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技術 印刷装置

出願人 キヤノン株式会社
発明者 芹澤孝一
出願日 2010年6月16日 (10年6ヶ月経過) 出願番号 2010-137476
公開日 2012年1月5日 (8年11ヶ月経過) 公開番号 2012-000840
状態 拒絶査定
技術分野 付属装置、全体制御
主要キーワード 接続用テープ 逆時計回り 印刷ライン数 静電素子 表面プリント 画像印刷ジョブ 動作順 スキップ指示
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2012年1月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

連続印刷する処理で、印刷動作速度を変えずに、印刷不可部分への印刷を避けて、画像の印刷を行う。

解決手段

印刷動作を構成する印刷ジョブテーブルと前記被記録媒体における印刷不可領域スキップするスキップテーブルとを備えるメモリと、前記印刷不可領域を検知する検知手段と、前記検知手段によって前記印刷不可領域を検知した場合、前記印刷ジョブテーブルの印刷不可領域に対応する位置を算出し、前記印刷不可領域に対応するジョブの実行の前に前記印刷ジョブテーブルから前記スキップテーブルに移り、前記スキップテーブルに登録されているジョブを実行し、続いて前記印刷ジョブテーブルに登録されているジョブを実行する制御手段とを備える。

概要

背景

インクジェットプリンタをはじめとする印刷装置は、印刷ジョブに基づく印刷開始前、または印刷中において印刷ジョブの予約受け付け連続印刷を行うことが可能である。印刷ジョブを予約することで印刷ジョブ間の時間を短縮して連続印刷を行い、連続印刷時間の短縮ができる。特許文献1では、予約された印刷ジョブに用紙(被記録媒体)のサイズや用紙の種類が一致する印刷ジョブがある場合、当該一致する印刷ジョブが連続するように実行順を並び変えて、用紙サイズや用紙種類相違による印刷動作の不要な一時停止回数を少なくするという方法が開示されている。

概要

連続印刷する処理で、印刷動作速度を変えずに、印刷不可部分への印刷を避けて、画像の印刷を行う。印刷動作を構成する印刷ジョブテーブルと前記被記録媒体における印刷不可領域スキップするスキップテーブルとを備えるメモリと、前記印刷不可領域を検知する検知手段と、前記検知手段によって前記印刷不可領域を検知した場合、前記印刷ジョブテーブルの印刷不可領域に対応する位置を算出し、前記印刷不可領域に対応するジョブの実行の前に前記印刷ジョブテーブルから前記スキップテーブルに移り、前記スキップテーブルに登録されているジョブを実行し、続いて前記印刷ジョブテーブルに登録されているジョブを実行する制御手段とを備える。

目的

本発明では、被記録媒体に連続印刷する処理で、印刷動作速度を変えずに、印刷不可部分への印刷を避けて、画像の印刷を行うことができる印刷装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
2件

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請求項1

被記録媒体印刷する印刷装置であって、印刷動作を構成する印刷ジョブテーブルと前記被記録媒体における印刷不可領域スキップするスキップテーブルとを備えるメモリと、前記印刷不可領域を検知する検知手段と、前記検知手段によって前記印刷不可領域を検知した場合、前記印刷ジョブテーブルの印刷不可領域に対応する位置を算出し、前記印刷不可領域に対応するジョブの実行の前に前記印刷ジョブテーブルから前記スキップテーブルに移り、前記スキップテーブルに登録されているジョブを実行し、続いて前記印刷ジョブテーブルに登録されているジョブを実行する制御手段とを備えることを特徴とする印刷装置。

請求項2

前記検知手段は、接触または非接触のセンサを用いて、スキップ指示マーカー汚れキズ、折れの領域を検知することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。

請求項3

前記スキップ手段は、前記検知手段によって印刷不可領域を検知すると、検知位置からヘッドまでの距離と、前記印刷ジョブテーブルの各ジョブのライン数から、テーブルに挿入すべきジョブを定めることを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれか1項に記載の印刷装置。

請求項4

前記スキップ手段は、印刷不可領域のサイズに基づいて、前記スキップテーブルに登録するジョブのライン数を設定することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の印刷装置。

技術分野

0001

本発明は、被記録媒体印刷を行う印刷装置に関し、印刷ジョブの制御に関するものである。

背景技術

0002

インクジェットプリンタをはじめとする印刷装置は、印刷ジョブに基づく印刷開始前、または印刷中において印刷ジョブの予約受け付け連続印刷を行うことが可能である。印刷ジョブを予約することで印刷ジョブ間の時間を短縮して連続印刷を行い、連続印刷時間の短縮ができる。特許文献1では、予約された印刷ジョブに用紙(被記録媒体)のサイズや用紙の種類が一致する印刷ジョブがある場合、当該一致する印刷ジョブが連続するように実行順を並び変えて、用紙サイズや用紙種類相違による印刷動作の不要な一時停止回数を少なくするという方法が開示されている。

先行技術

0003

特開2005−085022号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、印刷ジョブを予約して連続印刷を制御すると、被記録媒体上に接続用テープ汚れキズ、折れなどの印刷不可部分が存在しても、印刷部分として印刷をしてしまうという問題がある。

0005

本発明では、被記録媒体に連続印刷する処理で、印刷動作速度を変えずに、印刷不可部分への印刷を避けて、画像の印刷を行うことができる印刷装置を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0006

上述の課題を解消するために本発明の印刷装置は、被記録媒体に印刷する印刷装置であって、印刷動作を構成する印刷ジョブテーブルと前記被記録媒体における印刷不可領域スキップするスキップテーブルとを備えるメモリと、前記印刷不可領域を検知する検知手段と、前記検知手段によって前記印刷不可領域を検知した場合、前記印刷ジョブテーブルの印刷不可領域に対応する位置を算出し、前記印刷不可領域に対応するジョブの実行の前に前記印刷ジョブテーブルから前記スキップテーブルに移り、前記スキップテーブルに登録されているジョブを実行し、続いて前記印刷ジョブテーブルに登録されているジョブを実行する制御手段とを備えることを特徴とする。

発明の効果

0007

本発明では、被記録媒体への印刷処理において、印刷動作速度を変動させずに印刷不可領域への印刷を避けることができる。

図面の簡単な説明

0008

実施形態におけるプリンタ部の内部構成を示す概略図である。
実施形態における印刷動作の説明図である。
実施形態における印刷動作の説明図である。
実施形態におけるジョブテーブルを説明する図である。
実施形態における制御シーケンスを説明する図である。
実施形態における印刷処理を説明する概念図である。
実施形態におけるコントローラの構成を説明する図である。

実施例

0009

以下、インクジェット方式を用いたプリンタの実施形態を説明する。この実施形態において、例えば、ロール状に巻かれた連続シートを使用し、片面プリント及び両面プリントの両方に対応した高速ラインプリンタである。

0010

図1は、プリンタの内部構成を示す断面の概略図である。プリンタ内部には、大きくは、シート供給部1、デカール部2、斜行矯正部3、プリント部4、検査部5、カッタ部6、情報記録部7、乾燥部8、シート巻取部9、排出搬送部10、ソータ部11、排出トレイ12、制御部13の各ユニットを備える。シートは、図中の実線で示したシート搬送経路に沿ってローラ対ベルトからなる搬送機構で搬送され、各ユニットで処理がなされる。

0011

シート供給部1は、ロール状に巻かれた連続シートを収納して供給するユニットである。シート供給部1は、2つのロールR1、R2を収納することが可能であり、択一的にシートを引き出して供給する構成となっている。なお、収納可能なロールは2つであることに限定はされず、1つ、あるいは3つ以上を収納するものであってもよい。デカール部2は、シート供給部1から供給されたシートのカール(反り)を軽減させるユニットである。デカール部2では、1つの駆動ローラに対して2つのピンチローラを用いて、カールの逆向きの反りを与えるようにシートを湾曲させてしごくことでカールを軽減させる。斜行矯正部3は、デカール部2を通過したシートの斜行(本来の進行方向に対する傾き)を矯正するユニットである。基準となる側のシート端部をガイド部材押し付けることにより、シートの斜行が矯正される。

0012

プリント部4は、搬送されるシートに対してプリントヘッド14によりシートの上に画像を形成するユニットである。プリント部4は、シートを搬送する複数の搬送ローラも備えている。プリントヘッド14は、使用が想定されるシートの最大幅カバーする範囲で複数の記録素子が配列した記録素子列を備えたライン型プリントヘッドである。記録素子を駆動すると、プリントヘッド14からインク吐出する。プリントヘッド14は、複数のプリントヘッドが搬送方向に沿って平行に並べられている。本例ではC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、LC(ライトシアン)、LM(ライトマゼンタ)、G(グレー)、K(ブラック)の7色に対応した7つのプリントヘッドを有する。なお、色数及びプリントヘッドの数は7つには限定はされない。インクジェット方式は、発熱素子を用いた方式、ピエゾ素子を用いた方式、静電素子を用いた方式、MEMS素子を用いた方式等を採用することができる。各色のインクは、インクタンクからそれぞれインクチューブを介してプリントヘッド14に供給される。

0013

検査部5は、プリント部4でシートにプリントされた検査パターンや画像を光学的に読み取って、プリントヘッドのノズルの状態、シート搬送状態、画像位置等を検査するユニットである。この検査部5は、プリントされたカットマークを検知する。カッタ部6は、プリント後のシートを所定長さにカットする機械的なカッタを備えたユニットである。カッタ部6は、カットマークを検知すると、その該当領域をカットする。カッタ部6は、シートを次工程に送り出すための複数の搬送ローラも備えている。情報記録部7は、カットされたシートの裏面にプリントのシリアル番号や日付などのプリント情報を記録するユニットである。乾燥部8は、プリント部4でプリントされたシートを加熱して、付与されたインクを短時間に乾燥させるユニットである。乾燥部8は、シートを次工程に送り出すための搬送ベルト及び搬送ローラも備えている。

0014

シート巻取部9は、両面プリントを行う際に表面プリントが終了した連続シートを一時的に巻き取るユニットである。シート巻取部9はシートを巻き取るための回転する巻取ドラムを備えている。表面のプリントが済んでカットされていない連続シートは巻取ドラムに一時的に巻き取られる。巻き取りが終わったら、巻取ドラムが逆回転して巻き取り済みシートはデカール部2に供給され、プリント部4に送られる。このシートは表裏反転しているのでプリント部4で裏面にプリントを行うことができる。両面プリントのより具体的な動作については後述する。

0015

排出搬送部10は、カッタ部6でカットされ乾燥部8で乾燥させられたシートを搬送して、ソータ部11までシートを受け渡すためのユニットである。ソータ部11は必要に応じてプリント済みシートをグループ毎に排出トレイ12の異なるトレイ振り分けて排出するユニットである。

0016

制御ユニット13には、電源駆動回路を備え、プリンタの制御を司るユニットである。図7は制御ユニットに含まれるコントローラの構成を説明する図である。コントローラ15は、CPU101、メモリ(RAM102やROM103)、ASIC特定用途集積回路)104を有する。CPU101は、後述するジョブの制御を行う。ASIC104は、記録ヘッドの制御、モータの制御、画像データ、外部機器との通信処理等を行う。プリンタの動作は、ホストコンピュータ等の情報機器16からの信号や情報に基づいて制御される。

0017

次に、プリント時の基本動作について説明する。プリントは、片面プリントと両面プリントとでは動作が異なるので、それぞれについて説明する。

0018

図2は、片面プリント時の動作を説明するための図である。シート供給部1から供給されたシートがプリントされて排出トレイ12に排出されるまでの搬送経路太線で示している。シート供給部1から供給され、デカール部2、斜行矯正部3でそれぞれ処理されたシートは、プリント部4において表面のプリントがなされる。プリントされたシートは検査部5を経て、カッタ部6において予め設定されている所定の単位長さ毎にカットされる。カットシートは、必要に応じて情報記録部7でシートの裏面にプリント情報が記録される。そして、カットシートは一枚ずつ乾燥部8に搬送され乾燥が行なわれる。その後、排出搬送部10を経由して、ソータ部11のトレイ12に順次排出され積載されていく。

0019

図3は、両面プリント時の動作を説明するための図である。両面プリントでは、表面プリントシーケンスに次いで裏面プリントシーケンスを実行する。最初の表面プリントシーケンスでは、シート供給部1から検査部5までの各ユニットでの動作は上述の片面プリントの動作と同じである。カッタ部6ではカット動作は行わずに、連続シートのまま乾燥部8に搬送される。乾燥部8での表面のインク乾燥の後、排出搬送部10の側の経路ではなく、シート巻取部9の側の経路にシートが導入される。導入されたシートは、順方向(図面では逆時計回り方向)に回転するシート巻取部9の巻取ドラムに巻き取られていく。記録部4において、予定された表面のプリントが全て終了すると、カッタ部6にて連続シートのプリント領域後端がカットされる。カット位置を基準に、搬送方向下流側(プリントがされた側)の連続シートは乾燥部8を経てシート巻取部9でシート後端(カット位置)まで全て巻き取られる。一方、カット位置よりも搬送方向上流側の連続シートは、シート先端(カット位置)がデカール部2の残らないように、シート供給部1に巻き戻される。

0020

以上の表面プリントシーケンスの後に、裏面プリントシーケンスに切り替わる。シート巻取部9の巻取ドラムが巻き取り時とは逆方向(図面では時計回り方向)に回転する。巻き取られたシートの端部(巻き取り時のシート後端は、送り出し時にはシート先端になる)はデカール部2に送り込まれる。デカール部2では先とは逆向きのカール矯正がなされる。これは、巻取ドラムに巻かれたシートは、シート供給部1でのロールとは表裏反転して巻かれ、逆向きのカールとなっているためである。その後は、斜行矯正部3を経て、プリント部4で連続シートの裏面にプリントが行なわれる。プリントされたシートは検査部5を経て、カッタ部6において予め設定されている所定の単位長さ毎にカットされる。カットシートは両面にプリントされているので、情報記録部7での記録はなされない。カットシートは一枚ずつ乾燥部8に搬送され、排出搬送部10を経由して、ソータ部11のトレイ12に順次排出され積載されていく。

0021

(第1の実施形態)
次に、上述の構成のプリンタにおける、第1の実施形態について説明する。この実施形態では片面プリントについて説明する。図1に示す印刷不可部分(印刷不可領域)を検知する検知センサ17は、接触型または非接触型センサである。この検知センサ17は、シート供給部1とプリント部4間に設置され、シート上に接続用テープ、スキップ指示マーカー、汚れ、キズ、折れなどの有無を検知する。スキップ指示用マーカーは、マーカーの色、位置、幅、記号文字といった記載情報によって印刷不可領域のサイズを示すことも可能とする。センサの種類、設置数は限定しない。

0022

図4(a)は、ジョブ管理テーブルの一例である。ジョブ管理テーブルは、印刷動作を構成する予備吐、画像、カットマーク、余白調整パターン、Idle(アイドル)などの各ジョブのMode番号(モード番号)と格納先アドレスを示したテーブルである。この各ジョブを組み合わせて順に実行させることで、一連の印刷動作を構成する。カットマークのジョブは、カットマークを印刷するジョブである。調整パターンのジョブは、調整パターンを印刷するジョブである。

0023

図4(b)は、印刷ジョブテーブルの一例である。印刷ジョブテーブルは、ジョブ管理テーブルに基づいて印刷動作順にジョブを登録して作成したテーブルである。このテーブルは、実行順にQueue番号(キュー番号)と各ジョブのMode番号、印刷ラインラスタ)数が設定される。

0024

図4(c)は、印刷不可部分スキップテーブル(スキップテーブル)の一例である。印刷不可部分スキップテーブルも、ジョブ管理テーブルに基づいて印刷不可部分の印刷をスキップさせるためのジョブを動作順にジョブをエントリして作成したテーブルである。このテーブルは、印刷ジョブテーブルに対して挿入する位置を示すQueue番号とジョブのMode番号、印刷ライン数が設定される。印刷不可部分の要因によって必要な余白の大きさが変わるので、印刷不可部分用の余白ジョブは、印刷不可部分の要因ごとに予め定められている。例えば、余白2から余白4の3種類が定められ、それぞれ異なるライン数が定められている。

0025

図5は、ジョブテーブルを用いた制御シーケンスである。ステップ101では印刷開始前にジョブ管理テーブルを基に各ジョブをエントリして、印刷ジョブテーブルとスキップテーブルをメモリ上(SDRAM)に作成する。このSDRAMは、図7のRAM102に設けられている。スキップテーブルは、印刷不可部分検知後の作成でも可能とする。各テーブルの作成が終わるとステップ102に進み、印刷動作を開始する。ステップ103に進み、実行するジョブにより画像を印刷する領域が、印刷不可部分(印刷不可領域)でないことを判定する。印刷不可部分でない場合、ステップ104に進み、印刷ジョブテーブルのジョブを1つ実行する。ジョブの実行終了後、ステップ105に進み、印刷ジョブテーブルの次のジョブが終了コマンドであるか判別する。終了コマンドの場合、印刷動作を終了する。終了コマンドでない場合は、ステップ103に戻る。

0026

一方、ステップ106において、印刷動作を開始すると、印刷不可部分検知センサ17が印刷不可部分(印刷不可領域)を検知すると、ステップ107で、検知した印刷不可部分(印刷不可領域)に印刷するジョブを調べる(特定する)。この処理は、例えば、検知センサの位置あるいは検知位置からプリントヘッド14までのシート搬送路の長さ(距離)と、実行中の印刷ジョブテーブルのジョブからライン数をカウントして印刷不可部分に対応するジョブを判定する。言換えるならば、検知した領域から記録ヘッドによる記録位置までのライン数を取得し、ライン数から割り込み対象のジョブを定める(特定する)。このジョブの登録されているテーブルのアドレスも取得する。

0027

ステップ108で、スキップテーブルに挿入する位置を示すQueue番号を設定する。例えば、図4(b)の印刷ジョブテーブルのQueue番号7の画像印刷ジョブで印刷する領域に、印刷不可部分が含まれると算出された場合、図4(c)に示すスキップテーブルの挿入位置Queue番号に7を設定する。また、検知した印刷不可部分の要因に対応する余白のMode番号とライン数をジョブ管理テーブルから選択して設定する。

0028

ステップ103で、スキップテーブルにジョブが設定されたことを判別すると、ステップ109に進み、Queue番号が7のジョブの実行を開始する際、印刷ジョブテーブルではなく、スキップテーブルを参照して、余白2のジョブを実行する。その後、スキップテーブルのジョブを順に実行する。スキップテーブルのジョブを終了する(スキップテーブルのジョブを終了後、スキップテーブルのジョブは消去される)。ステップ109が終了すると、ステップ104に進み、印刷ジョブテーブルに戻る。その後、印刷ジョブテーブルの続き戻り、Queue番号が7のジョブを実行して印刷動作の続きを行う。

0029

図6に、スキップテーブルによるジョブの挿入(割り込み)の印刷動作の流れを示す。図6は、シートに対して左から順に処理が実行される概念図である。仮に、印刷不可部分が検知されていなければ、図6の上側の図に示すように、Queue番号6のカットマークに続いて、Queue番号7の画像を印刷する。それに対して、Queue番号7の印刷領域に印刷不可部分が含まれると判断されると、図6の下側の図に示すように、スキップテーブルを挿入する。これにより、Queue番号6のカットマーク後に、余白2のジョブ、余白1のジョブ、カットマークのジョブを実行した後、Queue番号7の画像の印刷するジョブが実行される。

0030

以上の構成により、印刷動作中に印刷不可部分を検知して、印刷開始から終了まで紙送りの速度を等速に保ちつつ、印刷不可部分への印刷をスキップさせることができる。

0031

(第2の実施形態)
第1の実施形態では、片面印刷での印刷不可部分をスキップする例であったが、第2の実施形態において、両面印刷時の裏面印刷の制御について説明する。なお、第1の実施形態の制御と同じ部分は説明を省き、相違する点について説明する。

0032

表面印刷が終了すると、シート巻取部9の巻取ドラムが巻き取り時とは逆方向に回転して巻き取られたシートの端部(巻き取り時のシート後端は、送り出し時にはシート先端になる)をデカール部2に送り込む表面印刷時図4(b)の印刷ジョブテーブルを表面印刷とは逆の順で実行させて裏面印刷を行うことで、表面と裏面の各ジョブ位置を一致させて、画像、カットマーク、余白、予備吐といった各ジョブがシートの両面で同じ位置にくる印刷を行う。その結果、印刷不可部分のスキップ動作も表面印刷時に設定した挿入位置Queue番号のジョブ位置に挿入されるので、表面と裏面の同じ位置で印刷不可部分スキップ動作を行い、裏面印刷時でも印刷不可部分をスキップさせる。なお、印刷不可部分とシート後端との距離(ライン数)をカウントし、そのカウントした値に基づいて裏面印刷の制御を行っても構わない。

0033

ここで、両面印刷のモードにおいて、片面を印刷する場合には、カットマークを印刷しない変わりに、カットマークのライン数を同じライン数の余白のジョブが実行される。これにより、表面と裏面との位置合わせを行うことができる。

0034

以上の構成により、表面印刷及び裏面印刷において、印刷動作中に印刷不可部分を検知して、印刷開始から終了まで紙送りの速度を等速に保ちつつ、印刷不可部分への印刷をスキップさせることができる。

0035

(第3の実施形態)
第2の実施形態において、表面印刷と裏面印刷の搬送方向の位置合わせについて説明したが、第3の実施形態において、表面と裏面の両面に対して印刷不可部分の有無を検知する検知センサ17を用いた制御について説明する。第1、第2の実施形態の制御と同じ部分は説明を省き、相違する点について説明する。第3の実施形態では、先に印刷する面に印刷不可部分がなくても、裏面(後で印刷する面)に印刷不可部分があれば、表面の印刷を行う場合に、スキップテーブルにジョブを設定する。この設定により、表面印刷において、スキップ動作を行う。この情報は、メモリに保持し、離面の印刷を行う場合に、スキップテーブルにジョブを設定し、スキップ動作を行う。

0036

以上の構成により、表面に印刷不可部分がなく、裏面に印刷不可部分がある場合においても、印刷開始から終了まで紙送りの速度を等速に保ちつつ、印刷不可部分への印刷をスキップさせて、両面印刷を実行することで、無駄な印刷を予防することができる。

0037

(その他の実施形態)
以上、実施形態について説明したが、印刷対象の被記録媒体は、ロール状に巻かれた連続シートに限定するものではなく、A4サイズやレターサイズの被記録媒体でも構わない。

0038

また、第2の実施形態において、両面印刷のモードにおいて、片面を印刷する場合に、カットマークを印刷する形態でも構わない。但し、印刷装置は、検査部5がカットマークを検知しても、カッタ部6がカットしないように制御すればよい。

0039

また、図4(b)の印刷ジョブテーブルに、終了コマンドの代わりにIdleのジョブを登録して印刷動作を終了する形態でも構わない。

0040

5検査部
6カット部
15コントローラ
17 検知センサ

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