図面 (/)

技術 水中血圧計

出願人 学校法人順天堂
発明者 河合祥雄井上仁井上拓
出願日 2010年8月9日 (9年10ヶ月経過) 出願番号 2010-178704
公開日 2012年2月23日 (8年4ヶ月経過) 公開番号 2012-034898
状態 特許登録済
技術分野 脈拍・心拍・血圧・血流の測定
主要キーワード 外部排気管 加圧袋 巻回固定 外部圧 防水ケース内 測定記録 本発明水 健康法
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2012年2月23日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

水や水圧の影響を受けることなく水中で血圧を正常に測定することができる水中血圧計の提供。

解決手段

防水ケース10内に血圧計本体50が収納設置され、かつ当該防水ケース10外に加圧袋80を備えた血圧計用カフ70とマイク90が配置されていると共に、当該防水ケース10が、潜行時防水ケース10の外部圧の増加に伴ない、防水ケース10内に空気を導入して防水ケース10の内部圧と外部圧とを平衡にする、呼吸用エアタンク100と連結可能なレギュレータ20と、浮上時防水ケース10の外部圧の減少に伴ない、防水ケース10内の空気を防水ケース10外に排出する排気バルブ33を有する外部排気管部32と、血圧計本体50の測定開始ボタン51を作動せしめる測定開始レバー40とを備えていることを特徴とする水中血圧計。

概要

背景

一般に、水泳を始めとする水中運動健康法の一つと認識されているが、一方でAED(自動体外式除細動器)使用例の30%が水中運動時発作に関係するなど、特に心血管系有病者にとって水中運動が健康リスクと成り得ることを示唆する成績報告されている。つまり、ヒトの水中での血圧変動を知ることはスポーツ健康医学における重要な課題の一つである。

しかしながら、従来の非侵襲血圧計は一般に血圧計本体と、加圧袋及びマイクを備えたカフとによって構成され、大気圧下での測定を前提としているものであったため、そもそも水との接触状態下、しかも水圧による加圧状態下にある水中での血圧測定には供し得ないのが実状であった。

概要

水や水圧の影響を受けることなく水中で血圧を正常に測定することができる水中血圧計の提供。防水ケース10内に血圧計本体50が収納設置され、かつ当該防水ケース10外に加圧袋80を備えた血圧計用カフ70とマイク90が配置されていると共に、当該防水ケース10が、潜行時防水ケース10の外部圧の増加に伴ない、防水ケース10内に空気を導入して防水ケース10の内部圧と外部圧とを平衡にする、呼吸用エアタンク100と連結可能なレギュレータ20と、浮上時防水ケース10の外部圧の減少に伴ない、防水ケース10内の空気を防水ケース10外に排出する排気バルブ33を有する外部排気管部32と、血圧計本体50の測定開始ボタン51を作動せしめる測定開始レバー40とを備えていることを特徴とする水中血圧計。

目的

つまり、ヒトの水中での血圧変動を知ることはスポーツ健康医学における重要な課題の一つである

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

防水ケース内血圧計本体が収納設置され、かつ当該防水ケース外に加圧袋を備えた血圧計用カフマイクが配置されていると共に、当該防水ケースが、潜行時防水ケースの外部圧の増加に伴ない、防水ケース内に空気を導入して防水ケースの内部圧と外部圧とを平衡にする、エアタンク連結可能なレギュレータと、浮上時防水ケースの外部圧の減少に伴ない、防水ケース内の空気を防水ケース外に排出する排気バルブを有する排気管と、血圧計本体の測定開始ボタンを作動せしめる測定開始レバーとを備えていることを特徴とする水中血圧計。

請求項2

排気管が、防水ケース内に配設された内部排気管部と防水ケース外に配設された外部排気管部とから成ると共に、当該内部排気管部の下端が、防水ケース内の血圧計本体下位に形設された水受けスペース部に開口していることを特徴とする請求項1記載の水中血圧計。

技術分野

0001

本発明は、水中において人体血圧を測定するための水中血圧計に関する。

背景技術

0002

一般に、水泳を始めとする水中運動健康法の一つと認識されているが、一方でAED(自動体外式除細動器)使用例の30%が水中運動時発作に関係するなど、特に心血管系有病者にとって水中運動が健康リスクと成り得ることを示唆する成績報告されている。つまり、ヒトの水中での血圧変動を知ることはスポーツ健康医学における重要な課題の一つである。

0003

しかしながら、従来の非侵襲式血圧計は一般に血圧計本体と、加圧袋及びマイクを備えたカフとによって構成され、大気圧下での測定を前提としているものであったため、そもそも水との接触状態下、しかも水圧による加圧状態下にある水中での血圧測定には供し得ないのが実状であった。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、上記の如き従来の実状に鑑みてなされたものであり、水や水圧の影響を受けることなく水中で血圧を正常に測定することができる水中血圧計を提供することを課題としている。

課題を解決するための手段

0005

本発明者は、上記の課題を解決すべく、種々検討を重ねた結果、水中において、血圧計本体と水との接触を防止し、かつ血圧計本体を水圧と平衡圧に保持する防水ケースを用いれば、極めて良い結果が得られることを見い出し、本発明を完成した。

0006

すなわち、本発明は、防水ケース内に血圧計本体が収納設置され、かつ当該防水ケース外に加圧袋を備えた血圧計用カフとマイクが配置されていると共に、当該防水ケースが、潜行時防水ケースの外部圧の増加に伴ない、防水ケース内に空気を導入して防水ケースの内部圧と外部圧とを平衡にする、エアタンク連結可能なレギュレータと、浮上時防水ケースの外部圧の減少に伴ない、防水ケース内の空気を防水ケース外に排出する排気バルブを有する排気管と、血圧計本体の測定開始ボタンを作動せしめる測定開始レバーとを備えていることを特徴とする水中血圧計により上記課題を解決したものである。

発明の効果

0007

本発明の水中血圧計を用いれば、血圧計本体が水と接触することがなく、しかも防水ケースの内部圧と外部圧とが平衡に保持されるので、水や水圧の影響を受けることなく水中で血圧を正常に測定することができる。

0008

その結果、水中活動時における血圧に関する基礎データ収集時の研究はもとより、各種水競技、スイミンスクール等への参加者健康管理も可能となり、スポーツ健康医学分野に大きく貢献することが可能となる。

図面の簡単な説明

0009

本発明水中血圧計の概略構成説明図
本発明水中血圧計の使用例を示す概略説明図。
レギュレータの空気導入作動例を示す概略説明図。

実施例

0010

以下本発明の実施の形態を図面と共に説明する。

0011

図1は、本発明水中血圧計の概略構成説明図である。
図1において、10は防水ケースで、レギュレータ20と、排気管30と、測定開始レバー40とを備えており、その材質防水可能なものであれば、金属、プラスチック等特に限定されない。
また、11は水受けスペース部で、防水ケース10の下部、換言すれば内部に収納設置された血圧計本体50の下位に形成されている。

0012

レギュレータ20は、潜行時防水ケース10の外部圧の増加に伴ない、防水ケース10内に自動的空気を導入して防水ケース10の内部圧と外部圧とを平衡にするもので、ダイアフラム21と、該ダイアフラム21の変形に連動して開閉するバルブ22が設置された空気導入管23とを備え、当該空気導入管23は呼吸用エアタンク100と連結可能となっている。

0013

排気管30は、浮上時防水ケース10の外部圧の減少に伴ない、防水ケース10内の空気を防水ケース10外に排出するもので、防水ケース10内に配設された内部排気管部31と防水ケース10外に配設された外部排気管部32とから成り、当該内部排気管部31と外部排気管部32の連結部内に、防水ケース10の内部圧が外部圧より高いときに開き、当該内部圧が外部圧以下のときに閉じる排気バルブ33が設置されている。
尚、当該内部排気管部31は、その下端31aが防水ケース10の水受けスペース部11に開口するように配設されている。

0014

測定開始レバー40は、防水ケース10の外部から防水ケース10内に収納設置された血圧計本体50の測定開始ボタン51を作動せしめるもので、その一端が防水ケース10外壁枢着されていると共に、上下回動する他端に磁石(図示省略)が取り付けられている。一方、防水ケース10内の血圧計本体50の測定開始ボタン51の上方には、略中央部に測定開始ボタン操作用凸部61を備えている上下回動バー60が配設されている。この上下回動バー60の一端は防水ケース10内壁に枢着されていると共に、測定開始レバー40側において上下回動する他端に磁石(図示省略)が取り付けられている。
斯かる構成により、測定開始レバー40を引き下げると、測定開始レバー40の磁石と上下可動バー60の磁石の磁力により上下回動バー60も下動し、測定開始ボタン操作用凸部61が測定開始ボタン51を押すことで、血圧計本体50のスイッチが入るようになっている。このように、磁石の磁力により測定開始ボタン51の作動を制御しているので、防水ケース10に穴を形設する必要がないので、水が侵入する恐れもない。

0015

70は防水ケース10外に配設された血圧計用カフで、その内側には加圧袋80が装着されている。当該加圧袋80は、空気管81を介して防水ケース10内の血圧計本体50と空気導入可能に連結されている。
90は防水ケース外に配設された血圧計用マイクで、血圧測定時には加圧袋80の内部に入れて使用される。当該血圧計用マイク90は、チューブ等で防水加工したコード91を介して、コロトコフ音の伝達可能に防水ケース10内の血圧計本体50に連結されている。

0016

次に、上記の実施の形態に係る水中血圧計の使用方法を説明する。

0017

まず、図2に示すように、血圧計本体50が収納設置された防水ケース10を呼吸用エアタンク100の外壁に取り付け固定すると共に、当該呼吸用エアタンク100内に空気導入管23を連結し、その状態で被測定者が呼吸用エアタンク100を装着する。
次いで、被測定者の腕Pに、加圧袋80の内側に血圧計用マイク90を入れた状態で血圧計用カフを巻回固定する。
因に、斯かる状態におけるレギュレータ20のバルブ22は、図3(1)に示されているように、防水ケース10の内部圧と外部圧が平衡状態となっているため、閉じられていると共に、排気管30の排気バルブ33も閉じられている。

0018

次いで、呼吸用レギュレータ110を口に装着して潜行すると、図3(2)に示されているように、防水ケース10の外部圧が増加するので、レギュレータ20のダイアフラム21が変形し、その変形に連動してバルブ22が開き、空気導入管23が開口するので、呼吸用エアタンク100から空気が防水ケース10内に導入される。

0019

次いで、防水ケース10の内部圧と外部圧とが平衡になるまで防水ケース10内に空気が導入されるとダイアフラム21の変形が元に戻るので、図3(1)に示す状態となり、レギュレータ20のバルブ22が閉じられ、空気の導入が停止される。因に、この状態においても排気管30の排気バルブ33は閉じられているため、水が防水ケース10内に侵入することは防止されている。

0020

次いで、斯かる状態で測定開始レバー40を操作し、血圧計本体50の測定開始ボタン51を作動せしめれば、大気中におけると同様に、潜行中の被測定者の血圧が正常に測定記録される。

0021

次いで、血圧測定後浮上すると、防水ケース10の外部圧が内部圧より減少するので、大きな内部圧により排気管30の排気バルブ33が開き、防水ケース10内の空気が内部排気管部31〜外部排気管部32を経て防水ケース10外に排出され、防水ケース10の内部圧と外部圧が平衡になると排気バルブ33が閉じる。

0022

仮に、何らかの事情により、防水ケース10内に水Wが侵入した場合には、水受けスペース部11に貯水されるので、血圧計本体50と水との接触を防止することができる。またタイヤフラム21を押し、バルブ22を開いて呼吸用エアタンク100から空気を防水ケース10内に導入すれば、防水ケース10の内部圧が外部圧より高まり、排気バルブ33が開くので、水受けスペース部11の水が内部排気管部31〜外部排気管部32を経て防水ケース10外に排水することができる。

0023

10:防水ケース
11:水受けスペース部
20:レギュレータ
21:ダイアフラム
22:バルブ
23:空気導入管
30:排気管
31:内部排気管部
32:外部排気管部
40:測定開始レバー
50:血圧計本体
51:測定開始ボタン
60:上下回動バー
61:測定開始ボタン操作用凸部
70:血圧計用カフ
80:加圧袋
81:空気管
90:血圧計用マイク
91:コード
100:呼吸用エアタンク
110:呼吸用レギュレータ
P:腕
W:水

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • アルプスアルパイン株式会社の「 センサモジュールおよびその制御方法」が 公開されました。( 2020/04/09)

    【課題】被検体に与える熱ストレスを抑制することができる生体関連情報計測装置およびその制御方法を提供する。【解決手段】センサモジュール1は、基板に設けられ、被検体に向けて所定波長の光を放出する発光部11... 詳細

  • シチズン時計株式会社の「 電子血圧計および血圧測定システム」が 公開されました。( 2020/04/09)

    【課題】カフを用いて被験者に苦痛と不快感を与えずに脈波を連続的に検出しながら被験者を瞑想状態に誘導し、その前後での血圧値の変化を瞑想誘導の効果として報知する。【解決手段】電子血圧計は、カフが装着されて... 詳細

  • 株式会社NeUの「 血流量測定装置」が 公開されました。( 2020/04/09)

    【課題】利用者の血流量を容易に測定する血流量測定装置を提供する。【解決手段】第1本体部と、第2本体部と、ヒンジとを備え、前記第1本体部は、第1底面を含む第1筐体と前記第1底面から前記第1筐体外へ近赤外... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ