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技術 弾球遊技機の賞球払出装置,弾球遊技機

出願人 株式会社高尾
発明者 内ヶ島敏博内ヶ島隆寛
出願日 2010年10月15日 (10年1ヶ月経過) 出願番号 2010-232821
公開日 2012年5月10日 (8年6ヶ月経過) 公開番号 2012-085688
状態 未査定
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード 余剰スペース 導入筒 流下口 流下状態 蝶ネジ 正面断面 左側上下 装着具
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2012年5月10日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題

賞球の払い出しの遅延を生じさせること無く、パチンコ機の内部の余剰スペースの拡大や、パチンコ機の小型軽量化が可能となる賞球払出装置を提供する。

解決手段

パチンコ島1に列設されたパチンコ機100の背部には、該パチンコ機100での遊技入賞が発生した際に、該パチンコ機100に賞球の払い出しを行う賞球払出装置5が配置されている。この賞球払出装置5は、補給樋27から供給された遊技球貯留する球貯留タンク41や、球貯留タンク41に貯留された遊技球を賞球として払い出す球切り装置50や、球切り装置50により払い出された遊技球が流下する上フレキシブルチューブ65及び下フレキシブルチューブ85や、フレキシブルチューブを流下する遊技球の速度を減速させる中継装置70等から構成されている。

概要

背景

遊技盤上に大当り演出等を行うための液晶画面が設けられた弾球遊技機が多く存在するが、近年では、演出効果を高めるため、この液晶画面が大型化する傾向にある。しかしながら、弾球遊技機の内部には、上記液晶画面を備える表示装置の他、遊技の進行を司る主制御装置や、パチンコ島の上部に設けられた補給樋から供給された遊技球貯留する貯留タンクや、遊技で入賞した際に貯留タンクに貯留された遊技球を賞球として払い出す賞球払出装置等、様々な装置が配置されている。このため、弾球遊技機の内部に大型の液晶画面を備える表示装置を配置するスペースを確保することが困難な状況となっている。

そこで、特許文献1では、補給樋から賞球払出装置に対し、遊技球が直接供給される弾球遊技機について提案されている。このような弾球遊技機によれば、内部に貯留タンクを設ける必要が無くなり、弾球遊技機の内部の余剰スペースを広げることや、弾球遊技機の小型軽量化が可能となる。

概要

賞球の払い出しの遅延を生じさせること無く、パチンコ機の内部の余剰スペースの拡大や、パチンコ機の小型軽量化が可能となる賞球払出装置を提供する。パチンコ島1に列設されたパチンコ機100の背部には、該パチンコ機100での遊技で入賞が発生した際に、該パチンコ機100に賞球の払い出しを行う賞球払出装置5が配置されている。この賞球払出装置5は、補給樋27から供給された遊技球を貯留する球貯留タンク41や、球貯留タンク41に貯留された遊技球を賞球として払い出す球切り装置50や、球切り装置50により払い出された遊技球が流下する上フレキシブルチューブ65及び下フレキシブルチューブ85や、フレキシブルチューブを流下する遊技球の速度を減速させる中継装置70等から構成されている。

目的

本願発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、賞球の払い出しの遅延を生じさせること無く、弾球遊技機の内部の余剰スペースの拡大や、弾球遊技機の小型軽量化が可能となる賞球払出装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

パチンコ島に列設された弾球遊技機に対応して該パチンコ島の内部に配置され、前記弾球遊技機での遊技入賞が発生した際に、前記弾球遊技機に設けられた賞球排出口から賞球を払い出す賞球払出装置であって、前記賞球排出口の上方に配置され、前記パチンコ島の上部に架設される補給樋から供給される遊技球貯留する球貯留タンクと、前記弾球遊技機の遊技を制御する主制御装置から前記入賞が発生した旨の通知を受け取ると、前記賞球排出口に繋がる流下経路に、前記球貯留タンクにより貯留されている予め定められた数の遊技球を送り込むことで、前記賞球を払い出す賞球払出手段と、を備えることを特徴とする賞球払出装置。

請求項2

請求項1に記載の賞球払出装置において、前記賞球払出手段は、前記弾球遊技機の上方に配置されていること、を特徴とする賞球払出装置。

請求項3

請求項1または請求項2に記載の賞球払出装置において、前記流下経路上に設けられ、該流下経路を流下する遊技球の流下速度を減ずる中継手段をさらに備えること、を特徴とする賞球払出装置。

請求項4

請求項3に記載の賞球払出装置において、前記流下経路は、屈曲可能なフレキシブルチューブとして構成されており、前記中継手段は、前記パチンコ島に列設された前記弾球遊技機の背面に設けられた棒状部材の任意の位置に取り付け可能に構成されていること、を特徴とする賞球払出装置。

請求項5

遊技者への賞球の払い出しを行う賞球払出装置が設けられたパチンコ島に列設される弾球遊技機であって、前記賞球払出装置により払い出された前記賞球を排出する賞球排出口と、遊技盤に設けられた入賞口への遊技球の入賞を検知すると共に、前記入賞を検知すると、前記賞球払出装置に対し、前記入賞に応じた前記賞球の払い出しを指示する主制御装置と、を備えることを特徴とする弾球遊技機。

技術分野

0001

本発明は、弾球遊技機での遊技入賞が発生した際に、遊技者賞球を払い出す賞球払出装置等に関する。

背景技術

0002

遊技盤上に大当り演出等を行うための液晶画面が設けられた弾球遊技機が多く存在するが、近年では、演出効果を高めるため、この液晶画面が大型化する傾向にある。しかしながら、弾球遊技機の内部には、上記液晶画面を備える表示装置の他、遊技の進行を司る主制御装置や、パチンコ島の上部に設けられた補給樋から供給された遊技球貯留する貯留タンクや、遊技で入賞した際に貯留タンクに貯留された遊技球を賞球として払い出す賞球払出装置等、様々な装置が配置されている。このため、弾球遊技機の内部に大型の液晶画面を備える表示装置を配置するスペースを確保することが困難な状況となっている。

0003

そこで、特許文献1では、補給樋から賞球払出装置に対し、遊技球が直接供給される弾球遊技機について提案されている。このような弾球遊技機によれば、内部に貯留タンクを設ける必要が無くなり、弾球遊技機の内部の余剰スペースを広げることや、弾球遊技機の小型軽量化が可能となる。

先行技術

0004

特開平6−31042号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、特許文献1に記載の弾球遊技機では、補給樋からの遊技球の供給が滞った場合には、賞球の払い出しが遅延するおそれがある。そして、補給樋に遊技球を供給する供給装置から遠方に位置する弾球遊技機ほど(つまり、補給樋の下流側に位置する弾球遊技機ほど)、上記遅延が生じる危険性が高くなる。

0006

本願発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、賞球の払い出しの遅延を生じさせること無く、弾球遊技機の内部の余剰スペースの拡大や、弾球遊技機の小型軽量化が可能となる賞球払出装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記課題に鑑みてなされた請求項1に記載の発明は、パチンコ島に列設された弾球遊技機に対応して該パチンコ島の内部に配置され、弾球遊技機での遊技で入賞が発生した際に、弾球遊技機に設けられた賞球排出口から賞球を払い出す賞球払出装置に関するものである。この賞球払出装置は、賞球排出口の上方に配置され、パチンコ島の上部に架設される補給樋から供給される遊技球を貯留する球貯留タンクと、弾球遊技機の遊技を制御する主制御装置から入賞が発生した旨の通知を受け取ると、賞球排出口に繋がる流下経路に、球貯留タンクにより貯留されている予め定められた数の遊技球を送り込むことで、前記賞球を払い出す賞球払出手段と、を備えることを特徴とする。

0008

こうすることにより、弾球遊技機の内部に遊技球を貯留する球貯留タンクや、球貯留タンクに貯留された遊技球を賞球として払い出す賞球払出手段を設ける必要が無くなる。
また、対応する弾球遊技機毎に賞球として払い出す遊技球を貯留しておくことができるため、補給樋からの遊技球の供給が滞った場合であっても、該弾球遊技機で入賞が生じた際にすぐに賞球を払い出すことができる。特に、先に述べたように、補給樋の下流側では補給樋からの遊技球の供給が滞る可能性が高くなるため、補給樋の下流側に配置された場合にはより顕著な効果が得られると言える。

0009

したがって、請求項1に記載の賞球払出装置によれば、賞球の払い出しの遅延を生じさせること無く、弾球遊技機の内部の余剰スペースの拡大や、弾球遊技機の小型軽量化が可能となる。

0010

また、弾球遊技機の内部に球貯留タンク等を設ける必要が無くなるため、弾球遊技機の構成を簡略化することができ、弾球遊技機の開発を容易化することができる。さらに、パチンコ店開店前の準備や弾球遊技機の入れ替えの際等に、弾球遊技機から遊技球を抜く煩わしい作業も省略できる。

0011

また、請求項1に記載の賞球払出装置は、パチンコ島に列設された対応する弾球遊技機の背面に設置することが考えられるが、弾球遊技機の寸法が変化した場合であっても、賞球払出装置を移動させるだけで弾球遊技機の配置スペースを確保することができ、弾球遊技機の寸法の変化に柔軟に対応することができる。また、弾球遊技機を小型化することができるため、該弾球遊技機が列設されたパチンコ島の内部を広く使用することが可能となる。

0012

なお、賞球払出装置は、1台の弾球遊技機に対応していても良い。また、賞球払出装置は、複数の弾球遊技機に対応していても良く、賞球払出手段は、対応するいずれかの弾球遊技機での遊技で入賞が発生した際に、該弾球遊技機の賞球排出口に繋がる流下経路に遊技球を送り込んでも良い。

0013

また、補給樋の上流側では、複数の弾球遊技機に対応して賞球払出装置を設けると共に、球貯留タンクへの遊技球の供給が遅延することが予測される補給樋の下流側では、1台の弾球遊技機に対応して賞球払出装置を設けても良い。

0014

さらに、1つの球貯留タンクと複数の賞球払出手段とを設け、各賞球払出手段は、該球貯留タンクに貯留された遊技球を用いて、対応する弾球遊技機に対し賞球の払い出しを行っても良い。

0015

ところで、賞球の払い出しを制御する賞球払出手段に対し電磁波の照射等を行い、誤作動を発生させる等といった不正行為が想定される。
そこで、請求項2に記載の賞球払出装置では、賞球払出手段は、弾球遊技機の上方に配置されている。

0016

こうすることにより、賞球払出手段を遊技者から遠い位置に設けることができ、賞球払出手段に対する不正行為を効果的に防止することができる。
また、賞球払出手段により払い出された遊技球の流下速度が速すぎると、賞球排出口から払い出された遊技球が、賞球を貯留する弾球遊技機の受け皿から飛び出してしまうおそれや、賞球の払い出しによって受け皿が傷んでしまうおそれがある。

0017

そこで、請求項3に記載の賞球払出装置は、流下経路上に設けられ、該流下経路を流下する遊技球の流下速度を減ずる中継手段をさらに備える。
こうすることにより、賞球払出手段から流下してきた遊技球の流下速度を低減させることができ、払い出された遊技球が受け皿から飛び出してしまうことや、受け皿が傷んでしまうことを防ぐことができる。

0018

また、請求項4に記載されているように、流下経路は、屈曲可能なフレキシブルチューブとして構成されており、中継手段は、パチンコ島に列設された弾球遊技機の背面に設けられた棒状部材の任意の位置に取り付け可能に構成されていても良い。

0019

こうすることにより、弾球遊技機の寸法に応じて中継手段をパチンコ島の内部の適切な位置に取り付けることが可能となり、弾球遊技機の奥行きが長くなった場合であっても容易に対処することができる。また、流下経路としてフレキシブルチューブを用いることで、賞球払出装置と弾球遊技機との接続が容易となり、パチンコ島への弾球遊技機の設置作業を円滑に行うことが可能となる。

0020

また、次のようにして、請求項1〜4に記載の賞球払出装置と組み合わせて用いる弾球遊技機を構成しても良い。
すなわち、請求項5に記載されているように、遊技者への賞球の払い出しを行う賞球払出装置が設けられたパチンコ島に列設され、賞球払出装置により払い出された賞球を排出する賞球排出口と、遊技盤に設けられた入賞口への遊技球の入賞を検知すると共に、入賞を検知すると、賞球払出装置に対し、入賞に応じた賞球の払い出しを指示する主制御装置と、を備えることを特徴とする弾球遊技機を構成しても良い。

0021

こうすることにより、弾球遊技機に球貯留タンクや賞球払出手段を設けなくても、上述した賞球払出装置と組み合わせて用いることで、遊技者に対して賞球の払い出しを行うことができる。このため、弾球遊技機の内部の余剰スペースの拡大や、弾球遊技機の小型軽量化が可能となる。

図面の簡単な説明

0022

パチンコ島の内部の構成を示す説明図である。
パチンコ島におけるパチンコ機配置空間と、該パチンコ機に対応する欄間設置空間を示す説明図である。
球貯留タンクの斜視図である。
球切り装置の断面図である。
中継装置の構成を示す説明図である。
パチンコ島に列設されたパチンコ機を側方から見た様子を示す説明図である。
賞球払出装置の電気的構成を示すブロック図である。
パチンコ島に列設されるパチンコ機の正面図である。
パチンコ島に列設されるパチンコ機の遊技盤の正面図である。
パチンコ島に列設されるパチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。
入賞検知処理についてのフローチャートである。

実施例

0023

以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。

0024

[賞球払出装置について]
[構成の説明]
(1)パチンコ島の構成について
まず、本実施形態の賞球払出装置の説明に先立ち、該賞球払出装置が設けられるパチンコ島1の構成について、図1に記載の説明図を用いて説明する。図1は、パチンコ島1の内部構成を模式的に示している。

0025

パチンコ島1は、遊技機設置空間3に多数のパチンコ機100を背向列設するもので、パチンコ機100は、枠と本体から形成され、本体は枠に対して回動自在に設けられ、パチンコ機100の保守点検や、何らかのトラブルが発生したときなどに対処できるようになっている。したがって、遊技機設置空間3は、パチンコ機100が取り付けられた後は、パチンコ機100の本体が回動されたときに露出する空間となる。なお、パチンコ機100には、同様にトラブルなどに対処できるようガラス枠が本体に対して回動自在に設けられている。また、本実施形態のパチンコ島1に設置されるパチンコ機100には、遊技球を貯留する貯留タンクや、該貯留タンクに貯留されている遊技球を賞球として払い出す賞球払出装置は設けられていない。

0026

また、各パチンコ機100の背部には、該パチンコ機100での遊技により発生した賞球の払い出しを行う賞球払出装置5が設けられている。
また、パチンコ島1の中央には、電源投入後常時駆動される球研磨揚送機12が立設されている。パチンコ島1の下部中央寄りには、パチンコ機100から排出され後に回収樋30によって集められた使用済みの遊技球を貯留する下部貯留タンク21が設けられており、球研磨揚送機12は、この下部貯留タンク21から流下してくる遊技球を研磨しながら上昇させ、上端の排出口から上部貯留タンク25に排出するよう構成されている。

0027

また、上部貯留タンク25の底面部には、パチンコ島1の両端部に向かって所定の下り勾配が設けられた補給樋27が接続されており、該補給樋27には、各パチンコ機100に対応して球分離器28が設けられている。これにより、球研磨揚送機12により揚送された研磨済の遊技球は、上部貯留タンク25から補給樋27に流出し、補給樋27に流出した遊技球は球分離器28に流入する。そして、球分離器28に流入した遊技球は、賞球払出装置5によって遊技で入賞したときパチンコ機100に払い出されて使用されるようになっており、パチンコ島1の遊技球は循環的に使用される。

0028

また、各パチンコ機100の上方に設けられた欄間設置空間8には、開閉自在に構成された欄間7が設けられており、補給樋27や球分離器28にて球詰まりが発生した際等に欄間7を開放し、これらのトラブルに対処できるようになっている。すなわち、欄間設置空間8は、欄間7が回動されたときに露出する空間となる。

0029

(2)賞球払出装置の構成について
次に、パチンコ島1に列設された各パチンコ機100に対応して設けられる本実施形態の賞球払出装置5の構成について、図2に記載の説明図を用いて説明する。図2は、パチンコ島1におけるパチンコ機100の配置空間と、該パチンコ機100に対応する欄間設置空間を模式的に示している。

0030

図2に記載されているように、賞球払出装置5は、球分離器28に流入した遊技球を貯留する球貯留タンク41と、該球貯留タンク41の底部に接続され、該球貯留タンク41に貯留された遊技球を賞球として払い出す球切り装置50と、球切り装置50に下方から接続され、払い出された遊技球を流下させる屈曲可能な筒状部材である上フレキシブルチューブ65と、上フレキシブルチューブ65に側方から接続され、上フレキシブルチューブ65を流下する遊技球の流下速度を低減させる中継装置70と、上フレキシブルチューブ65と同様の部材であり、中継装置70に下方から接続され、払い出された遊技球をパチンコ機100の上皿に導く下フレキシブルチューブ85とを備える。

0031

(2−1)球貯留タンクについて
まず、球貯留タンク41の構成について、図3を用いて説明する。図3には、球貯留タンク41を斜め上方から視た斜視図が記載されている。

0032

球貯留タンク41は、欄間設置空間に設置された球分離器28の直下に設けられており、球分離器28に流入した遊技球は、球貯留タンク41に貯留される。球貯留タンク41は、後述する球切り装置50への遊技球の補給が円滑に行われるよう、遊技球を数百個単位で貯留することができる。

0033

図3に記載されているように、球貯留タンク41は、上部が開放された略直方体の箱状に形成されている。また、球貯留タンク41の底面の略中央には、遊技球を排出させる排出口43が穿設されており、球貯留タンク41の底面は、この排出口43に向かって下り傾斜を有するように形成されている。また、球貯留タンク41には、排出口43から下方に垂直に延びる排出筒44が設けられており、この排出筒44は、球切り装置50に挿着される。なお、球貯留タンク41は、球分離器28に直接接続された状態で設けられていても良いし、補給樋27や、パチンコ島1を構成する柱部材枠部材等に取り付けられていても良い。

0034

(2−2)球切り装置について
次に、球切り装置50の構成について、図4に記載の断面図を用いて説明する。図4(a)には、欄間設置空間に配置された球切り装置50の筺体における正面側に位置する板部材を除した状態の正面断面図が記載されており、図4(b)には、欄間設置空間に配置された球切り装置50の筺体における向かって右側に位置する板部材を除した状態の右側面断面図が記載されている。

0035

球切り装置50は、中空略直方体状に形成され、その内部は間仕切り51によって払出機構収納部52と基板収納部53とに区画されている。
払出機構収納部52には、回転軸の先端にスプロケット55が取り付けられた払出モーター54と、略くの字状に形成され、上端が球貯留タンク41の排出筒44と連設された球通路56が設けられている。これにより、球貯留タンク41から遊技球が球切り装置50の球通路56に流入し、この球通路56に流入した遊技球はスプロケット55により塞き止められて球通路56内で停止する。

0036

また、球通路56の下部には、払出機構収納部52から下方に突出する球払出口57が設けられており、球払出口57の直下には、上フレキシブルチューブ65を取り付けるための装着具58が設けられている。そして、スプロケット55は、球通路56のほぼ中央に、その歯が球払出口57に臨む状態で配置され、この構成により、球切り装置50に流入した遊技球は、払出モーター54の駆動によりスプロケット55が回転すると、球払出口57から払い出されることになる。また、球切り装置50は球貯留タンク41のすぐ下に配置されているので、スプロケット55の上流側に位置する遊技球の流下速度が低減され、これにより、遊技球は円滑に球払出口57から払い出される。

0037

一方、基板収納部53には、パチンコ機100からの信号に応じて払出モーター54を駆動制御する賞球制御基板60が設けられている(詳細については後述する)。
(2−3)中継装置について
次に、中継装置70の構成について、図5を用いて説明する。図5には、遊技機設置空間3に配置された中継装置70の正面図が記載されている。

0038

中継装置70は、パチンコ機100の裏面の形状に合わせて、パチンコ島1を構成する横桟などに移動自在に取り付けられる装置であって、球切り装置50から流下してきた遊技球の勢いを低減させるとともに、外部からの指令に基づいて遊技球の流下を阻止するよう構成されている。

0039

中継装置70には、当該中継装置70をパチンコ島1に取り付けるための取付部71と、遊技球を流下させる機構などが設けられた本体部72とが設けられている。取付部71には、中継装置70をパチンコ島1に取り付けるための取付板73が形成されている。この取付板73には、長穴が複数穿設されており(図示なし)、この長穴にネジボルト螺着することで、中継装置70を、パチンコ島1を構成する枠部材や柱部材等の任意の位置に取り付けることができる。

0040

また、取付部71には、取付板73から突出するように略コ字状の係合板74が形成されており、係合板74の突出方向に移動自在な状態で、本体部72が係合板74に取り付けられると共に、蝶ネジ75により、本体部72が取付部71(係合板74)に固定される。つまり、中継装置70は、パチンコ島1の内部における、パチンコ機100の裏面の形状に応じた位置に取り付けられた後、係合板74の突出方向に沿って本体部72の位置を調整することができるのである。

0041

一方、本体部72には、上フレキシブルチューブ65の下端を側方から取り付けるための装着具77と、下フレキシブルチューブ85の上端を下方から取り付けるための装着具79とが設けられていると共に、上フレキシブルチューブ65から流下した遊技球を下フレキシブルチューブ85に導く略L字状の球通路76が設けられている。この球通路76には、装着具79が設けられた本体部72の底部に対し傾きが形成されており、これにより、上フレキシブルチューブ65から中継装置70に流入した遊技球は、流下口78から下フレキシブルチューブ85へと流下する。

0042

また、本体部72には、賞球制御基板60からの指令に応じてプランジャ(図示なし)を球通路76に突出させ、遊技球の流下を阻止するソレノイド80と、球通路76内の遊技球の流下状態目視するための透視窓81が設けられている。

0043

(2−4)下フレキシブルチューブについて
次に、下フレキシブルチューブ85について、図6の説明図を用いて説明する。図6には、パチンコ島1に列設されたパチンコ機100を側方から見た様子を示す説明図が記載されている。

0044

下フレキシブルチューブ85の下端には、パチンコ機100の上皿112の奥に設けられた賞球排出口112aに繋がる球導入筒90に接続される装着具87が設けられている。これにより、中継装置70を通過した遊技球は、下フレキシブルチューブ85を流下して球導入筒90に流入し、賞球排出口112aから上皿112に導出される。

0045

(3)電気的構成について
次に、賞球払出装置5の電気的構成について、図7に記載のブロック図を用いて説明する。

0046

賞球払出装置5は、球切り装置50の球通路56に設けられたスプロケット55を回転させる払出モーター54と、遊技球の中継装置70の通過を阻止するソレノイド80と、対応するパチンコ機100が遊技機設置空間3に設けられた枠から回動したことや、該パチンコ機100のガラス枠が回動したことを検知するドア開放スイッチ94と、対応するパチンコ機100の上方の欄間が開放されたことを検知する欄間開放スイッチ95と、図示しないCPU、ROM、RAMなどを備えたマイクロコンピュータを中心に構成され、賞球払出装置5を統括制御する賞球制御基板60を備える。

0047

この賞球制御基板60は、図示しない入出力回路を介して、対応するパチンコ機100での遊技の進行を制御する主制御装置150や、パチンコ島1が設置された遊技場ホールコンピュータ170と通信可能に構成されている。

0048

主制御装置150は、遊技にて入賞が発生すると、賞球制御基板60に対し、該入賞に対応する数の遊技球を賞球として払い出すことを指示する賞球コマンドを送信する。そして、賞球制御基板60は、賞球コマンドを受信すると、払出モーター54を駆動しスプロケット55を回転させ、賞球コマンドが示す数の遊技球を賞球として払い出す。また、これと同時に、ホールコンピュータ170と通信を行い、払い出した賞球数をホールコンピュータ170に通知する。

0049

なお、パチンコ島1には、異なるメーカにより製造された様々な機種のパチンコ機100が列設されることが想定される。しかしながら、主制御装置150と賞球制御基板60との間には、各メーカ間で統一された通信プロトコルが定められており、賞球制御基板60は、該通信プロトコルに対応している主制御装置150と通信可能となっている。このため、賞球制御基板60は、製造メーカや機種を問わず、上記通信プロトコルに対応しているパチンコ機100への賞球の払い出しが可能となっている。

0050

また、ドア開放スイッチ94または欄間開放スイッチ95がオンすると、賞球制御基板60へ開放信号が出力される。そして、賞球制御基板60は、開放信号を受信すると、払出モーター54の駆動を禁止するとともに、ソレノイド80を駆動してプランジャを球通路76に突出させ、賞球の払い出しを禁止する。

0051

なお、パチンコ島1に列設されるパチンコ機100はいわゆるCR機として構成されており、賞球制御基板60は、パチンコ機100に設けられたプリペイドカードの読み書き等を行うためのプリペイドカードユニットCRユニット)と通信可能に構成されている(詳細は後述する)。そして、遊技者がCRユニットに対し遊技球の貸し出しを指示した際には、賞球の払い出しと同様にして、CRユニットからの指示に応じて所定数の遊技球の払い出しを行う。

0052

[動作の説明]
次に、本実施形態の賞球払出装置5における遊技球の流れについて説明する。
補給樋27から分離して球分離器28に流入した遊技球は、球貯留タンク41に流下した後、排出筒44を通過して球切り装置50における球通路56まで到達し、スプロケット55により塞き止められる。そして、このスプロケット55の配置位置から順に遊技球が貯留され、球貯留タンク41には、常時、数百個単位の遊技球が貯留される。

0053

そして、対応するパチンコ機100の遊技で入賞が発生すると、主制御装置150から賞球制御基板60に賞球コマンドが送信され、賞球コマンドを受信した賞球制御基板60は、払出モーター54を駆動してスプロケット55を回転させ、入賞に対応する数の遊技球が球切り装置50の球払出口57から賞球として払い出される。そして、球払出口57から払い出された遊技球は、上フレキシブルチューブ65を通って中継装置70の球通路76に流入し、ここで一旦減速した後に、中継装置70の流下口78から下フレキシブルチューブ85へと流下する。そして、下フレキシブルチューブ85へ流入した遊技球は、パチンコ機100の球導入筒90を通過し、賞球排出口112aから上皿112に放出される。上皿112に遊技球が放出されると、球貯留タンク41には、上皿112に導出された遊技球とほぼ同数の遊技球が球分離器28から流入して貯留される。

0054

また、欄間7が開放されたとき、あるいはパチンコ機100の本体やガラス枠が開放されたときには、欄間開放スイッチ95あるいはドア開放スイッチ94から賞球制御基板60へ開放信号が出力される。開放信号を受信した賞球制御基板60は、払出モーター54の駆動を禁止してスプロケット55の回転を停止し、球切り装置50から遊技球が払い出されないようにするとともに、ソレノイド80を駆動してプランジャを球通路76に突出させて中継装置70から遊技球が流下しないようにする。

0055

[効果]
本実施形態の賞球払出装置5によれば、パチンコ機100の内部に遊技球を貯留する球貯留タンクや、球貯留タンクに貯留された遊技球を賞球として払い出す賞球払出装置を設ける必要が無くなる。

0056

また、対応するパチンコ機100毎に賞球として払い出す遊技球を貯留しておくことができるため、補給樋27からの遊技球の供給が滞った場合であっても、該パチンコ機100で入賞が生じた際にすぐに賞球を払い出すことができる。特に、遊技球の供給が滞る可能性が高くなる補給樋27の下流側では、より顕著な効果が得られると言える。

0057

したがって、本実施形態の賞球払出装置5によれば、賞球の払い出しの遅延を生じさせること無く、パチンコ機100の内部の余剰スペースの拡大や、パチンコ機100の小型軽量化が可能となる。

0058

[パチンコ機について]
[構成の説明]
次に、本実施形態のパチンコ島1に列設されるパチンコ機100の構成について説明する。

0059

(1)全体の構成について
図8に示すように、弾球遊技機の一種であるパチンコ機100は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠121にて構成の各部を保持する構造を有する。

0060

外枠121の左側上下には、ヒンジ105bが設けられており、該ヒンジ105bの他方側には内枠103が取り付けられており、内枠103は外枠121に対して開閉可能な構成になっている。

0061

前枠105cには、板ガラス109が取り外し自在に設けられており、板ガラス109の奥には図9に記載する遊技盤108が内枠103に取り付けられている。
前枠105cの上側左右には、スピーカ111が設けられており、パチンコ機100から発生する遊技音が出力され、遊技者の趣向性を向上させる。また、遊技の趣向性を向上させるため、前枠105cには、遊技状態に応じて発光する枠側装飾ランプが複数設けられている。

0062

前枠105cの下方には、上皿112と下皿113が一体に形成されている。下皿113の右側には発射ハンドル118が取り付けられており、該発射ハンドル118を時計回り回動操作することによって発射装置(図示省略)が稼動して、上皿112から供給された遊技球が遊技盤108に向けて発射される。

0063

下皿113の左側には、遊技者が操作可能な遊技ボタン114が備えられており、遊技者が該遊技ボタン114を操作することで、後述する演出図柄表示装置154bに表示される画像や、スピーカ111より出力される遊技音が変化する。

0064

また、このパチンコ機100はいわゆるCR機であって、プリペイドカードの読み書き等を行うためのプリペイドカードユニット(CRユニット)105aが付属しており、パチンコ機100には、貸出ボタン116、精算タン117及び精算表示装置115を有するCR精算表示装置が備わっている。

0065

また、パチンコ機100の裏側においては、前述した遊技盤108を脱着可能に取り付ける内枠103が前述した外枠121に収納されている。
また、パチンコ機100の裏側には、図10に記載の主制御装置150、演出図柄制御装置154a、サブ統合装置153、発射制御装置152、電源基板が設けられている。なお、演出図柄制御装置154a、サブ統合装置153がサブ制御装置に該当する。

0066

主制御装置150,演出図柄制御装置154a,サブ統合装置153は遊技盤108に設けられており、発射制御装置152,電源基板が内枠103に設けられている。
また、パチンコ機100の裏側には、外部接続端子161が設けられており、この外部接続端子161より、遊技状態や遊技結果を示す信号がホールコンピュータ170に送られる。

0067

図9に示すように遊技盤108には、公知のガイドレール125a,125bによって囲まれた略円形の遊技領域126が設けられている。この遊技領域126には多数の遊技釘打ち付けられている。

0068

遊技領域126のほぼ中央部には、センターケース128が配されている。センターケース128は、公知のものと同様に、ステージ、演出図柄表示装置154b(液晶表示装置であり演出図柄を表示する。)の画面を臨ませる窓128a等を備えている。

0069

窓128aの上側には7セグメント特図表示装置129と4個のLEDからなる特図保留数表示装置129aが設置されている。
センターケース128の下方には、いわゆるチャッカーとして構成され、常時入賞可能な始動口110が設けられている。

0070

始動口110の下方にはアタッカー式の大入賞口133が配置され、その下方にはアウト穴134が設けられている。また、始動口110の両側には、一般入賞口(図示なし)がガイドレール125bに沿うように設けられている。この一般入賞口は、常時、入球率が変化しない普通入賞口である。

0071

(2)電気的構成について
図10のブロック図は、このパチンコ機100の電気的構成を示している。該ブロック図が示すように、このパチンコ機100は、電気的には主制御装置150を中心にして構成されている。なお、このブロック図には、単に信号を中継するいわゆる中継基板及び電源基板等は記載していない。また、詳細の図示は省略するが、主制御装置150、演出図柄制御装置154a、サブ統合装置153のいずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート出力ポート等を備えているが、本実施形態では、発射制御装置152、電源基板にはCPU、ROM、RAMは設けられていない。しかし、これに限るわけではなく、発射制御装置152にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。

0072

主制御装置150には、始動口110に入球した遊技球を検出する特図始動SW110a、大入賞口133に入球した遊技球を計数するためのカウントSW133a、一般入賞口に入球した遊技球を検出する一般入賞口SW135等の検出信号が入力される。

0073

主制御装置150は搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成してサブ統合装置153に出力する。また、上述の検出信号等により始動口110や大入賞口133や一般入賞口等への遊技球の入賞を検知すると、上述の賞球払出装置5の賞球制御基板60に対し、該入賞に対応する数の賞球の払い出しを指示する賞球コマンドを送信する。なお、主制御装置150は、パチンコ機の製造メーカ間で統一された通信プロトコルに従い、賞球制御基板60との通信を行う。

0074

また、主制御装置150は、図柄表示装置中継端子板164を介して接続されている特図表示装置129の表示や、特図保留数表示装置129aの点灯を制御する。
さらに、主制御装置150は、大入賞口ソレノイド133bを制御することで大入賞口133の開閉を制御する。

0075

主制御装置150からの出力信号試験信号端子にも出力されほか、図柄変動大当り等の管理用の信号が外部接続端子161に出力されてホールコンピュータ170に送られる。

0076

また、CRユニット105aは、CRユニット端子板160を介して賞球払出装置5と通信可能に構成されており、賞球払出装置5に対し、貸し球の払い出しを行わせる。また、CRユニット端子板160は精算表示装置115とも双方向通信可能に接続されており、精算表示装置115には、遊技球の貸出しを要求するための球貸SW116a、精算を要求するための精算SW117aが設けられている。

0077

発射制御装置152は発射モータ136を制御して、遊技球を遊技領域126に遊技球を発射させる。
なお、発射制御装置152には発射ハンドル118からの回動量信号、タッチSW120aからのタッチ信号発射停止SW119aから発射停止信号が入力される。

0078

回動量信号は、遊技者が発射ハンドル118を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル118を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止SW119aを押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置152に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル118を操作していても遊技球は発射出来ないようになっている。

0079

サブ統合装置153はサブ制御装置に該当し、主制御装置150から送信されてくるデータ及びコマンドを受信し、それらを演出表示制御用音制御用及びランプ制御用のデータに振り分けて、演出表示制御用のコマンド等は演出図柄制御装置154aに送信し、音制御用及びランプ制御用は自身に含まれている各制御部位音声制御装置及びランプ制御装置としての機能部)に分配する。そして、音声制御装置としての機能部は、音声制御用のデータに基づいて音LSIを作動させることによってスピーカ111からの音声出力を制御し、ランプ制御装置としての機能部はランプ制御用のデータに基づいてランプドライバを作動させることによって各種LED、ランプ137を制御する。

0080

サブ統合装置153と演出図柄制御装置154aとは双方向通信が可能である。
演出図柄制御装置154aは、サブ統合装置153から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置150から送信されてきたものとサブ統合装置153が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置154bを制御して、演出図柄等の演出画像を表示させる。

0081

[動作の説明]
(1)概要について
本実施形態のパチンコ機100では、主制御装置150は、始動口110への遊技球の入賞を検知すると、大当り判定用乱数を含む各種乱数を抽出して保留記憶すると共に、保留記憶した大当り判定用乱数を読み出し大当り抽選を行う。そして、大当り抽選に当選した際には、例えば15ラウンドの特別遊技を行い、遊技者に対し遊技価値を付与する。

0082

また、大当り抽選の際には、主制御装置150は、サブ統合装置153に対してコマンドを送信し、演出図柄制御装置154aに、演出図柄の変動表示等により大当り抽選の結果を報知する大当り演出を行わせる。

0083

(2)賞球の払い出しについて
本実施形態のパチンコ機100の内部には、球貯留タンクや賞球の払い出しを行うための装置が設けられておらず、パチンコ島1の内部に設けられた賞球払出装置5により賞球の払い出しが行われる。以下では、主制御装置150が賞球払出装置5に対し賞球の払い出しを指示する入賞検知処理について、図11に記載のフローチャートを用いて説明する。

0084

S205では、主制御装置150は、始動口110や大入賞口133や一般入賞口等、遊技盤108に設けられた各種入賞口への遊技球の入賞の有無を判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S205:Yes)、S210に処理を移行し、否定判定が得られた場合には(S205:No)、本処理を終了する。

0085

S210では、主制御装置150は、賞球払出装置5の賞球制御基板60に対し、発生した入賞に応じた数の遊技球の払い出しを指示する賞球コマンドを送信し、本処理を終了する。

0086

[効果]
本実施形態のパチンコ機100によれば、球貯留タンクや賞球の払い出しを行う装置を設けなくても、賞球払出装置5と組み合わせて用いることで、遊技者に対して賞球の払い出しを行うことができる。このため、パチンコ機100の内部の余剰スペースの拡大や、パチンコ機100の小型軽量化が可能となる。

0087

[他の実施形態]
(1)本実施形態では、賞球払出装置5とパチンコ機100とは1対1の対応関係を有しているが、1台の賞球払出装置5に対し複数のパチンコ機100を対応させても良い。すなわち、球切り装置50に対し対応する複数のパチンコ機100に繋がるフレキシブルチューブを接続し、球切り装置50は、パチンコ機100からの賞球コマンドに応じて、該パチンコ機100に繋がるフレキシブルチューブに遊技球を送り出すのである。

0088

また、補給樋27の上流側では、1台の賞球払出装置5に複数のパチンコ機を対応させ、球貯留タンク41への遊技球の供給が遅延することが予測される補給樋27の下流側では、1台のパチンコ機100に対応して1台の賞球払出装置5を設けても良い。

0089

また、本実施形態では、賞球払出装置5には、1つの球貯留タンク41に対し、1つの球切り装置50及び中継装置70が設けられている。しかしながら、1つの球貯留タンク41に対し、複数の球切り装置50及び中継装置70を設けると共に、各球切り装置50及び中継装置70を、それぞれ、1台のパチンコ機100に対応させ、1つの球貯留タンク41に貯留された遊技球により複数のパチンコ機100への賞球の払い出しを行っても良い。

0090

こうすることにより、部品の数を減らすことができ、賞球払出装置5を設ける際のコストを低減できると共に、賞球払出装置5の配置スペースを小さくすることができる。
(2)また、本実施形態では、パチンコ機100の主制御装置150と賞球制御基板60との間の通信プロトコルは、パチンコ機メーカ間で統一されているものとしたが、各メーカで個別の通信プロトコルが用いられる場合も想定される。このような場合には、主制御装置150と賞球制御基板60との間に変換装置を設け、該変換装置により、主制御装置150からの信号を、賞球制御基板60に対応した形式に変換しても良い。このような場合であっても、同様の効果を得ることができる。

0091

(3)本実施形態のパチンコ機100は、いわゆるデジパチとして構成されているが、言うまでも無く、本発明は、権利モノ羽根モノ等といったタイプのパチンコ機にも適用可能であり、このようなタイプのパチンコ機に本発明を適用した場合にも、同様の効果を得ることができる。

0092

[特許請求の範囲との対応]
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。

0093

球切り装置50が賞球払出手段に、中継装置70が中継手段に相当する。

0094

1…パチンコ島、3…遊技機設置空間、5…賞球払出装置、7…欄間、8…欄間設置空間、12…球研磨揚送機、21…下部貯留タンク、25…上部貯留タンク、27…補給樋、28…球分離器、30…回収樋、41…球貯留タンク、43…排出口、44…排出筒、50…球切り装置、51…間仕切り、52…払出機構収納部、53…基板収納部、54…払出モーター、55…スプロケット、56…球通路、57…球払出口、58…装着具、60…賞球制御基板、65…上フレキシブルチューブ、70…中継装置、71…取付部、72…本体部、73…取付板、74…係合板、75…蝶ネジ、76…球通路、77…装着具、78…流下口、79…装着具、80…ソレノイド、81…透視窓、85…下フレキシブルチューブ、87…装着具、90…球導入筒、94…ドア開放スイッチ、95…欄間開放スイッチ、100…パチンコ機、103…内枠、105a…CRユニット、105b…ヒンジ、105c…前枠、108…遊技盤、109…板ガラス、110…始動口、110a…特図始動SW、111…スピーカ、112…上皿、112a…賞球排出口、113…下皿、114…遊技ボタン、114a…遊技SW、115…精算表示装置、116…貸出ボタン、116a…球貸SW、117…精算ボタン、117a…精算SW、118…発射ハンドル、119a…発射停止SW、120a…タッチSW、121…外枠、125…ガイドレール、126…遊技領域、128…センターケース、128a…窓、129…特図表示装置、129a…特図保留数表示装置、133…大入賞口、133a…カウントSW、133b…大入賞口ソレノイド、134…アウト穴、135…一般入賞口SW、136…発射モータ、137…ランプ、138…前面枠閉鎖SW、139…意匠枠閉鎖SW、150…主制御装置、152…発射制御装置、153…サブ統合装置、154a…演出図柄制御装置、154b…演出図柄表示装置、160…CRユニット端子板、161…外部接続端子、164…図柄表示装置中継端子板、170…ホールコンピュータ。

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