図面 (/)

技術 回転電機

出願人 株式会社日立製作所
発明者 後藤文彦武藤徹鈴木啓司
出願日 2010年2月5日 (10年1ヶ月経過) 出願番号 2010-024001
公開日 2011年8月25日 (8年7ヶ月経過) 公開番号 2011-166871
状態 未査定
技術分野 電動機、発電機の巻線の絶縁、固着
主要キーワード ソリッド構造 リング状導体 編み線 二つ折り構造 回転電機コイル エンド部分 銅薄板 接続手法
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2011年8月25日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

本発明においては、振動熱伸びによる応力を軽減でき、長期間の運転起動停止などによる繰り返しに耐えることのできる回転電機を提供することを目的とする。

解決手段

固定子鉄心固定子巻線巻回し固定子固定子枠に取り付け、固定子あるいは前記固定子枠に亘線取り付け部を取り付けるとともに、固定子巻線のコイルエンド部から、亘線取り付け部に設けられた亘線を経由して口出し部に至る間を導体にて接続する回転電機において、固定子巻線のコイルエンド部から、亘線取り付け部の亘線の間を可撓性のある接続導体で接続する。

概要

背景

電動機や発電機といった回転電機は、固定子枠固定子を取り付けており、固定子は固定子鉄心固定子巻線巻回している。また、固定子枠または固定子には、亘線取り付け部が固定的に設けられている。さらに、回転電機には口出し部が設けられている。

回転電機は、固定子巻線のコイルエンドと、口出し部の間を、亘線取り付け部の亘線を経由して結線することにより、回転電機外部から固定子巻線に電力を供給し、あるいは固定子巻線から回転電機外部に電力を取り出す。なお、亘線は、位相リングあるいはリング状導体と呼ばれることがある。

これら一連導体接続のうち、特に固定子巻線のコイルエンドと、亘線取り付け部の亘線の間の導体接続に関して、例えば特許文献1ではコイルエンドと位相リングの間を平角銅線で一体に結線することにより、冷却効果を高めている。また、他の例ではこの間の導体を、ろう付けするものもあるが、いずれにせよ固定子巻線のコイルエンドと、亘線取り付け部の間をソリッド構造とし、動かないように固定して取り付けている。

概要

本発明においては、振動熱伸びによる応力を軽減でき、長期間の運転起動停止などによる繰り返しに耐えることのできる回転電機を提供することを目的とする。固定子鉄心に固定子巻線を巻回した固定子を固定子枠に取り付け、固定子あるいは前記固定子枠に亘線取り付け部を取り付けるとともに、固定子巻線のコイルエンド部から、亘線取り付け部に設けられた亘線を経由して口出し部に至る間を導体にて接続する回転電機において、固定子巻線のコイルエンド部から、亘線取り付け部の亘線の間を可撓性のある接続導体で接続する。

目的

本発明においては、振動や熱伸びによる応力を軽減でき、長期間の運転、起動停止などによる繰り返しに耐えることのできる回転電機を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

固定子鉄心固定子巻線巻回し固定子固定子枠に取り付け、前記固定子あるいは前記固定子枠に亘線取り付け部を取り付けるとともに、前記固定子巻線のコイルエンド部から、前記亘線取り付け部に設けられた亘線を経由して口出し部に至る間を導体にて接続する回転電機において、前記固定子巻線のコイルエンド部から、前記亘線取り付け部の亘線の間を可撓性のある接続導体で接続することを特徴とする回転電機。

請求項2

第1項記載の回転電機において、前記可撓性のある接続導体は、両端が前記固定子巻線のコイルエンド部と、前記亘線取り付け部の亘線にろう付けするためのろう付け部とされ、該ろう付け部の間に可撓材が設けられていることを特徴とする回転電機。

請求項3

第2項記載の回転電機において、前記可撓材は、銅編み線であることを特徴とする回転電機。

請求項4

第2項記載の回転電機において、前記可撓材は、銅薄板積層体であることを特徴とする回転電機。

請求項5

第2項記載の回転電機において、前記固定子巻線のコイルエンド部と、前記亘線取り付け部の亘線と、前記ろう付け部は、平角銅線とされることを特徴とする回転電機。

技術分野

0001

本発明は、コイルエンド亘線の間を接続導体で接続する回転電機にかかり、特にコイルエンド側振動熱伸びを亘線側に伝えにくい構造の接続導体を備えた回転電機に関する。

背景技術

0002

電動機や発電機といった回転電機は、固定子枠固定子を取り付けており、固定子は固定子鉄心固定子巻線巻回している。また、固定子枠または固定子には、亘線取り付け部が固定的に設けられている。さらに、回転電機には口出し部が設けられている。

0003

回転電機は、固定子巻線のコイルエンドと、口出し部の間を、亘線取り付け部の亘線を経由して結線することにより、回転電機外部から固定子巻線に電力を供給し、あるいは固定子巻線から回転電機外部に電力を取り出す。なお、亘線は、位相リングあるいはリング状導体と呼ばれることがある。

0004

これら一連導体接続のうち、特に固定子巻線のコイルエンドと、亘線取り付け部の亘線の間の導体接続に関して、例えば特許文献1ではコイルエンドと位相リングの間を平角銅線で一体に結線することにより、冷却効果を高めている。また、他の例ではこの間の導体を、ろう付けするものもあるが、いずれにせよ固定子巻線のコイルエンドと、亘線取り付け部の間をソリッド構造とし、動かないように固定して取り付けている。

先行技術

0005

特開2003−88023号公報

発明が解決しようとする課題

0006

回転電機の固定子巻線には、電磁誘導作用による振動が発生するが、この振動はコイルエンドと、亘線取り付け部の間のソリッド構造によりそのまま亘線に伝達される。また、固定子のコア内およびインボリュート部には、軸方向の熱伸びが生じるが、この熱伸びもコイルエンドと、亘線取り付け部の間のソリッド構造によりそのまま亘線に伝達される。このため、コイルエンドと亘線の間に、振動と熱伸びによる応力加重して作用することになり、発生応力倍加する。

0007

以上のことから、本発明においては、振動や熱伸びによる応力を軽減でき、長期間の運転起動停止などによる繰り返しに耐えることのできる回転電機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明においては、固定子鉄心に固定子巻線を巻回した固定子を固定子枠に取り付け、固定子あるいは固定子枠に亘線取り付け部を取り付けるとともに、固定子巻線のコイルエンド部から、亘線取り付け部に設けられた亘線を経由して口出し部に至る間を導体にて接続する回転電機において、固定子巻線のコイルエンド部から、亘線取り付け部の亘線の間を可撓性のある接続導体で接続する。

0009

また、可撓性のある接続導体は、両端が固定子巻線のコイルエンド部と、亘線取り付け部の亘線にろう付けするためのろう付け部とされ、ろう付け部の間に可撓材が設けられるのがよい。

0010

また、可撓材は、銅編み線とするのがよい。

0011

また、可撓材は、銅薄板積層体とするのがよい。

0012

また、固定子巻線のコイルエンド部と、亘線取り付け部の亘線と、ろう付け部は、平角銅線とされるのがよい。

発明の効果

0013

本発明によれば、コイルエンドから亘線取り付け部の亘線に、振動や熱伸びが伝達することを軽減できるので、応力を低減でき、回転電機の長時間運転や、起動停止などの繰り返しに耐えることができ、信頼度を上げることができる。

図面の簡単な説明

0014

本発明の実施例を示す回転電機コイルエンド部分部分拡大図
回転電機固定子部分の全体構造を示す図。
接続導体10の実施例を示す図
接続導体10の他の実施例を示す図

0015

以下、図を用いて本発明を説明する。

0016

図2は、本発明の適用される回転電機固定子部分の全体構造を示す図である。この図において、1は固定子枠であり、支持部2を介して固定子3が固定子枠1に取付けられている。固定子3は、固定子鉄心4と固定子巻線5から構成され、固定子鉄心4は締結部7により締め付けられて支持部2を介して固定子枠1に取り付けられている。

0017

固定子巻線5の軸方向端部には、一点差線で示すコイルエンド部6があり、またコイルエンド部6と対向する固定子枠1側には、亘線取り付け部9が締結部7に固定されている。亘線取り付け部9には、亘線8が設けられており、コイルエンド部6の固定子巻線5と、亘線8の間を、接続導体10で接続している。なお、図2の例では亘線取り付け部9が締結部7に固定されているとしたが、これは固定子枠1に取り付けるものであっても良い。

0018

図1は、本発明の実施例を示す回転電機コイルエンド部分6の部分拡大図である。コイルエンド部6の固定子巻線5と亘線8の間を接続する接続導体10は、ろう付け部分10aと可撓部分10bからなり、可撓部分10bの両端のろう付け部分10aが、それぞれコイルエンド部6の固定子巻線5と亘線8側の導体81にろう付けされる。なお、コイルエンド部6の固定子巻線5と、亘線8側の導体81は平角銅線とされるのがよい。

0019

図3は、接続導体10の一例を示す図であり、両端のろう付け部分10aは、それぞれコイルエンド部6の固定子巻線5と亘線8側の導体81とろう付けする都合上、板構造としている。両端のろう付け部分10aの間には、可撓部分10bが設けられているが、可撓部分10bは銅編み線で形成される。

0020

銅編み線と、ろう付け部分10aの接続は、溶接接続、又はろう付け接続とすることが考えられる。あるいは、ろう付け部分10aを中空あるいは二つ折り構造とし、その間に銅編み線を差込んでから圧着する方法でも良い。さらには、ろう付け部分10aのうち、固定子巻線5や導体81とろう付けされない部位で、銅編み線をボルト締めすることであってもよい。いずれの接続手法を採用するにせよ、接続導体10としてはフレキシビリティがあるので、振動や熱伸びによる応力をコイルエンド部6から亘線8側に伝達することを軽減できる。なお、図3の実施例では、差込んでから圧着する例を示している。

0021

図4は、接続導体10の他の実施例を示す図であり、両端のろう付け部分10aは、それぞれコイルエンド部6の固定子巻線5と亘線8側の導体81とろう付けする都合上、板構造としている。両端のろう付け部分10aの間には、可撓部分10bが設けられているが、可撓部分10bは銅薄板11の積層体で形成される。

実施例

0022

銅薄板11の積層体と、ろう付け部分10aの接続は、溶接接続、又はろう付け接続とすることが考えられる。あるいは、ろう付け部分10aを中空あるいは二つ折り構造とし、その間に銅薄板11の積層体を差込んでから圧着する方法でも良い。さらには、ろう付け部分10aのうち、固定子巻線5や導体81とろう付けされない部位で、銅薄板11の積層体をボルト締めすることであってもよい。いずれの接続手法を採用するにせよ、接続導体10としてはフレキシビリティがあるので、振動や熱伸びによる応力をコイルエンド部6から亘線8側に伝達することを軽減できる。なお、図4の実施例では、差込んでから圧着する例を示している。

0023

本発明は、振動や熱伸びによる応力が問題となる回転電機に、簡便な手法で広く適用することができる。

0024

1固定子枠
2 支持部
3固定子
4固定子鉄心
5固定子巻線
6コイルエンド部
7締結部
8亘線
9 亘線取り付け部
10接続導体
10aろう付け部分
10b 可撓部分
81 亘線側の導体
11銅薄板11

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 本田技研工業株式会社の「 モータのバスリング構造」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】バスバー間の絶縁性の低下を防止する。【解決手段】バスリング1は、複数のリング状の導電性のバスバー2U、2V、2W、2Cが絶縁性のスペーサ10を介して積層された状態で一体成形されたバスリング1の... 詳細

  • 株式会社豊田自動織機の「 電動圧縮機」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】回転軸の軸方向への大型化を抑制しつつ、導電部材が導電部材挿入孔に挿入される際のクラスタブロックの移動を規制できる電動圧縮機を提供する。【解決手段】第2インシュレータ32が備えるインシュレータ側... 詳細

  • 株式会社豊田自動織機の「 電動圧縮機」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】回転軸の軸方向への大型化を抑制しつつ、導電部材挿入孔から導電部材を引き抜く際にクラスタブロックがインシュレータから外れることを規制できる電動圧縮機を提供する。【解決手段】第2インシュレータ32... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ