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技術 排気処理装置付きエンジンの造り分け方法

出願人 株式会社クボタ
発明者 津田裕之小林則章照海裕井上裕史
出願日 2010年5月31日 (10年8ヶ月経過) 出願番号 2010-123939
公開日 2011年12月8日 (9年2ヶ月経過) 公開番号 2011-247231
状態 拒絶査定
技術分野 排気消音装置 排気の後処理
主要キーワード 内側出口 円錐台筒 内外二重管 断熱室 取り付け姿勢 導入状態 導出方向 触媒室
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2011年12月8日)のものです。
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図面 (20)

課題

エンジン搭載上の制約を受け難いエンジンを造ることができる排気処理装置付きエンジン造り分け方法を提供する。

解決手段

シリンダヘッド1の横側面排気マニホルド2を取り付け、この排気マニホルド2に排気処理装置3を取り付け、この排気処理装置3の向きが相違する複数種のエンジンを造り分けるに当たり、排気マニホルド2に排気出口フランジ4を設け、排気処理装置3に排気入口フランジ5を設け、排気出口フランジ4に対する排気入口フランジ5の取り付け姿勢を選択できるようにし、この選択により、排気処理装置3の向きが相違する複数種の排気処理装置付きエンジンを造り分ける。

概要

背景

従来、シリンダヘッド横側面排気マニホルドを取り付け、この排気マニホルドに排気処理装置を取り付けた排気処理装置付きエンジンがある(例えば、特許文献1参照)。
この種の排気処理装置付きエンジンによれば、排気マニホルドから放出した排気高温のまま排気処理装置で処理でき、排気処理装置の触媒機能等を活性化することができる利点がある。
しかし、この従来技術では、排気処理装置の向きが相違する複数種の排気処理装置付きエンジンが用意されていないため、問題がある。

概要

エンジン搭載上の制約を受け難いエンジンを造ることができる排気処理装置付きエンジンの造り分け方法を提供する。シリンダヘッド1の横側面に排気マニホルド2を取り付け、この排気マニホルド2に排気処理装置3を取り付け、この排気処理装置3の向きが相違する複数種のエンジンを造り分けるに当たり、排気マニホルド2に排気出口フランジ4を設け、排気処理装置3に排気入口フランジ5を設け、排気出口フランジ4に対する排気入口フランジ5の取り付け姿勢を選択できるようにし、この選択により、排気処理装置3の向きが相違する複数種の排気処理装置付きエンジンを造り分ける。

目的

本発明の課題は、エンジン搭載上の制約を受け難いエンジンを造ることができる排気処理装置付きエンジンの造り分け方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
3件

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請求項1

シリンダヘッド(1)の横側面排気マニホルド(2)を取り付け、この排気マニホルド(2)に排気処理装置(3)を取り付け、この排気処理装置(3)の向きが相違する複数種排気処理装置付きエンジン造り分けるに当たり、排気マニホルド(2)に排気出口フランジ(4)を設け、排気処理装置(3)に排気入口フランジ(5)を設け、排気出口フランジ(4)に対する排気入口フランジ(5)の取り付け姿勢を選択できるようにし、この選択により、排気処理装置(3)の向きが相違する複数種の排気処理装置付きエンジンを造り分ける、ことを特徴とする排気処理装置付きエンジンの造り分け方法。

請求項2

請求項1に記載した排気処理装置付きエンジンの造り分け方法において、排気マニホルド(2)の横両側のうち、シリンダヘッド(1)側とは反対側を横外側とし、排気マニホルド(2)の横外側に排気処理装置(3)を取り付け、排気処理装置(3)の向きが相違する複数種の横外側排気処理装置付きエンジンを造り分けるに当たり、排気マニホルド(2)として横外側出口排気マニホルド(21)を用い、この横外側出口排気マニホルド(21)にはその横外側に横外側方に向けた排気出口フランジ(4)を設け、排気処理装置(3)から導出したエルボ入口管(6)の導出端に排気入口フランジ(5)を設け、排気出口フランジ(4)に対する排気入口フランジ(5)の取り付け姿勢の選択により、上下前後4種の向きのうち、少なくとも2種の向きを選んで、排気処理装置(3)の向きが相違する複数種の横外側排気処理装置付きエンジンを造り分けるようにした、ことを特徴とする排気処理装置付きエンジンの造り分け方法。

請求項3

請求項1に記載した排気処理装置付きエンジンの造り分け方法において、排気マニホルド(2)の上側に排気処理装置(3)を取り付け、排気処理装置(3)の向きが相違する複数種の上側排気処理装置付きエンジンを造り分けるに当たり、排気マニホルド(2)として上側出口排気マニホルド(22)を用い、この上側出口排気マニホルド(22)にはその上側に上側方に向けた排気出口フランジ(4)を設け、排気処理装置(3)から導出したエルボ入口管(6)の導出端に排気入口フランジ(5)を設け、排気マニホルド(2)の横両側のうち、シリンダヘッド(1)側とは反対側を横外側とし、排気出口フランジ(4)に対する排気入口フランジ(5)の取り付け姿勢の選択により、横外・前・後3種の向きのうち、少なくとも2種の向きを選んで、排気処理装置(3)の向きが相違する複数種の上側排気処理装置付きエンジンを造り分けるようにした、ことを特徴とする排気処理装置付きエンジンの造り分け方法。

請求項4

請求項1に記載した排気処理装置付きエンジンの造り分け方法において、排気マニホルド(2)の横両側のうち、シリンダヘッド(1)側とは反対側を横外側とし、排気マニホルド(2)の横外側に排気処理装置(3)を取り付け、排気処理装置(3)の向きが相違する複数種の横外側排気処理装置付きエンジンを造り分けるとともに、排気マニホルド(2)の上側に排気処理装置(3)を取り付け、排気処理装置(3)の向きが相違する複数種の上側排気処理装置付きエンジンを造り分けるに当たり、横外側排気処理装置付きエンジンを造り分ける場合には、排気マニホルド(2)として横外側出口排気マニホルド(21)を選んで用い、この横外側出口排気マニホルド(21)にはその横外側に横外側方に向けた排気出口フランジ(4)を設け、排気処理装置(3)から導出したエルボ入口管(6)の導出端に排気入口フランジ(5)を設け、排気出口フランジ(4)に対する排気入口フランジ(5)の取り付け姿勢の選択により、上下前後4種の向きのうち、少なくとも2種の向きを選んで、排気処理装置(3)の向きが相違する複数種の横外側排気処理装置付きエンジンを造り分けるようにし、上側排気処理装置付きエンジンを造り分ける場合には、排気マニホルド(2)として上側出口排気マニホルド(22)を選んで用い、この上側出口排気マニホルド(22)にはその上側に上側方に向けた排気出口フランジ(4)を設け、排気処理装置(3)から導出したエルボ入口管(6)の導出端に排気入口フランジ(5)を設け、排気出口フランジ(4)に対する排気入口フランジ(5)の取り付け姿勢の選択により、横外・前・後3種の向きのうち、少なくとも2種の向きを選んで、排気処理装置(3)の向きが相違する複数種の上側排気処理装置付きエンジンを造り分けるようにした、ことを特徴とする排気処理装置付きエンジンの造り分け方法。

請求項5

請求項2から請求項4のいずれかに記載した排気処理装置付きエンジンの造り分け方法において、排気出口フランジ(4)と排気入口フランジ(5)の周縁にその周方向に沿って90°毎に4個の被締結部(7)(8)を配置し、排気入口フランジ(5)の被締結部(7)を排気出口フランジ(5)の被締結部(8)に対して90°単位でずらすことにより、排気出口フランジ(4)に対する排気入口フランジ(5)の取り付け姿勢を選択するようにした、ことを特徴とする排気処理装置付きエンジンの造り分け方法。

請求項6

請求項2から請求項5のいずれかに記載した排気処理装置付きエンジンの造り分け方法において、排気マニホルド(2)の横両側のうち、シリンダヘッド(1)側を横内側、反対側を横外側とし、排気マニホルド(2)の横内側に排気処理装置(3)を取り付ける横内側排気処理装置付きエンジンを、前記排気処理装置付きエンジンとは別種の排気処理装置付きエンジンとして造り分けるに当たり、横内側排気処理装置付きエンジンを造り分ける場合には、排気マニホルド(2)として横内側出口排気マニホルド(23)を選んで用い、この横内側出口排気マニホルド(23)にはその後部から横内側方に導出したエルボ出口部(9)の導出端に横内側方に向けた排気出口フランジ(4)を設け、排気処理装置(3)の横外側端部に横外側方に向けた排気入口フランジ(5)を設け、排気出口フランジ(4)への排気入口フランジ(5)の取り付けにより、シリンダヘッド(1)の後方で排気処理装置(3)が横内向きとなる横内側横内向き排気処理装置付きエンジンを造り分けるようにした、ことを特徴とする排気処理装置付きエンジンの造り分け方法。

請求項7

請求項1から請求項6のいずれかに記載した排気処理装置付きエンジンの造り分け方法において、排気処理装置(3)として、触媒(10)を収容した触媒コンバータ(11)と、この触媒コンバータ(11)に接続したマフラ(12)とを用いる、ことを特徴とする排気処理装置付きエンジンの造り分け方法。

請求項8

請求項1から請求項6のいずれかに記載した排気処理装置付きエンジンの造り分け方法において、排気処理装置(3)として、触媒(10)を収容した触媒マフラ(13)を用いる、ことを特徴とするエンジンの造り分け方法。

技術分野

0001

本発明は、排気処理装置付きエンジン造り分け方法に関し、詳しくは、エンジン搭載上の制約を受け難いエンジンを造ることができる排気処理装置付きエンジンの造り分け方法に関する。

背景技術

0002

従来、シリンダヘッド横側面排気マニホルドを取り付け、この排気マニホルドに排気処理装置を取り付けた排気処理装置付きエンジンがある(例えば、特許文献1参照)。
この種の排気処理装置付きエンジンによれば、排気マニホルドから放出した排気高温のまま排気処理装置で処理でき、排気処理装置の触媒機能等を活性化することができる利点がある。
しかし、この従来技術では、排気処理装置の向きが相違する複数種の排気処理装置付きエンジンが用意されていないため、問題がある。

先行技術

0003

特開2008−115711号公報(図1図2参照)

発明が解決しようとする課題

0004

《問題》エンジン搭載上の制約を受け易い。
排気処理装置の向きが相違する複数種の排気処理装置付きエンジンが用意されていないため、排気処理装置の向きが一定であり、エンジン搭載機種によっては、排気処理装置の収容スペースが確保されない、排気処理装置と周辺部品とが干渉する等、エンジン搭載上の制約を受け易い。

0005

本発明の課題は、エンジン搭載上の制約を受け難いエンジンを造ることができる排気処理装置付きエンジンの造り分け方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

請求項1に係る発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1から図11に例示するように、シリンダヘッド(1)の横側面に排気マニホルド(2)を取り付け、この排気マニホルド(2)に排気処理装置(3)を取り付け、この排気処理装置(3)の向きが相違する複数種の排気処理装置付きエンジンを造り分けるに当たり、
排気マニホルド(2)に排気出口フランジ(4)を設け、排気処理装置(3)に排気入口フランジ(5)を設け、排気出口フランジ(4)に対する排気入口フランジ(5)の取り付け姿勢を選択できるようにし、この選択により、排気処理装置(3)の向きが相違する複数種の排気処理装置付きエンジンを造り分ける、ことを特徴とする排気処理装置付きエンジンの造り分け方法。

発明の効果

0007

(請求項1に係る発明)
請求項1に係る発明は、次の効果を奏する。
《効果》エンジン搭載上の制約を受け難いエンジンを造ることができる。
図1から図11に例示するように、排気マニホルド(2)に排気出口フランジ(4)を設け、排気処理装置(3)に排気入口フランジ(5)を設け、排気出口フランジ(4)に対する排気入口フランジ(5)の取り付け姿勢を選択できるようにし、この選択により、排気処理装置(3)の向きが相違する複数種の排気処理装置付きエンジンを造り分けるので、エンジン搭載上の制約を受け難いエンジンを造ることができる。

0008

(請求項2に係る発明)
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 簡単に複数種の横外側排気処理装置付きエンジンを造り分けることができる。
図1から図3、または図7から図9に例示するように、排気マニホルド(2)として横外側出口排気マニホルド(21)を用い、この横外側出口排気マニホルド(21)にはその横外側に横外側方に向けた排気出口フランジ(4)を設け、排気処理装置(3)から導出したエルボ入口管(6)の導出端に排気入口フランジ(5)を設け、排気出口フランジ(4)に対する排気入口フランジ(5)の取り付け姿勢の選択により、上下前後4種の向きのうち、少なくとも2種の向きを選んで、排気処理装置(3)の向きが相違する複数種の横外側排気処理装置付きエンジンを造り分けるようにしたので、簡単に複数種の横外側排気処理装置付きエンジンを造り分けることができる。

0009

(請求項3に係る発明)
請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 簡単に複数種の上側排気処理装置付きエンジンを造り分けることができる。
図4から図6、または図10図11に例示するように、排気マニホルド(2)として上側出口排気マニホルド(22)を用い、この上側出口排気マニホルド(22)にはその上側に上側方に向けた排気出口フランジ(4)を設け、排気処理装置(3)から導出したエルボ入口管(6)の導出端に排気入口フランジ(5)を設け、排気マニホルド(2)の横両側のうち、シリンダヘッド(1)側とは反対側を横外側とし、排気出口フランジ(4)に対する排気入口フランジ(5)の取り付け姿勢の選択により、横外・前・後3種の向きのうち、少なくとも2種の向きを選んで、排気処理装置(3)の向きが相違する複数種の上側排気処理装置付きエンジンを造り分けるようにしたので、簡単に複数種の上側排気処理装置付きエンジンを造り分けることができる。

0010

(請求項4に係る発明)
請求項4に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 簡単に複数種の横外側排気処理装置付きエンジンと上側排気処理装置付きエンジンとを造り分けることができる。
図1から図3、または図7から図9に例示するように、横外側排気処理装置付きエンジンを造り分ける場合には、排気マニホルド(2)として横外側出口排気マニホルド(21)を選んで用い、この横外側出口排気マニホルド(21)にはその横外側に横外側方に向けた排気出口フランジ(4)を設け、排気処理装置(3)から導出したエルボ入口管(6)の導出端に排気入口フランジ(5)を設け、排気出口フランジ(4)に対する排気入口フランジ(5)の取り付け姿勢の選択により、上下前後4種の向きのうち、少なくとも2種の向きを選んで、排気処理装置(3)の向きが相違する複数種の横外側排気処理装置付きエンジンを造り分けるようにする。
図4から図6、または図10図11に例示するように、上側排気処理装置付きエンジンを造り分ける場合には、排気マニホルド(2)として上側出口排気マニホルド(22)を選んで用い、この上側出口排気マニホルド(22)にはその上側に上側方に向けた排気出口フランジ(4)を設け、排気処理装置(3)から導出したエルボ入口管(6)の導出端に排気入口フランジ(5)を設け、排気出口フランジ(4)に対する排気入口フランジ(5)の取り付け姿勢の選択により、横外・前・後3種の向きのうち、少なくとも2種の向きを選んで、排気処理装置(3)の向きが相違する複数種の上側排気処理装置付きエンジンを造り分けるようにする。
このため、簡単に複数種の横外側排気処理装置付きエンジンと上側排気処理装置付きエンジンとを造り分けることができる。

0011

(請求項5に係る発明)
請求項5に係る発明は、請求項2から請求項4のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 正確に排気処理装置の向きを設定することができる。
図1から図11に例示するように、排気出口フランジ(4)と排気入口フランジ(5)の周縁にその周方向に沿って90°毎に4個の被締結部(7)(8)を配置し、排気入口フランジ(5)の被締結部(7)を排気出口フランジ(5)の被締結部(8)に対して90°単位でずらすことにより、排気出口フランジ(4)に対する排気入口フランジ(5)の取り付け姿勢を選択できるようにしたので、正確に排気処理装置の向きを設定することができる。

0012

(請求項6に係る発明)
請求項6に係る発明は、請求項2から請求項5のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 前記排気処理装置付きエンジンとは別種の横内側横内向き排気処理装置付きエンジンを簡単に造り分けることができる。
図12に例示するように、横内側排気処理装置付きエンジンを造り分ける場合には、排気マニホルド(2)として横内側出口排気マニホルド(23)を選んで用い、この横内側出口排気マニホルド(23)にはその後部から横内側方に導出したエルボ出口部(9)の導出端に横内側方に向けた排気出口フランジ(4)を設け、排気処理装置(3)の横外側端部に横外側方に向けた排気入口フランジ(5)を設け、
排気出口フランジ(4)への排気入口フランジ(5)の取り付けにより、シリンダヘッド(1)の後方で排気処理装置(3)が横内向きとなる横内側横内向き排気処理装置付きエンジンを造り分けるようにしたので、前記横外側または上側排気処理装置付きエンジンとは別種の横内側横内向き排気処理装置付きエンジンを簡単に造り分けることができる。

0013

《効果》排気処理装置の配置によってエンジン横幅が増加することがない。
図12に例示するように、排気出口フランジ(4)への排気入口フランジ(5)の取り付けにより、シリンダヘッド(1)の後方で排気処理装置(3)が横内向きとなる種類の排気処理装置付きエンジンを造り分けることができるようにしたので、排気処理装置(3) の配置によってエンジン横幅が増加することがない。

0014

(請求項7に係る発明)
請求項7に係る発明は、請求項1から請求項6のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》触媒コンバータの触媒機能を有効利用することができる。
図1から図6に例示するように、排気処理装置(3)として、触媒(10)を収容した触媒コンバータ(11)と、この触媒コンバータ(11)に接続したマフラ(12)とを用いたので、排気マニホルド(2)から放出した排気を高温のまま触媒コンバータ(11)で処理することができ、触媒コンバータ(11)の触媒機能を有効利用することができる。

0015

(請求項8に係る発明)
請求項8に係る発明は、請求項1から請求項6のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》触媒マフラの触媒機能を有効利用することができる。
図7から図12に例示するように、排気処理装置(3)として、触媒(10)を収容した触媒マフラ(13)を用いたので、排気マニホルド(2)から放出した排気を高温のまま触媒マフラ(13)で処理することができ、触媒マフラ(13)の触媒機能を有効利用することができる。

図面の簡単な説明

0016

本発明の実施形態に係るエンジンの造り分け方法で得られる横外側上向き触媒コンバータ付きエンジンの斜視図である。
上記方法で得られる横外側後向き触媒コンバータ付きエンジンの斜視図である。
上記方法で得られる横外側下向き触媒コンバータ付きエンジンの斜視図である。
上記方法で得られる上側後向き触媒コンバータ付きエンジンの斜視図である。
上記方法で得られる上側横外向き触媒コンバータ付きエンジンの斜視図である。
上記方法で得られる上側前向き触媒コンバータ付きエンジンの斜視図である。
上記方法で得られる横外側上向き触媒マフラ付きエンジンの斜視図である。
上記方法で得られる横外側後向き触媒マフラ付きエンジンの斜視図である。
上記方法で得られる横外側下向き触媒マフラ付きエンジンの斜視図である。
上記方法で得られる上側後向き触媒マフラ付きエンジンの斜視図である。
上記方法で得られる上側横外向き触媒マフラ付きエンジンの斜視図である。
上記方法で得られる横内側横内向き触媒マフラ付きエンジンの斜視図である。
上記方法で用いる横外側出口排気マニホルドを説明する図で、図13(A)は側面図、図13(B)は平面図、図13(C)は図13(B)のC方向矢視図、図13(D)は図13(B)のD方向矢視図である。
上記方法で用いる上側出口排気マニホルドを説明する図で、図14(A)は側面図、図14(B)は平面図、図14(C)は図14(B)のC方向矢視図、図14(D)は図14(B)のD方向矢視図である。
上記方法で用いる横内側出口排気マニホルドを説明する図で、図15(A)は側面図、図15(B)は平面図、図14(C)は図14(A)のC方向矢視図である。
上記方法で用いる触媒コンバータを説明する図で、図16(A)は縦断面図、図16(B)は図16(A)のB方向矢視図、図16(C)は図16(A)のC方向から見た排気入口フランジの図である。
上記方法で用いるマフラを説明する図で、図17(A)は縦断面図、図17(B)は図17(A)のB方向から見た排気入口フランジの図である。
上記方法で用いるエルボ入口管触媒マフラを説明する図で、図18(A)は縦断面図、図18(B)は図18(A)のB方向矢視図、図18(C)は図18(A)のC−C線断面図、図18(D)は図18(A)のD−D線断面図である。
上記方法で用いる直進入口管触媒マフラを説明する図で、図19(A)は縦断面図、図19(B)は図19(A)のB方向から見た排気入口フランジの図、図19(C)は図19(A)のC−C線断面図、図19(D)は図19(A)のD−D線断面図である。

実施例

0017

図1図12は本発明の実施形態に係る排気処理装置付きエンジンの造り分け方法で得られる排気処理装置付きエンジンを説明する図、図13から図19はこのエンジンの造り分け方法で用いる排気マニホルド、触媒コンバータ、触媒マフラを説明する図である。
このエンジンの造り分け方法で得られる排気処理装置付きエンジンは、立形直列多気筒ガソリンエンジンである。
ここでは、まずエンジンの造り分け方法について説明し、次に、この方法で用いる触媒コンバータと触媒マフラの製造方法について説明する。

0018

(エンジンの造り分け方法)
図1から図12に示すように、シリンダヘッド(1)の横側面に排気マニホルド(2)を取り付け、この排気マニホルド(2)に排気処理装置(3)を取り付け、この排気処理装置(3)の向きが相違する複数種の排気処理装置付きエンジンを造り分けるに当たり、次のようにする。
すなわち、図1から図11に示すように、排気マニホルド(2)に排気出口フランジ(4)を設け、排気処理装置(3)に排気入口フランジ(5)を設け、排気出口フランジ(4)に対する排気入口フランジ(5)の取り付け姿勢を選択できるようにし、この選択により、排気処理装置(3)の向きが相違する複数種の排気処理装置付きエンジンを造り分ける。これにより、エンジン搭載上の制約を受け難いエンジンを造ることができる。

0019

図1から図6に例示するように、排気処理装置(3)として、触媒(10)を収容した触媒コンバータ(11)と、この触媒コンバータ(11)に接続したマフラ(12)とを用いてもよいし、図7から図12に例示するように、触媒(10)を収容した触媒マフラ(13)のみを用いてもよい。

0020

図1から図3は、排気マニホルド(2)の横外側に排気処理装置(3)を取り付け、この排気処理装置(3)として、触媒コンバータ(11)と、この触媒コンバータ(11)に接続したマフラ(12)(以下、「触媒コンバータ(11)等」という)とを用いた、横外側触媒コンバータ付きエンジンを示しており、図1は触媒コンバータ(11)等が上向きの横外側上向き触媒コンバータ付きエンジン、図2は触媒コンバータ(11)等が後向きの横外側後向き触媒コンバータ付きエンジン、図3は触媒コンバータ(11)等が下向きの横外側下向き触媒コンバータ付きエンジンを示している。

0021

図1から図3に示すように、排気マニホルド(2)の横両側のうち、シリンダヘッド(1)側とは反対側を横外側とし、排気マニホルド(2)の横外側に触媒コンバータ(11)等を取り付け、触媒コンバータ(11)等の向きが相違する複数種の横外側触媒コンバータ付きエンジンを造り分けるに当たり、排気マニホルド(2)として横外側出口排気マニホルド(21)を用い、この横外側出口排気マニホルド(21)にはその横外側に横外側方に向けた排気出口フランジ(4)を設け、触媒コンバータ(11)から導出したエルボ入口管(6)の導出端に排気入口フランジ(5)を設け、排気出口フランジ(4)に対する排気入口フランジ(5)の取り付け姿勢の選択により、上後下3種の向きを選んで、触媒コンバータ(11)等の向きが相違する横外側触媒コンバータ付きエンジンを造り分ける。
この横外側触媒コンバータ付きエンジンの場合、上下前後4種の向きのいずれかを選ぶことができるが、少なくとも2種の向きを選んで、触媒コンバータ(11)等の向きが相違するものを造り分けるようにすればよい。これにより、簡単に複数種の横外側触媒コンバータ付きエンジンを造り分けることができる。
この実施形態では、エンジン冷却ファン(33)側を前側、フライホイル(34)側を後側としている。

0022

図1から図3に示す横外側触媒コンバータ付きエンジンでは、排気マニホルド(2)として図13に示す横外側出口排気マニホルド(21)を用い、排気処理装置(3)として、図16に示す触媒コンバータ(11)と、図17に示すマフラ(12)とを用いている。
図13に示す横外側出口排気マニホルド(21)にはその横外側に横外側方に向けた排気出口フランジ(4)を設けている。

0023

図16に示す触媒コンバータ(11)は、触媒収容室(14)に触媒(10)を収容し、触媒収容室(14)の入口からエルボ入口管(6)を、触媒収容室(14)の出口から直進出口管(15)をそれぞれ導出し、エルボ入口管(6)の導出端に排気入口フランジ(5)を設け、直進出口管(15)の導出端に排気出口フランジ(16)を設けたものである。エルボ入口管(6)と直進出口管(15)の基部はそれぞれ各導出方向に次第に縮径する円錐台部(6a)(15a)となっている。触媒(10)は、三元触媒で、セラミック担体に触媒成分を担持させ、内部に排気を通過させるようになっている。

0024

図17に示すマフラ(12)は、消音室(17)の入口から直進入口管(18)を、消音室(17)の出口から直進出口管(19)をそれぞれ導出し、直進入口管(18)の導出端に排気入口フランジ(20)を設けたものである。消音室(17)は内外二重管構造で、内外に複数の膨張室(24)を備え、その周囲は断熱室(25)で取囲んでいる。

0025

図1から図3に示す横外側触媒コンバータ付きエンジンは、図13に示す横外側出口排気マニホルド(21)に、図16に示す触媒コンバータ(11)と、図17に示すマフラ(12)とを順に取り付けたものである。
すなわち、図1から図3に示すように、横外側出口排気マニホルド(21)の排気出口フランジ(4)に触媒コンバータ(11)の排気入口フランジ(5)を取り付け、触媒コンバータ(11)の排気出口フランジ(16)にマフラ(12)の排気入口フランジ(20)を取り付けている。
図1から図3に示すように、横外側出口排気マニホルド(21)の排気出口フランジ(4)と触媒コンバータ(11)の排気入口フランジ(5)の周縁にその周方向に沿って90°毎に4個の被締結部(7)(8)を配置し、排気入口フランジ(5)の被締結部(7)を排気出口フランジ(4)の被締結部(8)に対して90°単位でずらすことにより、排気出口フランジ(4)に対する排気入口フランジ(5)の取り付け姿勢を選択できるようにしている。これにより、正確に触媒コンバータ(11)等の向きを設定することができる。

0026

図1から図3に示すように、被締結部(7)(8)は、いずれも方形の排気出口フランジ(4)と排気入口フランジ(5)の角部であり、図13図16に示すボルト挿通孔(7a)(8a)を備え、相互に位置合わせしたボルト挿通孔(7a)(8a)に挿通させたボルトナット(26)で排気出口フランジ(4)と排気入口フランジ(5)を締結する。

0027

図4から図6は、排気マニホルド(2)の上側に排気処理装置(3)を取り付け、この排気処理装置(3)として、触媒コンバータ(11)と、この触媒コンバータ(11)に接続したマフラ(12)とを用いた、上側触媒コンバータ付きエンジンを示しており、図4は触媒コンバータ(11)等が後向きの上側後向き触媒コンバータ付きエンジン、図5は触媒コンバータ(11)等が横外向きの上側横外向き触媒コンバータ付きエンジン、図6は触媒コンバータ(11)等が前向きの上側前向き触媒コンバータ付きエンジンを示している。

0028

図4から図6に示すように、排気マニホルド(2)の上側に触媒コンバータ(11)等を取り付け、触媒コンバータ(11)等の向きが相違する複数種の上側触媒コンバータ付きエンジンを造り分けるに当たり、排気マニホルド(2)として上側出口排気マニホルド(22)を用い、この上側出口排気マニホルド(22)にはその上側に上側方に向けた排気出口フランジ(4)を設け、触媒コンバータ(11)から導出したエルボ入口管(6)の導出端に排気入口フランジ(5)を設け、排気マニホルド(2)の横両側のうち、シリンダヘッド(1)側とは反対側を横外側とし、排気出口フランジ(4)に対する排気入口フランジ(5)の取り付け姿勢の選択により、横外・前・後3種の向きを選んで、触媒コンバータ(11)等の向きが相違する複数種の上側触媒コンバータ付きエンジンを造り分けている。この上側触媒コンバータ付きエンジンの場合、横外・前・後3種の向きのいずれかを選ぶことができるが、少なくとも2種の向きを選んで、触媒コンバータ(11)等の向きが相違するものを造り分けるようにすればよい。これにより、簡単に複数種の上側触媒コンバータ付きエンジンを造り分けることができる。

0029

図4から図6に示す上側触媒コンバータ付きエンジンでは、排気マニホルド(2)として、図14に示す上側出口排気マニホルド(22)を用い、排気処理装置(3)として、図16に示す触媒コンバータ(11)と、図17に示すマフラ(12)とを用いている。
図14に示す上側出口排気マニホルド(22)には上側に上側方に向けた排気出口フランジ(4)を設けている。

0030

図4から図6に示す上側触媒コンバータ付きエンジンは、図14に示す上側出口排気マニホルド(22)に、図16に示す触媒コンバータ(11)と、図17に示すマフラ(12)とを順に取り付けたものである。
すなわち、図4から図6に示すように、上側出口排気マニホルド(22)の排気出口フランジ(4)に触媒コンバータ(11)の排気入口フランジ(5)を取り付け、触媒コンバータ(11)の排気出口フランジ(16)にマフラ(12)の排気入口フランジ(20)を取り付けている。
図4から図6に示すように、上側出口排気マニホルド(22)の排気出口フランジ(4)と触媒コンバータ(11)の排気入口フランジ(5)の周縁にその周方向に沿って90°毎に4個の被締結部(7)(8)を配置し、排気入口フランジ(5)のボルト締結部(7)を排気出口フランジ(5)のボルト締結部(8)に対して90°単位でずらすことにより、排気出口フランジ(4)に対する排気入口フランジ(5)の取り付け姿勢を選択できるようにしている。これにより、正確に触媒コンバータ(11)の向きを設定することができる。

0031

図4から図6に示すように、被締結部(7)(8)は、いずれも方形の排気出口フランジ(4)と排気入口フランジ(5)の角部であり、図14図16に示すボルト挿通孔(7a)(8a)を備え、相互に位置合わせしたボルト挿通孔(7a)(8a)に挿通させたボルトナット(26)で排気出口フランジ(4)と排気入口フランジ(5)とを締結する。

0032

図7から図9は、排気マニホルド(2)の横外側に排気処理装置(3)を取り付け、この排気処理装置(3)として触媒マフラ(13)を用いた、横外側触媒マフラ付きエンジンを示しており、図7は触媒マフラ(13)が上向きの横外側上向き触媒マフラ付きエンジン、図8は触媒マフラ(13)が後向きの横外側後向き触媒マフラ付きエンジン、図9は触媒マフラ(13)が下向きの横外側下向き触媒マフラ付きエンジンを示している。

0033

図7から図9に示すように、排気マニホルド(2)の横両側のうち、シリンダヘッド(1)側とは反対側を横外側とし、排気マニホルド(2)の横外側に触媒マフラ(13)を取り付け、触媒マフラ(13)の向きが相違する複数種の横外側触媒マフラ付きエンジンを造り分けるに当たり、排気マニホルド(2)として横外側出口排気マニホルド(21)を用い、この横外側出口排気マニホルド(21)にはその横外側に横外側方に向けた排気出口フランジ(4)を設け、触媒マフラ(13)から導出したエルボ入口管(6)の導出端に排気入口フランジ(5)を設け、排気出口フランジ(4)に対する排気入口フランジ(5)の取り付け姿勢の選択により、上後下3種の向きを選んで、触媒マフラ(13)の向きが相違する横外側触媒マフラ付きエンジンを造り分ける。
この横外側触媒マフラ付きエンジンの場合、上下前後4種の向きのいずれかを選ぶことができるが、少なくとも2種の向きを選んで、触媒マフラ(13)の向きが相違するものを造り分けるようにすればよい。これにより、簡単に複数種の横外側触媒マフラ付きエンジンを造り分けることができる。
この実施形態では、エンジン冷却ファン(33)側を前側、フライホイル(34)側を後側としている。

0034

図7から図9に示す横外側触媒マフラ付きエンジンでは、排気マニホルド(2)として図13に示す横外側出口排気マニホルド(21)を用い、排気処理装置(3)として図18に示すエルボ入口管(6)を備えた触媒マフラ(13)を用いている。

0035

図18に示すエルボ入口管(6)を備えた触媒マフラ(13)は、触媒収容室(14)に触媒(10)を収容し、触媒収容室(14)の出口側に消音室(17)を配置し、触媒収容室(14)の出口と消音室(17)の入口とを連通させ、触媒収容室(14)の入口から円錐台筒部(6a)を導出し、この円錐台筒部(6a)の導出端からエルボ入口管(6)を導出し、エルボ入口管(6)の導出端に排気入口フランジ(5)を設け、消音室(17)の出口から直進出口管(15)を導出したものである。円錐台筒部(6a)は、その導出方向に進むにつれて次第に縮径する形状となっている。触媒収容室(14)と消音室(17)との間にはパンチングメタル隔壁(28)を配置し、消音室(17)内にもパンチングメタルの隔壁(29)を配置している。触媒収容室(14)と消音室(17)の周囲は断熱室(25)で取囲んでいる。この断熱室(25)には断熱材(27)を収容している。断熱材(27)にはグラスウールを用いている。

0036

図7から図9に示す横外側触媒マフラ付きエンジンは、図13に示す横外側出口排気マニホルド(21)に図18に示すエルボ入口管(6)を備えた触媒マフラ(13)を取り付けたものである。
すなわち、図7から図9に示すように、横外側出口排気マニホルド(21)の排気出口フランジ(4)にエルボ入口管(6)を備えた触媒マフラ(13)の排気入口フランジ(5)を接続している。
図7から図9に示すように、横外側出口排気マニホルド(21)の排気出口フランジ(4)と触媒マフラ(13)の排気入口フランジ(5)の周縁にその周方向に沿って90°毎に4個の被締結部(7)(8)を配置し、排気入口フランジ(5)の被締結部(7)を排気出口フランジ(5)の被締結部(8)に対して90°単位でずらすことにより、排気出口フランジ(4)に対する排気入口フランジ(5)の取り付け姿勢を選択できるようにしている。これにより、正確に触媒マフラ(13)の向きを設定することができる。

0037

図7から図9に示すように、被締結部(7)(8)は、方形または略方形の排気出口フランジ(4)と排気入口フランジ(5)の角部であり、図13図18に示すボルト挿通孔(7a)(8a)を備え、相互に位置合わせしたボルト挿通孔(7a)(8a)に挿通させたボルトナット(26)で排気出口フランジ(4)と排気入口フランジ(5)とを締結する。

0038

図10図11は、排気マニホルド(2)の上側に排気処理装置(3)を取り付け、この排気処理装置(3)として触媒マフラ(13)を用いた、上側触媒マフラ付きエンジンを示しており、図10は触媒マフラ(13)が後向きの上側後向き触媒マフラ付きエンジン、図11は触媒マフラ(13)が横外向きの上側横外向き触媒マフラ付きエンジンを示している。

0039

図10図11に示すように、排気マニホルド(2)の上側に触媒マフラ(13)を取り付け、触媒マフラ(13)の向きが相違する複数種の上側触媒マフラ付きエンジンを造り分けるに当たり、排気マニホルド(2)として上側出口排気マニホルド(22)を用い、この上側出口排気マニホルド(22)にはその上側に上側方に向けた排気出口フランジ(4)を設け、触媒マフラ(13)から導出したエルボ入口管(6)の導出端に排気入口フランジ(5)を設け、排気マニホルド(2)の横両側のうち、シリンダヘッド(1)側とは反対側を横外側とし、排気出口フランジ(4)に対する排気入口フランジ(5)の取り付け姿勢の選択により、横外・後2種の向きを選んで、触媒マフラ(13)の向きが相違するエンジンを造り分けている。この上側触媒マフラ付きエンジンの場合、横外・前・後3種の向きのいずれかを選ぶことができるが、少なくとも2種の向きを選んで、触媒マフラ(13)の向きが相違するものを造り分けるようにすればよい。これにより、簡単に複数種の上側触媒マフラ付きエンジンを造り分けることができる。

0040

図10図11に示す上側触媒マフラ付きエンジンでは、排気マニホルド(2)として図14に示す上側出口排気マニホルド(22)を用い、排気処理装置(3)として図18に示すエルボ入口管(6)を備えた触媒マフラ(13)を用いている。

0041

図10図11に示す上側触媒マフラ付きエンジンは、図14に示す上側出口排気マニホルド(22)に、図18に示すエルボ入口管(6)を備えた触媒マフラ(13)を取り付けたものである。
すなわち、図10図11に示すように、上側出口排気マニホルド(22)の排気出口フランジ(4)にエルボ入口管(6)を備えた触媒マフラ(13)の排気入口フランジ(5)を取り付けている。
図10図11に示すように、上側出口排気マニホルド(22)の排気出口フランジ(4)と触媒マフラ(13)の排気入口フランジ(5)の周縁にその周方向に沿って90°毎に4個の被締結部(7)(8)を配置し、排気入口フランジ(5)の被締結部(7)を排気出口フランジ(5)の被締結部(8)に対して90°単位でずらすことにより、排気出口フランジ(4)に対する排気入口フランジ(5)の取り付け姿勢を選択できるようにしている。これにより、正確に触媒マフラ(13)の向きを設定することができる。

0042

図10図11に示すように、被締結部(7)(8)は、方形または略方形の排気出口フランジ(4)と排気入口フランジ(5)の角部であり、図14図18に示すボルト挿通孔(7a)(8a)を備え、相互に位置合わせしたボルト挿通孔(7a)(8a)に挿通させたボルトナット(26)で排気出口フランジ(4)と排気入口フランジ(5)とを締結する。

0043

図12は、排気マニホルド(2)の横内側に排気処理装置(3)を取り付け、この排気処理装置(3)として触媒マフラ(13)を用いた、横内側触媒マフラ付きエンジンを示している。
図12に示すように、排気マニホルド(2)の横両側のうち、シリンダヘッド(1)側を横内側、反対側を横外側とし、排気マニホルド(2)の横内側に触媒マフラ(13)を取り付ける横内側触媒マフラ付きエンジンを、前記横外側または上側触媒コンバータ付きエンジンや前記前記横外側または上側触媒マフラ付きエンジンとは別種の横内側横内向き触媒マフラ付きエンジンとして造り分けるに当たり、次のようにする。
横内側触媒マフラ付きエンジンを造り分ける場合には、排気マニホルド(2)として横内側出口排気マニホルド(23)を選んで用い、この横内側出口排気マニホルド(23)にはその後部から横内側方に導出したエルボ出口部(9)の導出端に横内側方に向けた排気出口フランジ(4)を設け、触媒マフラ(13)の横外側端部に横外側方に向けた排気入口フランジ(5)を設け、排気出口フランジ(4)への排気入口フランジ(5)の取り付けにより、シリンダヘッド(1)の後方で触媒マフラ(13)が横内向きとなる横内側横内向き触媒マフラ付きエンジンを造り分ける。

0044

図12に示す横内側横内向き触媒マフラ付きエンジンでは、排気マニホルド(2)として、図15に示す横内側出口排気マニホルド(23)を用い、排気処理装置(3)として、図19に示す直進入口管(30)を備えた触媒マフラ(13)を用いている。

0045

図19に示す直進入口管(30)を備えた触媒マフラ(13)は、図18に示す触媒マフラ(13)のエルボ入口管(6)を直進入口管(30)に変え、他の構成を同じにしたものである。
図19に示す触媒マフラ(13)の触媒収容室(14)の入口から導出した円筒筒部(30a)はその導出方向に進むにつれて次第に縮径する形状となっている。

0046

図12に示す横内側横内向き触媒マフラエンジンは、図15に示す横内側出口排気マニホルド(23)に図19に示す直進入口管(30)を備えた触媒マフラ(13)を取り付けたものである。
すなわち、図12に示すように、横内側出口排気マニホルド(23)の排気出口フランジ(4)に直進入口管(30)を備えた触媒マフラ(13)の排気入口フランジ(5)を接続している。
図12に示すように、横内側出口排気マニホルド(23)の排気出口フランジ(4)と触媒マフラ(13)の排気入口フランジ(5)の周縁にその周方向に沿って120°毎に3個の被締結部(7)(8)を配置している。
図12に示すように、被締結部(7)(8)は、いずれも略三角形の排気出口フランジ(4)と排気入口フランジ(5)の角部であり、図15図19に示すボルト挿通孔(7a)(8a)を備え、相互に位置合わせしたボルト挿通孔(7a)(8a)に挿通させたボルトナット(図外)で排気出口フランジ(4)と排気入口フランジ(5)を締結する。

0047

図1から図12に示す各エンジンの造り分けに当たり、図13から図19に示す排気マニホルド(2)、触媒コンバータ(11)、マフラ(12)、触媒マフラ(13)以外の部品、すなわち、シリンダヘッド(1)、ヘッドカバー(31)、シリンダブロック(32)等の部品は、共通のものを用いる。

0048

(触媒コンバータと触媒マフラの製造方法)
図16に示す触媒収容室(14)に触媒(10)を収容した触媒コンバータ(11)と、図18図19に示す触媒収容室(14)に触媒(10)を収容し、触媒収容室(14)の出口側に消音室(17)を配置した、触媒マフラ(13)とを製造する、触媒コンバータと触媒マフラの製造方法において、次のようにする。
すなわち、図16図18図19に例示するように、触媒コンバータ(11)と触媒マフラ(13)の各触媒室(14)の各入口側からそれぞれ入口管(6)(30)を導出させるに当たり、各入口管(6)(30)の内径寸法を一致させ、各触媒(10)に同じものを用いる。
これにより、触媒(10)を通過する排気ガスの流量や排気ガスと触媒(10)との接触状態に大きな差異がなくなり、触媒触媒コンバータ(11)と触媒マフラ(13)の触媒性能のいずれか一方の触媒性能の確認作業を行えば、他方の触媒性能は同程度であることが推定でき、触媒性能の確認作業の手間を省くことができる。
各触媒(10)に同じもの、すなわち、形状、寸法、構造、触媒担体や触媒成分の素材や量等が同じものを用いる。

0049

また、図16図18に示すように、触媒コンバータ(11)と触媒マフラ(13)の各入口管(6)の内部形状も一致させる。すなわち、各入口管(6)は内部形状も内径寸法も一致するエルボ入口管(6)とする。これにより、排気ガスの導入状態の差異が小さくなり、触媒(10)を通過する排気ガスの流量や排気ガスと触媒(10)との接触状態の同一性が高まり、触媒コンバータ(11)と触媒マフラ(13)との触媒性能の同一性が高まる。

0050

また、図16図18図19に示すように、触媒コンバータ(11)と触媒マフラ(13)の各触媒室(14)の各入口から円錐台筒部(6a)(30a)を導出させ、この円錐台筒部(6a)(30a)は導出方向に次第に縮径させ、この円錐台筒部(6a)(30a)の導出端からそれぞれ入口管(6)(30)を導出させるに当たり、各円錐台筒部(6a)(30a)の内部形状と内径寸法を一致させる。これにより、排気ガスの導入状態の差異が小さくなり、各触媒室(14)の入口から円錐台筒部(6a)(30a)を導出させた場合でも、触媒(10)を通過する排気ガスの流量や排気ガスと触媒(10)との接触状態の同一性が高まり、触媒コンバータ(11)と触媒マフラ(13)との触媒性能の同一性が高まる。

0051

(1)シリンダヘッド
(2)排気マニホルド
(3)排気処理装置
(4)排気出口フランジ
(5)排気入口フランジ
(6)エルボ入口管
(7) 被締結部
(8) 被締結部
(9) エルボ出口部
(10)触媒
(11)触媒コンバータ
(12)マフラ
(13) 触媒マフラ

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