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技術 知的財産管理システム

出願人 アイビーリサーチ株式会社
発明者 藤澤正人
出願日 2010年9月28日 (10年1ヶ月経過) 出願番号 2010-217359
公開日 2012年4月12日 (8年7ヶ月経過) 公開番号 2012-073765
状態 特許登録済
技術分野 特定用途計算機 文書処理装置
主要キーワード 特許電子図書館 請求項番号 電子データ取得 拒絶理由通知書 合致率 拒絶理由通知 四角枠 図面番号
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2012年4月12日)のものです。
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図面 (8)

課題

特許出願などの拒絶理由通知引用文献との関連性に関する情報を示す知的財産管理システムを提供する。

解決手段

知的財産管理システムは、表示部4を備える。電子データ化された拒絶理由通知書読み取り、第1抽出工程として、拒絶理由通知書に記載された内容の中から、引用文献に関する情報、及び所定の番号や文字列を抽出し、データ取得工程として、ネットワークを介して引用文献の電子データを取得し、リンク形成工程として、抽出した番号や文字列と引用文献における抽出した番号や文字列に関連する箇所との間のリンクを形成し、第1表示工程として、リンクが可能であることを示した状態で、拒絶理由通知書の内容を含む第1画面P1を表示部4に表示させる制御部を備える。

概要

背景

従来、特許文献1のように、特許出願などの拒絶理由通知から引用文献に関する情報を抽出する知的財産管理システムが提案されている。

概要

特許出願などの拒絶理由通知と引用文献との関連性に関する情報を示す知的財産管理システムを提供する。知的財産管理システムは、表示部4を備える。電子データ化された拒絶理由通知書読み取り、第1抽出工程として、拒絶理由通知書に記載された内容の中から、引用文献に関する情報、及び所定の番号や文字列を抽出し、データ取得工程として、ネットワークを介して引用文献の電子データを取得し、リンク形成工程として、抽出した番号や文字列と引用文献における抽出した番号や文字列に関連する箇所との間のリンクを形成し、第1表示工程として、リンクが可能であることを示した状態で、拒絶理由通知書の内容を含む第1画面P1を表示部4に表示させる制御部を備える。

目的

本発明の目的は、特許出願などの拒絶理由通知と引用文献との関連性に関する情報を示す知的財産管理システムまたは知的財産管理プログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

表示部と、電子データ化された拒絶理由通知書読み取り、第1抽出工程として、前記拒絶理由通知書に記載された内容の中から、引用文献に関する情報、及び所定の番号や文字列を抽出し、データ取得工程として、ネットワークを介して前記引用文献の電子データを取得し、リンク形成工程として、抽出した番号や文字列と前記引用文献における抽出した番号や文字列に関連する箇所との間のリンクを形成し、第1表示工程として、前記リンクが可能であることを示した状態で、前記拒絶理由通知書の内容を含む第1画面を前記表示部に表示させる制御部とを備えることを特徴とする知的財産管理システム

請求項2

入力部を更に備え、前記入力部を介して出願番号に関する情報が入力されると、前記制御部は、ネットワークを介して、前記電子データ化された拒絶理由通知書を含むデータベースアクセスし、前記電子データ化された拒絶理由通知書であって前記出願番号に対応するものを読み取り、前記第1抽出工程、前記データ取得工程、前記リンク形成工程、前記第1表示工程を行うことを特徴とする請求項1に記載の知的財産管理システム。

請求項3

前記第1抽出工程では、前記引用文献に関する情報として、前記拒絶理由通知書の「引用文献等一覧」から、前記データ取得工程における前記引用文献の電子データを取得するために必要な情報が抽出され、前記所定の番号として、「引用文献:」と書かれた第1領域の後方に隣接する引用文献番号が、抽出され、前記所定の文字列として、「引用文献」と書かれた第2領域とその後方に隣接する「引用文献番号」、「付き括弧」が書かれた第3領域と前記第3領域に含まれた「段落番号」、「図」と書かれた第4領域と前記第4領域の後方に隣接する「図面番号」、及び「請求項」と書かれた第5領域と前記第5領域の後方に隣接する「請求項番号」の少なくとも1つが抽出されることを特徴とする請求項1に記載の知的財産管理システム。

請求項4

前記拒絶理由通知書に、前記引用文献が複数挙げられている場合には、前記制御部は、前記第1抽出工程において、前記「段落番号」や、前記「図面番号」や、前記「請求項番号」が、どの引用文献のものであるかを特定する第1特定工程を実施することを特徴とする請求項3に記載の知的財産管理システム。

請求項5

前記リンク形成工程では、前記第2領域と前記「引用文献番号」のいずれかが、クリックされた場合に、前記「引用文献番号」に対応する引用文献の願書部分が、表示されるように、リンクが形成され、前記第3領域と前記「段落番号」のいずれかが、クリックされた場合に、前記「段落番号」に対応する引用文献であって、前記「段落番号」に対応する段落の内容が表示されるように、リンクが形成され、前記第4領域と前記「図面番号」のいずれかが、クリックされた場合に、前記「図面番号」に対応する引用文献であって、前記「図面番号」に対応する図面の内容が表示されるように、リンクが形成され、前記第5領域と前記「請求項番号」のいずれかが、クリックされた場合に、前記「請求項番号」に対応する引用文献であって、前記「請求項番号」に対応する請求項の内容が表示されるように、リンクが形成されることを特徴とする請求項1に記載の知的財産管理システム。

請求項6

前記第1画面に表示された状態で、前記リンクが形成された部分がクリックされると、前記制御部は、前記第1表示工程として、前記リンクが形成された部分に対応する「引用文献」の内容を示す第2画面を、前記表示部に表示させることを特徴とする請求項5に記載の知的財産管理システム。

請求項7

前記第1画面に表示された状態で、第6領域として、前記拒絶理由通知書の一部の領域が指定された場合に、前記制御部は、第2抽出工程として、前記第6領域における単語を抽出し、第2特定工程として、前記第6領域がどの「引用文献」のものであるかを特定し、算出工程として、前記第2特定工程で特定された「引用文献」における段落ごとに、前記第2抽出工程で抽出された単語の使用頻度を算出し、第2表示工程として、段落ごとに算出された使用頻度に関する情報を含む第3画面を、段落ごとに算出された使用頻度に関する情報を表示した第7領域に対応した段落の内容をリンクして表示可能な状態で、前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の知的財産管理システム。

請求項8

電子データ化された拒絶理由通知書に記載された内容の中から、引用文献に関する情報、及び所定の番号や文字列を抽出する第1抽出工程と、ネットワークを介して、前記引用文献の電子データを取得するデータ取得工程と、抽出した番号や文字列と前記引用文献における抽出した番号や文字列に関連する箇所との間のリンクを形成するリンク形成工程と、前記リンクが可能であることを示した状態で、前記拒絶理由通知書の内容を含む第1画面を前記表示部に表示させる第1表示工程とを実行することを特徴とする知的財産管理プログラム

技術分野

0001

本発明は、特許出願などに対する知的財産管理システムに関する。

背景技術

0002

従来、特許文献1のように、特許出願などの拒絶理由通知から引用文献に関する情報を抽出する知的財産管理システムが提案されている。

先行技術

0003

特開2007−108844号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、引用文献におけるどの部分が拒絶理由通知に関連しているかを示す情報までは示されておらず、使用者が引用文献の内容を読んで拒絶理由通知との関連性を調べる必要があった。

0005

したがって本発明の目的は、特許出願などの拒絶理由通知と引用文献との関連性に関する情報を示す知的財産管理システムまたは知的財産管理プログラムを提供することである。

課題を解決するための手段

0006

本発明に係る知的財産管理システムは、表示部と、電子データ化された拒絶理由通知書読み取り、第1抽出工程として、拒絶理由通知書に記載された内容の中から、引用文献に関する情報、及び所定の番号や文字列を抽出し、データ取得工程として、ネットワークを介して引用文献の電子データを取得し、リンク形成工程として、抽出した番号や文字列と引用文献における抽出した番号や文字列に関連する箇所との間のリンクを形成し、第1表示工程として、リンクが可能であることを示した状態で、拒絶理由通知書の内容を含む第1画面を表示部に表示させる制御部とを備える。

0007

電子データ化された拒絶理由通知書の内容を読み取って、特許出願などの拒絶理由通知と引用文献との関連性に関する情報として、関連する引用文献の情報を表示することが可能になる。特に、引用文献において、所定の番号や文字列として、拒絶理由通知書で指摘されている段落、図面、請求項に関連する部分を表示するため、拒絶理由通知書との対応関係を把握しやすい。

0008

好ましくは、入力部を更に備え、入力部を介して出願番号に関する情報が入力されると、制御部は、ネットワークを介して、電子データ化された拒絶理由通知書を含むデータベースアクセスし、電子データ化された拒絶理由通知書であって出願番号に対応するものを読み取り、第1抽出工程、データ取得工程、リンク形成工程、第1表示工程を行う。

0009

この場合には、手元に拒絶理由通知書が無くても、出願番号を入力する操作だけで、拒絶理由通知書の内容を入手して、第1抽出工程などを行うことが可能になる。

0010

また、好ましくは、第1抽出工程では、引用文献に関する情報として、拒絶理由通知書の「引用文献等一覧」から、データ取得工程における引用文献の電子データを取得するために必要な情報が抽出され、所定の番号として、「引用文献:」と書かれた第1領域の後方に隣接する引用文献番号が、抽出され、所定の文字列として、「引用文献」と書かれた第2領域とその後方に隣接する「引用文献番号」、「付き括弧」が書かれた第3領域と第3領域に含まれた「段落番号」、「図」と書かれた第4領域と第4領域の後方に隣接する「図面番号」、及び「請求項」と書かれた第5領域と第5領域の後方に隣接する「請求項番号」の少なくとも1つが抽出される。

0011

さらに好ましくは、拒絶理由通知書に、引用文献が複数挙げられている場合には、制御部は、第1抽出工程において、「段落番号」や、「図面番号」や、「請求項番号」が、どの引用文献のものであるかを特定する第1特定工程を実施する。

0012

また、好ましくは、リンク形成工程では、第2領域と「引用文献番号」のいずれかが、クリックされた場合に、「引用文献番号」に対応する引用文献の願書部分が、表示されるように、リンクが形成され、第3領域と「段落番号」のいずれかが、クリックされた場合に、「段落番号」に対応する引用文献であって、「段落番号」に対応する段落の内容が表示されるように、リンクが形成され、第4領域と「図面番号」のいずれかが、クリックされた場合に、「図面番号」に対応する引用文献であって、「図面番号」に対応する図面の内容が表示されるように、リンクが形成され、第5領域と「請求項番号」のいずれかが、クリックされた場合に、「請求項番号」に対応する引用文献であって、「請求項番号」に対応する請求項の内容が表示されるように、リンクが形成される。

0013

さらに好ましくは、第1画面に表示された状態で、リンクが形成された部分がクリックされると、制御部は、第1表示工程として、リンクが形成された部分に対応する「引用文献」の内容を示す第2画面を表示部に表示させる。

0014

また、好ましくは、第1画面に表示された状態で、第6領域として、拒絶理由通知書の一部の領域が指定された場合に、制御部は、第2抽出工程として、第6領域における単語を抽出し、第2特定工程として、第6領域がどの「引用文献」のものであるかを特定し、算出工程として、第2特定工程で特定された「引用文献」における段落ごとに、第2抽出工程で抽出された単語の使用頻度を算出し、第2表示工程として、段落ごとに算出された使用頻度に関する情報を含む第3画面を、段落ごとに算出された使用頻度に関する情報を表示した第7領域に対応した段落の内容をリンクして表示可能な状態で、表示部に表示させる。

0015

引用文献において、拒絶理由通知書における指定領域(第6領域)に関連する部分を表示するため、拒絶理由通知書との対応関係を把握しやすい。

0016

本発明に係る知的財産管理プログラムは、電子データ化された拒絶理由通知書に記載された内容の中から、引用文献に関する情報、及び所定の番号や文字列を抽出する第1抽出工程と、ネットワークを介して、引用文献の電子データを取得するデータ取得工程と、抽出した番号や文字列と引用文献における抽出した番号や文字列に関連する箇所との間のリンクを形成するリンク形成工程と、リンクが可能であることを示した状態で、拒絶理由通知書の内容を含む第1画面を表示部に表示させる第1表示工程とを実行する。

発明の効果

0017

以上のように本発明によれば、特許出願などの拒絶理由通知と引用文献との関連性に関する情報を示す知的財産管理システムまたは知的財産管理プログラムを提供することができる。

図面の簡単な説明

0018

本実施形態における知的財産管理システムの構成図である。
拒絶理由通知書の内容を含む第1画面が表示された状態の表示部を示す図である。
第1画面が表示され、その上に、引用文献の願書の内容を含む第2画面が表示された状態の表示部を示す図である。
第1画面が表示され、その上に、引用文献の指定段落の内容を含む第2画面が表示された状態の表示部を示す図である。
拒絶理由通知書の内容を含む第1画面であって第6領域が強調されたものが表示された状態の表示部を示す図である。
第3画面が表示された状態の表示部を示す図である。
第1画面が表示され、その上に、引用文献であって、第3画面上で指定された段落の内容を含む第2画面が表示された状態の表示部を示す図である。

実施例

0019

以下、本実施形態について、図を用いて説明する。本実施形態における知的財産管理システムは、入力部1、制御部2、記録部3、表示部4、プリンタ5、及び通信部6を備える(図1参照)。

0020

入力部1は、キーボードマウスなどの情報を入力する装置である。制御部2は、CPUなどの演算装置である。記録部3には、入力部1を使った所定の操作に基づいて、制御部2が、電子データ化された拒絶理由通知書に対する第1抽出工程、第2抽出工程、第1特定工程、第2特定工程、リンク形成工程、算出工程、第1表示工程、第2表示工程などを実行する知的財産管理プログラムがインストールされている。また、記録部3は、拒絶理由通知書ファイルや、該知的財産管理プログラムを使って作成されたファイルを記録する。拒絶理由通知書は、特許出願の審査過程や、審判過程において、特許から出願人(またはその代理人)に送られてくる通知書を言う。

0021

表示部4は、拒絶理由通知書の内容(第1画面P1)、拒絶理由通知書に記載された引用文献の内容(第2画面P2)、拒絶理由通知書における指定領域と引用文献との関係(第3画面P3)を表示する。プリンタ5は、第1画面P1などを印字する。通信部6は、ネットワークを介して通信する装置で、後述する電子データ取得工程において、特許電子図書館(IPDL:Industrial Property Digital Library)などの出願書類に関するデータベースにアクセスし、拒絶理由通知書に記載された引用文献の電子データをダウンロードする。

0022

なお、知的財産管理プログラムなどがインストールされる記録部3は、通信部6やネットワークを介して、制御部2と通信可能なサーバアプリケーションサービスプロバイダ)に設けられる形態であってもよい。

0023

制御部2は、使用者による入力部1を介した指示に基づいて、記録部3にインストールされた知的財産管理プログラムを起動し、表示部4に所定の表示画面(第1画面P1〜第3画面P3)を表示させる。図2図7は、表示部4に表示される所定の表示画面(第1画面P1〜第3画面P3)である。なお、第1画面P1〜第3画面P3の周囲には、ファイルの上書き保存などの所定のコマンド入力のための操作領域が設けられる(不図示)。使用者が、入力部1を使って、所定の操作を行うことにより、制御部2が、拒絶理由通知書を読み込み、拒絶理由通知書の内容に関連した引用文献の電子データをダウンロードし、これらを表示部4に表示させる。

0024

図2図5は、表示部4に、拒絶理由通知書の内容を含む第1画面P1が表示された状態を示し、図3図4図7は、表示部4に、非アクティブで第1画面P1が表示され、その上に、アクティブで引用文献の内容を含む第2画面P2が表示された状態を示し、図6は、表示部4に、第3画面P3が表示された状態を示す。

0025

入力部1を使って、所定の操作が行われると、制御部2は、記録部3に記録されたhtml形式の拒絶理由通知書ファイル(電子データ化された拒絶理由通知書)を読み取り、読み取った拒絶理由通知書に記載された内容の中から、引用文献に関する情報、及び所定の番号や文字列を抽出し(第1抽出工程)、ネットワークを介して、引用文献の電子データを取得し(データ取得工程)、抽出した番号や文字列と引用文献における抽出した番号や文字列に関連する箇所との間のリンクを形成し(リンク形成工程)、かかるリンクが可能であることを示した状態で、拒絶理由通知書の内容を含む第1画面P1を表示部4に表示させる(第2表示工程)。

0026

なお、拒絶理由通知書のファイル形式はhtml形式に限るものではない。また、拒絶理由通知書ファイルの読み取りに変えて、プリントアウトされた拒絶理由通知書をスキャナで読み取って電子データ化し、光学文字認識OCR:Optical Character Recognition)機能で、読み取った内容から文字情報を取得した上で、第1抽出工程を行う形態であってもよい。

0027

また、出願番号を入力して、IPDLなどの出願書類に関するデータベースから拒絶理由通知書のデータもダウンロード(若しくは読み取り)する形態であってもよい。例えば、入力部1を使って、所定の操作画面上で、出願番号を入力すると、制御部2は、IPDLにアクセスし、該データベースから該出願番号に対応する拒絶理由通知書を呼び出し、該拒絶理由通知書の内容を読み取って、続いて、第1抽出工程、データ取得工程、リンク形成工程、第2表示工程を行う。この場合には、手元に拒絶理由通知書が無くても、出願番号を入力する操作だけで、拒絶理由通知書の内容を入手して、第1抽出工程などを行うことが可能になる。

0028

第1抽出工程では、引用文献に関する情報として、拒絶理由通知書の「引用文献等一覧」から、拒絶理由通知書上で設定された「引用文献番号」と、データ取得工程における、引用文献の「公開番号」など引用文献の電子データを取得(ダウンロード)するために必要な情報とが抽出される。

0029

また、所定の番号として、「引用文献:」と書かれた第1領域(図2参照)の後方に隣接する数字(「引用文献番号」)が、抽出される。「引用文献番号」が、読点を挟んで複数ある場合には、それぞれが「引用文献番号」として抽出される。

0030

また、所定の文字列として、「引用文献」と書かれた第2領域(図2参照)とその後方に隣接する数字(「引用文献番号」)、墨付き括弧が書かれた第3領域(図2参照)と第3領域に含まれた数字(「段落番号」)、「図」と書かれた第4領域(不図示)とその後方に隣接する数字(「図面番号」)、及び「請求項」と書かれた第5領域(不図示)とその後方に隣接する数字(「請求項番号」)が抽出される。

0031

また、引用文献が複数挙げられている場合には、制御部2は、第1抽出工程において、第3領域内の「段落番号」や、第4領域の後方に隣接する「図面番号」や、第5領域の後方に隣接する「請求項番号」が、どの引用文献のものであるかを特定する(第1特定工程)。例えば、制御部2は、拒絶理由通知書に記載された「段落番号」や「図面番号」や「請求項番号」と同じ段落内に、「引用文献」と「引用文献番号」がある場合には、該「段落番号」や、該「図面番号」や、該「請求項番号」は、該「引用文献番号」に対応するものであると判断する。

0032

図2は、「引用文献番号」として、「1」と「2」が抽出され、「引用文献」と書かれた第2領域とその後方に隣接する「引用文献番号」の組み合わせとして、「引用文献1」と「引用文献2」が抽出され、墨付き括弧が書かれた第3領域と第3領域に含まれた「段落番号」の組み合わせとして、「[0008]」が抽出された状態を示す。この場合、該「[0008]」という「墨付き括弧」と「段落番号」は、「引用文献2」に対応するものであると制御部2は判断する。なお、本文では、墨付き括弧として“[ ]”を用いるが、図面上では、実際の墨付き括弧を用いる。

0033

電子データ取得工程では、制御部2は、通信部6やネットワークを介して、特許電子図書館などにアクセスし、拒絶理由通知書に記載された引用文献の電子データをダウンロードし、記録部3に記録する。

0034

リンク形成工程では、「引用文献」と書かれた第2領域とその後方に隣接する「引用文献番号」のいずれかが、入力部1を使ってクリックされた場合に、「引用文献番号」に対応する引用文献の願書部分が第2画面P2に表示される(図3参照)ように、リンクが形成される。

0035

また、墨付き括弧が書かれた第3領域と第3領域に含まれた「段落番号」のいずれかが、入力部1を使ってクリックされた場合に、「段落番号」に対応する引用文献であって該引用文献における該「段落番号」に対応する段落の内容が第2画面P2に表示される(図4参照)ように、リンクが形成される。

0036

また、「図」と書かれた第4領域とその後方に隣接する「図面番号」のいずれかが、入力部1を使ってクリックされた場合に、「図面番号」に対応する引用文献であって該引用文献における該「図面番号」に対応する図面の内容が第2画面P2に表示されるように、リンクが形成される。

0037

また、「請求項」と書かれた第5領域とその後方に隣接する「請求項番号」のいずれかが、入力部1を使ってクリックされた場合に、「請求項番号」に対応する引用文献であって該引用文献における該「請求項番号」に対応する請求項の内容が第2画面P2に表示されるように、リンクが形成される。

0038

拒絶理由通知書の内容がアクティブの第1画面P1に表示された状態(図2参照)で、入力部1を使って該リンクが形成された部分がクリックされると、制御部2は、第1表示工程として、第1画面P1を非アクティブにし、該リンクが形成された部分に対応する「引用文献」の内容を示す第2画面P2をアクティブで表示する(図3図4参照)。

0039

また、拒絶理由通知書の内容がアクティブの第1画面P1に表示された状態で、第6領域(図5参照)として、入力部1を使って拒絶理由通知書の一部の領域が指定された場合に、制御部2は、第6領域を強調表示図5では、枠で表示)し、第6領域における単語を抽出し(第2抽出工程)、第6領域がどの「引用文献」のものであるかを特定し(第2特定工程)、特定された「引用文献」における段落ごとに、該段落において、第2抽出工程で抽出された単語の使用頻度を算出し(算出工程)、使用頻度が高い段落から順に、第3画面P3の第1表示領域A1に表示する(第2表示工程、図6参照)。

0040

第2抽出工程で抽出される単語は、漢字カタカナアルファベットの少なくとも1つを含み、且つひらがなを含まないものを示す。例えば、拒絶理由通知書に、「第1の物質」と書かれた場合には、この部分から、「第1」という単語と、「物質」という2つの単語が抽出され、拒絶理由通知書に、「第1物質」と書かれた場合には、この部分から、「第1物質」という1つの単語が抽出される。

0041

ただし、拒絶理由通知書には、「引用文献」に関連する記載と、関連しない記載とがある。このため、第2特定工程において、使用者によって指定された第6領域が、「引用文献」に関連しない記載である場合には、制御部2は、第6領域の強調表示を行わず、算出工程や第2表示工程を行わない。

0042

次に、第3画面P3の詳細について説明する(図6参照)。第3画面P3は、第1〜第5表示領域A1〜A5を有する。

0043

第1表示領域A1は、拒絶理由通知書における第6領域に対応する「引用文献」の段落ごとに、第6領域で抽出された単語(語句)の使用頻度に関する情報を表示する領域であり、「段落番号」、該「段落番号」に記載された内容の一部又は全部、及び各段落における使用頻度に関する情報を有し、第6領域で抽出された単語の使用頻度が高い段落から順に並べられる。

0044

使用頻度に関する情報としては、第6領域で抽出された単語が、各段落で使用された数(単語数図6では「キーワードの数」と表現している)、または各段落で使用された割合(合致率、例えば、計算対象段落において、第6領域で抽出された単語が含まれる文字数を、該計算対象段落の文字数で割ったもの)が考えられる。

0045

第6領域で抽出された単語の使用頻度が高い段落は、第6領域の内容を含む説明を記載した可能性が高く、かかる段落の内容を見れば、拒絶理由通知書における第6領域に書かれている内容と、引用文献との対応関係を確認することが可能になる。

0046

複数の段落は、線で区切られ、段落ごとに選択が可能な状態で表示される。複数の段落のうち、入力部1を使ってクリックして選択された段落が、色分けしたりするなどして他の段落と区別が出来る状態で表示される。図6では、段落[0052]が選択された状態を示す。また、第6領域で抽出された単語の使用頻度に応じて色分け表示される形態であってもよい。

0047

制御部2は、段落ごとに算出された使用頻度に関する情報を含む第3画面P3を、段落ごとに算出された使用頻度に関する情報を表示した第7領域に対応した段落の内容をリンクして表示可能な状態で、表示部4に表示させる。具体的には、入力部1を使って第2表示領域A2の第7領域がクリックされると、制御部2は、選択された第7領域の「段落番号」に対応する「引用文献」であって該「引用文献」における該「段落番号」を含む領域を第2画面P2に表示する(図7参照)。図7では、段落[0052]と書かれた第7領域が選択され、段落[0052]を含む領域を第2画面P2に表示する状態を示す。

0048

第3表示領域A3は、第1表示領域A1で選択された「段落番号」の段落において抽出された単語(語句)を表示する領域である。制御部2は、抽出された単語のうち、拒絶理由通知書の指定領域で使用されている単語を、使用されていない単語と区別するために、強調表示(ここでは四角枠で単語を囲む)する。

0049

第3画面P3が表示された状態で、入力部1を使って、第3表示領域A3に表示された単語がクリックされると、制御部2は、クリックされた単語が強調された状態で、「引用文献(ここでは「引用文献1」)」の内容を表示する第2画面P2をアクティブ状態にし、第3画面P3を非アクティブ状態にする(不図示)。

0050

入力部1を使って第4表示領域A4がクリックされると、制御部2は、第1表示領域A1で選択された「段落番号」の段落から単語(語句)を抽出する条件などを設定するために使用される画面を表示する(不図示)。入力部1を使って第5表示領域A5がクリックされると、制御部2は、第3画面P3の表示を終了し、第1画面P1をアクティブ状態にする(図5参照)。

0051

本実施形態では、電子データ化された拒絶理由通知書の内容を読み取って、特許出願の審査や審判における拒絶理由通知と引用文献との関連性に関する情報として、関連する引用文献の情報を表示することが可能になる。特に、引用文献において、所定の番号や文字列として、拒絶理由通知書で指摘されている段落、図面、請求項、指定領域(第6領域)に関連する部分を表示したり、拒絶理由通知書における指定領域(第6領域)に関連する部分を表示したりするため、拒絶理由通知書との対応関係を把握しやすい。

0052

1 入力部
2 制御部
3 記録部
4 表示部
5プリンタ
6通信部
A1〜A5 第1〜第5表示領域(第3画面)
P1〜P3 第1〜第3画面

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