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技術 住宅および住宅管理システム並びに住宅管理プログラム

出願人 株式会社秋月事務所
発明者 秋月哲夫
出願日 2010年3月5日 (10年11ヶ月経過) 出願番号 2010-049637
公開日 2011年9月22日 (9年4ヶ月経過) 公開番号 2011-184901
状態 特許登録済
技術分野 特定用途計算機 居住または事務用建築物
主要キーワード 残余スペース 壁板部材 予備配管 部屋構造 縦貫通孔 管理規約 区分所有 専有部分
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2011年9月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

簡単に間取りの変更を行うことができる住宅と、住宅の間取りを居住者の変わる家族構成に容易に対応させることで、更に利便性の向上を図ることができる住宅管理システム並びに住宅管理プログラムを提供する。

解決手段

本発明の住宅は、部屋の間取りが変更自在な住宅である。この住宅は、部屋の天井に設けられた格子状の天井側の隙間と、天井側の隙間に対応した床の位置に設けられた床側の隙間と、天井側の隙間と床側の隙間とに嵌め込まれる間仕切り壁部材と、間仕切り壁部材が配置されない天井側の隙間および床側の隙間とを塞ぐ蓋部材とを備えていることで、間仕切り壁部材を所望する位置の隙間に嵌め込むことで部屋内の空間を仕切って間取りを構成することができる。

概要

背景

住宅の間取り家族構成によっては大きく変わる。例えば、戸建住宅で、夫婦二人に子供が一人の3人世帯の家族では、3LDKか4LDKが理想的である。しかし、この家族に子供ができて4人世帯となった場合には狭くなってしまうため4LDKまたは5LDKが適しており、子供が大きくなって家を出て行き夫婦二人の二人世帯となった場合には2LDKまたは3LDKが適している。

このような間取りの変化に対応するには、壁の位置が容易に変更できることが重要である。このような住宅として特許文献1,2に記載されたものが知られている。
特許文献1の自由に変更できる間仕切り壁には、既存の天井・壁・床面の絨毯等の上に、廻り縁型枠及び巾木型枠数本で止め、それらの底部に弾力性のあるゴム板を敷き、これに壁或いは窓のある壁の骨格となる支柱を圧力によって、挿入し、ゴム質圧縮して、この復元力を利用して、支柱を固定して、型枠に化粧板を貼ることで壁とすることが記載されている。

特許文献2の部屋形成構造には、壁パネル部材天井パネル部材床パネル部材とを部屋単位に組み立てて、既設建築構造物が形成する空間内に、複数の部屋空間を形成配置することが記載されている。

また、住宅を管理するシステムとして特許文献3に記載されたものが知られている。この特許文献3の集合住宅管理組合向けの情報提供システムには、端末と、ネットワークを介して端末に情報を提供する情報提供サーバとを備えたものであり、端末が情報提供サーバに対して居住者向け情報および/または理事会向け情報の送信を要求し、情報提供サーバが、この要求に基づいて、要求された前記情報を端末に送信するものである。

この情報提供システムでは、居住者向け情報として、建物概要管理費修繕積立金専用契約情報、長期修繕計画、年間スケジュール、管理組合預金情報保険情報、総会資料、総会・理事会議事録工事進捗状況連絡先・緊急連絡先、管理規約・使用細則、掲示板、理事会要望事項進捗状況、およびQ&Aなどが、居住者に提供される。また、理事会向け情報として、居住者情報役員履歴収支報告未収金状況、および連絡事項などを、集合住宅の管理組合の理事会の構成員に提供される。

概要

簡単に間取りの変更を行うことができる住宅と、住宅の間取りを居住者の変わる家族構成に容易に対応させることで、更に利便性の向上をることができる住宅管理システム並びに住宅管理プログラムを提供する。本発明の住宅は、部屋の間取りが変更自在な住宅である。この住宅は、部屋の天井に設けられた格子状の天井側の隙間と、天井側の隙間に対応した床の位置に設けられた床側の隙間と、天井側の隙間と床側の隙間とに嵌め込まれる間仕切り壁部材と、間仕切り壁部材が配置されない天井側の隙間および床側の隙間とを塞ぐ蓋部材とを備えていることで、間仕切り壁部材を所望する位置の隙間に嵌め込むことで部屋内の空間を仕切って間取りを構成することができる。

目的

この特許文献3の集合住宅の管理組合向けの情報提供システムには、端末と、ネットワークを介して端末に情報を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

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請求項1

部屋の間取りが変更自在な住宅であって、前記部屋の天井に設けられた格子状の天井側の隙間と、前記天井側の隙間に対応した床の位置に設けられた床側の隙間と、前記天井側の隙間と前記床側の隙間とに嵌め込まれる間仕切り壁部材と、前記間仕切り壁部材が配置されない前記天井側の隙間および前記床側の隙間とを塞ぐ蓋部材とを備えたことを特徴とする住宅。

請求項2

前記天井側の隙間および/または前記床側の隙間とに設けられる配管を備えた請求項1記載の住宅。

請求項3

前記部屋の壁に、前記配管が配置される格子状の壁側の隙間が設けられている請求項2記載の住宅。

請求項4

床下には、使用される本配管と、前記本配管と接続された予備配管とが設置されている請求項1から3のいずれかの項に記載の住宅。

請求項5

前記本配管と、前記予備配管とはループ状に形成された給水管である請求項4記載の住宅。

請求項6

家族構成別に対応させた住宅の間取りを示す家族構成別間取り情報、これら間取りを構成する間仕切り壁部材の必要枚数を示す壁部材枚数情報、前記間取り情報のうち現在の間取りを示す現在間取り情報が格納される記憶手段と、居住者が使用する端末装置から通知された家族構成を示す家族構成情報から前記家族構成別間取り情報を選択する間取り選択手段と、前記現在間取り情報が示す家族構成別間取り情報に対応した壁部材枚数情報と前記間取り選択手段により選択された家族構成別間取り情報に対応した壁部材枚数情報との差分を間取り変更情報として算出する間取り変更算出手段と、前記変更算出手段により算出された間取り変更情報を前記端末装置へ通知する変更内容通知手段と、前記間取り変更情報に基づいて部材取扱業者が使用する端末装置に間仕切り壁部材を発注する部材発注手段とを備えたことを特徴とする住宅管理システム

請求項7

前記記憶手段に格納された間仕切り壁部材の単価に基づいて、前記間取り変更情報に応じた費用を算出する費用見積手段を備えた請求項6記載の住宅管理システム。

請求項8

前記居住者の入居年数を入居年数情報として計時する入居年数算出手段と、前記居住者が使用する端末装置により前記家族構成情報の一部として通知された居住者の家族の年齢を示す年齢情報に前記入居年数情報を加算し、前記居住者のそれぞれの現在年齢を算出する年齢算出手段と、前記年齢算出手段により算出された現在年齢が所定に年齢に達したときに、家族構成が変わったときの家族構成別間取り情報を予定間取り情報として選択し、前記居住者が使用する端末装置へ通知する予定間取り提示手段とを備えた請求項6または8記載の住宅管理システム。

請求項9

コンピュータを、家族構成別に対応させた住宅の間取りを示す家族構成別間取り情報、これら間取りを構成する間仕切り壁部材の必要枚数を示す壁部材枚数情報、前記間取り情報のうち現在の間取りを示す現在間取り情報が格納される記憶手段、居住者が使用する端末装置から通知された家族構成を示す家族構成情報から前記家族構成別間取り情報を選択する間取り選択手段、前記現在間取り情報が示す家族構成別間取り情報に対応した壁部材枚数情報と前記間取り選択手段により選択された家族構成別間取り情報に対応した壁部材枚数情報との差分を間取り変更情報として算出する間取り変更算出手段、前記変更算出手段により算出された間取り変更情報を前記端末装置へ通知する変更内容通知手段、前記間取り変更情報に基づいて部材取扱業者が使用する端末装置に間仕切り壁部材を発注する部材発注手段として機能させることを特徴とする住宅管理プログラム

技術分野

0001

本発明は、家族構成移り変わりと共に部屋の間取り替えることができる住宅および住宅管理システム並びに住宅管理プログラムに関するものである。

背景技術

0002

住宅の間取りは家族構成によっては大きく変わる。例えば、戸建住宅で、夫婦二人に子供が一人の3人世帯の家族では、3LDKか4LDKが理想的である。しかし、この家族に子供ができて4人世帯となった場合には狭くなってしまうため4LDKまたは5LDKが適しており、子供が大きくなって家を出て行き夫婦二人の二人世帯となった場合には2LDKまたは3LDKが適している。

0003

このような間取りの変化に対応するには、壁の位置が容易に変更できることが重要である。このような住宅として特許文献1,2に記載されたものが知られている。
特許文献1の自由に変更できる間仕切り壁には、既存の天井・壁・床面の絨毯等の上に、廻り縁型枠及び巾木型枠数本で止め、それらの底部に弾力性のあるゴム板を敷き、これに壁或いは窓のある壁の骨格となる支柱を圧力によって、挿入し、ゴム質圧縮して、この復元力を利用して、支柱を固定して、型枠に化粧板を貼ることで壁とすることが記載されている。

0004

特許文献2の部屋形成構造には、壁パネル部材天井パネル部材床パネル部材とを部屋単位に組み立てて、既設建築構造物が形成する空間内に、複数の部屋空間を形成配置することが記載されている。

0005

また、住宅を管理するシステムとして特許文献3に記載されたものが知られている。この特許文献3の集合住宅管理組合向けの情報提供システムには、端末と、ネットワークを介して端末に情報を提供する情報提供サーバとを備えたものであり、端末が情報提供サーバに対して居住者向け情報および/または理事会向け情報の送信を要求し、情報提供サーバが、この要求に基づいて、要求された前記情報を端末に送信するものである。

0006

この情報提供システムでは、居住者向け情報として、建物概要管理費修繕積立金専用契約情報、長期修繕計画、年間スケジュール、管理組合預金情報保険情報、総会資料、総会・理事会議事録工事進捗状況連絡先・緊急連絡先、管理規約・使用細則、掲示板、理事会要望事項進捗状況、およびQ&Aなどが、居住者に提供される。また、理事会向け情報として、居住者情報役員履歴収支報告未収金状況、および連絡事項などを、集合住宅の管理組合の理事会の構成員に提供される。

先行技術

0007

特開2001−241193号公報
特開平11−81471号公報
特開2006−31117号公報

発明が解決しようとする課題

0008

しかし、特許文献1に記載の間仕切り壁は大がかりな工事が必要となるため、変更時期になったからと言って、簡単に間取りの変更を行うわけにはいかない。
また、特許文献2に記載の部屋形成構造は、壁パネル部材を立てるための突起物が天井パネル部材や床パネル部材に設けられているため、一部屋を二部屋に分割する場合には、床パネル部材も変える必要があり、やはり工事が大がかりとなる。

0009

また、特許文献3に記載の情報提供システムにおいては、様々な情報が、居住者に提供されたり、管理組合の理事会の構成員に提供されたりすることで、利便性に優れたサービスが提供できるとしているが、居住者の家族構成が変わっても、住戸の間取りまでを管理するものではない。従って、より利便性の高い住宅管理システムが求められている。

0010

そこで本発明は、簡単に間取りの変更を行うことができる住宅を提供することを目的とする。
また、本発明は、住宅の間取りを居住者の変わる家族構成に容易に対応させることで、更に利便性の向上を図ることができる住宅管理システム並びに住宅管理プログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0011

本発明の住宅は、部屋の間取りが変更自在な住宅であって、前記部屋の天井に設けられた格子状の天井側の隙間と、前記天井側の隙間に対応した床の位置に設けられた床側の隙間と、前記天井側の隙間と前記床側の隙間とに嵌め込まれる間仕切り壁部材と、前記間仕切り壁部材が配置されない前記天井側の隙間および前記床側の隙間とを塞ぐ蓋部材とを備えたことを特徴とする。
本発明の住宅には、天井と床とに、格子状の隙間が設けられている。この天井側の隙間と床側の隙間とは、それぞれ対応した位置に設けられているため、間仕切り壁部材を嵌め込むことで、間仕切り壁部材により囲まれた空間は居室台所としたり、浴槽便器などの設備を配置することで、風呂便所としたりすることができる。従って、大がかりな工事をすることなく、自由な間取りを構築することができるので、変わる家族構成に応じて容易に間取りを対応することができる。

0012

前記天井側の隙間および/または前記床側の隙間とに設けられる配管を備えると、間取りの変更の際に発生する配管の変更を容易に行うことができる。

0013

前記部屋の壁に、前記配管が配置される格子状の壁側の隙間が設けられていると、天井や床だけでなく、壁にも配管を配置することが可能なので、間取りの変更の自由度を向上させることができる。

0014

床下には、使用される本配管と、前記本配管と接続された予備配管とが設置されていると、間取りの変更の際に大がかりな配管工事が不要となるため、居住者だけ間取りの変更を行うことができる。

0015

前記本配管と、前記予備配管とはループ状に形成された給水管であると、予備配管を使用しないときの水の澱みを防止することができる。

0016

本発明の住宅管理システムは、家族構成別に対応させた住宅の間取りを示す家族構成別間取り情報、これら間取りを構成する間仕切り壁部材の必要枚数を示す壁部材枚数情報、前記間取り情報のうち現在の間取りを示す現在間取り情報が格納される記憶手段と、居住者が使用する端末装置から通知された家族構成を示す家族構成情報から前記家族構成別間取り情報を選択する間取り選択手段と、前記現在間取り情報が示す家族構成別間取り情報に対応した壁部材枚数情報と前記間取り選択手段により選択された家族構成別間取り情報に対応した壁部材枚数情報との差分を間取り変更情報として算出する間取り変更算出手段と、前記変更算出手段により算出された間取り変更情報を前記端末装置へ通知する変更内容通知手段と、前記間取り変更情報に基づいて部材取扱業者が使用する端末装置に間仕切り壁部材を発注する部材発注手段とを備えたことを特徴とする。

0017

また、本発明の住宅管理プログラムは、コンピュータを、家族構成別に対応させた住宅の間取りを示す家族構成別間取り情報、これら間取りを構成する間仕切り壁部材の必要枚数を示す壁部材枚数情報、前記間取り情報のうち現在の間取りを示す現在間取り情報が格納される記憶手段、居住者が使用する端末装置から通知された家族構成を示す家族構成情報から前記家族構成別間取り情報を選択する間取り選択手段、前記現在間取り情報が示す家族構成別間取り情報に対応した壁部材枚数情報と前記間取り選択手段により選択された家族構成別間取り情報に対応した壁部材枚数情報との差分を間取り変更情報として算出する間取り変更算出手段、前記変更算出手段により算出された間取り変更情報を前記端末装置へ通知する変更内容通知手段、前記間取り変更情報に基づいて部材取扱業者が使用する端末装置に間仕切り壁部材を発注する部材発注手段として機能させることを特徴とする。

0018

本発明の住宅管理システムおよび管理プログラムによれば、居住者の家族構成を示す家族構成情報から間取り選択手段により家族構成別間取り情報が選択され、この家族構成別間取り情報に対応した壁部材枚数情報と現在間取り情報が示す家族構成別間取り情報に対応した壁部材枚数情報との差分が間取り変更算出手段が算出され、算出された間取り変更情報を変更内容通知手段により端末装置へ通知することで、居住者は間取りを変更する際に要する壁部材の枚数を把握することができる。そして、居住者は、部材発注手段により間取り変更情報に基づいて部材取扱業者が使用する端末装置に間仕切り壁部材を発注することができる。従って、家族構成を入力することで、間取りの変更に要する部材の数を把握することができると共に、発注することができる。

0019

前記記憶手段に格納された間仕切り壁部材の単価に基づいて、前記間取り変更情報に応じた費用を算出する費用見積手段を備えるのが望ましい。費用見積手段を備えることで、予め間取りの変更に要する費用を把握することができる。

0020

前記居住者の入居年数を入居年数情報として計時する入居年数算出手段と、前記居住者が使用する端末装置により前記家族構成情報の一部として通知された居住者の家族の年齢を示す年齢情報に前記入居年数情報を加算し、前記居住者のそれぞれの現在年齢を算出する年齢算出手段と、前記年齢算出手段により算出された現在年齢が所定に年齢に達したときに、家族構成が変わったときの家族構成別間取り情報を予定間取り情報として選択し、前記居住者が使用する端末装置へ通知する予定間取り提示手段とを備えることも可能である。
居住者の家族の年齢を示す年齢情報に入居年数を年齢算出手段により加算することで、現在年齢が算出される。この現在年齢に基づいて間取り提示手段が、所定に年齢に達しているか否かを判断し、達している場合には家族構成が変わったときの家族構成別間取り情報を予定間取り情報として選択する。そして、間取り提示手段が、選択された予定間取り情報を、居住者が使用する端末装置へ通知する。そうすることで、居住者の家族構成が変わることを予め予測して居住者へ提示することができる。

発明の効果

0021

本発明の住宅によれば、間仕切り壁部材を嵌め込むことで、間仕切り壁部材により囲まれた空間は居室や台所としたり、浴槽や便器などの設備を配置することで、風呂や便所としたりすることができるので、大がかりな工事をすることなく、自由な間取りを構築することができる。従って、変わる家族構成に応じて容易に間取りを対応させることができる。
また、本発明の住宅管理システムおよび住宅管理プログラムは、家族構成を入力することで、間取りの変更に要する部材の数を把握することができると共に、発注することができるので、住宅の間取りを居住者の変わる家族構成に容易に対応させることで、更に利便性の向上を図ることができる。

図面の簡単な説明

0022

本発明の実施の形態に係る住宅の部屋の一例を示す図である。
図1に示す部屋の床構造を示す図であり、(A)は一部平面図、(B)は蓋部材の断面を示す図、(B)は床板部材の断面を示す図である。
図1に示す部屋の床構造を示す斜視図である。
間仕切り壁部材を説明するための図であり、(A)は斜視図、(B)は間仕切り壁部材の取付状態を示す上端拡大断面図、(B)は間仕切り壁部材の取付状態を示す下端拡大断面図である。
図1に示す部屋の配管構造を説明するための図である。
本実施の形態に係る集合住宅を示す平面図である。
本実施の形態に係る住宅のスケルトンの状態を示す間取り図であり、(A)は1階を示す平面図、(B)は2階を示す平面図である。
本実施の形態に係る住宅を3LDKに区画した間取り図であり、(A)は1階を示す平面図、(B)は2階を示す平面図である。
本実施の形態に係る住宅を4LDKに区画した間取り図であり、(A)は1階を示す平面図、(B)は2階を示す平面図である。
本実施の形態に係る住宅を2LDKに区画し、ペットを飼うことを想定した間取り図であり、(A)は1階を示す平面図、(B)は2階を示す平面図である。
本実施の形態に係る住宅を2LDKに区画し、エレベータの敷設を想定した間取り図であり、(A)は1階を示す平面図、(B)は2階を示す平面図である。
本実施の形態に係る住宅管理システムの全体構成を示す図である。
図11に示す住宅管理システムの管理サーバの構成を示すブロック図である。
家族構成設定ページの一例を示す図である。
条件入力ページの一例を示す図である。
検索結果ページの一例を示す図である。
プラン詳細ページの一例を示す図である。
確認ページの一例を示す図である。
住宅タイプの変更を説明するための図である。
ライフプラン情報を示す図である。
手摺りを説明するための一部断面斜視図である。
暖房パネルを説明するための斜視図である。

実施例

0023

本発明の実施の形態に係る住宅の一例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように住宅の部屋10は、部屋の間取りを変更自在としたものである。部屋10の一方の壁側に窓ガラス101が配置されている。部屋10の天井102には、天井板部材103が縦列および横列所定間隔ごとに配列されていることで、格子状の隙間104が設けられている。この隙間104には蓋部材105が取り付けられている。

0024

また、部屋10の床106には、床板部材107が縦列および横列に所定間隔ごとに配列されていることで、格子状の隙間108が設けられている。この隙間108には蓋部材105が取り付けられている。

0025

更に、部屋10の壁110には、壁板部材111が縦列および横列に所定間隔ごとに配列されていることで、格子状の隙間112が設けられている。この隙間112には蓋部材105が取り付けられている。

0026

ここで、床106の構造について、図2および図3に基づいて詳細に説明する。隙間108を覆う格子状の蓋部材105は、格子の交点に位置する隙間108を覆う交差部105aと、この交差部105aと隣接する交差部105aとの間の隙間108を覆う中間部105bとにより形成されている。この蓋部材105は、中間部105bが隙間108の間隔に合わせて平行に、大引き106aに架け渡された根太106bの上に跨るように固定されている。
中間部105bの先端部は、四方から付き合わせたときに矩形状の隙間を形成する台形状の突き合わせ部105cが形成されている。そして、交差部105aは、突き合わせ部105cが付き合わされてできた隙間に交差部105aの底面に形成された矩形状の凸部105dが嵌め合わされて固定されている。

0027

2本が平行配置された根太106bは、隣接する根太106bと配管などが設置できる程度に間隔をあけて大引き106aにねじにより固定されている。大引き106a内には、配線は配管を通すための縦貫通孔106cが設けられている。従って、配線や配管は、大引き106a内の縦貫通孔106cに配設された後に、蓋部材105と根太106bの間の隙間108に配設することで、間取りの変更の際に発生する配線や配管の変更を容易に行うことができる。

0028

床板部材107は、中間部105bが固定されることで幅半分を占有した根太106bの残りの半分に支持され、ねじにより固定されている。
このような床構造を、天井102や壁110(図1参照)にも同様に採用している。

0029

次に、この部屋10をそれぞれ区画する間仕切り壁部材について、図4に基づいて説明する。図4(A)から同図(C)に示すように、間仕切り壁部材113は、天井102から床106までの長さに形成され。幅は任意に決定することができるが、升目一単位となる交差部105aから隣接する交差部105aまでとすることで、細かな間取りを調整することができるだけでなく、間仕切り壁部材113の共通化を図ることができる。

0030

間仕切り壁部材113は、上端に隙間104に嵌る上嵌合部113aと、下端に隙間108に嵌る下嵌合部113bとが設けられている。間仕切り壁部材113は、天井102の蓋部材105を取り除くことで現れる隙間104と、床106の蓋部材105を取り除くことで現れる隙間108とに嵌め込まれる。このように間仕切り壁部材113が形成されていることで、襖や窓ガラスを嵌め込むように簡単に間仕切り壁部材113を設置することができる。従って、大がかりな工事をすることなく、自由な間取りを構築することができるので、変わる家族構成に応じて容易に間取りを対応することができる。

0031

この部屋10における配管は、間取りの変更を考慮して、図5に示すように本管114に接続された予備配管115が予め配設されている。例えば、キッチン流し台116を移動させるときに、予備配管115が配設された位置であれば改めて新しい配菅を敷設する必要がないので、間取りの変更に制約が少ない。間取りの変更の自由度を向上させることができる。

0032

このような部屋構造を有する住宅を、図6に基づいて説明する。図6に示すように、集合住宅1は、オーナーからの借り上げた敷地Sに建設され、建築基準法第86条における一団地の指定によりマンションと見なされた戸建住宅の集合体である。集合住宅1は、区分所有法における一建物を複数の戸建構造を有する住戸として定めたマンション管理規約に基づいて管理運営されている。従って、集合住宅1を構成する住戸(詳細には後述する。)は、居室内部のみが居住者の専用部分である以外は、住戸が建設されている住戸地や住戸の壁、屋根、床下などは共用部分であるため、その境界については、分譲マンションと同じである。
そして、居住者により構成される管理組合が委託した管理業者が、住戸の清掃補修などの定期的なメンテナンスを行っている。つまり、居住者が管理する専有部分と、管理組合が管理する共用部分とに分けることで、共用部分を管理業者が定期的に清掃などを行うことにより、住戸の資産保全や価値の向上を図っている。

0033

集合住宅1は、戸建住宅である住宅10a〜10dがそれぞれ離間して配置されたものである。この住宅10a〜10dは、居室内部を専有部分とした戸建構造を有しており、分筆されていない共用部分の敷地Sに建設されている。敷地Sは、略台形状であるが、本実施の形態では、斜辺T3と対向する対辺T4が上底T1と下底T2とのなす角度が直角の台形状である。

0034

住宅10a〜10dは、上底T1から下底T2へ向かうに従って奥行きが長くなる住宅10d,10e,10a,10b,10cの順に並んでいる。それぞれの住宅10a〜10eには、2台分の専用駐車場PK1が設けられている。また、住宅10dの前側には、住宅10a〜10eの居住者を訪問する来訪者のための2台分の共用駐車場PK2が設けられている。
それぞれの住宅10a〜10eには、平面視矩形状の住宅10a〜10eの残余スペースとして、略台形状の専用庭GDを斜辺T3に沿って設けられている。

0035

ここで、住宅10aを例に、家族構成に対する間取りの変更について、図7から図11に基づいて説明する。まず、図7に基づいて住宅10aのスケルトンの状態を説明する。
スケルトンの状態の住宅10aは、図7(A)に示す1階に、玄関1001側からトイレ1002、洗濯機置き場1003、洗面台1004、風呂場1005、2階への階段1006が並んでいる。

0036

また、住宅10aには、給水配管1007(一点鎖線により示す)と給湯配管1008(実線により示す)と排水配管1009(パイプ形状により示す)とが設けられている。
給水配管1007と給湯配管1008は、トイレ1002、洗濯機置き場1003、洗面台1004、風呂場1005だけでなく、部屋1010を一回りしたループ状に形成されていることで予備配管115(図5参照)としての機能が含まれている。また、排水配管1009は、玄関1001と反対側となる部屋1010の角部まで配設されている。給水配管1007と給湯配管1008がループ状に形成されているので、予備配管115を使用しないときの水の澱みを防止することができる。
給湯配管1008には、必要に応じて2箇所にバルブ1008aを設けることができる。これは、ループ状に給湯配管1008を配設することで本配管と予備配管との全長が長くなり、高温の湯が蛇口から出てくる時間が掛かってしまうおそれがあるからである。本実施の形態では、バルブ1008aを風呂場1005を通過した後と、キッチンが設置さされる予定場所を通過した後とに設けている。そして、バルブ1008aを状況に応じて開栓して、湯を給湯配管1008内に巡回させることで、配管内の澱みを防止する。

0037

次に、スケルトンの状態から3LDKに区画した住宅10aの間取りを図8に示す。
図8に示す間取りでは、夫婦二人に幼稚園から小学校までの小さな子供が一人いる家族を想定した間取りとなっている。1階にはキッチンが設けられている。また、2階には間仕切り壁部材113(図3(A)参照)により3つの寝室が設けられている。以下、図8に示す間取りを間取りAと称する。

0038

次に、4LDKに区画した住宅10aの間取りを図9に示す。
図9に示す間取りでは、夫婦二人に小学生の子供が二人いる家族を想定した間取りとなっている。この間取りでは、2階に個室空間となった部屋が3つ準備されている。以下、図9に示す間取りを間取りBと称する。

0039

次に、2LDKに区画し、ペットを飼育することを考慮した住宅10aの間取りを図10に示す。
図10に示す間取りでは、子供が独立して夫婦二人となった家族を想定した間取りとなっている。この間取りでは、夫婦二人となったためにペットを飼うためのスペース(ペットコーナー1011と土間床1012)を一階に設けている。また、2階は隣接した寝室の間の間仕切り壁部材113を取り除いて一つの寝室としている。以下、図10に示す間取りを間取りCと称する。

0040

次に、2LDKに区画し、エレベータの敷設を想定した住宅10aの間取りを図11に示す。
図11に示す間取りでは、老化が進んだ夫婦二人の家族を想定した間取りとなっている。この間取りでは、1階と2階との間を昇降するエレベータ1013が設けられている。また、図9に示す間取りからペットコーナー1011が取り除かれている。以下、図11に示す間取りを間取りDと称する。

0041

次に、このような住宅10aに入居した居住者が使用する住宅を管理するための管理システムについて図12から図18に基づいて説明する。
図12に示すように住宅管理システム11は、管理組合が委託した管理業者が運営するシステムである。住宅管理システム11は、集合住宅1の居住者側の端末装置12と、管理サーバ13とが、電気通信回線の一例であるインターネットWに通信可能に接続されている。

0042

端末装置12は、住宅10a〜10e(図6参照)以外にも、サービスを受けることを希望した住宅10f〜10hに設置されている。住宅10f〜10hは、専有部分と共用部分との境界を分譲マンションと同じとした一戸建てである。
端末装置12は、デスクトップ型ノートブック型電子メールの送受信ウェブサイトアクセスブラウザによって可能なパーソナルコンピュータとすることができる。

0043

管理サーバ13は、通信手段1311と、認証手段1312と、家族構成設定手段1313と、間取り選択手段1314と、間取り変更算出手段1315と、費用見積手段1316と、部材発注手段1317と、入居年数算出手段1318と、年齢算出手段1319と、予定間取り提示手段1320と、表示手段1321と、入力手段1322と、記憶手段1323とを備えている。なお、図12においては、主要機能部分のみを図示している。

0044

通信手段1311は、インターネットWと、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)で通信するときには図示しないモデムと接続したり、光通信とするときには図示しない回線終端装置と接続したりするためのLAN(Local Area Network)やUSB(Universal Serial Bus)とすることができる。

0045

認証手段1312は、アクセスをする端末装置12からの要求に応じてログインページを送信すると共に、ログインページに入力されたIDとパスワードとに基づいて記憶手段1323に格納された居住者認証情報を参照して認証を取る機能を備えている。
家族構成設定手段1313は、新たに入居した居住者の家族構成を登録するページを送信して、記憶手段1323に家族構成情報として登録する機能を備えている。

0046

間取り選択手段1314は、家族構成に対応させた住宅の間取りを選択して間取り候補ページとして端末装置12へ送信する機能を備えている。間取り変更算出手段1315は、現在の間取りから変更後の間取りに変更した場合に、変更に必要な部材を算出する機能を備えている。費用見積手段1316は、間取り変更算出手段1315により算出された変更に必要な部材の金額を算出して見積ページとして端末装置12へ送信する機能を備えている。部材発注手段1317は、変更に必要な部材を、登録業者(部材取扱業者)に発注する機能を備えている。入居年数算出手段1318は、家族構成設定手段1313により入力されたときを入居日として、入居年数を計時する機能を備えている。年齢算出手段1319は、家族の年齢を入居年数から算出する機能を備えている。間取り提示手段1320は、年齢によって変わる家族構成から新たな間取りを提示するページを送信する機能を備えている。

0047

表示手段1321は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-Luminescence)パネルとすることができる。入力手段1322は、管理サーバ13を操作するためのもので、キーボードおよびマウスとすることができる。表示手段1321と入力手段1322は、管理サーバ13のメンテナンスのときに使用される。

0048

記憶手段1323は、OS、アプリケーションプログラムなどのソフトウェアや、各種の設定、データなどが格納されたハードディスク装置などの不揮発性メモリである。ここで、記憶手段1323に格納された各種の情報について説明する。
記憶手段1323には、居住者認証情報、家族構成情報、家族構成別間取り情報、枚数情報、現在間取り情報、価格情報、登録業者情報、ライフプラン情報が格納される。

0049

居住者認証情報は、居住者が端末装置12を使用してログインするためのもので、居住者ごと割り当てられたID・パスワードである。
家族構成情報は、居住者の家族構成を示すもので、大人および子供の性別を示す性別情報と、年齢を示す年齢情報などである。
家族構成別間取り情報は、家族構成別に対応させた住宅の間取りを示すものである。この家族構成間取り情報は、画像ファイルによる間取りのレイアウト図に、吹き抜けの有無、ペットが飼育できる設備の有無、手摺りや段差の有無、車椅子使用可否等の設備情報が関連付けられた情報である。この家族構成別間取り情報には、それぞれの間取りを識別するための間取り識別情報が割り当てられている。
枚数情報は、間取りごとに必要な間仕切り壁部材の枚数を示す壁部材枚数情報、必要な天井板部材の枚数を示す天井板部材枚数情報、必要な壁板部材の枚数を示す壁板部材枚数情報、必要な床板部材の枚数を示す床板枚数情報、などが、家族構成別間取り情報に関連付けられた情報である。
現在間取り情報は、現在の間取りを示す情報で、家族構成別間取り情報を識別するための間取り識別情報が格納される。
価格情報は、間仕切り壁部材、壁板部材、床部材、蓋部材、扉などの単価である。
登録業者情報は、間取りの変更に必要な部材を発注する際の発注先となる業者に関する情報であり、会社名や担当者名、電子メールアドレス電話番号、ファックス番号などである。
ライフプラン情報は、夫婦や子供の年齢に応じて変わる家族構成や環境の変化をテーブルとして格納したものである。

0050

以上のように構成された住宅管理システム11の動作および使用状態について、図面に基づいて説明する。
本実施の形態では、夫婦二人と小さな子供一人の家族が間取りAの住宅10aに入居したものとする。まず、居住者は端末装置12を操作して管理サーバ13が提供する管理ウェブサイトへアクセスする。この管理ウェブサイトは、誰もがアクセスして閲覧することができる一般ページと認証を得ないと閲覧ができない会員限定ページとから構成されている。

0051

居住者が一般ページのトップページ(図示せず)に表示されている会員限定ページへ通じるログインボタンを押下したことが端末装置12から管理サーバ13へ通知されると、管理サーバ13の認証手段1312からログインページ(図示せず)が送信される。居住者は、ログインページの入力欄にID・パスワードを入力し、送信ボタンを押下することで、入力情報が端末装置12から管理サーバ13へ送信される。

0052

管理サーバ13では、認証手段1312により記憶手段1323に格納された居住者認証情報が読み出され、端末装置12から通知されたID・パスワードが登録されているか否かが判定され、登録されていると、認証が得られた旨の通知と共に会員限定ページのトップページ(図示せず)が送信される。

0053

居住者が、このトップページから設定ページを選択し、更に設定ページから家族構成設定ページのリンクを選択することで、端末装置12から管理サーバ13へ家族構成設定ページの閲覧要求が送信される。

0054

管理サーバ13では、家族構成設定手段1313が、家族構成設定ページを通信手段1311を介して端末装置12へ送信する。図14に示すように、家族構成設定ページP1には、男性女性かを選択する性別ボタンB11と、年齢を入力する年齢入力欄R11とが表示されている。居住者は、この家族構成設定ページP1の各項目を入力して登録ボタンB12を押下する。

0055

この登録ボタンB12の押下により、性別および年齢の各情報が端末装置12から管理サーバ13へ送信される。家族構成設定手段1313は、受信した性別情報および年齢情報を、家族構成情報として記憶手段1323に格納する。
このようにして居住者は、住宅10a〜10hに入居した際に、家族構成を設定しておく。

0056

人目の子供ができると共に、第一子が大きくなったため、間取りを変更したいと考えた居住者は、端末装置12を操作して管理サーバ13へアクセスする。そして前述した会員限定ページへログインすることで、会員限定ページのトップページを端末装置12に表示させる。居住者はこのトップページから間取り選択するためのページを選択する。

0057

管理サーバ13では、間取り選択手段1314が簡易な家族構成を入力させると共に、希望の住宅タイプや間取りの条件を入力させる条件入力ページを端末装置12へ送信する。
端末装置12では、管理サーバ13から送信された図15に示す条件入力ページP2が表示される。条件入力ページP2では、間取りA〜Dを示す住宅タイプA〜Dを選択する住宅タイプ入力ボタンB21と、家族構成を大人人数と子供人数で入力する家族構成入力欄R21と備えたプラン検索エリアと、条件を絞り込むための有無チェックボタンB22が設けられた絞り込みエリアとが表示されている。

0058

居住者は、希望する間取りのタイプがわかっている場合には、住宅タイプ入力ボタンB21により間取りA〜Dを選択する。間取りタイプがわかっていない場合には家族構成を入力する。そして、プラン検索エリアに表示されている検索ボタンB23か、絞り込みエリアに表示されている検索ボタンB23のいずれかを押下することで、間取りA〜Dのいずれかを示す間取り種類情報、家族構成を示す家族構成情報、絞り込み条件を示す絞り込み情報が、条件情報として端末装置12から管理サーバ13へ送信される。

0059

管理サーバ13では、間取り選択手段1314により端末装置12から送信された条件情報に基づいて記憶手段1323が検索され、家族構成別間取り情報の中から候補が選択され、検索結果ページとして端末装置12へ送信される。
例えば、住宅タイプ入力ボタンB21により間取りA〜Dを選択した場合には、家族構成別間取り情報の中から該当する間取りA〜Dを抽出する。また、家族構成を入力した場合には、家族構成から間取りA〜Dを抽出する。

0060

端末装置12に表示される検索結果ページの一例を、図16に示す。検索結果ページP3では、間取り候補を示す間取りレイアウト図の画像と、この間取りの詳細な情報を得るための詳細ボタンB31とが表示されている。
本実施の形態では、夫婦二人と子供二人の4人家族なので、間取りBとこの間取りBをアレンジした間取りが選択され表示される。
居住者は、表示された間取りの候補の中から気に入った間取りに対応する詳細ボタンB31を押下する。この押下により端末装置12から管理サーバ13へプラン詳細画面の閲覧要求が送信される。

0061

管理サーバ13では、間取り変更算出手段1315により、選択された間取りを示す家族構成別間取り情報と、居住者が現在住んでいる間取りを示す現在間取り情報に対応する家族構成別間取り情報とから、間取りの変更に必要な間仕切り壁部材、壁板部材、床部材、蓋部材、扉などの枚数や個数が、間取り変更情報として算出される。また、費用見積手段1316により間取り変更算出手段1315が算出した間取り変更情報に基づいて費用が見積もられる。間取り変更算出手段1315と費用見積手段1316とによって見積もられた間取りの変更に必要な部材は、プラン詳細ページとして端末装置12へ送信される。

0062

端末装置12では、図17に示すように、管理サーバ13から送信されたプラン詳細ページP4が表示される。プラン詳細ページP4では、上段に現在の間取りと選択した間取りとが表示されている。また中段には間取りの変更に必要な部材と費用とが一覧表となって表示されている。更に、下段には部材を追加したい場合にカタログから選ぶことができるカタログボタンB41と、この見積りオーダしたい場合の確認ページへの遷移を行う確認ボタンB42とが表示されている。
費用見積手段1316により予め間取りの変更に要する費用がプラン詳細ページP4に一覧となって表示されるので、事前に変更に必要な費用を把握することができる。

0063

居住者は、このプラン詳細ページP4を閲覧して問題ないと判断した場合には、確認ボタンB42を押下することで、オーダーページの送信要求が端末装置12から管理サーバ13へ送信される。

0064

管理サーバ13では、部材発注手段1317により確認ページが端末装置12へ送信される。これにより端末装置12では、図18に示すような確認ページP5が表示される。居住者は、この確認ページP5に表示された内容を確認して、オーダをしたい場合には、申し込みボタンB51を押下する。この押下によりオーダ要求が端末装置12から管理サーバ13へ送信される。

0065

管理サーバ13では、部材発注手段1317により間取りの変更に必要な部材を示す間取り変更情報に基づいて発注する。この発注は、記憶手段1323に登録された登録業者情報が示す業者へ電子メールにて行われる。
このように、居住者が夫婦二人と子供一人から夫婦二人と子供二人となり家族構成が変わることで、間取りAから間取りBに変更したいと思ったときに、容易に間取りを変更することができる。また、間取りAから間取りCや間取りDなど、図15に示す条件入力ページP2における住宅タイプ入力ボタンB21により住宅タイプA〜D(間取りA〜D)を直接指定することで、図19に示すように、それぞれ希望する間取りに変更することができる。従って、住宅の間取りを居住者の変わる家族構成に応じて容易に対応させることができる。

0066

なお、本実施の形態に係る間取りA〜Dでは、水回りであるトイレ1002、洗濯機置き場1003、洗面台1004、風呂場1005についての変更を行っていないが、ループ状に配設された給水配管1007や給湯配管1008、玄関1001と反対側となる部屋1010の角部まで配設された排水配管1009がある場所であれば移設は可能である。

0067

発注先である登録業者から間取りの変更に必要な部材が届けば、図8に示す間取りAから図9に示す間取りBへの変更を行うことができる。例えば、図8に示す間取りAの2階の吹き抜けに床板部材107を嵌め込むと共に、間仕切り壁部材113を嵌め込むことで更に寝室と収納部分増設することができる。間取りAから間取りBへの変更は水回りの変更がないため居住者だけでも間取りの変更が可能であるが、居住者だけで施工できないのであれば、施工業者依頼することも可能である。

0068

これまでは、居住者が間取りの変更を行いたいときに、家族構成を入力することで間取りの変更に関する情報を得ることを説明した。次に、管理サーバ13が居住者に間取りの変更を提案する場合を説明する。
居住者の入居年数が経過することで、子供が成長して小学校に入学するような年齢になり、個室が必要となったり、子供が独立して夫婦二人となったり、更に年を重ねることで夫婦に介護が必要となったりすることが想定される。

0069

図13に示す管理サーバ13の入居年数算出手段1318は、居住者の入居年数を入居年数情報として計時して、年齢算出手段1319に通知する。年齢算出手段1319は、家族構成設定ページP1(図14参照)により設定され、記憶手段1323に格納された居住者の家族の年齢を示す年齢情報を読み出し、この年齢情報に入居年数情報を加算して、居住者のそれぞれの現在年齢を算出する。

0070

次に、予定間取り提示手段1320は、記憶手段1323に格納されたライフプラン情報(図20参照)を参照して、年齢算出手段1319により算出された現在年齢が所定の年齢(対象年齢)に達しているか否かを判定する。
例えば、二人目の子供が小学校へ入学するような年齢に達しているか否かを判定する。これは、現在が間取りA(図8参照)であれば、2階には夫婦の寝室以外に個室となる寝室は一部屋しないため、二人目の子供が小学校へ入学するときに合わせて、間取りAから間取りB(図9参照)へ変更すれば、もう一部屋個室となる寝室が増えるため、この寝室を二人目の子供の勉強部屋とすることができる。現在の間取りが間取りBであれば、そのままでよいので、変更なしとする。
また、子供が成長して子供全部が22となり、四年生大学を卒業するような年齢になった場合には、会社へ就職することで独立することが考えられる。従って、子供が成長して子供全部が22才となったことを契機に、間取りBから間取りCへ変更すれば、2階の二部屋あった寝室が一部屋になって広く使用することができると共に、ペットなどの飼育もできる環境とすることができる。
更に、夫婦二人が70才となれば階段により1階と2階との間を行き来することは困難なことが想定される。従って、間取りCから間取りDへ変更すれば、エレベータが設置されることで、1階と2階の往来を容易とすることができる。
このようにライフプラン情報は、年齢と共に変わる居住者の生活環境に、間取りを対応付けしたものとなっている。

0071

次に、予定間取り提示手段1320は、家族のそれぞれの現在年齢情報に基づいてライフプラン情報を参照した結果、現在の間取りから新たな間取りに変更をするタイミングであると判定した場合、家族構成が変わったときの家族構成別間取り情報を予定間取り情報として選択する。そして、予定間取り提示手段1320は、端末装置12へ電子メールや掲示板などを利用して通知する。そうすることで、居住者の家族構成が変わることを予め予測して居住者へ間取りの変更が提示されるので、居住者の利便性を図ることができる。

0072

ここで、居住者の年齢と共に変わる生活環境に対応するための部材を図21図22とに基づいて説明する。居住者が老齢となると、歩行を助けるために部屋や廊下に手摺りが必要となることがある。
図21に示す手摺り117は、壁110に取り付けられるものであり、蓋部材105の中間部105bに取り付けられる。従って、中間部105bを壁110から取り外して、手摺り117の取付具と中間部105bに挿通させたボルトに、中間部105bの裏面からナット止めすれば、簡単に手摺り117を固定することができる。これは蓋部材105が壁110から取り外せるため取付が簡単にできるが、従来の壁では、壁を施工する際に予め手摺り117を取り付けていないと、住宅が完成した後に、居住者の老化と共に手摺りを取り付けようとすると、壁に穴を空ける必要がある。従って、大規模な工事をすることなく手摺り117を壁110に取り付けることが可能である。

0073

また、図22に示す暖房パネル118は、ホットカーペットのように電熱線が内蔵された暖房設備である。この暖房パネル118を、床板部材107の代わりに設置することで床暖房とすることができる。また、天井板部材103、壁板部材111の代わりに設置すれば、天井面からの暖房や壁面からの暖房とすることができる。そして、電源を供給する電源コードは、暖房パネル118を床106に設置するときには隙間108に、天井102に設置するときには隙間104に、壁110に設置するときには隙間112を通して蓋部材105により覆い隠せば、外側からも電源コードが見え見栄えのよいものとすることができる。
この暖房パネル118を、床板部材107の1枚分の大きさに形成することで、一人分であれば1枚、部屋全体であれば十数枚といったように、暖房面積を段階的に組み合わせることができる。

0074

以上のように本実施の形態によれば、居住者の年齢と共に代わる生活環境に対応できる住宅と、この住宅を管理する管理システムとにより、高い利便性を図ることができ、高い付加価値を備えることができるので、居住者は移り住むことなく長い期間に渡って住み続けることができる。従って、この住宅は、100年住宅や200年住宅と称される住宅とすることができる。
また、敷地Sに建設された複数の住戸10a〜10eの居住者だけでなく、1棟として建設された住戸10f〜10hも区分所有法に準じた選挙権を有する居住者として管理組合に管理費を支払って参加することで、管理組合が委託した管理業者が運営する住宅管理システム1が使用できるだけでなく、共用部分の清掃や補修・保全のサービスを受けることができるので、付加価値の高い住戸とすることができる。

0075

本発明は、年齢と共に変わる家族構成や生活環境に応じて間取りの変更が容易にできることで、長期間に渡って住み続けることができるので、戸建住宅に好適である。

0076

1集合住宅
10a〜10e 住宅
S敷地
T1上底
T2下底
PK1専用駐車場
PK2共用駐車場
10 部屋
101窓ガラス
102天井
103天井板部材
104 隙間
105蓋部材
105a 交差部
105b 中間部
105c 突き合わせ部
105d 凸部
106 床
106a大引き
106b根太
106c縦貫通孔
107床板部材
108 隙間
110 壁
111壁板部材
112 隙間
113間仕切り壁部材
113a 上嵌合部
113b 下嵌合部
114 本管
115予備配管
116流し台
117手摺り
118暖房パネル
1001玄関
1002トイレ
1003洗濯機置き場
1004洗面台
1005風呂場
1006階段
1007給水配管
1008給湯配管
1009排水配管
1010 部屋
1011ペットコーナー
1012土間床
1013エレベータ
11住宅管理システム
12端末装置
13管理サーバ
1311通信手段
1312 認証手段
1313家族構成設定手段
1314間取り選択手段
1315間取り変更算出手段
1316費用見積手段
1317 部材発注手段
1318入居年数算出手段
1319年齢算出手段
1320予定間取り提示手段
1321 表示手段
1322入力手段
1323 記憶手段
Wインターネット
P1 家族構成設定ページ
B11性別ボタン
B12登録ボタン
R11 年齢入力欄
P2条件入力ページ
B21住宅タイプ入力ボタン
B22 有無チェックボタン
B23検索ボタン
R21 家族構成入力欄
P3検索結果ページ
B31 詳細ボタン
P4プラン詳細ページ
B41カタログボタン
B42確認ボタン
P5確認ページ
B51 申し込みボタン

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