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技術 番地カラーシステム、カメラ撮像画像に基づく番地カラー作成方法、カラー写真画像を利用した符号化方法および復号化方法

出願人 谷電機工業株式会社
発明者 谷興衛
出願日 2010年7月26日 (9年11ヶ月経過) 出願番号 2010-166685
公開日 2012年2月9日 (8年4ヶ月経過) 公開番号 2012-029115
状態 特許登録済
技術分野 記憶装置の機密保護 画像処理 FAX原画の編集 暗号化・復号化装置及び秘密通信
主要キーワード カラーコード表 不一致性 組合せシステム 再現テスト 付属カメラ カラーリスト カラー構成 矩形平面
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2012年2月9日)のものです。
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図面 (20)

課題

携帯電話等で、符号化と復号化に最適な番地カラー概念を提案し、情報配信等行う際にメッセージ暗号的に送ることができ、色の変化幅が小さく色数の少ないカラー写真画像であってもオブジェクト割り当てを行える番地カラーシステム等を提供する。

解決手段

番地カラーシステムは、カメラと表示部を備えた携帯電話等に適用され、カラーコード表で取り扱われかつコンピュータオブジェクトとして取り扱われる携帯電話等上の任意のカラー写真画像を、表示部の表示画面を形成する2次元配列領域の複数のブロックから一部または全部を取り出して形成する番地カラーシステムである。複数のブロックの各々について、ブロック位置情報に基づいて付与される番号(n)と、対応するブロックで表現されるカラー(C)とから、番地カラー(Cn)を作成して構成される。

概要

背景

携帯電話等(一般的には、携帯電話、デジカメスマートフォン携帯端末等を含む例
えば相対的に小さい面積表示画面を備えた携帯用コンピュータ端末)、当該携帯電話等
に関連する種々の装置、または通信回線で接続された複数の携帯電話等から成るコンピュ
ータシステム等で取り扱われる文書文字、図形、数式、画像、音声等のデータや情報(
プログラムを含む)等を「コンピュータオブジェクト」と呼ぶ。かかるコンピュータオブ
ジェクトについては、従来の携帯電話等において、認識可能な言語、図、絵画等を常態
して使用している。この使用の「常態」は、換言すれば、常に、当該言語等のデータを取
得すれば、その内容を即座に直接的に認識することができるということである。また携帯
電話等におけるコンピュータオブジェクトの記録、再生圧縮等においても同じである。

インターネット等の通信回線を介した携帯電話等同士の間のコンピュータオブジェクト
に係る情報配信においても、上記の常態のままでの情報配信が行われる傾向にある。

上記の携帯電話等のシステムでは、関係のない他者による情報の漏洩盗難が生じやす
い。

そこで従来では、上記の情報漏洩や盗難を防止すべく、当該情報等の内容を直接に認識
することを不能にするため、暗号化処理を行う技術が提案されている(例えば特許文献1
等)。

また本出願人は、先に、「カラーを利用したコンピュータオブジェクトの表現等」に係
る発明を提案した(特許文献2)。この発明は、コンピュータの内部で扱われる、あるい
はコンピュータを介して扱われるデータまたは情報を、例えばカラードット等の表現手段
でカラー(色)を利用して表現しようとする技術であり、印刷手法によって紙等の表面で
の狭い箇所に所要のデータまたは情報(コンピュータオブジェクト、あるいは簡略してオ
ブジェクト)を記録するときにカラードット等で表現する。これにより大量のデータ等を
簡単な表記で表現することができる。また当該発明ではカラーを利用した暗号作成の方法
についても言及している。

近年、例えば携帯電話等のカメラによる撮像で得られるカラー写真画像(一般的にはカ
ラー画像)を配信すべき情報とし、情報配信側の携帯電話等から情報受信側の携帯電話等
やその他のコンピュータへインターネット等を経由して伝送することも多い。近年の携帯
電話では、カメラ機能を有し、容易にカラー写真画像を得ることができる。カラー写真画
像は、情報を提供する媒体として有用となっている。
また符号化方法および復号化方法によって、暗号化として情報漏洩防止により、効果が
あるとされているが、これが、これらの方法により、特定および不特定の多数の携帯端末
ユーザメッセージの配信が可能になり、広告製品の詳細、パンフレットの詳細等の配
信にも利用が可能である。この場合も、予め、或る写真画像と好きな情報を関連させてお
くことにより、カメラで得られたカラー写真画像に関連した付加的な情報を、携帯端末の
画面上に文字や画像を表示することができる。さらに携帯端末のスピーカを利用すれば、
音声で情報を配信することができる。このため、語学発音教材としての活用も可能であ
る。

概要

携帯電話等で、符号化と復号化に最適な番地カラー概念を提案し、情報配信等行う際にメッセージ暗号的に送ることができ、色の変化幅が小さく色数の少ないカラー写真画像であってもオブジェクト割り当てを行える番地カラーシステム等を提供する。番地カラーシステムは、カメラと表示部を備えた携帯電話等に適用され、カラーコード表で取り扱われかつコンピュータオブジェクトとして取り扱われる携帯電話等上の任意のカラー写真画像を、表示部の表示画面を形成する2次元配列領域の複数のブロックから一部または全部を取り出して形成する番地カラーシステムである。複数のブロックの各々について、ブロック位置情報に基づいて付与される番号(n)と、対応するブロックで表現されるカラー(C)とから、番地カラー(Cn)を作成して構成される。

目的

本発明の目的は、上記の課題に鑑み、携帯電話等の携帯用コンピュータ端末による通信
回線を経由した情報配信等において、符号化および復号化に最適なカラー概念を提案し、
カラー写真画像を配信する際に文章や音声等のメッセージも暗号的に送ることができ、さ
らに、色の変化幅が小さく色数の少ないカラー写真画像であってもオブジェクト割り当て
を行うことができる番地カラーシステム、カメラ撮像画像に基づく番地カラー作成方法
カラー写真画像を利用した符号化方法および復号化方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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請求項1

カメラと表示部を備えた携帯用コンピュータ端末に適用される番地カラーシステムであって、カラーコード表で取り扱われかつコンピュータオブジェクトとして取り扱われる前記携帯用コンピュータ端末上の任意のカラー写真画像を、前記表示部の表示画面を形成する2次元配列領域の複数のブロックから一部または全部を取り出して形成する番地カラーシステムであり、複数の前記ブロックの各々について、ブロック位置情報に基づいて付与される番号(n)と、対応する前記ブロックで表現されるカラー(C)とから、番地カラー(Cn)を作成して成ることを特徴とする番地カラーシステム。

請求項2

携帯用コンピュータ端末において、そのカメラによって撮像した任意のカラー写真画像を表示する表示画面を形成する2次元配列の複数のブロックから一部または全部を取り出して形成する番地カラーシステムであり、複数の前記ブロックの各々について、ブロック位置情報に基づいて付与される番号(n)と、対応する前記ブロックで表現されるカラー(C)とから番地カラー(Cn)を作成して成ることを特徴とする番地カラーシステム。

請求項3

携帯用コンピュータ端末において、そのカメラによって撮像した任意のカラー写真画像を表示する表示画面を形成する2次元配列の複数のブロックから一部または全部を取り出して形成する番地カラーシステムであり、複数の前記ブロックの各々について、同じカラーで表現される複数の前記ブロックでは、当該ブロックによって表現されるカラー(C)に対して、対応する前記ブロックの位置情報に基づいて付与される番号(n)を組み合わせて番地カラー(Cn)を作成することを特徴とする番地カラーシステム。

請求項4

前記カラー(C)の数は、代表的な3色とその他の1色とから成る4色であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載された番地カラーシステム。

請求項5

前記代表的な3色はR(赤)とG(緑)とB(青)であることを特徴とする請求項4記載の番地カラーシステム。

請求項6

前記代表的な3色はC(シアン)とM(マゼンタ)とY(イエロー)であることを特徴とする請求項4記載の番地カラーシステム。

請求項7

携帯用コンピュータ端末に備えられたカメラで撮像した画像の2次元特定領域を選択するステップと、前記2次元特定領域をn×m個(nとmは1以外の自然数)の複数のブロックに分割するステップと、n×m個に分割された複数の前記ブロックの各々で代表カラーを決めるステップと、n×m個の複数の前記ブロックの各々について決められた複数の前記代表カラーと、対応するブロックの位置情報に基づく番地情報とに基づいて、前記2次元特定領域における番地カラーに係るコードを決定するステップと、を有することを特徴とするカメラ撮像画像に基づく番地カラー作成方法

請求項8

n×m個の複数の前記ブロックの各々に存在する頻度が高いカラー画素に係るカラーを各ブロックの前記代表カラーとして決めることを特徴とする請求項7記載のカメラ撮像画像に基づく番地カラー作成方法。

請求項9

前記代表カラーを決める前記ステップで、n×m個の複数の前記ブロックの各々において存在する複数のカラー画素に係るカラーの比率を求め、当該比率に基づいて決まるカラーを各ブロックの前記代表カラーとして決めることを特徴とする請求項7記載のカメラ撮像画像に基づく番地カラー作成方法。

請求項10

前記代表カラーを決める前記ステップは、n×m個の複数の前記ブロックについて決められた複数の前記代表カラーについて、認識率テストによって、前記画像の認識に貢献する有効代表カラーと、前記画像の認識に貢献しない無効代表カラー(不定色)を定めるステップを含み、前記2次元特定領域の前記番地カラーに係るコードは前記有効代表カラーに基づき決定されることを特徴とする請求項7記載のカメラ撮像画像に基づく番地カラー作成方法。

請求項11

前記無効代表カラー(不定色)は、前記番地カラーに係るコード以外の他のコード情報を使用することを特徴とする請求項10記載のカメラ撮像画像に基づく番地カラー作成方法。

請求項12

携帯用コンピュータ端末のカメラによる撮像で得られたカラー写真画像から、当該カラー写真画像を表示する表示画面上で定められた2次元配列を形成する複数のブロックの各ブロックの番号(n)と複数のカラー(C)を基にして、番地カラーを作成するステップと、前記番地カラーに挙げられた複数の番地カラー(Cn)の各々と、オブジェクト(O)を対応づける番地カラーコード対応表(CnO表、CO表)を作成するステップと、から成ることを特徴とするカラー写真画像を利用した符号化方法

請求項13

携帯用コンピュータ端末のカメラによる撮像で得られたカラー写真画像から、当該カラー写真画像を表示する表示画面上で定められた2次元配列を形成する複数のブロックの各ブロックの番号(n)と複数のカラー(C)を基にして、番地カラー1次元配列を作成するステップと、前記番地カラー1次元配列に挙げられた複数の番地カラー(Cn)の各々と、テキストに記載されたオブジェクト(O)と、カラー数値(N)に対応づけるONC対応表を作成するステップと、前記ONCn対応表を用いて、番地カラーリスト(NCn)、およびオブジェクトリスト(NO)を作成することで符号化するステップと、から成ることを特徴とするカラー写真画像を利用した符号化方法。

請求項14

前記番地カラーコード対応表(CnO表、CO表)を作成する前記ステップで、複数の前記番地カラー(Cn)の内で、1つまたはいくつかの特定の番地カラーと、前記カラー写真画像に固有画像識別番号とを対応づけることを特徴とする請求項12記載のカラー写真画像を利用した符号化方法。

請求項15

前記番地カラーコード対応表(CnO表、CO表)を作成する前記ステップで、複数の前記番地カラー(Cn)の内で、1つまたはいくつかの特定の番地カラーと、前記カラー写真画像に固有の画像識別番号および画像属性とを対応づけることを特徴とする請求項12記載のカラー写真画像を利用した符号化方法。

請求項16

前記ONCn対応表を作成する前記ステップで、前記番地カラー1次元配列に挙げられた複数の前記番地カラー(Cn)の内で、1つまたはいくつかの特定の番地カラーと、前記カラー写真画像に固有の画像識別番号と、前記カラー数値とを対応づけることを特徴とする請求項13載のカラー写真画像を利用した符号化方法。

請求項17

前記ONCn対応表を作成する前記ステップで、前記番地カラー1次元配列に挙げられた複数の前記番地カラー(Cn)の内で、1つまたはいくつかの特定の番地カラーと、前記カラー写真画像に固有の画像識別番号および画像属性と、前記カラー数値とを対応づけることを特徴とする請求項13記載のカラー写真画像を利用した符号化方法。

請求項18

前記番地カラーに割り当てる前記オブジェクトは単語、熟語を含むテキスト要素であることを特徴とする請求項12〜17のいずれか1項に記載のカラー写真画像を利用した符号化方法。

請求項19

前記番地カラーに割り当てる前記オブジェクトは、メッセージファイル音声ファイル画像ファイル実行ファイルを含む機能ファイルであることを特徴とする請求項12〜17のいずれか1項に記載のカラー写真画像を利用した符号化方法。

請求項20

請求項12〜19のいずれか1項に記載された符号化方法によって符号化されたカラー写真画像を復号化する方法であって、前記カラー写真画像を、逆変換要素として機能する番地カラーコード表(CnO表、CO表)を用いて、番地カラー(Cn)からオブジェクト(O)に逆変換して復号化することを特徴とするカラー写真画像を利用した復号化方法

請求項21

請求項12〜19のいずれか1項に記載された符号化方法によって符号化されたカラー写真画像を復号化する方法であって、前記カラー写真画像を、番地カラーリスト(NCn)およびオブジェクトリスト(NO)を用いて、番地カラー(Cn)、カラー数値(N)、オブジェクト(O)の順序で逆変換して復号化することを特徴とするカラー写真画像を利用した復号化方法。

請求項22

請求項12〜19のいずれか1項に記載された符号化方法を実行する符号化システムであって、1台の前記携帯用コンピュータ端末によって構成されており、前記携帯用コンピュータ端末の前記カメラによる撮像で得られた前記カラー写真画像に基づき符号化を行う処理ステップを、前記携帯用コンピュータ端末に備えられた演算処理手段で実行することを特徴とする符号化システム。

請求項23

請求項12〜19のいずれか1項に記載された符号化方法を実行する符号化システムであって、1台の前記携帯用コンピュータ端末と、この携帯用コンピュータ端末と相互に通信可能に接続された1台の外部のコンピュータ端末とによって構成され、前記携帯用コンピュータ端末の前記カメラによる撮像で得られた前記カラー写真画像に基づき符号化を行う処理ステップを、前記携帯用コンピュータ端末から前記カラー写真画像を送信された前記外部のコンピュータ端末に備えられた演算処理手段で実行し、その後、当該符号化で得られた情報を前記携帯用コンピュータ端末へ送信することを特徴とする符号化システム。

請求項24

請求項20,21のいずれか1項に記載された復号化方法を実行する復号化システムであって、1台の携帯用コンピュータ端末によって構成されており、前記携帯用コンピュータ端末のカメラによる撮像で得られた前記カラー写真画像に基づき復号化を行う処理ステップを、前記携帯用コンピュータ端末に備えられた演算処理手段で実行することを特徴とする復号化システム。

請求項25

請求項20,21のいずれか1項に記載された復号化方法を実行する復号化システムであって、1台の携帯用コンピュータ端末と、この携帯用コンピュータ端末と相互に通信可能に接続された1台の外部のコンピュータ端末とによって構成され、前記携帯用コンピュータ端末のカメラによる撮像で得られた前記カラー写真画像に基づき復号化を行う処理ステップを、前記携帯用コンピュータ端末から前記カラー写真画像を送信された前記外部のコンピュータ端末に備えられた演算処理手段で実行し、その後、当該復号化で得られた情報を前記携帯用コンピュータ端末へ送信することを特徴とする復号化システム。

技術分野

0001

本発明は、携帯電話等の携帯用コンピュータ端末、または携帯端末通信可能な外部の
コンピュータ端末に適用され、情報配信等でカラー写真画像を利用した番地カラーシステ
ム、カメラ撮像画像に基づく番地カラー作成方法、当該番地カラーシステムで用いられる
符号化方法および復号化方法に関する。

背景技術

0002

携帯電話等(一般的には、携帯電話、デジカメスマートフォン、携帯端末等を含む例
えば相対的に小さい面積表示画面を備えた携帯用コンピュータ端末)、当該携帯電話等
に関連する種々の装置、または通信回線で接続された複数の携帯電話等から成るコンピュ
ータシステム等で取り扱われる文書文字、図形、数式、画像、音声等のデータや情報(
プログラムを含む)等を「コンピュータオブジェクト」と呼ぶ。かかるコンピュータオブ
ジェクトについては、従来の携帯電話等において、認識可能な言語、図、絵画等を常態
して使用している。この使用の「常態」は、換言すれば、常に、当該言語等のデータを取
得すれば、その内容を即座に直接的に認識することができるということである。また携帯
電話等におけるコンピュータオブジェクトの記録、再生圧縮等においても同じである。

0003

インターネット等の通信回線を介した携帯電話等同士の間のコンピュータオブジェクト
に係る情報配信においても、上記の常態のままでの情報配信が行われる傾向にある。

0004

上記の携帯電話等のシステムでは、関係のない他者による情報の漏洩盗難が生じやす
い。

0005

そこで従来では、上記の情報漏洩や盗難を防止すべく、当該情報等の内容を直接に認識
することを不能にするため、暗号化処理を行う技術が提案されている(例えば特許文献1
等)。

0006

また本出願人は、先に、「カラーを利用したコンピュータオブジェクトの表現等」に係
る発明を提案した(特許文献2)。この発明は、コンピュータの内部で扱われる、あるい
はコンピュータを介して扱われるデータまたは情報を、例えばカラードット等の表現手段
でカラー(色)を利用して表現しようとする技術であり、印刷手法によって紙等の表面で
の狭い箇所に所要のデータまたは情報(コンピュータオブジェクト、あるいは簡略してオ
ブジェクト)を記録するときにカラードット等で表現する。これにより大量のデータ等を
簡単な表記で表現することができる。また当該発明ではカラーを利用した暗号作成の方法
についても言及している。

0007

近年、例えば携帯電話等のカメラによる撮像で得られるカラー写真画像(一般的にはカ
ラー画像)を配信すべき情報とし、情報配信側の携帯電話等から情報受信側の携帯電話等
やその他のコンピュータへインターネット等を経由して伝送することも多い。近年の携帯
電話では、カメラ機能を有し、容易にカラー写真画像を得ることができる。カラー写真画
像は、情報を提供する媒体として有用となっている。
また符号化方法および復号化方法によって、暗号化として情報漏洩防止により、効果が
あるとされているが、これが、これらの方法により、特定および不特定の多数の携帯端末
ユーザメッセージの配信が可能になり、広告製品の詳細、パンフレットの詳細等の配
信にも利用が可能である。この場合も、予め、或る写真画像と好きな情報を関連させてお
くことにより、カメラで得られたカラー写真画像に関連した付加的な情報を、携帯端末の
画面上に文字や画像を表示することができる。さらに携帯端末のスピーカを利用すれば、
音声で情報を配信することができる。このため、語学発音教材としての活用も可能であ
る。

先行技術

0008

特開2006−40250号公報
国際公開WO00/72228号公報

発明が解決しようとする課題

0009

近年、例えば、或る携帯電話等から他の携帯端末等へインターネットを経由して情報配
信を行うとき、インターネット上で配信される情報が盗まれることがある。当該情報が、
コンピュータオブジェクトとして常態のままであると、簡単に情報内容盗聴されること
になる。インターネット等の通信回線を経由した携帯端末等の間の情報配信においてコン
ピュータオブジェクトの暗号化を図り、情報配信等で取り扱われるデータ等の完全秘匿性
を実現することが求められている。

0010

さらに携帯電話等を用いてかつインターネットを介してカラー写真画像を配信する場合
において、当該カラー写真画像の中に、画像内容以外の他のメッセージを埋め込みたいと
いう要望がある。これは、必要な情報を暗号的形式送りたいという要望に沿うもので
ある。

0011

さらにカラー写真画像であっても、フルカラー的な色彩で表現されたものではなく、例
えば山水画のような色の変化の幅が小さく色数の少ないカラー写真画像の場合もある。こ
のようなカラー写真画像でも、望ましい所定数(例えば65,536個)に減じられたカラーを
利用して割り当て処理を行って、当該所定数のオブジェクトの割り当てを行うことを可能
にすることが望まれる。

0012

本発明の目的は、上記の課題に鑑み、携帯電話等の携帯用コンピュータ端末による通信
回線を経由した情報配信等において、符号化および復号化に最適なカラー概念を提案し、
カラー写真画像を配信する際に文章や音声等のメッセージも暗号的に送ることができ、さ
らに、色の変化幅が小さく色数の少ないカラー写真画像であってもオブジェクト割り当て
を行うことができる番地カラーシステム、カメラ撮像画像に基づく番地カラー作成方法、
カラー写真画像を利用した符号化方法および復号化方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0013

本発明に係る番地カラーシステム、カメラ撮像画像に基づく番地カラー作成方法、符号
化方法、および復号化方法は、上記の目的を達成するため、次のように構成される。

0014

本発明に係る番地カラーシステムは、カメラと表示部を備えた携帯用コンピュータ端末
に適用される番地カラーシステムであって、
カラーコード表で取り扱われかつコンピュータオブジェクトとして取り扱われる携帯用
コンピュータ端末上の任意のカラー写真画像を、表示部の表示画面を形成する2次元配列
領域の複数のブロックから一部または全部を取り出して形成する番地カラーシステムであ
り、
複数のブロックの各々について、ブロック位置情報に基づいて付与される番号(n)と
、対応するブロックで表現されるカラー(C)とから、番地カラー(Cn)を作成して成
ることを特徴としている。

0015

また本発明に係る番地カラーシステムは、携帯用コンピュータ端末において、そのカメ
ラによって撮像した任意のカラー写真画像を表示する表示画面を形成する2次元配列の複
数のブロックから一部または全部を取り出して形成する番地カラーシステムであり、
複数のブロックの各々について、ブロック位置情報に基づいて付与される番号(n)と
、対応するブロックで表現されるカラー(C)とから番地カラー(Cn)を作成して成る
ことを特徴としている。

0016

さらに本発明に係る番地カラーシステムは、携帯用コンピュータ端末において、そのカメ
ラによって撮像した任意のカラー写真画像を表示する表示画面を形成する2次元配列の複
数のブロックから一部または全部を取り出して形成する番地カラーシステムであり、
複数のブロックの各々について、同じカラーで表現される複数のブロックでは、当該ブ
ロックによって表現されるカラー(C)に対して、対応する前記ブロックの位置情報に基
づいて付与される番号(n)を組み合わせて番地カラー(Cn)を作成することを特徴と
している。

0017

本発明に係るカメラ撮像画像に基づく番地カラー作成方法は、携帯用コンピュータ端末
に備えられたカメラで撮像した画像の2次元特定領域を選択するステップと、
2次元特定領域をn×m個(nとmは1以外の自然数)の複数のブロックに分割するス
テップと、
n×m個に分割された複数のブロックの各々で代表カラーを決めるステップと、
n×m個の複数のブロックの各々について決められた複数の代表カラーと、対応するブ
ロックの位置情報に基づく番地情報とに基づいて、2次元特定領域における番地カラーに
係るコードを決定するステップと、
を有することを特徴としている。

0018

本発明に係るカラー写真画像を利用した符号化方法は、携帯用コンピュータ端末のカメ
ラによる撮像で得られたカラー写真画像から、当該カラー写真画像を表示する表示画面上
で定められた2次元配列を形成する複数のブロックの各ブロックの番号(n)と複数のカ
ラー(C)を基にして、番地カラーを作成するステップと、
番地カラーに挙げられた複数の番地カラー(Cn)の各々と、オブジェクト(O)を対
応づける番地カラーコード対応表(CnO表、CO表)を作成するステップと、
から成ることを特徴としている。

0019

また本発明に係るカラー写真画像を利用した符号化方法は、携帯用コンピュータ端末の
カメラによる撮像で得られたカラー写真画像から、当該カラー写真画像を表示する表示画
面上で定められた2次元配列を形成する複数のブロックの各ブロックの番号(n)と複数
のカラー(C)を基にして、番地カラー1次元配列を作成するステップと、
番地カラー1次元配列に挙げられた複数の番地カラー(Cn)の各々と、テキストに記
載されたオブジェクト(O)と、カラー数値(N)に対応づけるONC対応表を作成す
るステップと、
ONCn対応表を用いて、番地カラーリスト(NCn)、およびオブジェクトリスト
NO)を作成することで符号化するステップと、
から成ることを特徴としている。
本発明に係るカラー写真画像を利用した復号化方法は、前述した本発明に係る符号化方
法によって符号化されたカラー写真画像を復号化する方法であって、
上記のカラー写真画像を、逆変換要素として機能する番地カラーコード表(CnO表、
CO表)を用いて、番地カラー(Cn)からオブジェクト(O)に逆変換して復号化する
ことを特徴としている。

0020

本発明に係る符号化システムは、上記の符号化方法を実行する符号化システムであって
、携帯用コンピュータ端末のカメラによる撮像で得られたカラー写真画像に基づき符号化
を行う処理ステップを、携帯用コンピュータ端末の演算処理手段で実行することを特徴と
している。
さらに本発明に係る符号化システムは、上記の符号化方法を実行する符号化システムで
あって、携帯用コンピュータ端末と、当該携帯用コンピュータ端末との間に相互に通信可
能に接続された外部のコンピュータ端末とによって構成され、携帯用コンピュータ端末の
カメラによる撮像で得られたカラー写真画像に基づき符号化を行う処理ステップを、携帯
用コンピュータ端末からカラー写真画像を送信された外部のコンピュータ端末における演
算処理手段で実行し、その後、符号化で得られた情報を携帯用コンピュータ端末へ送信す
ることを特徴としている。
本発明に係る復号化システムは、上記の復号化方法を実行する復号化システムであって
、携帯用コンピュータ端末のカメラによる撮像で得られたカラー写真画像に基づき復号化
を行う処理ステップを、携帯用コンピュータ端末の演算処理手段で実行することを特徴と
している。
さらに本発明に係る復号化システムは、上記の復号化方法を実行する復号化システムで
あって、携帯用コンピュータ端末と、当該携帯用コンピュータ端末との間に相互に通信可
能に接続された外部のコンピュータ端末とによって構成され、携帯用コンピュータ端末の
カメラによる撮像で得られたカラー写真画像に基づき復号化を行う処理ステップを、携帯
用コンピュータ端末からカラー写真画像を送信された外部のコンピュータ端末における演
算処理手段で実行し、その後、復号化で得られた情報を携帯用コンピュータ端末へ送信す
ることを特徴としている。

0021

ここで、以下、携帯用コンピュータ端末上で取り扱われるカラーコード表のカラーでか
つコンピュータオブジェクトの対象として利用するカラーを「仮想カラー」と呼び、さら
にかかるカラーで構成された任意のカラーテーブルを「仮想カラーシート」と呼ぶことに
する。
従って、換言すれば、上記の本発明に係る番地カラーシステムは、カラー写真画像と携
帯用コンピュータ端末上で仮想する仮想カラーシートの画像とからなり、仮想カラーシー
トは、当該仮想カラーシートに付与される「ブロック」の位置情報に基づいて付与される
番号(n)と当該ブロック番号(n)によって表現されるカラー(C)とによって番地
ラー(Cn)を作成する。
仮想カラーシートを構成するブロックに付与される番地は物理的なピクセル領域を必要
とせず、カラーはコンピュータ上生成されるカラーであることから物理的なカラーの特性
を必要としないことで、番地、カラー共にデジタル値として利用する。
かかるコンピュータでの仮想上の領域およびカラーの特性を生かして、携帯用コンピュ
ータ端末上で取り扱えるカラーを任意の数で、しかもカラーの外界状況変化に依存しな
い番地カラーを作成して成ることで特徴づけられる。

0022

上記の番地カラーシステムの構成では、カラー(色)は、ディスプレイ環境OS環境
携帯カメラ環境条件素材周辺等で性質上違って見えるという課題があり、かかる課
題を回避して、CO等の関係式でCをカラーコード表に従って利用可能にすることを目的
としている。
クローズされた携帯用コンピュータ端末上のカラーは、カラーとして、カラーコード
指定したコードのカラーに特定され、特定カラーはカラー「C」としてカラーコード表に
基づいて利用できる。従って、フルカラーを自在に利用できることになる。カラーの活用
が外界影響で多種多様ぶれるという条件が存在したが、カラー写真画像で特定できるカ
ラーを番地カラーとして特定することは比較的容易なことから、比較的に簡単なカラー写
真画像で多くの分野にコンピュータオブジェクトの活用を期待することができる。
写真画像の目的は、外界の環境条件に影響を受けるカラーを当該画像から有効なカラー
を抽出することにあり、一般的にカラーがぶれて「特定カラー」としての指定が難しいと
いう現実から、有用にCO等で利用し得るカラーを特定するための構成であるが、また同
時に、フルカラー利用が可能な「カラーコード表に基づいてカラーによるONC」を利用
するための導入部でもある。

発明の効果

0023

本発明によれば、次の効果を奏する。
第1に、本発明に係る番地カラーシステムによれば、携帯電話等において任意のカラー
写真画像を表示する表示画面を形成する2次元配列の複数のブロック(分割領域)から一
部または全部を取り出し、ブロック毎に、ブロック位置情報に基づいて付与される番号(
n)と、ブロックで表現されるカラー(C)とを組み合わせて「番地カラー(Cn)」な
るのものを作成することにより、ブロックのカラー情報と当該ブロックの位置情報を組み
合わせて同じカラーであってもこれらのカラーを番地カラーとして区別することが可能に
なり、これらの番地カラーを利用して大量の情報を符号化/復号化することができる。
第2に、本発明に係る番地カラーシステムによれば、カラー写真画像から得られるカラ
ー数が少ない場合にも、ブロックのカラー情報と当該ブロックの位置情報を組み合わせて
同じカラーであってもこれらのカラーを番地カラーとして区別することが可能になり、こ
れらの番地カラーを利用して大量の情報を符号化/復号化することができる。
第3に、カラー写真画像を利用して作成される上記の番地カラーシステムを利用してカ
ラー写真画像に基づく2次元配列のブロックに基づき番地カラーリストを作成し、この番
カラーリストとオブジェクトリスト等を利用してCO対応表を作成し、当該CO対応表
に基づいて符号化または復号化を行うようにしたため、例えばインターネット等で伝送さ
れるカラー写真画像は、オブジェクトに対応づけられていても、その中には一切オブジェ
クトに関する情報が含まれず、解読不可能であるという暗号化の効果が発揮される。
第4に、情報配信側から情報受信側に伝送されたカラー写真画像を復号化できるのは事
前に用意されたCO対応表だけであり、かつ当該CO対応表はオブジェクトリストとカラ
ー写真画像による番地カラーリストを基礎に作られているため、たとえ伝送したカラー写
真画像(カラー暗号キー)がインターネット上で盗聴されたとしても、オブジェクトリス
トがなければCO対応表を作ることはできず、カラー写真画像を解読することはできない
という効果が発揮される。

図面の簡単な説明

0024

カメラ付き携帯電話付属カメラ対象物である絵を撮像する状態を示す斜視図である。
携帯電話のカメラで絵を撮像したとき、表示部における撮像画像表示状態メモリでのデータ保存内容を説明するためのブロック構成図である。
撮像対象物である絵の一例を示す図である。
表示部の画面における撮像画像のブロック分割を説明する図である。
番地カラーによって形成される2次元コード構成(2次元カラーコード)の作成方法を示すフローチャートである。
2次元コード構成(2次元カラーコード)の一例を示す概念イメージ図である。
2次元コード構成(2次元カラーコード)における有効代表カラーと無効代表カラーを決める枠を示す図である。
画像ファイルの一例を示す図である。
カラーコード表ファイルの一例を示す図である。
HISカラー6色RGBXWKを示す図である。
HISカラー6色CMYXWKを示す図である。
符号化方法を示すフローチャートである。
復号化方法を示すフローチャートである。
2次元コード構成(2次元カラーコード)の実施例1を示す図である。
実施例1における番地カラーコード表(CO表)を示す図である。
2次元コード構成(2次元カラーコード)の実施例2を示す図である。
実施例2における番地カラーコード表(CO表)を示す図である。
2次元コード構成(2次元カラーコード)の実施例3を示す図である。
実施例3における番地カラーコード表(CO表)を示す図である。
2次元コード構成(2次元カラーコード)の実施例4における番地カラーコード表(CO表)を示す図である。
2次元コード構成(2次元カラーコード)の実施例5のための番地カラー(Cn)の1次元配列の一例を示す図である。
2次元コード構成(2次元カラーコード)の実施例5における番地カラーコード表(CnO表)を示す図である。
実施例5における番地カラー符号化でのカラー数値(N)とオブジェクト(O)と番地カラー(Cn)との対応関係を示す図である。
実施例5における番地カラー符号化でのオブジェクトリスト(カラー数値(N)とオブジェクト(O)との対応関係)を示す図である。
実施例5における番地カラーリスト(番地カラー(Cn)とカラー数値(N)との対応関係)を示す図である。
2次元コード構成(2次元カラーコード)の実施例6を示す図である。
実施例6における番地カラーコード表(CO表)を示す図である。
2次元コード構成(2次元カラーコード)の実施例7を示す図である。
実施例7における番地カラーコード表(CO表)を示す図である。
実施例7における他の番地カラーコード表(汎用データ構造)を示す図である。
携帯電話と外部のコンピュータ端末とを組み合わせたシステム構成に基づいて復号化方法を実行する例を示すフローチャートである。
2次元コード構成(2次元カラーコード)について5×5の他の実施例を示す図である。
図32に示した2次元コード構成(2次元カラーコード)で、25個のカラー番地と1個のオブジェクト(メッセージ)の関係を示す図である。

実施例

0025

以下に、本発明の好適な実施形態(実施例)を添付図面に基づいて説明する。

0026

本願発明に係るカラー写真画像を利用した番地カラーシステム等は、代表的に例えば携
帯電話上で取り扱われる文章等の情報ファイルデジタルのカラー写真画像で表現する技
術である。換言すれば、携帯版に係る番地カラーシステム等である。ここで「カラー写真
画像」は、代表的にカメラ付き携帯電話に装備されたカメラ(携帯カメラ)で撮像された
画像である。撮像される対象(原画)は任意であり、例えば、カラー写真等の印刷物や、
店頭の広告、書物表示物等である。
携帯電話のカメラで得られたカラー写真画像は、本発明に係る番地カラーシステムを構
築し、かつ当該番地カラーシステムに基づきカラー写真画像に文書等の情報を含ませて符
号化し、情報配信等に使用する。
情報配信に使用する場合において、情報を配信する側では、カラー写真画像を選択・決
定し、番地カラーシステムを利用して作成されたCO表(変換手段として用いる変換テー
ブル)等に基づき情報内容であるオブジェクトを符号化する。他方、情報を受信する装置
の側では、事前に提供されたCO表(逆変換手段として用いる)等に基づき、通信回線等
で送られた符号化処理後のカラー写真画像を受信し、これを復号化し、上記オブジェクト
を取り出す。
カラー写真画像の画像内容は、上記の通り任意であるが、本発明の場合、好ましくは、
例えば山水画のような色の変化の幅が小さく色数の少ないカラー写真画像にも適用するこ
とが可能である。カラー写真画像に係るデータは、情報配信側である或る携帯電話等から
情報受信側である他の携帯用コンピュータ端末等へ通信回線を経由して送信される。
なお上記の番地カラーシステム、符号化方法、および復号化方法は、1台の携帯電話等
の携帯用コンピュータ端末において適用し、当該携帯コンピュータ端末に保存されるテキ
スト等を暗号化するシステムとして利用することも可能である。

0027

本願発明に係る携帯版の番地カラーシステムでの「番地カラー」という概念は、携帯電
話等の携帯用コンピュータ端末に適用されることから、「ブロック位置番号付きカラー(
Position Number Suffixed Color)」という内容で定義される。また当該「ブロック」という
概念は、比較的に小さい面積の携帯電話等の表示画面を構成する複数の画素ピクセル
に関して、当該表示画面を2次元配列(行列)として分割した複数のブロックの各々のこ
とを指している。1つのブロックは、例えば矩形平面を形成する複数の画素から形成され
ており、通常、四角の形に設定されている。その詳細は以下の実施形態で説明される。
また「番地カラー化」とは、ブロックで定義される各カラーの集合に、別々に、それぞ
れの要素に連番(番地)を発番することを意味している。番地の発番において、同一色に
ついても位置番号等を利用してナンバリング(発番または付番)が行われる。

0028

上記のカラー写真画像を使用し、かつ郵送宅配等の物流に関する別のルートまたは経
路で送られたCO表等(特定の番地カラーリストとオブジェクトリストとの組み合せ)を
使用して、当該カラー写真画像上に描かれた特定のカラー配列(カラーの並びまたはカラ
ー・コンフィグレーション)の構造に基づいて、受信側で必要なデータまたは情報を取得
することが可能となる。CO表は、カラー(C)・オブジェクト(O)の対応表であり、
カラー写真画像に基づき作られる。
なお、上記にカラー数値(N)を加えることにより、対応表はさらにONC対応表とな
る。

0029

上記において、「カラー写真画像」は、携帯電話等の表示装置ディスプレイ装置)の
表示画面に表示されるカラー写真画像(カラー画像を含む)、および、書籍や紙等の任意
材質に描かれた任意のカラー写真画像(カラー画像を含む)を概念的に含んでいる。

0030

ここで図1等を参照して、紙等に描かれたカラー画像(カラーコード画像)をカメラで
撮像して入力する装置構成例を説明する。
図1は、カメラ付き携帯電話に装備されたカメラ(携帯カメラ)を使用して対象となる
絵やイメージ等(以下「絵」と記す)を撮像している状態を示す。図2は携帯電話に内蔵
されたカメラおよびその周辺部に関する概略構成を示すブロック図である。

0031

絵11は複数のカラー(色)を含んで任意であり、例えば商店に表示された看板やマー
ク等、絵本の絵、漫画の絵、あるいは絵画等の絵等であってもよい。絵11の一例を図3
に示す。この絵11は、例えば、太郎の鬼退治のイメージを示すカラー写真画像30で
あ瑠。カラー写真画像30において、30aは桃太郎、30bは鬼、30cはを描いて
いる。絵11をカメラ付き携帯電話12のカメラ13で撮像することによって、撮像によ
って得られた画像(映像)は、携帯電話12に備えられた表示部14の画面15に表示さ
れると共に、画像に係るデータはメモリ16のRAM17に記憶される。

0032

図1において、破線で示された領域Aは、携帯電話12のカメラ13で撮影し得る領域
の全体である。従って携帯電話13の画面15に表示された画像は全体として領域Aが表
示され、さらに、絵11の画像は画面15においてその一部の画像として示されている。

0033

表示部14はカラーLCD等であり、表示部14の画面15を形成する画素(ピクセル
)の二次元配列において撮像された画像が表示されている。表示部14の画面15に表示
された画像は、画面15上に設定されたフレーム領域図4に示す31)で定義されてお
り、枠体としての当該フレーム領域31に基づいて画面15上に表示される画像に関する
位置情報が定められる。

0034

メモリ16のRAM17に記憶される、絵11に関する撮像画像に係るデータは、表示
部14の画面15に表示された内容と同じ内容が配列データとして記憶される。画面15
での画像は、画素(ピクセル)の集合として表現される。携帯電話12における表示部1
4の画面15の画素数は任意である。

0035

図4は、表示部14の画面15に表示された画像に関して定義された上記フレーム領域
31を示している。撮像画像に関するフレーム領域31は例えば正方形あるいは長方形
である。図3の図示例によれば、撮像画像のフレーム領域31は正方形であり、さらに当
該正方形のフレーム領域31は、例えば5×5(2次元配列または行列の構造)の25個
のブロック(分割領域)31aに分割がなされている。分割されたブロック31aは5×
5に限定される必要はなく、一般的にはn×m(nとmは共に1以外の自然数である)の
複数の分割領域である。表示部14の画面15において撮像画像を表示するフレーム領域
31は、比較的に小さい数の複数のブロック31aに分割される。複数のブロック31a
のそれぞれは、同数の多数の画素配列を含んでいる。複数のブロック31aのそれぞれに
おいて、多数の画素は各々が、撮像した絵11の対応する箇所の色に応じて色が定められ
ている。

0036

なお携帯電話12では、CPUまたはMPU等で構成される演算処理部18、入力用
号ボタン指示ボタン等を含む入力操作部19、通話用およびデータ通信用の通信部20
、メモリ16内に設けられる各種の応用プログラムを内蔵するROM21を備えている。
ROM21内には、カメラ撮像画像に基づく番地カラーシステムを利用した2次元コード
構成(番地カラーまたは2次元カラーコード)の作成方法に係るプログラム、および2次
コード構成を認識するためのプログラム等を実装している。

0037

上記の実施形態では携帯電話に内蔵されたカメラで撮像したが、カメラは携帯電話のカ
メラに限定されない。例えば携帯可能なデジタルカメラ通信機能を備えたデジタルカメ
ラや固定カメラ、スマートフォン等、一般的な携帯用コンピュータ端末であってもよい。
また上記の方法で、符号化および復号化の方法を採用すると、後述される「番地カラー
コード表」が盗難されない限り、第三者はカメラ撮像画像(C)とオブジェクト(O)の
間の関連が全くなく、情報漏洩の問題がなくなる。
上記の説明では、オブジェクトを携帯電話12等の中で符号化処理等を行うことを前提
とした(符号化処理の詳細は図12を参照して説明される。)が、当該符号化処理等は携
帯電話等に限らず、後述されるように、携帯電話等で撮像した画像を、既に携帯電話等に
組み込まれている各種の通信機器等(無線LANデータ通信赤外線通信、Bluetooth等
)を利用して、いったん外部のコンピュータに画像を暗号化せずに送信し、その情報の符
号化・復号化の処理を外部の当該コンピュータに依存して実行させ、必要な情報だけを携
帯電話等の側に送信するというシステム構成または方法を採用することができる。

0038

次に、図5図11を参照して、カメラ撮像画像に基づく番地カラーシステム、および
当該番地カラーシステム利用した2次元コード構成(2次元カラーコード)の作成方法を
説明する。当該作成方法を実施するため、上記の通り、携帯電話12のメモリ16のRO
M21内にカメラ撮像画像の2次元コード構成の作成方法に係るプログラムが実装されて
いる。図5は当該プログラムで実現される処理内容に係るフローチャートを示している。

0039

カメラ撮像画像を利用した作られる2次元コード構成(2次元カラーコード)は、前述
したフレーム領域31に含まれる画像によって作成される。当該画像は、撮影対象である
絵11をカメラ13の撮像によって画像化して得たものである。従って図5のフローチャ
ートでは、最初に、カメラ13による撮像が行われる(ステップS11)。それにより撮
像画像が取得される(ステップS12)。撮像画像に係る画像データはメモリ16のRA
M17に保存される(ステップS13)。

0040

RAM17は例えばSDメモリ等であり、ビデオRAMを含む。RAM17のビデオ
AMに保存された撮像画像は、表示部14における画面15で表示された範囲でかつ画面
上に定義されるフレーム領域31で範囲が定義される画像である。画面15においてフレ
ーム領域31の範囲で描かれた画像に対応して、RAM17では、フレーム領域31の範
囲に対応して、表示画像を形成する各カラー画素(カラードット、以下「画素(またはピ
クセル)」と記す)の位置に対応するメモリ位置(アドレス)して各画素のカラーを決め
カラーデータRGBデータ)が書き込まれている。

0041

RAM17に保存された撮像画像に係る画像データ、すなわちフレーム領域31内の画
像に対応する画像データを利用して、以下の手順で、絵11に基づく2次元コード構成を
作成する。

0042

フレーム領域31は、各画素の位置に基づいて、その位置を定義することができる。フ
レーム領域31に係る位置情報を取得する(ステップS14)。位置情報は、例えば原点
位置(x0,y0)と、縦辺および横辺の長さとから成る。次にフレーム領域31を、取
得した位置情報に基づいて5×5の行列で分割し、25個の分割領域31aに係る位置情
報を取得する(ステップS15)。25個の分割領域31aの各々に含まれる複数の画素
の各々のカラーデータに基づいて所定の基準に基づいて、各分割領域31aの代表カラー
を決定する(ステップS16)。各ブロック31aに基づいて、5×5に分割されたフレ
ーム領域31に含まれる撮像画像に対応する2次元コード構成(番地カラーまたは2次元
カラーコード)を作成し(ステップS17)、RAM17に後述するごとき画像ファイル
の一部として保存する(ステップS18)。

0043

図6に、フレーム領域31に対応させて示した正方形の枠32に基づいて2次元コード
構成の例を示す。枠32は2次元コード構成を図形概念的な構成に示している。正方形の
枠32は5×5のブロック(分割領域)32aで分割されており、分割された各ブロック
32aには、便宜上、例えば、「W(white:白)」、「B(Blue:青)」、「G(Green
:緑)」、「R(Red:赤)」のいずれかの文字が表記されており、これらの文字で表現
されたカラー(色)に基づき2次元コード構成が作成される。実物としては、枠32の各
ブロック32aには表記された文字に対応するカラー(色)が描かれている。また他のカ
ラーとして「D(Dark:黒)」が含まれる場合もあり得る。このような2次元コード構成
(枠32の内容)によれば、RAM17に保存され、これを表示部14の画面15に表示
させると、指定された4つの代表カラー(W(白)を含む)の組合せで、図6に示すよう
な例えば4種のカラー(W,B,G,R)による絵柄が表現され、表示される。この絵柄
自体が、「番地カラー」という概念を含んで構成され、「2次元カラー構成」すなわち「
2次元カラーコード」を形成する。

0044

図4で示したフレーム領域31の25個のブロック31aの各々(図6では枠32のブ
ロック32aに対応する)の決め方は、好ましくは、例えば、各ブロック31aに含まれ
る複数の画素のカラーを赤、緑、青、白、黒についての5色化処理を行い、各ブロック3
1aに含まれる複数の画素のカラーの中で出現頻度が一番高いカラーを当該ブロック31
aの代表カラーとする。
上記の赤、緑、青、白、黒の5色化処理は、HSI空間の図(図10図11を参照)
にあるように、明度(0≦I≦200)が、I=0に近いカラーを黒(D)とし、I=2
00に近いカラーを白(W)とする。また色相(0≦H≦360)が、60≦H≦180
のカラーを緑(G)とし、180≦H≦300のカラーを青(B)とし、0≦H≦60、
300≦H≦360のカラーを赤(R)とする。
その他に、例えば、各ブロック31aに含まれる複数の画素のカラーにおいてカラーの
比率を求め、当該比率に基づいて決まるカラーを当該ブロック31aの代表カラーとする
こともできる。
上記のカラーの比率として、ブロック31aの複数の画素のRGBヒストグラム分布
ら求められるRGBヒストグラム累積値RGB比率に基づいて、一番大きな比率のカラ
ー(RGB)を代表カラーとする。

0045

上記のごとくして、図6に示すような4つの代表カラー(各ブロック32aの「W」、
「B」、「G」、「R」)をマトリックス状に配列して成る2次元コード構成(枠32)
が作成される(ステップS17)。2次元コード構成を携帯電話12の表示部14の画面
に表示したり、あるいはプリント手段で印刷すると、4色のカラーに基づくカラーパター
ンとして表示される。

0046

しかしながら、このようにして作成される2次元コード構成は、他の時点で、同じ対象
物である絵11を携帯電話12のカメラ13で撮像し、撮像画像に基づいて同様な手順に
て2次元コード構成を作成したとしても、その際の撮像条件照明条件、環境条件等が異
なる場合もあり得るので、全く同じ2次元コード構成が作成されるとは限らない。すなわ
ち、同じ撮像対象物に基づいて、常に、完全に同一の2次元コード構成が作成されるとは
限らない。換言すれば再現性の問題が含まれている。このことは他の携帯電話等で撮像し
て2次元カラー構成を作成して取得する場合にも同様なことが言える。

0047

そこで上記の再現性を高めるために、再現性に対して良好な影響を与える有効な代表カ
ラー、再現性に対して不良な影響を与える無効な代表カラーを定める仕組みを与える。
図7は、図6に示した2次元コード構成に係る枠32に対応した他の枠33を設定した
例を示し、さらに当該枠33を5×5で分割して分割領域33aを形成し、25個の当該
分割領域33aの各々に「1(有効)」と「0(無効)」のフラグを割当て、25個の分
割領域33aの各々に対応する2次元コード構成(枠32)の各ブロック32aの代表カ
ラーに関する有効または無効を決めるようにしている。
すなわち、「1」が割り当てられた代表カラーは再現性に貢献する有効な再現性カラー
(有効代表カラー)として扱われ、「0」が割り当てられた代表カラーは再現性に貢献し
ない無効の不定カラー(無効代表カラー)として扱われる。従って、枠32で示された2
次元コード構成においては、枠33で「1」で示された例えば7個のブロック32aに係
る有効代表カラーに基づいて再現性が評価される。

0048

上記において、番地カラーを利用した2次元コード構成(2次元カラーコード)を表現
する枠32において、25個のブロック32aの各々の有効性または無効性は、例えば認
識率テスト再現テスト)等に基づいて決定される。当該認識率テストは、例えば、予め
事前に、1つまたは複数の同じ絵等を対象にしてかつ照明等の環境(明るい環境、暗い
境等)を異ならせて同じ携帯電話のカメラを利用して所要の複数回撮像して2次元カラー
コードを作成し、あるいは、上記同じ条件でかつ異なる携帯電話のカメラを利用して撮像
して2次元コード構成を作成し、その一致性または不一致性を判断して、有効代表カラー
および無効代表カラーを定めることが出来る。こうして確定した複数の有効代表カラーお
よび複数の無効代表カラーからなる2次元カラーコード32を最終的に登録する。この登
録は、本実施形態では、便宜上、携帯電話12のメモリ16のRAM17に保存する。な
お、最終的に確定した2次元コード構成を通信部20を介してサーバ等に送信し、当該サ
ーバ等に登録し保存することもできる。

0049

また2次元コード構成に係る枠32において、25個のブロック32aの各々の有効性
または無効性を決める他の方法としては、撮像画像に係るデータ(RGB成分)において
RとGとBの間の境界カラー(境界色)は認識率にバラツキが生じるので、カラーとして
使用せず、無効代表カラーとして扱う。

0050

RAM17に保存される画像ファイル34の情報内容の一例を図8に示す。画像ファイ
ル34において、1行目の「5,5」34aは、図5に示した「5×5」に分割された2
次元コード構成に係る枠32の分割構造を示している。分割の大きさは、各ブロック32
aの画素数を考慮して定められる。2行目の「1」と「0」とから成る配列34bは上記
の有効と無効を指定するフラグの並びである。3行目の「B」と「W」と「G」と「R」
の配列34cは上記の2次元コード構成に係る枠32の25個のブロック32aの代表カ
ラーの並びである。なお画像ファイル34に関する情報ファイルの構造は、図8に示され
た構造に限定されず、任意の行列構造で構成することもできる。

0051

上記の実施形態の説明によれば、携帯電話12のメモリ16のROM21に実装された
2次元コード構成(2次元カラーコード)の作成方法に係るプログラムに基づいて、カメ
ラ13で撮像された任意の絵11に基づいて2次元コード構成の作成方法、およびこれに
基づく画像ファイル34の作成方法を説明したが、別途に、例えば専用のカメラを用いて
2次元コード構成および画像ファイル34を作成することもできる。

0052

次の段階では、例えば上記のごとき2次元コード構成に係る枠32、さらには当該2次
元コード構成を含む画像ファイル34を利用して、カラーコード表ファイルを別途のルー
ルで作成し、当該2次元コード構成に係る枠32等を利用して適宜に定めたまたは所要の
情報の送受をインターネット等の通信手段を通して行うことができる。

0053

上記のカラーコード表ファイルは例えば多数行のファイルで構成される。当該カラーコ
ード表ファイルを形成する各行は、左端から右端に向かって「ファイル番号、カラー、列
番号、行番号、内容識別子、オブジェクト」の6つの要素から構成されている。「ファイ
ル番号」は予め事前に付与されるものである。「カラー」は上記の例えば5つのカラーの
うちのいずれかである。「内容識別子」は「1」または「2」であり、例えば「1」は文
字列であり、「2」は音声ファイル名である。「オブジェクト」は、対象とする情報に含
まれる内容であり、具体的な文字列内容または音声ファイルを特定する内容である。カラ
ーコード表ファイルの一例を図9に示す。図9に示したカラーコード表ファイル35によ
れば、2次元コード構成を作る25個のブロック32aのうちの有効代表カラーのそれぞ
れに対応して文字列情報等を割り当てられている。

0054

上記のようにして、絵11を携帯電話12のカメラ13で撮像して得たカラー写真画像
について、その2次元特定領域(フレーム領域31)を分割したn×m個(nとmは1以
外の自然数)のブロック(31a)の各々で前述した所定の基準に基づき代表カラー(ブ
ロック32a)を決めて得られた2次元カラー構成(番地カラー)に係る枠32に対して
、別途にカラーコード表ファイル35を形成して割り当て、カラーコード表ファイル35
にオブジェクト(メッセージ、テキストファイル、音声ファイル、画像ファイル等から構
成される)を組み込み、絵11から、当該メッセージ、音声、画像等を発信するように構
成される。

0055

なお2次元コード構成に含まれる上記の複数の無効代表カラーについては、2次元コー
ド構成の認識に貢献するカラーではないが、複数の当該無効代表カラーの各々に他のコー
ド等の情報を割り当てて利用することができる。

0056

さらに上記のカラーコード表ファイル35は例えば、2次元コード構成すなわち番地カ
ラーで表現される複数の有効代表カラーの配置パターンによって定義されるカラーパター
ンそのものをカラーコード表ファイルとして取り扱うこともできる。

0057

次に、図12図13を参照して、上記番地カラーを利用した符号化処理のフローと復
号化処理のフローを説明する。

0058

図12に示した符号化処理は、任意に選択された絵を携帯電話12のカメラ13で撮像
してカラー写真画像データを作成し、当該カラー写真画像を利用してコンピュータの扱う
種情報に係る上記のオブジェクトを符号化(暗号化)するという処理である。任意に選
択される絵は、一般的にカラー印刷画像であり、例えば前述の絵11である。
なお、図12に示した符号化処理の内容は、図5のフローチャートに基づいて説明した
当該番地カラーシステム利用した2次元コード構成(2次元カラーコード)の作成方法と
実質的に同じであり、この2次元コード構成を「符号化(暗号化)」という観点で捉えな
おしたものである。

0059

図12において、最初のステップS21では、絵11を携帯電話12のカメラ13(携
帯カメラ)で撮像する。この撮像で得られたカラー写真画像において、ブロック分割の処
理を行い、各ブロック(ブロック31a)の代表カラーを決定し、番地カラー化を実行す
る(ステップS22)。すなわち、ステップS22で、カメラ13で取得したカラー写真
画像(絵11に対応)に基づいて当該カラー写真画像に固有の番地カラーシステムを作成
する。次に作成した番地カラーを利用して、各ブロック(31a)の代表カラー(番地カ
ラー)に、符号化しようとするオブジェクトを割り当てる(ステップS23)。これによ
り本発明に係る携帯版の「番地カラー」を利用した符号化が行われる。オブジェクトに割
り当てられる番地カラーについては、図7を参照して説明した通り、有効または無効が存
在するので、次のステップS24で有効/無効フラッグを割り当てる。以上に基づき、番
地カラーコード表(CO表)を作成し(ステップS25)、当該番地カラーコード表を記
録媒体に記録し保存する(ステップS26)。「番地カラーコード表(CO表)」は、番
地カラー(C)とオブジェクト(O)との対応関係を示したテーブルである。「番地カラ
ーコード表(CO表)」についての具体的な例は実施例1〜7として後述される。こうし
て任意のオブジェクトについての番地カラーを利用した符号化(暗号化)が行われる。

0060

図13に示した復号化処理は、基本的に、例えば携帯電話12と同等な機能を有する他
の携帯電話において、前述した符号化処理が行われたオブジェクトを逆の処理を行って取
り出すという内容である。このためには、上記のステップS25で作成された番地カラー
コード表(CO表)を別のルートで取得していることが条件になる。オブジェクトが符号
化されて成る結果物は、図6で示された2次元コード構成(2次元カラーコード)そのも
の、或いは当該2次元コード構成を含んでいる原画としてのカラー印刷画像すなわち絵1
1である。図13に示された復号化処理のフローでは、一例として、カラー印刷画像に基
づいて復号化処理を行っている。最初のステップS31では他の携帯カメラでカラー印刷
画像(絵11等)を撮像し、その後、ブロック分割を行って番地カラーを取得する(ステ
ップS32)。次に、別のルートで取得している前述の番地カラーコード表(CO表)を
用いて、取得した上記の番地カラーをオブジェクトに復号化する(ステップS33)。最
後に復号化したオブジェクトを対応する出力手段によって出力する(ステップS34)。
オブジェクトの内容としては、後述されるように、メッセージ(テキスト、文章等)、音
声、画像等である。こうして番地カラーを利用した復号化処理が完了する。なお、2次元
カラー構成(2次元カラーコード)をデータとして直接に取得できる場合には、上記のス
テップS31,S32は省略される。また、2次元カラー構成(2次元カラーコード)が
印刷物等として提供される場合には、携帯カメラで撮像する必要がある。

0061

次に、本発明に係る携帯版の番地カラーシステム等が適用されるオブジェクトの内容、
携帯版用の番地カラーを利用した2次元コード構成(2次元カラーコード)に割り付け
れるオブジェクトの内容、および応用例について例を挙げて説明する。
前述した実施形態では5×5の行列の2次元コード構成(2次元カラーコード)につい
て説明したが、以下の説明では、前述したフレーム領域31のブロック分割の個数に関し
て、原則的に、小さい規模(3×3の行列)から大きい規模(8×8の行列)の例につい
て説明する。

0062

図14は、オブジェクトがメッセージ(文)である場合の例(実施例1)を示す。
メッセージ(文または文字列)をカラー写真画像に含ませて送るものである。図14
、101はカラー写真画像をブロック分割して作成した2次元コード構成(2次元カラー
コード)を示す。すなわち、絵11等を携帯カメラで撮像し、それにより得たカラー写真
画像を例えば3×3の行列でブロック分割した2次元コード構成101である。当該2次
元コード構成101では、9つのブロック101aを有し、9つのブロック101aの各
々には番地カラーとしてR1〜R3,B1〜B4,G1,G2が割り当てられている。そ
して、これらの9つの番地カラーの各々には、図15に示される通りの番地カラーコード
表(CO表)102を別途に用意することにより、図14に書き込まれた通りのメッセー
ジが対応付けられている。メッセージの全体は、「こんにちはお元気ですか?またお会い
しましょう。ではさようなら。」である。最後の番地カラーB4は何らのメッセージも対
応付けられず、スペースの状態である。
上記によって、2次元コード構成101で定義された9つの番地カラーのうち8つの番
地カラーの各々にオブジェクト(メッセージ)を割り当てることにより、すなわち番地カ
ラーコード表102を作成することにより、「符号化」が行われる。反対に、カラー写真
画像から番地カラーコード表102を利用して上記のメッセージを取り出すことにより「
復号化」が行われる。

0063

図16は、オブジェクトが音声付きメッセージである場合の例(実施例2)を示す。
2次元コード構成(2次元カラーコード)101、9つのブロック101aは上記の実
施例1の場合と基本的に同じである。異なる点は、図16に示す通り、2次元コード構成
101において番地カラーB4がスペースではなく、当該番地カラーB4には「音声ファ
イルn」が割り当てられている点である。そのため、図17に示した番地カラーコード表
(CO表)103においても、番地カラーB4には「音声ファイルn」が対応付けられて
いる。なお「音声ファイルn」の「n」の意味は、N個の音声ファイル(n=1〜N)か
ら任意の音声ファイルを選択指定するという意味である。
上記によって、2次元コード構成101で定義される9つの番地カラーの各々にオブジ
ェクト(メッセージと音声)を割り当てることにより、すなわち番地カラーコード表10
3を作成することにより、「符号化」が行われる。反対に、カラー写真画像から番地カラ
ーコード表103を利用して上記のメッセージと音声を取り出すことにより「復号化」が
行われる。

0064

図18は、オブジェクトが画像および音声付きメッセージである場合の例(実施例3)
を示す。
2次元コード構成(2次元カラーコード)101、9つのブロック101aは上記の実
施例1の場合と基本的に同じである。異なる点は、図18に示す通り、2次元コード構成
101において、9つのブロック101aに対するオブジェクトの対応付けについて、割
り当てられた番地カラーR1〜R3,B1〜B4,G1,G2の各々に対して、図19
番地カラーコード表(CO表)104に示される通りのオブジェクト(画像ファイル1〜
3、音声ファイル1〜3、MSGファイル1〜3)が対応付けられている。画像ファイル
1〜3、音声ファイル1〜3、MSGファイル1〜3の各々の内容は、番地カラーコード
表(CO表)104の備考の欄に明記されている。
上記によって、2次元コード構成101で定義される9つの番地カラーの各々にオブジ
ェクト(画像と音声とメッセージ)を割り当てることにより、すなわち番地カラーコード
表104を作成することにより、「符号化」が行われる。反対に、カラー写真画像から番
地カラーコード表104を利用して上記の画像と音声とメッセージを取り出すことにより
「復号化」が行われる。

0065

図20は、番地カラーコード表(CO表)の他の例(実施例4)を示す。
この番地カラーコード表(CO表)105では、取得したカラー写真画像を5×5の行
列でブロック分割した2次元コード構成を想定しており、図6図9で説明した上記の2
次元コード構成(枠32)に対応している。
図20に示した番地カラーコード表(CO表)105では、「番地カラー」および「オ
ブジェクト」の欄に加えて、「フラグ」の欄が設けられている。番地カラーは、B1〜B
5,W1〜W10,G1〜G5,R1〜R5であり、それぞれには有効フラグ(1)また
は無効フラグ(0)が設定されている。有効フラグ(1)が設定された番地カラーに対し
て文字列(テキスト)と音声ファイル(mom2, mld)が割り当てられている。
上記によって、2次元コード構成(枠32)で定義される25個の番地カラーに有効フ
ラグおよび無効フラグを利用して適宜にオブジェクト(文字列と音声)を割り当てること
により、すなわち番地カラーコード表(CO表)105を作成することにより、「符号化
」が行われる。反対に、カラー写真画像から番地カラーコード表(CO表)105を利用
して上記の文字列と音声を取り出すことにより「復号化」が行われる。

0066

図21図25は、番地カラーコード表(CO表)の他の例(実施例5)を示す。
この実施例5では、取得したカラー写真画像を8×8の行列でブロック分割した2次元
コード構成を想定しており、当該2次元コード構成から得られる図21に示すような1次
配列構造(この例ではR,G,Bとする)を有する番地カラー(Cn)201に基づい
て、図22に示すような番地カラーコード表(CO表)202を作成する。

0067

番地カラー化を行う処理では、2次元コード構成(2次元カラーコード)から作られた
RGB1次元配列について、番地カラー化を行う。なお「番地カラー化」とは、RGB1
次元配列に関して、R集合、G集合、B集合のそれぞれに、別々に、それぞれの要素に連
番(番地)を発番することを意味している。すなわち、8×8の2次元コード構成から得
られるRGB1次元配列の各ブロックに番地を発番することにより、「番地カラー」が形
成される。番地の発番において、同一色についても位置番号等を利用してナンバリング(
発番または付番)が行われる。

0068

図21に示した番地カラーの1次元配列の場合には、R集合については13個の「R」
要素に対してR1からR13まで発番し、G集合については13個の「G」要素に対して
G1からG13まで発番し、B集合については21個の「B」集合についてB1からB2
1まで発番している。生成された番地カラー1次元配列を利用し、各番地カラー(Cn)
にカラー数値(N)を割り当てることにより「番地カラーリスト」が作成される。

0069

図21に示した番地カラー1次元配列の各番地カラー(Cn)には、対応するカラー数
値は割り当てられていない。こうして生成された番地カラー1次元配列を利用して次に番
地カラーの符号化が行われる。

0070

この番地カラー符号化は、図21に示した番地カラー1次元配列201を基礎にして、
47個の番地カラーのそれぞれにオブジェクトを割り当て、ONC対応表を作成すること
を意味している。図22には、作成されたONC対応表の一部であるCn−O対応表(C
nO表)の例202を示す。オブジェクトは全ての文字列の例である。オブジェクトは、
特定のメッセージを有する長い文章(コンピュータオブジェクト)が分割して作成してい
る。当該長い文章の分割数や分割の仕方は任意である。この実施例5では、47個の番地
カラー(R1〜R13、G1〜G13、B1〜B21)のそれぞれにオブジェクト(文字
列)が割り当てられるように分割されている。各番地カラー(Cn)とオブジェクト(O
)の対応関係は、図22で示したリストあるいは図表に示す通りであり、これによりCn
O表(実質的にはCO表)が作成される。

0071

図23に、カラー数値(1〜36)に基づいて整理して生成された番地カラーコード表
203を示す。図22のテーブルのオブジェクト部(O)を文字や単語、語句ソート
た上で、連番のカラー数値(N)を割り当てたテーブルである。この番地カラーコード表
によれば、カラー数値(N)とオブジェクト(O)と番地カラー(Cn)との対応関係を
示している。番地カラー(Cn)の欄では、同じオブジェクト(例えば「、」や「の」等
)に対して複数の番地カラー(Cn)が対応づけられている。また、カラー数値(N)と
オブジェクト(O)/番地カラー(Cn)との対応付けは任意に決めることができる。

0072

図24は、図23に示した対応表からN−O対応部分を取り出し、オブジェクトリスト
(符号化)204として示している。図24のオブジェクトリストはオブジェクトリスト
生成の処理によって作られる。

0073

図25は、番地カラー(Cn)とカラー数値(N)との対応関係を示す番地カラーリス
ト205を示している。図23に示した対応表からCn−N対応部分を取り出した上で、
番地カラー(Cn)の英数字でソートしたテーブルである。番地カラーリストは、番地カ
ラーリストの生成処理によって作られる。上のようにしてONC対応表(オブジェクトリ
ストと番地カラーリスト)が作成される。

0074

実施例5での番地カラーコード表(CO表)の作成では、カラー写真画像を利用してR
GB3色カラーリダクションを行い、RGB1次元配列を作成し、当該番地カラーに係る
RGB1次元配列を利用して番地カラー符号化を行う。

0075

次に、図26は、オブジェクトが画像ID付きメッセージである場合の例(実施例6)
を示す。
2次元コード構成(2次元カラーコード)101、9つのブロック101aは前述した
実施例1の場合と基本的に同じである。異なる点は、図26に示す通り、2次元コード構
成101において、9つのブロック101aに対するオブジェクトの対応付けについて、
割り当てられた番地カラーR1〜R3,B1〜B4,G1,G2の各々に対して、図27
の番地カラーコード表(CO表)301に示される通りのオブジェクト(メッセージと画
像ID)が対応付けられている。スペースであった番地カラーB4に対して「画像ID」
を対応付けている。ここで「画像ID」は、別途に場所に保存された画像を特定するため
ID情報名称情報)である。
上記によって、2次元コード構成101で定義される9つの番地カラーの各々にオブジ
ェクト(メッセージと画像ID)を割り当てることにより、すなわち番地カラーコード表
301を作成することにより、「符号化」が行われる。反対に、カラー写真画像から番地
カラーコード表301を利用して上記のメッセージと画像IDを取り出すことにより「復
号化」が行われる。画像そのものの内容は、取り出した画像IDを用いてアクセスし、取
得する。

0076

図28は、オブジェクトが画像IDおよび画像属性付きメッセージである場合の例(実
施例7)を示す。
2次元コード構成(2次元カラーコード)101、9つのブロック101aは前述した
実施例1の場合と基本的に同じである。異なる点は、図28に示す通り、2次元コード構
成101において、9つのブロック101aに対するオブジェクトの対応付けについて、
割り当てられた番地カラーR1〜R3,B1〜B4,G1,G2の各々に対して、図29
の番地カラーコード表(CO表)302に示される通りのオブジェクト(メッセージと画
像IDと画像属性)が対応付けられている。具体的、番地カラーR3に対応付けられるオ
ブジェクトは「では、また」というメッセージであり、さらに番地カラーB3に対応付け
られるオブジェクトは「画像属性」という情報であり、番地カラーB4に対応付けられる
オブジェクトは上記の「画像ID」である。
図30に、実施例7に係る番地カラーコード表のデータ構造例を示す。図30に示した
表では、「画像ID/属性」の欄、「番地カラーリスト」の欄と、「機能ファイル(ファ
クションファイル)」の欄が設けられている。「画像ID/属性」の欄では、「画像I
D」、配列・画像名・目的/用途・作成者作成年月日作成場所等の「画像属性」が設
定されている。「番地カラーリスト」の欄では、番地カラーの内容がリスト状に記憶され
る。「機能ファイル(ファンクションファイル)」の欄では、画像ファイル、音声ファイ
ル、実行ファイル(プログラム・ファイル)等が記憶されている。
上記によって、2次元コード構成101で定義される9つの番地カラーの各々にオブジ
ェクト(メッセージと画像IDと画像属性)を割り当てることにより、すなわち番地カラ
ーコード表302を作成することにより、「符号化」が行われる。反対に、カラー写真画
像から番地カラーコード表302を利用して上記のメッセージと画像IDと画像属性を取
り出すことにより「復号化」が行われる。画像そのものの内容は、取り出した画像IDを
用いてアクセスし、取得する。また画像属性によって、図30に示したデータ構造を有す
る番地カラーコード表を利用して当該画像内容に係る関連情報を取得することができる。

0077

前述した実施例1〜6に係る2次元コード構成(2次元カラーコード)では、図1およ
図2で示すように、携帯電話12のカメラ13で絵11を撮像したとき、基本的に1つ
のカラー写真画像、すなわち1つの2次元コード構成(2次元カラーコード)に対して1
つのパターン情報対応付けとなっている。しかしながら、1つの2次元コード構成(2
次元カラーコード)に対して複数のパターンの情報対応付け(複数レイヤー構造)を形成
することも可能である。すなわち、複数のレイヤー構造を有する2次元コード構成(2次
元カラーコード)を有するように構成することができる。この場合には、実施例7で説明
したように、前述の「画像ID」を利用し、異なる画像IDを割り振ることにより複数の
レイヤーの各々を区別するようにする。
また、2次元コード構成(2次元カラーコード)に対応付けることのできるオブジェク
トの内容としては、実施例1〜7で説明したようなメッセージ、音声ファイル、画像ファ
イル等に加えて、実行ファイル(プログラム・ファイル)のような機能ファイルも含める
ことができる。
前述した各実施例による方法で、符号化および復号化の方法を採用すると、携帯電話等
のカメラで得られるカラー写真画像の特定範囲の認識、または画像全体認識処理の応用
にも活用が可能である。
さらに、上記では、携帯端末で撮像したカラー写真画像は、2次元行列で複数のブロッ
クに分割させ、これにより、カラーコード表から各ブロック(番地)に対応したオブジェ
クトを取得することが可能となる。従って、カラーコード表では、各ブロックに、各オブ
ジェクトが一対一の関係であるとされている。しかし、必ずしも一対一ではなく、多対一
とすることも可能である。例えば、5×5の行列として、25分割のカラー番地に1つの
オブジェクト(25:1)として関連づけることも可能である。このような変形例を図3
2と図33に示す。図32では、2次元コード構成(2次元カラーコード)101の領域
を5×5の25個のブロックに区切っている。図33では、左側に「25個のカラー番地
」が示され、右側に「1個のオブジェクト(メッセージ)」が示されている。

0078

上記の各実施形態では、オブジェクトを携帯電話12の内部の演算処理18の中で符号
化処理を行うように構成した。既に、図12を参照して携帯電話12での符号化処理の流
れが説明され、さらに図13を参照して同様な他の携帯電話での復号化処理の流れが説明
された。しかしながら、前述した通り、当該符号化処理或いは復号化処理については、携
帯電話12等に限られない。携帯電話12等のカメラ13で撮像した画像を、既に携帯電
話12等に組み込まれている各種の通信機器等(無線LAN、データ通信、赤外線通信、
Bluetooth等)を利用して、いったん外部のコンピュータ端末に画像を暗号化せずに送信し
、その情報の符号化処理或いは復号化処理を外部の当該コンピュータ端末にて実行させ、
必要な情報だけを当該携帯電話12等の側に送信するように構成することもできる。図3
1のフローチャートを参照して当該システム構成を説明する。図31では、撮像したカラ
ー写真画像からメッセージを取り出す復号化処理の工程例を示している。

0079

図31において、このフローチャートの流れは、携帯電話の側の処理の流れ(A)と、
外部のコンピュータ端末(PC等)の側の処理の流れ(B)に分けられる。
携帯電話側の処理では、最初に他の携帯電話のカメラで対象となるカラー印刷画像(絵
11等)が撮像される(ステップS41)。撮像によって得た画像は、携帯電話の通信手
段によって、外部のコンピュータ端末に送信される(ステップS42)。その後、携帯電
話の側では待機状態になる。
コンピュータ端末の側では、携帯電話から送信されてきた撮像画像を受信する(ステッ
プS51)。そしてその後、受信した撮像画像に関して画像認識処理を実行しかつ撮像画
像の判定を行う(ステップS52)。すなわち、撮像画像に関してブロック分割を行って
番地カラーを取得する。次にメッセージの検索を行う(ステップS53)。メッセージの
検索では、別のルートで取得している前述の番地カラーコード表(CO表)を用いて、取
得した上記の番地カラーをオブジェクトすなわちメッセージに復号化する。なお、当然の
ことながら、携帯電話およびコンピュータ端末の組合せ構成での復号化処理のためには、
コンピュータ端末の側において、メッセージ送信側で事前に作成された番地カラーコード
表(CO表)を別のルートで取得していることが条件になる。こうして復号化処理が実行
されることにより取得されたメッセージは外部のコンピュータ端末側からその通信手段に
よって携帯電話の側に送信される(ステップS54)。
待機状態にあった携帯電話では、コンピュータ端末から送信されたメッセージを受信す
る(ステップS43)。その後、受信したメッセージを対応する出力手段によって出力・
再生する(ステップS44)。その後は、ステップS41に戻り、必要に応じて前述の復
号化処理が繰り返される。

0080

図31の処理の例は、携帯電話で撮像したカラー写真画像からメッセージを取り出す復
号化処理の例であったが、携帯電話と外部のコンピュータ端末との同様な組合せシステム
の構成に基づいて符号化処理の工程を実現することができるのは勿論である。

0081

以上の実施形態で説明された構成、形状、大きさおよび配置関係については本発明が
理解・実施できる程度に概略的に示したものにすぎない。従って本発明は、説明された
実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸
脱しない限り様々な形態に変更することができる。

0082

本発明に係るカラー写真画像を利用した番地カラーシステム、符号化方法、および復号
化方法は、携帯電話等の携帯用コンピュータ端末において、カラー数の少ないカラー写真
画像を利用して文書情報等を暗号化し、インターネット等で伝送するのに利用される。

0083

11 絵
12携帯電話
13カメラ
14 表示部
15画面
16メモリ
17 RAM
18演算処理部
19入力操作部
20通信部
30カラー写真画像
31フレーム領域
31aブロック(分割領域)
32 枠(2次元コード構成、2次元カラーコード)
32a ブロック(代表カラー)
33 枠
34画像ファイル
35カラーコード表ファイル
101 2次元コード構成(番地カラー、2次元カラーコード)
101a ブロック
102 番地カラーコード表(CO表)
103 番地カラーコード表(CO表)
104 番地カラーコード表(CO表)
105 番地カラーコード表(CO表)
202 番地カラーコード表(CO表)
203 番地カラーコード表(CO表)
301 番地カラーコード表(CO表)
302 番地カラーコード表(CO表)

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