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課題・解決手段

本発明は、上部液体透過層と、下部液体不透過層と、繊維状材料および10〜95質量%の球形流体吸収性ポリマー粒子を含む流体吸収性コアと、繊維状材料および0〜20質量%の球形流体吸収性ポリマー粒子を含む取得分配層とを含む流体吸収性物品に関する。

概要

背景

概要

本発明は、上部液体透過層と、下部液体不透過層と、繊維状材料および10〜95質量%の球形流体吸収性ポリマー粒子を含む流体吸収性コアと、繊維状材料および0〜20質量%の球形流体吸収性ポリマー粒子を含む取得分配層とを含む流体吸収性物品に関する。

目的

本発明の目的は、特性、すなわちリウェット値および荷重下リウェットが向上した流体吸収性物品を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
2件

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請求項1

(A)上部液体透過層と、(B)下部液体不透過層と、(C)繊維状材料および10〜95質量%の流体吸収性ポリマー粒子を含む層(A)と層(B)の間の流体吸収性コアと、(D)繊維状材料および0〜20質量%の流体吸収性ポリマー粒子を含む層(A)とコア(C)の間の取得分配層とを含む流体吸収性物品であって、流体吸収性ポリマー粒子は、少なくとも0.84の平均球形度を有する前記流体吸収性物品。

請求項2

流体吸収性ポリマー粒子は、疎水性溶媒含有量が0.005質量%未満である、請求項1に記載の流体吸収性物品。

請求項3

流体吸収性ポリマー粒子は、少なくとも8質量%の水分を有する請求項1または2のいずれか1項に記載の流体吸収性物品。

請求項4

前記流体吸収性コアが、少なくとも9gの流体吸収性ポリマー粒子を含む、請求項1から3までのいずれか1項に記載の流体吸収性物品。

請求項5

少なくとも90質量%の前記流体吸収性ポリマー粒子が100〜800μmの直径を有する、請求項1から4までのいずれか1項に記載の流体吸収性物品。

請求項6

前記流体吸収性ポリマー粒子が、少なくとも部分的に、酸基含有モノマー重合物からなる、請求項1から5までのいずれか1項に記載の流体吸収性物品。

請求項7

前記流体吸収性ポリマー粒子が、少なくとも0.05質量%程度の共重合架橋剤からなる、請求項1から6までのいずれか1項に記載の流体吸収性物品。

請求項8

前記繊維状材料が親水性である、請求項1から7までのいずれか1項に記載の流体吸収性物品。

請求項9

前記繊維状材料がセルロース繊維である、請求項1から8までのいずれか1項に記載の流体吸収性物品。

請求項10

前記流体吸収性ポリマー粒子が、少なくとも10g/gの遠心分離保持能CRC)を有する、請求項1から9までのいずれか1項に記載の流体吸収性物品。

請求項11

前記流体吸収性ポリマー粒子が、少なくとも5×10-7cm3s/gの食塩水流れ誘導性SFC)を有する、請求項1から10までのいずれか1項に記載の流体吸収性物品。

請求項12

前記コア(C)の上面面積が、少なくとも200cm2である、請求項1から11までのいずれか1項に記載の流体吸収性物品。

技術分野

0001

本発明は、上部液体透過層と、下部液体不透過層と、繊維状材料および10〜95質量%の球形流体吸収性ポリマー粒子を含む流体吸収性コアと、繊維状材料および0〜20質量%の球形流体吸収性ポリマー粒子を含む取得分配層とを含む流体吸収性物品に関する。

0002

流体吸収性ポリマーの製造は、論文"Modern Superabsorbent Polymer Technology",F.L.Buchholz and A.T.Graham,Wiley−VCH,1998、71〜103頁に記載されている。

0003

流体吸収性物品は、また、論文"Modern Superabsorbent Polymer Technology"、252〜258頁に記載されている。

0004

モノマー溶液液滴の重合による球状流体吸収性ポリマー粒子の製造は、例えば、EP0348180A1、WO96/40427A1、US5,269,980、DE10314466A1、DE10340253A1、DE10 2004024437A1、DE102005002412A1、DE102006001596A1、WO2008/009580A1、WO 2008/009598A1、WO2008/009599A1およびWO2008/009612A1、ならびに先行するPCT出願PCT/EP2008/051336およびPCT/EP2008/051353に記載されている。

0005

液滴を囲む気相におけるモノマー溶液液滴の重合(「滴下重合」)により、高い平均球形度(mSPHT)の丸形流体吸収性ポリマー粒子が提供される。平均球形度は、ポリマー粒子の丸みの尺度であり、例えば、Camsizer(登録商標画像分析システム(Retsch Technology GmbH;Haan;ドイツ)で測定することができる。滴下重合によって得られる流体吸収性ポリマー粒子は、典型的には、中空球体である。

0006

本発明の目的は、特性、すなわちリウェット値および荷重下リウェットが向上した流体吸収性物品を提供することであった。

0007

該目的は、
(A)上部液体透過層と、
(B)下部液体不透過層と、
(C)繊維状材料および10〜95質量%の流体吸収性ポリマー粒子を含む層(A)と層(B)の間の流体吸収性コアと、
(D)繊維状材料および0〜20質量%の流体吸収性ポリマー粒子を含む層(A)とコア(C)の間の取得分配層とを含む流体吸収性物品であって、流体吸収性ポリマー粒子は、少なくとも0.84の平均球形度を有する流体吸収性物品によって達成される。

0008

流体吸収性コア(C)は、繊維状材料と、好ましくは20〜80質量%、より好ましくは25〜70質量%、最も好ましくは30〜60質量%の流体吸収性ポリマー粒子とを含む。

0009

取得分配層(D)は、繊維状材料と、好ましくは0.01〜15質量%、より好ましくは0.5〜10質量%、最も好ましくは1〜5質量%の流体吸収性ポリマー粒子とを含む。

0010

発明の流体吸収性物品に使用可能な流体吸収性ポリマー粒子は、好ましくは少なくとも0.86、より好ましくは少なくとも0.88、および最も好ましくは少なくとも0.9の平均球形度を有する。球形度(SPHT)は、



[式中、
Aは、断面積であり、
Uは、ポリマー粒子の断面円周である]で定義される。平均球形度は、容積平均球形度である。

0011

平均球形度は、例えば、Camsizer(登録商標)画像解析システム(Retsch Technology GmbH;Haan;ドイツ)で測定することができる。

0012

測定に際して、製造物漏斗を介して導入され、計量チャネルを備えた落下シャフトに運ばれる。粒子は光壁に沿って落下する間に、カメラによって選択的に記録される。記録された画像は、選択されたパラメータに従ってソフトウェアにより評価される。

0013

丸みを特徴づけるため、プログラムにおいて球形度として指定されたパラメータが採用される。報告されるパラメータは、平均容積加重球形度であり、粒子の容積は、等価直径xcminを用いて測定される。等価直径xcminを測定するため、合計32個の異なる空間方向に対する最長の弦直径が、それぞれの場合において測定される。等価直径xcminは、これらの32個の弦直径のうち最短である。粒子を記録するため、所謂CCDズームカメラCAM−Z)が使用される。計量チャネルを制御するため、カメラの検出窓における0.5%表面被覆率透過率)が予め定義される。

0014

ポリマービーズが重合の最中または後に凝集される場合、逆懸濁重合によって、比較的低い球形度を有する流体吸収性ポリマーが得られる。

0015

通例の溶液重合ゲル重合)によって製造された流体吸収性ポリマー粒子を乾燥後に粉砕および分級して、不規則なポリマー粒子を得る。これらのポリマー粒子の平均球形度は、約0.72〜約0.78である。

0016

発明の流体吸収性物品に使用可能な流体吸収性ポリマー粒子は、疎水性溶媒含有量が、好ましくは0.005質量%未満、より好ましくは0.002質量%未満、および最も好ましくは0.001質量%未満である。疎水性溶媒の含有量を、例えばヘッドスペース法を用いて、ガスクロマトグラフィーで測定することができる。

0017

逆懸濁重合によって得られた流体吸収性ポリマー粒子は、反応媒体として使用される典型的には約0.01質量%の疎水性溶媒をさらに含む。

0018

発明の流体吸収性物品に使用可能な流体吸収性ポリマー粒子は、分散剤含有量が、典型的には1質量%未満、好ましくは0.5質量%未満、より好ましくは0.1質量%未満、および最も好ましくは0.05質量%未満である。

0019

逆懸濁重合によって得られた流体吸収性ポリマー粒子は、懸濁を安定させるために使用される典型的には少なくとも1質量%の分散剤、すなわちエチルセルロースをさらに含む。

0020

発明の流体吸収性物品に使用可能な流体吸収性ポリマー粒子は、好ましくは少なくとも8質量%、より好ましくは少なくとも10質量%、最も好ましくは少なくとも12質量%の水分含量を有する。

0021

流体吸収性コア(C)は、好ましくは少なくとも9g、より好ましくは少なくとも10g、最も好ましくは少なくとも12gの流体吸収性ポリマー粒子を含む。

0022

本発明による流体吸収性物品に使用可能な流体吸収性ポリマー粒子は、遠心分離保持能CRC)が、典型的には少なくとも10g/g、好ましくは少なくとも15g/g、好ましくは少なくとも20g/g、より好ましくは少なくとも25g/g、最も好ましくは少なくとも30g/gである。流体吸収性ポリマー粒子の遠心分離保持能(CRC)は、典型的には50g/g未満である。

0023

本発明による流体吸収性物品に使用可能な流体吸収性ポリマー粒子は、食塩水流れ誘導性SFC)が、典型的には少なくとも5×10-7cm3s/g、好ましくは少なくとも15×10-7cm3s/g、好ましくは少なくとも35×10-7cm3s/g、より好ましくは少なくとも120×10-7cm3s/g、最も好ましくは少なくとも200×10-7cm3s/gである。流体吸収性ポリマー粒子の食塩水流れ誘導性(SFC)は、典型的には、500×10-7cm3s/g未満である。

0024

本発明の好適な実施形態において、流体吸収性コアは、32〜60g/gの遠心分離保持能(CRC)を有する10〜50質量%の流体吸収性ポリマー粒子を含む。

0025

本発明の他の好適な実施形態において、流体吸収性コアは、35〜100×10-7cm3s/gの食塩水流れ誘導性(SFC)を有する40〜80質量%の流体吸収性ポリマー粒子を含む。

0026

本発明の他の好適な実施形態において、流体吸収性コアは、50〜150×10-7cm3s/gの食塩水流れ誘導性(SFC)を有する55〜95質量%の流体吸収性ポリマー粒子を含む。

0027

発明の詳細な説明
A.定義
本明細書に使用されるように、「流体吸収性組成物」という用語は、体液の取得、輸送分配および貯蔵を含む流体吸収性物品の流体処理に主として関与する流体吸収性物品の成分を指す。

0028

本明細書に使用されているように、「流体吸収性コア」という用語は、繊維状材料および流体吸収性ポリマー粒子を含む流体吸収性組成物を指す。流体吸収性コアは、体液の取得、輸送、分配および貯蔵を含む流体吸収性物品の流体処理に主として関与する。

0029

本明細書に使用されているように、「層」という用語は、その一次的な次元が長さおよび幅に沿う流体吸収性組成物を指す。「層」という用語は、流体吸収性組成物の単一の層またはシートに必ずしも限定されないと理解されるべきである。したがって、層は、異なる材料のいくつかのシートまたはウェブ積層体複合体、組合せを含みうる。

0030

本明細書に使用されるように、「x次元」という用語は長さを指し、「y次元」という用語は、流体吸収性組成物、層、コアまたは物品の幅を指す。一般に、「x−y次元」という用語は、流体吸収性組成物、層、コアまたは物品の高さまたは厚みに直交する平面を指す。

0031

本明細書に使用されているように、「z次元」という用語は、流体吸収性組成物、層、コアまたは物品の長さおよび幅に直交する次元を指す。一般に、「z次元」という用語は、流体吸収性組成物の高さを指す。

0032

本明細書に使用されているように、「シャーシ」という用語は、上部液体透過層および下部液体不透過層を含む流体吸収性材料を指す。

0033

本明細書に使用されているように、「基本質量」という用語は、1平方メートル当たりの流体吸収性コアの質量を指し、それは、流体吸収性物品のシャーシを含む。基本質量は、流体吸収性コアの個別の領域で測定される:前方総平均は、コアの中心の5.5cm前方からコアの前方遠端の流体吸収性コアの基本質量であり;侵襲域は、コアの中心の5.5cm前方および0.5cm後方の流体吸収性コアの基本質量であり;後方総平均は、コアの中心の0.5cm後方からコアの後方遠端の流体吸収性コアの基本質量である。

0034

本明細書に使用されているように、「密度」という用語は、1容積当たりの流体吸収性コアの質量を指し、それは、流体吸収性物品のシャーシを含む。密度は、流体吸収性コアの個別の領域で測定される:前方総平均は、コアの中心の5.5cm前方からコアの前方遠端の流体吸収性コアの密度であり;侵襲域は、コアの中心の5.5cm前方および0.5cm後方の流体吸収性コアの密度であり;後方総平均は、コアの中心の0.5cm後方からコアの後方遠端の流体吸収性コアの密度である。

0035

さらに、「上部」という用語は、流体吸収性物品の着用者により近い流体吸収性組成物を指すことが理解されるべきである。一般に、トップシートは、流体吸収性物品の着用者に最も近い組成物であり、以後「上部液体透過層」と記載する。対照的に、「下部」という用語は、流体吸収性物品の着用者から離れた流体吸収性組成物を指す。一般に、バックシートは、流体吸収性物品の着用者から最も離れた組成物であり、以後「下部液体不透過層」と記載する。

0036

本明細書に使用されているように、「液体透過」という用語は、液体、すなわち体液、例えば、尿、月経および/または液がその肉厚を容易に浸透することを可能にする基板、層または積層体を指す。

0037

本明細書に使用されているように、「液体不透過」という用語は、通常の使用条件下で液体接触点において層の平面に全体的に垂直の方向に体液を通さない基板、層または積層体を指す。

0038

1つ超の流体吸収性コアを好適な方式で含む流体吸収性物品は、以後「一次コア」および「二次コア」と呼ばれる上部コアおよび下部コアを含む二重コアステムを含む。

0039

本明細書に使用されているように、「親水性」という用語は、繊維上に付着した水によるこれらの繊維の濡れ性を指す。「親水性」という用語は、体液の接触角および表面張力によって定義される。1964年米国化学学会出版物"Contact angle,wettability and adhesion"におけるRobert F.Gouldの定義によると、繊維は、液体と繊維、特に繊維表面との接触角が90°未満であるとき、または液体が同一表面上で自然に広がる傾向にあるときに、親水性であるとされる。

0040

対照的に、「疎水性」という用語は、90°超の接触角を示し、繊維の表面に液体が自然に広がらない繊維を指す。

0041

本明細書に使用されているように、「部分」または「域」という用語は、流体吸収性組成物の一定の領域を指す。

0042

本明細書に使用されているように、「物品」という用語は、身体から排出された流体を取得および貯蔵可能な任意の三次元固体材料を指す。本発明による好適な物品は、使い捨て流体吸収性おりものシート、生理用ナプキン生理用品失禁用挿入物パッド、おむつ、トレーニングパンツブレストパッドおよび陰唇内挿入物/パッド等使用者の身体と接触して着用されるように設計された使い捨て流体吸収性物品である。

0043

本明細書に使用されているように、「体液」という用語は、尿、月経液、便および膣分泌物等のヒトまたは動物身体によって生成および排出された任意の流体を指す。

0044

B.流体吸収性ポリマー粒子
流体吸収性ポリマー粒子は、好ましくは、
a)少なくとも部分的に中和されていてよい少なくとも1つのエチレン性不飽和酸基含有モノマーと、
b)少なくとも1つの架橋剤と、
c)少なくとも1つの開始剤と、
d)場合により、a)に記載のモノマー重合可能な1つ以上のエチレン性不飽和モノマーと、
e)1つ以上の水溶性ポリマーと、
f)水とを、
液滴を囲む気相に含むモノマー溶液の液滴を重合することによって製造され、液滴における重合は、均一相で行われる。

0045

流体吸収性ポリマー粒子は、典型的には水に不溶である。

0046

モノマーa)は、好ましくは水溶性である、すなわち、23℃における水に対する溶解度は、典型的には、水100g当たり少なくとも1g、好ましくは水100g当たり少なくとも5g、より好ましくは水100g当たり少なくとも25g、最も好ましくは水100g当たり少なくとも35gである。

0047

好適なモノマーa)は、例えば、アクリル酸メタクリル酸およびイタコン酸エチレン性不飽和カルボン酸である。特に好適なモノマーは、アクリル酸およびメタクリル酸である。アクリル酸が特に好ましい。

0048

さらなる好適なモノマーa)は、例えば、スチレンスルホン酸および2−アクリルアミド2−メチルプロパンスルホン酸AMPS)などのエチレン性不飽和スルホン酸である。

0049

不純物は、重合に強い影響を及ぼす。特に精製モノマーa)が好ましい。有用な精製方法は、WO2002/055469A1、WO2003/078378A1およびWO2004/035514A1に開示されている。好適なモノマーa)は、WO2004/035514A1による、99.8460質量%のアクリル酸、0.0950質量%の酢酸、0.0332質量%の水、0.0203質量%のプロピオン酸、0.0001質量%のフルフラル、0.0001質量%の無水マレイン酸、0.0003質量%のジアクリル酸および0.0050質量%のヒドロキノンモノメチルエーテルを有する精製アクリル酸である。

0050

モノマーa)の全量に対するアクリル酸および/またはその塩の含有量は、好ましくは少なくとも50モル%、より好ましくは少なくとも90モル%、最も好ましくは少なくとも95モル%である。

0051

モノマーa)の酸基は、典型的には好ましくは、25〜85モル%程度、優先的には50〜80モル%程度、より好ましくは60〜75モル%程度、部分的に中和され、そのために通例の中和剤、好ましくはアルカリ金属水酸化物アルカリ金属酸化物アルカリ金属炭酸塩またはアルカリ金属炭酸水素塩、およびそれらの混合物を使用することができる。アルカリ金属塩の代わりにアンモニアを使用することもできる。ナトリウムおよびカリウムが、アルカリ金属として特に好適であるが、水酸化ナトリウム炭酸ナトリウムまたは炭酸水素ナトリウム、およびそれらの混合物が極めて好ましい。典型的には、中和は、中和剤を水溶液として、溶融物として、または好ましくは固体として混合することにより達成される。例えば、含水量が有意に50質量%を下回る水酸化ナトリウムは、23℃超の融点を有する蝋状材料として存在しうる。この場合、片状材料または高温融解物として計量添加が可能である。

0052

モノマーa)は、典型的には、重合抑制剤、好ましくは、貯蔵のための抑制剤としてヒドロキノンモノエーテルを含む。

0053

モノマー溶液は、好ましくは、それぞれの場合において、アクリル酸塩がアクリル酸として計数されるアクリル酸に基づき、250質量ppm以下、より好ましくは130質量ppm以下、最も好ましくは70質量ppm以下、好ましくは10質量ppm以上、より好ましくは30質量ppm以上、特に約50質量ppmのヒドロキノンモノエーテルを含む。例えば、適切なヒドロキノンモノエーテル含有量を有するアクリル酸を使用してモノマー溶液を製造することができる。

0054

好適なヒドロキノンモノエーテルは、ヒドロキノンモノメチルエーテル(MEHQ)および/またはアルファトコフェロールビタミンE)である。

0055

好適な架橋剤b)は、架橋に好適な少なくとも2つの基を有する化合物である。当該基は、例えば、遊離ラジカルメカニズムによってポリマー鎖に重合可能なエチレン性不飽和基、およびモノマーa)の酸基と共有結合を形成することができる官能基である。加えて、モノマーa)の少なくとも2つの酸基と配位結合を形成することができる多価金属イオンも好適な架橋剤b)である。

0056

架橋剤b)は、好ましくは、遊離ラジカルメカニズムによってポリマーネットワークに重合可能な少なくとも2つの遊離ラジカル重合性基を有する化合物である。好適な架橋剤b)は、例えば、エチレングリコールジメタクリレートジエチレングリコールジアクリレートポリエチレングリコールジアクリレートメタクリル酸アリルトリアクリルトリメチロールプロパントリアリルアミン、EP0530438A1に記載されている塩化テトラアリルアンモニウムテトラアリルオキシエタン、EP0547847A1、EP0559476A1、EP0632068A1、WO93/21237A1、WO2003/104299A1、WO2003/104300A1、WO2003/104301A1およびDE10331450A1に記載されているジおよびトリアクリレート、DE10331456A1およびDE10355401A1に記載されているアクリレート基の他、さらなるエチレン性不飽和基を含む混合アクリレート、あるいは例えばDE19543368、DE−A−19646484A1、WO90/15830A1およびWO2002/32962A2に記載されている架橋剤混合物である。

0057

好適な架橋剤b)は、特に、ペンタエリスリトールトリアリルエーテル、テトラアリルオキシエタン、N,N’−メチレンビスアクリルアミド、15−tuplyエトキシ化トリメチロールプロパン、ポリエチレングリコールジアクリレート、トリアクリル酸トリメチロールプロパンおよびトリアリルアミンである。

0058

極めて好適な架橋剤b)は、例えばWO2003/104301A1に記載されているように、ジまたはトリアクリレートを得るためにアクリル酸またはメタクリル酸でエステル化されたポリエトキシ化および/またはポリプロポキシ化グリセロールである。3〜10−tuplyエトキシ化グリセロールのジおよび/またはトリアクリレートが特に有利である。1〜5−tuplyエトキシ化および/またはプロポキシ化グリセロールのジまたはトリアクリレートが極めて好ましい。3〜5−tuplyエトキシ化および/またはプロポキシ化グリセロールのトリアクリレート、特に3−tuplyエトキシ化グリセロールのトリアクリレートが最も好適である。

0059

架橋剤b)の量は、それぞれの場合においてモノマーa)に基づき、好ましくは0.05〜1.5質量%、より好ましくは0.1〜1質量%、最も好ましくは0.3〜0.6質量%である。架橋剤b)の量を増加させると、遠心分離保持能(CRC)が低下し、21.0g/cm2(AUL)の圧力下での吸収量が最大になる。

0060

使用される開始剤c)は、重合条件下で遊離ラジカルに分解するあらゆる化合物、例えば、過酸化物ヒドロペルオキシド過酸化水素過硫酸塩アゾ化合物および酸化還元開始剤である。水溶性開始剤を使用するのが好ましい。場合によっては、様々な開始剤の混合物、例えば、過酸化水素とペルオキソ二硫酸ナトリウムまたはカリウムとの混合物を使用することが有利である。過酸化水素とペルオキソ二硫酸ナトリウムとの混合物を任意の割合で使用することができる。

0061

特に好適な開始剤c)は、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イルプロパン二塩酸塩および2,2’−アゾビス[2−(5−メチル−2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二塩酸塩などのアゾ開始剤、ならびに2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノンおよび1−[4−(2−ヒドロキシエトキシフェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オンなどの光開始剤過硫酸ナトリウムヒドロキシメチルスルフィン酸ペルオキシ二硫酸アンモニウム/ヒドロキシメチルスルフィン酸、過酸化水素/ヒドロキシメチルスルフィン酸、過硫酸ナトリウム/アスコルビン酸ペルオキソ二硫酸アンモニウム/アスコルビン酸および過酸化水素/アスコルビン酸などの酸化還元開始剤、1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オンなどの光開始剤、ならびにそれらの混合物である。

0062

開始剤は、通例の量、例えば、モノマーa)に基づき、0.001〜5質量%、好ましくは0.01〜2質量%の量で使用される。

0063

モノマーa)と共重合可能なエチレン性不飽和モノマーの例は、アクリルアミド、メタクリルアミドアクリル酸ヒドロキシエチルメタクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、アクリル酸ジメチルアミノプロピルおよびメタクリル酸ジエチルアミノプロピルである。

0064

有用な水溶性ポリマーd)として、ポリビニルアルコールポリビニルピロリドンデンプンデンプン誘導体メチルセルロースまたはヒドロキシエチルセルロースなどの変性セルロースゼラチンポリグリコールまたはポリアクリル酸、好ましくはデンプン、デンプン誘導体および変性セルロースが挙げられる。

0065

最適な作用のため、好適な重合抑制剤は、溶存酸素を必要とする。したがって、重合の前に、不活性化、すなわち不活性ガス、好ましくは窒素を流すことによってモノマー溶液から溶存酸素を除去することができる。モノマー溶液の酸素含有量は、好ましくは、重合前に1質量ppm未満、より好ましくは0.5質量ppm未満まで減じられる。

0066

モノマー溶液の固体含有量は、好ましくは少なくとも35質量%、好ましくは少なくとも38質量%、より好ましくは少なくとも40質量%、最も好ましくは少なくとも42質量%である。固体含有量は、重合後に不揮発性であるすべての成分の合計である。

0067

重合抑制剤を例えば活性化炭素による吸収で除去することもできる。

0068

モノマー溶液を気相に計量導入し、液滴を形成する。液滴を、例えば、滴下装置プレートによって生成することができる。

0069

滴下装置プレートは、少なくとも1つの穴を有し、液体が上からその穴に流入するプレートである。滴下装置プレートまたは液体を振動させて、滴下装置プレートの下面の各穴に理想的には単分散性液滴の鎖を生成することができる。好適な実施形態において、滴下装置プレートは撹拌されない。

0070

穴の数および大きさは、所望の能力および液滴サイズに応じて選択される。液滴の直径は、典型的には、穴の直径の1.9倍である。ここで重要なことは、滴下される液体があまり急速に穴を通過せず、穴の圧力降下がそれほど大きくないことである。あるいは、液体が滴下せず、むしろ液噴流が、高い運動エネルギーにより分散(噴霧)される。穴毎のスループットおよび穴径に基づくレイノルズ数は、好ましくは2000未満、優先的には1000未満、より好ましくは500未満、および最も好ましくは250未満である。

0071

滴下装置プレートは、典型的には少なくとも1個の穴、好ましくは少なくとも10個、より好ましくは少なくとも50個、および典型的には10000個以下の穴、好ましくは5000個以下、より好ましくは1000個以下の穴を有し、それらの穴は、典型的には、滴下装置プレート上に、好ましくは所謂三角形頂点のように、すなわち3個の穴が、それぞれの場合において、正三角形の角を形成するよう均一に分布される。穴の直径は、所望の液滴サイズに合わせて調整される。

0072

しかし、液滴を、空圧式引き抜き型、回転、噴流切断または急速作動式マイクロバルブダイによって生成することもできる。

0073

空圧式引き抜き型において、液体噴流は、気流とともに、ダイヤフラムを通じて加速される。ガス量を用いて、液体噴流の直径、ひいては液滴直径に影響を与えることができる。

0074

回転による液滴生成の場合、液体は、回転ディスクオリフィスを流れる。遠心力が液体に作用し、一定のサイズの液滴が引き離される。回転滴下のための好適な装置が、例えば、DE4308842A1に記載されている。

0075

発生する液体噴流を回転刃の回転または空気噴流によって一定の区分に切断することもできる。次いで、各区分は液滴を形成する。

0076

マイクロバルブダイを使用する場合、一定の液体容積を有する液滴が直接生成される。

0077

生成された液滴は、好ましくは少なくとも200μm、より好ましくは少なくとも250μm、最も好ましくは少なくとも300μmの平均直径を有し、液滴直径は、光散乱法によって測定可能であり、容積平均直径を指す。

0078

該方法によって得られる流体吸収性ポリマー粒子の平均直径は、好ましくは少なくとも200μm、より好ましくは250〜600μm、特に300〜500μmであり、粒径は、光散乱法によって測定可能であり、容積平均直径を指す。ポリマー粒子の90%が、好ましくは100〜800μm、より好ましくは150〜700μm、最も好ましくは200〜600μmの直径を有する。

0079

重合反応器にガスを流す。キャリアガスを、モノマー溶液の自由落下液滴に対して並流または向流で、好ましくは並流で、すなわち底部から上方へと反応チャンバに流すことができる。1回通過した後、好ましくは、キャリアガスを少なくとも部分的に、好ましくは少なくとも50%、より好ましくは少なくとも75%の程度でサイクルガスとして反応チャンバにリサイクルする。典型的には、各通過後にキャリアガスの一部、好ましくは10%以下、より好ましくは3%以下、最も好ましくは1%以下を排出する。

0080

ガス速度は、好ましくは、重合反応器における流れが方向づけられるように、例えば、全体的な流れ方向に対向する対流が存在しないように調整され、例えば、0.01〜5m/s、好ましくは0.02〜4m/s、より好ましくは0.05〜3m/s、最も好ましくは0.1〜2m/sである。

0081

反応器を流れるガスは、反応器の上流反応温度まで適切に予備加熱される。

0082

ガス入口温度、すなわちガスが反応チャンバに入る温度は、好ましくは160〜250℃、より好ましくは180〜230℃、最も好ましくは190〜220℃である。

0083

有利には、ガス入口温度は、ガス出口温度、すなわちガスが反応チャンバから出る温度が、100〜180℃、より好ましくは110〜160℃、最も好ましくは120〜140℃になるように制御される。

0084

反応を高圧下または減圧下で実施することができ;大気圧と比較して100mbarまでの減圧が好ましい。

0085

反応オフガス、すなわち反応チャンバから出るガスを、例えば熱交換器で冷却することができる。これによって、水および非変換モノマーa)が凝縮する。次いで、反応オフガスを少なくとも部分的に再加熱し、サイクルガスとして反応器にリサイクルすることができる。反応オフガスの一部を排出し、新鮮なガスで置換することができ、その場合、反応オフガスに存在する水および非変換モノマーa)を除去し、リサイクルすることができる。

0086

熱統合システム、すなわちオフガスの冷却における廃熱の一部を使用してサイクルガスを加熱することが特に好ましい。

0087

反応器をトレース加熱することができる。この場合、トレース加熱は、壁温度内部反応器温度を少なくとも5℃上回り、反応器壁上の凝縮が確実に防止されるように調整される。

0088

滴下重合によって製造される流体吸収性ポリマー粒子の含水量は、好ましくは少なくとも10質量%、より好ましくは少なくとも12質量%、最も好ましくは少なくとも14質量%である。含水量を重合温度および滞留時間によって調整することができる。

0089

本発明の好適な実施形態において、滴下重合によって得られる流体吸収性ポリマー粒子における残留モノマーは、気流の存在下における流動状態での熱後処理によって除去される。残留モノマーを、比較的高い温度および比較的長い滞留時間でより良好に除去することができる。ここで重要なことは、流体吸収性ポリマー粒子があまり乾燥されていないことである。過度に乾燥した粒子の場合、残留モノマーがわずかしか減少しない。含水量が多すぎると、流体吸収性ポリマー粒子の固化傾向が強まる。流体吸収性ポリマー粒子が熱後処理中に急激に乾燥されないように、流入するガスは、水蒸気を既に含むものとする。

0090

続いて、特性のさらなる向上のためポリマー粒子を後架橋することができる。

0091

後架橋剤は、ポリマー粒子のカルボキシレート基と少なくとも2つの共有結合を形成することができる基を含む化合物である。好適な化合物は、例えば、多官能性アミン多官能性アミドアミン、EP0083022A2、EP0543303A1およびEP0937736A2に記載されている多官能性エポキシド、DE3314019A1、DE3523617A1およびEP0450922A2に記載されている二また多官能性アルコール、あるいはDE10204938A1およびUS6,239,230に記載されているβ−ヒドロキシアルキルアミドである。

0092

加えて、好適な後架橋剤として、DE4020780C1には環式カーボネートが記載され、DE19807502A1には2−オキサゾリドン、および2−ヒドロキシエチル−2−オキサゾリドンなどのその誘導体が記載され、DE19807992C1にはビスおよびポリ−2−オキサゾリジノンが記載され、DE19854573A1には2−オキソテトラヒドロ−1,3−オキサジンおよびその誘導体が記載され、DE19854574A1にはN−アシル−2−オキサゾリドン、DE10204937A1には環式尿素が記載され、DE10334584A1には二環式アミドアセタールが記載され、EP1199327A2にはオキセタンおよび環式尿素が記載され、WO2003/31482A1にはモルホリン−2,3−ジオンおよびその誘導体が記載されている。

0094

極めて好適な後架橋剤は、2−ヒドロキシエチル−2−オキサゾリドン、2−オキサゾリドンおよび1,3−プロパンジオールである。

0095

加えて、DE3713601A1に記載されているように、さらなる重合性エチレン性不飽和基を含む後架橋剤を使用することもできる。

0096

後架橋剤の量は、それぞれの場合においてポリマーに基づき、好ましくは0.001〜2質量%、より好ましくは0.02〜1質量%、最も好ましくは0.05〜0.2質量%である。

0097

本発明の好適な実施形態において、後架橋の前、最中または後に、後架橋に加えて多価陽イオンが粒子表面に塗布される。

0098

本発明による方法に使用可能な多価陽イオンは、例えば、亜鉛マグネシウムカルシウム、鉄およびストロンチウム陽イオンなどの二価陽イオンアルミニウム、鉄、クロミウム希土類およびマグネシウムの陽イオンなどの三価陽イオンチタンおよびジルコニウムの陽イオンなどの四価陽イオンである。考えられる対イオンは、塩化物臭化物硫酸塩、硫酸水素塩炭酸塩炭酸水素塩硝酸塩リン酸塩リン酸水素塩、硫酸二水素塩、ならびに酢酸塩および乳酸塩などのカルボン酸塩である。硫酸アルミニウムが好適である。金属塩の他、多価陽イオンとしてポリアミンおよび/またはポリマーアミンを使用することもできる。

0099

使用される多価陽イオンの量は、例えば、それぞれの場合においてポリマーに基づき、0.001〜1.5質量%、好ましくは0.005〜1質量%、より好ましくは0.02〜0.8質量%である。

0100

架橋は、典型的には、後架橋剤をヒドロゲルまたは乾燥ポリマー粒子に噴霧するようにして実施される。噴霧後、後架橋剤が塗布されたポリマー粒子が熱乾燥され、後架橋反応が、乾燥の前または最中に起こり得る。

0101

後架橋剤の溶液の噴霧は、好ましくは、スクリューミキサーディスクミキサープラウシェアミキサーおよびパドルミキサーなどの移動混合手段を備えたミキサーにて実施される。プラウシェアミキサーおよびパドルミキサーなどの水平ミキサーが特に好ましく、垂直ミキサーが極めて好ましい。好適なミキサーは、例えば、Loedigeミキサー、Bepexミキサー、Nautaミキサー、ProcessalミキサーおよびSchugiミキサーである。後架橋剤溶液流動床に噴霧することもできる。

0102

後架橋剤は、典型的には、水溶液として使用される。非水性溶媒の添加により、後架橋剤のポリマー粒子への浸透深さを調整することができる。

0103

熱乾燥は、好ましくは、接触乾燥器、より好ましくはパドル乾燥器、最も好ましくはディスク乾燥器で実施される。好適な乾燥器は、例えば、Bepex乾燥器およびNara乾燥器である。さらに、流動床乾燥器を使用することもできる。

0104

ジャケットの加熱、または加温空気の吹きつけにより、乾燥をミキサー自体の中で実施することができる。下流乾燥器、例えば、シェルフ乾燥器、回転管オーブンまたは加熱スクリューも同様に好適である。流動床乾燥器において混合および乾燥を行うのが特に有利である。

0105

好適な乾燥温度は、100〜250℃、好ましくは120〜220℃、より好ましくは130〜210℃、最も好ましくは150〜200℃である。反応ミキサーまたは乾燥器におけるこの温度での好適な滞留時間は、好ましくは、少なくとも10分、より好ましくは少なくとも20分、最も好ましくは少なくとも30分、典型的には最長で60分である。

0106

特性をさらに向上させるため、後架橋ポリマー粒子を塗布、または続いて加湿することができる。取得挙動および食塩水流れ誘導性(SFC)を向上させるための好適な被覆剤は、例えば、水溶性金属塩有機ポリマー陽イオンポリマーおよび二価または多価金属陽イオンなどの無機不活性物質である。粉塵結合のための好適な被覆剤は、例えば、ポリオールである。ポリマー粒子の望ましくない固化傾向に対する好適な被覆剤は、例えば、Aerosil(登録商標)200などのヒュームドシリカ、およびSpan(登録商標)20などの界面活性剤である。

0107

C.流体吸収性物品
流体吸収性物品は、
(A)上部液体透過層
(B)下部液体不透過層
(C)5〜90質量%の繊維状材料および10〜95質量%の流体吸収性ポリマー粒子;
好ましくは20〜80質量%の繊維状材料および20〜80質量%の流体吸収性ポリマー粒子;
より好ましくは30〜75質量%の繊維状材料および25〜70質量%の流体吸収性ポリマー粒子;
最も好ましくは40〜70質量%の繊維状材料および30〜60質量%の流体吸収性ポリマー粒子を含む(A)(B)間の流体吸収性コア;
(D)80〜100質量%の繊維状材料および0〜20質量%の流体吸収性ポリマー粒子;
好ましくは85〜99.9質量%の繊維状材料および0.01〜15質量%の流体吸収性ポリマー粒子;
より好ましくは90〜99.5質量%の繊維状材料および0.5〜10質量%の流体吸収性ポリマー粒子;
最も好ましくは95〜99質量%の繊維状材料および1〜5質量%の流体吸収性ポリマー粒子を含む(A)(C)間の任意の取得−分配層;
(E)(C)の真上および/または真下に配置された任意の組織層;および
(F)他の任意の成分
を含む。

0108

流体吸収性物品は、例えば、成人失禁パッドおよび失禁ブリーフまたは乳児用おむつを指すものと理解される。好適な流体吸収性物品は、基板、層、シートおよび/または流体吸収性コアのための繊維状ウェブまたはマトリックスを形成するための繊維状材料および場合により流体吸収性ポリマー粒子を含む流体吸収性組成物を含む。

0109

好適な流体吸収性物品は、それらの個々の要素が、好ましくは、上部液体透過層についての乾燥性、下部液体不透過層についての濡れを伴わない水蒸気透過性など一定の機能パラメータを示さなければならないいくつかの層、早い吸収速度を示し、最高量の体液を保持することができる軟質水蒸気透過性の薄い流体吸収性コア、ならびに排出体液の輸送および分配層として作用する上部層とコアの間の取得−分配層で構成される。これらの個々の要素は、得られた流体吸収性物品が、一方では、柔軟性、水蒸気通気性、乾燥性、着用快適性および保護、そして他方では液体保持に関して、リウェットおよび濡れの防止などの全体的な基準を満たすように組み合わされる。これらの層の具体的な組合せは、高度な保護レベルならびに高度な快適性を消費者に届ける流体吸収性物品を提供する。

0110

液体透過層(A)
液体透過層(A)は、肌と直に接触する層である。したがって、液体透過層は、好ましくは、消費者の肌に馴染みやすく、柔らかい感触で、刺激がない。したがって、一般に、「液体透過」という用語は、液体、すなわち尿、月経液および/または膣液などの体液が容易にその肉厚を透過することを可能にするものと理解される。液体透過層の主な機能は、着用者から体液を取得し、流体吸収性コアへ輸送することである。典型的には、液体透過層は、不織布材料フィルムまたはその組合せなど当該技術分野で既知の任意の材料から形成される。好適な液体透過層(A)は、通例の合成もしくは半合成繊維、またはポリエステルポリオレフィンレイヨンまたは天然繊維二成分繊維もしくはフィルム、あるいはそれらの組合せからなる。不織布材料の場合、繊維は、一般には、ポリアクリレートなどの結合剤によって結合されることになる。したがって、また、液体透過層は、1または2方向に伸縮させる弾性特性を示す弾性組成物を含むことができる。

0111

好適な合成繊維は、ポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビニルポリテトラフルオロエチレンポリ塩化ビニリデン、ポリアクリル酸、ポリ酢酸ビニル、ポリ酢酸エチルビニル、不溶性または可溶性ポリビニルアルコール、ポリオレフィン、例えば、ポリエチレンポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタンおよびポリスチレン等から製造される。

0113

好適な変性または非変性天然繊維の例としては、木綿バガスケンプ亜麻羊毛木材パルプ化学変性木材パルプ、黄麻、レイヨン、エチルセルロースおよび酢酸セルロースが挙げられる。

0114

好適な木材パルプ繊維クラフト法および硫酸塩法などの化学的方法、ならびに砕木、リファイナーメカニカルサーモメカニカル、ケミメカニカルおよびケミサーモメカニカルパルプ法などの機械的方法によって得られる。さらに、リサイクル木材パルプ繊維漂白、非漂白、無塩素漂白ECF)または完全無塩素漂白(TCF)木材パルプ繊維を使用することができる。

0115

繊維材料は、天然繊維もしくは合成繊維、またはそれらの任意の組合せのみを含むことができる。好適な材料は、ポリエステル、レイヨンおよびそれらのブレンド、ポリエチレンおよびポリプロピレンである。

0116

流体吸収性組成物の成分としての繊維材料は、親水性繊維疎水性繊維、または親水性繊維と疎水性繊維の組合せであってよい。親水性の定義は、上記章の「定義」のセクションに示されている。流体吸収性組成物内の親水性/疎水性比、ならびにそれに応じた親水性繊維および疎水性繊維の量は、流体処理特性、ならびに得られた流体吸収性組成物の流体吸収性ポリマー粒子の量によって選択される。かくして、流体吸収性組成物が流体吸収性物品の着用者に隣接する場合、好ましくは疎水性不織布材料から形成された疎水性繊維の使用、すなわち上部液体透過層に部分的にまたは完全に代わって使用することが好適である。疎水性繊維は、また、そこで流体不透過遮断物として作用する下部通気性流体不透過層の材料であり得る。

0117

親水性繊維の例は、セルロース繊維変性セルロース繊維、レイヨン、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル繊維、および親水性ナイロン等である。親水性繊維は、例えば界面活性剤処理またはシリカ処理によって親水性化された疎水性繊維からも得られる。したがって、親水性熱可塑性繊維は、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリアミドまたはポリスチレン等から界面活性剤処理またはシリカ処理によって誘導される。

0118

上部層の強度および保全性を向上させるため、繊維は、一般に、層内の繊維同士の架橋として作用する結合部分を示す。

0119

ウェブにおける繊維を強化するための技術は、機械的結合熱的結合および化学的結合である。機械的結合方法では、繊維を例えば水噴流スパンレース)によって機械的に絡み合わせ、ウェブに保全性を与える。熱的結合は、低融点ポリマーの存在下で温度を上昇させる手段によって実施される。熱的結合法の例は、スパンボンディング通気結合および樹脂結合である。

0120

保全性を向上させる好適な手段は、熱的結合、スパンボンディング、樹脂結合、通気結合および/またはスパンレースである。

0121

熱的結合の場合は、熱可塑性材料が繊維に加えられる。熱処理されると、この熱可塑性材料の少なくとも一部が、毛管効果によってもたらされた繊維の交差部に移動する。これらの交差部は、冷却後に固化して部分を結合させ、繊維状マトリックスの保全性を向上させる。さらに、化学的に剛化されたセルロース繊維の場合、熱可塑性材料の溶融および移動は、得られた繊維層孔径を増大させながら、その密度および基本質量を維持する効果を有する。濡れても、層の構造および保全性は安定したままである。つまり、熱可塑性材料を加えると、排出体液の流体浸透性が向上し、取得特性が向上する。

0122

好適な熱可塑性材料としては、ポリエチレンおよびポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリエステル、コポリエステル、ポリ酢酸ビニル、ポリ酢酸エチルビニル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリル酸、ポリアミド、コポリアミド、ポリスチレン、ポリウレタン、ならびに記載のポリマーのいずれかのコポリマーが挙げられる。

0123

好適な熱可塑性繊維を、一成分繊維である単一のポリマーから製造することができる。代替的に、それらを、1つ超のポリマー、例えば二成分または多成分繊維から製造することができる。「二成分繊維」という用語は、シェルと異なる繊維材料から構成されるコア繊維を含む熱可塑性繊維を指す。典型的には、両繊維材料は、異なる融点を有し、一般的にはシースの方が低い温度で溶融する。二成分繊維は、シースが、二成分繊維の断面部を通じて均一な厚さを有するか、不均一な厚さを有するかに応じて同心性または偏心性であり得る。より薄い繊維厚さにおいてより高度な圧縮強度を示す偏心二成分繊維が有利である。さらなる二成分繊維は、「非けん縮」(非屈曲)または「けん縮」(屈曲)の特徴を示し、さらなる二成分繊維は、異なる潤滑性の側面を示しうる。

0124

二成分繊維の例として、以下のポリマーの組合せが挙げられる:ポリエチレン/ポリプロピレン、ポリ酢酸エチルビニル/ポリプロピレン、ポリエチレン/ポリエステル、ポリプロピレン/ポリエステル、コポリエステル/ポリエステル。

0125

好適な熱可塑性材料は、層の繊維に損傷を与えるより低い温度の;通常、流体吸収性物品が貯蔵される温度よりは低くない融点を有する。好ましくは、融点は、約75℃〜175℃である。熱可塑性繊維の典型的な長さは、約0.4〜6cm、好ましくは約0.5〜1cmである。熱可塑性繊維の直径は、デニール(g/9000m)またはデシテックス(g/10000m)で定義される。典型的な熱可塑性繊維は、約1.2〜20、好ましくは約1.4〜10のデシテックスを有する。

0126

流体吸収性組成物の保全性を向上させるさらなる手段は、スパンボンディング技術である。スパンボンディングによる繊維層製造の本質は、ポリマー粒子の連続フィラメントへの直接紡糸、およびそれに続く繊維層の製造に基づく。

0127

スパンボンド布は、押出スパン繊維を均一かつ無作為移動ベルト上に堆積させた後、繊維を熱的に結合させることによって製造される。繊維は、ウェブ積層過程で空気噴流により分離される。繊維ボンドは、加熱ロールまたは高温ニードル押しつけて、ポリマーを部分的に溶融させ、繊維同士を融合させる。分子配向が融点を高めるため、高度に延伸されていない繊維を熱的結合繊維として使用することができる。ポリエチレンまたはランダムエチレンプロピレンコポリマーが、低融点結合部として使用される。

0128

スパンボンディングの他、樹脂結合の技術も熱的結合分野に属する。結合部を生成するためのこの技術を使用して、例えばエポキシ、ポリウレタンおよびアクリルベースの特定の接着剤を繊維材料に添加し、得られたマトリックスを熱処理する。こうして、ウェブは樹脂と結合され、および/または熱可塑性樹脂が繊維材料内に分散される。

0129

さらなる熱的結合技術として、通気結合は、高温空気繊維布の表面に塗布することを含む。高温空気は、繊維布の真上で循環するが、繊維布に浸透しない。結合部は、結合剤を添加することによって生成される。通気熱的結合に使用される好適な結合剤としては、結晶性結合剤繊維、二成分結合剤繊維および粉末が挙げられる。結晶性結合剤繊維または粉末を使用する場合、結合剤は、全体的に溶融し、不織布の断面全体を通じて溶融液滴を形成する。冷却すると、これらの点で結合が生じる。シース/コア結合剤繊維の場合、シースは結合剤であり、コアは担体繊維である。通気オーブンを使用して製造された製造物は、嵩高く、目が粗く、柔軟で、強く、延伸性、通気性および吸収性を有する傾向がある。通気結合後、すぐに低温カレンダリングを行うと、高温ロールカレンダー製造物と、圧縮せずに通気結合された製造物との間に肉厚が生じる。低温カレンダリングの後でも、この製造物は、エリア結合高温カレンダー材料より柔らかく、柔軟で、延伸性が高い。

0130

スパンレーシング(「水流交絡処理」)は、ウェブの保全性を向上させるさらなる方法である。緩い繊維の形成ウェブ(通常、空気積層または湿式積層)を最初に圧縮し、予め濡らしてエアポケットを除去する。スパンレーシングの技術は、繊維が互いに絡着するように、多列微細高速水噴流を使用して、ウェブを多孔性ベルト、または移動有孔もしくはパターン化スクリーン打ちつける。一般に、第1の噴射器から最後の噴射器にかけて水圧が上昇する。150バール程度の圧力で、水噴流をウェブ上に誘導する。この圧力は、たいていの不織布繊維に対して十分であるが、特殊化された用途ではより高い圧力が使用される。

0131

スパンレース法は、繊維を絡み合わせることによって布の完全性を確保するため、水噴流を採用する不織布製造システムである。軟性、ドレープ性順応性および比較的高強度は、スパンレース不織布の主要な特徴である。

0132

最新の研究において、得られた液体透過層のいくつかの構造特徴有益性が見いだされている。例えば、層の厚さは、非常に重要であり、そのx−y次元とともに、層の取得−分布挙動に影響を与える。さらにある種の統合された輪郭構造が存在する場合は、層の三次元構造に応じて取得−分布挙動を誘導することができる。したがって、液体透過層の機能における三次元ポリエチレンが好適である。

0133

したがって、好適な液体透過層(A)は、熱的結合、スパンボンディング、樹脂結合または通気結合によって上記繊維から形成された不織布層である。さらなる好適な液体透過層は、三次元ポリエチレン層およびスパンレースである。

0134

好ましくは、三次元ポリエチレン層およびスパンレースは、12〜22gsmの基本質量を示す。

0135

典型的には、液体透過層(A)は、流体吸収性構造体に部分的または全体的に広がり、すべての好適なサイドフラップサイドラッピング要素およびの一部に入り込み、および/またはそれを形成することができる。

0136

液体不透過層(B)
液体不透過層(B)は、流体吸収性コアによって吸収、保持された滲出物が、例えば、ベッドシーツパンツパジャマおよび肌着と接触する物品を濡らすのを防止する。したがって、液体不透過層(B)は、織布もしくは不織布材料、ポリエチレンもしくはポリプロピレンの熱可塑性フィルムなどのポリマーフィルム、またはフィルム被覆不織布材料などの複合材料を含むことができる。

0137

好適な液体不透過層は、不織布、プラスチックおよび/またはプラスチックと不織布の積層体を含む。プラスチックおよび/またはプラスチックと不織布の積層体は、いずれも適宜通気性であってよい、すなわち、液体不透過層(B)は、蒸気を流体吸収性材料から逃がすことができる。したがって、液体不透過層は、一定の水蒸気透過率と同時に、不透過度を有さなければならない。これらの特徴を兼ね備えるため、好適な液体不透過層は、少なくとも2つの層、例えば、指定の基本質量および孔径を有する繊維不織布からなる積層体、ならびに指定の厚さを有し、場合により孔構造を有する第2の層として例えばポリビニルアルコールの連続三次元フィルムを含む。当該積層体は、遮断物として作用し、液体輸送または濡れを示さない。したがって、好適な液体不透過層は、繊維不織布である多孔性ウェブの少なくとも第1の通気性層、例えば、メルトブローン不織布層、または合成繊維から製造されたスパンボンド不織布層の複合ウェブ、ならびに液体不透過ポリマーフィルム、例えば、好ましくはフィルムの平面に垂直でなく、フィルムの平面に対して90°未満の角度で配置される毛管として作用する孔を場合により有するプラスチックからなる弾性三次元ウェブの少なくとも第2の層を含む。

0138

好適な液体不透過層は、蒸気に対して浸透性である。好ましくは、液体不透過層は、少なくとも約100gsm/24時間、好ましくは少なくとも約250gsm/24時間、および最も好ましくは少なくとも約500gsm/24時間の水蒸気透過率(WVTR)を示す蒸気浸透性材料から構成される。

0139

好ましくは、液体不透過層(B)は、疎水性材料、例えば、合成繊維、またはプラスチック、例えばポリエチレンを含む液体不透過ポリマーフィルムを含む不織布である。液体不透過層の厚さは、好ましくは15〜30μmである。

0140

さらに、液体不透過層(B)は、好ましくは、12〜15gsmの密度を有する不織布および約10〜20μmの厚さを有するポリエチレン層を含む不織布とプラスチックの積層体で構成される。

0141

典型的に液体不透過層(B)は、流体吸収性構造体に部分的または全体的に広がり、すべての好適なサイドフラップ、サイドラッピング要素、翼および耳の一部に入り込み、および/またはそれを形成することができる。

0142

流体吸収性コア(C)
流体吸収性コア(C)は、上部液体透過層(A)と下部液体不透過層(B)の間に配置される。水蒸気浸透性、柔軟性および厚さが満たされるのであれば、好適な流体吸収性コア(C)を当該技術分野で既知の流体吸収性コアシステムのいずれかから選択することができる。好適な流体吸収性コアは、その主たる機能が排出体液の取得、輸送、分配、吸収、貯蔵および保持である任意の流体吸収性組成物を指す。

0143

流体吸収性コア(C)の上面面積は、好ましくは少なくとも200cm2、より好ましくは少なくとも2550cm2、最も好ましくは少なくとも300cm2である。上面面積は、上部液体透過層に直面するコアの部分である。

0144

本発明によれば、流体吸収性コアは、以下の成分を含むことができる:
1.任意のコアカバー
2.流体貯蔵層
3.任意のダスティング層

0145

1.任意のコアカバー
流体吸収性コアの保全性を向上させるため、コアにカバーを設ける。このカバーは、流体吸収性コアの頂部および/または底部に存在してよい。さらに、このカバーは、流体吸収性コアを1枚の材料シートとともに含むため、ラップとして機能することができる。ラッピングは、完全ラップ、部分ラップまたはC−ラップであってよい。

0146

コアカバーの材料は、ウェブ、衣服織物、フィルム、薄織物、および2つ以上の基板またはウェブの積層体を含む任意の既知の種類の基板を含みうる。コアカバー材料は、セルロース、木綿、亜麻、リネン、羊毛、絹、毛皮毛髪および天然鉱物繊維などの天然繊維を含みうる。コアカバー材料は、レイヨンおよびリヨセル(セルロース由来)、多糖(デンプン)、ポリオレフィン繊維(ポリプロピレン、ポリエチレン)、ポリアミド、ポリエステル、ブタジエンスチレンブロックコポリマー、ポリウレタンおよびそれらの組合せも含みうる。好ましくは、コアカバーは、合成繊維または薄織物を含む。

0147

繊維は、一成分または多成分であってよい。多成分繊維は、ホモポリマー、コポリマーまたはそれらのブレンドを含みうる。

0148

2.流体貯蔵層
流体吸収性コアに含まれる流体吸収性組成物は、繊維材料および流体吸収性ポリマー粒子を含む。

0149

本発明に有用な繊維は、天然繊維および合成繊維を含む。好適な変性または非変性天然繊維の例は、上記「液体透過層(A)」の章に示されている。それらの中では、木材パルプ繊維が好適である。

0150

好適な合成繊維の例は、上記「液体透過層(A)」の章に示されている。繊維材料は、天然繊維または合成繊維またはそれらの組合せのみを含みうる。

0151

流体吸収性組成物の成分として、繊維材料は、親水性、疎水性であってよく、または親水性繊維と疎水性繊維の組合せであってよい。

0152

一般に、上層(A)下層(B)間に埋め込まれる流体吸収性コアに使用する場合、親水性繊維が好適である。これは、特に、排出体液を迅速に取得し、流体吸収性組成物または流体吸収性コアの他の領域に輸送および分配することが望まれる流体吸収性組成物に該当する。流体吸収性ポリマー粒子を含む流体吸収性組成物には親水性繊維の使用が特に好適である。

0153

親水性繊維の例は、上記「液体透過層(A)」の章に示されている。好ましくは、流体吸収性コアは、酢酸ビスコース、ポリエステルおよび/またはポリプロピレンから作られる。

0154

流体吸収性コアの繊維状材料を均一に混合し、均質または不均質の流体吸収性コアを生成することができる。代替的に、繊維状材料を濃縮、または場合により、流体吸収性ポリマー材料を含む個別の層で積層することができる。流体吸収性コアの好適な貯蔵層は、流体吸収性ポリマー材料を含む繊維状材料の均質混合物を含む。層状コアシステムを含む流体吸収性コアの好適な貯蔵層は、繊維状材料の均質混合物を含み、流体吸収性ポリマー材料を含むことによって、それらの層の各々を、当該技術分野で既知の手段によって任意の繊維状材料から構成することができる。挿入された流体吸収性材料、例えば流体吸収性ポリマー粒子の量および分布に応じて、所望の流体取得、分布および輸送が得られるよう、層の順序を導くことができる。好ましくは、流体吸収性ポリマー粒子を組み込むためのマトリックスとして作用する、繊維状材料の層または不均質混合物で構成された、流体吸収性コアの貯蔵層内の最高吸収率および保持率不連続域が存在する。それらの不連続域は、全領域に広がる、または流体吸収性コアのいくつかの部分のみ形成することができる。

0155

好適な流体吸収性コアは、繊維状材料および流体吸収性材料を含む。体液または体滲出物を吸収および保持可能な任意の流体吸収性材料、例えば、セルロース詰め物、変性および非変性セルロース、架橋セルロース、積層体、複合材料、流体吸収性発泡体、上記「液体透過層(A)」の章に記載されている材料、流体吸収性ポリマー粒子およびそれらの組合せが好適である。

0156

典型的には、流体吸収性コアは、単一種類の流体吸収性ポリマー粒子を含みえ、または異なる種類の流体吸収性ポリマー材料由来の流体吸収性ポリマー粒子を含みうる。したがって、単一種類のポリマー材料からなる流体吸収性ポリマー粒子、または異なる種類のポリマー材料からなる流体吸収性ポリマー粒子の混合物、例えば、滴下重合から生じた流体吸収性ポリマー粒子のゲル重合から得られる規則的な流体吸収性ポリマー粒子の混合物を添加することができる。代替的に、逆懸濁重合から得られる流体吸収性ポリマー粒子を添加することができる。

0157

代替的に、異なる特徴プロファイルを示す流体吸収性ポリマー粒子を混合することができる。したがって、流体吸収性コアは、均一のpH値を有する流体吸収性ポリマー粒子を含みえ、または異なるpH値を有する流体吸収性ポリマー粒子、例えば、約4.0〜約7.0のpHを有する流体吸収性ポリマー粒子からなる2つ以上の成分の混合物を含みうる。好ましくは、加えられる混合物は、約4.0〜約7.0のpHを有する、ゲル重合または逆懸濁重合から得られた流体吸収性ポリマー粒子と、滴下重合から得られた流体吸収性ポリマー粒子との混合物に由来する。

0158

好適な流体吸収性コアは、また、流体吸収性粒子および/または流体吸収性ポリマー繊維あるいはそれらの混合物を添加することによって緩い繊維材料から製造される。流体吸収性ポリマー繊維は、単一種類の流体吸収性ポリマー繊維から形成され、異なるポリマー材料からなる流体吸収性ポリマー繊維を含みうる。繊維構造に容易に分配されて組み込まれ、流体吸収性ポリマー粒子よりも良好に所定位置にて維持されることから、流体吸収性ポリマー繊維を添加することが好適であり得る。したがって。互いの接触によって引き起こされるゲルブロッキングの傾向が軽減される。さらに、流体吸収性ポリマー繊維は、より軟質で、より柔軟性がある。

0159

流体吸収性コアの製造方法において、流体吸収性ポリマー粒子および/または流体吸収性繊維を、繊維状マトリックスなど構造形成化合物と一緒にする。したがって、流体吸収性コアを緩い繊維から形成する過程で流体吸収性ポリマー粒子および/または流体吸収性繊維を添加することができる。流体吸収性ポリマー粒子および/または流体吸収性繊維とマトリックスの繊維状材料とを同時に混合する、または1つの成分を2つ以上の他の成分の混合物に同時に添加する、もしくは連続的に添加することによって流体吸収性コアを形成することができる。

0160

好適な流体吸収性コアは、流体吸収性ポリマー粒子および/または流体吸収性繊維と、流体吸収性材料を組み込むための繊維状材料構成マトリックスとの混合物を含む。当該混合物を均質に形成することができる、すなわち、すべての成分を混ぜ合わせて均質の構造体を得る。流体吸収性材料の量は、流体吸収性コア全体を通じて均一であってもよく、流体吸収性材料の濃度に関してプロファイルドコアが得られるよう、例えば中央部と遠部とで異なっていてもよい。

0161

流体吸収性ポリマー材料を吸収性コアに塗布する技術は、当業者に既知であり、容積法、減量法または重量法であってよい。既知の技術は、振動システム、単一および多重オージェシステム、注入ロール、加重ベルト、流動床容積システムならびに重力散布および/または噴霧システムによる塗布を含む。さらなる挿入技術は、落下供給システム調和および相反空圧吹込み塗布、または流体吸収性ポリマー材料を塗布する真空印刷法である。

0162

好適な流体吸収性コアは、流体吸収性物品を製造する方法によって形成される層も含みうる。続いてz方向に異なる層を生成することによって層状構造を形成することができる。

0163

代替的に、コア構造を2つ以上の事前に形成した層から形成して、層状流体吸収性コアを得ることができる。それらの層は、約10〜95%の濃度を示す流体吸収性ポリマー材料の異なる濃度を有しうる。これらの均一の、または異なる層をそれらの隣接する平面で互いに固定することができる。代替的に、複数のチャンバを形成して、流体吸収性ポリマー材料を個別に組み込むように、それらの層を組み合わせることができる。

0164

好適な事前に形成した層は、例えば、空気積層、湿式積層、積層または複合構造として処理される。

0165

代替的に、他の材料の層、例えば、連続もしくは独立気泡発泡体または有孔フィルムを加えることができる。前記流体吸収性ポリマー材料を含む少なくとも2つの層の積層体も含まれる。

0166

さらに、複合構造を担体層(例えばポリマーフィルム)から形成することができ、その上に流体吸収性ポリマー材料を固定する。固定は1つの面または両面で行うことができる。担体層は、体液に対して透過または不透過であってよい。

0167

代替的に、モノマー溶液を、層の形成後に、または担体層上に加え、そのコーティング溶液をUV誘発重合技術によって重合することができる。したがって、「in situ」重合は、流体吸収性ポリマーを塗布するためのさらなる方法である。

0168

したがって、好適な流体吸収性コアは、5〜90質量%の繊維状材料および10〜95質量%の流体吸収性ポリマー粒子を含み;好ましくは20〜80質量%の繊維状材料および20〜80質量%の流体吸収性ポリマー粒子を含み;より好ましくは30〜75質量%の繊維状材料および25〜70質量%の流体吸収性ポリマー粒子を含み、および最も好ましくは40〜70質量%の繊維状材料および30〜60質量%の流体吸収性ポリマー粒子を含む。

0169

流体吸収性コア内の流体吸収性ポリマー粒子および/または流体吸収性繊維の量は、3〜20g、好ましくは6〜14g、成人用おむつの場合、8〜12g、失禁用製品の場合、最大で約50gである。

0170

典型的には、流体吸収性物品は、他の任意の層に加えて、少なくとも1つの上部液体透過層(A)、少なくとも1つの下部液体不透過層(B)および層(A)層(B)間に少なくとも1つの流体吸収性コアを含む。体液吸収の制御を向上させ、および/または流体吸収性ポリマー粒子と繊維状マトリックスとの重量比百分率の柔軟性を高めるため、1つ以上のさらなる流体吸収性コアを加えることが有利であり得る。第2の流体吸収性コアを第1の流体吸収性コアに加えると、体液輸送および分配における可能性が高まる。さらに、より多量の排出体液を保持することができる。異なる流体吸収性ポリマー濃度および含有量を示すいくつかの層を組み合わせることができれば、いくつか流体吸収性コアが含まれていても、流体吸収性物品の厚さを最小限に抑えることができる。

0171

好適な流体吸収性コアを、排出体液を取得、輸送および保持するように設計された当該技術分野で既知の任意の材料から形成することができる。製造技術は、当業者に既知のものであってよい。好適な技術は、モノマー溶液を輸送繊維マトリックスに塗布することによる、in‐situ技術として既知の重合、または空気積層組成物の製造を含む。

0172

好適な流体吸収性物品は、典型的には流体吸収性物品に見られる他の層との任意の組合せで単一または多重コアシステムを含んでいる。好適な流体吸収性物品は、単一または二重コアシステムを含み;最も好ましくは、流体吸収性物品は、単一流体吸収性コアを含む。

0173

流体吸収性コアは、典型的には、均一のサイズまたはプロファイルを有する。好適な流体吸収性コアは、コアの形状および/または流体吸収性ポリマー粒子の含有量および/または流体吸収性ポリマー粒子の分布および/または層状流体吸収性コアが存在する場合における異なる層の寸法に関して、プロファイルド構造を有することもできる。

0174

吸収性コアは、いくつかの層、例えば、基板層、流体吸収性ポリマーの層および熱可塑性材料の層を組み合わせることによって良好な濡れ固定制を与えることが知られている。好適な吸収性コアは、薄織物または薄織物積層体も含みうる。薄織物または薄織物積層体を折り重ねることによって形成された単一または二重層薄織物積層体が当該技術分野で既知である。

0175

これらの層および重畳物は、好ましくは、例えば接着剤の添加、あるいは機械、熱もしくは超音波結合、またはそれらの組合せによってそれぞれ接合される。流体吸収性ポリマー粒子を、例えば、個別の流体吸収性ポリマー層を形成することによって、個々の層内またはそれらの間に含めることができる。

0176

したがって、層の数または大容積のコアの高さに応じて、得られる流体吸収性コアの厚さが決まる。したがって、流体吸収性コアは、1つの層として平坦平坦部)であってよく、または三次元プロファイルを有しうる。

0177

一般に、上部液体透過層(A)および下部液体不透過層(B)を様々な種類の液体吸収性物品の要件に従って、かつ様々な着用者のサイズに対応するように成形およびサイズ設定することができる。したがって、上部液体透過層と下部液体不透過層との組合せは、当該技術分野で既知のすべての寸法または形状を有しうる。好適な組合せは、砂時計形長方形台形、t形もしくはダブルt形を有するか、または解剖学的次元を示す。

0178

流体吸収性コアは、典型的には当該技術分野で既知の流体吸収性物品に存在するさらなる添加剤を含みうる。例示的な添加剤は、流体吸収性コアを補強および安定化するための繊維である。好ましくは、流体吸収性コアを補強するためにポリエチレンが使用される。

0179

流体吸収性コアを補強するためのさらなる安定剤は、結合剤として作用する材料である。

0180

結合剤材料の種類、または流体吸収性コアの異なる領域に使用される結合剤の量を変化させると、プロファイルド安定化が得られる。例えば、異なる融点を示す異なる結合剤材料を流体吸収性コアの領域に使用することができ、例えば、より低い融点の材料をコアの中央部に、より高い融点のコアを遠部に使用する。好適な結合剤材料は、接着性または非接着性繊維、連続または不連続押出繊維、二成分ステープル繊維非弾性繊維および噴霧液体結合剤、あるいはこれらの結合剤材料の任意の組合せであってよい。

0181

さらに、熱可塑性組成物は、通常、コア層の保全性を向上させるために添加される。熱可塑性組成物は、単一種類の熱可塑性ポリマーまたは熱可塑性ポリマーのブレンドを含みうる。代替的に、熱可塑性組成物は、粘着剤などの、少なくとも1つの熱可塑性ポリマーを粘着付与剤可塑剤、または他の添加剤、例えば酸化防止剤等の熱可塑性希釈剤とともに含むホットメルト接着剤、を含みうる。熱可塑性組成物は、例えば、結晶性ポリプロピレンおよび非晶質ポリアルファオレフィンまたはスチレンブロックコポリマー、ならびにの混合物を含む感圧ホットメルト接着剤をさらに含みうる。

0182

好適な熱可塑性ポリマーは、A−B−A三ブロックセグメント、A−B二ブロックセグメントおよび(A−B)nラジカルブロックコポリマーセグメントを含むスチレンブロックコポリマーである。文字Aは、非弾性ポリマーセグメント、例えばポリスチレンを表し、Bは、不飽和共役ジエンまたはそれらの(部分)水素化形を表す。好ましくは、Bは、イソプレン、ブタジエン、エチレン/ブチレン(水素化ブタジエン)、エチレン/プロピレン(水素化イソプレン)およびそれらの混合物を含む。

0183

他の好適な熱可塑性ポリマーは、非晶質ポリオレフィン、非晶質ポリアルファオレフィンおよびメタロセンポリオレフィンである。

0184

臭気抑制に関して、香料および/または臭気抑制添加剤が場合により添加される。好適な臭気抑制添加剤は、流体吸収性物品を運ぶ際に経時的に発生する臭気を低減する当該技術分野で既知のすべての物質である。したがって、好適な臭気抑制添加剤は、無機材料、例えば、ゼオライト、活性化炭素、ベントナイト、シリカ、エアロジル、珪藻土クレーキレート化物、例えば、エチレンジアミン四酢酸EDTA)、シクロデキストリンアミノポリ炭酸エチレンジアミンテトラメチレンリン酸、アミノリン酸塩、多官能性アロマート、N,N’−二コハク酸である。

0185

好適な臭気抑制添加剤は、第四級アンモニウム、フェノールアミドおよびニトロ化合物ならびにそれらの混合物などのさらなる抗菌剤銀塩亜鉛塩塩化セチルピリジニウムおよび/またはトリクロサンなどの殺菌剤、ならびにHLB値が12未満の界面活性剤である。

0186

好適な臭気抑制添加剤は、無水マレイン酸、無水イタコン酸ポリ無水マレイン酸もしくはポリ無水イタコン酸などの無水物基を有するさらなる化合物、マレイン酸とC2−C8オレフィンもしくはスチレンとのコポリマー、ポリ無水マレイン酸、または無水マレイン酸とイソブテン、ジ−イソブテンもしくはスチレンとのコポリマー、アスコルビン酸、安息香酸クエン酸サリチル酸もしくはソルビン酸などの酸基を有する化合物、および酸基を有するモノマーの流体可溶性ポリマー、C3−C5一不飽和カルボン酸ホモまたはコポリマーである。

0187

好適な臭気抑制添加剤は、カプロン酸アリル、シクロヘキサン酢酸アリル、シクロヘキサンプロピオン酸アリル、ヘプタン酸アリル酢酸アミルプロピオン酸アミルアネトールアニキシクアルデヒドアニソールベンズアルデヒド酢酸ベンジルベンジルアセトンベンジルアルコール酪酸ベンジルギ酸ベンジル、カンフェンカンファーゴム、ラエボカルベオール、ギ酸シンナミル、シス−ジャスモン、シトラル、シトロネロールおよびその誘導体、クミンアルコールおよびその誘導体、シクラルC、ジメチルベンジルカルビノールおよびその誘導体、ジメチルオクタノールおよびその誘導体、オイカリプトールゲラニル誘導体、酢酸ラバデュリルリグストラール、d−リモネンリナロール、リナリル誘導体、メントンおよびその誘導体、ミルセンおよびその誘導体、ネラールネロール、p−クレゾールp−シメン、オレンジテルペン、アルファ−ポネン、4−テルピネオールチモール等の香料である。

0188

臭気抑制添加剤としてマスキング剤も使用される。マスキング剤は、固壁材料封入香料である。好ましくは、壁材料は、香料成分遅延放出のために使用される流体可溶性細胞マトリックスを含む。

0189

さらなる好適な臭気抑制添加剤は、Cu、Ag、Znなどの遷移金属ウレアーゼ阻害剤などの酵素、デンプン、pH緩衝材料キチン緑茶植物抽出物イオン交換樹脂、炭酸塩、重炭酸塩、リン酸塩、硫酸塩またはそれらの混合物である。

0190

好適な臭気抑制添加剤は、緑茶植物抽出物、シリカ、ゼオライト、炭素、デンプン、キレート剤、pH緩衝材料、キチン、珪藻土、クレー、イオン交換樹脂、炭酸塩、重炭酸塩、リン酸塩、硫酸塩、マスキング剤またはそれらの混合物である。臭気抑制添加剤の好適な濃度は、約0.5〜約300gsmである。

0191

最新の開発では、濡れ指示添加剤の添加が提案されている。流体吸収性物品における濡れの電気監視の他、ホットメルト接着剤を塗れ指示薬とともに含む濡れ指示添加剤が既知である。濡れ指示添加剤は、黄色から比較的暗い濃青色に色を変化させる。この色変化は、流体吸収性物品の液体不透過の外側材料を介して容易に認識可能である。既存の濡れ指示は、濡れると消失するバックシートにパターン付けされた水溶性インクを利用することによっても達成される。

0192

好適な濡れ指示添加剤は、モノオレイン酸ソルビタンとポリエトキシ化硬化ヒマシ油との混合物を含む。好ましくは、濡れ指示添加剤の量は、流体吸収性コアの質量に対して約1〜5質量%である。

0193

流体吸収性コアの基本質量は、600〜1200gsmである。流体吸収性コアの密度は、0.1〜0.25g/cm3である。流体吸収性コアの厚さは、1〜5mm、好ましくは1.5〜3mmの範囲であり、失禁用製品の場合、3〜15mmである。

0194

3.任意のダスティング層
吸収性コアに含めるための任意の成分は、隣接するダスティング層である。ダスティング層は、繊維層であり、吸収性コアの頂部および/または底部に配置され得る。典型的には、ダスティング層は、貯蔵層の下に位置する。この下部層は、流体吸収性コアの製造過程で、堆積した流体吸収性ポリマー粒子の担体として機能するため、ダスティング層と称される。流体吸収性ポリマー材料がマクロ構造、フィルムまたはフレークの形状であれば、ダスティング層を挿入する必要はない。滴下重合から得られる流体吸収性ポリマー粒子の場合、粒子は、縁のない滑らかな表面を有する。この場合も、流体吸収性コアにダスティング層を加える必要がない。一方、大きな利点として、ダスティング層は、吸上げ性能などいくつかのさらなる流体処理特性を与え、液体不透過層(B)のピンホールおよび/またはポックの発生を低減させることができる。

0195

好ましくは、ダスティング層は、フラフを含む繊維層である(セルロース繊維)。

0196

取得−分配層(D)
取得−分配層(D)は、上部層(A)と流体吸収性コア(C)の間に位置し、好ましくは、排出体液を効率的に取得して、それらを流体吸収性組成物の他の領域、または体液が固定および貯蔵される他の層に輸送および分配するよう構成される。したがって、上部層は、排出液を流体吸収性コアに分配するために取得−分配層(D)に輸送する。

0197

取得−分配層は、繊維状材料および場合により流体吸収性ポリマー粒子を含む。

0198

繊維状材料は、親水性、疎水性であってよく、または親水性繊維と疎水性繊維の組合せであってよい。それは天然繊維、合成繊維または両者の組合せから得られる。

0199

好適な取得−分配層は、セルロース繊維および/または変性セルロース繊維および/またはそれらの合成物もしくは組合せから形成される。したがって、好適な取得−分配層は、セルロース繊維、特に木材パルプフラフを含みうる。さらなる好適な親水性、疎水性繊維、ならびに変性または非変性天然繊維は、上記「液体透過層(A)」の章に示されている。

0200

特に流体取得および分布特性を与えるため、変性セルロース繊維の使用が好適である。変性セルロース繊維の例は、化学的に処理されたセルロース繊維、特に化学的に硬化されたセルロース繊維である。「化学的に硬化されたセルロース繊維」という用語は、繊維の剛性を向上させるための化学的手段によって硬化された繊維を指す。当該手段は、塗料および含浸物の形状の化学硬化剤の添加を含む。好適なポリマー硬化剤は以下を含みうる:窒素含有基を有する陽イオン性変性デンプンラテックス、湿潤強力樹脂、例えば、ポリアミド−エピクロロヒドリン樹脂ポリアクリルアミド尿素ホルムアルデヒドおよびメラミンホルムアルデヒド樹脂ならびにポリエチレンイミン樹脂。

0201

硬化は、例えば、ポリマー鎖の架橋によって化学構造を変化させることも含みうる。したがって、架橋剤を、繊維内架橋結合を化学的に形成させる繊維に塗布することができる。さらに、セルロース繊維を個別化された形で架橋結合し、硬化させることができる。好適な化学硬化剤は、典型的には、C2−C8ジアルデヒド酸性官能基を有するC2−C8モノアルデヒド、および特にC2−C9ポリカルボン酸を含むモノマー架橋剤である。

0202

好ましくは、変性セルロース繊維は、化学的に処理されたセルロース繊維である。セルロース繊維をクエン酸で処理することで得られる波状繊維が特に好適である。好ましくは、セルロース繊維および変性セルロース繊維の基本質量は、50〜200gsmである。

0203

好適な取得−分配層は、合成繊維をさらに含む。合成繊維の既知の例は、上記「液体透過層(A)」の章に見られる。取得−分布層の機能における三次元ポリエチレンが好適である。

0204

さらに、セルロース繊維の場合のように、親水性合成繊維が好適である。親水性合成繊維を疎水性繊維の化学的変性によって得られる。好ましくは、親水化は、疎水性繊維の界面活性剤処理によって実施される。したがって、疎水性繊維の表面を非イオン性またはイオン性界面活性剤による処理によって、例えば、繊維に界面活性剤を噴霧する、または繊維を界面活性剤に浸漬させることによって親水性にすることができる。永久的親水性合成繊維がさらに好適である。

0205

取得−分配層の繊維材料を固定して、層の強度および保全性を向上させることができる。ウェブにおいて繊維を固化する技術は、機械的結合、熱的結合および化学的結合である。ウェブの保全性を向上させる異なる方法の詳細な説明は、上記「液体透過層(A)」に示されている。

0206

好適な取得−分配層は、繊維状材料および内部に分布した流体吸収性ポリマー粒子を含む。流体吸収性ポリマー粒子を、緩い繊維から層を形成する過程で添加することができる、あるいは代替的に、層の形成後にモノマー溶液を添加し、UV誘発重合技術によってコーティング溶液を重合することができる。したがって、「in situ」重合は、流体吸収性ポリマーを塗布するためのさらなる方法である。

0207

したがって、好適な取得−分配層は、80〜100質量%の繊維状材料および0〜20質量%の流体吸収性ポリマー粒子を含み;好ましくは85〜99.9質量%の繊維状材料および0.1〜15質量%の流体吸収性ポリマー粒子を含み;より好ましくは90〜99.5質量%の繊維状材料および0.5〜10質量%の流体吸収性ポリマー粒子を含み;および最も好ましくは95〜99質量%の繊維状材料および1〜5質量%の流体吸収性ポリマー粒子を含む。

0208

好適な取得−分配層は、流体吸収性ポリマー粒子の濃度に基づき、20〜200gsm、最も好適には40〜50gsmの基本質量を示す。

0209

任意の薄織物層(E)
任意の薄織物層は、(C)の真上および/または真下に配置される。

0210

薄織物層の材料は、ウェブ、衣服、織物およびフィルムを含む任意の種類の基板である。薄織物層は、セルロース、木綿、亜麻、リネン、麻、羊毛、絹、毛皮、毛髪および天然鉱物繊維など天然繊維を含みうる。薄織物層は、レイヨンおよびリヨセル(セルロース由来)、多糖(デンプン)、ポリオレフィン繊維(ポリプロピレン、ポリエチレン)、ポリアミド、ポリエステル、ブタジエン−スチレンブロックコポリマー、ポリウレタンおよびそれらの組合せも含みうる。好ましくは、薄織物層は、セルロース繊維を含む。

0211

他の任意の成分(F)
1.レッグカフ
典型的なレッグカフは、その間に繊維および不織布材料が同時に形成される直接押出法によって、または後の時点で不織布材料に編み込むことができる事前に形成された繊維の積層方法によって形成することができる不織布材料を含む。直接押出法の例は、スパンボンディング、メルトブロー溶媒紡糸、電気紡糸およびそれらの組合せを含む。積層方法の例は、湿式積層および乾燥積層(例えば空気積層、カーディング)法を含む。上記方法の組合せは、スパンボンド−メルトブロー−スパンボンド(sms)、スパンボンド−メルトブロー−メルトブロー−スパンボンド(smms)、スパンボンド−カーディング(sc)、スパンボンド−空気積層(sa)、メルトブロー−空気積層(ma)およびそれらの組合せを含む。直接押出を含む組合せを同じ時点または後の時点で組み合わせることができる。上記例において、1つ以上の個々の層を各方法によって製造することができる。したがって、「sms」は、三層不織布材料を指し、「smsms」または「ssmms」は、五層不織布材料を指す。通常、小文字(sms)は個々の層を指し、大文字SMS)は、類似の隣接層編集を指す。

0212

さらに、好適なレッグカフに弾性糸状体が設けられる。

0213

sms、smmsまたはsmsmsの層組合せを示す合成繊維のレッグカフが好適である。13〜17gsmの密度を有する不織布が好適である。好ましくは、レッグカフに2つの弾性糸状体が設けられる。

0214

2.弾性材料
弾性材料は、拘束性および適合性を向上させるために流体吸収性物品を着用者の身体、例えば、ウエストおよび脚のまわりにしっかり保持したり、柔軟に畳んだりして、使用される。レッグ弾性材料は、外層内層または流体吸収性物品との間、あるいは外側カバーボディサイドライナーとの間に配置される。好適な弾性材料は、熱可塑性ポリウレタンエラストマー材料、ポリ(エーテル−アミド)ブロックコポリマー、熱可塑性ゴム、スチレン−ブタジエンコポリマーシリコンゴム天然ゴム合成ゴム、スチレンイソプレンコポリマー、スチレンエチレンブチレンコポリマー、ナイロンコポリマー、セグメント化ポリウレタンおよび/またはエチレン−酢酸ビニルコポリマーを含むスパンデックス繊維のシート、リボンまたは糸状体を含む。弾性材料を、延伸させた後に基板に固定する、または延伸基板に固定することができる。あるいは、弾性材料を基板に固定し、次いで例えば熱を加えることにより弾性化または収縮させることができる。

0216

第1のウエスト領域の少なくとも一部を閉鎖システムによって第2のウエスト領域の一部に取りつけて、流体吸収性物品を所定の位置に保持し、流体吸収性物品の裾およびウエストを形成する。好ましくは、流体吸収性物品に再閉鎖可能な閉鎖システムが設けられる。

0217

閉鎖システムは、再シール可能であり、または永久的であり、当該用途に好適な任意の材料、例えば、プラスチック、弾性材料、フィルム、発泡体、不織布基板、織布基板、紙、薄織物、積層体および繊維強化プラスチック等、またはそれらの組合せを含む。好ましくは、閉鎖システムは、軟性材料を含み、着用者の皮膚を刺激することなく円滑および柔軟に作用する。

0218

閉鎖要素の一部は、接着テープであり、第1のウエスト領域の側縁に配置された、一対の側方伸びタブを含む。テープタブは、典型的には、前方体パネルに取りつけられ、第1のウエストバンドの各角から側方に伸びる。これらのテープタブは、典型的には薄い脱着可能なカバーシートによって使用前に保護される接着性の内向き面を含む。

0219

好適なテープタブは、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリエステル、エチレン酢酸ビニルエチレンビニルアルコール、エチレン酢酸ビニルアクリレートまたはエチレンアクリル酸コポリマーなどの熱可塑性ポリマーで構成されていてよい。

0220

好適な閉鎖システムは、フックおよびループファスナーのフック部をさらに含み、ターゲット装置は、フックおよびループファスナーのループ部を含む。

0221

好適な機械的閉鎖システムは、ランディングゾーンを含む。機械的閉鎖システムは、外側カバーに直接締結することができる。ランディングゾーンは、それにテープタブを係合させることが望ましい流体吸収性物品の部分として作用することができる。ランディングゾーンは、基礎材料および複数のテープタブを含みうる。テープタブをランディングゾーンの基礎材料に埋め込むことができる。基礎材料は、ループ材料を含みうる。ループ材料は、裏材料、および裏材料に取りつけられた不織布スパンボンドウェブの層を含みうる。

0222

したがって、好適なランディングゾーンをスパンボンディングによって製造することができる。スパンボンド不織布は、溶融熱可塑性材料押し出すことによって形成された溶融紡糸繊維から製造される。二軸延伸ポリプロピレンBOPP)、または機械的閉鎖システムの場合は刷毛塗り閉鎖ループが好適である。

0223

さらに、好適な機械的閉鎖システムは、パンツまたはプルアップなどの、流体吸収性物品のための軟質ウエストバンドとして機能する弾性ユニットを含む。弾性ユニットによって、例えばトレーニングパンツのように、流体吸収性物品を着用者が引き下ろせるようになる。

0224

好適なパンツ形流体吸収性物体は、前部、後部、二股部、前部と後部を横方向に接続する側部、腰部弾性ウエスト領域および防液性外層を有する。腰部は、使用者のウエストのまわりに配置される。使い捨てパンツ型流体吸収性物品(プルアップ)は、好適な柔軟性、伸縮性漏れ防止特性および適合性を有するため、優れた快適性を着用者に与える。

0225

好適なプルアップは、低弾性率、良好な引裂強度および高い弾性回復率を有する熱可塑性フィルム、シートおよび積層体を含む。

0226

好適な閉鎖システムは、流体吸収性物品の締結デバイス内に弾性部を生成するためのエラストマーをさらに含みうる。エラストマーは、着用者のウエストおよび裾における流体吸収性物品の適合性を確保しつつ、十分な漏れ防止性能も維持する。

0227

好適なエラストマーは、水蒸気透過性および液体遮断特性を示す弾性ポリマーまたは弾性接着材料である。好適なエラストマーは、伸長後、その本来の長さと等しい長さに収縮可能である。

0228

好適な閉鎖システムは、流体吸収性物品を着用者の身体に柔軟に固定するとともに、着用者への適合性を向上させるためのウエストベルトおよびレッグベルトを含むベルトシステムをさらに含む。好適なウエストベルトは、2つの弾性ベルト、すなわち左側弾性ベルトおよび右側弾性ベルトを含む。左側弾性ベルトは、左側角縁の各々に対応する。右側弾性ベルトは、右側角縁の各々に対応する。左および右側ベルトは、吸収性衣服が平らに置かれると弾性的に伸長する。各ベルトは接続され、流体吸収性物品の前部と後部の間に伸びて、ウエストホールおよびレッグホールを形成する。

0229

好ましくは、ベルトシステムは、エラストマーで構成されているため、流体吸収性物品の適合性を確保し、十分な漏れ防止性能を維持する。

0230

D.流体吸収性物品の構成
本発明は、さらに、以上に挙げられた構成要素および層、フィルム、シート、薄織物または基板を接合して流体吸収性物品を提供することに関する。少なくとも2つ、好ましくはすべての層、フィルム、シート、薄織物または基板を接合する。

0231

好適な流体吸収性物品は、単一または多重流体吸収性コアシステムを含む。好ましくは、流体吸収性物品は、単一または二重流体吸収性コアシステムを含む。

0232

流体吸収性コアの好適な流体貯蔵層は、均質または不均質に分散された流体吸収性ポリマー粒子を含む繊維状材料の均質または不均質混合物を含む。流体吸収性コアの好適な流体貯蔵層は、繊維状材料の均質混合物を含み、流体吸収性ポリマー粒子を場合により含む層状流体吸収性コアシステムを含むことにより、層の各々を当該技術分野で既知の手段によって任意の繊維状材料から製造することができる。

0233

流体吸収性ポリマー粒子を固定するため、隣接する層を熱可塑性材料により固定することによって、全表面を通じて、または代替的に個々の接合部に接続部を構築する。後者の場合、流体吸収性粒子を担持するキャビティまたはポケットが構築される。接合部は、例えば、流体吸収性コアの縦軸整列した、または多角形、例えば五角形もしくは六角形パターンの規則または不規則パターンを有しうる。接合部は、それ自体が、直径約0.5mm〜2mmの長方形、円形または正方形であってよい。接合部を含む流体吸収性物品は、より良好な濡れ強度を示す。

0234

製造物シャーシおよびそれに含まれる構成要素の構造体が、当業者に既知のホットメルト接着剤を別々に塗布することによって作成および制御される。例として、Dispomelt 505B、Dispomelt Cool 1101、ならびにNational StarchまたはHenkel製の他の特定の機能接着剤が挙げられる。

0235

本発明を詳細に説明するために、以下の実施形態を作成する。

0236

続いて好適な流体吸収性物品を詳細に説明する。

0237

実施形態1
本発明の1つの好適な実施形態を以下の実施形態1に記載する。好適な流体吸収性物品は、
(A)スパンボンド層スリピースカバーストック)を含む上部液体透過層;
(B)通気性ポリエチレンフィルムおよびスパンボンド不織布の複合体を含む下部液体不透過層;
(C)全吸収性コア質量に基づき10〜50質量%の流体吸収性ポリマー粒子を含み、
1.全フラフ量の約50%を含む木材パルプ繊維(セルロース繊維)の親水性繊維状マトリックスの均質上部コアフラフ層;
2.流体吸収性ポリマー粒子を含む流体吸収性層であって;当該構造に好適な流体吸収性ポリマー粒子が約32〜60g/gの遠心分離保持能(CRC)を有する流体吸収性層;
3.全フラフ量の約50%を含み、ダスティング層として作用する木材パルプ繊維(セルロース繊維)の親水性繊維状マトリックスの均質下部コアフラフ層を含む多層流体貯蔵部を含む、(A)(B)間の単一流体吸収性コア;および
(D)基本質量が30〜80gsm、長方形の流体吸収性コアより小さな、サイズ約150〜約250cm2の、(A)(C)間の通気結合取得−分配層とを含む。

0238

製造物シャーシおよびそれに含まれる構成要素の構造体が、当業者に既知のホットメルト接着剤を別々に塗布することによって作成および制御される。例として、Dispomelt 505B、Dispomelt Cool 1101、ならびにNational StarchまたはHenkel製の他の特定の機能接着剤が挙げられる。

0239

ホットメルト接着剤を使用して、不織布シートに流体吸収性ポリマー粒子を固定することにより超薄型高荷重流体吸収性層を形成することができる。好ましくは、流体吸収性ポリマー粒子は、縦方向細長片または不連続スポットを形成する。流体吸収性ポリマー粒子の他のパターンも可能である。

0240

好適な実施形態において、超薄型高荷重流体吸収性層は、固定流吸収性ポリマー粒子を含む少なくとも2つのシートを含む。

0241

超薄型高荷重流体吸収性層の例が、本開示の一部を明示的に形成するEP1293187A1、US6,972,011、EP1447066A1、EP1447067A1、EP1609448A1、JP2004/313580、US2005/0137085、US2006/0004336、US2007/0135785、WO2008/155699A1、WO2008/155701A2、WO2008/155702A1、WO2008/155710A1、WO2008/155711A1、WO2004/071363A1、US2003/0181115、WO2005/097025、US2007/156108、US2008/0125735およびWO2008/155722A2に記載されている。

0242

実施形態1の構造例
流体吸収性コアは、各層が均一の長方形サイズを有する多層単一コアシステムからなる。(A)(B)間の層状流体吸収性コアは、親水性繊維(セルロース繊維、フラフパルプ繊維)の多層システムを含む。全フラフパルプ質量は20.45gであり、上部コア(1)と底部コア(3)とで均等に分割される。流体吸収性コアの密度は、前部総平均値が0.18g/cm3、侵襲域が0.17g/cm3、後部総平均値が0.15g/cm3である。流体吸収性コアの基本質量は、前部総平均値が802.75gsm、侵襲域が825.94gsm、後部総平均値が766.14gsmである。

0243

流体吸収性層(2)は、31.38質量%の分布流体吸収性ポリマー粒子を保持し、流体吸収性コア内の流体吸収性ポリマー粒子の量は、9.34gである。

0244

WO2008/009580A1、第1表、実施例2に記載の、滴下重合から得られる流体吸収性ポリマー粒子は、以下の特徴および吸収プロファイルを示す:
37.2g/gのCRC
10×10-7cm3s/gのSFC
28.1g/gのAUHL
32g/gのAUL
3.1質量%の抽出物
300ppmの残留モノマー
2.9質量%の水分含量
0.59g/gsのFS
200〜600μmのPSD
固化防止度3

0245

流体吸収性ポリマー粒子を、13質量%の水分含量まで再吸湿させた。

0246

流体吸収性コアの寸法:長さ:37.5cm;幅:10.0cm。

0247

50gsmの基本質量を有する(A)(C)間の通気結合取得−分配層は、寸法20cm×10cmの長方形であり、流体吸収性コアより小さい。

0248

流体吸収性物品は、以下をさらに含む:
平板ゴム弾性材料;スパンデックス型繊維の弾性材料:3レッグ弾性材料および1カフ弾性材料
・SMSの層組合せを示し、基本質量13〜17gsmおよび高さ4.6cmの合成繊維のレッグカフ
・寸法18.3cm×4.0cmのランディングゾーンおよび3.4cm×1.0cmのフレキシバンド閉鎖テープを有し;3.4cm×1.4cmのフック締結テープに取りつけられた機械的閉鎖システム
・寸法14.6cm×4.5cmの、製造物の後方に配置された弾性化ウエストバンドも含まれる

0249

流体吸収性物品の寸法:長さ:49.6cm;前部幅:34.0cm;二股幅:24.0cm;後部幅34.3cm。

0250

実施形態2
本発明のさらに好適な実施形態を以下の実施形態2に記載する。好適な流体吸収性物品は、
(A)熱ボンド層(スリーピースカバーストック)を含む上部液体透過層;
(B)通気性ポリエチレンフィルムおよびスパンボンド不織布の複合体を含む下部液体不透過層;
(C)全吸収性コア質量に基づき40〜80質量%の流体吸収性ポリマー粒子を含み、
1.全フラフ量の約50%を含む木材パルプ繊維(セルロース繊維)の親水性繊維状マトリックスの均質上部コアフラフ層;
2.流体吸収性ポリマー粒子を含む流体吸収性層であって;当該構造に好適な流体吸収性ポリマー粒子が約35〜100×10-7cm3s/gの食塩水流れ誘導性(CFC)を有する流体吸収性層;
3.全フラフ量の約50%を含み、ダスティング層として作用する木材パルプ繊維(セルロース繊維)の親水性繊維状マトリックスの均質下部コアフラフ層を含む多層流体貯蔵部を含む(A)(B)間の単一流体吸収性コア;および
(D)基本質量が40〜80gsm;長方形の流体吸収性コアより小さな、サイズ約150〜約250cm2の、(A)(B)間の通気結合取得−分配層とを含む。

0251

製造物シャーシおよびそれに含まれる構成要素の構造体が、当業者に既知のホットメルト接着剤を別々に塗布することによって作成および制御される。例として、Dispomelt 505B、Dispomelt Cool 1101、ならびにNational StarchまたはHenkel製の他の特定の機能接着剤が挙げられる。

0252

ホットメルト接着剤を使用して、不織布シートに流体吸収性ポリマー粒子を固定することにより超薄型高荷重流体吸収性層を形成することができる。好ましくは、流体吸収性ポリマー粒子は、縦方向細長片または不連続スポットを形成する。流体吸収性ポリマー粒子の他のパターンも可能である。

0253

好適な実施形態において、超薄型高荷重流体吸収性層は、固定流体吸収性ポリマー粒子を含む少なくとも2つのシートを含む。

0254

超薄型高荷重流体吸収性層の例が、本開示の一部を明示的に形成するEP1293187A1、US6,972,011、EP1447066A1、EP1447067A1、EP1609448A1、JP2004/313580、US2005/0137085、US2006/0004336、US2007/0135785、WO2008/155699A1、WO2008/155701A2、WO2008/155702A1、WO2008/155710A1、WO2008/155711A1、WO2004/071363A1、US2003/0181115、WO2005/097025、US2007/156108、US2008/0125735およびWO2008/155722A2に記載されている。

0255

実施形態2の構造例
流体吸収性コアは、各層が均一の長方形サイズを有する多層単一コアシステムからなる。(A)(B)間の層状流体吸収性コアは、親水性繊維(セルロース繊維、フラフパルプ繊維)の多層システムを含む。全フラフパルプ質量は12gであり、上部コア(1)と底部コア(3)とで均等に分割される。流体吸収性コアの密度は、前部総平均値が0.19g/cm3、侵襲域が0.20g/cm3、後部総平均値が0.18g/cm3である。流体吸収性コアの基本質量は、前部総平均値が989gsm、侵襲域が1101gsm、後部総平均値が664gsmである。流体吸収性コアの厚さは、平均値4.5mmである。

0256

流体吸収性層(2)は、56.5質量%の分布流体吸収性ポリマー粒子を保持し、流体吸収性コア内の流体吸収性ポリマー粒子の量は、12gである。

0257

WO2008/009580A1、第1表、実施例5に記載の、滴下重合から得られる流体吸収性ポリマー粒子は、以下の特徴および吸収プロファイルを示す:
28.7g/gのCRC
51×10-7cm3s/gのSFC
24.5g/gのAUHL
30.3g/gのAUL
2.6質量%の抽出物
250ppmの残留モノマー
1.6質量%の水分含量
0.51g/gsのFSR
200〜600μmのPSD
固化防止度3

0258

流体吸収性ポリマー粒子を、13質量%の水分含量まで再吸湿させた。

0259

流体吸収性コアの寸法:長さ:38cm;幅:10cm。

0260

基本質量が50gsm;(A)(C)間の通気結合取得−分配層は、寸法24cm×8cmの長方形であり、流体吸収性コアより小さい。

0261

流体吸収性物品は、以下をさらに含む:
・平板ゴム弾性材料;スパンデックス型繊維の弾性材料:3レッグ弾性材料および1カフ弾性材料
・SMSの層組合せを示し、基本質量13〜17gsmおよび高さ4.6cmの合成繊維のレッグカフ
・寸法18.3cm×4.0cmのランディングゾーンおよび3.4cm×1.0cmのフレキシバンド閉鎖テープを有し;3.4cm×1.4cmのフック締結テープに取りつけられた機械的閉鎖システム
・寸法14.6cm×4.5cmの、製造物の後方に配置された弾性化ウエストバンドも含まれる

0262

流体吸収性物品の寸法:長さ:49.6cm;前部幅:34.0cm;二股幅:24.0cm;後部幅:34.3cm。

0263

実施形態3
本発明の1つのさらに好適な実施形態を以下の実施形態3に記載する。好適な流体吸収性物品は、
(A)スパンボンドウェブ(スリーピースカバーストック)を含む上部液体透過層;
(B)通気性ポリエチレンフィルムおよびスパンボンド不織布の複合体を含む下部液体不透過層;
(C)木材パルプ繊維(セルロース繊維)と10〜50質量%の均一に分布した流体吸収性ポリマー粒子との混合物を流体吸収性コア(C)内に含む、(A)(B)間の単一流体吸収性コアであって;当該構造に好適な流体吸収性ポリマー粒子が約32〜60g/gの遠心分離保持能(CRC)を有し;該流体吸収性コアが、液体不透過層(B)に隣接し、上記流体吸収性コアの下に位置するダスティング層をさらに含み;ダスティング層が、フラフのみを含む繊維層(セルロース繊維)である単一流体吸収性コア;および
(D)基本質量が30〜80gsm;長方形の流体吸収性コアより小さな、サイズ約150〜約250cm2の、(A)(B)間の通気結合取得−分配層とを含む。

0264

製造物シャーシおよびそれに含まれる構成要素の構造体が、当業者に既知のホットメルト接着剤を別々に塗布することによって作成および制御される。例として、Dispomelt 505B、Dispomelt Cool 1101、ならびにNational StarchまたはHenkel製の他の特定の機能接着剤が挙げられる。

0265

ホットメルト接着剤を使用して、不織布シートに流体吸収性ポリマー粒子を固定することにより超薄型高荷重流体吸収性層を形成することができる。好ましくは、流体吸収性ポリマー粒子は、縦方向細長片または不連続スポットを形成する。流体吸収性ポリマー粒子の他のパターンも可能である。

0266

好適な実施形態において、超薄型高荷重流体吸収性層は、固定流体吸収性ポリマー粒子を含む少なくとも2つのシートを含む。

0267

超薄型高荷重流体吸収性層の例が、本開示の一部を明示的に形成するEP1293187A1、US6,972,011、EP1447066A1、EP1447067A1、EP1609448A1、JP2004/313580、US2005/0137085、US2006/0004336、US2007/0135785、WO2008/155699A1、WO2008/155701A2、WO2008/155702A1、WO2008/155710A1、WO2008/155711A1、WO2004/071363A1、US2003/0181115、WO2005/097025、US2007/156108、US2008/0125735およびWO 008/155722A2に記載されている。

0268

実施形態3の構造例
流体吸収性コアは、均一の長方形サイズを有する、流体吸収性コア(C)内に木材パルプ繊維(セルロース繊維)と37.11質量%の均一に分布した流体吸収性ポリマー粒子との混合物を含む、(A)(B)間の単一流体吸収性コアからなる。流体吸収性コア内の流体吸収性ポリマー粒子の量は、11.38gである。全フラフパルプ質量は19.25gである。流体吸収性コアの密度は、前部総平均値が0.22g/cm3、侵襲域が0.18g/cm3、後部総平均値が0.18g/cm3である。流体吸収性コアの基本質量は、前部総平均値が914.18gsm、侵襲域が925.47gsm、後部総平均値が886.32gsmである。

0269

WO2008/009580A1、第1表、実施例3に記載の、滴下重合から得られる流体吸収性ポリマー粒子は、以下の特徴および吸収プロファイルを示す:
34.8g/gのCRC
16×10-7cm3s/gのSFC
27.2g/gのAUHL
32.3g/gのAUL
3.0質量%の抽出物
320ppmの残留モノマー
1.1質量%の水分含量
0.58g/gsのFSR
200〜600μmのPSD
固化防止度3

0270

流体吸収性ポリマー粒子を、13質量%の水分含量まで再吸湿させた。

0271

流体吸収性コアの寸法:長さ:39.2cm;幅:10.0cm。

0272

流体吸収性コアの厚さは、平均値4.7mmである。

0273

基本質量が40gsmの、(A)(C)間の通気結合取得−分配層は、寸法24.4cm×8.6cmの長方形であり、流体吸収性コアより小さい。

0274

流体吸収性物品は、以下をさらに含む:
・平板ゴム弾性材料;スパンデックス型繊維の弾性材料:3レッグ弾性材料および1カフ弾性材料
・SMSの層組合せを示し、基本質量13〜17gsmおよび高さ3.0cmの合成繊維のレッグカフ
・寸法18.9cm×3.8cmのランディングゾーンおよび1.6cm×3.4cmのフレキシバンド閉鎖テープを有し;1.3cm×3.4cmのフック締結テープに取りつけられた機械的閉鎖システム
・寸法10.8cm×2.8cmの、製造物の後方に配置された弾性化ウエストバンドも含まれる

0275

流体吸収性物品の寸法:長さ:47.8cm;前部幅:31.5cm;二股幅:20.6cm;後部幅:31.1cm。

0276

実施形態4
本発明の1つのさらに好適な実施形態を以下の実施形態4に記載する。好適な流体吸収性物品は、
(A)スパンボンドウェブ(スリーピースカバーストック)を含む上部液体透過層;
(B)通気性ポリエチレンフィルムおよびスパンボンド不織布の複合体を含む下部液体不透過層;
(C)木材パルプ繊維(セルロース繊維)と40〜80質量%の均一に分布した流体吸収性ポリマー粒子との混合物を流体吸収性コア(C)内に含む、(A)(B)間の単一流体吸収性コアであって;当該構造に好適な流体吸収性ポリマー粒子が約35〜100×10-7cm3s/gの食塩水流れ誘導性(SFC)を有する単一流体吸収性コア;および
(D)基本質量40〜80gsmの上部樹脂結合層を含む、(A)(B)間の2つの取得−分配層のシステムであって;上部取得−分配層が、サイズ約150〜約250cm2の長方形であり、下部取得−分配層が、基本質量40〜80gsmおよびサイズ約100〜約300cm2の(例えばBuckeye Technologies Inc.の)変性セルロース繊維を含み;両取得−分布層が流体吸収性コアより小さいシステムとを含む。

0277

製造物シャーシおよびそれに含まれる構成要素の構造体が、当業者に既知のホットメルト接着剤を別々に塗布することによって作成および制御される。例として、Dispomelt 505B、Dispomelt Cool 1101、ならびにNational StarchまたはHenkel製の他の特定の機能接着剤が挙げられる。

0278

ホットメルト接着剤を使用して、不織布シートに流体吸収性ポリマー粒子を固定することにより超薄型高荷重流体吸収性層を形成することができる。好ましくは、流体吸収性ポリマー粒子は、縦方向細長片または不連続スポットを形成する。流体吸収性ポリマー粒子の他のパターンも可能である。

0279

好適な実施形態において、超薄型高荷重流体吸収性層は、固定流体吸収性ポリマー粒子を含む少なくとも2つのシートを含む。

0280

超薄型高荷重流体吸収性層の例が、本開示の一部を明示的に形成するEP1293187A1、US6,972,011、EP1447066A1、EP1447067A1、EP1609448A1、JP2004/313580、US2005/0137085、US2006/0004336、US2007/0135785、WO2008/155699A1、WO2008/155701A2、WO2008/155702A1、WO2008/155710A1、WO2008/155711A1、WO2004/071363A1、US2003/0181115、WO2005/097025、US2007/156108、US2008/0125735およびWO2008/155722A2に記載されている。

0281

実施形態4の構造例
流体吸収性コアは、均一の長方形サイズを有する、流体吸収性コア(C)内に木材パルプ繊維(セルロース繊維)と67.12質量%の均一に分布した流体吸収性ポリマー粒子との混合物を含む、(A)(B)間の単一流体吸収性コアからなる。流体吸収性コアは、基本質量10gsmのスパンボンド材料でラップすることによって封入される。流体吸収性コア内の流体吸収性ポリマー粒子の量は、12.18gである。全フラフパルプ質量は5.95gである。流体吸収性コアの密度は、前部総平均値が0.19g/cm3、侵襲域が0.18g/cm3、後部総平均値が0.18g/cm3である。流体吸収性コアの基本質量は、前部総平均値が965.79gsm、侵襲域が913.38gsm、後部総平均値が658.85gsmである。

0282

WO2008/009580A1、実施例7に記載の、滴下重合から得られる流体吸収性ポリマー粒子は、以下の特徴および吸収プロファイルを示す:
20.9g/gのCRC
149×10-7cm3s/gのSFC
18.8g/gのAUHL
22.3g/gのAUL
1.6質量%の抽出物
330ppmの残留モノマー
16.6質量%の水分含量
0.28g/gsのFSR
200〜600μmのPSD
固化防止度3

0283

流体吸収性コアの寸法:長さ:40.0cm;幅:10.0cm。

0284

流体吸収性コアの厚さは、平均値4.4mmである。

0285

基本質量60gsmの、(A)(C)間の通気結合取得−分配層は、寸法24.0cm×7.5cmの長方形であり、流体吸収性コアより小さい。

0286

流体吸収性物品は、以下をさらに含む:
・平板ゴム弾性材料;スパンデックス型繊維の弾性材料:3レッグ弾性材料および2カフ弾性材料
・SMSの層組合せを示し、基本質量13〜17gsmおよび高さ3.3cmの合成繊維のレッグカフ
・3.5cm×1.5cmの感圧接着域および3.5cm×1.2cmの機械的フックからなる、19.8cm×5.0cmの寸法のランディングゾーンおよび3.5cm×2.7cmのフレキシバンド閉鎖テープを有する機械的閉鎖システム。

0287

流体吸収性物品の適合性を向上させるため、実施例4の製造物は、伸縮性サイドパネルおよび縮小幅シャーシを提供する。

0288

流体吸収性物品の寸法:長さ:48.0cm;前部幅:32.3cm;二股幅:20.3cm;後部幅:31.0cm。

0289

実施形態5
本発明の1つのさらに好適な実施形態を以下の実施形態5に記載する。好適な流体吸収性物品は、
(A)スパンボンド層(スリーピースカバーストック)を含む上部液体透過層;
(B)通気性ポリエチレンフィルムおよびスパンボンド不織布の複合体を含む下部液体不透過層;
(C)一次コアとしての木材パルプ繊維(セルロース繊維)と流体吸収性ポリマー粒子との均質混合物、および層状二次流体吸収性コアを含む、(A)(B)間の二重流体吸収性コアであって;二重流体吸収性コア全体が、
1.一次吸収性コア質量に基づき10〜50質量%の流体吸収性ポリマー粒子を含む木材パルプ繊維(セルロース繊維)の親水性繊維状マトリックスの均質一次コアであって;該一次コアが全フラフ量の約30%を含み;、当該構造に好適な流体吸収性ポリマー粒子が、約32〜60g/gの遠心分離保持能(CRC)を有する均質一次コア;
2.全フラフ量の約35%を含む木材パルプ繊維(セルロース)の親水性繊維状マトリックスの二次コア上部フラフ層;
3.二次吸収コア質量に基づき10〜50質量%の流体吸収性ポリマー粒子を含む流体吸収性層であって;当該構造に好適な流体吸収性ポリマー粒子が、約32〜60g/gの遠心分離保持能CRCを有する流体吸収性層;
4.ダスティング層として作用する木材パルプ繊維(セルロース繊維)の親水性繊維状マトリックスの二次コア下部フラフ層であって;下部コアが全フラフ量の約35%を含む二次コア下部フラフを含む二重流体吸収性コア;および
(D)基本質量30〜80gsmの、(A)(C)間の通気結合取得−分配層であって;長方形の一次流体吸収性コアより小さな、サイズ約150〜約250cm2の通気結合−分配層とを含む。

0290

製造物シャーシおよびそれに含まれる構成要素の構造体が、当業者に既知のホットメルト接着剤を別々に塗布することによって作成および制御される。例として、Dispomelt 505B、Dispomelt Cool 1101、ならびにNational StarchまたはHenkel製の他の特定の機能接着剤が挙げられる。

0291

ホットメルト接着剤を使用して、不織布シートに流体吸収性ポリマー粒子を固定することにより超薄型高荷重流体吸収性層を形成することができる。好ましくは、流体吸収性ポリマー粒子は、縦方向細長片または不連続スポットを形成する。流体吸収性ポリマー粒子の他のパターンも可能である。

0292

好適な実施形態において、超薄型高荷重流体吸収性層は、固定流体吸収性ポリマー粒子を含む少なくとも2つのシートを含む。

0293

超薄型高荷重流体吸収性層の例が、本開示の一部を明示的に形成するEP1293187A1、US6,972,011、EP1447066A1、EP1447067A1、EP1609448A1、JP2004/313580、US2005/0137085、US2006/0004336、US2007/0135785、WO2008/155699A1、WO2008/155701A2、WO2008/155702A1、WO2008/155710A1、WO2008/155711A1、WO2004/071363A1、US2003/0181115、WO2005/097025、US2007/156108、US2008/0125735およびWO2008/155722A2に記載されている。

0294

実施形態5の構造例
全流体吸収性コアは、それぞれがほぼ均一の長方形サイズを有する一次および二次コアの二重コアシステムを含む。一次コアは、二次コアより小さく、二次コアの前部遠端から6cm離して、二次コアの後部遠端から10cm離して配置され、幅は9cmである。(A)(B)間の一次流体吸収性コアは、木材繊維の親水性繊維状マトリックスと25質量%の吸水性ポリマー粒子との均質混合物を含む。一次コアは、全質量が8gである。二次コアは、木材パルプ繊維(セルロース繊維)の親水性繊維状マトリックスおよび30質量%の流体吸収性ポリマー粒子の多層システムである。二次流体吸収性コア内の流体吸収性ポリマー粒子の量は、6.0gである。流体吸収性コアの密度は、前部総平均値が0.15g/cm3、侵襲域が0.19g/cm3、後部総平均値が0.18g/cm3である。流体吸収性コアの基本質量は、前部総平均値が790.63gsm、侵襲域が1121.38gsm、後部総平均値が976.83gsmである。

0295

WO2008/009580A1、第2表、実施例3に記載の、滴下重合から得られる流体吸収性ポリマー粒子は、以下の特徴および吸収プロファイルを示す:
35.7g/gのCRC
10×10-7cm3s/gのSFC
29.1g/gのAUHL
35.0g/gのAUL
3.0質量%の抽出物
250ppmの残留モノマー
0.9質量%の水分含量
0.59g/gsのFSR
200〜600μmのPSD
固化防止度3

0296

流体吸収性ポリマー粒子を、13質量%の水分含量まで再吸湿させた。

0297

二次流体吸収性コアの寸法:長さ:40.8cm;前部幅:10.5cm;二股幅:9.3cm;後部幅:10.3cm。

0298

両流体吸収性コアの全厚さは、平均値5.4mmである。

0299

基本質量40gsmの、(A)(C)間の通気結合取得−分配層は、長方形であり、一次流体吸収性コアより小さく、19.7cm×7.6cmのサイズを有する。

0300

流体吸収性物品は、以下をさらに含む:
・平板ゴム弾性材料;スパンデックス型繊維の弾性材料:3レッグ弾性材料および2カフ弾性材料
・SMSの層組合せを示し、基本質量13〜17gsmおよび高さ3.8cmの合成繊維のレッグカフ
・寸法22.0cm×4.0cmのランディングゾーンおよび3.4cm×1.5cmのフレキシバンド閉鎖テープを有し;3.4cm×1.4cmのフック締結テープに取りつけられた機械的閉鎖システム

0301

流体吸収性物品の寸法:長さ:48.0cm;前部幅:29.7cm;二股幅:22.0cm;後部幅:31.6cm。

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