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図面 (9)

課題

故障した電子機器から代替機設定情報移行する際の手間を軽減することができる電子機器、電子機器の設定情報移行方法およびプログラムを提供する。

解決手段

設定情報を記憶する設定情報記憶部54と、他の機器を接続するための1以上のインターフェースから成るインターフェース群10と、自機器の故障を検知する故障検知部51と、故障検知部51による検知をトリガとして、1以上のインターフェースが正常に動作可能か否かを判別するインターフェース判別部52と、インターフェース判別部52の判別結果を、ユーザー通知する通知部53と、インターフェース判別部52により、正常に動作可能な正常インターフェースが存在すると判別された場合、設定情報記憶部54から読み出した設定情報を、正常インターフェースを介して他の機器に移行する設定情報移行部55と、を備えた。

概要

背景

従来、プリンターなどの電子機器において、設定情報損壊に備え、設定情報をバックアップしておくものが知られている(例えば、特許文献1)。

概要

故障した電子機器から代替機に設定情報を移行する際の手間を軽減することができる電子機器、電子機器の設定情報移行方法およびプログラムを提供する。設定情報を記憶する設定情報記憶部54と、他の機器を接続するための1以上のインターフェースから成るインターフェース群10と、自機器の故障を検知する故障検知部51と、故障検知部51による検知をトリガとして、1以上のインターフェースが正常に動作可能か否かを判別するインターフェース判別部52と、インターフェース判別部52の判別結果を、ユーザー通知する通知部53と、インターフェース判別部52により、正常に動作可能な正常インターフェースが存在すると判別された場合、設定情報記憶部54から読み出した設定情報を、正常インターフェースを介して他の機器に移行する設定情報移行部55と、を備えた。

目的

本発明は、上記の問題点に鑑み、故障した電子機器から代替機に設定情報を移行する際の手間を軽減することができる電子機器、電子機器の設定情報移行方法およびプログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

設定情報を記憶する設定情報記憶部と、他の機器を接続するための1以上のインターフェースと、自機器の故障を検知する故障検知部と、前記故障検知部による検知をトリガとして、前記1以上のインターフェースが正常に動作可能か否かを判別するインターフェース判別部と、前記インターフェース判別部の判別結果を、ユーザー通知する通知部と、前記インターフェース判別部により、正常に動作可能な正常インターフェースが存在すると判別された場合、前記設定情報記憶部から読み出した前記設定情報を、前記正常インターフェースを介して前記他の機器に移行する設定情報移行部と、を備えたことを特徴とする電子機器

請求項2

前記設定情報移行部は、前記正常インターフェースに前記他の機器が接続されたことをトリガとして、前記設定情報を移行することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。

請求項3

前記設定情報の移行を指示するための移行指示操作部をさらに備え、前記設定情報移行部は、前記移行指示操作部が操作された場合、前記他の機器に前記設定情報を移行することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。

請求項4

前記1以上のインターフェースのいずれかに接続された前記他の機器が、自機器と同一機種であるか否かを判別する機器判別部をさらに備え、前記設定情報移行部は、前記機器判別部により、自機器と同一機種の機器が接続されたことが判別された場合、前記他の機器に前記設定情報を移行することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。

請求項5

外部記憶媒体に情報を書き出す情報書き出し部をさらに備え、前記設定情報移行部は、前記インターフェース判別部により、前記1以上のインターフェースの全てが動作不能であると判別された場合、前記設定情報記憶部から読み出した前記設定情報を、前記情報書き出し部により前記外部記憶媒体に書き出すことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電子機器。

請求項6

前記通知部は、前記インターフェース判別部の判別結果と共に前記設定情報の移行操作方法を示すメッセージを通知することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の電子機器。

請求項7

前記通知部は、表示、印刷通信のうち、いずれか1以上の手段を用いて通知を行うことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の電子機器。

請求項8

前記設定情報記憶部は、複数種類の設定情報を記憶しており、前記複数種類の設定情報のうち、移行対象となる1以上の設定情報を選択するための選択操作部をさらに備え、前記設定情報移行部は、前記選択操作部により選択された前記1以上の設定情報を移行することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の電子機器。

請求項9

設定情報を記憶する設定情報記憶部と、他の機器を接続するための1以上のインターフェースと、を備えた電子機器の設定情報移行方法であって、前記電子機器が、自機器の故障を検知するステップと、前記故障の検知をトリガとして、前記1以上のインターフェースが正常に動作可能か否かを判別するステップと、前記1以上のインターフェースが正常に動作可能か否かの判別結果をユーザーに通知するステップと、正常に動作可能な正常インターフェースが存在すると判別された場合、前記設定情報記憶部から読み出した前記設定情報を、前記正常インターフェースを介して前記他の機器に移行するステップと、を実行することを特徴とする電子機器の設定情報移行方法。

請求項10

コンピューターに、請求項9に記載の電子機器の設定情報移行方法における各ステップを実行させるためのプログラム

技術分野

0001

動作モードや通信設定など各種情報が設定されている電子機器、電子機器の設定情報移行方法およびプログラムに関するものである。

背景技術

0002

従来、プリンターなどの電子機器において、設定情報損壊に備え、設定情報をバックアップしておくものが知られている(例えば、特許文献1)。

先行技術

0003

特開2009−181523号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところが、損壊に備えて設定情報をバックアップしていても、自機器に何らかの障害が発生している場合(故障している場合)、その電子機器は使用不能となるため、他の電子機器を代替機として用いなければならない。そのような場合、故障した電子機器から代替機に設定情報を移行する必要があるが、従来は代替機に直接設定情報を入力し直していたため、手間がかかるといった問題があった。また、故障した電子機器と代替機をケーブル等で接続して、設定情報を送信する方法も知られているが、電子機器が故障している場合、インターフェースに不具合が生じていることが多く、インターフェースが動作可能か否かを判断する必要がある。特に、多数のインターフェースを備えた電子機器の場合は、それらの中から正常に動作可能なインターフェースを探し出す必要があり、さらに面倒であった。

0005

本発明は、上記の問題点に鑑み、故障した電子機器から代替機に設定情報を移行する際の手間を軽減することができる電子機器、電子機器の設定情報移行方法およびプログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明の電子機器は、設定情報を記憶する設定情報記憶部と、他の機器を接続するための1以上のインターフェースと、自機器の故障を検知する故障検知部と、故障検知部による検知をトリガとして、1以上のインターフェースが正常に動作可能か否かを判別するインターフェース判別部と、インターフェース判別部の判別結果を、ユーザー通知する通知部と、インターフェース判別部により、正常に動作可能な正常インターフェースが存在すると判別された場合、設定情報記憶部から読み出した設定情報を、正常インターフェースを介して他の機器に移行する設定情報移行部と、を備えたことを特徴とする。

0007

本発明の電子機器の設定情報移行方法は、設定情報を記憶する設定情報記憶部と、他の機器を接続するための1以上のインターフェースと、を備えた電子機器の設定情報移行方法であって、電子機器が、自機器の故障を検知するステップと、故障の検知をトリガとして、1以上のインターフェースが正常に動作可能か否かを判別するステップと、1以上のインターフェースが正常に動作可能か否かの判別結果をユーザーに通知するステップと、正常に動作可能な正常インターフェースが存在すると判別された場合、設定情報記憶部から読み出した設定情報を、正常インターフェースを介して他の機器に移行するステップと、を実行することを特徴とする。

0008

これらの構成によれば、電子機器(自機器)が故障した場合、その機器に設けられた1以上のインターフェースが正常に動作可能か否かを判別して、その判別結果を通知するため、ユーザーは、正常に動作可能なインターフェース(正常インターフェース)を把握することができる。これにより、多数のインターフェースが設けられた電子機器が故障した場合であっても、それらの中から正常インターフェースを探し出す手間を省くことができる。また、通知された正常インターフェースに他の機器を接続して、迅速に設定情報を移行させることができる。
なお、通知部は、インターフェース判別部の判別結果だけでなく、設定情報移行部による設定情報の移行完了時にも、その旨を通知することが好ましい。

0009

上記に記載の電子機器において、設定情報移行部は、正常インターフェースに他の機器が接続されたことをトリガとして、設定情報を移行することが好ましい。

0010

この構成によれば、インターフェース判別部の判別結果が通知された後、他の機器を接続するだけで、容易に設定情報の移行を行わせることができる。

0011

上記に記載の電子機器において、設定情報の移行を指示するための移行指示操作部をさらに備え、設定情報移行部は、移行指示操作部が操作された場合、他の機器に設定情報を移行することが好ましい。

0012

この構成によれば、故障時以外にも、移行指示操作部の操作によって、設定情報の移行を行わせることができる。これにより、例えばマスターとなる1台の電子機器から他の複数の機器に設定情報の複写を行う、といった設定情報の引継ぎが可能となる。
なお、設定情報移行部による設定情報の移行は、故障検知部により故障が検知されていない状態であることを条件としても良い。

0013

上記に記載の電子機器において、1以上のインターフェースのいずれかに接続された他の機器が、自機器と同一機種であるか否かを判別する機器判別部をさらに備え、設定情報移行部は、機器判別部により、自機器と同一機種の機器が接続されたことが判別された場合、他の機器に設定情報を移行することが好ましい。

0014

この構成によれば、故障時以外にも、自機器と同一機種の電子機器を接続することによって、設定情報の移行を行わせることができる。これにより、例えばマスターとなる1台の電子機器から他の複数の機器に設定情報の複写を行う、といった設定情報の引継ぎが可能となる。また、設定情報の移行(複写)を実現するための特別な操作や部材を必要としないため、操作が容易であると共に機器コストの上昇を抑えることができる。
なお、設定情報移行部による設定情報の移行は、故障検知部により故障が検知されていない状態であることを条件としても良い。

0015

上記に記載の電子機器において、外部記憶媒体に情報を書き出す情報書き出し部をさらに備え、設定情報移行部は、インターフェース判別部により、1以上のインターフェースの全てが動作不能であると判別された場合、設定情報記憶部から読み出した設定情報を、情報書き出し部により外部記憶媒体に書き出すことが好ましい。

0016

この構成によれば、電子機器に設けられた全てのインターフェースが動作不能となった場合でも、外部記憶媒体に設定情報を書き出すことができるため、当該書き出された設定情報を用いて、他の機器に設定を行うことができる。また、他の機器に情報読み取り部が設けられている場合は、その情報読み取り部に外部記憶媒体を読み取らせることで、迅速且つ容易に設定情報を移行させることができる。

0017

上記に記載の電子機器において、通知部は、インターフェース判別部の判別結果と共に設定情報の移行操作方法を示すメッセージを通知することが好ましい。

0018

この構成によれば、設定情報の移行操作を初めて行うユーザーであっても、容易に操作を行うことができる。

0019

上記に記載の電子機器において、通知部は、表示、印刷通信のうち、いずれか1以上の手段を用いて通知を行うことが好ましい。

0020

この構成によれば、表示画面やLEDなどを用いた表示、印刷物への印刷、電子メールやWebアプリケーション電話などを用いた通信により、通知を行うことができる。

0021

上記に記載の電子機器において、設定情報記憶部は、複数種類の設定情報を記憶しており、複数種類の設定情報のうち、移行対象となる1以上の設定情報を選択するための選択操作部をさらに備え、設定情報移行部は、選択操作部により選択された1以上の設定情報を移行することが好ましい。

0022

この構成によれば、使用用途に応じて、移行対象となる設定情報を選択することができる。
なお、「複数種類の設定情報」には、動作モードに関する情報や通信設定に関する情報(IPアドレスなど)の他、アプリケーションプログラムそのものも含まれる。また、その種類は、通信設定や動作モードなどの項目ごとに分類されても良いし、各項目内の小項目ごと(例えば、プリンターの動作モードの場合における、電力モードの設定やカラー設定など)に分類されても良い。

0023

本発明のプログラムは、コンピューターに、上記に記載の電子機器の設定情報移行方法における各ステップを実行させることを特徴とする。

0024

このプログラムを実行することにより、故障した電子機器から代替機に設定情報を移行する際の手間を軽減することができる電子機器の設定情報移行方法を実現できる。

図面の簡単な説明

0025

第1実施形態に係るプリンターの制御ブロック図である。
第1実施形態に係るプリンターの機能ブロック図である。
表示画面に表示された通知内容の一例を示す図である。
第1実施形態に係るプリンターの設定情報移行処理を示すフローチャートである。
第2実施形態に係るプリンターの機能ブロック図である。
第2実施形態に係るプリンターの設定情報移行処理を示すフローチャートである。
第3実施形態に係るプリンターの機能ブロック図である。
第3実施形態に係るプリンターの設定情報移行処理を示すフローチャートである。

実施例

0026

[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態に係る電子機器、電子機器の設定情報移行方法およびプログラムについて、図面を参照しながら説明する。本実施形態では、電子機器として、表示画面24および印刷機構25を有するプリンター1を例示する。また、故障に伴って設定情報を移行する側の電子機器を「故障機器1a」、設定情報が移行される側の電子機器(移行先となる電子機器)を「交換機器1b」と称する。

0027

図1は、プリンター1の制御ブロック図である。同図に示すように、故障機器1aおよび交換機器1bとして機能する2つのプリンター1は、同一構成であり、インターフェース群10、メモリースロット15、CPU(Central Processing Unit)21、RAM(Random Access Memory)22、ROM(Read Only Memory)23、表示画面24、印刷機構25および内部バス27を備えている。

0028

インターフェース群10は、LANインターフェース11、2つのUSBインターフェース12,13、RS−232インターフェース14など、1以上のインターフェースから成る。また、メモリースロット15は、外部メモリー34(外部記憶媒体)が挿入され、情報の読み取りおよび書き出しを行う(情報書き出し部)。

0029

CPU21は、内部バス27を介して信号の入出力を行うことにより、プリンター1を統括制御する。また、RAM22は、CPU21が各種制御を行う際のワークエリアとして用いられる。また、ROM23は、制御データや制御プログラムを不揮発に記憶するものであり、設定情報記憶領域31および設定情報移行プログラム32を有している。設定情報記憶領域31は、設定情報として、動作モードに関する情報(電力モードの設定やカラーモードの設定など)および通信設定に関する情報(IPアドレスなど)の他、アプリケーションプログラムそのものを記憶する。また、設定情報移行プログラム32は、本発明の骨子である設定情報移行処理(図4等参照)を実現するためのプログラムである。なお、本実施形態において、設定情報移行プログラム32は、故障時に起動される。

0030

表示画面24は、液晶ディスプレイであり、プリンター1の各種設定を行う際に用いられる。また、本実施形態では、インターフェースの動作状態や設定情報の移行操作方法を示すメッセージなどを表示する(図3(a)参照)。また、印刷機構25は、印刷ヘッド用紙送り機構を含み、用紙上に印刷を行う。なお、当該印刷機構25によっても、インターフェースの動作状態や設定情報の移行操作方法を示すメッセージなどを印刷可能となっている(図示省略)。

0031

ところで、図1は、故障機器1aのインターフェース群10に含まれる4つのインターフェース11〜14のうち、LANインターフェース11以外が動作不能である場合を例示している。この場合、正常に動作するLANインターフェース11に、ケーブル35等を介して交換機器1bを接続し、故障機器1aから交換機器1bに設定情報を移行する。移行された設定情報は、交換機器1bの設定情報記憶領域31に格納される。

0032

次に、図2を参照し、第1実施形態に係るプリンター1の機能構成について説明する。プリンター1は、主な機能構成として、故障検知部51、インターフェース判別部52、通知部53、設定情報記憶部54および設定情報移行部55を備えている。このうち、設定情報記憶部54は、設定情報記憶領域31を主要部とし、上記の設定情報を記憶する。

0033

故障検知部51は、プリンター1自身(自機器)の故障を検知する。なお、ここで言う故障とは、インターフェース群10やメモリースロット15、印刷機構25等の不具合を指すものであり、CPU21そのものの不具合を指すものではない。すなわち、最低限、設定情報移行プログラム32の起動が可能な範囲の障害が発生したことを指す。

0034

インターフェース判別部52は、故障検知部51による検知をトリガとして、インターフェース群10の各インターフェースが正常に動作可能か否かを判別する。なお、当該インターフェース判別部52、並びに後述する通知部53および設定情報移行部55は、設定情報移行プログラム32に基づいて実行される機能である。

0035

通知部53は、表示画面24への表示および印刷機構25による印刷によってユーザーへの通知を行う。図3は、表示画面24を用いた通知例を示す図である。図3(a)に示すように、通知部53は、インターフェース判別部52による判別終了時に、その判別結果41、および設定情報の移行操作方法を示すメッセージ42を通知する(表示する)。また、図3(b)に示すように、後述の設定情報移行部55による設定情報の移行完了時にも、その旨を示すメッセージ43を通知する(表示する)。なお、同図に示すように、設定情報の移行完了時にも、インターフェース判別部52の判別結果41を表示しても良いし、メッセージ43内に、移行操作方法を示すメッセージを追記しても良い。また、印刷機構25を用いた通知については、特に図示しないが、表示画面24への表示内容と同じ内容が用紙上に印刷される。このように、表示および印刷の両手段を用いて通知を行うことにより、いずれか一方に不具合が生じた場合でも、ユーザーに対して確実に通知を行うことができる。なお、通知手段としては、表示画面24および印刷機構25のいずれか一方のみであっても良い。また、不図示の操作手段を用いて、ユーザーが通知手段を選択可能としても良い。

0036

図2の説明に戻る。設定情報移行部55は、インターフェース判別部52により、インターフェース群10に、正常に動作可能な正常インターフェースが存在すると判別された場合、設定情報記憶部54から読み出した設定情報を、当該正常インターフェースを介して交換機器1bに移行する。この場合、正常インターフェースに交換機器1bが接続されたことをトリガとして、設定情報を移行する。また、設定情報移行部55は、インターフェース判別部52により、インターフェース群10の全てのインターフェースが動作不能であると判別された場合、メモリースロット15によって、設定情報を外部メモリー34に書き出す。この場合、メモリースロット15に外部メモリー34が挿入されたことをトリガとして、設定情報を移行する。

0037

次に、図4のフローチャートを参照し、第1実施形態に係るプリンター1の設定情報移行処理について説明する。プリンター1(故障機器1a)は、自機器の故障を検知すると(S11:Yes)、インターフェース群10に含まれる各インターフェースの動作状態を判別し(S12)、その判別結果をユーザーに通知する(S13)。ユーザーは、当該判別結果に基づいて、正常インターフェースが存在するか否かを判断し、正常インターフェースが存在する場合は、その正常インターフェースに交換機器1bを接続する。また、正常インターフェースが存在しない場合は、メモリースロット15に外部メモリー34を挿入し、当該外部メモリー34を介して設定情報を移行させる。なお、S11:Noの場合は、故障を検知するまで、S11の判別を繰り返す。

0038

プリンター1は、S12の判別によって、正常インターフェースが存在すると判別した場合は(S14:Yes)、インターフェース群10のいずれかのインターフェースに交換機器1bが接続されたとき(S15:Yes)、接続されたインターフェースを介して、設定情報を移行する(S16)。また、移行が完了した後は、その旨を表示画面24および印刷機構25を用いて通知する(S17)。また、S15:Noの場合は、交換機器1bが接続されるまで、S15の判別を繰り返す。

0039

一方、正常インターフェースが存在しない場合は(S14:No)、メモリースロット15に外部メモリー34が挿入されたとき(S18:Yes)、メモリースロット15により、外部メモリー34に設定情報を書き出す(S19)。また、書き出しが完了した後は、その旨を表示画面24および印刷機構25を用いて通知する(S20)。また、S18:Noの場合は、外部メモリー34が挿入されるまで、S18の判別を繰り返す。

0040

なお、上記の実施形態では、S15:Noの場合、S15を繰り返すものとしたが、S15:Noの場合、S18に遷移しても良い。つまり、正常インターフェースが存在する場合でも、外部メモリー34を用いた設定情報の移行を可能としても良い。また、S15:Noを所定回数繰り返した場合、並びにS18:Noを所定回数繰り返した場合は、S11に戻っても良い。また、S17およびS20の通知は、故障機器1a側ではなく、交換機器1b側で行っても良い。

0041

以上説明したとおり、本発明の第1実施形態に係るプリンター1によれば、故障した場合、その機器に設けられた各インターフェースが正常に動作可能か否かを判別して、その判別結果を通知するため、ユーザーは、正常インターフェースの存在を把握することができる。これにより、多数のインターフェースが設けられたプリンター1であっても、ユーザーがそれらの中から設定情報の移行に利用可能なインターフェースを探し出す手間を省くことができる。

0042

また、故障機器1aに設けられた全てのインターフェースが動作不能となった場合でも、外部メモリー34に設定情報を書き出すことができるため、当該書き出された設定情報を用いて、交換機器1bに設定を行うことができる。また、他の機器にメモリースロット15が設けられている場合は、当該メモリースロット15に外部メモリー34を読み取らせることで、迅速且つ容易に設定情報を移行させることができる。

0043

なお、上記の実施形態では、全てのインターフェースが動作不能となった場合でも、外部メモリー34に設定情報を書き出すものとしたが、メモリースロット15も動作不能となった場合は、設定情報の少なくとも一部を、表示画面24に表示、および/または印刷機構25により印刷しても良い。すなわち、メモリースロット15(情報書き出し部)が正常に動作可能か否かを判別する情報書き出し判別部をさらに備え、通知部53は、情報書き出し判別部によりメモリースロット15が動作不能であると判別された場合、ユーザーに対し設定情報を通知しても良い。この構成によれば、ユーザーは、表示または印刷された設定情報に基づいて、他の機器に設定情報を手入力することができる。つまり、インターフェース群10とメモリースロット15が両方とも動作不能となった場合でも、確実に設定情報を移行させることができる。なお、通知部53は、メモリースロット15が動作不能であるか否かに拘らず、情報書き出し判別部の判別結果を、ユーザーに通知することが好ましい。

0044

また、上記の実施形態では、故障機器1aと交換機器1bが同一構成であるものとしたが、異なる構成であっても良いし、異なる種類の電子機器であっても良い。

0045

[第2実施形態]
次に、図5および図6を参照し、本発明の第2実施形態について説明する。上記の実施形態では、故障検知をトリガとして、各インターフェースの動作状態の判別および設定情報の移行を行ったが、本実施形態では、ユーザーの手動操作による指示をトリガとして、設定情報の移行を行う点で異なる。以下、第1実施形態と異なる点のみ説明する。なお、本実施形態において、第1実施形態と同様の構成部分については同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。また、第1実施形態と同様の構成部分について適用される変形例は、本実施形態についても同様に適用される。

0046

図5は、第2実施形態に係るプリンター1の機能ブロック図である。本実施形態のプリンター1は、第1実施形態(図2参照)と比較して、インターフェース判別部52が省略され、移行指示操作部61および選択操作部63が追加された構成となっている。移行指示操作部61は、ユーザーが設定情報の移行を指示するためのものである。本実施形態の通知部53は、移行指示操作部61の指示を受けて、設定情報の移行を行う旨を、表示画面24および印刷機構25を用いて通知する。また、第1実施形態と同様に、設定情報移行部55の移行完了時には、その旨を通知する。

0047

また、選択操作部63は、設定情報記憶部54に記憶されている複数種類の設定情報のうち、移行対象となる1以上の設定情報を選択するためのものである。なお、設定情報記憶部54において、設定情報は、動作モードに関する情報、通信設定に関する情報、アプリケーションプログラム、などによってその種類が分類されている。その他、各項目内の小項目ごと(例えば、動作モードに含まれる、電力モードの設定やカラー設定など)に分類しても良い。また、本実施形態の設定情報移行部55は、選択操作部63により選択された1以上の設定情報を、交換機器1bに移行する。

0048

なお、移行指示操作部61および選択操作部63は、それぞれ独立した操作子で実現されても良いし、特定の操作子と、電源タンまたはリセットボタンなど他の操作子との同時押下により実現されても良い。また、特定の操作子を、その操作の仕方の違い(ボタンの押下時間、押下間隔押下回数押下強度など)によって、いずれかの操作部61,63として機能させても良い。

0049

次に、図6のフローチャートを参照し、第2実施形態に係るプリンター1の設定情報移行処理について説明する。プリンター1は、移行指示操作部61により移行指示が行われると(S21:Yes)、通知部53により、設定情報の移行を行う旨を通知する(S22)。その後、選択操作部63により、移行対象となる設定情報の選択操作が行われる(S23)。

0050

プリンター1は、選択操作部63による選択操作が完了すると、インターフェース群10のいずれかのインターフェースに交換機器1bが接続されたことをトリガとして(S24:Yes)、接続されたインターフェースから、S23において選択された設定情報を移行する(S25)。また、移行が完了した後は、その旨を通知する(S26)。一方、S24:Noの場合は、メモリースロット15に外部メモリー34が挿入されたことをトリガとして(S27:Yes)、メモリースロット15により、S23において選択された設定情報を書き出す(S28)。また、書き出しが完了した後は、その旨を通知する(S29)。また、S27:Noの場合は、S24に戻る。

0051

以上説明したとおり、本発明の第2実施形態に係るプリンター1によれば、故障時以外にも、移行指示操作部61の操作によって、設定情報の移行を行わせることができる。これにより、例えばマスターとなる1台のプリンター1から他の複数の機器に設定情報の複写を行う、といった設定情報の引継ぎが可能となる。また、選択操作部63を備えているため、使用用途に応じて、移行対象となる設定情報を選択することができる。つまり、動作モードのみを複写する、通信設定のみを複写する、などの選択が可能である。

0052

[第3実施形態]
次に、図7および図8を参照し、本発明の第3実施形態について説明する。上記の第2実施形態では、移行指示操作部61の操作をトリガとして設定情報の移行を行ったが、本実施形態では、自機器と同一機種の機器が接続されたことをトリガとして設定情報の移行を行う点で異なる。以下、第2実施形態と異なる点のみ説明する。なお、本実施形態において、上記の各実施形態と同様の構成部分については同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。また、上記の各実施形態と同様の構成部分について適用される変形例は、本実施形態についても同様に適用される。

0053

図7は、第3実施形態に係るプリンター1の機能ブロック図である。本実施形態のプリンター1は、第2実施形態(図5参照)と比較して、移行指示操作部61および選択操作部63が省略され、機器判別部71が追加された構成となっている。機器判別部71は、インターフェース群10に含まれる1以上のインターフェースのいずれかに接続された他の機器が、自機器と同一機種であるか否かを判別する。当該判別は、インターフェースを介して、接続された機器から機器情報機種情報メーカー情報などを含む)を取得することによって判別する。ここで、接続された機器が自機器と同一機種であると判別された場合、設定情報の移行処理を開始する。また、本実施形態の通知部53は、機器判別部71の判別結果、並びに設定情報の移行を行う旨を、表示画面24および印刷機構25を用いて通知する。また、第1,2実施形態と同様に、設定情報移行部55の移行完了時には、その旨を通知する。

0054

次に、図8のフローチャートを参照し、第3実施形態に係るプリンター1の設定情報移行処理について説明する。プリンター1は、インターフェース群10への、他の機器の接続を検出すると(S31:Yes)、機器判別部71により、その機器が自機器と同一機種であるか否かを判別する(S32)。ここで、S32:Noと判別した場合、並びにS31:Noの場合は、S31に戻る。

0055

一方、接続された機器が自機器と同一機種であると判別した場合は(S32:Yes)、通知部53により、接続された機器が自機器と同一機種である旨、並びに設定情報の移行を行う旨を通知する(S33)。その後、他の機器が接続されたインターフェースを介して、設定情報を移行し(S34)、通知部53により、移行が完了した旨を通知する(S35)。

0056

以上説明したとおり、本発明の第3実施形態に係るプリンター1によれば、設定情報の移行を実現するために特別な操作を行うことなく、容易且つ迅速に設定情報の移行を行うことができる。また、設定情報の移行を実現するための部材を必要としないため、機器コストの上昇を抑えることができる。

0057

なお、上記の各実施形態において、通知部53は、表示画面24および印刷機構25を用いて通知を行うものとしたが、通信手段を用いて通知を行っても良い。例えば、故障機器1aがパーソナルコンピューターである場合、その電子メール機能インターネット接続機能およびFAX機能等を用いて、通知を行っても良い。また、インターフェース群10のいずれかのインターフェースに、他の外部機器携帯電話など)を接続可能な場合は、当該外部機器を用いて通知を行っても良い。

0058

また、上記の3つの実施形態を組み合わせ、故障の検知、ユーザーによる移行指示、同一機種の機器接続、のいずれによっても設定情報移行処理を実現可能としても良い。さらに、第2実施形態の選択操作部63を、第1実施形態および第3実施形態に適用し、設定情報移行部55は、設定情報記憶部54に記憶されている複数種類の設定情報のうち、ユーザーが選択した1種類以上の設定情報のみを移行するようにしても良い。この場合、選択操作部63による選択操作は、設定情報移行処理の前に行われても良いし、インターフェース判別部52の判別結果を通知したとき行われても良い。

0059

また、上記の各実施形態に示したプリンター1の各部をプログラムとして提供することが可能である。また、そのプログラムを記録媒体(図示省略)に格納して提供することも可能である。すなわち、コンピューターを、本実施形態のプリンター1の各部として機能させるためのプログラム、およびそれを記録した記録媒体も、本発明の権利範囲に含まれる。その他、本発明の電子機器を、プリンター1以外に適用するなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。

0060

1…プリンター10…インターフェース群 15…メモリースロット21…CPU 22…RAM 23…ROM 24…表示画面 25…印刷機構27…内部バス31…設定情報記憶領域32…設定情報移行プログラム34…外部メモリー35…ケーブル

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