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技術 移動通信端末及び端末制御方法

出願人 株式会社NTTドコモ
発明者 山根貴宏柚木一文井田雄啓
出願日 2010年10月27日 (10年1ヶ月経過) 出願番号 2010-240549
公開日 2012年5月17日 (8年7ヶ月経過) 公開番号 2012-095088
状態 特許登録済
技術分野 電話機の回路等 移動無線通信システム 電話機の機能
主要キーワード ネットワークサーチ 優先アプリケーション 加入者認証モジュール 通信網情報 起動禁止 アプリケーション停止 位置登録制御 セル方式
関連する未来課題
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図面 (9)

課題

移動通信端末が特定の移動体通信網において通信を行っている場合に機能するアプリケーションを適切に実行させる。

解決手段

移動通信端末10は、1つ以上のアプリケーションを実行するアプリケーション実行部11と、通信状態確立するために移動体通信網で位置登録を行う移動体通信部12と、位置登録がなされた移動体通信網を特定する通信網特定部13と、特定された移動体通信網に応じたアプリケーションを起動させるようにアプリケーション実行部11に対する制御を行うアプリケーション制御部14とを備える。

概要

背景

従来から、移動通信端末は、特定の通信事業者移動体通信網でしか使用できないように制限されている。このような制限は、例えば、特許文献1に記載されたようなSIMロックと呼ばれる技術で実現される。SIMロックとは、移動通信端末において、特定の通信事業者のSIMカードのみを認識させる技術である。

概要

移動通信端末が特定の移動体通信網において通信を行っている場合に機能するアプリケーションを適切に実行させる。 移動通信端末10は、1つ以上のアプリケーションを実行するアプリケーション実行部11と、通信状態確立するために移動体通信網で位置登録を行う移動体通信部12と、位置登録がなされた移動体通信網を特定する通信網特定部13と、特定された移動体通信網に応じたアプリケーションを起動させるようにアプリケーション実行部11に対する制御を行うアプリケーション制御部14とを備える。

目的

本発明は、上記を鑑みてなされたものであり、移動通信端末が特定の移動体通信網において通信を行っている場合に機能するアプリケーションを適切に実行させることができる移動通信端末及び端末制御方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

1つ以上のアプリケーションを実行するアプリケーション実行手段と、通信状態確立するために移動体通信網位置登録を行う位置登録手段と、前記位置登録手段によって位置登録がなされた移動体通信網を特定する通信網特定手段と、前記通信網特定手段によって特定された移動体通信網に応じたアプリケーションを起動させるように前記アプリケーション実行手段に対する制御を行うアプリケーション制御手段と、を備える移動通信端末

請求項2

前記アプリケーション制御手段は、予め記憶した移動体通信網とアプリケーションとの対応を示す対応情報を参照して、起動させるアプリケーションを判断することを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末。

請求項3

前記アプリケーションは、移動体通信網を特定する通信網情報を含んでおり、前記アプリケーション制御手段は、前記アプリケーションに含まれる通信網情報を参照して、起動させるアプリケーションを判断することを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末。

請求項4

位置登録された際に前記アプリケーション制御手段によって起動されるアプリケーションに応じて、位置登録を行う移動体通信網を選択して、当該移動体通信網に位置登録するように位置登録手段に対する制御を行う位置登録制御手段を更に備える請求項1〜3の何れか一項に記載の移動通信端末。

請求項5

前記位置登録制御手段は、位置登録された際に前記制御手段によって起動されるアプリケーションの数に応じて、位置登録を行う移動体通信網を選択することを特徴とする請求項4に記載の移動通信端末。

請求項6

前記位置登録制御手段は、位置登録された際に前記制御手段によって起動されるアプリケーションの予め設定される優先度に応じて、位置登録を行う移動体通信網を選択することを特徴とする請求項4又は5に記載の移動通信端末。

請求項7

前記アプリケーション制御手段は、起動させるように制御したアプリケーション以外のアプリケーションを停止させる制御を行うことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の移動通信端末。

請求項8

前記アプリケーション制御手段は、起動させるように制御したアプリケーション以外のアプリケーションの起動を禁止する制御を行うことを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の移動通信端末。

請求項9

1つ以上のアプリケーションを実行するアプリケーション実行手段を備える移動通信端末における端末制御方法であって、通信状態を確立するために移動体通信網で位置登録を行う位置登録ステップと、前記位置登録ステップにおいて位置登録がなされた移動体通信網を特定する通信網特定ステップと、前記通信網特定ステップにおいて特定された移動体通信網に応じたアプリケーションを起動させるように前記アプリケーション実行手段に対する制御を行うアプリケーション制御ステップと、を含む端末制御方法。

技術分野

0001

本発明は、移動通信端末及び端末制御方法に関する。

背景技術

0002

従来から、移動通信端末は、特定の通信事業者移動体通信網でしか使用できないように制限されている。このような制限は、例えば、特許文献1に記載されたようなSIMロックと呼ばれる技術で実現される。SIMロックとは、移動通信端末において、特定の通信事業者のSIMカードのみを認識させる技術である。

先行技術

0003

特開2009−65282号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、移動通信端末で実行されるアプリケーションには、特定の通信事業者の移動体通信網の設備とだけ連携して機能するものがある。即ち、そのようなアプリケーションは、移動通信端末が当該特定の通信事業者の移動体通信網で通信を行う場合のみに機能する。移動通信端末からSIMロック機能解除した場合、不特定多数の通信事業者のSIMカードが移動通信端末に挿入されることが想定される。従って、移動通信端末は、上記の特定の通信事業者以外の移動体通信網で通信が行われることがあり、その場合には上記のアプリケーションは移動通信端末で実行(起動)されていたとしても正常に機能しない。正常に機能しないアプリケーションの実行は、ユーザの利便性の低下につながる。

0005

本発明は、上記を鑑みてなされたものであり、移動通信端末が特定の移動体通信網において通信を行っている場合に機能するアプリケーションを適切に実行させることができる移動通信端末及び端末制御方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するために、本発明に係る移動通信端末は、 1つ以上のアプリケーションを実行するアプリケーション実行手段と、通信状態確立するために移動体通信網で位置登録を行う位置登録手段と、位置登録手段によって位置登録がなされた移動体通信網を特定する通信網特定手段と、通信網特定手段によって特定された移動体通信網に応じたアプリケーションを起動させるようにアプリケーション実行手段に対する制御を行うアプリケーション制御手段と、を備えることを特徴とする。

0007

本発明に係る移動通信端末では、位置登録が行われた移動体通信網に応じたアプリケーションが起動される。従って、本発明に係る移動通信端末によれば、特定の移動体通信網において通信を行っている場合に機能するアプリケーションを適切に実行させることができる。

0008

アプリケーション制御手段は、予め記憶した移動体通信網とアプリケーションとの対応を示す対応情報を参照して、起動させるアプリケーションを判断することが望ましい。あるいは、アプリケーションは、移動体通信網を特定する通信網情報を含んでおり、アプリケーション制御手段は、アプリケーションに含まれる通信網情報を参照して、起動させるアプリケーションを判断することが望ましい。これらの構成によれば、起動させるべきアプリケーションを確実に判断することができ、確実に本発明を実施することができる。

0009

移動通信端末は、位置登録された際にアプリケーション制御手段によって起動されるアプリケーションに応じて、位置登録を行う移動体通信網を選択して、当該移動体通信網に位置登録するように位置登録手段に対する制御を行う位置登録制御手段を更に備えることが望ましい。この構成によれば、適切にアプリケーションを利用可能にさせることが可能になり、ユーザの利便性を向上させることができる。

0010

位置登録制御手段は、位置登録された際に制御手段によって起動されるアプリケーションの数に応じて、位置登録を行う移動体通信網を選択することが望ましい。この構成によれば、例えば、多くのアプリケーションを利用可能にさせることが可能になり、ユーザの利便性を向上させることができる。

0011

位置登録制御手段は、位置登録された際に制御手段によって起動されるアプリケーションの予め設定される優先度に応じて、位置登録を行う移動体通信網を選択することが望ましい。この構成によれば、例えば、優先度が高いアプリケーションを利用可能にさせることが可能になり、ユーザの利便性を向上させることができる。

0012

アプリケーション制御手段は、起動させるように制御したアプリケーション以外のアプリケーションを停止させる制御を行うことが望ましい。この構成によれば、機能しないアプリケーションを停止させることができ、ユーザの利便性を向上させると共に移動通信端末のリソースを節約することができる。

0013

アプリケーション制御手段は、起動させるように制御したアプリケーション以外のアプリケーションの起動を禁止する制御を行うことが望ましい。この構成によれば、機能しないアプリケーションの起動が禁止されて、ユーザの利便性を向上させると共に移動通信端末のリソースを節約することができる。

0014

ところで、本発明は、上記のように移動通信端末の発明として記述できる他に、以下のように端末制御方法の発明としても記述することができる。これはカテゴリが異なるだけで、実質的に同一の発明であり、同様の作用及び効果を奏する。

0015

即ち、本発明に係る端末制御方法は、1つ以上のアプリケーションを実行するアプリケーション実行手段を備える移動通信端末における端末制御方法であって、通信状態を確立するために移動体通信網で位置登録を行う位置登録ステップと、位置登録ステップにおいて位置登録がなされた移動体通信網を特定する通信網特定ステップと、通信網特定ステップにおいて特定された移動体通信網に応じたアプリケーションを起動させるようにアプリケーション実行手段に対する制御を行うアプリケーション制御ステップと、を含むことを特徴とする。

発明の効果

0016

本発明によれば、移動通信端末において、位置登録が行われた移動体通信網に応じたアプリケーションが起動されるので、特定の移動体通信網において通信を行っている場合に機能するアプリケーションを適切に実行させることができる。

図面の簡単な説明

0017

本発明の第1実施形態に係る移動通信端末の機能構成を示す図である。
アプリケーション制御部による制御に用いられる情報を示す表である。
本発明の実施形態に係る移動通信端末のハードウェア構成を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る移動通信端末で実行される処理(端末制御方法)を示すフローチャートである。
本発明の第2実施形態に係る移動通信端末の機能構成を示す図である。
本発明の第2実施形態に係る移動通信端末で実行される処理(端末制御方法)を示すフローチャートである。
本発明の第3実施形態に係る移動通信端末の機能構成を示す図である。
本発明の第3実施形態に係る移動通信端末で実行される処理(端末制御方法)を示すフローチャートである。

実施例

0018

以下、図面と共に本発明に係る移動通信端末及び端末制御方法の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。以下では、第1実施形態から第3実施形態までの3つの実施形態を説明する。

0019

<第1実施形態>
図1に本実施形態に係る移動通信端末10を示す。移動通信端末10は、セル方式による移動体通信を行うことができる装置であり、具体的には、携帯電話機等に相当する。移動通信端末10は、移動体通信網に含まれる基地局の何れかと無線通信回線を介して移動体通信網に位置登録を行うことにより在圏して移動体通信を行う。

0020

移動通信端末10は、通信事業者から発行された加入者認証モジュールであるSIM(SubscriberIdentity Module)カードが挿入されることによって、当該通信事業者によって提供される移動体通信網を利用して移動体通信が可能になる。移動通信端末10は、SIMカードを入れ替えることによって、SIMカードに応じた移動体通信網を利用して移動体通信を行うことができる。即ち、移動通信端末10は、複数の移動体通信網を利用しうる。また、移動通信端末10は、SIMカードの入れ替えによらずに複数の移動体通信網を利用しえるものであってもよい。

0021

移動通信端末10は、複数のアプリケーションA〜Zを記憶しており、それらのアプリケーションA〜Zが移動通信端末10において実行されることによって、アプリケーションA〜Zに応じた機能が発揮される。これらのアプリケーションA〜Zは、移動通信端末10が特定の移動体通信網を利用しなければ(特定の移動体通信網にアクセスしなければ)機能しないものである。

0022

例えば、特定の移動体通信網を介してのみアクセス可能サーバ装置との間で通信を行わなければ、正常に機能しないアプリケーションである。上記の特定の移動体通信網は、アプリケーションA〜Zに応じて決まっている。これらのアプリケーションは、ID等のアプリケーションを特定する情報が付与されており(本実施形態では、「A」、「B」…「Z」とする)、移動通信端末10においてそれぞれが特定されえる。なお、移動通信端末10には、特定の移動体通信網に応じたアプリケーション以外のアプリケーション(即ち、移動体通信網に依存しないアプリケーション)も実行されえる(但し、これらのアプリケーションは本実施形態の対象外であり、以降では説明を省略する)。

0023

図1に示すように、移動通信端末10は、アプリケーション実行部11と、移動体通信部12と、通信網特定部13と、アプリケーション制御部14とを備えて構成される。また、移動通信端末10は、上記の構成要素以外にも、例えば、携帯電話機としての機能も備えていてもよい。

0024

アプリケーション実行部11は、自端末10に格納された1つ以上のアプリケーションを実行するアプリケーション実行手段である。具体的には、アプリケーション実行部11は、自端末10に格納されたアプリケーションのプログラムを起動させる。アプリケーション実行部11によるアプリケーションの実行は、アプリケーション制御部14による制御を受ける。また、アプリケーション実行部11によるアプリケーションの起動、終了は、ユーザによる移動通信端末10に対する操作によっても行われえる。その際、ユーザがアプリケーションの起動を操作できるように、自端末10に格納されたアプリケーションを示す情報を、例えばリスト形式で表示させる。アプリケーション実行部11は、ユーザの操作によって選択されたアプリケーションを起動させる。

0025

移動体通信部12は、移動通信端末10が移動体通信を行うための機能を有する手段である。その機能の一つとして、移動体通信部12は、通信状態を確立するために移動体通信網で位置登録を行う。即ち、移動体通信部12は、位置登録手段である。位置登録は、ネットワークサーチを行って検出した移動体通信網に対して行われる。移動通信端末10は、移動体通信部12による位置登録が行われることによって、位置登録が行われた移動体通信網に在圏して当該移動体通信網において通信を行うことができる。

0026

通信網特定部13は、移動体通信部12によって位置登録がなされた移動体通信網を特定する通信網特定手段である。具体的には、通信網特定部13は、位置登録が行われた移動体通信網から送信されて移動体通信部12によって受信された報知情報を参照する。通信網特定部13は、報知情報から移動体通信網(PLMN:Public Land Mobile Network)を特定する通信網情報であるネットワーク情報を取得する。ネットワーク情報は、例えば、複数文字からなる文字列である。通信網特定部13は、取得したネットワーク情報をアプリケーション制御部14に入力する。

0027

アプリケーション制御部14は、通信網特定部13から入力されたネットワーク情報に応じたアプリケーションを起動させるようにアプリケーション実行部11に対する制御を行うアプリケーション制御手段である。具体的には、アプリケーション制御部14は、予め記憶した移動体通信網とアプリケーションとの対応を示す対応情報を参照して、起動させるアプリケーションを判断する。移動体通信網とアプリケーションとの対応を示す対応情報(対応表)は、例えば、図2に示すようにネットワーク情報と、起動されるアプリケーションを特定する情報とが対応付けられた情報である。なお、この情報は、例えば、アプリケーションがインストールされる際に同時にアプリケーション制御部14に記憶されることが望ましい。また、ユーザが上記の情報を編集できるようにしてもよい。

0028

アプリケーション制御部14は、記憶した図2に示す対応表を参照して、通信網特定部13から入力されたネットワーク情報に対応付けられているアプリケーションを起動させるようにアプリケーション実行部11を制御する。なお、アプリケーションの起動は、移動体通信部12によって位置登録が行われた時点(通信網特定部13によって移動体通信網が特定された時点)で行われてもよいし、ユーザからの起動の操作が行われた段階で行われてもよい。即ち、アプリケーション制御部14は、位置登録を行った移動体通信網に対応するアプリケーションを起動可能にさせることとしてもよい。

0029

また、アプリケーション制御部14は、起動させるように制御したアプリケーション以外のアプリケーションが自端末10で実行されていた場合は、そのアプリケーションを停止させる制御を行うこととしてもよい。この制御は、アプリケーション実行部11に対して行われる。これは、例えば、移動通信端末10が、複数の移動体通信網で通信を行える機能を有していて、位置登録を行う前に別の移動体通信網で通信を行っており当該別の移動体通信網のみで機能するアプリケーションが実行されていた場合に、当該アプリケーションを停止させるものである。あるいは、起動させるように制御したアプリケーション以外のアプリケーションが、ユーザによる操作で実行されていた場合に当該アプリケーションを停止させるものである。

0030

また、アプリケーション制御部14は、起動させるように制御したアプリケーション以外のアプリケーションの起動を禁止する制御を行うこととしてもよい。この制御は、アプリケーション実行部11に対して行われる。起動の禁止の制御が行われると、ユーザからの操作やその他のトリガでアプリケーションの実行の指示がアプリケーション実行部11に対して行われてもアプリケーションが実行されない。この制御の際に合わせて、起動を禁止したアプリケーションをユーザが選択できないようにするため、アプリケーションの起動を操作するためのリスト形式の表示から当該アプリケーションを削除することとするのがよい。これは、機能しないアプリケーションをユーザが選択することを防止するためである。

0031

図3に移動通信端末10のハードウェア構成を示す。図3に示すように、移動通信端末10は、CPU(Central Processing Unit)101、主記憶装置であるRAM(Random Access Memory)102及びROM103(ReadOnly Memory)、操作部104、無線通信部105、ディスプレイ106、アンテナ107等のハードウェアにより構成されている。これらの構成要素が動作することにより、上述した移動通信端末10の各機能が発揮される。

0032

引き続いて、図4のフローチャートを用いて、本実施形態に係る移動通信端末10で実行される処理(端末制御方法)を説明する。本処理は、例えば、移動通信端末10の電源オンされる等して移動体通信網に在圏する際に行われる。

0033

移動通信端末10では、移動体通信部12によって移動体通信網で位置登録が行われる(S01、位置登録ステップ)。位置登録が失敗した場合(S02の失敗)には、移動通信端末10においてアプリケーションは起動されずに処理が終了する。この際、アプリケーション停止起動禁止の制御が、アプリケーション制御部14によって行われてもよい。

0034

位置登録が成功した場合(S02の成功)には、位置登録が行われた移動体通信網を特定するネットワーク情報が通信網特定部13によって取得される(S03、通信網特定ステップ)。取得されたネットワーク情報は、通信網特定部13からアプリケーション制御部14に出力される。

0035

続いて、アプリケーション制御部14によって、図2に示す対応情報が参照されて通信網特定部13から入力されたネットワーク情報に対応付けられたアプリケーションが、起動されるアプリケーションと判断される(S04、アプリケーション制御ステップ)。続いて、起動されるものと判断されたアプリケーションが起動されるように、アプリケーション制御部14からアプリケーション実行部11に指示が行われる。この指示に従って、アプリケーション実行部11によってアプリケーションが起動される(S05、アプリケーション制御ステップ)。

0036

これによって、ユーザは、移動通信端末10において位置登録が行われた移動通信端末で通信を行っている場合に機能するアプリケーションを利用することができる。また、この際に、アプリケーション制御部14によって、起動されるアプリケーション以外のアプリケーションの停止や起動禁止の制御が行われてもよい。以上が、本実施形態に係る移動通信端末10で実行される処理(端末制御方法)である。

0037

上述したように、本実施形態においては、位置登録が行われた移動体通信網に応じたアプリケーションが起動される。従って、本実施形態によれば、特定の移動体通信網において通信を行っている場合に機能するアプリケーションを適切に実行させることができる。

0038

また、本実施形態のように、図2に示す対応情報が参照され起動されるアプリケーションが判断されるものとすれば、起動させるべきアプリケーションを確実に判断することができ、確実に本発明を実施することができる。

0039

また、本実施形態のように、起動されるアプリケーション以外のアプリケーションの停止や起動禁止の制御が行われてもよい。これらの構成によれば、機能しないアプリケーションの実行が防止される。これによりユーザが、機能しないアプリケーションを選択するといった事態を回避することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。また、適切に機能しないアプリケーションによる移動通信端末のリソースの消費を防止し、移動通信端末のリソースを節約することができる。

0040

<第2実施形態>
図5に本実施形態に係る移動通信端末110を示す。移動通信端末110は、基本的な構成は第1実施形態に示した移動通信端末10と同様である。移動通信端末110は、移動通信端末10と同様に、特定の移動体通信網を利用しなければ機能しないアプリケーションの実行の制御に係るものであるが、以下のように制御の方法で相違している。以下の説明では、主に移動通信端末10との相違点について示す。

0041

図5に示すように、移動通信端末110は、アプリケーション実行部111と、移動体通信部112と、通信網特定部113とを備えて構成される。

0042

アプリケーション実行部111は、自端末10に格納された1つ以上のアプリケーションを実行するアプリケーション実行手段である。アプリケーション実行部111は、第1実施形態のアプリケーション実行部11と同様の構成であるが、アプリケーション制御部14からの制御は受けない。本実施形態においては、アプリケーション実行部111によって実行されるアプリケーション自体が自身の起動等を判断する。詳細には後述する。

0043

移動体通信部112は、第1実施形態の移動体通信部12と同様の構成である。通信網特定部113は、第1実施形態の通信網特定部13と同様の構成である。通信網特定部113は、取得したネットワーク情報をアプリケーション実行部111に入力する。

0044

本実施形態におけるアプリケーションの実行の制御は、以下のように行われる。アプリケーション実行部111によって実行されるアプリケーションは、移動体通信網を特定するネットワーク情報を含んでいる(保持している)。アプリケーションによって保持されるネットワーク情報によって示される移動体通信網は、移動通信端末110在圏することによってアプリケーションが適切に機能する移動体通信網である。

0045

アプリケーション実行部111によって実行されるアプリケーションは、自身に含まれるネットワーク情報を参照して、自身を起動してよいか否かを判断する。即ち、アプリケーション実行部111によって実行されるアプリケーション自身がアプリケーション制御手段である。

0046

アプリケーション実行部111に通信網特定部113からネットワーク情報が入力されると、各アプリケーションは入力されたネットワーク情報と自身に含まれるネットワーク情報とを比較する。それらが一致していれば、アプリケーションは自律的に起動する。それらが一致しなければアプリケーションは起動しない。なお、ここでいう起動は、アプリケーションの機能を発揮させる状態にさせるものである。上記の比較も実際には、アプリケーションが起動された状態で行われるが、それは比較及び起動の制御を行うモジュールのみが実行される。

0047

なお、第1実施形態と同様に、アプリケーションの起動は、移動体通信部112によって位置登録が行われた時点(通信網特定部113によって移動体通信網が特定された時点)で行われてもよいし、ユーザからの起動の操作が行われた段階で行われてもよい。即ち、各アプリケーションは、位置登録を行った移動体通信網に対応するアプリケーションを起動可能にさせることとしてもよい。

0048

また、アプリケーションは、入力されたネットワーク情報と自身に含まれるネットワーク情報とが一致せずに更に自身が既に実行されていた場合は、自身を停止させる制御を行うこととしてもよい。また、アプリケーションは、入力されたネットワーク情報と自身に含まれるネットワーク情報とが一致しなかった場合、自身の起動を禁止する制御を行うこととしてもよい。この制御の際に合わせて、起動を禁止したアプリケーションをユーザが選択できないようにするため、アプリケーションの起動を操作するためのリスト形式の表示から当該アプリケーションを削除することとするのがよい。

0049

引き続いて、図6のフローチャートを用いて、本実施形態に係る移動通信端末110で実行される処理(端末制御方法)を説明する。本処理は、例えば、移動通信端末110の電源がオンされる等して移動体通信網に在圏する際に行われる。

0050

移動通信端末110では、移動体通信部112によって移動体通信網で位置登録が行われる(S11、位置登録ステップ)。位置登録が失敗した場合(S12の失敗)には、移動通信端末110においてアプリケーションは起動されずに処理が終了する。この際、アプリケーション停止や起動禁止の制御が、各アプリケーションによって行われてもよい。

0051

位置登録が成功した場合(S12の成功)には、位置登録が行われた移動体通信網を特定するネットワーク情報が通信網特定部113によって取得される(S13、通信網特定ステップ)。取得されたネットワーク情報は、通信網特定部113からアプリケーション実行部111に出力される。

0052

続いて、アプリケーション実行部111によって実行される各アプリケーションによって、通信網特定部113から入力されたネットワーク情報と自身に含まれるネットワーク情報とが一致するか否かが判断される。一致していた場合、自身は、起動されるアプリケーションと判断される(S14、アプリケーション制御ステップ)。一致していなかった場合、自身は、起動されないアプリケーションと判断される。起動される判断したアプリケーションは、自律的に起動される(S15、アプリケーション制御ステップ)。

0053

これによって、ユーザは、移動通信端末110において位置登録が行われた移動通信端末で通信を行っている場合に機能するアプリケーションを利用することができる。また、起動されない判断したアプリケーションについては、自律的に停止や起動禁止の制御が行われてもよい。以上が、本実施形態に係る移動通信端末110で実行される処理(端末制御方法)である。

0054

上述したように、本実施形態においては、位置登録が行われた移動体通信網に応じたアプリケーションが起動される。従って、本実施形態によっても、特定の移動体通信網において通信を行っている場合に機能するアプリケーションを適切に実行させることができる。

0055

また、本実施形態のようにアプリケーションにネットワーク情報を埋め込み、自律的に起動の制御が行われるようにすれば、アプリケーションを提供する側が適切に制御を行わせることができる。

0056

<第3実施形態>
図7に本実施形態に係る移動通信端末20を示す。移動通信端末20は、基本的な構成は第1及び第2実施形態に示した移動通信端末10及び移動通信端末110と同様である。移動通信端末20は、複数の移動体通信網から一つの移動体通信網を選択して選択した移動体通信網で通信を行う。本実施形態に係る移動通信端末20は、上述した移動通信端末10及び移動通信端末110の機能を前提として、複数の移動通信端末の中から通信を行う(在圏する)移動体通信網を選択するための機能を有する。以下の説明では、移動通信端末10をベースとして主に移動通信端末10との相違点について示す。但し、移動通信端末20は、移動通信端末110をベースとして構成されていてもよい。

0057

図7に示すように、移動通信端末20は、アプリケーション実行部21と、移動体通信部22と、通信網特定部23と、アプリケーション制御部24と、位置登録制御部25とを備えて構成される。

0058

アプリケーション実行部21は、第1実施形態のアプリケーション実行部11と同様の構成である。

0059

移動体通信部22は、第1実施形態の移動体通信部12と同様の構成である。また、移動体通信部22は、ネットワークサーチを行って検出した、位置登録が可能な移動体通信網から報知情報を受信する。移動体通信部22は、位置登録制御部25によって選択された移動体通信網で位置登録を行う。

0060

通信網特定部23は、第1実施形態の通信網特定部13と同様の構成である。通信網特定部23は、取得したネットワーク情報をアプリケーション制御部24に入力する。また、通信網特定部23は、位置登録が可能な移動体通信網から移動体通信部22によって受信された報知情報からネットワーク情報を取得する。通信網特定部23は、取得した位置登録が可能な移動体通信網のネットワーク情報を位置登録制御部25に出力する。

0061

アプリケーション制御部24は、第1実施形態のアプリケーション制御部14と同様の構成である。アプリケーション制御部24が記憶する、図2に示す移動体通信網とアプリケーションとの対応を示す対応情報は、位置登録制御部25によって参照される。

0062

位置登録制御部25は、位置登録された際にアプリケーション制御部24によって起動されるアプリケーションに応じて、位置登録を行う移動体通信網を選択して、当該移動体通信網に位置登録するように移動体通信部22に対する制御を行う位置登録制御手段である。位置登録制御部25は、通信網特定部23から入力された情報を参照して、位置登録が可能な移動体通信網の中から位置登録を行う移動体通信網を選択する。

0063

具体的には、位置登録制御部25は、位置登録された際にアプリケーション制御部24によって起動されるアプリケーションの数に応じて、位置登録を行う移動体通信網を選択する。位置登録制御部25は、アプリケーション制御部24が記憶する図2に示す対応情報を参照して、位置登録が可能な移動体通信網のうち起動されるアプリケーションの数が最も多い移動体通信網を、位置登録を行う移動体通信網として選択する。

0064

あるいは、アプリケーション制御部24によって起動されるアプリケーションに優先度を設定しておき、位置登録制御部25は、それに応じて位置登録を行う移動体通信網として選択してもよい。優先度は、例えば、ユーザの優先アプリケーションリストとして、ユーザによって登録されて位置登録制御部25に記憶される。位置登録制御部25は、ユーザの優先アプリケーションリストを参照して、当該リストと位置登録が可能な移動体通信網のうち起動されるアプリケーションとが最も整合の取れた移動体通信網を、位置登録を行う移動体通信網として選択する。具体的には例えば、最も優先度が高いアプリケーションが起動される移動体通信網を選択する。また、起動されるアプリケーションの数と優先度とを組み合わせて、位置登録を行う移動体通信網を選択してもよい。

0065

引き続いて、図8のフローチャートを用いて、本実施形態に係る移動通信端末20で実行される処理(端末制御方法)を説明する。本処理は、例えば、移動通信端末20の電源がオンされる等して移動体通信網に在圏する際に行われる。

0066

移動通信端末20では、移動体通信部22によってネットワークサーチが行われて、位置登録が可能な移動体通信網が検出される(S21)。ネットワークサーチの結果、位置登録が可能な移動体通信網が1つもなかった場合(S22のNO)には、移動通信端末20においてアプリケーションは起動されずに処理が終了する。この際、アプリケーション停止や起動禁止の制御が、アプリケーション制御部24によって行われてもよい。

0067

ネットワークサーチの結果、位置登録が可能な移動体通信網が1つ以上あった場合(S22のYES)には、位置登録が可能な移動体通信網を特定するネットワーク情報が通信網特定部23によって取得される(S23)。取得されたネットワーク情報は、通信網特定部23から位置登録制御部25に出力される。

0068

続いて、位置登録制御部25によって、図2に示す対応情報が参照されて、位置登録が可能な移動体通信網毎に起動されるアプリケーションが判断される(S24、位置登録制御ステップ)。続いて、位置登録制御部25によって、起動可能なアプリケーションから上述したように起動されるアプリケーションの数あるいは優先度に応じて、位置登録が可能な移動体通信網から位置登録を行う移動体通信網が選択される(S25、位置登録制御ステップ)。選択された移動体通信網に位置登録がなされるように、位置登録制御部25から移動体通信部22に対して指示が行われる。

0069

続いて、移動体通信部22によって、位置登録制御部25によって選択された移動体通信網で位置登録が行われて、それに応じたアプリケーションの起動の処理が行われる(S26)。この処理(S26)については、図3に示すフローチャートに示す処理と同様に行われる。以上が、本実施形態に係る移動通信端末20で実行される処理(端末制御方法)である。

0070

本実施形態によれば、特定の移動体通信網において通信を行っている場合に機能するアプリケーションを適切に利用可能にさせることができ、ユーザの利便性を向上させることができる。上述したように、アプリケーションの数により位置登録を行う移動体通信網を選択することとすれば、例えば、多くのアプリケーションを利用可能にさせることが可能になり、ユーザの利便性を向上させることができる。また、アプリケーションの優先度により位置登録を行う移動体通信網を選択することとすれば、例えば、優先度が高いアプリケーションを利用可能にさせることが可能になり、ユーザの利便性を向上させることができる。

0071

なお、上述した実施形態では、利用可能なアプリケーションは図2に示す対応情報が参照されて判断されていたが、第2実施形態のようにアプリケーションにネットワーク情報が含まれている場合にはアプリケーションに含まれるネットワーク情報を参照して判断することとしてもよい。

0072

10,110,20…移動通信端末、11,111,21…アプリケーション実行部、12,112,22…移動体通信部、13,113,23…通信網特定部、14,24…アプリケーション制御部、25…位置登録制御部、101…CPU、102…RAM、103…ROM、104…操作部、105…無線通信部、106…ディスプレイ、107…アンテナ。

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