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技術 綴じ装置、用紙処理装置、画像形成システム、及び綴じ方法

出願人 株式会社リコー
発明者 山田真矢
出願日 2010年5月19日 (10年7ヶ月経過) 出願番号 2010-115643
公開日 2011年12月1日 (9年0ヶ月経過) 公開番号 2011-241063
状態 特許登録済
技術分野 電子写真における紙送り 薄板状材料の折畳み、特殊排送装置、その他
主要キーワード ホーム外 孔明け処理 押さえ動作 正転動作 可動フェンス センサ状態 逆転動作 位置検出機構
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

綴じ手段のホーミング時に、綴じ手段の駆動部を逆転動作させて、ホーム外ロックされた場合であっても、綴じ手段の故障と誤検出することなく、綴じ手段をホーム位置へと復帰させることができるようにする。

解決手段

綴じ部201がホーム位置にあるか否かを検出する位置検出部210と、綴じ部を正逆方向に駆動する駆動部202と、ホーム位置から逆転動作させたときに綴じ動作を行わないようにロックするロック機構部213とを有する綴じ装置200において、ホーミング時に駆動部を逆転動作させた際、ロック機構部によってロックされ、駆動を継続しても位置検出部の検出状態が変化しない場合に異常と検出する異常検出部110と、異常検出部によってホーム位置への復帰動作の成否を判定し、復帰動作に失敗した場合、通常の復帰動作とは逆に、駆動部を正転動作させる制御手段(CPU101)を備えた。

概要

背景

画像形成装置から排紙された複数枚の用紙に対し、用紙搬送方向及び用紙搬送方向と直交する方向を整合し、綴じ処理孔明け処理、折り処理など、所定の用紙処理を施して排出する用紙処理装置が知られている。

このような用紙処理装置では、綴じ処理の際に動作が中断した場合、綴じ手段は正転方向に動作させると綴じ処理を行ってしまうため、これを防止するためホーミング時には逆転動作を行っている。また、一度ホーム位置への復帰を完了した綴じ手段が、運搬時の振動などによって逆転方向に動いてしまいホーム外に出てしまう可能性がある。

図7は従来における綴じ部をホーム位置に復帰させる動作の一例を示すフローチャートである。同図において、従来では、綴じ装置起動時に、位置検出部で綴じ部がホーム外に位置していることを検出しており、ホーム位置への復帰が必要であるとき、ホーム位置復帰動作が実行される。まずタイマによる計時を開始して(ステップS000)、ホームへの復帰を試みるために綴じ部の駆動部が逆転動作を開始する(ステップS001)。次いで、位置検出部におけるセンサ状態を確認して、ホーム位置に復帰しているかを評価する(ステップS002)。センサがONになりホーム位置への復帰が検出されれば、正常な復帰を確認し(ステップS005)、復帰動作を終了する(ステップS006)。

センサがOFFのままでホーム位置への復帰が検出されなければ、動作開始時(ステップS001)からの経過時間を確認し、異常検出時間に達しているかを評価する(ステップS003)。異常検出時間に満たなければ、ホーム位置復帰の評価(ステップS002)から再度繰り返す。異常検出時間に到達していたら、エラー発生確定し(ステップS004)、復帰動作を終了する(ステップS006)。

従来のホーム位置への復帰動作においては、ホーム位置に復帰した後に、駆動部が逆転方向に動いていた場合は逆転動作(ステップS001)を行うとロックされてしまい、ホームセンサがON(ステップS002)することはなく、必ずエラー発生(S004)となってしまう。そのため、綴じ手段の機能に異常がないにも拘わらず故障を誤検出してしまうという結果となっていた。

すなわち、正転動作で綴じ処理を行う機構を持つ綴じ手段では、逆転方向に動作させると正しく綴じ処理が行われないため、ホーム位置から逆転動作を行った場合、綴じ手段に設けられたロック機構によってホーム外でロックされてしまうことになる。このようにホーム外でロックされてしまうと、綴じ手段の機能に異常がないにも拘わらず故障と誤検出していた。

一方、例えば特許文献1(特開2004−196528号公報)記載の発明では、ステープル処理後スティプラ可動部がホームポジションに戻らない場合、ステープラモータ故障など)の故障か、リカバリ可能(メカ的な不備)かを見極めるため、不動部と該不動部側の端部を回転自在にピン支持される可動部とからなるスティプラを有する排紙装置において、ステープル待機箇所に可動部があるかどうかを検知するセンサと、転写紙束紙綴じすべく装置の所定位置に可動部を駆動する手段と、ステープル打ち出すための駆動手段と、転写紙束をステープルした後、反転駆動を行い可動部がステープル待機箇所へ移動されたかどうかを検知する手段と、該所定時間以内に移動されないときに再度駆動手段によって復帰させるためのリカバリ手段と、該リカバリ手段によってなお復帰しない場合、複数回リトライを行う手段とを備えたことを特徴としている。

概要

綴じ手段のホーミング時に、綴じ手段の駆動部を逆転動作させて、ホーム外でロックされた場合であっても、綴じ手段の故障と誤検出することなく、綴じ手段をホーム位置へと復帰させることができるようにする。綴じ部201がホーム位置にあるか否かを検出する位置検出部210と、綴じ部を正逆方向に駆動する駆動部202と、ホーム位置から逆転動作させたときに綴じ動作を行わないようにロックするロック機構部213とを有する綴じ装置200において、ホーミング時に駆動部を逆転動作させた際、ロック機構部によってロックされ、駆動を継続しても位置検出部の検出状態が変化しない場合に異常と検出する異常検出部110と、異常検出部によってホーム位置への復帰動作の成否を判定し、復帰動作に失敗した場合、通常の復帰動作とは逆に、駆動部を正転動作させる制御手段(CPU101)を備えた。

目的

本発明が解決しようとする課題は、綴じ手段のホーミング時に、綴じ手段の駆動部を逆転動作させて、ホーム外でロックされた場合であっても、綴じ手段の故障と誤検出することなく、綴じ手段をホーム位置へと復帰させることができるようにすることにある

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

紙束綴じる綴じ手段がホーム位置にあるか否かを検出する位置検出手段と、前記綴じ手段を正逆方向に駆動する駆動手段と、前記ホーム位置から逆転動作させたときに綴じ動作を行わないようにロックするロック手段と、を有し、綴じ手段によって用紙束に綴じ処理を行う綴じ装置において、ホーミング時に前記駆動手段を逆転動作させた際、前記ロック手段によってロックされ、駆動を継続しても位置検出手段の検出状態が変化しない場合に異常と検出する異常検出手段と、前記異常検出手段によってホーム位置への復帰動作の成否を判定し、復帰動作に失敗した場合、通常の復帰動作とは逆に、前記駆動手段を正転動作させる制御手段と、を備えていることを特徴とする綴じ装置。

請求項2

請求項1記載の綴じ装置において、前記制御手段は、前記正転動作によるホーム位置復帰動作初回動作時にのみ実行し、初回動作時以外には、前記逆転動作によるホーム位置復帰動作を行うことを特徴とする綴じ装置。

請求項3

請求項1又は2記載の綴じ装置を備えていることを特徴とする用紙処理装置

請求項4

請求項1又は2記載の綴じ装置と画像形成装置を備えていることを特徴とする画像形成システム

請求項5

用紙束を綴じる綴じ手段がホーム位置にあるか否かを検出する位置検出手段と、前記綴じ手段を正逆方向に駆動する駆動手段と、前記ホーム位置から逆転動作させたときに綴じ動作を行わないようにロックするロック手段と、を有し、綴じ手段によって用紙束に綴じ処理を行う綴じ方法において、ホーミング時に前記駆動手段を逆転動作させた際、前記ロック手段によってロックされ、駆動を継続しても位置検出手段の検出状態が変化しない場合、ホーム位置への復帰動作の成否を判定し、復帰動作を失敗した場合、通常の復帰動作とは逆に、前記駆動手段を正転動作させることを特徴とする綴じ方法。

技術分野

0001

本発明は、搬入されたシート状記録媒体(用紙、OHPシートなどの特殊紙も含むシート状記録媒体全てを意味する。本明細書ではこれらを全て「用紙」と総称して説明する。)に対して綴じ処理を行う綴じ装置、この綴じ装置を備えた用紙処理装置、前記綴じ装置と画像形成装置とを含む画像形成システム、及び綴じ方法に関する。

背景技術

0002

画像形成装置から排紙された複数枚の用紙に対し、用紙搬送方向及び用紙搬送方向と直交する方向を整合し、綴じ処理、孔明け処理、折り処理など、所定の用紙処理を施して排出する用紙処理装置が知られている。

0003

このような用紙処理装置では、綴じ処理の際に動作が中断した場合、綴じ手段は正転方向に動作させると綴じ処理を行ってしまうため、これを防止するためホーミング時には逆転動作を行っている。また、一度ホーム位置への復帰を完了した綴じ手段が、運搬時の振動などによって逆転方向に動いてしまいホーム外に出てしまう可能性がある。

0004

図7は従来における綴じ部をホーム位置に復帰させる動作の一例を示すフローチャートである。同図において、従来では、綴じ装置の起動時に、位置検出部で綴じ部がホーム外に位置していることを検出しており、ホーム位置への復帰が必要であるとき、ホーム位置復帰動作が実行される。まずタイマによる計時を開始して(ステップS000)、ホームへの復帰を試みるために綴じ部の駆動部が逆転動作を開始する(ステップS001)。次いで、位置検出部におけるセンサ状態を確認して、ホーム位置に復帰しているかを評価する(ステップS002)。センサがONになりホーム位置への復帰が検出されれば、正常な復帰を確認し(ステップS005)、復帰動作を終了する(ステップS006)。

0005

センサがOFFのままでホーム位置への復帰が検出されなければ、動作開始時(ステップS001)からの経過時間を確認し、異常検出時間に達しているかを評価する(ステップS003)。異常検出時間に満たなければ、ホーム位置復帰の評価(ステップS002)から再度繰り返す。異常検出時間に到達していたら、エラー発生確定し(ステップS004)、復帰動作を終了する(ステップS006)。

0006

従来のホーム位置への復帰動作においては、ホーム位置に復帰した後に、駆動部が逆転方向に動いていた場合は逆転動作(ステップS001)を行うとロックされてしまい、ホームセンサがON(ステップS002)することはなく、必ずエラー発生(S004)となってしまう。そのため、綴じ手段の機能に異常がないにも拘わらず故障を誤検出してしまうという結果となっていた。

0007

すなわち、正転動作で綴じ処理を行う機構を持つ綴じ手段では、逆転方向に動作させると正しく綴じ処理が行われないため、ホーム位置から逆転動作を行った場合、綴じ手段に設けられたロック機構によってホーム外でロックされてしまうことになる。このようにホーム外でロックされてしまうと、綴じ手段の機能に異常がないにも拘わらず故障と誤検出していた。

0008

一方、例えば特許文献1(特開2004−196528号公報)記載の発明では、ステープル処理後スティプラ可動部がホームポジションに戻らない場合、ステープラモータ故障など)の故障か、リカバリ可能(メカ的な不備)かを見極めるため、不動部と該不動部側の端部を回転自在にピン支持される可動部とからなるスティプラを有する排紙装置において、ステープル待機箇所に可動部があるかどうかを検知するセンサと、転写紙束紙綴じすべく装置の所定位置に可動部を駆動する手段と、ステープル打ち出すための駆動手段と、転写紙束をステープルした後、反転駆動を行い可動部がステープル待機箇所へ移動されたかどうかを検知する手段と、該所定時間以内に移動されないときに再度駆動手段によって復帰させるためのリカバリ手段と、該リカバリ手段によってなお復帰しない場合、複数回リトライを行う手段とを備えたことを特徴としている。

発明が解決しようとする課題

0009

特許文献1記載の発明は所定時間内にホーム位置への復帰動作が完了しなかった際に、再度復帰動作を行って故障の誤検出を解消するようにしているが、綴じ部のホーミング時に、逆転動作によりホーム外でロックされた場合、ホーム位置へ復帰することができず、そのため、故障と誤検出することになる。

0010

いずれにしても、ホーミング時に逆転動作によってホーム外でロックされた場合、綴じ部の機能に異常がないにも拘わらず、故障と誤検出してしまうことになる。

0011

そこで、本発明が解決しようとする課題は、綴じ手段のホーミング時に、綴じ手段の駆動部を逆転動作させて、ホーム外でロックされた場合であっても、綴じ手段の故障と誤検出することなく、綴じ手段をホーム位置へと復帰させることができるようにすることにある。

課題を解決するための手段

0012

前記課題を解決するため、第1の手段は、用紙束を綴じる綴じ手段がホーム位置にあるか否かを検出する位置検出手段と、前記綴じ手段を正逆方向に駆動する駆動手段と、前記ホーム位置から逆転動作させたときに綴じ動作を行わないようにロックするロック手段と、を有し、綴じ手段によって用紙束に綴じ処理を行う綴じ装置において、ホーミング時に前記駆動手段を逆転動作させた際、前記ロック手段によってロックされ、駆動を継続しても位置検出手段の検出状態が変化しない場合に異常と検出する異常検出手段と、前記異常検出手段によってホーム位置への復帰動作の成否を判定し、復帰動作に失敗した場合、通常の復帰動作とは逆に、前記駆動手段を正転動作させる制御手段と、を備えていることを特徴とする。

0013

第2の手段は、第1の手段において、前記制御手段は、前記正転動作によるホーム位置復帰動作を初回動作時にのみ実行し、初回動作時以外には、前記逆転動作によるホーム位置復帰動作を行うことを特徴とする。

0014

第3の手段は、第1又は第2の手段に係る綴じ装置を用紙処理装置が備えていることを特徴とする。

0015

第4の手段は、第1又は第2の手段に係る綴じ装置と画像形成装置を画像形成システムが備えていることを特徴とする。

0016

第5の手段は、用紙束を綴じる綴じ手段がホーム位置にあるか否かを検出する位置検出手段と、前記綴じ手段を正逆方向に駆動する駆動手段と、前記ホーム位置から逆転動作させたときに綴じ動作を行わないようにロックするロック手段と、を有し、綴じ手段によって用紙束に綴じ処理を行う綴じ方法において、ホーミング時に前記駆動手段を逆転動作させた際、前記ロック手段によってロックされ、駆動を継続しても位置検出手段の検出状態が変化しない場合、ホーム位置への復帰動作の成否を判定し、復帰動作を失敗した場合、通常の復帰動作とは逆に、前記駆動手段を正転動作させることを特徴とする。

0017

なお、後述の実施形態では、用紙束は符号900に、綴じ手段は綴じ部201に、位置検出手段はフィラー211とホームセンサ212に、駆動手段は駆動部202に、ロック手段はロック機構部213に、異常検出手段は異常検出部110に、制御手段はCPU101に、用紙処理装置は用紙後処理装置2に、画像形成装置は符号1に、それぞれ対応する。

発明の効果

0018

本発明によれば、綴じ手段のホーミングの復帰動作に失敗した場合、通常の復帰動作とは逆に、駆動手段を正転動作させるので、綴じ手段の駆動部を逆転動作させて、ホーム外でロックされた場合であっても、綴じ手段の故障と誤検出することなく、綴じ手段をホーム位置へと復帰させることができる。

図面の簡単な説明

0019

綴じ装置を備えた用紙後処理装置と画像形成装置とからなる画像形成システムのシステム構成を示す図である。
本発明の実施形態に係る綴じ装置の制御システムを示すブロック図である。
綴じ装置の位置検出機構の構成を説明するための図で、綴じ部がホーム位置にあるときの状態を示す。
綴じ装置の位置検出機構の構成を説明するための図で、綴じ部で用紙束を綴じたときの状態を示す。
本発明の実施形態における復帰動作の第1例の制御手順を示すフローチャートである。
本発明の実施形態における復帰動作の第2例の制御手順を示すフローチャートである。
従来例における綴じ部をホーム位置に復帰させる復帰動作の一例を示すフローチャートである。

実施例

0020

本発明は、綴じ手段の駆動部を逆転動作させ、動作を開始してから所定の時間が経過してもホーム位置に復帰しない場合に、通常のホーム位置復帰動作とは逆に正転動作を行い、ホーム位置に復帰できないかを試行することが特徴になっている。以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。

0021

図1は、綴じ装置を備えた用紙後処理装置と画像形成装置とからなる画像形成システムのシステム構成を示す図である。同図において、画像形成システムは画像形成装置1と用紙処理装置としての用紙後処理装置2とからなる。

0022

用紙後処理装置(フィニッシャ)2は、本実施形態では、画像形成済みの用紙を処理するもので、前段の画像形成装置1からシート受け入れる入口搬送路A、入口搬送路Aからプルーフトレイにシートを排出するプルーフトレイ側搬送路B、入口搬送路Aからシート及び後述の端面綴じ処理トレイFで整合若しくは綴じ処理されたシート束シフトトレイに排出するシフトトレイ側搬送路C、入口搬送路A側から端面綴じ処理トレイF側にシートを搬送する処理トレイ側搬送路D、処理トレイ側搬送路Dに搬入されたシートを複数枚積層して待機するプルーフトレイ側搬送路E、処理トレイ側搬送路Dを経て搬送され、積層されたシート束を整合し、必要に応じて端面綴じ処理を行う端面綴じ処理トレイF、端面綴じ処理トレイFで整合されたシート束が搬送され、中綴じ、中折り処理を行う中綴じ中折り処理トレイG、中綴じ中折り処理トレイGで中綴じ、中折り処理されたシート束が搬送され、排紙される排紙搬送路Hから基本的に構成されている。なお、図1に示した画像形成装置1及び用紙後処理装置1は周知の構成のものであり、ここでは、構成及び動作の概略についてのみ説明し、詳細については説明を省略する。

0023

なお、綴じ装置200は図1では端面綴じ装置として端面綴じ処理トレイFの最下端に用紙搬送方向に対して直交する方向に移動可能に設置されている。

0024

以下、動作の概略について説明する。
綴じ処理を施すために用紙後処理装置2に搬送されてきたシートは、端面綴じ処理トレイFに順次積載される。端面綴じ処理トレイFでは幅方向の整合をジョガーフェンスにて行い、搬送方向の整合を叩きコロ後端フェンス搬送方向上流側)方向の叩き搬送動作放出ベルトの逆転動作による放出爪背面のシート先端押さえ動作により行う。両方向の整合が行われたシート束は綴じ装置200によって1箇所綴じの場合には用紙束の角部、2箇所綴じの場合には、用紙束の幅方向の所定の2箇所に移動して綴じ処理される。綴じ処理された用紙束は、放出爪と加圧ローラによりシフトトレイに排紙される。

0025

中綴じの場合には、端面綴じの場合と同様に、端面綴じ処理トレイFで幅方向の整合をジョガーフェンスにて行い、搬送方向の整合を叩きコロの後端フェンス(搬送方向上流側)方向の叩き搬送動作と放出ベルトの逆転動作による放出爪背面のシート先端部押さえ動作により行う。両方向の整合が行われたシート束は放出爪と加圧ローラによりガイドローラ301に沿って大きくターンして中綴じ中折り処理トレイG側に搬送される。

0026

中綴じ中折り処理トレイGに搬送されたシート束SBは可動フェンス310まで搬送され、中綴じ部ジョガーフェンス325により幅方向が整合され、シート後端後端叩き爪321により叩くことによって搬送方向の整合が行われる。整合後、中綴じスティプラ350によってシート束中央部に対して綴じ処理が行われる。その後、可動フェンス310により、シート束中央部(綴じ処理部)を折りプレート315に対向する折り位置まで押し上げ、折りプレート215の先端部をシート束の折り位置に押し当てて折りローラ対330のニップに押し込むことによって折り処理を行う。折り処理が行われたシート束は排紙搬送路Hを経て、図示しない下排紙トレイ若しくは後段の装置に搬出される。

0027

図2は、本発明の実施形態に係る綴じ装置の制御システムを示すブロック図である。同図において、制御システムは制御部100と綴じ装置200とから構成されている。綴じ装置200は図2に示した端面綴じスティプラであり、綴じ部201、駆動部202、位置検出部210及びロック機構部213を含む。駆動部202は例えばDCモータが使用され、綴じ部201はDCモータの駆動によって動作し、針打ちを行う綴じ機構を含む。位置検出部210はホーム位置を検出するホームセンサ212、及びDCモータの駆動によって回動し、ホーム位置検出状態を変化させるフィラー211を備える。

0028

綴じ装置200の制御は、CPU101、ROM102、RAM103、異常検出部110などを内蔵した制御部100で実行される。制御部100では、制御のためのプログラムコードはROM102に格納され、CPU101はプログラムコードをRAM103に展開し、制御に必要なデータをRAM103に記憶し、当該RAMをワークエリアとして使用しながら前記プログラムコードによって定義される制御を実行し、綴じ装置200を制御する。異常検出部110は、タイマ111を含み、タイマ111によって時間経過を評価し、この時間経過に基づいて綴じ装置200の異常を検出する。

0029

図3及び図4は綴じ装置の位置検出機構の構成を説明するための図で、図3は綴じ部がホーム位置にあるときの状態を、図4は綴じ部で用紙束を綴じたときの状態をそれぞれ示す。

0030

図3及び図4において、綴じ装置200は上部に綴じ部201を備え、綴じ部201を駆動部202のDCモータによって上下方向に往復動させる際に針を打ち出して綴じ処理を行う。綴じ部201の位置は、位置検出部210で検出される。

0031

位置検出部210は前述のようにフィラー211と位置検出センサ212を備え、フィラー211の動作によってホームセンサ212の検出状態を変化させ、綴じ部201がホーム位置にあるかを検出する。フィラー211は回転板からなり、円周部に一部突出した部分(以下、被検知部と称す。)211aが形成されている。これにより、回転板が回転する際に、前記被検知部211aを検出することができる。本実施形態では、被検知部211aをホームセンサ212が検出した所定の範囲の位置(図3の位置)がホームポジションである。なお、フィラー211はDCモータを含む駆動部202の回転機構に同期し、また、綴じ部201は、駆動部202で回転運動から往復直線運動に変換し、駆動される。フィラー211の回転位置と綴じ部201の往復直線運動の位置は1対1に対応するように設定され、フィラー211がホームセンサ212の位置にあるとき、位置検出部210では綴じ装置200の綴じ部201がホーム位置に復帰していると検出する。

0032

実線の矢印a(始点が黒丸で、図示時計方向)で示したのは、綴じ処理を行うために駆動部を正転動作させた場合の、綴じ部201及びフィラー211の動作である。綴じ手段200は、駆動部202の動作によって綴じ部201が下降方向に移動し、用紙束900に対して針綴じ動作を行う。針綴じ動作後、綴じ部201は上昇方向に移動し、駆動部202はホーム位置への復帰を位置検出手段210が検出するまで動作を継続し、ホーム位置への復帰を検出したら動作を停止する。異常発生や、ジャム処理用ドアカバー(図示なし)のオープンなどによる動作の中断がない限りは、綴じ手段200の駆動部202は正転方向への駆動のみを行う。

0033

一点鎖線の矢印b(始点が白丸で、図示反時計方向)で示したのは、綴じ手段200が綴じ処理中に動作を中断した後、ホーム位置復帰のために駆動部202を逆転動作させた場合の綴じ部201及びフィラー211の動作である。綴じ処理中に動作を中断した後で正転動作を行うと、針綴じ動作を行い、用紙にダメージを与えたり、綴じ手段の破損の原因となったり、用紙がない状態で針が出てしまい機内に残留する原因となるため、逆転動作によってホーム位置への復帰を行う必要がある。駆動部202が綴じ動作完了前に動作を中断した場合、綴じ部201及びフィラー211は、ホーム位置から正転方向に動作し停止した状態であるため、逆転方向に動作させれば、必ずホーム位置に向かうことになる。

0034

なお、図3及び図4において、綴じ部201を駆動する駆動機構などの機械的構成は公知であり、本発明が機構自体を対象としていないので、ここではこれらの詳細についての説明は省略する。

0035

図3において、破線の矢印c(始点が黒四角で、図示反時計方向)は、ホーム位置に復帰した状態から、駆動部202を逆転動作させた場合の、綴じ部201及びフィラー212の動作を示す。ここで述べたような構成の綴じ手段では、ホーム位置から駆動部202を逆転方向に動作させると正常な針綴じ動作が行えず、綴じ手段を破損する可能性があるため、ホーム位置から逆転動作させるとロック機構部213が作動して駆動部202の動作をロックする。すなわち、ホーム位置からの逆転動作は禁止されている。

0036

位置検出手段210が検出するのは綴じ装置200の綴じ部201がホーム位置に位置しているか否かであり、ホーム外のどの位置であるか、すなわちホーム位置から正転方向に動いて停止しているのか、逆転方向に動いて停止しているのかの判断はできない。したがって、駆動部202が逆転方向に動いてホーム位置から外の位置に出てしまっていた場合、正転方向に動作させてホーム位置から外に出た場合との区別はつかず、逆転動作だけを行いホーム位置への復帰動作を行う従来の制御方法では、綴じ手段200はホーム位置に復帰せずロックされてしまう。

0037

そこで、本実施形態では、2つの復帰動作を設定する。すなわち、
第1例:逆転動作を行ってもホーム位置に復帰しなかった場合、正転動作を行ってホーム位置への復帰を試みる。このようにすると、ホーム位置に復帰できなかった原因が逆転動作によりロックされたためである場合、正転動作によりホーム位置に復帰することができる。
第2例:前記第1例の復帰動作を電源投入時(初回のホーム位置復帰処理時)にのみ実施する。ホーム位置復帰後に逆転方向へ動くのは、用紙後処理装置の製造工程における組立梱包作業時に加えられた外力や、搬送時の振動などに限られ、電源投入後は、一度ホーム位置を検出した綴じ装置200は、制御上はホーム位置から逆転方向に動くことはない。したがって正転方向の駆動は、電源投入時のホーム位置復帰動作で行えば、その後は従来の復帰動作を行えばよい。

0038

図5は、前記第1例の制御方法の制御手順を示すフローチャートである。
綴じ装置200の起動時に、位置検出部210が、被検知部211aがホーム外に位置していること検出しており、ホーム位置への復帰が必要であるとき、ホーム位置復帰動作が実行される。このホーム位置復帰動作では、まずタイマ111による計時を開始して(ステップS100)、ホームへの復帰を試みるために綴じ装置200の駆動部202が動作を開始する(ステップS101)。次いで、位置検出部210におけるセンサ状態を確認して、ホーム位置に復帰しているかを評価する(ステップS102)。ホームセンサ212がONになりホーム位置への復帰が検出されれば、正常な復帰を確認し(ステップS109)、復帰動作を終了する(ステップS110)。

0039

一方、ステップS102でホームセンサ212がOFFのままでホーム位置への復帰が検出されなければ、動作開始時(ステップS101)からの経過時間を確認し、異常検出時間に達しているかを評価する(ステップS103)。異常検出時間に満たなければ、ホーム位置復帰の評価(ステップS102)から再度繰り返す。異常検出時間に到達していたら、一度タイマをクリアして再び計時を開始し、(ステップS104)、駆動部202の通常のホーム復帰動作とは反対の方向の駆動を開始する(ステップS105)。

0040

駆動開始後、ホームセンサ212の状態を確認して、ホーム位置に復帰しているかを評価する(ステップS106)。ホームセンサ212がONになり、ホーム位置への復帰が検出されれば、正常な復帰を確認して(ステップS109)、復帰動作を終了する(ステップS110)。ホームセンサ212がOFFのままでホーム位置への復帰が検出されなければ、計時再開(ステップS104)からの経過時間を確認し、異常検出時間に達しているかを評価する(ステップS105)。異常検出時間に満たなければ、ホーム位置復帰の評価(ステップS106)から再度繰り返す。エラー検出時間に到達していたら、エラー発生を確定し(ステップS108)、復帰動作を終了する(ステップS110)。

0041

図6は前記2)の制御方法の制御手順を示すフローチャートである。なお、図6のフローチャートと同等な各処理には、同一の参照符号を付し、重複する説明は適宜省略する。

0042

図6処理手順においても、綴じ装置200の起動時に、位置検出部210が、被検知部211aがホーム外に位置していること検出しており、ホーム位置への復帰が必要であるとき、ホーム位置復帰動作が実行される。その際、従来のホーム位置復帰動作、及び前記1)におけるホーム位置復帰動作と同様に、タイマによって経時開始後(ステップS100)、逆転動作(ステップS101)を行いホームへの復帰を試みる。ホーム位置に復帰しないまま所定時間が経過した場合(ステップS102、S103)、当該のホーム位置復帰動作が電源投入時に実施されたものかを判定する(ステップS120)。電源投入時のホーム位置復帰動作であれば、前記1)の制御手順と同様に正転動作による復帰動作を行い、エラー発生若しくは正常に復帰として復帰動作を終了する(ステップS104−S110)。電源投入時以外のホーム位置復帰動作であれば(ステップS120−NO)、ステップS108にスキップし、従来の制御手順と同様にエラー発生を確定し、復帰動作を終了する(ステップS108→S110)。

0043

このように本実施形態では、綴じ部201のホーミング時に、駆動部202の逆転動作を開始し、動作開始から所定の時間が経過してもホーム位置に復帰しない場合、通常のホーム位置への復帰動作とは逆に正転動作を行い、ホーム位置に復帰できないか試行する。その結果、ホーム位置へ復帰できれば、綴じ部201が正常に動作していることを確認できる。そこで、前記ホーミング時に、綴じ部201の駆動部202を逆転動作させて、ホーム外でロックされた場合であっても、正転動作を行わせることにより綴じ部201は正しくホーム位置へと復帰することが可能となり、故障の誤検出を防止できる。

0044

以上のように、本実施形態によれば、
1)ホーミング時に綴じ手段がホーム外でロックされていた場合であっても、ホーム位置へと復帰させることが可能となり、綴じ手段故障の誤検出を防止できる。
2)ホーム位置復帰動作は、初回動作時にのみ実行し、初回動作時以外には、従来のホーム位置復帰動作を行うことにより、故障した綴じ手段に対する通電を最小限に抑え、ホーム位置復帰動作について無駄のない制御が可能となる。
3)用紙後処理装置に前記綴じ手段を搭載することによって、用紙後処理装置の製造工程における組立、梱包作業時に加えられた外力や、装置を搬送する際の振動により、綴じ手段の駆動部が綴じ方向とは反対側に移動し、起動時に位置検出手段がホーム外を検出していた場合などにも、綴じ手段は故障を誤検出することなく正常に復帰するので、より信頼性の高い製品を提供することができる。
等の効果を奏する。

0045

なお、本発明は本実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。

0046

1画像形成装置
2用紙後処理装置
100 制御部
101 CPU
110異常検出部
200綴じ装置
202 駆動部
201綴じ部
211フィラー
212ホームセンサ
213ロック機構部
900 用紙束

先行技術

0047

特開2004−196528号公報

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