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技術 デジタルクロスコネクト装置及び方法

出願人 日本電信電話株式会社
発明者 大原拓也鈴木昌弘小野隆相澤茂樹富沢将人
出願日 2010年4月13日 (10年8ヶ月経過) 出願番号 2010-092399
公開日 2011年11月4日 (9年1ヶ月経過) 公開番号 2011-223455
状態 特許登録済
技術分野 交換用スイッチ回路、多重交換制御方式
主要キーワード レーン識別 ダミーブロック パラレル数 スイッチデバイス ダミーバイト 容量信号 パラレル化 スキュー検出
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2011年11月4日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

任意のビットレートODUを上限ビットレートの設けられているスイッチデバイスクロスコネクトすることを可能にし、さらに装置規模を削減する。

解決手段

本発明は、クロスコネクト手段の前段パラレル化手段を設け、後段シリアル化手段を設けることにより、クロスコネクト手段への入力信号をパラレル化し、クロスコネクト手段からの出力信号をシリアル化する。さらに、クロスコネクト粒度が異なる複数のクロスコネクト手段を設け、入力信号のパラレル化、出力信号のシリアル化により、信号速度をクロスコネクト手段の動作速度以下にする。

概要

背景

インターネットなどの利用の拡大に伴いデータトラフィックが急速に増加している。そのようなトラフィック支えるために光伝送大容量化進展しており、バックボーンネットワークを支える伝送装置伝送容量も拡大の一途を辿っている。大容量化した信号を柔軟に扱う技術としてデジタルクロスコネクト技術がある。クロスコネクト装置の一例を図8に示す。ノード内の時間分離部10において伝送されてきた信号から多重されている信号を分離して、クロスコネクト部20でそれらの組み換えを可能とする。これまでに検討されているデジタルクロスコネクトの具体例としてはSDH(Synchronous Digital Hierarachy)クロスコネクトが挙げられる(例えば、非特許文献1参照)。

光伝送に用いられる信号形式としてITU-T勧告G.709で規定されるOTN(Optical Transport Network)がある。OTNでは波長多重WDM:Wavelength Division Multiplexing)伝送技術を踏まえた管理・制御方式インタフェースが規定されておりWDM伝送システムなどでの利用が広がっている。様々なクライアント信号をOTNに収容して長距離伝送することが可能である。近年ではイーサネット登録商標)との整合性を高めるために様々な拡張がなされ、例えばGbE(Gigabit Ethernet(登録商標))に対応したODU0や100GbEに対応したODU4といった新しいODU(Optical Data Unit)が規定されている。また将来出現するであろう未知のクライアント信号に対しても対応できるように任意のビットレートを持たせることができるODUflexが規定された(例えば、非特許文献2,3参照)。

概要

任意のビットレートのODUを上限ビットレートの設けられているスイッチデバイスでクロスコネクトすることを可能にし、さらに装置規模を削減する。 本発明は、クロスコネクト手段の前段パラレル化手段を設け、後段シリアル化手段を設けることにより、クロスコネクト手段への入力信号をパラレル化し、クロスコネクト手段からの出力信号をシリアル化する。さらに、クロスコネクト粒度が異なる複数のクロスコネクト手段を設け、入力信号のパラレル化、出力信号のシリアル化により、信号速度をクロスコネクト手段の動作速度以下にする。

目的

本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、任意のビットレートのODUを上限ビットレートの設けられているスイッチデバイスでクロスコネクトすることを可能にし、さらに小さな容量のODUを利用する場合であっても、装置規模を削減することが可能なデジタルクロスコネクト装置及び方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

デジタル伝送に用いられるデジタルクロスコネクト装置であって、入力された時間多重信号を時間分離する時間分離手段と、前記時間分離手段で時間分離された信号をパラレル展開するパラレル化手段と、パラレル展開された信号をクロスコネクトするクロスコネクト手段と、クロスコネクトされた信号を前記パラレル化手段と逆の処理を行うことによりシリアル化するシリアル化手段と、シリアル化された信号を他の信号を時間多重して出力する時間多重化手段と、を有し、前記パラレル化手段は、前記時間分離された信号を、前記クロスコネクト手段のポート入力信号上限ビットレートよりも低いビットレートの信号にパラレル展開する手段を有することを特徴とするデジタルクロスコネクト装置。

請求項2

デジタル伝送に用いられるデジタルクロスコネクト装置であって、入力された時間多重信号を時間分離する時間分離手段と、前記時間分離手段で時間分離された信号をパラレル展開するパラレル化手段と、パラレル展開された信号をクロスコネクトする複数のクロスコネクト手段と、クロスコネクトされた信号を前記パラレル化手段と逆の処理を行うことによりシリアル化するシリアル化手段と、シリアル化された信号を他の信号を時間多重して出力する時間多重化手段と、を有し、前記複数のクロスコネクト手段は、各々異なるクロスコネクト粒度を有し、前記パラレル化手段は、前記時間分離された信号を、前記各クロスコネクト手段のクロスコネクト粒度に合わせて、該各クロスコネクト手段のポートの入力信号上限ビットレートよりも低いビットレートの信号にパラレル展開し、前記シリアル化手段は、各クロスコネクト手段でクロスコネクトされた信号を、該信号の粒度に合ったシリアル化を行うことを特徴とするデジタルクロスコネクト装置。

請求項3

デジタル伝送におけるデジタルクロスコネクト方法であって、時間分離手段、パラレル化手段、クロスコネクト手段、シリアル化手段、時間多重手段を有する装置において、前記時間分離手段が、入力された時間多重信号を時間分離する時間分離ステップと、前記パラレル化手段が、前記時間分離ステップで時間分離された信号を、前記クロスコネクト手段のポートの入力信号上限ビットレートよりも低いビットレートの信号にパラレル展開するパラレル化ステップと、前記クロスコネクト手段が、パラレル展開された信号をクロスコネクトするクロスコネクトステップと、前記シリアル化手段が、クロスコネクトされた信号を前記パラレル化手段と逆の処理を行うことによりシリアル化するシリアル化ステップと、前記時間多重化手段が、シリアル化された信号を他の信号を時間多重して出力する時間多重化ステップと、を行うことを特徴とするデジタルクロスコネクト方法。

請求項4

デジタル伝送におけるデジタルクロスコネクト方法であって、時間分離手段、パラレル化手段、各々異なるクロスコネクト粒度を有する複数のクロスコネクト手段、シリアル化手段、時間多重手段を有する装置において、前記時間分離手段が、入力された時間多重信号を時間分離する時間分離ステップと、前記パラレル化手段が、前記時間分離ステップで時間分離された信号を、前記各クロスコネクト手段のクロスコネクト粒度に合わせて、該各クロスコネクト手段のポートの入力信号上限ビットレートよりも低いビットレートの信号にパラレル展開するパラレル化ステップと、前記クロスコネクト装置のそれぞれが、パラレル展開された信号をクロスコネクトするクロスコネクトステップと、前記シリアル化手段が、クロスコネクトされた信号を、該信号の粒度に合わせて前記パラレル化ステップと逆の処理を行うことによりシリアル化するシリアル化ステップと、前記時間多重化手段が、シリアル化された信号を他の信号を時間多重して出力する時間多重化ステップと、を行うことを特徴とするデジタルクロスコネクト方法。

技術分野

0001

本発明は、デジタルクロスコネクト装置及び方法に係り、特に、大容量化した信号を柔軟に扱うためのデジタルクロスコネクト装置及び方法に関する。

背景技術

0002

インターネットなどの利用の拡大に伴いデータトラフィックが急速に増加している。そのようなトラフィック支えるために光伝送の大容量化が進展しており、バックボーンネットワークを支える伝送装置伝送容量も拡大の一途を辿っている。大容量化した信号を柔軟に扱う技術としてデジタルクロスコネクト技術がある。クロスコネクト装置の一例を図8に示す。ノード内の時間分離部10において伝送されてきた信号から多重されている信号を分離して、クロスコネクト部20でそれらの組み換えを可能とする。これまでに検討されているデジタルクロスコネクトの具体例としてはSDH(Synchronous Digital Hierarachy)クロスコネクトが挙げられる(例えば、非特許文献1参照)。

0003

光伝送に用いられる信号形式としてITU-T勧告G.709で規定されるOTN(Optical Transport Network)がある。OTNでは波長多重WDM:Wavelength Division Multiplexing)伝送技術を踏まえた管理・制御方式インタフェースが規定されておりWDM伝送システムなどでの利用が広がっている。様々なクライアント信号をOTNに収容して長距離伝送することが可能である。近年ではイーサネット登録商標)との整合性を高めるために様々な拡張がなされ、例えばGbE(Gigabit Ethernet(登録商標))に対応したODU0や100GbEに対応したODU4といった新しいODU(Optical Data Unit)が規定されている。また将来出現するであろう未知のクライアント信号に対しても対応できるように任意のビットレートを持たせることができるODUflexが規定された(例えば、非特許文献2,3参照)。

先行技術

0004

「SDH52Mb/s, 156Mb/sクロスコネクト装置の構成技術」、1994年電子情報通信学会、大会、B-785.
"Interfaces for the Optical Transport Network (OTN)"、2003年3月、ITU-T Recommendation G.709/Y.1331
"Interfaces for the optical transport network (OTN) Amendment 3"、2009年4月、ITU-T G709/Y.1331 Amendment 3

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、OTNにおいてODU信号のデジタルクロスコネクトをしようとした場合にいくつかの課題が生じる。

0006

第1に、クロスコネクトしようとするODUのビットレートがスイッチデバイスの上限ビットレートよりも高い場合にクロスコネクトできない、という課題がある。

0007

従来のSDHクロスコネクトでは信号間の同期が取られていて、さらにクロスコネクトする単位もVC-3とVC-4などごく少数の種類に限られており、さらにそれらのビットレートも52 Mb/sや156 Mb/sなど低速なものであった。そのため、これらの信号をクロスコネクトするスイッチデバイスにおいて各ポートへの入力信号の上限ビットレートが、例えば156Mb/sであれば、上記の信号をそのまま入力してクロスコネクトすることが可能であった。

0008

一方、OTNではクロスコネクトの対象となるODUとしてはODU0(約1.25 Gb/s), ODU1(2.5 Gb/s),ODU2(約10 Gb/s),ODU2e(約10 Gb/s),ODU3(約40 Gb/s), ODU3e(約40 Gb/s),ODU4(約100 Gb/s),ODUflex(ODUflexは任意のビットレートを取ることができる)など1 Gb/s付近から100 Gb/s付近までの様々なビットレートを持つODUが考えられる。一方でこれらのODUをクロスコネクトするスイッチデバイスは1ポートに入力できる信号の上限ビットレートが設けられている。上限ビットレートよりもODUのビットレートが高い場合には、そのままではクロスコネクトができないという問題がある。

0009

第2に、大容量信号のクロスコネクトを実現しようとする際にスイッチ規模が増大してしまう、という課題がある。大容量化の一方で、新たに小さな容量を持つODU0が規定されたため、100G信号を1.25粒度でクロスコネクトすることが求められている。その際、スイッチデバイスの規模が増大してしまうという課題が生ずる。

0010

本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、任意のビットレートのODUを上限ビットレートの設けられているスイッチデバイスでクロスコネクトすることを可能にし、さらに小さな容量のODUを利用する場合であっても、装置規模を削減することが可能なデジタルクロスコネクト装置及び方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0011

図1は、本発明の原理構成図である。

0012

本発明(請求項1)は、デジタル伝送に用いられるデジタルクロスコネクト装置であって、
入力された時間多重信号を時間分離する時間分離手段110と、
時間分離手段110で時間分離された信号をパラレル展開するパラレル化手段120と、
パラレル展開された信号をクロスコネクトするクロスコネクト手段130と、
クロスコネクトされた信号をパラレル化手段と逆の処理を行うことによりシリアル化するシリアル化手段140と、
シリアル化された信号を他の信号を時間多重して出力する時間多重化手段150と、
を有し、
パラレル化手段120は、
時間分離された信号を、クロスコネクト手段のポートの入力信号上限ビットレートよりも低いビットレートの信号にパラレル展開する手段を有する。

0013

本発明(請求項2)は、デジタル伝送に用いられるデジタルクロスコネクト装置であって、
入力された時間多重信号を時間分離する時間分離手段と、
時間分離手段で時間分離された信号をパラレル展開するパラレル化手段と、
パラレル展開された信号をクロスコネクトする複数のクロスコネクト手段と、
クロスコネクトされた信号をパラレル化手段と逆の処理を行うことによりシリアル化するシリアル化手段と、
シリアル化された信号を他の信号を時間多重して出力する時間多重化手段と、
を有し、
複数のクロスコネクト手段は、
各々異なるクロスコネクト粒度を有し、
パラレル化手段は、
時間分離された信号を、各クロスコネクト手段のクロスコネクト粒度に合わせて、該各クロスコネクト手段のポートの入力信号上限ビットレートよりも低いビットレートの信号にパラレル展開し、
シリアル化手段は、
各クロスコネクト手段でクロスコネクトされた信号を、該信号の粒度に合ったシリアル化を行う。

0014

本発明(請求項3)は、デジタル伝送におけるデジタルクロスコネクト方法であって、
時間分離手段、パラレル化手段、クロスコネクト手段、シリアル化手段、時間多重手段を有する装置において、
時間分離手段が、入力された時間多重信号を時間分離する時間分離ステップと、
パラレル化手段が、時間分離ステップで時間分離された信号を、クロスコネクト手段のポートの入力信号上限ビットレートよりも低いビットレートの信号にパラレル展開するパラレル化ステップと、
クロスコネクト手段が、パラレル展開された信号をクロスコネクトするクロスコネクトステップと、
シリアル化手段が、クロスコネクトされた信号をパラレル化手段と逆の処理を行うことによりシリアル化するシリアル化ステップと、
時間多重化手段が、シリアル化された信号を他の信号を時間多重して出力する時間多重化ステップと、を行う。

0015

本発明(請求項4)は、デジタル伝送におけるデジタルクロスコネクト方法であって、
時間分離手段、パラレル化手段、各々異なるクロスコネクト粒度を有する複数のクロスコネクト手段、シリアル化手段、時間多重手段を有する装置において、
時間分離手段が、入力された時間多重信号を時間分離する時間分離ステップと、
パラレル化手段が、時間分離ステップで時間分離された信号を、各クロスコネクト手段のクロスコネクト粒度に合わせて、該各クロスコネクト手段のポートの入力信号上限ビットレートよりも低いビットレートの信号にパラレル展開するパラレル化ステップと、
クロスコネクト装置のそれぞれが、パラレル展開された信号をクロスコネクトするクロスコネクトステップと、
シリアル化手段が、クロスコネクトされた信号を、該信号の粒度に合わせてパラレル化ステップと逆の処理を行うことによりシリアル化するシリアル化ステップと、
時間多重化手段が、シリアル化された信号を他の信号を時間多重して出力する時間多重化ステップと、を行う。

発明の効果

0016

本発明は、上記のように、クロスコネクトするODUをそのビットレートに応じて任意のパラレル数に展開することにより、パラレル信号としてスイッチデバイスでクロスコネクトすることが可能となる。

0017

また、スイッチ規模を削減するために複数のクロスコネクト粒度を持つスイッチデバイスを組み合わせて用いることで、低速/高速な信号に分けてクロスコネクトを行うことにより装置規模を削減することが可能となる。

図面の簡単な説明

0018

本発明の原理構成図である。
本発明の第1の実施の形態におけるクロスコネクト装置の構成図である。
本発明の第1の実施の形態における具体的なクロスコネクト装置の構成例である。
本発明の第1の実施の形態におけるクロスコネクト装置の他の構成例である。
本発明の第2の実施の形態におけるクロスコネクト装置の構成図である。
本発明の第2の実施の形態における具体的なクロスコネクト装置の構成例である。
本発明の第2の実施の形態におけるクロスコネクト装置の他の構成例である。
従来のクロスコネクト装置の構成図である。

実施例

0019

下図面と共に、本発明の実施の形態を説明する。

0020

[第1の実施の形態]
本実施の形態では、任意のレーン数によるマルチレーン伝送における、ODUクロスコネクトについて説明する。

0021

図2は、本発明の第1の実施の形態におけるクロスコネクト装置の構成を示す。

0022

同図に示すクロスコネクト装置は、時間分離部(TDMDEMUX)110、パラレル化部(TS DEMUX)120、クロスコネクト部(XC)130、シリアル化部(TS MUX)140、時間多重部(TDM MUX)150から構成される。

0023

時間分離部110は、入力された時間多重信号を時間分離する。

0024

パラレル化部120は、時間分離された信号が入力されると、クロスコネクト部130のポートの入力信号上限ビットレートよりも低いビットレートの信号にパラレル展開し、クロスコネクト部130に出力する。

0025

クロスコネクト部130は、パラレル化部120によりパラレル化された信号をクロスコネクトし、シリアル化部140に出力する。

0026

シリアル化部140は、パラレル化部120と逆の処理により、クロスコネクト部130からの信号をシリアル化し、時間多重部150に出力する。

0027

時間多重部150は、複数のシリアル化部140から入力された信号を時間多重して出力する。

0028

以下に、上記の構成の具体例を示す。

0029

OTNの場合の具体例を信号の種別とビットレートと共に図3に示す。

0030

同図に示す各構成要素の動作について説明する。

0031

TDMDEMUX(時間分離部)110は、入力されたODU4信号(約100 Gb/s)内に多重されている信号を分離する。図3のTDM DEMUX1101は、ODU4信号(約100 Gb/s)をODU1信号(約2.5 Gb/s)とODU2e信号(約10 Gb/s)に分離する。

0032

TS DEMUX(パラレル化部)120は、TDMDEMUX1101で分離されたODU1信号やODU2e信号を1.25 Gb/s×Nの信号にパラレル化する。

0033

XC(クロスコネクト部)130は、TS DEMUX120から入力されたパラレル信号をクロスコネクトし、TS MUX(シリアル化部)140に出力する。

0034

TS MUX(シリアル化部)140は、クロスコネクトされた複数の信号を元のODU信号に復元し、TDMMUX(時間多重部)150に出力される。

0035

TDMMUX(時間多重部)150は、TS MUX140で復元されたODU信号をODU4信号などへ多重する。

0036

上記の構成における信号の流れを以下に説明する。

0037

ODU4信号(約100 Gb/s)はTDMDEMUX1101によって当該ODU4信号内に多重されている信号が分離される。図3のTDM DEMUX1101では、ODU1信号(約2.5 Gb/s)とODU2e信号(約10 Gb/s)に分離されている。現在のOTN規格は1トリビュタリスロット(1 TS)の大きさが約1.25 Gb/sであるため、ODU1信号は2 TS,ODU2e信号は8 TSと表現できる。ODUflex信号は任意のビットレートを持つことができるため3 TS〜79 TSまで任意のTS数を持つことができる。本例ではXC130として1.25 Gb/s粒度のスイッチデバイスを使用することを想定しているのでODU1信号やODU2e信号はTS DEMUX120により1.25 Gb/s×Nの信号にパラレル化される。パラレル信号はXC130によってクロスコネクトされる。クロスコネクトされた信号はTS MUX140により元のODU信号に復元されて、その後TDM MUX150によりODU4信号などへ多重される。

0038

以上のようにODU信号を上限ビットレートの設けられたXC130でクロスコネクトするには任意のパラレル数の信号伝達が必要となるが、それを実現するパラレル化部120,シリアル化部140の具体例としては、以下のような方法がある。

0039

物理レーン数に応じて論理レーン数を設定し、OTUフレームブロックに分割する際に必要に応じてダミーバイトを用い、また分割したブロックを論理レーン分配するときに必要に応じてダミーブロックを用いる、任意レーン数のマルチレーン伝送方法等を用いることができる。またビットエラーレートが非常に悪い場合においても正常に動作させる方法としては以下のようなものがある。

0040

レーン識別スキュー検出に用いるビット列に対する誤り訂正符号を付加する;
・結合時に当該誤り訂正符号を用いたエラー訂正を行う;
・結合時にレーン識別とスキュー検出に用いるビット列においてOTN勧告で規定されるより少ないビット数の使用するビットパターン照合を行う;
・結合時にレーン識別とスキュー検出に用いるビット列に対するビットエラー許容する;
等を行う。

0041

なお、図3ではODUクロスコネクト装置への入出力がすべてODU4である例を示したが、図4に示すようにさまざまなODUが混在していても良い。例えば入力側には複数のODU3を入力し、出力側はより多くの信号を多重してODU4として出力してもよい。

0042

上記のように、クロスコネクト部130への入出力信号をパラレル化することにより、信号速度をクロスコネクト部130の動作速度以下にすることで、クロスコネクト部130でハンドリングすることが可能となる。これにより、クロスコネクトしようとするODUのビットレートがクロスコネクト部(スイッチデバイス)の上限ビットレートよりも高い場合にクロスコネクトできないという問題を解決することができる。

0043

[第2の実施の形態]
本実施の形態では、不等容量マルチレーン伝送におけるODUクロスコネクト装置について説明する。

0044

図5は、本発明の第2の実施の形態におけるクロスコネクト装置の構成を示す。

0045

第1の実施の形態との違いは複数の異なるクロスコネクト粒度を持つ複数のクロスコネクト部2301,2302を併用する点である。小粒度のクロスコネクト部2301と大粒度のクロスコネクト部2302を用い、パラレル化部220、シリアル化部240もそれらの複数の粒度にあったパラレル化/シリアル化を行なってクロスコネクトを実現する。

0046

図5では2種類のクロスコネクト部2301,2302を用いる例を示しているが3つ以上を用いても良い。

0047

以下に、上記の構成の具体例を示す。

0048

OTNの場合の具体例を信号の種別とビットレートとともに図6に示す。

0049

同図に示す各構成要素の動作について説明する。

0050

TDMDEMUX(時間分離部)210は、入力されたODU4信号(約100 Gb/s)を当該ODU4信号内に多重されている信号を分離する。TDM DEMUX2101は、ODU1(約2.5 Gb/s,2 TS),ODU2e(約10 Gb/s,8 TS)をTS DEMUX(パラレル化部)2201に出力し、TDM DEMUX2102は、ODUflex(約6.25 Gb/s,5 TS),ODUflex(約12.5 Gb/s,10 TS)をTS DEMUX(パラレル化部)2202,2203に出力する。

0051

XCは1.25 Gb/s(1 TS)粒度のXC2301と、10 Gb/s(8 TS)粒度のXC2302を併用する。XC2301は、TS DEMUX2201、2202,2203でパラレル化された信号をスイッチングして、TS MUX(シリアル化部)2401,2402,2403に出力する。XC2302は、TS MUX2401及びTDMMUX(時間多重部)2501に出力する。

0052

TS MUX2401〜2403は、XC2301及びXC2302から入力された信号を、当該XCの粒度に応じてシリアル化してTDMMUX2501,2502に出力する。

0053

TDMMUX2501,2502は、TS MUX2401,2402,2403及びXC2302から出力された信号を多重化して出力する。

0054

次に、上記の構成における信号の流れを図6に示すOTNの場合の信号の種別とビットレートの例に基づいて説明する。

0055

ODU4信号(約100 Gb/s)は、TDMDEMUX(時間分離部)2101,2102によってODU4信号内に多重されている信号が分離される。図6では上から順にODU1(約2.5 Gb/s,2 TS),ODU2e(約10 Gb/s,8 TS),ODUflex(約6.25 Gb/s,5 TS),ODUflex(約12.5 Gb/s,10 TS)を示している。XC2301は1.25 Gb/s(1 TS)粒度、XC2302は10 Gb/s(8 TS)粒度のXCである。

0056

ODU1信号は、TS DEMUX(パラレル化部)2201により2×1.25 Gb/sにパラレル化されて1.25G XC2301によりスイッチングされる。ODU2e信号は、パラレル化されずに10G XC2302に入力され、スイッチングされる。ODUflex(5 TS)は、TS DEMUX(パラレル化部)2202により5×1.25 Gb/sにパラレル化されて1.25G XC2301によりスイッチングされる。ODUflex(10 TS)はTS DEMUX(パラレル化部)2203により2×1.25 Gb/sと1×10 Gb/s信号にパラレル化されて1.25G XC2301と10G XC2302の両方を用いてスイッチングされる。

0057

このような構成をとることでスイッチ規模の削減が可能となる。例えば1.25G XC2301のみを用いて80 TS分の信号をクロスコネクトしようとすると80×80ポートの1.25G XCが必要となるが、1.25G XC2301と10G XC2302を併用することで10G信号などは1.25Gにパラレル化せずに10G XC2302でスイッチできるので1.25G XCのポート数を抑えることが出来る。

0058

以上のように粒度の異なる複数のXCでスイッチングするには任意のパラレル数の信号伝達および不等容量のパラレル伝送(例:2×1.25G,1×10Gなどビットレートの異なるパラレル伝送)が必要となるが、それを実現するパラレル化部,シリアル化部の具体例としては以下のような方法がある。

0059

物理レーン数に応じて論理レーン数を設定し、OTUフレームをブロックに分割する際に必要に応じてダミーバイトを用い、また分割したブロックを論理レーンへ分配するときに必要に応じてダミーブロックを用いる、任意レーン数のマルチレーン伝送方法等を用いることができる。論理レーンを多重して物理レーンを生成するが、物理レーンに応じて多重する論理レーンの数を変えることで不等容量のパラレル伝送が可能となる。また、ビットエラーレートが非常に悪い場合においても正常に動作させる方法としては以下のようなものがある。

0060

・レーン識別とスキュー検出に用いるビット列に対する誤り訂正符号を付加する;
・結合時に当該誤り訂正符号を用いたエラー訂正を行う;
・結合時にレーン識別とスキュー検出に用いるビット列においてOTN勧告で規定されるより少ないビット数の使用するビットパターン照合を行う;
・結合時にレーン識別とスキュー検出に用いるビット列に対するビットエラーを許容する;
等を行う。

0061

なお、図5ではODUクロスコネクト装置への入出力がすべてODU4である例を示したが、図7に示すように様々なODUが混在していても良い。例えば入力側には複数のODU3を入力し、出力側はより多くの信号を多重してODU4として出力してもよい。

0062

上記のように、第1の実施の形態における、クロスコネクト部への入出力をパラレル化することに加えて、クロスコネクト粒度が異なる複数のクロスコネクト部を設けることにより、低速な信号、高速な信号に分けることで、スイッチデバイスの規模全体を小さくすることが可能となる。これにより、大容量信号のクロスコネクトを実現する際に、スイッチ規模を縮小することができる。

0063

なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。

0064

110時間分離手段、時間分離部(TDMDEMUX)
120パラレル化手段、パラレル化部(TS DEMUX)
130クロスコネクト手段、クロスコネクト部(XC)
140シリアル化手段、シリアル化部(TS MUX)
150時間多重手段、時間多重部(TDM MUX)
210 時間分離部(TDM DEMUX)
220 パラレル化部(TS DEMUX)
230 クロスコネクト部(XC)
240 シリアル化部(TS MUX)
250 時間多重部(TDM MUX)

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