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技術 保湿剤並びにこれを含有する化粧品又は外用剤

出願人 阪本薬品工業株式会社
発明者 堀川慶子中尾浩司山田武増田玲子大嶋悟士
出願日 2010年9月17日 (9年9ヶ月経過) 出願番号 2010-209949
公開日 2012年3月29日 (8年2ヶ月経過) 公開番号 2012-062297
状態 特許登録済
技術分野 医薬品製剤 化粧料 化合物または医薬の治療活性
主要キーワード リキット 分子間脱水反応 シリコーン被膜 ベタイン型両性活性剤 一級試薬 水酸化大豆リン脂質 キレート剤類 保湿性能
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2012年3月29日)のものです。
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課題

低湿度下においても高い保湿性能を有し、べたつき感やぬめり感のない官能特性に優れた化粧品又は外用剤を提供する。

解決手段

トリグリセリンの濃度とテトラグリセリンの濃度の合計が50重量%以上であり、且つトリグリセリン及びテトラグリセリンの各々の濃度が10重量%〜70重量%の範囲であるポリグリセリンからなる保湿剤を配合した化粧品又は外用剤を用いる。

概要

背景

化粧品外用剤には、皮膚や毛髪等の人体保湿、又は製品自体の水分保留剤としてグリセリンを初め、プロピレングリコールソルビトールといった多価アルコールが広く使われている。しかしながら、これらの多価アルコールを含有させた化粧品及び外用剤は、塗布したときのべたつき感やぬめり感が消費者に好まれない場合があったり、また環境の湿度が極めて低い状況における保湿効果については十分な効果が得られず、特許文献1に記載の様にヒアルロン酸ナトリウム等の高分子保湿剤を併用する方法や、特許文献2の様に乳酸ナトリウムピロリドンカルボン酸ナトリウム等の天然保湿因子を併用する等の方法で改善が試みられていた。しかし何れも効果が十分でなかったり、またヒアルロン酸ナトリウム等は非常に高価であったり、天然保湿因子は電解質である為、乳化阻害する等の作用から乳化化粧料への配合に制限がある等、低湿度下でも高い保湿性能を有し、官能特性に優れた保湿剤が求められていた。

概要

低湿度下においても高い保湿性能を有し、べたつき感やぬめり感のない官能特性に優れた化粧品又は外用剤を提供する。トリグリセリンの濃度とテトラグリセリンの濃度の合計が50重量%以上であり、且つトリグリセリン及びテトラグリセリンの各々の濃度が10重量%〜70重量%の範囲であるポリグリセリンからなる保湿剤を配合した化粧品又は外用剤を用いる。なし

目的

本発明が解決しようとする課題は、低湿度下においても高い保湿性能を有し、べたつき感やぬめり感のない官能特性に優れた保湿剤を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

トリグリセリンの濃度とテトラグリセリンの濃度の合計が50重量%以上であり、且つトリグリセリン及びテトラグリセリンの各々の濃度が10重量%〜70重量%の範囲であるポリグリセリンからなる保湿剤

請求項2

請求項1記載の保湿剤を含有する化粧品又は外用剤

技術分野

0001

本発明は、特定のポリグリセリンからなる保湿剤、並びにこれを含有する化粧品又は外用剤に関するものである。

背景技術

0002

化粧品や外用剤には、皮膚や毛髪等の人体保湿、又は製品自体の水分保留剤としてグリセリンを初め、プロピレングリコールソルビトールといった多価アルコールが広く使われている。しかしながら、これらの多価アルコールを含有させた化粧品及び外用剤は、塗布したときのべたつき感やぬめり感が消費者に好まれない場合があったり、また環境の湿度が極めて低い状況における保湿効果については十分な効果が得られず、特許文献1に記載の様にヒアルロン酸ナトリウム等の高分子保湿剤を併用する方法や、特許文献2の様に乳酸ナトリウムピロリドンカルボン酸ナトリウム等の天然保湿因子を併用する等の方法で改善が試みられていた。しかし何れも効果が十分でなかったり、またヒアルロン酸ナトリウム等は非常に高価であったり、天然保湿因子は電解質である為、乳化阻害する等の作用から乳化化粧料への配合に制限がある等、低湿度下でも高い保湿性能を有し、官能特性に優れた保湿剤が求められていた。

先行技術

0003

特開昭59−209635号
特開2006−348000号

発明が解決しようとする課題

0004

本発明が解決しようとする課題は、低湿度下においても高い保湿性能を有し、べたつき感やぬめり感のない官能特性に優れた保湿剤を提供することである。

課題を解決するための手段

0005

本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意研究を行った結果、トリグリセリン濃度テトラグリセリンの濃度の合計が50重量%以上であり、且つトリグリセリン及びテトラグリセリンの各々の濃度が10重量%〜70重量%の範囲であるポリグリセリンからなる保湿剤が、高い保湿性能と優れた官能特性を有することを見出し、本発明を完成させた。

0006

即ち、本発明は、トリグリセリンの濃度とテトラグリセリンの濃度の合計が50重量%以上であり、且つトリグリセリン及びテトラグリセリンの各々の濃度が10重量%〜70重量%の範囲であるポリグリセリンからなる保湿剤及びそれを配合する化粧品又は外用剤を提供するものである。

発明の効果

0007

本発明の保湿剤は、低湿度下においても高い保湿性能を有し、べたつき感やぬめり感のない官能特性に優れた保湿剤を提供することが出来る。

0008

本発明の保湿剤である、トリグリセリンの濃度とテトラグリセリンの濃度の合計が50重量%以上であり、且つトリグリセリン及びテトラグリセリンの各々の濃度が10重量%〜70重量%の範囲であるポリグリセリンは、グリセリンの脱水縮合反応グリシドールエピクロルヒドリン、グリセリンハロヒドリン等のグリセリン類物質を用いての合成、あるいは合成グリセリンのグリセリン蒸留残分からの回収等によって得られるが、なかでも一般的である、グリセリンに少量のアルカリ触媒を加えて200℃以上の高温に加熱し、生成する水を除去しながら重縮合させる方法によって得られる。反応は逐次的な分子間脱水反応により、順次高重合体が生成し、未反応グリセリンジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリセリン等の複雑な混合組成物となる。これより、未反応のグリセリン、及びジグリセリンを蒸留除去したり、更にそのポリグリセリンを蒸留し、その留分を採取する等の方法で目的とする組成のポリグリセリンを得る。

0009

組成分析は、ポリグリセリン試料を約0.5g、及び内部標準物質としてパルミチン酸メチル一級試薬;キシダ化学)を約0.05g精し、ピリジン特級試薬;キシダ化学)約1.8mlにこれらを溶解させ、次いでこの溶液20μlに対してTMSHT試薬;東京化成工業)を0.2ml注入し、温浴にて反応後に上澄み液1μlを下記の分析に供すること等で判定できる。

0010

ガスクロマトグラフGC−14B(島津製作所製)
カラム:OV−1(GLサイエンス製、内径3mm、長さ1.5m)
カラム温度:100℃〜350℃(昇温速度10℃/min)
キャリアーガス窒素(50ml/min)
注入部温度:350℃
検出器温度:350℃
検出器:FID

0011

以下、本発明を詳細に説明する。

0012

本発明の特定のポリグリセリンからなる保湿剤は、トリグリセリンの濃度とテトラグリセリンの濃度の合計が50重量%以上である。トリグリセリン濃度とテトラグリセリンの濃度の合計が50重量%未満では、低湿度下での保湿性が十分ではなく、官能面でもぬめり感を生じやすい。また、トリグリセリンとテトラグリセリンの各々の濃度は10〜70重量%であることが、保湿性とべたつき感やぬめり感のない良好な官能とを兼ね備える上で必要である。ジグリセリン以下の濃度は、好ましくは30重量%以下であり、更に好ましくは15重量%以下の濃度である。ジグリセリン以下の濃度が30重量%以下の場合は使用感が更に向上し、特に15重量%以下である場合は使用感が非常に優れたものとなるため好ましい。逆にヘキサグリセリンペンタグリセリン等の重合度が高いポリグリセリンの濃度が高い場合には、保湿力は向上するものの塗布後のべたつき感が強くなる。

0013

本発明の保湿剤は、化粧品又は外用剤に好ましくは0.5〜50.0重量%、更に好ましくは1.0〜40重量%含有させる。0.5重量%未満では十分な保湿性が発揮できず、逆に50.0重量%を超えて含有させた場合には、塗布後にべたつき感やぬめり感を生じる為官能面上好ましくない。

0015

また、発明の効果を損なわない範囲で通常の化粧品及び外用剤に使用される成分、例えば、流動パラフィン流動イソパラフィンワセリンスクワランパラフィンプリスタンα−オレフィンオリゴマーセレシンマイクロクリスタリンワックスポリエチレン等の炭化水素類アボガド油アマニ油アルモンド油オリブ油カカオ脂カロット油、キューカンバー油、ククイナッツ油、グレーシード油ゴマ油小麦胚芽油コメヌカ油サフラワー油シア脂ダイズ油茶油月見草油ツバキ油トウモロコシ油ナタネ油、パーシック油、ハトムギ油、パーム油パーム核油ヒマシ油硬化ヒマシ油ヒマワリ油ヘーゼルナッツ油マカデミアナッツ油メドウフォーム油綿実油モクロウヤシ油ラッカセイ油ローズヒップ油、ツバキ油、サザンカ油、ナタネ油、ハトムギ油、ホホバ油水添ホホバ油ヤシ硬化油チョウジ油ラベンダー油ローズマリー油テレビン油ユーカリ油等の植物油脂類、オレンジラフィー油、牛脂馬油タートル油、ミンク油、卵黄油ラノリン等の動物油類、ミツロウ、鯨ロウカルナウバロウキャンデリラロウ、モンタンロウ、ライスワックスラノリンワックスセラック等が挙げられる。また、炭化水素系のワックス類としては、例えば、固形パラフィン、セレシン、オゾケライトエチレンプロピレンコポリマーポリエチレンワックスフィッシャートロプシュワックスイボタロウ、モクロウ等のロウ類アラキドン酸イソステアリン酸ウンデシレン酸エルカ酸オレイン酸ステアリン酸セバシン酸パルミチン酸ベヘニン酸ミリスチン酸ラウリン酸ラノリン脂肪酸リノール酸リノレン酸カプリン酸カプリル酸ヒドロキシステアリン酸、サフラワー油脂肪酸コメヌカ脂肪酸、トール油脂肪酸、ヤシ脂肪酸等の脂肪酸類イソステアリルアルコールオレイルアルコールオクチルドデカノールオクチルアルコールデシルアルコールアラキルアルコールヘキシルデカノールキミルアルコール、β−グルカンコレステロールシトステロールジヒドロコレステロールステアリルアルコールセタノールセトステアリルアルコールセラキルアルコールバチルアルコールフィトステロール、ヘキシルデカノール、ベヘニルアルコールラウリルアルコールラノリンアルコールミリスチルアルコール等の高級アルコール類、アボカド油脂肪酸エチルアジピン酸ジオクチルアジピン酸ジイソプロピルアジピン酸ジイソブチルアジピン酸ジ2−ヘキシルデシル、アジピン酸ジヘプチルウンデシル酢酸ラノリン、安息香酸アルキル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、イソステアリン酸イソプロピルイソステアリン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソセチルイソステアリン酸イソステアリルイソステアリン酸グリセリル、イソステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸バチル、イソステアリン酸フィトステリルオクタン酸アルキルエチレングリコール脂肪酸エステル、エルカ酸オクチルドデシル、オクタン酸ペンタエリスリット、オクタン酸セチル、オクタン酸イソセチル、オクタン酸セテアリル、オクタン酸ステアリル、オクタン酸イソステアリル、オレイン酸エチルオレイン酸オレイルジオレインエチレングリコールトリオレイングリセリル、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸デシル、カプリン酸セチル、カプリル酸セチル、トリカプリル酸グリセリルエチルヘキサン酸セチル、エルカ酸オクチルドデシル、エチルヘキサン酸セトステアリル、ジカプリル酸プロピレングリコールジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸エチレングリコール、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジグリセリンイソパルミチン酸エステルセバシン酸縮合物ジステアリン酸グリコール、(ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエリルリチル、ネオデカン酸ヘキシルデシル、ステアリン酸ヘキシルデシル、ステアリン酸コレステリル、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ステアリル、ステアリン酸バチル、ステアリン酸ブチル、セチルイソオクタネート、セバシン酸ジイソプロピルセバシン酸ジエチルダイマー酸ジイソプロピル炭酸ジアルキルヒドロキシ脂肪酸コレステリル、イソステアリン酸ペンタエリスリチルテトラオクタン酸ペンタエリスリチル、トリイソステアリン酸グリセリルジイソステアリン酸ジグリセリルトリイソステアリン酸ジグリセリル、テトライソステアリン酸ジグリセリル、ノナイソステアリン酸デカグリセリルデカイソステアリン酸デカグリセリル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパントリオクタノイン、トリオクタン酸トリメチロールプロパン、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ジメチルオクタン酸オクチルドデシル、イソノナン酸イソノニルイソノナン酸イソデシル、イソノナン酸トリデシル、ジペラルゴン酸プロピレングリコール、ペラルゴン酸オクチル、イソペラルゴン酸オクチル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、トリミリスチン酸グリセリル、乳酸セチル乳酸ミリスチル乳酸ラウリル、乳酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソステアリル、パルミチン酸イソプロピルパルミチン酸オクチルパルミチン酸セチル、パルミチン酸イソセチル、イソパルミチン酸オクチル、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ヒドロキシステアリン酸2−エチルヘキシル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソプロピルミリスチン酸オクチルドデシルミリスチン酸ミリスチルラウリン酸ヘキシル、ラウリン酸イソステアリル、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリン脂肪酸コレステリル、リノール酸トコフェロールリシノール酸オクチルドデシル、リンゴ酸ジイソステアリルコハク酸ポリプロピレングリコールオリゴエステルコハク酸ジ2−エチルヘキシル、ヘプタン酸ステアリル等のエステル油類、メチルポリシロキサンジメチルポリシロキサンメチルフェニルポリシロキサントリメチルシロキシケイ酸架橋型メチルポリシロキサン等のシリコーン被膜形成剤アミノプロピルジメチコン、アルキルメチコン、(ジメチコンビニルジメチコン)クロスポリマー、(ステアロキシメチコン/ジメチコン)コポリマー、(ジメチルシロキサンメチルセチルオキシシロキサン)コポリマー、シメチコン、ステアリルジメチコン、セチルジメチコンシリコンメチルハイドロジェンポリシロキサンジフェニルジメチコンフェニルトリメチコンポリエーテル変性オルガノポリシロキサンポリオキシアルキレンアルキルメチルポリシロキサン・メチルポリシロキサン共重合体アルコキシ変性ポリシロキサン等のシリコーンオイル類エリスリトール、グリセリン、キシリトール、ジグリセリン、ジプロピレングリコールソルビットトレハロース、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、1,2−ペンタンジオールポリエチレングリコールポリオキシエチレングリセリンポリプロピレンポリオキシプロピレングリセリルエーテルポリオキシプロピレンジグリセリルエーテルポリオキシプロピレンブチルエーテルポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブチルエーテル、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリグリセリン、マルチトールマンニトール等の多価アルコール類、ヒアルロン酸ナトリウム、アセチルヒアルロン酸ナトリウムコンドロイチン硫酸ナトリウム等のムコ多糖類アラビアガムカルボキシビニルポリマーアルギン酸ナトリウムアルギン酸プロピレングリコールエチルセルロースグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、カラギーナンカラヤガムカルボキシメチルセルローススナトリウムカンテンキサンタンガムグアーガムクインスシードガム、合成ケイ酸ナトリウムマグネシウム、(ビニルピロリドン/VA)コポリマー、ジェランガムシクロデキストリンジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライトセルロース誘導体タマリンドガムデキストリン脂肪酸エステルデンプン類デンプンリン酸Na、トラガントガムヒドロキシエチルセルロースペクチンポリアクリル酸アミドポリアクリル酸ナトリウムポリビニルアルコールポリビニルピロリドンメチルセルロースローカストビーンガムロジン酸ペンタエリスリット、ヒドロキシプロピルメチルセルロース酢酸ビニルビニルピロリドン共重合体、酢酸ビニル・クロトン酸共重合体ビニルメチルエーテルマレイン酸ブチル共重合体、クロトン酸・酢酸ビニル・ネオデカン酸ビニル共重合体、ビニルピロリドン・スチレン共重合体アクリル酸アルキル共重合体ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸アルキル、アクリル酸アミド・スチレン共重合体、アクリル酸・アクリル酸アミド・アクリル酸エチル共重合体、アクリル酸オクチルアミド・アクリル酸ヒドロキシプロピルメタクリル酸ブチルアミノエチル共重合体、アクリル樹脂アルカノールアミン液、アクリル酸ヒドロキシエチルアクリル酸メトキシエチル共重合体カチオン化セルロースカチオン化グアーガムメタクリロイルエチルジメチルジメチルベタイン塩化メタクリロイルエチルトリメチルアンモニウム・メタクリル酸メトキシポリエチレングリコール共重合体等の増粘・被膜形成剤類、フッ素変性オルガノポリシロキサンパーフルオロデカンパーフルオロオクタンパーフルオロポリエーテル等のフッ素系油、デキストリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、デンプン脂肪酸エステル、12−ヒドロキシステアリン酸、イソステアリン酸アルミニウムステアリン酸カルシウム等の油性ゲル化剤メトキシケイヒ酸エチルヘキシルポリシリコーンー15、オクトクレリンサリチル酸エチルヘキシル、ホモサレートフェニルベンズイミダゾールスルホン酸、t−ブチルメトキシジベンゾイルメタンオキシベンゾン等の紫外線吸収剤類、微粒子酸化チタン微粒子酸化亜鉛、又それらに金属石鹸シリカ、シリコン等で表面処理を施した紫外線散乱剤類、アルキル硫酸塩ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩N−アシルアミノ酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、脂肪酸石鹸アルキルリン酸塩ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、N−アシルタウリン塩等のアニオン性界面活性剤類、酢酸ベタイン両性活性剤イミダゾリン型両性活性剤、アルキルアミドプロピルベタイン型両性活性剤、アルキルヒドロキシスルホベタイン型両性活性剤、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン型両性活性剤、アルキルジメチルアミンオキサイド等の両性活性剤類、プロピレングリコール脂肪酸エステルグリセリン脂肪酸エステルポリグリセリン脂肪酸エステルポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルショ糖脂肪酸エステルソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンラノリン、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、ポリオキシエチレンソルビットミツロウポリオキシエチレンヒマシ油ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油ポリオキシエチレンステロール、ポリオキシエチレン水素添加ステロールポリオキシエチレンアルキルエーテルポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルポリエチレングリコール脂肪酸エステルアルキルグリセリルエーテルアルキルポリグリコシドアルキルアルカノールアミド等の非イオン性界面活性剤アルキルアンモニウム塩アミドアミン等のカチオン性界面活性剤水素添加大豆リン脂質水酸化大豆リン脂質等のレシチン誘導体類、N−アシルリジン等の有機低分子粉体でんぷんシルク粉末セルロース粉末等の天然有機粉体タルクカオリンマイカセリサイト炭酸カルシウム炭酸マグネシウム無水ケイ酸硫酸バリウム等の体質顔料ベンガラ黄酸化鉄黒酸化鉄群青紺青酸化クロムカーボンブラック等の無機顔料酸化チタン酸化亜鉛等の白色顔料ナイロン
パウダー、ポリエチレン末等の合成高分子粉末、赤色201号、赤色202号、赤色226号、赤色228号、橙色203号、橙色204号、青色404号、黄色401号、赤色3号、赤色104号、赤色106号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号等の有機顔料粉体、エタノールイソプロピルアルコール等のアルコール類エデト酸塩ヒドロキシエタンジホフホン酸塩ポリリン酸塩グルコン酸等のキレート剤類安息香酸塩感光素、パラベン類フェノキシエタノールサリチル酸ソルビン酸イソプロピルメチルフェノール等の防腐剤類、アルブチンエラグ酸コウジ酸アスコルビン酸塩誘導体等の美白剤ビタミン類アミノ酸類グリチルリチン酸誘導体類、植物エキス類、香料精油pH調整剤等を配合する事が出来る。

0016

以下、実施例及び比較例により発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。

0017

<実施例1>
温度計攪拌装置を付した四ツ口フラスコ精製グリセリン(阪本薬品工業株式会社製)、及び触媒として水酸化ナトリウムを添加し、窒素気流下にて250℃で反応させ、ポリグリセリン組成物を得た。次いで、この組成物減圧蒸留し、ジグリセリン以下が約3%、トリグリセリンが約15%、テトラグリセリンが約65%、ヘキサグリセリン以上が約6%であるポリグリセリンからなる保湿剤を得た。

0018

<実施例2>
温度計、攪拌装置を付した四ツ口フラスコに精製グリセリン(阪本薬品工業株式会社製)、及び触媒として水酸化ナトリウムを添加し、窒素気流下にて250℃で反応させ、ポリグリセリン組成物を得た。次いで、この組成物を減圧蒸留し、ジグリセリン以下が約3%、トリグリセリンが約43%、テトラグリセリンが約28%、ヘキサグリセリン以上が約12%であるポリグリセリンからなる保湿剤を得た。

0019

<実施例3>
温度計、攪拌装置を付した四ツ口フラスコに精製グリセリン(阪本薬品工業株式会社製)、及び触媒として水酸化ナトリウムを添加し、窒素気流下にて250℃で反応させ、ポリグリセリン組成物を得た。次いで、この組成物を減圧蒸留し、ジグリセリン以下が約24%、トリグリセリンが約37%、テトラグリセリンが約16%、ヘキサグリセリン以上が約13%であるポリグリセリンからなる保湿剤を得た。

0020

<比較例1>
温度計、攪拌装置を付した四ツ口フラスコに精製グリセリン(阪本薬品工業株式会社製)、及び触媒として水酸化ナトリウムを添加し、窒素気流下にて250℃で反応させ、ポリグリセリン組成物を得た。次いで、この組成物を減圧蒸留し、ジグリセリン以下が約8%、トリグリセリンが約10%、テトラグリセリンが約21%、ヘキサグリセリン以上が約31%であるポリグリセリンを得た。

0021

<比較例2>
温度計、攪拌装置を付した四ツ口フラスコに精製グリセリン(阪本薬品工業株式会社製)、及び触媒として水酸化ナトリウムを添加し、窒素気流下にて250℃で反応させ、ポリグリセリン組成物を得た。次いで、この組成物を減圧蒸留し、ジグリセリン以下がほぼ0%、トリグリセリンが約4%、テトラグリセリンが約17%、ヘキサグリセリン以上が約79%であるポリグリセリンを得た。

0022

<比較例3>
温度計、攪拌装置を付した四ツ口フラスコに精製グリセリン(阪本薬品工業株式会社製)、及び触媒として水酸化ナトリウムを添加し、窒素気流下にて250℃で反応させ、ジグリセリン以下が約30%、トリグリセリンが約10%、テトラグリセリンが約21%、ヘキサグリセリン以上が約31%であるポリグリセリンを得た。

0023

<比較例4>
グリセリン(化粧品用濃グリセリン;阪本薬品工業)

0024

<比較例5>
ジグリセリン(ジグリセリン801;阪本薬品工業)

0025

<比較例6>
テトラグリセリン(ポリグリセリン#310;阪本薬品工業)

0026

<比較例7>
プロピレングリコール(一級試薬;キシダ化学)

0027

<比較例8>
ソルビトール(ソルビットW−70;東和化成)

0028

[保湿性評価]
実施例及び比較例の各組成物の10%水溶液20gを入れた、容量50mlのガラス瓶デシケーターに入れ、その減少重量から以下の評価基準により保湿性を評価した。その結果を表1に示す。
(評価基準)
◎: 8mg/cm2・hr未満
○: 9mg/cm2・hr未満
△:10mg/cm2・hr未満
×:10mg/cm2・hr以上

0029

官能評価
実施例及び比較例の各組成物の10%水溶液を健常女性パネラー20名の内椀部に塗布させ、塗布後のべたつき感及びぬめり感、しっとり感について、官能評価させた。尚、各評価項目を5点満点とし、20名の平均点を算出し、以下の基準により評価した。その結果を表1に示す。
(評価基準)
◎:4.5点以上
○:4.0点以上4.5点未満
△:3.0点以上4.0点未満
×:3.0点未満

0030

0031

実施例の保湿剤は、全評価項目について十分なものであった。一方、比較例の組成物については、評価項目のいずれかの項目で不充分な評価結果であった。

0032

又、下記に示す配合実施例及び配合比較例の化粧品、又は皮膚外用剤を調製し、健常女性パネラー20名に使用させ、使用後のべたつき感及びぬめり感、しっとり感について、前記と同様な評価基準により官能評価させた。その結果を表2に示す。

0033

[化粧水]
(配合実施例1、配合比較例1〜2)
実施例1の保湿剤(配合実施例1)、又は比較例1の組成物(配合比較例1)、又は
比較例5の組成物(配合比較例2) :10.0%
POE(60)硬化ヒマシ油: 0.1%
クエン酸: 0.1%
クエン酸ナトリウム: 0.3%
メチルパラベン: 0.2%
エタノール: 3.0%
精製水: 残 余
(配合実施例2)
実施例1の保湿剤 : 0.5%
POE(60)硬化ヒマシ油 : 0.1%
クエン酸 : 0.1%
クエン酸ナトリウム : 0.3%
メチルパラベン : 0.2%
エタノール : 3.0%
精製水 : 残 余
(配合比較例3)
比較例7(プロピレングリコール) :10.00%
POE(60)硬化ヒマシ油 : 0.10%
クエン酸 : 0.10%
クエン酸ナトリウム : 0.30%
メチルパラベン : 0.20%
エタノール : 3.00%
ヒアルロン酸ナトリウム: 0.05%
精製水 : 残 余
各成分を撹拌混合し溶解させ、化粧水を得た。

0034

クリーム
(配合実施例3、配合比較例4〜5)
A相
硬化油: 2.5%
ワセリン: 5.0%
モノオレイン酸デカグリセリル: 2.0%
ステアリン酸: 3.5%
モノステアリン酸グリセリン: 2.0%
トリ−2エチルヘキサン酸グリセリル: 5.0%
B相
実施例2の保湿剤(配合実施例3)、又は比較例2の組成物(配合比較例4)、又は
比較例6の組成物(配合比較例5) : 5.0%
10%−水酸化カリウム水溶液: 1.0%
メチルパラベン: 0.2%
精製水: 残 余
(配合比較例6)
A相
硬化油 : 2.5%
ワセリン : 5.0%
モノオレイン酸デカグリセリル : 2.0%
ステアリン酸 : 3.5%
モノステアリン酸グリセリン : 2.0%
トリ−2エチルヘキサン酸グリセリル : 5.0%
B相
比較例8(ソルビトール) : 5.0%
10%−水酸化カリウム水溶液 : 1.0%
ピロリドンカルボン酸Na : 3.0%
メチルパラベン : 0.2%
精製水 : 残 余
A相を80℃にて溶解し、これに80℃に加温したB相を徐々に添加していき乳化した。乳化後、35℃まで冷却してクリームを得た。

0035

[ファンデーション]
(配合実施例4、配合比較例7)
A相
縮合リシノレイン酸ポリグリセリル: 0.20%
モノイソステアリン酸ジグリセリル: 1.20%
2−エチルヘキサン酸セチル: 3.00%
環状ジメチルポリシロキサン:10.00%
架橋型ジメチルポリシロキサン: 1.50%
顔料:12.50%
モノラウリン酸デカグリセリル: 0.10%
B相
実施例3の保湿剤(配合実施例4)又は比較例3の組成物(配合比較例7)
: 4.00%
ベントナイト: 0.75%
クエン酸: 0.01%
精製水: 残 余
B相を80℃にて溶解し、これに80℃に加温したA相を徐々に添加していき乳化した。乳化後、35℃まで冷却してファンデーションを得た。

0036

[コンディショナー]
(配合実施例5、配合比較例8)
A相
実施例2の保湿剤(配合実施例5)又は比較例4の組成物(配合比較例8)
: 3.0%
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム(63%): 0.7%
塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム(80%) : 0.6%
ステアリルアルコール: 2.5%
油型モノステアリン酸グリセリン: 0.5%
B相
ヒドロキシエチルセルロース: 0.5%
精製水: 残 余
A相を80℃にて溶解し、これに80℃に加温したB相を徐々に添加していき乳化した。乳化後、35℃まで冷却してコンディショナーを得た。

0037

軟膏基剤
(配合実施例6、配合比較例9)
A相
流動パラフィン:18.0%
ワセリン:10.0%
セチルアルコール: 5.0%
B相
実施例2の保湿剤(配合実施例6)又は比較例4の組成物(配合比較例9)
:40.0%
モノイソステアリン酸デカグリセリル: 3.0%
ラウリル硫酸ナトリウム: 1.0%
精製水: 残 余
A相を80℃にて溶解し、これに80℃に加温したB相を徐々に添加していき乳化した。乳化後、35℃まで冷却して軟膏基剤を得た。

0038

実施例

0039

配合実施例の化粧品及び外用剤は、全評価項目について十分なものであった。一方、配合比較例については、評価項目のいずれかの項目で不充分な評価結果であった。

0040

本発明の保湿剤を化粧品又は皮膚外用剤に配合することにより、低湿度下においても高い保湿性能を有し、べたつき感やぬめり感のない官能特性に優れた化粧品又は外用剤を提供することが出来、クレンジングクリーム、クレンジングミルク、クレンジングローション、クレンジングリキット、洗顔クリーム、洗顔フォーム、マッサージクリーム、コールドクリーム、スキンクリーム、スキンジェル、乳液、化粧水、パック、美容液、アフターシェービングローション等のスキンケア化粧品、日焼け止め料、ボディシャンプー、石鹸、ボディローション、ボディクリーム、浴用剤、ハンドクリーム等のボディケア化粧品、ファンデーション、化粧下地、アイシャドウ、アイライナー、マスカラ、ほほ紅、おしろい、眉墨等のメイク化粧品、ヘアシャンプー、ヘアリンス、コンディショナー、トリートメント、ヘアリキッド、ヘアトニック、ヘアローション、ヘアクリーム、染毛料、整髪料等の毛髪化粧品等、また外用剤として各種軟膏や、育毛剤、歯磨き剤、消毒剤等の医薬品及び医薬部外品等、幅広い用途に利用が可能なものである。

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