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技術 車両床下構造

出願人 トヨタ自動車株式会社
発明者 嶋田時宗
出願日 2010年10月18日 (10年7ヶ月経過) 出願番号 2010-233549
公開日 2012年5月10日 (9年0ヶ月経過) 公開番号 2012-086622
状態 特許登録済
技術分野 車両用車体構造
主要キーワード 取付けクリップ 周縁リブ 集合配管 平面視略コ字状 車両床 詰め材 高圧ケーブル コーキングスポンジ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2012年5月10日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

配管又は配線配策された部位から、アンダーカバー上に水やが浸入しないようにした車両床下構造を安価で得る。

解決手段

アンダーカバー18とフロアパネル12の間には集合配管44が設けられており、アンダーカバー18の車両前端側には集合配管44に近接して傾斜壁48が車両上方へ向かって膨出している。この傾斜壁48は、車両前方へ向かうにつれて車両上方へ向かって傾斜しており、傾斜壁48の車両前方には排出孔46が設けられている。このため、アンダーカバー18の前端部の上面18Aとフロアパネル12の下面12Aとの間の隙間Hから浸入した水や雪は、傾斜壁48によって車両後方への移動が規制されると共に、当該傾斜壁48に衝突した後は、傾斜壁48を介し排出孔46を通じて車両下方へ排出される。つまり、集合配管44回りを完全にシールする必要がなくなり、作業工数を削減でき、コストを削減することができる。

概要

背景

従来から、車両床部の下面を覆うアンダーカバーが知られているが、アンダーカバーを車両床部に取付けた場合、アンダーカバーの上面と車両床部の下面との間には隙間が生じ、当該隙間から水やが浸入してしまう。このため、例えば、特許文献1では、アンダーカバーに排出孔を形成して、当該隙間から浸入した水や雪を排出できるようにする技術が開示されている。

また、これ以外にも、アンダーカバーにコーキングスポンジ等の隙詰め材を貼着してアンダーカバーと車両床部との間の隙間を塞ぐことが考えられる。

概要

配管又は配線配策された部位から、アンダーカバー上に水や雪が浸入しないようにした車両床下構造を安価で得る。アンダーカバー18とフロアパネル12の間には集合配管44が設けられており、アンダーカバー18の車両前端側には集合配管44に近接して傾斜壁48が車両上方へ向かって膨出している。この傾斜壁48は、車両前方へ向かうにつれて車両上方へ向かって傾斜しており、傾斜壁48の車両前方には排出孔46が設けられている。このため、アンダーカバー18の前端部の上面18Aとフロアパネル12の下面12Aとの間の隙間Hから浸入した水や雪は、傾斜壁48によって車両後方への移動が規制されると共に、当該傾斜壁48に衝突した後は、傾斜壁48を介し排出孔46を通じて車両下方へ排出される。つまり、集合配管44回りを完全にシールする必要がなくなり、作業工数を削減でき、コストを削減することができる。

目的

本発明は上記事実を考慮し、配管又は配線が配策された部位から、アンダーカバー上に水や雪が浸入しないようにした車両床下構造を安価で提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

車両床部の下方側を覆い、前記車両床部との間に配管又は配線配策されるアンダーカバーと、前記アンダーカバーの車両前端側で車両上方へ向かって膨出され、前記配管又は配線に近接し、車両前方へ向かうにつれて車両上方へ向かって傾斜する傾斜壁と、前記傾斜壁の車両前方に位置し、当該傾斜壁の基部側と繋がる開口部と、を有する車両床下構造

請求項2

前記車両床部に設けられ車両上方へ向かって形成された立壁車両後方側に、前記傾斜壁が配置され、当該傾斜壁の頂部が前記車両床部の下面の高さ以上となるように設定された請求項1に記載の車両床下構造。

請求項3

前記配管又は配線が車両上方へ配策される位置に、前記開口部が設けられた請求項1又は2に記載の車両床下構造。

請求項4

前記アンダーカバーが真空成形で形成された請求項1〜3の何れか1項に記載の車両床下構造。

技術分野

0001

本発明は、自動車等の車両床部の下面を覆うアンダーカバーが設けられた車両床下構造に関する。

背景技術

0002

従来から、車両床部の下面を覆うアンダーカバーが知られているが、アンダーカバーを車両床部に取付けた場合、アンダーカバーの上面と車両床部の下面との間には隙間が生じ、当該隙間から水やが浸入してしまう。このため、例えば、特許文献1では、アンダーカバーに排出孔を形成して、当該隙間から浸入した水や雪を排出できるようにする技術が開示されている。

0003

また、これ以外にも、アンダーカバーにコーキングスポンジ等の隙詰め材を貼着してアンダーカバーと車両床部との間の隙間を塞ぐことが考えられる。

先行技術

0004

特開2007−283912号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、車両床部とアンダーカバーとの間に配管又は配線配策されるとき、アンダーカバーに貼着されたコーキングスポンジを配管又は配線の外周面に完全に回り込ませることは困難である。このため、配管又は配線回りの隙間を完全にシールする作業が別途必要となり、その分作業工数が増えてコストアップとなってしまう。

0006

本発明は上記事実を考慮し、配管又は配線が配策された部位から、アンダーカバー上に水や雪が浸入しないようにした車両床下構造を安価で提供することが目的である。

課題を解決するための手段

0007

請求項1記載の本発明の車両床下構造は、車両床部の下方側を覆い、前記車両床部との間に配管又は配線が配策されるアンダーカバーと、前記アンダーカバーの車両前端側で車両上方へ向かって膨出され、前記配管又は配線に近接し、車両前方へ向かうにつれて車両上方へ向かって傾斜する傾斜壁と、前記傾斜壁の車両前方に位置し、当該傾斜壁の基部側と繋がる開口部と、を有する。

0008

請求項1記載の本発明の車両床下構造では、車両床部と当該車両床部の下方側を覆うアンダーカバーとの間に配管又は配線が配策されている。ここでの「配管」にはチューブが含まれ、「配線」にはワイヤ高圧ケーブルなどが含まれる。また、アンダーカバーの車両前端側には、配管又は配線に近接して傾斜壁が車両上方へ向かって膨出されており、車両前方へ向かうにつれて車両上方へ向かって傾斜している。この傾斜壁の車両前方には、当該傾斜壁の基部側と繋がる開口部が設けられている。ここでの「開口部」には、車両前端側に形成された孔部以外に車両前端部から切欠かれた切欠き部も含まれる。

0009

本発明によると、アンダーカバー上へ浸入する水や雪は、当該アンダーカバーの前端側に設けられた傾斜壁によって車両後方側への移動が規制されると共に、傾斜壁に衝突した後は、当該傾斜壁を介し開口部を通じて車両下方へ排出される。このため、例えば、アンダーカバーの前端部において、車両床部との間に隙間が生じていても、当該隙間から浸入した水や雪の車両後方側への浸入が抑制される。

0010

したがって、アンダーカバーの前端部において、車両床部との間の隙間を完全に塞ぐ必要はない。このため、配管又は配線回りを完全にシールする必要がなくなり、作業工数を削減することができ、コストを削減することができる。

0011

また、車両前方へ向かうにつれて車両上方へ向かって傾斜する傾斜壁を設けることで、水や雪が当該傾斜壁に衝突したときに、その衝突荷重が水平成分と垂直成分とに分けられ、当該垂直成分によって車両上方へ向かう外力を得ることができる。アンダーカバーは車両床部の下方に取付けられているため、当該アンダーカバーを車両床部に取付けるための取付部材には、アンダーカバーの自重による応力が作用している。このため、アンダーカバーが車両上方へ向かう外力を得ることによって当該取付部材に作用する応力を削減することができる。

0012

そして、本発明では、アンダーカバー上へ浸入する水や雪を、開口部を通じて車両下方へ排出させるため、アンダーカバー上に水や雪が堆積するのを抑制することができる。したがって、これによっても取付部材に作用する応力の増加を抑制することができる。

0013

さらに、傾斜壁を膨出させることで、射出成形に限らず真空成形によっても当該アンダーカバーを成形することができる。真空成形による成形の場合、射出成形による成形よりもコストを削減することができる。

0014

請求項2記載の本発明の車両床下構造は、請求項1に記載の車両床下構造において、前記車両床部に設けられ車両上方へ向かって形成された立壁の車両後方側に、前記傾斜壁が配置され、当該傾斜壁の頂部が前記車両床部の下面の高さ以上となるように設定されている。

0015

請求項2記載の本発明の車両床下構造では、車両床部に車両上方へ向かって立壁が形成されており、立壁の車両後方側に傾斜壁が配置され、当該傾斜壁の頂部が車両床部の下面の高さ以上となるように設定されている。これにより、車両床部の下面を流れる水や雪も傾斜壁に衝突することとなり、開口部を通じて車両下方へ排出させることができる。

0016

請求項3記載の本発明の車両床下構造は、請求項1又は2に記載の車両床下構造において、前記配管又は配線が車両上方へ配策される位置に、前記開口部が設けられている。

0017

請求項3記載の本発明の車両床下構造では、配管又は配線が車両上方へ配策される位置に、開口部を設けることで、配管又は配線回りに付着した水や雪を配管又は配線に沿って開口部まで案内し、当該開口部を通じて車両下方へ排出させることができる。

0018

請求項4記載の本発明の車両床下構造は、請求項1〜3の何れか1項に記載の車両床下構造において、前記アンダーカバーが真空成形で形成されている。

0019

請求項4記載の本発明の車両床下構造では、射出成形でアンダーカバーを形成した場合よりも安価に形成することができる。

発明の効果

0020

請求項1記載の本発明の車両床下構造は、配管又は配線が配策された部位から、アンダーカバー上に水や雪が浸入しないようにすると共にコストを削減することができるという優れた効果を有する。

0021

請求項2記載の本発明の車両床下構造は、車両床部の下面を流れる水や雪を傾斜壁を介して、開口部を通じて排出することができるという優れた効果を有する。

0022

請求項3記載の本発明の車両床下構造は、配管又は配線に沿って開口部を通じて車両下方へ排出させることができるという優れた効果を有する。

0023

請求項4記載の本発明の車両床下構造は、生産性が向上すると共に、コストを削減することができるという優れた効果を有する。

図面の簡単な説明

0024

本実施形態に係る車両床下構造を構成するアンダーカバーの車両上方から見た斜視図である。
本実施形態に係る車両床下構造を構成するアンダーカバーの車両上方から見た平面図である。
本実施形態に係る車両床下構造を構成するフロアパネルの車両上方から見た概略斜視図である。
本実施形態に係る車両床下構造を構成するアンダーカバーの要部を示す図2の4−4線断面図である。
本実施形態に係る車両床下構造を構成するアンダーカバーの傾斜壁及び排出孔を示す部分拡大斜視図である。
本実施形態に係る車両床下構造を構成するアンダーカバーの傾斜壁及び排出孔の作用を説明するための説明図である。

実施例

0025

本発明における車両床下構造の一実施形態を図1図5に従って説明する。
なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢印UPは車両上方方向を、矢印LH車幅方向左側を示す。図3には、本実施形態に係る車両床下構造10を構成するフロアパネル12の車両上方から見た概略斜視図が示されており、図4には、図2で示す当該車両床下構造10を構成するアンダーカバー18の平面図の4−4線断面図が示されている。

0026

図3及び図4に示されるように、車両床下構造10を構成するフロアパネル12の車両後方側には車両上方へ向かって隆起する収容部14が設けられており、当該収容部14内には燃料タンク16が配設されている。この燃料タンク16の下方には、車幅方向の左右にアンダーカバー18、20が設けられており、このアンダーカバー18、20によって、車両走行時の車両床下空気抵抗が低減されると共に、燃料タンク16が保護される。

0027

(アンダーカバーの構成)
ここで、アンダーカバー18の構成について説明する。なお、アンダーカバー18とアンダーカバー20とでその形状は多少異なるものの構成は略同じである。このため、代表してアンダーカバー18についての説明を行う。

0028

図1にはアンダーカバー18の斜視図が示されている。図1に示されるように、アンダーカバー18は車幅方向に沿って延設された平板状を成しており、ホイールハウス22(図3参照)側において、アンダーカバー18の幅は狭くなっている。アンダーカバー18の車両前端及び後端には台座24が突設されており、この台座24の中央部には取付孔26が形成され、ボルト(図示省略)が挿入可能とされている。また、アンダーカバー18の車両前後方向の中央部には台座28が突設されており、この台座28の中央部には取付孔30が形成され、専用のクリップ(図示省略)が挿入可能とされている。

0029

台座24がフロアパネル12(図3参照)と対向して配置され、台座28がフロアパネル12に燃料タンク16(図3参照)を取付けるタンクバンド(図示省略)と対向して配置された状態で、ボルトやクリップなどの取付け具を介して、アンダーカバー18がフロアパネル12やタンクバンドに固定されるようになっている。

0030

図1及び図2に示されるように、アンダーカバー18の周縁部には周縁リブ32が立設されている。この周縁リブ32の内側には、車両前後方向に沿って縦リブ34が設けられており、縦リブ34は車幅方向に沿って所定の間隔で配置されている。隣り合う縦リブ34と縦リブ34の間には、車幅方向に沿って横リブ36が架け渡されており、横リブ36は車両前後方向に沿って所定の間隔で配置されている。

0031

これらの周縁リブ32、縦リブ34及び横リブ36によって、アンダーカバー18は強度及び剛性が向上し、変形が抑制される。

0032

また、縦リブ34及び横リブ36によって区画された空間38の車両後方側には、平面視で頂部40Aが車両前方側に位置する略三角形状の凹部40が形成されており、当該凹部40の車両後方側には、円形の排出孔42が設けられている。そして、凹部40は排出孔42へ向かうにつれて車両下方へ向うテーパ状に形成されており、凹部40へ案内された水や雪は排出孔42から排出される。

0033

一方、図1及び図4に示されるように、アンダーカバー18とフロアパネル12の間には、燃料配管ブレーキ配管などの集合配管44が複数設けられている。また、ここでの集合配管44には「配管」としてのチューブ以外に、「配線」としてのワイヤや高圧ケーブルなどが含まれる。この集合配管44は、アンダーカバー18の車両前端側において、当該アンダーカバー18の上面に沿って水平に配策され、フロアパネル12の収容部14の立壁14Aを越えた位置で車両上方へ向かって屈曲している。

0034

そして、集合配管44が屈曲される位置において、アンダーカバー18には排出孔(開口部)46が形成されている。図5に示されるように(アンダーカバー18の要部を示す部分拡大斜視図である。)、排出孔46の車両後方側には、排出孔46と連続する傾斜壁48が車両上方へ向かって膨出している。図4に示されるように、この傾斜壁48は車両上下方向に沿った断面視で、車両前方へ向かうにつれて車両上方へ向かって傾斜し、頂部48Aがフロアパネル12の下面12Aの高さ以上となるように設定されている。

0035

(アンダーカバーの作用・効果)
次に、本実施形態に係るアンダーカバー18の作用・効果について説明する。

0036

図1図4及び図5に示されるように、アンダーカバー18とフロアパネル12の間には、集合配管44が設けられており、アンダーカバー18の車両前端側には、集合配管44に近接して傾斜壁48が車両上方へ向かって膨出している。この傾斜壁48は、車両前方へ向かうにつれて車両上方へ向かって傾斜しており、傾斜壁48の車両前方には、当該傾斜壁48の側壁48B及び基部48Cと繋がる排出孔46が設けられている。

0037

このため、図4に示されるように、アンダーカバー18の前端部の上面18Aとフロアパネル12の下面12Aとの間の隙間Hから浸入した水や雪は、傾斜壁48によって車両後方への移動が規制されると共に、当該傾斜壁48に衝突した後は、傾斜壁48を介し排出孔46を通じて車両下方へ排出される(矢印A)。勿論、アンダーカバー18の前端部の上面18Aからそのまま排出孔46を通じて車両下方へ排出される水や雪もある(矢印B)。つまり、フロアパネル12とアンダーカバー18との間に隙間Hが生じていても、当該隙間Hから浸入した水や雪の車両後方側への浸入が抑制されることとなる。

0038

また、フロアパネル12に設けられた収容部14の立壁14Aの車両後方側に傾斜壁48を配置し、当該傾斜壁48の頂部48Aがフロアパネル12の下面12Aの高さ以上となるように設定している。これにより、フロアパネル12の下面12Aを流れる水や雪も傾斜壁48に衝突することとなり、排出孔46を通じて車両下方へ排出させることができる(矢印A)。

0039

さらに、集合配管44が車両上方へ配策される位置に、排出孔46を設けている。これにより、集合配管44回りに付着した水や雪を集合配管44に沿って排出孔46まで案内し、当該排出孔46を通じて車両下方へ排出させることができる(矢印B)。

0040

以上のことから、本実施形態によれば、フロアパネル12とアンダーカバー18との間の隙間Hを完全に塞ぐ必要はない。したがって、集合配管44回りを完全にシールする必要がなくなり、作業工数を削減することができ、コストを削減することができる。なお、アンダーカバー18にコーキングスポンジ等の隙詰め材を貼着しても良いのは勿論のことであり、これにより、アンダーカバー18上へ浸入する水や雪をさらに抑制することができる。このように、アンダーカバー18に隙詰め材を貼着したとしても、集合配管44回りを完全にシールする必要はないため、従来と比較してコストを削減することはできる。

0041

また、車両前方へ向かうにつれて車両上方へ向かって傾斜する傾斜壁48を設けることで、図6に示されるように、水や雪が当該傾斜壁48に衝突したときに、その衝突荷重Fが水平成分FHと垂直成分FVとに分けられ、当該垂直成分FVによって車両上方へ向かう外力を得ることができる。アンダーカバー18はフロアパネル12の下方に取付けられているため、当該アンダーカバー18をフロアパネル12に取付けるためのボルトや取付けクリップ等の取付け具には、アンダーカバー18の自重による応力が作用している。このため、アンダーカバー18が車両上方へ向かう外力を得ることによって、当該取付け具に作用する応力を削減することができる。

0042

なお、本実施形態では、図4に示されるように、フロアパネル12とアンダーカバー18との間に浸入した水や雪を、排出孔46を通じて車両下方へ排出させるため、アンダーカバー18上に水や雪が堆積するのを抑制することができる。したがって、これによってもアンダーカバー18をフロアパネル12に取付ける取付け具に作用する応力の増加を抑制することができる。

0043

さらに、傾斜壁48はアンダーカバー18を膨出させて形成することで、射出成形に限らず真空成形によっても当該アンダーカバー18を成形することができる。真空成形による成形の場合、生産性が向上し、射出成形による成形よりもコストを削減することができる。

0044

(本実施形態の補足説明
本実施形態では、図2に示されるように、アンダーカバー18の車両前端側に、開口部としての排出孔46を設けたが、開口部は必ずしも孔部である必要はない。例えば、当該排出孔46からアンダーカバー18の前端部に亘って切り欠かれた平面視略コ字状の切欠き部であっても良い。この場合、図4に示す断面では、アンダーカバー18の前端部は切欠き部となるため図示されない。したがって、アンダーカバー18上へ浸入しようとする水や雪は、直接傾斜壁48に衝突し、当該傾斜壁48よって車両後方への浸入が抑制されることとなる。

0045

また、本実施形態では、図4に示されるように、傾斜壁48の頂部48Aをフロアパネル12の下面12Aの高さ以上となるように設定したが、アンダーカバー18とフロアパネル12との間の隙間Hから浸入した水や雪の車両後方側への浸入を傾斜壁48によって抑制できれば良いため、必ずしも傾斜壁48の頂部48Aがフロアパネル12の下面12Aの高さ以上である必要はない。

0046

また、本実施形態では、図4に示されるように、集合配管44をむき出しの状態で配策したが、集合配管44を保護する配管プロテクタ(図示省略)を用い、当該配管プロテクタ内に複数の集合配管44を収容した状態でフロアパネル12とアンダーカバー18との間に配設しても良い。また、ここでは集合配管44に燃料配管を含んでいるが、配管の用途については特に規定するものではなく、ガソリン車両以外に電気車両でも適用可能である。

0047

さらに、本実施形態では真空成形によってアンダーカバー18を形成したが、射出成形やスタンピング成形によってアンダーカバーを形成しても良い。また、アンダーカバーを合成樹脂により形成することで、アルミ合金等によるプレス加工と比較して軽量化及びコストを削減することができるが、アルミ合金によりアンダーカバーを形成しても良いのは勿論のことである。

0048

10車両床下構造
12フロアパネル(車両床部)
14A立壁
18アンダーカバー
20 アンダーカバー
44集合配管(配管)
46排出孔(開口部)
48C 基部
48傾斜壁
48A 頂部

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