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技術 体腔内挿入管類の屈曲形状保持操作装置

出願人 HOYA株式会社
発明者 市倉繁大島有一
出願日 2010年8月18日 (9年7ヶ月経過) 出願番号 2010-182723
公開日 2012年3月1日 (8年0ヶ月経過) 公開番号 2012-040115
状態 未査定
技術分野 孔内観察装置 内視鏡 内視鏡
主要キーワード カム円盤 換ノブ 最先端面 コルク板 反対回り 金属帯材 回転基板 両ワイヤ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2012年3月1日)のものです。
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図面 (12)

課題

屈曲自在部の対をなす操作ワイヤを同時に牽引して屈曲形状を保持する操作と、対をなす操作ワイヤの一方を牽引して他方を送り出して遠隔操作により屈曲自在部を屈曲させる操作とを、一つの回転操作部材で容易に行うことができる体腔内挿入管類の屈曲形状保持操作装置を提供すること。

解決手段

一対のワイヤ巻ドラム11,12に各々一体的に設けられた歯車21,22の双方と噛み合う中間小歯車23が回転自在に取り付けられた中間基盤17が、一対のワイヤ巻取ドラム11,12の間に軸線周り方向に回転自在に配置されて、第1のワイヤ巻取ドラム11にドラム回転操作軸18が連結されると共に、中間基盤17に中間基盤回転操作軸19が連結されている。

概要

背景

内視鏡には一般に、遠隔操作によって任意に屈曲させることができる湾曲部が、体腔内に挿入される挿入管の先端側の領域に設けられている。内視鏡の処置具挿通チャンネル挿通して使用される内視鏡用処置具にもそのような機能を備えたものがある。

また近年は、可撓性内視鏡の挿入部を挿通自在であって、その可撓性内視鏡の挿入部の形状変化に対応して受動的に形状変化し、その形状を任意に固定させることができる屈曲自在部を挿入管の先端側の領域に備えた内視鏡案内管装置が開発されている。内視鏡自体や内視鏡用処置具等においても同様の屈曲自在部を備えたものがある(例えば、特許文献1、2、3)。

概要

屈曲自在部の対をなす操作ワイヤを同時に牽引して屈曲形状を保持する操作と、対をなす操作ワイヤの一方を牽引して他方を送り出して遠隔操作により屈曲自在部を屈曲させる操作とを、一つの回転操作部材で容易に行うことができる体腔内挿入管類の屈曲形状保持操作装置を提供すること。一対のワイヤ巻ドラム11,12に各々一体的に設けられた歯車21,22の双方と噛み合う中間小歯車23が回転自在に取り付けられた中間基盤17が、一対のワイヤ巻取ドラム11,12の間に軸線周り方向に回転自在に配置されて、第1のワイヤ巻取ドラム11にドラム回転操作軸18が連結されると共に、中間基盤17に中間基盤回転操作軸19が連結されている。

目的

本発明は、そのような使い方を実現するために、屈曲自在部の対をなす操作ワイヤを同時に牽引して屈曲形状を保持する操作と、対をなす操作ワイヤの一方を牽引して他方を送り出して遠隔操作により屈曲自在部を屈曲させる操作とを、一つの回転操作部材で容易に行うことができる体腔内挿入管類の屈曲形状保持操作装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

体腔内に挿入される可撓管部の先端側に設けられた屈曲自在部の屈曲形状が、対をなす操作ワイヤを上記可撓管部の後端側に設けられた操作部側から同時に牽引操作して上記両操作ワイヤの張力を高めることにより保持され、上記対をなす操作ワイヤの一方を牽引して他方を先端側に送り出すことにより、上記屈曲自在部が、上記牽引された操作ワイヤに対応する方向に屈曲するように構成された体腔内挿入管類の屈曲形状保持操作装置において、上記操作部に、第1と第2の一対のワイヤ巻ドラムが各々回転自在に同軸に配置されて、上記対をなす操作ワイヤの後端側の部分が、一方は上記第1のワイヤ巻取ドラムに他方は上記第2のワイヤ巻取ドラムに、反対回り方向の関係に巻回されて上記可撓管部の方に向かって引き出され、上記一対のワイヤ巻取ドラムには各々軸線を中心に歯車が一体的に設けられると共に、上記一対のワイヤ巻取ドラムに設けられた各歯車の双方と噛み合う中間小歯車が回転自在に取り付けられた中間基盤が、上記一対のワイヤ巻取ドラムの間に軸線周り方向に回転自在に配置されて、上記第1のワイヤ巻取ドラムにドラム回転操作軸が連結されると共に、上記中間基盤に中間基盤回転操作軸が連結され、上記ドラム回転操作軸と上記中間基盤回転操作軸とを一体的に回転操作することにより、上記第1のワイヤ巻取ドラムと上記第2のワイヤ巻取ドラムとが軸線周り方向に一体的に回転して上記対をなす操作ワイヤの一方が牽引されると同時に他方が先端側に送り出されて上記屈曲自在部が屈曲し、上記中間基盤回転操作軸を固定して上記ドラム回転操作軸のみを回転操作することにより、上記第1のワイヤ巻取ドラムと上記第2のワイヤ巻取ドラムとが軸線周り方向に逆方向に回転して上記対をなす操作ワイヤの双方が一緒に牽引又は先端側に送り出され、上記屈曲自在部の屈曲形状が保持/保持解除されるようにしたことを特徴とする体腔内挿入管類の屈曲形状保持操作装置。

請求項2

上記ドラム回転操作軸と上記中間基盤回転操作軸とを一体的に回転させる操作と、上記中間基盤回転操作軸を固定して上記ドラム回転操作軸のみを回転させる操作とを、一つの回転操作部材で操作することができるように、上記回転操作部材に対する上記ドラム回転操作軸と上記中間基盤回転操作軸の連結状態切り換えるための軸連結切換機構が上記操作部に設けられている請求項1記載の体腔内挿入管類の屈曲形状保持操作装置。

技術分野

0001

この発明は、内視鏡挿入の際にガイドとして用いられる内視鏡案内管装置内視鏡自体又は内視鏡用処置具等のような体腔内挿入管類の屈曲形状保持操作装置に関する。

背景技術

0002

内視鏡には一般に、遠隔操作によって任意に屈曲させることができる湾曲部が、体腔内に挿入される挿入管の先端側の領域に設けられている。内視鏡の処置具挿通チャンネル挿通して使用される内視鏡用処置具にもそのような機能を備えたものがある。

0003

また近年は、可撓性内視鏡の挿入部を挿通自在であって、その可撓性内視鏡の挿入部の形状変化に対応して受動的に形状変化し、その形状を任意に固定させることができる屈曲自在部を挿入管の先端側の領域に備えた内視鏡案内管装置が開発されている。内視鏡自体や内視鏡用処置具等においても同様の屈曲自在部を備えたものがある(例えば、特許文献1、2、3)。

先行技術

0004

特開2009−112536
特開2009−112537
特開2009−112538

発明が解決しようとする課題

0005

特許文献1〜3等に記載された発明の屈曲自在部の構成は、基本的には一般の内視鏡の湾曲部の構成と同様であるが、対をなす操作ワイヤが同時に強く牽引操作されると、屈曲自在部に設けられているワイヤガイドと操作ワイヤとの間の摩擦抵抗が非常に大きくなって、屈曲自在部の屈曲形状が保持されるようになっている。

0006

これに対して一般の内視鏡の湾曲部は、湾曲部内に設けられているワイヤガイドと操作ワイヤとの間の摩擦抵抗をできるだけ小さくして、対をなす操作ワイヤの一方を牽引して他方を送り出す操作を行うことにより、牽引された操作ワイヤに対応する方向に湾曲部が屈曲するようになっている。

0007

そこで、屈曲自在部の場合も、対をなす操作ワイヤを同時に強く牽引する操作を行うだけでなく、対をなす操作ワイヤの一方を牽引して他方を送り出す操作も行えるようにして、操作者意思で屈曲させることができるようにすると非常に使い勝手がよくなる場合がある。例えば、屈曲自在部を体腔内の目的位置に容易に案内したり、案内後に屈曲自在部の屈曲形状を微調整したりすることができるようになる。

0008

本発明は、そのような使い方を実現するために、屈曲自在部の対をなす操作ワイヤを同時に牽引して屈曲形状を保持する操作と、対をなす操作ワイヤの一方を牽引して他方を送り出して遠隔操作により屈曲自在部を屈曲させる操作とを、一つの回転操作部材で容易に行うことができる体腔内挿入管類の屈曲形状保持操作装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

上記の目的を達成するため、本発明の体腔内挿入管類の屈曲形状保持操作装置は、体腔内に挿入される可撓管部の先端側に設けられた屈曲自在部の屈曲形状が、対をなす操作ワイヤを可撓管部の後端側に設けられた操作部側から同時に牽引操作して両操作ワイヤの張力を高めることにより保持され、対をなす操作ワイヤの一方を牽引して他方を先端側に送り出すことにより、屈曲自在部が、牽引された操作ワイヤに対応する方向に屈曲するように構成された体腔内挿入管類の屈曲形状保持操作装置において、操作部に、第1と第2の一対のワイヤ巻ドラムが各々回転自在に同軸に配置されて、対をなす操作ワイヤの後端側の部分が、一方は第1のワイヤ巻取ドラムに他方は第2のワイヤ巻取ドラムに、反対回り方向の関係に巻回されて可撓管部の方に向かって引き出され、一対のワイヤ巻取ドラムには各々軸線を中心に歯車が一体的に設けられると共に、一対のワイヤ巻取ドラムに設けられた各歯車の双方と噛み合う中間小歯車が回転自在に取り付けられた中間基盤が、一対のワイヤ巻取ドラムの間に軸線周り方向に回転自在に配置されて、第1のワイヤ巻取ドラムにドラム回転操作軸が連結されると共に、中間基盤に中間基盤回転操作軸が連結され、ドラム回転操作軸と中間基盤回転操作軸とを一体的に回転操作することにより、第1のワイヤ巻取ドラムと第2のワイヤ巻取ドラムとが軸線周り方向に一体的に回転して対をなす操作ワイヤの一方が牽引されると同時に他方が先端側に送り出されて屈曲自在部が屈曲し、中間基盤回転操作軸を固定してドラム回転操作軸のみを回転操作することにより、第1のワイヤ巻取ドラムと第2のワイヤ巻取ドラムとが軸線周り方向に逆方向に回転して対をなす操作ワイヤの双方が一緒に牽引又は先端側に送り出されて、屈曲自在部の屈曲形状が保持/保持解除されるようにしたものである。

0010

なお、ドラム回転操作軸と中間基盤回転操作軸とを一体的に回転させる操作と、中間基盤回転操作軸を固定してドラム回転操作軸のみを回転させる操作とを、一つの回転操作部材で操作することができるように、回転操作部材に対するドラム回転操作軸と中間基盤回転操作軸の連結状態切り換えるための軸連結切換機構が操作部に設けられていてもよい。

発明の効果

0011

本発明によれば、一対のワイヤ巻取ドラムに各々一体的に設けられた歯車の双方と噛み合う中間小歯車が回転自在に取り付けられた中間基盤が、一対のワイヤ巻取ドラムの間に軸線周り方向に回転自在に配置されていることにより、屈曲自在部の対をなす操作ワイヤを同時に牽引して屈曲形状を保持する操作と、対をなす操作ワイヤの一方を牽引して他方を送り出して遠隔操作で屈曲自在部を屈曲させる操作とを、一つの回転操作部材で容易に行うことができる。

図面の簡単な説明

0012

本発明の実施例に係る体腔内挿入管類の屈曲形状保持操作装置の部分拡大側面半断面図である。
本発明の実施例に係る体腔内挿入管類の屈曲形状保持操作装置の図1におけるII−II断面図である。
本発明が適用された内視鏡案内管装置の外観図である。
本発明の実施例に係る体腔内挿入管類の屈曲形状保持操作装置の側面断面図である。
本発明の実施例に係る体腔内挿入管類の屈曲形状保持操作装置の部分斜視図である。
本発明の実施例に係る体腔内挿入管類の屈曲形状保持操作装置の一部を省略して示す側面図である。
本発明の実施例に係る体腔内挿入管類の屈曲形状保持操作装置の部分分解斜視図である。
本発明の実施例に係る体腔内挿入管類の屈曲形状保持操作装置における湾曲操作状態の側面断面図である。
本発明の実施例に係る体腔内挿入管類の屈曲形状保持操作装置における湾曲操作状態の一部を省略して示す側面図である。
本発明の実施例に係る体腔内挿入管類の屈曲形状保持操作装置における形状保持操作状態の側面断面図である。
本発明の実施例に係る体腔内挿入管類の屈曲形状保持操作装置における形状保持操作状態の一部を省略して示す側面図である。

実施例

0013

以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図3は、可撓性内視鏡の挿入部を挿通自在な内視鏡案内管装置を示している。
体腔内に挿入される挿入部は、可撓管部1の先端に屈曲自在部2を直列に連結して構成されている。可撓管部1と屈曲自在部2は共に、外力を加えて屈曲させることができるものであるが、屈曲自在部2の方が可撓管部1より小さな力で小さな曲率半径まで容易に屈曲させることができる点で大きな相違がある。

0014

可撓管部1を構成する管部の構成は一般的な内視鏡の可撓管部と同様であり、例えば金属帯材を一定の径で螺旋状に巻いて形成された螺旋管の外周に網状管被覆されて、その外周に外皮押出成形等で被覆されたものである。ただし、その他の構成であっても差し支えない。

0015

屈曲自在部2を構成する管部の構成は、基本的には公知の内視鏡の湾曲部と同様のものであり、例えば相対的に回動自在に直列に連結された多数の関節輪の外周に網状管が被覆されて、その外周にゴムチューブ等が被覆されたものである。

0016

そして、特許文献1に記載された公知発明等と同様なので図示は省略するが、操作ワイヤを案内するワイヤガイドが、ワイヤ走行方向に対して真っ直ぐではなくて例えば波打った形状に形成され、その中を操作ワイヤが緩く通過している(ただし、その他の構成であっても差し支えない)。

0017

その結果、例えば対をなすように180°対称位置に配置された操作ワイヤ(図示せず)が進退自在なフリーの状態になっていれば屈曲自在部2は外力によって受動的に屈曲し、対をなす操作ワイヤが後方から一緒に強く牽引されて張力が共に高められた状態になっていると、操作ワイヤと各ワイヤガイド間に大きな摩擦抵抗が発生して屈曲自在部2の屈曲形状(例えばS字状)がそのまま保持される。

0018

なお、一般の内視鏡の湾曲部の場合には、操作ワイヤと各ワイヤガイド間に格別大きな摩擦抵抗が発生しないようになっているので、例えばS字状の屈曲形状を保持しようとしても、簡単にJ字状やI字状等に変形してしまう。

0019

これに対し、屈曲自在部2においては、全体的な屈曲角度だけでなく部分部分における屈曲角度が保持されることにより、全体的な屈曲形状が崩れずに保持される点で一般的な内視鏡の湾曲部と相違する。

0020

ただし、基端側から、対をなす操作ワイヤの一方を牽引して他方を先端側に送り出せば、一般的な内視鏡の湾曲部と同様に、牽引された操作ワイヤに対応する方向に屈曲自在部2が屈曲する。

0021

挿入部1,2内には、図示されていない内視鏡の挿入部を通すための内視鏡案内管路3が全長にわたって挿通配置されている。したがって、屈曲自在部2がフリーな状態においてその内側で内視鏡の湾曲部が屈曲操作されると、その湾曲部の屈曲形状と同じ形状に屈曲自在部2が屈曲する。内視鏡案内管路3の入口開口3aは、可撓管部1の後端に連結された操作部4の後端面に形成され、出口開口3bは屈曲自在部2の最先端面に形成されている。

0022

図3には図示されていない一対(即ち、二本)の操作ワイヤは、それらの先端が屈曲自在部2の先端部分に例えば180°間隔で固定されている。それに合わせて屈曲自在部2内には、前述のようなワイヤガイドが180°間隔で設けられている。そして、そのような操作ワイヤを押し引き操作するための操作ノブ5(回転操作部材)が、手動で回転操作することができるように操作部4に設けられている。

0023

図4は、操作ノブ5で対をなす操作ワイヤ13,14を操作するために操作部4に設けられた機構の側面断面図、図5はその部分斜視図である。当該機構は、操作部4内に固定的に配置されたフレーム6に取り付けられている。

0024

図4に示される7は、フレーム6に立設された固定軸であり、その軸線周り方向に回転自在に、第1のワイヤ巻取ドラム11と第2のワイヤ巻取ドラム12が同軸に配置されている。なお、本実施例においては、操作ワイヤ13,14を巻回するための螺旋溝が各ワイヤ巻取ドラム11,12の外周に形成されているが、それが単溝等であっても差し支えない。

0025

対をなす操作ワイヤ13,14のうち一方の操作ワイヤ13の後端側の部分は第1のワイヤ巻取ドラム11に巻回され、それとは反対回り方向に他方の操作ワイヤ14の後端側の部分が第2のワイヤ巻取ドラム12に巻回されて、二本の操作ワイヤ13,14が可撓管部1の方に向かって引き出されている。

0026

15は、ワイヤ巻取ドラム11,12の外周部分から操作ワイヤ13,14が外れないように、ワイヤ巻取ドラム11,12の周囲を囲んでフレーム6に固定的に取り付けられたドラムカバーであり、図5に示されるように、ドラムカバー15の側面に形成されたスリット部16から操作ワイヤ13,14が引き出されている。

0027

図1及びそのII−II断面図である図2に各々拡大図示されているように、一対のワイヤ巻取ドラム11,12には、各々軸線を中心に歯車21,22が一体的に設けられている。この実施例の歯車21,22はいずれもかさ歯車であり、各ワイヤ巻取ドラム11,12と共に軸線周り方向に回転する。

0028

また、一対のワイヤ巻取ドラム11,12の間には、両ワイヤ巻取ドラム11,12との間に僅かな隙間をあけて、円盤状の中間基盤17が軸線周り方向に回転自在に配置されている。

0029

中間基盤17には、一対のワイヤ巻取ドラム11,12に設けられた各歯車21,22の双方と噛み合う小さなかさ歯車からなる中間小歯車23が回転自在に例えば三個取り付けられている。24は中間小歯車23の回転支軸である。なお、このような歯車機構に代えて遊星歯車機構等を用いてもよい。

0030

また、第1のワイヤ巻取ドラム11には、ドラム回転操作軸18が第1のワイヤ巻取ドラム11と一体に軸線周り方向に回転するように連結され、中間基盤17には、中間基盤回転操作軸19が中間基盤17と一体に軸線周り方向に回転するように連結されている。

0031

ドラム回転操作軸18と中間基盤回転操作軸19は、固定軸7を囲んで同軸に配置されて、それらの突端部は操作部4外に突出している。第2のワイヤ巻取ドラム12には軸は連結されておらず、第2のワイヤ巻取ドラム12の回転動作は中間小歯車23によって規制される。

0032

このような構成により、ドラム回転操作軸18と中間基盤回転操作軸19とが一体的に回転操作されると、中間小歯車23がロックされた状態になる。それによって、第1のワイヤ巻取ドラム11と第2のワイヤ巻取ドラム12とが一体的に軸線周り方向に回転して、対をなす操作ワイヤ13,14の一方が牽引されると同時に他方が先端側に送り出されて、一般的な内視鏡の湾曲部と同様に屈曲自在部2が屈曲する。

0033

また、中間基盤回転操作軸19が固定されてドラム回転操作軸18のみが回転操作されると、第1の歯車21の回転が中間小歯車23を介して第2の歯車22に伝達される。それによって、第1のワイヤ巻取ドラム11と第2のワイヤ巻取ドラム12とが軸線周り方向に逆方向に回転して、対をなす操作ワイヤ13,14の双方が一緒に牽引又は先端側に送り出されて、屈曲自在部2の屈曲形状が保持/保持解除される。

0034

図4及び図5に戻って、上述のようにドラム回転操作軸18と中間基盤回転操作軸19とを一体的に回転させる操作と、中間基盤回転操作軸19を固定してドラム回転操作軸18のみを回転させる操作とを、一つの操作ノブ5で操作することができるように、操作ノブ5に対するドラム回転操作軸18と中間基盤回転操作軸19の連結状態を切り換えるための軸連結切換機構30が、操作ノブ5内に設けられている。

0035

なお、軸連結切換機構30については、主要な機能を発揮する部分の構成と動作についてのみ説明をし、設計的な細部の構成については説明を省略する。例えば、軸線方向に相対的に移動自在で軸線周り方向には相対的に回転できない連結部の構成は、角軸角孔とを嵌合させることで得ることができる。

0036

ドラム回転操作軸18は、第1のワイヤ巻取ドラム11と操作ノブ5とを常に連結した状態になっている。したがって、操作ノブ5を回転操作すれば、それと一緒にドラム回転操作軸18が回転して、第1のワイヤ巻取ドラム11及び第1の歯車21が軸線周り方向に回転する。

0037

中間基盤回転操作軸19は、中間基盤17と常に連結された状態になっていて、操作ノブ5の内側に位置する中間基盤回転操作軸19の他端側には、中間基盤連動盤32が一体的に連結されている。

0038

34と35は、操作ノブ5と軸線周り方向に一体的に回転するように操作ノブ5内に配置された一対のカム円盤である。そのうち第1のカム円盤34は操作ノブ5に対して固定されている。一方、第2のカム円盤35は、操作ノブ5に対し回転自在に且つ軸線方向に移動自在に配置されている。

0039

一対のカム円盤34,35は、その側面図である図6、及び分解斜視図である図7に示されるように、あい対向する面がカム面になっており、第1のカム円盤34に対して第2のカム円盤35を軸線周り方向に相対的に回転させることにより、第1のカム円盤34と第2のカム円盤35とが隙間をあけた状態と、密接して第2のカム円盤35が第1のカム円盤34により軸線方向に押し上げられる状態とが切り換わる。

0040

31は、その切り換え操作を行うために、操作ノブ5と同軸に軸線周り方向に回転操作できるように配置された第1の軸連結切換ノブである。第2のカム円盤35の外縁部に突出形成された突起35aと第1の軸連結切換ノブ31の内周部に形成された縦溝31aとが係合しているので、第1の軸連結切換ノブ31を軸線周り方向に回転操作すると、それによって第2のカム円盤35が軸線周り方向に回転する。

0041

図4に戻って、第1のカム円盤34と一体に回転する(したがって、ドラム回転操作軸18と一体に回転する)ように設けられた回転基板33と、中間基盤連動盤32と一体に回転するように設けられた圧接受盤37との間には、例えばコルク板又はゴム板等からなるドーナツ状の摩擦板38が挟設されている。摩擦板38が圧接基盤33と圧接受盤37の一方に接着固定されていてもよい。なお、圧接受盤37と中間基盤連動盤32とは外縁部の一部で係合しているが、その部分は図示されていない。

0042

このような構成により、第1の軸連結切換ノブ31を回転操作して、第2のカム円盤35が第1のカム円盤34で強く押し上げられた状態にすると、圧接基盤33と圧接受盤37とが摩擦結合して、ドラム回転操作軸18と中間基盤回転操作軸19とが一体に回転する状態になり、第2のカム円盤35と第1のカム円盤34との間に隙間があけられると、ドラム回転操作軸18と中間基盤回転操作軸19とが分離されて、操作ノブ5を回転操作すると第1のワイヤ巻取ドラム11のみが軸線周り方向に回転する状態になる。

0043

それと同様の摩擦による第2の連結切換機構133〜138が、中間基盤回転操作軸19と一体的に回転する圧接受盤137と、固定軸7に対し固定された圧接基盤133との間にもう一組設けられている。第1のカム円盤134は固定軸7に対し固定されている。その動作及び作用は前出の第1の連結切換機構33〜38と同様なので説明は省略する。なお、下二桁が同じ符号は同じ機能の部材であることを示している。

0044

そのような第2の連結切換機構133〜138により、中間基盤回転操作軸19が固定軸7に対して固定された状態と、固定軸7に対して自由に回転できる状態とを、第2の軸連結切換ノブ131の回転操作により切り換えることができる。

0045

図8図9は、二つの軸連結切換ノブ31,131の回転操作により、第2のカム円盤35が第1のカム円盤34で摩擦板38側に押し上げられてドラム回転操作軸18と中間基盤回転操作軸19とが一体化され、もう一組の第1のカム円盤134と第2のカム円盤135との間は緩められて中間基盤回転操作軸19が固定軸7に対し自由に回転できるようにされた状態を示している。

0046

この状態で操作ノブ5が回転操作されると、ドラム回転操作軸18と中間基盤回転操作軸19が共回りをして、第1のワイヤ巻取ドラム11と第2のワイヤ巻取ドラム12とが一体的に軸線周り方向に回転する。したがって、対をなす操作ワイヤ13,14の一方が牽引されて他方が送り出され、屈曲自在部2を遠隔操作で屈曲させることができる。

0047

図10図11は、二つの軸連結切換ノブ31,131の回転操作により、第1のカム円盤34と第2のカム円盤35との間が緩められてドラム回転操作軸18と中間基盤回転操作軸19とが相対的に自由に回転し、第1のカム円盤134で第2のカム円盤135が押し下げられて、中間基盤回転操作軸19が固定軸7と一体化された状態を示している。

0048

この状態で操作ノブ5が回転操作されると、ドラム回転操作軸18のみが回転して、第1のワイヤ巻取ドラム11のみが軸線周り方向に回転する。したがって、対をなす操作ワイヤ13,14を同時に強く牽引して屈曲形状を保持する操作(及び、対をなす操作ワイヤ13,14を共に緩めて屈曲保持状態解除する操作)を行うことができる。

0049

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、軸連結切換機構30は他のどのような機構を利用したものであってもよい。また、可撓管部1が全て屈曲自在部によって構成されたもの等であってもよい。

0050

また、本発明は内視鏡案内管装置に限らず、内視鏡自体や、内視鏡の処置具挿通チャンネルに通して使用される内視鏡用処置具等であっても適用することができる。

0051

1可撓管部
2屈曲自在部
4 操作部
5操作ノブ(回転操作部材)
7固定軸
11 第1のワイヤ巻取ドラム
12 第2のワイヤ巻取ドラム
13,14操作ワイヤ
17中間基盤
18ドラム回転操作軸
19中間基盤回転操作軸
21 第1の歯車
22 第2の歯車
23 中間小歯車
30 軸連結切換機構
31,131 軸連結切換ノブ
32 中間基盤連動盤
33,133圧接基盤
34,134 第1のカム円盤
35,135 第2のカム円盤
37,137 圧接受盤

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