051

前記バネ板部材13は、図8図10に示すように、両分割カバー体9、10の各々の一方側連結片9B、10Bの対向面に形成された取付け穴部9D、10Dに対して挿入状態で装着される軸芯方向に沿う姿勢装着板部13Aと、該装着板部13Aの先端から組付方向に傾斜する姿勢で伸び傾斜板部13Bと、該傾斜板部13Bの先端から軸芯方向に沿う姿勢で伸びる押さえ板部13Cとから構成されている。

0052

前記装着板部13Aの基端側には、取付け穴部9D、10Dへの所定の挿入位置で前記取付け穴部9D、10Dの奥側部位に形成された被係止凹部9e、10eに抜け止め状態で係止するための係止片13aが斜め先端側に向く姿勢で切り起し形成されている。

0053

また、装着板部13Aの板幅方向の一端側には、押さえ板部13Cが組付け側を向く所定姿勢でのみ、前記取付け穴部9Dの手前側部位における穴幅方向一端側偏倚した位置に形成した長手方向に沿う凹条9fを通過可能な取付け向き規制片13bが折り曲げ形成されている。なお、図視しないが、前記取付け穴部10Dにも前記凹条9fと同じ構成の凹条が形成されている。

0054

さらに、前記装着板部13Aには、取付け穴部9D、10Dに装着した状態で取付け穴部9D、10Dの内面に接当してバネ板部材13のガタツキを阻止する弾性変形可能なガタツキ阻止片13dが切り起し形成されている。

0055

一方、前記第1、第2分割カバー体9、10の径方向の他方側(取付け時に壁面Wとは反対側となる他方側)の接合端部には、図4に示すように、両分割カバー体9、10を前記固定ビス12で固定連結するための他方側連結片部9E、10Eが径方向外方に突出する状態で設けられている。

0056

前記第1分割カバー体9の他方側連結片部9Eの軸芯方向両端側には、前記第2分割カバー体10の他方側連結片部10Eの軸芯方向両端側に形成された挿通孔10gを通じて前記固定ビス12を螺着するためのビス受け孔9gが設けられている。

0057

また、前記第1分割カバー体9の他方側連結片部9Eの軸芯方向両端側には、前記第2分割カバー体10の他方側連結片部10Eの軸芯方向両端側に貫通形成された挿通孔の周縁部からなる被係止部10hと係止して、遠近方向の所定範囲hで相対移動可能な仮組状態で両分割カバー9、10を係止するためのフック状部を先端に備えた係止片9hが設けられている。

0058

つまり、第1分割カバー体9の係止片9d、9h、及び、第2分割カバー体10の被係止部10d、10hは、両分割カバー体9、10が径方向の所定範囲hで相対移動可能な仮組状態で両分割カバー体9、10を係止する仮組用係止手段を構成する。

0059

すなわち、当該配管カバー取付け具4は、図6図10(a)に示すように、仮組用係止手段により両分割カバー体9、10を仮組状態にし、その後、固定ビス12による固定操作によって図7図10(b)に示すように、両分割カバー体9、10の接合端面どうし接合した組付状態にし得るように構成されている。

0060

前記第1、第2分割カバー体9、10の他方側連結片部9E、10Eの軸芯方向中間部には、両カバー体9、10の組付時において記配管支持具1のヒンジ部7bを配置するための空間を形成する凹部9F、10Fが形成されている。

0061

次に、上述の如く構成された配管カバー取付け具4の複数個を用いて配管カバー2、3を取付け方法について、便宜上、主に1つの配管カバー取付け具4と一対の直管状配管カバー2の取付け箇所を参酌しながら説明する。

0062

まず、図4に示すように、壁面Wの適所に対して配管支持具1を固定手段16で取付け、且つ、配管支持具1の各々に配管Pを支持させた状態で、配管支持具1の各々の両脇において配管Pを囲う状態で直管状配管カバー2を設けて該直管状配管カバー2を配管Pに保持させる。

0063

次に、図5図6図10(a)に示すように、前記配管支持具1の各々とそれの両脇の直管状配管カバー2の端部とに外装させる状態で配管カバー取付け具4の各々の第1、第2分割カバー体9、10を径方向に相対近接移動させて前記仮組用係止手段により仮組する。

0064

そして、図示しないが、配管配設ルートの曲がり部にエルボ型配管カバー3を配設するとともに、配管固定具6を固定手段14により壁面W側の固定片5に取付けて、更に、その配管固定具6により直管状配管カバー2とエルボ型配管カバーを連結し、配管配設ルートの曲がり部の位置を固定する(図1図2を参照)。

0065

その後、図6図7図10(b)に示すように、配管カバー取付け具4の各々の第1、第2分割カバー体9、10を前記固定ビス12により固定連結し、配管カバー2、3の取付けが完了する。そして、図1に示す如き配管カバー構造が完成する。

0066

[その他の実施形態]
(1)前述の実施形態では、径方向における相対近接操作で筒状に組付け可能な複数の分割筒部として、一対の分割カバー体9、10を例に示したが、3つ以上の分割カバー体であってもよい。

0067

(2)前述の実施形態では、径方向における相対近接操作で筒状に組付け可能な複数の分割筒部として、分離可能に構成された分割カバー体9、10を例に示したが、ヒンジ等を介して分離不能に構成された複数の部分筒状カバー部分などであってもよい。

0068

(3)前述の実施形態では、配管カバー取付け具4によって配管支持具1に対して直管状配管カバー2を取付ける場合を例に示したが、配管カバー取付け具4によって配管支持具1に対してエルボ型配管カバー3を取付けてもよい。

0069

(4)前述の実施形態では、両分割カバー体9、10の組付時に配管支持具1の取付け板部8aに連なる部位を挟持する挟持手段が、板バネ部材13から構成されている場合を例に示したが、例えば、前記両分割カバー体9、10の切り欠き9A、10Aの一方又は両方に配設したエラストマー等の弾性体等から構成されていてもよい。

0070

(5)前記仮組用係止手段は、前述の実施形態で示した如き、係止片9d、9h、及び、被係止部10d、10hから構成されているものに限らず、例えば、嵌合自在なピン等の凸部(係止部の一例)と凹部又は孔部(被係止部の一例)等から構成されていたり、或いは、粘着テープ等の粘着手段によって係止自在な凸部と凹部等から構成されていてもよい。

0071

前記仮組用係止手段を嵌合自在な凸部と凹部(又は孔部)から構成する場合、例えば、凸部の外周面と凹部(又は孔部)の内周面の少なくとも一方に嵌合操作方向に沿うリブ凸条の一例)を形成することによって、凸部が凹部(又は孔部)に入り込むときに前記リブが押し潰される状態で凸部と凹部(又は孔部)とを嵌合させるようにしてもよい。

0072

W 被取付け部
P長尺体
1長尺体支持具
2、3配管カバー
4A支持具装着部
4Bカバー装着部
4a位置保持片部
8a 取付け部
9、10 分割筒部
9d、9h、10d、10h 仮組用係止手段
12 固定手段
13 挟持手段、バネ板部材

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