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技術 鉛筆用持ち方矯正具

出願人 有限会社エルプラス
発明者 宮松明弘
出願日 2010年2月9日 (8年6ヶ月経過) 出願番号 2010-026107
公開日 2011年8月25日 (6年11ヶ月経過) 公開番号 2011-164316
状態 特許登録済
技術分野 電気的に作動する教習具 筆記具保持具
主要キーワード 嵌め込み位置 所定内径 嵌め込み状態 滑り止め突起 親指位置 人差し指用 鉛筆削り 挿通位置

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図面 (13)

課題

鉛筆外周面からの人差し指浮き上がり等を抑えて、正しい鉛筆の持ち方に簡単に矯正することが可能な鉛筆用持ち方矯正具を提供する。

解決手段

長手方向の軸心位置に鉛筆の先端部に挿通される貫通孔を有すると共に、その外周面に親指と人差し指及び中指が当接される親指用凹部と人差し指用凹部及び中指用凹部を有する矯正具本体と、該矯正具本体の長手方向の基端側に側方に突出する状態で設けられ人差し指の鉛筆からの浮き上がりを抑える人差し指ガイドと、を備えることを特徴とする。前記人差し指ガイドは、一端側に鉛筆の外周面に嵌め込み可能な鉛筆嵌合部が設けられると共に他端側に係合溝を有する嵌め込み部と、該嵌め込み部の係合溝に係合されて人差し指の第1関節と第2関節との間に手の甲側から当接可能な円弧状のガイド部を有し、ガイド部は、嵌め込み部に対して着脱もしくは回動可能に嵌合装着される。

概要

背景

従来、この種の矯正具としては、例えば特許文献1に開示されている。この矯正具(書き方矯正具)は、長手方向に沿って筆記具挿通される貫通孔貫設された矯正具本体を有し、この矯正具本体の先端側外周面には、親指位置決め用窪み部と、人差し指位置決め用窪み部及び中指位置決め用窪み部がそれぞれ形成されている。そして、矯正具本体の貫通孔を鉛筆所定位置に挿通して取り付け、この矯正具本体の各窪み部にそれぞれの指を当接させて矯正具本体を掴む状態で筆記することにより、鉛筆の持ち方(書き方)が矯正されるようにしている。

概要

鉛筆外周面からの人差し指の浮き上がり等を抑えて、正しい鉛筆の持ち方に簡単に矯正することが可能な鉛筆用持ち方矯正具を提供する。長手方向の軸心位置に鉛筆の先端部に挿通される貫通孔を有すると共に、その外周面に親指と人差し指及び中指が当接される親指用凹部と人差し指用凹部及び中指用凹部を有する矯正具本体と、該矯正具本体の長手方向の基端側に側方に突出する状態で設けられ人差し指の鉛筆からの浮き上がりを抑える人差し指ガイドと、を備えることを特徴とする。前記人差し指ガイドは、一端側に鉛筆の外周面に嵌め込み可能な鉛筆嵌合部が設けられると共に他端側に係合溝を有する嵌め込み部と、該嵌め込み部の係合溝に係合されて人差し指の第1関節と第2関節との間に手の甲側から当接可能な円弧状のガイド部を有し、ガイド部は、嵌め込み部に対して着脱もしくは回動可能に嵌合装着される。

目的

本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、鉛筆外周面からの人差し指の浮き上がり等を抑えて、正しい鉛筆の持ち方に簡単に矯正することが可能な鉛筆用持ち方矯正具を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

長手方向の軸心位置鉛筆の先端部に挿通される貫通孔を有すると共に、その外周面親指人差し指及び中指が当接される親指用凹部と人差し指用凹部及び中指用凹部を有する矯正具本体と、該矯正具本体の長手方向の基端側に側方に突出する状態で設けられ前記人差し指の鉛筆からの浮き上がりを抑える人差し指ガイドと、を備えることを特徴とする鉛筆用持ち方矯正具

請求項2

前記人差し指ガイドは、一端側に鉛筆の外周面に嵌め込み可能な鉛筆嵌合部が設けられると共に他端側に係合溝を有する嵌め込み部と、該嵌め込み部の係合溝に係合されて人差し指の第1関節と第2関節との間に手の甲側から当接可能な円弧状のガイド部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の鉛筆用持ち方矯正具。

請求項3

前記ガイド部は、嵌め込み部に対して着脱もしくは回動可能に嵌合装着されていることを特徴とする請求項2に記載の鉛筆用持ち方矯正具。

請求項4

前記人差し指ガイドは、その嵌め込み部に前記矯正具本体の基端側端部に係合して該矯正具本体との位置決めが可能な係合突起を有すると共に、その嵌め込み部の内周面に前記鉛筆の外周面に当接可能な複数の係合突起を有することを特徴とする請求項2または3に記載の鉛筆用持ち方矯正具。

請求項5

前記矯正具本体は、弾性を有する樹脂により形成され、前記親指用凹部に前記貫通孔に連通する開口が設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の鉛筆用持ち方矯正具。

請求項6

前記矯正具本体の貫通孔に、前記鉛筆の矯正具本体に対する挿通位置を位置決め可能な位置決め機構が設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の鉛筆用持ち方矯正具。

技術分野

0001

本発明は、幼稚園児や小学生学年等の子供に、正しい鉛筆の持ち方を身に付けるための鉛筆用持ち方矯正具に関する。

背景技術

0002

従来、この種の矯正具としては、例えば特許文献1に開示されている。この矯正具(書き方矯正具)は、長手方向に沿って筆記具挿通される貫通孔貫設された矯正具本体を有し、この矯正具本体の先端側外周面には、親指位置決め用窪み部と、人差し指位置決め用窪み部及び中指位置決め用窪み部がそれぞれ形成されている。そして、矯正具本体の貫通孔を鉛筆の所定位置に挿通して取り付け、この矯正具本体の各窪み部にそれぞれの指を当接させて矯正具本体を掴む状態で筆記することにより、鉛筆の持ち方(書き方)が矯正されるようにしている。

先行技術

0003

特開平8−39986号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、このような矯正具においては、3つの窪み部に指定の3本の指をそれぞれ当接させて鉛筆が挿通された矯正具本体を掴みながら筆記する方法であるため、筆記に必要な親指と人差し指及び中指の3本の指の矯正具本体への当接位置は矯正できるものの、人差し指が第2関節部分で「く」の字状に曲がって鉛筆の外周面から浮き上がり易く、各指や手首屈伸が困難となって、例えば縦、斜め方向の可動域が狭くなり、縦方向筆跡が短くなったり大きな字が書き難い等、正しい鉛筆の持ち方に簡単に矯正することが難しい。

0005

なお、鉛筆の「正しい持ち方」とは、基本的に「軽く持ち、やさしく書く」ことであり、親指が鉛筆に略直角に入り、人差し指が鉛筆に沿い、中指が鉛筆を下部で支えて、薬指小指及び手の平の側面が鉛筆を支える台となる持ち方である。その際、人差し指が「く」の字に曲がらず鉛筆に沿うことにより、親指、人差し指、中指が鉛筆と当接し、薬指及び小指と連係して、5本の指で縦、斜め方向に勢があり、なおかつ鉛筆の芯先の可動域が長く(広く)なることになる。

0006

本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、鉛筆外周面からの人差し指の浮き上がり等を抑えて、正しい鉛筆の持ち方に簡単に矯正することが可能な鉛筆用持ち方矯正具を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、長手方向の軸心位置に鉛筆の先端部に挿通される貫通孔を有すると共に、その外周面に親指と人差し指及び中指が当接される親指用凹部と人差し指用凹部及び中指用凹部を有する矯正具本体と、該矯正具本体の長手方向の基端側に側方に突出する状態で設けられ前記人差し指の鉛筆からの浮き上がりを抑える人差し指ガイドと、を備えることを特徴とする。

0008

また、請求項2に記載の発明は、前記人差し指ガイドが、一端側に鉛筆の外周面に嵌め込み可能な鉛筆嵌合部が設けられると共に他端側に係合溝を有する嵌め込み部と、該嵌め込み部の係合溝に係合されて人差し指の第1関節と第2関節との間に手の甲側から当接可能な円弧状のガイド部と、を有することを特徴とする。この場合、前記ガイド部は、請求項3に記載の発明のように、嵌め込み部に対して着脱もしくは回動可能に嵌合装着されていることが好ましい。

0009

さらに、請求項4に記載の発明は、前記人差し指ガイドが、その嵌め込み部に前記矯正具本体の基端側端部に係合して該矯正具本体との位置決めが可能な係合突起を有すると共に、その嵌め込み部の内周面に前記鉛筆の外周面に当接可能な複数の係合突起を有することを特徴とする。また、請求項5に記載の発明は、前記矯正具本体が、弾性を有する樹脂により形成され、前記親指用凹部に前記貫通孔に連通する開口が設けられていることを特徴とする。また、請求項6に記載の発明は、前記矯正具本体の貫通孔に、前記鉛筆の矯正具本体に対する挿通位置を位置決め可能な位置決め機構が設けられていることを特徴とする。

発明の効果

0010

本発明のうち請求項1に記載の発明によれば、親指用凹部と人差し指用凹部及び中指用凹部を有する矯正具本体の基端側に、側方に突出する状態で人差し指ガイドが設けられているため、3つの凹部に各指を当接させた状態において、人差し指ガイドにより人差し指が鉛筆の外周面から浮き上がり「く」の字状に曲がることを抑えることができて、各指の鉛筆に対する位置関係を最適な位置にして、正確な鉛筆の持ち方に簡単に矯正することができる。

0011

また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、人差し指ガイドが、鉛筆嵌合部及び係合溝を有する嵌め込み部と円弧状のガイド部とを有するため、人差し指ガイドを矯正具本体と別体に形成できて、既存の矯正具本体とセットで使用できる等、汎用性と使い勝手の向上を図ることができる。

0012

また、請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、ガイド部が嵌め込み部に対して着脱もしくは回動可能に嵌合装着されているため、鉛筆を使用する子供の指の長さや太さ等の手の大きさに応じて、ガイド部を人差し指が浮き上がらない最適位置に簡単に設定することができると共に、人差し指ガイドを各種形態の矯正具本体に適用することができる。

0013

さらに、請求項4に記載の発明によれば、請求項2または3に記載の発明の効果に加え、人差し指ガイドが、矯正具本体との位置決めが可能な係合突起と鉛筆の外周面に当接可能な複数の係合突起を有するため、人差し指ガイドを矯正具本体や鉛筆の最適位置に簡単に取り付けることができると共に、人差し指ガイドの鉛筆への取り付け後の移動等を防止することができる。

0014

また、請求項5に記載の発明によれば、請求項1ないし4に記載の発明の効果に加え、矯正具本体が、弾性を有する樹脂により形成され親指用凹部に貫通孔に連通する開口が設けられているため、矯正具本体の弾性力により鉛筆の外周面への取り付けを簡単に行うことができると共に、親指用凹部の開口により矯正具本体と鉛筆の位置関係を目視により簡単に把握することができる。

0015

また、請求項6に記載の発明によれば、請求項1ないし5に記載の発明の効果に加え、矯正具本体の貫通孔に鉛筆の矯正具本体に対する挿通位置を位置決め可能な位置決め機構が設けられているため、テーパ面や段差等の位置決め機構により矯正具本体と鉛筆先端との位置決めを簡単に行うことができると共に、矯正具本体の鉛筆の長手方向に対する移動を防止できて、矯正具本体を鉛筆の最適位置に簡単かつ確実に位置させることができる。

図面の簡単な説明

0016

本発明に係わる鉛筆用持ち方矯正具の鉛筆への取付状態を示す斜視図
同その矯正具本体の正面図
同その左側面図及び右側面図
同その縦断面図
同人差し指ガイドの平面図
同その右側面図
同その嵌め込み部とガイド部の一部を破断した拡大図及び係合溝の拡大図
同持ち方矯正具の使用状態の説明図
本発明に係わる他の鉛筆用持ち方矯正具の鉛筆への取付状態を示す平面図
同その裏面図
同矯正具本体の正面図
図11のA−A線及びB−B線矢視図

実施例

0017

以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1図8は、本発明に係わる鉛筆用持ち方矯正具の一実施形態を示している。図1に示すように、鉛筆用持ち方矯正具1(以下、持ち方矯正具1という)は、鉛筆2の芯2aが露出する先端部に取り付けられる矯正具本体3と、この矯正具本体3の長手方向の基端側3c(反芯2a側)に取り付けられる人差し指ガイド4を備えている。なお、図における矯正具本体3は右利き用を示している。

0018

そして、前記矯正具本体3は、図1図4に示すように、弾性を有する軟質樹脂により成形され、その長手方向の軸心位置には、幼稚園や小学校で使用する鉛筆2の外径に応じた所定内径の貫通孔3aが形成されている。この貫通孔3aの先端側3d寄りには、位置決め機構としての、先端側3dが径小で基端側3cが径大な段差5と、この段差5から先端側3d側に向けて径小となるテーパ面5a(図4参照)とが形成され、この段差5及びテーパ面5aを所定位置に形成することにより、後述する如く矯正具本体3と鉛筆2との位置決めがなされるようになっている。

0019

また、矯正具本体3の外周面には、図1図3に示すように、親指用凹部6と人差し指用凹部7及び中指用凹部8の3つの凹部が所定位置に形成されている。すなわち、矯正具本体3の外周面の平坦部3bの長手方向略中間位置には、親指用凹部6が形成され、この親指用凹部6は、矯正具本体3の外周面の略周面に沿い親指の先端が嵌入可能な溝状に形成され、その底部には前記貫通孔3aに連通する開口6aが設けられている。

0020

また、矯正具本体3の前記親指用凹部6が設けられる平坦部3bと略反対側(裏側)には、矯正具本体3の基端側3cから先端側3dに向けて指向した溝状の人差し指用凹部7と中指用凹部8が形成されている。このとき、矯正具本体3の親指用凹部6と人差し指用凹部7との間には壁11が形成され、また、人差し指用凹部7と中指用凹部8の先端側には底部より高い壁12が形成された状態となっている。なお、この人差し指用凹部7と中指用凹部8は、その底部が閉塞されて前記貫通孔3aとは非貫通とされている。

0021

この矯正具本体3の基端側3cに取り付けられる前記人差し指ガイド4は、図5及び図6に示すように、それぞれ硬質樹脂により成形された嵌め込み部13とガイド部14を有している。嵌め込み部13は、前記鉛筆2の外径に応じた所定内径を有する平面視で状(半円弧形状)に形成された鉛筆嵌合部13aを有すると共に、鉛筆嵌合部13aの反対側(図5において上方側)には係合溝13bが形成されている。

0022

この係合溝13bは、図7(a)に示すように、鉛筆嵌合部13aの外周面から所定深さの縦方向の溝で形成され、該係合溝13bの最深部で長手方向(鉛筆嵌合部13aの厚さ方向)の中間位置には、略半球状の係合部13cが形成されている。このとき、係合部13cには、その一部に略半球状(平面視略円弧形状)ではなく、係合溝13bの長手方向(図7(b)の左右方向)に沿った対向位置に、内側に若干膨らんだ一対の位置決め部13dが一体形成されている。この一対の位置決め部13dにより、後述する嵌合部14bの半球状の係合部18の外周面が挟持された状態となって、ガイド部14の嵌合部14bが係合部13cの所定位置に位置決めされるようになっている。

0023

また、前記嵌め込み部13の鉛筆嵌合部13aの内周面には、図5に示すように、4本の係合突起15がその縦方向の全域に亘って一体形成されており、この係合突起15により鉛筆2との嵌め込み位置が所定位置に維持されるようになっている。さらに、嵌め込み部13の表面の一カ所には、表面から所定寸法突出する状態でピン状の位置決め突起16が一体形成され、この位置決め突起16が後述する如く、前記矯正具本体3の平坦部3bの端部に係合するようになっている。なお、嵌め込み部13の外周面の両面には、鉛筆2への嵌め込み時の滑り止めを防止する滑り止め突起17が複数条一体形成されている。

0024

前記ガイド部14は、中間部分に半円弧形状の指当接部14aが形成され、この指当接部14aの基端側には嵌合部14bが一体形成され、指当接部14aの先端側には意匠部14cが一体形成されている。嵌合部14bは、図7に示すように、その先端部に指当接部14aより径大な半球状の係合部18が一体形成されている。

0025

そして、この係合部18が、前記嵌め込み部13の係合部13cに係合することにより、ガイド部14が嵌め込み部13に嵌め込み(嵌合)装着されると共に、ガイド部14の先端側を回動させることにより、係合部13c、18を中心にして図6及び図7の矢印イの如く回動可能となっている。また、ガイド部14は、嵌め込み部13に対して図7の矢印ロの如く所定力で引っ張ったり押し込むことにより、樹脂の弾性力で係合溝13bに対して着脱可能となっている。

0026

次に、このように構成された持ち方矯正具1の使用方法の一例について説明する。先ず、鉛筆削りで削った鉛筆2の先端部を、矯正具本体3の貫通孔3aにその基端側3cから挿入して、矯正具本体3を鉛筆2に取り付ける。このとき、鉛筆2の先端部を貫通孔3aに挿通すると、図4二点鎖線で示すように、鉛筆2の先端の削り部分2cが貫通孔3aの段差5及びテーパ面5aに当接し、矯正具本体3の先端面と鉛筆2の芯2a先端間の寸法が所定に設定される。また、矯正具本体3に対する鉛筆2の周方向の向きは、矯正具本体3の親指用凹部6の開口6aから目視で確認しつつ、鉛筆2を所定方向に回転させることで行うことができる。

0027

そして、この矯正具本体3の鉛筆2への取付状態で、ガイド部14が装着された人差し指ガイド4の嵌め込み部13を、鉛筆2の外周面2bにその表面側から嵌め込んで取り付ける。このとき、嵌め込み部13の位置決め突起16を、図1に示すように矯正具本体3の平坦部3bの端部に当接させた状態とし、矯正具本体3と人差し指ガイド4の位置関係を特定する。また、鉛筆嵌合部13aの内周面に4本の係合突起15が設けられていることから、この係合突起15が鉛筆2の例えば六角形状の外周面2bの4面に当接した状態となり、嵌め込み部13が鉛筆2の外周面2bに確実に取り付けられると共に、嵌め込み部13の弾性力により嵌め込み状態が安定維持される。

0028

この状態で、図8に示すように、矯正具本体3の親指用凹部6、人差し指用凹部7及び中指用凹部8に3本の各指9a〜9c(中指9cは図示せず)を当接させて矯正具本体3を掴む。このとき、人差し指9bは、人差し指ガイド4のガイド部14の指当接部14a内に位置させ、ガイド部14を嵌め込み部13に対して所定角度回動させることにより、指当接部14aが人差し指9bの第1関節と第2関節間に手の甲側から当接した状態とする。これにより、3本の指9a〜9cを含めた各指の鉛筆2に対する位置関係が、矯正具本体3の各凹部6〜8と人差し指ガイド4により特定され、例えば人差し指9bが鉛筆2の外周面2bから浮き上がって「く」の字状に曲がること等がなくなる。

0029

また、3つの凹部6〜8に各指9a〜9cを当接させて鉛筆2(矯正具本体3)を持つことにより、親指用凹部6と人差し指用凹部7間に形成された前記壁11により、指9a、9b同士が接触(交差)するのを防止できて、筆記時の無駄な力を省くことができると共に、人差し指用凹部7と中指用凹部8の先端側に形成された壁12により、中指9cが鉛筆2の外周面2bに載ることなく、鉛筆2の先端側を支える状態となって、筆記時の各指9a〜9cの位置を安定した状態に維持することができる。これらにより、鉛筆2の持ち方が前述した「正しい持ち方」に矯正されることになる。

0030

なお、以上の例においては、図8に示すように、使用する子供が右利きである場合について説明したが、例えば左利きの子供の場合は、次のようにして使用する。すなわち、親指用凹部6と人差し指用凹部7及び中指用凹部8が、前記矯正具本体3とは外周面方向において逆位置に形成された左利き用の矯正具本体(図示せず)を準備する。そして、この矯正具本体の基端側に前記人差し指用ガイド4を取り付けることにより、左利きの子供の持ち方の矯正が可能となる。つまり、人差し指ガイド4は、右利き用の矯正具本体3と左利き用の矯正具本体の両方にセットして使用できることになる。

0031

このように、前記持ち方矯正具1によれば、親指用凹部6と人差し指用凹部7及び中指用凹部8を有する矯正具本体3の基端側3cに、鉛筆2の外周面2bに対して略鉛直方向で突出する状態で人差し指ガイド4が取り付けられているため、矯正具本体3の3つの凹部6〜8に各指9a〜9cを当接させて矯正具本体3を掴んだ状態において、人差し指ガイド4の指当接部14aが人差し指9bに当接して、人差し指9bが鉛筆2の外周面2bから浮き上がり「く」の字状に曲がることを抑えることができる。

0032

その結果、筆記時の3本の指9a〜9cの鉛筆2に対する位置関係を最適な位置に設定することができて、特に縦、斜め方向に筆勢があり、鉛筆2の芯先の可動域を長く(広く)することができて、鉛筆2の持ち方を前述した「正しい持ち方」に簡単に矯正することができる。なお、小学1年の生徒において、前記持ち方矯正具1を使用した「正しい持ち方」と、持ち方矯正具1を使用しない「誤った持ち方」の、縦方向の筆跡の長さを測定したところ、「正しい持ち方」の場合が3.4cmであるのに対し、「誤った持ち方」の場合1.2cmであることが確認されており、前記持ち方矯具1で矯正すれば、十分な筆跡が得られることが判明した。

0033

また、人差し指ガイド4が、鈎状の鉛筆嵌合部13a及び係合溝13bを有する嵌め込み部13と、円弧状の指当接部14aを有するガイド部14等で形成されているため、人差し指ガイド4を矯正具本体3と別体に形成できて、既存の矯正具本体とセットで使用できる等、持ち方矯正具1の汎用性と使い勝手の向上を図ることができる。このとき、ガイド部14が嵌め込み部13に対して着脱もしくは回動可能に嵌合装着されていることから、鉛筆2を使用する子供の指の長さや太さ等の手の大きさに応じて、ガイド部14を人差し指9bが浮き上がらない最適位置に簡単に設定することができ、持ち方矯正具1の使い勝手を一層向上させることができる。

0034

さらに、人差し指ガイド4が、矯正具本体3と位置決めが可能な位置決め突起16と鉛筆2の外周面2bに当接可能な複数の係合突起15、及び位置決め部13d等を有するため、人差し指ガイド4を矯正具本体3や鉛筆2の最適位置に簡単に取り付けることができると共に、人差し指ガイド4の鉛筆2への取り付け後の移動等を防止することができる。また、矯正具本体3が、弾性を有する軟質樹脂により形成されて、親指用凹部6に貫通孔3aに連通する開口6aが設けられているため、矯正具本体3の弾性力により鉛筆2の外周面2bへの取り付けを一層簡単に行うことができると共に、開口6aにより矯正具本体3と鉛筆2の位置関係を目視により容易に把握することができる。

0035

また、矯正具本体3の貫通孔3aに鉛筆2の矯正具本体3に対する挿通位置を位置決め可能な段差5及びテーパ面5aからなる位置決め機構が設けられているため、この位置決め機構により矯正具本体3と鉛筆2先端との位置決めを簡単に行うことができると共に、矯正具本体3の鉛筆2の長手方向に対する移動を防止できて、幼稚園児等であっても矯正具本体3を鉛筆2の最適位置に簡単に位置させることができ、持ち方矯正具1の使い勝手をより一層向上させることができる。

0036

図9図12は、持ち方矯正具の他の実施形態を示している。以下、前記実施形態と同一部位には、同一符号を付して説明する。この実施形態の持ち方矯正具21の特徴は、矯正具本体22を右利きと左利きの両方に使用可能な構成とし、この矯正具本体22に前記人差し指ガイド4を所定の向きで取り付けることにより、左右両利きに使用可能とした点にある。

0037

すなわち、矯正具本体22は、外周面の一方の面に底部に開口6aを有する親指用凹部6が一体形成されると共に、他方の面に開口23を形成して該開口23の両側に人差し指用凹部7と中指用凹部8がそれぞれ一体形成されている。また、矯正具本体22の長手方向の軸心位置には、全長に亘って同一内径の貫通孔22aが形成され、この貫通孔22aの基端側の内面には2本の円環状の凸条24が一体形成され、また、貫通孔22aの先端側の内面には1本の円環状の凸条24が一体形成されている。この凸条24が鉛筆2の外周面に所定圧で接触して、鉛筆2と矯正具本体22の位置決めがなされるようになっている。

0038

この持ち方矯正具21は、矯正具本体22の貫通孔22aに鉛筆2を挿通させて、矯正具本体22の弾性力を利用して該矯正具本体22を鉛筆2の先端部の所定位置に取り付ける。そして、前記人差し指ガイド4のガイド部14を嵌め込み部13に対して取り外すか、あるいはガイド部14を嵌め込み部13に対して180度回転させて、ガイド部14の指当接部14aの開口方向を前記実施形態とは逆方向に設定する。この人差し指ガイド4を、その位置決め突起16が反矯正具本体22側に位置するようにして、その嵌め込み部13を鉛筆2の外周面2bに嵌め込む。これにより、図9及び図10に示すように、矯正具本体22の基端側に人差し指ガイド4が取り付けられ、このとき、人差し指ガイド4の位置決め突起16は矯正具本体22と何等係合しない状態とされている。

0039

この実施形態の持ち方矯正具21においても、矯正具本体22の3つ凹部6〜8と人差し指ガイド4により、前記実施形態の持ち方矯正具1と同様の作用効果が得られる他に、矯正具本体22が右利きでも左利きでも使用できて、矯正具本体22の汎用性と使い勝手を一層高めることが可能となる。また、矯正具本体22に2つの開口6a、23を設けることで、3つの凹部6〜8を形成できるため、矯正具本体22の構成を簡略化できて、安価な持ち方矯正具21を得ることが可能となる。

0040

なお、前記各実施形態においては、矯正具本体3、22と人差し指ガイド4とが別体で形成されてセットとして使用される場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されず、例えば矯正具本体3の基端側3c等の所定位置に、人差し指ガイド4を一体形成することもできる。この場合は、前記嵌め込み部13の鉛筆嵌合部13a等は省略すれば良い。

0041

また、前記各実施形態における矯正具本体の各凹部に設けられる開口は、必ずしも必要ではなく、開口を設けない凹部とすることも可能である。さらに、前記各実施形態における、矯正具本体の全体形状及び各凹部の形状、人差し指ガイドの構成や各部の形状、その嵌合部の構成等は一例であって、例えば前記鉛筆嵌合部13aを鈎状ではなくリング状としたり、位置決め機構としてテーパ面5aのみを使用したり、第1の実施形態と第2の実施形態の各部を組み合わせた構成とする等、本発明に係わる各発明の要旨を逸脱しない範囲において、適宜に変更することができる。

0042

本発明は、幼稚園や小学校で使用される鉛筆への利用に限らず、その他の各種鉛筆やボールペン等の他の筆記用具にも利用できる。

0043

1・・・・・・・・・持ち方矯正具
2・・・・・・・・・鉛筆
2a・・・・・・・・外周面
3・・・・・・・・・矯正具本体
3a・・・・・・・・貫通孔
3c・・・・・・・・基端側
4・・・・・・・・・人差し指ガイド
5・・・・・・・・・段差
5a・・・・・・・・テーパ面
6・・・・・・・・・親指用凹部
6a・・・・・・・・開口
7・・・・・・・・・人差し指用凹部
8・・・・・・・・・中指用凹部
9a・・・・・・・・親指
9b・・・・・・・・人差し指
13・・・・・・・・嵌め込み部
13a・・・・・・・鉛筆嵌合部
13b・・・・・・・係合溝
13c・・・・・・・係合部
13d・・・・・・・位置決め部
14・・・・・・・・ガイド部
14a・・・・・・・指当接部
14b・・・・・・・嵌合部
14c・・・・・・・意匠部
15・・・・・・・・係合突起
16・・・・・・・・位置決め突起
18・・・・・・・・係合部
21・・・・・・・・持ち方矯正具
22・・・・・・・・矯正具本体
22a・・・・・・・貫通孔
23・・・・・・・・開口
24・・・・・・・・凸条

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