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技術 自動販売機の商品収納装置

出願人 富士電機株式会社
発明者 村山達男横田義剛阪光広
出願日 2010年3月29日 (10年9ヶ月経過) 出願番号 2010-076220
公開日 2011年10月20日 (9年2ヶ月経過) 公開番号 2011-209953
状態 特許登録済
技術分野 個別商品用自動販売機
主要キーワード 当接範囲 中央領 投入姿勢 漸次上方 プレート状部材 湾曲形 カムベース 通路構成要素
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2011年10月20日)のものです。
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図面 (15)

課題

水平面に横倒し姿勢で載置した場合にその中心軸が水平面よりも傾斜するような外形をなす商品であっても、商品姿勢を乱すことなく所望の姿勢で良好に収納することができる自動販売機商品収納装置を提供すること。

解決手段

左右一対ベース側板11間に複数の案内部材12を配設することにより画成された商品収納通路13と、商品収納通路13に対して進退移動する態様で揺動可能に配設され、商品収納通路13を通過する商品に当接することにより商品の姿勢を修正するフラッパ14とを備え、商品収納通路13は、水平面に横倒し姿勢で載置した場合にその中心軸100aが水平面よりも傾斜するような外形をなす商品100を、商品100の太幅側端部が左右のいずれかを臨むよう交互に収納するものであり、フラッパ14は、自身の左右幅が横倒し姿勢の商品100の中央領域部分120に当接可能な大きさに規定されたものである。

概要

背景

従来、例えば缶入り飲料ペットボトル入り飲料等の商品販売する自動販売機商品収納装置としてサーペンタイン式商品ラックが知られている。このような商品収納装置は、左右に対向して立設された一対のベース側板の間に複数の円弧状のセグメント通路構成要素)が架設されることにより、上下方向に沿って蛇行状に延在する態様で画成された商品収納通路を有している。また、この商品収納装置には、商品収納通路の下方側に最下位にある商品を切り出して払い出すための払出機構が設けられている一方、商品収納通路の上方側にはトップトレイが設けられている。

トップトレイは、一対のベース側板の間で前後方向に沿って、かつ前方から後方に向けて漸次下方に傾斜する態様で設けられた商品投入用のものであり、その上面には、商品収納通路の上端開口に連通する態様で、前方より投入された商品を商品収納通路の上端開口に案内する商品案内通路が形成されている。

そのような構成を有する商品収納装置においては、商品を補充する場合、前方からトップトレイの上面(商品案内通路)に商品を横倒し姿勢で投入することになる。これにより、商品は、トップトレイの傾斜にしたがって漸次後方に転動し、該トップトレイの後端からセグメントに沿って蛇行状の商品収納通路を転動しながら落下して払出機構の上に一列に積み上げ収納される。そして、商品を販売する場合、払出機構が払出指令に基づいて駆動して最下位の商品を下方に落下させる。これにより、商品は自動販売機の商品取出口まで送出される。

ところで、このような商品収納装置においては、商品収納通路を画成するセグメントにフラッパが設けられている。フラッパは、商品収納通路に進退移動する態様でセグメントに揺動可能に設けられており、板バネコイルバネ等の付勢手段に付勢されて、常態においては商品収納通路に進出移動している。そして、当該商品収納通路を通過する商品に当接されることにより付勢手段の付勢力に抗して退行移動し、該商品の通過を許容するものである。このようなフラッパは、自身が商品に当接することによって商品へ加えられる衝撃を緩衝するとともに、商品収納通路において商品の姿勢修正するものである(例えば、特許文献1参照)。

概要

水平面に横倒し姿勢で載置した場合にその中心軸が水平面よりも傾斜するような外形をなす商品であっても、商品姿勢を乱すことなく所望の姿勢で良好に収納することができる自動販売機の商品収納装置を提供すること。左右一対のベース側板11間に複数の案内部材12を配設することにより画成された商品収納通路13と、商品収納通路13に対して進退移動する態様で揺動可能に配設され、商品収納通路13を通過する商品に当接することにより商品の姿勢を修正するフラッパ14とを備え、商品収納通路13は、水平面に横倒し姿勢で載置した場合にその中心軸100aが水平面よりも傾斜するような外形をなす商品100を、商品100の太幅側端部が左右のいずれかを臨むよう交互に収納するものであり、フラッパ14は、自身の左右幅が横倒し姿勢の商品100の中央領域部分120に当接可能な大きさに規定されたものである。

目的

本発明は、上記実情に鑑みて、水平面に横倒し姿勢で載置した場合にその中心軸が水平面よりも傾斜するような外形をなす商品であっても、商品姿勢を乱すことなく所望の姿勢で良好に収納することができる自動販売機の商品収納装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

左右一対ベース側板間に複数の通路構成要素を配設することにより上下方向に沿って延在する態様で画成され、かつ投入された商品横倒し姿勢で順次収納する商品収納通路と、前記商品収納通路に対して進退移動する態様で通路構成要素に揺動可能に配設され、常態においては付勢手段に付勢されて商品収納通路に進出移動し、商品収納通路を通過する商品に当接することにより自身は付勢手段の付勢力に抗して退行移動して該商品の姿勢修正するフラッパ部材とを備え、払出指令が与えられた場合に前記商品収納通路に収納された商品のうち最下位の商品を下方へ払い出す自動販売機商品収納装置において、前記商品収納通路は、水平面に横倒し姿勢で載置した場合にその中心軸が前記水平面よりも傾斜するような外形をなす商品を、該商品の太幅側端部が左右のいずれかを臨むよう交互に収納するものであり、前記フラッパ部材は、自身の左右幅が横倒し姿勢の商品の中央領域部分に当接可能な大きさに規定されたことを特徴とする自動販売機の商品収納装置。

技術分野

0001

本発明は、自動販売機商品収納装置に関し、より詳細には、例えば缶入り飲料ペットボトル入り飲料等の商品販売する自動販売機に適用される商品収納装置に関するものである。

背景技術

0002

従来、例えば缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を販売する自動販売機の商品収納装置としてサーペンタイン式商品ラックが知られている。このような商品収納装置は、左右に対向して立設された一対のベース側板の間に複数の円弧状のセグメント通路構成要素)が架設されることにより、上下方向に沿って蛇行状に延在する態様で画成された商品収納通路を有している。また、この商品収納装置には、商品収納通路の下方側に最下位にある商品を切り出して払い出すための払出機構が設けられている一方、商品収納通路の上方側にはトップトレイが設けられている。

0003

トップトレイは、一対のベース側板の間で前後方向に沿って、かつ前方から後方に向けて漸次下方に傾斜する態様で設けられた商品投入用のものであり、その上面には、商品収納通路の上端開口に連通する態様で、前方より投入された商品を商品収納通路の上端開口に案内する商品案内通路が形成されている。

0004

そのような構成を有する商品収納装置においては、商品を補充する場合、前方からトップトレイの上面(商品案内通路)に商品を横倒し姿勢で投入することになる。これにより、商品は、トップトレイの傾斜にしたがって漸次後方に転動し、該トップトレイの後端からセグメントに沿って蛇行状の商品収納通路を転動しながら落下して払出機構の上に一列に積み上げ収納される。そして、商品を販売する場合、払出機構が払出指令に基づいて駆動して最下位の商品を下方に落下させる。これにより、商品は自動販売機の商品取出口まで送出される。

0005

ところで、このような商品収納装置においては、商品収納通路を画成するセグメントにフラッパが設けられている。フラッパは、商品収納通路に進退移動する態様でセグメントに揺動可能に設けられており、板バネコイルバネ等の付勢手段に付勢されて、常態においては商品収納通路に進出移動している。そして、当該商品収納通路を通過する商品に当接されることにより付勢手段の付勢力に抗して退行移動し、該商品の通過を許容するものである。このようなフラッパは、自身が商品に当接することによって商品へ加えられる衝撃を緩衝するとともに、商品収納通路において商品の姿勢修正するものである(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0006

特許第4403963号公報

発明が解決しようとする課題

0007

ところで、近年においては販売商品多様化要請により、缶入り飲料やペットボトル入り飲料以外の商品も自動販売機での販売が求められており、具体的には次のような容器に入れられた商品を販売することも求められている。例えばプラスチック製で有底円筒状をなし、底部分から上端開口に向けて外径が漸次拡大する形態をなす容器であり、上端開口が蓋部材により閉塞されたものである。このような容器は、水平面に横倒し姿勢で載置した場合にその中心軸が前記水平面よりも傾斜するような外形をなすという特性を有するものである。

0008

このような容器に入れられた飲料等の商品を上述した商品収納装置(サーペンタイン式商品ラック)に収納しようとすると、該商品は横倒し姿勢で商品収納通路を転動しながら落下することになる。しかしながら、上述したような特性を有しているために、フラッパにより該商品の左右幅全体、すなわち商品高さ方向全体に当接されてしまうと、外径が大きい上端開口側の受ける衝撃が、外径の小さい底側の受ける衝撃よりも大きくなってしまい、商品姿勢乱れてしまう虞れがあった。このような商品姿勢の乱れは、商品収納通路における商品詰まりを招来することになり好ましいものではない。

0009

本発明は、上記実情に鑑みて、水平面に横倒し姿勢で載置した場合にその中心軸が水平面よりも傾斜するような外形をなす商品であっても、商品姿勢を乱すことなく所望の姿勢で良好に収納することができる自動販売機の商品収納装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動販売機の商品収納装置は、左右一対のベース側板間に複数の通路構成要素を配設することにより上下方向に沿って延在する態様で画成され、かつ投入された商品を横倒し姿勢で順次収納する商品収納通路と、前記商品収納通路に対して進退移動する態様で通路構成要素に揺動可能に配設され、常態においては付勢手段に付勢されて商品収納通路に進出移動し、商品収納通路を通過する商品に当接することにより自身は付勢手段の付勢力に抗して退行移動して該商品の姿勢を修正するフラッパ部材とを備え、払出指令が与えられた場合に前記商品収納通路に収納された商品のうち最下位の商品を下方へ払い出す自動販売機の商品収納装置において、前記商品収納通路は、水平面に横倒し姿勢で載置した場合にその中心軸が前記水平面よりも傾斜するような外形をなす商品を、該商品の太幅側端部が左右のいずれかを臨むよう交互に収納するものであり、前記フラッパ部材は、自身の左右幅が横倒し姿勢の商品の中央領域部分に当接可能な大きさに規定されたことを特徴とする。

発明の効果

0011

本発明によれば、フラッパ部材の左右幅が横倒し姿勢の商品の中央領域部分に当接可能な大きさに規定されているので、商品から受ける衝撃が変わらず、しかも当接範囲における商品の外径の差が十分に小さくすることができ、商品収納通路を通過する商品の商品姿勢を乱す虞れがないので、商品収納通路における商品詰まりを招来することがない。従って、水平面に横倒し姿勢で載置した場合にその中心軸が水平面よりも傾斜するような外形をなす商品であっても、商品姿勢を乱すことなく所望の姿勢で良好に収納することができるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0012

図1は、本発明の実施の形態である商品収納装置を適用した自動販売機の内部構造を示す断面側面図である。
図2は、本発明の実施の形態である商品ラック(商品収納装置)が収納する商品を示す説明図である。
図3は、本発明の実施の形態である商品ラック(商品収納装置)が収納する商品を示す説明図である。
図4は、図1に示した商品ラックを示す説明図である。
図5は、図4に示した案内部材を拡大して示す説明図である。
図6は、図4に示した案内部材を拡大して示す斜視図である。
図7は、商品とフラッパとの位置関係を示す説明図である。
図8は、図1及び図4に示した商品投入口を示す正面図である。
図9は、図8に示した誘導機構の要部を拡大して示す説明図である。
図10は、図8に示した誘導機構の要部を拡大して示す説明図である。
図11は、図8に示した誘導機構を構成するカムベースの構成を示す説明図である。
図12は、図1及び図4に示した商品投入口を示す正面図である。
図13は、図4に示した通路幅規定板を示す説明図である。
図14は、払出機構と通路幅規定板との間を示す平面図である。

実施例

0013

以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の商品収納装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。

0014

図1は、本発明の実施の形態である商品収納装置を適用した自動販売機の内部構造を示す断面側面図である。ここで例示する自動販売機は、商品を冷却、若しくは加熱した状態で販売するもので、本体キャビネット1、外扉2及び内扉3を備えている。

0015

本体キャビネット1は、複数の鋼板を適宜組み合わせることによって前面が開口した直方状に構成したもので、その内部に断熱構造商品収容庫4を有している。外扉2は、本体キャビネット1の前面開口を覆うためのもので、本体キャビネット1の一側縁部に開閉可能に配設してある。図には明示していないが、この外扉2の前面には、ディスプレイウィンドウ商品選択ボタン紙幣挿通口、硬貨投入口、返却レバー、一体表示器硬貨返却口、商品取出口2a等々、商品を販売する際に必要となるものが設けてある。内扉3は、商品収容庫4の前面開口を覆うための断熱扉であり、外扉2よりも内方となる位置において外扉2の一側縁部に開閉可能に配設してある。この内扉3の下方部には、商品を商品収容庫4の外部に搬出するための商品搬出口3aが設けてある。

0016

また、上記自動販売機には、商品収容庫4の内部に商品シュータ5が設けてあり、この商品シュータ5よりも下方となる領域(以下、「熱交換領域」ともいう)に温度調節ユニット6が配設してある一方、商品シュータ5よりも上方となる領域(以下、「商品収納領域」ともいう)に商品ラック(商品収納装置)10が配設してある。

0017

商品シュータ5は、商品ラック10から払い出された商品100を内扉3の商品搬出口3aに案内するためのプレート状部材であり、前方側に向けて漸次下方に傾斜する態様で配設してある。図には明示していないが、この商品シュータ5には、熱交換領域と商品収納領域との間を連通させる通気孔が多数穿設してある。

0018

温度調節ユニット6は、商品収容庫4の内部雰囲気を所望の温度状態に維持するためのもので、冷凍サイクル蒸発器6a、電熱ヒータ6b及び送風ファン6cを備えて構成してある。この温度調節ユニット6においては、例えば冷凍サイクルを運転した状態で送風ファン6cを駆動すると、蒸発器6aにおいて冷却された空気が商品シュータ5の通気孔を通じて上方に送給されるため、商品収納領域を低温状態に維持することができる。一方、電熱ヒータ6bに通電した状態で送風ファン6cを駆動すると、電熱ヒータ6bによって加熱された空気が商品シュータ5の通気孔を通じて上方に送給されるため、商品収納領域を高温状態に維持することができる。尚、冷凍サイクルの圧縮機、凝縮器及び膨張弁は、いずれも商品収容庫4の外部となる機械室に配設してある。

0019

ここで上記自動販売機の販売対象となる商品100について説明する。上記自動販売機は、例えば缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を販売対象とするものであるが、これら以外に次のような容器の商品100を販売対象としている。すなわち、図2に示すように、例えばプラスチック製で有底円筒状をなし、底部分101から上端開口102に向けて外径が漸次拡大する形態をなす容器であり、上端開口102が図示せぬフィルム状のシール材により閉塞されるとともに、上端部にプラスチック製の蓋部材103が取り付けられたものである。かかる容器の内部には例えばコーヒー飲料等が入れられ、その表面には袋に入れられた折りたたみ式ストロー(図示せず)が貼付されている。このような商品100は、図3に示すように、水平面110に横倒し姿勢で載置した場合にその中心軸100aが水平面110よりも傾斜するような外形をなすという特性を有するものである。そして、かかる商品100においては、上端部が下端部よりも大径となる太幅側端部となる。

0020

上記商品ラック10は、図4に示すように、図示の例では前後3列に並ぶように配設してあり、一対のベース側板11の間にセグメントと称される湾曲形状の案内部材(通路構成要素)12を配設することによって上下方向に沿って蛇行状に構成した商品収納通路13を備え、商品収納通路13の内部に上下方向に沿って複数の商品100を横倒しの姿勢で収納するものである。より詳細に説明すると、案内部材12は、商品収納通路13の前方側と、後方側とに互いに対向するよう適宜配設したものであって、ベース側板11に固定してある。案内部材12は、一枚の板状部材を加工したものであり、商品収納通路13を臨む側が凹となる湾曲形状を有している。そして、商品収納通路13を通過する商品100が、前方側に配設した案内部材12の凹となる面と、後方側に配設した案内部材12の凹となる面とに交互に当接するように、前方側の案内部材12と後方側の案内部材12とを上下方向において交互に配設することにより、商品収納通路13が上下方向に沿って蛇行している。

0021

このような案内部材12には、略「へ」字状のフラッパ14が設けてある。フラッパ14は、図5及び図6に示すように、商品収納通路13に対して進退移動する態様で案内部材12に揺動可能に配設してある。このフラッパ14は、コイルバネ(付勢手段)15に付勢されて常態においては商品収納通路13に進出移動した姿勢となる。そして、商品収納通路13を通過する商品100に当接することにより自身はコイルバネ15の付勢力に抗して蛇行状の商品収納通路13に沿うように退行移動して該商品100の姿勢を修正するものである。

0022

このようなフラッパ14は、自身の左右幅が、図6及び図7に示すように、横倒し姿勢の商品100の中央領域部分120に当接可能な大きさに規定されている。このようにフラッパ14の左右幅が、横倒し姿勢の商品100の中央領域部分120に当接可能な大きさに規定されているので、図7の(a)に示すように商品100の上端部(太幅側端部)が左方を臨む横倒し姿勢にある場合でも、図7の(b)に示すように商品100の上端部(太幅側端部)が右方を臨む横倒し姿勢にある場合でも商品100から受ける衝撃が変わらず、しかも当接範囲における商品100の外径の差が十分に小さくすることができる。

0023

上記商品収納通路13には、上端部にトップトレイ16が設けてある一方、下端部に払出機構30が設けてある。トップトレイ16は、前方の商品投入口17から投入された商品100を商品収納通路13の上端開口に案内するためのプレート状部材であり、自身の上面に商品案内通路18を構成している。このトップトレイ16は、商品収納通路13の上端から前方側に向けて漸次上方に傾斜する態様で配設してある。尚、最前にある商品収納通路13の上端部には、トップトレイ16は設けられておらず、当該商品収納通路13の上端部は、商品投入口17と一体となっている。

0024

このような商品投入口17の近傍には、誘導機構20が配設してある。誘導機構20は、平板上をなす誘導板21を回転可能に設けたものである。誘導板21は、図8に示すように、正面21aには商品100の上端部(太幅側端部)が左方を臨む態様で投入することを促す表示がなされ、裏面21bには商品100の上端部(太幅側端部)が右方を臨む態様で投入することを促す表示がなされている。このような誘導板21の両側部には、それぞれ側方に突出する突出部22,23が形成されており、右方側の突出部22は、商品ラック10を構成するベース側板11(右方側のベース側板)に形成された孔(図示せず)を貫通している。一方、左方側の突出部23は、図9及び図10に示すように、貫通孔24を貫通する態様でピン25が配設してあり、かかるピン25はバネ26により常時左方に向けて付勢されている。そして、左方側の突出部23は、その先端がカムベース27の挿通孔27aに挿通した態様で、ピン25がカムベース27の谷部27bに係合している。ここでカムベース27は、図11に示すように、内部に挿通孔27aを有するとともに、谷部27bと山部27cとを有している。挿通孔27aは、上述したように誘導板21の左方側の突出部23の先端が挿通するためのものであり、谷部27bは、上記ピン25と係合するものである。かかるピン25が谷部27bに係合することにより、誘導板21は、正面21aと裏面21bのいずれかが必ず前方を臨むよう配置される。山部27cは、傾斜面を有している。

0025

このような誘導板21は次のようにして回転することになる。すなわち、図8に示すように、二点鎖線で示す商品100を商品投入口17より横倒し姿勢で投入すると、誘導板21は、該商品100に当接される。これによりピン25は、バネ26の付勢力に抗して谷部27bを離脱し、山部27cの傾斜面を摺動する。つまりピン25と谷部27bとの係合状態解除され、誘導板21は、自身の軸心、すなわち両突出部22,23の中心軸回りに回転する。このとき、傾斜面を摺動するピン25がバネ26の付勢力により再び谷部27bと係合することで、誘導板21の回転は、正面21aと裏面21bとが入れ替わる半回転となる。これにより、図12に示すように、誘導板21は、裏面21bが前方を臨む姿勢となり、商品100の上端部(太幅側端部)が右方を臨む態様で投入することを促すことになる。つまり、誘導板21は、商品投入口17を通じて投入された商品100に当接されることにより正面21aと裏面21bとが入れ替わる態様で誘導板21を半回転させるものである。

0026

払出機構30は、通路幅規定板31との間において商品の挙動を制御することにより、待機状態においては商品収納通路13に商品を収納する一方、払出指令が与えられた場合には対応する商品を1つずつ商品シュータ5に払い出すように機能するものである。このような払出機構30は、図4に示すように、第1ペダル部材30aと第2ペダル部材30bとを備えて構成してある。第1ペダル部材30aは、商品収納通路13に対して進退移動する態様で揺動可能に配設され、待機状態においては商品収納通路13に進出移動することにより最下位の商品に当接して商品の下方への移動を規制する一方、払出指令が与えられた場合には商品収納通路13から退行移動して該商品の下方への移動を許容するものである。第2ペダル部材30bは、商品収納通路13に対し進退移動する態様で揺動可能に配設され、待機状態においては商品収納通路13から退行移動する一方、払出指令が与えられた場合には商品収納通路13に対して進出移動して最下位から2番目の商品に当接して該商品の下方への移動を規制するものである。このような払出機構30は、従来公知のものであり、詳細な説明については割愛する。

0027

このような払出機構30に対向する通路幅規定板31には、スペーサ32が配設してある。スペーサ32は、鋼板等の板状部材を屈曲加工して形成したものであり、上下方向が長手方向となる態様で商品収納通路13に突出して配設してある。このスペーサ32は、自身の左右幅が、図13及び図14に示すように、横倒し姿勢の商品100の中央領域部分120に当接可能な大きさに規定されており、横倒し姿勢にある商品100の中央領域部分120に当接して該商品100を払出機構30に押し付けるよう機能するものである。

0028

以上のような構成を有する商品ラック10では、商品投入口17の近傍に設けられた誘導機構20が誘導板21の正面21a及び裏面21bのいずれか一方が前方に臨む姿勢となり、該商品投入口17を通じて投入された商品100に当接されることにより正面21aと裏面21bとが入れ替わる態様で誘導板21を半回転させるので、商品補充者は、商品100の上端部(太幅側端部)の臨む方向を誘導板21から与えられる情報にしたがって決めることができ、商品100を所望の姿勢で投入することができる。これにより商品補充者は、前回の商品100の投入姿勢を覚えておく必要がなく、誘導板21から与えられる情報にしたがって商品100の投入姿勢を調整すればよい。この結果、商品収納通路13において順次収納された商品100は、上端部(太幅側端部)が左右交互に臨むような姿勢となる。つまり、商品収納通路13は、商品100の上端部(太幅側端部)が左右のいずれかを臨むよう交互に収納するものとなる。

0029

そして、商品収納通路13を構成する案内部材12に揺動可能に設けられたフラッパ14は、自身の左右幅が、横倒し姿勢の商品100の中央領域部分120に当接可能な大きさに規定されているため、商品100から受ける衝撃が変わらず、しかも当接範囲における商品100の外径の差が十分に小さくすることができ、商品収納通路13を通過する商品100の商品姿勢を乱す虞れがない。

0030

また、払出機構30に対向する通路幅規定板31に配設したスペーサ32が、横倒し姿勢にある商品100の中央領域部分120に当接して該商品100を払出機構30に押し付けるので、払出機構30を構成する第1ペダル部材30aにて最下位にある商品100を確実に切り出すことができるとともに、第2ペダル部材30bで最下位から2番目の商品100を確実に保持することが可能になる。しかも、スペーサ32が商品100を払出機構30に押し付けることで、第1ペダル部材30aにより下方に払い出された商品100の姿勢も安定したものとなる。

0031

以上説明したように、本発明の実施の形態である商品ラック10(商品収納装置)によれば、フラッパ14の左右幅が、横倒し姿勢の商品100の中央領域部分120に当接可能な大きさに規定されているため、商品100から受ける衝撃が変わらず、しかも当接範囲における商品100の外径の差が十分に小さくすることができ、商品収納通路13を通過する商品100の商品姿勢を乱す虞れがないので、商品収納通路13における商品詰まりを招来することがない。従って、水平面110に横倒し姿勢で載置した場合にその中心軸100aが水平面110よりも傾斜するような外形をなす商品100であっても、商品姿勢を乱すことなく所望の姿勢で良好に収納することができる。

0032

また、上記商品ラック10によれば、誘導機構20が誘導板21の正面21a及び裏面21bのいずれか一方が前方に臨むよう配置し、該商品投入口17を通じて投入された商品100に当接されることにより正面21aと裏面21bとが入れ替わる態様で誘導板21を半回転させるので、商品補充者は、商品100の上端部(太幅側端部)の臨む方向を誘導板21から与えられる情報にしたがって商品100を横倒し姿勢で投入することができ、水平面110に横倒し姿勢で載置した場合にその中心軸100aが水平面110よりも傾斜するような外形をなす商品100の補充作業簡易なものとしながら、所望の姿勢で良好に収納することができる。

0033

更に、上記商品ラック10によれば、払出機構30に対向する通路幅規定板31に配設したスペーサ32が、横倒し姿勢にある商品100の中央領域部分120に当接して該商品100を払出機構30に押し付けるので、払出機構30により商品100を確実に切り出すことができるとともに、切り出された商品100の姿勢を安定させることができ、水平面110に横倒し姿勢で載置した場合にその中心軸100aが水平面110よりも傾斜するような外形をなす商品100を良好に払い出すことができる。

0034

以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。

0035

上述した実施の形態では、商品100の一例として、プラスチック製で有底円筒状をなし、底部分101から102に向けて外径が漸次拡大する形態をなす容器であり、上端開口102が図示せぬフィルム状のシール材により閉塞されるとともに、上端部にプラスチック製の蓋部材103が取り付けられた容器に収容されたものを示したが、本発明では、このような円筒状ではなくて、多角筒状の形態をなすものであっても構わない。

0036

また上述した実施の形態では、フラッパ14の形状は、図6に示すように矩形状をなしていたが、本発明では、横倒し姿勢となる商品の中央領域部分に当接できるものであればその形状は限定されず、先端に向かうにつれて左右幅が漸次小さくなるテーパー形状であっても構わない。

0037

以上のように、本発明に係る商品収納装置は、例えば缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を販売する自動販売機に有用であり、特に水平面に横倒し姿勢で載置した場合にその中心軸が水平面よりも傾斜するような外形をなす商品の収納に適している。

0038

1本体キャビネット
2外扉
3内扉
4商品収容庫
5商品シュータ
10商品ラック(商品収納装置)
11ベース側板
12案内部材(通路構成要素)
13商品収納通路
14フラッパ
15コイルバネ(付勢手段)
16トップトレイ
17商品投入口
18商品案内通路
20誘導機構
21誘導板
21a 正面
21b 裏面
22 突出部
23 突出部
24貫通孔
25ピン
26バネ
27カムベース
27a挿通孔
27b 谷部
27c 山部
30払出機構
30a 第1ペダル部材
30b 第2ペダル部材
31通路幅規定板
32スペーサ
100商品
100a中心軸
101 底部分
102上端開口
103蓋部材
120中央領域部分

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