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技術 フェムトセル・ネットワークにおける構内のコンテンツおよび機器の管理

出願人 エイティアンドティモビリティセカンドエルエルシー
発明者 フーバー,カート,ドナルドマンスフィールド,ウィリアム,ゴードンフリン,ジュドソン,ジョン
出願日 2009年5月13日 (10年3ヶ月経過) 出願番号 2011-509669
公開日 2011年9月15日 (7年11ヶ月経過) 公開番号 2011-525310
状態 特許登録済
技術分野 移動無線通信システム
主要キーワード ドライ接点 作動コンポーネント 屋外区域 機能的接続 再起動操作 プログラム可能ROM 商業用建物 薄膜ベース
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (20)

課題・解決手段

1組のネットワーク化されたフェムトアクセスポイントAP)と、そのフェムト・アクセスポイントによってサービスされる装置との間のトラフィックおよびシグナリングルーティングし、その1組のネットワーク化されたフェムトAPに機能的に結合されるネットワークの一部であるコンテンツおよび機器の管理を可能にするための、1つまたは複数のシステムおよび1つまたは複数の方法を提供する。ネットワーク機器は、1組のフェムトAPが及ぼすカバレッジエリア内に展開されるネットワークを及ぼす。ルーティング・プラットフォームは、そのネットワーク機器とフェムトAPとを機能的に結合し、移動体装置とその機器との間のコンテンツ操作を可能にする。ルーティング・プラットフォームは、ネットワーク機器の遠隔制御も提供する。このルーティング・プラットフォームにより、広告および1つまたは複数の金銭的インセンティブを機器に送ることができる。ルーティング・プラットフォームは、ルーティング・プラットフォームを介して供給される特定の機器および無線サービスの動作に関するセキュリティ機能をさらに提供する。

概要

背景

有線ブロードバンドネットワークインターフェースする、建物基盤とする無線アクセスポイントであるフェムトセルは、屋内無線カバレッジを改善し、無線ネットワークプロバイダおよび無線サービス・プロバイダが運営するモビリティ無線アクセス・ネットワーク(RAN)の負担を軽減するために多くの場合展開される。典型的には、フェムトセルは電磁スペクトルの認可された部分内で機能し、多くの場合、プラグアンドプレイによる導入を提供する。屋内のカバレッジが改善されることには、信号がより強くなることおよび受信状態が改善されること(例えば音声やデータ)、セッションの開始または発呼が容易であること、ならびにセッションまたは呼の維持が容易であることも含まれる。RANの負担を軽減することは、通常は限られている、無線の(OTA)無線リソース(例えば無線周波数帯域チャネル)をより少人数のエンドユーザが利用するので、サービス・プロバイダの運営コストおよび伝送コストを低減することができる。

フェムトセルまたはフェムトアクセスポイントAP)のカバレッジは、多くの場合、マクロセルカバーする移動局とフェムトAPがカバーする端末との間の干渉を軽減するために、屋内区域(例えば住居用建物や商業用建物)の境界内に限られるように意図される。さらに、カバレッジが限られることは、隣接する別のフェムトセルにサービスされる端末との間の漏話を減らすこともできる。フェムトセルによって屋内の無線カバレッジを改善することは、音声カバレッジおよびかなりの遅延感度を伴う他のデータ・サービス等に関し、加入者好意的な感じ方を得る限り、顧客が減ることを軽減することもできる。さらに、フェムトセルにより、より豊富な種類の無線音声サービスおよび無線データ・サービスを顧客に提供することができ、それは、そのようなサービスの提供がモビリティRANリソースに主に依拠しないからである。

小企業内のコンピュータサーバや関係する付属品などの構内ネットワークと、1つまたは複数の無線サービスとを統合することは、多くの場合、複雑性が関連する統合の実施に鑑みて、かなり多くの採用閾値とともに電気通信技術活用する。さらに、無線サービスを提供することができる無線ルータおよびアクセスポイントへの、構内ネットワーク内の従来の装置およびシステム接続性は多くの場合限られており、よって、統合型有線/無線サービスを使用可能にすることができるシステムを効果的にネットワークに統合し、顧客を受け入れることを妨げる。そのため、統合サービスおよび関係する構内ネットワーキングに関連する有望な利点が、ごくわずかに活用されてきた。

概要

1組のネットワーク化されたフェムト・アクセスポイント(AP)と、そのフェムト・アクセスポイントによってサービスされる装置との間のトラフィックおよびシグナリングルーティングし、その1組のネットワーク化されたフェムトAPに機能的に結合されるネットワークの一部であるコンテンツおよび機器の管理を可能にするための、1つまたは複数のシステムおよび1つまたは複数の方法を提供する。ネットワーク機器は、1組のフェムトAPが及ぼすカバレッジ・エリア内に展開されるネットワークを及ぼす。ルーティング・プラットフォームは、そのネットワーク機器とフェムトAPとを機能的に結合し、移動体装置とその機器との間のコンテンツ操作を可能にする。ルーティング・プラットフォームは、ネットワーク機器の遠隔制御も提供する。このルーティング・プラットフォームにより、広告および1つまたは複数の金銭的インセンティブを機器に送ることができる。ルーティング・プラットフォームは、ルーティング・プラットフォームを介して供給される特定の機器および無線サービスの動作に関するセキュリティ機能をさらに提供する。

目的

典型的には、フェムトセルは電磁スペクトルの認可された部分内で機能し、多くの場合、プラグ・アンド・プレイによる導入を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

1つまたは複数のプロセッサを使用して、1つまたは複数のコンピュータ可読媒体の中に記憶されるコード命令を実行するステップであって、前記コード命令は、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されるとき、以下の動作、企業フェムトネットワーク内のフェムトアクセスポイントに接続する動作と、利用可能な1組のネットワーク化されたコンテンツ供給源についての指示を受信する動作と、前記利用可能な1組のネットワーク化されたコンテンツ供給源のうちのコンテンツ供給源を選択する動作と、前記選択したコンテンツ供給源とコンテンツ交換する動作とを実施するステップを含む、方法。

請求項2

前記ネットワーク化されたコンテンツ供給源には、前記企業フェムト・ネットワークに機能的に結合される構内ネットワークの一部として展開される機器が含まれる、請求項1に記載の方法。

請求項3

前記機器には、1組の装置、1つもしくは複数のサーバ、またはデータ記憶部のうちの少なくとも1つが含まれる、請求項2に記載の方法。

請求項4

前記企業フェムト・ネットワークの一部である構内ネットワーク内の装置を制御する許可を受信するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。

請求項5

前記装置を制御するための1組のコマンドを受信するステップと、受信した前記1組のコマンドの中の1つまたは複数のコマンドに少なくとも部分的に従って前記装置を制御するステップとをさらに含む、請求項4に記載の方法。

請求項6

前記移動体装置であって、前記移動体装置に含まれるメモリ内に保持されるコンテンツを操作することを可能にするコンテンツ・マネージャコンポーネントと、コンテンツを操作することを許可するシグナリングを受信する取引コンポーネントとを備える、移動体装置。

請求項7

コンテンツを操作することには、前記移動体装置がアクセスすることを許可されたネットワーク装置とコンテンツを交換することが少なくとも含まれ、交換することには、前記ネットワーク装置からコンテンツを抽出すること、または前記ネットワーク装置にコンテンツを送ることのうちの少なくとも1つが含まれる、請求項6に記載の移動体装置。

請求項8

前記コンテンツには、無線によって受信される金銭的インセンティブ、または暗号化もしくはバイオメトリックタグ付けのうちの1つまたは複数によって保護されるデジタル署名のうちの少なくとも1つが含まれる、デジタルマテリアルが含まれる、請求項6に記載の移動体装置。

請求項9

前記取引コンポーネントが制御情報を伝達して、前記移動体装置が制御することを許可された装置にコマンドを伝える、請求項7に記載の移動体装置。

請求項10

前記コマンドが、メモリ内に記憶され、前記移動体装置が制御することを許可された前記装置に固有である、請求項9に記載の移動体装置。

請求項11

1つまたは複数のプロセッサを使用して、1つまたは複数のコンピュータ可読媒体の中に記憶されるコード命令を実行するステップであって、前記コード命令は、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されるとき、以下の動作、企業フェムト・ネットワーク内のフェムト・アクセスポイントに装置が接続しようと試みることについての指示を受信する動作と、前記装置にとって利用可能なコンテンツ供給源についての指示を伝える動作であって、前記コンテンツ供給源は、前記メッシュ・フェムト・ネットワークに機能的に結合される構内ネットワークの一部である動作と、前記利用可能なコンテンツ供給源のうちの1つまたは複数の中のコンテンツを操作するためのシグナリングを受信する動作と、前記利用可能なコンテンツ供給源のうちの前記1つまたは複数の中のコンテンツ操作を行うためのシグナリングを伝える動作とを実施するステップを含む、方法。

請求項12

前記構内ネットワーク内の第2の装置を第1の装置が制御することを許可する指示を受信するステップと、前記構内ネットワーク内の前記第2の装置を制御する前記許可を伝えるステップとをさらに含む、請求項11に記載の方法。

請求項13

前記第2の装置を制御するための1組のコマンドを伝えるステップをさらに含む、請求項12に記載の方法。

請求項14

前記伝えた1組のコマンドの中の1つまたは複数のコマンドに少なくとも部分的に従って前記第2の装置を制御するためのシグナリングを受信するステップと、前記受信したシグナリングを送って前記第2の装置の制御を行うステップとをさらに含む、請求項13に記載の方法。

請求項15

企業フェムト・ネットワーク内のフェムト・アクセスポイントに移動体装置が接続することを検知するステップと、前記企業フェムト・ネットワーク内の1組のそれぞれのフェムトAPの、1組のアクセス・リストを設定して、前記移動体装置による無線サービスへのアクセスを規制するステップとをさらに含む、請求項14に記載の方法。

請求項16

前記移動体装置に結び付く加入者情報に少なくとも部分的に基づいて、構内ネットワーク内の1組の装置へのアクセスを設定するステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。

請求項17

前記移動体装置の位置に少なくとも部分的に基づいて選択される1つまたは複数のフェムトAPを少なくとも部分的に介し、構内ネットワーク内の1つまたは複数のセキュリティ装置を制御するステップをさらに含む、請求項16に記載の方法。

請求項18

ルーティングプラットフォームと、前記ルーティング・プラットフォームに機能的に結合される構内ネットワークであって、1組の装置、1つもしくは複数のサーバ、またはデータ記憶部のうちの少なくとも1つを含む、構内ネットワークと、前記ルーティング・プラットフォームに機能的に接続される複数のフェムト・アクセスポイント(AP)であって、前記複数のフェムトAPの中の各フェムトAPは、前記ルーティング・プラットフォームとのトラフィック交換およびシグナリング交換のうちの少なくとも1つを行う無線制御(RC)ノードを含む、複数のフェムト・アクセスポイント(AP)と、1つまたは複数の外部ネットワークインターフェースするフェムト・ネットワーク・プラットフォームに機能的につながれるコントローラ・コンポーネントと前記ルーティング・プラットフォームとの間で、データおよび制御を搬送するバックホールトランクとを備える、システム

請求項19

前記複数のフェムトAPのうちのフェムトAPによってサービスされる移動体装置が、前記構内ネットワーク内の1つまたは複数のコンテンツ供給源とデータを交換することを、前記ルーティング・プラットフォームが許可する、請求項18に記載のシステム。

請求項20

前記ルーティング・プラットフォームが、前記1つまたは複数のコンテンツ供給源を前記移動体装置に伝える、請求項19に記載のシステム。

請求項21

前記ルーティング・プラットフォームが、前記構内ネットワーク内の1つまたは複数の装置を制御することを可能にし、制御を可能にするために、前記ルーティング・プラットフォームが1組のコマンドを前記移動体装置に伝える、請求項18に記載のシステム。

請求項22

制御には、前記構内ネットワーク内の1つまたは複数の装置をモニタリングすることを可能にする受動制御が含まれる、請求項21に記載のシステム。

請求項23

移動体装置に結び付く加入者情報に少なくとも部分的に基づいて、前記移動体装置向けの無線サービスへのアクセスを制御するセキュリティ・コンポーネントをさらに備え、制御を行うために、前記セキュリティ・コンポーネントは前記複数のフェムトAPの中の1組のそれぞれのフェムトAPの、1組のアクセス・リストを設定する、請求項19に記載のシステム。

請求項24

前記移動体装置に結び付く加入者のために、前記セキュリティ・コンポーネントが、無線サービスへのアクセスが設定される前記1組のフェムトAPによってカバーされる1つまたは複数のエリアについての1組のセキュリティ許容度を規定する、請求項19に記載のシステム。

請求項25

前記セキュリティ・コンポーネントが、前記1組の装置の中の1つまたは複数のセキュリティ装置を制御する、請求項19に記載のシステム。

技術分野

0001

関連出願の相互参照
本出願は、2008年5月13日に出願され、「MANAGEMNTOFACCESS TO FEMTO CELLCOVERAGE」と題された米国仮特許出願第61/052,813号の利益も主張する。本出願は、 に出願され、「LOCATION−BASED SERVICES IN A FEMTOCELL NETWORK」と題された同時係属の米国特許出願第 号、 に出願され、「FEMTO CELL ARCHITECTURE FORINFORMATION MANAGEMENT」と題された同時係属の米国特許出願第 号、および に出願され、「COMMERCE AND SERVICES IN A FEMTOCELL NETWORK」と題された同時係属の米国特許出願第 号に関係する。これらの出願の全体は、参照により本明細書に組み込まれる。

0002

革新は、無線通信に関し、より詳細には、限られたエリアサービスするフェムトセルネットワークが可能にする、コンテンツの管理および機器運営に関するものである。

背景技術

0003

有線ブロードバンド・ネットワークとインターフェースする、建物基盤とする無線アクセスポイントであるフェムトセルは、屋内無線カバレッジを改善し、無線ネットワークプロバイダおよび無線サービス・プロバイダが運営するモビリティ無線アクセス・ネットワーク(RAN)の負担を軽減するために多くの場合展開される。典型的には、フェムトセルは電磁スペクトルの認可された部分内で機能し、多くの場合、プラグアンドプレイによる導入を提供する。屋内のカバレッジが改善されることには、信号がより強くなることおよび受信状態が改善されること(例えば音声やデータ)、セッションの開始または発呼が容易であること、ならびにセッションまたは呼の維持が容易であることも含まれる。RANの負担を軽減することは、通常は限られている、無線の(OTA)無線リソース(例えば無線周波数帯域チャネル)をより少人数のエンドユーザが利用するので、サービス・プロバイダの運営コストおよび伝送コストを低減することができる。

0004

フェムトセルまたはフェムトアクセスポイントAP)のカバレッジは、多くの場合、マクロセルカバーする移動局とフェムトAPがカバーする端末との間の干渉を軽減するために、屋内区域(例えば住居用建物や商業用建物)の境界内に限られるように意図される。さらに、カバレッジが限られることは、隣接する別のフェムトセルにサービスされる端末との間の漏話を減らすこともできる。フェムトセルによって屋内の無線カバレッジを改善することは、音声カバレッジおよびかなりの遅延感度を伴う他のデータ・サービス等に関し、加入者好意的な感じ方を得る限り、顧客が減ることを軽減することもできる。さらに、フェムトセルにより、より豊富な種類の無線音声サービスおよび無線データ・サービスを顧客に提供することができ、それは、そのようなサービスの提供がモビリティRANリソースに主に依拠しないからである。

0005

小企業内のコンピュータサーバや関係する付属品などの構内ネットワークと、1つまたは複数の無線サービスとを統合することは、多くの場合、複雑性が関連する統合の実施に鑑みて、かなり多くの採用閾値とともに電気通信技術活用する。さらに、無線サービスを提供することができる無線ルータおよびアクセスポイントへの、構内ネットワーク内の従来の装置およびシステム接続性は多くの場合限られており、よって、統合型有線/無線サービスを使用可能にすることができるシステムを効果的にネットワークに統合し、顧客を受け入れることを妨げる。そのため、統合サービスおよび関係する構内ネットワーキングに関連する有望な利点が、ごくわずかに活用されてきた。

先行技術

0006

米国仮特許出願第61/052,813号、「MANAGEMENTOFACCESS TO FEMTO CELLCOVERAGE」
米国特許出願第 号、「LOCATION−BASED SERVICES IN A FEMTOCELL NETWORK」
米国特許出願第 号、「FEMTO CELL ARCHITECTURE FORINFORMATION MANAGEMENT」
米国特許出願第 号、「COMMERCE AND SERVICES IN A FEMTOCELL NETWORK」

課題を解決するための手段

0007

本明細書の一部の態様についての基本的な理解を提供するために、以下に本明細書の簡略化した概要を示す。この概要は、本明細書の広範な概説ではない。この概要は、本明細書の主要なまたは不可欠な要素を特定することも、本明細書の範囲を詳細に記述することも意図しない。この概要の唯一の目的は、後で示すより詳細な説明への導入部として、本明細書の一部の概念を簡略化した形で示すことである。

0008

本革新は、ある1組のネットワーク化されたフェムト・アクセスポイント(AP)間のトラフィックおよび信号伝達ルーティングし、その1組のネットワーク化されたフェムトAPに機能的に結合されるネットワークの一部であるコンテンツおよび機器の管理を可能にするための、1つまたは複数のシステムおよび1つまたは複数の方法を提供する。ネットワークおよびその機器は、1組のネットワーク化されたフェムトAPが動作する構内に展開することができる。その1組のネットワーク化されたフェムトAPのうちのフェムトAPは、トラフィックおよび信号伝達を管理するルーティング・プラットフォームに機能的に結び付けられ、データおよび制御の少なくとも一部をフェムト・ネットワーク・プラットフォームに中継するコントローラコンポーネントに機能的に接続される。このフェムト・ネットワーク・プラットフォームは、1つまたは複数の外部ネットワークアクセスすることを可能にする。ルーティング・プラットフォームは、1組のネットワーク化されたフェムトAPの中の1つまたは複数のフェムトAPと、このルーティング・プラットフォームとを介して少なくとも部分的にサービスされる呼セッションに関連する課金料金課す。呼セッションは、イントラネットワーク通信またはインターネットワーク通信を含むことができ、イントラネットワーク通信は、トラフィックおよびシグナリングプッシュツーポイント(push−to−point)伝達を含むことができるのに対し、インターネットワーク通信は、外部ネットワークによってサービスされる装置とルーティング・プラットフォームにつながるフェムトAPによってサービスされる装置との間でデータおよび制御を交換することを含むことができる。さらに、ルーティング・プラットフォームは、1組のフェムトAPの中の2つのフェムトAP間の呼セッションのソフト・ハンドオーバを引き起こすことができ、フェムトAPと、呼セッションにサービス可能な外部ネットワークの中のコンポーネントとの間で呼セッションのハード・ハンドオーバを実施することができる。

0009

このルーティング・プラットフォームは、ネットワーク機器と1組のフェムトAPとを機能的に結合し、移動体装置とその機器との間のコンテンツ操作を可能にする。コンテンツの操作には、1組のネットワーク化されたフェムトAPのうちのフェムトAPによってサービスされる移動体装置と、展開される機器のネットワークの一部である機器との間でデジタルエンティティを交換することが含まれ得る。さらに、その移動体装置は、特定の機器にコンテンツをプッシュし、その機器の中にあるコンテンツを除去しまたは再編成することができる。

0010

ルーティング・プラットフォームは、ネットワーク機器の遠隔制御も提供する。一態様では、1つまたは複数の許可コマンドを無線で送るように設定される移動体装置により制御を行うことができる。こうしたコマンドは、1組のネットワーク化されたフェムトAPうちのフェムトAPが受信し、ルーティング・プラットフォームを介して機器に導くことができる。さらに、こうした能動制御に対し、このルーティング・プラットフォームは、モニタリングプロファイルに少なくとも部分的に従ってネットワーク機器をモニタすることを含む、受動制御も行う。

0011

このルーティング・プラットフォームを介して、広告および1つまたは複数の金銭的インセンティブを機器に送ることができる。1つもしくは複数の金銭的インセンティブまたは広告は装置に送られ、その1つもしくは複数のインセンティブまたは広告は、1組のネットワーク化されたフェムトAPによって及ぼされる企業フェムト・ネットワークのカバレッジ・エリア内の装置の位置の少なくとも1つに、少なくとも部分的に基づいてカスタマイズすることができる。この装置は、企業フェムト・ネットワーク内で動作し、またはその企業フェムト・ネットワークに機能的に結合される構内ネットワーク内で動作する移動体装置とすることができる。一態様では、受信側の移動体装置が、1つもしくは複数のインセンティブまたは広告を受信することを承認し、または拒否することができる。移動体装置の一意識別子に関連する商業プロファイルに少なくとも部分的に基づき、1つまたは複数の商業取引を実施することもできる。商業プロファイルは、1つまたは複数のインセンティブを送り、かつ1つまたは複数の商業取引を可能にする商業コンポーネントが自律的に設定することができる。あるいは、またはそれに加え、移動体装置に関連する消費者が、インターネットなどの外部ネットワークを介して商業プロファイルを設定することができる。マーケティング・コンポーネントは、1つまたは複数の広告キャンペーン、およびその広告キャンペーンに対する構内ネットワーク内の1つもしくは複数の移動体装置または1つもしくは複数の装置による応答を活用してビジネスインテリジェンスを生成し、広告コンテンツおよび配信、ならびに広告するサービスを調節することができる。

0012

企業フェムト・ネットワークおよび関連する1つまたは複数の構内ネットワークが展開される事業を管理するオペレータと、1組の広告主との間で収益分配を設定することもでき、収益の分配は、広告にさらされることについて、1つまたは複数のサービス単位を交換することに少なくとも部分的に基づくことができる。この1組の広告主は、事業オペレータもしくはサービス・プロバイダにとって内部的な広告主、または事業オペレータもしくはサービス・プロバイダにとって外部的な広告主のうちの少なくとも1つを含むことができる。

0013

ルーティング・プラットフォームは、ルーティング・プラットフォームを介して供給される特定の機器および無線サービスの動作に関するセキュリティ機能をさらに提供する。一態様では、セキュリティには、1組のネットワーク・フェムトAPによってサービスされる移動体装置の位置に少なくとも部分的に基づいて機器を操作することが含まれる。

0014

本革新の諸態様、特徴、または利点は、実質的にあらゆる無線電気通信技術または無線技術、例えば、Wi−Fi、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、拡張汎用パケット無線サービス(拡張GPRS)、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューションLTE)、第3世代パートナーシップ・プロジェクト2(3GPP2)のウルトラモバイル・ブロードバンド(UMB)、3GPP UMTS高速パケット・アクセス(HSPA)、高速ダウンリンク・パケット・アクセス(HSDPA)、高速アップリンク・パケット・アクセス(HSUPA)、またはLTE拡張によって活用することができる。さらに、本革新の実質的にすべての態様が、旧来の電気通信技術を含むことができる。

0015

本革新の様々な態様、特徴、または利点を、1つまたは複数のフェムト・アクセスポイントおよび関連するフェムト・ネットワーク・プラットフォームに関して示すが、そのような態様または特徴は、実質的にあらゆる、またはあらゆる異なる電気通信技術、例えばWi−Fi(ワイヤレスフィディティ)やピコセル電気通信などによって無線カバレッジを提供する、屋内ベース基地局(例えば1つまたは複数のホームベース・アクセスポイント、1つまたは複数の企業ベース・アクセスポイント)にも活用できることを指摘しておく。
前述のおよび関係する目的を達成するために、本発明は、本明細書の以下に完全に説明する特徴を含む。以下の説明および付属図面は、本発明の説明のための特定の態様を詳細に記述する。しかし、これらの態様は、本発明の原理を使用できる様々な方法のほんの数例を示すに過ぎない。本発明の以下の詳細な説明を諸図面と併せて検討する場合、本発明の他の態様、利点、および新規特徴が明らかになろう。

図面の簡単な説明

0016

本明細書の諸態様による、企業フェムト・ネットワークの一例を示す図である。
本明細書に記載の諸態様による、マルチカバレッジエリア・フェムト・メッシュ・ネットワークの一例を示すブロック図である。
本明細書に記載の諸態様による、複数の場所がある環境におけるルーティングが分散されたフェムト・メッシュ・ネットワークの一例を示すブロック図である。
本明細書に記載の諸態様による、様々な企業の展開に関係する様々なルーティング・プラットフォームが多重化されたフェムト・メッシュ・ネットワークの一例を示す図である。
本明細書に開示する諸態様による、企業フェムト・ネットワーク・アーキテクチャの一部であるルーティング・プラットフォームの一実施形態例を示すブロック図である。
本明細書に記載の諸態様による、フェムト企業ネットワーク内に展開することができるフェムト・アクセスポイントの一実施形態例を示す図である。
本革新の諸態様による、位置データを収集することを可能にするフェムト企業ネットワーク・アーキテクチャの一実施形態例を示す図である。
本明細書に開示する諸態様による、企業フェムト・ネットワーク・アーキテクチャの一部であるルーティング・プラットフォームの一実施形態例を示すブロック図である。
本革新の諸態様による、移動体の位置データを収集することを可能にするフェムト企業ネットワーク・アーキテクチャの一実施形態例を示す図である。
本革新の諸態様による、移動体の位置データを収集することを可能にするフェムト企業ネットワーク・アーキテクチャの一実施形態例を示す図である。
本開示の諸態様による、企業フェムト・ネットワーク・アーキテクチャの一部とすることができるルーティング・プラットフォームの一実施形態例を示す図である。
本明細書に記載の諸態様による、企業フェムト・ネットワークの一例を少なくとも部分的に介し、カスタマイズされたアイテムを移動することを可能にするシステムの一例を示す図である。
本明細書に記載の諸態様による、企業フェムト・ネットワーク内で動作することができるルーティング・プラットフォームの一実施形態例を示す図である。
本明細書に記載の諸態様による、企業フェムト・ネットワークによる構内ネットワーキングを可能にするシステムの一例のブロック図である。
本明細書に記載の諸態様による、企業フェムト・ネットワーク内の商業取引を可能にするシステムの一例のブロック図である。
本明細書に記載の諸態様による、企業フェムト・ネットワーク内の商業取引を可能にするシステムの一例のブロック図である。
本明細書に記載の諸態様による、企業フェムト・ネットワーク内で動作する商業コンポーネントの1つまたは複数の機能を使用可能にするインセンティブ・コンポーネントの一実施形態例のブロック図である。
本明細書に記載の諸態様による、企業フェムト・ネットワーク内のマーケティングを可能にするシステムの一例を示すブロック図である。
本明細書に記載の諸態様による、企業フェムト・ネットワーク内のマーケティングを可能にするシステムの一例を示すブロック図である。
本明細書に記載の諸態様による、企業フェムト・ネットワーク、またはその企業フェムト・ネットワークに結合される構内ネットワークのうちの少なくとも1つの中でセキュリティ機能を使用可能にすることができるシステムの一例を個々に示すブロック図である。
本明細書に記載の本革新の様々な態様を可能にし、活用することができる移動体装置の一実施形態例のブロック図である。
本明細書に開示する諸態様による、フェムト・メッシュ・ネットワーク内で通信するための方法の一例を示す流れ図である。
本明細書に記載の諸態様による、フェムト・メッシュ・ネットワーク内でコンテンツを送るための方法の一例を示す流れ図である。
本明細書に記載の諸態様による、フェムト・ネットワーク内で動作する移動体装置の位置を突き止めるための方法の一例の流れ図である。
本明細書に記載の諸態様による、エンティティの位置を特定するための方法の一例を示す流れ図である。
本明細書に記載の諸態様による、選択した1つまたは複数の移動体装置の位置推定を追跡するための方法の一例を示す流れ図である。
本明細書に記載の諸態様による、アイテムを移動体装置に関連させるための方法の一例を示す流れ図である。
本明細書に記載の諸態様による、カスタム・コンテンツを供給するための方法の一例の流れ図である。
本明細書に記載の諸態様による、企業フェムト・ネットワークを少なくとも部分的に介して商業取引を行うための方法の一例の流れ図である。
本明細書に記載の諸態様による、企業フェムト・ネットワーク内の広告によりビジネス・インテリジェンスを策定する方法の一例を示す流れ図である。
本明細書に記載の諸態様による、1つまたは複数のプロモーション・コンテンツを消費するための方法の一例を示す流れ図である。
本明細書に記載の諸態様による、企業フェムト・ネットワークの一部である構内ネットワーク内のコンテンツを管理するための方法の一例を示す流れ図である。
本明細書に記載の諸態様による、企業フェムト・ネットワークに機能的に接続される構内ネットワークの一部である装置を制御するための方法の一例を示す流れ図である。
本明細書に記載の諸態様による、企業フェムト・ネットワークまたはメッシュ・フェムト・ネットワークの一部である構内ネットワーク内のコンテンツを管理するための方法の一例の流れ図である。
本明細書に記載の諸態様による、別の装置についての、構内ネットワーク内の装置を制御するための方法の一例を示す流れ図である。
本明細書に記載の諸態様による、メッシュ・フェムト・ネットワークまたは企業フェムト・ネットワーク内の移動体装置にコンテンツを供給するための方法の一例を示す流れ図である。
本明細書に記載の諸態様による、企業フェムト・ネットワークに機能的に結合される構内ネットワークの一部である機器へのアクセスを規制するための方法の一例を示す流れ図である。
本明細書に記載の諸態様による、メッシュ・フェムト・ネットワーク内または企業フェムト・ネットワーク内の移動体装置にコンテンツを供給するための方法の一例を示す流れ図である。
本明細書に記載の諸態様による、フェムト企業ネットワーク内のカバレッジ・エリア内で移動体装置をハンドオフするための方法の一例を示す流れ図である。
本明細書に記載の諸態様による、フェムト企業ネットワーク内のフェムト・アクセスポイントに無線装置が接続することを、ルーティング・プラットフォームに信号で伝えるための方法の一例を示す流れ図である。
本明細書に記載の諸態様による、フェムト企業内で動作する移動体装置の位置を突き止めることを支援するための方法の一例の流れ図である。
本明細書に記載の諸態様による、フェムトセル企業ネットワークの動作を可能にすることができる関連コンポーネントを備える、無線通信環境の一例を示す図である。
本明細書の諸態様による、無線カバレッジを得るためのマクロセルおよびフェムトセルの展開概略図である。

実施例

0017

次に、全体を通して同じ要素を参照するために同じ参照番号を使用する図面を参照して本革新を説明する。以下の説明では、説明目的で、本革新の完全な理解を与えるために数多くの具体的な詳細を記載する。ただし、本発明をこれらの具体的な詳細なしに実施し得ることが明らかな場合がある。他の例では、本発明の説明を容易にするために、よく知られている構造および装置をブロック図形式で示す。

0018

本出願で使用するとき、用語「コンポーネント」、「システム」、「アーキテクチャ」、「プラットフォーム」、「ノード」、「レイヤ」、「セレクタ」、「インターフェース」、「モジュール」等は、コンピュータ関連のエンティティ、または1つもしくは複数の特定の機能を備える動作可能な機器に関係するエンティティを指すことを意図し、そのエンティティは、ハードウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアとすることができる。例として、コンポーネントは、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト実行ファイル実行スレッドプログラム、および/またはコンピュータとすることができるが、これだけに限定されない。非限定的な例として、あるサーバ上で実行されるアプリケーションとそのサーバとはどちらもコンポーネントであり得る。あるプロセスおよび/または実行スレッド内には1つもしくは複数のコンポーネントがあってよく、コンポーネントは1台のコンピュータ上に局在化しかつ/または2台以上のコンピュータ間に分散させることができる。これらのコンポーネントは、様々なデータ構造が記憶されている様々なコンピュータ可読媒体から実行することもできる。これらのコンポーネントは、1つまたは複数のデータ・パケット(例えば、信号によってローカル・システム内、分散システム内の別のコンポーネントと対話し、かつ/またはインターネットなどのネットワークを介して他のシステムと対話するあるコンポーネントからのデータ)を有する信号などに従い、ローカル・プロセスおよび/またはリモート・プロセスによって通信することができる。別の例として、コンポーネントは、プロセッサが実行するソフトウェアまたはファームウェア・アプリケーションが動作させる電気回路電子回路が動作させる機械的部品が提供する、特定の機能を備える機器とすることができ、そのプロセッサは、機器の内部にあっても外部にあってもよく、ソフトウェアまたはファームウェア・アプリケーションの少なくとも一部を実行する。さらに別の例として、コンポーネントは、機械的部品なしに電子コンポーネントによって特定の機能を提供する機器とすることができ、その電子コンポーネントは、その電子コンポーネントの機能を少なくとも部分的に与えるソフトウェアまたはファームウェアを実行するためのプロセッサをその内部に含むことができる。インターフェースは、入出力(I/O)コンポーネント、ならびに関連するプロセッサ、アプリケーション、および/またはAPIコンポーネントを含むことができる。

0019

さらに、用語「または(or)」は、排他的な「または」でなく、包含的な「または」を意味することを意図する。つまり、特別の定めのない限り、または文脈から明らかな場合を除き、「Xは、AまたはBを使用する」は、自然の包含的な組合せのいずれをも意味することを意図する。つまり、XがAを使用し、XがBを使用し、またはXがAとBとの両方を使用する場合、「Xは、AまたはBを使用する」は上記の例のいずれの下でも満たされる。さらに、本明細書および付属図面で使用するとき、詞「ある(a)、(an)」は、特別の定めのない限り、または文脈から単数形に向けられることが明らかな場合を除き、「1つまたは複数の」を意味すると概して解釈すべきである。

0020

さらに、「ユーザ機器」、「移動局」、「移動体」、「移動体装置」、「加入者局」、「加入者機器」、「アクセス端末」、「端末」、「ハンドセット」などの用語は、データ、制御、音声、映像、音、ゲーム、または実質的に任意のデータストリームもしくはシグナリングストリームを受信/搬送するために、無線通信サービスの加入者またはユーザが利用する無線装置を指す。上記の用語は、本明細書および関連図面の中で区別なく利用する。同様に、用語「アクセスポイント」、「基地局」、「Node B」、「発展型Node B(eNode B)」、「ホームNode B(HNB)」、「ホーム・アクセスポイント(HAP)」等も本明細書および諸図面の中で区別なく利用し、1組の加入者局からのデータ、制御、音声、映像、音、ゲーム、または実質的に任意のデータストリームもしくはシグナリングストリームをサービス/受信する無線ネットワーク・コンポーネントまたは機器を指す。本明細書および諸図面では、文脈または明確に区別することは、屋外環境において移動体装置からのデータをサービス/受信するアクセスポイントまたは基地局、および主に限られた屋内環境において動作するアクセスポイントまたは基地局に関して差別化を行うことを指摘しておく。データストリームおよびシグナリングストリームは、パケット化し、またはフレームフローとすることができる。

0021

さらに、用語「ユーザ」、「加入者」、「顧客」、「消費者」、「プロシューマ」、「エージェント」、「所有者」等は、文脈がこれらの用語間の1つまたは複数の特定の区別を保証する場合を除き、本明細書の全体にわたり区別なく使用する。こうした用語は、人間のエンティティ、またはシミュレートされた視覚音声認識等を提供可能な人工知能(例えば複雑な数学的表現に基づいて推論を行う知的能力)によってサポートされる自動コンポーネントを指す場合があることを理解すべきである。本明細書で利用するとき、用語「プロシューマ」は、専門消費者(professional−consumer)および生産者消費者(producer−consumer)の短縮形を示す。

0022

さらに、本出願では用語「無線ネットワーク」および「ネットワーク」を区別なく使用し、この用語を利用する文脈が明瞭にする目的で区別を保証する場合、そうした区別を明確に行う。同様に、用語「フェムトセル・アクセスポイント」、「フェムト・アクセスポイント」、「フェムトセル」、「フェムト」等も区別なく利用する。

0023

図1は、本明細書の諸態様による、企業フェムト・ネットワーク・アーキテクチャ100の一例の図を示す。Nが自然数である1組のフェムト・アクセスポイント1041〜104Nを、ルーティング・プラットフォーム110に機能的に接続することができ、このルーティング・プラットフォーム110は、コントローラ・コンポーネント120に機能的に結合することができ、このコントローラ・コンポーネント120は、フェムト・ネットワーク・プラットフォーム130に動作可能に結び付けることができる。ルーティング・プラットフォーム110とコントローラ・コンポーネント120とを、単一のバックホールパイプ118が動作可能に接続することを理解すべきである。同様に、コントローラ・コンポーネント120とフェムト・ネットワーク・プラットフォーム130とを、単一のバックホール・パイプ118が接続する。一態様では、フェムト・ネットワーク・プラットフォーム130を、1つまたは複数の参照リンク135を介し、インターネット・プロトコル(IP)マルチメディア・サブシステム(IMS)などの1つまたは複数のサービス・ネットワークが含まれ得る、1つまたは複数の外部ネットワーク140に機能的に結合することができる。別の態様では、3GPP UMTS無線技術において、コントローラ・コンポーネント120は無線ネットワーク・コントローラによって実施することができる。1つまたは複数の代替的実施形態もしくは追加実施形態では、コントローラ・コンポーネント120は、フェムト・ネットワーク・プラットフォーム130内に、または1つもしくは複数の外部ネットワーク140のうちの1つの中に存在することができ、そのような実施形態では、フェムト・ネットワーク・プラットフォーム140は、その1つまたは複数の外部ネットワーク140のうちの1つの外部ネットワークを介してルーティング・プラットフォーム110に接続できることを指摘しておく。企業フェムト・ネットワーク・アーキテクチャ100の例は、本明細書ではメッシュ・フェムト・ネットワークとも呼ぶメッシュ・ネットワーク構成をなす状態で、ルーティング・プラットフォーム110を介してフェムトAP1041〜104Nを相互接続できるようにすることをさらに理解すべきである。フェムトAP1041〜104Nが及ぼすカバレッジ・エリア内の企業フェムト・ネットワークの部分は、マクロセル・ネットワークなどの公的とは対照的に私的である。

0024

λ=1、2...Nである、ルーティング・プラットフォーム110に接続されるフェムトAP104λの数は、ルーティング・プラットフォーム110上のポート数またはルーティング・プラットフォーム110が利用できる帯域幅のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づくことができる。フェムトAP114λは、ブロードバンド、バックホール有線リンク(例えば光ファイババックボーン対線、T1/E1電話回線、同期または非同期デジタル加入者回線(DSL)、非対称ADSL、同軸ケーブル等)、または無線(見通しのある(LOS:line−of−sight)または非LOS)リンクとすることができるリンク114λを介してルーティング・プラットフォーム110に機能的に接続される。1つまたは複数のバックホール・リンク118も、有線または無線とすることができる。一態様では、3GPP UMTS無線技術において、リンク114λは、IurインターフェースまたはIuhインターフェースの少なくとも1つによって実施することができる。リンク114λのチャネル要素の数は、バックホール・リンク118のチャネル要素の数より少なくてよいことを指摘しておく。したがって、複数のフェムトAP1041〜104Nは、バックホール・パイプ118を各フェムトAPに機能的に接続する従来のシステムよりも少ないバックホール・リソースで、単一のバックホール・パイプ118を介してフェムト・ネットワーク・プラットフォーム130によってサービスすることができる。

0025

フェムトAP1041〜104Nは、単一フロアまたは複数フロアの施設もしくは企業が含まれ得る、限られたカバレッジ・エリア内に展開される。展開プランは大抵、デッドスポット最低限に抑え、運用上の冗長性を達成するのに十分ないくつかのフェムトAPを含み、そのため、プロビジョンしたフェムトAPのうちの1つまたは複数が故障する場合、ルーティング・プラットフォーム110に機能的に接続される別のさらなる1つまたは複数のフェムトAPを通信用に使用することができる。したがって、このメッシュ・フェムト・ネットワークは自己回復することができる。企業には、オフィスビル団地百貨店銀行レストラン倉庫などの事業ビル庁舎、学校、病院ホテル工場空港遊園地都市公園等のうちの1つが含まれ得るが、これだけに限定されない。

0026

複数フロアがネットワーク化された実施形態の説明のための例として、図2Aは、本明細書に記載の諸態様による、マルチカバレッジエリア・フェムト・メッシュ・ネットワーク200の一例のブロック図を示す。カバレッジ・エリア205μ(μ=1、2...P)は、建物内のフロアなどの屋内環境、および駐車場テラスデッキベランダ、または運動場運動コートなどの屋外環境を少なくとも部分的に含むことができる。各カバレッジ・エリア205μ内で、ネットワーク・インターフェース装置(NID)210μが、(明瞭にするために)矢印なしの太線で図示する、展開済みの各フェムトAPからの1つまたは複数のブロードバンド・リンクを集中化する。NID210μは、ルーティング・プラットフォーム110に機能的に接続される。展開済みのフェムトAPは、ルーティング・プラットフォーム220を介して単一のバックホール・パイプ116にさらに接続することができる。ルーティング・プラットフォーム220は、異なるカバレッジ・エリア内に位置する無線装置間のトラフィックを導くことができる。ルーティング・プラットフォーム220が提供するルーティング機能は、集中化されることを指摘しておく。一例として、企業フェムト・ネットワーク・アーキテクチャ200の一例を複数フロアの建物内に展開し、建物の各フロア、例えばカバレッジ・エリア205μに複数のフェムトAPを展開することができるシナリオを検討されたい。この例では、第1のフロア、例えば2052のフェムトAPに接続する第1のフロアの移動体装置は、コントローラ・コンポーネント120につながれるフェムト・ネットワーク・プラットフォームにアクセスすることなく、第2のフロア、例えば205PのフェムトAPに接続する第2のフロアの別の移動体装置と(例えば音声やデータ)通信を確立することができる。

0027

あるいは、またはそれに加え、図2Bは、フェムト・メッシュ・ネットワーク250の一例のブロック図を示し、このフェムト・メッシュ・ネットワーク250では、マルチカバレッジエリア環境におけるルーティングが分散され、Uが自然数である1組のルーティング・プラットフォーム2601〜260U、およびその1組の中の各ルーティング・プラットフォームにつながれ、γ=1、2...Uである各カバレッジ・エリア255γによって行われる。アグリゲータ・コンポーネント260が、このマルチエリア・フェムト企業ネットワーク・アーキテクチャ250とコントローラ・コンポーネント120とをインターフェースする。各ルーティング・プラットフォームに関連するフェムトAP、およびそれらのフェムトAPに動作可能に接続される装置についての設定情報を各ルーティング・プラットフォーム260γが利用できるように、複数のルーティング・プラットフォーム260γは互いに通信でき、この設定情報はトラフィックの内部ルーティングを少なくとも部分的に可能にすることができる。アグリゲータ・コンポーネント270は、パススルー要素、または様々な種類のトラフィック/シグナリング用の所定の1つもしくは複数のQoSプロファイルに従ってQoSを保つトラフィック・シェーピング・コンポーネントのうちの少なくとも1つとして機能することができる。一態様では、アグリゲータ・コンポーネント270は、ルーティング機能を実行することもでき、PBXとして働き企業間通信を可能にすることができる。図示のように、γ=1、2...Uである各カバレッジ・エリア220γに1つのルーティング・プラットフォーム260γが展開されており、各カバレッジ・エリアは建物(例えばオフィスビル、学校、百貨店)のフロアとすることができ、各フロアのルーティング・プラットフォーム260γは、互いに機能的に接続し、建物全体をカバーできる企業フェムト・メッシュ・ネットワーク構造を作り出すことができる。カバレッジ・エリア255γの規模に少なくとも部分的に基づいて、複数のルーティング・プラットフォームをカバレッジ・エリア255γ内に展開できることを指摘しておく。複数のフェムトAPを単一のルーティング・プラットフォーム260γに機能的に接続することができ、複数のルーティング・プラットフォーム2201〜220Uを互いに接続してより大きいメッシュ・フェムト・ネットワークを作り出すことができる。

0028

アグリゲータ・コンポーネント260の機能の少なくとも一部を、1つまたは複数のプロセッサ(不図示)が行うことができる。機能を少なくとも部分的に動作させまたはアグリゲータ・コンポーネント260に与えるために、1つまたは複数のプロセッサは、メモリ(不図示)に情報を記憶し、そこから情報を取得することができる。この情報は、コード命令、データ構造、プログラム・モジュール等のうちの少なくとも1つを含むことができる。

0029

さらに、図2Cは、フェムト・メッシュ・ネットワーク280の一例を示し、このフェムト・メッシュ・ネットワーク280では、単一のコントローラ・コンポーネント120を使用することにより、様々な企業の展開に関係する様々なルーティング・プラットフォームを多重化することができる。一態様によれば、コントローラ・コンポーネント120は、Nが自然数である1組のルーティング・プラットフォーム2821〜282Nから情報を受信することができる。ルーティング・プラットフォーム2821〜282Nのそれぞれは、例えばフェムトAP2841のそれぞれの組に接続される移動体装置1021との間の接続を容易にする、複数のフェムトAP2841〜284Nのそれぞれの組に接続することができる。各ルーティング・プラットフォーム2821〜282Nは、企業フェムト・アーキテクチャまたは企業フェムト・ネットワーク内の1組のフェムトAP2841〜284Nに接続する移動体装置からデータを受信することができる。さらに、ルーティング・プラットフォーム2821〜282Nは、受信データをルーティングすることに関連する情報(例えば送信元アドレス宛先アドレス等)を判断するための分析を行うことができる。さらに、その分析および/またはユーザ定義規則もしくはポリシおよび/またはユーザ選択に部分的に基づいて、ルーティング・プラットフォームからパケットを転送するためのルートを決定することができる。具体的には、ルーティング・プラットフォーム2821〜282Nは、(図1破線で示す)ソフト・ハンドオーバ、またはハード・ハンドオーバを実行できるのかどうかを判定することができる。ハード・ハンドオーバを実行すべき場合、ルーティング・プラットフォーム2821〜282Nは、コントローラ・コンポーネント120を経由してフェムト・ネットワーク・プラットフォーム130にデータをルーティングするフェムト・ネットワーク・プラットフォーム130コントローラ・コンポーネント120にデータをルーティングすることができる。コントローラ・コンポーネント120は、FGWによって少なくとも部分的に実施することができるフェムト・ネットワーク・プラットフォーム130に関連する、第2のRNCまたは他のほとんどあらゆるネットワーク管理コンポーネントの機能を典型的には含むことができることを指摘しておく。ただし、本革新では、コントローラ・コンポーネント120は、どんなRNCの1つまたは複数の機能も、1つまたは複数の動作も行わないことを指摘しておく。一態様では、メッシュ・フェムト・ネットワーク280の例で図示したように、コントローラ・コンポーネント130は、様々な企業の展開に関係する1組のルーティング・プラットフォーム2821〜282Nを多重化することができる。

0030

バックホール・リンク114λとルーティング・プラットフォーム110との間の接続、NID210μとルーティング・プラットフォーム110との間の接続、およびルーティング・プラットフォーム110とアグリゲータ・コンポーネント270との間の接続は、図3に示す実施形態例300内に図示する、ルーティング・プラットフォーム110の中のポート・コンポーネント315によって行うことができる。ポート・コンポーネント315は、パラレル・ポート(例えばGPIBIEEE−1284)、シリアル・ポート(例えばRS−232、V.11、USB、ファイアワイヤ、IEEE−1394等)、イーサネット・ポート、V.35ポート、X.21ポート、ドライ接点等が含まれ得るポート319のうちの1つまたは複数を設定するための、1つまたは複数のポート・インターフェース317を含むことができる。1つまたは複数のポート・インターフェース317は、電気通信を実施するための無線カードおよび関連回路などの無線インターフェースを含むことができる。さらに、1つまたは複数のポート・インターフェース319は、それぞれのポート319に関する物理コネクタをサポートする1つまたは複数の物理ドックを含むことができる。ルーティング・プラットフォーム110は、1つまたは複数のフェムトAP104λと、ルーティング・ケーブルによってではなく、無線によって通信するように設定しまたはプログラムすることができる。設定は、ルーティング・プラットフォーム110へのデータ入力を可能にするディスプレイ・インターフェース(不図示)によって、またはポート・コンポーネント315に接続されるコンピュータ、移動体などの装置によって成し遂げることができる。

0031

図1に図示するように、ルーティング・プラットフォーム110に接続される各フェムトAP104λ、または実施形態200および実施形態250に図示するフェムトAPは、無線ネットワーク・コントローラの機能の少なくとも一部を含む無線コントローラ(RC)ノード105を含むことができる。ルーティング・プラットフォーム110は、フェムト企業ネットワーク・システムの一例100内に展開される2つ以上のフェムトAP間でRCノード105を機能的に接続することができる。上記に示したように、1つまたは複数のリンク114λは、機能的に接続される2つ以上のフェムトAP間で1つまたは複数のパケット・ストリームをルート可能な、Iurインターフェースを少なくとも含むことができる。RCノード105は、コントローラ・コンポーネント120と実質的に同じ機能を有することができる。ただし、1つまたは複数のアーキテクチャもしくは実施形態では、RCノード105は、コントローラ・コンポーネント120より単純なものとすることができる。各フェムトAP104λ内にRCノード105を有することは、フェムト企業ネットワーク・アーキテクチャ内のプロビジョンしたフェムトAPの数に関する、ルーティング・コンポーネントにおける処理需要の最適な(例えば準線形)スケーリングまたはほぼ最適な(例えば線形)スケーリングをもたらすことができる。フェムト企業ネットワーク内の処理需要は、ルーティング処理またはスケジューリング処理が増えることが原因で増加する。スケジューリングは、無線リソースのスケジューリングではなく、ルーティング・プラットフォーム110が実施するパケット配信のスケジューリングに関することを指摘しておく。フェムト・メッシュ・ネットワーク100にフェムトAPを追加する場合、そのフェムトAPに関連するRCノード105がそのフェムトAPに、よってそのメッシュ・ネットワークにRNC機能を与えることができる。しかし、バックホール・リソース、例えばバックホール・リンク118、およびコントローラ・コンポーネント120に対する需要は、ルーティング・コンポーネント110に機能的に接続されるフェムトAPの数が増加することに伴って増えることはない。したがって、組込みRNC機能は、ルーティング・プラットフォームも無線ネットワーク・コントローラの機能を果たすネットワーク構成に関して、スケーラビリティを向上させることができる。

0032

ルーティング・プラットフォーム110は、ユーザ・プレーン接続を直接使用可能にすることができ、2つ以上のフェムトAP、例えばフェムトAP1042と104Nとの間の通信、例えば音声やデータの交換およびシグナリングを確立することができる。さらに、ルーティング・プラットフォーム110は、異なるフェムトAPに接続する移動体装置、例えば1021と1022との間の通信を使用可能にすることができ、その通信に関連するトラフィックおよびシグナリングは、フェムト・ネットワーク・プラットフォーム130にデータまたは管理パケットを送ることなく、フェムト企業ネットワークの一例100内でルーティングされる。例えば、ルーティング・プラットフォーム110は、フェムトAP104Nによってサービスされる移動体装置1021が生成するトラフィックを、フェムトAP1044によってサービスされる無線装置1022に導くことができる。移動体装置1021と無線装置1022との間の通信は、プッシュツートーク(push−to−talk)通信とすることができる。あるいは、またはそれに加え、ルーティング・プラットフォーム110は、移動体装置と1023などの擬似固定式係留装置との間のプッシュツートーク通信を可能にすることができる。一態様では、移動体またはその他の第1の装置が、ルーティング・プラットフォーム110およびそれぞれのフェムトAPを介してその第1の装置と通信する、移動体またはその他の第2の装置によって使用される第2の無線技術とは異なる、第1の無線技術で動作できるので、ルーティング・プラットフォーム110はトラフィックを関知しないことを指摘しておく。図3に示す一実施形態例300では、ルーティング・コンポーネント110は、フェムト・メッシュ・ネットワーク100内の1つまたは複数の装置、移動体等の間の2地点間通信を少なくとも部分的に可能にするための、1つまたは複数のプッシュツートーク・ドライバ307を含むことができる。そうした内部通信に照らして、メッシュ・フェムト・ネットワークの一例100から離れる1つまたは複数の外部への通信では、ルーティング・プラットフォーム110は帯域幅を主に制御またはシグナリングのために割り当てることができ、したがって、バックホール・ネットワーク上のトラフィックを大幅に減らすことができる。さらに、企業フェムト・ネットワーク・システムの一例100の内部のそうした通信は、多人数参加型ゲーム銀行取引などの遅延に敏感なコンテンツについての感知されるQoSを結果として向上させながら、通信遅延を減らすことができる。

0033

一態様では、ルーティング・プラットフォーム110は、企業フェムト・ネットワーク100のカバレッジ・エリア内での電気通信に関して使用するチャネルに関連する搬送周波数情報を、ルータ・コンポーネント305を介して受信することができる。ルータ・コンポーネント305は、搬送周波数データを集約して搬送周波数マップを形成することができる。一態様では、この搬送周波数マップは、ルーティング・プラットフォームに機能的に接続される特定のフェムトAPに帯域幅を動的に割り当てることにより、企業フェムト・ネットワーク100内のトラフィックのロードバランシングを可能にすることができる。スケジューラ・コンポーネント309は、企業フェムト・ネットワーク100内のフェムトAPに帯域幅割当を信号で伝えることができる。

0034

ルーティング・プラットフォーム110は、ルーティング情報に部分的に基づいて、フェムトAP、例えば104N−1から受信するパケットを導くことができる。一態様では、ルーティング・プラットフォーム110は、複数のフェムトAP1041〜104Nのうちの1つから通信パケットを受信することができ、その通信パケットに関連するルーティング情報を判断することができる。一態様では、このルーティング情報は、通信パケットをフェムト・ネットワーク・プラットフォーム130に転送すべきであることを指示することができる。したがって、ルーティング・プラットフォーム110はハード・ハンドオーバを行い、そのパケットを、コントローラ・コンポーネント120を介してフェムト・ネットワーク・プラットフォーム110に導くことができる。別の態様では、このルーティング情報は、ルーティング・プラットフォーム110に機能的に接続される第1のフェムトAP、例えば104Nから、第2のフェムトAP、例えば1042に、パケットを内部的に転送できることを指示することができる。さらに、そのような場合、ルーティング・プラットフォーム110は、第1のフェムトAP(1042)と第2のフェムトAP(例えば1043)との間でソフト・ハンドオーバを行い、通信を確立することができ、そうしてデッドスポットまたは問題シナリオを回避し、または軽減することができる。さらに、ルーティング・プラットフォーム110は、フェムトAP間で直接ルーティングされるトラフィックに関する制御情報またはシグナリングを判断し、その制御情報またはシグナリングを、バックホール・パイプ118により、コントローラ・コンポーネント120を介してフェムト・ネットワーク・プラットフォームにルーティングすることができる。

0035

一実施形態例300では、ルーティング・プラットフォーム110は、1組の展開済みのフェムトAP、例えばフェムトAP1041〜104Nの間でトラフィックおよびシグナリングを導くことができるルータ・コンポーネント305を含む。トラフィックは、メモリ要素349の中に保持される1組の1つまたは複数のアルゴリズムに少なくとも部分的に従ってルーティングすることができる。ルータ・コンポーネント305は、メッシュ・フェムト・ネットワーク100内のネットワークの輻輳を回避するために、受信するデータまたは管理パケットに関するほぼ最適なまたは最適なルートを判断することができる。加えて、ルータ・コンポーネント305は、チャネルの状態に少なくとも部分的に基づいて、ルーティング機能の一部として2地点間通信を設定することもできる。さらに、ルータ・コンポーネント305は、1つまたは複数の設定済みアクセス・リスト353を利用してトラフィックおよびシグナリングをルーティングし、データの完全性または自己回復ルーティングを確実にすることができる。

0036

1つまたは複数のアクセス・リスト353は、フェムトAP、例えば104N−1によってユーザ機器に提供されるサービス水準を少なくとも部分的に規制することができる。1つまたは複数のアクセス・リストは、フェムトAPによって無線サービスを提供することができる1組の装置を少なくとも部分的に識別する1つもしくは複数のホワイトリスト、または、1つもしくは複数の無線装置をフェムト・サービスから明確に除外することができる1つもしくは複数のブラックリストのうちの少なくとも1つを含むことができる。さらに、1つまたは複数のブラックリストの中の無線装置は、1つまたは複数の警告を発すること、当局(authority)に通知すること、企業フェムト・ネットワーク100内の装置の位置を追跡すること等を含む、例外処理手順を引き起こすことができる。一態様では、1つまたは複数のアクセス・リスト353は、フェムト・ネットワーク・プラットフォーム130から受信することができ、このフェムト・ネットワーク・プラットフォーム130では、1つまたは複数のアクセス・リスト353は加入者データベースの中に存在することができ、1つまたは複数の外部ネットワーク140のうちの少なくとも1つを介して設定することができる。別の態様では、ルーティング・プラットフォーム110は、フェムト企業ネットワーク100の一部として展開される1組のフェムトAPの中の1つまたは複数のフェムトAPから受信するシグナリングに少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数のアクセス・リスト353(例えば1つまたは複数のホワイトリストや、1つまたは複数のブラックリスト)を少なくとも部分的に生成し、または修正することができる、アクセス・リスト管理コンポーネント338を含むことができる。アクセス・リスト管理コンポーネント338によって生成される1つまたは複数のアクセス・リスト353は、所定の期間にわたって活動状態にあることができ、その期間が経過した後、1つまたは複数のネットワーク・コンポーネントから受信するシグナリングに少なくとも部分的に基づいて、論理的にまたは物理的に削除することができる。シグナリングは、1つまたは複数の移動体装置識別子属性を含むことができる。アクセス・リスト管理コンポーネント338は、メモリ349の中に保持することができる1組の基準(不図示)に少なくとも部分的に基づいて、そのような1つもしくは複数の属性を許可しまたは拒否することができる。さらに、許可された1つまたは複数の移動体装置識別子属性では、デフォルトのまたは最初のアクセス・レベル、例えば、企業フェムト・ネットワーク100の一部として展開されるほぼすべてのまたはすべてのフェムトAPが、識別される移動体装置にサービスを提供することができる。デフォルトのまたは最初のアクセス・レベルは、ルーティング・プラットフォーム110が受信する追加のシグナリングに少なくとも部分的に基づいて、後で修正することができる。例として、1組の許可基準または拒否基準は、次のうちの少なくとも1つを含むことができる。(i)有効な移動体装置識別子、例えばIMSI、MSISDNなどの無線装置番号や他のコードまたはトークン。(ii)活動状態の移動体装置識別子または更新するためにフラグが立てられた識別子、例えば現在の番号に更新すべき以前の電話番号に相当する識別子。(iii)ホワイトリストに含めるための、選択(例えばオプトイン)フラグまたは非選択(例えばオプトアウト)フラグの状態であり、状態は、例えば加入者データベース内の移動体装置に関するエントリ内のKビット語(Kは自然数である)によって伝えられる。(iv)識別される移動体装置の動作能力(例えば第2世代(2G)、第3世代(3G)、第4世代(4G)技術、移動体装置が通信を受信できる無線周波数帯域など、その装置が利用する無線技術)。(v)識別される移動体装置の商業上の信用状態、例えば良好な信用状態、支払いの延滞、サービスに対する適時の支払いが繰り返し行われないことを考慮してホットラインにされた移動体装置、盗難装置等。

0037

さらに、ルータ・コンポーネント305は、トラフィック優先順位プロファイルまたはQoSクラス(例えばベストエフォート、最大ビット誤り率BER)、保証データ転送率)のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に従って、2つ以上の装置間の通信のサービス品質(QoS)を定めるための、スケジューラ・コンポーネント309を含むことができる。一態様では、フェムト・ネットワーク・プラットフォーム130内のプロビジョニング・サーバによって行うことができるフェムトAPのプロビジョニングの間、スケジューラ・コンポーネント309は、サービス品質(QoS)または、1つもしくは複数のコンテンツ、例えばトラフィックやシグナリングの管理を容易にすることができる1つもしくは複数の待ち行列機能のうちの少なくとも1つを決定し、または設定することができる。スケジューラ・コンポーネント309は、アルゴリズム記憶部351の中に保持されるアルゴリズムによって実施することができるロードバランシング技法を使用して、ネットワークまたは1つもしくは複数のリソースを効率的に利用できるようにすることも可能である。

0038

さらに、スケジューラ・コンポーネント309は、1つまたは複数の移動体装置による、1つまたは複数のフェムトAPへのアクセスを管理する、1つまたは複数のアクセス・リスト347を利用して、企業フェムト・アーキテクチャ内のフェムトAP間のトラフィック、例えばデータ・パケット、およびシグナリング、例えば管理パケットをルーティングすることができる。一態様では、1つまたは複数のアクセス・リスト347がフェムトAPへのアクセスを可能にすることができ、例えばこのアクセス・リストはホワイトリストであり、または1つもしくは複数のフェムトAPによるサービスにアクセスすることを拒否される移動体装置を明確に特定し、ブラックリストに載せられた移動体装置が行う1回または複数回の接続試行の後に例外処理をトリガすることができる、1つまたは複数のブラックリストを含むことができる。一態様では、例外処理には、以下に論じるようにフェムトAPへの接続を許可すること、および当局に通知することが含まれ得る。

0039

フェムト・ネットワーク・プラットフォーム130にアクセスする、例えばフェムト・ネットワーク・プラットフォーム130にシグナリングまたはトラフィックを送ることなく、メッシュ・フェムト・ネットワークの一例100内のほぼあらゆる、またはあらゆるハンドオーバ(例えばソフト・ハンドオーバ)を行うために、ルーティング・プラットフォーム110は、1つまたは複数のユーザ・プレーン接続を設定し、活用することもできる。一態様では、ルーティング・コンポーネント110は、フェムトAP104λとの間のリンク114λ、例えばIurインターフェースを活用してソフト・ハンドオーバを可能にすることができる。実施形態例300に示すように、ルーティング・プラットフォーム110は、第1のフェムトAPによってサービスされる無線装置の、フェムト企業ネットワーク・アーキテクチャ100内の第2のフェムトAPへのハンドオフを管理するための、ハンドオーバ・コンポーネント325を含むことができる。ハンドオーバ・コンポーネント325は、イベントに基づいて、または時間に応じて無線サービス・プロバイダが設定可能とすることができる1組のハンドオーバ基準(不図示)に少なくとも部分的に従って、ハード・ハンドオフまたはソフト・ハンドオフを実施することができる。一態様では、以下に論じるように、タイミング・コンポーネントによって設定することができる少なくとも1つまたは複数のRF境界に少なくとも部分的に基づいて、ソフト・ハンドオーバを行うことができる。実施形態例300では、メモリ349がハンドオーバ基準(図3には不図示)を保持することができる。

0040

ルーティング・プラットフォーム110は、非移動体ブロードバンド・インターネット・サービス・ネットワーク、ブロードバンド・デジタル・ケーブル・ネットワーク、またはマクロセル・ネットワークのうちの1つなど、1つまたは複数の外部ネットワーク140の一部であるネットワークによって主にサービスされる装置1023と、フェムトAP104λによってサービスされる移動体装置との間の、1つもしくは複数のコンテンツまたはトラフィックの通信を可能にすることもできる。一態様では、装置1023は、移動体装置1021に宛てられる呼をルーティング・プラットフォーム110が受信するときに発呼者識別情報を受信することができる、IPテレビIPTV)チューナとすることができる。そうした機能は、住居内の加入者が移動体装置1021に関連し、その加入者が装置1023を利用する間移動体装置1021から離れるとき、その加入者に通知するために有利であり得る。別の態様では、企業が卸売店または大規模小売店である場合、装置1023は、企業フェムト・ネットワーク・システム100内のフェムトAP、例えば1042によってサービスされる移動体装置、例えば1022に関連する消費者に顧客支援を提供するために、ルーティング・プラットフォーム110がその移動体装置に接続することができる顧客サービス・プラットフォーム内のVoIP(ボイスオーバIP)トランシーバとすることができる。企業フェムト・ネットワーク・システムの一例100内で動作するユーザ機器(UE)は、フェムトAPに無線で接続することができ、またはルーティング・プラットフォーム110内のポートに動作可能にリンクすることができる、ほぼあらゆる、またはあらゆる電子装置を含むことができる。上記に示したUEの例に加え、ユーザ機器には、携帯電話メディアプレイヤ、デジタル・カメラ、デジタル・ビデオレコーダ(DVR)などのデジタル・メディア・レコーダ、ラップトップ・コンピュータ、PDA(携帯情報端末)、パーソナル・コンピュータ、プリンタスキャナ、デジタル・フォトフレーム、GPS(全世界測位システム)モジュールなどのナビゲーション装置ゲーム機等が含まれ得る。さらに、このUEは、移動体、固定式もしくは擬似固定式、および無線または係留式とすることができることが理解できる。

0041

一態様では、企業フェムト・アーキテクチャ100内の内部通信の間、ルーティング・プラットフォーム110は、フェムト・ネットワーク・プラットフォーム130、例えばフェムト・ネットワーク・プラットフォーム130内の1つまたは複数のゲートウェイ・ノード、への制御リンクを確立し保つことができ、この制御リンクは、課金料金を処理するために課金サーバを介してフェムト・ネットワーク・プラットフォーム130が使用することができるが、課金処理は、IMSネットワークなどの1つまたは複数の外部ネットワーク140のうちの1つの中のアプリケーション・レイヤによって行えることを理解すべきである。実施形態例300では、課金コンポーネント335は、例えば企業フェムト・ネットワーク・アーキテクチャ100内の内部通信およびフェムト・ネットワーク・プラットフォーム130との外部通信に対して様々な料金を適用することができる課金サーバに関連する課金データベースを更新するために、この制御リンクを確立し、その制御リンクをフェムト・ネットワーク・プラットフォーム130に伝えることを可能にすることができる。内部通信に関連する料金は、外部通信に関連する料金よりも低いものとすることができる。フェムト・ネットワーク・プラットフォーム130内で障害が発生する場合に、メッシュ・フェムト・ネットワーク100内の内部通信が途切れずに続くことができるよう、この制御リンクをルーティング・プラットフォーム110内のメモリ、例えばバッファ内に保持することもできる。フェムト・ネットワーク・プラットフォーム130が1つまたは複数の動作を再開するとき、保持する制御データを課金目的でフェムト・ネットワーク・プラットフォーム130に転送することができる。

0042

企業フェムト・ネットワーク・システムの一例100は、このフェムト・ネットワーク・アーキテクチャの一例100を運営する無線サービス・プロバイダに関連する複数の課金方式を提供することもできる。実施形態例300では、課金方式をメモリ249の中に保持することができる。一態様では、この1つまたは複数の課金方式は、1つまたは複数のアクセス・リスト347内に保持される、1つまたは複数のアクセス設定により少なくとも部分的に決定され得る。課金方式の一例では、無線サービス・プロバイダは、例えば、ルータ・プラットフォーム102において受信したトラフィックを1つまたは複数のバックホール・リンク118、例えばIuhインターフェースを介してフェムト・ネットワーク・プラットフォーム130に伝える場合、外部通信についての固定料率を課すことができるのに対し、企業フェムト・ネットワーク・アーキテクチャの一例100内の内部通信は無料とすることができる。こうした課金方式の例では、無線サービス・プロバイダは、このメッシュ・フェムト・ネットワークに関連する保守管理に向けられる料金を課すことができることを指摘しておく。別の課金方式の例では、無線サービス・プロバイダは、メッシュ・フェムト・ネットワーク100の保守を無料で実施することができるが、フェムト・ネットワーク・プラットフォーム130との外部通信には高い率を課し、メッシュ・フェムト・ネットワーク内の内部通信には低い率を課すことができる。本明細書は、上記の説明のための1つまたは複数の課金方式に限定されず、ほとんどあらゆる、またはあらゆる課金方式を設定し、使用することができることを理解すべきである。無線サービス・プロバイダは、サービスされる顧客セグメント、実施するプロモーション・キャンペーン市場、運用費などの基準に少なくとも部分的に基づいて、課金料金を設定しまたはあらかじめ定義することができる。実施形態例300では、課金コンポーネント335は、フェムト企業フェムト・ネットワーク・アーキテクチャ100内のサービスされるトラフィック、またはフェムト・ネットワーク・プラットフォームに送られもしくはそこから受信されるトラフィックに関する、1つまたは複数の課金方式を少なくとも部分的に設定し、実施することができる。さらに、課金コンポーネント335は、そうした設定済み課金料金を、利用可能なネットワーク帯域幅、企業フェムト・ネットワーク・システム内に展開された1つまたは複数のフェムトAPの負荷、ルーティング・プラットフォーム110によって操作されるトラフィックの量などの運営状態に少なくとも部分的に基づいて動的に、例えば時間に応じて修正することができる。

0043

一態様では、ルーティング・プラットフォーム110は、ユーザ・プレーン上の音声またはデータ・トラフィック用のVLAN、Iurインターフェースによって実施することができる1つまたは複数のリンク1141の少なくとも一部を介して運ばれる制御シグナリング用のVLAN、フェムト・ネットワーク・プラットフォーム130に伝えられる制御シグナリング用のVLAN等のうちの1つまたは複数など、様々な1つまたは複数の仮想ローカル・エリア・ネットワーク(VLAN)を管理することができる。一例では、ルーティング・プラットフォーム110は、この様々なVLANに関する帯域幅管理を可能にすることができる。

0044

実施形態例300に示すように、ルーティング・プラットフォーム110は、本革新の1つまたは複数の態様に従い、ルーティング・プラットフォーム110内の実質的にあらゆる、またはあらゆるコンポーネントに機能を少なくとも部分的に与えるように構成されまたは与える、1つまたは複数のプロセッサ345を含む。1つまたは複数のプロセッサ345は、ルーティング・プラットフォーム110の様々な機能要素またはコンポーネントの外部にあるものとして図示するが、1つまたは複数のプロセッサ345は、そうした様々な機能要素またはコンポーネント間に分散させることができる。1つまたは複数のプロセッサ345は、メモリ・バス、システム・バス、アドレス・バス、または1つもしくは複数の参照リンク、または1つもしくは複数の参照インターフェースのうちの少なくとも1つによって実施することができるバス357により、各機能要素またはコンポーネント、およびメモリ349に機能的に結合される。1つまたは複数のプロセッサ345は、機能を少なくとも部分的に動作させかつ/またはルーティング・プラットフォーム110内に存在するコンポーネントのそれぞれに与えるために必要な情報をメモリ349内に記憶し、そこから情報を取得することができる。この情報は、コード命令、データ構造、プログラム・モジュール等のうちの少なくとも1つを含むことができる。

0045

フェムト企業アーキテクチャの一例100の少なくとも1つの利点は、このアーキテクチャが、バックホール・ネットワークのトラフィック、またはこのフェムト企業ネットワークの一部であるプロビジョンされたフェムトAPとコントローラ・ノード120を含むことができるフェムト・ネットワーク・プラットフォームとの間のシグナリングのうちの少なくとも1つを減らすことである。

0046

フェムト企業アーキテクチャの一例100の少なくとももう1つの利点は、ルーティングが自己回復できることであり、例えば目的とするフェムトAPが機能していない、またはそのフェムトAPによる無線通信が別の方法で損なわれている場合、代わりのフェムトAPを介してトラフィックをルーティングすることができる。さらに、通信の途絶を少なくとも部分的に軽減するために後で利用するために、データおよびシグナリングをキャッシュし、または記録することができる。

0047

企業フェムト・ネットワーク・アーキテクチャの一例100の少なくともさらなる利点は、このアーキテクチャが、構内通信に関する、または移動体もしくはその他とすることができる、フェムト広域無線アクセス・ネットワークまたは広域ネットワークによってサービスされる移動体装置間の通信に関する、構内交換機(PBX)リソースまたはインターネット・プロトコル(IP)−PBXリソースの利用を軽減できることである。

0048

図4は、本明細書に記載の諸態様による、フェムト企業ネットワーク内に展開することができるフェムト・アクセスポイントの一実施形態例400を示す。フェムトAP410は、フェムトAP1041〜104Nのうちの1つまたは複数を例示することができる。実施形態例400では、フェムトAP410は、Qが自然数である1組のアンテナ4141〜414Qを介し、フェムト・アクセスポイント、アクセス端末、ルーティング・プラットフォーム110およびその中の1つまたは複数のポートなどの無線ポートやルータなどの、無線装置との間で1つまたは複数の信号を送受信することができる。アンテナ4141〜414Qは、通信プラットフォーム405の一部であり、この通信プラットフォーム405は、受信する1つまたは複数の信号および伝送しようとする1つまたは複数の信号の処理/操作を行う、電子コンポーネントおよび関連回路を備える。その電子コンポーネントおよび回路は、様々な異なる無線技術でフェムトAP410に伝えられる1つまたは複数の信号の復号もしくは解読、または様々な無線技術標準に従ってフェムトAP410から送られる1つもしくは複数の信号の符号化のうちの少なくとも1つを少なくとも部分的に可能にする、1組の1つまたは複数のチップセット、例えば1つまたは複数のマルチモード・チップセット413を含むことができる。一態様では、通信プラットフォーム405は、(i)例えば1つまたは複数の展開済みの地球航法衛星システム(GNSS)が生成し、本明細書に記載の諸態様に従ってルーティング・プラットフォーム、例えば110によってフェムトAP410に中継されるタイミング・メッセージなどのGPSシグナリング、または(ii)無線認証RFID)タグの作動時に、そのタグから受信する1つまたは複数の信号を、1つまたは複数のマルチモード・チップセット413を少なくとも部分的に用いて復号することができる。

0049

一態様では、通信プラットフォーム405は、信号を受信時にアナログからデジタルに変換し、伝送時にデジタルからアナログに変換することができる受信機送信機407を含む。さらに、受信機/送信機407は、単一のデータストリームを複数のパラレル・データストリームに分割し、またはその逆の動作(reciprocal operation)を行うことができる。受信機/送信機407には、時空間および周波数空間における信号操作を容易にするマルチプレクサデマルチプレクサ409が結合される。電子コンポーネント409は、時分割多重化TDM)、周波数分割多重化FDM)、直交周波数分割多重化(OFDM)、コード分割多重化(CDM)、空間分割多重化(SDM)などの様々な多重化方式に従って情報(データまたはトラフィック、および制御またはシグナリング)を多重化することができる。さらに、マルチプレクサ/デマルチプレクサ・コンポーネント409は、当技術分野で知られている実質的にあらゆるコード、例えばアダマールウォルシュ・コード、ベーカー・コード、カサミ・コード、多相コード等に従って情報(例えばコード)をスクランブルし、広めることができる。変調器復調器コンポーネント411も通信プラットフォーム405の一部であり、周波数変調振幅変調(例えばMが正の整数であるM−ary直交振幅変調QAM))、位相偏移変調PSK)などの複数の変調技法に従って情報を変調することができる。一態様では、1つまたは複数のマルチモード・チップセット413は、プロトコルまたは標準が関連する様々な無線技術に従って動作するように、マルチプレクサ/デマルチプレクサ・コンポーネント409および変調器/復調器コンポーネントを設定し、使用可能にすることができる。1つまたは複数のプロセッサ485も通信プラットフォーム405に機能的に接続され、直接および逆高速フーリエ変換またはアダマール変換を行うことや、データストリームを変調/復調することなど、多重化/逆多重化を行うためのデータ(例えば記号、ビットまたはチップ)に対する操作を可能にすることができる。

0050

フェムト・アクセスポイント410は、RCノード105も含み、このRCノード105は、フェムトAP410によってサービスされる移動体装置に無線リソース、例えばリソース・ブロックを割り当て、フェムトAP410によってサービスされる移動体装置および無線機能を備える装置間のトラフィックをスケジュールすることができる。一態様では、RCノード105は、半永続スケジューリングラウンドロビン・スケジューリング、または比例公平スケジューリングのうちの少なくとも1つに従ってトラフィックをスケジュールすることができる。割り当てられる無線リソースに合わせ、RCノード425は、フェムトAP410とサービスされる移動体装置との間のトラフィック/シグナリングの交換について、1つまたは複数のデータ・パケットおよび1つまたは複数の管理パケットの、1つまたは複数の形式を選択することができる。さらに、RCノード105は、無線技術、ならびにその無線技術に適合する変調形式および符号化方式を選択することができる。一態様では、RCノード105は、フェムトAP410の動作を、マルチ入力マルチ出力(MIMO)動作モードに設定することができる。さらに、RCノード105は、フェムトAP410を介して行われる通信の伝送電力を決定し、設定することができる。さらに、RCノード105は、通信に使用するEM放射指向性を得るため、またはフェムトAP410付近のカバレッジ・エリアを形作るために、アンテナ4141〜414Qのうちの1つまたは複数を設定することができ、これはデッドスポットまたは弱くカバーされる領域を減らすことができる。RCノード105を介し、トラフィックおよびシグナリングをルーティング・プラットフォーム、例えば110と交換することができる。

0051

実施形態400では、受信される無線信号をスキャナ・コンポーネント415が復号し、よって、フェムトAP410に接続する、または接続しようと試みる移動体装置(例えば1021)を識別する少なくともインデックスを抽出できると判断することができ、1つまたは複数のアクセス・リスト498に少なくとも部分的に基づいて、アクセスを与えまたは拒否することができる。さらに、スキャナ・コンポーネント415は、移動体装置または無線機能を備える装置のフェムトAP410からの距離を推定するために使用することができる、飛行時間(TOF)測定の一部として受信する1つまたは複数の無線信号を復号することができる。一態様では、フェムトAP410は、TOF測定を行うために1つまたは複数のクロック・レイヤ445を設定するシグナリングを受信することができ、設定には、1つまたは複数のクロック・レイヤ425内のクロック源(不図示)を選択することが含まれ得る。1つまたは複数のクロック・レイヤ445は、外部クロックによって生成されるタイミング・メッセージまたはタイミング情報を中継するように設定できることも指摘しておく。TOF測定では、フェムトAPと1つまたは複数の無線機能を備える機器との間の無線信号の伝搬タイミングを評価し、このTOF測定は、往復時間(RTT)測定、到着時間(TOA)測定、到着時間差(TDOA)測定、到来角(AOA)測定等のうちの少なくとも1つを含むことができる。

0052

通信プラットフォーム405およびその中の1つまたは複数のマルチモード・チップセット413を少なくとも部分的に介して、スキャナ・コンポーネント415は、サービス・プロバイダによって認可されたすべてのEM周波数帯域(例えば個人通信サービスPCS)、高度無線サービス(AWS)、一般無線通信サービス(GWCS)等)、電気通信に関して現在利用可能なすべての認可されていない周波数帯域(例えば2.4GH工業用医療用および科学用帯域や、1組の5GHz帯域のうちの1つまたは複数)、および動作中であり、そのサービス・プロバイダに対して認可されていないすべてのEM周波数帯域を含むことができる、1組のEM周波数帯域の中の1つまたは複数の無線信号を調べることができることを指摘しておく。さらに、スキャナ・コンポーネント415は、Wi−Fi、BlueTooth、IS−95、WiMAX、3GPP2、UMB、拡張GPRS、3GPP UMTS、3GPPLTE、HSPA、HSDPA、HSUPA、またはLTE拡張のうちの1つもしくは複数を含む、1組の設定可能かつアップグレード可能な無線技術によって1つまたは複数の無線信号を調べることができる。1つまたは複数のプロセッサ485は、無線技術に関連する設定済みの復調プロトコルおよび逆多重化プロトコルに従って電気通信を行い、スキャンすることを可能にするために、通信プラットフォーム405が無線技術(例えばIS−95、WiMAX等)を切り替えることを可能にすることができ、そうしたプロトコルを実装するために必要な命令はメモリ495の中にあってよい。こうした無線技術の敏捷性は、異なる無線技術で動作し、または様々な技術に従って変調され、符号化される1つもしくは複数のパイロット信号を収集する移動体装置、例えば1021や1022にサービスすることができる。

0053

スキャンを行うために、スキャナ・コンポーネント415は、通信プラットフォーム405およびその中の電子コンポーネントを少なくとも部分的に活用する。一態様では、1つまたは複数のスキャナ・コンポーネント212は、特定の周波数搬送波、例えば周波数チャネル内の信号を収集するようにトランシーバ407を設定することができる。そのような設定は、企業フェムト・ネットワーク100内かつフェムトAP410付近の1つまたは複数の移動体装置の通信に関連するアップリンク(UL)搬送周波数またはチャネル番号、およびフェムトAP410の付近にある別のフェムトAPのダウンリンク(DL)の搬送周波数を特定できるようにすることができる。RCノード425は、フェムトAP410の無線環境をスキャンすることによって抽出した搬送周波数を特定する情報を送ることができる。そのような搬送周波数情報は、その搬送周波数情報を集約して企業フェムト・ネットワークのカバレッジ・エリア内の電気通信の搬送周波数マップを形成することができるルーティング・プラットフォーム、例えば110に送られる。

0054

スキャナ・コンポーネント415は、フェムトAP410から別の目標フェムトAPへのハンドオーバを少なくとも部分的に行うために、サービスされる移動体装置、例えば1021に関連するアップリンク(UL)の信号強度および信号品質についてのデータを集めることもできる。少なくともそのためには、スキャナ・コンポーネント415は、ULの1つまたは複数のサウンディング信号を集め、そうした1つまたは複数の信号を分析してDLのチャネル品質またはチャネル強度を求めることができ、分析は1つまたは複数のプロセッサ485を少なくとも部分的に用いて可能にすることができる。一態様では、信号の強度は、受信信号強度インジケータRSSI)または受信信号コード電力(RSCP)によって求めることができるのに対し、品質は、信号対雑音比(SNR)、信号対雑音干渉比(SNIR)、または1チップ当たりのエネルギ総受信電力(Ec/N0)などのメトリクによって算定することができる。

0055

さらに、フェムトAP410は、フェムトAP410の機能を制御する機能を表示し、またはフェムトAP410の動作状態を示すことができるディスプレイ・インターフェース455を含む。さらに、ディスプレイ・インターフェース1812は、エンドユーザに情報を伝えるためのスクリーンを含むことができる。一態様では、ディスプレイ・インターフェース455は、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマパネルモノリシック薄膜ベースエレクトロクロミック・ディスプレイ等によって実施することができる。さらに、ディスプレイ・インターフェース455は、エンドユーザまたは消費者に操作上の指示を伝えるメッセージに関連して使用することができる、聴覚的特徴の通信を容易にするコンポーネント(例えば1つまたは複数のスピーカ)を含むこともできる。ディスプレイ・インターフェース1812は、再起動操作、メモリやバッファのフラッシュ、アクセス・リストの設定などの外部コマンドをフェムトAP410が受け取ることを可能にできる、(例えば連携するキーパッドタッチジェスチャによる)データ入力も可能にすることができる。

0056

ブロードバンド・ネットワーク・インターフェース475は、本明細書に記載するように、入力および出力データ/シグナリング・フローを使用可能にすることができる1つまたは複数のリンク114λなど、1つまたは複数のブロードバンド・リンクを介してフェムトAP410がルーティング・プラットフォームに接続することを可能にする。一態様では、ブロードバンド・ネットワーク・インターフェース475は、ポート・コンポーネント315と実質的に同じまたは同じ機能的側面もしくは特徴を有する、ポート・コンポーネントを含むことができる。ブロードバンド・ネットワーク・インターフェース1814は、フェムトAP1805の内部にあっても外部にあってもよく、エンドユーザによる対話または状態情報を伝えることのうちの少なくとも1つのために、ディスプレイ・インターフェース1812を利用することができる。1つまたは複数のプロセッサ485は、ブロードバンド・ネットワーク・インターフェース475の中にあることができる1つまたは複数のポートの動作、例えばドライ接点の状態に電圧を切り替えることや、ポートへのIPアドレスなどの論理アドレス割当を少なくとも部分的に設定することができる。RCノード425は、ブロードバンド・ネットワーク・インターフェース内のポートへの、1つまたは複数の論理アドレスの割当の少なくとも一部を行うことができることを指摘しておく。

0057

フェムトAP410は、本明細書ではRFIDアクチュエータ465とも呼ぶ、RFID作動コンポーネント465も含み、このRFID作動コンポーネント465は、RFIDタグ活性化し、それに応答してそのRFIDタグから受信する1つまたは複数のRFパケットを復号することによりそのRFIDタグ内の情報を取得するために、通信プラットフォーム405を介してパイロット信号内で特定の制御パケットを伝えることができる。メモリ495の中に記憶される作動論理496は、1つまたは複数の作動プロトコル、およびRFIDタグ内に保持される情報を復号するためのコード系列仮説を含むことができる。

0058

メモリ495は、データ構造、コード命令、およびプログラム・モジュール、または実質的にあらゆる種類のソフトウェアもしくはファームウェア、システムもしくは装置情報、コード系列仮説、ならびに変調および多重化仮説、拡散およびパイロット伝送、フェムトAPフロア・プラン設定等を保持することができる。さらに、メモリ495は、1つまたは複数のコンテンツ(例えばマルチメディア・ファイル、加入者生成データ)、セキュリティ資格証明(例えばパスワード、暗号鍵デジタル証明書や、音声記録虹彩模様指紋などのバイオメトリック参照インジケータ)等を保持することができる。

0059

1つまたは複数のプロセッサ485は、フェムトAP410の中にある1つまたは複数のコンポーネント、プラットフォーム、1つまたは複数のインターフェース、1つまたは複数のレイヤ、および実質的にあらゆるまたはあらゆる機能要素にバス411を介して機能的に接続される。バス411は、メモリ・バス、システム・バス、アドレス・バス、または1つもしくは複数の参照リンク、または1つもしくは複数の参照インターフェースのうちの少なくとも1つによって実施することができる。一態様では、1つまたは複数のプロセッサ485は、メモリ495内に情報を記憶し、そこから情報を取得して機能を動作させ、またはフェムトAP410の中にあるコンポーネント、プラットフォーム、1つまたは複数のインターフェース、1つまたは複数のレイヤ、および実質的にあらゆるまたはあらゆる機能要素に機能を与えるために、メモリ495に例えばバス411の少なくとも一部の中のメモリ・バスを介して機能的に結合される。

0060

図5は、本革新の諸態様による、位置データを収集することおよびその位置データを利用することを可能にする企業フェムト・ネットワークの一実施形態例500の図を示す。位置データは、移動体装置または無線機能を備える機器に結ばれるエンティティの、1つまたは複数の位置推定を含むことができる。ルーティング・プラットフォーム510は、フェムトAP5201〜5204それぞれの中のクロック・レイヤを設定、例えば同期させ、1つまたは複数の制御信号など、1つまたは複数の無線信号の伝搬タイミングの飛行時間(TOF)測定を管理、例えばトリガや開始、終了等、することができ、これはフェムトAP5201〜5204のうちの1つまたは複数からの、移動体装置(例えば移動体430)または無線機能を備える機器(例えば542)の、1つまたは複数の距離を推定できるようにすることができる。そうした距離または範囲の推定は、ルーティング・プラットフォーム510が、移動体装置530または無線機能を備える機器542の位置推定を解決できるようにすることができる。一例として、ルーティング・プラットフォーム510は、移動体装置530の位置を三角測量することができ、移動体装置530の近くのおよび移動体装置530を通る点線は、フェムトAP5201、5202、および5203を介して行われる三角測量を示す。さらに、ルーティング・プラットフォーム510は機器542の位置を三角測量し、よってその機器に空間的に結び付くエンティティ540の位置の推定をもたらすことができ、例えばそのエンティティは車両とすることができ、その車両のナビゲーション装置を機器542とすることができる。ルーティング・プラットフォーム510内のメモリは、機器542に空間的に結び付くエンティティ540かどうかを判定するための基準を保持することができる。実施形態例250を参照すると、複数のカバレッジ・エリアのうちで展開されるフェムト企業ネットワークでは、位置推定は、少なくとも4つのフェムトAPが行うタイミング測定によって生成される距離推定によって生成することができることを指摘しておく。一例として、フェムトAP5201を少なくとも部分的に用いて行われるTOF測定は、1組のTOF帯または縁5321〜5324をもたらすことができる。TOF帯の幅△532は、1つまたは複数のパイロット無線信号に結び付くチップ構造を決定する、クロック源が規定するタイミング・アドバンス(TA)によって主に決定される。図示しないが、他のフェムトAPも、フェムトAP5201に関係するTOF帯構造のようなTOF帯構造を生成できることを指摘しておく。

0061

1つまたは複数の位置推定は、それらの1つまたは複数の位置推定をナビゲーション・サービスまたは位置ベースのサービスの一部として利用可能な、消費者レイヤ580に伝えることができる。ルーティング・プラットフォームは、この1つまたは複数の位置推定を、ショート・メッセージ・サービス(SMS)通信、マルチメディア・メッセージ・サービス(MMS)通信、非構造付加サービス・データ(USSD)メッセージ、電子メール通信、またはインスタント・メッセージのうちの少なくとも1つとして送ることができる。さらに、1つまたは複数の位置推定は、パケット・ヘッダ内または1つもしくは複数の制御フレーム内の1組の1つまたは複数のビットなどの、下位レベルのシグナリングによって送ることができる。一態様では、位置推定を送ることは、上記に述べたように、フェムト・ネットワーク・プラットフォーム130にコンテンツを伝達することに少なくとも部分的に関連して行われる。1つまたは複数のゲートウェイ・ノード545の一部であるゲートウェイ・ノードは、この位置推定を1つまたは複数の外部ネットワーク570の中のゲートウェイ・ノードに伝えることができ、そのゲートウェイ・ノードは、その位置推定を消費者レイヤ580に送るために、その外部ネットワークの中のサービス・ノードにその位置推定を中継することができる。一態様では、1つまたは複数の外部ネットワーク570は、IMSネットワークまたはほぼあらゆる、もしくはあらゆるパケット交換ネットワークとすることができる。

0062

消費者レイヤ580は、1人または複数の加入者もしくはプロシューマが操作する、1つまたは複数の装置を含むことができる。一例として、消費者レイヤは、エンティティ540の所有者または賃貸人に関連する移動体装置とすることができる。あるシナリオでは、カバレッジ・エリア505は複数フロアまたは単一フロアの駐車場とすることができ、エンティティ540は、駐車時にルーティング・プラットフォーム510が位置推定を生成する車両とすることができる。この駐車された車両の位置推定は、その車両が駐車された後に登録済み移動体装置がその駐車場に再び入る場合など、様々な基準に基づいて消費者レイヤに提供することができる。あるいは、またはそれに加え、位置推定は、その車両に関連し、移動体装置を操作する加入者からの要求に基づいて供給することができ、その車両の位置推定を求める要求は、SMSメッセージ、電子メール・メッセージ、またはUSSDコードを送るルーティング・プラットフォーム510の特定の電話番号の内線番号ダイアルすることによって行うことができる。別の例として、消費者レイヤ580は法執行機関の機器とすることができ、通信傍受法(CALEA)の一環として1つまたは複数の位置推定を供給することができる。あるシナリオでは、消費者レイヤ580内のインターフェース(不図示)により、それぞれの無線装置の1つまたは複数の一意識別子で構成されるブラックリストを供給することができる。実施形態例600では、ルーティング・コンポーネント510は、そのブラックリストをメモリ内、例えば1つまたは複数のアクセス・リスト内に保持することができる。ブラックリストに載せられた移動体装置がフェムト企業ネットワークの一部であるフェムトAPに接続しようと試みるとき、ルーティング・コンポーネント510は、例えば、検知した、ブラックリストに載せられている移動体装置の位置推定を送ることにより、消費者レイヤ580内の法執行機器に警告することができる。さらに、またはその代わりとして、ブラックリストに載せられた移動体装置を検知するとき、ルーティング・プラットフォーム510は、カバレッジ・エリア505内でそのブラックリストに載せられた移動体装置の位置を追跡することができる。

0063

本革新の一態様では、高いパイロット伝送電力を利用して、三角測量を実施するための距離推定を生成するフェムトAPの数を増やすために、ルーティング・プラットフォーム510は、トラフィックのために利用するのとは異なる、1つもしくは複数のチャネルまたは1つもしくは複数の周波数搬送波におけるTOF測定で少なくとも部分的に使用される、1つまたは複数の制御信号の配信および伝送を設定することができる。音声およびデータ用に使用する搬送波とは異なる、例えば直交する三角測量用の専用の搬送波を利用することは、位置推定を生成することによって発生する可能性がある干渉を軽減できることを理解すべきである。一例として、フェムトAPは、TOF測定のための1つまたは複数のパイロット信号を認可されていない電磁(EM)放射帯域のうちの搬送波の中で運ぶことができる一方、そのフェムトAPは、音声およびデータを認可されているEM放射帯域のうちのチャネルの中で運ぶことができる。

0064

図6に示すルーティング・プラットフォーム510の一実施形態例では、位置エンジン605が、三角測量によって1つまたは複数の位置推定を生成することができる。少なくともそのためには、タイミング・コンポーネント607は、ルーティング・コンポーネント510がTOF測定を設定し制御できるようにし、分析コンポーネント609は、タイミング測定によって収集されるデータを活用して三角測量によって位置推定を計算し、アルゴリズム記憶部351は、実行時に三角測量を実施するコード命令を保持することができる。一態様では、分析コンポーネント419は、マルチパスや他の拡散、陰影妨害経路損失などの伝搬の確率的側面を位置推定の計算に含めるために、アルゴリズム記憶部内に保持される伝搬モデルを選択することができる。1つまたは複数の位置推定は、位置情報部615内に保持することができる。

0065

ルーティング・コンポーネント510は、生成される1つまたは複数の位置推定の分解能の階層および関連する位置サービスの側面に少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数のタイミング設定の複雑さ、例えば粗い分解能または細かい分解能の位置推定に十分なクロック源の選択を制御することもできる。(1)特定のコンテンツのルーティング、例えば広域ネットワーク(WAN)から企業フェムト・カバレッジ・エリア505にオフロードされるコンテンツに関しては、サービス・フェムトAPの一意識別子(ID)と移動体装置530または移動体装置530の一意IDとを関連させることで十分な場合があり、1つまたは複数の外部ネットワーク570がそのWANを実施することができる。実施形態例600では、位置情報部615は、プロビジョンされた各フェムトAPに結び付けられる1つまたは複数の一意のフェムトIDのマッピング、および5201〜5204などのフェムトAPの展開構成を含むことができる。(2)第1のフェムトAPから第2のフェムトAPへの位置ベースのハンドオーバを少なくとも部分的に実施するために、ルーティング・コンポーネント510は、ハンドオーバを可能にすることができるプロビジョン済みのフェムトAPの間で、固有の間隔△’よりも小さいTOF帯の幅△534を提供するクロック源を選択することができ、例えば、△/△’=0.1は利用することができる。実施形態例600では、クロック源の選択は、タイミング・コンポーネント607を少なくとも部分的に介して実施することができる。一例として、△’は、フェムトAP間の最近隣距離の平均として求めることができる。さらに、方位分解を実施して、ハンドオーバ候補の実質的に等しくまたは等しく近いフェムトAPを区別するために、位置推定を特定のタイルへとさらに洗練することができる。方位分解(Azimuth−resolved)タイミング測定、例えばAOAとRTTとの組合せは、TOF帯、例えば5323ではなく、(太線で示す)536などのタイルを求めることができる。5201などのフェムトAP内の1組の2つ以上のアンテナをルーティング・コンポーネント510によって設定し、方位分解をもたらすために使用することができ、タイミング・コンポーネント607は、そうした設定を少なくとも部分的に可能にすることができることを理解すべきである。(3)移動体装置530または無線機能を備える機器540に関連するエンティティ540の追跡では、移動体装置530または機器540の三角測量を可能にして、極めて正確な、例えば1m程度の分解能での位置推定を抽出するためにより細かい分解能が必要である。高分解能の三角測量を可能にするために、ルーティング・プラットフォーム510は、分解能を高めた三角測量をもたらすために△534が十分狭い(例えば1m)ように、タイミング・アドバンス(TA)を提供するクロック源を選択することができる。実施形態例600では、タイミング・コンポーネント607がクロック源を選択することができる。1つまたは複数の位置推定は、ルーティング・コンポーネント510の一部であるメモリ内に保持することができ、企業フェムト・ネットワークのカバレッジ・エリアの境界内で、またはそのような境界の外部に伝えることができる。

0066

ルーティング・コンポーネント510は、人工知能(AI)または機械学習方法を活用して、所定の位置サービスに適した空間分解能で位置推定を生成するために満足のいくまたは最適なタイミング分解能を推論する(例えば制御シナリオにおいて、1組のメトリク、引数、または知られている結果に基づいて推理し、結論を出す)ことができる。推論は、移動体装置の位置を正確に知ることの利益に対する、シグナリング・コスト、例えばクロックの選択、シグナリングのトリガ、搬送波の選択および通信との間のトレードオフを判断する、費用効果分析に少なくとも部分的に基づくことができる。実施形態600では、タイミング・コンポーネント607がこの費用効果分析を実施することができる。機械学習方法は、アルゴリズム記憶部351内に保持することができる。

0067

人工知能または機械学習技法は、典型的には高度な数学的アルゴリズム、例えば決定木ニューラル・ネットワーク、回帰分析、特徴およびパターンを抽出するための主成分分析PCA)、クラスタ分析遺伝的アルゴリズム、または強化学習を1組のデータに適用する。具体的には、ハンドオーバ・コンポーネント254またはその中の任意の1つもしくは複数のコンポーネントは、データから学習し、そのように構成されるモデルから推論結果を導くための多数の方法体系のうちの1つを使用することができる。そのような方法体系は、メモリ260内に保持することができる。例えば、隠れマルコフ・モデル(HMM)および関係する原型依存性モデルを使用することができる。デンプスタ−シェーファ・ネットワークや、ベイジアン・モデル・スコアまたは近似法を使用する構造探索によって作成されるようなベイジアン・ネットワークなどの一般的な確率的グラフカル・モデルも利用することができる。さらに、サポート・ベクタマシンSVM)などの線形分類器、「ニューラル・ネットワーク」方法体系、ファジィ論理方法体系と呼ばれる方法などの非線形分類器も使用することができる。さらに、ゲーム理論的モデル(例えばゲームの木、ゲーム・マトリックス、純戦略および混合戦略ユーティリティ・アルゴリズム、ナッシュ均衡進化ゲーム理論等)、およびデータ融合等を行う他の手法を活用することができる。

0068

図7Aは、本革新の諸態様による、移動体の位置データを収集することを可能にするフェムト企業ネットワーク・アーキテクチャの図700を示す。ルーティング・プラットフォーム610は、1つまたは複数のアンテナ625を介して1つまたは複数の衛星からタイミング・メッセージを収集することができる、本明細書ではGNSS受信機620とも呼ぶ地球航法衛星システム(GNSS)受信機コンポーネント620から、タイミング・メッセージまたは1つもしくは複数のタイミング基準を受信する。一態様では、GNSS受信機620は屋外さらすことができ、その少なくとも一部がNID、例えばNID2102の中にあってよい。フェムトAP5201〜5204は、移動体装置430が伝える1つもしくは複数の制御メッセージまたは1つもしくは複数のサウンディング信号をタイムスタンプし、そうして、三角測量に少なくとも部分的に基づいて位置推定を生成することを可能にする、1つまたは複数の距離推定を生成することができる。

0069

図7Bは、本革新の諸態様による、移動体の位置データを収集することを可能にするフェムト企業ネットワーク・アーキテクチャの一実施形態650の図を示す。一態様では、1つまたは複数のタイミング・メッセージのGNSS受信機620は、フェムト・ネットワーク・プラットフォーム660に機能的に接続され、そのフェムト・ネットワーク・プラットフォーム660は、1つまたは複数のゲートウェイ・ノード545を介してその1つまたは複数のタイミング・メッセージを中継することができる。GNSS受信機620は、フェムト・ネットワーク・プラットフォーム660およびフェムトAP5201〜5204を運営する、ネットワーク・オペレータが提供する支援型GPS(AGPS)基盤の一部とすることができることを理解すべきである。

0070

実施形態700および750では、ルーティング・プラットフォーム710は、ルーティング・プラットフォーム510より単純であることを示す。図8に示すように、位置エンジン805はタイミング・コンポーネントを含まず、むしろ、位置エンジン805は、GNSS受信機720から受信する1つまたは複数のタイミング・メッセージのパススルーとして機能する。分析コンポーネント807は、分析コンポーネント809と実質的に同じ方法で動作することができる。具体的には、分析コンポーネント807は、タイミング・シグナリング、例えば複数のフェムトAPに端を発するタイムスタンプされたメッセージの記録を受け取り、そうしたシグナリングを利用して三角測量および関連する移動体装置530の1つまたは複数の位置推定を実行することができる。

0071

図9は、本明細書に記載の諸態様による、フェムト・ネットワーク・アーキテクチャの一例を少なくとも部分的に介し、カスタマイズされたアイテムを移動することを可能にするシステムの一例900を示す。インターフェース・コンポーネント950は、加入者またはプロシューマが、企業フェムト・ネットワーク・アーキテクチャを含む遠隔地側905内で確認される、アイテムの1つまたは複数の希望リスト955を設定できるようにする。インターフェース・コンポーネントは、希望リスト955を、1つまたは複数のブロードバンド・バックホール・リンクとすることができる1つまたは複数のリンク965を介して、1つまたは複数の外部ネットワーク940に送ることができる。例えば、1つまたは複数の外部ネットワークは、インターネット・サービスを提供するブロードバンド非移動体ネットワークとすることができる。1つまたは複数の外部ネットワーク940は、1つまたは複数の希望リスト955をフェムト・ネットワーク・プラットフォーム130に伝えることができ、このフェムト・ネットワーク・プラットフォーム130は、その1つまたは複数の希望リスト955をコントローラ・ノード120、例えば3GPP UMTS電気通信アーキテクチャにおける無線ネットワーク・コントローラに中継することができる。

0072

コントローラ・コンポーネント120は、その1つまたは複数の希望リスト955をルーティング・コンポーネント910に送ることができ、このルーティング・コンポーネント910は、1つまたは複数の希望リスト955内に列挙される1つまたは複数のアイテムの1組の位置を生成することができ、1つまたは複数のアイテムには、1つまたは複数のRFIDタグ、例えば9251〜92510が接触する。したがって、生成される1組の1つまたは複数の位置推定を、タグ付きの1つまたは複数のアイテムにマップすることができる。一態様では、ルーティング・コンポーネント910は、図9に黒い矢印で図示する、企業フェムト・ネットワークのカバレッジ・エリア905内に移動体装置930が入ること、およびその移動体装置930がカバレッジ・エリア905内のフェムトAPに接続することに応答して、1つまたは複数の希望リスト955内の1つまたは複数のアイテムの位置推定を解決することができ、移動体装置930はその1つまたは複数の希望リスト955を設定した加入者またはプロシューマに結び付く。あるいは、またはそれに加え、ルーティング・コンポーネント910は、ルーティング・プラットフォーム910内の位置情報部、例えば615の一部として保持されるスケジュール、またはカバレッジ・エリア905内のRFIDタグ9251〜92510の再配置などのイベントのうちの少なくとも1つに従って、この1組の1つまたは複数の位置推定を生成することができる。

0073

希望リスト955内のアイテムの位置推定を生成することは、1組のフェムトAP、例えば9206、9207、および9208によって送られる1つまたは複数のパイロット信号により、1つまたは複数のRFIDタグ9251〜92510を遠隔的に探索することができる、RFIDアクチュエータ465を少なくとも部分的に介して実現することができる。1つまたは複数のRFIDタグを検査することは、各タグの三角測量を可能にし、よって1つまたは複数のそれぞれの位置推定を生成することを可能にすることができ、三角測量は、本明細書に記載の諸態様に少なくとも部分的に従って、ルーティング・コンポーネント910内の位置エンジンによって実施することができる。図10に示すルーティング・プラットフォーム910の一実施形態例1000では、マルチモード位置エンジン1005が、RFIDタグの位置の三角測量を行うことができる。マルチモード位置エンジン1005は、ルーティング・プラットフォーム910のタイミング機能に少なくとも部分的に基づいて、このマルチモード位置エンジンの機能を切り替えることができる、スイッチ・コンポーネント1008を含む。一態様では、ルーティング・プラットフォーム910が1つまたは複数のフェムトAPにタイミング設定を供給できる場合、スイッチ・コンポーネント1008は、マルチモード位置エンジンの動作を、位置エンジン605と実質的に同じまたは同じ動作モードに設定することができる。あるいは、ルーティング・プラットフォーム910が、企業フェムト・ネットワークに無線サービスを提供する1組のフェムトAPのタイミングを設定するために、外部のタイミング情報を活用する場合、スイッチ・コンポーネント1008は、マルチモード位置エンジンを、位置エンジン805と実質的に同じまたは同じ動作に設定することができる。マルチモード位置エンジン1005は、分析コンポーネント807(図10には不図示)、タイミング・コンポーネント607、および分析コンポーネント609(いずれも図10には不図示)を含むことを理解すべきである。

0074

1つまたは複数のフェムトAP9201〜9209は、RFIDタグにパイロット信号を送ることを可能にする、それらのフェムトAPの中のメモリ内に保持されるRFID作動論理、例えば496を含むことができ、タイミング・データを収集し、三角測量を可能にするために1つまたは複数のTOF測定を実行する。このパイロット信号は、1つまたは複数のフェムトAPを介して通信するために使用するEM放射帯域とは別の周波数搬送波の中で運ぶことができ、したがって、著しい干渉を与えることなく、1つまたは複数のRFIDタグ9251〜92510に問い合わせることができる。1つまたは複数のフェムトAPは、問い合わせられた1つまたは複数のRFIDタグ内に保持される情報を復号し、そうした情報をルーティング・プラットフォーム810に中継することもでき、そのルーティング・プラットフォーム810は、その情報をメモリ、例えばメモリ349内に保持すること、またはその情報を調節することのうちの少なくとも1つを行うことができる。この情報は、製品識別または製品価格のうちの少なくとも1つを含むことができることを指摘しておく。一態様では、情報を調節することは、探索される1つまたは複数のRFIDタグが識別する、1つまたは複数のアイテムの価格付けを調節することを対象とすることができる。

0075

図11は、本明細書に記載の諸態様による、企業フェムト・ネットワークによる構内ネットワーキングを可能にするシステムの一例のブロック図である。ルーティング・プラットフォーム1110は、1組の1つまたは複数のリンク1114を介して、1組のそれぞれの1つまたは複数のフェムトAP1120に機能的につながれ、そのフェムトAP1120は、単一フロアまたは複数フロアの限られた、もしくはほぼ限られた空間とすることができるカバレッジ・エリアを及ぼす。そのカバレッジ・エリア内の位置、または1つもしくは複数のアクセス・リスト、例えば353または498によって規定される1つもしくは複数のアクセス特権または1つもしくは複数のアクセス権のうちの少なくとも1つに基づいて、1組のフェムトAP1120のうちのフェムトAPが、無線リンク1135を介して移動体装置1130にサービスすることができる。ルーティング・プラットフォーム1110は、1つもしくは複数の参照リンク、1つもしくは複数の参照インターフェース、または1つもしくは複数の従来の有線/無線リンクとすることができる、1つまたは複数のリンク1136を介して、1つまたは複数の構内ネットワーク1140にも機能的に接続される。1つまたは複数のリンク1136は、それぞれの機器、例えば1つまたは複数の構内ネットワーク1140内の装置1142をルーティング・プラットフォーム1110に機能的に接続する、1つまたは複数のリンクを含むことができることを指摘しておく。ルーティング・プラットフォーム1110は、本明細書に記載のルーティング・プラットフォーム910と実質的に同じ、または同じ機能を有することを指摘しておく。

0076

展開される企業フェムト・ネットワークと1つまたは複数の構内ネットワーク、例えば1140との間を機能的に結合することは、企業フェムト・ネットワークが展開される企業、例えば住居、病院、ホテル、小企業に関連する運営を管理することを少なくとも部分的に可能にすることができる。1つまたは複数の構内ネットワーク1140は、1つまたは複数のフェムトAP1120が及ぼすカバレッジ・エリア内に少なくとも部分的に展開することができ、1組の1つまたは複数の装置1142、1つまたは複数のサーバ1144、またはデータ記憶部1146のうちの少なくとも1つを含むことができる。一態様では、1組の装置1142は、1つまたは複数のサーバ1144またはデータ記憶部1146に機能的に結合することができ、そのような機能的接続は、バス(不図示)が可能にすることができる。1組の1つまたは複数の装置1142は、展開される企業フェムト・ネットワークの1つまたは複数の特定の側面に関連する様々な種類の機器を含むことができ、1組の1つまたは複数の装置1142のうちの1つまたは複数の装置は無線機能を備えることができる。例えば、住居内に展開されるフェムト企業ネットワークでは、1つまたは複数の装置1142には、IPTVセット、高品位テレビHDTV)、デジタル・メディア・フレーム、DVDプレイヤ、パーソナル・コンピュータ(PC)、ゲーム機、衛星ラジオ・チューナ、コピー印刷ファックス装置、スキャナなどのホーム・オフィス機器、1つまたは複数の台所用品暖房換気空気調和HVAC)機器および温度調節器などのそのコントローラ等のうちの1つまたは複数が含まれ得る。さらに、1つまたは複数の装置1142には、セキュリティ機器およびその1つまたは複数のコントローラが含まれてよく、その1つまたは複数のコントローラは、1つまたは複数のサーバ1144によって少なくとも部分的に使用可能にし、または実施することができる。セキュリティ機器には、1つまたは複数の例えば赤外線または可視光カメラ、1組のロック、赤外線およびレーザー検知器またはトリガ等が含まれ得る。

0077

ルーティング・プラットフォーム1110は、フェムト企業ネットワークの一部である、1組の1つまたは複数のフェムトAP1120のうちのフェムトAPによってサービスされる移動体装置1130と、1つもしくは複数の装置1142、1つもしくは複数のサーバ1144、または1つもしくは複数のデータ記憶部1146のうちのあらゆるまたは実質的にあらゆるものとの間のコンテンツ交換を可能にすることができる。本革新の一態様では、移動体装置1130が1つまたは複数のフェムトAP1120のうちの許可されたフェムトAPに接続するとき、ルーティング・プラットフォーム1110は、1つまたは複数の構内ネットワーク1140の一部である利用可能なネットワーク機器、例えば1つまたは複数の装置1142を信号で伝えることができ、フェムトAPへのアクセス許可は、そのフェムトAPに関連するアクセス・リストによって少なくとも部分的に決定される。移動体装置1130は、エンドユーザがその利用可能な機器内のコンテンツを操作できるようにすることができ、操作には、いくつかの異なる機器間で、または単一の機器の異なる部分内でコンテンツを転送すること、機器内のコンテンツを削除すること、機器からコンテンツを取得すること、および機器にコンテンツを送ることが含まれる。コンテンツは、記録、ファイル、メディアなどのデジタル・マテリアルを含み、一態様では、コンテンツにはMPEG−4(Moving Picture Experts Group Phase 4)、Rec.(recommendation)601、または実質的にあらゆる他の映像形式の長編映画、JPEG(Joint Photographic Experts Group)形式または実質的にあらゆるデジタル・フレーム画像形式の写真、MP3(MPEG−1 audio layer 3)ファイル、録画されたテレビ番組が含まれ得る。一例として、ハンドセット1130が1組の1つまたは複数のフェムトAP1120のうちのフェムトAPに接続し、そのハンドセット1130が、1つまたは複数の装置1142に含まれるパーソナル・コンピュータ(PC)およびインターネット・プロトコル(IP)テレビ(TV)へのアクセスを許可される場合、ハンドセット1130上で捕捉される映像または1つもしくは複数の写真を、記憶するためにそのPCにプッシュし、またはそのIPTV上に表示するために、ほぼリアルタイムでもしくはリアルタイムでアップロードすることができる。別の例として、1組の1つまたは複数のフェムトAP1120のうちのフェムトAPに接続することを許可された移動体装置1130の加入者は、デジタル・ビデオ・レコーダ(DVR)に録画され、またはIPTVによって利用可能なペイパービュー・サービスによって購入される、1つまたは複数の外部ネットワーク140を少なくとも部分的に介して提供される映画を取得し、後で消費する、例えば後になってその映画を見るために、その映画を移動体装置1130内にアップロードすることができる。

0078

ネットワーク機器の可用性は、アクセス・リスト、例えば移動体装置1130のアクセス特権を設定するホワイトリストによって決定することができる。一例では、1つまたは複数のフェムトAP1120およびルーティング・プラットフォーム1110の管理者、賃貸人、もしくは所有者、または企業フェムト・ネットワークが提供する1つまたは複数のサービスを契約することに対して責任がある加入者は、1つもしくは複数の装置1142、1つもしくは複数のサーバ1144、1つもしくは複数のデータ記憶部1146、または1つもしくは複数の構内ネットワーク1140に含まれる他の機器に無制限にアクセスすることができる。あるいは、またはそれに加え、1つまたは複数のフェムトAP1120に結び付けられる1つまたは複数のアクセス・リスト内に含まれるが、1つまたは複数のアクセス・リスト、例えば353または498を設定するための管理特権がない加入者は、1つまたは複数の構内ネットワーク1140内の制限された一部の機器にアクセスすることができる。

0079

ルーティング・プラットフォーム1110は、1つまたは複数のフェムトAP1120のうちの1つまたは複数を介して、1つまたは複数の構内ネットワーク内の機器、例えば1つまたは複数の装置1142を制御することも可能にすることができる。1つまたは複数の構内ネットワーク1140内の機器を制御するために、ルーティング・プラットフォーム1110は、移動体装置1130にサービスする1つまたは複数のフェムトAP1120のうちのフェムトAPによって中継される1つまたは複数の命令を受信し、そうした1つまたは複数の命令を、1つまたは複数の構内ネットワーク1140内の目的とする機器に導くことができる。構内ネットワークの一部である装置を制御するための設定または許可は、1つまたは複数の構内ネットワーク1140内の移動体装置もしくはネットワーク装置のうちの少なくとも1つが供給することができる。その移動体装置またはネットワーク装置は、ルーティング・プラットフォーム1110の動作を管理することができる加入者に関連する。

0080

1つまたは複数の構内ネットワーク1140内の機器の制御は、能動的または受動的とすることができる。能動制御は、その機器の動作を決定することができる命令を送ることを含む。受動制御は、機器をモニタリングすることを含むことができる。ルーティング・プラットフォーム1110は、1つまたは複数の構内ネットワーク1140の一部である機器の1つまたは複数の動作状態についての情報を送ることにより、受動制御またはモニタリングを可能にする。1つまたは複数の動作状態のモニタリングは、所定の設定可能なモニタリング・プロファイルに従って実施することができ、そのモニタリング・プロファイルは、1つまたは複数の構内ネットワークのエンドユーザ、ネットワーク・オペレータ、または管理者が設定することができる。1つまたは複数の動作状態情報をこの企業フェムト・ネットワーク内でルーティングすることはコストがかからなくてよいのに対し、そうした情報をこのフェムト企業ネットワークの外部の受け手に送ることには、所定の設定可能な率に従って課金することができる。1つまたは複数の動作状態には、オンオフ状態、例えば1つまたは複数の装置1142内の1つまたは複数の侵入モニタリング装置に関連する1つまたは複数の警報指示、構内ネットワーク内の1つまたは複数のエリアの温度などの動作メトリクまたは設定点等が含まれ得る。構内ネットワークの機器、例えば1つまたは複数の装置1142のモニタリングは、企業フェムト・ネットワークのカバレッジ・エリア内で動作する移動体装置1130によって、または1つもしくは複数の外部ネットワーク140を介して消費者レイヤ580によって活用できることを指摘しておく。一例として、複数フロアのオフィスビルの第1の区域で1つの機器の保守を行うHVACの技術者は、そのオフィスビルの第2の区域内の関連機器の1つまたは複数の動作状態についての情報を受け取ることができ、典型的には第2の区域は第1の区域と異なる。別の例として、医療施設内に企業フェムト・ネットワークが展開され、1組の装置1142のうちの1つまたは複数の装置が、1人または複数の患者生命兆候を収集する装置をモニタする場合、ルーティング・プラットフォーム1110はそうした情報を1つまたは複数の外部ネットワーク140のうちの外部ネットワークを介して消費者レイヤ580に送ることができ、例えば消費者レイヤ580は、その1人または複数の患者を担当する医師の移動体装置によって実施することができ、外部ネットワークは、マクロセル・ネットワーク・プラットフォームとすることができる。

0081

システムの一例1100および本明細書に記載の他の1つまたは複数のシステムの例の中の1つまたは複数のフェムトAP1120のそれぞれは、移動体1130などのサービスされる1つまたは複数の移動体装置との間で、および同様にルーティング・プラットフォーム1110との間でシグナリングおよびトラフィックを受信し、伝達し、または中継することができることを指摘しておく。そうした受信および配信は、本明細書に記載の様々な態様または特徴を少なくとも部分的に可能にする。

0082

図12Aは、本明細書に記載の諸態様による、企業フェムト・ネットワーク内の商業取引を可能にするシステムの一例1200のブロック図である。ルーティング・プラットフォーム1110は、1組の1つまたは複数のフェムトAP1120に機能的につながれ、そのフェムトAP1120は、単一フロアまたは複数フロアの限られた、もしくはほぼ限られた空間とすることができるカバレッジ・エリアを及ぼす。そのカバレッジ・エリア内の位置、または1つもしくは複数のアクセス・リスト、例えば353または498によって規定される1つもしくは複数のアクセス特権または1つもしくは複数のアクセス権のうちの少なくとも1つに基づいて、1組のフェムトAP1120のうちのフェムトAPが、無線リンク1135を介して移動体装置1130にサービスすることができる。ルーティング・プラットフォーム1110は、1つもしくは複数の参照リンク、1つもしくは複数の参照インターフェース、または1つもしくは複数の従来の有線/無線リンクとすることができる、1つまたは複数のリンク1236を介して、商業コンポーネント1240にも機能的に結合される。この商業コンポーネント1240は、1つもしくは複数の商業取引または1つもしくは複数のサービスの消費を少なくとも部分的に可能にすることができる。さらに、商業コンポーネント1240は、1つまたは複数の金銭的インセンティブを装置、移動体またはその他に供給、例えば送るまたは与えることができ、その1つまたは複数の金銭的インセンティブは、本明細書に記載するように、1つもしくは複数の商業取引または1つもしくは複数のサービスの消費のうちの少なくとも1つにおいて利用することができる。

0083

商業コンポーネント1240は、商業プロファイル1259を設定するプロファイル生成器1242を含み、その商業プロファイル1259は、1人の加入者または複数の加入者のグループ、例えば消費者セグメント、およびその1人の加入者または消費者セグメント内の加入者が使用する移動体装置に結び付けることができる。設定には、属性を生成すること、およびその属性をメモリ1250内で持続することが含まれ得る。一態様では、商業プロファイル1259には、商業取引または1つもしくは複数のサービスの消費に関係する料金を請求することを許可された、1つもしくは複数の課金アカウント、商業プロファイルを設定する対象の加入者に関連する1つもしくは複数のインセンティブ・プログラム、または優先ブランドもしくは製品特性のうちの少なくとも1つが含まれ得る。プロファイル生成器1242は、その1人の加入者または消費者セグメントに関連する商業情報を、例えばデータ1239を介して受信することができる。さらに、プロファイル生成器1242は、1組の1つまたは複数のフェムトAPのうちのフェムトAPの1つまたは複数によってサービスされる、装置、移動体、または他の方法によって行われたこれまでの商業取引に少なくとも部分的に基づいて商業プロファイル1259を自律的に生成するために、上記に記載したような機械学習方法体系を活用することができる。

0084

取引コンポーネント1244は、フェムト企業ネットワークを介した1つまたは複数の商業取引を少なくとも部分的に可能にすることができる。さらに、取引コンポーネント1244は、商業取引をモニタし、記録することができ、記録は取引データベース1256内に保持することができる。さらに、取引コンポーネント1244は、1つもしくは複数の金銭的インセンティブまたは1つもしくは複数のクーポンを、データ1239を少なくとも部分的に介して移動体装置1130に送ることができ、その1つもしくは複数のインセンティブまたは1つもしくは複数のクーポンは、ルーティング・プラットフォーム1110により、移動体装置1130にサービスする組1120の中のフェムトAPに中継される。1つまたは複数のインセンティブは、非移動体装置または無線機能を備える機器にも送ることができることを指摘しておく。1つもしくは複数のインセンティブまたは1つもしくは複数のクーポンの送信は、クーポン記憶部1253に宛て、商業取引において後で利用するために、その1つもしくは複数のインセンティブまたは1つもしくは複数のクーポンの受信側装置に結び付ける、例えば論理的に関連させまたは与えることもできる。一態様では、1つもしくは複数のインセンティブまたは1つもしくは複数のクーポンは、企業フェムト・ネットワークのカバレッジ・エリア内の移動体装置1130の位置のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて送り、または与えることができる。一例として、このフェムト企業ネットワーク、例えば100がスーパーマーケット店内に展開されるシナリオでは、このスーパーマーケットの一部分、例えば肉部門に無線サービスを提供するフェムトAPに移動体装置1130が接続するとき、1つまたは複数の特定の肉に関する1つまたは複数のクーポンを、移動体1130または移動体1130に結び付く消費者に供給、例えば送るまたは与えることができる。

0085

1つもしくは複数のインセンティブまたは1つもしくは複数のクーポンを送るまたは与えるために、取引コンポーネント1244は、1組の1つもしくは複数のインセンティブまたは1つもしくは複数のクーポンを生成するようにインセンティブ・コンポーネント1246に指示し、または命令することができる。1つもしくは複数のインセンティブまたは1つもしくは複数のクーポンを生成することは、1つまたは複数のクーポンを受信する移動体装置1130もしくは他の任意の装置の位置に少なくとも部分的に基づくことができる。一態様では、1つもしくは複数のインセンティブまたは1つもしくは複数のクーポンを生成するための指令の一部として、取引コンポーネント1244は、移動体装置1130の1つまたは複数の位置推定を供給することができる。さらに、取引コンポーネント1244は、移動体装置1130によって引き起こされる購入またはサービスに対する課金料金を少なくとも部分的に処理することができる。この課金料金の処理には、移動体装置1130を介して購入時に提供されもしくは伝えられ、または移動体装置1130に与えられる1つまたは複数のクーポンを履行することが含まれ得る。一態様では、1つまたは複数のPOS販売場所)装置1270が、取引証明、例えばデジタル・コードやトークンを商業コンポーネント1240に与えることができる。あるいは、またはそれに加え、1つまたは複数のPOS装置1270は、1つまたは複数のPOS装置1270があるフェムト企業ネットワークのエリアにサービスする、1組のフェムトAP1120のうちのフェムトAPに取引証明シグナリングを伝えることができ、例えばスーパーマーケット店では、そのようなフェムトAPは、レジ、例えばPOS装置が位置するエリアにサービスするフェムトAPとすることができる。一態様では、1つまたは複数のPOS装置1170は、その企業フェムト・ネットワークを管理するサービス・プロバイダが展開することができる。あるいは、またはそれに加え、その企業フェムト・ネットワークによる無線サービスを活用する、例えば契約する、事業オペレータが、1つまたは複数のPOS装置1170の一部を展開することができる。

0086

1つまたは複数の追加実施形態もしくは代替的実施形態では、商業コンポーネント1240は、ルーティング・プラットフォーム1110の中に存在できることを指摘しておく。そのようなシナリオでは、1つまたは複数のリンク1236を、ルーティング・プラットフォーム1110内のコンポーネントまたは他の任意の機能要素もしくは回路を機能的に結合するバスの一部とすることができる。

0087

システムの一例1200では、商業コンポーネント1240は、企業フェムト・ネットワークが展開される敷地所有しもしくは賃貸する事業者、またはネットワーク・オペレータのうちの少なくとも1つが管理できることを指摘しておく。したがって、事業者は、供給される1つもしくは複数の金銭的インセンティブまたは1つもしくは複数のクーポンの水準、1つまたは複数の異なる種類の金銭的インセンティブ間の1つまたは複数の換算比率、1つまたは複数のプロモーション・キャンペーンの期間等を制御することができる。そうした制御は、ネットワーク・オペレータによって行使される管理または制御とは実質的に無関係とすることができる。

0088

図12Bは、本明細書に記載の諸態様による、企業フェムト・ネットワーク、およびその企業フェムト・ネットワークにつながれる1つまたは複数の構内ネットワーク内の商業取引を可能にするシステムの一例1280のブロック図である。商業コンポーネント1240は、1つもしくは複数の参照リンク、1つもしくは複数の参照インターフェース、または1つもしくは複数の従来の有線/無線リンクとすることができる、1つまたは複数のリンク1286を介して、フェムト・ネットワーク・プラットフォーム130に機能的に結合される。さらに、システムの一例1280では、一態様において、商業コンポーネント1240は、1つまたは複数の外部ネットワーク140のうちの1つもしくは複数の一部とすることができ、例えば商業コンポーネント1240は、IMSネットワーク内のアプリケーション・サーバの一部とすることができることを指摘しておく。

0089

商業コンポーネント1240は上記に記載したように動作するが、1つもしくは複数の金銭的インセンティブまたは1つもしくは複数のクーポンを送信することは、フェムト・ネットワーク・プラットフォームにより、例えば1つまたは複数のゲートウェイ・ノード545を介して行われる。そのような送信は、ルーティング・コンポーネント1110と商業コンポーネント1240との間により多くのシグナリングを発生させる可能性があるが、1組の異なる企業フェムト・ネットワーク(図12Bには不図示)および個々に関連する1つまたは複数の構内ネットワーク(不図示)に、1つもしくは複数の金銭的インセンティブまたは1つもしくは複数のクーポンを提供できるという利点が少なくともあることを指摘しておく。1つもしくは複数の金銭的インセンティブまたは1つもしくは複数のクーポンを送ることを少なくとも部分的に可能にするためにより多くの数の商業プロファイル1259を利用することに関係する、さらなる記憶域需要は、フェムト・ネットワーク・プラットフォーム130にとって利用可能なメモリ・リソース、例えばメモリ565によって交換することができ、例えばメモリ565は、メモリ1250内に記憶される1つまたは複数のコンテンツの少なくとも一部を保持することができる。より多くの数の商業プロファイル1259は、1つもしくは複数の金銭的インセンティブまたは1つもしくは複数のクーポンがサービスされ得る、より大きい1組の別の企業フェムト・ネットワークから生じる可能性がある。

0090

システムの一例1280では、商業コンポーネント1240は、通信サービスを、例えばフェムト・ネットワーク・プラットフォームを介して提供し、企業フェムト・ネットワークを少なくとも部分的に展開するネットワーク・オペレータが管理できることを指摘しておく。したがって、一態様では、1つまたは複数の通信サービスに関係する1つもしくは複数の金銭的インセンティブまたは1つもしくは複数のクーポンの提供は、ネットワーク・オペレータが直接管理することができる。

0091

システムの例1200および1280では、商業コンポーネント1240は、本革新の1つまたは複数の態様に従って商業コンポーネント1240内の実質的にあらゆる、またはあらゆるコンポーネントに機能を少なくとも部分的に与えるように構成されおよび与える、1つまたは複数のプロセッサ1248を含む。プロセッサ1248は、商業コンポーネント1240の様々な機能要素またはコンポーネントの外部にあるものとして図示するが、プロセッサ1248は、そうした様々な機能要素またはコンポーネント間に分散させることができる。プロセッサ1248は、メモリ・バス、システム・バス、アドレス・バス、または1つもしくは複数の参照リンク、または1つもしくは複数の参照インターフェースのうちの少なくとも1つによって実施することができるバス1263により、各機能要素またはコンポーネント、およびメモリ1250に機能的に結合される。プロセッサ1248は、機能を少なくとも部分的に動作させかつ/または商業コンポーネント1240内に存在するコンポーネントのそれぞれに与えるために必要な情報をメモリ1250内に記憶し、そこから情報を取得することができる。この情報は、コード命令、データ構造、プログラム・モジュール等のうちの少なくとも1つを含むことができる。1つまたは複数の代替的実施形態では、プロセッサ1248は商業コンポーネント1240の外部にあってよく、例えばそうしたプロセッサ1248は、ルーティング・プラットフォーム1110内にあることができることを指摘しておく。

0092

図13は、企業フェムト・ネットワーク内で動作する商業コンポーネント1240の1つまたは複数の側面を使用可能にする、インセンティブ・コンポーネント1246の一実施形態例1300のブロック図である。クーポン生成器1302は、受信側装置の位置またはその装置に関連する加入者のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数の種類の1つまたは複数の金銭的インセンティブを発行する。一態様では、クーポン生成器1302は、展開される企業フェムト・ネットワークのカバレッジ・エリアに移動体装置が入り、そのカバレッジ・エリア内のプロビジョンされたフェムトAPに接続するとき、1つまたは複数の金銭的インセンティブを少なくとも部分的に発行し供給することができ、そのカバレッジ・エリアは商業地または住居とすることができる。一態様では、少なくとも3つの部類の1つまたは複数のインセンティブを作り出すことができ、それはつまり(i)ロイヤルティプログラム・インセンティブ、(ii)ブランド浸透クーポン、および(iii)消費者基盤の開拓である。(i)に関し、ロイヤルティプログラム・インセンティブは、ユーザ機器、例えば移動体装置1130に結び付けられる消費者が行う選択に少なくとも部分的に基づくことができる。一態様では、ロイヤルティプログラムは、取引データベース1256内に保持される商業取引についての履歴データに少なくとも部分的に基づくことができる。利用する履歴データは、消費者の集まりに関連する取引を対象とすることができ、その消費者の集まりは異なる顧客の範囲に及び、商業コンポーネント1240は、商業コンポーネント1240が1つまたは複数の金銭的インセンティブを送る1組の企業フェムト・ネットワークに少なくとも部分的に基づいて、そうした消費者の集まりを生成できることを指摘しておく。例えば、履歴データは所定の期間内に1組の消費者が行う取引を含むことができ、消費者のセグメントは、四半期ベースの支出水準や人口統計などの1組の商業メトリク、特定のアクセス・リスト内の消費者、または1人の消費者に従ってグループ化することができる。

0093

(ii)に関連して、1つもしくは複数のクーポンまたは1つもしくは複数の金銭的インセンティブは、製品またはサービスの関心を高めるために行われ、その製品またはサービスのプロモーション・キャンペーンの一部とすることができる。一態様では、1つもしくは複数のクーポンまたは1つもしくは複数の金銭的インセンティブは、1組のフェムトAP1120の中のフェムトAPに移動体が接続するとき、その移動体装置に関連する加入者に発行することができる。

0094

(iii)に関連して、1つもしくは複数のクーポンまたは1つもしくは複数の金銭的インセンティブは、消費者または加入者の直接の反応を引き出す、例えば小売店または店内の売り場に対する消費者の客足または消費者の交流を増やすことを対象とし、消費者の交流には、1人または複数の加入者が企業フェムト・ネットワーク内の1つまたは複数の小売店を再訪することが含まれ得る。1つもしくは複数のクーポンまたは1つもしくは複数の金銭的インセンティブは、すべてのもしくはほぼすべての消費者、消費者のセグメント、1人の消費者など、消費者の集まりに少なくとも部分的に基づいて発行することができる。一態様では、1つもしくは複数のクーポンまたは1つもしくは複数の金銭的インセンティブの発行についての価値または率は、加入者のセグメントまたは1人の加入者の商業的望ましさに少なくとも部分的に基づくことができ、商業的望ましさには、所定の確実なクレジット履歴、大量の購入、商取引関係の長さによって明らかにされる高いロイヤルティ等が含まれ得る。こうした商業的望ましさは、商業取引についての履歴データから、または1つもしくは複数の外部ネットワーク140により、少なくとも部分的に収集しまたは決定することができる。さらに、クーポンまたは金銭的インセンティブは、1組のフェムトAP1120の中のフェムトAPに加入者局が接続する時間に少なくとも部分的に基づいて発行することができる。一例として、このフェムト企業ネットワークがショッピングモール内に展開されるシナリオでは、クーポン生成器1202は、そのショッピング・モール内のフード・コート内の1つまたは複数のレストランのための、午前11:30〜午後1:00の、または任意の昼食時間の1つもしくは複数のクーポンまたは1つもしくは複数のインセンティブを発行することができる。別の例として、夕食時に自宅に入る加入者に対し、ピザ配達または他の任意の食料配達サービスに関連するクーポンまたは金銭的インセンティブを供給することができる。

0095

インセンティブ・コンポーネント1246によって生成される、1つもしくは複数のクーポンまたは1つもしくは複数の金銭的インセンティブは、加入者を中心とすることができ、ロイヤルティプログラムに関して上述したように様々な粒度にカスタマイズすることができる。一態様では、1つもしくは複数のクーポンまたは1つもしくは複数の金銭的インセンティブは、1つまたは複数の商業取引についての履歴データ、またはその履歴データの1つもしくは複数の抽出パターンに少なくとも部分的に基づいて単一加入者レベルでカスタマイズすることができる。一態様では、1つまたは複数の商業取引の、1つまたは複数のパターンは、上記に論じた機械学習方法体系により、取引コンポーネント1144によって明らかにすることができることを指摘しておく。

0096

セキュリティ・コンポーネント1304は、1つもしくは複数のクーポンまたは1つもしくは複数の金銭的インセンティブの消費または履行に関する不正行為を軽減することができる。一態様では、セキュリティ・コンポーネント1304は、発行された1つまたは複数のクーポンにセキュリティ機能を与えることができ、その機能には、暗号化、パスワード保護、バイオメトリックに基づく保護、または1つもしくは複数のデジタル・コンテンツのための実質的にあらゆるセキュリティ機構が含まれ得る。セキュリティ・コンポーネント1304は、パスワード、暗号鍵、デジタル証明書、バイオメトリック鍵、例えば音声記録、虹彩模様、指紋などのセキュリティ資格証明を生成することができる。セキュリティ資格証明は、メモリ1250内に保持することができる。セキュリティ機能またはセキュリティ資格証明を提供するために、セキュリティ・コンポーネント1304は、メモリ1250の一部とすることができるアルゴリズム記憶部1320内に保持される1つまたは複数のアルゴリズムを活用することができる。

0097

実施形態1300では、インセンティブ・コンポーネント1146は、課金処理、および発行された1つもしくは複数のクーポンまたは1つもしくは複数の金銭的インセンティブの履行を少なくとも部分的に可能にすることができる、アカウンティング・コンポーネント1306を含むこともできる。アカウンティング・コンポーネント1306は、1つもしくは複数のクーポンまたは1つもしくは複数のインセンティブの収集または利用を記録することができ、そうした1つまたは複数の記録は、取引データベース1256の一部として保持することができる。一態様では、アカウンティング・コンポーネント1306は、アクセス・リストおよびそのアクセス・リストに関係する加入者に関連する、1つもしくは複数のクーポンまたは1つもしくは複数の金銭的インセンティブをモニタすることができる。

0098

換算コンポーネント1208は、第1の種類の発行済みの1つもしくは複数のクーポンまたは1つもしくは複数の金銭的インセンティブを、第2の種類の1つもしくは複数のクーポンまたは1つもしくは複数の金銭的インセンティブに換えることができる。この第1の種類の1つまたは複数のクーポン、および第2の種類の1つまたは複数のクーポンは、メモリ要素1259内に保持される商業プロファイルから抽出し、1組の1人または複数の加入者に関連させることができる。1つまたは複数の交換比率は、第1の種類のおよび第2の種類の1つもしくは複数のクーポンまたは1つもしくは複数の金銭的インセンティブが発行され得る消費者セグメントまたは1人の消費者に少なくとも部分的に基づいて決定することができる。さらに、1つまたは複数の変換比率は、動的にまたは特定のイベントに基づいて調節することができる。1つもしくは複数のクーポンまたは1つもしくは複数の金銭的インセンティブの換算は、課金処理または、1つもしくは複数のクーポンまたは1つもしくは複数の金銭的インセンティブの履行の一部として、アカウンティング・コンポーネント1306が信号で伝えることができる。

0099

図14Aは、本明細書に記載の諸態様による、企業フェムト・ネットワーク内のマーケティングを可能にするシステムの一例1400のブロック図を示す。ルーティング・プラットフォーム1110は、シグナリング1407およびデータ1409を交換可能にすることができる1つまたは複数のリンク1406を介して、マーケティング・コンポーネント1401に機能的に結合される。1つまたは複数のリンク1406は、1つもしくは複数の参照リンク、1つもしくは複数の参照インターフェース、または1つもしくは複数の従来の有線/無線リンクとすることができる。マーケティング・コンポーネント1401は、移動体装置1130の位置、または移動体装置1130に関連する加入者のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、移動体装置1130に広告を送ることを可能にする。さらに、マーケティング・コンポーネント1310は、移動体装置1130に結び付く加入者に関連する商業取引の1つまたは複数のパターンを活用することができる。広告は、データ1409の一部として伝えることができ、ルーティング・プラットフォーム1110は、その広告を移動体装置1130にサービスするフェムトAPに中継することができ、よって移動体装置1130に関連する加入者に対するコストなしに広告の配信を実施することができる。広告は、SMS通信、MMS通信、電子メール通信、IM通信USSDメッセージ等として送ることができる。

0100

広告を送るために、マーケティング・コンポーネント1401は、移動体装置1130の位置推定に従って広告コンテンツを抽出することができる、本明細書では広告ドライバ1402とも呼ぶ、広告ドライバ・コンポーネント1402を利用することができ、その位置推定は、データ1409を用いてルーティング・プラットフォーム1110によって送られる。さらに、広告ドライバ1402は、1組のフェムトAP1120のうちのフェムトAPに移動体装置1130が接続する時間に少なくとも部分的に基づいて広告を伝えることができる。一例として、企業フェムト・ネットワークがスーパーマーケット店内に展開される場合、広告ドライバ1402は、夕食時にまたはその後で、1組のフェムトAP1120のうちのフェムトAPに接続する移動体装置1130に対し、冷凍ディナーの広告を送ることができる。

0101

広告ドライバ1402は、移動体装置1130が送るシグナリングによって設定可能な1つまたは複数のオプトアウト・インジケータを含むことができる、本明細書ではインプレッション基準1419とも呼ぶ、広告インプレッション基準1419に従って広告を送ることができる。そのようなシグナリングは、移動体装置1130にサービスするフェムトAPが受信し、ルーティング・プラットフォーム1110により、シグナリング1407を用いてマーケティング・コンポーネント1401に中継することができる。オプトアウト・インジケータまたはオプトアウト・フラグは、インプレッション基準1419内に保持される論理変数または1組のビットのうちの少なくとも1つによって実施することができる。さらに、広告ドライバ1402は、移動体装置1130に関連する加入者から受信するアイテムのリスト、例えば希望リスト955に少なくとも部分的に基づいて広告を送ることができる。ルーティング・プラットフォーム1110は、このアイテムのリストを、データ1409を用いて伝えることができる。

0102

マーケティング・コンポーネント1401は、広告を活用してビジネス・インテリジェンスを生成し、企業フェムト・ネットワークが展開される企業体の中で商業取引を行う消費者のために、カスタマイズされた1つもしくは複数の広告キャンペーンまたは1つもしくは複数のサービスを設計することもできる。設計コンポーネント1404は、シグナリングを受信して、特定のインプレッション基準1419に従って特定の広告キャンペーンを実施することができる。さらに、データ・マイニング・コンポーネント1406は、特定の広告に対する1つまたは複数の応答を識別し、広告された1つもしくは複数の製品または1つもしくは複数のサービスに関係する情報を生成することができ、その情報は、メモリ要素(例えばレジスタ、1つまたは複数のファイル、データベースもしくはその一部分)ビジネス・インテリジェンス1416内に保持することができる。

0103

設計コンポーネント1404は、ビジネス・インテリジェンス1416を活用して、広告キャンペーン、または広告される1つもしくは複数の製品または1つもしくは複数のサービスを自律的に調節することができ、調節された1つまたは複数の広告は、1つまたは複数の広告の記憶部1413内に保持することができる。自律的調節は、上述した機械学習技法を利用することによって実施することができる。この調節された広告キャンペーン、または1つもしくは複数の製品または1つもしくは複数のサービスは、ビジネス・インテリジェンスをさらに収集するために広告ドライバ1402によって送ることができる。一態様では、1組の広告キャンペーン、所定の広告時間のうちの少なくとも1つとして定義することができる調節サイクルの完了時に、この企業フェムト・ネットワークを利用する事業者またはこの企業フェムト・ネットワークを運営するネットワーク・オペレータのうちの少なくとも1つが、収集されたビジネス・インテリジェンス1416を使用することができる。

0104

図14Bは、本明細書に記載の諸態様による、企業フェムト・ネットワーク、およびその企業フェムト・ネットワークにつながれる1つまたは複数の構内ネットワーク内のマーケティングを可能にするシステムの一例1450のブロック図である。マーケティング・コンポーネント1401は、1つもしくは複数の参照リンク、1つもしくは複数の参照インターフェース、または1つもしくは複数の従来の有線/無線リンクとすることができる、1つまたは複数のリンク1486を介して、フェムト・ネットワーク・プラットフォーム130に機能的に結合される。さらに、システムの一例1450では、一態様において、マーケティング・コンポーネント1240は、1つまたは複数の外部ネットワーク140のうちの1つもしくは複数の一部とすることができ、例えばマーケティング・コンポーネント1401は、IMSネットワーク内のアプリケーション・サーバの一部とすることができることを指摘しておく。

0105

マーケティング・コンポーネント1401は上記に記載したように動作するが、広告を送信することは、フェムト・ネットワーク・プラットフォーム130により、例えば1つまたは複数のゲートウェイ・ノード545を介して行われる。そのような送信は、ルーティング・コンポーネント1110とマーケティング・コンポーネント1401との間により多くのシグナリングを発生させる可能性があるが、1組の異なる企業フェムト・ネットワーク(図14Bには不図示)および個々に関連する1つまたは複数の構内ネットワーク(不図示)に、広告を供給できるという利点が少なくともあることを指摘しておく。企業フェムト・ネットワーク内の移動体装置の呈示(exposure)を規制する、より多くの数のインプレッション基準1419を利用することに関係するさらなる記憶域需要は、フェムト・ネットワーク・プラットフォーム130にとって利用可能なメモリ・リソース、例えばメモリ565によって少なくとも部分的に補うことができる。同様に、ビジネス・インテリジェンス1416の容量の増加を、記憶リソース、例えばメモリ565にサイドロードすることができる。商業コンポーネント1240に関して説明したように、ビジネス・インテリジェンス1416の容量の増加は、広告にさらされ得る、より大きい1組の別の企業フェムト・ネットワーク、およびその広告への収集された応答から生じる可能性がある。

0106

一態様では、ターゲット広告では、マーケティング・コンポーネント1401は、例えば設計コンポーネント1404により、企業フェムト・ネットワークが「自宅用」ネットワークまたは「ホーム」ネットワークとして展開される住宅立地を特定しまたは分類することができ、「住居」や「住宅」などの他のラベリングも使用できることを理解すべきである。あるいは、またはそれに加え、住居的企業フェムト・ネットワークによって生成されるビジネス・インテリジェンスと、商業的企業フェムト・ネットワークによって収集されるビジネス・インテリジェンスとを区別するために、同じまたは実質的に同じ分類を使用することができる。分類、例えば「住居」や「事業」は、広告に対する実質的に異なる応答パターンを示す場合があることを理解すべきである。したがって、設計コンポーネント1404は、特定の分類に適した広告キャンペーンを作成するために使用する策定パラメータを調節することができ、そのような策定パラメータには、広告配信の割合、プライバシのメトリクまたは考慮事項、広告キャンペーンの長さ、成人向けの内容や一般コンテンツなど、広告キャンペーンの1つまたは複数の特定のコンテンツ等が含まれ得る。

0107

「ホーム」企業フェムト・ネットワークでは、マーケティング・コンポーネント1401は、例えば設計コンポーネント1404により、1つまたは複数のアクセス・リストおよび関連するオプトイン/オプトアウト・フラグを活用して広告キャンペーンの範囲を決定することができ、その範囲には、コンテンツ、長さ、頻度、広告される製品またはブランド等のうちの少なくとも1つが含まれる。さらに、特定のアクセス・リストに関して、およびプライバシ・メトリクまたはインジケータに少なくとも部分的に基づいて、データ・マイニング・コンポーネント1406は、その特定のアクセス・リスト内の1つまたは複数の一意の移動体装置識別子に結び付けられる加入者情報を抽出することができる。さらに、データ・マイニング・コンポーネント1406は、1つまたは複数の外部ネットワーク140のうちの1つまたは複数を活用して、コミュニティ一員であることや公開記録など、一意の識別子に関係する情報を抽出することができる。

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