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技術 行動履歴システム、それを備える行動生体履歴システム、それに用いられる生体情報取得装置、及び、行動履歴プログラム。

出願人 荒河静枝
発明者 荒河静枝
出願日 2010年11月12日 (10年1ヶ月経過) 出願番号 2010-253501
公開日 2012年5月31日 (8年6ヶ月経過) 公開番号 2012-104007
状態 未査定
技術分野 特定用途計算機 医療・福祉事務
主要キーワード 傾斜ライン 触れ合い 家事作業 注意マーク 家事労働 目標未達 同一行動 心拍測定装置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2012年5月31日)のものです。
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図面 (15)

課題

対象者行動直感的に把握したり見直したりでき、更には他者との係わり合いに関しても直感的に把握したり見直したりすることが可能な行動履歴システム、それを備える行動生体履歴ステム、及び、行動履歴プログラムを提案する。

解決手段

対象者がとった行動の種類を示す行動種類、及び、当該行動をとった時刻を示す行動時刻を少なくとも含む情報を行動情報として、対象者の前記行動情報の入力を受け付け可能な行動情報受付手段22と、一方の軸を前記行動種類とし他方の軸を行動時刻とする座標空間に、前記行動情報受付手段により受け付けた行動情報をプロットした散布図を作成する散布図作成手段23と、前記散布図作成手段により作成された散布図を出力する散布図出力手段24とを備える。行動情報受付手段22は、複数の対象者の行動情報を受け付け可能であり、散布図には複数の対象者の行動情報が表示可能となっている。

概要

背景

近年、電子電気機器インフラ発達などにより、生活や仕事において様々な作業負担が軽減されつつある。たとえば、家電の発達により家事作業の負担が軽減され、パソコンアプリケーションの発達により仕事の効率化がなされ、ネットワークの発達により買物連絡クリック一つで即座に行われる時代となった。しかしながら、このような機器やインフラの発達が背景にあるにもかかわらず、現代人の生活は時間に追われることが多い。

このような中、日々の行動を把握したり見直したりすることは、時間の有効活用、作業の効率化、他者との係わり合い、健康管理など、様々な面において極めて重要である。一般的には、スケジュール帳等に行動を記録し、後にその記録を参照することで、家事や仕事などの作業効率、家族や同僚、友人との係わり合い、生活習慣などを把握したり見直したりすることが多い。

たとえば、特許文献1や特許文献2には、コンピュータスケジュールを管理するシステムが開示されている。特許文献1のスケジュールは、一日が時間で区切られ、各時間の欄にイベントが表示される表形式のものであり(特許文献1の図2参照)、特許文献2のスケジュールは、縦軸を日付、横軸を時間とし、該当する日付と時間の枠(時間帯表示領域)に時間帯が表示され、所望の時間帯表示領域を指定すると下方の概要表示欄にスケジュール情報概要が表示される(特許文献2の図4参照)。

概要

対象者の行動を直感的に把握したり見直したりでき、更には他者との係わり合いに関しても直感的に把握したり見直したりすることが可能な行動履歴システム、それを備える行動生体履歴システム、及び、行動履歴プログラムを提案する。対象者がとった行動の種類を示す行動種類、及び、当該行動をとった時刻を示す行動時刻を少なくとも含む情報を行動情報として、対象者の前記行動情報の入力を受け付け可能な行動情報受付手段22と、一方の軸を前記行動種類とし他方の軸を行動時刻とする座標空間に、前記行動情報受付手段により受け付けた行動情報をプロットした散布を作成する散布作成手段23と、前記散布作成手段により作成された散布を出力する散布出力手段24とを備える。行動情報受付手段22は、複数の対象者の行動情報を受け付け可能であり、散布には複数の対象者の行動情報が表示可能となっている。

目的

そこで、本願発明は、対象者の行動を直感的に把握したり見直したりでき、更には他者との係わり合いに関しても直感的に把握したり見直したりすることが可能な行動履歴システム、それを備える行動生体履歴システム、それに用いられる生体情報取得装置、及び、行動履歴プログラムを提案することを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

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請求項1

対象者行動履歴を表示する行動履歴システムであり、対象者がとった行動の種類を示す行動種類、及び、当該行動をとった時刻を示す行動時刻を少なくとも含む情報を行動情報として、対象者の前記行動情報の入力を受け付け可能な行動情報受付手段と、一方の軸を前記行動種類とし他方の軸を行動時刻とする座標空間に、前記行動情報受付手段により受け付けた行動情報をプロットした散布図を作成する散布図作成手段と、前記散布図作成手段により作成された散布図を出力する散布図出力手段とを備えることを特徴とする行動履歴システム。

請求項2

前記行動情報受付手段は複数の対象者の行動情報の入力を受け付け可能であり、前記散布図作成手段は一つの前記座標空間に、前記行動情報受付手段により受け付けた複数の対象者の行動情報を対象者ごとに区別可能な状態にてプロットすることを特徴とする請求項1記載の行動履歴システム。

請求項3

前記各対象者の行動情報を参照し、同一行動時刻において複数の対象者の行動種類が同じである場合は所定の通知を行う通知手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の行動履歴システム。

請求項4

前記散布図は折れ線グラフであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の行動履歴システム。

請求項5

前記対象者ごとに所定の行動種類の累計時間を算出し、累計時間が所定の条件を満たす場合は、所定の通知を行う通知手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の行動履歴システム。

請求項6

請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の行動履歴システムと、体重や血圧等の生体情報を取得可能な生体情報取得装置とを備え、前記行動履歴システムと前記生体情報取得装置とは通信可能であり、前記生体情報取得装置は、前記対象者の生体を測定することにより当該対象者の生体情報を取得可能な測定手段と、前記測定手段による測定時刻を特定可能な測定時刻特定手段と、少なくとも前記測定手段にて取得された生体情報と前記測定時刻特定手段により特定された測定時刻とを関連付けて送信する生体情報送信手段とを備え、前記行動履歴システムは、少なくとも前記生体情報送信手段により送信された対象者の生体情報と測定時刻とを受信する生体情報受信手段と、前記生体情報受信手段にて受信した生体情報と測定時刻とを前記散布図中の当該対象者の行動情報に関連付けて出力する生体情報出力手段とを備えることを特徴とする行動生体履歴ステム

請求項7

請求項6に記載の行動生体履歴システムに用いられる生体情報取得装置であり、前記対象者の生体を測定することにより当該対象者の生体情報を取得可能な測定手段と、前記測定手段による測定時刻を特定可能な測定時刻特定手段と、前記測定手段にて取得された生体情報と前記測定時刻特定手段により特定された測定時刻とを関連付けて送信する生体情報送信手段とを備えることを特徴とする生体情報取得装置。

請求項8

請求項6に記載の行動生体履歴システムに用いられる行動履歴システムであり、前記生体情報取得装置の生体情報送信手段により送信された対象者の生体情報と測定時刻とを受信する生体情報受信手段と、前記生体情報受信手段にて受信した生体情報と測定時刻とを前記散布図中の当該対象者の行動情報に関連付けて出力する生体情報出力手段とを備えることを特徴とする行動履歴システム。

請求項9

対象者の行動履歴を表示する行動履歴システムとしてコンピュータを機能させるための行動履歴プログラムであり、対象者がとった行動の種類を示す行動種類、及び、当該行動をとった時刻を示す行動時刻を少なくとも含む情報を行動情報として、対象者の前記行動情報の入力を受け付け可能な行動情報受付手段と、一方の軸を前記行動種類とし他方の軸を行動時刻とする座標空間に、前記行動情報受付手段により受け付けた行動情報をプロットした散布図を作成する散布図作成手段と、前記散布図作成手段により作成された散布図を出力する散布図出力手段として、コンピュータを機能させることを特徴とする行動履歴プログラム。

請求項10

請求項8に記載の行動履歴システムとしてコンピュータを機能させるための行動履歴プログラムであり、対象者がとった行動の種類を示す行動種類、及び、当該行動をとった時刻を示す行動時刻を少なくとも含む情報を行動情報として、対象者の前記行動情報の入力を受け付け可能な行動情報受付手段と、一方の軸を前記行動種類とし他方の軸を行動時刻とする座標空間に、前記行動情報受付手段により受け付けた行動情報をプロットした散布図を作成する散布図作成手段と、前記散布図作成手段により作成された散布図を出力する散布図出力手段と、前記生体情報取得装置の生体情報送信手段により送信された対象者の生体情報と測定時刻とを受信する生体情報受信手段と、前記生体情報受信手段にて受信した生体情報と測定時刻とを前記散布図中の当該対象者の行動情報に関連付けて出力する生体情報出力手段として、コンピュータを機能させることを特徴とする行動履歴プログラム。

技術分野

0001

本発明は、ユーザに対して対象者行動の内容や時刻を入力させ、その対象者の行動履歴を表示する行動履歴システム、これを備える行動生体履歴ステム、それに用いられる生体情報取得装置、及び、行動履歴プログラムに関する。

背景技術

0002

近年、電子電気機器インフラ発達などにより、生活や仕事において様々な作業負担が軽減されつつある。たとえば、家電の発達により家事作業の負担が軽減され、パソコンアプリケーションの発達により仕事の効率化がなされ、ネットワークの発達により買物連絡クリック一つで即座に行われる時代となった。しかしながら、このような機器やインフラの発達が背景にあるにもかかわらず、現代人の生活は時間に追われることが多い。

0003

このような中、日々の行動を把握したり見直したりすることは、時間の有効活用、作業の効率化、他者との係わり合い、健康管理など、様々な面において極めて重要である。一般的には、スケジュール帳等に行動を記録し、後にその記録を参照することで、家事や仕事などの作業効率、家族や同僚、友人との係わり合い、生活習慣などを把握したり見直したりすることが多い。

0004

たとえば、特許文献1や特許文献2には、コンピュータスケジュールを管理するシステムが開示されている。特許文献1のスケジュールは、一日が時間で区切られ、各時間の欄にイベントが表示される表形式のものであり(特許文献1の図2参照)、特許文献2のスケジュールは、縦軸を日付、横軸を時間とし、該当する日付と時間の枠(時間帯表示領域)に時間帯が表示され、所望の時間帯表示領域を指定すると下方の概要表示欄にスケジュール情報概要が表示される(特許文献2の図4参照)。

先行技術

0005

特開平11−66016号公報
特開平9−297740号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、上記特許文献1のようなスケジュール表示ではイベントが時系列に羅列されるものであり、上記特許文献2のようなスケジュール表示では時系列に並んでいる時間帯表示領域をタップしてイベントの概要を表示させるものであり、ユーザがこれらを行動の把握や見直しに用いるときには、時系列に並んだイベントを読みながら追っていくこととなり、行動の把握や見直しを直感的に行うことは困難である。

0007

また、一人分のスケジュールが表示されるだけであるため、他者との係わり合いを把握しづらい。かりに、「Aさん外出」といったように他者との係わり合いを入力したとしても、表示されたスケジュールの中から他者との係わり合いを見つけるには、特許文献1では時系列に並んだ欄の内容を順次読んでいく必要があり、特許文献2では時間帯表示領域をタップしながら表示される概要を順次読んでいく必要があり、非常に煩雑である。

0008

そこで、本願発明は、対象者の行動を直感的に把握したり見直したりでき、更には他者との係わり合いに関しても直感的に把握したり見直したりすることが可能な行動履歴システム、それを備える行動生体履歴システム、それに用いられる生体情報取得装置、及び、行動履歴プログラムを提案することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

本発明の行動履歴システムは、対象者の行動履歴を表示する行動履歴システムであり、
対象者がとった行動の種類を示す行動種類、及び、当該行動をとった時刻を示す行動時刻を少なくとも含む情報を行動情報として、対象者の前記行動情報の入力を受け付け可能な行動情報受付手段と、
一方の軸を前記行動種類とし他方の軸を行動時刻とする座標空間に、前記行動情報受付手段により受け付けた行動情報をプロットした散布図を作成する散布図作成手段と、
前記散布図作成手段により作成された散布図を出力する散布図出力手段とを備えることを特徴とする。

0010

本発明の行動履歴プログラムは、対象者の行動履歴を表示する行動履歴システムとしてコンピュータを機能させるための行動履歴プログラムであり、
対象者がとった行動の種類を示す行動種類、及び、当該行動をとった時刻を示す行動時刻を少なくとも含む情報を行動情報として、対象者の前記行動情報の入力を受け付け可能な行動情報受付手段と、
一方の軸を前記行動種類とし他方の軸を行動時刻とする座標空間に、前記行動情報受付手段により受け付けた行動情報をプロットした散布図を作成する散布図作成手段と、
前記散布図作成手段により作成された散布図を出力する散布図出力手段として、
コンピュータを機能させることを特徴とする。

0011

この行動履歴システム及び行動履歴プログラムによれば、ユーザが対象者の行動情報を入力すると、行動情報受付手段がその行動情報を受け付け、散布図作成手段がその行動情報に基づいて散布図を作成する。行動情報には少なくとも行動種類と行動時刻が含まれており、散布図はこの行動種類と行動時刻を軸とする二次元座標空間にその対象者の行動情報と行動時刻を表すマーカーがプロットされたものとなる。作成された散布図は散布図出力手段によりディスプレイプリンター等に出力される。ユーザはこの散布図のマーカーの状態を見ることにより、対象者の行動を直感的に把握したり見直したりできる。たとえば、マーカーが一列に並んでいる時間帯は一つの行動が長時間継続され、マーカーが散在している時間帯は頻繁に行動が切り替わっているということを直感的に把握したり、又、たとえば行動種類「読書」のメモリにマーカーが少ない場合は読書時間を増やしたり、行動種類「テレビ視聴」のメモリにマーカーが多数散在している場合はテレビ視聴を控える等のように、対象者の行動を直感的に見直したりできる。入力する行動情報としては、対象者の全行動を入力することが好ましいが、一部のみを入力しても良い。

0012

前記行動情報受付手段は複数の対象者の行動情報の入力を受け付け可能であり、
前記散布図作成手段は一つの前記座標空間に、前記行動情報受付手段により受け付けた複数の対象者の行動情報を対象者ごとに区別可能な状態にてプロットすることが好ましい。

0013

この発明によれば、行動情報受付手段に複数の対象者の行動情報が入力されると、一つの座標空間に複数の対象者の行動情報がプロットされる。プロットされるマーカーは、例えば、対象者ごとに形を変えたり色分けしたりするなど、対象者ごとに区別可能となっている。対象者としては、ユーザ自身と他者(例えば家族や友人や同僚等)でも良いし、他者のみでも良い。ユーザは、この散布図を参照することにより、対象者間の係わり合いについて、直感的に把握したり見直したりできる。たとえば、頻繁に行動を共にする人とはマーカーの重なりが多くなり、係わり合いが少ない人とはマーカーの重なりが少なく表示される。入力する行動情報としては、各対象者の全行動を入力しても良いし、一部のみを入力しても良い。

0014

また、前記各対象者の行動情報を参照し、同一行動時刻において複数の対象者の行動種類が同じである場合は所定の通知を行う通知手段を備えることが好ましい。

0015

たとえば、同時刻に家族の行動種類が揃うなど、同一時刻に複数の対象者の行動種類が揃った場合は、その対象者達が一緒に過ごした可能性が高く、コミュニケーションの時間として高く評価できる。そこで、本発明では、同一行動時刻において複数の対象者の行動種類が同じである場合は、例えばそのマーカー付近笑顔マークを表示したり、そのマーカーを指し示す矢印マークを表示したり等のような所定の通知を行う。これにより、コミュニケーションの時間をユーザに意識させることができる。ここで、複数の対象者は、対象者全員でも良いし、夫とと子などのようにユーザにより選択された対象者でも良いし、システム内に予め設定された対象者でも良い。

0016

前記散布図は折れ線グラフであることが好ましい。

0017

この発明によれば、行動情報は折れ線グラフにより表示されるため、折れ線グラフのラインにより、行動が一連の流れとして表示され、時間要素を加味した行動の把握や分析を直感的に行いやすくなる。たとえば、一人の対象者のラインを観察したときに、傾斜ラインが多い時間帯は行動が頻繁に切り替わっていることから落ち着きのない時間帯であり、水平ラインが長い時間帯は一つの行動を継続していることから落ち着きのある時間であることを直感的に把握できる。また、たとえば複数の対象者のラインを観察したときに、複数のラインが合流している場合は、異なる行動をしていた複数の対象者がそのタイミングで集まって行動を共にしたことを直感的に把握できる。

0018

また、前記対象者ごとに所定の行動種類の累計時間を算出し、累計時間が所定の条件を満たす場合は、所定の通知を行う通知手段を備えることが好ましい。

0019

この発明によれば、例えば、テレビ視聴時間が閾値以上又は閾値以下になると注意又は褒め言葉を表すコメントやマークを表示したり、読書時間が閾値以上又は閾値以下になると目標達成又は目標未達成を示すコメントやマークを表示したり、時間超過目標時間達成などに応じて所定の通知を行うことができる。累計時間を算出する行動種類や、通知を行う条件や、通知内容は予めシステム内に設定されていても良いし、ユーザが任意に設定可能となっていても良い。

0020

また、本発明の行動生体履歴システムは、上記いずれかに記載の行動履歴システムと、体重や血圧等の生体情報を取得可能な生体情報取得装置とを備え、前記行動履歴システムと前記生体情報取得装置とは通信可能であり、
前記生体情報取得装置は、前記対象者の生体を測定することにより当該対象者の生体情報を取得可能な測定手段と、前記測定手段による測定時刻を特定可能な測定時刻特定手段と、少なくとも前記測定手段にて取得された生体情報と前記測定時刻特定手段により特定された測定時刻とを関連付けて送信する生体情報送信手段とを備え、
前記行動履歴システムは、少なくとも前記生体情報送信手段により送信された対象者の生体情報と測定時刻とを受信する生体情報受信手段と、前記生体情報受信手段にて受信した生体情報と測定時刻とを前記散布図中の当該対象者の行動情報に関連付けて出力する生体情報出力手段とを備えることを特徴とする。ここで、測定装置体重計血圧計心拍計や、その他身体の状態を測定できる装置のことをいう。

0021

本発明の生体情報取得装置は、上記の行動生体履歴システムに用いられる生体情報取得装置であり、
前記対象者の生体を測定することにより当該対象者の生体情報を取得可能な測定手段と、前記測定手段による測定時刻を特定可能な測定時刻特定手段と、前記測定手段にて取得された生体情報と前記測定時刻特定手段により特定された測定時刻とを関連付けて送信する生体情報送信手段とを備えることを特徴とする。

0022

本発明の行動履歴システムは、上記の行動生体履歴システムに用いられる行動履歴システムであり、
前記生体情報取得装置の生体情報送信手段により送信された対象者の生体情報と測定時刻とを受信する生体情報受信手段と、前記生体情報受信手段にて受信した生体情報と測定時刻とを前記散布図中の当該対象者の行動情報に関連付けて出力する生体情報出力手段とを備えることを特徴とする。

0023

本発明の行動履歴プログラムは、前記行動生体履歴システムに用いられる行動履歴システムとしてコンピュータを機能させるための行動履歴プログラムであり、
対象者がとった行動の種類を示す行動種類、及び、当該行動をとった時刻を示す行動時刻を少なくとも含む情報を行動情報として、対象者の前記行動情報の入力を受け付け可能な行動情報受付手段と、
一方の軸を前記行動種類とし他方の軸を行動時刻とする座標空間に、前記行動情報受付手段により受け付けた行動情報をプロットした散布図を作成する散布図作成手段と、
前記散布図作成手段により作成された散布図を出力する散布図出力手段と、
前記生体情報取得装置の生体情報送信手段により送信された対象者の生体情報と測定時刻とを受信する生体情報受信手段と、前記生体情報受信手段にて受信した生体情報と測定時刻とを前記散布図中の当該対象者の行動情報に関連付けて出力する生体情報出力手段として、
コンピュータを機能させることを特徴とする。

0024

この発明によれば、まず、ユーザは、体重や血圧などの生体情報を得るために生体情報取得装置にて生体を測定すると、生体情報取得装置は測定手段にて生体情報を取得するとともに、測定時刻特定手段にて測定時刻を特定し、少なくともその生体情報と測定時刻とを関連付けて行動履歴システムに送信する。行動履歴システムは、生体情報や測定時刻を受信すると、その生体情報と測定時刻とを散布図中のその対象者の行動情報に関連付けて出力する。これにより、散布図の行動情報と生体情報を関連付けて見ることができ、ユーザは、対象者の行動と生体情報との関連性を直感的に把握したり、健康管理のために行動を直感的に見直したりできる。

発明の効果

0025

本発明の行動履歴システムや行動履歴プログラムによれば、対象者の行動が散布図として表示される。この散布図は、一方の軸を行動種類とし、他方の軸を行動時刻としており、ユーザは、この散布図を見ることで、対象者の行動を直感的に把握したり見直したりできる。たとえば、ユーザ本人の一日の行動を散布図として表示させることで、マーカーが直線的に並んでいる場合は一つの事に落ち着いて取り組めた日であり、マーカーが散在している場合は行動が頻繁に切り替わる慌しい日であったことを直感的に把握したり、勉強や読書のメモリにマーカーが少ない場合は勉強時間や読書時間を増したり、テレビ視聴のメモリにマーカーが多い場合はテレビ視聴を控えて時間を有効活用する等のように行動を直感的に見直したりできる。

0026

複数の対象者の行動情報を入力できる場合は、例えば家族の行動を散布図に表示させることにより、家族の係わり合いや、家事の参加率などを直感的に把握したり、時間の有効活用や家事参加への導入、家族団欒の時間作りなどの行動の見直しに役立てることも可能である。また、例えば、会社の同僚の行動を散布図に表示させることにより、同僚間の係わり合いや時間の使い方などを直感的に把握したり、コミュニケーションの促進や仕事の効率化などの行動の見直しに役立てることができる。また、例えば、引きこもりなど、行動障害を有する患者の行動を散布図として表示させることにより、患者と他者との係わり合いなどを直感的に把握したり、治療訓練に活用することも可能である。

0027

また、同一行動時刻において複数の対象者の行動種類が同じである場合は所定の通知を行うことにより、コミュニケーションの時間があったことを示すことができるため、ユーザは、例えば通知が少ない場合はコミュニケーション不足であり、通知が多い場合はコミュニケーションが十分であるなど、対象者間の係わり合いを分析するときの指針としたり、食事に関して通知が少ない場合は揃って食事ができるようにするなど、行動の見直しを意識することができる。

0028

また、散布図を折れ線グラフとすることにより、折れ線グラフのラインが対象者の行動を一連の流れとして表示することとなり、時間要素を加味した行動の把握や見直しを直感的に行いやすくなる。たとえば、対象者の一日の行動を流れとして直感的に把握したり、合流するラインや分離するラインから家族や同僚の集合や分散のタイミングを直感的に見出したりできる。

0029

また、累計時間が閾値以上となったときには通知手段により時間超過や目標時間の達成などが通知されるため、ユーザはこの通知により行動の見直しを意識して行うことができる。

0030

また、本発明の行動生体履歴システムによれば、行動履歴システムには散布図に表示されている行動情報に関連付けて生体情報が表示されるため、ユーザは行動と生体情報との関連性を直感的に把握したり、生体情報をより適切な状態とすべく行動を見直すことができる。たとえば、生体情報取得装置が体重計である場合は、散布図に体重が表示されることとなり、ユーザは、体重増加体重減少の原因となる行動を見出して、行動を見直すことができる。また、例えば、生体情報取得装置が血圧計である場合は、散布図に血圧が表示されることとなり、ユーザは血圧の変化と行動との関係を見出して、行動を見直すことができる。このように、本発明の行動生体履歴システムは、体調管理に役立てることができる。とくに、行動と生体情報との関連性は対象者ごとに異なることも多く、画一的な対応では不十分であるが、本発明の行動生体履歴システムによれば、対象者ごとに行動と生体情報の関連性を把握して見直すことができるため、対象者に応じた体調管理が実現できる。

図面の簡単な説明

0031

本発明の第一の実施の形態の行動履歴システムを機能的に説明する概略ブロック図である。
上記実施の形態の行動情報が入力された状態のユーザ画面の例を示す図である。
上記実施の形態のユーザ画面の初期状態の例を示す図である。
本発明の第二の実施の行動履歴システムを機能的に説明する概略ブロック図である。
上記実施の形態の登録画面の例を示す図である。
上記実施の形態の行動情報が入力された状態のユーザ画面の例1を示す図である。
上記実施の形態のユーザ画面の例1の初期状態の例を示す図である。
上記実施の形態のユーザ画面の例2を示す図である。
本発明の第三の実施の形態の行動履歴システムを機能的に説明する概略ブロック図である。
上記実施の形態の行動情報が入力された状態のユーザ画面の例を示す図である。
本発明の第四の実施の形態の行動生体履歴システムを機能的に説明する概略ブロック図である。
上記実施の形態の登録画面の例を示す図である。
上記実施の形態の生体情報と測定時刻が出力された状態のユーザ画面の例を示す図である。
上記実施の形態の登録画面の例を示す図である。

実施例

0032

[第一の実施の形態]
本実施の形態は、一人のユーザにより使用され、一人の対象者の行動履歴が入出力されるシステムの例である。図1は、本発明の第一の実施の形態の行動履歴システムS1を機能的に説明する概略ブロック図である。行動履歴システムS1は、パーソナルコンピュータ携帯情報端末等のコンピュータシステムにより実現される。

0033

行動履歴システムS1は、行動情報受付手段12と散布図作成手段13と散布図出力手段14とを備える。行動履歴システムS1の記憶部には行動履歴プログラムが記憶されており、この行動履歴プログラムがコンピュータを各種手段12〜14として機能させることにより、行動履歴システムS1が実現されている。

0034

行動情報受付手段12は、対象者がとった行動の種類を示す行動種類、及び、その行動をとった時刻を示す行動時刻を少なくとも含む情報を行動情報として、行動情報の入力を受け付ける機能を備える。詳しくは、ユーザからの要求に応じてディスプレイにユーザ画面(図2参照)が表示され、行動情報受付手段12は、ユーザ画面に表示される行動履歴表A1に入力された行動情報を受け付ける。

0035

行動履歴表A1には、時刻ごとに行動種類を入力可能な行動入力欄a1が設けられている。行動履歴表A1は、カレンダーA2の所望の日付をクリックすることにより、その日付の行動入力欄a1が表示されるようになっている。ユーザは所望の行動時刻の行動入力欄a1に所望の行動種類を入力することにより、行動時刻と行動情報を入力可能となっている。行動入力欄a1への入力は、キーボードによる直接入力としても良いし、行動入力欄a1へのクリックを検知すると行動種類(すなわちコード一覧A3)をプルダウン表示し、その中から選択的に入力可能としても良い。なお、カレンダーA2は、月の横に表示されている矢印をクリックすることにより、所望の月の日付を表示させることができるようになっている。また、カレンダーA2にスケジュールを入力及び表示する欄を設け、各日付、各週、各月ごとにスケジュールを入力・表示可能としても良い。また、行動履歴表A1には、各時間ごとにメモ欄(図示せず)を設け、例えば、その時間に使用金額などを入力可能としても良い。これにより、行動と使用金額とを関連付けて把握することができる。

0036

ここで、行動種類はコード一覧A3に示される数字で表される。コード一覧A3は、各行動種類に対応付けて数字が付されている。ユーザは、例えば、睡眠であれば「1」、食事であれば「2」といったように、行動履歴表A1の所望の時刻の行動入力欄a1に所望のコードを入力する。行動履歴表A1に入力された情報は、行動情報受付手段12にて受け付けられ、少なくとも行動種類と行動時刻が関連付けられた行動情報として行動情報データベースDB12に蓄積記憶される。なお、行動履歴表A1の行動情報が書き換えられた場合は、新たに入力された行動情報により上書きする。

0037

なお、コード一覧A3に示される行動種類は必ずしも数字である必要はなく、例えば、行動を表すマークとしたり、A〜Zのような文字としたり、或いは、コード化せずに「睡眠」「食事」等のように行動種類を直接入力させるようにしても良い。また、コード一覧A3は、ユーザにより任意に作成・変更可能としても良い。この場合、例えば、ユーザ画面に表示される「コード一覧作成ボタン」(図示せず)をクリックすることにより、コード作成画面を表示可能とし、ユーザがコード(例えば、数字と行動種類の対応付け)を入力することにより、コード一覧が作成される。作成されたコード一覧は識別子が付けられてハードディスク等の記憶手段に記憶され、適宜コード一覧A3として表示され、且つ、参照される。

0038

散布図作成手段13は、散布図A4を作成する機能を備える。散布図A4は、一方の軸(ここではY軸)を行動種類とし、他方の軸(ここではX軸)を行動時刻とする座標空間に、対象者の行動情報がプロットされたものである。散布図作成手段3は、行動情報データベースDB12を参照し、既に記憶されている行動情報がある場合は、その行動情報を散布図A4の座標空間にプロットし、又、行動情報受付手段12が行動情報を受け付けるたびに、散布図A4の座標空間にその行動情報をプロットする。なお、散布図A4の行動時刻は1時間ごとを例に説明してあるが、30分ごと、10分ごと、1時間ごと、2時間ごとなど、適宜変更可能である。

0039

散布図出力手段14は、散布図生成手段13により作成された散布図A4を出力する機能を備える。散布図出力手段14は、散布図作成手段13により散布図A4が更新されるたびに、更新後の散布図A4をユーザ画面に表示させる。

0040

なお、ユーザ画面には、行動種類の時間比率を表す円グラフA5が表示される。円グラフA5は24時間のうち、行動履歴表A1に入力された各行動種類が占める時間を比率で表示したものである。

0041

使用態様
以下、行動履歴システムS1の使用態様の例を説明する。ここでは、入力を行う者をユーザと表現するが、ユーザが自己を対象者として行動情報を入力しても良いし、ユーザが第三者を対象者として行動情報を入力しても良い。

0042

まず、ユーザは、行動履歴システムS1のユーザ画面を立ち上げる。図3はユーザ画面の初期状態を示す図である。ユーザ画面には、行動履歴表A1と、カレンダーA2と、コード一覧A3と、散布図A4と、円グラフA5が表示される。このとき、行動履歴システムS1は、行動情報データベースDB12を参照し、すでに行動情報が記憶されている場合は、行動履歴表A1にその行動情報を表示するとともに、散布図作成手段13が行動情報データベースDB12を参照して散布図A4を作成し、散布図出力手段14が散布図A4をユーザ画面に表示させる。

0043

ユーザが行動履歴表A1に一日の行動情報を入力し終えると図2のようなユーザ画面になる。ユーザは、行動履歴表A1に行動情報を入力する。たとえば、9時から15時まで仕事であった場合は、コード一覧A3を参照して仕事に対応するコード「9」を探し、行動履歴表A1の9時から15時の行動入力欄a1に「9」を入力する。これにより、行動情報である行動種類と行動時刻とが入力されたこととなる。行動情報受付手段12が行動情報を受け付けると、散布図作成手段13が散布図A4の座標空間にその行動情報をプロットして新たな散布図を作成し、散布図出力手段14がユーザ画面の散布図A4を新たな散布図A4に更新する。行動履歴表A1に行動情報が入力されるたびに、散布図A4が更新される。入力された行動情報は行動情報データベースDB12に蓄積記憶される。

0044

ユーザは、散布図A4を見ることにより、対象者の行動を直感的に把握したり見直したりできる。たとえば、16時から24時まではマーカーが散在していることから、行動が頻繁に切り替わり、落ち着きのない時間帯であることが直感的に把握できる。とくに、家事を意味する「4」のメモリと家事以外のメモリの間をマーカーが上下している傾向にあることから、家事労働が分散していることが直感的に把握でき、家事を集中して行うことにより家事効率が改善できるといったように、行動を直感的に見直すことができる。

0045

ユーザは、他の日付の行動履歴表A1と散布図A4を表示するときは、カレンダーA2の所望の日付をマウス等でクリックする。行動情報データベースDB12にその日付の行動情報が蓄積記憶されている場合は、その行動情報が行動履歴表A1や散布図A4に表示される。

0046

また、円グラフA5には、その日付の各行動種類の累積時間比率を表す円グラフが表示される。ユーザは、この円グラフを見ることにより、各行動種類の累積時間を知ることができ、行動の見直しにも役立てることができる。

0047

[第二の実施の形態]
本実施の形態は、複数のユーザグループにより使用され、ユーザグループごとに複数の対象者の行動履歴を入出力可能な例である。図4は、本発明の第二の実施の行動履歴システムS2を機能的に説明する概略ブロック図である。行動履歴システムS2は、サーバ等のコンピュータシステムにより実現されるものであり、インターネット等のネットワークを介してユーザ端末Uと接続可能となっている。なお、以下、上記実施の形態と異なる点のみ説明し、共通する点については省略する。

0048

行動履歴システムS2は、登録手段21と、行動情報受付手段22と、散布図作成手段23と、散布図出力手段24とを備える。行動履歴システムS2の記憶部には行動履歴プログラムが記憶されており、この行動履歴プログラムがコンピュータを各種手段21〜24として機能させることにより行動履歴システムS2が実現されている。

0049

登録手段21は、ユーザ情報等の事前登録を受け付ける機能を備える。図5は、ユーザ端末Uに表示される登録画面を示す図である。登録画面には、グループIDの入力を受け付けるグループID入力欄a2と、各対象者の識別子である対象者識別子を受け付ける対象者識別子入力欄a3を備える。入力されたグループIDと対象者識別子はネットワークを介して行動履歴システムS2に送信される。登録手段21はグループIDと対象者識別子を受信して受け付け、これらを関連付けてユーザデータベースDB21に登録する。

0050

行動情報受付手段22は、対象者識別子、対象者がとった行動の種類を示す行動種類、及び、行動をとった時刻を示す行動時刻を含む情報を行動情報として、複数の対象者の行動情報の入力を受け付ける機能を備える。

0051

詳しくは、行動情報受付手段22は、ユーザ端末Uからログイン画面(図示せず)に入力されたグループIDを受け付けると、ユーザデータベースDB21を参照し、そのグループIDに関連付けて記憶されている対象者識別子を取得し、行動履歴表A1を作成する。行動履歴表A1には、対象者識別子ごとに行動種類を入力可能な行動入力欄a1が設けられる。作成された行動履歴表A1は、ユーザ画面に表示される。なお、日付の初期値は当日としても良いし、ユーザに指定させても良い。行動履歴表A1に入力された行動情報は、行動履歴システムS2に送信され、行動情報受付手段22により、対象者識別子、行動種類、行動時刻が関連付けられた行動情報として行動情報データベースDB22に蓄積記憶される。

0052

散布図作成手段23は、折れ線グラフ形式の散布図A4を作成する機能を備える。散布図A4は、一方の軸(ここではY軸)を行動種類とし、他方の軸(ここではX軸)を行動時刻とする一つの座標空間に、各対象者の行動情報を散布図の一種である折れ線グラフの形式で示したものである。各対象者の行動情報は区別可能な状態(ここではマーカーの形)で一つの座標空間に表示される。

0053

散布図出力手段24は、散布図生成手段23により作成された散布図A4を出力する機能を備える。ユーザ端末Uのディスプレイのユーザ画面には、散布図A4として、各対象者の行動情報がプロットされた折れ線グラフが表示される。なお、散布図A4は、散布図A4の上方に設けられた「全員」のタブをクリックすると、対象者全員の行動種類が一つの座標空間にプロットされた散布図を表示させることができ、「夫」「妻」「子供」の各タブをクリックすると、対象者ごとの散布図を表示させることが可能となっている。

0054

<使用態様:例1>
以下、行動履歴システムS2の使用態様の例1を説明する。ここでは、夫、妻、子供の三人家族が使用する場合を想定し、グループIDを「アラカワ」、対象者識別子を「夫」「妻」「子供」とした場合を例に説明する。なお、以下、入力を行う者をユーザと表現するが、それぞれが自己の行動情報を入力しても良いし、代表者(例えば妻)が家族全ての行動情報を入力しても良い。また、対象者識別子は、家族に限らず、例えば、友人や同僚としたり、その他、どのようなものでも良い。

0055

まず、ユーザは事前登録を行う。ユーザは、ユーザ端末Uから行動履歴システムS2にアクセスして登録画面(図5参照)を表示させ、グループID入力欄a2に「アラカワ」、対象者識別子入力欄a3に「夫」「妻」「子供」を入力し、登録ボタンをクリックすると、グループIDと対象者識別子が行動履歴システムS2に送信される。行動履歴システムS2は、登録手段21がグループID「アラカワ」と対象者識別子「夫」「妻」「子供」を受け付け、これらを関連付けてユーザデータベースDB21に登録する。

0056

ユーザは、事前登録を完了させた後、適宜、行動情報を記録する。ユーザは、ログイン画面(図示せず)にてグループIDを入力してログインする。行動履歴システムS2は、グループID「アラカワ」によるログインを受け付けると、ユーザデータベースDB21を参照し、グループID「アラカワ」の認証を行う。行動履歴システムS2は、グループID「アラカワ」がユーザ登録済みであれば、グループID「アラカワ」専用のユーザ画面を生成して、ユーザ端末Uに表示する。

0057

図7は、本実施の形態のユーザ画面の初期状態の例である。ユーザ画面には、「夫」「妻」「子供」用の行動入力欄a1を有する行動履歴表A1と、カレンダーA2と、コード一覧A3と、散布図A4が表示される。行動履歴表A1は、行動情報受付手段22がユーザデータベースDB1を参照して作成し、ユーザ画面に表示させる。散布図A4は、散布図作成手段23が行動情報データベースDB22を参照して作成し、散布図出力手段4が散布図A4をユーザ画面に表示させる。このとき、散布図作成手段23は、行動情報データベースDB22を参照し、グループID「アラカワ」の各対象者の行動情報が記憶されている場合は、散布図A4の座標空間に行動情報をプロットする。

0058

ユーザは、ユーザ画面の行動履歴表A1に行動情報を入力する。ユーザが一日の行動情報を入力し終えると図6のようなユーザ画面になる。たとえば、夫が8時から18時まで仕事であった場合は、コード一覧A3を参照し、行動履歴表A1の該当する行動入力欄a1に「夫仕事」を意味する「8」を入力する。入力した行動情報は行動履歴システムS21に送信される。行動履歴システムS2は、行動情報を受信すると、行動情報データベースDB22に登録するとともに、散布図作成手段23が散布図A4の座標空間にその行動情報をプロットして新たな散布図A4を作成し、散布図出力手段24がユーザ画面の散布図A4を新たな散布図A4に更新する。なお、散布図A4には、「全員」「夫」「妻」「子供」のタブが表示されており、これらのタブをクリックすることにより、各々の散布図を表示可能となっている。ここでは、「全員」のタブがクリックされた状態とし、全員の行動情報がプロットされた散布図を例に説明する。

0059

ユーザ画面には、散布図A4として各対象者の行動情報がプロットされた折れ線グラフが表示される。ユーザは、散布図A4を見ることにより、夫、妻、子供の各対象者の行動を直感的に把握したり見直したりできる。たとえば、「家事」を示す「4」の目盛には夫のマーカーがプロットされていないことから、夫の家事参加がないことが直感的に把握できる。ここで、複数の対象者について同一行動時刻に同一行動種類がプロットされる部分については、各対象者のマーカーや折れ線が重ならない程度に上下にずらして表示しても良い。これにより、グラフが見やすくなり、把握や見直しを更に直感的に行うことができる。

0060

とくに、散布図A4からは、夫、妻、子供の各対象者の係わり合いに関する把握や分析を直感的に行うことができる。たとえば、親子の時間を意味する「5」の目盛を見ると、妻と子供のマーカーの重なりはあるが、父と子供のマーカーの重なりはないため、父と子供の時間が不足しているように見えるが、食事を意味する「2」や風呂を意味する「3」やテレビを意味する「6」の目盛で父と子供のマーカーが重複していることから、食事や風呂やテレビ視聴にて触れ合いを持っていることが直感的に見出せる。

0061

とくに、散布図A4は折れ線グラフとして表示されているため、各対象者の一日の行動が流れとして表示され、時間要素を加味した行動の把握や分析もしやすくなっている。たとえば、食事を意味する「2」の目盛では家族全員のラインが集結していることから、家族全員が揃って朝食夕食をとっており、朝食をとった後は全員のラインが分散していることから、各々の行動に移っていることが直感的に把握できる。また、日中はラインが長時間平行で集結していないことから、各対象者が別々の行動をとっていることが直感的に把握できる。このように、散布図A4によって、家族の集合や離散の様子が直感的に把握できる。また、「妻」のラインを見ると、日中は水平なラインが継続しており、落ち着いて仕事ができる時間帯であることがわかり、帰宅時間(16時)後から睡眠(23時)前の間は傾斜ラインが多いことから行動が頻繁に切り替わる落ち着きの無い時間帯であることがわかる。一方、「夫」のラインは趣味を表す「10」のメモリで平行になっていることから、夫は睡眠前に落ち着いて趣味を楽しむ時間があることが直感的に把握できる。

0062

また、円グラフA5には、対象者ごとに一日の行動種類の累積時間比率を表す円グラフが表示される。ユーザは、円グラフA5の欄の各対象者(ここでは「夫」「妻」「子供」)のタブをクリックすることにより、所望の対象者の円グラフを表示させることができる。なお、行動履歴表A1の各対象者の欄の並び順や、散布図A4の各対象者のタブの並び順や、円グラフA5の各対象者のタブの並び順は、マウスのドラッグアンドドロップ操作等により、適宜変更可能としても良い。

0063

<使用態様:例2>
以下、行動履歴システムS2の使用態様の例2を説明する。この例は、例えば引きこもり等の人の行動分析など、一人の中心人物Aの行動を対象とした場合の使用例であり、一人の中心人物Aの行動と、その中心人物Aと接触した接触者の行動が対象となる場合を例に説明する。ユーザは、中心人物本人や、臨床心理士や医師等であり、グループIDを「中心人物A関連」、対象者識別子を「中心人物A」「接触者1」「接触者2」・・・とし、ユーザが中心人物Aとその接触者の行動を入力する。

0064

まず、ユーザは初期登録を行うため、ユーザ端末Uにて登録画面(図5参照)にグループID「中心人物A関連」と対象者識別子「中心人物A」を入力する。この情報はユーザデータベースDB21に登録される。また、中心人物Aに接触した接触者が2名いた場合は、登録画面にて対象者識別子「接触者1」「接触者2」を登録する。

0065

その後、ユーザは、ユーザ端末Uからログイン画面(図示せず)にてグループID「中心人物A関連」を入力してログインし、ユーザ画面を表示させる。図8は、ユーザ画面の例である。行動履歴表A1は対象者識別子「中心人物A」と「接触者1」「接触者2」の行動入力欄a1が設けられており、ユーザはこの行動入力欄a1に行動種類を入力する。なお、中心人物に接触した人が増えると、登録画面にて接触者3、接触者4・・・と追加登録していき、行動履歴表A1に表示された接触者3、接触者4・・・の行動入力欄a1に行動種類を入力していけば良い。接触者の行動は中心人物と接触した時のみ入力する。

0066

散布図A4には、中心人物Aの一日の行動が表示され、接触者の行動は中心人物Aと接触した時のみ表示される。散布図A4から、中心人物Aの他者との係わり合いを直感的に把握したり分析したりできる。たとえば、中心人物と接触者のマーカーの重なりが少ない場合は、中心人物が引きこもっていたことを直感的に把握できるなど、マーカーの重なり方から他者との係わり合いを感覚的に把握できる。ここでは、中心人物Aは、接触者とのマーカーの重なりが少ないことから、ほとんどの時間を一人で過ごしており、接触者1と接触者2とのマーカーの重なりから、二人と接触を持っていることが直感的に把握できる。また、行動種類「食事」でマーカーの重なりがあることから、食事は他者と一緒にとっていることがわかる。このように、中心人物の他者との係わり合いを感覚的・直感的に把握したり分析したりでき、治療や生活指導に役立てることができる。

0067

[第三の実施の形態]
図9は、本実施の形態の行動履歴システムS3を説明する概略ブロック図である。行動履歴システムS3は、上記実施の形態の行動履歴システムS2に加えて、第一の通知手段31と第二の通知手段32とを備える。なお、上記実施の形態と同一要素については同一符号をもって説明を省略する。

0068

第一の通知手段31は、前記各対象者の行動情報を参照し、同一行動時刻において複数の対象者の行動種類が同じである場合は所定の通知を行う。図10は、本実施の形態のユーザ画面の例である。ここでは、第一の通知手段31は、行動情報データベースDB22を参照し、同一時刻において対象者全員の行動種類が同一である場合にそのマーカーを指し示す矢印マークa4を表示する。矢印マークa4の指し示す箇所は、複数の対象者が同一時刻に同一行動であったことを示し、これらの対象者が一緒に行動し、触れ合いがあった可能性が高い。たとえば、第一の通知手段31は、同一行動時刻「7:00〜8:00」「19:00〜20:00」において対象者全員の行動種類が「食事」となっていることから、矢印マークa4を表示する。矢印マークa4は行動履歴表A1の「7:00〜8:00」「19:00〜20:00」の位置に表示しても良い。なお、矢印マークa4は例えば笑顔マークのように良好な状態を示すマークとしても良い。

0069

ユーザは、第一の通知手段31による通知を見ることにより、他者との係わり合いを意識することができる。たとえば、矢印マークa4が少ないと家族の触れ合いが少ないと感じ、家族が触れ合う時間を意識的に持つようにしたり、矢印マークが十分に表示されると、現在の触れ合いの時間を維持しようと努めたりできる。

0070

なお、どの対象者の行動種類が同じとなったときに通知を行うか、又、どの行動種類が同じとなったときに通知を行うか、その対象者や行動種類やそれらの組み合わせはユーザにより設定画面(図示せず)にて設定可能としても良い。たとえば、「夫」と「妻」の二人の行動種類が同一時刻に一致した場合に通知を行ったり、行動種類「食事」に限定して全対象者のうち半数が揃ったときのみ通知を行ったり等のように設定しても良い。なお、ここでは、対象者全員の行動種類が同じとなったときに通知を行い、且つ、行動種類「睡眠」は通知対象から除外されるように設定されている。

0071

第二の通知手段32は、対象者ごとに所定の行動種類の累計時間を算出し、累計時間が所定の条件を満たす場合は、所定の通知を行う通知手段を備える。ここでは、コード一覧A3に、条件を入力する条件入力欄a5が設けられており、ユーザが所望の行動種類の欄に通知の条件(「閾値以上」や「閾値以下」など)を入力すると、その通知条件が行動履歴システムS3に送信される。行動履歴システムS3は、その通知条件を行動種類と関連付けてユーザデータベースDB21に記憶する。第二の通知手段32は、ユーザによる行動履歴表A1への入力を検知すると、行動情報データベースDB22を参照して対象者ごとに所定の行動種類(すなわち、条件入力欄a5に通知条件が設定されている行動種類)の累計時間を算出し、ユーザデータベースDB21に記憶されている通知条件に合致する場合はメッセージ等の所定の通知を行う。

0072

たとえば、ユーザがコード一覧A3のテレビの条件入力欄a5に「2時間以上」を入力すると、行動履歴システムS3は、行動種類「テレビ」と通知条件「2時間以上」とを関連付け、ユーザデータベースDB21のグループID「アラカワ」の情報として登録する。第二の通知手段32は、行動履歴表A1にコードが入力されるたびに対象者識別子ごとに行動種類「テレビ」の累計時間を算出する。行動時刻「21:00〜22:00」の対象者識別子「子供」の行動入力欄a1にテレビを意味するコード「6」を入力したタイミングで対象者識別子「子供」について行動種類「テレビ」の累計時間が2時間となるため、第二の通知手段32は、行動履歴表A1の対象者識別子「子供」の行動種類「テレビ」を表す「6」を着色表示させるとともに、通知表示欄a6に注意を促すメッセージ「<注意>子供:テレビ2時間超」を表示する。また、注意を促すマークa11(ここでは星印)を、該当するマーカーを指し示す矢印とともに表示しても良い。なお、このメッセージやマークは設定画面(図示せず)にてユーザにより任意に設定可能としても良い。

0073

これにより、ユーザは、例えば、テレビの見過ぎや、読書時間の不足、勉強時間の目標達成など、禁止事項の時間超過や目標の達成など、各行動種類の累計時間について通知を受けることができ、行動を見直すことができる。なお、本実施の形態では、通知条件をグループIDごとに設定可能としているが、対象者識別子ごとに設定可能としても良い。

0074

[第四の実施の形態]
図11は、本実施の形態の行動生体履歴システムS10を説明する概略ブロック図である。行動生体履歴システムS10は、生体情報取得装置S4と行動履歴システムS5とを備える。生体情報取得装置S4と行動履歴システムS5とはネットワークを介して通信可能となっている。なお、上記実施の形態と同一要素については同一符号をもって説明を省略する。また、本実施の形態では、ネットワークを介して不特定多数が使用する場合を想定しているため、測定装置シリアルナンバー測定者識別子や対象者識別子を用いているが、一人のみが使用する場合は測定装置シリアルナンバーや測定者識別子や対象者識別子は不要である。

0075

生体情報取得装置S4は、血圧測定装置体重測定装置などのように、生体情報を取得可能な機能を有するものであり、マイクロコンピュータを内蔵する。生体情報取得装置S4は血圧計や体重計でも良いし、その他、体脂肪心拍数血糖値など、どのような生体情報を得るものでも良いが、ここでは体重計を例として説明する。この生体情報取得装置S4は、測定者識別子受付手段41と測定手段42と測定時刻特定手段43と生体情報送信手段44とを備え、これらは生体情報取得装置S4に内蔵されるマイクロコンピュータ等により実現されている。

0076

測定者識別子受付手段41は、測定者を特定可能な測定者識別子を受け付ける機能を備える。たとえば、測定者識別子受付手段41は、生体情報取得装置S4の本体に設けられた操作ボタンを操作し、同じく本体に設けられたモニターに表示される測定者識別子から所望の識別子を選択可能とする。この測定者識別子の選択は、どの対象者の測定を行うかを決定するために、測定の度に行われる。なお、測定者識別子は、例えば、「1番、2番、3番」といったように生体情報取得装置S4に設定されているものでも良いし、ユーザが任意に登録可能となっていても良い。また、第一の実施の形態のように、一人用のシステムの場合は、識別子が不要であるため、測定者識別子受付手段41は不要である。

0077

測定手段42は、生体を測定することにより生体情報を取得する機能を備える。たとえば、生体情報が体重の場合は、測定者が生体情報取得装置S4の本体に乗ることにより、その生体情報取得装置S4の本体にかかる荷重を検出する検出器と、検出器からの値をデジタルデータに変換するコンバータと、デジタルデータに変換された測定値一時記憶する一時記憶部とを備える。

0078

測定時刻特定手段43は、測定手段42による測定時刻を特定する機能を備える。たとえば、生体情報取得装置S4の本体に時計が内蔵されており、測定時刻特定手段43は、測定手段42が測定値を確定すると同時にその時計が示している時刻を取得し、取得した測定時刻を一時記憶部に記憶する。

0079

生体情報送信手段44は、測定者識別子受付手段41により受け付けた測定者識別子と、測定手段42にて取得した生体情報と、測定時刻特定手段43により特定した測定時刻とを関連付けて送信する機能を備える。

0080

つぎに、行動履歴システムS5について説明する。行動履歴システムS5は、上記実施の形態の各種手段のほかに、対応情報受付手段51と、生体情報受信手段53と、生体情報出力手段54とを備える。

0081

対応情報受付手段51は、測定者識別子と対象者識別子との対応付けを受け付ける機能を備える。本実施の形態では、図12に示すように、登録画面に生体情報取得装置S4のシリアルナンバーを入力する生体情報取得装置シリアルナンバー入力欄a7と各対象者識別子に対応するように測定者ナンバーを入力する測定者ナンバー入力欄a8を備える。この測定装置シリアルナンバーと測定者ナンバーの組み合わせが測定者を一意に特定可能な測定者識別子となっている。すなわち、グループIDごとに測定装置シリアルナンバーが登録され、対象者識別子ごとに測定者ナンバーが登録されることにより、測定者識別子と対象者識別子とを一意に対応付け可能となっている。なお、上記実施の形態のように一人用のシステムの場合は、測定者識別子や対象者識別子を用いないため、対応情報受付手段51は不要である。

0082

受け付けた対応情報は記憶手段によりハードディスクやメモリ等の記憶部に記憶される。ここでは、ユーザデータベースDB21を参照し、グループIDに関連付けて生体情報取得装置シリアルナンバーが登録され、そのグループID内の対象者識別子に関連付けて測定者識別子が登録される。

0083

生体情報受信手段52は、生体情報取得装置S4の生体情報送信手段44により送信された生体情報と測定者識別子と測定時刻とを受信する機能を備える。受信した生体情報と測定者識別子と測定時刻は関連付けて記憶される。ここでは、生体情報受信手段53は、ユーザデータベースDB21を参照して、受信した測定者識別子に対応する対象者識別子を検出し、行動情報データベースDB22を参照して、その対象者識別子に該当する行動情報を検出し、その行動情報に生体情報と測定時刻を関連付けて記憶部に記憶させる。

0084

生体情報出力手段53は、生体情報受付手段52が生体情報と測定者識別子と測定時刻を受信すると、散布図A4の中の、その測定者識別子に対応付けられる対象者識別子の行動情報に関連付けて生体情報と測定時刻を出力する機能を備える。図13は、生体情報と測定時刻が出力されたユーザ画面の例である。散布図A4の行動情報に関連付けて生体情報a9と測定時刻a10が出力される。なお、測定時刻は数字で表示してもよいが、本実施の形態では、ライン上の測定時刻に対応する位置を指し示す指示線により表示している。これにより、行動履歴とともに生体情報の履歴が表示されることとなり、ユーザは、行動と生体情報との関係性を直感的に見出すことができる。たとえば、ダイエットや血圧管理など、健康管理に役立てることも可能となる。

0085

<使用態様>
つぎに、本実施の形態の行動生体履歴システムS10の使用態様を説明する。ここでは、妻が体重を測定して記録するケースであり、生体情報取得装置である体重計には、生体情報取得装置シリアルナンバー「ABC」が付されており、測定者ナンバーは体重計の操作ボタンにて1〜10まで選択できるようになっており、7時30分に体重を測定し、44.5kgだった場合を例に説明する。図14は、登録画面の例である。ユーザは、事前登録をするために、グループID「アラカワ」の登録画面を表示させる。登録画面には生体情報取得装置シリアルナンバー入力欄a7と測定者ナンバー入力欄a8が表示される。ユーザは、登録画面にて、生体情報取得装置シリアルナンバー入力欄a7に「ABC」を入力し、対象者識別子「妻」に対応する測定者ナンバー入力欄a8に「1」を入力し、登録ボタンをクリックする。対応情報受付手段51は、ユーザデータベースDB21を参照し、グループID「アラカワ」に関連付けて生体情報取得装置シリアルナンバー「ABC」を登録し、又、対象者識別子「妻」に関連付けて測定者ナンバー「1」を登録する。

0086

つぎに、測定者である妻は、生体情報として体重を測定する。生体情報取得装置S4である体重計には測定者識別子受付手段41として操作ボタンが設けられている。測定者は操作ボタンを操作して、測定者ナンバー「1」を選択し、生体情報取得装置S4の本体に乗る。測定手段42は体重を測定し、測定時刻特定手段43が測定時刻を特定し、生体情報送信手段44が生体情報「44.5kg」と測定時刻「7時30分」と測定者ナンバー「1」と測定装置シリアルナンバー「ABC」とを関連付けて送信する。

0087

行動履歴システムS5は、生体情報受信手段52が生体情報「44.5kg」と測定時刻「7時30分」と測定者ナンバー「1」と生体情報取得装置シリアルナンバー「ABC」を受信すると、ユーザデータベースDB21を参照し、生体情報取得装置シリアルナンバー「ABC」に対応するグループID「アラカワ」、及び、測定者識別子「1」に対応する対象者識別子「妻」を検出し、その対象者識別子「妻」と関連付けて測定時刻「7時30分」及び生体情報「44.5kg」を記憶部に記憶する。

0088

また、生体情報出力手段53は、散布図A4の対象者識別子「妻」の行動情報に関連付けて生体情報「44.5kg」と測定時刻「7時30分」を出力する。図13は生体情報が出力された状態のユーザ画面の例である。ここでは、対象者識別子「妻」のラインの「7時30分」に相当する位置を指し示す矢印とともに生体情報「妻:44.5kg」を表示する。すなわち、これらの一連の処理により、測定者である妻が体重を測定すると、ユーザ画面に生体情報が自動表示されることとなる。

0089

なお、本実施の形態では、行動情報を1時間単位で入力可能としているため、測定時刻は、例えば「7時30分」であれば「7時から8時」というように、1時間単位に変換して表示している。なお、「分」の値まで厳密に表示するために、時間を指し示す矢印をマーカーとマーカーの間のラインを指し示すようにしても良いし、生体情報の表示欄に測定時刻を数字にて表示しても良いし、どのように出力しても良い。

0090

これにより、ユーザは、行動と生体情報の変化との関連性を直感的に把握したり分析したりできる。例えば、ダイエットが目的であれば、体重の変化と行動との関連性を見出し、体重増加に繋がる行動を控えるようにしたり、体重減少に繋がる行動を積極的に取り入れたり、目的に応じた行動の見直しを行うことができる。

0091

なお、測定装置は体重計に限らず、例えば、血圧測定装置や体脂肪測定装置心拍測定装置や、その他、生体を測定して生体情報を取得できる装置であれば良い。たとえば、血圧測定装置の場合は、行動と血圧との関連性を直感的に把握したり分析したりできるため、高血圧の人が血圧上昇の原因となる行動を見出して、その行動を回避したり、予め薬を飲んだりするなど、対策を取ることができる。

0092

また、上記各実施の形態の行動履歴システムと行動履歴プログラムは、一つのコンピュータを各種手段として機能させる場合を例に説明しているが、一部をユーザ端末側で実現させてもよい。たとえば、ユーザ端末のWebブラウザからWebサーバにアクセスする形態では、Webサーバを各種手段のうち一部の手段として機能させ、ユーザ端末を他の手段として機能させるように、Webプログラムを構成しても良い。その一例としては、Webプログラムの中の散布図作成手段3,23と散布図出力手段4,24に相当するプログラムをユーザ端末のWebブラウザにて動作するプログラムやリッチインターネットアプリケーションプログラムとして、そのプログラムがユーザ端末を散布図作成手段3,23や散布図出力手段4,24として機能させるようにしても良い。この場合は、ユーザ画面に行動履歴を入力すると、ユーザ端末にて実現される散布図作成手段3,23と散布図出力手段4,24により散布図が作成され、且つ、その散布図がユーザ画面に表示される。この場合、入力された行動情報は、所定のタイミングで行動履歴システムに送信され、行動情報データベースDB2,22に登録される。同様に、第一の通知手段31や第二の通知手段32に相当するプログラムをユーザ端末で動作するプログラムとし、ユーザ端末を各通知手段31,32として機能させても良い。このように、行動履歴システムの各種手段につきサーバ側で実現するかクライアント側で実現するかは、必要に応じて振り分ければ良く、これらに限られるものではない。

0093

以上、本発明によれば、対象者ごとの行動が散布図として表示されるため、ユーザはこの散布図を見ることにより、対象者の行動の把握や見直しを直感的に行うことができる。とくに、折れ線グラフとすることにより、折れ線グラフのラインが行動を一連の流れとして表すため、時間要素を加味した行動の把握や分析を直感的に行いやすくなる。

0094

なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、発明の範囲内において適宜変更可能である。

0095

S1,S2,S3,S5行動履歴システム
S4生体情報取得装置
S10行動生体履歴システム
Uユーザ端末
21登録手段
12,22行動情報受付手段
13,23散布図作成手段
14,24 散布図出力手段
31 第一の通知手段
32 第二の通知手段
41測定者識別子受付手段
42測定手段
43測定時刻特定手段
44生体情報送信手段
51対応情報受付手段
52生体情報受信手段
53 生体情報出力手段
DB21ユーザデータベース
DB12,DB22 行動情報データベース
A1行動履歴表
A2カレンダー
A3コード一覧
A4 散布図
A5円グラフ
a1 行動入力欄
a2グループID入力欄
a3対象者識別子入力欄
a4矢印マーク
a5閾値入力欄
a6通知表示欄
a7 生体情報取得装置シリアルナンバー入力欄
a8 測定者ナンバー入力欄
a9 生体情報
a10 測定時刻(指示線)
a11 注意マーク

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