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技術 おむつ交換のための音声告知装置及び音声告知装置を備えたおむつ交換台

出願人 コンビ株式会社
発明者 河村眞弓内山均宮下秀二内田武秀
出願日 2010年1月20日 (8年11ヶ月経過) 出願番号 2010-010484
公開日 2011年8月4日 (7年5ヶ月経過) 公開番号 2011-147566
状態 特許登録済
技術分野 子供用家具
主要キーワード 目視範囲 貼付場所 シート交換 告知音声 有接点スイッチ 所定音声 電気的素子 音声利用
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2011年8月4日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (15)

課題

おむつ交換台利用者に対して視覚に依存することなく注意喚起を一層効果的に行うことができる、おむつ交換のための音声告知装置及び音声告知装置を備えたおむつ交換台を提供すること。

解決手段

おむつを交換するために乳幼児を載置するためのおむつ交換台に配置される音声告知装置100であって、おむつ交換台の使用状態を検知する開閉センサ101、シートセンサ102a、102b、及び着脱センサ103と、利用者に対する所定音声を出力するスピーカ104と、開閉センサ101、シートセンサ102a、102b、及び着脱センサ103の検知結果に基づいて、利用者に対して所定音声が出力されるように、スピーカ104を制御する音声出力制御部110aを備える。

概要

背景

従来、百貨店の如き商業施設又は公共施設等の洗面所化粧室乳幼児のおむつ交換を行うためのおむつ交換台が提案されている。このおむつ交換台は、概略的には、乳幼児を載置可能なシート開閉自在に備えて構成されており、水平状に開いたシートに乳幼児を載置させた状態で、おむつ交換を行うことができる(例えば、特許文献1参照)。

このようなおむつ交換台においては、利用者(乳幼児のおむつ交換を行う者であり、通常は、乳幼児の保護者)が、シートに乳幼児を寝かせたまま、洗面や化粧等の自らの用事を済ますために乳幼児から目を離してしまう可能性があり、乳幼児が寝返り等によっておむつ交換台から移動してしまう等、乳幼児の安全性が確保され難い場合があった。このため近年では、おむつ交換台の近傍に、利用者に対する注意喚起のためのステッカー等を貼付することが行われている。

概要

おむつ交換台の利用者に対して視覚に依存することなく注意喚起を一層効果的に行うことができる、おむつ交換のための音声告知装置及び音声告知装置を備えたおむつ交換台を提供すること。おむつを交換するために乳幼児を載置するためのおむつ交換台に配置される音声告知装置100であって、おむつ交換台の使用状態を検知する開閉センサ101、シートセンサ102a、102b、及び着脱センサ103と、利用者に対する所定音声を出力するスピーカ104と、開閉センサ101、シートセンサ102a、102b、及び着脱センサ103の検知結果に基づいて、利用者に対して所定音声が出力されるように、スピーカ104を制御する音声出力制御部110aを備える。

目的

本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、おむつ交換台の利用者に対して視覚に依存することなく注意喚起を一層効果的に行うことができる、おむつ交換のための音声告知装置及びこの音声告知装置を備えたおむつ交換台を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

おむつを交換するために乳幼児を載置するためのおむつ交換台又は当該おむつ交換台の近傍に配置される音声告知装置であって、前記おむつ交換台の使用状態を検知する使用状態検知手段と、利用者に対する所定音声を出力する音声出力手段と、前記使用状態検知手段の検知結果に基づいて、前記利用者に対して前記所定音声が出力されるように、前記音声出力手段を制御する音声出力制御手段と、を備えることを特徴とするおむつ交換のための音声告知装置。

請求項2

前記使用状態検知手段は、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシート開閉状態を検知する開閉状態検知手段を有すること、を特徴とする請求項1に記載のおむつ交換のための音声告知装置。

請求項3

前記使用状態検知手段は、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートにおける前記乳幼児の載置状態を検知する載置状態検知手段を有すること、を特徴とする請求項1又は2に記載のおむつ交換のための音声告知装置。

請求項4

前記使用状態検知手段は、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートにおいて前記乳幼児を固定するための固定ベルト着脱状態を検知する着脱状態検知手段を有すること、を特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のおむつ交換のための音声告知装置。

請求項5

前記使用状態検知手段は、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートの開閉状態を検知する開閉状態検知手段と、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートにおいて前記乳幼児を固定するための固定ベルトの着脱状態を検知する着脱状態検知手段と、を有し、前記音声出力制御手段は、前記開閉状態検知手段にて前記シートが開かれたことが検知されている状態において、当該シートが開かれたことが検知されてから、前記固定ベルトが装着されたことが前記着脱状態検知手段にて検知されることなく所定時間が経過した時点で、前記利用者に対して前記所定音声が出力されるように、前記音声出力手段を制御すること、を特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のおむつ交換のための音声告知装置。

請求項6

前記使用状態検知手段は、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートの開閉状態を検知する開閉状態検知手段と、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートにおける前記乳幼児の載置状態を検知する載置状態検知手段と、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートにおいて前記乳幼児を固定するための固定ベルトの着脱状態を検知する着脱状態検知手段と、を有し、前記音声出力制御手段は、前記開閉状態検知手段にて前記シートが開かれたことが検知されている状態において、当該シートが開かれたことが検知されてから、前記乳幼児が載置されたことが前記載置状態検知手段にて検知されないまま、前記固定ベルトが装着されたことが前記着脱状態検知手段にて検知されることなく所定時間が経過した時点で、前記利用者に対して前記所定音声が出力されるように、前記音声出力手段を制御すること、を特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のおむつ交換のための音声告知装置。

請求項7

前記使用状態検知手段は、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートの開閉状態を検知する開閉状態検知手段と、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートにおける前記乳幼児の載置状態を検知する載置状態検知手段と、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートにおいて前記乳幼児を固定するための固定ベルトの着脱状態を検知する着脱状態検知手段と、を有し、前記音声出力制御手段は、前記開閉状態検知手段にて前記シートが開かれたことが検知されている状態において、前記乳幼児が載置されたことが前記載置状態検知手段にて検知されないまま、前記固定ベルトが装着されたことが前記着脱状態検知手段にて検知された時点で、前記利用者に対して前記所定音声が出力されるように、前記音声出力手段を制御すること、を特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のおむつ交換のための音声告知装置。

請求項8

前記使用状態検知手段は、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートの開閉状態を検知する開閉状態検知手段と、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートにおける前記乳幼児の載置状態を検知する載置状態検知手段と、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートにおいて前記乳幼児を固定するための固定ベルトの着脱状態を検知する着脱状態検知手段と、を有し、前記音声出力制御手段は、前記開閉状態検知手段にて前記シートが開かれたことが検知されている状態であり、かつ、前記乳幼児が載置されたことが前記載置状態検知手段にて検知されている状態において、当該乳幼児が載置されたことが検知されてから、前記固定ベルトが装着されたことが前記着脱状態検知手段にて検知されることなく所定時間が経過した時点で、前記利用者に対して前記所定音声が出力されるように、前記音声出力手段を制御すること、を特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のおむつ交換のための音声告知装置。

請求項9

前記使用状態検知手段は、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートの開閉状態を検知する開閉状態検知手段と、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートにおける前記乳幼児の載置状態を検知する載置状態検知手段と、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートにおいて前記乳幼児を固定するための固定ベルトの着脱状態を検知する着脱状態検知手段と、を有し、前記音声出力制御手段は、前記開閉状態検知手段にて前記シートが開かれたことが検知されている状態であり、前記乳幼児が載置されたことが前記載置状態検知手段にて検知されている状態であり、かつ、前記固定ベルトが装着されたことが前記着脱状態検知手段にて検知されている状態において、当該乳幼児が載置されたことが前記載置状態検知手段にて検知されなくなった場合には、当該乳幼児が載置されたことが検知されなくなってから所定時間が経過した時点で、前記利用者に対して前記所定音声が出力されるように、前記音声出力手段を制御すること、を特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のおむつ交換のための音声告知装置。

請求項10

前記おむつ交換台を用いて乳幼児のおむつの交換作業を行なう利用者を検知する利用者検知手段を備え、前記音声出力制御手段は、前記使用状態検知手段の検知結果と、前記利用者検知手段の検知結果とに基づいて、前記利用者に対して前記所定音声が出力されるように、前記音声出力手段を制御すること、を特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の音声告知装置。

請求項11

前記利用者検知手段は、前記利用者を感知する人感センサであること、を特徴とする請求項10に記載の音声告知装置。

請求項12

前記音声出力制御手段は、前記利用者検知手段にて検知されている前記利用者が所定時間以上停止した場合に前記所定音声が出力されるように、前記音声出力手段を制御すること、を特徴とする請求項10又は11に記載の音声告知装置。

請求項13

おむつを交換するために乳幼児を載置するためのおむつ交換台であって、前記請求項1から12のいずれか一項に記載の音声告知装置を備えること、を特徴とするおむつ交換台。

技術分野

0001

本発明は、乳幼児のおむつ交換を行う利用者に対して音声告知を行うための音声告知装置と、この音声告知装置を備えたおむつ交換台に関する。

背景技術

0002

従来、百貨店の如き商業施設又は公共施設等の洗面所化粧室で乳幼児のおむつ交換を行うためのおむつ交換台が提案されている。このおむつ交換台は、概略的には、乳幼児を載置可能なシート開閉自在に備えて構成されており、水平状に開いたシートに乳幼児を載置させた状態で、おむつ交換を行うことができる(例えば、特許文献1参照)。

0003

このようなおむつ交換台においては、利用者(乳幼児のおむつ交換を行う者であり、通常は、乳幼児の保護者)が、シートに乳幼児を寝かせたまま、洗面や化粧等の自らの用事を済ますために乳幼児から目を離してしまう可能性があり、乳幼児が寝返り等によっておむつ交換台から移動してしまう等、乳幼児の安全性が確保され難い場合があった。このため近年では、おむつ交換台の近傍に、利用者に対する注意喚起のためのステッカー等を貼付することが行われている。

先行技術

0004

特開2003−52494号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、従来のステッカーによる注意喚起では、目視による注意喚起であるために、当該ステッカーを利用者の目に触れる場所に貼付する必要があり、ステッカーの貼付場所の確保が困難であったり、おむつ交換台やその周囲の構造物デザイン性を損なう可能性があった。

0006

あるいは、従来のステッカーによる注意喚起は、利用者が当該ステッカーを能動的に見なければ気付かないものであり、他のことに気を取られていてステッカーに全く気が付かない利用者が存在する等、注意喚起の効果が必ずしも十分でない場合があった。

0007

本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、おむつ交換台の利用者に対して視覚に依存することなく注意喚起を一層効果的に行うことができる、おむつ交換のための音声告知装置及びこの音声告知装置を備えたおむつ交換台を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載のおむつ交換のための音声告知装置は、おむつを交換するために乳幼児を載置するためのおむつ交換台又は当該おむつ交換台の近傍に配置される音声告知装置であって、前記おむつ交換台の使用状態を検知する使用状態検知手段と、利用者に対する所定音声を出力する音声出力手段と、前記使用状態検知手段の検知結果に基づいて、前記利用者に対して前記所定音声が出力されるように、前記音声出力手段を制御する音声出力制御手段とを備えることを特徴とする。

0009

また、請求項2に記載のおむつ交換のための音声告知装置は、請求項1に記載のおむつ交換のための音声告知装置において、前記使用状態検知手段は、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートの開閉状態を検知する開閉状態検知手段を有することを特徴とする。

0010

また、請求項3に記載のおむつ交換のための音声告知装置は、請求項1又は2に記載のおむつ交換のための音声告知装置において、前記使用状態検知手段は、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートにおける前記乳幼児の載置状態を検知する載置状態検知手段を有することを特徴とする。

0011

また、請求項4に記載のおむつ交換のための音声告知装置は、請求項1から3のいずれか一項に記載のおむつ交換のための音声告知装置において、前記使用状態検知手段は、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートにおいて前記乳幼児を固定するための固定ベルト着脱状態を検知する着脱状態検知手段を有することを特徴とする。

0012

また、請求項5に記載のおむつ交換のための音声告知装置は、請求項1から4のいずれか一項に記載のおむつ交換のための音声告知装置において、前記使用状態検知手段は、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートの開閉状態を検知する開閉状態検知手段と、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートにおいて前記乳幼児を固定するための固定ベルトの着脱状態を検知する着脱状態検知手段と、を有し、前記音声出力制御手段は、前記開閉状態検知手段にて前記シートが開かれたことが検知されている状態において、当該シートが開かれたことが検知されてから、前記固定ベルトが装着されたことが前記着脱状態検知手段にて検知されることなく所定時間が経過した時点で、前記利用者に対して前記所定音声が出力されるように、前記音声出力手段を制御することを特徴とする。

0013

また、請求項6に記載のおむつ交換のための音声告知装置は、請求項1から5のいずれか一項に記載のおむつ交換のための音声告知装置において、前記使用状態検知手段は、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートの開閉状態を検知する開閉状態検知手段と、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートにおける前記乳幼児の載置状態を検知する載置状態検知手段と、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートにおいて前記乳幼児を固定するための固定ベルトの着脱状態を検知する着脱状態検知手段と、を有し、前記音声出力制御手段は、前記開閉状態検知手段にて前記シートが開かれたことが検知されている状態において、当該シートが開かれたことが検知されてから、前記乳幼児が載置されたことが前記載置状態検知手段にて検知されないまま、前記固定ベルトが装着されたことが前記着脱状態検知手段にて検知されることなく所定時間が経過した時点で、前記利用者に対して前記所定音声が出力されるように、前記音声出力手段を制御することを特徴とする。

0014

また、請求項7に記載のおむつ交換のための音声告知装置は、請求項1から6のいずれか一項に記載のおむつ交換のための音声告知装置において、前記使用状態検知手段は、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートの開閉状態を検知する開閉状態検知手段と、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートにおける前記乳幼児の載置状態を検知する載置状態検知手段と、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートにおいて前記乳幼児を固定するための固定ベルトの着脱状態を検知する着脱状態検知手段と、を有し、前記音声出力制御手段は、前記開閉状態検知手段にて前記シートが開かれたことが検知されている状態において、前記乳幼児が載置されたことが前記載置状態検知手段にて検知されないまま、前記固定ベルトが装着されたことが前記着脱状態検知手段にて検知された時点で、前記利用者に対して前記所定音声が出力されるように、前記音声出力手段を制御することを特徴とする。

0015

また、請求項8に記載のおむつ交換のための音声告知装置は、請求項1から7のいずれか一項に記載のおむつ交換のための音声告知装置において、前記使用状態検知手段は、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートの開閉状態を検知する開閉状態検知手段と、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートにおける前記乳幼児の載置状態を検知する載置状態検知手段と、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートにおいて前記乳幼児を固定するための固定ベルトの着脱状態を検知する着脱状態検知手段と、を有し、前記音声出力制御手段は、前記開閉状態検知手段にて前記シートが開かれたことが検知されている状態であり、かつ、前記乳幼児が載置されたことが前記載置状態検知手段にて検知されている状態において、当該乳幼児が載置されたことが検知されてから、前記固定ベルトが装着されたことが前記着脱状態検知手段にて検知されることなく所定時間が経過した時点で、前記利用者に対して前記所定音声が出力されるように、前記音声出力手段を制御することを特徴とする。

0016

また、請求項9に記載のおむつ交換のための音声告知装置は、請求項1から8のいずれか一項に記載のおむつ交換のための音声告知装置において、前記使用状態検知手段は、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートの開閉状態を検知する開閉状態検知手段と、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートにおける前記乳幼児の載置状態を検知する載置状態検知手段と、前記乳幼児を載置するために前記おむつ交換台に開閉自在に設けられたシートにおいて前記乳幼児を固定するための固定ベルトの着脱状態を検知する着脱状態検知手段と、を有し、前記音声出力制御手段は、前記開閉状態検知手段にて前記シートが開かれたことが検知されている状態であり、前記乳幼児が載置されたことが前記載置状態検知手段にて検知されている状態であり、かつ、前記固定ベルトが装着されたことが前記着脱状態検知手段にて検知されている状態において、当該乳幼児が載置されたことが前記載置状態検知手段にて検知されなくなった場合には、当該乳幼児が載置されたことが検知されなくなってから所定時間が経過した時点で、前記利用者に対して前記所定音声が出力されるように、前記音声出力手段を制御することを特徴とする。

0017

また、請求項10に記載のおむつ交換のための音声告知装置は、請求項1から9のいずれか一項に記載のおむつ交換のための音声告知装置において、前記おむつ交換台を用いて乳幼児のおむつの交換作業を行なう利用者を検知する利用者検知手段を備え、前記音声出力制御手段は、前記使用状態検知手段の検知結果と、前記利用者検知手段の検知結果とに基づいて、前記利用者に対して前記所定音声が出力されるように、前記音声出力手段を制御することを特徴とする。

0018

また、請求項11に記載のおむつ交換のための音声告知装置は、請求項10に記載のおむつ交換のための音声告知装置において、前記利用者検知手段は、前記利用者を感知する人感センサであることを特徴とする。

0019

また、請求項12に記載のおむつ交換のための音声告知装置は、請求項10又は11に記載のおむつ交換のための音声告知装置において、前記音声出力制御手段は、前記利用者検知手段にて検知されている前記利用者が所定時間以上停止した場合に前記所定音声が出力されるように、前記音声出力手段を制御することを特徴とする。

0020

また、請求項13に記載のおむつ交換台は、おむつを交換するために乳幼児を載置するためのおむつ交換台であって、前記請求項1から12のいずれか一項に記載の音声告知装置を備えることを特徴とする。

発明の効果

0021

請求項1に記載のおむつ交換のための音声告知装置によれば、使用状態検知手段の検知結果に基づいて、利用者に対して所定音声が自動的に出力されるので、おむつ交換台の使用に関する注意喚起を音声によって自動的に行うことができ、おむつ交換台の使用上の安全性を一層向上させることが可能になる。特に、注意喚起を音声出力によって行うことができるので、音声が利用者に届く限りにおいて、音声告知装置を任意の場所に設置することができる。このため、ステッカーのように利用者の目視範囲に設置する必要がなくなり、音声告知装置の設置場所を容易に確保できる。また、音声告知装置を利用者から隠れた場所に配置することも可能になるため、おむつ交換台やその周囲の構造物のデザイン性を維持することができる。さらに、視覚障害者に対しても注意喚起を行うことが可能となる。

0022

請求項2に記載のおむつ交換のための音声告知装置によれば、シートの開閉状態に基づいて所定音声が自動的に出力されるので、シートが開かれている場合にはおむつ交換台の使用に関する注意喚起を自動的に行う等、シートの開閉状態に合致した注意喚起を行うことが可能となる。

0023

請求項3に記載のおむつ交換のための音声告知装置によれば、乳幼児の載置状態に基づいて所定音声が自動的に出力されるので、乳幼児が載置されている場合にはおむつ交換台の使用に関する注意喚起を自動的に行う等、乳幼児の載置状態に合致した注意喚起を行うことが可能となる。

0024

請求項4に記載のおむつ交換のための音声告知装置によれば、固定ベルトの着脱状態に基づいて所定音声が自動的に出力されるので、固定ベルトが装着されていない場合にはおむつ交換台の使用に関する注意喚起を自動的に行う等、固定ベルトの着脱状態に合致した注意喚起を行うことが可能となる。

0025

請求項5に記載のおむつ交換のための音声告知装置によれば、シートが開かれたことが検知されている状態において、当該シートが開かれたことが検知されてから、固定ベルトが装着されたことが検知されることなく所定時間が経過した時点で所定音声が出力されるので、乳幼児の載置状態を検知する載置状態検知手段を備えていないような比較的簡易な構成の音声告知装置であっても、シートが開かれていることに基づいて、乳幼児が載置されている可能性があるものと判定し、この場合に固定ベルトが装着されていない場合には固定ベルトの装着を促す音声出力等を行うことで、おむつ交換台の使用上の安全性を一層向上させることが可能になる。

0026

請求項6に記載のおむつ交換のための音声告知装置によれば、シートが開かれたことが検知されている状態において、当該シートが開かれたことが検知されてから、乳幼児が載置されたことが検知されないまま、固定ベルトが装着されたことが検知されることなく所定時間が経過した時点で所定音声が出力されるので、シートが開かれているにも関わらず乳幼児の載置や固定ベルトの装着が行われないような場合であっても、シートが開かれた状態からのおむつ交換台の適切な使用方法ガイダンスする音声出力等を行うことで、おむつ交換台の使用上の安全性を一層向上させることが可能になる。

0027

請求項7に記載のおむつ交換のための音声告知装置によれば、シートが開かれたことが検知されている状態において、乳幼児が載置されたことが検知されないまま、固定ベルトが装着されたことが検知された時点で所定音声が出力されるので、乳幼児が載置されていないにも関わらず固定ベルトのみが誤って装着されているような場合であっても、固定ベルトの適切な使用方法をガイダンスする音声出力等を行うことで、おむつ交換台の使用上の安全性を一層向上させることが可能になる。

0028

請求項8に記載のおむつ交換のための音声告知装置によれば、シートが開かれたことが検知されている状態であり、かつ、乳幼児が載置されたことが検知されている状態において、当該乳幼児が載置されたことが検知されてから、固定ベルトが装着されたことが検知されることなく所定時間が経過した時点で所定音声が出力されるので、乳幼児が載置されているにも関わらず固定ベルトが装着されないような場合であっても、固定ベルトの適切な使用方法をガイダンスする音声出力等を行うことで、おむつ交換台の使用上の安全性を一層向上させることが可能になる。

0029

請求項9に記載のおむつ交換のための音声告知装置によれば、シートが開かれたことが検知されている状態であり、乳幼児が載置されたことが検知されている状態であり、かつ、固定ベルトが装着されたことが検知されている状態において、当該乳幼児が載置されたことが検知されなくなった場合には、当該乳幼児が載置されたことが検知されなくなってから所定時間が経過した時点で所定音声が出力されるので、乳幼児を一旦載置させて固定ベルトも装着した後で、乳幼児が動いてシートの適切な位置からずれてしまったような場合であっても、乳幼児の載置状態を確認することを促す音声出力等を行うことで、おむつ交換台の使用上の安全性を一層向上させることが可能になる。

0030

請求項10に記載のおむつ交換のための音声告知装置によれば、利用者の検知状態に基づいて音声出力が行われるので、利用者の存否やその動作状態を感知でき、利用者がおむつ交換台から離れた場合にのみ音声出力を行う等、利用者の状態に応じた適切なタイミングで音声出力を行うことができる。

0031

請求項11に記載のおむつ交換のための音声告知装置によれば、人感センサによって利用者を検知できるので、利用者の存否やその動作状態を感知でき、これら利用者の状態に応じた音声出力を行うことができる。

0032

請求項12に記載のおむつ交換のための音声告知装置によれば、利用者が所定時間以上停止した場合に所定音声を出力するので、利用者がおむつ交換台を離れた可能性が高い場合にのみ音声出力を行うことができ、不用意に音声出力を行って利用者を煩わせることを防止できる。

0033

請求項13に記載のおむつ交換台によれば、請求項1から請求項12のいずれか一項に記載のおむつ交換のための音声告知装置による上記効果を奏するおむつ交換台を得ることができ、使用上の安全性を一層向上させたおむつ交換台を構成することが可能になる。

図面の簡単な説明

0034

本発明の実施の形態1に係るおむつ交換台を壁体と共に示す全体斜視図であり、おむつ交換台の閉状態を示す図である。
図1のおむつ交換台の開状態を示す図である。
おむつ交換台を示す図であり、(a)はおむつ交換台の閉状態における正面図、(b)はおむつ交換台の開状態における側面図、(c)はおむつ交換台の開状態における平面図である。
音声告知装置の電気的構成機能概念的に示すブロック図である。
モード1による音声出力制御処理のフローチャートの一例である。
モード2による音声出力制御処理のフローチャートの一例である。
図6に続く、モード2による音声出力制御処理のフローチャートの一例である。
実施の形態2に係るおむつ交換台を壁体と共に示す全体斜視図であり、おむつ交換台の閉状態を示す図である。
図8のおむつ交換台の開状態を示す図である。
おむつ交換台を示す図であり、(a)はおむつ交換台の閉状態における正面図、(b)はおむつ交換台の開状態における側面図、(c)はおむつ交換台の開状態における平面図である。
10(a)の音声告知装置の周辺の拡大図である。
音声告知装置の電気的構成を機能概念的に示すブロック図である。
人感センサの検知範囲を示す図であり、(a)は閉状態のおむつ交換台の正面図と共に示す図、(b)は開状態のおむつ交換台の側面図と共に示す図、(c)は開状態のおむつ交換台の平面図と共に示す図である。
音声出力制御処理のフローチャートの一例である。

実施例

0035

以下に添付図面を参照して、この発明に係るおむつ交換のための音声告知装置及びこの音声告知装置を備えたおむつ交換台の各実施の形態を詳細に説明する。

0036

〔実施の形態1〕
最初に、実施の形態1について説明する。この実施の形態1は、おむつ交換台の使用状態を検知する使用状態検知手段として、開閉センサシートセンサ、及び着脱センサを設けた形態である。

0037

(構成)
最初に、各部の構成について説明する。図1及び図2は、実施の形態1に係るおむつ交換台を壁体と共に示す全体斜視図であり、図1にはおむつ交換台の閉状態、図2にはおむつ交換台の開状態を示す。図3は、おむつ交換台を示す図であり、(a)はおむつ交換台の閉状態における正面図、(b)はおむつ交換台の開状態における側面図、(c)はおむつ交換台の開状態における平面図である。これら図1から図3に示すように、壁体1に対しておむつ交換台10が固定されており、このおむつ交換台10には音声告知装置100が取り付けられている。

0038

(構成−おむつ交換台)
まず、おむつ交換台10の構成について説明する。おむつ交換台10は、概略的に、シート20、取付ベース30、及び固定脚40を備えて構成されている。

0039

シート20は、乳幼児を載置するためのもので、略平板状に形成されており、図2の開状態において上側となる方の平坦面に、乳幼児を寝かせておむつ交換等を行うことができる。このシート20には、図3(b)(c)に示すように、当該シート20に寝かせた乳幼児を固定するための固定ベルト21と、この固定ベルト21を着脱自在に固定するための着脱部22が設けられている。また、図3(c)に示すように、このシート20の取付ベース30側の端部23には、当該端部23を貫通して当該端部23の左右の両側方延出する図示しない回転軸が設けられている。この回転軸は、当該端部23の左右の両側方の各々において、取付ベース30に設けた図示しない軸受に回転可能に支持されている。このような支持構造によって、シート20を取付ベース30に対して回転軸を中心に開閉自在に固定でき、未使用時には図1に示すように、シート20を壁体1に沿った位置に閉じることで、スペース使用効率を向上させることができる。

0040

取付ベース30は、シート20の端部23を壁体1に対して回転可能に支持する支持手段であり、その内部には、上述したシート20の回転軸を支持する図示しない軸受が設けられている。この軸受には、回転軸に対して所定方向付勢力を与えるための図示しない付勢バネを設けることができる。

0041

固定脚40は、おむつ交換台10や乳幼児の荷重を床面に伝達することにより、壁体1への荷重を軽減する補助支持構造体であり、その下端部を床面に対して図示しないアンカーにて固定することで、固定脚40を床面に取り付けることができる。ただし、取付ベース30のみを介しておむつ交換台10を壁体1に固定できる場合には、固定脚40を省略してもよい。

0042

(構成−音声告知装置)
次に、音声告知装置100の構成について説明する。この音声告知装置100は、おむつを交換する利用者に対する告知音声を自動的に出力するための装置であり、おむつ交換台10に取り付けられている。なお、音声告知装置100の設置場所については、特に限定されることのない設計事項である。図4は、音声告知装置100の電気的構成を機能概念的に示すブロック図である。この図4に示すように、音声告知装置100は、開閉センサ101、2つのシートセンサ102a、102b、着脱センサ103、スピーカ104、記憶部105、電池106、及び制御部110を備えて構成されており、これら各部が図4に示すように相互に電気的に接続されている。

0043

開閉センサ101は、おむつ交換台10の使用状態を検知する使用状態検知手段であり、より具体的には、乳幼児を載置するためにおむつ交換台10に開閉自在に設けられたシート20の開閉状態を検知する開閉状態検知手段である。例えば、開閉センサ101は、シート20の端部23の近傍位置に配置された磁気センサとして構成されており、図1のようにシート20が閉じられている状態では、当該シート20が開閉センサ101から離れているために自動的にOFFとなり、図2のようにシート20が開かれている状態では、当該シート20が開閉センサ101に近接又は接触することで当該シート20が磁気的に感知されて自動的にONとなり、このことによってシート20の開閉状態を感知する。

0044

図4に示す2つのシートセンサ102a、102bは、おむつ交換台10の使用状態を検知する使用状態検知手段であり、より具体的には、乳幼児を載置するためにおむつ交換台10に開閉自在に設けられたシート20における乳幼児の載置状態を検知する載置状態検知手段である。例えば、シートセンサ102a、102bは、シート20における乳幼児の載置面に設けられた圧力センサであり、感知した重量に相当する電圧を後述する音声出力制御部110aに出力する。この音声出力制御部110aは、記憶部105に記憶された図示しない変換テーブルを参照して、シートセンサ102a、102bからの電圧を重量に変換し、この重量が乳幼児の体重に相当する所定重量(例えば3kg)以上である場合には、シート20に乳幼児が載置されているものと判定する。なお、シートセンサ102a、102bの具体的種類は任意であるが、シート20に載置された乳幼児に不快感を与えないものが好ましく、例えばフィルム型スイッチを使用することができる。特に、シート20の上面に敷設された布製又は樹脂製のシートカバーの下方にシートセンサ102a、102bを設けることで、シートセンサ102a、102bが乳幼児に直接触れることを防止でき、乳幼児に不快感を与えることを一層効果的に防止できる。なお、ここでは、2つのシートセンサ102a、102bが平面的に異なる位置に配置されており、これら2つのシートセンサ102a、102bの両方によって乳幼児が検知された場合にのみ、シート20に乳幼児が載置されているものと判定することで、乳幼児の載置状態を一層正確に検知している。ただし、シートセンサ102a、102bのいずれか一方のみで乳幼児の載置状態を正確に検知できる場合には、シートセンサ102a、102bの当該いずれか一方のみを設ければよい。さらには、シートセンサは、2個に限定されることなく、3個以上配置するようにしてもよい。

0045

図4に示す着脱センサ103は、おむつ交換台10の使用状態を検知する使用状態検知手段であり、より具体的には、乳幼児を載置するためにおむつ交換台10に開閉自在に設けられたシート20において乳幼児を固定するための固定ベルト21の着脱状態を検知する着脱状態検知手段である。例えば、着脱センサ103は、着脱部22の内部に設けられたものであって、固定ベルト21の端部に設けられた金属製の図示しない係止片が着脱部22の内部に挿入されたことを磁気的に検知するホールICとして構成されており、着脱部22に固定ベルト21の係止片が挿入されている状態ではON、着脱部22に固定ベルト21の係止片が挿入されていない状態ではOFFとなり、このことによって固定ベルト21の着脱状態を検知する。

0046

図4に示すスピーカ104は、利用者に対する所定音声を出力する音声出力手段である。このスピーカ104としては、例えば、圧電素子を用いた圧電スピーカを使用することができる。このスピーカ104の配置位置は任意であるが、本実施の形態1においては、取付ベース30の内部であって、図2、3(c)に示す音響孔24に対応する位置に配置されており、スピーカ104から出力された音声が音響孔24を介して音声告知装置100の外部に出力される。

0047

図4に示す記憶部105は、音声告知装置100に必要になる各種のデータを記憶する記憶手段であり、例えば、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリにて構成されている。この記憶部105には、図示は省略するが、後述する音声出力制御プログラムが記憶されている。また、記憶部105には、特に、スピーカ104から出力される音声データ105aが記憶されている。なお、ここでは、音声データ105aを一つのみ図示しているが、本実施の形態1では、スピーカ104から複数の音声が出力されるため、実際には、複数の音声データ105aが記憶部105に記憶される。

0048

図4に示す電池106は、音声告知装置100の電源である。なお、本実施の形態においては、音声告知装置100を既存のおむつ交換台10に対して容易に取り付けできる構造とするため、音声告知装置100を電池式としているが、おむつ交換台10の周囲から商用電源が取得できる場合には、電池106に代えてあるいは電池106と共に、当該商用電源にて音声告知装置100を駆動可能としてもよい。

0049

図4に示す制御部110は、音声告知装置100の各部を制御するための制御手段であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)を備えて構成されている。この制御部110は、機能概念的に、音声出力制御部110aを備える。この音声出力制御部110aは、使用状態検知手段の検知結果に基づいて、利用者に対して所定音声が出力されるように、音声出力手段を制御する音声出力制御手段である。この音声出力制御部110aは、実際には、記憶部105に記憶された図示しない音声出力プログラムを制御部110にて解釈実行することで構成される。この音声出力制御部110aによる具体的な処理の内容については後述する。

0050

(音声出力制御処理)
次に、音声出力制御部110aにて実行される音声出力制御処理について説明する。以下、ステップを「S」と略記する。なお、本実施の形態1においては、音声出力制御処理として、モード1とモード2の2つのモードが設定されており、これら2つのモードのうち、図示しないモード選択スイッチを介して管理者によって選択されたいずれか一方のモードによる音声出力制御処理が実行される。

0051

(音声出力制御処理−モード1)
最初に、モード1による音声出力制御処理について説明する。このモード1による音声出力制御処理は、開閉センサ101にて検知されるシート20の開閉状態と、着脱センサ103にて検知される固定ベルト21の着脱状態とに基づいて、音声出力を制御する処理であり、モード2による音声出力制御処理に比べて一層簡易な処理である。図5は、モード1による音声出力制御処理のフローチャートの一例である。

0052

最初に、音声出力制御部110aは、開閉センサ101にてシート20が開状態となったことが検知された場合には(SA1,Yes)、第1の所定時間(例えば3秒)が経過した時点で(SA2,Yes)、利用者に対する第1の音声の出力を行うと共に、第1の所定時間の経過を監視していた内部タイマリセットする(SA3)。

0053

具体的には、音声出力制御部110aは、記憶部105から第1の音声に対応する音声データ105aを取得し、当該取得した音声データ105aをスピーカ104を介して出力させる(以下、各音声の出力を行う場合には同様の処理を行うものとする)。この時に出力する第1の音声は、おむつ交換台10の正しい使用方法を利用者に報知するためのガイダンス音声であり、特に、おむつ交換台10から乳幼児が落ちる可能性があることや、乳幼児を監視する必要性があることを、利用者に報知するための音声である。この音声の具体的な内容は任意であるが、例えば、「これはベビー用おむつ交換台です。落下防止のため、お子様から離れず、必ずベルト締めてからご使用下さい。この音声はベルトを締めると止まります。」の如き音声を出力する。

0054

次いで、音声出力制御部110aは、着脱センサ103にて検知される固定ベルト21の着脱状態を監視する(SA4)。そして、SA1においてシート20が開かれたことが検知されてから、固定ベルト21が装着されたことが着脱センサ103にて検知されることなく(SA4,No)、第2の所定時間(例えば5秒)が経過した場合には(SA5,Yes)、当該第2の所定時間が経過した時点で、利用者に対する第2の音声の出力を行うと共に、第2の所定時間の経過を監視していた内部タイマをリセットする(SA6)。この時に出力する第2の音声は、おむつ交換台10の正しい使用方法を利用者に再び報知するためのガイダンス音声であり、その具体的な内容は任意であるが、例えば、SA3と同じ音声を出力する。以降、この状態のまま第2の所定時間が経過する毎に(SA5,Yes)、第2の音声を出力する(SA6)。

0055

一方、音声出力制御部110aは、SA1においてシート20が開かれたことが検知されてから、上記第2の所定時間が経過する前に(SA5,No)、固定ベルト21が装着されたことが着脱センサ103にて検知された場合には(SA4,Yes)、利用者がおむつ交換台10を正しく使用しているものと考えられるので、開閉センサ101にてシート20が閉じられたことがSA7において検知されるまで、音声出力を行うことなく待機する。そして、開閉センサ101にてシート20が閉じられたことが検知された場合(SA7,Yes)、SA1に戻る。これにて、モード1による一連の音声出力制御処理が終了する。

0056

(音声出力制御処理−モード2)
次に、モード2による音声出力制御処理について説明する。このモード2による音声出力制御処理は、開閉センサ101にて検知されるシート20の開閉状態と、2つのシートセンサ102a、102bにて検知される乳幼児の載置状態と、着脱センサ103にて検知される固定ベルト21の着脱状態とに基づいて、音声出力を制御する処理であり、モード1による音声出力制御処理に比べて一層安全性に配慮した処理である。図6、7は、モード2による音声出力制御処理のフローチャートの一例である。

0057

最初に、音声出力制御部110aは、開閉センサ101にてシート20が開状態となったことが検知された場合には(SB1,Yes)、第1の所定時間(例えば3秒)が経過した時点で(SB2,Yes)、利用者に対する第1の音声の出力を行うと共に、第1の所定時間の経過を監視していた内部タイマをリセットする(SB3)。

0058

この時に出力する第1の音声は、おむつ交換台10の正しい使用方法を利用者に報知するためのガイダンス音声であり、特に、おむつ交換台10から乳幼児が落ちる可能性があることや、乳幼児を監視する必要性があることを、利用者に報知するための音声である。この音声の具体的な内容は任意であるが、例えば、「これはベビー用おむつ交換台です。落下防止のため、お子様から離れず、必ずベルトを締めてからご使用下さい。」の如き音声を出力する。

0059

次いで、音声出力制御部110aは、2つのシートセンサ102a、102bにて検知される乳幼児の載置状態を監視する(SB4)。そして、一つ以上のシートセンサ102a、102bがONになっていない状態において(SB4、No)、固定ベルト21が装着されたことが着脱センサ103にて検知されることなく(SB5,No)、第2の所定時間(例えば5秒)が経過した場合には(SB6,Yes)、当該第2の所定時間が経過した時点で、利用者に対する第2の音声の出力を行うと共に、第2の所定時間の経過を監視していた内部タイマをリセットする(SB7)。この時に出力する第2の音声は、シート20に乳幼児を寝かせること、及び、その後に固定ベルト21を装着することを、利用者に促すための音声であり、例えば、「お子様を寝かせてベルトを着用してください。」の如き音声を出力する。以降、この状態のまま第2の所定時間が経過する毎に(SB6,Yes)、第2の音声の出力と内部タイマのリセットを行う(SB7)。

0060

あるいは、音声出力制御部110aは、一つ以上のシートセンサ102a、102bがONになっていない状態において(SB4、No)、固定ベルト21が装着されたことが着脱センサ103にて検知された場合(SB5,Yes)、利用者に対する第3の音声の出力を行う(SB8)。この時に出力する第3の音声は、おむつ交換台10の使用方法を誤っている可能性があることを利用者に報知するための音声であり、例えば、「お子様を寝かせてから、ベルトを着用してください。」の如き音声を出力する。

0061

一方、音声出力制御部110aは、一つ以上のシートセンサ102a、102bがONになった状態になったことが検知された場合において(SB4、Yes)、固定ベルト21が装着されたことが着脱センサ103にて検知されることなく(SB9,No)、第4の所定時間(例えば5秒)が経過した場合には(SB10,Yes)、当該第4の所定時間が経過した時点で、利用者に対する第4の音声の出力を行うと共に、第4の所定時間の経過を監視していた内部タイマをリセットする(SB12)。この時に出力する第4の音声は、固定ベルト21を装着することを、利用者に促すための音声であり、例えば、「ベルトを着用してください。」の如き音声を出力する。以降、この状態のまま第4の所定時間が経過する毎に(SB10,Yes)、第4の音声の出力と内部タイマのリセットを行う(SB12)。

0062

ただし、音声出力制御部110aは、第4の所定時間の経過を繰り返し監視している間において、第5の所定時間(第4の所定時間より長い時間であり、例えば60秒)が経過した場合には(SB11,Yes)、利用者に対する第5の音声の出力を行うと共に、第5の所定時間の経過を監視していた内部タイマをリセットする(SB13)。この時に出力する第5の音声は、おむつ交換台10をおむつ交換以外の目的に誤使用しないように利用者に警告するための音声であり、例えば、「おむつ交換以外に使用しないで下さい。」の如き音声を出力する。以降、この状態のまま第5の所定時間が経過する毎に(SB11,Yes)、第5の音声の出力と内部タイマのリセットを行う(SB13)。

0063

その後、音声出力制御部110aは、固定ベルト21が装着されたことが着脱センサ103にて検知された場合(SB9,Yes)、「ベルトが正しくセットされました。」の如き音声を出力する(SB14)。なお、この場合には、音声出力を行うことなく待機するようにしてもよく、あるいは、快適な音楽等を流すことで幼児が不用意に動くことを抑制等するようにしてもよい。さらに、音声出力制御部110aは、着脱センサ103による固定ベルト21の着脱状態の検知結果に基づいて、固定ベルト21が取り外されたか否かを継続的に監視すると共に(SB15)、一つ以上のシートセンサ102a、102bがONになっているか否かを継続的に監視する(SB16、SB19)。ここで、固定ベルト21が取り外されておらず(SB15,No)、かつ、一つ以上のシートセンサ102a、102bがONになっている場合には(SB16,Yes)、おむつ交換台10が正しく使用されていると考えられるので、音声出力を行うことなく待機する。

0064

しかしながら、固定ベルト21が取り外されていないにも関わらず(SB15,No)、いずれのシートセンサ102a、102bもONではなくなった場合には(SB16,No)、おむつ交換台10の上で乳幼児が動いた可能性があり得る。従って、音声出力制御部110aは、この状態になってから、第6の所定時間(例えば3秒間)が経過した時点で(SB17,Yes)、利用者に対する第6の音声の出力を行うと共に、第6の所定時間の経過を監視していた内部タイマをリセットする(SB18)。この時に出力する第6の音声は、おむつ交換台10の上に乳幼児を正しく寝かせることを利用者に促すための音声であり、例えば、「お子様を寝かせて下さい。」の如き音声を出力する。以降、この状態のまま第6の所定時間が経過する毎に(SB17,Yes)、第6の音声の出力と内部タイマのリセットを行う(SB18)。

0065

一方、音声出力制御部110aは、固定ベルト21が取り外されたことが着脱センサ103にて検知された場合において(SB15,Yes)、一つ以上のシートセンサ102a、102bがONになっている場合には(SB19,Yes)、おむつ交換台10に乳幼児を寝かせた状態のまま、固定ベルト21が取り外されてしまったと考えられるため、この状態になってから、第7の所定時間(例えば3秒間)が経過した時点で(SB20,Yes)、利用者に対する第7の音声の出力を行うと共に、第7の所定時間の経過を監視していた内部タイマをリセットする(SB21)。この時に出力する第7の音声は、固定ベルト21を再び装着することを、利用者に促すための音声であり、例えば、SB12の第4の音声と同様に、「ベルトを着用してください。」の如き音声を出力する。以降、この状態のまま第7の所定時間が経過する毎に(SB20,Yes)、第7の音声の出力と内部タイマのリセットを行う(SB21)。

0066

一方、音声出力制御部110aは、固定ベルト21が取り外されたことが着脱センサ103にて検知された後(SB15,Yes)、さらに、いずれのシートセンサ102a、102bもONではなくなったことが検知された場合には(SB19,No)、開閉センサ101にてシート20が閉状態となったことが検知されたか否かを継続的に監視する(SB22)。

0067

そして、シート20が閉状態となったことが検知されることなく(SB22,No)、第8の所定時間(例えば3秒)が経過した場合には(SB23,Yes)、当該第8の所定時間が経過した時点で、利用者に対する第8の音声の出力を行うと共に、第8の所定時間の経過を監視していた内部タイマをリセットする(SB24)。この時に出力する第8の音声は、シート20を閉じることを、利用者に促すための音声であり、例えば、「シートを閉じて下さい。」の如き音声を出力する。

0068

次いで、音声出力制御部110aは、シート20が閉状態となったことが検知されることなく(SB25,No)、第9の所定時間(第8の所定時間より長い時間であり、例えば60秒)が経過した場合には(SB26,Yes)、当該第9の所定時間が経過した時点で、利用者に対する第9の音声の出力を行うと共に、第9の所定時間の経過を監視していた内部タイマをリセットする(SB27)。この時に出力する第9の音声は、シート20を閉じることを、利用者に促すための音声であり、例えば、SB24の第8の音声と同様に、「シートを閉じて下さい。」の如き音声を出力する。以降、この状態のまま第9の所定時間が経過する毎に(SB26,Yes)、第9の音声の出力と内部タイマのリセットを行う(SB27)。

0069

その後、音声出力制御部110aは、SB22又はSB25においてシート20が閉状態となったことが検知された場合(SB22,Yes)(SB25,Yes)、SB1に戻る。これにて、モード2による一連の音声出力制御処理が終了する。なお、上述した実施の形態にあっては、モード1とモード2の二つのモードにおいて切り替えが可能な場合について説明したが、必ずしも二つのモードで切り替えが可能である必要はなく、どちらか一方のみであってもよく、さらには、三つ以上のモードに切り替えが可能な構成とすることもできる。

0070

(実施の形態1の効果)
これまで説明したように、実施の形態1によれば、開閉センサ101、2つのシートセンサ102a、102b、及び着脱センサ103の検知結果に基づいて、利用者に対して所定音声が自動的に出力されるので、おむつ交換台10の使用に関する注意喚起を音声によって自動的に行うことができ、おむつ交換台10の使用上の安全性を一層向上させることが可能になる。特に、注意喚起を音声出力によって行うことができるので、音声が利用者に届く限りにおいて、音声告知装置100を任意の場所に設置することができる。このため、ステッカーのように利用者の目視範囲に設置する必要がなくなり、音声告知装置100の設置場所を容易に確保できる。また、音声告知装置100を利用者から隠れた場所に配置することも可能になるため、おむつ交換台10やその周囲の構造物のデザイン性を維持することができる。さらに、視覚障害者に対しても注意喚起を行うことが可能となる。

0071

また、シート20の開閉状態に基づいて所定音声が自動的に出力されるので、シート20が開かれている場合にはおむつ交換台10の使用に関する注意喚起を自動的に行う等、シート20の開閉状態に合致した注意喚起を行うことが可能となる。

0072

また、乳幼児の載置状態に基づいて所定音声が自動的に出力されるので、乳幼児が載置されている場合にはおむつ交換台10の使用に関する注意喚起を自動的に行う等、乳幼児の載置状態に合致した注意喚起を行うことが可能となる。

0073

また、固定ベルト21の着脱状態に基づいて所定音声が自動的に出力されるので、固定ベルト21が装着されていない場合にはおむつ交換台10の使用に関する注意喚起を自動的に行う等、固定ベルト21の着脱状態に合致した注意喚起を行うことが可能となる。

0074

また、シート20が開かれたことが検知されている状態において、当該シート20が開かれたことが検知されてから、固定ベルト21が装着されたことが検知されることなく所定時間が経過した時点で所定音声が出力されるので、乳幼児の載置状態を検知するシートセンサ102a、102bを備えていないような比較的簡易な構成の音声告知装置100であっても、シート20が開かれていることに基づいて、乳幼児が載置されている可能性があるものと判定し、この場合に固定ベルト21が装着されていない場合には固定ベルト21の装着を促す音声出力等を行うことで、おむつ交換台10の使用上の安全性を一層向上させることが可能になる。

0075

また、シート20が開かれたことが検知されている状態において、当該シート20が開かれたことが検知されてから、乳幼児が載置されたことが検知されないまま、固定ベルト21が装着されたことが検知されることなく所定時間が経過した時点で所定音声が出力されるので、シート20が開かれているにも関わらず乳幼児の載置や固定ベルト21の装着が行われないような場合であっても、シート20が開かれた状態からのおむつ交換台10の適切な使用方法をガイダンスする音声出力等を行うことで、おむつ交換台10の使用上の安全性を一層向上させることが可能になる。

0076

また、シート20が開かれたことが検知されている状態において、乳幼児が載置されたことが検知されないまま、固定ベルト21が装着されたことが検知された時点で所定音声が出力されるので、乳幼児が載置されていないにも関わらず固定ベルト21のみが誤って装着されているような場合であっても、固定ベルト21の適切な使用方法をガイダンスする音声出力等を行うことで、おむつ交換台10の使用上の安全性を一層向上させることが可能になる。

0077

また、シート20が開かれたことが検知されている状態であり、かつ、乳幼児が載置されたことが検知されている状態において、当該乳幼児が載置されたことが検知されてから、固定ベルト21が装着されたことが検知されることなく所定時間が経過した時点で所定音声が出力されるので、乳幼児が載置されているにも関わらず固定ベルト21が装着されないような場合であっても、固定ベルト21の適切な使用方法をガイダンスする音声出力等を行うことで、おむつ交換台10の使用上の安全性を一層向上させることが可能になる。

0078

また、シート20が開かれたことが検知されている状態であり、乳幼児が載置されたことが検知されている状態であり、かつ、固定ベルト21が装着されたことが検知されている状態において、当該乳幼児が載置されたことが検知されなくなった場合には、当該乳幼児が載置されたことが検知されなくなってから所定時間が経過した時点で所定音声が出力されるので、乳幼児を一旦載置させて固定ベルト21も装着した後で、乳幼児が動いてシート20の適切な位置からずれてしまったような場合であっても、乳幼児の載置状態を確認することを促す音声出力等を行うことで、おむつ交換台10の使用上の安全性を一層向上させることが可能になる。

0079

〔実施の形態2〕
次に、実施の形態2について説明する。この実施の形態2は、おむつ交換台の使用状態を検知する使用状態検知手段として、人感センサを設けた形態である。なお、実施の形態2の構造及び手順の中で、実際の形態1と同じ構造及び手順については、実際の形態1で使用したものと同じ符号を付すことにより、その説明を省略する。まず、各部の構成について説明し、その後、音声告知装置による音声出力制御処理について説明する。

0080

(構成)
最初に、各部の構成について説明する。図8及び図9は、実施の形態2に係るおむつ交換台を壁体と共に示す全体斜視図であり、図8にはおむつ交換台の閉状態、図9にはおむつ交換台の開状態を示す。図10は、おむつ交換台を示す図であり、(a)はおむつ交換台の閉状態における正面図、(b)はおむつ交換台の開状態における側面図、(c)はおむつ交換台の開状態における平面図である。これら図8から図10に示すように、壁体1に対しておむつ交換台50が固定されており、このおむつ交換台50には音声告知装置200が取り付けられている。

0081

おむつ交換台50は、概略的に、実施の形態1と同様に、シート20、取付ベース30、及び固定脚40を備えて構成されている。

0082

(構成−音声告知装置)
次に、音声告知装置200の構成について説明する。この音声告知装置200は、おむつを交換する利用者に対する告知音声を自動的に出力するための装置であり、おむつ交換台50に取り付けられている。図11は、図10(a)の音声告知装置200の周辺の拡大図、図12は、音声告知装置200の電気的構成を機能概念的に示すブロック図である。これら図11、12に示すように、音声告知装置200は、開閉センサ201、人感センサ202、スピーカ203、開閉表示灯204、電池電圧低下表示灯205、音声出力表示灯206、記憶部207、電池208、及び制御部210を備えて構成されており、これら各部が図12に示すように相互に電気的に接続されている。ただし、特記する構成を除き、開閉センサ201、スピーカ203、記憶部207、電池208、制御部210は、それぞれ、実施の形態1の開閉センサ101、スピーカ104、記憶部105、電池106、制御部110とそれぞれ同様に構成されており、記憶部207には音声データ207aが記憶されており、制御部210は、機能概念的に、音声出力制御部210aを備える。

0083

人感センサ202は、おむつ交換台50に載置された乳幼児に対しておむつの交換作業を行なう利用者を検知する利用者検知手段である。具体的には、人感センサ202は、焦電タイプの赤外線センサとして構成されており、赤外光による焦電素子温度変化に伴って、当該焦電素子に帯電する電荷増減することを利用して、利用者の検知を行なう。なお、ここで使用されるセンサの種類は、人を感知する機能を備えた近接センサーであればよく、センサの種類には限定されるものではない。

0084

特に、人感センサ202の検出範囲については、外乱の影響を避けるために種々の工夫が施されている。この外乱の要因としては、おむつ交換台50に載置された乳幼児と、おむつ交換台50の周囲に居る利用者以外の第三者を挙げることができる。まず、乳幼児を誤って検知することを防止するため、人感センサ202は、図11に示すように、開状態におけるシート20の下方に配置されており、このことによって、シート20に載置された乳幼児が人感センサ202にて誤検知されることが防止されている。また、第三者を誤って検知することを防止するため、人感センサ202の検知範囲は、利用者が居ると想定される範囲のみを検知し、当該範囲以外については検知範囲外となるように設定されている。なお、人感センサ202の設置位置は、必ずしもシート20の下方である必要はない。

0085

図13は人感センサ202の検知範囲を示す図であり、(a)は閉状態のおむつ交換台50の正面図と共に示す図、(b)は開状態のおむつ交換台50の側面図と共に示す図、(c)は開状態のおむつ交換台50の平面図と共に示す図であり、これら各図における一点鎖線が検知範囲の外縁を示す。多くの場合、シート20の正面中央位置に利用者が立っていると想定されることから、当該正面中央位置のみが検知範囲となるように人感センサ202の検知範囲が設定されている。例えば、図13(a)の角度αを約80度から約120度、図13(b)の角度βを約30度から約60度、図13(c)の角度γを約140度から約180度とする。

0086

ただし、利用者を検知する手段としては、赤外線センサ以外の人感センサ(例えば超音波式可視光式の人感センサ)202を用いることもできる。例えば、音声告知装置200が取り付けられる洗面所等の天井防犯用の人感センサ202が既設されている場合には、当該防犯用の人感センサ202からの出力を取り込んでもよい。

0087

図12の開閉表示灯204は、シート20が開かれた場合に点灯又は点滅される表示手段であり、電池電圧低下表示灯205は、電池208の電圧低下を示すために点灯又は点滅される表示手段であり、音声出力表示灯206は、スピーカ203から音声出力が行われている場合に点灯又は点滅される表示手段である。このうち、開閉表示灯204及び音声出力表示灯206の表示タイミングは後述する。電池電圧低下表示灯205は、制御部210が所定間隔で電池208の電圧を監視しており、当該電圧が所定電圧以下に低下した場合に制御部210の制御によって点灯又は点滅される。

0088

このように構成された音声告知装置200は、図11に示すように、筐体220に一体化されることでユニット構造とされ、おむつ交換台50とは切り離した形で製造及び流通が可能であると共に、既存のおむつ交換台50に対しても用意に取り付け可能となっている。例えば、音声告知装置200は、上述のように電源についても電池208を内蔵しており、他の電気的素子についても外部との接続が不要であるため、おむつ交換台50やその他の外部装置との間において電気的接続を行うことなく、取り付けが可能となっている。また例えば、音声告知装置200は、筐体220をシート20に対して外部からネジ等することで、取り付けを行うことができる。

0089

(音声出力制御処理)
次に、音声出力制御部210aにて実行される音声出力制御処理について説明する。図14は、音声出力制御処理のフローチャートの一例である。音声出力制御部210aは、開閉センサ201によるシート20の開閉状態の検知結果を監視しており(SC1)、シート20が開状態となったことが検知された場合には(SC1,Yes)、開閉表示灯204を点滅又は点灯させた後、利用者に対する第1の音声の出力を行う(SC2)。また音声出力制御部210aは、音声出力表示灯206を短時間だけ点滅又は点灯させる。

0090

この際に出力させる音声データ105aの具体的内容は任意であるが、例えば、おむつ交換台50に載置された乳幼児に対する注意を利用者に対して喚起するための音声であり、「お子様から離れないで下さい。」のような音声を出力することができる。また、シート20が開状態となった場合には、後述するSC6においてシート20が閉状態となったものと判定されるまで、乳幼児をリラックスさせる音声や音楽をスピーカ203から出力させることで、乳幼児の寝返りを防止しておむつ交換台50からの移動を防止する等してもよい。

0091

次いで、音声出力制御部210aは、人感センサ202よる利用者の感知結果を監視し(SC3)、利用者が停止していることが検出された場合(具体的には、人感センサ202である焦電センサからの出力がなくなった場合)(SC3,Yes)、利用者がおむつ交換台50から離れた可能性があるため、当該停止した状態のまま所定時間(例えば5秒間)以上経過したか否かを判断する(SC4)。ここで、所定時間が経過する以前に、利用者が人感センサ202にて再び感知された場合(具体的には、人感センサ202である焦電センサからの再出力があった場合)(SC3,No)、利用者はおむつ交換台50から離れていないものと判断できるので、経過時間のタイマをリセットした後、音声出力を行うことなく、SC6に移行する。

0092

一方、音声出力制御部210aは、利用者が停止した状態のまま所定時間が経過した場合には(SC4,Yes)、当該所定時間が経過した時点で、利用者はおむつ交換台50から所定時間継続して離れているために乳幼児の安全性が低下した可能性があると判断できるので、音声利用者に対する告知音声の出力を行うと共に、経過時間のタイマをリセットする(SC5)。また同時に、音声出力表示灯206を短時間だけ点滅又は点灯させる。ここで出力する音声は、利用者におむつ交換台50から離れることがないように警告を行うための音声であり、例えば、SC2と同様に、「お子様から離れないで下さい。」のような音声を出力することができる。

0093

また、音声出力制御部210aは、利用者の停止を監視している間にシート20が閉状態となったことが検知された場合には(SC6,Yes)、おむつ交換台50の利用が終了したと判断できるので、開閉表示灯204を消灯させた後、SC1に戻る。これにて、一連の音声出力制御処理が終了する。

0094

(実施の形態2の効果)
このように実施の形態2によれば、利用者の検知状態に基づいて音声出力が行われるので、利用者の存否やその動作状態を感知でき、利用者がおむつ交換台50から離れた場合にのみ音声出力を行う等、利用者の状態に応じた適切なタイミングで音声出力を行うことができる。

0095

また、人感センサ202によって利用者を検知できるので、利用者の存否やその動作状態を感知でき、これら利用者の状態に応じた音声出力を行うことができる。

0096

また、利用者が所定時間以上停止した場合に所定音声を出力するので、利用者がおむつ交換台50を離れた可能性が高い場合にのみ音声出力を行うことができ、不用意に音声出力を行って利用者を煩わせることを防止できる。

0097

〔変形例〕
以上、本発明に係る各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。

0098

(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。

0099

(各実施の形態の相互の関係について)
各実施の形態は相互に組み合わせることができる。例えば、実施の形態1の音声告知装置100におけるシートセンサ102a、102bを、実施の形態2の音声告知装置200に配置し、この音声告知装置200において、開閉センサ201、人感センサ202、及びシートセンサ102a、102bの検知結果に基づいて音声出力制御を行うようにしてもよい。

0100

(おむつ交換台と音声告知装置について)
音声告知装置100、200は、必ずしもおむつ交換台10、50に組み込み可能とする構造に限定されず、おむつ交換台10、50とは別体に構成して、壁体1に固定したり、床置きしてもよい。また、音声告知装置100、200をおむつ交換台10、50に組み込む場合、シート20の内部に音声告知装置100、200の全ての要素を一体に組み込んで、シート20のみを交換することで、既存のおむつ交換台50に本発明に係る音声告知機能を持たせてもよい。あるいは、おむつ交換台50の他の部分に一体に音声告知装置100、200を組み込んでもよく、例えば、固定脚40の内部に音声告知装置100、200の全ての要素を組み込んでもよい。

0101

(使用状態検知手段について)
実施の形態1では、使用状態検知手段としては、開閉センサ101、シートセンサ102a、102b、及び着脱センサ103を設けているが、いずれか一部を省略したり、他の任意の使用状態検知手段を加えてもよい。例えば、図5に示したモード1による音声出力制御処理は、乳幼児の載置状態を検知する載置状態検知手段であるシートセンサ102a、102bを備えていないような比較的簡易な構成の音声告知装置100であっても実行することが可能な処理であり、このようにシートセンサ102a、102bを省略しても、音声出力制御処理を行うことが可能である。

0102

また、使用状態検知手段を構成する各センサの具体的な検知原理や構造としては、上述の検知原理や構造以外のものを適用してもよい。例えば、開閉センサ101としては、磁気センサに代えて有接点スイッチを用いてもよく、シート20が開かれた場合に当該シート20にてリードスイッチを押圧してその接点をONとすることで、シート20が開かれたことを検知してもよい。

0103

(音声出力手段の出力条件について)
実施の形態2では、人感センサ202によって利用者が所定時間以上停止していることを検知された場合に音声出力を行っているが、人感センサ202を省略し、おむつ交換台10に対する乳幼児の載置状態のみに基づいて音声出力を行ってもよい。例えば、開閉センサ101によってシート20が開状態であることが検知された場合には、閉状態であることが検知される迄、所定間隔(例えば20秒間隔)で音声出力を繰り返してもよい。

0104

(音声出力手段について)
各音声出力をその重要度に応じた音量で出力するようにしてもよい。例えば、実施の形態2では、図14のSC5で出力する音声を、SC2で出力する音声と同様としてもよい旨を説明したが、SC5の場合はSC2の場合よりも注意喚起の必要性が高いと考えられるため、SC2における音声出力の音量より大きな音量で出力したり、SC2の音声よりも注意喚起度が強い内容の音声データによって音声出力を行ってもよい。

0105

(音声出力のタイミング及び内容について)
音声出力のタイミング及び内容は、任意に変更することが可能である。例えば、シート20が閉状態となったものと判定された場合には、利用者に対してシート交換台の利用終了時の注意喚起や利用謝意を示すための音声出力を行うようにしてもよく、例えば「忘れものにご注意下さい。ご利用ありがとうございました。」のような音声を出力してもよい。また、音声出力の停止のタイミングについても変更可能であり、例えば、上記説明した各音声出力の一部又は全部に関して、当該音声出力による注意喚起が実行された時点で(当該音声出力を行った際の条件の少なくとも一部が充足されない状態となった時点で)、当該音声出力を停止するようにしてもよい。例えば、図6のSB12においては、ベルトが装着されていない場合であって(SB9、No)、第4の所定時間が経過した場合に(SB10、Yes)、第4の音声を出力しているが、この第4の音声の出力途中であっても、ベルトが装着された場合には(SB9、Yes)、当該第4の音声を即座に停止してもよい。

0106

1壁体
10、50 おむつ交換台
20シート
21固定ベルト
22着脱部
23 端部
24音響孔
30取付ベース
40固定脚
100、200音声告知装置
101、201開閉センサ
102a、102bシートセンサ
103着脱センサ
104、203スピーカ
105、207 記憶部
105a、207a音声データ
106、208電池
110、210 制御部
110a、210a音声出力制御部
202人感センサ
204開閉表示灯
205電池電圧低下表示灯
206音声出力表示灯
220 筐体

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