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技術 船外機の搬送、収納、およびメンテナンスシステム

出願人 ロックソリッド,エルエルシィ
発明者 リチャードスクリヴンジャクリーンドルチェ
出願日 2009年5月28日 (10年1ヶ月経過) 出願番号 2011-511823
公開日 2011年7月28日 (7年11ヶ月経過) 公開番号 2011-521839
状態 未査定
技術分野 船舶の推進 推進動力設備・伝動設備 ハンドカート
主要キーワード 横支持体 横支持部材 ハンドトラック 取り外し性 収納コンテナ キャッチプレート 圧縮空気タンク 軟質面
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (17)

課題・解決手段

船外機(110)のカート(400)は、船外機がカートに装着され、垂直姿勢に持ち上げられ、比較的容易に搬送されることを可能にする。収納、搬送、およびメンテナンスラック(200)も提供される。船外機カートは、収納、搬送、およびメンテナンスラック内に装着される。船外機カートがラックに固定されると、船外機が装着されたカートおよびラックを、容易に搬送および/または収納することができる。カートおよびラックは、カートおよび/またはラックの外形輪郭)内に装着され、燃料、油、並びに、船外機の操作およびメンテナンスに必要な他の構成要素の収納および搬送を可能にする、追加の特徴を含む。船外機を船外機カートに装着する方法、並びに、船外機カートおよび船外機を、収納、搬送、およびメンテナンスラックに装着する方法も記載されている。

概要

背景

船外機は一般に、小型ボートから中型ボート動力を供給するのに用いられる。操作される舵柄であることが多いかかる船外機は、それらのボートから取り外されることができ、そのことは船外機の用途の魅力増している。それ故に、船外機は、事および緊急対応(ファーストレスポンス)の用途で用いられる緊急展開ボート(例えば膨張式など)で使用されることがよくある。しばしば、かかるボートおよび/またはそれらの船外機の修理中または収納中に、船外機をボートから取り外して、水辺での応急メンテナンスを行うかまたは、船外機を適当な収納場所に移動することが必要になることがある。

しかし、船外機をそれらのボートから取り外すことは簡単な作業ではない。これらの船外機は、重く、扱いにくく、取り扱いが厄介であるので、それらの取り扱いについて安全性の問題を生じさせる。また、より環境に配慮した船外機を有するという取り組みがある。例えば、アメリカ合衆国の環境保護庁は、船外機エンジンについて、より高い排出基準を実施し、且つ、従来の軽量2ストロークキャブレター船外機を製造することまたはアメリカ合衆国に輸入することを違法としている。かかる禁止は、より壊れやすいがかなり重い、コンピュータ制御の、2および4ストロークの、直噴式(direct fuel injection:DFI)船外機への製造のシフトに繋がっている。これらの新しい種類の船外機は、船外機の全重量を増加させるばかりであり、場合によっては40パーセントまで増加させることもあり、それらの取り扱いをさらに困難にしている。従って、重量の増加と脆弱性の増大が組み合わされた結果、水難救助およびビーチからの進水(beach launches)を行う軍隊、一般人、および公務員が、船外機の取り外し、搬送、および収納を安全に行うための改善された方法または装置に重点が置かれるようになった。

改変された手押し車ハンドトラック)および他の同様のアイテムが、従来、船外機を搬送するために使用されている。しかし、かかる搬送装置は、滑らかな加工された面で不安定であることが証明されており、加工されていない面には不適当である。これらの装置はまた、上述の最新の船外機の重量および脆弱性を取り扱うのに不十分である。軍事利用の場合は、かかる船外機およびボートは、敵の砲火に彼らの操作者を晒す厳しい環境で、組み立てられ且つ配備されることが多い。従って、該操作者を敵の砲火に晒すのを制限するために、膨張式の軍事および救命ボートは、速やかに圧縮空気タンクからの空気で膨張される。一般人も、彼らのヨット/より大きいボートから、それらのゴムボートを、設備を修理するためまたは収納するために移動させることを必要とする。しかし現時点では、上述のより重い船外機の搬送に役立つものは何も開発されておらず、そのことは、ボートが膨張式であることの特徴によってもたらされる、迅速な救助または秘密の進水による利益を駄目にしてしまう。かかる状況は、あらゆる種類の地形において、迅速、安全、且つ効率的な船外機の移動および装着を可能にする、船外機の搬送装置を必要とする。さらに、かかる装置が、人員の最小限の使用を必要として、船外機の取り外し、搬送、または装着を行うことは有益である。

一度ボートから取り外すと、船外機およびその関連装置を、処理、搬送、保護、および収納する必要もある。収納構造は、船外機のための堅固な支持構造を提供すること、並びに、路、海路、または空路での搬送中の損傷から船外機を保護することが可能でなければならない。さらに、コンピュータおよび診断ツールが、より高機能且つ壊れやすい船外機に伴ってもよく、搬送中に考慮されなければならない別の構成要素が加わることになる。これらの部品、並びに、他の必要なツールおよび支持装置は、搬送中に、特に衝撃および塩水腐食から保護されるべきである。また、収納/搬送構造は、船外機を効率的に保持する必要があるので、効果的に搬送される多様な構造を許容する。

概要

船外機(110)のカート(400)は、船外機がカートに装着され、垂直姿勢に持ち上げられ、比較的容易に搬送されることを可能にする。収納、搬送、およびメンテナンスラック(200)も提供される。船外機カートは、収納、搬送、およびメンテナンスラック内に装着される。船外機カートがラックに固定されると、船外機が装着されたカートおよびラックを、容易に搬送および/または収納することができる。カートおよびラックは、カートおよび/またはラックの外形輪郭)内に装着され、燃料、油、並びに、船外機の操作およびメンテナンスに必要な他の構成要素の収納および搬送を可能にする、追加の特徴を含む。船外機を船外機カートに装着する方法、並びに、船外機カートおよび船外機を、収納、搬送、およびメンテナンスラックに装着する方法も記載されている。

目的

本発明のある実施形態は、図1に示すように、一人の人間が船外機110を取り外し、装着し、収納し、搬送し、メンテナンスし、且つ修理することを可能にする、自立型の船外機の搬送および収納システム100を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

船外機の搬送および支持装置であって、少なくとも一つの横支持部材によって連結された2つの概ね三角形フレームであって、間隙を介し且つ概ね互いに平行であり、それぞれが第1端部、第2端部、および第3端部を有する、少なくとも一つの横支持部材によって連結された2つの概ね三角形のフレームと、前記各フレームの前記第1端部の近くで、前記船外機の搬送および支持装置に連結される、少なくとも一つの車輪と、船外機を前記船外機の搬送および支持装置に連結するための、前記各フレームの前記第2端部の近くにある擬似トランサムと、前記各フレームの前記第1端部と前記第3端部の間にある第1側部とを含み、前記各フレームの前記第3端部が、前記第1側部に概ね垂直に延在する部分を有する船外機の搬送および支持装置。

請求項2

さらに、前記各フレームの前記第3端部の近くで、前記船外機の搬送および支持装置に連結された第2車輪を含む、請求項1に記載の船外機の搬送および支持装置。

請求項3

さらに、前記各フレームの前記第2端部の近くに装着された回転可能なハンドルを含む、請求項1に記載の船外機の搬送および支持装置。

請求項4

さらに、少なくとも一つの収納区画部または燃料袋を支持するためのトレイを含む、請求項1に記載の船外機の搬送および支持装置。

請求項5

さらに、前記燃料袋を支持するためのフックを含む、請求項1に記載の船外機の搬送および支持装置。

請求項6

前記船外機の搬送および支持装置に連結された前記船外機の重心が、実質的に、前記概ね三角形のフレームそれぞれに連結された前記車輪の上方にある、請求項1に記載の船外機の搬送および支持装置。

請求項7

船外機の搬送および支持装置であって、船外機カートであって、少なくとも一つの横支持部材によって連結された2つの概ね三角形のフレーム、船外機を前記船外機の搬送および支持装置に連結するための擬似トランサム、および前記船外機カートの移動を容易にするための少なくとも一対の車輪を含む船外機カートと、前記船外機カートを収納するためのラックとを含む、船外機の搬送および支持装置。

請求項8

前記船外機カートが前記ラック内に嵌まる大きさである、請求項7に記載の船外機の搬送および支持装置。

請求項9

前記船外機カートが、前記ラックのいずれの側部を超えて延在しない、請求項8に記載の船外機の搬送および支持装置。

請求項10

前記ラックは、さらに、前記船外機カートを前記ラック内に固定するための、前記船外機カートの前記少なくとも一つの横支持部材の一つを受けるように構成されているキャッチプレートを含む、請求項7に記載の船外機の搬送および支持装置。

請求項11

前記ラックはフレームを含み、前記フレームの一部分がインバースされて前記船外機カートの前記少なくとも一対の車輪を受ける、請求項8に記載の船外機の搬送および支持装置。

請求項12

さらに、少なくとも一つの着脱可能な収納区画部を含む、請求項7に記載の船外機の搬送および支持装置。

請求項13

脱着可能な船外機カートと、ラックと、少なくとも一つの脱着可能な収納区画部とを含む、船外機の搬送および収納システム

請求項14

前記少なくとも一つの収納区画部が、油収納コンテナ診断ツールポッドコンピュータポッド、ツールボックス、またはそれらの組み合わせを含む、請求項13に記載の船外機の搬送および収納システム。

請求項15

さらに、前記ラックに取り外し可能に装着される一つまたはそれより多くの以下の構成要素を含み、該構成要素は、ワークベンチ作業台)、下部ギヤケースホルダ予備の車輪、作業場用車輪、予備のインペラ、燃料袋、またはそれらの組み合わせ、を含む請求項14に記載の船外機の搬送および収納システム。

請求項16

さらに、船外機を修理またはメンテナンスするための、前記ラック上の水平の作業面を含む、請求項13に記載の船外機の搬送および収納システム。

請求項17

さらに、前記船外機カートを前記ラックに固定するための機構を含む、請求項13に記載の船外機の搬送および収納システム。

請求項18

前記ラックが、前記ラックの積み重ねを容易にする収納ペグをさらに含む、請求項13に記載の船外機の搬送および収納システム。

請求項19

船外機を船外機カートに装着する方法であって、前記船外機カートは、少なくとも一つの横支持部材によって連結された2つの概ね三角形のフレームであって、間隙を介し且つ概ね互いに平行であり、それぞれが第1端部、第2端部、および第3端部を有する、少なくとも一つの横支持部材によって連結された2つの概ね三角形のフレームと、前記各フレームの前記第1端部の近くで、前記カートに連結される少なくとも一つの車輪と、船外機を前記カートに連結するための、前記各フレームの前記第2端部の近くにある擬似トランサムと、前記各フレームの前記第1端部と前記第3端部の間にある第1側部とを含み、前記各フレームの前記第3端部は、前記第1側部に概ね垂直に延在する部分を有し、前記船外機は、操作姿勢と持ち上げられた姿勢の間で前記船外機を調整するためのチルトブラケットを含み、前記船外機を船外機カートに装着する方法は、前記船外機を垂直姿勢に持ち上げることと、前記船外機の前記チルトブラケットを、前記持ち上げられた姿勢に調整することと、前記船外機カートが、前記各フレームの前記第1側部に対して概ね垂直に延在する前記各フレームの前記第3端部の前記部分上に置かれるまで、前記船外機カートを、前記各フレームの前記第3端部の周りを回転させることと、前記擬似トランサムを前記チルトブラケットに装着することと、前記各フレームの前記第1側部が地面に概ね平行になるまで、前記船外機カートおよび前記船外機を、前記各フレームの前記第3端部の周りを回転させることとを含む、船外機を船外機カートに装着する方法。

請求項20

さらに、前記船外機カートおよび前記船外機を、前記船外機カートを受けるためのキャッチプレートを有するラックに装着すること、および前記船外機カートが前記キャッチプレートに係合するまで、前記船外機カートおよび前記船外機を前記ラックの側部に挿入することを含む、請求項19に記載の船外機を船外機カートに装着する方法。

技術分野

0001

<関連出願情報>
本願は、2008年5月30日に出願した米国仮特許出願第61/130,450号からの優先権を主張する。その開示全体を援用してここに組み入れる。

0002

本発明は、船外機の搬送、収納、およびメンテナンスシステムに関する。

背景技術

0003

船外機は一般に、小型ボートから中型ボート動力を供給するのに用いられる。操作される舵柄であることが多いかかる船外機は、それらのボートから取り外されることができ、そのことは船外機の用途の魅力増している。それ故に、船外機は、事および緊急対応(ファーストレスポンス)の用途で用いられる緊急展開ボート(例えば膨張式など)で使用されることがよくある。しばしば、かかるボートおよび/またはそれらの船外機の修理中または収納中に、船外機をボートから取り外して、水辺での応急メンテナンスを行うかまたは、船外機を適当な収納場所に移動することが必要になることがある。

0004

しかし、船外機をそれらのボートから取り外すことは簡単な作業ではない。これらの船外機は、重く、扱いにくく、取り扱いが厄介であるので、それらの取り扱いについて安全性の問題を生じさせる。また、より環境に配慮した船外機を有するという取り組みがある。例えば、アメリカ合衆国の環境保護庁は、船外機エンジンについて、より高い排出基準を実施し、且つ、従来の軽量2ストロークキャブレター船外機を製造することまたはアメリカ合衆国に輸入することを違法としている。かかる禁止は、より壊れやすいがかなり重い、コンピュータ制御の、2および4ストロークの、直噴式(direct fuel injection:DFI)船外機への製造のシフトに繋がっている。これらの新しい種類の船外機は、船外機の全重量を増加させるばかりであり、場合によっては40パーセントまで増加させることもあり、それらの取り扱いをさらに困難にしている。従って、重量の増加と脆弱性の増大が組み合わされた結果、水難救助およびビーチからの進水(beach launches)を行う軍隊、一般人、および公務員が、船外機の取り外し、搬送、および収納を安全に行うための改善された方法または装置に重点が置かれるようになった。

0005

改変された手押し車ハンドトラック)および他の同様のアイテムが、従来、船外機を搬送するために使用されている。しかし、かかる搬送装置は、滑らかな加工された面で不安定であることが証明されており、加工されていない面には不適当である。これらの装置はまた、上述の最新の船外機の重量および脆弱性を取り扱うのに不十分である。軍事利用の場合は、かかる船外機およびボートは、敵の砲火に彼らの操作者を晒す厳しい環境で、組み立てられ且つ配備されることが多い。従って、該操作者を敵の砲火に晒すのを制限するために、膨張式の軍事および救命ボートは、速やかに圧縮空気タンクからの空気で膨張される。一般人も、彼らのヨット/より大きいボートから、それらのゴムボートを、設備を修理するためまたは収納するために移動させることを必要とする。しかし現時点では、上述のより重い船外機の搬送に役立つものは何も開発されておらず、そのことは、ボートが膨張式であることの特徴によってもたらされる、迅速な救助または秘密の進水による利益を駄目にしてしまう。かかる状況は、あらゆる種類の地形において、迅速、安全、且つ効率的な船外機の移動および装着を可能にする、船外機の搬送装置を必要とする。さらに、かかる装置が、人員の最小限の使用を必要として、船外機の取り外し、搬送、または装着を行うことは有益である。

0006

一度ボートから取り外すと、船外機およびその関連装置を、処理、搬送、保護、および収納する必要もある。収納構造は、船外機のための堅固な支持構造を提供すること、並びに、路、海路、または空路での搬送中の損傷から船外機を保護することが可能でなければならない。さらに、コンピュータおよび診断ツールが、より高機能且つ壊れやすい船外機に伴ってもよく、搬送中に考慮されなければならない別の構成要素が加わることになる。これらの部品、並びに、他の必要なツールおよび支持装置は、搬送中に、特に衝撃および塩水腐食から保護されるべきである。また、収納/搬送構造は、船外機を効率的に保持する必要があるので、効果的に搬送される多様な構造を許容する。

発明が解決しようとする課題

0007

本発明のある実施形態は、船外機がカートに装着され、垂直姿勢に持ち上げられ、且つ、比較的容易に搬送されることを可能にする、船外機のカートを含む。 カートの設計は、船外機の重心をカートの車輪のより近くに移動させて、知られたシステムと比べると、船外機を移動する機械効率を実質的に改善している。

0008

ある実施形態は、船外機カートを保持する収納、搬送、およびメンテナンスラックも含み得る。船外機カートが該ラックに固定されると、船外機が装着されたカートおよびラックを、容易に搬送および/または収納することができる。ラックは、船外機のメンテナンスを行うためのメンテナンス台として用いることもできる。

0009

カートおよびラックは、カートおよび/またはラックの外形輪郭)内に装着され、燃料、油、並びに、船外機の操作およびメンテナンスに必要な他の構成要素の収納および搬送を可能にする、追加の特徴を含む。

0010

例示的な実施形態では、船外機の搬送および支持装置は、少なくとも一つの横支持部材によって連結された2つの概ね三角形フレームを含む。該フレームは、間隙を介し且つ概ね互いに平行である。各フレームは、第1端部、第2端部、および第3端部を有する。船外機の搬送および支持装置は、各フレームの第1端部の近くで該装置に連結された少なくとも一つの車輪、船外機を該装置に連結するための各フレームの第2端部の近くにある擬似トランサム、および各フレームの第1端部と第3端部の間にある第1側部も含む。各フレームの第3端部は、第1側部に概ね垂直に延在する部分を有する。船外機の搬送および支持装置は、該装置に装着された船外機の重心が、該装置の車輪の上方に(または比較的上方付近に)なるように構成されており、そのことは、該装置に装着された船外機を傾けやすく且つ移動しやすくする。

0011

別の例示的な実施形態では、船外機の搬送および支持装置は、少なくとも一つの横支持部材によって連結された2つの概ね三角形のフレーム、船外機を該装置に連結するための擬似トランサム、および船外機カートの移動を容易にするための少なくとも一対の車輪を有する船外機カートと、船外機カートを収納し且つメンテナンスを容易にするための収納、搬送、およびメンテナンスラックとを含む。

0012

船外機を船外機カートに装着する方法、並びに、船外機カートおよび船外機を、収納、搬送、およびメンテナンスラックに装着する方法も記載されている。

図面の簡単な説明

0013

図1は、本発明の一実施形態に従うシステムの外形側面図である。
図2は、本発明の一実施形態に従う収納、搬送、およびメンテナンスラックの外形側面図である。
図3は、本発明の一実施形態に従う収納、搬送、およびメンテナンスラックの外形正面図である。
図4は、本発明の一実施形態に従う船外機カートの斜視図である。
図5は、本発明の一実施形態に従う船外機カートの別の斜視図である。
図6は、本発明の一実施形態に従う船外機カートおよび船外機の斜視図である。
図7は、本発明の一実施形態に従うシステムの側面図である。
図8は、本発明の一実施形態に従うシステムの別の側面図である。
図9は、本発明の一実施形態に従うシステムの側面図である。
図10は、本発明の一実施形態に従う船外機カートおよび船外機の斜視図である。
図11は、本発明の一実施形態に従う船外機カートおよび船外機の別の斜視図である。
図12は、本発明の一実施形態に従う診断ツールポッドの斜視図である。
図13は、本発明の一実施形態に従う油収納コンテナの斜視図である。
図14は、本発明の一実施形態に従うコンピュータワークステーションおよびワークベンチ作業台)の斜視図である。
図15は、本発明の一実施形態に従う下部ギヤケースホルダの斜視図である。
図16は、本発明の一実施形態に従うワークベンチ、ツールボックス、および下部ギヤケースホルダの斜視図である。

実施例

0014

本発明のある実施形態は、図1に示すように、一人の人間が船外機110を取り外し、装着し、収納し、搬送し、メンテナンスし、且つ修理することを可能にする、自立型の船外機の搬送および収納システム100を提供する。該システム100は、主な構成要素として、船外機カート400、および、それに装着され、例えば固定ピン210または別の好適な固定機構適所に保持される、収納、搬送、およびメンテナンスラック200(以下「ラック」という)を含む。船外機カート400は、ラック200から取り外し可能に構成されている。

0015

連結されると、船外機カート400およびラック200を、車輪410および車輪220上のシステム100を押すかまたは引くことによって、一緒に移動することができる。車輪220は任意であり、それらが装着されないならば、システム100を車輪410上に後方に傾けて、手押し車または他の同様の装置のようにそれを移動することによって、システム100を押すかまたは引くことができる。

0016

システム100は、燃料、油、並びに、船外機の操作およびメンテナンスに必要な他の構成要素を収納するための、一つ以上の収納区画部(コンパートメント)またはポッドを含み得る。図1に図示され、以下により詳しく説明される例示的な収納ポッドは、油収納コンテナ120、下部ギヤケースホルダ130、ツールボックス140、および診断ツールポッド150を含む。収納ポッドは取り外し可能であることが好ましいが、それらを、船外機カート400またはラック200に取り外せないように装着することもできる。

0017

他の任意の構成要素は、システム100が砂面または他の軟質面でより容易に移動できるようにするための、取り外し可能であり、車輪410または任意の車輪220の代わりに用いることができ、収納姿勢のラック200に装着されるビーチ用車輪160、ラックが(後述のような)メンテナンス姿勢のときにラック200を移動するための作業場用車輪(shop wheels)170、予備インペラプロペラ180、および燃料袋のためのフック420を含む。

0018

さらに図2および図3に図示されるラック200は、船外機110のための再利用可能な保護構造を、搬送中および収納中に提供する。ラックは、船外機カート400を保持するように設計される。ラックは、中空鋼管などの、頑強だが軽量の材料でできているのが好ましい。しかし、アルミニウムまたはクロム合金を含むがこれらに限定されない他の材料を用いてもよい。どんな材料が用いられたとしても、ラックは、構造の完全性妥協することなく、船外機の重量を支持可能であるべきである。

0019

ラック200は、一般には矩形のフレームを有する。ラックの片側は、ユニットの内部に達する船外機カート400の進入を可能にする部分に沿って開いている。船外機カート400をラックに配置するときは、この開口部分は垂直に位置合わせされるべきである。図2に最もよく示されている保護搬送プレート230は、ラック200の側部に沿って装着することができる。保護搬送プレート230は、その上に警報器を置くための表面を提供し、搬送中に船外機110を保護する。これらのプレートは、フレームまたはラック200の追加の支持のためにもたらされた筋交いに直接装着してもよい。保護搬送プレート230は小さい公差を有し、船外機110の左右の横方向への動きを最小限にする。

0020

フレームの角部は、図2に最もよく示すように、一般に丸い形状を有する。ラック200の角部の丸み付けは、搬送の助けになり、且つ、システム内の船外機の収納および搬送を妨げる恐れがある、角部が表面にぶつかる(引っ掛かる)というリスクを最小限にする。

0021

ラック200のフレームの一つの底端部に沿った角部は、インバース部分240であり、船外機カート400の車輪410のための空間をもたらしている。船外機カート400の車輪410を、さらにラック200内に移動させることによって、車輪は装置全体の重心にさらに近付く。これは操作者にとってより大きな機械効率を創生し、ラック200、船外機カート400、および船外機110を傾けやすく、且つ、移動しやすくする。

0022

キャッチプレート250を、インバースした角部の反対側のラック200の底部に沿って設置してもよい。キャッチプレート250は、ラック200内に保持されながら係合する船外機カート400に表面を提供する。キャッチプレート250は、船外機カート400が、夜または他の微光の状況において、ラック200の中に適切に装着されることを可能にする。また、延出部260をフレームの内部内に備えて、ラックが水平姿勢にあるときに船外機のサポートを提供してもよい。船外機110が、搬送中または収納中に大きく移動しないことを確実にするために、他の固定手段を、船外機カート400とラック200の間に設けてもよい。例えば、開口205を、互いに位置合わせするラック200および船外機カート400に設けて、船外機カート400がラック200内の適切な位置にあるときに、固定ピン210を受け入れてもよい。さらに図2に図示され、以下により詳しく説明されるのは、ラック200に装着された取り外し可能なワークベンチ(作業台)270である。

0023

図3に図示するように、収納ペグ310をラック200の側部に沿って備えてもよい。これらの収納ペグ310は、ラック200が、搬送中または収納中に、水平姿勢で相互に積み重ねられることを可能にする。さらに、該ペグを、フォークリフトと共に使用するためのガイドとして用いてもよい。

0024

船外機カート400は、図4および図5に示すように、船外機を支持するように構成されている。ラック200が作られている材料と同じ材料で作られるのが好ましいが、他の材料から形成されることもできる。船外機カートは、種々の位置で横支持体430を通して連結されている、2つの概ね三角形のフレーム部材を形成する管材でもって、側面から見て一般に三角形の外観を呈するのが好ましい。フレーム部材は、図示のように、実質的に互いに平行であることが好ましいが、例えば必要であれば、底部が頂部よりわずかに幅広であることを含んで、フレームが概ね互いに平行であり得る必要はない。

0025

船外機カート400は、船外機カート400に装着された船外機110と共に、ラック200の外形内に嵌まる大きさである。言い換えると、船外機カート400または船外機110のどの部分も、ラック200のいずれの側部を超えて延在しないことが好ましい。従ってラック200は、船外機カート400および船外機110を包み、船外機を損傷から保護する。

0026

船外機カート400は、概ね三角形のフレームの角部に概ね対応する、3つの「端部“ends”」440、450および460、および、概ね三角形のフレームの側部に概ね対応する、3つの「側部“sides”」405、415、および425を有する。図示のように、フレームは必ずしも、例えば実際の三角形と関連付けられるであろうような「角部“corners”」および「側部“sides”」を有さない(すなわち、概ね三角形のフレームの3つの側部は、必ずしもフレームの端部で互いに接しない)ことが理解されよう。船外機カートの第1端部440は、一組の車輪410(図4)、160(図5)が装着される少なくとも一つの車軸(図示せず)を有し、ツールボックス140などの取り外し可能な収納区画部を保持するためのトレイ470を随意に含む。

0027

船外機カートの設計は、船外機カート400の車軸および車輪を実質的に船外機110の重心の下に配置することによって、船外機の変わった形状を利用している。この車軸および車輪の位置は、変わった形状の船外機110を船外機カート400で搬送するときに、操作者とってより大きな機械効率を可能にする。このことは機械効率に実質的な改善をもたらし、先に知られた船外機搬送システムに対して著しい改善を示す。

0028

上述のように、船外機カート400は、船外機またはラックが搬送される地形の種類に応じて車軸に装着することができる、種々の取り外し可能な車輪を有し得る。例えば、砂面用、岩面用、または滑らかな面用に作られた車輪を含み得る。船外機カート400は、船外機カート400またはラック200の種々の位置に装着されて船外機の搬送の助けになり得る、追加の一組の仮の車輪(例えば車輪220)をそれら自身の車軸と共に備えてもよい。

0029

第2端部450において、擬似トランサム480が2つの概ね三角形のフレームを連結して、以下に述べるように、船外機110に対する支持をもたらす。

0030

擬似トランサム480は、船外機110に対する支持をもたらす、例えば2x10の木片または他の同様の構成要素のような支持構造である。装着された船外機の横方向への動きを防ぐために、フィン485も、擬似トランサム480に近接して、船外機カート400の第2端部で連結されてもよい。以下に述べるように、擬似トランサム480は、船外機のチルトブラケットを介して、船外機110の装着のための剛体面を船外機カート400にもたらす。

0031

燃料袋または他の装備品のためのフック420を、擬似トランサム480の底部付近に設けてもよい。フック420を用いて、軍事用途で用いられる船外機に通常備えられる燃料袋(図示せず)を保持してもよい。ツールボックス140に支持をもたらすことに加えて、トレイ470は、燃料袋または別の収納区画部に対する支持をもたらすこともできる。

0032

また第2端部450に連結されたハンドル490も、船外機カート400の操作を容易にするために設けてもよい。ハンドルは固定され得るが、回転可能であることが好ましい。従ってハンドル490は、船外機カート400を搬送するときに、フレームを超えて延在し得る。必要ないときは、ハンドル490は、収納姿勢内に上向きまたは下向きに回転され得る。

0033

概ね三角形のフレームそれぞれの第3端部460は、追加の横支持体430を含む。図4に図示するように、第2端部450と第3端部460の間のフレームの側部425の部分465は、第1端部440と第3端部460の間の側部405に概ね垂直である。概ね垂直な部分465は、以下に述べるように、船外機110の船外機カート400への装着中および船外機110の船外機カート400からの取り外し中に、ユーザの助けとなる。

0034

さらなる支持体を概ね三角形のフレームの第2端部450に設けて、船外機カート400に対するさらなる支持をもたらしてもよい。

0035

ラック200および船外機カート400について説明したので、これらの構成要素の操作について説明する。

0036

船外機110は、ボートの後部に装着するチルトブラケット(図示せず)を有することが理解されよう。このチルトブラケットは、操作姿勢(すなわち船外機が、インペラ/プロペラが水中にある垂直姿勢で、ボートに装着されている)から、船外機が実質的に水から出た持ち上げられた姿勢への、船外機110の回転を可能にする。

0037

船外機110を船外機カート400に装着するために、船外機はその後部で地面に置かれる(船外機の後部を参照、図6参照符号610)。船外機のチルトブラケットが持ち上げられた姿勢に位置付らけれ、次いで船外機はインペラハウジング上で回転されてその端部で立てられる。この時点で、船外機110は船外機カート400を受け入れる状態にある。

0038

船外機カート400は、擬似トランサム480が船外機110のチルトブランケットとぴったりと合うまで、概ね垂直な部分465上で第3端部460を中心に回転される(すなわち、カートを図4でみたときに時計と反対方向)。この姿勢においては、船外機カート400は実質的に、概ね垂直な部分465上でバランスをとっている。次いで擬似トランサム480が船外機110のチルトブランケットに挿入され、チルトブランケット上のクランプが擬似トランサム480に装着されて、船外機110および船外機カート400は互いに連結される。

0039

装着された船外機を有する船外機カート400は、時計回り図4に関して)に回転され、側部405が地面に概ね平行な立位に戻る。概ね垂直な部分465は支点として作用し、実質的に、船外機カート400を持ち上げ立位になるために必要な力を減じる。次いで船外機のチルトブラケットを回転して操作姿勢にすることができ、その結果、図6に示すように、船外機が垂直になる。この姿勢では、船外機カート400を車輪410上に後方に傾けて、船外機カートおよび船外機を手押し車のように動かすことによって、船外機カート400および船外機110をたった一人で容易に動かすことができるように、船外機110の重心は、船外機カートの車輪の上方で(または実質的に上方で)、非常にうまく平衡を保っている。

0040

所望ならば、船外機カート400を、ラック200の開いた側を通してその中に移動して、船外機カート400の第3端部460の横支持体430を、キャッチプレート250の延出部260上に係合することによって、船外機カート400をラック200内に装着することができる。次いで、船外機カート400およびラック200を、固定ピン210または他の好適な固定機構で互いに固定することができる。図7は、船外機110がラック200内に装着された船外機カート400を図示している。図8に図示するように、連結された装置は、ラック200を車輪410上に傾けることによって、また随意に作業場用車輪170上に傾けることによって移動されることができる。上で説明したように、ラック200は、船外機カート400の車輪410がラック200の下に(インバース部分240内に)挿入されることが可能であるように構成されており、それによって、連結された装置の重心を、船外機カート400の車輪410の上方に(または実質的に上方に)移動する。このことは、連結された装置を傾け移動させる際に操作者によって得られる機械効率を高めて、たった一人で連結された装置を移動することを可能にする。

0041

図9に示すように、ラック200は、船外機カート400および/またはそれに装着された船外機100の有無に関わらず、別のラック上に積み重ねられて、空間の利用を最大限にすることができる。互いの上に積み重ねられたラックをガイドするのを助けるために、収納ペグ310をラック200に含んでもよい。この特徴は、軍艦の窮屈な船尾において特に有益である。

0042

船外機110を船外機カート400から取り外すために、船外機110を船外機カート400に装着する上述のプロセスを逆にする。船外機カート400がロック解除され、ラック200から取り外される。船外機110のチルトブラケットが、船外機が持ち上げられた姿勢になるように、1010に回転される(図10)。船外機のインペラハウジングが地面に置かれるまで、船外機カート400が反時計回り1110(図11)に回転される。船外機のチルトブラケット上のクランプが擬似トランサム480から取り外される。船外機カート400が船外機110から取り外される。この時点では、船外機110は、チルトブラケットが持ち上げられた姿勢にあってインペラハウジング1120で立っている。そして、船外機を下ろして、船外機110をボートに連結することができる。

0043

上述のように、船外機カート400およびラック200は、すべての操作が一人または二人の操作者で成し遂げられるように構成されているので、実質的に、船外機を操作且つ搬送するのに必要な操作者を減じることになる。これは、船外機カート400の車輪410が、先の船外機搬送システムよりも、変わった形状の船外機110の重心により近付くことを可能にする、船外機カート400およびラック200の設計により達成される。これは機械効率の実質的な向上を可能にして、先の知られた船外機搬送システムに対して著しい改善を示す。

0044

上述のように、システム100によってもたらされる別の特徴は、システム100が、燃料、油、並びに、船外機の操作およびメンテナンスに必要な他の構成要素の収納および搬送をもたらすことである。これらの特徴の一部は上述しており、他のものは、図12図16を参照して以下に説明する。

0045

上述のように、より最新の船外機は内部コンピュータを利用してもよい。かかるエンジンは、エンジンが正しく作動していることを確認するために、診断ツールおよびパソコンの使用を必要とする。この点を考慮して、このシステムは、船外機カート400および/またはラック200と相互作用する取り外し可能な収納ポッドも含み得る。このポッドは、油、診断ツール、エンジンツール、または船外機のメンテナンスに必要な他の種々の構成要素を保持し得る。従って、このポッドは種々の形状および寸法であってよい。収納ポッドは、船外機110または船外機カート400に必要な空間を占有することなく、ラック200内に保持されるのが好ましい。このことは、システム100全体によって占められるスペース量を減じて、搬送および収納コストを減じることができる。この構成はまた、損傷から収納ポッドおよび他の構成要素を保護することにも役立つ。ポッドは、例えば図12(診断ツールポッド150を示す)および図13(油収納コンテナ120を示す)に図示するように、クランプシステムを通して装着されてよく、ポッドを容易に着脱することを可能にする。しかし、例えば、ファスナーワッシャ、およびピンなどの、しかしこれらに限定されない、装着のための他の手段を用いてもよい。

0046

ラック200からのポッドの取り外し性は、システムに別の利益をもたらす。図14および図16に示すような改変可能なワークステーションである。ラック200は、ワークベンチ270がラックの頂部にある水平姿勢に位置付けられ得る。ラック200の底部にある任意の作業場用車輪170は、ラックを、所望のように、容易に位置付けし直すことを可能にする。

0047

図12に示すように、一つのポッドを、診断装置の収納のために用いることができる。診断装置ポッドの具体的な実施形態は、5面の密閉容器である。その面の一つは、蓋としてヒンジで装着され得る。診断装置ポッドは、最小限のスペースを用いる船外機の必要なケーブルおよび接続ワイヤを保持するように構成されるのが好ましい。

0048

別のポッドは、図14に示すように、例えばラップトップノート型)コンピュータのスクリーンのような、表示装置での特定の用途のために設計される。このポッドは、矩形の底部およびこの底部に連結される4つの垂直に延在した部分から作られる固定部分(static portion)を含み、開いた箱(open box)1410を形成している。概ね矩形の蓋1420が、開いた箱の後方の垂直部分にヒンジで装着される。蓋の残りの縁部の内部にヒンジで装着されているのは、3つのプレート(2つのサイドプレート1430、1440およびトッププレート1450)である。サイドプレート1430、1440は、蓋1420の対向する縁部に装着されている。トッププレート1450は、開いた箱と反対側の蓋の縁部に沿って装着されている。サイドプレート1430、1440の長さは蓋の長さよりも短く、そのことは、サイドプレートがトッププレートの下で互いに折り重なることを可能にする。これらのプレートは蓋と相互作用して、日光または他の明るい光を遮るためのシールドを形成する。ユーザは蓋1420を開けて、コンピュータを開いた箱の中に置いて、次いでトッププレート1450を持ちあげて、サイドプレート1430、1440を、それらが開いた箱の垂直部分に支えられるまで広げるであろう。そして、トッププレートがサイドプレート上に置かれて、コンピュータの密閉容器(enclosure)を形成することができる。これらのプレートは、ラップトップコンピュータ画面またはディスプレイを見るための陰になる領域をもたらす。コンピュータが収納されているときは、トッププレートがサイドプレートの上に置かれた状態で、全てのプレートは蓋の内部の方へ折り畳まれる。

0049

図1および図13は、特に船外機の油を保持するように設計されている、別のポッドである油収納コンテナ120を示している。燃料の次に、油は船外機の操作に必要な最も不可欠な要素である。油ポッドは、まさに他のポッドと同様に、容易に着脱されるように設計されている。また、油ポッドは、油コンテナからの漏れまたは流出を閉じ込めるように設計されている。一部の実施形態において、油ポッドは、吸収材料をポッドの底部に含んで、漏れた油を吸収し得る。油ポッドは、固定用留め金を有し得るヒンジで連結された蓋を有する。ハンドルが、ポッドを容易に取りはずすために設けられてもよい。

0050

図15は、下部ギヤケースホルダ130の別の図を示している。このホルダは、収納姿勢である図1の例示の左下にも見られる。下部ギヤケースホルダ130は、船外機110の「下部のギヤ“lower gear”」がメンテナンスまたは修理のために取り外される場合、それを保持するように構成されている。下部ギヤケースホルダは、ラックがメンテナンス姿勢にあるときに(図16参照)、一対のボルト1510(そのうちの一つのみが図15で見られる)を介してラック200の側部に付いている。これらのボルト1510はまた、下部ギヤケースホルダを、収納姿勢(図1)での収納およびメンテナンスラックにも固定する。下部ギヤケースホルダは調整可能であって、調整ボルト1520を緩め、棒1530を広げて、次いで調整ボルト1520を再び締めることによって、広くすることができる。ブラケット1540は、メンテナンスおよび修理作業中に、下部ギヤのフィンを適所に保持する。調整できない下部ギヤケースホルダは米国特許第4254946号に記載されており、その開示全体はここに組み入れられる。

0051

図16は、ラック200がメンテナンス姿勢にあるときの別の実施形態を図示している。ワークベンチ270および下部ギヤケースホルダ130は、ツールボックス140のように、ラック200に装着される。図16に図示するように、ツールボックス140は中央から開き(二枚貝貝殻クラムシェル)のように)、ラック上に装着され、追加の水平の作業面をもたらすように構成されている。ツールボックス140も、例えばシフトロッドインジケータまたはユニバーサルギヤプーラーなどの、それぞれが船外機の修理およびメンテナンスのための専門ツールであって、保護ケースに収納されないならば容易に損傷される、船外機のメンテナンスおよび修理で用いる特定のツールに合う大きさである。

0052

上述のポッドおよび他の取り外し可能な構成要素は、ラック200にスペースがある場合には、ラック200のいずれの位置に装着されることができる。ポッドおよび該構成要素は、しかしながら、装着された船外機110を有する船外機カート400がラック200に連結される場合に、船外機カート400の車輪の上方に(または実質的に上方に)重心を維持するように、ラックに配置されるべきである。このことは、船外機カート400の車輪410の上方に装置の重心を有することによって得られる機械効率が維持されることを確実にするであろう。

0053

上述していないかまたは図面で図示していない、追加のポッドまたは取り外し可能な構成要素もカートに追加することができる。例えば、ラック200および船外機カート400がより小さい船外機110と併用され、且つ/または、ラック200に十分なスペースがあるならば、船外機カート400の車輪410の上方に装置の重心を有することによって得られる機械効率が維持されるという条件で、膨張式ボートをラック200に装着することができる。

0054

本発明の例示的な実施形態の先述の説明は、説明および記載の目的でのみ示されており、網羅的であることまたは本発明を開示されたまさにその形態に限定することを意図されていない。多くの改変および変形が、上述の教示を考慮して可能である。上述の実施形態は、本発明の原理およびそれらの実際の用途を説明して、他の当業者が、本発明および種々の実施形態を、考えられる特定の使用に適した種々の改変を伴って使用することを可能にするために、選択され、記載された。代替の実施形態が、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、本発明が属する当業者に明らかになるであろう。

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