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技術 農園芸用殺虫組成物

出願人 住友化学園芸株式会社
発明者 勝本俊行柳沼大川瀬穂高
出願日 2011年8月10日 (10年0ヶ月経過) 出願番号 2011-175254
公開日 2012年4月5日 (9年4ヶ月経過) 公開番号 2012-067083
状態 特許登録済
技術分野 農薬・動植物の保存
主要キーワード 米サラダ油 ポリオキシエチレンアルキルエーテルホスフェート 実効濃度 カスターオイル 有機臭 同一系統 ヨット 合成農薬
関連する未来課題
重要な関連分野

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課題

安全性の高い農園芸用殺虫組成物を提供する。

解決手段

レシチン植物油を有効成分として含有することを特徴とする農園芸用殺虫組成物。レシチンと植物油を混合すると相乗殺虫効果発現する。

概要

背景

現在、農作物害虫防除剤殺虫剤)の代表例としては、有機リン系カーバメート系、合成ピレスロイド系などの合成農薬が挙げられる。これらは的確に防除効果が得られるため、長年広く利用されてきた。しかし、長年の使用や同一系統農薬の連続散布により、薬剤抵抗性害虫出現が深刻な問題になってきている。また、近年環境問題の高まりから、環境を汚染しない安全性の高い殺虫剤の要望が高まり、そのため、人体に対して有害な副作用を与えず、安心して使用でき、優れた殺虫活性を示す薬剤が強く求められるようになってきた。

薬剤抵抗性害虫が出現し難く、かつ人体に対して安全性の高い殺虫剤としては、天然物由来レシチン植物油が知られている(レシチン:特開昭56−140910号公報(特許文献1)、植物油:特開昭56−140911号公報(特許文献2)及び特開昭56−8308号公報(特許文献3))。

レシチンはグリセロリン脂質一種であり、自然界の動植物においてすべての細胞中に存在しており、生体膜の主要構成成分である。レシチン(大豆レシチン)については、実際に、昭和51年9月から平成3年11月までうどんこ病を対象とする殺菌剤として農薬登録され使用された実績があるが、現在は農薬登録(使用)されていない。植物油は、大豆オリーブなどを圧搾、抽出して得られた脂肪酸トリグリセリドが主成分である。植物油については昭和59年9月から現在までナタネ油ハダニを対象とする殺虫剤として、またうどんこ病を対象とする殺菌剤として農薬登録され、使用されている。

しかし、これまで、レシチン及び植物油がアブラムシを対象として実際に農薬登録された(使用された)ことはなく、またレシチンと植物油を混合することで相乗殺虫効果が得られたことを報告した文献はない。

概要

安全性の高い農園芸用殺虫組成物を提供する。レシチンと植物油を有効成分として含有することを特徴とする農園芸用殺虫組成物。レシチンと植物油を混合すると相乗的殺虫効果が発現する。なし

目的

本発明の課題は、安全性が高く、薬剤抵抗性害虫が出現し難いレシチンと植物油を有効成分とする相乗的な殺虫活性を示す農園芸用殺虫組成物を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

レシチン植物油を有効成分として含有することを特徴とする農園芸用殺虫組成物

請求項2

レシチン及び植物油をそれぞれ0.01〜10質量%含有する請求項1に記載の農園芸用殺虫組成物。

請求項3

レシチンを0.01〜4質量%及び植物油を0.1〜1質量%含有する請求項2に記載の農園芸用殺虫組成物。

請求項4

レシチンが、大豆レシチン及び/または卵黄レシチンである請求項1〜3のいずれかに記載の農園芸用殺虫組成物。

請求項5

植物油が、アマニ油サフラワー油ヒマワリ油大豆油トウモロコシ油ラッカセイ油綿実油ゴマ油、コメ油、ナタネ油オリーブ油パーム油パーム核油ヤシ油、及びヒマシ油から選択される1種以上である請求項1〜3のいずれかに記載の農園芸用殺虫組成物。

請求項6

水を主要媒体とする乳濁剤である請求項1〜5のいずれかに記載の農園芸用殺虫組成物。

請求項7

施用時におけるレシチン及び植物油の濃度が請求項2または3に記載の範囲となるように水で希釈して使用されるレシチン及び植物油を高濃度で含有する農園芸用殺虫組成物。

請求項8

アブラムシ用である請求項1〜7のいずれかに記載の農園芸用殺虫組成物。

請求項9

請求項1〜8のいずれかに記載の殺虫組成物農園芸用作物散布することを特徴とする殺虫方法

技術分野

0001

本発明は農園芸用殺虫組成物に関する。さらに詳しく言えば、レシチン植物油の混合物からなり、農業害虫であるアブラムシに対し相乗的な殺虫活性を示す安全性の高い農園芸用殺虫組成物に関する。

背景技術

0002

現在、農作物害虫防除剤殺虫剤)の代表例としては、有機リン系カーバメート系、合成ピレスロイド系などの合成農薬が挙げられる。これらは的確に防除効果が得られるため、長年広く利用されてきた。しかし、長年の使用や同一系統農薬の連続散布により、薬剤抵抗性害虫出現が深刻な問題になってきている。また、近年環境問題の高まりから、環境を汚染しない安全性の高い殺虫剤の要望が高まり、そのため、人体に対して有害な副作用を与えず、安心して使用でき、優れた殺虫活性を示す薬剤が強く求められるようになってきた。

0003

薬剤抵抗性害虫が出現し難く、かつ人体に対して安全性の高い殺虫剤としては、天然物由来のレシチンや植物油が知られている(レシチン:特開昭56−140910号公報(特許文献1)、植物油:特開昭56−140911号公報(特許文献2)及び特開昭56−8308号公報(特許文献3))。

0004

レシチンはグリセロリン脂質一種であり、自然界の動植物においてすべての細胞中に存在しており、生体膜の主要構成成分である。レシチン(大豆レシチン)については、実際に、昭和51年9月から平成3年11月までうどんこ病を対象とする殺菌剤として農薬登録され使用された実績があるが、現在は農薬登録(使用)されていない。植物油は、大豆オリーブなどを圧搾、抽出して得られた脂肪酸トリグリセリドが主成分である。植物油については昭和59年9月から現在までナタネ油ハダニを対象とする殺虫剤として、またうどんこ病を対象とする殺菌剤として農薬登録され、使用されている。

0005

しかし、これまで、レシチン及び植物油がアブラムシを対象として実際に農薬登録された(使用された)ことはなく、またレシチンと植物油を混合することで相乗的殺虫効果が得られたことを報告した文献はない。

先行技術

0006

特開昭56−140910号公報
特開昭56−140911号公報
特開昭56−8308号公報

発明が解決しようとする課題

0007

本発明の課題は、安全性が高く、薬剤抵抗性害虫が出現し難いレシチンと植物油を有効成分とする相乗的な殺虫活性を示す農園芸用殺虫組成物を提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、レシチンと植物油を混合すると、これらを単独で使用する場合に比べて農業害虫であるアブラムシに対し殺虫活性が向上することを見出し、本発明を完成した。

0009

すなわち、本発明は下記1〜8の農園芸用殺虫組成物及び9の殺虫方法を提供する。
1.レシチンと植物油を有効成分として含有することを特徴とする農園芸用殺虫組成物。2.レシチン及び植物油をそれぞれ0.01〜10質量%含有する前記1に記載の農園芸用殺虫組成物。
3.レシチンを0.01〜4質量%及び植物油を0.1〜1質量%含有する前記2に記載の農園芸用殺虫組成物。
4.レシチンが、大豆レシチン及び/または卵黄レシチンである前記1〜3のいずれかに記載の農園芸用殺虫組成物。
5.植物油が、アマニ油サフラワー油ヒマワリ油大豆油トウモロコシ油ラッカセイ油綿実油ゴマ油、コメ油、ナタネ油、オリーブ油パーム油パーム核油ヤシ油、及びヒマシ油から選択される1種以上である前記1〜3のいずれかに記載の農園芸用殺虫組成物。
6.水を主要媒体とする乳濁剤である前記1〜5のいずれかに記載の農園芸用殺虫組成物。
7.施用時におけるレシチン及び植物油の濃度が前記2または3に記載の範囲となるように水で希釈して使用されるレシチン及び植物油を高濃度で含有する農園芸用殺虫組成物。
8.殺アブラムシ用である前記1〜7のいずれかに記載の農園芸用殺虫組成物。
9.前記1〜8のいずれかに記載の殺虫組成物農園芸用作物に散布することを特徴とする殺虫方法。

発明の効果

0010

レシチンと植物油を混合すると、農業害虫であるアブラムシに対し相乗的な殺虫活性を示す、安全性の高い農園芸用殺虫組成物として有用である。

0011

本発明の農園芸用殺虫組成物の有効成分はレシチン及び植物油である。
本発明の農園芸用殺虫組成物は、好ましくは有効成分のレシチン及び植物油をそれぞれ溶媒(主要媒体)の水に所定の濃度に乳濁させた液を調製した後、両液を混合した乳濁剤組成物として調製されるが、有効成分(植物油)をホワイトカーボンなどの担体粉末吸着させて固体として分散させた懸濁剤組成物として調製することもできる。
本発明の組成物には、所望により界面活性剤凍結防止剤防腐剤酸化防止剤及び増粘剤等を添加することが出来る。

0012

レシチンとしては、大豆レシチン、卵黄レシチンが挙げられるが、低価格品である大豆レシチンが望ましい。添加濃度は0.01〜10質量%、特に0.01〜4質量%が望ましい。0.01質量%未満では効果が認められず、10質量%を超えると薬害(葉の褐変など)が認められる。

0013

植物油としては、アマニ油、サフラワー油、ヒマワリ油、大豆油、トウモロコシ油、ラッカセイ油、綿実油、ゴマ油、コメ油、ナタネ油、オリーブ油、パーム油、パーム核油、ヤシ油、ヒマシ油が挙げられるが、特に大豆油、オリーブ油、ゴマ油、コメ油、トウモロコシ油が望ましい。添加濃度は0.01〜10質量%、特に0.1〜1質量%が望ましい。0.01質量%未満では効果が認められず、10質量%を超えると薬害(葉の褐変など)が認められる。

0014

なお、前記レシチン及び植物油の添加濃度は実際の作物に散布される濃度(実効濃度)を意味する。本発明では施用時(作物への散布時)におけるレシチン及び植物油の濃度が上記の範囲となるように水で希釈して使用するレシチン及び植物油を高濃度で含有する農園芸用殺虫組成物(高濃度製剤)を調製し、これを散布直前に実効濃度まで希釈して使用することができる。

0015

界面活性剤としては、非イオン性界面活性剤陰イオン性界面活性剤等を用いることができる。非イオン性界面活性剤としては、例えば、ポリオキシアルキレンアリルフェニルエーテルポリオキシエチレンアルキルエーテルポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルポリオキシエチレンアリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックポリマー、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックポリマーアルキルフェニルエーテルソルビタン脂肪酸エステル(例、ソルビタンモノオレートソルビタンラウレート)、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンカスターオイルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステルなどが挙げられる。

0016

陰イオン性界面活性剤としては、例えば、硫酸アルキル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸、ポリオキシエチレンベンジル(またはスチリルフェニルエーテル硫酸またはポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックポリマー硫酸のナトリウムカルシウムまたはアンモニウムの各塩;スルホン酸アルキルジアルキルスルホサクシネートアルキルベンゼンスルホン酸(例、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムなど)、モノ−またはジ−アルキルナフタレンスルホン酸ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物リグニンスルホン酸、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルスルホン酸またはポリオキシエチレンアルキルエーテルスルホサクシネートのナトリウム、カルシウム、アンモニウムまたはアルカノールアミン塩の各塩;ポリオキシエチレンアルキルエーテルホスフェート、ポリオキシエチレン、モノ−またはジ−アルキルフェニルエーテルホスフェート、ポリオキシエチレンベンジル(またはスチリル)フェニルエーテルホスフェート、ポリオキシエチレンベンジル(またはスチリル)フェニルエーテルホスフェートまたはポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックポリマーホスフェートのナトリウムまたはカルシウム塩などの各塩が挙げられる。

0018

防腐剤としては、例えば、プリベントールD2(化学名:ベンジルアルコールモノ(ポリヘミホルマル)、PROXEL GXL(S)(化学名:1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン,20%)、バイオホープ及びバイオホープL(化学名:有機窒素硫黄複合物有機臭素系化合物)、ベストサイド−750(化学名:イソチアゾリン系化合物、2.5〜6.0%)、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−ブロモ2−ニトロプロパン−1,3−ジオール安息香酸ナトリウムソルビン酸カリウムデヒドロ酢酸ナトリウムパラクロロメタキシレノール、2,6−ジメチルフェノール等が挙げられる。

0019

酸化防止剤としては、テトラキスメチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオネートメタン(トミノックスTT,(株)エーピーアイコポレーション商品名/IRGANOX1010またはIRGANOX1010EDS,チバ・ジャパン(株),商品名)、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、没食子酸プロピルビタミンE混合トコフェロール、α−トコフェロールエトキシキン及びアスコルビン酸等が挙げられる。

0020

増粘剤としてはPVP K−15(化学名:ポリビニルピロリドン)、キサンタンガムポリビニルアルコールグアーガムカルボキシビニルポリマー等が挙げられる。

0021

次に、実施例、比較例及び試験例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの例のみに限定されるものではない。なお、下記の例中、部は質量部を表わす。 実施例及び比較例の処方で用いた成分は以下の通りである。
(1)ベイシスLP−20:日清オイリグループ(株)製、純度95%(大豆レシチン)
(2)大豆サラダ油(S):日清オイリオグループ(株)製、純度100%(大豆油)
(3)エキストラバージンオリーブ油(M):カネダ(株)製、純度100%(オリーブ油)
(4)日清純正ごま油胡麻搾り:日清オイリオグループ(株)製、純度100%(ゴマ油)
(5)米サラダ油:築野食品工業(株)製、純度100%(コメ油)
(6)食用とうもろこし油:(株)J−オイルミルズ製、純度100%(トウモロコシ油)

0022

実施例1:
ベイシスLP−20(2.11部)をイオン交換水(47.89部)に添加し、撹拌子で30分撹拌し、ベイシスLP−20乳濁液を得た。また、大豆サラダ油(S)(0.5部)をイオン交換水(49.5部)に添加し、ホモジナイザー10000rpmで5分強制乳化させ、大豆サラダ油(S)乳濁液を得た。両乳濁液を混合し、ベイシスLP−20+大豆サラダ油(S)乳濁液を得た。

0023

実施例2:
ベイシスLP−20(2.11部)をイオン交換水(47.89部)に添加し、撹拌子で30分撹拌し、ベイシスLP−20乳濁液を得た。また、エキストラバージンオリーブ油(M)(0.5部)をイオン交換水(49.5部)に添加し、ホモジナイザー10000rpmで5分強制乳化させ、エキストラバージンオリーブ油(M)乳濁液を得た。両乳濁液を混合し、ベイシスLP−20+エキストラバージンオリーブ油(M)乳濁液を得た。

0024

実施例3:
ベイシスLP−20(2.11部)をイオン交換水(47.89部)に添加し、撹拌子で30分撹拌し、ベイシスLP−20乳濁液を得た。また、日清純正ごま油本胡麻搾り(0.5部)をイオン交換水(49.5部)に添加し、ホモジナイザー10000rpmで5分強制乳化させ、日清純正ごま油本胡麻搾り乳濁液を得た。両乳濁液を混合し、ベイシスLP−20+日清純正ごま油本胡麻搾り乳濁液を得た。

0025

実施例4:
ベイシスLP−20(0.263部)をイオン交換水(49.737部)に添加し、撹拌子で30分撹拌し、ベイシスLP−20乳濁液を得た。また、米サラダ油(0.2部)をイオン交換水(49.8部)に添加し、ホモジナイザー10000rpmで5分強制乳化させ、米サラダ油乳濁液を得た。両乳濁液を混合し、ベイシスLP−20+米サラダ油乳濁液を得た。

0026

実施例5:
ベイシスLP−20(0.0526部)をイオン交換水(49.9474部)に添加し、撹拌子で30分撹拌し、ベイシスLP−20乳濁液を得た。また、米サラダ油(0.2部)をイオン交換水(49.8部)に添加し、ホモジナイザー10000rpmで5分強制乳化させ、米サラダ油乳濁液を得た。両乳濁液を混合し、ベイシスLP−20+米サラダ油乳濁液を得た。

0027

実施例6:
ベイシスLP−20(0.263部)をイオン交換水(49.737部)に添加し、撹拌子で30分撹拌し、ベイシスLP−20乳濁液を得た。また、食用とうもろこし油(0.2部)をイオン交換水(49.8部)に添加し、ホモジナイザー10000rpmで5分強制乳化させ、食用とうもろこし油乳濁液を得た。両乳濁液を混合し、ベイシスLP−20+食用とうもろこし油乳濁液を得た。

0028

実施例7:
ベイシスLP−20(1.05部)をイオン交換水(48.95部)に添加し、撹拌子で30分撹拌し、ベイシスLP−20乳濁液を得た。また、大豆サラダ油(S)(0.5部)をイオン交換水(49.5部)に添加し、ホモジナイザー10000rpmで5分強制乳化させ、大豆サラダ油(S)乳濁液を得た。両乳濁液を混合し、ベイシスLP−20+大豆サラダ油(S)乳濁液を得た。

0029

実施例8:
ベイシスLP−20(0.526部)をイオン交換水(49.474部)に添加し、撹拌子で30分撹拌し、ベイシスLP−20乳濁液を得た。また、大豆サラダ油(S)(0.5部)をイオン交換水(49.5部)に添加し、ホモジナイザー10000rpmで5分強制乳化させ、大豆サラダ油(S)乳濁液を得た。両乳濁液を混合し、ベイシスLP−20+大豆サラダ油(S)乳濁液を得た。

0030

実施例9及び13:
ベイシスLP−20(0.263部)をイオン交換水(49.737部)に添加し、撹拌子で30分撹拌し、ベイシスLP−20乳濁液を得た。また、大豆サラダ油(S)(0.5部)をイオン交換水(49.5部)に添加し、ホモジナイザー10000rpmで5分強制乳化させ、大豆サラダ油(S)乳濁液を得た。両乳濁液を混合し、ベイシスLP−20+大豆サラダ油(S)乳濁液を得た。

0031

実施例10:
ベイシスLP−20(0.137部)をイオン交換水(49.863部)に添加し、撹拌子で30分撹拌し、ベイシスLP−20乳濁液を得た。また、大豆サラダ油(S)(0.5部)をイオン交換水(49.5部)に添加し、ホモジナイザー10000rpmで5分強制乳化させ、大豆サラダ油(S)乳濁液を得た。両乳濁液を混合し、ベイシスLP−20+大豆サラダ油(S)乳濁液を得た。

0032

実施例11:
ベイシスLP−20(0.0663部)をイオン交換水(49.9337部)に添加し、撹拌子で30分撹拌し、ベイシスLP−20乳濁液を得た。また、大豆サラダ油(S)(0.5部)をイオン交換水(49.5部)に添加し、ホモジナイザー10000rpmで5分強制乳化させ、大豆サラダ油(S)乳濁液を得た。両乳濁液を混合し、ベイシスLP−20+大豆サラダ油(S)乳濁液を得た。

0033

実施例12:
ベイシスLP−20(0.0168部)をイオン交換水(49.9832部)に添加し、撹拌子で30分撹拌し、ベイシスLP−20乳濁液を得た。また、大豆サラダ油(S)(0.5部)をイオン交換水(49.5部)に添加し、ホモジナイザー10000rpmで5分強制乳化させ、大豆サラダ油(S)乳濁液を得た。両乳濁液を混合し、ベイシスLP−20+大豆サラダ油(S)乳濁液を得た。

0034

実施例14:
ベイシスLP−20(0.263部)をイオン交換水(49.737部)に添加し、撹拌子で30分撹拌し、ベイシスLP−20乳濁液を得た。また、大豆サラダ油(S)(0.3部)をイオン交換水(49.7部)に添加し、ホモジナイザー10000rpmで5分強制乳化させ、大豆サラダ油(S)乳濁液を得た。両乳濁液を混合し、ベイシスLP−20+大豆サラダ油(S)乳濁液を得た。

0035

比較例1:
ベイシスLP−20(2.11部)をイオン交換水(97.89部)に添加し、撹拌子で30分撹拌し、ベイシスLP−20乳濁液を得た。

0036

比較例2、15及び17:
大豆サラダ油(S)(0.5部)をイオン交換水(99.5部)に添加し、ホモジナイザー10000rpmで5分強制乳化させ、大豆サラダ油(S)乳濁液を得た。

0037

比較例3:
エキストラバージンオリーブ油(M)(0.5部)をイオン交換水(99.5部)に添加し、ホモジナイザー10000rpmで5分強制乳化させ、エキストラバージンオリーブ油(M)乳濁液を得た。

0038

比較例4:
日清純正ごま油本胡麻搾り(0.5部)をイオン交換水(99.5部)に添加し、ホモジナイザー10000rpmで5分強制乳化させ、日清純正ごま油本胡麻搾り乳濁液を得た。

0039

比較例5、11及び16:
ベイシスLP−20(0.263部)をイオン交換水(99.737部)に添加し、撹拌子で30分撹拌し、ベイシスLP−20乳濁液を得た。

0040

比較例6:
ベイシスLP−20(0.0526部)をイオン交換水(99.9474部)に添加し、撹拌子で30分撹拌し、ベイシスLP−20乳濁液を得た。

0041

比較例7:
米サラダ油(0.2部)をイオン交換水(99.8部)に添加し、ホモジナイザー10000rpmで5分強制乳化させ、米サラダ油乳濁液を得た。

0042

比較例8:
食用とうもろこし油(0.2部)をイオン交換水(99.8部)に添加し、ホモジナイザー10000rpmで5分強制乳化させ、食用とうもろこし油乳濁液を得た。

0043

比較例9:
ベイシスLP−20(1.05部)をイオン交換水(98.95部)に添加し、撹拌子で30分撹拌し、ベイシスLP−20乳濁液を得た。

0044

比較例10:
ベイシスLP−20(0.526部)をイオン交換水(99.474部)に添加し、撹拌子で30分撹拌し、ベイシスLP−20乳濁液を得た。

0045

比較例12:
ベイシスLP−20(0.137部)をイオン交換水(99.863部)に添加し、撹拌子で30分撹拌し、ベイシスLP−20乳濁液を得た。

0046

比較例13:
ベイシスLP−20(0.0663部)をイオン交換水(99.9337部)に添加し、撹拌子で30分撹拌し、ベイシスLP−20乳濁液を得た。

0047

比較例14:
ベイシスLP−20(0.0168部)をイオン交換水(99.9832部)に添加し、撹拌子で30分撹拌し、ベイシスLP−20乳濁液を得た。

0048

比較例18:
大豆サラダ油(S)(0.3部)をイオン交換水(99.7部)に添加し、ホモジナイザー10000rpmで5分強制乳化させ、大豆サラダ油(S)乳濁液を得た。

0049

試験例1:
モモアカアブラムシ自然発生した草丈15cm程度のナス品種千両2号)に実施例1〜3、比較例1〜4の薬剤を十分量散布した(1区5株)。薬剤処理1日後に生存虫数を調査し、補正密度指数から防除率を算出した。

0050

また、実施例1〜3は各有効成分間の相乗効果を評価するため、下記の式を用いてコルビー法による理論値を算出した。



防除率がコルビー法による理論値より高い場合、防除効果において相乗効果を有することを意味する。結果を表1に示した。

0051

表1中の防除率(%)及び理論値(%)欄のカッコ内は後述の表2の判定を示す。

0052

実施例1〜3の防除率は、コルビー法による理論値を超えており、相乗効果が確認された。一般に、アブラムシの効果判定は表2に示す通り、A、B、C、Dの4段階で判定される(新農薬実用化試験実施の手引き,薬効薬害圃場試験編,59頁,平成13年1月,(社)日本植物防疫協会)。

0053

実施例1〜3では、混合による理論値がC、B及びBであったものがすべて1ランク上がった相乗効果を示し、それぞれB、A及びAになった。

0054

試験例2:
ワタアブラムシが自然発生した草丈50cm程度のキュウリ(品種:進)に実施例4〜6、比較例5〜8の薬剤を十分量散布した(1区3株2反復)。薬剤処理1日後に生存虫数を調査し、前記試験例1に記載の式に従い補正密度指数から防除率を算出した。

0055

また、実施例4〜6は各有効成分間の相乗効果を評価するため、前記の試験例1に記載の式を用いてコルビー法による理論値を算出した。
防除率がコルビー法による理論値より高い場合、防除効果において相乗効果を有することを意味する。結果を表3に示した。

0056

表3中の防除率(%)及び理論値(%)欄のカッコ内は前述の表2の判定を示す。

0057

実施例4〜6の防除率は、コルビー法による理論値を超えており、相乗効果が確認された。前述の表2に従って判定を行うと、実施例4〜6では、混合による理論値がD、D及びDであったものがすべて1ランク以上上がった相乗効果を示し、それぞれB、C及びBになった。

0058

試験例3:
ワタアブラムシが自然発生した草丈40cm程度のキュウリ(品種:北進)に実施例7〜12、比較例9〜15の薬剤を十分量散布した(1区4株2反復)。薬剤処理1日後、3日後、7日後に生存虫数を調査し、補正密度指数から防除率を算出した。前記の試験例1に記載の式に従い補正密度指数から防除率を算出した。なお、試験例1の式には薬剤処理1日後しか示していないが、3日後及び7日後についても同様に算出した。

0059

また、実施例7〜12は各有効成分間の相乗効果を評価するため、前記の試験例1に記載の式を用いてコルビー法による理論値を算出した。
防除率がコルビー法による理論値より高い場合、防除効果において相乗効果を有することを意味する。結果を表4に示した。

0060

表4中の防除率(%)及び理論値(%)欄のカッコ内は前述の表2の判定を示す。

0061

実施例7〜12の防除率(薬剤処理1日後、3日後、7日後)は、コルビー法による理論値を超えており、相乗効果が確認された。前述の表2に従って判定を行うと、実施例7〜12では、混合による理論値がA〜B、A〜B、A〜B、B〜C、A〜C及びB〜Cであったものがすべてランクが上がった相乗効果を示し、それぞれA、A、A、B、A〜B及びA〜Bになった。

0062

試験例4:
キクヒメヒゲナガアブラムシが自然発生した草丈30cm程度のキク(品種:ヨット)に実施例13及び14、比較例16〜18の薬剤を十分量散布した(1区3株2反復)。薬剤処理1日後、3日後、7日後に生存虫数を調査し、前記試験例1に記載の式に従い補正密度指数から防除率を算出した。なお、試験例1の式には薬剤処理1日後しか示していないが、3日後及び7日後についても同様に算出した。

0063

また、実施例13及び14は各有効成分間の相乗効果を評価するため、前記の試験例1に記載の式を用いてコルビー法による理論値を算出した。
防除率がコルビー法による理論値より高い場合、防除効果において相乗効果を有することを意味する。結果を表5に示した。

0064

表5中の防除率(%)及び理論値(%)欄のカッコ内は前述の表2の判定を示す。

実施例

0065

実施例13及び14の防除率(薬剤処理1日後、3日後、7日後)は、コルビー法による理論値を超えており、相乗効果が確認された。前述の表2に従って判定を行うと、実施例13及び14では、混合による理論値がC及びDであったものがすべてランクが上がった相乗効果を示し、B及びC〜Dになった。

0066

レシチンと植物油の混合組成物は、優れた殺虫活性を示し、安全性が高く、かつ薬剤抵抗性害虫も出現し難いため、産業上有用である。

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