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図面 (14)

課題

油圧式無段変速装置を利用する走行停止機能や降車走行操作機能を併せ持つ。

解決手段

機体停止ペダル35の操作に応じて、油圧式無段変速装置14を強制的にニュートラル状態復帰させ、かつ、機体停止ブレーキ装置30を制動状態にする乗用型田植機1において、機体停止ペダル35の操作に応じて、油圧式無段変速装置14をニュートラル位置決めする位置決め部材49と、該位置決め部材49と油圧式無段変速装置14との連繋を解除可能な連繋解除部材50と、降車位置から操作可能な畔越えハンドル12と、機体停止操作状態における畔越えハンドル12の操作に応じて、機体停止ブレーキ装置30の制動状態を解除すると共に、位置決め部材49と油圧式無段変速装置14との連繋を解除して、油圧式無段変速装置14を微速前進状態に操作する微速前進操作手段と、を備える。

概要

背景

主変速操作具の操作に応じて、走行動力及び作業動力を無段階に変速する油圧式無段変速装置(HST)を備える移植機が知られている。例えば、特許文献1には、機体停止操作具の操作に応じて、油圧式無段変速装置を強制的にニュートラル状態復帰させることにより、機体を停止させる移植機が示されている。このような移植機によれば、走行動力及び作業動力を断続する従来の主クラッチ装置が不要になるので、大幅なコストダウンが図れるという利点がある。

また、特許文献2には、降車位置から操作可能な降車操作具を備え、該降車操作具の操作に応じて、油圧式無段変速装置を微速前進状態とすることにより、降車状態での微速前進操作を可能にした移植機が示されている。このような移植機によれば、圃場への出入りや、トラック荷台への積下を、降車状態で安全に行うことができるという利点がある。

概要

油圧式無段変速装置を利用する走行停止機能や降車走行操作機能を併せ持つ。機体停止ペダル35の操作に応じて、油圧式無段変速装置14を強制的にニュートラル状態に復帰させ、かつ、機体停止ブレーキ装置30を制動状態にする乗用型田植機1において、機体停止ペダル35の操作に応じて、油圧式無段変速装置14をニュートラル位置決めする位置決め部材49と、該位置決め部材49と油圧式無段変速装置14との連繋を解除可能な連繋解除部材50と、降車位置から操作可能な畔越えハンドル12と、機体停止操作状態における畔越えハンドル12の操作に応じて、機体停止ブレーキ装置30の制動状態を解除すると共に、位置決め部材49と油圧式無段変速装置14との連繋を解除して、油圧式無段変速装置14を微速前進状態に操作する微速前進操作手段と、を備える。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

主変速操作具の操作に応じて、走行動力及び作業動力を無段階に変速する油圧式無段変速装置と、走行車輪制動する機体停止ブレーキ装置と、機体停止操作具の操作に応じて、油圧式無段変速装置を強制的にニュートラル状態復帰させ、かつ、機体停止ブレーキ装置を制動状態にする移植機において、前記機体停止操作具の操作に応じて、油圧式無段変速装置をニュートラル位置決めする位置決め部材と、該位置決め部材と油圧式無段変速装置との連繋を解除可能な連繋解除部材と、降車位置から操作可能な降車操作具と、機体停止操作状態における降車操作具の操作に応じて、機体停止ブレーキ装置の制動状態を解除すると共に、位置決め部材と油圧式無段変速装置との連繋を解除して、油圧式無段変速装置を微速前進状態に操作する微速前進操作手段と、を備えることを特徴とする移植機。

請求項2

副変速操作具の操作に応じて走行動力を変速するギヤ式の副変速機構と、機体停止操作状態における副変速操作具のニュートラル操作に応じて、位置決め部材と油圧式無段変速装置との連繋を解除し、油圧式無段変速装置による作業動力の変速操作許容する作業動力変速操作許容手段と、を備えることを特徴とする請求項1記載の移植機。

技術分野

0001

本発明は、乗用型田植機などの移植機に関する。

背景技術

0002

主変速操作具の操作に応じて、走行動力及び作業動力を無段階に変速する油圧式無段変速装置(HST)を備える移植機が知られている。例えば、特許文献1には、機体停止操作具の操作に応じて、油圧式無段変速装置を強制的にニュートラル状態復帰させることにより、機体を停止させる移植機が示されている。このような移植機によれば、走行動力及び作業動力を断続する従来の主クラッチ装置が不要になるので、大幅なコストダウンが図れるという利点がある。

0003

また、特許文献2には、降車位置から操作可能な降車操作具を備え、該降車操作具の操作に応じて、油圧式無段変速装置を微速前進状態とすることにより、降車状態での微速前進操作を可能にした移植機が示されている。このような移植機によれば、圃場への出入りや、トラック荷台への積下を、降車状態で安全に行うことができるという利点がある。

先行技術

0004

特開2002−225594号公報
特許第4164039号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、従来においては、特許文献1、2が備える上記の機能を併せ持ち、両機能による走行停止操作降車走行操作を安全かつ確実に実行することができる移植機は実現されていない。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、主変速操作具の操作に応じて、走行動力及び作業動力を無段階に変速する油圧式無段変速装置と、走行車輪制動する機体停止ブレーキ装置と、機体停止操作具の操作に応じて、油圧式無段変速装置を強制的にニュートラル状態に復帰させ、かつ、機体停止ブレーキ装置を制動状態にする移植機において、前記機体停止操作具の操作に応じて、油圧式無段変速装置をニュートラル位置決めする位置決め部材と、該位置決め部材と油圧式無段変速装置との連繋を解除可能な連繋解除部材と、降車位置から操作可能な降車操作具と、機体停止操作状態における降車操作具の操作に応じて、機体停止ブレーキ装置の制動状態を解除すると共に、位置決め部材と油圧式無段変速装置との連繋を解除して、油圧式無段変速装置を微速前進状態に操作する微速前進操作手段と、を備えることを特徴とする。
また、副変速操作具の操作に応じて走行動力を変速するギヤ式の副変速機構と、機体停止操作状態における副変速操作具のニュートラル操作に応じて、位置決め部材と油圧式無段変速装置との連繋を解除し、油圧式無段変速装置による作業動力の変速操作許容する作業動力変速操作許容手段と、を備えることを特徴とする。

発明の効果

0007

請求項1の発明によれば、油圧式無段変速装置を利用する走行停止機能や降車走行操作機能を併せ持つことができるだけでなく、両機能による走行停止操作や降車走行操作を安全かつ確実に実行することができる。
また、請求項2の発明によれば、機体を確実に停止させた状態で作業動力を変速し、作業機運転点検を行うことができる。

図面の簡単な説明

0008

乗用型田植機の側面図である。
走行機体の平面図である。
走行機体の伝動構造を示す説明図である。
走行機体の操作系を示す平面図である。
走行機体の操作系を示す右側面図である。
走行機体の操作系を示す左側面図である。
操作具連繋機構の要部分解斜視図である。
機体停止ペダルを操作したときの動作を示す操作具連繋機構の側面図である。
畔越えハンドルの側面図である。
畔越えハンドルを操作したときの動作を示す操作具連繋機構の側面図である。
走行停止状態副変速レバー植付位置)を示す操作具連繋機構の側面図である。
植付走行状態を示す操作具連繋機構の側面図である。
走行停止状態(副変速レバーニュートラル位置)を示す操作具連繋機構の側面図である。

実施例

0009

以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1において、1は乗用型田植機であって、該乗用型田植機1は、走行機体2と、走行機体2の後部に昇降リンク機構3を介して連結される植付作業機4とを備えて構成されている。植付作業機4は、が載置される苗載台5、苗載台5から苗を掻取って植付け植付機構6など、様々な部品・装置を備えた重量のある作業機である。

0010

図1及び図2に示すように、走行機体2は、エンジンEが搭載されるエンジン搭載部7、エンジン動力を変速するミッションケース8、オペレータ乗車する操作部9、操舵輪及び駆動輪を兼ねる前輪10、駆動輪である後輪11などを備える乗用型四輪車両であり、機体前端部には、畔越え時に降車位置から走行操作を行うための畔越えハンドル(降車操作具)12を備えている。

0011

図3に示すように、エンジンEの動力は、ベルト伝動機構13を介して、主変速機構である油圧式無段変速装置(HST)14に入力される。油圧式無段変速装置14に入力されたエンジン動力は、油圧式無段変速装置14内で無段変速され、ミッションケース8に入力される。油圧式無段変速装置14の変速操作領域には、機体停止位置であるニュートラル位置(N)と、機体を前進させる前進変速操作領域(F)と、機体を後進させる後進変速操作領域(R)とが含まれている。

0012

ミッションケース8内には、入力軸15、植付伝動軸16、第一走行伝動軸17、第二走行伝動軸18などの伝動軸が設けられている。油圧式無段変速装置14から入力軸15に入力された動力は、株間変速機構19を介して植付伝動軸16に伝動されると共に、トルクリミッタ20及び植付クラッチ21を介して、植付伝動軸16から植付PTO軸22に伝動される。そして、植付PTO軸22から取り出される動力は、ミッションケース8外の伝動機構を経由して植付作業機4に伝動される。

0013

また、油圧式無段変速装置14から入力軸15に入力された動力は、副変速機構23を介して第一走行伝動軸17に伝動されると共に、第一走行伝動軸17から第二走行伝動軸18に伝動される。第二走行伝動軸18に伝動された動力は、前輪差動機構24を介して左右の前輪駆動軸25L、25Rに伝動されると共に、走行PTO軸26に伝動される。そして、走行PTO軸26から取り出される動力は、ミッションケース8外の伝動機構を経由してリヤアクスルケース27に伝動される。副変速機構23は、ギヤ式の変速機構であり、動力伝動を断つニュートラルと、植付走行に適した植付速と、路上走行に適した走行速とに変速操作される。

0014

リヤアクスルケース27は、内装される左右のサイドクラッチ28L、28Rを介して左右の後輪11に動力を伝動するように構成されている。また、本実施形態の乗用型田植機1は、後輪11と植付作業機4との間に、整地装置29を備えており、該整地装置29をリヤアクスルケース27から取り出した動力で駆動させるようになっている。

0015

また、走行PTO軸26上には、機体停止ブレーキ装置30が設けられている。この機体停止ブレーキ装置30を制動操作する際には、油圧式無段変速装置14のニュートラル操作も同時に行われるようになっている。これにより、走行動力を断続する従来の主クラッチ装置が不要になり、コストダウンが可能になる。

0016

図1及び図2に示すように、操作部9には、オペレータが座る運転席31、前輪10を操舵するステアリングハンドル32、油圧式無段変速装置14を変速操作する主変速レバー(主変速操作具)33、副変速機構23を変速操作する副変速レバー(副変速操作具)34、機体停止ブレーキ装置30及び油圧式無段変速装置14を同時操作する機体停止ペダル(機体停止操作具)35などが配置されている。

0017

図4図8に示すように、主変速レバー33は、主変速レバー軸36を支点として前後方向に回動自在に設けられている。主変速レバー33の基端部は、ロッド37を介して油圧式無段変速装置14に連結されており、主変速レバー33の操作に応じてロッド37を押し引きすることにより、油圧式無段変速装置14が変速操作されるようになっている。

0018

副変速レバー34は、副変速レバー軸38を支点として前後方向に回動自在に設けられている。副変速レバー34の基端部は、ロッド39を介して副変速機構23に連結されており、副変速レバー34の操作に応じてロッド39を押し引きすることにより、副変速機構23が変速操作されるようになっている。

0019

機体停止ペダル35は、ペダル軸40を支点とする上下回動により踏み込み操作自在となっている。機体停止ペダル35の基端部は、ロッド41を介してブレーキシャフト42の一端部に連結されており、機体停止ペダル35の踏込み操作に応じてブレーキシャフト42がブレーキ入り方向に回動するようになっている。

0020

ロッド41には、スプリング43が連繋されており、このスプリング43によって機体停止ペダル35がブレーキ切り側に付勢されている。また、機体停止ペダル35の近傍には、駐車ブレーキロックバー44が設けられており、機体停止ペダル35に回動自在に設けられている係合アーム45を駐車ブレーキロックバー44に係合させることにより、機体停止ペダル35を踏込み操作状態に維持することができるようになっている。

0021

ブレーキシャフト42の中間部には、ブレーキ操作ロッド46を介して機体停止ブレーキ装置30のブレーキ操作アーム47が連結されており、ブレーキシャフト42のブレーキ入り方向の回動に応じて機体停止ブレーキ装置30が制動状態に操作され、ブレーキシャフト42のブレーキ切り方向の回動に応じて機体停止ブレーキ装置30の制動状態が解除されるようになっている。

0022

ブレーキシャフト42の他端部は、機体停止ペダル35の踏込み操作に応じて油圧式無段変速装置14を強制的にニュートラル状態に復帰させるニュートラル強制復帰機構48を介して主変速レバー33に連繋されている。ニュートラル強制復帰機構48は、主変速レバー軸36を支点として回動自在な位置決め部材49及び連繋解除部材50と、上端部が位置決め部材49に連繋される一対のロッド51と、一対のロッド51の下端部とブレーキシャフト42の他端部を連結させ、機体停止ペダル35の踏込み操作に応じて一対のロッド51を下方に引っ張るロッド52とを備えて構成されている。

0023

位置決め部材49は、通常時は主変速レバー33と一体的に回動し、主変速レバー33を予め設定される複数の変速操作位置に位置決めするカム部材であり、例えば、本実施形態の位置決め部材49は、下端の円弧部に形成される複数のノッチ49aと、該ノッチ49aに弾圧状に入り込む位置決めピン53によって、前進側4段、ニュートラル1段、後進側4段の位置決めを行うようになっている。

0024

位置決め部材49の上端部には、切り欠き部49bが形成されており、この切り欠き部49bには、主変速レバー33の基端部から主変速レバー軸36と平行に突出するピン54が係合している。連繋解除部材50は、ピン54を切り欠き部49bの一端との間で挟むことにより、位置決め部材49と主変速レバー33を一体的に連繋させる一方、位置決め部材49に対する相対的な回動にもとづいて位置決め部材49と主変速レバー33との連繋を解除できるようになっている。

0025

連繋解除部材50の前後両端部には、ピン55、56が設けられており、一方のピン55は、ワイヤ57を介して畔越えハンドル12に連繋され、他方のピン56は、ワイヤ58及びスプリング59を介して副変速レバー34に連繋されている。そして、連繋解除部材50は、副変速レバー34が植付速又は走行速の場合は、スプリング59の付勢力で位置決め部材49と主変速レバー33との連繋状態を維持するが、畔越えハンドル12が操作された場合や、副変速レバー34がニュートラル位置に操作された場合は、位置決め部材49に対する相対的な回動により、位置決め部材49と主変速レバー33との連繋を解除するようになっている。尚、連繋解除部材50に設けられたスプリング60は、副変速レバー34がニュートラル位置に操作された際に連繋解除部材50を連繋解除方向に回動させるためのものである。

0026

位置決め部材49の前後両端部には、主変速レバー軸36を中心とする円弧状の長孔49cが形成されている。これらの長孔49cには、一対のロッド51の上端部に設けられるピン51aがそれぞれ摺動自在に係合している。一対のピン51aは、機体停止ペダル35が操作されていない状態で、かつ、主変速レバー33がニュートラル位置のとき、それぞれ長孔49cの上下中央部に位置するため、主変速レバー33の操作に応じた位置決め部材49の回動を許容するが、図8に示すように、機体停止ペダル35の踏込み操作に応じて一対のロッド51が下方に引かれると、長孔49cの下端を押し下げるように作用し、位置決め部材49を強制的にニュートラル位置に復帰させる。これにより、位置決め部材49に連繋される主変速レバー33を前進変速操作領域又は後進変速操作領域から強制的にニュートラル位置に戻し、機体を停止させることが可能になる。

0027

図9に示すように、畔越えハンドル12は、機体の前端部に回動支軸61を支点として上下方向に回動操作自在に設けられている。畔越えハンドル12の基端部には、畔越えハンドル12を切り位置に向けて付勢するスプリング62が設けられており、このスプリング62の付勢力に抗して畔越えハンドル12の先端部を手で下方に押すことにより、畔越えハンドル12が入り位置(微速前進操作位置)となり、畔越えハンドル12の先端部から手を離せば、スプリング62の付勢力で畔越えハンドル12が切り位置に自動的に戻るようになっている。

0028

図10に示すように、本発明の実施形態に係る乗用型田植機1は、機体停止ペダル35が踏込み操作された状態における畔越えハンドル12の操作に応じて、機体停止ブレーキ装置30の制動状態を解除すると共に、位置決め部材49と油圧式無段変速装置14との連繋を解除して、油圧式無段変速装置14を微速前進状態に操作する微速前進操作手段を備える。

0029

本実施形態の微速前進操作手段は、畔越えハンドル12の操作に応じて、機体停止ブレーキ装置30の制動状態を解除するワイヤ63と、位置決め部材49と油圧式無段変速装置14との連繋を解除して、油圧式無段変速装置14を微速前進状態に操作するワイヤ57とを備えて構成されている。

0030

ワイヤ63は、畔越えハンドル12とブレーキ操作アーム47とを連繋しており、畔越えハンドル12が操作されたとき、ブレーキ操作ロッド46に介在するスプリング46aに抗してブレーキ操作アーム47をブレーキ切り側に操作することにより、機体停止ブレーキ装置30の制動状態を解除するようになっている。

0031

また、ワイヤ57は、基端側が畔越えハンドル12に連繋され、他端側が連繋金具64を介して、連繋解除部材50のピン55と、主変速レバー33のピン37a(ロッド37)とに連繋されており、畔越えハンドル12が操作されたとき、ピン55を下方に引いて連繋解除部材50を位置決め部材49に対して相対的に回動させることにより、位置決め部材49と主変速レバー33との連繋を解除すると共に、ピン37aを下方に引いて主変速レバー33(油圧式無段変速装置14)を微速前進状態に操作するようになっている。

0032

本実施形態の連繋金具64は、連繋解除部材50のピン55に係合する長孔部64aと、主変速レバー33のピン37aに連繋される長孔部64bを別々に備えると共に、長孔部64aの上端が長孔部64bの上端よりも下方に位置するように形成されている。このようにすると、畔越えハンドル12が操作されたとき、まず、ピン55を下方に引いて位置決め部材49と主変速レバー33との連繋を解除した後、ピン37aを下方に引いて主変速レバー33を微速前進状態に操作できるので、畔越えハンドル12による微速前進操作を円滑に行うことができる。また、長孔部64a、64bを介した連繋構造とすることにより、畔越えハンドル12の非操作時において、位置決め部材49や主変速レバー33の動作を阻害する不都合も回避することができる。

0033

尚、畔越えハンドル12の操作後、畔越えハンドル12を手を離した場合は、スプリング52の付勢力で畔越えハンドル12が切り位置に自動的に復帰するのに伴い、上記とは逆の作用によって、機体停止ブレーキ装置30が制動状態に戻ると共に、油圧式無段変速装置14がニュートラル状態となり、機体が停止される。

0034

また、図11図13に示すように、本発明の実施形態に係る乗用型田植機1は、機体停止ペダル35が踏込み操作された状態における副変速レバー34のニュートラル操作に応じて、位置決め部材49と主変速レバー33との連繋を解除し、主変速レバー33による作業動力の変速操作を許容する作業動力変速操作許容手段を備える。

0035

本実施形態の作業動力変速操作許容手段は、副変速レバー34を連繋解除部材50に連繋させるワイヤ58及びスプリング59を備えて構成されている。ワイヤ58及びスプリング59は、副変速レバー34が植付速又は走行速の場合は、図11及び図12に示すように、スプリング59の付勢力で連繋解除部材50のピン56を下方に引き、連繋位置決め部材49と主変速レバー33との連繋状態を維持する。一方、副変速レバー34がニュートラル位置に操作された場合は、図13に示すように、ワイヤ58が弛み状態となり、スプリング60の付勢力で連繋解除部材50が位置決め部材49に対して相対的に回動し、位置決め部材49と主変速レバー33との連繋を解除するので、主変速レバー33による作業動力の変速操作が許容され、機体停止状態における植付作業機4の運転点検を行うことが可能になる。

0036

叙述の如く構成された本実施形態によれば、主変速レバー33の操作に応じて、走行動力及び作業動力を無段階に変速する油圧式無段変速装置14と、走行車輪(後輪11)を制動する機体停止ブレーキ装置30と、機体停止ペダル35の操作に応じて、油圧式無段変速装置14を強制的にニュートラル状態に復帰させ、かつ、機体停止ブレーキ装置30を制動状態にする乗用型田植機1において、機体停止ペダル35の操作に応じて、油圧式無段変速装置14をニュートラルに位置決めする位置決め部材49と、該位置決め部材49と油圧式無段変速装置14との連繋を解除可能な連繋解除部材50と、降車位置から操作可能な畔越えハンドル12と、機体停止操作状態における畔越えハンドル12の操作に応じて、機体停止ブレーキ装置30の制動状態を解除すると共に、位置決め部材49と油圧式無段変速装置14との連繋を解除して、油圧式無段変速装置14を微速前進状態に操作する微速前進操作手段と、を備えるので、油圧式無段変速装置14を利用する走行停止機能や降車走行操作機能を併せ持つことができるだけでなく、両機能による走行停止操作や降車走行操作を安全かつ確実に実行することができる。

0037

また、副変速レバー34の操作に応じて走行動力を変速するギヤ式の副変速機構23と、機体停止操作状態における副変速レバー34のニュートラル操作に応じて、位置決め部材49と油圧式無段変速装置14との連繋を解除し、油圧式無段変速装置14による作業動力の変速操作を許容する作業動力変速操作許容手段と、を備えるので、機体を確実に停止させた状態で作業動力を変速し、植付作業機4の運転点検を行うことができる。

0038

1乗用型田植機
2走行機体
4植付作業機
10前輪
11後輪
14油圧式無段変速装置
23副変速機構
30機体停止ブレーキ装置
33主変速レバー
34副変速レバー
35機体停止ペダル
48ニュートラル強制復帰機構
49位置決め部材
50 連繋解除部材

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