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課題・解決手段

膨張可能な部材が、係止具及びシートベルト固定具中空の管状舌部を通る圧縮ガスによって膨張する。膨張可能な部材は、分岐する2層ベルト非膨張状態に保持される。係止具が、ディフューザの中に設けられるシリンダから圧縮膨張ガス受け入れ管路回動可能に固定される。

概要

背景

乗員の及び胴にわたって延びて衝突時に車両の中の乗員を保持するシートベルトハーネスが利用されている。膝及び肩ベルトは、通常、衝撃に対するクッション又は保護を与えない。シートベルトは一般に、適切に固定された場合に、衝撃時に乗員を拘束するのに効果的である。車両の破壊部分又は突入する車両と乗員の体との接触の可能性又はその程度を減らすため、車両の室内の様々な場所から展開されるエアバッグが開発されている。エアバッグは、ダッシュボードルーフレールルーフ支持ビーム天井材ハンドルシート及び車室の他のパーツから展開される。

車両の乗員の正面領域は、衝撃時にエアバッグによって保護すべき重要な領域である。この領域は、ダッシュボード又はハンドルに取り付けたエアバッグによって保護し得る。しかしながら、このような大容量の領域を満たすために、膨張させるのに余計に時間がかかるより大きなエアバッグの使用を必要とする。

肩用ストラップシートベルトシステムが、衝撃時に胴体の前部を保護するという追加的保証を与える。従来技術の膨張式の膝又は肩ベルトは、通常、膨張ガス管、ホース及び継ぎ手のためにクリアランスを設けることを要する大きなベルト及びかさばった結合部を有していた。ある従来技術のシステムでは、膨張ガス源が、乗員から遠くに配置された膨張器を要する熱点火膨張技術を使用する。このような膨張器は、通常、車両の構造体に取り付けられ、厚い膨張器との接触を防止する。従来技術の膨張式シートベルトシステムは、場合によっては、シートベルト構造細長チューブ又は管路を必要とする車両のフレーム又はピラー構造に取り付けられる膨張ガス源を有していた。

本出願人の発明は、以下に要約されるように、従来の膨張式シートベルトシステムが直面するこれらの又は他の問題を扱う。

概要

膨張可能な部材が、係止具及びシートベルト固定具中空の管状舌部を通る圧縮ガスによって膨張する。膨張可能な部材は、分岐する2層ベルト非膨張状態に保持される。係止具が、ディフューザの中に設けられるシリンダから圧縮膨張ガスを受け入れる管路に回動可能に固定される。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

膨張式シートベルトシステムであって、肩ベルト部材及び膝ベルト部材であって、前記肩ベルト部材又は膝ベルト部材の一方又は双方が、筒状のシートベルトスリーブを有し、膨張可能な部材が前記スリーブの中に収容されるベルト部材と;膨張ガス源と;係止機構を有するバックルアッセンブリと;前記バックルアッセンブリに固定される係止状態に前記係止機構によって選択的に係合され、前記バックルアッセンブリから取り外し得る解放状態解放される舌部を有するシートベルト固定具と;を具えており、前記バックルが、膨張ガスが前記膨張ガス源から前記バックルを通って前記舌部に供給される第1のガス流路を規定する第1の中空管を有し、前記第1の中空管が第1及び第2の端部を有しており、前記第1の端部が第1の密着面を有し、前記第2の端部が前記膨張ガス源から前記膨張ガスを受け入れ;前記舌部が、前記膨張ガスが前記第1のガス流路から前記膨張可能な部材に流れる第2のガス流路を規定し、前記舌部が第1及び第2の端部を有する第2の中空管を有しており、前記第2の管の第1の端部が第2の密着面を有して、前記係止機構が係止状態にある場合に前記第1の中空管の前記第1の端部とのガスシールを形成し、前記第2の中空管の前記第2の端部が前記膨張可能な部材の入口と連通し;前記係止機構が前記係止状態にあって前記第1の及び第2の密着面をともに保持する場合に、バネが前記中空管の前記第1の端部を前記舌部に係合するよう付勢することを特徴とするシステム

請求項2

前記係止機構が前記解放状態に移動する場合に、前記バックルから前記舌部が取り出され又は押し出されるように、前記バネが前記第1の管に動作可能に結合されていることを特徴とする請求項1に記載のシステム。

請求項3

前記バックルアッセンブリが、既定の位置間で回転軸を中心として回動するよう取付面に固定されることを特徴とする請求項1に記載のシステム。

請求項4

前記バックルアッセンブリが、さらに、空洞及び前記空洞に受容される管路を規定するハウジングを具えており、前記管路が、前記第1のガス流路に前記膨張ガスを導き、前記管路が、前記回転軸と同軸であり、前記ハウジングが、前記管路を受容して前記管路を中心として回動することを特徴とする請求項3に記載のシステム。

請求項5

前記舌部が、前記第2の中空管の両側に2つの係止開口部を有し、前記係止機構が、前記係止状態で前記2つの係止開口部に係合し、解放状態で前記係止開口部から外れることを特徴とする請求項1に記載のシステム。

請求項6

前記係止機構が、さらに、バックルフレームに対して前記舌部の前記係止開口部の一方を通ってそれぞれ可動な2つの係止脚部を有することを特徴とする請求項5に記載のシステム。

請求項7

前記バックルフレームが、第1及び第2のフレーム部分を有しており、前記第1及び第2のフレーム部分が、前記舌部の前記第2の管を受容し前記第1の管に向けて前記第2の管を案内するための管状通路を規定することを特徴とする請求項6に記載のシステム。

請求項8

前記第1の管が、前記管状通路に対して可動であることを特徴とする請求項7に記載のシステム。

請求項9

前記第1及び第2のフレーム部分のそれぞれが、対向するフレーム開口部のセットを有し、前記係止位置における各係止脚部が、まず第1のフレーム開口部、前記舌部の係止開口部、そして第2のフレーム開口部を通って可動であることを特徴とする請求項7に記載のシステム。

請求項10

前記係止機構が、可動ボタンの第2の傾斜部と係合するよう構成された第1の傾斜部を有しており、前記ボタンがボタン用バネによって前記第1の傾斜部から離れるよう付勢され、前記ボタンが、前記ボタン用バネの付勢に抗して第1の位置から第2の位置に可動であり、前記ボタンが前記第2の位置に移動する場合に、前記第1の傾斜部に係合することにより前記係止脚部が前記舌部の前記係止開口部から外に出て前記舌部を解放することを特徴とする請求項6に記載のシステム。

請求項11

前記係止機構を固定位置に向けて付勢するための係止機構バネを有することを特徴とする請求項1に記載のシステム。

請求項12

前記第1の密着面が第1の形状を有しており、前記第2の密着面が前記第1の形状と補完的な第2の形状を有することを特徴とする請求項1に記載のシステム。

請求項13

前記第1の管を破片が通過するのを遮る第1の粒子フィルタを有することを特徴とする請求項1に記載のシステム。

請求項14

前記第2の管を破片が通過するのを遮る第2の粒子フィルタを有することを特徴とする請求項13に記載のシステム。

請求項15

前記第1及び第2の粒子フィルタが、前記第1及び第2の密着面に隣接して配置されていることを特徴とする請求項14に記載のシステム。

請求項16

さらに、前記バックルアッセンブリにヒンジ結合され、前記舌部が前記バックルの中に挿入される前記バックルアッセンブリの空間を覆うよう少なくとも1のバネによって付勢されるドアを具えることを特徴とする請求項1に記載のシステム。

請求項17

膨張式シートベルトシステムであって、膨張可能な部材を中に受容する筒状スリーブを有するシートベルトと;膨張ガス源と;係止機構を有するバックルであって、囲まれた空洞を規定するマニホルドを有し、管路が前記空洞に受容されて回転軸を規定し、前記ハウジングが前記管路を受容して前記回転軸を中心として回転し、前記管路、前記マニホルド及び前記第1の中空管が、膨張ガスが前記膨張ガス源から前記バックルを通って供給される第1のガス流路を規定するバックルと;前記シートベルトが前記バックルアッセンブリに固定される係止状態に前記係止機構によって選択的に係合され、前記バックルアッセンブリから取り外し得る解放状態で解放される舌部を有するシートベルト固定具と;を具えており、前記舌部が、前記膨張ガスが前記第1のガス流路から前記膨張可能な部材の入口に流れる第2のガス流路を規定することを特徴とするシステム。

請求項18

さらに、第1の端部及び第2の端部を有する第2の中空管であって、前記第1の端部が前記第1の中空管と係合し、前記第2の端部が前記膨張可能な部材の入口に開口する第2の中空管を有しており、前記第1の中空管が、前記空洞から前記膨張ガスを受け入れる第1の端部と、前記第2の中空管の前記第1の端部と連通する第2の端部とを有しており、前記第1の中空管の前記第2の端部に第1のシールが設けられており、前記第2の管の前記第1の端部に第2のシールが設けられて前記第1のシールとともにシールを形成し、係止機構が係止状態にある場合に、バネが前記第1の中空管の第2の端部を前記第2のシールと係合するよう付勢して、前記第1及び第2のシールをともに保持することを特徴とする請求項17に記載のシステム。

請求項19

前記第1の中空管の第2の端部が、前記第2の中空管の第1の端部に対して可動であり、前記第1の中空管に前記第1のガス流路に設けられた規制部が設けられており、前記膨張ガスが前記第1のガス流路を通って流れる場合に、前記第1の中空管が前記第2の中空管に向けて駆動されることにより、前記第1のシールと第2のシールとの間の密着を構成し易くすることを特徴とする請求項18に記載のシステム。

請求項20

膨張式シートベルトシステムであって、膨張ガス源と;前記膨張ガス源から膨張ガスが供給される第1のガス流路を規定する係止機構を有するバックルと;前記バックルに固定される係止状態に前記係止機構によって選択的に係合され、前記バックルアッセンブリから取り外し得る解放状態で解放される舌部を有する固定具であって、前記舌部が前記舌部の中に第2のガス流路を規定する固定具と;膨張可能な部材が中に収容される筒状スリーブを有するシートベルトであって、前記膨張可能な部材が前記シートベルトの第1の端部に取り付けられ、前記膨張可能な部材が前記第1の端部よりも前記舌部に近い場所である前記シートベルトの第2の端部に取り付けられ、前記膨張可能な部材が、前記第2のガス流路から前記膨張可能な部材の入口に流れる膨張ガスを受け入れる注入管を有するシートベルトと;を具えることを特徴とするシステム。

請求項21

前記膨張可能な部材の前記第2の端部が、さらに、前記シートベルトに折り重なって縫合される第1の隅部及び第2の隅部を有する一方、前記注入管が、前記第1及び第2の隅部間の前記シートベルトに縫合されない領域に配置されることを特徴とする請求項20に記載のシステム。

技術分野

0001

本出願は、2008年6月20日に出願された米国仮特許出願第61/074,526号の利益を主張する。

0002

本願発明は、シートベルト係止機構バックル及び舌部を通して導入されるガスによって膨張する膨張可能な部材を有する車両の乗員保護システムに関する。

背景技術

0003

乗員の及び胴にわたって延びて衝突時に車両の中の乗員を保持するシートベルトハーネスが利用されている。膝及び肩ベルトは、通常、衝撃に対するクッション又は保護を与えない。シートベルトは一般に、適切に固定された場合に、衝撃時に乗員を拘束するのに効果的である。車両の破壊部分又は突入する車両と乗員の体との接触の可能性又はその程度を減らすため、車両の室内の様々な場所から展開されるエアバッグが開発されている。エアバッグは、ダッシュボードルーフレールルーフ支持ビーム天井材ハンドルシート及び車室の他のパーツから展開される。

0004

車両の乗員の正面領域は、衝撃時にエアバッグによって保護すべき重要な領域である。この領域は、ダッシュボード又はハンドルに取り付けたエアバッグによって保護し得る。しかしながら、このような大容量の領域を満たすために、膨張させるのに余計に時間がかかるより大きなエアバッグの使用を必要とする。

0005

肩用ストラップシートベルトシステムが、衝撃時に胴体の前部を保護するという追加的保証を与える。従来技術の膨張式の膝又は肩ベルトは、通常、膨張ガス管、ホース及び継ぎ手のためにクリアランスを設けることを要する大きなベルト及びかさばった結合部を有していた。ある従来技術のシステムでは、膨張ガス源が、乗員から遠くに配置された膨張器を要する熱点火膨張技術を使用する。このような膨張器は、通常、車両の構造体に取り付けられ、厚い膨張器との接触を防止する。従来技術の膨張式シートベルトシステムは、場合によっては、シートベルト構造細長チューブ又は管路を必要とする車両のフレーム又はピラー構造に取り付けられる膨張ガス源を有していた。

0006

本出願人の発明は、以下に要約されるように、従来の膨張式シートベルトシステムが直面するこれらの又は他の問題を扱う。

0007

膨張式シートベルトシステムが、シートベルトを一緒に留め、膨張ガスをシートベルトに固定された膨張可能な部材に供給する通路を規定するよう協働するバックル及び舌部を有する。ガスは、バックル及び舌部を通って流れる。また、シートベルトの舌部を受容するバックルの部分が、シートベルト係止具解放した場合にシートベルトを取り出すための取り出し部として機能する。バックルと舌部との間にシール結合を与える。1組のシール面が接触面に設けられている。バネがバックルに設けられた第1の管状部材付勢して、シートベルト固定具の舌部に設けられた第2の管状部材に係合させる。

0008

本発明の他の態様によれば、冷却膨張圧ガス源、又はボンベが、膨張ガスボンベに対してバックルを回動させ得る回動結合部によってバックルに固定されている。バックルは、冷却膨張ガス源をシートベルトバックルに結合する管路との十分な流体シールを保持しつつ、管路を中心として回動するよう構成し得る。シートベルトシステムのバックル部分の柔軟性を改善することによって、システムの柔軟性が改善され、係止するようバックルを都合良く向けることができる。

0009

本発明の他の態様によれば、膨張器が、バックルに規定される空洞の中のディフューザ終端とする管を有する。冷却膨張ガスボンベに取り付けられるバックルの代替例として、チューブ又は管路によってシートベルトバックルに結合された遠くに配置される膨張ガス源を設けることができる。

0010

本発明の他の態様によれば、特別なシートベルトが、シートベルトの2層間に配置された膨張可能な部材を具えた平らなシートベルト構造を与えるよう織られている。膨張可能な部材の両端は、一端が隅部でベルトに縫合されて入口を規定する状態で、間隔を開けてシートベルトに縫合される。シートベルトバックルの固定具の舌部からベルトの中のエアバッグにポートが設けられている。特別なシートベルトが、膨張可能な部材が膨張する場合に破れる少なくとも1の壊れ易い縫合部を有する。

0011

本出願人によって開示された膨張可能なシートベルトシステムのこれらの及び他の目的及び利点が、添付図面及び以下の詳細な説明を参照して理解されよう。

図面の簡単な説明

0012

図1は、肩用ベルトに膨張可能な部材を具えたシートベルトハーネスを有する車両用シートの斜視図である。
図2は、肩用ベルトの中に配置された膨張可能な部材を具えたシートベルトハーネス及びベルト固定具の部分立面図である。
図3は、挿入されるベルト固定具及び係止具から分解した圧縮ガスボンベ及びディフューザを具えた係止具の外側斜視図である。
図4は、挿入されるベルト固定具及び係止具から分解した圧縮ガスボンベ及びディフューザを具えた係止具の内側斜視図である。
図5は、係止具及びベルト固定具の分解斜視図である。
図6Aは、一体型取り出し管を示す係止具の長手方向の中央断面図である。
図6Bは、複数部品の取り出し管を示す係止具の長手方向の中央断面図である。

実施例

0013

図1を参照すると、車両シート12にわたって延びる係止位置のシートベルトハーネス10を示す。このシートベルトハーネス10は、膝ベルト14及び肩ベルト18の中で非膨張状態にある膨張可能な部材16、又はエアバッグを有する。膝ベルト14及び肩ベルト18は、当技術分野で知られているように、不使用時にはベルトを格納する格納具(図示せず)に置かれる。係止具20がシート12に固定され、シートベルトハーネス10がベルト固定具22によって係止具20に固定される。係止具20に取り付けられた膨張器26を透視状態で示す。膨張器26は、図示するように、ボンベの中の圧縮ガスを含む冷却膨張器、点火装置付膨張器、ハイブリッド膨張器等とし得る。

0014

図2を参照すると、シートベルトハーネス10及びベルト固定具22を詳細に示している。膝ベルト14及び肩ベルト18は、ベルト固定具22に固定されている。ベルト固定具22は、係止具20によって受容される舌部28を有する。環状部30が、溶接ろう付(braising)又は他の接合方法によって舌部28に固定されている。膝ベルト14及び肩ベルト18が、環状部30に固定されている。舌部28は管状体32を有する。1組の係止開口部34が、管状体32の両側であって管状体32の外側を延びるフランジ36に設けられている。膨張可能な部材16の注入管38が、管状体32に結合している。下記でさらに十分に説明するように、衝突を検出すると、圧縮ガスが管状体32を通って注入管38に流れる。膨張可能な部材16は、中空の又は分岐した2層ベルト42に受容される。分岐した2層ベルト42は、反対端の2層の非分岐のベルト44と一体化している。

0015

注入管38が、後でベルト42に縫合される隅部39に重なることによって、中空のベルト42に固定されている。隅部39は、ベルト42に膨張可能な部材の一端を固定する。注入管38は隅部39間に配置されているが、ベルト42に縫合されず、開いたままである。管38は、留め具41によって管状体の一端の周囲で固定される。

0016

図3及び4を参照すると、係止具20から間隔を開けた膨張器26及びその圧縮ガスボンベとともに、係止具20及びベルト固定具22を示す。膨張器26は衝突の際に管路48を通って圧縮ガスを送る。ここではディフューザとも称されるレセプタクル50は膨張器26を受容し、管路48に結合される。係止具は、管路48を受容する開口部52を具えたハウジング又はマニホルド54を有する。ハウジング54は、管路48に固定され又は管路48の周りに形成されるリング55を押し付けるハウジング又はディフューザシール53を有しており、ガスが開口部52を通ってハウジング54から抜けるのを防止する。締結具56を、ネジを切った管路48の内径部分58に受容させて、管路48をハウジング54の中で固定する。複数のガス出口60が管路48に設けられて、ハウジング54に向けて開口しており、ハウジング54によって規定される空洞の中にガスを出す。

0017

図5、6A及び6Bを参照すると、分解斜視図の係止具20及びベルト固定具22を図5に示し、図6A及び6Bでは、組み立てた係止具20を断面で示す。ベルト固定具22は通常、係止具20の中に受容されるよう構成された舌部28を有する。環状部30が、ろう付け、溶接等によって、図2に示すように、管状体32の側面に取り付けられている。環状部30が管状体32に取り付けられると、係止開口部34が、管状体32及び環状部30から管状体32の側部に延びる側部フランジ36の両側に既定される。

0018

ベルト固定具22は、管状体の遠位端又はその近くに組み立てられたプラスチック製のシール40を有する。舌部28の端部は、取り出し管との係合状態にシールを案内するために、先細になっている。シールにより、液体又は破片が管状体32の中に進入するのが防がれる。シール40を管状体32の下端41に取り付け、又は管状体の中に配置して、シール面を形成し得る。代替的に、管状体32の口又は下端41を形成する金属によってシール40を一体形成し得る。別の実施例では、シール40を下端の内側に組み込み又は固定し得る。シールをプラスチック製のシール材で形成し得る。

0019

係止具20は、取り出し管64の中に受容される取り出しバネ62を有する。取り出しバネ62は、好適には、取り出し管64の中に嵌合する矩形状である。取り出しシール66が、ハウジング54とは反対側の取り出し管64の端部に設けられており、液体又は破片がその中に進入するのを防ぐ。代替的に、取り出し管の中にシール66を配置し得る。取り出しシール66は、マニホルド54から取り出し管64の反対端の材料によって形成し得る。また、図6Bに示すように、取り出し管64の端部に固定される挿入物67として取り出しシール66を設け得る。また、挿入物67は先細面を有しており、取り出し管64に対して管状体32を揃え易くする。シール66は、壊れた場合に、膨張器26が作動すると分かれる2つのドア又はパーツ68及び68aを有する。破片用網が、取り出しドア68、68aの代わりに又はこれらとともに使用し得る。取り出しドア68、68aは、衝突の際に膨張ガスがマニホルド54から取り出し管64を通ってベルト固定具22の管状体32の中に送られると開く。ピン69は、図6Aに示すように、取り出し管64にドア68、68aを固定する。マニホルドシール70は、取り出し管64に面するハウジングのマニホルド開口部72の中に受容されて、取り出し管64とハウジング54との間のシールを形成する。

0020

図5のディフューザシール53は、第1の環状部74、及びハウジング54の中に組み立てられる一体化したバネ76によって結合される対向する環状部78を有する。

0021

部フレーム80が、ハウジング54の一方の側に固定されており、上部フレーム82がハウジング54の反対側に固定されている。下部及び上部フレーム80及び82は、取り出し管64及びバネ62を受容する通路85を形成する。取り出し管64は、通路85の中で擦動する。下部及び上部フレーム80及び82の一部は、取り出し管64を挟んで反対端に配置されている。

0022

解放ボタン84が、係止具20からベルト固定具22を解放し得るよう設けられている。解除タン84は、その伸長位置に向けて解除ボタン84を付勢する解除ボタン用バネ86を有する。

0023

係止保持部88は、穴92を規定する1組のアーム90を有する。穴92は、回動がある範囲に制限された状態で下部フレーム80に係止保持部88を保持する下部フレーム80に形成された部94を受容する。1組の固定タブ96が、アーム90に対して係止保持部88の反対端に設けられている。また、係止保持部88は、ボタン84の1又はそれ以上の傾斜面97に係合するよう構成された角度を成す複数の突起部95を有する。

0024

固定タブ96は、ベルト固定具22の舌部28に形成された係止開口部34を係止する。係止板バネ98が、係止位置に向けて係止保持部88を付勢する。ホール効果スイッチ100、又は他のタイプのスイッチが係止保持部88に組み立てられて、ベルト固定具22が係止具20の中で適切に固定されているか否かを表示するためのスイッチを与える。ホール効果スイッチを作動させるよう係合する取り出しドア68によって磁石69を保持し得る。

0025

部カバー102及び下部カバー104が組み立てられ、係止具20を囲む。バネ98、上部フレーム82、ハウジング54及び下部フレーム80が、複数のリベット106によって一緒に固定される。

0026

ヒンジ結合したカバードア108を図5及び6Aに示す。ドア108は、1組のバネ110によって付勢されている。図6Aに示すドア108は、フレーム80とボタン84との間に形成される空間を遮蔽する。舌部28が、係止具20又はバックルの中に挿入され、管状体32が内側にドア108を押す。

0027

使用時に、乗員が車両のシート12に座る場合、係止具20の中にベルト固定具22を挿入することによって、シートベルトハーネス10を固定する必要がある。係止具20は、管路48に対して回動可能にシート12に固定される。このような位置では、膝ベルト14が乗員の膝にわたって延びており、肩ベルト18が乗員の胴にわたって斜めに延びている。衝突時に、車両の様々な位置に取り付けられた加速度計といった衝突センサからの入力が、膨張器26を始動させるようコントローラに信号を送る。

0028

膨張器を発射する場合、膨張ガスがディフューザ46のレセプタクル50の中に流入し、その後で管路48の中に入る。そして、圧縮ガスがスロット76を通ってディフューザシール53に送られ、ハウジング54又はマニホルドの中に入る。膨張ガスはマニホルド54を急速に充填し、マニホルドの出口72を通って取り出し管64の中に導入される。マニホルドシール70及び取り出しシール66が取り出し管64の反対端を密閉して、圧縮ガスの減少を規制する。上部ディフューザシール78、下部フレーム80、及び上部フレーム82が、膨張ガスを収容するようハウジング54を囲む。ベルト固定具22が係止具20に受容され、係止タブ96が舌部28の側部フランジ36に形成される係止開口部34の中に受容される。上述のように、係止開口部34が管状体32の両側に設けられている。膨張ガスが、取り出し管64からベルト固定具22の管状体32の中に流れる。膨張ガスが管状体32から注入管38の中に流入し、膨張可能な部材16を膨張させる。膨張ガスが膨張可能な部材16に入ると、膨張可能な部材16が分岐した2層ベルト42を分ける。膨張可能な部材16が、シートに座る者の胴にわたって位置する保護用エアバッグを与えるよう膨張且つ拡張する。

0029

取り出し管64と管状体32との間にシールを構成し得る。シールは、ベルト固定具22の管状体32に形成されたシール40と係合するよう、取り出し管64及び取り出しシール66を付勢する取り出しバネ62によって部分的に構成される。取り出しバネ62によって加えられる付勢力に加えて、膨張ガスの力もまた、取り出しシールに加えられるガスの圧力によって、取り出しドア68を含む取り出し管64を外側に押しやる。ガス圧によって加えられる付勢力を、管状体32の出口端の近くに規制部112を与えることによって補強し得る。取り出し管64の規制部112により、ハウジング54の中に発生する圧力が増加する。取り出し管64に加えられる圧力は、取り出しバネ62の付勢力を補完する。

0030

通常の状態での係止具20の動作は、係止具20の中へのベルト固定具22の舌部28の挿入で開始する。舌部28の管状体32が、一方の側の下部カバー及び解放ボタン84及び他方の側の上部カバー102間に挿入される。管状体32が各々の中空部分が隣接し、シール40及び取り出しシール66が互いに係合した状態で、軸方向に取り出し管64に係合する。舌部28が完全に挿入されると、係止保持部88の係止タブ96が、ベルト固定具22の側部フランジ36に形成された係止開口部34に受容される。バネ98が、このような係止位置に向けて係止保持部88を付勢する。スイッチ100が、舌部28の存在により、取り出し管64又は磁石69の動きを検出し、シートベルトハーネス10が適切に固定されたことを車両制御システム報知する。

0031

シートベルトハーネス10は、解放ボタンバネ86の付勢力に抗して解放ボタン84を押し下げることによって、手動で解放される。解放ボタン84の傾斜面97が、係止開口部34から係止タブ96を持ち上げる係止保持部88の突起部95に係合する。このとき、取り出しバネ62が取り出し管64を舌部28に係合するよう押しやり、係止具20から舌部28を排出する。

0032

本発明の実施例を図示且つ説明したが、これらの実施例は、本発明の全ての可能な形態を図示且つ説明することを意図するものではない。むしろ、明細書中で使用される用語は、限定としてではなく説明のための用語であり、本発明の精神及び範囲から逸脱せずに様々な変更が可能である。

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