図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(2012年4月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

車載器待機電力を減少させるとともに、車両のACCオンされてから車載器が使用可能になるまでの時間が長時間化することについても防止した車載器起動システム及び車載器の起動方法を提供する。

解決手段

車両2のACCがオフされた場合にナビゲーション装置4への電力供給を停止する)一方、車両2のACCがオフの状態で運転席フロントドア11が開いたことを検出した場合には、ナビゲーション装置4への電力供給を開始するとともに、ナビゲーション装置4のCPU61はデータ記録部32からOSプログラム46を読み出し(S13)、読み出したOSプログラム46をRAM62に展開する(S14)。その後に、車両2のACCがオンされた場合に、RAM62に展開されたOSプログラム46を実行する(S16)ように構成する。

概要

背景

近年、車両の走行案内を行い、運転者が所望の目的地に容易に到着できるようにしたナビゲーション装置が車両に搭載されていることが多い。ここで、ナビゲーション装置とは、GPS受信機などにより車両の現在位置を検出し、その現在位置に対応する地図データをDVD−ROMやHDDなどの記録媒体から取得して液晶モニタに表示することが可能な装置である。また、車両にはナビゲーション装置以外にも、オーディオプレイヤETC車載器等の複数の車載器が搭載されている。

ここで、上記車載器を駆動する為の電力は、車両に搭載されたバッテリから供給される。また、車載器に搭載されたCPU(Central Processing Unit)がオペレーションシステム(以下OSとする)やアプリケーションを含む各種プログラムを実行する際には、CDやDVD等のメディアメモリハードディスク等のプログラム記憶媒体から該当するプログラムを読み出しワークメモリ展開し、その後に、ワークメモリに展開されたプログラムを実行することにより実現する。そして、従来では、車両のACCオフされた状態(即ち、車載器の電源がオフされた状態)においても、ワークメモリの記憶内容を保存する為に、車載器に対してバッテリから一定量の電力を供給し続ける構成、即ち、待機電力が生じる構成となっていた。

そこで、車載器の待機電力を減少させる為に、車両のACCがオフの状態では、車載器に対してバッテリからの電力の供給を行わない構成とすることが考えられる。しかしながら、車両のACCがオフの状態で車載器に対してバッテリからの電力の供給を行わない構成とすると、車両のACCがオフされた時点でワークメモリに記憶された情報が消去されることとなるので、次回に車両のACCがオンされた場合にプログラム記憶媒体からプログラムを読み出す必要が生じ、車載器の起動時間(即ち、起動処理ブート処理)を行う時間)が長くなる問題があった。

そこで、車両のACCがオンされてから車載器が使用可能になるまでの時間を短くするための手段の一つとして、例えば特開平7−134041号公報には、車両のドアロック解除された時点で、ナビゲーション装置の起動を開始させる技術について記載されている。

概要

車載器の待機電力を減少させるとともに、車両のACCがオンされてから車載器が使用可能になるまでの時間が長時間化することについても防止した車載器起動システム及び車載器の起動方法を提供する。車両2のACCがオフされた場合にナビゲーション装置4への電力供給を停止する)一方、車両2のACCがオフの状態で運転席フロントドア11が開いたことを検出した場合には、ナビゲーション装置4への電力供給を開始するとともに、ナビゲーション装置4のCPU61はデータ記録部32からOSプログラム46を読み出し(S13)、読み出したOSプログラム46をRAM62に展開する(S14)。その後に、車両2のACCがオンされた場合に、RAM62に展開されたOSプログラム46を実行する(S16)ように構成する。

目的

本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、ACCがオフされた状態での車載器の消費電力を減少させることが可能となるとともに、車両のACCがオンされてから車載器が使用可能になるまでの時間が長時間化することについても防止することが可能な車載器起動システム及び車載器の起動方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

車両のACCオフされた場合に、前記車両に搭載されたバッテリから前記車両に搭載された車載器への電力の供給を停止する電力供給停止手段と、前記車両のACCがオフの状態にあって、前記車両が所定時間経過後に運転を開始されると予測される運転準備状態移行したことを検出する状態移行検出手段と、前記状態移行検出手段によって前記車両が前記運転準備状態に移行したことが検出された場合に、前記車載器への電力の供給を開始する電力供給開始手段と、を有し、前記車載器は、ワークメモリと、プログラムが記憶されたプログラム記憶媒体と、前記電力供給開始手段によって前記車載器への電力の供給が開始された場合に、前記プログラム記憶媒体からプログラムを読み込み、該プログラムを前記ワークメモリに展開するプログラム展開手段と、前記車両のACCがオンされた場合に、前記プログラム展開手段によって展開された前記プログラムを実行するプログラム実行手段と、を備えることを特徴とする車載器起動システム

請求項2

前記車両の運転席ドア開閉を検出するドア開閉検出手段を有し、前記状態移行検出手段は、前記ドア開閉検出手段によって前記車両の運転席のドアが開いたことを検出した場合に、前記車両が前記運転準備状態に移行したと検出することを特徴とする請求項1に記載の車載器起動システム。

請求項3

前記車載器は、前記電力供給停止手段によって前記車載器への電力の供給が停止される場合に、前記車載器が備えるレジスタの状態を他の記憶媒体へと保存する保存手段と、前記電力供給開始手段によって前記車載器への電力の供給が開始された場合に、前記他の記憶媒体に保存された前記レジスタの状態を読み出す読出手段と、を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車載器起動システム。

請求項4

前記プログラム展開手段は、前記電力供給開始手段によって前記車載器への電力の供給が開始された場合に、前記プログラム記憶媒体からオペレーティングシステムプログラムを読み込み、該オペレーティングシステムプログラムを前記ワークメモリに展開することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の車載器起動システム。

請求項5

前記車両のACCがオフされた場合に、前記車両に搭載されたバッテリから前記車両に搭載された車載器への電力の供給を停止する電力供給停止ステップと、前記車両のACCがオフの状態にあって、前記車両が所定時間経過後に運転を開始されると予測される運転準備状態に移行したことを検出する状態移行検出ステップと、前記状態移行検出ステップによって前記車両が前記運転準備状態に移行したことが検出された場合に、前記車載器への電力の供給を開始する電力供給開始ステップと、前記電力供給開始ステップによって前記車載器への電力の供給が開始された場合に、前記車載器において、プログラムが記憶されたプログラム記憶媒体から前記プログラムを読み込み、該プログラムをワークメモリに展開するプログラム展開ステップと、前記車両のACCがオンされた場合に、前記車載器において、前記プログラム展開ステップによって展開された前記プログラムを実行するプログラム実行ステップと、を有することを特徴とする車載器の起動方法

技術分野

0001

本発明は、車両に搭載された車載器起動に関する車載器起動システム及び車載器の起動方法に関する。

背景技術

0002

近年、車両の走行案内を行い、運転者が所望の目的地に容易に到着できるようにしたナビゲーション装置が車両に搭載されていることが多い。ここで、ナビゲーション装置とは、GPS受信機などにより車両の現在位置を検出し、その現在位置に対応する地図データをDVD−ROMやHDDなどの記録媒体から取得して液晶モニタに表示することが可能な装置である。また、車両にはナビゲーション装置以外にも、オーディオプレイヤETC車載器等の複数の車載器が搭載されている。

0003

ここで、上記車載器を駆動する為の電力は、車両に搭載されたバッテリから供給される。また、車載器に搭載されたCPU(Central Processing Unit)がオペレーションシステム(以下OSとする)やアプリケーションを含む各種プログラムを実行する際には、CDやDVD等のメディアメモリハードディスク等のプログラム記憶媒体から該当するプログラムを読み出しワークメモリ展開し、その後に、ワークメモリに展開されたプログラムを実行することにより実現する。そして、従来では、車両のACCオフされた状態(即ち、車載器の電源がオフされた状態)においても、ワークメモリの記憶内容を保存する為に、車載器に対してバッテリから一定量の電力を供給し続ける構成、即ち、待機電力が生じる構成となっていた。

0004

そこで、車載器の待機電力を減少させる為に、車両のACCがオフの状態では、車載器に対してバッテリからの電力の供給を行わない構成とすることが考えられる。しかしながら、車両のACCがオフの状態で車載器に対してバッテリからの電力の供給を行わない構成とすると、車両のACCがオフされた時点でワークメモリに記憶された情報が消去されることとなるので、次回に車両のACCがオンされた場合にプログラム記憶媒体からプログラムを読み出す必要が生じ、車載器の起動時間(即ち、起動処理ブート処理)を行う時間)が長くなる問題があった。

0005

そこで、車両のACCがオンされてから車載器が使用可能になるまでの時間を短くするための手段の一つとして、例えば特開平7−134041号公報には、車両のドアロック解除された時点で、ナビゲーション装置の起動を開始させる技術について記載されている。

先行技術

0006

特開平7−134041号公報(第5頁〜第6頁、図1

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、上記特許文献1のように車両のドアのロックが解除された時点で車載器を起動させる構成とすると、運転を開始しないにもかかわらずドアのロックを解除した場合(例えば、車両の後部座席トランクに置かれた荷物を取り出す為にドアのロックを解除した場合)においても、車載器が誤って起動されることとなる。従って、車載器の待機電力を減少させたとしても、トータルのバッテリの消費電力が逆に大きくなる虞があった。

0008

本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、ACCがオフされた状態での車載器の消費電力を減少させることが可能となるとともに、車両のACCがオンされてから車載器が使用可能になるまでの時間が長時間化することについても防止することが可能な車載器起動システム及び車載器の起動方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

前記目的を達成するため本願の請求項1に係る車載器起動システム(1)は、車両(2)のACCがオフされた場合に、前記車両に搭載されたバッテリ(5)から前記車両に搭載された車載器(4)への電力の供給を停止する電力供給停止手段(15)と、前記車両のACCがオフの状態にあって、前記車両が所定時間経過後に運転を開始されると予測される運転準備状態移行したことを検出する状態移行検出手段(16)と、前記状態移行検出手段によって前記車両が前記運転準備状態に移行したことが検出された場合に、前記車載器への電力の供給を開始する電力供給開始手段(17)と、を有し、前記車載器は、ワークメモリ(62)と、プログラムが記憶されたプログラム記憶媒体(32)と、前記電力供給開始手段によって前記車載器への電力の供給が開始された場合に、前記プログラム記憶媒体からプログラムを読み込み、該プログラムを前記ワークメモリに展開するプログラム展開手段(51)と、前記車両のACCがオンされた場合に、前記プログラム展開手段によって展開された前記プログラムを実行するプログラム実行手段(52)と、を備えることを特徴とする。
尚、「プログラム記憶媒体」としては、CD、DVD、ハードディスクドライブフレキシブルディスクフラッシュメモリ等がある。

0010

また、請求項2に係る車載器起動システムは、請求項1に記載の車載器起動システム(1)であって、前記車両(2)の運転席のドア(11)の開閉を検出するドア開閉検出手段(18)を有し、前記状態移行検出手段(16)は、前記ドア開閉検出手段によって前記車両の運転席のドアが開いたことを検出した場合に、前記車両が前記運転準備状態に移行したと検出することを特徴とする。

0011

また、請求項3に係る車載器起動システムは、請求項1又は請求項2に記載の車載器起動システム(1)であって、前記車載器(4)は、前記電力供給停止手段(15)によって前記車載器への電力の供給が停止される場合に、前記車載器が備えるレジスタの状態を他の記憶媒体(64、32)へと保存する保存手段(53)と、前記電力供給開始手段によって前記車載器への電力の供給が開始された場合に、前記他の記憶媒体に保存された前記レジスタの状態を読み出す読出手段(54)と、を備えることを特徴とする。

0012

また、請求項4に係る車載器起動システムは、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の車載器起動システム(1)であって、前記プログラム展開手段(51)は、前記電力供給開始手段(17)によって前記車載器(4)への電力の供給が開始された場合に、前記プログラム記憶媒体(32)からオペレーティングシステムプログラム(46)を読み込み、該オペレーティングシステムプログラムを前記ワークメモリ(62)に展開することを特徴とする。

0013

更に、請求項5に係る車載器の起動方法は、前記車両(2)のACCがオフされた場合に、前記車両に搭載されたバッテリ(5)から前記車両に搭載された車載器(4)への電力の供給を停止する電力供給停止ステップと、前記車両のACCがオフの状態にあって、前記車両が所定時間経過後に運転を開始されると予測される運転準備状態に移行したことを検出する状態移行検出ステップと、前記状態移行検出ステップによって前記車両が前記運転準備状態に移行したことが検出された場合に、前記車載器への電力の供給を開始する電力供給開始ステップと、前記電力供給開始ステップによって前記車載器への電力の供給が開始された場合に、前記車載器において、プログラムが記憶されたプログラム記憶媒体(32)から前記プログラムを読み込み、該プログラムをワークメモリ(62)に展開するプログラム展開ステップと、前記車両のACCがオンされた場合に、前記車載器において、前記プログラム展開ステップによって展開された前記プログラムを実行するプログラム実行ステップと、を有することを特徴とする。

発明の効果

0014

前記構成を有する請求項1に係る車載器起動システムでは、車両のACCがオフされた状態でバッテリから車両に搭載された車載器への電力の供給が停止されるので、車載器の待機電力を生じない構成とすることが可能となる。また、車両のACCがオンされる前に車載器の起動処理を開始するので、車両のACCがオンされてから車載器が使用可能になるまでの時間が長時間化することについて防止することが可能となる。更に、車載器の起動処理を開始するのは、車両が所定時間経過後に運転を開始されると予測される運転準備状態に移行したことを検出した場合であるので、従来に比べて車載器が誤って起動される機会を減少させることが可能となる。更に、ワークメモリに展開されたプログラムの実行は、車両のACCがオンされた後に行うので、車載器が誤って起動された場合であっても車載器の起動に基づく消費電力を減少させることが可能となる。

0015

また、請求項2に係る車載器起動システムでは、車両の運転席のドアが開いたことを検出した場合に、車両が所定時間経過後に運転を開始されると予測される運転準備状態に移行したことを検出し、車載器の起動処理を開始するので、従来に比べて車載器が誤って起動される機会を減少させることが可能となる。

0016

また、請求項3に係る車載器起動システムでは、車両のACCがオフされる場合にレジスタの状態を不揮発性メモリ等の他の記憶媒体に予め退避させ、その後に車両のACCがオンされる場合に退避させたレジスタの状態を該記憶媒体から読み出すので、車両のACCがオンされる場合に、前回のACCオフ時の状態からレジスタの状態を引き継ぐことが可能となる。

0017

また、請求項4に係る車載器起動システムでは、時間のかかるOSプログラムの展開及び実行処理について適用するので、車両のACCがオンされてから車載器が使用可能になるまでの時間が長時間化することについてより効果的に防止することが可能となる。

0018

更に、請求項5に係る車載器の起動方法では、車両のACCがオフされた状態でバッテリから車両に搭載された車載器への電力の供給が停止されるので、車載器の待機電力を生じない構成とすることが可能となる。また、車両のACCがオンされる前に車載器の起動処理を開始するので、車両のACCがオンされてから車載器が使用可能になるまでの時間が長時間化することについて防止することが可能となる。更に、車載器の起動処理を開始するのは、車両が所定時間経過後に運転を開始されると予測される運転準備状態に移行したことを検出した場合であるので、従来に比べて車載器が誤って起動される機会を減少させることが可能となる。更に、ワークメモリに展開されたプログラムの実行は、車両のACCがオンされた後に行うので、車載器が誤って起動された場合であっても車載器の起動に基づく消費電力を減少させることが可能となる。

図面の簡単な説明

0019

本実施形態に係る車載器起動システムの概略構成図である。
本実施形態に係る車載器起動システムの制御系を模式的に示すブロック図である。
車両制御ECUの構成を示した図である。
本実施形態に係るナビゲーション装置を示したブロック図である。
ナビゲーションECUの構成を示した図である。
本実施形態に係る電源管理制御プログラムフローチャートである。
本実施形態に係る起動処理プログラムのフローチャートである。

実施例

0020

以下、本発明に係る車載器起動システム1について具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係る車載器起動システム1の概略構成について図1及び図2を用いて説明する。図1は本実施形態に係る車載器起動システム1の概略構成図、図2は本実施形態に係る車載器起動システム1の制御系を模式的に示すブロック図である。

0021

図1及び図2に示すように、本実施形態に係る車載器起動システム1は、車両2に対して設置された車両制御ECU3と、ナビゲーション装置4と、バッテリ5と、バッテリ供給切替装置6とから基本的に構成される。
また、車両2は4ドア式の車両であり、運転席側のフロントドア11と、助手席側のフロントドア12と、後部座席の左右にあるバックドア13、14を有する。

0022

ここで、車両制御ECU(エレクトロニックコントロールユニット)3は、図3に示すように車両2のACCがオフされた場合に、バッテリ5から車載器であるナビゲーション装置4への電力の供給を停止する電力供給停止手段15、車両2のACCがオフの状態にあって、車両2が所定時間経過後に運転を開始されると予測される運転準備状態に移行したことを検出する状態移行検出手段16、状態移行検出手段16によって車両2が運転準備状態に移行したことが検出された場合に、ナビゲーション装置4への電力の供給を開始する電力供給開始手段17、車両2のフロントドア11の開閉を検出するドア開閉検出手段18等を構成し、車両2の全体の制御を行う電子制御ユニットである。また、車両制御ECU3には、バッテリ供給切替装置6の他、車両2のACCのオン/オフを切り替える為の操作手段であるACCスイッチ19や、フロントドア11の開閉を検出する為のドア開閉検出センサ20が接続される。更に、車両制御ECU3は、ナビゲーション装置4が備える後述のナビゲーションECU33とも接続されている。そして、演算装置及び制御装置としてのCPU21、並びにCPU21が各種の演算処理を行うにあたってワークメモリとして使用されるRAM22、制御用のプログラムのほか、後述の電源管理制御プログラム(図6参照)等が記録されたROM23、ROM23から読み出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ24等の内部記憶装置を備えている。
そして、車両制御ECU3は、後述のようにACCスイッチ19やドア開閉検出センサ20から入力された信号等に基づいてバッテリ供給切替装置6を制御し、バッテリ5からのナビゲーション装置4への電力供給の制御を行う。尚、ナビゲーション装置4への電力供給の制御の詳細については後述する。

0023

また、ナビゲーション装置4は、車両2の室内のセンターコンソール又はパネル面に備え付けられ、地図や目的地までの探索経路を表示する液晶ディスプレイ経路案内に関する音声ガイダンスを出力するスピーカ等を備えている。そして、GPS等によって車両2の現在位置を特定するととともに、目的地が設定された場合においては目的地までの経路の探索、並びに設定された経路に従った案内を液晶ディスプレイやスピーカを用いて行う。また、本実施形態に係るナビゲーション装置4は、後述するように車両2のACCがオフされた状態では、バッテリ5からの電力供給が停止され、待機電力を生じないように構成されている。そして、所定の条件を満たすと、車両2のACCがオンされる前に起動処理(ブート処理)の一部が行われる。尚、ナビゲーション装置4の詳細な構成については後述する。

0024

また、バッテリ5は充電放電とを繰り返すことができる蓄電手段としての二次電池であり、鉛蓄電池キャパシタニッケルカドミウム電池ニッケル水素電池リチウムイオン電池ナトリウム硫黄電池等が用いられる。そして、バッテリ5は、車両2に搭載されたナビゲーション装置4を含む各種車載器に対して電力を供給する。

0025

また、バッテリ供給切替装置6は車両制御ECU3に接続され、車両制御ECU3から送信される制御信号に基づいて、バッテリ5からナビゲーション装置4への電力供給の有無を切り替える手段である。

0026

続いて、ナビゲーション装置4の構成について図3を用いて説明する。
図3に示すように本実施形態に係るナビゲーション装置4は、車両2の現在位置を検出する現在位置検出部31と、各種のデータが記録されたデータ記録部32と、入力された情報に基づいて、各種の演算処理を行うナビゲーションECU33と、ユーザからの操作を受け付ける操作部34と、ユーザに対して地図や目的地までの案内経路を表示する液晶ディスプレイ35と、経路案内に関する音声ガイダンスを出力するスピーカ36と、記憶媒体であるDVDを読み取るDVDドライブ37、プローブセンタやVICSセンタ等の情報センタとの間で通信を行う通信モジュール38と、から構成されている。

0027

以下に、ナビゲーション装置4を構成する各構成要素について順に説明する。
現在位置検出部31は、GPS41、車速センサ42、ステアリングセンサ43、ジャイロセンサ44等からなり、現在の車両の位置、方位、車両の走行速度、現在時刻等を検出することが可能となっている。ここで、特に車速センサ42は、車両2の移動距離車速を検出する為のセンサであり、車両2の駆動輪の回転に応じてパルスを発生させ、パルス信号をナビゲーションECU33に出力する。そして、ナビゲーションECU33は発生するパルスを計数することにより駆動輪の回転速度や移動距離を算出する。尚、上記5種類のセンサをナビゲーション装置4が全て備える必要はなく、これらの内の1又は複数種類のセンサのみをナビゲーション装置4が備える構成としても良い。

0028

また、データ記録部32は、外部記憶装置及び記録媒体としてのハードディスク(図示せず)と、ハードディスクに記録された地図情報DB45、OSプログラム46、各種アプリケーションプログラム(例えば、自車位置特定処理プログラム、地図表示プログラム通信処理プログラムなど)47等を読み出すとともにハードディスクに所定のデータを書き込む為のドライバである記録ヘッド(図示せず)とを備えている。尚、データ記録部32をハードディスクの代わりにメモリーカードやDVDやCD等の光ディスクにより構成しても良い。

0029

一方、ナビゲーションECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)33は、図5に示すようにナビゲーション装置4への電力の供給が開始された場合に、データ記録部32からプログラムを読み込み、該プログラムをワークメモリに展開するプログラム展開手段51、車両2のACCがオンされた場合に、プログラム展開手段51によって展開されたプログラムを実行するプログラム実行手段52、ナビゲーション装置4への電力の供給が停止される場合に、ナビゲーション装置4が備えるレジスタの状態を他の記憶媒体へと保存する保存手段53、ナビゲーション装置4への電力の供給が開始された場合に、該記憶媒体に保存されたレジスタの状態を読み出す読出手段54等を構成し、ナビゲーション装置4の全体の制御を行う電子制御ユニットである。そして、演算装置及び制御装置としてのCPU61、並びにCPU61が各種の演算処理を行うにあたってワークメモリとして使用されるとともに、経路が探索されたときの経路データ等が記憶されるRAM62、制御用のプログラムのほか、後述の起動処理プログラム(図7参照)や起動処理時のプログラムの起動順位等が記録されたROM63、ROM63から読み出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ64等の内部記憶装置を備えている。

0030

操作部34は、走行開始地点としての出発地及び走行終了地点としての目的地を入力する際等に操作され、各種のキー、ボタン等の複数の操作スイッチ(図示せず)から構成される。そして、ナビゲーションECU33は、各スイッチの押下等により出力されるスイッチ信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。尚、液晶ディスプレイ35の前面に設けたタッチパネルによって構成することもできる。

0031

また、液晶ディスプレイ35には、道路を含む地図画像交通情報操作案内操作メニュー、キーの案内、出発地から目的地までの走行予定経路、走行予定経路に沿った案内情報ニュース天気予報時刻、メール、テレビ番組等が表示される。

0032

また、スピーカ36は、ナビゲーションECU33からの指示に基づいて走行予定経路に沿った走行を案内する音声ガイダンスや、交通情報の案内を出力する。

0033

また、DVDドライブ37は、DVDやCD等の記録媒体に記録されたデータを読み取り可能なドライブである。そして、読み取ったデータに基づいて音楽映像再生、地図情報DB45の更新等が行われる。

0034

また、通信モジュール38は、交通情報センタ、例えば、VICS(登録商標:Vehicle Information and Communication System)センタやプローブセンタ等から送信された渋滞情報規制情報交通事故情報等の各情報から成る交通情報を受信する為の通信装置であり、例えば携帯電話機やDCMが該当する。

0035

続いて、前記構成を有する車載器起動システム1において、車両制御ECU3が実行する電源管理制御プログラムについて図6に基づき説明する。図6は本実施形態に係る電源管理制御プログラムのフローチャートである。ここで、電源管理制御プログラムは、所定間隔で繰り返し実行され、車両のACCの状態やフロントドア11の開閉状態に基づいて、バッテリ5からナビゲーション装置4への電力供給を制御するプログラムである。尚、以下の図6にフローチャートで示されるプログラムは、車両制御ECU3が備えているRAM22やROM23に記憶されており、CPU21により実行される。

0036

先ず、ステップ(以下、Sと略記する)1において、CPU21は、車両2のACCがオン状態にあるか否か判定する。尚、車両2のACCの状態は、ユーザによるACCスイッチ19の操作に基づいて変更される。

0037

そして、車両2のACCがオン状態にあると判定された場合(S1:YES)には、S2へと移行する。それに対して、車両2のACCがオフ状態にあると判定された場合(S1:NO)には、S2へと移行する。

0038

S2においてCPU21は、ACCスイッチ19から送信される操作信号に基づいて、車両2のACCがオンからオフに切り替わったか否か判定する。

0039

そして、車両2のACCがオンからオフに切り替わったと判定された場合(S2:YES)には、S3へと移行する。それに対して、車両2のACCが継続してオン状態であると判定された場合(S2:NO)には、バッテリ5からナビゲーション装置4への電力供給の制御を行うことなく当該電源管理制御プログラムを終了する。

0040

S3においてCPU21は、バッテリ供給切替装置6に対して制御信号を送信し、バッテリ5からナビゲーション装置4への電力供給を停止する。それによって、ナビゲーション装置4の電源はOFFされ、且つ待機電力が生じない状態となる。また、ナビゲーション装置4への電力供給が停止されたことに伴って、ナビゲーション装置4のワークメモリであるRAM62やレジスタに記憶されているデータは消去されることとなる。その後、当該電源管理制御プログラムを終了する。

0041

また、S4においてCPU21は、ドア開閉検出センサ20から送信される検出信号に基づいて、車両2の運転席のドアであるフロントドア11が開いたか否か判定する。ここで、車両2のACCがオフの状態で車両2の運転席のドアであるフロントドア11が開くと、その後に運転者が運転席へと進入し、所定時間経過後に運転を開始すると予測される。従って、前記S4では車両2が所定時間経過後に運転を開始されると予測される運転準備状態に移行したか否か判定されることとなる。

0042

そして、車両2の運転席のドアであるフロントドア11が開いたと判定された場合(S4:YES)、即ち、車両2が所定時間経過後に運転を開始されると予測される運転準備状態に移行したと判定された場合には、S5へと移行する。それに対して、車両2の運転席のドアであるフロントドア11が継続して閉じた状態にあると判定された場合(S4:NO)、即ち、車両2が所定時間経過後に運転を開始されると予測される運転準備状態に移行していないと判定された場合には、バッテリ5からナビゲーション装置4への電力供給の制御を行うことなく当該電源管理制御プログラムを終了する。

0043

S5においてCPU21は、バッテリ供給切替装置6に対して制御信号を送信し、バッテリ5からナビゲーション装置4への電力供給を開始する。また、ナビゲーション装置4は、電力供給が停止されたことに伴って、後述の起動処理プログラム(図7)を実行し、ナビゲーション装置4の起動処理(ブート処理)を開始する。その後、当該電源管理制御プログラムを終了する。

0044

次に、ナビゲーション装置4が実行する起動処理プログラムについて図7に基づき説明する。図7は本実施形態に係る起動処理プログラムのフローチャートである。ここで、起動処理プログラムは、バッテリ5からナビゲーション装置4へと電力供給が開始された場合、即ち、車両2のACCがオフ状態で車両2の運転席のドアであるフロントドア11が開いた場合に実行され、ナビゲーション装置4の起動処理(ブート処理)を実行するプログラムである。尚、以下の図7にフローチャートで示されるプログラムは、ナビゲーション装置4が備えているROM63に記憶されており、CPU61により実行される。

0045

先ず、S11においてCPU61は、ROM63に記憶された起動順位データを読み出す。尚、起動順位データは、ナビゲーション装置4の起動時における各プログラムの起動順位を規定したデータである。

0046

次に、S12においてCPU61は、前回のACCオフ時においてフラッシュメモリ24やデータ記録部32に保存(退避)させていた(S19)レジスタの状態を読み出す。それによって、前回のACCオフ時の状態からレジスタの状態を引き継ぐことが可能となる、尚、レジスタはCPU61の内部に設けられ、演算実行状態の保持に用いる記憶素子である。

0047

続いて、S13においてCPU61は、システムバスを介してデータ記録部32にアクセスし、データ記録部32に記憶されているプログラムの内、起動順位テーブルにおいて最も上位の起動順位が対応付けられているプログラムであるOSプログラム46を読み出す。尚、データ記録部32がHDDである場合には、前記S13においてHDDを起動する処理についても併せて行う。

0048

そして、S14においてCPU61は、システムバスを介してデータ記録部32から読み出したOSプログラム46を、ワークメモリであるRAM62に展開する。

0049

次に、S15においてCPU61は、車両2のACCがオフからオンに切り替わったか否か判定する。尚、車両2の現在のACCの状態は、車両制御ECU3から送信される情報に基づいて特定される。

0050

そして、車両2のACCがオフからオンに切り替わったと判定された場合(S15:YES)には、S16へと移行する。それに対して、車両2のACCが継続してオフ状態であると判定された場合(S15:NO)には、車両2のACCがオンされるまで待機する。

0051

S16においてCPU61は、ナビゲーション装置4の電源をオンとし、RAM62に展開されたOSプログラム46の実行を開始する(S16)。それによって、ナビゲーション装置4においてOSが起動し、他のアプリケーションプログラムの実行が可能な状態となる。

0052

その後、S17においてCPU61は、システムバスを介してデータ記録部32にアクセスし、データ記録部32に記憶されているプログラムの内、起動順位データに従って起動順位が高いアプリケーションプログラム47(例えば、自車位置特定処理プログラム、地図表示プログラム、通信処理プログラムなど)から順にワークメモリであるRAM62に展開し、実行する。以上により、ナビゲーション装置4の起動処理が完了する。そして、上記のナビゲーション装置4の起動処理では、車両2のACCがオンされる前に、予め一部の起動処理(ナビゲーション装置4に対する電力供給、データ記録部32からのOSプログラム46の読み出し、OSプログラム46のRAM62への展開)が行われるので、車両2のACCがオンされてからナビゲーション装置4が使用可能になるまでの時間が長時間化することについて防止できる。

0053

次に、S18においてCPU61は、車両2のACCがオンからオフに切り替わったか否か判定する。

0054

そして、車両2のACCがオンからオフに切り替わったと判定された場合(S18:YES)には、S19へと移行する。それに対して、車両2のACCがオン状態であると判定された場合(S18:NO)には、継続して地図表示や経路案内等の各種処理を実行する。

0055

S19においてCPU61は、現在のレジスタの状態をフラッシュメモリ24やデータ記録部32に保存(退避)させる。その後、ナビゲーション装置4の電源がオフされる。尚、前記したように車両2のACCがオフされると、車両制御ECU3によってナビゲーション装置4への電力供給が停止される(S3)ので、RAM62やレジスタに記憶された情報は消去されることとなる。しかしながら、レジスタの状態については、次回の車両2のACCオン時において前記S19でレジスタの状態を記憶したフラッシュメモリ24やデータ記録部32から読み出す(S12)ことによって復帰することが可能である。

0056

以上詳細に説明した通り、本実施形態に係る車載器起動システム1及び車載器の起動方法では、車両2のACCがオフされた場合にナビゲーション装置4への電力供給を停止する(S3)一方、車両2のACCがオフの状態で運転席のフロントドア11が開いたことを検出した場合には、ナビゲーション装置4への電力供給を開始する(S5)とともに、ナビゲーション装置4のCPU61はデータ記録部32からOSプログラム46を読み出し(S13)、読み出したOSプログラム46をRAM62に展開する(S14)。その後に、車両2のACCがオンされた場合に、RAM62に展開されたOSプログラム46を実行する(S16)ので、ナビゲーション装置4の待機電力を生じない構成とすることができ、また、車両2のACCがオンされる前にナビゲーション装置4の起動処理を開始するので、車両2のACCがオンされてからナビゲーション装置4が使用可能になるまでの時間が長時間化することについて防止することが可能となる。更に、ナビゲーション装置4の起動処理を開始するのは、車両2が所定時間経過後に運転を開始されると予測される運転準備状態に移行したことを検出した場合であるので、従来に比べてナビゲーション装置4が誤って起動される機会を減少させることが可能となる。更に、RAM62に展開されたOSプログラム46の実行は、車両2のACCがオンされた後に行うので、ナビゲーション装置4が誤って起動された場合であってもナビゲーション装置4の起動に基づく消費電力を減少させることが可能となる。
また、車両2の運転席のフロントドア11が開いたことを検出した場合に、車両2が所定時間経過後に運転を開始されると予測される運転準備状態に移行したことを検出し、ナビゲーション装置4の起動処理を開始するので、従来に比べてナビゲーション装置4が誤って起動される機会を減少させることが可能となる。
また、車両2のACCがオフされる場合にレジスタの状態をデータ記録部32やフラッシュメモリ64等の他の記憶媒体に予め退避させ、その後に車両2のACCがオンされる場合に退避させたレジスタの状態を該記憶媒体から読み出すので、車両2のACCがオンされる場合に、前回のACCオフ時の状態からレジスタの状態を引き継ぐことが可能となる。
また、時間のかかるOSプログラムの展開及び実行処理を対象として適用するので、車両2のACCがオンされてから車載器が使用可能になるまでの時間が長時間化することについてより効果的に防止することが可能となる。

0057

尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態では車両2の運転席のフロントドア11が開いたことを検出した場合に、車両2が所定時間経過後に運転を開始されると予測される運転準備状態に移行したことを検出し、ナビゲーション装置4の起動処理を開始する構成としているが、他の条件を満たした場合に車両2が所定時間経過後に運転を開始されると予測される運転準備状態に移行したと検出しても良い。例えば、運転者が運転者シート着座したことやドアのロックを解除したことを条件としても良い。

0058

また、本実施形態では車載器としてナビゲーション装置4を例に挙げて説明したが、他の車載器に適用することも可能である。例えば、オーディオプレイヤ、ETC車載器などであっても良い。

0059

1車載器起動システム
2 車両
3車両制御ECU
4ナビゲーション装置
21 CPU
22 RAM
23 RAM
32データ記録部
33ナビゲーションECU
61 CPU
62 RAM
63 RAM
64 フラッシュメモリ

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ