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技術 洗濯物の乾燥方法および洗濯物の乾燥システム

出願人 パナソニック株式会社
発明者 尾本英晴
出願日 2010年2月8日 (9年9ヶ月経過) 出願番号 2010-025095
公開日 2011年8月25日 (8年2ヶ月経過) 公開番号 2011-160906
状態 未査定
技術分野 衣類乾燥機 固体の乾燥
主要キーワード 周辺環境条件 円周回転 環状表示 数値指標 円柱棒状 対流熱伝達率 天井形状 判断指標
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2011年8月25日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

住宅に使用される洗濯物を室内で乾燥させる装置において、複数の洗濯物を同時に乾燥させる場合に要する時間の短縮化を図る洗濯物の乾燥方法と洗濯物の乾燥システムを提供することを目的とする。

解決手段

浴室空間1へ空気を吹出加熱送風ユニット3を備え、加熱送風ユニットの吹出気流で形成される気流分布と洗濯物14の乾燥の難易度とを判断基準として洗濯物14を配置することにより、気流強弱に基づく洗濯物表面の対流熱伝達率の違いと乾燥の難易度を指標とした序列とを補完的に組み合わせることとなり、洗濯物全体を平均的に乾燥できる洗濯物の乾燥方法が得られる。

概要

背景

近年、天候屋外空気汚染や有職主婦の増加や防犯上の問題または生活スタイルの変化などに伴い、洗濯物を室内で乾燥させたいといった要望が多くなってきている。

従来、この種の洗濯物を室内で乾燥させる装置は、室内で洗濯物を乾燥させるために室内の天井に備えられたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。

図5に示すように、浴室101に備えられた浴室換気乾燥機102は換気ファン103と循環ファン104と加熱手段としての熱交換器105と湿度検知手段が備えられ、循環ファン104で熱交換器105を通過した浴室空気を加熱し、室内の水蒸気を換気ファン103で排気することで、浴室に吊るされた洗濯物を乾燥させるものである。

概要

住宅に使用される洗濯物を室内で乾燥させる装置において、複数の洗濯物を同時に乾燥させる場合に要する時間の短縮化をる洗濯物の乾燥方法と洗濯物の乾燥システムを提供することを目的とする。浴室空間1へ空気を吹出加熱送風ユニット3を備え、加熱送風ユニットの吹出気流で形成される気流分布と洗濯物14の乾燥の難易度とを判断基準として洗濯物14を配置することにより、気流強弱に基づく洗濯物表面の対流熱伝達率の違いと乾燥の難易度を指標とした序列とを補完的に組み合わせることとなり、洗濯物全体を平均的に乾燥できる洗濯物の乾燥方法が得られる。

目的

本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、複数の洗濯物を同時に乾燥させる場合に要する時間の短縮化を図る洗濯物の乾燥方法と洗濯物の乾燥システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

室内へ空気を吹出送風手段を備え、前記送風手段の吹出気流で形成される気流分布各洗濯物の乾燥の難易度とを判断基準として、各洗濯物を配置することを特徴とする洗濯物乾燥方法

請求項2

乾燥の難易度として、洗濯物の生地の厚さを指標とすることを特徴とする請求項1記載の洗濯物の乾燥方法。

請求項3

乾燥の難易度として、洗濯物の素材の種類を指標とすることを特徴とする請求項1記載の洗濯物の乾燥方法。

請求項4

)乾燥の難易度として、洗濯物の重量を指標とすることを特徴とする請求項1記載の洗濯物の乾燥方法。

請求項5

室内の空気を吸込んで前記室内へ空気を吹出す送風手段と、洗濯物を吊り干すための物干し竿とを前記室内に備え、乾燥能力の指標を前記物干し竿の表面に表示したことを特徴とする乾燥システム

請求項6

乾燥能力の指標を前記送風手段の吹出気流で形成される気流分布から算出したことを特徴とする請求項5記載の室乾燥システム。

請求項7

前記物干し竿の表面に表示する乾燥能力の指標を、色で表示したことを特徴とする請求項5または6に記載の乾燥システム。

請求項8

前記物干し竿の表面に表示する乾燥能力の指標を、前記物干し竿の円周上に環状表示したことを特徴とする請求項7に記載の乾燥システム。

請求項9

物干し竿と前記送風手段との相対位置の違いにより、前記物干し竿の表面に表示する乾燥能力の指標が異なることを特徴とする請求項5から8のいずれか一項に記載の乾燥システム。

請求項10

前記物干し竿の表面に表示する乾燥能力の指標を、シート状の粘着シール印刷したことを特徴とする請求口9記載の乾燥システム。

技術分野

0001

本発明は、住宅内で使用される洗濯物を乾燥させる装置と洗濯物を乾燥させる方法に関するものである。

背景技術

0002

近年、天候屋外空気汚染や有職主婦の増加や防犯上の問題または生活スタイルの変化などに伴い、洗濯物を室内で乾燥させたいといった要望が多くなってきている。

0003

従来、この種の洗濯物を室内で乾燥させる装置は、室内で洗濯物を乾燥させるために室内の天井に備えられたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。

0004

図5に示すように、浴室101に備えられた浴室換気乾燥機102は換気ファン103と循環ファン104と加熱手段としての熱交換器105と湿度検知手段が備えられ、循環ファン104で熱交換器105を通過した浴室空気を加熱し、室内の水蒸気を換気ファン103で排気することで、浴室に吊るされた洗濯物を乾燥させるものである。

先行技術

0005

特開2002−221388号公報

発明が解決しようとする課題

0006

このような従来の洗濯物を室内で乾燥させる装置においては、室内に吊り干された洗濯物に対し加熱空気を当て、加熱空気の強制対流を利用して洗濯物を加熱することにより洗濯物に含まれる水分の蒸発を促進し洗濯物を乾燥させることを目的としている。従って、洗濯物に対して加熱空気が当たる部分と当たらない部分において、洗濯物の乾燥度合いに大きな違いが生じることとなり、複数の洗濯物を同時に乾燥させる場合に時間を要するといった課題を有していた。

0007

そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、複数の洗濯物を同時に乾燥させる場合に要する時間の短縮化を図る洗濯物の乾燥方法と洗濯物の乾燥システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

そして、この目的を達成するために、本発明は、室内へ空気を吹出送風手段を備え、前記送風手段の吹出気流で形成される気流分布各洗濯物の乾燥の難易度とを判断基準として各洗濯物を配置するものであり、これにより所期の目的を達成するものである。

0009

また本発明は、室内の空気を吸込んで前記室内へ空気を吹出す送風装置と、洗濯物を吊り干すための物干し竿とを前記室内に備え、乾燥能力指標を前記物干し竿の表面に表示したものである。

発明の効果

0010

本発明によれば、室内へ空気を吹出す送風手段を備え、前記送風手段の吹出気流で形成される気流分布と各洗濯物の乾燥の難易度とを判断基準として各洗濯物を配置することにより、気流強弱に基づく洗濯物表面の対流熱伝達率の違いと乾燥の難易度を指標とした序列とを補完的に組み合わせることとなり、洗濯物全体を平均的に乾燥できるという効果を得ることができる。

0011

また本発明によれば、室内の空気を吸込んで前記室内へ空気を吹出す送風装置と、洗濯物を吊り干すための物干し竿とを前記浴室に備え、乾燥能力の指標を前記物干し竿の表面に表示したことにより、使用者が各洗濯物を吊り干す作業を迷わずに実施できるようになり、使用者の作業性が向上するという効果を得ることができる。

図面の簡単な説明

0012

本発明の実施の形態1における洗濯物の乾燥システムの構成図
本発明の実施の形態2における物干し竿まわりの構成を示す詳細図
本発明の実施の形態2における加熱送風ユニットの動作時における気流分布図
本発明の実施の形態2における物干し竿の斜視図
従来の洗濯物を室内で乾燥させる装置の構成を示す断面図

実施例

0013

本発明の請求項1記載の洗濯物の乾燥方法は、室内へ空気を吹出す送風手段を備え、送風手段の吹出気流で形成される気流分布と各洗濯物の乾燥の難易度とを判断基準として、各洗濯物を配置した構成?を有する。これにより、気流の強弱に基づく洗濯物表面の対流熱伝達率の違いとしての乾燥能力と洗濯物における乾燥の難易度を指標とした序列とを補完的に組み合わせることとなり、個々の洗濯物を乾燥難易度に応じた配置とすることで、洗濯物全体を平均的に乾燥させることができるという効果を奏する。

0014

また、乾燥の難易度として、洗濯物の生地の厚さを指標としてもよい。これにより、洗濯を干す作業といった必然的に生じる作業の中で目視手触りといった感覚情報に基づいて各洗濯物の生地の厚さを認識することとなり、追加的な作業を負担することなく洗濯物の乾燥の難易度を判断することができるという効果を奏する。

0015

また、乾燥の難易度として、洗濯物の素材の種類を指標としてもよい。これにより、作業者衣類品質表示を見るといった具体的な数値指標を確認することとなり、数値表示の比較により明確に洗濯物の乾燥の難易度を判断することができる。

0016

また、乾燥の難易度として、洗濯物の重量を指標としてもよい。これにより、作業者は洗濯物を干すときの重量感覚で認識することとなり、感覚的に判断することができる。

0017

また、室内の空気を吸込んで前記室内へ空気を吹出す送風装置と、洗濯物を吊り干すための物干し竿とを室内に備え、乾燥能力の指標を物干し竿の表面に表示した構成を有する。これにより、作業者は吊り干す位置の乾燥能力を見ながら各洗濯物を吊り干す位置を決定できるので、各洗濯物の乾燥の難易度に合わせ洗濯物を効率的に乾燥させる干し位置を容易に判断することができる。

0018

また、乾燥能力の指標を送風装置の吹出気流で形成される気流分布から算出してもよい。これにより、洗濯物の乾燥度合いに影響する表面熱伝達率の違いから指標を算出することとなり、乾燥能力を精度よく算出することが可能となる。

0019

また、物干し竿の表面に表示する乾燥能力の指標を、色で表示してもよい。これにより、乾燥難易度を感覚で認識することができる。

0020

また、物干し竿の表面に表示する乾燥能力の指標を、物干し竿の円周上に環状表示してもよい。これにより、物干し竿の固定位置にかかわらず、乾燥難易度を確実に認識することができる。

0021

また、物干し竿と送風装置との相対位置の違いにより、前記物干し竿の表面に表示する乾燥能力の指標を変えてもよい。これにより、乾燥能力に対する精度が向上することとなる。

0022

また、物干し竿の表面に表示する乾燥能力の指標を、シート状の粘着シール印刷してもよい。これにより、物干し竿と送風装置の設置状況に応じ乾燥能力の指標が印刷された粘着シールを選択することができるので、適切な乾燥能力の指標を表示することができる。

0023

以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。

0024

(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における洗濯物の乾燥システムの構成図である。

0025

図1に示すように、室内としての浴室空間1の天井2には、浴室空間1の空気を加熱送風する送風手段としての加熱送風ユニット3が備えられている。加熱送風ユニット3は、吸込口4と加熱手段としての電気ヒーター5と送風手段としてのクロスフローファン6と吹出口7とが連通する構成となっており、吸込口4から浴室空間1の空気8を吸込み、電気ヒーター5で加熱され、クロスフローファン6で加圧送風され、吹出口7から浴室空間1へ吹出気流9が吹出されている。

0026

また、吸込口4は換気手段としての排気ファン10を用いダクト11を介して屋外へ連通されており、吸込口4で吸込まれた浴室空気の一部は屋外へ排出空気12として排出される構成となっている。吸込口4には浴室空間1から空気と共に流入する埃を除去するためのフィルター13が備えられている。

0027

また、浴室空間1には洗濯物14a、14bを吊り干すための物干し竿15a、15bが備えられており、洗濯物14a、14bを吊り干す作業者は、吹出口7からの吹出気流9の強さを確認しながら洗濯物14a、14bを物干し竿15a、15bへ吊り干す作業をおこなう。その場合、吹出口7からの吹出気流9により浴室空間1に形成される気流分布にあわせて、洗濯物14a、14bを物干し竿15a、15bへ吊り干す序列を決定する。

0028

すなわち、浴室空間1において、気流が強い領域として例えば吹出口7からの吹出気流9が直接当たる領域に対しては乾燥の難易度が高い洗濯物14aを、気流が弱い領域として例えば吹出口7からの吹出気流9が直接当たらない領域に対しては乾燥の難易度が低い洗濯物14bを比較選別し、物干し竿15a、15bへ吊り干すこととなる。

0029

一般的に表面熱伝達率は対象物の周囲の気流に影響を受ける。洗濯物の場合であっても同様に洗濯物の表面熱伝達率はその洗濯物の周囲の気流に影響を受けることから、洗濯物の周囲の風速が強くなるほど洗濯物への熱伝達量が増加し、各洗濯物の乾燥能力に違いが生じることなる。従って、気流の弱い領域範囲から乾燥の難易度の低い洗濯物を選択的に吊り干し、気流の強い領域に対して段階的に乾燥難易度の高い洗濯物を吊り干すことで、洗濯物全体を満遍なく平均的に乾燥させることとなる。

0030

続いて、作業者が物干し竿15a、15bへ吊り干すときに考慮する必要のある乾燥の難易度の説明をおこなう。

0031

一般的な家庭における洗濯物は繊維の種類や布の厚さなど多種多様なものが混在しており、各洗濯物によって乾燥の難易度に違いがあることは明らかである。

0032

洗濯物における乾燥の難易度を定量的な表現言い換えると、一定の周囲環境暴露された洗濯物に対して乾燥に達するまでの時間と定義することとなり、洗濯物に含まれる水分量とその水分が蒸発する速度との比率で決まってくる。洗濯物に含まれる水分を蒸発させるには蒸発潜熱相当分の熱量を取得する必要があることから、洗濯物に含まれる水分が蒸発する速度は温度や湿度や風速など洗濯物の周辺環境条件で決定される。従って、洗濯物の乾燥の難易度は洗濯物の単位面積当たりの水分量により決定される指標となる。

0033

洗濯物を干す作業者は、洗濯物を干す作業時に各々の洗濯物における乾燥の難易度を判断する必要がある。洗濯物の単位面積当たりの含水量は、水分を含み得る容積要因と水分を含む割合として単位容積あたりの含水率の要因が影響する。水分を含み得る容積の要因としては洗濯物の生地の厚さが、そして含水率の要因としては洗濯物の素材の種類が大きく影響する。

0034

また、家庭での洗濯行為は日常的に繰り返し実施されていることから、各々の洗濯物の乾燥状態における重量を感覚的かつ無意識のうちに把握しているものである。そして、洗濯物を吊り干す作業において、各洗濯物を手に取る必然性により各洗濯物の重量を感覚的に認識できることとなる。したがって、一連洗濯作業のなかで感覚的に把握できる洗濯物の重量情報に基づいて、乾燥状態と湿潤状態との相対比較をおこなうことにより洗濯物に含まれる水分量を認識することができる。

0035

このように、洗濯物における乾燥の難易度の判断材料として、同時に洗濯を実施した洗濯物の生地の厚さを相対比較することにより、洗濯を干す作業といった必然的に生じる作業の中で目視や手触りといった感覚情報に基づいて各洗濯物の生地の厚さを認識することとなり、追加的な作業を負担することなく洗濯物の乾燥の難易度を判断することができる。

0036

また、洗濯物における乾燥の難易度の判断指標として、同時に洗濯を実施した洗濯物の素材の種類として天然繊維の比率を相対比較することにより、作業者は衣類の品質表示を見るといった具体的な数値指標を確認することとなり、数値表示の比較により明確に洗濯物の乾燥の難易度を判断することができる。

0037

また、洗濯物における乾燥の難易度の判断指標として、同時に洗濯を実施した洗濯物の重量を乾燥時の重量とを相対比較することにより、作業者は洗濯物を干すときの重量感覚で認識することとなり、感覚的に判断することができる。

0038

上記構成において、気流の強弱に基づく洗濯物表面の対流熱伝達率の違いとしての乾燥能力と洗濯物における乾燥の難易度を指標とした序列とを補完的に組み合わせることとなり、個々の洗濯物を乾燥難易度に応じた配置とすることで、洗濯物全体を平均的に乾燥できるという効果を得ることができる。

0039

なお、実施の形態1では、室内空間に空気を加熱送風する加熱送風ユニットを用いたが、加熱送風ユニットにかえて除湿送風ユニットなど室内空間に送風を行なえるユニットを用いてもよく、その作用効果差異を生じない。

0040

また、実施の形態1では、送風手段にクロスフローファンを用いたが、クロスフローファンにかえてシロッコファンを用いてもよく、その作用効果に差異を生じない。

0041

(実施の形態2)
図1において、図2と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。

0042

図2は本発明の実施の形態2における物干し竿まわりの構成を示す詳細図であり、図3は、本発明の実施の形態2における加熱送風ユニットの動作時における気流分布図であり、図4は本発明の実施の形態2における物干し竿の斜視図である。

0043

図2において、浴室空間1には洗濯物を吊り干すための物干し竿15が備えられている。物干し竿15は浴室空間1の壁16に固定された受け具17a、17bで物干し竿15の両端を支持しており、物干し竿15は受け具17a、17bから任意に着脱できようになっている。物干し竿15は円柱棒状の形状あり円柱円周回転方向に対する方向性が無いので、物干し竿15を受け具17a、17bで支持させる場合には、円柱の円周回転方向に対して任意に固定されることとなる。

0044

物干し竿15の表面には、物干し竿15に吊り干す位置により洗濯物が乾燥する度合いを相対的に認識することのできる乾燥能力の指標18が表示されており、乾燥能力を肌で感じる風速といった感覚値による誤認を生じることなく定量的に認識することができる。

0045

また、乾燥能力の指標18は物干し竿15の表面に対する着色により洗濯物が乾燥する優劣程度としての乾燥能力が表示されており、物干し竿15の軸方向に対する乾燥能力の違いを着色の大小幅で表現されている。また、乾燥能力の指標18は物干し竿15の円柱棒状の円周方向に対して環状となるように着色されている。

0046

上記構成において、物干し竿15を受け具17a、17bに対する固定の状態として、物干し竿15の円周回転方向に対する向きに関わらず、また、洗濯物を吊り干す作業者が物干し竿15を目視する角度や方向に関わらず、物干し竿15に表示されている乾燥性能を目視することが可能となり、作業者が乾燥難易度を確実に認識することができる。

0047

上記構成において、洗濯物を干す作業者は吊り干す位置の乾燥能力を見ながら各洗濯物を吊り干す位置を決定できるので、各洗濯物の乾燥の難易度に合わせ、洗濯物を効率的に乾燥させる干し位置を容易に判断することができる。

0048

続いて物干し竿15の表面に表示されている乾燥能力の説明をおこなう。

0049

図3において、加熱送風ユニット3を作動させるとクロスフローファン6に通電され吹出口7から気流が吹出され、浴室空間1には図3の浴室空間1に示される等風速線Cで示されるような偏りのある風速分布が形成される。浴室空間1における風速分布は、風速の強い領域においては吹出口7から吹出される気流の条件に依存するため、加熱送風ユニット3の設計仕様と加熱送風ユニット3と物干し竿15とが備えられる相対位置に応じて風速分布が一意的に決定される。

0050

そして、洗濯物の表面熱伝達率は洗濯物の周囲の気流の強弱に影響を受けるので、洗濯物の周囲の風速が大きいほど洗濯物への熱伝達量が増加し、各洗濯物の乾燥能力に違いが生じることなる。従って、気流の強弱に基づく洗濯物表面の対流熱伝達率の違いを利用して洗濯物の乾燥能力の指標を算出することにより、乾燥能力を精度よく算出することができる。

0051

図4において、物干し竿15はシート状となった粘着シール20が貼り付けられるようになっている。物干し竿15の軸方向に対して粘着シール20を貼り付ける位置は、加熱送風ユニット3の位置に合わせて貼り付ける位置が決定される。例えば、加熱送風ユニット3の中心線A−A′と粘着シール20の中心線B−B´が、平面視で一致するように粘着シール20を物干し竿15に貼り付ける。また、粘着シール20には、乾燥能力の大小を指数化した乾燥能力の指標18が印刷されている。

0052

また、加熱送風ユニット3は天井に備えられるので浴室空間1の天井に備えられる他の設備天井形状などとの関係により配置が決まる。また、物干し竿15はその両端を壁面で固定されているが、物干し竿15に吊り干される洗濯物が壁面や扉などに接触しないように、物干し竿15の配置が決められる。従って、加熱送風ユニット3と物干し竿15.との配置は異なる要因から決まるために、加熱送風ユニット3と物干し竿15との相対位置が一律とは成り得ない。

0053

そこで、加熱送風ユニット3と物干し竿15との相対位置の変化にあわせ、物干し竿の表面に表示する乾燥能力の指標の表示を変化させることにより、乾燥能力に対する精度が向上することとなる。そこで、印刷されている乾燥能力の指標18が異なる粘着シール20が複数枚準備されており、加熱送風ユニット3と物干し竿15とが設置される状況に合わせて粘着シール20を選択できるようになっている。従って、加熱送風ユニット3と物干し竿15との設置状況に応じた乾燥能力の指標を表示することができることとなる。

0054

なお、実施の形態2では乾燥能力の度合いを着色の大小幅を用いて表示しているが着色の大小幅のほか色彩の変化など相対的な序列を表現する手法であれば、その作用効果に違いは生じない。

0055

本発明にかかる洗濯物の乾燥方法と洗濯物の乾燥システムは、洗濯物全体を平均的に乾燥できることや、使用者の作業性が向上することを可能とするものであるので、住宅の浴室や洗面室などに使用される洗濯の乾燥システム等として有用である。

0056

1浴室空間
3加熱送風ユニット
9吹出気流
14、14a、14b洗濯物
15、15a、15b物干し竿
18乾燥能力の指標
20 粘着シール

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