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図面 (2)

課題

鋼中の非金属介在物に起因する表面欠陥に対する品質管理を行うにあたり、歩留まり生産性の低下の少ない冷延鋼板の製造方法を提供する。

解決手段

欠陥検出装置により検出されるスラブ中に存在する非金属介在物の大きさおよびスラブ表面からの深さ方向位置と、前記スラブを冷延鋼板とした時に前記非金属介在物が表面欠陥となるかどうかとの関係を予め求めておき、前記欠陥検出装置によるスラブ中の非金属介在物の検出結果を基に品質管理を行う冷延鋼板の製造方法;ここで、非金属介在物の大きさとは非金属介在物のスラブ幅方向の最大長を、非金属介在物のスラブ表面からの深さ方向位置とはスラブ表面と非金属介在物表面との最短距離を表す。

概要

背景

従来より、鋼中の非金属介在物に起因する表面欠陥は、歩留まり生産性の低下を招くため、冷延鋼板品質管理上の大きな問題となっている。そのため、欠陥検出装置などを用いて非金属介在物や表面欠陥を検出して鋼板の品質管理を行う種々の方法が提案されている。例えば、特許文献1には、鋼板製造ラインの各工程に表面疵(表面欠陥)検査装置を設置し、各工程における疵検査画像を前工程の同一部位の疵検査画像に順次付加して保存し、同一の疵検査部位に対応する複数の疵検査画像を並列的に表示させ、疵の履歴を把握できるようにした鋼板の品質管理方法が開示されている。また、特許文献2には、冷間圧延前酸洗ラインにて鋼板の品質(非金属介在物や表面欠陥)を評価し、評価結果に基づき、冷間圧延後に表面欠陥となるかどうかを、過去の実績から予測して品質管理を行う冷延鋼板の製造方法が開示されている。

概要

鋼中の非金属介在物に起因する表面欠陥に対する品質管理を行うにあたり、歩留まりや生産性の低下の少ない冷延鋼板の製造方法を提供する。欠陥検出装置により検出されるスラブ中に存在する非金属介在物の大きさおよびスラブ表面からの深さ方向位置と、前記スラブを冷延鋼板とした時に前記非金属介在物が表面欠陥となるかどうかとの関係を予め求めておき、前記欠陥検出装置によるスラブ中の非金属介在物の検出結果を基に品質管理を行う冷延鋼板の製造方法;ここで、非金属介在物の大きさとは非金属介在物のスラブ幅方向の最大長を、非金属介在物のスラブ表面からの深さ方向位置とはスラブ表面と非金属介在物表面との最短距離を表す。1

目的

本発明は、鋼中の非金属介在物に起因する表面欠陥に対する品質管理を行うにあたり、歩留まりや生産性の低下の少ない冷延鋼板の製造方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

欠陥検出装置により検出されるスラブ中に存在する非金属介在物の大きさおよびスラブ表面からの深さ方向位置と、前記スラブを冷延鋼板とした時に前記非金属介在物が表面欠陥となるかどうかとの関係を予め求めておき、前記欠陥検出装置によるスラブ中の非金属介在物の検出結果を基に品質管理を行う冷延鋼板の製造方法;ここで、非金属介在物の大きさとは非金属介在物のスラブ幅方向の最大長を、非金属介在物のスラブ表面からの深さ方向位置とはスラブ表面と非金属介在物表面との最短距離を表す。

技術分野

0001

本発明は、鋼中の非金属介在物に起因する表面欠陥に対する品質管理を行う冷延鋼板の製造方法に関する。

背景技術

0002

従来より、鋼中の非金属介在物に起因する表面欠陥は、歩留まり生産性の低下を招くため、冷延鋼板の品質管理上の大きな問題となっている。そのため、欠陥検出装置などを用いて非金属介在物や表面欠陥を検出して鋼板の品質管理を行う種々の方法が提案されている。例えば、特許文献1には、鋼板製造ラインの各工程に表面疵(表面欠陥)検査装置を設置し、各工程における疵検査画像を前工程の同一部位の疵検査画像に順次付加して保存し、同一の疵検査部位に対応する複数の疵検査画像を並列的に表示させ、疵の履歴を把握できるようにした鋼板の品質管理方法が開示されている。また、特許文献2には、冷間圧延前酸洗ラインにて鋼板の品質(非金属介在物や表面欠陥)を評価し、評価結果に基づき、冷間圧延後に表面欠陥となるかどうかを、過去の実績から予測して品質管理を行う冷延鋼板の製造方法が開示されている。

先行技術

0003

特開2003-329600号公報
特開2006-218504号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、特許文献1や2に記載の品質管理では、中間製品最終製品である鋼板の状態になって始めて非金属介在物や表面欠陥の品質評価が行われるため、評価結果に応じた中間製品や最終製品の仕様変更や向け先変更などの対応を迅速に行えず、歩留まりや生産性の低下を余儀なくされる。

0005

本発明は、鋼中の非金属介在物に起因する表面欠陥に対する品質管理を行うにあたり、歩留まりや生産性の低下の少ない冷延鋼板の製造方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明者等は、上記の目的を達成すべく鋭意検討を行った結果、歩留まりや生産性の低下を極力抑制するには、スラブにおける非金属介在物の存在状態製品となった冷延鋼板の表面欠陥との関係を予め求めておくことが効果的であることを見出した。

0007

本発明は、このような知見に基づきなされたもので、欠陥検出装置により検出されるスラブ中に存在する非金属介在物の大きさおよびスラブ表面からの深さ方向位置と、前記スラブを冷延鋼板としたときに前記非金属介在物が表面欠陥となるかどうかとの関係を予め求めておき、前記欠陥検出装置によるスラブ中の非金属介在物の検出結果を基に品質管理を行う冷延鋼板の製造方法を提供する。ここで、非金属介在物の大きさとは非金属介在物のスラブ幅方向の最大長を、非金属介在物のスラブ表面からの深さ方向位置とはスラブ表面と非金属介在物表面との最短距離を表す。

発明の効果

0008

本発明により、鋼中の非金属介在物に起因する表面欠陥に対する品質管理を行うにあたり、歩留まりや生産性を大きく低下させることなく冷延鋼板を製造できるようになった。

図面の簡単な説明

0009

スラブ中の非金属介在物の大きさおよび非金属介在物のスラブ表面からの深さ方向位置と冷延鋼板としたときの表面欠陥発生との関係を示す図である。

実施例

0010

本発明者等は、意識的に清浄度を低下させた厚み300mmのスラブを用い、超音波探傷装置により検出されるスラブ中に存在する非金属介在物のうちどのようなものが板厚1.2mmの冷延鋼板にした後に表面欠陥となるかどうかを調査したところ、図1に示すような非金属介在物の大きさおよびスラブ表面からの深さ方向位置と表面欠陥発生との関係を得た。図の領域A(図中実線の左上)を満足する非金属介在物は表面欠陥とはならず、それ以外の領域B(図中実線の右下)に入る非金属介在物は表面欠陥となる。ただし、領域Bの中の領域C(図中実線と点線の間)に入る非金属介在物は、中間製品である熱延鋼板表面研削を施すことにより表面欠陥とはならなくなる。

0011

図1の関係を予め求めておき、スラブ中に存在する非金属介在物を超音波探傷装置のような欠陥検出装置により検出すれば最終製品である冷延鋼板の表面欠陥に対する品質管理を行えることになる。また、スラブの段階で最終製品の品質管理を行えるので、品質に応じた中間製品や最終製品の仕様変更や向け先変更などの対応を迅速に行え、歩留まりや生産性の低下を抑制できることになる。実際、本発明の製造方法により、一般の冷延鋼板では歩留まりを0.10%、自動車外板パネル用の冷延鋼板では0.04%向上できた(いずれも、溶融亜鉛めっき鋼板を含めた歩留まりである。)。

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