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技術 自動散水装置およびそれを用いた自動散水方法

出願人 新日鐵住金株式会社山九株式会社
発明者 松本正則鈴木基晴高田満克鈴木勝祥
出願日 2010年6月24日 (10年6ヶ月経過) 出願番号 2010-143239
公開日 2012年1月12日 (8年11ヶ月経過) 公開番号 2012-006700
状態 拒絶査定
技術分野 荷積み、荷おろしと関連した補助方法・装置 流動性材料の適用方法、塗布方法 噴霧制御装置
主要キーワード 散水停止 強弱調整 捻りバネ 鉄鋼製造 バラ物 水切り装置 散水量 散水装置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2012年1月12日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

コンベア上を搬送中の搬送物に搬送量に応じた散水を簡便な機構を用いて散水することができるうえ、故障しにくく信頼性の高い散水装置およびそれを用いた散水方法を提供する。

解決手段

コンベア1上を搬送中の搬送物16に自動的に散水する装置であって、前記コンベアの下部に設置され搬送物の自重によって傾斜する傾動ローラー9と、該傾動ローラーを支持する架台に固定され前記傾動ローラーおよび架台が傾動することにより捻れらるバネ12と、前記傾動する架台に連結されたレバー8によって開閉する給水弁5とを有する。

概要

背景

鉄鋼製造工程においては、コンベアを用いて原材料などの搬送物を搬送することが多く、例えば、コークス工場で製造された数百℃のコークスを高炉まで搬送する場合にもコンベアが用いられており、このコークスは、発じん性を有しているため、集塵機によって煤塵を取り除くことによって、大気中の煤塵量を低減している。

しかし、この集塵機が故障修理点検などのために停止している場合などには、コークスからの発じん自体を防止する必要があるうえ、コークスを高炉で使用するうえで適切な水分を含ませるための水分調整を行う必要があった。

そこで、従来から、コンベア上に散水装置を設けて、コンベア上コークスが搬送される途中で散水することによって、発じん防止と水分調整を行っていた。

しかし、従来の散水装置は、コンベアの稼動時に電磁弁を開いて散水するOn-Off制御を行っていたので、コンベアの稼動時には搬送物の有無にかかわらず常時散水するため電力および水が労費されるうえ、搬送物の搬送量に応じた散水量の調整ができないという問題点があった。

自動散水装置に関しては従来から種々の提案がなされており、例えば、特開2003−170085号公報には、石炭等のバラ物の搬送量を検知して、その検出値に基づいて散水量を変化させることにより、常に適切な量の散水を行うことができる散水装置が開示されている。

しかし、この装置は、搬送量の検出手段とその検出値に応じて散水量を変化させる制御システムが必要であり、その設備費が高くつくうえ、複雑な制御を行う必要があるため故障が多く設備の信頼性に問題があった。

概要

コンベア上を搬送中の搬送物に搬送量に応じた散水を簡便な機構を用いて散水することができるうえ、故障しにくく信頼性の高い散水装置およびそれを用いた散水方法を提供する。コンベア1上を搬送中の搬送物16に自動的に散水する装置であって、前記コンベアの下部に設置され搬送物の自重によって傾斜する傾動ローラー9と、該傾動ローラーを支持する架台に固定され前記傾動ローラーおよび架台が傾動することにより捻れらるバネ12と、前記傾動する架台に連結されたレバー8によって開閉する給水弁5とを有する。

目的

本発明は、前述のような従来技術の問題点を解決し、コンベア上を搬送中の搬送物に搬送量に応じた散水を簡便な機構を用いて散水することができるうえ、故障しにくく信頼性の高い散水装置およびそれを用いた散水方法を提供することを課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

コンベア上を搬送中の搬送物に自動的に散水する装置であって、前記コンベアの下部に設置され搬送物の自重によって傾斜する傾動ローラーと、該傾動ローラーを支持する架台に固定され前記傾動ローラーおよび架台が傾動することにより捻れらるバネと、前記傾動する架台に連結されたレバーによって開閉する給水弁とを有することを特徴とする自動散水装置

請求項2

請求項1に記載の自動散水装置を用いる散水方法であって、前記搬送物をコークスとし、該コークスの単位時間当たりの搬送量に比例して前記給水弁の開度を調節することにより、該コークスの搬送量に応じた水量を散水することを特徴とする自動散水方法。

技術分野

0001

本発明は、コンベア上を搬送中の搬送物に自動的に散水する装置およびそれを用いた自動散水方法に関する。

背景技術

0002

鉄鋼製造工程においては、コンベアを用いて原材料などの搬送物を搬送することが多く、例えば、コークス工場で製造された数百℃のコークスを高炉まで搬送する場合にもコンベアが用いられており、このコークスは、発じん性を有しているため、集塵機によって煤塵を取り除くことによって、大気中の煤塵量を低減している。

0003

しかし、この集塵機が故障修理点検などのために停止している場合などには、コークスからの発じん自体を防止する必要があるうえ、コークスを高炉で使用するうえで適切な水分を含ませるための水分調整を行う必要があった。

0004

そこで、従来から、コンベア上に散水装置を設けて、コンベア上コークスが搬送される途中で散水することによって、発じん防止と水分調整を行っていた。

0005

しかし、従来の散水装置は、コンベアの稼動時に電磁弁を開いて散水するOn-Off制御を行っていたので、コンベアの稼動時には搬送物の有無にかかわらず常時散水するため電力および水が労費されるうえ、搬送物の搬送量に応じた散水量の調整ができないという問題点があった。

0006

自動散水装置に関しては従来から種々の提案がなされており、例えば、特開2003−170085号公報には、石炭等のバラ物の搬送量を検知して、その検出値に基づいて散水量を変化させることにより、常に適切な量の散水を行うことができる散水装置が開示されている。

0007

しかし、この装置は、搬送量の検出手段とその検出値に応じて散水量を変化させる制御システムが必要であり、その設備費が高くつくうえ、複雑な制御を行う必要があるため故障が多く設備の信頼性に問題があった。

先行技術

0008

特開2003−170085号公報

発明が解決しようとする課題

0009

本発明は、前述のような従来技術の問題点を解決し、コンベア上を搬送中の搬送物に搬送量に応じた散水を簡便な機構を用いて散水することができるうえ、故障しにくく信頼性の高い散水装置およびそれを用いた散水方法を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0010

本発明は前述の課題を解決するために鋭意検討の結果、バネレバーを用いた簡単な機構により、コンベア上を搬送中の搬送物に搬送量に応じた散水を簡便な機構を用いて散水することができる散水装置およびそれを用いた散水方法を提供するものであり、その要旨とするところは特許請求の範囲に記載した通りの下記内容である。
(1)コンベア上を搬送中の搬送物に自動的に散水する装置であって、
前記コンベアの下部に設置され搬送物の自重によって傾斜する傾動ローラーと、該傾動ローラーを支持する架台に固定され前記傾動ローラーおよび架台が傾動することにより捻れらるバネと、
前記傾動する架台に連結されたレバーによって開閉する給水弁とを有することを特徴とする自動散水装置。
(2)(1)に記載の自動散水装置を用いる散水方法であって、
前記搬送物をコークスとし、該コークスの単位時間当たりの搬送量に比例して前記給水弁の開度を調節することにより、該コークスの搬送量に応じた水量を散水することを特徴とする自動散水方法。

発明の効果

0011

本発明によれば、バネとレバーを用いた簡単な機構により、コンベア上を搬送中の搬送物に搬送量応じた散水を簡便な機構を用いて散水することができるうえ、故障しにくく信頼性の高い散水装置およびそれを用いた散水方法を提供することができる。

0012

特に、コークスに適用することによって、コークスからの発じんを防止することができるうえ、コークス中の水分調整を行うことができるなど産業上有用な著しい効果を奏する。

0013

なお、コークスには、粉コークス塊コークスとがあるが、本発明は、その両方に適用できる。

図面の簡単な説明

0014

本発明の自動散水装置を適用する工程を例示する図である。
本発明のコンベア上を搬送中の搬送物に自動的に散水する装置の正面図である。
本発明のコンベア上を搬送中の搬送物に自動的に散水する装置の側面図である。
本発明のコンベア上を搬送中の搬送物に自動的に散水する装置の散水停止中の側面図である。
本発明のコンベア上を搬送中の搬送物に自動的に散水する装置の散水開始時の側面図である。

0015

発明を実施するための最良の形態について図1図5を用いて詳細に説明する。

0016

図1は、本発明の自動散水装置を適用する工程を例示する図である。

0017

図1において、1はコンベア、2は散水装置を示す。

0018

図1に示すように、例えば、コークス工場にて製造されたコークスは、コンベア1により、高炉に装入される。

0019

このとき、コークスから発じんすると大気中に煤塵が散逸して環境に悪影響を及ぼすため、コークス工場の出口付近に散水装置を設けており、本発明はこの散水を自動的に行う装置およびそれを用いた散水方法に関する。

0020

図2図5は、本発明の自動散水装置の実施形態を例示する図であり、図2は正面図を示し、図3図5は側面図を示す。

0021

図2図5において、1はコンベア、3は散水ノズル、4は給水管、5は給水弁、6は連結棒、7はレバー連結部、8は給水弁レバー(レバー)、9は傾動ローラー、10は 傾動ローラー固定部、11は傾動ローラー架台パイプ(架台)、12はバネ、13はバネ強弱調整部、14は内蔵パイプ、15は内蔵パイプ固定部、16はコークスを示す。

0022

図2は、本発明のコンベア上を搬送中の搬送物に自動的に散水する装置の正面図である。

0023

図2に示すように、本発明は、コンベア1上を搬送中の搬送物に自動的に散水する装置であって、前記コンベア1の下部に設置され搬送物の自重によって傾斜する傾動ローラー9と、該傾動ローラー9を支持する架台11に固定され前記傾動ローラー9および架台11が傾動することにより捻れらるバネ12と、前記傾動する架台11に連結されたレバー8によって開閉する給水弁5とを有することを特徴とする。

0024

搬送物がコンベア1の上に載っていると、その搬送物の自重によって傾動ローラー9を傾斜させるので、傾動ローラー架台パイプ(架台)11が中心軸周り旋回して傾動するため、この傾動ローラー架台パイプ(架台)11に固定されているバネ12がられ、このバネ12の反発力によって搬送物の自重に比例した一定範囲に傾動したところで止まる。本発明においては、このバネ12の構造や材質は問わないが、強度が大きく、反発力の劣化が少ないことが好ましく、このため図2に示すようなバネからなる捻りバネを用いることが好ましい。

0025

前記傾動ローラー架台パイプ(架台)11には、連結棒6及びレバー連結部7を介して、給水弁レバー(レバー)8が連結されており、前記傾動ローラー9および傾動ローラー架台パイプ(架台)11が傾動することにより、給水弁レバー(レバー)8が動作して給水弁5を開閉することができる。

0026

図3図5は、本発明のコンベア上を搬送中の搬送物に自動的に散水する装置の側面図であり、図3はその動作を示す図、図4は散水停止中の状態を示す図、図5は散水開始時の状態を示す図である。

0027

給水弁レバー(レバー)8は、図3図5に示すようなリンク機構になっており、支点を中心に回転する機構になっており、この給水弁レバー(レバー)8が給水弁5の開度調節端に接続されているので、給水弁レバー(レバー)8が下方に押し下げられると給水弁5を自動的に開くことができ、給水弁レバー(レバー)8が上方に押し上げられると給水弁5を自動的に閉じることができる。

0028

本発明においては、給水弁5の方式は問わないが、散水量の制御を正確に行うためには、流量の制御性に優れた流量調節弁を用いることが好ましい。

0029

このように、本発明は、コンベア1上の搬送物の自重によって、給水弁レバー(レバー)8が自動的に動作して給水弁5を開閉するため、搬送物の単位時間当たりの搬送量に比例した散水量を適正に保つことができる。

0030

また、散水ノズル3は、コンベア1の進行方向に数個所設置することが好ましく、コンベア1のベルト横を避けることにより、ベルトに水が掛からないようにすることによって、ベルト上の搬送物の落下を防止することができる。

0031

なお、バネ12は、図2に示すように、固定された内蔵パイプ14に連結されており、バネ12の端部にバネ強弱調整部13を設けることにより、反発力を調整することができ、この反発力を調節することによって、散水量の調節を行うことができる。

0032

また、本発明の自動散水装置の機構を用いることによって、傾動ローラー9を押し上げることによって、コンベア1の断面形状を下側にに凸状から、上側に凸状に変化させることができ、これによって、コンベア1上に溜まった水を排出する水切り装置としても使用することができる。

0033

また、図2図5に示す自動散水装置を用いてコークスに散水することによって、コークスからの発じんを防止することができる。

0034

さらに、そのコークスの単位時間当たりの搬送量に比例して前記給水弁の開度を調節して、該コークスの搬送量に応じた水量を散水することによって、コークスに含まれる水分を高炉操業に支障のない8%以下の範囲内にコントロールすることができる。

0035

なお、本発明の自動散水装置を集塵機の稼動信号に連動させることによって、例えば、集塵機が停止した場合に自動的に散水装置を稼動させることもできる。

0036

さらに、本発明の自動散水装置の稼動情報を搬送物の荷切れなどの搬送状態を検知する手段として用いることもできる。

0037

図2および図3の自動散水装置をコークスに適用した実施例を以下に示す。

0038

本実施例においては、散水量を10(T/H)としたところコークスの搬送中に自動的に散水することができ、コークスからの発じんを散水しない場合に比べて83〜94%減少させることができた。

実施例

0039

また、コークス中の水分は高炉操業に適した8%以下であった。

0040

1コンベア
2散水装置
3散水ノズル
4給水管
5給水弁
6連結棒
7レバー連結部
8 給水弁レバー(レバー)
9傾動ローラー
10 傾動ローラー固定部
11 傾動ローラー架台パイプ(架台)
12バネ
13 バネ強弱調整部
14内蔵パイプ
15 内蔵パイプ固定部
16 コークス

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