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図面 (7)

課題

電子機器サーバー装置の両方を効率的に使用してシステム全体としてのパフォーマンスを向上させる。

解決手段

電子機器である複合機1がサーバー装置3とネットワーク2を介して通信可能となっており、その複合機1において、要求処理部25は、複合機1内で処理要求が発生すると、その処理要求の種別に応じて、処理要求により指定される処理を、複合機1内のアプリケーション22およびサーバー装置3のいずれかに実行させる。

概要

背景

複合機などの画像形成装置には、ネットワークを介してサーバー装置に接続され、サーバー装置に所定の処理を実行させて、その処理結果を受信して後続の処理に使用するものが存在する(例えば特許文献1参照)。

また、画像形成装置において、JAVA(登録商標仮想マシンなどを有するプラットフォーム上でJAVA(登録商標)アプリケーションを動作させて、各種処理を実行するものがある(例えば、特許文献2参照)。

概要

電子機器とサーバー装置の両方を効率的に使用してシステム全体としてのパフォーマンスを向上させる。 電子機器である複合機1がサーバー装置3とネットワーク2を介して通信可能となっており、その複合機1において、要求処理部25は、複合機1内で処理要求が発生すると、その処理要求の種別に応じて、処理要求により指定される処理を、複合機1内のアプリケーション22およびサーバー装置3のいずれかに実行させる。

目的

本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、自機とサーバー装置の両方を効率的に使用してシステム全体としてのパフォーマンスを向上させることができる電子機器およびコンピュータープログラムを得ることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

サーバー装置通信可能な通信装置と、所定の処理を実行可能な内部処理部と、処理要求が発生すると、前記処理要求の種別に応じて、前記処理要求により指定される処理を前記内部処理部および前記サーバー装置のいずれかに実行させる要求処理部と、を備えることを特徴とする電子機器

請求項2

前記要求処理部は、前記処理要求の種別、並びに当該電子機器の負荷状況および/またはリソース状況に応じて、前記処理要求により指定される処理を前記内部処理部および前記サーバー装置のいずれかに実行させることを特徴とする請求項1記載の電子機器。

請求項3

演算処理装置を備え、前記内部処理部は、前記演算処理装置により内部処理プログラムが実行されることにより実現され、前記要求処理部は、前記処理要求により指定される処理を前記内部処理部に実行させる場合、前記内部処理プログラムを前記演算処理装置に実行させること、を特徴とする請求項1または請求項2記載の電子機器。

請求項4

表示装置と、前記表示装置に画面を表示させるウェブブラウザーとを備え、前記要求処理部は、画面表示のためのHTMLデータ生成要求が発生した場合に、前記HTMLデータ生成要求により指定されるHTMLデータ生成処理を前記内部処理部および前記サーバー装置のいずれかで実行させ、前記ウェブブラウザーは、前記内部処理部および前記サーバー装置のいずれかで生成されたHTMLデータに従って前記画面を表示させること、を特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の電子機器。

請求項5

前記要求処理部は、前記処理要求により指定される処理にリアルタイム性が要求される場合、前記処理要求により指定される処理を前記内部処理部に実行させることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の電子機器。

請求項6

サーバー装置と通信可能な通信装置と所定の処理を実行可能な内部処理部とを有する電子機器内のコンピューターにより実行されるコンピュータープログラムにおいて、前記コンピューターを、処理要求が発生すると、前記処理要求の種別に応じて、前記処理要求により指定される処理を前記内部処理部および前記サーバー装置のいずれかに実行させる要求処理部として機能させることを特徴とするコンピュータープログラム。

技術分野

0001

本発明は、電子機器およびコンピュータープログラムに関するものである。

背景技術

0002

複合機などの画像形成装置には、ネットワークを介してサーバー装置に接続され、サーバー装置に所定の処理を実行させて、その処理結果を受信して後続の処理に使用するものが存在する(例えば特許文献1参照)。

0003

また、画像形成装置において、JAVA(登録商標仮想マシンなどを有するプラットフォーム上でJAVA(登録商標)アプリケーションを動作させて、各種処理を実行するものがある(例えば、特許文献2参照)。

先行技術

0004

特開2006−261818号公報
特開2004−312711号公報

発明が解決しようとする課題

0005

上述の技術では、所定の処理をサーバー装置または画像形成装置内で実行させることができるものの、サーバー装置および画像形成装置の両方を効率的に使用してシステム全体としてのパフォーマンスを向上させることは困難である。

0006

本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、自機とサーバー装置の両方を効率的に使用してシステム全体としてのパフォーマンスを向上させることができる電子機器およびコンピュータープログラムを得ることを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記の課題を解決するために、本発明では以下のようにした。

0008

本発明に係る電子機器は、サーバー装置と通信可能な通信装置と、所定の処理を実行可能な内部処理部と、処理要求が発生すると、その処理要求の種別に応じて、処理要求により指定される処理を内部処理部およびサーバー装置のいずれかに実行させる要求処理部とを備える。

0009

これにより、サーバー装置と内部処理部に処理を割り振って実行させることで、自機とサーバー装置の両方を効率的に使用してシステム全体としてのパフォーマンスを向上させることができる。

0010

また、本発明に係る電子機器は、上記の電子機器に加え、次のようにしてもよい。この場合、要求処理部は、処理要求の種別、並びに当該電子機器の負荷状況および/またはリソース状況に応じて、処理要求により指定される処理を内部処理部およびサーバー装置のいずれかに実行させる。

0011

これにより、自機の負荷状況および/またはリソース状況に応じて処理が割り振られるため、自機とサーバー装置の計算能力が効率的に使用される。

0012

また、本発明に係る電子機器は、上記の電子機器に加え、次のようにしてもよい。この場合、電子機器は、演算処理装置を備える。また、内部処理部は、演算処理装置により内部処理プログラムが実行されることにより実現される。そして、要求処理部は、処理要求により指定される処理を内部処理部に実行させる場合、内部処理プログラムを演算処理装置に実行させる。

0013

これにより、内部処理部に実行させる場合のみそのプログラムが実行されるため、内部処理部に実行させない場合、内部処理部に必要なリソースメモリ領域など)の消費をなくすことができる。

0014

また、本発明に係る電子機器は、上記の電子機器に加え、次のようにしてもよい。この場合、電子機器は、表示装置と、表示装置に画面を表示させるウェブブラウザーとを備える。そして、要求処理部は、画面表示のためのHTMLデータ生成要求が発生した場合に、HTMLデータ生成要求により指定されるHTMLデータ生成処理を内部処理部およびサーバー装置のいずれかで実行させ、ウェブブラウザーは、内部処理部およびサーバー装置のいずれかで生成されたHTMLデータに従って画面を表示させる。

0015

また、本発明に係る電子機器は、上記の電子機器に加え、次のようにしてもよい。この場合、要求処理部は、処理要求により指定される処理にリアルタイム性が要求される場合、処理要求により指定される処理を内部処理部に実行させる。

0016

本発明に係るコンピュータープログラムは、サーバー装置と通信可能な通信装置と所定の処理を実行可能な内部処理部とを有する電子機器内のコンピューターにより実行されるコンピュータープログラムであって、コンピューターを、処理要求が発生すると、処理要求の種別に応じて、処理要求により指定される処理を内部処理部およびサーバー装置のいずれかに実行させる要求処理部として機能させる。

0017

これにより、サーバー装置と電子機器の内部処理部に処理を割り振って実行させることで、電子機器とサーバー装置の両方を効率的に使用してシステム全体としてのパフォーマンスを向上させることができる。

発明の効果

0018

本発明によれば、電子機器とサーバー装置の両方を効率的に使用してシステム全体としてのパフォーマンスを向上させることができる。

図面の簡単な説明

0019

図1は、本発明の実施の形態1に係る複合機の構成を示すブロック図である。
図2は、実施の形態1に係る複合機の動作を説明するフローチャートである。
図3は、実施の形態1に係る複合機のコピー時の動作を説明するフローチャートである。
図4は、本発明の実施の形態2に係る複合機の構成を示すブロック図である。
図5は、実施の形態2に係る複合機の動作を説明するフローチャートである。
図6は、実施の形態2に係る複合機のコピー時の動作を説明するフローチャートである。

実施例

0020

以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。

0021

実施の形態1.

0022

図1は、本発明の実施の形態1に係る複合機の構成を示すブロック図である。

0023

図1に示すように、電子機器である複合機1がネットワーク2に接続されており、そのネットワーク2にサーバー装置3が接続されている。ネットワーク2は、イントラネットなどのLAN(Local Area Network)および/またはインターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。

0024

複合機1は、画像形成装置の一例であり、プリンター11と、スキャナー12と、ファクシミリ装置13と、操作パネル14と、通信装置15と、記憶装置16と、演算処理装置17とを備える。

0025

プリンター11は、印刷データに基づいて文書画像を印刷する装置である。スキャナー12は、文書から文書画像を光学的に読み取り、文書画像の画像データを生成する装置である。ファクシミリ装置13は、送信すべき文書データからファクシミリ信号を生成し送信するとともに、ファクシミリ信号を受信し文書データに変換する装置である。

0026

また、操作パネル14は、複合機1の筐体表面に配置され、ユーザーに対して各種情報を表示する表示装置と、ユーザー操作を検出する入力装置とを有する。表示装置としては例えば液晶ディスプレイが使用される。入力装置としては、キースイッチ、タッチパネルなどが使用される。

0027

また、通信装置15は、ネットワーク2に接続可能であって、サーバー装置3と通信可能な装置である。通信装置15としては、例えば、ネットワークインターフェースモデムなどが使用される。

0028

また、記憶装置16は、各種プログラム16aおよび各種データを格納可能な装置である。記憶装置16としては、ハードディスクドライブ不揮発性メモリーなどの不揮発性記憶媒体が使用される。

0029

また、演算処理装置17は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有するコンピューターであり、ROMや図示せぬ記憶装置からRAMへプログラムをロードし、そのプログラムをCPUで実行することにより、各種処理部を実現する。

0030

複合機1の起動後に、プログラム16aが演算処理装置17により適宜実行される。実施の形態1では、演算処理装置17により、図示せぬオペレーティングシステム、プラットフォーム21、コピーアプリケーション22、コントローラー23、ウェブブラウザー24、要求処理部25などの処理部が実現される。

0031

プラットフォーム21は、各種アプリケーションを実行可能な実行基盤である。この実施の形態では、プラットフォーム21は、JAVA(登録商標)アプリケーションを実行可能なJAVA(登録商標)仮想マシンである。

0032

コピーアプリケーション22は、プラットフォーム21上でアプリケーションプログラムが実行されて形成される処理部である。コピーアプリケーション22は、コントローラーAPI(Application Program Interface)などを介して、コピージョブをコントローラー23に実行させる。これにより、コントローラー23が、プリンター11、スキャナー12などを制御し、コピーを実行させる。

0033

コピーアプリケーション22を含む、プラットフォーム21上で動作するアプリケーションは、所定の処理を複合機1内で実行可能な内部処理部である。

0034

コントローラー23は、プリンター11、スキャナー12、ファクシミリ装置13および操作パネル14を制御するとともに、それらとの間でデータ入出力を行う処理部である。なお、コントローラー23を使用するために、コントローラーAPIが実装されている。コントローラーAPIは、プリンター11、スキャナー12、ファクシミリ装置13および操作パネル14の機能を実行させたり、それらとの間でデータ入出力を実行させたりする際に、プラットフォーム21上で動作するアプリケーションからの指令に従って、コントローラー23を動作させる。

0035

ウェブブラウザー24は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)でウェブサーバーと通信するウェブクライアント機能、およびマークアップ言語およびスクリプト言語のデータを解釈しそのデータに従って画面を表示させる画面表示機能を有する。ウェブブラウザー24は、コントローラー23を使用して、操作パネル14の表示装置にユーザーインターフェース画面を表示させるとともに、所定のプロトコルコマンドを、サーバー装置3へ送信する。ユーザーインターフェース画面は、操作ボタンなどの操作部を有し、ユーザーによるこの複合機1の操作および設定の入力に使用される。

0036

要求処理部25は、ウェブブラウザー24(ウェブブラウザー24により実行されるスクリプト)またはプラットフォーム21上のアプリケーションにおいて処理要求(例えば、API呼び出し)が発生すると、その処理要求の種別(例えば、呼び出されたAPI)に応じて、処理要求により指定される処理を、プラットフォーム21上のアプリケーションおよびサーバー装置3のいずれかに実行させる。

0037

一方、サーバ装置3は、通信装置31、記憶装置32、および演算処理装置33を有する。

0038

通信装置31は、ネットワーク2に接続可能であって、複合機1と通信可能な装置である。通信装置31としては、例えば、ネットワークインターフェース、モデムなどが使用される。

0039

また、記憶装置32は、各種プログラムおよび各種データを格納可能な装置である。記憶装置32としては、ハードディスクドライブ、不揮発性メモリーなどの不揮発性の記憶媒体が使用される。

0040

また、演算処理装置33は、CPU、ROM、RAMなどを有するコンピューターであり、記憶装置32などからRAMへプログラムをロードし、そのプログラムをCPUで実行することにより、各種処理部を実現する。なお、サーバー装置3の演算処理装置33は、複合機1の演算処理装置17より処理能力が高い。

0041

サーバー装置3の起動後に、記憶装置32に格納されている図示せぬプログラムが演算処理装置33により適宜実行される。実施の形態1では、演算処理装置33により、図示せぬオペレーティングシステム、ウェブサーバー41およびサーバーアプリケーション42などの処理部が実現される。ウェブサーバー41は、通信装置31を使用して、HTTPで複合機1のウェブブラウザー24からのコマンドを受信し、そのコマンドにより指定された処理の処理結果をコマンドの応答としてウェブブラウザー24へ送信する。サーバーアプリケーション42は、ウェブサーバー41により受信されたコマンドに対応する処理を実行する。

0042

また、この実施の形態1では、複合機1とサーバー装置3との間の通信は、HTTPおよびSOAP(Simple Object Access Protocol)を使用したWebServicesで行われる。

0043

次に、実施の形態1に係る複合機1の動作について説明する。

0044

図2は、実施の形態1に係る複合機1の動作を説明するフローチャートである。

0045

ウェブブラウザー24(ウェブブラウザー24により実行されるスクリプト)またはプラットフォーム21上のアプリケーションにおいて処理要求(例えば、API呼び出し)が発生すると(ステップS1)、要求処理部25は、その処理要求の種別(例えば、呼び出されたAPI)がサーバー装置3による処理の要求である場合(ステップS2)、処理要求を、サーバー装置3へ送信し(ステップS3)、処理要求により指定された処理の実行結果を、サーバー装置3から受信する(ステップS4)。サーバー装置3では、ウェブサーバー41がその処理要求を受信し、サーバーアプリケーション42がその処理要求により指定された処理を実行し、ウェブサーバー41がその処理結果を複合機1へ送信する。

0046

一方、要求処理部25は、その処理要求の種別(例えば、呼び出されたAPI)がプラットフォーム21上でのアプリケーションによる処理の要求である場合、プラットフォーム21上のアプリケーションでその処理要求により指定された処理を実行させる(ステップS5)。

0047

なお、プラットフォーム21上のアプリケーションにおいて処理要求が発生した場合において、ステップS5で処理を実行するアプリケーションは、処理要求が発生したアプリケーションでもよいし、別のアプリケーションでもよい。別のアプリケーションである場合には、ステップS5の時点で、そのアプリケーションが起動される。

0048

例えば、処理要求がAPIの呼び出しであり、あるAPIが呼び出された場合、そのAPIで呼び出されるプログラムが、要求処理部25として実行され、そのプログラムが、ステップS3,S4またはステップS5の処理を実行する。

0049

このように、処理要求の種別に応じて、複合機1内のジョブ実行に必要な処理が、サーバー装置3と複合機1に割り振られる。

0050

ここで、実施の形態1におけるコピー時の処理の割り振りの一例について説明する。

0051

図3は、実施の形態1に係る複合機1のコピー時の動作を説明するフローチャートである。

0052

まず、コピーアプリケーション22が起動され、ウェブブラウザー24で操作パネル14に初期画面が表示される(ステップS11)。その後、コピーアプリケーション22は、設定画面表示の操作(ステップS12)およびスタートキーの押下(ステップS13)の有無を監視する。

0053

コピーアプリケーション22では、設定画面表示の操作が検出されると、印刷部数原稿サイズ、用紙サイズ、倍率などといった設定についての設定画面用HTML(Hypertext Markup Language)データ生成の処理要求が発生する。設定画面用HTMLデータ生成は負荷の大きい処理であるため、要求処理部25は、HTMLデータ生成要求をサーバー装置3へ送信し(ステップS21)、サーバー装置3により生成されたHTMLデータを受信する(ステップS22)。ウェブブラウザー24は、受信されたHTMLデータに基づいて設定画面を操作パネル14に表示させる(ステップS23)。

0054

設定画面表示中、コピーアプリケーション22は、設定入力操作(ステップS24)および設定終了操作(ステップS25)の有無を監視している。

0055

コピーアプリケーション22は、設定入力操作を検出すると、入力された値でコピー設定更新し(ステップS26)、設定画面の更新(つまり、HTMLデータの更新)が必要か否かを判定する(ステップS27)。例えば、設定値が変更されたことで、ある表示部分をグレイアウトする必要がある場合には、設定画面の更新が必要と判定される。

0056

設定画面の更新が必要であると判定された場合、設定画面用HTMLデータ生成の処理要求が発生する。このため、ステップS21〜S23の処理が再度実行される。これにより、操作パネル14に表示されている設定画面が更新される。

0057

一方、設定画面の更新が必要ではないと判定された場合、コピーアプリケーション22は、引き続き、設定入力操作(ステップS24)および設定終了操作(ステップS25)の有無を監視する。

0058

また、コピーアプリケーション22は、設定終了操作を検出すると、設定画面を消去した後、ステップS12,S13の監視状態に戻る。

0059

そして、ステップS12,S13の監視状態において、スタートキーの押下操作が検出されると、コピーアプリケーション22ではコピー実行の処理要求が発生する。コピー実行の処理はリアルタイム性が高いとともに、負荷の小さい処理であるため、要求処理部25は、コピーアプリケーション22にコピー実行を行わせる(ステップS31)。コピーアプリケーション22は、コピーのためのスキャナー12、プリンター11などの制御をコントローラー23に実行させる。

0060

このように、実施の形態1では、処理の割り振りが静的に決定されている。

0061

以上のように、上記実施の形態1によれば、要求処理部25は、処理要求が発生すると、その処理要求の種別に応じて、処理要求により指定される処理を、アプリケーション22といった内部処理部およびサーバー装置3のいずれかに実行させる。

0062

これにより、サーバー装置3と内部処理部に処理を割り振って実行させることで、自機とサーバー装置3の両方を効率的に使用してシステム全体としてのパフォーマンスを向上させることができる。

0063

実施の形態2.

0064

実施の形態1では処理の割り振りが静的に決定されているが、実施の形態2では処理の割り振りが動的に決定される。

0065

図4は、本発明の実施の形態2に係る複合機の構成を示すブロック図である。図4に示す複合機1は、図1に示す複合機1と同一のハードウェア構成を有するが、演算処理装置17で実現される処理部が異なる。

0066

図4に示す複合機1では、記憶装置16に内部処理プログラム16bが記憶されており、演算処理装置17において、プログラム16aに基づき要求処理部62が実現され、プログラム16bに基づきHTML生成部61が実現される。

0067

HTML生成部61は、サーバーアプリケーション42と同様に、HTMLデータを生成する内部処理部である。HTML生成部61は、JAVA(登録商標)アプリケーションであり、プラットフォーム21上で実行される。

0068

要求処理部62は、処理要求の種別、並びに当該複合機1の負荷状況および/またはリソース状況に応じて、処理要求により指定される処理を、内部処理部およびサーバー装置3のいずれかに実行させる。負荷状況は、例えば実行中のジョブの種類や数などであり、リソース状況は、演算処理装置17のRAMの残り容量などである。

0069

なお、演算処理装置17において実現されるその他の処理部は、実施の形態1のものと同様である。

0070

次に、実施の形態2に係る複合機1の動作について説明する。

0071

図5は、実施の形態2に係る複合機の動作を説明するフローチャートである。図5に示すように、実施の形態2では、処理要求が検出されると、要求処理部62が、その処理要求により指定された処理を実行する主体(サーバー装置3または複合機1)を、負荷状況および/またはリソース状況に応じて動的に決定する(ステップS41)。そして、要求処理部62は、その処理主体がサーバー装置3であれば(ステップS42)、サーバー装置3に対して処理の実行を要求し(ステップS3,S4)、その処理主体が複合機1であれば(ステップS42)、プラットフォーム21上のアプリケーションに対して処理の実行を要求する(ステップS5)。

0072

ここで、実施の形態2におけるコピー時の処理の割り振りの一例について説明する。

0073

図6は、実施の形態2に係る複合機のコピー時の動作を説明するフローチャートである。

0074

実施の形態1と同様に、コピーアプリケーション22では、設定画面表示の操作が検出されると、設定画面用HTMLデータ生成の処理要求が発生する。このとき、図6に示すように、実施の形態2では、要求処理部62は、HTMLデータ生成の処理主体を動的に決定する(ステップS41)。そして、処理主体がサーバー装置3の場合(ステップS42)、要求処理部62は、HTMLデータ生成要求をサーバー装置3へ送信し(ステップS21)、サーバー装置3により生成されたHTMLデータを受信する(ステップS22)。

0075

一方、処理主体が複合機1(つまり、自機)の場合(ステップS42)、要求処理部62は、内部処理プログラムを演算処理装置17に実行させてHTML生成部61を起動し、HTML生成部61に、HTMLデータを生成させる(ステップS43)。

0076

そして、ウェブブラウザー24は、サーバー装置3またはHTML生成部61により生成されたHTMLデータに基づいて設定画面を操作パネル14に表示させる(ステップS23)。

0077

したがって、演算処理装置17の負荷が軽いとき、演算処理装置17のリソースに余裕があるときなどは、複合機1内でHTMLデータが生成される。

0078

以上のように、上記実施の形態2によれば、要求処理部62は、処理要求の種別、並びに当該複合機1の負荷状況および/またはリソース状況に応じて、処理要求により指定される処理を内部処理部およびサーバー装置3のいずれかに実行させる。

0079

これにより、自機の負荷状況および/またはリソース状況に応じて処理が割り振られるため、自機とサーバー装置3の計算能力が効率的に使用される。

0080

なお、上述の各実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。

0081

例えば、上記実施の形態1,2において、プラットフォーム21は、JAVA(登録商標)仮想マシンを有するが、別の言語処理系としてもよい。

0082

また、上記実施の形態1,2において、コピー時の動作を一具体例として説明しているが、コピー以外の他のジョブにも適用可能である。

0083

また、上記実施の形態1,2において、プログラム16aを可搬性のある記録媒体に格納しておき、その記録媒体から記憶装置16へインストールするようにしてもよい。

0084

本発明は、例えば、プリンター、複写機、複合機などの画像形成装置に適用可能である。

0085

1複合機(電子機器の一例)
3サーバー装置
14操作パネル(表示装置の一例)
15通信装置
16aプログラム(コンピュータープログラムの一例)
16b内部処理プログラム
17演算処理装置(コンピューターの一例)
22コピーアプリケーション(内部処理部の一例)
24ウェブブラウザー
25,62要求処理部
61HTML生成部(内部処理部の一例)

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