図面 (/)

技術 ガスコンロ

出願人 大阪瓦斯株式会社
発明者 毛笠明志夏目良
出願日 2010年7月30日 (9年9ヶ月経過) 出願番号 2010-171873
公開日 2012年2月16日 (8年2ヶ月経過) 公開番号 2012-032081
状態 特許登録済
技術分野 気体燃料用ストーブまたはレンジ ストーブまたはレンジの細部1
主要キーワード 上下移動板 各機能部位 縮径機構 棒状ガイド 開口中央 拡径機構 縮径姿勢 吸引空間
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2012年2月16日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

五徳及びバーナが使用位置に移動した後、すぐに、五徳が被加熱物を安定して支持できる利便性の高いガスコンロを提供する。

解決手段

五徳12が、その最大外径X1が開口部10の開口径X2より大きい拡径姿勢と、当該最大外径X1が開口部10の開口径X2より小さい縮姿勢との間で姿勢変更自在に構成され、五徳12の使用状態の位置である使用位置から収納状態での位置である収納位置へ、五徳12を移動させる移動手段を備えるとともに、移動手段による五徳12の移動に伴って、五徳12を拡径姿勢と縮径姿勢に姿勢変更する姿勢変更手段31を備える。

概要

背景

五徳バーナとを備え、当該五徳により被加熱物を開口部上に支持し、バーナにより加熱するガスコンロであって、上記のような五徳及びバーナの姿勢変更を行うコンロが、特許文献1に示されている。
特許文献1に記載のガスコンロは、美観性及び清掃性の向上を目的とするものであり、天板に設けられた開口部を介して、五徳及びバーナを、天板上に位置する使用位置と天板下に位置する収納位置との間で移動させる。
このガスコンロでは、五徳は、収納状態から使用状態への移行に際して、天板の下から上に移動された後、天板に沿ってバーナを中心として拡径される。一方、使用状態から収納状態への移行に際しては、最初に、天板に沿って縮径した後に、五徳が天板の下方へ移動される。

概要

五徳及びバーナが使用位置に移動した後、すぐに、五徳が被加熱物を安定して支持できる利便性の高いガスコンロを提供する。五徳12が、その最大外径X1が開口部10の開口径X2より大きい拡径姿勢と、当該最大外径X1が開口部10の開口径X2より小さい縮姿勢との間で姿勢変更自在に構成され、五徳12の使用状態の位置である使用位置から収納状態での位置である収納位置へ、五徳12を移動させる移動手段を備えるとともに、移動手段による五徳12の移動に伴って、五徳12を拡径姿勢と縮径姿勢に姿勢変更する姿勢変更手段31を備える。

目的

本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、少なくとも五徳の天板を介する位置移動をできるだけスムーズに行うことができ、さらに、五徳の拡径或は縮径動作を、上記位置移動に連動して行うことができ、例えば、五徳の天板上への移動を完了した状態で、被加熱物の加熱を始めることができる利便性の高いガスコンロを提供する点にある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

開口部を設けた天板と、当該開口部の上方に被加熱物を支持する五徳と、前記五徳により支持された前記被加熱物を加熱するバーナと、前記五徳が天板上に位置され且つ五徳上に支持された被加熱物を前記バーナにより加熱可能な使用状態と、前記五徳及び前記バーナが前記天板下に収納された収納状態とに、前記五徳及び前記バーナの姿勢切換え切換手段を備えたガスコンロであって、前記五徳が、その最大外径が前記開口部の開口径より大きい拡径姿勢と、当該最大外径が前記開口部の開口径より小さい縮径姿勢との間で姿勢変更自在に構成され、前記五徳の前記使用状態の位置である使用位置と前記収納状態での位置である収納位置との間で、前記五徳を移動させる移動手段を備えるとともに、前記移動手段による前記五徳の移動に伴って、前記五徳を前記拡径姿勢と前記縮径姿勢に姿勢変更する姿勢変更手段を備えたガスコンロ。

請求項2

前記五徳が、前記使用状態において、前記被加熱物を支持する当接支持部と、前記当接支持部より前記天板側に位置する基部とを備えた複数の爪部材から成り、前記爪部材が、前記天板に沿って配置される回転軸周り回動自在に構成され、前記爪部材が回転軸周りで回動して、前記五徳が前記拡径姿勢と前記縮径姿勢との間で姿勢変更される請求項1に記載のガスコンロ。

請求項3

前記回転軸は、前記開口部の内周縁より開口部中心側に設けられている請求項2に記載のガスコンロ。

請求項4

前記爪部材は、前記回転軸から見て前記当接支持部側に位置する被揺動部と、前記回転軸から見て前記被揺動部とは反対側に位置する揺動端部とを備え、前記回転軸に対する前記揺動端部の位置を決定するリンク機構を備え、前記リンク機構により決定される前記揺動端部の位置により、前記爪部材の姿勢が決定される請求項2又は3に記載のガスコンロ。

請求項5

前記爪部材が天板面に直交する上下方向に伸びる板状に形成され、前記爪部材が前記回転軸周りで回動して、前記五徳の姿勢が姿勢変更される請求項2乃至4の何れか一項に記載のガスコンロ。

請求項6

前記五徳が前記縮径姿勢を取り、前記収納位置に位置する収納状態で、前記開口部を閉止する閉止位置に位置するとともに、前記五徳が前記拡径姿勢を取り、前記使用位置に位置する使用状態で、前記開口部から離脱した離脱位置に位置する蓋部を備えた請求項1乃至5の何れか一項に記載のガスコンロ。

請求項7

前記天板に沿う方向において、前記蓋部を前記開口部の下方位置と前記開口部の下方位置から外れた離間位置との間で移動させる蓋部移動手段を備え、前記蓋部が前記蓋部移動手段により前記開口部の前記下方位置に位置されている状態で、前記移動手段により前記五徳を上昇移動させ、前記蓋部を上昇移動させて前記開口部を前記蓋部により閉止する請求項6に記載のガスコンロ。

技術分野

0001

本発明は、開口部を設けた天板と、被加熱物を前記開口部上に支持する五徳と、前記五徳に支持された被加熱物を加熱するバーナと、前記五徳が天板上に位置され且つ五徳上に支持された被加熱物を前記バーナにより加熱可能な使用状態と、前記五徳及び前記バーナが前記天板下に収納された収納状態とに、前記五徳及び前記バーナの姿勢切換え切換手段を備えたガスコンロに関する。

背景技術

0002

五徳とバーナとを備え、当該五徳により被加熱物を開口部上に支持し、バーナにより加熱するガスコンロであって、上記のような五徳及びバーナの姿勢変更を行うコンロが、特許文献1に示されている。
特許文献1に記載のガスコンロは、美観性及び清掃性の向上を目的とするものであり、天板に設けられた開口部を介して、五徳及びバーナを、天板上に位置する使用位置と天板下に位置する収納位置との間で移動させる。
このガスコンロでは、五徳は、収納状態から使用状態への移行に際して、天板の下から上に移動された後、天板に沿ってバーナを中心として拡径される。一方、使用状態から収納状態への移行に際しては、最初に、天板に沿って縮径した後に、五徳が天板の下方へ移動される。

先行技術

0003

特開2007−263378号公報

発明が解決しようとする課題

0004

このガスコンロでは、天板上から天板下への移動又は天板下から天板上への移動動作と、五徳の拡径又は縮径動作とが連動することなく、一方の動作が終了した後、他方の動作が開始される形態となっているため、収納状態から使用状態への移行或はその逆の移行動作に時間を要する。さらに、この文献に開示の技術では、五徳の拡径或は縮径動作が、バーナを中心とする天板面に沿った動作とされていたため、この拡径機構又は縮径機構が複雑となり、利便性欠けるといった問題があった。

0005

本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、少なくとも五徳の天板を介する位置移動をできるだけスムーズに行うことができ、さらに、五徳の拡径或は縮径動作を、上記位置移動に連動して行うことができ、例えば、五徳の天板上への移動を完了した状態で、被加熱物の加熱を始めることができる利便性の高いガスコンロを提供する点にある。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するための本発明のガスコンロは、
開口部を設けた天板と、当該開口部の上方に被加熱物を支持する五徳と、前記五徳により支持された前記被加熱物を加熱するバーナと、前記五徳が天板上に位置され且つ五徳上に支持された被加熱物を前記バーナにより加熱可能な使用状態と、前記五徳及び前記バーナが前記天板下に収納された収納状態とに、前記五徳及び前記バーナの姿勢を切換える切換手段を備えたガスコンロであって、その特徴構成は、
前記五徳が、その最大外径が前記開口部の開口径より大きい拡径姿勢と、当該最大外径が前記開口部の開口径より小さい縮径姿勢との間で姿勢変更自在に構成され、
前記五徳の前記使用状態の位置である使用位置と前記収納状態での位置である収納位置との間で、前記五徳を移動させる移動手段を備えるとともに、
前記移動手段による前記五徳の移動に伴って、前記五徳を前記拡径姿勢と前記縮径姿勢に姿勢変更する姿勢変更手段を備えた点にある。

0007

このガスコンロには、従来設けられてきた移動手段と、姿勢変更手段とが設けられる。
ここで、移動手段は、その働きとして、五徳及びバーナの使用位置から収納位置への移動及び収納位置から使用位置への移動を受け持つ。
一方、姿勢変更手段は、移動手段により発生される位置移動に伴って、五徳を姿勢変更する。具体的には、少なくとも五徳の使用位置から収納位置への移動に伴って、五徳を拡径姿勢から縮径姿勢に姿勢変更し、この状態で収納位置への収納を完了する。そして、その収納位置から使用位置への移動に伴って、五徳を縮径姿勢から拡径姿勢に姿勢変更し、その状態で使用位置への位置移動を完了する。
結果、五徳及びバーナの天板下への収納動作、天板上への移動動作を、できるだけスムーズ且つ五徳の拡径動作或いは縮径動作とともに一度の動作として行うことができ、五徳の天板上への移動を完了した状態で、直ちに被加熱物の加熱を始めることができる利便性の高いガスコンロを提供することができた。

0008

本発明のガスコンロの更なる特徴構成は、
前記五徳が、前記使用状態において、前記被加熱物を支持する当接支持部と、前記当接支持部より前記天板側に位置する基部とを備えた複数の爪部材から成り、
前記爪部材が、前記天板に沿って配置される回転軸周り回動自在に構成され、
前記爪部材が回転軸周りで回動して、前記五徳が前記拡径姿勢と前記縮径姿勢との間で姿勢変更される点にある。

0009

上記特徴構成によれば、当接支持部及び基部を有する爪部材が、天板に沿って配置される回転軸周りに回動自在に構成されているので、当該爪部材は天板に直交する方向で回動する。これにより、通常、天板に沿ってバーナ周りに放射状に複数設けられる爪部材は、天板に直交する方向で、互いに干渉することなく回動して、拡径姿勢と縮径姿勢との姿勢変更が適切に実現できる。

0010

本発明のガスコンロの更なる特徴構成は、
前記回転軸は、前記開口部の内周縁より開口部中心側に設けられている点にある。

0011

上記特徴構成によれば、複数の爪部材を、開口部の内周縁より開口部中心側に設けるとともに天板に沿って設けられる回転軸周りに回動させ、その回動に伴って、開口部の内周縁より開口部中心側へ集約させることができる。結果、複数の爪部材は、使用位置と収納位置との間で移動する際に、開口部の内周縁より開口部中心側へ集約された状態で、開口部に干渉等することなく適切に移動できる。

0012

本発明のガスコンロの更なる特徴構成は、
前記爪部材は、前記回転軸から見て前記当接支持部側に位置する被揺動部と、前記回転軸から見て前記被揺動部とは反対側に位置する揺動端部とを備え、
前記回転軸に対する前記揺動端部の位置を決定するリンク機構を備え、
前記リンク機構により決定される前記揺動端部の位置により、前記爪部材の姿勢が決定される点にある。

0013

上記特徴構成によれば、リンク機構は、回転軸に対する爪部材の揺動端部の位置を決定し、回転軸を中心として爪部材の被揺動部の位置を決定でき、結果、爪部材の姿勢を決定できる。これにより、リンク機構は、五徳の収納位置と使用位置との間での移動に伴って、爪部材の揺動端部の位置を適宜決定して爪部材の姿勢を決定し、五徳を縮径姿勢と拡径姿勢との間で適切に姿勢変更することができる。

0014

本発明のガスコンロの更なる特徴構成は、
前記爪部材が天板面に直交する上下方向に伸びる板状に形成され、前記爪部材が前記回転軸周りで回動して、前記五徳の姿勢が姿勢変更される点にある。

0015

上記特徴構成によれば、爪部材は、天板に直交する上下方向に伸びる板状に形成され、当該板状の爪部材が、天板に沿って設けられた回転軸の周りで回動するため、天板に直交する方向で回転することとなり、板の面方向に沿って回動する。結果、回動において、複数の爪部材同士が、互いに干渉することを抑制できる。

0016

本発明のガスコンロの更なる特徴構成は、
前記五徳が前記縮径姿勢を取り、前記収納位置に位置する収納状態で、前記開口部を閉止する閉止位置に位置するとともに、前記五徳が前記拡径姿勢を取り、前記使用位置に位置する使用状態で、前記開口部から離脱した離脱位置に位置する蓋部を備えた点にある。

0017

上記特徴構成によれば、五徳が縮径姿勢となり収納位置に位置する収納状態で、蓋部が開口部を閉止する閉止位置に位置するので、天板の上面を略平面状とすることができ、美観と清掃性に優れたガスコンロとすることができる。
また、五徳が拡径状態となり使用位置に位置する使用状態で、蓋部が開口部から離脱した離脱位置に位置するので、開口部を開放して、当該開口部を五徳及びバーナが通過可能な状態に維持できる。

0018

本発明のガスコンロの更なる特徴構成は、
前記天板に沿う方向において、前記蓋部を前記開口部の下方位置と前記開口部の下方位置から外れた離間位置との間で移動させる蓋部移動手段を備え、
前記蓋部が前記蓋部移動手段により前記開口部の前記下方位置に位置されている状態で、前記移動手段により前記五徳を上昇移動させ、前記蓋部を上昇移動させて前記開口部を前記蓋部により閉止する点にある。

0019

上記特徴構成によれば、特に、蓋部が開口部の下方位置から外れた離間位置から開口部を閉止する閉止位置へ移動するときに、蓋部が蓋部移動手段により開口部の下方位置に位置されている状態で、移動手段により五徳及びバーナを下方から上方へ移動させる形態で、五徳又はバーナを蓋部の下端部位を下方から上方へ押し上げることにより、開口部を閉止できる。即ち、蓋部の離間位置から閉止位置への移動において、その上下方向の移動を、専用の移動手段によらず、五徳及びバーナを上下動させる移動手段にて実行しているので、構成の簡略化を図ることができる。

図面の簡単な説明

0020

ガスコンロの要部の斜視図である。
拡径姿勢にある五徳及びバーナの使用位置での一部断面図である。
縮径姿勢にある五徳及びバーナの収納位置での一部断面図である。
五徳及びバーナの使用位置を示す一部断面図である。
五徳及びバーナの使用位置から収納位置への遷移状態を示す一部断面図である。
五徳及びバーナの収納位置での状態を示す一部断面図である。
五徳及びバーナの五徳にて蓋部を閉止位置へ押し上げる状態を示す一部断面図である。

実施例

0021

本発明のガスコンロの実施形態を、図面に基づいて説明する。
本実施形態に係るガスコンロは、図1〜3に示す様に、開口部10を設けた天板11と、当該開口部10の上に被加熱物(図示せず)を支持する五徳12と、燃料ガスGを燃焼させてその燃焼炎により五徳12上に支持された被加熱物を加熱するバーナ13とを備えて構成されている。

0022

本願に係るガスコンロは、開口部10を介して、少なくとも五徳12が、天板11の上部から下部へ、下部から上部へと移動される。そこで、ガスコンロには、詳細は後述するが、少なくとも五徳12を、天板11の上下間で移動させる移動手段が備えられているとともに、この五徳12の移動に伴って、五徳12の姿勢を、拡径姿勢と縮径姿勢との間で姿勢変更する姿勢変更手段が備えられている。この五徳12の上下方向移動に伴ってバーナ13も同時に上下方向に移動する。

0023

以下の説明では、五徳12が天板11上に位置し、五徳上に被加熱物を支持した状態で、バーナ13により被加熱物を加熱可能であるため、この使用状態で五徳12が位置される位置を「使用位置」と呼び、五徳12が天板11下に位置し、ガスコンロ内に収納された収納状態で、五徳12が位置される位置を「収納位置」と呼ぶことがある。

0024

さらに、ガスコンロは、五徳12及びバーナ13が天板11下に収納された状態で、天板11に設けられている開口部10を閉止する蓋部38を備えている。

0025

〔天板に設けられる開口部及び鍔部〕
図1図6に示すように、ガスコンロは、天板11を備えて構成されており、この天板11の所定箇所に開口部10を備えて構成されている。この開口部10は、ガスコンロに備えるべき加熱調理箇所の数だけ設けられており、例えば、3口コンロの場合は開口部10が3箇所、4口コンロの場合は開口部10が4箇所、備えられることとなる。
各開口部10には、本願にいう五徳12及びバーナ13がそれぞれ一個ずつ備えられている。
図6から、明らかなように、各開口部10の縁部には、例えばステンレス製リング部材からなる鍔部33が備えられている。鍔部33は、天板11に固定される形態が採用されており、鍔部33の上部内周側に、開口中央側に突出した環状突出部45が設けられている。
この環状突出部45は、後に説明する五徳12の姿勢変更において、上昇移動される第1板状体32の上側への移動を規制する役割を果たす。

0026

先に説明したように、本願に係るガスコンロは、五徳12及びバーナ13を開口部10に対して上下移動自在に備えているとともに、五徳12及びバーナ13が収納位置にある状態で、開口部10を蓋部38にて閉止自在に備えている。

0027

そこで、ガスコンロには、図2、3に示すように、天板11に対して、その下側に位置が固定されたコンロ基部46を備えるとともに、このコンロ基部46と天板11との間で上下方向に移動自在な上下移動板21を備えている。この上下移動板21には、バーナ13と、そのバーナ13に対して上下方向に移動自在な第1板状体32、およびバーナ13に固定される第2板状体34が備えられている。さらに第1板状体32の所定箇所には、五徳12を構成する複数の爪部材28が、第1板状体32上に、天板11に沿って(天板面の広がり方向に沿って)それぞれ設けられた回転軸L周りに回動自在に設けられている。一方、第2板状体34は、バーナ13引いては上下移動板21に固定されて設けられている。この第2板状体34と爪部材28の揺動端部30とが、本願独特のリンク機構を介して接続されている。このリンク機構は、リンク部材31を備え、リンク部材31の一方端が第2板状体34に備えられる第2板状体側枢支軸37に接続されるとともに、リンク部材31の他方端が爪部材28の揺動端部30に備えられる爪部材側枢支軸30aで接続されている。

0028

上記第1板状体32は、バーナ13引いては上下移動板21に対して相対移動自在とされているのに対して、第2板状体34は固定されている。従って、第1板状体32と第2板状体34との間隔が変わる。この間隔の変化が、リンク機構を成すリンク部材31の姿勢変更をもたらし、爪部材28の揺動端部30の回転軸Lに対する位置が変更されることにより、爪部材28の姿勢を決定するように構成されている。

0029

第1板状体32と第2板状体34との離間距離は、五徳12及びバーナ13が収納位置(図3に示す位置)にある収納状態で、プランジャー35により大きく維持される。即ち、この収納位置にある収納状態で、爪部材28は収納姿勢図3に示す姿勢)となり、複数の爪部材28からなる五徳12が縮径姿勢(図3に示す姿勢)となる。
これに対して、五徳12及びバーナ13がその収納位置から上昇操作されると、第1板状体32の周縁部上部端が、鍔部33の上部内周側に設けられた環状突出部45に当接し、その上昇移動が規制される。これに対して、第2板状体34、バーナ13、及び上下移動板21がさらに上昇移動された場合、第2板状体34が第1板状体32に近接し、リンク部材31が縦姿勢から横姿勢に姿勢変更されることにより、爪部材28の姿勢が決定される。即ち、五徳12及びバーナ13がこの使用位置(図2に示す位置)にある使用状態で、爪部材28は使用姿勢図2に示す姿勢)となり、五徳12が拡径姿勢(図2に示す姿勢)を取る。

0030

以上が、五徳12及びバーナ13の動きの概略であるが、蓋部38の動きの概略は以下の通りである。
図5、6に示すように、ガスコンロには、天板11に対して、その下側に位置固定されたコンロ基部46を有し、そのコンロ基部46に、開口部10を閉止するための蓋部38を、開口部10の中心P(図1(c)に図示)から偏心した位置に設けられた蓋部用回転軸39周りに回動自在に備えるとともに、さらに、その軸方向である上下方向に移動自在としている。本例では、蓋部38の回動は、コンロ基部46に設けられた第2電動モータ40により行われる構成が採用されており、上下方向移動は、五徳12の上下移動に伴って、蓋部38を上昇もしくは下降させるように構成されている。

0031

以下、ガスコンロの構造とともに、さらに詳細に説明する。
〔バーナ〕
図2、3に示す様に、バーナ13が、混合ガス噴出口(図示せず)を備えたバーナ本体14と、当該バーナ本体14に導かれる燃料ガスGと燃焼用空気Aとの混合ガスMに点火する点火プラグ(図示せず)と、バーナ本体14の上方に位置して被加熱物の底部の温度を測定する温度検知センサ16と、バーナ本体14に混合ガスMを導く混合管17とを一体的に備えて構成されている。先にも示したように、このバーナ13は、上下移動板21に載置されているため、移動手段の働きにより、上下移動板21とともに開口部10に近接・離間する形態で上下方向に移動する。

0032

一方、当該バーナ13とは別体で、先端の燃料ノズル20に燃料ガスGを導くガス供給管19が、コンロ基部46に位置固定された状態で設けられている。混合管17の開口部は、その使用位置において、燃料ノズル20に対向する位置に位置するように構成されている。

0033

図2に示すように、被加熱物を加熱する場合には、その使用位置で、燃料ノズル20から燃料ガス導入口18に向けて燃料ガスGが噴出されるとともに、燃料ノズル20と混合管17との間に形成された吸引空間から周囲の燃焼用空気Aが、燃料ガスGに誘引され、混合管17の内部にて混合ガスMが形成される。当該混合ガスMは、バーナ本体14内に供給され、炎口(図示せず。その他バーナ本体の詳細構造は図示せず。)から噴出して燃焼し、被加熱物を加熱することができる。
尚、混合管17はベンチュリー管となっており、燃料ノズル20と混合管17の間に隙間があっても、上述のように一次空気吸引する負圧が形成されるため、外部に燃料ガスが漏出することはない。

0034

〔移動手段〕
図2に示すように、コンロ基部46には、第1電動モータ24がその回転軸を上下方向に向けて設けられているとともに、この第1電動モータ24の回転軸と並列する状態で、前記上下移動板21を、その下側より支持する回転支持軸22が設けられている。この回転支持軸22の周部には雄ネジが形成されており、この回転支持軸22がコンロ基部46に固定されたガイド部材47により、回転支持軸22の軸方向である上下方向(図2で矢印Z方向)に案内される。また、回転支持軸22の雄ネジに羅合する雌ネジを備えた従動プーリ23が、上下方向において位置固定された状態で設けられている。そして、この従動プーリ23は、第1電動モータ24の回転軸と一体回転する駆動プーリ43により回転される構造が採用されている。
これまで説明してきた、五徳12、バーナ13、第1板状体32、第2板状体34及びリンク機構は、図2図3に示すように、その下方より上下移動板21にて支持されており、当該上下移動板21には、上述の回転支持軸22が、相対回転自在に備えられている。

0035

結果、上記上下移動板21は、第1電動モータ24の正転逆転により、上下方向の任意の方向に移動可能である。

0036

尚、バーナ13を支持する上下移動板21の下方には、回転支持軸22とは別に、上下方向(図2、3で矢印Z方向)にて、移動をガイドする複数の棒状ガイド部41が接続されている。バーナ13は、当該棒状ガイド部41にガイドされることにより、使用位置と収納位置との間で移動する際に回転運動が規制され、その姿勢を略一定に保った状態で移動する。

0037

即ち、当該第1電動モータ24及び回転支持軸22及び従動プーリ23、駆動プーリ43、棒状ガイド部41等により、少なくとも五徳12を、天板上に位置する使用位置と天板下に位置する収納位置との間で移動させる移動手段が構成されている。

0038

〔五徳〕
五徳12は、天板上に位置する使用位置(図2に示す位置)と天板下に位置する収納位置(図3に示す位置)との間で、移動可能に構成されていると共に、使用位置と収納位置との間の移動に伴って、当該五徳12の最大外径(図2で矢印X1)が、使用位置において、天板11の開口部10の開口径X2より大きい拡径姿勢(図2で示す姿勢)と、収納位置において、天板11の開口部10の開口径X2より小さい縮径姿勢(図3で示す姿勢)との間で姿勢変更自在に構成されている。以下にその詳細構成について説明する。

0039

五徳12に対して、当該五徳12と共に移動する第1板状体32が設けられている。第1板状体32は、平面視において、環状の板形状を有している。平面視において、第1板状体32の外周縁32aは、開口部10の内周縁10aに略一致するとともに、第1板状体32の内周縁32dは、バーナ本体14の外周縁14aに略一致する形状となっている。
第1板状体32は、五徳12が使用位置に位置する状態で、その上面32cと天板11の上面11aとを略同一平面に位置させるべく、その外周縁32aに外側に向けて突出する凸部32bを有している。そして、第1板状体32は、天板11の下方から上方へ向けて移動する際、凸部32bが、開口部10の内周縁10aから中心P側に向けて設けられた鍔部33の環状突出部45に当接する。

0040

五徳12は、複数の爪部材28から構成されている。本例では、6つの爪部材28から構成されている。この爪部材28は、使用位置において、被加熱物に当接して被加熱物を支持する当接支持部26と、当接支持部26より天板11側に位置する基部27とを備えている。即ち、爪部材28は、略U字型とされている。
爪部材28は、上下方向(図1(a)でZ方向)に延びる板状体として形成されており、これら爪部材28が、開口部10の中心P(図1(c)に図示)からの放射線上に沿うように、開口部10の周方向で略均等に配置されている。

0041

爪部材28の当接支持部26の先端部26aは、図2に示すように、五徳12の使用状態で開口部10の中心P側へ方向付けられ、図3に示すように、五徳12の収納状態では、概略、天板11から離れる下方向に方向付けられるように構成されている。

0042

前記第1板状体32には、その軸心方向を天板11の広がり方向の天板面に沿わせるとともに、開口部10の接線方向に沿わせた、爪部材28の回転軸Lが設けられている。
この回転軸Lは、爪部材28の基部27の一端側の部位(開口部10の中心P側の部位)に挿通されている。従って、爪部材28は、上記第1板状体32に対して当該回転軸L周りで揺動可能とされている。
尚、当該回転軸Lは、図2、3に示すように、開口部10の内周縁10aより開口部中心側に設けられている。ここで、開口部10の内周縁10aより開口部中心側とは、図2、3において、矢印X2で示される範囲より内側、即ち、開口部10の中心P側を意味する。

0043

結果、爪部材28は、図1(a)と図1(b)、及び、図2図3に示す様に、天板11に沿って配置される回転軸L周りに回動する形態で、五徳12の拡径姿勢(図2に示す状態)と縮径姿勢(図3に示す状態)との間で、姿勢変更自在に構成されている。

0044

先にも説明したように、爪部材28の姿勢変更は、爪部材28の揺動端部30に接続されているリンク機構によって起こされる。
爪部材28は、五徳12の使用位置、収納位置に対応して、夫々、使用姿勢及び収納姿勢を取るが、これら爪部材28の姿勢は、これまで説明した第1板状体32及び第2板状体34の離間間隔、リンク部材31の姿勢、爪部材28の回転軸Lとリンク部材31の爪部材側枢支軸30aとの位置関係によって決まる構造とされている。即ち、主にこれらの部材及び連携構成により、本願にいう姿勢変更手段が構成されている。

0045

理解を容易とするため、まず、爪部材28の姿勢−第1板状体32と第2板状体34との離間間隔−リンク部材31の姿勢−爪部材28の回転軸Lとリンク部材の爪部材側枢支軸30aとの位置関係の順に整理して示す。
図2に示す、五徳12が使用位置に位置し、拡径姿勢を示す使用状態では、爪部材姿勢(拡径姿勢)−第1板状体32と第2板状体34との離間間隔(近接)−リンク部材31の姿勢(長手方向が斜めを向く傾斜姿勢)−爪部材28の回転軸Lとリンク部材31の爪部材側枢支軸30aとの位置関係(回転軸Lに対して爪部材側枢支軸30aが概略内径側に位置する)となる。

0046

図3に示す、五徳12が収納位置に位置し、縮径姿勢を示す収納状態では、爪部材姿勢(縮径姿勢)−第1板状体32と第2板状体34との離間間隔(遠隔)−リンク部材31の姿勢(長手方向がほぼ上下方向を向く鉛直姿勢)−爪部材28の回転軸Lとリンク部材31の爪部材側枢支軸30aとの位置関係(回転軸Lに対して爪部材側枢支軸30aが概略上下方向下側に位置する)となる。
以下、個別に説明する。
〔リンク機構〕
爪部材28は、回転軸Lを中心として見ると、図2に示す様に、回転軸Lから見て当接支持部26側に位置する被揺動部29と、回転軸Lから見て被揺動部29とは反対側に位置する揺動端部30とを備えている。当該揺動端部30には、その位置を決定するリンク部材31が爪部材側枢支軸30aを介して接続されている。当該リンク部材31の他端は、バーナ13、引いては上下移動板21に固定されている第2板状体34に設けられている第2板状体側枢支軸37に接続されている。
そして、このリンク部材31は、上述のように、第1板状体32と第2板状体34とが近接している状態では、長手方向が斜めを向く傾斜姿勢を取り、爪部材28の回転軸Lとリンク部材31の爪部材側枢支軸30aとの位置関係は、回転軸Lに対して爪部材側枢支軸30aが概略内径側に位置する関係となる。結果、この使用状態(図2に示す状態)では、爪部材28はその長手方向が天板11に沿う使用姿勢に維持され、五徳12が拡径姿勢に維持される。
一方、リンク部材31は、第1板状体32と第2板状体34とが離間している状態では、その長手方向が上下方向を向く鉛直姿勢を取り、爪部材28の回転軸Lとリンク部材31の爪部材側枢支軸30aとの位置関係は、回転軸Lに対して爪部材側枢支軸30aが概略上下方向下側に位置する関係となる。結果、この収納状態(図3に示す状態)では、爪部材28はその長手方向が上下方向を向く収納姿勢に維持され、五徳12が縮径姿勢に維持される。

0047

従って、当該リンク部材31が、爪部材28の揺動端部30の位置を、回転軸Lの周りで揺動変更させ、爪部材28の長手方向が天板11に沿う使用姿勢と、爪部材28の長手方向が上下方向を向く収納姿勢との間で切り換えられる。結果、五徳12が拡径姿勢にある場合、五徳12の最大外径X1を開口部10の開口径X2よりも大きくでき、五徳12が縮径姿勢にある場合、五徳12の最大外径X1を開口部10の開口径X2よりも小さくできる。

0048

次に、上記リンク部材31が、五徳12の使用位置と収納位置との間で移動する場合の五徳12を姿勢変更動作について、図2〜6に基づいて、更に説明を加える。
〔使用位置と収納位置との間での移動に伴う姿勢変更〕

0049

例えば、調理開始前の状態において、ガスコンロの使用者は、調理開始タン(図示省略)を操作する。
この操作により、第1電動モータ24が始動する(例えば正転する)ことで、駆動プーリ43、従動プーリ23を介して回転支持軸22が上方向に移動され、上下移動板21が上方向に移動する。

0050

この時、五徳12及びバーナ13が、図3に示す収納位置から、図5に示す中間位置まで移動する。
即ち、上下移動板21の上昇移動に伴って、バーナ本体14に一体的に設けられた第2板状体34、リンク部材31、第1板状体32、及びプランジャー35が、開口部10の下方から開口の上方に向けて移動する。この時、第1板状体32は、その上昇移動に関して規制を受けることはない。そして、中間位置に到達すると、第1板状体32の凸部32bが、開口部10の鍔部33の環状突出部45に当接する。

0051

収納位置と中間位置との間では、第2板状体34に一体的に設けられたプランジャー35が働き、第1板状体32と第2板状体34との間隔は大きいまま維持される。これにより、爪部材28の揺動端部30は回転軸Lと第2板状体側枢支軸37との間に位置することとなり、揺動端部30は、回転軸Lに対して下方側に位置し、被揺動部29は回転軸Lに対して上方側に位置する。この結果、爪部材28はその長手方向が上下方向を向く収納姿勢(図5に示す姿勢)をとり、五徳12は、縮径姿勢(図5に示す姿勢)に維持される。

0052

この後、五徳12が、図5に示す中間位置から図4に示す使用位置まで移動すると、その移動方向(図5で矢印Z方向)において、第1板状体32は開口部10の鍔部33の環状突出部45に当接して、その上昇が規制される。一方、第2板状体34は、上下移動板21、バーナ13の上昇移動とともに天板11側へ移動する。結果、第2板状体34と第1板状体32との間の離間距離は、プランジャー35の押し力に抗して小さくなる。

0053

これにより、爪部材28の揺動端部30は、回転軸Lと第2板状体側枢支軸37との間の位置から、回転軸Lの横側に位置し、被揺動部29は回転軸Lに対して揺動端部30と反対側の横側に位置される。この結果、爪部材28はその長手方向が上下方向を向く収納姿勢(図5に示す姿勢)からその長手方向が天板11に沿う方向を向く使用姿勢(図4に示す姿勢)へ姿勢変更して、五徳12が縮径姿勢(図5に示す姿勢)から拡径姿勢(図4に示す姿勢)へ姿勢変更する。
尚、このとき、揺動端部30は、開口部10の内周縁10aに摺動する形態で、その姿勢変更がガイドされる。

0054

上より、五徳12の収納位置から使用位置への移動に伴って、五徳12を縮径姿勢から拡径姿勢へ適切に姿勢変更させることとなる。
尚、五徳12及びバーナ13が使用位置から収納位置へ移行する場合には、上述の各機能部位が、これまで説明してきた動作と逆の動作を実行することで、五徳12及びバーナ13が使用位置から収納位置へ移行するのに伴って、五徳12が拡径姿勢から縮径姿勢へと姿勢変更する。

0055

〔蓋部〕
本実施形態のガスコンロでは、五徳12及びバーナ13が収納位置にあるときに、開口部10を閉止する閉止位置(図3に示す位置)と、開口部10の下方位置から外れた離間位置(図6に示す位置)と、開口部10から離脱した離脱位置(図6、7に示す位置)との間で位置変更可能な蓋部38が設けられている。以下では、当該蓋部38の構成及び動作について、図1、2、3、6、7に基づいて説明を加える。

0056

〔蓋部の水平方向の移動〕
図6、7に示すように、蓋部38に対して、蓋部38の下面から下方へ延びる蓋部用回転軸39と、当該蓋部用回転軸39を軸心周りで回転させる第2電動モータ40とが設けられている。蓋部用回転軸39は、天板11に沿う方向で、開口部10の中心P(図1(c)に図示)から偏芯した位置に設けられている。これにより、第2電動モータ40が、当該蓋部用回転軸39をその軸周りで回転させることで、蓋部38が、開口部10の下方位置(図7に示す位置)と開口部10の下方位置から外れた位置(例えば、図6に示す位置)との間で移動される。
尚、蓋部用回転軸39には、その外周部位突起部39a(図2に図示)が設けられており、当該突起部39aの近傍には、当該蓋部用回転軸39の軸周りの回転に伴う突起部39aの回転位置を検出する位置検出センサ42が設けられている。第2電動モータ40は、当該位置検出センサ42の検出信号に基づいて、第2電動モータ40の駆動量を制御する。このように第2電動モータ40、蓋部用回転軸39、及び回転位置検出センサ42が、蓋部移動手段として機能する。

0057

〔蓋部の上下方向の移動〕
上記の蓋部用回転軸39は、その軸周りで回転自在に構成されるとともに、蓋部用回転軸39が上下方向に伸縮自在、もしくは、上下方向に移動自在に構成されている。
従って、蓋部38が開口部10の下方位置(図7に示す位置)に位置している状態で、第1電動モータ24が駆動して回転支持軸22を上方へ移動させ、五徳12及びバーナ13を下方から蓋部38へ向かう方向へ移動させ、五徳12を蓋部38の下端部位38aに当接させることで、開口部10を閉止する閉止位置(図3に示す位置)に蓋部38を移動させることができる。また、蓋部38の外周縁には、その径方向で内側に引退する引退部38bが形成されており、当該引退部38bが開口部10の鍔部33の環状突出部45に下方から嵌る形態で、蓋部38にて開口部10が閉止される。これにより、ガスコンロの天面は、天板11の上面11aと蓋部38の上面38cとにより略水平な平面とでき、美観性及び清掃性が高くなる。
従って、本例では、蓋部38の上下方向(図2、3で矢印Zに示す方向)での移動は、五徳12及びバーナ13を使用位置(図2に示す位置)と収納位置(図3に示す位置)との間で移動させる第1電動モータ24を兼用することで実現されており、構造の簡略化を図っている。

0058

〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、五徳12が蓋部38の下端部位38aに当接し、蓋部38を上方へ押し上げる構成について説明したが、例えば、バーナ本体14が蓋部38の下端部位38aに当接し、蓋部38を上方へ押し上げるように構成してもよい。この場合、バーナ本体14は、その一部が蓋部38の側へ突出する形状等とすることができる。

0059

(2)上記実施形態において、バーナ13は、バーナ本体14に火炎の状態を検知する火炎検知センサをも一体的に備えるように構成しておいても良い。

0060

(3)上記実施形態において、爪部材28は、上下方向(図2、3で矢印Z方向)に沿う形状であるとしたが、別に板状に限定されず、従来五徳12して利用されてきた形状であれば、どのような形状のものでも利用できる。例えば、当接支持部26及び基部27が一体的に棒状に形成されているものであっても構わない。

0061

(4)天板11が比較的脆いガラスで構成されているときには、鍔部33が必要になるが、天板11が比較的強靱な金属板で構成される場合には省略して、天板11に必要な加工を施して鍔部33の機能を兼用させても良い。

0062

(5)蓋部38の移動は、回転運動に限られず、例えばスライド動作平行移動)であっても構わない。

0063

本発明のガスコンロは、五徳及びバーナが使用位置に移動した後、すぐに、五徳が被加熱物を安定して支持できる利便性の高いガスコンロとして、有効に利用可能である。

0064

L :回転軸
Z :上下方向
X2 :開口部の口径
10 :開口部
11 :天板
12 :五徳
13 :バーナ
26 :当接支持部
27 :基部
28 :爪部材
29 :被揺動部
30 :揺動端部
31 :リンク部材
38 :蓋部

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • リンナイ株式会社の「 加熱調理器の火力修正装置」が 公開されました。( 2020/02/13)

    【課題】加熱調理器の燃焼部の火力を修正する作業を簡易な構成で容易に行うことを可能とする火力修正装置を提供する。【解決手段】火力修正装置は、カメラ21と、火力修正処理部18a,25aとを備える。火力修正... 詳細

  • 株式会社ハーマンの「 ガスコンロ」が 公開されました。( 2020/02/13)

    【課題】遠隔操作によってガスコンロの制御プログラムの更新が行うことが可能で、しかも、制御プログラムの更新中にガスコンロの使用が制限される不便を抑制することが可能なガスコンロを提供する。【解決手段】制御... 詳細

  • 沼田信悟の「 携帯用風防」が 公開されました。( 2020/02/13)

    【課題】最も一般的な野外調理用のための風防は、多角形状からなる筒で内部の燃焼装置を覆った構造のもので、燃焼装置に対する風の影響をできる限り小さくすることを目的としている。そのため、下部の吸気口と上部の... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ