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技術 移動通信システム、基地局装置、移動局装置、および、通信方法

出願人 シャープ株式会社
発明者 相羽立志今村公彦秋元陽介鈴木翔一大内渉
出願日 2010年7月30日 (10年5ヶ月経過) 出願番号 2010-171282
公開日 2012年2月16日 (8年10ヶ月経過) 公開番号 2012-034145
状態 未査定
技術分野 移動無線通信システム 伝送一般の監視、試験 無線伝送方式一般(ダイバーシチ方式等)
主要キーワード 所定後 前処理情報 グループスケジューリング 巡回冗長検査符号 物理信号 時間成分 準静的 空間次元
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題

基地局装置移動局装置が、物理チャネルシングルアンテナポートまたはマルチアンテナポート送受信する際に、基地局装置によって、効率的なスケジューリングを行うことができる移動通信システムおよび通信方法を提供する。

解決手段

基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムであって、前記基地局装置は、サウンディングリファレンスシグナルに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナ送信を指示する情報を含む下りリンク制御情報フォーマットを前記移動局装置へ通知し、前記移動局装置は、前記情報に従って、シングルアンテナポートまたはマルチアンテナに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信する。

概要

背景

3GPP(3rd Generation Partnership Project)は、W−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)と、GSM(Global System for Mobile Communications)とを発展させたネットワークを基本した移動通信システム仕様の検討・作成を行なうプロジェクトである。3GPPでは、W−CDMA方式が第3世代セルラー移動通信方式として標準化され、順次サービスが開始されている。また、通信速度をさらに高速化させたHSDPA(High-speed Downlink Packet Access)も標準化され、サービスが開始されている。3GPPでは、第3世代無線アクセス技術進化(以下、「LTE(Long Term Evolution)」または「EUTRA(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)」とも呼称する)、および、より広帯域周波数帯域を利用して、さらに高速なデータの送受信を実現する移動通信システム(以下、「LTE−A(Long Term Evolution-Advanced)」または「Advanced−EUTRA」とも呼称する)に関する検討が進められている。

LTEにおける通信方式としては、互いに直交するサブキャリアを用いてユーザ多重化を行なうOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式、および、SC−FDMA(Single Carrier-Frequency Division Multiple Access)方式が検討されている。すなわち、下りリンクでは、マルチキャリア通信方式であるOFDMA方式が、上りリンクでは、シングルキャリア通信方式であるSC−FDMA方式が提案されている。

一方、LTE−Aにおける通信方式としては、下りリンクでは、OFDMA方式が、上りリンクでは、SC−FDMA方式に加えて、Clustered−SC−FDMA(Clustered-Single Carrier-Frequency Division Multiple Access、DFT-precoded OFDMとも呼称される)方式を導入することが検討されている。ここで、LTEおよびLTE−Aにおいて、上りリンクの通信方式として提案されているSC−FDMA方式、Clustered−SC−FDMA方式は、シングルキャリア通信方式の特性上(シングルキャリア特性によって)、データ(情報)を送信する際のPAPR(Peak to Average Power Ratio:ピーク電力対平均電力比送信電力)を低く抑えることができるという特徴を持っている。

また、LTE−Aでは、一般的な移動通信システムで使用する周波数帯域は連続であるのに対し、連続および/または不連続な複数の周波数帯域(以下、「コンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)」または「キャリアコンポーネント(CC:Carrier Component)」とも呼称する)を複合的に使用して、1つの広帯域な周波数帯域として運用する(周波数帯域集約:Carrier aggregationとも呼称される)ことが提案されている。また、基地局装置移動局装置が、広帯域な周波数帯域をより柔軟に使用して通信するために、下りリンクの通信に使用される周波数帯域と上りリンクの通信に使用される周波数帯域を異なる周波数帯域幅とする(非対称周波数帯域集約:Asymmetric carrier aggregation)ことも提案されている(非特許文献1)。

図6は、従来の技術における周波数帯域集約された移動通信システムを説明する図である。図6に示されるような下りリンク(DL:Down Link)の通信に使用される周波数帯域と上りリンク(UL:Up Link)の通信に使用される周波数帯域を同じ帯域幅とすることは、対称周波数帯域集約(Symmetric carrier aggregation)とも呼称される。図6に示すように、基地局装置と移動局装置は、連続および/または不連続な周波数帯域である複数のコンポーネントキャリアを複合的に使用することによって、複数のコンポーネントキャリアによって構成される広帯域な周波数帯域で通信を行うことができる。

図6では、例として、100MHzの帯域幅を持った下りリンクの通信に使用される周波数帯域(DLシステム帯域(幅)でも良い)が、20MHzの帯域幅を持った5つの下りリンクコンポーネントキャリア(DCC1:Downlink Component Carrier1、DCC2、DCC3、DCC4、DCC5)によって構成されていることを示している。また、例として、100MHzの帯域幅を持った上りリンクの通信に使用される周波数帯域(ULシステム帯域(幅)でも良い)が、20MHzの帯域幅を持った5つの上りリンクコンポーネントキャリア(UCC1:Uplink Component Carrier1、UCC2、UCC3、UCC4、UCC5)によって構成されていることを示している。

図6において、下りリンクコンポーネントキャリアそれぞれには、物理下りリンク制御チャネル(以下、PDCCH:Physical Downlink Control Channel)、物理下りリンク共用チャネル(以下、PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)等の下りリンクのチャネルが配置される。

基地局装置は、PDSCHを使用して送信される下りリンクトランスポートブロックを送信するための下りリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)を、PDCCHを使用して移動局装置へ割り当て(スケジュールし)、PDSCHを使用して、下りリンクトランスポートブロックを移動局装置へ送信する。ここで、図6において、基地局装置は、同一サブフレームで、最大5つまでの下りリンクトランスポートブロック(PDSCHでも良い)を移動局装置へ送信することができる。

また、上りリンクコンポーネントキャリアそれぞれには、物理上りリンク制御チャネル(以下、PUCCH:Physical Uplink Control Channel)、物理上りリンク共用チャネル(以下、PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)等の上りリンクのチャネルが配置される。

移動局装置は、PUCCHおよび/またはPUSCHを使用して、下りリンクのチャネル状態を示すチャネル状態情報(CSI:Channel Statement information)や、下りリンクトランスポートブロックに対するHARQにおけるACK/NACK(肯定応答:Positive Acknowledgement/否定応答:Negative Acknowledgement)を示す情報や、スケジューリング要求(SR:Scheduling Request)などの上りリンク制御情報(UCI:Uplink Control Information)を基地局装置へ送信する。ここで、図6において、移動局装置は、同一サブフレームで、最大5つまでの上りリンクトランスポートブロック(PUSCHでも良い)を基地局装置へ送信することができる。

ここで、移動局装置は、基地局装置が上りリンクのチャネルを測定するために、サウンディングリファレンスシグナル(以下、SRS:Sounding Reference Signalとも呼称する)を、上りリンクを使用して基地局装置へ送信することができる。LTE−Aでは、移動局装置が、周期的なSRS(以下、P−SRS:Periodic SRSとも呼称する)を基地局装置へ送信することに加えて、非周期的なSRS(以下、A−SRS:Aperiodic SRS、Dynamic SRS、Scheduled SRSとも呼称する)を基地局装置へ送信することが検討されている。

例えば、移動局装置は、基地局装置からの指示に従って、P−SRSを基地局装置へ送信する。また、例えば、移動局装置は、基地局装置からの指示に従って、A−SRSを基地局装置へ送信する。基地局装置は、移動局装置から送信されるP−SRS、A−SRSに基づいて、移動局装置をスケジューリングし、例えば、PUSCHリソースの割り当てやPUSCHに施すべき変調方式符号化率を決定することができる。

また、LTE−Aでは、移動局装置が、シングルアンテナポートに対するSRSやマルチアンテナポートに対するSRSを、基地局装置へ送信することが提案されている。例えば、移動局装置は、基地局装置からの下りリンク制御情報フォーマットDCIフォーマットアップリンクグラント:UL grant、アップリンクアサインメント:Uplink assignmentとも呼称する)に従って、マルチアンテナポートに対するA−SRSを、基地局装置へ送信することが提案されている(非特許文献2)。

概要

基地局装置と移動局装置が、物理チャネルをシングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートで送受信する際に、基地局装置によって、効率的なスケジューリングを行うことができる移動通信システムおよび通信方法を提供する。基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムであって、前記基地局装置は、サウンディングリファレンスシグナルに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナ送信を指示する情報を含む下りリンク制御情報フォーマットを前記移動局装置へ通知し、前記移動局装置は、前記情報に従って、シングルアンテナポートまたはマルチアンテナに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信する。

目的

本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、基地局装置と移動局装置が、物理チャネルをシングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートで送受信する際に、基地局装置によって、効率的なスケジューリングを行うことができる移動通信システムおよび通信方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
2件

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請求項1

基地局装置移動局装置から構成される移動通信システムであって、前記基地局装置は、サウンディングリファレンスシグナルに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナポート送信を指示する情報を含む下りリンク制御情報フォーマットを前記移動局装置へ通知し、前記移動局装置は、前記情報に従って、シングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信することを特徴とする移動通信システム。

請求項2

基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムであって、前記基地局装置は、サウンディングリファレンスシグナルに対するシングルアンテナポート送信を指示する情報を含む下りリンク制御情報フォーマットを前記移動局装置へ通知し、前記移動局装置は、前記情報に従って、シングルアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信することを特徴とする移動通信システム。

請求項3

基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムであって、前記基地局装置は、サウンディングリファレンスシグナルに対するマルチアンテナポート送信を指示する情報を含む下りリンク制御情報フォーマットを前記移動局装置へ通知し、前記移動局装置は、前記情報に従って、マルチアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信することを特徴とする移動通信システム。

請求項4

基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムであって、前記基地局装置は、サウンディングリファレンスシグナルの送信指示を含む下りリンク制御情報を前記移動局装置へ通知し、前記移動局装置は、前記下りリンク制御情報のフォーマットに対応して、シングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信することを特徴とする移動通信システム。

請求項5

基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムであって、前記基地局装置は、サウンディングリファレンスシグナルの送信指示を含む下りリンク制御情報フォーマットを前記移動局装置へ通知し、前記移動局装置は、前記下りリンク制御情報フォーマットに前記サウンディングリファレンスシグナルの送信指示が含まれている場合には、シングルアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信し、前記下りリンク制御情報フォーマットは、前記移動局装置が物理上りリンク共用チャネルをシングルアンテナポートで送信するためにのみ使用されることを特徴とする移動通信システム。

請求項6

基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムであって、前記基地局装置は、サウンディングリファレンスシグナルの送信指示を含む下りリンク制御情報フォーマットを前記移動局装置へ通知し、前記移動局装置は、前記下りリンク制御情報フォーマットに前記サウンディングリファレンスシグナルの送信指示が含まれている場合には、マルチアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信し、前記下りリンク制御情報フォーマットは、前記移動局装置が物理上りリンク共用チャネルをマルチアンテナポートで送信するために使用されることを特徴とする移動通信システム。

請求項7

基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムであって、前記基地局装置は、サウンディングリファレンスシグナルの送信指示を含む第1の下りリンク制御情報フォーマットまたは第2の下りリンク制御情報フォーマットを前記移動局装置へ通知し、前記移動局装置は、前記第1の下りリンク制御情報フォーマットに前記サウンディングリファレンスシグナルの送信指示が含まれている場合には、シングルアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信し、前記第2の下りリンク制御情報フォーマットに前記サウンディングリファレンスシグナルの送信指示が含まれている場合には、マルチアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信し、前記第1の下りリンク制御情報フォーマットは、前記移動局装置が物理上りリンク共用チャネルをシングルアンテナポートで送信するためにのみ使用され、前記第2の下りリンク制御情報フォーマットは、前記移動局装置が物理上りリンク共用チャネルをマルチアンテナポートで送信するために使用されることを特徴とする移動通信システム。

請求項8

基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムにおける基地局装置であって、サウンディングリファレンスシグナルに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナポート送信を指示する情報を含む下りリンク制御情報フォーマットを前記移動局装置へ通知する手段を備えることを特徴とする基地局装置。

請求項9

基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムにおける移動局装置であって、サウンディングリファレンスシグナルに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナポート送信を指示する情報を含む下りリンク制御情報フォーマットを前記基地局装置によって通知される手段と、前記情報に従って、シングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信する手段と、を備えることを特徴とする移動局装置。

請求項10

基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムにおける移動局装置であって、サウンディングリファレンスシグナルの送信指示を含む下りリンク制御情報を前記基地局装置から通知される手段と、前記下りリンク制御情報のフォーマットに対応して、シングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信することを特徴とする移動局装置。

請求項11

基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムにおける移動局装置であって、サウンディングリファレンスシグナルの送信指示を含む第1の下りリンク制御情報フォーマットまたは第2の下りリンク制御情報フォーマットを前記基地局装置によって通知される手段と、前記第1の下りリンク制御情報フォーマットに前記サウンディングリファレンスシグナルの送信指示が含まれている場合には、シングルアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信する手段と、前記第2の下りリンク制御情報フォーマットに前記サウンディングリファレンスシグナルの送信指示が含まれている場合には、マルチアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信する手段と、を備え、前記第1の下りリンク制御情報フォーマットは、前記移動局装置が物理上りリンク共用チャネルをシングルアンテナポートで送信するためにのみ使用され、前記第2の下りリンク制御情報フォーマットは、前記移動局装置が物理上りリンク共用チャネルをマルチアンテナポートで送信するために使用されることを特徴とする移動局装置。

請求項12

基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムにおける基地局装置の通信方法であって、サウンディングリファレンスシグナルに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナポート送信を指示する情報を含む下りリンク制御情報フォーマットを前記移動局装置へ通知することを特徴とする通信方法。

請求項13

基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムにおける移動局装置の通信方法であって、サウンディングリファレンスシグナルに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナポート送信を指示する情報を含む下りリンク制御情報フォーマットを前記基地局装置によって通知され、前記情報に従って、シングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信することを特徴とする通信方法。

請求項14

基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムにおける移動局装置の通信方法であって、サウンディングリファレンスシグナルの送信指示を含む下りリンク制御情報を前記基地局装置から通知され、前記下りリンク制御情報のフォーマットに対応して、シングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信することを特徴とする通信方法。

請求項15

基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムにおける移動局装置の通信方法であって、サウンディングリファレンスシグナルの送信指示を含む第1の下りリンク制御情報フォーマットまたは第2の下りリンク制御情報フォーマットを前記基地局装置によって通知され、前記第1の下りリンク制御情報フォーマットに前記サウンディングリファレンスシグナルの送信指示が含まれている場合には、シングルアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信し、前記第2の下りリンク制御情報フォーマットに前記サウンディングリファレンスシグナルの送信指示が含まれている場合には、マルチアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信し、前記第1の下りリンク制御情報フォーマットは、前記移動局装置が物理上りリンク共用チャネルをシングルアンテナポートで送信するために使用され、前記第2の下りリンク制御情報フォーマットは、前記移動局装置が物理上りリンク共用チャネルをマルチアンテナポートで送信するために使用されることを特徴とする通信方法。

技術分野

0001

本発明は、基地局装置および移動局装置から構成される移動通信システムおよび通信方法に関する。

背景技術

0002

3GPP(3rd Generation Partnership Project)は、W−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)と、GSM(Global System for Mobile Communications)とを発展させたネットワークを基本した移動通信システムの仕様の検討・作成を行なうプロジェクトである。3GPPでは、W−CDMA方式が第3世代セルラー移動通信方式として標準化され、順次サービスが開始されている。また、通信速度をさらに高速化させたHSDPA(High-speed Downlink Packet Access)も標準化され、サービスが開始されている。3GPPでは、第3世代無線アクセス技術進化(以下、「LTE(Long Term Evolution)」または「EUTRA(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)」とも呼称する)、および、より広帯域周波数帯域を利用して、さらに高速なデータの送受信を実現する移動通信システム(以下、「LTE−A(Long Term Evolution-Advanced)」または「Advanced−EUTRA」とも呼称する)に関する検討が進められている。

0003

LTEにおける通信方式としては、互いに直交するサブキャリアを用いてユーザ多重化を行なうOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式、および、SC−FDMA(Single Carrier-Frequency Division Multiple Access)方式が検討されている。すなわち、下りリンクでは、マルチキャリア通信方式であるOFDMA方式が、上りリンクでは、シングルキャリア通信方式であるSC−FDMA方式が提案されている。

0004

一方、LTE−Aにおける通信方式としては、下りリンクでは、OFDMA方式が、上りリンクでは、SC−FDMA方式に加えて、Clustered−SC−FDMA(Clustered-Single Carrier-Frequency Division Multiple Access、DFT-precoded OFDMとも呼称される)方式を導入することが検討されている。ここで、LTEおよびLTE−Aにおいて、上りリンクの通信方式として提案されているSC−FDMA方式、Clustered−SC−FDMA方式は、シングルキャリア通信方式の特性上(シングルキャリア特性によって)、データ(情報)を送信する際のPAPR(Peak to Average Power Ratio:ピーク電力対平均電力比送信電力)を低く抑えることができるという特徴を持っている。

0005

また、LTE−Aでは、一般的な移動通信システムで使用する周波数帯域は連続であるのに対し、連続および/または不連続な複数の周波数帯域(以下、「コンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)」または「キャリアコンポーネント(CC:Carrier Component)」とも呼称する)を複合的に使用して、1つの広帯域な周波数帯域として運用する(周波数帯域集約:Carrier aggregationとも呼称される)ことが提案されている。また、基地局装置と移動局装置が、広帯域な周波数帯域をより柔軟に使用して通信するために、下りリンクの通信に使用される周波数帯域と上りリンクの通信に使用される周波数帯域を異なる周波数帯域幅とする(非対称周波数帯域集約:Asymmetric carrier aggregation)ことも提案されている(非特許文献1)。

0006

図6は、従来の技術における周波数帯域集約された移動通信システムを説明する図である。図6に示されるような下りリンク(DL:Down Link)の通信に使用される周波数帯域と上りリンク(UL:Up Link)の通信に使用される周波数帯域を同じ帯域幅とすることは、対称周波数帯域集約(Symmetric carrier aggregation)とも呼称される。図6に示すように、基地局装置と移動局装置は、連続および/または不連続な周波数帯域である複数のコンポーネントキャリアを複合的に使用することによって、複数のコンポーネントキャリアによって構成される広帯域な周波数帯域で通信を行うことができる。

0007

図6では、例として、100MHzの帯域幅を持った下りリンクの通信に使用される周波数帯域(DLシステム帯域(幅)でも良い)が、20MHzの帯域幅を持った5つの下りリンクコンポーネントキャリア(DCC1:Downlink Component Carrier1、DCC2、DCC3、DCC4、DCC5)によって構成されていることを示している。また、例として、100MHzの帯域幅を持った上りリンクの通信に使用される周波数帯域(ULシステム帯域(幅)でも良い)が、20MHzの帯域幅を持った5つの上りリンクコンポーネントキャリア(UCC1:Uplink Component Carrier1、UCC2、UCC3、UCC4、UCC5)によって構成されていることを示している。

0008

図6において、下りリンクコンポーネントキャリアそれぞれには、物理下りリンク制御チャネル(以下、PDCCH:Physical Downlink Control Channel)、物理下りリンク共用チャネル(以下、PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)等の下りリンクのチャネルが配置される。

0009

基地局装置は、PDSCHを使用して送信される下りリンクトランスポートブロックを送信するための下りリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)を、PDCCHを使用して移動局装置へ割り当て(スケジュールし)、PDSCHを使用して、下りリンクトランスポートブロックを移動局装置へ送信する。ここで、図6において、基地局装置は、同一サブフレームで、最大5つまでの下りリンクトランスポートブロック(PDSCHでも良い)を移動局装置へ送信することができる。

0010

また、上りリンクコンポーネントキャリアそれぞれには、物理上りリンク制御チャネル(以下、PUCCH:Physical Uplink Control Channel)、物理上りリンク共用チャネル(以下、PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)等の上りリンクのチャネルが配置される。

0011

移動局装置は、PUCCHおよび/またはPUSCHを使用して、下りリンクのチャネル状態を示すチャネル状態情報(CSI:Channel Statement information)や、下りリンクトランスポートブロックに対するHARQにおけるACK/NACK(肯定応答:Positive Acknowledgement/否定応答:Negative Acknowledgement)を示す情報や、スケジューリング要求(SR:Scheduling Request)などの上りリンク制御情報(UCI:Uplink Control Information)を基地局装置へ送信する。ここで、図6において、移動局装置は、同一サブフレームで、最大5つまでの上りリンクトランスポートブロック(PUSCHでも良い)を基地局装置へ送信することができる。

0012

ここで、移動局装置は、基地局装置が上りリンクのチャネルを測定するために、サウンディングリファレンスシグナル(以下、SRS:Sounding Reference Signalとも呼称する)を、上りリンクを使用して基地局装置へ送信することができる。LTE−Aでは、移動局装置が、周期的なSRS(以下、P−SRS:Periodic SRSとも呼称する)を基地局装置へ送信することに加えて、非周期的なSRS(以下、A−SRS:Aperiodic SRS、Dynamic SRS、Scheduled SRSとも呼称する)を基地局装置へ送信することが検討されている。

0013

例えば、移動局装置は、基地局装置からの指示に従って、P−SRSを基地局装置へ送信する。また、例えば、移動局装置は、基地局装置からの指示に従って、A−SRSを基地局装置へ送信する。基地局装置は、移動局装置から送信されるP−SRS、A−SRSに基づいて、移動局装置をスケジューリングし、例えば、PUSCHリソースの割り当てやPUSCHに施すべき変調方式符号化率を決定することができる。

0014

また、LTE−Aでは、移動局装置が、シングルアンテナポートに対するSRSやマルチアンテナポートに対するSRSを、基地局装置へ送信することが提案されている。例えば、移動局装置は、基地局装置からの下りリンク制御情報フォーマットDCIフォーマットアップリンクグラント:UL grant、アップリンクアサインメント:Uplink assignmentとも呼称する)に従って、マルチアンテナポートに対するA−SRSを、基地局装置へ送信することが提案されている(非特許文献2)。

先行技術

0015

"Carrier aggregation inLTE-Advanced", 3GPP TSG RAN WG1 Meeting #53bis, R1-082464, June 30-July 4, 2008.
"PeriodicSRSfor Multi-antenna Transmission", 3GPP TSG RAN1 Meeting #61bis, R1-104031, June28-July2, 2010.

発明が解決しようとする課題

0016

しかしながら、従来の技術では、移動局装置が、シングルアンテナポートに対するSRS送信とマルチアンテナポートに対するSRS送信を動的(ダイナミック)に切り替えることができなかった。

0017

基地局装置と移動局装置は、物理チャネルを送受信する際に、シングルアンテナポート送信とマルチアンテナポート送信を動的に切り替えながら送受信を行なう。しかしながら、移動局装置が、シングルアンテナポートに対するSRS送信とマルチアンテナポートに対するSRS送信を動的に切り替えることができないために、基地局装置によって、チャネル状態に適応した効率的なスケジューリングを行なうことができなくなってしまう。

0018

すなわち、従来の技術では、基地局装置と移動局装置が、物理チャネルをシングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートで送受信する際に、基地局装置によって、効率的なスケジューリングを行なえないという問題があった。

0019

本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、基地局装置と移動局装置が、物理チャネルをシングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートで送受信する際に、基地局装置によって、効率的なスケジューリングを行うことができる移動通信システムおよび通信方法を提供する。

課題を解決するための手段

0020

(1)上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の移動通信システムは、基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムであって、前記基地局装置は、サウンディングリファレンスシグナルに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナポート送信を指示する情報を含む下りリンク制御情報フォーマットを前記移動局装置へ通知し、前記移動局装置は、前記情報に従って、シングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信することを特徴としている。

0021

(2)また、基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムであって、前記基地局装置は、サウンディングリファレンスシグナルに対するシングルアンテナポート送信を指示する情報を含む下りリンク制御情報フォーマットを前記移動局装置へ通知し、前記移動局装置は、前記情報に従って、シングルアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信することを特徴としている。

0022

(3)また、基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムであって、前記基地局装置は、サウンディングリファレンスシグナルに対するマルチアンテナポート送信を指示する情報を含む下りリンク制御情報フォーマットを前記移動局装置へ通知し、前記移動局装置は、前記情報に従って、マルチアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信することを特徴としている。

0023

(4)また、基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムであって、前記基地局装置は、サウンディングリファレンスシグナルの送信指示を含む下りリンク制御情報を前記移動局装置へ通知し、前記移動局装置は、前記下りリンク制御情報のフォーマットに対応して、シングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信することを特徴としている。

0024

(5)また、基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムであって、前記基地局装置は、サウンディングリファレンスシグナルの送信指示を含む下りリンク制御情報フォーマットを前記移動局装置へ通知し、前記移動局装置は、前記下りリンク制御情報フォーマットに前記サウンディングリファレンスシグナルの送信指示が含まれている場合には、シングルアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信し、前記下りリンク制御情報フォーマットは、前記移動局装置が物理上りリンク共用チャネルをシングルアンテナポートで送信するためにのみ使用されることを特徴としている。

0025

(6)また、基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムであって、前記基地局装置は、サウンディングリファレンスシグナルの送信指示を含む下りリンク制御情報フォーマットを前記移動局装置へ通知し、前記移動局装置は、前記下りリンク制御情報フォーマットに前記サウンディングリファレンスシグナルの送信指示が含まれている場合には、マルチアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信し、前記下りリンク制御情報フォーマットは、前記移動局装置が物理上りリンク共用チャネルをマルチアンテナポートで送信するために使用されることを特徴としている。

0026

(7)また、基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムであって、前記基地局装置は、サウンディングリファレンスシグナルの送信指示を含む第1の下りリンク制御情報フォーマットまたは第2の下りリンク制御情報フォーマットを前記移動局装置へ通知し、前記移動局装置は、前記第1の下りリンク制御情報フォーマットに前記サウンディングリファレンスシグナルの送信指示が含まれている場合には、シングルアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信し、前記第2の下りリンク制御情報フォーマットに前記サウンディングリファレンスシグナルの送信指示が含まれている場合には、マルチアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信し、前記第1の下りリンク制御情報フォーマットは、前記移動局装置が物理上りリンク共用チャネルをシングルアンテナポートで送信するためにのみ使用され、前記第2の下りリンク制御情報フォーマットは、前記移動局装置が物理上りリンク共用チャネルをマルチアンテナポートで送信するために使用されることを特徴としている。

0027

(8)また、基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムにおける基地局装置であって、サウンディングリファレンスシグナルに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナポート送信を指示する情報を含む下りリンク制御情報フォーマットを前記移動局装置へ通知する手段を備えることを特徴としている。

0028

(9)また、基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムにおける移動局装置であって、サウンディングリファレンスシグナルに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナポート送信を指示する情報を含む下りリンク制御情報フォーマットを前記基地局装置によって通知される手段と、前記情報に従って、シングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信する手段と、を備えることを特徴としている。

0029

(10)また、基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムにおける移動局装置であって、サウンディングリファレンスシグナルの送信指示を含む下りリンク制御情報を前記基地局装置から通知される手段と、前記下りリンク制御情報のフォーマットに対応して、シングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信することを特徴としている。

0030

(11)また、基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムにおける移動局装置であって、サウンディングリファレンスシグナルの送信指示を含む第1の下りリンク制御情報フォーマットまたは第2の下りリンク制御情報フォーマットを前記基地局装置によって通知される手段と、前記第1の下りリンク制御情報フォーマットに前記サウンディングリファレンスシグナルの送信指示が含まれている場合には、シングルアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信する手段と、前記第2の下りリンク制御情報フォーマットに前記サウンディングリファレンスシグナルの送信指示が含まれている場合には、マルチアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信する手段と、を備え、前記第1の下りリンク制御情報フォーマットは、前記移動局装置が物理上りリンク共用チャネルをシングルアンテナポートで送信するためにのみ使用され、前記第2の下りリンク制御情報フォーマットは、前記移動局装置が物理上りリンク共用チャネルをマルチアンテナポートで送信するために使用されることを特徴としている。

0031

(12)また、基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムにおける基地局装置の通信方法であって、サウンディングリファレンスシグナルに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナポート送信を指示する情報を含む下りリンク制御情報フォーマットを前記移動局装置へ通知することを特徴としている。

0032

(13)また、基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムにおける移動局装置の通信方法であって、サウンディングリファレンスシグナルに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナポート送信を指示する情報を含む下りリンク制御情報フォーマットを前記基地局装置によって通知され、前記情報に従って、シングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信することを特徴としている。

0033

(14)また、基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムにおける移動局装置の通信方法であって、サウンディングリファレンスシグナルの送信指示を含む下りリンク制御情報を前記基地局装置から通知され、前記下りリンク制御情報のフォーマットに対応して、シングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信することを特徴としている。

0034

(15)また、基地局装置と移動局装置から構成される移動通信システムにおける移動局装置の通信方法であって、サウンディングリファレンスシグナルの送信指示を含む第1の下りリンク制御情報フォーマットまたは第2の下りリンク制御情報フォーマットを前記基地局装置によって通知され、前記第1の下りリンク制御情報フォーマットに前記サウンディングリファレンスシグナルの送信指示が含まれている場合には、シングルアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信し、前記第2の下りリンク制御情報フォーマットに前記サウンディングリファレンスシグナルの送信指示が含まれている場合には、マルチアンテナポートに対するサウンディングリファレンスシグナルを前記基地局装置へ送信し、前記第1の下りリンク制御情報フォーマットは、前記移動局装置が物理上りリンク共用チャネルをシングルアンテナポートで送信するために使用され、前記第2の下りリンク制御情報フォーマットは、前記移動局装置が物理上りリンク共用チャネルをマルチアンテナポートで送信するために使用されることを特徴としている。

発明の効果

0035

本発明によれば、基地局装置と移動局装置が、物理チャネルをシングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートで送受信する際に、基地局装置によって、効率的なスケジューリングを行うことができる。

図面の簡単な説明

0036

本発明の実施形態に係る物理チャネルの構成を概念的に示す図である。
本発明の実施形態に係る基地局装置の概略構成を示すブロック図である。
本発明の実施形態に係る移動局装置の概略構成を示すブロック図である。
第1の実施形態におけるSRSの送信の例を示す図である。
第2の実施形態におけるSRSの送信の例を示す図である。
従来の技術における周波数帯域集約の例を示す図である。

実施例

0037

次に、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態におけるチャネルの一構成例を示す図である。下りリンクの物理チャネルは、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)、物理下りリンク共用チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)によって構成される。上りリンクの物理チャネルは、物理上りリンク共用チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)によって構成される。

0038

また、基地局装置は、下りリンク参照信号(DRS:Downlink Reference Signal、下りリンクパイロット信号、下りリンクパイロットチャネルとも呼称する)を、移動局装置へ送信する。また、移動局装置は、上りリンク参照信号(URS:Uplink Reference Signal、上りリンクパイロット信号、上りリンクパイロットチャネルとも呼称する)を基地局装置へ送信する。ここで、上りリンク参照信号には、基地局装置が、主に、PUCCHおよび/またはPUSCHを復調するために使用する復調参照信号(DRS:Demodulation Reference Signal)が含まれる。また、上りリンク参照信号には、基地局装置が、主に、上りリンクのチャネル状態を推定するために使用するサウンディング参照信号(SRS:Sounding Reference Signal)が含まれる。

0039

PDCCHは、PDSCHのリソース割り当て下りリンクデータに対するHARQ処理情報、および、PUSCHのリソース割り当てなどを、移動局装置に通知(指定)するために使用されるチャネルである。PDCCHは、複数の制御チャネル要素(CCE:Control Channel Element)から構成され、移動局装置は、CCEから構成されるPDCCHを検出することによって、基地局装置からのPDCCHを受信する。このCCEは、周波数、時間領域において分散している複数のリソースエレメントグループ(REG:Resource Element Group、mini-CCEとも呼ばれる)によって構成される。ここで、リソースエレメントとは、1OFDMシンボル時間成分)、1サブキャリア(周波数成分)で構成される単位リソースである。

0040

また、PDCCHによって送信される下りリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)には、複数のフォーマットが定義される。以下、下りリンク制御情報のフォーマットを、DCIフォーマット(DCI format)とも呼称する。

0041

例えば、下りリンクに対するDCIフォーマットとしては、基地局装置が、PDSCHを1つの送信アンテナポート(以下、シングルアンテナポートとも呼称する)で送信するためにのみ用いられるDCIフォーマット1/1Aが定義される。すなわち、DCIフォーマット1/1Aは、基地局装置が、1つのPDSCHコードワード(CW:Code Word)をスケジューリングするためにのみ使用される。なお、DCIフォーマット1/1Aは、PDSCHを送信ダイバーシチ方式で1つのPDSCHコードワードを送信するために使用されても良い。

0042

また、例えば、下りリンクに対するDCIフォーマットとしては、基地局装置が、PDSCHを、MIMO(Multiple Input Multiple Output)を利用したSM(空間多重:Spatial Multiplexing)で送信する際に用いられるDCIフォーマット2が定義される。ここで、MIMOを利用したSMによる信号(情報)の送受信とは、複数の送信アンテナポート(マルチアンテナポート)および複数の受信アンテナポート(マルチアンテナポート)によって実現される複数の空間次元のチャネルに対して、複数の信号(情報)が多重されて送受信が行なわれる技術である。

0043

すなわち、下りリンクに対するDCIフォーマットとしては、基地局装置が、PDSCHをマルチアンテナポートで送信するために用いられるDCIフォーマット2が定義される。すなわち、DCIフォーマット2は、基地局装置が、2つのPDSCHコードワードをスケジューリングするために使用される。ここで、DCIフォーマット2は、基地局装置が、1つのPDSCHコードワードをスケジューリングするために用いられても良い。すなわち、DCIフォーマット2は、基地局装置が、PDSCHをシングルアンテナポートで送信するために用いられても良い。

0044

また、例えば、上りリンクに対するDCIフォーマットとしては、移動局装置が、PUSCHをシングルアンテナポートで送信するためにのみ用いられるDCIフォーマット0が定義される。すなわち、DCIフォーマット0は、基地局装置が、1つのPUSCHコードワードをスケジューリングするためにのみ用いられる。

0045

また、例えば、上りリンクに対するDCIフォーマットとしては、移動局装置が、PUSCHを、MIMOを利用したSMで送信する際に用いられるDCIフォーマット0Aが定義される。すなわち、上りリンクに対するDCIフォーマットとしては、移動局装置が、PUSCHをマルチアンテナポートで送信するために用いられるDCIフォーマット0Aが定義される。すなわち、DCIフォーマット0Aは、基地局装置が、2つのPUSCHコードワードをスケジューリングするために使用される。ここで、DCIフォーマット0Aは、基地局装置が、1つのPUSCHコードワードをスケジューリングするために用いられても良い。すなわち、DCIフォーマット0Aは、移送局装置が、PUSCHをシングルアンテナポートで送信するために用いられても良い。

0046

ここで、アンテナポートとは信号処理に用いられる論理的なアンテナのことを示している。すなわち、1つの送信アンテナポート(シングルアンテナポート)は、1つの物理的なアンテナによって構成されても良いし、複数の物理的なアンテナによって構成されても良い。また、1つの受信アンテナポート(シングルアンテナポート)は、1つの物理的なアンテナによって構成されても良いし、複数の物理的なアンテナによって構成されても良い。また、複数の送信アンテナポート(マルチアンテナポート)は、複数の物理的なアンテナによって構成されても良いし、複数の物理的なアンテナによって構成されても良い。また、複数の受信アンテナポート(シングルアンテナポート)は、1つの物理的なアンテナによって構成されても良いし、複数の物理的なアンテナによって構成されても良い。

0047

例えば、複数の送信アンテナを持つ移動局装置に対して、(上りリンク)シングルアンテナポートモードが定義され、(上りリンク)シングルアンテナポートモードが定義された移動局装置の動作(振る舞い)は、基地局装置側からは、1つの送信アンテナを持つ移動局装置の動作(振る舞い)と同じように想定される。すなわち、基地局装置側からは、移動局装置が、論理的に1つの送信アンテナを使用して信号(情報)を送信するように想定される。

0048

例えば、基地局装置は、移動局装置に対して、シングルアンテナポートモード(シングルアンテナポートスキーム:Single antenna port schemeとも呼称される)を、RRシグナリングを使用して、移動局装置固有(UE-specifically)に設定することができる。すなわち、基地局装置は、PDSCHをシングルアンテナポートで送信することを、RRCシグナリングを使用して設定することができる。また、基地局装置は、移動局装置がPUSCHをシングルアンテナポートで送信することを、RRCシグナリングを使用して設定することができる。

0049

また、例えば、基地局装置は、移動局装置に対して、マルチアンテナポートモード(マルチアンテナポートスキーム:Multi antenna port schemeとも呼称される)を、RRCシグナリングを使用して、移動局装置固有(UE-specifically)に設定することができる。すなわち、基地局装置は、PDSCHをマルチアンテナポートで送信することを、RRCシグナリングを使用して設定することができる。また、基地局装置は、移動局装置がPUSCHをマルチアンテナポートで送信することを、RRCシグナリングを使用して設定することができる。

0050

例えば、基地局装置は、RRCシグナリングを使用してPDSCHの送信モード(送信スキームでも良い)を設定することによって、移動局装置に対して、PDSCHをマルチアンテナポートで送信することを通知することができる。また、例えば、基地局装置は、RRCシグナリングを使用してPUSCHの送信モード(送信スキームでも良い)を設定することによって、移動局装置に対して、PUSCHをマルチアンテナポートで送信することを通知することができる。

0051

ここで、基地局装置は、移動局装置に対して、PDSCHに対するシングルアンテナポートモードまたはマルチアンテナポートモードの設定(アンテナポート数の設定とも言える)を、SRSの送信とは独立に設定することができる。また、基地局装置は、移動局装置に対して、PUSCHに対するシングルアンテナポートモードまたはマルチアンテナポートモードの設定(アンテナポート数の設定とも言える)を、SRSの送信とは独立に設定することができる。

0052

ここで、複数の移動局装置宛てのPDCCH(複数の移動局装置に対するPDCCH、グループスケジューリングに使用されるPDCCH)は、複数の移動局装置によって受信される(検出される)必要があるために、基地局装置によって、全ての移動局装置がPDCCHの検索(検出)を試みる共通検索領域(CSS:Common Search Spaceとも呼称される)に配置される。

0053

また、基地局装置がPDSCHをシングルアンテナポートで送信する際に用いられるDCIフォーマットも、基地局装置によって、共通検索領域(CSS)に配置される。さらに、移動局装置がPUSCHをシングルアンテナポートで送信する際に用いられるDCIフォーマットも、基地局装置によって、共通検索領域(CSS)に配置される。例えば、DCIフォーマット1/1A、DCIフォーマット0は、基地局装置によって、共通検索領域(CSS)に配置される。すなわち、後述するDCIフォーマットAは、基地局装置によって、共通検索領域(CSS)に配置される。ここで、DCIフォーマット1/1A、DCIフォーマット0は、基地局装置によって、移動局装置固有検索領域(USS)にも配置される。

0054

また、ある(特定の)移動局装置宛てのPDCCHは、基地局装置によって、ある(特定の)移動局装置がPDCCHの検索(検出)を試みる移動局装置固有検索領域(USS:User equipment specific Search Space、UE specific Search Spaceとも呼称される)に配置される。

0055

例えば、DCIフォーマット1/1A、DCIフォーマット2、DCIフォーマット0、DCIフォーマット0Aは、基地局装置によって、移動局装置固有検索領域(USS)に配置される。すなわち、基地局装置がPDSCHをマルチポートで送信する際に用いられるDCIフォーマットは、基地局装置によって、移動局装置固有検索領域(USS)のみに配置される。さらに、移動局装置がPUSCHをマルチポートで送信する際に用いられるDCIフォーマットは、基地局装置によって、移動局装置固有検索領域(USS)のみに配置される。すなわち、後述するDCIフォーマットBは、基地局装置によって、移動局装置固有検索領域(USS)のみに配置される。

0056

また、DCIフォーマットは、同じビット数を持った複数のDCIフォーマット、異なるビット数を持った複数のDCIフォーマットを定義することができる。例えば、同じビット数を持った複数のDCIフォーマットには、それぞれのDCIフォーマットを識別するためのフラグが付与され、移動局装置は、付与されたフラグをチェックすることによって、それぞれのDCIフォーマットを識別することができる。また、例えば、移動局装置は、異なるビット数を持った複数のDCIフォーマットそれぞれに対して、異なるデコード処理を試みることによって、それぞれのDCIフォーマットを識別することができる。

0057

基地局装置は、DCIを基に生成した巡回冗長検査CRC:Cyclic Redundancy Check)符号を、RNTI(Radio Network Temporary Identity)でスクランブル(scramble)した系列をDCIに付与して、移動局装置へ送信する。移動局装置は、巡回冗長検査符号がいずれのRNTIでスクランブルされているかに応じて、DCIの解釈を変更する。例えば、移動局装置は、DCIが、基地局装置から割り当てられたC−RNTI(Cell-Radio Network Temporary Identity)によって巡回冗長検査符号がスクランブルされていた場合には、そのDCIを、自装置宛のDCIだと判断する。

0058

PDCCHは、移動局装置ごと、種別ごとに別々に符号化(Separate Coding)される。すなわち、移動局装置は、複数のPDCCHを検出して、下りリンクのリソース割り当てや、上りリンクのリソース割り当てや、その他の制御情報を取得する。各PDCCHには、巡回冗長検査符号が付与されており、移動局装置は、PDCCHが構成される可能性のあるCCEのセットのそれぞれに対して巡回冗長検査符号のチェックを行い、その結果から、自装置宛のPDCCHを取得する。

0059

移動局装置によるこの処理は、ブラインドデコーディング(blind decoding)とも呼称され、移動局装置が、ブラインドデコーディングを行うPDCCHが構成される可能性のあるCCEのセットの範囲は、検索領域(Search Space)と呼称される。すなわち、移動局装置は、検索領域内のCCEに対して、ブラインドデコーディングを行い、自装置宛のPDCCHの検出を行う。

0060

移動局装置は、自装置宛のPDCCHに、PDSCHのリソース割り当てが含まれる場合、基地局装置からのPDCCHによって指示されたリソース割り当てに応じて、PDSCHを使用して、下りリンク信号(下りリンクデータ(下りリンク共用チャネル(DL−SCH)に対するトランスポートブロック)および/または下りリンク制御データ(下りリンク制御情報)および/または下りリンク参照信号(DRS))を受信する。すなわち、このPDCCHは、下りリンクに対するリソース割り当てを行なう信号(以下、「下りリンク送信許可信号」、「下りリンクグラント」とも呼称する)とも言える。

0061

また、移動局装置は、自装置宛のPDCCHに、PUSCHのリソース割り当てが含まれる場合、基地局装置からのPDCCHによって指示されたリソース割り当てに応じて、PUSCHを使用して、上りリンク信号上りリンクデータ上りリンク共用チャネル(UL−SCH)に対するトランスポートブロック)および/または上りリンク制御データ(上りリンク制御情報)および/または上りリンク参照信号(URS))を送信する。すなわち、このPDCCHは、上りリンクに対するデータ送信許可する信号(以下、「上りリンク送信許可信号」、「上りリンクグラント」とも呼称する)とも言える。

0062

PDSCHは、下りリンクデータ(下りリンク共用チャネル(DL−SCH)に対するトランスポートブロック)またはページング情報ページングチャネル:PCH)を送信するために使用されるチャネルである。基地局装置は、PDCCHによって割り当てたPDSCHを使用して、下りリンクトランスポートブロック(下りリンク共用チャネル(DL−SCH)に対するトランスポートブロック)を移動局装置へ送信する。

0063

ここで、下りリンクデータとは、例えば、ユーザーデータを示しており、DL−SCHは、トランスポートチャネルである。DL−SCHでは、HARQ、動的適応無線リンク制御サポートされ、また、ビームフォーミング利用可能である。DL−SCHは、動的なリソース割り当て、および、準静的なリソース割り当てがサポートされる。

0064

PUSCHは、主に、上りリンクデータ(上りリンク共用チャネル(UL−SCH)に対するトランスポートブロック)を送信するために使用されるチャネルである。移動局装置は、基地局装置から送信されたPDCCHによって割り当てられたPUSCHを使用して、上りリンクトランスポートブロック(上りリンク共用チャネル(UL−SCH)に対するトランスポートブロック)を基地局装置へ送信する。また、基地局装置が、移動局装置をスケジューリングした場合には、上りリンク制御情報(UCI)もPUSCHを使用して送信される。

0065

ここで、上りリンクデータとは、例えば、ユーザーデータを示しており、UL−SCHは、トランスポートチャネルである。また、PUSCHは、時間領域、周波数領域によって定義される(構成される)物理チャネルである。UL−SCHでは、HARQ、動的適応無線リンク制御がサポートされ、また、ビームフォーミングを利用可能である。UL−SCHは、動的なリソース割り当て、および、準静的なリソース割り当てがサポートされる。

0066

ここで、上りリンクデータ(UL−SCH)および下りリンクデータ(DL−SCH)には、基地局装置と移動局装置の間でやり取りされる無線資源制御信号(以下、「RRCシグナリング:Radio Resource Control Signaling」と呼称する)が含まれていても良い。また、上りリンクデータ(UL−SCH)および下りリンクデータ(DL−SCH)には、基地局装置と移動局装置の間でやり取りされるMAC(Medium Access Control)コントロールエレメントが含まれていても良い。

0067

基地局装置と移動局装置は、RRCシグナリングを上位層無線リソース制御(Radio Resource Control)層)において送受信する。また、基地局装置と移動局装置は、MACコントロールエレメントを上位層(媒体アクセス制御(MAC:Medium Access Control)層)において送受信する。

0068

PUCCHは、上りリンク制御情報(UCI)を送信するために使用されるチャネルである。ここで、上りリンク制御情報には、チャネル状態情報(CSI)や、チャネル品質識別子(CQI)や、プレコーディングマトリックス識別子(PMI)や、ランク識別子(RI)が含まれる。また、上りリンク制御情報には、下りリンクトランスポートブロックに対するHARQにおけるACK/NACKを示す情報が含まれる。また、上りリンク制御情報には、移動局装置が上りリンクデータを送信するためのリソースの割り当てを要求する(UL−SCHでの送信を要求する)スケジューリング要求が含まれる。

0069

[基地局装置の構成]
図2は、本発明の実施形態に係る基地局装置100の概略構成を示すブロック図である。基地局装置100は、データ制御部101と、送信データ変調部102と、無線部103と、スケジューリング部104と、チャネル推定部105と、受信データ復調部106と、データ抽出部107と、上位層108と、アンテナ109と、を含んで構成される。また、無線部103、スケジューリング部104、チャネル推定部105、受信データ復調部106、データ抽出部107、上位層108およびアンテナ109で受信部を構成し、データ制御部101、送信データ変調部102、無線部103、スケジューリング部104、上位層108およびアンテナ109で送信部を構成している。

0070

アンテナ109、無線部103、チャネル推定部105、受信データ復調部106、データ抽出部107で上りリンクの物理層の処理を行なう。アンテナ109、無線部103、送信データ変調部102、データ制御部101で下りリンクの物理層の処理を行なう。

0071

データ制御部101は、スケジューリング部104からトランスポートチャネルを受信する。データ制御部101は、トランスポートチャネルと、物理層で生成される信号およびチャネルを、スケジューリング部104から入力されるスケジューリング情報に基づいて、物理チャネルにマッピングする。以上のようにマッピングされた各データは、送信データ変調部102へ出力される。

0072

送信データ変調部102は、送信データをOFDM方式に変調する。送信データ変調部102は、データ制御部101から入力されたデータに対して、スケジューリング部104からのスケジューリング情報や、各PRBに対応する変調方式および符号化方式に基づいて、データ変調、符号化、入力信号直列並列変換IFFT(Inverse Fast Fourier Transform:逆高速フーリエ変換)処理、CP(Cyclic Prefix)挿入、並びに、フィルタリングなどの信号処理を行ない、送信データを生成して、無線部103へ出力する。ここで、スケジューリング情報には、下りリンク物理リソースブロックPRB(Physical Resource Block)割り当て情報、例えば、周波数、時間から構成される物理リソースブロック位置情報が含まれ、各PRBに対応する変調方式および符号化方式には、例えば、変調方式:16QAM、符号化率:2/3コーディングレートなどの情報が含まれる。

0073

無線部103は、送信データ変調部102から入力された変調データを無線周波数アップコンバートして無線信号を生成し、アンテナ109を介して、移動局装置200に送信する。また、無線部103は、移動局装置200からの上りリンクの無線信号を、アンテナ109を介して受信し、ベースバンド信号ダウンコンバートして、受信データをチャネル推定部105と受信データ復調部106とに出力する。

0074

スケジューリング部104は、媒体アクセス制御(MAC:Medium Access Control)層の処理を行なう。スケジューリング部104は、論理チャネルとトランスポートチャネルのマッピング、下りリンクおよび上りリンクのスケジューリング(HARQ処理、トランスポートフォーマットの選択など)などを行なう。スケジューリング部104は、各物理層の処理部を統合して制御するため、スケジューリング部104と、アンテナ109、無線部103、チャネル推定部105、受信データ復調部106、データ制御部101、送信データ変調部102およびデータ抽出部107との間のインターフェースが存在する(ただし、図示しない)。

0075

スケジューリング部104は、下りリンクのスケジューリングでは、移動局装置200から受信した上りリンク信号(CSI、CQI、PMI、RIや、下りリンクトランスポートブロックに対するACK/NACKを示す情報や、スケジューリング要求や、参照信号など)や、各移動局装置使用可能なPRBの情報や、バッファ状況や、上位層108から入力されたスケジューリング情報などに基づいて、各データを変調するための下りリンクのトランスポートフォーマット(送信形態、すなわち、物理リソースブロックの割り当ておよび変調方式および符号化方式など)の選定処理およびHARQにおける再送制御および下りリンクに使用されるスケジューリング情報の生成を行なう。これら下りリンクのスケジューリングに使用されるスケジューリング情報は、データ制御部101へ出力される。

0076

また、スケジューリング部104は、上りリンクのスケジューリングでは、チャネル推定部105が出力する上りリンクのチャネル状態(無線伝搬路状態)の推定結果、移動局装置200からのリソース割り当て要求、各移動局装置200の使用可能なPRBの情報、上位層108から入力されたスケジューリング情報などに基づいて、各データを変調するための上りリンクのトランスポートフォーマット(送信形態、すなわち、物理リソースブロックの割り当ておよび変調方式および符号化方式など)の選定処理および上りリンクのスケジューリングに使用されるスケジューリング情報の生成を行なう。これら上りリンクのスケジューリングに使用されるスケジューリング情報は、データ制御部101へ出力される。

0077

また、スケジューリング部104は、上位層108から入力された下りリンクの論理チャネルをトランスポートチャネルにマッピングし、データ制御部101へ出力する。また、スケジューリング部104は、データ抽出部107から入力された上りリンクで取得した制御データとトランスポートチャンネルを、必要に応じて処理した後、上りリンクの論理チャネルにマッピングし、上位層108へ出力する。

0078

チャネル推定部105は、上りリンクデータの復調のために、復調参照信号(DRS:Demodulation Reference Signal)から上りリンクのチャネル状態を推定し、その推定結果を受信データ復調部106に出力する。また、上りリンクのスケジューリングを行なうために、サウンディング参照信号(SRS:Sounding Reference Signal)から上りリンクのチャネル状態を推定し、その推定結果をスケジューリング部104に出力する。

0079

受信データ復調部106は、OFDM方式、および/または、SC−FDMA方式に変調された受信データを復調するOFDM復調部および/またはDFT−Spread−OFDM(DFT−S−OFDM)復調部を兼ねている。受信データ復調部106は、チャネル推定部105から入力された上りリンクのチャネル状態推定結果に基づいて、無線部103から入力された変調データに対し、DFT変換、サブキャリアマッピング、IFFT変換、フィルタリング等の信号処理を行なって、復調処理を施し、データ抽出部107に出力する。

0080

データ抽出部107は、受信データ復調部106から入力されたデータに対して、正誤を確認するとともに、確認結果(ACKまたはNACK)をスケジューリング部104に出力する。また、データ抽出部107は、受信データ復調部106から入力されたデータからトランスポートチャネルと物理層の制御データとに分離して、スケジューリング部104に出力する。分離された制御データには、移動局装置200から送信されたCSI、CQI、PMI、RIや、下りリンクトランスポートブロックに対するACK/NACKを示す情報や、スケジューリング要求などが含まれている。

0081

上位層108は、パケットデータ統合プロトコル(PDCP:Packet Data Convergence Protocol)層、無線リンク制御(RLC:Radio Link Control)層、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)層の処理を行なう。上位層108は、下位層の処理部を統合して制御するため、上位層108と、スケジューリング部104、アンテナ109、無線部103、チャネル推定部105、受信データ復調部106、データ制御部101、送信データ変調部102およびデータ抽出部107との間のインターフェースが存在する(ただし、図示しない)。

0082

上位層108は、無線リソース制御部110(制御部とも言う。)を有している。また、無線リソース制御部110は、各種設定情報の管理、システム情報の管理、ページング制御、各移動局装置の通信状態の管理、ハンドオーバーなどの移動管理、移動局装置ごとのバッファ状況の管理、ユニキャストおよびマルチキャストベアラ接続設定の管理、移動局識別子(UEID)の管理などを行なっている。上位層108は、別の基地局装置への情報および上位ノードへの情報の授受を行なう。

0083

[移動局装置の構成]
図3は、本発明の実施形態に係る移動局装置200の概略構成を示すブロック図である。移動局装置200は、データ制御部201と、送信データ変調部202と、無線部203と、スケジューリング部204と、チャネル推定部205と、受信データ復調部206と、データ抽出部207と、上位層208、アンテナ209と、を含んで構成されている。また、データ制御部201、送信データ変調部202、無線部203、スケジューリング部204、上位層208、アンテナ209で送信部を構成し、無線部203、スケジューリング部204、チャネル推定部205、受信データ復調部206、データ抽出部207、上位層208、アンテナ209で受信部を構成している。

0084

データ制御部201、送信データ変調部202、無線部203、で上りリンクの物理層の処理を行なう。無線部203、チャネル推定部205、受信データ復調部206、データ抽出部207、で下りリンクの物理層の処理を行なう。

0085

データ制御部201は、スケジューリング部204からトランスポートチャネルを受信する。トランスポートチャネルと、物理層で生成される信号およびチャネルを、スケジューリング部204から入力されるスケジューリング情報に基づいて、物理チャネルにマッピングする。このようにマッピングされた各データは、送信データ変調部202へ出力される。

0086

送信データ変調部202は、送信データをOFDM方式、および/または、SC−FDMA方式に変調する。送信データ変調部202は、データ制御部201から入力されたデータに対し、データ変調、DFT(離散フーリエ変換)処理、サブキャリアマッピング、IFFT(逆高速フーリエ変換)処理、CP挿入、フィルタリングなどの信号処理を行ない、送信データを生成して、無線部203へ出力する。

0087

無線部203は、送信データ変調部202から入力された変調データを無線周波数にアップコンバートして無線信号を生成し、アンテナ209を介して、基地局装置100に送信する。また、無線部203は、基地局装置100からの下りリンクのデータで変調された無線信号を、アンテナ209を介して受信し、ベースバンド信号にダウンコンバートして、受信データを、チャネル推定部205および受信データ復調部206に出力する。

0088

スケジューリング部204は、媒体アクセス制御(MAC:Medium Access Control)層の処理を行なう。スケジューリング部204は、論理チャネルとトランスポートチャネルのマッピング、下りリンクおよび上りリンクのスケジューリング(HARQ処理、トランスポートフォーマットの選択など)などを行なう。スケジューリング部204は、各物理層の処理部を統合して制御するため、スケジューリング部204と、アンテナ209、データ制御部201、送信データ変調部202、チャネル推定部205、受信データ復調部206、データ抽出部207および無線部203との間のインターフェースが存在する(ただし、図示しない)。

0089

スケジューリング部204は、下りリンクのスケジューリングでは、基地局装置100や上位層208からのスケジューリング情報(トランスポートフォーマットやHARQ再送情報)などに基づいて、トランスポートチャネルおよび物理信号および物理チャネルの受信制御、HARQ再送制御および下りリンクのスケジューリングに使用されるスケジューリング情報の生成を行なう。これら下りリンクのスケジューリングに使用されるスケジューリング情報は、データ制御部201へ出力される。

0090

スケジューリング部204は、上りリンクのスケジューリングでは、上位層208から入力された上りリンクのバッファ状況、データ抽出部207から入力された基地局装置100からの上りリンクのスケジューリング情報(トランスポートフォーマットやHARQ再送情報など)、および、上位層208から入力されたスケジューリング情報などに基づいて、上位層208から入力された上りリンクの論理チャネルをトランスポートチャネルにマッピングするためのスケジューリング処理および上りリンクのスケジューリングに使用されるスケジューリング情報の生成を行なう。なお、上りリンクのトランスポートフォーマットについては、基地局装置100から通知された情報を利用する。これらスケジューリング情報は、データ制御部201へ出力される。

0091

また、スケジューリング部204は、上位層208から入力された上りリンクの論理チャネルをトランスポートチャネルにマッピングし、データ制御部201へ出力する。また、スケジューリング部204は、チャネル推定部205から入力されたCSIや、CQIや、PMIや、RIや、データ抽出部207から入力されたCRCチェックの確認結果についても、データ制御部201へ出力する。また、スケジューリング部204は、データ抽出部207から入力された下りリンクで取得した制御データとトランスポートチャネルを、必要に応じて処理した後、下りリンクの論理チャネルにマッピングし、上位層208へ出力する。

0092

チャネル推定部205は、下りリンクデータの復調のために、復調参照信号から下りリンクのチャネル状態を推定し、その推定結果を受信データ復調部206に出力する。また、チャネル推定部205は、基地局装置100に下りリンクのチャネル状態(無線伝搬路状態、CSI、CQI、PMI、RI)の推定結果を通知するために、下りリンク参照信号から下りリンクのチャネル状態を推定し、この推定結果を、例えば、CSIや、CQIや、PMIや、RIとして、スケジューリング部204に出力する。

0093

受信データ復調部206は、OFDM方式に変調された受信データを復調する。受信データ復調部206は、チャネル推定部205から入力された下りリンクのチャネル状態推定結果に基づいて、無線部203から入力された変調データに対して、復調処理を施し、データ抽出部207に出力する。

0094

データ抽出部207は、受信データ復調部206から入力されたデータに対して、CRCチェックを行ない、正誤を確認するとともに、確認結果(ACKまたはNACKを示す情報)をスケジューリング部204に出力する。また、データ抽出部207は、受信データ復調部206から入力されたデータからトランスポートチャネルと物理層の制御データに分離して、スケジューリング部204に出力する。分離された制御データには、下りリンクまたは上りリンクのリソース割り当てや上りリンクのHARQ制御情報などのスケジューリング情報が含まれている。

0095

上位層208は、パケットデータ統合プロトコル(PDCP:Packet Data Convergence Protocol)層、無線リンク制御(RLC:Radio Link Control)層、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)層の処理を行なう。上位層208は、下位層の処理部を統合して制御するため、上位層208と、スケジューリング部204、アンテナ209、データ制御部201、送信データ変調部202、チャネル推定部205、受信データ復調部206、データ抽出部207および無線部203との間のインターフェースが存在する(ただし、図示しない)。

0096

上位層208は、無線リソース制御部210(制御部とも言う)を有している。無線リソース制御部210は、各種設定情報の管理、システム情報の管理、ページング制御、自局の通信状態の管理、ハンドオーバーなどの移動管理、バッファ状況の管理、ユニキャストおよびマルチキャストベアラの接続設定の管理、移動局識別子(UEID)の管理を行なう。

0097

(第1の実施形態)
次に、基地局装置100および移動局装置200を用いた移動通信システムにおける第1の実施形態を説明する。第1の実施形態では、基地局装置は、SRSに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナポート送信を指示する情報を含むDCIフォーマットを移動局装置へ通知し、移動局装置は、情報に従って、シングルアンテナポートまたはマルチアンテナに対するSRSを基地局装置へ送信する。

0098

また、基地局装置は、SRSに対するシングルアンテナポート送信を指示する情報を含むDCIフォーマットを移動局装置へ通知し、移動局装置は、情報に従って、シングルアンテナポートに対するSRSを前記基地局装置へ送信する。

0099

また、基地局装置は、SRSに対するマルチアンテナ送信を指示する情報を含むDCIフォーマットを移動局装置へ通知し、移動局装置は、情報に従って、マルチアンテナに対するSRSを基地局装置へ送信する。

0100

この際、基地局装置は、移動局装置に対して、DCIフォーマットを使用してSRSの送信を指示(要求、トリガ)し、移動局装置は、基地局装置からのDCIフォーマットに従って、非周期的にSRS(A−SRS)を基地局装置へ送信する。例えば、基地局装置は、DCIフォーマットにSRSの送信指示を含めて移動局装置へ通知することによって、移動局装置に対して、SRSの送信を指示することができる。また、例えば、移動局装置は、基地局装置からのDCIフォーマットにSRSの送信指示が含まれている場合には、非周期的にSRS(A−SRS)を基地局装置へ送信することができる。以下、非周期的なSRS(A−SRS)の送信を、単に、SRSの送信とも記載する。

0101

図4は、第1の実施形態におけるSRSの送信の例を示す図である。ここで、第1の実施形態は、上述した周波数集約(対称周波数帯域集約、非対称周波数帯域集約)された移動通信システムに対しても適用可能である。図4において、横軸サブフレーム(時間)を示している。図4では、例として、サブフレームn−2からサブフレームn+20のサブフレームを示している。

0102

図4は、基地局装置が、物理チャネル(例えば、PDSCH)をマルチアンテナポートで移動局装置へ送信することを設定した際の動作に対して適用可能である。図4において、例えば、基地局装置は、RRCシグナリングを使用して物理チャネル(例えば、PDSCH)の送信モード(送信スキーム)を設定することによって、物理チャネル(例えば、PDSCH)をマルチアンテナポートで移動局装置へ送信することを通知することができる。

0103

また、図4は、基地局装置が、物理チャネル(例えば、PUSCH)をマルチアンテナポートで基地局装置へ送信することを設定した際の動作に対しても適用可能である。図4において、例えば、基地局装置は、RRCシグナリングを使用して物理チャネル(例えば、PUSCH)の送信モード(送信スキーム)を設定することによって、物理チャネル(例えば、PUSCH)をマルチアンテナポートで基地局装置へ送信することを通知することができる。

0104

また、図4では、基地局装置が、SRSサブフレームとして、サブフレームn−2、サブフレームn、サブフレームn+2、サブフレームn+4、サブフレームn+6、サブフレームn+8、サブフレームn+10、サブフレームn+12、サブフレームn+14、サブフレームn+16、サブフレームn+18、サブフレームn+20を移動局装置へ設定していることを示している。SRSサブフレームに関しては、後述する。

0105

図4において、基地局装置は、移動局装置に対して、DCIフォーマットを使用してSRSの送信を指示(要求、トリガ)し、移動局装置は、基地局装置からのDCIフォーマットに従って、非周期的にSRS(A−SRS)を基地局装置へ送信する。

0106

例えば、図4において、基地局装置は、PDSCHをシングルアンテナポートで送信するためにのみ用いられるDCIフォーマットを使用して、移動局装置に対して、SRSの送信を指示することができる。例えば、基地局装置は、PDSCHをシングルアンテナポートで送信するためにのみ用いられるDCIフォーマットに、SRSの送信指示を含めて移動局装置へ通知することによって、移動局装置に対して、SRSの送信を指示することができる。

0107

すなわち、基地局装置は、上述したような、DCIフォーマット1/1A(DCIフォーマット1/1Aと同様のDCIフォーマットでも良い)を使用して、移動局装置に対して、SRSの送信を指示することができる。

0108

また、例えば、基地局装置は、移動局装置がPUSCHをシングルアンテナポートで送信するためにのみ用いられるDCIフォーマットを使用して、移動局装置に対して、SRSの送信を指示することができる。例えば、基地局装置は、移動局装置がPUSCHをシングルアンテナポートで送信するためにのみ用いられるDCIフォーマットに、SRSの送信指示を含めて移動局装置へ通知することによって、移動局装置に対して、SRSの送信を指示することができる。

0109

すなわち、基地局装置は、上述したような、DCIフォーマット0(DCIフォーマット0と同様のDCIフォーマットでも良い)を使用して、移動局装置に対して、SRSの送信を指示することができる。

0110

以下、簡単のために、この下りリンク/上りリンクの物理チャネル(PDSCH/PUSCH)をシングルアンテナポートで送信するためにのみ用いられるDCIフォーマット(DCIフォーマット1/1A、DCIフォーマット1/1Aと同様のDCIフォーマット、DCIフォーマット0、DCIフォーマット0と同様のDCIフォーマット)を、DCIフォーマットAと呼称する。

0111

すなわち、DCIフォーマットAは、基地局装置が、PDSCHをシングルアンテナポートで送信するためにのみ用いられる(以下、このDCIフォーマットAを、下りリンクに対するDCIフォーマットAとも呼称する)。また、DCIフォーマットAは、移動局装置が、PUSCHをシングルアンテナポートで送信するためにのみ用いられる(以下、このDCIフォーマットAを、上りリンクに対するDCIフォーマットAとも呼称する)。ここで、下りリンクに対するDCIフォーマットAは、基地局装置が、1つのPDSCHコードワードをスケジューリングするために使用される。また、上りリンクに対するDCIフォーマットAは、基地局装置が、1つのPUSCHコードワードをスケジューリングするために使用される。

0112

例えば、下りリンクに対するDCIフォーマットAで送信される下りリンク制御情報には、リソース割り当てタイプを示すリソース割り当てヘッダ情報(Resource allocation header)、PDSCHに対するリソース割り当て情報(Resource block assignment)、変調方式や符号化率を示すMCS情報(Modulation and Coding Scheme)、HARQのプロセスナンバーを示す情報(HARQ process number)、送信データが新データかどうかを識別するための情報(New data indicator)、再送用のパラメータを示す情報(Redundancy version)、PUCCHに対するTPCコマンド情報(TPC command for PUCCH)が含まれる。

0113

また、例えば、下りリンクに対するDCIフォーマットAで送信される下りリンク制御情報には、他のDCIフォーマットとの識別に使用される情報(Flag for format differentiation)、バーチャルリソースブロック割り当て方法の識別に使用される情報(Localized/DistributedVRB assignment flag)、パディングビット(Padding bit)が含まれる。

0114

すなわち、これらの下りリンク制御情報(下りリンク制御情報ビット)がマップされる情報フィールドが、下りリンクに対するDCIフォーマットAに定義される。

0115

また、例えば、上りリンクに対するDCIフォーマットAで送信される下りリンク制御情報には、他のDCIフォーマットとの識別に使用される情報(Flag for format differentiation)、ホッピングを伴う送信を指示する情報(Hoppingflag)、PUSCHに対するリソース割り当て情報(Resource block assignment)、変調方式や符号化率、再送用のパラメータを示す情報(Modulation and Coding Scheme and Redundancy version)、送信データが新データかどうかを識別するための情報(New data indicator)、スケジュールされたPUSCHに対するTPCコマンド(TPC command for scheduled PUSCH)情報、復調参照信号に施されるサイクリックシフトを示す情報(Cyclic shift forDMRS)、CQIの送信要求情報(CQI request)、パディングビット(Padding bit)が含まれる。

0116

すなわち、これらの下りリンク制御情報(下りリンク制御情報ビット)がマップされる情報フィールドが、上りリンクに対するDCIフォーマットAに定義される。

0117

基地局装置は、DCIフォーマットA(下りリンクに対するDCIフォーマットA、上りリンクに対するDCIフォーマットA)にSRSの送信指示を含めて移動局装置へ送信し、移動局装置に対して、SRSの送信を指示することができる。

0118

ここで、基地局装置によるSRSの送信指示は、例えば、DCIフォーマットAに、SRSの送信指示に対する情報フィールド(例えば、1ビットの情報フィールド)を定義することによって、実現することができる。

0119

また、SRSの送信指示は、上述したような、下りリンクに対するDCIフォーマットAに含まれる情報フィールド(情報)の中の、ある特定の情報フィールド(情報)をある特定の値にセットすることによって、実現することができる。

0120

例えば、SRSの送信指示は、下りリンクに対するDCIフォーマットAに含まれるFlag for format differentiationを“0”に、Localized/DistributedVRB assignment flagを“1”にセットすることによって、実現することができる。また、この際、下りリンクに対するDCIフォーマットAに含まれる残りの情報フィールド(ある特定の情報フィールド以外の情報フィールド)を、移動局装置が、SRSを送信するための情報フィールド(移動局装置が、SRSを送信する際に使用するA−SRSパラメータがマップされる情報フィールド)として使用することもできる。

0121

また、例えば、SRSの送信指示は、上述したような、上りリンクに対するDCIフォーマットAに含まれる情報フィールド(情報)の中の、ある特定の情報フィールド(情報)をある特定の値にセットすることによって、実現することができる。

0122

例えば、SRSの送信指示は、上りリンクに対するDCIフォーマットAに含まれるFlag for format differentiationを“0”に、Resource block assignmentを“1”に設定することによって、実現することができる。また、この際、上りリンクに対するDCIフォーマットAに含まれる残りの情報フィールド(ある特定の情報フィールド以外の情報フィールド)を、SRSを送信するための情報フィールド(移動局装置が、SRSを送信する際に使用するA−SRSパラメータがマップされる情報フィールド)として使用することもできる。

0123

ここで、DCIフォーマットA(下りリンクに対するDCIフォーマットA、上りリンクに対するDCIフォーマットA)に含まれるどの情報フィールド(どの情報)をどの値にセットした際に、SRSの送信指示を示すのかは、仕様等によって事前に定義され、基地局装置と移動局装置の間で、既知とすることができる。

0124

移動局装置は、事前に定義された情報フィールドがある特定の値にセットされているかどうかに応じて、例えば、下りリンク/上りリンクに対するスケジューリングを指示しているのか、SRSの送信を指示しているのかを認識する。すなわち、移動局装置は、事前に定義された情報フィールドがある特定の値にセットされているかどうかに応じて、DCIフォーマットAに含まれる情報フィールドの解釈を変更する。

0125

すなわち、図4において、基地局装置は、DCIフォーマットAに、SRSの送信指示を明示的に(explicitly)含めて移動局装置へ通知し(例えば、SRSの送信を指示する1ビットの情報を移動局装置へ通知し)、移動局装置に対して、SRSの送信を指示することができる。また、基地局装置は、DCIフォーマットAに含まれるある特定の情報フィールドをある特定の値にセットすることによって、SRSの送信指示を暗示的に(implicitly)移動局装置へ通知し、移動局装置に対して、SRSの送信を指示することができる。

0126

また、図4において、基地局装置は、PDSCHをマルチアンテナポートで送信するために用いられるDCIフォーマットを使用して、移動局装置に対して、SRSの送信を指示することができる。例えば、基地局装置は、PDSCHをマルチアンテナポートで送信するために用いられるDCIフォーマットに、SRSの送信指示を含めて移動局装置へ通知することによって、移動局装置に対して、SRSの送信を指示することができる。

0127

すなわち、基地局装置は、上述したようなDCIフォーマット2(DCIフォーマット2と同様のDCIフォーマットでも良い)を使用して、移動局装置に対して、SRSの送信を指示することができる。

0128

また、例えば、基地局装置は、移動局装置が、PUSCHをマルチアンテナポートで送信するために用いられるDCIフォーマットを使用して、移動局装置に対して、SRSの送信を指示することができる。例えば、基地局装置は、移動局装置が、PUSCHをマルチアンテナポートで送信するために用いられるDCIフォーマットに、SRSの送信指示を含めて移動局装置へ通知することによって、移動局装置に対して、SRSの送信を指示することができる。

0129

すなわち、基地局装置は、上述したようなDCIフォーマット0A(DCIフォーマット0Aと同様のDCIフォーマットでも良い)を使用して、移動局装置に対して、SRSの送信を指示することができる。

0130

以下、簡単のために、この下りリンク/上りリンクの物理チャネル(PDSCH/PUSCH)をマルチアンテナポートで送信するために用いられるDCIフォーマット(DCIフォーマット2、DCIフォーマット2と同様のDCIフォーマット、DCIフォーマット0A、DCIフォーマット0Aと同様のDCIフォーマット)を、DCIフォーマットBと呼称する。

0131

すなわち、DCIフォーマットBは、基地局装置が、PDSCHをマルチアンテナポートで送信するために用いられる(以下、このDCIフォーマットBを、下りリンクに対するDCIフォーマットBとも呼称する)。また、DCIフォーマットBは、移動局装置が、PUSCHをマルチアンテナポートで送信するために用いられる(以下、このDCIフォーマットBを、上りリンクに対するDCIフォーマットBとも呼称する)。ここで、下りリンクに対するDCIフォーマットBは、基地局装置が、2つの(複数の)PDSCHコードワードをスケジューリングするために使用される。また、上りリンクに対するDCIフォーマットBは、基地局装置が、2つ(複数の)のPUSCHコードワードをスケジューリングするために使用される。

0132

ここで、下りリンクに対するDCIフォーマットBは、基地局装置が、PDSCHをシングルアンテナポートで送信するために使用されても良い。また、上りリンクに対するDCIフォーマットBは、移動局装置が、PUSCHをシングルアンテナポートで送信するために使用されても良い。

0133

例えば、下りリンクに対するDCIフォーマットBで送信される下りリンク制御情報には、リソース割り当てタイプを示すリソース割り当てヘッダ情報(Resource allocation header)、PDSCHに対するリソース割り当て情報(Resource block assignment)、2つの(複数の)コードワード(トランスポートブロックとも言える)それぞれに対する変調方式や符号化率を示すMCS情報(Modulation and Coding Scheme)、HARQのプロセスナンバーを示す情報(HARQ process number)、2つの(複数の)コードワードそれぞれに対して送信データが新データかどうかを識別するための情報(New data indicator)、2つの(複数の)コードワードそれぞれに対する再送用のパラメータを示す情報(Redundancy version)、2つの(複数の)コードワードがマップされるレイヤに施される前処理情報プレコーディング情報、precoding information)、PUCCHに対するTPCコマンド情報(TPC command for PUCCH)が含まれる。

0134

すなわち、これらの下りリンク制御情報(下りリンク制御情報ビット)がマップされる情報フィールドが、下りリンクに対するDCIフォーマットBに定義される。

0135

また、例えば、上りリンクに対するDCIフォーマットBで送信される下りリンク制御情報には、他のDCIフォーマットとの識別に使用される情報(Flag for format differentiation)、ホッピングを伴う送信を指示する情報(Hoppingflag)、PUSCHに対するリソース割り当て情報(Resource block assignment)、2つの(複数の)コードワード(トランスポートブロックとも言える)それぞれに対する変調方式や符号化率、再送用のパラメータを示す情報(Modulation and Coding Scheme and Redundancy version)、2つの(複数の)コードワードそれぞれに対して送信データが新データかどうかを識別するための情報(New data indicator)、スケジュールされたPUSCHに対するTPCコマンド(TPC command for scheduled PUSCH)情報、2つの(複数の)コードワードがマップされるレイヤごとに送信される復調参照信号に施されるサイクリックシフトを示す情報(Cyclic shift forDMRS)、2つの(複数の)コードワードがマップされるレイヤに施される前処理情報(プレコーディング情報、precoding information)、CQIの送信要求情報(CQI request)、パディングビット(Padding bit)が含まれる。

0136

すなわち、これらの下りリンク制御情報(下りリンク制御情報ビット)がマップされる情報フィールドが、上りリンクに対するDCIフォーマットBに定義される。

0137

基地局装置は、DCIフォーマットB(下りリンクに対するDCIフォーマットB、上りリンクに対するDCIフォーマットB)にSRSの送信指示を含めて移動局装置へ送信し、移動局装置に対して、SRSの送信を指示することができる。

0138

ここで、基地局装置によるSRSの送信指示は、例えば、DCIフォーマットBに、SRSの送信指示に対する情報フィールド(例えば、1ビットの情報フィールド)を定義することによって、実現することができる。

0139

また、SRSの送信指示は、上述したような、下りリンクに対するDCIフォーマットBに含まれる情報フィールド(情報)の中の、ある特定の情報フィールド(情報)をある特定の値にセットすることによって、実現することができる。

0140

例えば、SRSの送信指示は、下りリンクに対するDCIフォーマットBに含まれるFlag for format differentiationを“0”に、Localized/DistributedVRB assignment flagを“1”にセットすることによって、実現することができる。また、この際、下りリンクに対するDCIフォーマットBに含まれる残りの情報フィールド(ある特定の情報フィールド以外の情報フィールド)を、移動局装置が、SRSを送信するための情報フィールド(移動局装置が、SRSを送信する際に使用するA−SRSパラメータがマップされる情報フィールド)として使用することもできる。

0141

また、例えば、SRSの送信指示は、上述したような、上りリンクに対するDCIフォーマットBに含まれる情報フィールド(情報)の中の、ある特定の情報フィールド(情報)をある特定の値にセットすることによって、実現することができる。

0142

例えば、SRSの送信指示は、上りリンクに対するDCIフォーマットBに含まれるFlag for format differentiationを“0”に、Resource block assignmentを“1”に設定することによって、実現することができる。また、この際、上りリンクに対するDCIフォーマットBに含まれる残りの情報フィールド(ある特定の情報フィールド以外の情報フィールド)を、SRSを送信するための情報フィールド(移動局装置が、SRSを送信する際に使用するA−SRSパラメータがマップされる情報フィールド)として使用することもできる。

0143

ここで、DCIフォーマットB(下りリンクに対するDCIフォーマットB、上りリンクに対するDCIフォーマットB)に含まれるどの情報フィールド(どの情報)をどの値にセットした際に、SRSの送信指示を示すのかは、仕様等によって事前に定義され、基地局装置と移動局装置の間で、既知とすることができる。

0144

移動局装置は、事前に定義された情報フィールドがある特定の値にセットされているかどうかに応じて、例えば、下りリンク/上りリンクに対するスケジューリングを指示しているのか、SRSの送信を指示しているのかを認識する。すなわち、移動局装置は、事前に定義された情報フィールドがある特定の値にセットされているかどうかに応じて、DCIフォーマットBに含まれる情報フィールドの解釈を変更する。

0145

すなわち、図4において、基地局装置は、DCIフォーマットBに、SRSの送信指示を明示的に(explicitly)含めて移動局装置へ通知し(例えば、SRSの送信を指示する1ビットの情報を移動局装置へ通知し)、移動局装置に対して、SRSの送信を指示することができる。また、基地局装置は、DCIフォーマットBに含まれるある特定の情報フィールドをある特定の値にセットすることによって、SRSの送信指示を暗示的に(implicitly)移動局装置へ通知し、移動局装置に対して、SRSの送信を指示することができる。

0146

基地局装置によってA−SRSの送信が指示された移動局装置は、非周期的にSRS(A−SRS)を基地局装置へ送信する。例えば、移動局装置は、基地局装置からSRSの送信指示を含むDCIフォーマットを受信したサブフレームから所定後のサブフレーム(例えば、4サブフレーム後のサブフレーム)で、SRSを送信する。

0147

また、例えば、移動局装置は、基地局装置からSRSの送信指示を含むDCIフォーマットを受信したサブフレームよりも後のSRSサブフレーム(SRSを送信可能なサブフレーム)で、SRSを送信することができる。例えば、移動局装置は、基地局装置からSRSの送信指示を含むDCIフォーマットを受信したサブフレームから所定後のサブフレームに最も近いSRSサブフレーム(例えば、DCIフォーマットを受信したサブフレームから4サブフレーム後のサブフレームに最も近い(最初の)SRSサブフレーム)で、SRSを送信することができる。

0148

図4は、移動局装置が、基地局装置からSRSの送信指示を含むDCIフォーマットを受信したサブフレームから4サブフレーム後のサブフレームに最も近い(最初の)SRSサブフレームで、SRSを送信していることを示している。

0149

ここで、基地局装置は、移動局装置に対して、SRSサブフレーム(SRSを送信可能なサブフレーム)を、セル固有(cell-specifically)に設定することができる。また、基地局装置は、移動局装置に対して、SRSサブフレームを、移動局装置固有(UE-specifically)に設定することができる。例えば、基地局装置は、SRSサブフレームを、報知情報を使用して、セル固有に、移動局装置へ設定することができる。また、基地局装置は、SRSサブフレームを、RRCシグナリングを使用して、移動局装置固有に、移動局装置へ設定することができる。

0150

また、基地局装置は、移動局装置が、非周期的にSRS(A−SRS)を送信する際に使用するパラメータ(A−SRSパラメータ)を、移動局装置に対して設定することができる。例えば、基地局装置は、A−SRSパラメータを、RRCシグナリングを使用して、移動局装置固有に、移動局装置へ設定することができる。また、上述したように、基地局装置は、DCIフォーマットにA−SRSパラメータを含めて、移動局装置へ通知することができる。

0151

ここで、A−SRSパラメータには、移動局装置が、SRSを送信する際の送信帯域幅(SRS送信帯域幅)を指示する情報が含まれる。また、A−SRSパラメータには、移動局装置が、SRSを送信する際に移動局装置間または信号(SRS)間の直交性を維持するために使用されるサイクリックシフト(CS:Cyclic Shit)を指示する情報が含まれる。また、A−SRSパラメータには、移動局装置が、SRSを送信する際にSRSを配置する周波数位置周波数割り当て位置)を指示する情報が含まれる。また、A−SRSパラメータには、移動局装置が、SRSを送信する際のTPCコマンド(送信電力制御情報)が含まれる。

0152

ここで、A−SRSパラメータは、基地局装置によって、複数のアンテナポート毎(複数のアンテナ毎でも良い)に独立に設定されても良い。例えば、基地局装置は、移動局装置が、マルチアンテナポートに対するSRSを送信する際に使用するA−SRSパラメータを、それぞれのアンテナポート毎(それぞれのアンテナ毎でも良い)に独立に設定することができる。また、基地局装置は、移動局装置が、シングルアンテナポートに対するSRSを送信する際に使用するA−SRSパラメータを独立に設定することができる。

0153

例えば、基地局装置は、移動局装置が、4つのアンテナポートに対するSRSを送信する際のA−SRSパラメータとして、アンテナポート#1に対するA−SRSパラメータ、アンテナポート#2に対するA−SRSパラメータ、アンテナポート#3に対するA−SRSパラメータ、アンテナポート#4に対するA−SRSパラメータ、シングルアンテナポートに対するSRSを送信する際のA−SRSパラメータを独立に設定することができる。

0154

移動局装置は、基地局装置によって独立に設定されたA−SRSパラメータに従って、SRSを基地局装置へ送信する。例えば、移動局装置は、マルチアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信する際には、複数のアンテナポート毎に独立に設定されたA−SRSパラメータに従って、それぞれのアンテナポートに対するSRSを送信する。また、移動局装置は、シングルアンテナポートに対するSRSを送信する際には、独立に設定されたA−SRSパラメータに従って、シングルアンテナポートに対するSRSを送信する。

0155

ここで、移動局装置は、シングルアンテナポートに対するSRSを送信する際に、複数のアンテナポート毎に独立に設定されたいずれかのA−SRSパラメータを使用しても良い。例えば、移動局装置は、シングルアンテナポートに対するSRSを送信する際に、アンテナポート#1に対するA−SRSパラメータ、アンテナポート#2に対するA−SRSパラメータ、アンテナポート#3に対するA−SRSパラメータ、アンテナポート#4に対するA−SRSパラメータのいずれかのA−SRSパラメータを使用することができる。

0156

移動局装置が、シングルアンテナポートに対するSRSを送信する際に、複数のアンテナポート毎に独立に設定されたいずれかのA−SRSパラメータを使用することによって、基地局装置が、シングルアンテナポートでSRSを送信する際のA−SRSパラメータを設定する必要がなくなり(複数のアンテナポート毎に独立に設定されたいずれかのA−SRSパラメータとシングルアンテナポートでSRSを送信する際のA−SRSパラメータを共有化することができ)、無線リソースをより効率的に使用してA−SRSパラメータを設定することができる。

0157

図4において、基地局装置は、DCIフォーマットAにSRSの送信指示を含めて移動局装置へ通知する。ここで、基地局装置は、DCIフォーマットAにSRSに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナポート送信を指示する情報を含めて移動局装置へ通知することができる。すなわち、基地局装置は、DCIフォーマットAに、SRSの送信指示、および、SRSに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナポート送信を指示する情報を含めて移動局装置へ通知することができる。

0158

例えば、基地局装置は、SRSに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナポート送信を指示する情報として、1ビットの情報を移動局装置へ通知することができる。また、例えば、基地局装置は、上述したように、DCIフォーマットAに含まれるある特定の情報(情報フィールド)の解釈を変更させることによって、移動局装置に対して、SRSに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナポート送信を指示することができる。

0159

基地局装置によって、SRSの送信指示、および、SRSに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナポート送信を指示する情報を含むDCIフォーマットAを通知された移動局装置は、シングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信する。すなわち、基地局装置によって、SRSの送信指示、および、SRSに対するシングルアンテナポート送信を指示する情報を含むDCIフォーマットAを通知された移動局装置は、シングルアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信する。また、基地局装置によって、SRSの送信指示、および、SRSに対するマルチアンテナポート送信を指示する情報を含むDCIフォーマットAを通知された移動局装置は、マルチアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信する。

0160

同様に、図4において、基地局装置は、DCIフォーマットBにSRSの送信指示を含めて移動局装置へ通知する。ここで、基地局装置は、DCIフォーマットBにSRSに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナポート送信を指示する情報を含めて移動局装置へ通知することができる。すなわち、基地局装置は、DCIフォーマットBに、SRSの送信指示、および、SRSに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナポート送信を指示する情報を含めて移動局装置へ通知することができる。

0161

例えば、基地局装置は、SRSに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナポート送信を指示する情報として、1ビットの情報を移動局装置へ通知することができる。また、例えば、基地局装置は、上述したように、DCIフォーマットBに含まれるある特定の情報(情報フィールド)の解釈を変更させることによって、移動局装置に対して、SRSに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナポート送信を指示することができる。

0162

基地局装置によって、SRSの送信指示、および、SRSに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナポート送信を指示する情報を含むDCIフォーマットBを通知された移動局装置は、シングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信する。すなわち、基地局装置によって、SRSの送信指示、および、SRSに対するシングルアンテナポート送信を指示する情報を含むDCIフォーマットBを通知された移動局装置は、シングルアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信する。また、基地局装置によって、SRSの送信指示、および、SRSに対するマルチアンテナポート送信を指示する情報を含むDCIフォーマットBを通知された移動局装置は、マルチアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信する。

0163

すなわち、図4において、基地局装置は、SRSの送信指示、および、SRSに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナポート送信を指示する情報を含むDCIフォーマット(DCIフォーマットAおよび/またはDCIフォーマットB)を移動局装置へ通知し、このDCIフォーマットを受信した移動局装置は、シングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信する。

0164

図4において、サブフレームn−2で、基地局装置は、SRSの送信指示、および、SRSに対するマルチアンテナポート送信を指示する情報を含むDCIフォーマットAを移動局装置へ通知する。このDCIフォーマットAを通知された移動局装置は、サブフレームn+2で、マルチアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信する。図4において、右上がり斜線(Tx#1)、網線(Tx#2)、横線(Tx#3)、左上がりの斜線(Tx#4)で示されるSRSは、移動局装置が、マルチアンテナポート(例えば、送信アンテナポートTx#1、送信アンテナポートTx#2、送信アンテナポートTx#3、送信アンテナポートTx#4)に対するSRSを基地局装置へ送信していることを示している。例えば、移動局装置は、マルチアンテナポート(例えば、送信アンテナポートTx#1、送信アンテナポートTx#2、送信アンテナポートTx#3、送信アンテナポートTx#4)に対するSRSを、サイクリックシフトを使用して多重し、基地局装置へ送信することができる。

0165

同様に、サブフレームn+3で、基地局装置は、SRSの送信指示、および、SRSに対するシングルアンテナポート送信を指示する情報を含むDCIフォーマットBを移動局装置へ通知する。このDCIフォーマットBを通知された移動局装置は、サブフレームn+8で、シングルアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信する。図4において、縦線(single antenna port)で示されるSRSは、移動局装置が、シングルアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信していることを示している。

0166

同様に、サブフレームn+9で、基地局装置は、SRSの送信指示、および、SRSに対するマルチアンテナポート送信を指示する情報を含むDCIフォーマットBを移動局装置へ通知する。このDCIフォーマットBを通知された移動局装置は、サブフレームn+14で、マルチアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信する。

0167

同様に、サブフレームn+14で、基地局装置は、SRSの送信指示、および、SRSに対するシングルアンテナポート送信を指示する情報を含むDCIフォーマットAを移動局装置へ通知する。このDCIフォーマットAを通知された移動局装置は、サブフレームn+18で、シングルアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信する。

0168

上記までに示したように、基地局装置が、SRSの送信指示、および、SRSに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナ送信を指示する情報を含むDCIフォーマット(DCIフォーマットAおよび/またはDCIフォーマットB)を移動局装置へ通知し、移動局装置が、シングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信することによって、移動局装置が、シングルアンテナポートに対するSRS送信とマルチアンテナポートに対するSRS送信を動的(ダイナミック)に切り替えることができる。

0169

移動局装置が、シングルアンテナポートに対するSRSとマルチアンテナポートに対するSRSを動的に切り替えて送信することによって、基地局装置は、移動局装置から送信されるSRSに基づいて、チャネル状態に適応した効率的なスケジューリングを行なうことができる。すなわち、基地局装置と移動局装置が、物理チャネルをシングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートで送受信する際に、基地局装置によって、効率的なスケジューリングを行なうことができる。

0170

(第2の実施形態)
次に、基地局装置100および移動局装置200を用いた移動通信システムにおける第2の実施形態を説明する。第2の実施形態では、基地局装置は、SRSの送信指示を含む下りリンク制御情報(DCI)を移動局装置へ通知し、移動局装置は、下りリンク制御情報(DCI)のフォーマットに対応して、シングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信する。

0171

また、基地局装置は、SRSの送信指示を含むDCIフォーマットを移動局装置へ通知し、移動局装置は、DCIフォーマットにSRSの送信指示が含まれている場合には、シングルアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信し、DCIフォーマットは、移動局装置がPUSCHをシングルアンテナポートで送信するためにのみ使用される。すなわち、このDCIフォーマットは、DCIフォーマットAである。

0172

また、基地局装置は、SRSの送信指示を含むDCIフォーマットを移動局装置へ通知し、移動局装置は、DCIフォーマットにSRSの送信指示が含まれている場合には、マルチアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信し、DCIフォーマットは、移動局装置がPUSCHをマルチアンテナポートで送信するために使用される。すなわち、このDCIフォーマットは、DCIフォーマットBである。

0173

また、基地局装置は、SRSの送信指示を含むDCIフォーマットを移動局装置へ通知し、移動局装置は、DCIフォーマットを共通検索領域(CSS)で検出した場合には、シングルアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信しても良い。すなわち、基地局装置によって、共通検索領域(CSS)に配置されるこのDCIフォーマットは、DCIフォーマットAである。

0174

ここで、基地局装置は、SRSの送信指示を含むDCIフォーマットを移動局装置へ通知し、移動局装置は、DCIフォーマットにSRSの送信指示が含まれている場合には、シングルアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信し、DCIフォーマットは、移動局装置がPUSCHをマルチアンテナポートで送信するために使用されても良い。すなわち、このDCIフォーマットは、DCIフォーマットBである。

0175

また、基地局装置は、SRSの送信指示を含むDCIフォーマットを移動局装置へ通知し、移動局装置は、DCIフォーマットにSRSの送信指示が含まれている場合には、マルチアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信し、DCIフォーマットは、移動局装置がPUSCHをシングルアンテナポートで送信するためにのみ使用されても良い。すなわち、このDCIフォーマットは、DCIフォーマットAである。

0176

また、基地局装置は、SRSの送信指示を含むDCIフォーマットを移動局装置へ通知し、移動局装置は、DCIフォーマットを共通検索領域(CSS)で検出した場合には、マルチアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信しても良い。すなわち、基地局装置によって、共通検索領域(CSS)に配置されるこのDCIフォーマットは、DCIフォーマットAである。

0177

図5は、第2の実施形態におけるSRSの送信の例を示す図である。ここで、第2の実施形態は、第1の実施形態と同様に周波数集約(対称周波数帯域集約、非対称周波数帯域集約)された移動通信システムに対しても適用可能である。図5において、横軸はサブフレーム(時間)を示している。図5では、例として、サブフレームn−2からサブフレームn+20のサブフレームを示している。

0178

また、図5は、図4と同様に、基地局装置が、物理チャネル(例えば、PDSCH)をマルチアンテナポートで移動局装置へ送信することを設定した際の動作に対して適用可能である。図5において、例えば、基地局装置は、RRCシグナリングを使用して物理チャネル(例えば、PDSCH)の送信モード(送信スキーム)を設定することによって、物理チャネル(例えば、PDSCH)をマルチアンテナポートで移動局装置へ送信することを通知することができる。

0179

また、図5は、図4と同様に、基地局装置が、物理チャネル(例えば、PUSCH)をマルチアンテナポートで基地局装置へ送信することを設定した際の動作に対しても適用可能である。図5において、例えば、基地局装置は、RRCシグナリングを使用して物理チャネル(例えば、PUSCH)の送信モード(送信スキーム)を設定することによって、物理チャネル(例えば、PUSCH)をマルチアンテナポートで基地局装置へ送信することを通知することができる。

0180

また、図5では、基地局装置が、SRSサブフレームとして、サブフレームn−2、サブフレームn、サブフレームn+2、サブフレームn+4、サブフレームn+6、サブフレームn+8、サブフレームn+10、サブフレームn+12、サブフレームn+14、サブフレームn+16、サブフレームn+18、サブフレームn+20を移動局装置へ設定していることを示している。

0181

第1の実施形態と同様に、図5において、基地局装置は、下りリンク/上りリンクの物理チャネルをシングルアンテナポートで送信するためにのみ用いられるDCIフォーマットAを使用して、移動局装置に対して、SRSの送信を指示(要求、トリガ)することができる。また、基地局装置は、下りリンク/上りリンクの物理チャネルをマルチアンテナポートで送信するために用いられるDCIフォーマットBを使用して、移動局装置に対して、SRSの送信を指示(要求、トリガ)することができる。

0182

また、図5において、基地局装置からSRSの送信指示を含むDCIフォーマットを通知された移動局装置は、非周期的にSRS(A−SRS)を基地局装置へ送信することができる。図5では、移動局装置が、SRSの送信指示を含むDCIフォーマットを受信したサブフレームから4サブフレーム後のサブフレームに最も近い(最初の)SRSサブフレームで、SRSを基地局装置へ送信していることを示している。

0183

図5において、移動局装置は、基地局装置から通知されるDCIのフォーマットに対応して、シングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信する。

0184

例えば、移動局装置は、基地局装置から通知されるDCIのフォーマットが、PDSCHをシングルアンテナポートで送信するためにのみ使用されるフォーマット(すなわち、DCIフォーマットA)である場合には、シングルアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信する。

0185

また、例えば、移動局装置は、基地局装置から通知されるDCIのフォーマットが、PUSCHをシングルアンテナポートで送信するためにのみ使用されるフォーマット(すなわち、DCIフォーマットA)である場合には、シングルアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信する。

0186

また、例えば、移動局装置は、基地局装置から通知されるDCIのフォーマットが、PDSCHをマルチアンテナポートで送信するために使用されるフォーマット(すなわち、DCIフォーマットB)である場合には、マルチアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信する。

0187

また、例えば、移動局装置は、基地局装置から通知されるDCIのフォーマットが、PUSCHをマルチアンテナポートで送信するために使用されるフォーマット(すなわち、DCIフォーマットB)である場合には、マルチアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信する。

0188

ここで、移動局装置は、基地局装置から通知されるDCIのフォーマットが、PDSCHをシングルアンテナポートで送信するためにのみ使用されるフォーマット(すなわち、DCIフォーマットA)である場合には、マルチアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信しても良い。

0189

また、移動局装置は、基地局装置から通知されるDCIのフォーマットが、PUSCHをシングルアンテナポートで送信するためにのみ使用されるフォーマット(すなわち、DCIフォーマットA)である場合には、マルチアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信しても良い。

0190

また、移動局装置は、基地局装置から通知されるDCIのフォーマットが、PDSCHをマルチアンテナポートで送信するために使用されるフォーマット(すなわち、DCIフォーマットB)である場合には、シングルアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信しても良い。

0191

また、移動局装置は、基地局装置から通知されるDCIのフォーマットが、PUSCHをマルチアンテナポートで送信するために使用されるフォーマット(すなわち、DCIフォーマットB)である場合には、シングルアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信しても良い。

0192

ここで、基地局装置から通知されるDCIのフォーマット(例えば、DCIフォーマットAまたはDCIフォーマットB)に対応して、移動局装置が、シングルアンテナポートに対するSRSを送信するのか、マルチアンテナポートに対するSRSを送信するのかは、仕様等によって事前に定義され、基地局装置と移動局装置の間で、既知とすることができる。

0193

また、基地局装置から通知されるDCIのフォーマット(例えば、DCIフォーマットAまたはDCIフォーマットB)に対応して、移動局装置が、シングルアンテナポートに対するSRSを送信するのか、マルチアンテナポートに対するSRSを送信するのかは、基地局装置によって設定されても良い。例えば、基地局装置は、基地局装置から通知されるDCIのフォーマットに対応して、移動局装置が、シングルアンテナポートに対するSRSを送信するのか、マルチアンテナポートに対するSRSを送信するのかを、RRCシグナリングを使用して、移動局装置固有に設定することができる。

0194

すなわち、図5において、基地局装置は、SRSの送信指示を含むDCIを移動局装置へ通知し、このDCIを通知された移動局装置は、DCIのフォーマットに対応して、シングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信する。

0195

ここで、上述したように、DCIフォーマットAは、基地局装置によって、共通検索領域(CSS)または移動局装置固有(USS)に配置される。また、DCIフォーマットBは、基地局装置によって、移動局装置固有(USS)のみに配置される。すなわち、移動局装置が、共通検索領域(CSS)で検出するDCIフォーマットは、DCIフォーマットAのみである。

0196

すなわち、移動局装置は、基地局装置から通知されるDCIのフォーマットを共通検索領域(CSS)で検出した場合(DCIフォーマットAを検出した場合)には、シングルアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信する。

0197

ここで、移動局装置は、基地局装置から通知されるDCIのフォーマットを共通検索領域(CSS)で検出した場合(DCIフォーマットAを検出した場合)には、マルチアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信しても良い。

0198

図5において、サブフレームn−2で、基地局装置は、SRSの送信指示を含むDCIフォーマットBを移動局装置へ通知する。このDCIフォーマットBを通知された移動局装置は、サブフレームn+2で、マルチアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信する。図5では、例として、移動局装置は、DCIフォーマットBに対応して、マルチアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信することを示している。

0199

図4と同様に、図5において、右上がりの斜線(Tx#1)、網線(Tx#2)、横線(Tx#3)、左上がりの斜線(Tx#4)で示されるSRSは、移動局装置が、マルチアンテナポート(例えば、送信アンテナポートTx#1、送信アンテナポートTx#2、送信アンテナポートTx#3、送信アンテナポートTx#4)に対するSRSを基地局装置へ送信していることを示している。例えば、移動局装置は、マルチアンテナポート(例えば、送信アンテナポートTx#1、送信アンテナポートTx#2、送信アンテナポートTx#3、送信アンテナポートTx#4)に対するSRSを、サイクリックシフトを使用して多重し、基地局装置へ送信することができる。

0200

同様に、サブフレームn+3で、基地局装置は、SRSの送信指示を含むDCIフォーマットAを移動局装置へ通知する。このDCIフォーマットAを通知された移動局装置は、サブフレームn+8で、シングルアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信する。図5では、例として、移動局装置は、DCIフォーマットAに対応して、シングルアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信することを示している。また、図4と同様に、図5において、縦線(single antenna port)で示されるSRSは、移動局装置が、シングルアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信していることを示している。

0201

同様に、サブフレームn+9で、基地局装置は、SRSの送信指示を含むDCIフォーマットBを移動局装置へ通知する。このDCIフォーマットBを通知された移動局装置は、サブフレームn+14で、マルチアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信する。

0202

同様に、サブフレームn+14で、基地局装置は、SRSの送信指示を含むDCIフォーマットAを移動局装置へ通知する。このDCIフォーマットAを通知された移動局装置は、サブフレームn+18で、シングルアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信する。

0203

上記までに示したように、基地局装置が、SRSの送信指示を含むDCIを移動局装置へ通知し、移動局装置が、DCIのフォーマット(例えば、DCIフォーマットAまたはDCIフォーマットB)に対応して、シングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートに対するSRSを基地局装置へ送信することによって、移動局装置が、シングルアンテナポートに対するSRS送信とマルチアンテナポートに対するSRS送信を動的(ダイナミック)に切り替えることができる。

0204

また、基地局装置が、SRSに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナポート送信を指示する情報をDCIフォーマットに含めて移動局装置へ通知する必要がなくなり、無線リソースをより効率的に使用して、SRSに対するシングルアンテナポート送信またはマルチアンテナポート送信を指示することができる。

0205

また、移動局装置が、シングルアンテナポートに対するSRSとマルチアンテナポートに対するSRSを動的に切り替えて送信することによって、基地局装置は、移動局装置から送信されるSRSに基づいて、チャネル状態に適応した効率的なスケジューリングを行なうことができる。すなわち、基地局装置と移動局装置が、物理チャネルをシングルアンテナポートまたはマルチアンテナポートで送受信する際に、基地局装置によって、効率的なスケジューリングを行なうことができる。

0206

以上説明した実施形態は、基地局装置および移動局装置に搭載される集積回路チップセットにも適用される。また、以上説明した実施形態において、基地局装置内の各機能や、移動局装置内の各機能を実現するためのプログラムコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより基地局装置や移動局装置の制御を行なっても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。

0207

また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。更に「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、更に前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。

0208

以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。

0209

100基地局装置
101データ制御部
102送信データ変調部
103無線部
104スケジューリング部
105チャネル推定部
106 受信データ復調部
107データ抽出部
108 上位層
109アンテナ
110無線リソース制御部
200移動局装置
201 データ制御部
202 送信データ変調部
203 無線部
204 スケジューリング部
205 チャネル推定部
206 受信データ復調部
207 データ抽出部
208 上位層
209 アンテナ
210 無線リソース制御部

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