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技術 エレベータの乗り場三方枠装置

出願人 三菱電機株式会社
発明者 野村健二
出願日 2010年7月26日 (9年11ヶ月経過) 出願番号 2010-166847
公開日 2012年2月9日 (8年4ヶ月経過) 公開番号 2012-025552
状態 特許登録済
技術分野 エレベーターの扉装置
主要キーワード 両側辺間 ワイヤ挿通穴 点検調整 延出状態 取付辺 支持辺 字状体 解除レバ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2012年2月9日)のものです。
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図面 (11)

課題

この発明は、表板縦枠本体との合わさり部の隙間をなくし、意匠性を高めたエレベータ乗り場三方枠装置を得る。

解決手段

中央表板17は、取付金21の基部21aおよび縦枠本体13の折り曲げ辺13cに案内されて、開口部5に接近する方向に移動して閉じられ、かつ開口部5から離反する方向に移動して引き出されるように構成されている。永久磁石22,24は、磁気吸引力により、中央表板17を閉じられた状態に保持する。ラッチ25は、ストッパ26を中央表板17の先端辺17aに係合して、中央表板17の引き出し方向の移動を規制し、ワイヤを介して接続された解除レバー29の操作により、先端辺17aとの係合を解除される。

概要

背景

従来のエレベータ乗り場三方枠装置は、扉が縦枠側壁板に固定されたブラケット蝶番を介して開閉可能に取り付けられた扉と、扉の先端部側をL字状に折り曲げて形成された折り曲げ部に設けられた把手と、扉と内部パネルとの間に張設されて扉を自閉させるように引っ張る引張る引張りばねと、を備え、作業員が扉を開けて縦枠内に配置されている主制御装置点検調整できるように構成されていた(例えば、特許文献1参照)。

概要

この発明は、表板と縦枠本体との合わさり部の隙間をなくし、意匠性を高めたエレベータの乗り場三方枠装置を得る。中央表板17は、取付金21の基部21aおよび縦枠本体13の折り曲げ辺13cに案内されて、開口部5に接近する方向に移動して閉じられ、かつ開口部5から離反する方向に移動して引き出されるように構成されている。永久磁石22,24は、磁気吸引力により、中央表板17を閉じられた状態に保持する。ラッチ25は、ストッパ26を中央表板17の先端辺17aに係合して、中央表板17の引き出し方向の移動を規制し、ワイヤを介して接続された解除レバー29の操作により、先端辺17aとの係合を解除される。

目的

本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、表板と縦枠本体との合わさり部の隙間をなくし、意匠性を高めたエレベータの乗り場三方枠装置を得ることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

建物壁に形成された開口部の間口方向に離間して、互いに平行に、かつ上下方向に延設された一対の縦枠と、該一対の縦枠の上部側を連結するように間口方向に延設された上枠と、を有するエレベータ乗り場三方枠装置であって、上記一対の縦枠の一方の縦枠が、上記建物壁に固定される縦枠本体と、該縦枠本体に乗り場側に面するように、かつ上下方向に連なって取り付けられた複数の表板と、を備え、上記複数の表板の1つの表板は、上記縦枠本体に取り付けられたガイド部材に案内されて他方の縦枠から離反する方向又は上記開口部に接近する方向に移動して閉じられ、かつ上記ガイド部材に案内されて上記他方の縦枠に接近する方向又は上記開口部から離反する方向に移動して引き出されるように構成され、磁気吸引力により上記表体を閉じられた状態に保持する永久磁石と、上記縦枠本体に設置され、上記表板の裏面側に係合して該表板の引き出し方向への移動を規制するラッチと、上記縦枠本体に設置され、上記ラッチと上記表板の裏面側との係合を解除するラッチ解除手段と、を備えたエレベータの乗り場三方枠装置。

請求項2

上記ラッチ解除手段は、一端を乗り場ドアと上記縦枠本体との間の隙間に延出させて間口方向と平行な軸周り回動可能に該縦枠本体に取り付けられた解除レバーと、一端が上記解除レバーの他端に連結され、他端が上記ラッチに連結されて、該解除レバーの軸周りの回動力を該ラッチに伝達して該ラッチと上記表板の裏面側との係合を解除させるワイヤと、を備えていることを特徴とする請求項1記載のエレベータの乗り場三方枠装置。

請求項3

上記ラッチ解除手段は、上記ガイド部材に上記他方の縦枠に対して接離する方向又は上記開口部に対して接離する方向にスライド移動可能に取り付けられたスライド板と、上記スライド板に対して上記他方の縦枠に接近する方向又は上記開口部から離反する方向に離間して上記ガイド部材に固定状態に取り付けられた固定板と、上記スライド板を上記固定板に接近する方向に付勢するように該スライド板と該固定板との間に配設された復帰ばねと、一端が上記スライド板に連結され、他端が上記ラッチに連結されて、該スライド板の上記固定板から離反する方向へのスライド移動力を該ラッチに伝達して該ラッチと上記表板の裏面側との係合を解除させるワイヤと、を備えていることを特徴とする請求項1記載のエレベータの乗り場三方枠装置。

技術分野

0001

この発明は、エレベータ乗り場三方枠装置に関するものである。

背景技術

0002

従来のエレベータの乗り場三方枠装置は、扉が縦枠側壁板に固定されたブラケット蝶番を介して開閉可能に取り付けられた扉と、扉の先端部側をL字状に折り曲げて形成された折り曲げ部に設けられた把手と、扉と内部パネルとの間に張設されて扉を自閉させるように引っ張る引張る引張りばねと、を備え、作業員が扉を開けて縦枠内に配置されている主制御装置点検調整できるように構成されていた(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0003

特開2002−160879号公報

発明が解決しようとする課題

0004

従来のエレベータの乗り場三方枠装置では、扉が縦枠の側壁板に固定されたブラケットに蝶番を介して開閉可能に取り付けられているので、扉を開閉させるための隙間を縦枠と扉の合わさり部に確保する必要があり、意匠性が低下するという問題があった。

0005

本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、表板と縦枠本体との合わさり部の隙間をなくし、意匠性を高めたエレベータの乗り場三方枠装置を得ることを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明に係るエレベータの乗り場三方枠装置は、建物壁に形成された開口部の間口方向に離間して、互いに平行に、かつ上下方向に延設された一対の縦枠と、該一対の縦枠の上部側を連結するように間口方向に延設された上枠と、を有している。そして、上記一対の縦枠の一方の縦枠が、上記建物壁に固定される縦枠本体と、該縦枠本体に乗り場側に面するように、かつ上下方向に連なって取り付けられた複数の表板と、を備え、上記複数の表板の1つの表板は、上記縦枠本体に取り付けられたガイド部材に案内されて他方の縦枠から離反する方向又は上記開口部に接近する方向に移動して閉じられ、かつ上記ガイド部材に案内されて上記他方の縦枠に接近する方向又は上記開口部から離反する方向に移動して引き出されるように構成され、磁気吸引力により上記表体を閉じられた状態に保持する永久磁石と、上記縦枠本体に設置され、上記表板の裏面側に係合して該表板の引き出し方向への移動を規制するラッチと、上記縦枠本体に設置され、上記ラッチと上記表板の裏面側との係合を解除するラッチ解除手段と、を備えている。

発明の効果

0007

本発明によれば、1つの表板がガイド部材に案内されて他方の縦枠から離反する方向又は開口部に接近する方向に移動して閉じられ、かつガイド部材に案内されて他方の縦枠に接近する方向又は開口部から離反する方向に移動して引き出されるように構成されているので、当該表板が閉じた状態では、表板と縦枠本体との合わさり部に隙間を確保する必要がなく、意匠性が高められる。

図面の簡単な説明

0008

この発明の実施の形態1に係るエレベータの乗り場三方枠装置の戸閉状態を乗り場側から見た正面図である。
図1のII−II矢視断面図である。
図2のA方向から見た解錠装置を示す。
この発明の実施の形態2に係るエレベータの乗り場三方枠装置の戸閉状態を乗り場側から見た正面図である。
図4のV−V矢視断面図である。
図4のVI−VI矢視断面図である。
図4のVII−VII矢視断面図である。
この発明の実施の形態2に係るエレベータの乗り場三方枠装置におけるラッチ解除手段を構成するスライド板を示す斜視図である。
この発明の実施の形態2に係るエレベータの乗り場三方枠装置におけるラッチ解除手段を構成する固定板を示す斜視図である。
この発明の実施の形態2に係るエレベータの乗り場三方枠装置におけるラッチ解除手段の構成を説明する図である。

実施例

0009

以下、本発明のエレベータの乗り場三方枠装置の好適な実施の形態について図面を用いて説明する。

0010

実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るエレベータの乗り場三方枠装置の戸閉状態を乗り場側から見た正面図、図2図1のII−II矢視断面図、図3図2のA方向から見た解錠装置を示す。

0011

図1乃至図3において、開口部5が、かご(図示せず)が昇降する昇降路1と乗り場2とを連通するように、コンクリート製の建物壁3に形成され、エレベータの出入り口を構成している。また、モルタルなどの仕上げ壁4が、建物壁3の表面に形成されている。そして、三方枠10が開口部5に設置されている。三方枠10は、開口部5の間口方向に離間して、互いに平行に、かつ上下方向に、床面2aから垂直に延設された一対の縦枠11と、一対の縦枠11の上部側を連結するように間口方向に延設された上枠12と、を備える。横引き戸である乗り場ドア6が、建物壁3の昇降路1側の壁面に開口部5の上部に、間口方向に延在するように取り付けられたドアレール(図示せず)に吊り下げられて、三方枠10の昇降路1側に開口部5を開閉可能に設置されている。一方の縦枠11内には、制御装置7が収納設置されている。

0012

つぎに、乗り場三方枠装置の構成について説明する。
三方枠10の一方の縦枠11は、縦枠本体13と、縦枠本体13の正面側側面側とを構成するL字状の表板14と、を有する。表板14は、高さ方向に3つに分割され、上表板15および下表板16が上下に離間して縦枠本体13に固定状態に取り付けられている。そして、中央表板17が、上表板15と下表板16との間に、縦枠本体13に着脱可能に取り付けられ、保守点検時に、縦枠11内に収納設置されている制御装置7を操作できるようになっている。そして、中央表板17には、呼びボタン8や乗り場位置表示器9などが配設されている。

0013

中央表板17は、例えば、矩形平板状鋼板をL字状に折り曲げて作製され、その一端が裏面側にコ字状に曲げられている。取付金20は、矩形平板状の鋼板を折り曲げて作製され、一方の側辺が他方の側辺20aより長く形成されたコ字状体と、コ字状体の一方の側辺の先端から外側にコ字状体の底辺と平行に延設された取付辺20bと、を有する。なお、他方の側辺20aと取付辺20bとは直交している。このように作製された取付金20は、上下に離間して、かつ側辺20aを中央表板17の他端側に向けて、中央表板17の裏面の他端側に取付辺20bを溶接などにより固着して取り付けられている。

0014

取付金21は、中央表板17と同等の長さの矩形平板状の鋼板をL字状に折り曲げて作製されている。取付金21は、L字状の基部21aの先端側を上表板15と下表板16との間に延出させて、かつL字状の起立辺21bを上表板15と下表板16との間に上下方向に延在させて、縦枠本体13の側板13bの裏面に基部21aを溶接などにより固着して取り付けられている。さらに、永久磁石22が、取付金21の起立辺21bの内面に、上下方向に離間して固着されている。なお、永久磁石22の取付高さ位置は、中央表板17を縦枠本体13に装着したときに、取付金20と同じ高さ位置となるように位置決めされる。

0015

取付金23は、中央表板17と同等の長さの矩形平板状の鋼板を折り曲げて作製され、基部23aと、基部23aの一端から直角に曲げられた取付辺23bと、基部23aの他端から直角に、かつ取付辺23bと逆側に曲げられた支持辺23cと、を有する。取付金23は、支持辺23cを昇降路1と反対側に向けて、上表板15と下表板16との間に上下方向に延在させて、取付辺23bを縦枠本体13の正面板13aの折り曲げ辺13cに溶接などにより固着して取り付けられている。永久磁石24が、取付金23の基部23aの支持辺23c側の面に、上下方向の中間位置に固着されている。なお、取付金21の基部21aの延出部および縦枠本体13の折り曲げ辺13cがガイド部材を構成している。

0016

ラッチ25は、ばね(図示せず)により出没状態に保持されるストッパ26と、ばねの付勢力に抗して引っ張ってストッパ26を埋没状態移行させるワイヤ27と、を有し、取付金23の支持辺23cの基部23a側の面に固着されている。

0017

保持板28は、矩形平板状の鋼板をL字状に折り曲げて作製され、L字状の起立辺28bを上方に位置させて、基部28aを縦枠本体13の側板13bと対向する背面板13dに溶接などにより固着されて取り付けられている。解除レバー29は、一端を乗り場ドア6側に延出させて、背面板13dに直交する軸29a周り回動可能に背面板13dに取り付けられている。そして、可撓性チューブ30が、一端を取付金23の支持辺23cに取り付けられ、他端を保持板28の起立辺28bに取り付けられて、支持辺23cと起立辺28bとの間に架設されている。ワイヤ27は、一端がストッパ26に固定され、可撓性チューブ30内を通されて起立辺28b側に引き出され、他端が解除レバー29の他端に固着されている。なお、ワイヤ27および解除レバー29がラッチ解除手段を構成している。

0018

つぎに、このように構成された乗り場三方枠装置における中央表板17の着脱動作について説明する。
まず、作業者が、中央表板17を持って、中央表板17の一端側のコ字状の折り曲げ部を縦枠本体13の折り曲げ辺13cにあて、中央表板17の他端側を取付金21の基部21aの延出部にあてがう。そして、他の作業者が、縦枠11と乗り場ドア6との間の隙間から治具(図示せず)を差し込んで、解除レバー29の一端を図3時計回りに回動させる。これにより、ワイヤ27が引っ張られ、保持板28からのワイヤ27の延出長さが長くなり、ワイヤ27の一端に連結されたストッパ26がばねの付勢力に抗して埋没状態となる。

0019

そこで、作業者が、乗り場2側から昇降路1側に中央表板17を押して、折り曲げ辺13cと基部21aの延出部の表面に沿ってスライド移動させる。そして、中央表板17が縦枠本体13の側板13bに当接すると、中央表板17の一端側のコ字状の折り曲げ部の先端辺17aが取付金23の基部23aに上下方向に離間して固着された永久磁石24に磁気吸引され、取付金20の側辺20aが取付金21の起立辺21bに上下方向に離間して固着された永久磁石22に磁気吸引される。ついで、他の作業者が、解除レバー29の一端を図3中時計回りに回動させるのを止める。そこで、ストッパ26がばねの付勢力により延出状態となり、中央表板17の一端側のコ字状の折り曲げ部の先端辺17aと係合し、中央表板17が縦枠本体13に取り付けられる。なお、ワイヤ27が、ストッパ26の延出に連動して引っ張られ、保持板28からのワイヤ27の延出長さが短くなり、解除レバー29が初期位置に復帰する。

0020

縦枠本体13に取り付けられた中央表板17においては、中央表板17の昇降路1側から乗り場2側への移動は、先端辺17aがストッパ26に当接し、阻止される。また、中央表板17の乗り場ドア6の閉方向の移動は、取付金20の側辺20aが取付金21の基部21aに当接し、阻止される。さらに、中央表板17が縦枠本体13に取り付けられた上表板15と下表板16とに挟持されており、中央表板17の上下方向の移動が阻止される。

0021

ついで、作業者が、縦枠11と乗り場ドア6との間の隙間から治具(図示せず)を差し込んで、解除レバー29の一端を図3中時計回りに回動させる。これにより、保持板28からのワイヤ27の延出長さが長くなり、ワイヤ27の一端に連結されたストッパ26がばねの付勢力に抗して埋没状態となり、ストッパ26と先端辺17aとの係合状態が解除される。そこで、他の作業者が、中央表板17を持って永久磁石22,24の磁気吸引力に抗して昇降路1側から乗り場2側に引っ張る。これにより、中央表板17が折り曲げ辺13cと基部21aの延出部の表面に沿ってスライド移動し、乗り場2側に引き出される。そして、中央表板17が取り外されて縦枠本体13に形成された開口から制御装置7を操作して、エレベータの保守点検を行うことになる。

0022

この実施の形態1によれば、中央表板17が、取付金21の基部21aの延出部および縦枠本体13の折り曲げ辺13cに案内されて開口部5に対して接近する方向および離反する方向に移動して縦枠本体13に着脱可能に取り付けられているので、中央表板17の取付時に、中央表板17と上表板15との合わせ部、中央表板17と下表板16との合わせ部、さらには中央表板17と縦枠本体13との合わせ部に隙間を確保する必要がなく、意匠性が高められる。
中央表板17の抜けを阻止するラッチ25、ラッチ25のストッパ26と中央表板17の先端辺17aとの係合を解除するワイヤ27、可撓性チューブ30、保持板28、解除レバー29が縦枠11の意匠面に配置されていないので、意匠性が高められる。

0023

解除レバー29がその一端を縦枠本体13と乗り場ドア6との間の隙間に延出させて縦枠本体13に取り付けられているので、利用者が解除レバー29の存在に気づいて解除レバー29を操作するような事態を未然に回避できる。そこで、利用客がいたずらで中央表板17を取り外すことができないように錠を付け、さらには、施錠したときに、錠が意匠面から突出しないように構成する必要がなく、低コスト化が図られる。

0024

実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2に係るエレベータの乗り場三方枠装置の戸閉状態を乗り場側から見た正面図、図5図4のV−V矢視断面図、図6図4のVI−VI矢視断面図、図7図4のVII−VII矢視断面図、図8はこの発明の実施の形態2に係るエレベータの乗り場三方枠装置におけるラッチ解除手段を構成するスライド板を示す斜視図、図9はこの発明の実施の形態2に係るエレベータの乗り場三方枠装置におけるラッチ解除手段を構成する固定板を示す斜視図、図10はこの発明の実施の形態2に係るエレベータの乗り場三方枠装置におけるラッチ解除手段の構成を説明する図であり、図10の(a)はその正面図、図10の(b)はその側面図である。

0025

図4乃至図8において、中央表板17Aは、矩形平板状の鋼板をL字状に折り曲げて作製され、その一端が裏面側にコ字状に曲げられている。そして、図7に示されるように、上下方向に延在するコ字状部の一部が切り欠かれ、L字状となっている。
取付金23Aは、取付金23の約半分の長さに作製され、基部23aと、基部23aの一端から直角に曲げられた取付辺23bと、基部23aの他端から直角に、かつ取付辺23bと逆側に曲げられた支持辺23cと、を有する。そして、2つの取付金23Aが、上下方向に所定距離離間して、支持辺23cを昇降路1と反対側に向けて、上表板15と下表板16との間に上下方向に延在させて、取付辺23bを縦枠本体13の正面板13aの折り曲げ辺13cに溶接などにより固着して取り付けられている。なお、2つの取付金23Aの間には、中央表板17Aのコ字状部の一部を切り欠いて作製されたL字状の部位が位置している。

0026

スライド板35は、図8に示されるように、矩形平板状の鋼板を長さ方向の略中央位置でL字状に折り曲げて作製されている。そして、穴方向を長さ方向とするガイド穴36がスライド板35の基部35aの幅方向の中央位置に穿設され、ばね取付穴37がスライド板35の起立辺35bの根元側の幅方向両側に穿設され、ワイヤ取付穴38が起立辺35bの先端側の幅方向中央に穿設されている。
スライド板35は、2つの取付金23Aの間の位置に、基部35aを昇降路1側に向けて折り曲げ辺13cに宛がわれ、ねじ39をガイド穴36に通して折り曲げ辺13cに螺着して、開口部5に対して接離する方向(接近する方向と離反する方向)にスライド移動可能に取り付けられている。

0027

固定板40は、図9に示されるように、コ字形平板状の鋼板のコ字形の両側辺の端部側をL字状に折り曲げて作製されている。そして、ばね取付穴41が固定板40のコ字形の基部40aの両側辺にそれぞれ穿設され、ワイヤ挿通穴42がコ字形の基部40aの底辺の幅方向中央に穿設されている。
固定板40は、図10の(a),(b)に示されるように、基部40aを昇降路1側に向けて、スライド板35の起立辺35bと相対して、取付辺40bを折り曲げ辺13cに溶接などにより固着されて取り付けられている。なお、固定板40は、中央表板17Aのコ字状部の一部を切り欠いて作製されたL字状の部位の昇降路1側に位置している。また、スライド板35は、コ字形の基部40aの両側辺間に位置している。

0028

そして、一対の復帰ばね43が、両端をスライド板35の起立辺35bに形成されたばね取付穴37と固定板40の基部40aに形成されたばね取付穴41とに固定されて、張設状態に取り付けられている。これにより、復帰ばね43の付勢力が、スライド板35を固定板40に接近する方向に作用し、スライド板35は、図10の(b)に示されるように、ガイド穴36の昇降路1側の端部がねじ39に当接する位置に保持される。
また、ワイヤ27は、図6および図7に示されるように、一端がストッパ26に固定され、可撓性チューブ30内を通されて基部40aに形成されたワイヤ挿通穴42から引き出され、他端がスライド板35の起立辺35bに形成されたワイヤ取付穴38に固着されている。ワイヤ27、スライド板35、固定板40、復帰ばね43がラッチ解除手段を構成している。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。

0029

つぎに、このように構成された乗り場三方枠装置における中央表板17Aの着脱動作について説明する。
まず、作業者が、鋼尺(図示せず)を持って折り曲げ辺13cに沿わせてスライド板35を昇降路1側に押す。これにより、スライド板35が折り曲げ辺13c上を昇降路1側にスライド移動する。そこで、ワイヤ27が引っ張られ、固定板40からのワイヤ27の延出長さが長くなり、ワイヤ27の一端に連結されたストッパ26がばねの付勢力に抗して埋没状態となる。

0030

ついで、他の作業者が、中央表板17Aを持って、中央表板17Aの一端側のコ字状の折り曲げ部を縦枠本体13の折り曲げ辺13cに近づけ、中央表板17Aの他端側を取付金21の基部21aの延出部にあてがう。そこで、他の作業者が、乗り場2側から昇降路1側に中央表板17Aを押して、基部21aの延出部の表面に沿ってスライド移動させる。そして、中央表板17Aが縦枠本体13の側板13bに当接すると、中央表板17Aの一端側のコ字状の折り曲げ部の先端辺17aが取付金23の基部23aに上下方向に離間して固着された永久磁石24に磁気吸引され、取付金20の側辺20aが取付金21の起立辺21bに上下方向に離間して固着された永久磁石22に磁気吸引される。

0031

ついで、作業者が、鋼尺を引き抜く。そこで、ストッパ26がばねの付勢力により延出状態となり、中央表板17Aの一端側のコ字状の折り曲げ部の先端辺17aと係合し、中央表板17Aの一端側のコ字状の折り曲げ部が折り曲げ辺13cに接し、中央表板17Aが縦枠本体13に取り付けられる。なお、ワイヤ27が、ストッパ26の延出に連動して引っ張られ、固定板40からのワイヤ27の延出長さが短くなり、スライド板35が初期位置に復帰する。

0032

縦枠本体13に取り付けられた中央表板17Aにおいては、中央表板17Aの昇降路1側から乗り場2側への移動は、先端辺17aがストッパ26に当接し、阻止される。また、中央表板17Aの乗り場ドア6の閉方向の移動は、取付金20の側辺20aが取付金21の基部21aに当接し、阻止される。さらに、中央表板17Aが縦枠本体13に取り付けられた上表板15と下表板16とに挟持されており、中央表板17Aの上下方向の移動が阻止される。

0033

ついで、作業者が、中央表板17Aを持って中央表板17Aの一端側のコ字状の折り曲げ部と折り曲げ辺13cとの間に0.5mm程度の隙間をあける。ついで、他の作業者が、鋼尺をその隙間から差し込で、スライド板35を昇降路1側にスライド移動させる。これにより、固定板40からのワイヤ27の延出長さが長くなり、ワイヤ27の一端に連結されたストッパ26がばねの付勢力に抗して埋没状態となり、ストッパ26と先端辺17aとの係合状態が解除される。そこで、作業者が、中央表板17Aを持って永久磁石22,24の磁気吸引力に抗して昇降路1側から乗り場2側に引っ張る。これにより、中央表板17Aが基部21aの延出部の表面に沿ってスライド移動し、乗り場2側に引き出される。そして、中央表板17Aが取り外されて縦枠本体13に形成された開口から制御装置7を操作して、エレベータの保守点検を行うことになる。

0034

このように、実施の形態2においても、中央表板17Aが、取付金21の基部21aの延出部に案内されて開口部5に対して接近する方向および離反する方向に移動して縦枠本体13に着脱可能に取り付けられているので、中央表板17Aの取付時に、中央表板17Aと上表板15との合わせ部、中央表板17Aと下表板16との合わせ部、さらには中央表板17Aと縦枠本体13との合わせ部に隙間を確保する必要がなく、意匠性が高められる。
中央表板17Aの抜けを阻止するラッチ25、ラッチ25のストッパ26と中央表板17Aの先端辺17aとの係合を解除するワイヤ27、可撓性チューブ30、固定板40、スライド板35が縦枠11の意匠面に配置されていないので、意匠性が高められる。

0035

ラッチ解錠手段の操作部であるスライド板35が中央表板17Aに遮蔽されているので、利用者がスライド板35の存在に気づいてスライド板35を操作するような事態を未然に回避できる。そこで、利用客がいたずらで中央表板17Aを取り外すことができないように錠を付け、さらには、施錠したときに、錠が意匠面から突出しないように構成する必要がなく、低コスト化が図られる。

0036

なお、上記各実施の形態では、中央表板を昇降路(開口部)に対して接離する方向に移動させて縦枠本体に着脱するように構成しているが、中央表板を乗り場ドアの開閉方向に移動させて縦枠本体に着脱するように構成してもよい。

0037

3建物壁、5 開口部、10三方枠、11縦枠、12上枠、13 縦枠本体、13c 折り曲げ辺(ガイド部材)、14表板、15上表板、16 下表板、17,17A中央表板、21a 基部(ガイド部材)、22,24永久磁石、25ラッチ、27ワイヤ(ラッチ解除手段)、29解除レバー(ラッチ解除手段)、35スライド板(ラッチ解除手段)、40固定板(ラッチ解除手段)、43復帰ばね(ラッチ解除手段)。

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