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技術 災害対策用印刷物

出願人 株式会社協進印刷
発明者 江森克治
出願日 2010年11月9日 (10年3ヶ月経過) 出願番号 2010-250460
公開日 2012年5月31日 (8年8ヶ月経過) 公開番号 2012-101399
状態 未査定
技術分野 本・特殊印刷物 杖,傘,扇 表札、パネル等
主要キーワード 救急箱 災害対策用 収納用袋 ブルーシート 喫煙所 災害用 居住スペース 蓄光材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2012年5月31日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

災害時に互いの言語がわからない人同士でもコミュニケーションを可能とすることができる災害対策用印刷物を提供する。

解決手段

災害対策用印刷物10は、例えば団扇である本体部12に、1つの言語による文と、該言語に対応する訳文との組が複数印刷された第1の印刷部20と、複数の部位を示す画像が印刷された第2の印刷部22と、を有する。

概要

背景

地震等の災害時においては、人同士コミュニケーションが重要である。
しかしながら、日本語が理解できない外国人日本人との間、あるいは外国語が理解できない日本人と外国人との間のコミュニケーションは困難を極める。そのため、災害時において、日本語が理解できない外国人は助けてもらえないし、外国語が理解できない日本人が外国人を助けることができないおそれがある。

特許文献1は、基材である貼り付けシールの台紙の上に、香料を含有するインク印刷した第1の印刷部と、蓄光材を含有するインクで印刷した第2の印刷部とを形成し、この貼り付けシールの台紙を例えば団扇のような小物雑貨に貼り付け、貼り付けシールの印刷面を軽く擦ると第1の印刷部から香りが出ると共に、第2の印刷部の蓄光材が昼間に光エネルギー蓄積し、夜間にそのエネルギーを放出して、視認できる光を発するようにした印刷物を開示する。

特許文献1に記載された印刷物は、匂いや光を用いて災害時の避難路対処方法を表示しようとするものである。
しかしながら、特許文献1に記載された印刷物は、人同士のコミュニケーションには役に立たない。

概要

災害時に互いの言語がわからない人同士でもコミュニケーションを可能とすることができる災害対策用印刷物を提供する。 災害対策用印刷物10は、例えば団扇である本体部12に、1つの言語による文と、該言語に対応する訳文との組が複数印刷された第1の印刷部20と、複数の部位を示す画像が印刷された第2の印刷部22と、を有する。

目的

本発明の目的は、災害時に互いの言語がわからない人同士でもコミュニケーションを可能とすることができる災害対策用印刷物を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

1つの言語による文と、該言語に対応する訳文との組が複数印刷された第1の印刷部と、複数の部位を示す画像が印刷された第2の印刷部と、を有する災害対策用印刷物

請求項2

前記第1の印刷部は、人の異常状態を表す複数の文とこの文に対応する訳文との組であり、第2の印刷部は、人の画像を示す請求項1記載の災害対策用印刷物。

請求項3

前記第1の印刷部と前記第2の印刷部は団扇に印刷されている請求項1又は2記載の災害対策用印刷物。

請求項4

前記第1の印刷部と前記第2の印刷部の少なくともいずれか一方が団扇の表裏に印刷されている請求項3記載の災害対策用印刷物。

技術分野

0001

本発明は、災害対策用印刷物に関する。

背景技術

0002

地震等の災害時においては、人同士コミュニケーションが重要である。
しかしながら、日本語が理解できない外国人日本人との間、あるいは外国語が理解できない日本人と外国人との間のコミュニケーションは困難を極める。そのため、災害時において、日本語が理解できない外国人は助けてもらえないし、外国語が理解できない日本人が外国人を助けることができないおそれがある。

0003

特許文献1は、基材である貼り付けシールの台紙の上に、香料を含有するインク印刷した第1の印刷部と、蓄光材を含有するインクで印刷した第2の印刷部とを形成し、この貼り付けシールの台紙を例えば団扇のような小物雑貨に貼り付け、貼り付けシールの印刷面を軽く擦ると第1の印刷部から香りが出ると共に、第2の印刷部の蓄光材が昼間に光エネルギー蓄積し、夜間にそのエネルギーを放出して、視認できる光を発するようにした印刷物を開示する。

0004

特許文献1に記載された印刷物は、匂いや光を用いて災害時の避難路対処方法を表示しようとするものである。
しかしながら、特許文献1に記載された印刷物は、人同士のコミュニケーションには役に立たない。

先行技術

0005

登録実用新案第3125293号公報

発明が解決しようとする課題

0006

本発明の目的は、災害時に互いの言語がわからない人同士でもコミュニケーションを可能とすることができる災害対策用印刷物を提供することである。

課題を解決するための手段

0007

本発明は、1つの言語による文と、該言語に対応する他の言語の文との組が複数印刷された第1の印刷部と、複数の部位を示す画像が印刷された第2の印刷部と、を有する災害対策用印刷物にある。

0008

本発明に係る災害対策用印刷物は次のようにして用いられる。
1つの言語は理解するが、他の言語については理解できない人(例えば日本人であって中国語が理解できない人)と、この1つの言語については理解できないが、この他の言語については理解できる人(例えば中国人であって日本語が理解できない人)とがいるとする。このような人々が集まった中で災害に遭遇した場合、1つの言語(例えば日本語)を理解できない人(例えば中国人)が自分の理解できる第1の印刷部の文(例えば中国語)の1つと第2の印刷部の画像の1つの部位とを例えば指さして組み合わせた文章を他の人(例えば日本人)に示す。第1の印刷部には他の言語の訳(例えば日本語)が印刷されているので、他の人は、その訳文と画像の部位との組み合わせにより、相手意思を知ることができる。
なお、本発明は、外国人とのコミュニケーションばかりではなく、例えばろうあ者とのコミュニケーションにも用いることができる。この場合は、第1の印刷部における対訳を省略することができる。

0009

ここで、第1の印刷部は、災害時に必要とされる文による情報であって、人の異常状態(例えば「痛い」)、自分が行きたい場所(例えば「避難場所」)、自分が行きたい方向(例えば「」)、時間(例えば「現在の時刻」)等である。第2の印刷部は、災害時に必要とされる画像による情報であって、人の部位を表す画像、地図、時計等である。さらに第1の印刷部と第2の印刷部との表示に基づいて生活習慣に関する情報を提供してもよい。例えば第1の印刷部に「脱ぐ」と表示し、第2の印刷部に「」の画像を表示して、「靴を脱ぐ」等の文章を構成することができる。生活に関する情報は、災害時のように精神的に不安定な状況の中では、ささいなことでのトラブルを未然に防ぐ効果もあると考えられる。

0010

例えば、第1の印刷部は、人の異常状態を表す複数の文と訳文との組が印刷され、第2の印刷部は、人の画像が印刷されている場合、第1の印刷部には「痛い」という文が印刷され、第2の印刷部には人の「」が示されており、それぞれを指すことにより、「私は胃が痛い。」という文章が作られる。

0011

印刷される物としては、災害対策用として用いられるものであればなんでもよい。例えば、団扇、扇子タオルハンカチ軍手等の手袋レインコートブルーシート救急箱、非常食収納用袋非常用飲料ボトルヘルメット毛布懐中電灯等である。ただし、多量で、安価に配布できるものとして団扇が好ましい。特に団扇であれば、表裏に印刷して情報量を多くすることができる。

発明の効果

0012

本発明によれば、災害時に互いの言語がわからない人同士でもコミュニケーションを可能とすることができる災害対策用印刷物を提供することができる。

図面の簡単な説明

0013

本発明の実施形態に係る災害対策用印刷物の表面を示す平面図である。
本発明の実施形態に係る災害対策用印刷物の裏面を示す底面図である。
本発明の実施形態に係る災害対策用印刷物を示す斜視図である。

実施例

0014

本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1乃至図3は、本発明の一実施形態として本発明を団扇に適用した例を示す。

0015

災害対策用印刷物10は、団扇を構成する本体部12に印刷が施されて構成されている。
図1乃至図3に示すように、本体部12は、例えば円板状に形成された厚紙(例えば150g/m2以上、好ましくは350g/m2〜450g/m2)から構成され、表面14と裏面16とを有する。また、この本体部12には、取っ手部18が円形切り取られて形成され、この取っ手部18に指を入れて仰ぎ、風を生じさせるようになされている。

0016

図1に示すように、本体部12の表面14は、第1の印刷部20、第2の印刷部22及び第3の印刷部24を有する。
第1の印刷部20は、複数の日本語の文とそれに対応した外国語が印刷されている。この実施形態においては、日本語は、「痛い」「しびれる」「吐き気がする」「医師を呼んでください」「寒気がする」「妊娠中です」からなる。そして、それぞれの日本文の下には、例えば英語、中国語、韓国語、ポルトガル語の訳文が印刷されている。

0017

第2の印刷部22は、画像から構成されている。この実施形態においては、人体の各部位を示す略画からなり、例えば「頭」「心臓」「胃」「手」「腸」「足」等が示されている。

0018

第3の印刷部24は、この実施形態における災害用印刷物10の使用方法について記載されている。例えば「気分が悪いときに指で指して伝えてください。」との日本語が記載され、その下には例えば英語、中国語、韓国語、ポルトガル語の訳文が印刷されている。

0019

図2に示すように、本体部12の裏面は、第4の印刷部26、第5の印刷部28a,28b,28c及び第6の印刷部30を有する。
第4の印刷部26は、注意喚起する文章として、例えば「避難所では次のことを守って生活をしてください。」との日本語が表示され、その下には例えば英語、中国語、韓国語、ポルトガル語の訳文が印刷されている。

0020

第5の印刷部28a,28b,28cは、具体的な注意事項がとして、例えば「食事資材の配布時には順序よく並んでください。」「避難所内は禁煙です。喫煙は定められた喫煙所で。」「居住スペース内では靴を脱いでください。」との日本語が表示され、その下又はその横には、例えば英語、中国語、韓国語、ポルトガル語の訳文が印刷されている。

0021

第6の印刷部30は、災害用伝言ダイアルが171である旨を示している。

0022

次に上記災害対策用印刷物10の使用方法について説明する。
例えば地震等の災害時においては、人々は避難所に避難する。例えば体育館等が避難所となった場合、夏場では周囲の気温が上昇し、避難場所にいる人々は暑さを大いに感じる。そこで、上記災害対策用印刷物10が人々に配られ、この災害対策用印刷物10を団扇として使用することにより暑さを凌げる。

0023

避難所では様々な人々が避難することがあり、そこには日本語がわからない外国人も含まれる。そこで、災害対策用印刷物10を受け取った外国人は、まず第3の印刷部24に記載された内容を読んでこの災害対策用印刷物10が単なる団扇ではなく、コミュニケーションツールとしても使用できることを知る。

0024

日本語がわからない外国人が例えば胃が痛い場合、その外国人は、第2の印刷部22の「胃」の部分を指で指し、次に第1の印刷部20の「痛い」の部分を指で指せば、外国語をわからない日本人は、第1の印刷部20の対訳部分を読んでその外国人が「胃が痛い」ことを知り、適切な対応を行うことができる。また、日本の生活があまり理解できていない外国人であっても第4の印刷部4に基づいて第5の印刷部28a,28b,28cを読むことにより日本での生活ルールを知ることができる。

0025

なお、上記実施形態においては、本体部12の裏面16に生活のルールについて印刷しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、この裏面16に、第1の印刷部20に対応する文と訳文とを印刷してもよいし、第2の印刷部22に対応する画像を印刷してもよい。また、第1の印刷部20は表面14に、第2の印刷部22は裏面16にそれぞれ分けて印刷するようにしてもよい。

0026

10災害対策用印刷物
12 本体部
14 表面
16 裏面
18取っ手部
20 第1の印刷部
22 第2の印刷部
24 第3の印刷部
26 第4の印刷部
28a,28b,28c 第5の印刷部
30 第6の印刷部

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