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図面 (5)

課題

ユーザーが入力をより容易に行うことのできる電子機器及びその制御方法を提供する。

解決手段

プリンターは、ユーザーによる入力操作がない場合には、入力値表示部52を表示し、項目表示部56を、キー表示部54に重ねて表示する。つまり、ユーザーによる入力操作がないときに視認する必要の低いキー表示部54に重ねて項目表示部56を表示することにより、入力操作時における入力値表示部52やキー表示部54の表示領域を確保したまま、入力操作がないときに項目表示部56を表示可能である。したがって、ユーザーは入力をより容易に行うことができる。ここで、ユーザーによる表示切替操作があった場合や、ユーザーによる入力操作が所定時間ない場合には、項目表示部56をキー表示部54に重ねて表示するものとしてもよい。

概要

背景

従来、電子機器としては、オペレーター希望した場合にのみ雛形文書に対応した解説文を表示することができる電子文書作成支援装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。この電子文書作成支援装置は、雛形文書ファイルと、この雛形文書ファイルについての説明文を記載したヘルプファイルと、この雛形文書ファイル中の必須項目に対する入力を行うためのコンポーネント固有ウィザードプログラム又は汎用ウィザード用定義スクリプトファイルと、これらを互いに関連付けるコンポーネント情報ファイルと、から構成されたコンポーネントを有している。コンポーネント一覧選択プログラムは、いずれかのコンポーネントが選択された後、ヘルプボタンが押下されると、そのコンポーネントに関するウィザードプログラムを起動して、雛形文書ファイルの必須項目に対する入力を行わせるものである。

概要

ユーザーが入力をより容易に行うことのできる電子機器及びその制御方法を提供する。プリンターは、ユーザーによる入力操作がない場合には、入力値表示部52を表示し、項目表示部56を、キー表示部54に重ねて表示する。つまり、ユーザーによる入力操作がないときに視認する必要の低いキー表示部54に重ねて項目表示部56を表示することにより、入力操作時における入力値表示部52やキー表示部54の表示領域を確保したまま、入力操作がないときに項目表示部56を表示可能である。したがって、ユーザーは入力をより容易に行うことができる。ここで、ユーザーによる表示切替操作があった場合や、ユーザーによる入力操作が所定時間ない場合には、項目表示部56をキー表示部54に重ねて表示するものとしてもよい。

目的

本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、ユーザーが入力をより容易に行うことのできる電子機器及びその制御方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
0件

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請求項1

ユーザー入力値入力可能な入力手段と、画像を表示可能な表示手段と、ユーザーによる前記入力手段での入力操作がない場合には、入力値を表示する入力値表示部を表示し、ユーザーの入力すべき入力項目を表示する項目表示部を、入力キーが配列されユーザーに視認されるキー表示部に重ねて表示するよう前記表示手段を制御する制御手段と、を備えた電子機器

請求項2

前記制御手段は、ユーザーによる入力操作が所定時間ない場合には、前記項目表示部を前記キー表示部に重ねて表示するよう前記表示手段を制御する、請求項1に記載の電子機器。

請求項3

前記制御手段は、ユーザーによる表示切替操作があり、表示切替後の表示において前記入力値表示部に入力値がある場合には、前記項目表示部を前記キー表示部に重ねて表示するよう前記表示手段を制御する、請求項1又は2に記載の電子機器。

請求項4

前記制御手段は、前記項目表示部を、前記キー表示部に表示された各々の入力キーの少なくとも一部の領域が視認可能となるように重ねて表示するよう前記表示手段を制御する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子機器。

請求項5

前記制御手段は、前記項目表示部を前記キー表示部に重ねて表示するに際して、前記入力値表示部と前記項目表示部とを隣接させて表示するよう前記表示手段を制御する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子機器。

請求項6

前記制御手段は、前記入力値表示部に表示する入力値がない場合には、前記項目表示部を前記キー表示部に重ねて表示するのに代えて、前記入力値表示部にユーザーの入力すべき項目を表示するよう前記表示手段を制御する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子機器。

請求項7

前記制御手段は、ユーザーによる前記入力手段での入力操作があった場合には、前記項目表示部を非表示とするよう前記表示手段を制御する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電子機器。

請求項8

ユーザーが入力値を入力可能な入力手段と、画像を表示可能な表示手段と、を備えた電子機器の制御方法であって、(a)ユーザーによる前記入力手段での入力操作がない場合には、入力値を表示する入力値表示部を表示し、ユーザーの入力すべき入力項目を表示する項目表示部を、入力キーが配列されユーザーに視認されるキー表示部に重ねて表示するよう前記表示手段を制御するステップ、を含む電子機器の制御方法。

技術分野

0001

本発明は、電子機器及びその制御方法に関する。

背景技術

0002

従来、電子機器としては、オペレーター希望した場合にのみ雛形文書に対応した解説文を表示することができる電子文書作成支援装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。この電子文書作成支援装置は、雛形文書ファイルと、この雛形文書ファイルについての説明文を記載したヘルプファイルと、この雛形文書ファイル中の必須項目に対する入力を行うためのコンポーネント固有ウィザードプログラム又は汎用ウィザード用定義スクリプトファイルと、これらを互いに関連付けるコンポーネント情報ファイルと、から構成されたコンポーネントを有している。コンポーネント一覧選択プログラムは、いずれかのコンポーネントが選択された後、ヘルプボタンが押下されると、そのコンポーネントに関するウィザードプログラムを起動して、雛形文書ファイルの必須項目に対する入力を行わせるものである。

先行技術

0003

特開2001−52087号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、電子機器としては、画面入力キーを表示するものが知られている。このような電子機器では、1画面中に、ユーザーへ操作を提供する入力キーの部分と、入力した内容を提示するための部分とを表示することがある。このような場合、特許文献1に記載の雛形文書などを表示しようとすると、入力している項目がわからなくなったり、入力キーが視認できなくなるなどしてユーザーが入力を行いにくいことがあった。

0005

本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、ユーザーが入力をより容易に行うことのできる電子機器及びその制御方法を提供することを主目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。

0007

本発明の電子機器は、
ユーザーが入力値入力可能な入力手段と、
画像を表示可能な表示手段と、
ユーザーによる前記入力手段での入力操作がない場合には、入力値を表示する入力値表示部を表示し、ユーザーの入力すべき入力項目を表示する項目表示部を、入力キーが配列されユーザーに視認されるキー表示部に重ねて表示するよう前記表示手段を制御する制御手段と、
を備えたものである。

0008

この電子機器では、ユーザーによる入力手段での入力操作がない場合には、入力値を表示する入力値表示部を表示し、ユーザーの入力すべき入力項目を表示する項目表示部を、入力キーが配列されユーザーに視認されるキー表示部に重ねて表示する。このように、ユーザーによる入力操作がないときに視認する必要の低いキー表示部に項目表示部を重ねて表示することにより、入力操作時における入力値表示部やキー表示部の表示領域を確保したまま、入力操作がないときに項目表示部を表示可能である。したがって、ユーザーは入力をより容易に行うことができる。

0009

本発明の電子機器において、前記制御手段は、ユーザーによる入力操作が所定時間ない場合には、前記項目表示部を前記キー表示部に重ねて表示するよう前記表示手段を制御するものとしてもよい。こうすれば、入力途中で入力操作を中断再開する場合などに、ユーザーは入力すべき入力項目を容易に把握可能であるため、その後の入力をより容易に行うことができる。ここで、所定時間とは、ユーザーが入力操作を中断しているのを判定可能な時間として経験的に定められるものとしてもよく、例えば5秒などとすることができる。

0010

本発明の電子機器において、前記制御手段は、ユーザーによる表示切替操作があり、表示切替後の表示において前記入力値表示部に入力値がある場合には、前記項目表示部を前記キー表示部に重ねて表示するよう前記表示手段を制御するものとしてもよい。こうすれば、入力済の入力値と入力項目とを同時に視認可能であり、ユーザーは入力値がどの入力項目に対するものであるかを容易に把握可能であるため、その後の入力をより容易に行うことができる。

0011

本発明の電子機器において、前記項目表示部を、前記キー表示部に表示された各々の入力キーの少なくとも一部の領域が視認可能となるように重ねて表示するよう前記表示手段を制御するものとしてもよい。こうすれば、項目表示部が表示されている場合にも入力キーの位置を視認可能なため、ユーザーはその後の入力をより容易に行うことができる。

0012

本発明の電子機器において、前記制御手段は、前記項目表示部を前記キー表示部に重ねて表示するに際して、前記入力値表示部と前記項目表示部とを隣接させて表示するよう前記表示手段を制御する、ものとしてもよい。こうすれば、ユーザーは入力値と入力項目との関係をより容易に把握可能であるため、その後の入力をより容易に行うことができる。

0013

本発明の電子機器において、前記制御手段は、前記入力値表示部に入力値がない場合には、前記項目表示部を前記キー表示部に重ねて表示するのに代えて、前記入力値表示部にユーザーの入力すべき入力項目を表示するよう前記表示手段を制御するものとしてもよい。こうすれば、入力値表示部に入力値がない場合には項目表示部をキー表示部に重ねることなく入力項目が表示されるため、入力キーの位置の把握が容易となり、ユーザーはその後の入力をより容易に行うことができる。

0014

本発明の電子機器において、前記制御手段は、ユーザーによる前記入力手段での入力操作があった場合には、前記項目表示部を非表示とするよう前記表示手段を制御するものとしてもよい。こうすれば、ユーザーによる入力操作があった場合にはキー表示部が視認可能なため、ユーザーはキー表示部を視認しながら容易に入力を行うことができる。

0015

なお、本発明の電子機器において、前記制御手段は、前記入力値表示部と前記キー表示部とを隣接させて表示し、前記項目表示部を、前記入力キーのうちの前記入力値表示部側の一列目の一部に重ねて表示するものとしてもよい。こうすれば、入力値表示部と項目表示部とを同時に把握しやすく、さらに、入力キーの大部分の位置を視認可能であるため、ユーザーはその後の入力をより容易に行うことができる。また、本発明の電子機器において、前記入力手段は、前記表示手段に表示される前記キー表示部を利用したタッチパネルであるものとしてもよい。こうすれば、ユーザーは入力値等の視認と入力キーの操作とをタッチパネル内で完結できるため、入力をより容易に行うことができる。

0016

本発明の電子機器の制御方法は、
ユーザーが入力値を入力可能な入力手段と、画像を表示可能な表示手段と、を備えた電子機器の制御方法であって、
(a)ユーザーによる前記入力手段での入力操作がない場合には、入力値を表示する入力値表示部を表示し、ユーザーの入力すべき入力項目を表示する項目表示部を、入力キーが配列されユーザーに視認されるキー表示部に重ねて表示するよう前記表示手段を制御するステップ
を含むものである。

0017

この電子機器の制御方法では、上述した電子機器と同様に、ユーザーによる入力操作がない場合に、項目表示部をキー表示部に重ねて表示するため、入力時における入力値表示部やキー表示部の視認性を確保したまま項目表示部を表示可能である。したがって、これらを視認することによってユーザーは入力をより容易に行うことができる。なお、この電子機器の制御方法において、上述した電子機器の種々の態様を採用してもよいし、上述した電子機器の各機能を実施するようなステップを追加してもよい。

図面の簡単な説明

0018

プリンター20の構成の概略を示す説明図。
画像表示ルーチンの一例を示すフローチャート
表示画面50の説明図。
表示画面150の説明図。

実施例

0019

次に、本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態であるプリンター20の構成の概略を示す説明図である。本実施形態のプリンター20は、図1に示すように、装置全体の制御を司るコントローラー21と、ユーザーへ情報を表示可能でありユーザーの指示を入力可能である操作パネル25と、着色剤としてインクを用いて記録紙Sに印刷を行う印刷機構28と、原稿光学的に読み取って画像データを生成する読取機構29と、図示しないLANに接続された図示しない外部機器との間で信号の送受信が可能なI/F30と、を備えている。コントローラー21は、CPU22を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、表示制御プログラム23aなどの各種制御プログラムを記憶したROM23と、一時的にデータを記憶するRAM24とを備えている。このコントローラー21は、図示しないバスを介して印刷機構28や読取機構29、操作パネル25、I/F30などと接続されている。操作パネル25は、ユーザーがプリンター20に対して各種の指示を入力するためのデバイスであり、各種の指示に応じた文字や画像が表示されタッチパネルとして構成されたカラー液晶パネルである表示部26や、ユーザーの指示を各種ボタンにより入力可能である操作部27などが設けられている。この操作部27は、次画面遷移させる決定ボタン27aと、前画面へ遷移させる戻るボタン27bと、入力処理キャンセルさせるキャンセルボタン27cと、プリンターに関する設定を開始または確定させる設定ボタン27dと、上下左右ボタン及び決定ボタンを有する操作ボタン60を備えている。印刷機構28は、図示しないが、各色のインクに圧力をかけ、この加圧されたインクを記録紙Sに吐出して印刷処理を実行するインクジェット方式機構である。なお、インクへ圧力をかける機構は、圧電素子の変形によるものとしてもよいしヒーターの熱による気泡の発生によるものとしてもよい。読取機構29は、いわゆるフラットベッド型であり、ガラス面上に載置された原稿に光を照射して得られた反射光を各色に分解して入力する読取センサー走査させて原稿上に形成された画像をデータとして読み取るものである。

0020

次に、こうして構成された本実施形態のプリンター20の動作、特にプリンター20の表示部26に表示画面50を表示するときの動作について説明する。図2は、プリンター20のCPU22により実行される画像表示ルーチンの一例を表すフローチャートであり、図3は、表示部26に表示する表示画面50の説明図である。ここでは、説明の便宜のため、図示しないLANに接続されたプリンター20のセキュリティー設定をする場合について説明する。

0021

図2に示す画像表示ルーチンは、ROM23に表示制御プログラム23aとして記憶され、ユーザーによりセキュリティー設定用の設定ボタン27dが押下されたあとCPU22により実行される。このルーチンを開始すると、まず、CPU22は、入力値表示部52及びキー表示部54を有する表示画面50を表示部26に表示させ(ステップS100)、入力値表示部52に、ユーザーの入力すべき入力項目を表示させる(ステップS110)。図3(a)は、ユーザーの入力すべき入力項目を入力値表示部52に表示した表示画面50の説明図である。この表示画面50は、その上端に、ユーザーが入力した入力値を表示する入力値表示部52が配置され、入力値表示部52の下方に、入力キーが配列されたキー表示部54が配置されている。このキー表示部54には複数の入力キーが配列され、左側の領域には、アルファベットや、数字句読点などを表示するキーボードキー54aが配置されている。また、キー表示部54の右側の領域には、大文字小文字とを切り替える大文字小文字切替キー54b、記号を入力可能な記号キー54c、入力値表示部に表示されるカーソル53の位置を左右に移動可能なカーソル移動キー54d、カーソル53の前の文字を消去可能なバックスペースBS)キー54e、スペース挿入可能なスペースキー54f、入力内容を確定する確定キー54gが上から順に配置されている。ここでは、ユーザーによる入力値がないことから、入力値表示部52には入力項目である「セキュリティキー入力(5−26文字)」を表示する。

0022

次に、CPU22は、入力操作の有無を判定し(ステップS120)、入力操作がない場合にはそのまま待機し、入力操作があった場合にはこの入力操作が表示切替操作であるか否かを判定する(ステップS130)。ここで、入力操作の有無の判定は、キー表示部54に配列された入力キーの操作があった場合および操作部27に配置されたボタンが押下された場合に入力操作ありとするものとした。また、入力操作が表示切替操作であるか否かの判定は、決定ボタン27aが押下され表示画面50を次の画面に遷移させる場合、戻るボタン27bが押下され表示画面を前の画面に遷移させる場合、キャンセルボタン27cが押下され入力内容を破棄して終了する場合、設定ボタン27dが押下され入力内容を確定して終了する場合に表示切替操作であるとするものとし、その他の入力操作では表示切替操作でないとするものとした。そして、入力操作が表示切替操作でないと判定した場合には、入力値表示部52に入力値があるか否かを判定し(ステップS140)、入力値がない場合には、ステップS100以降の処理を繰り返す。すなわち、入力値表示部に入力項目を表示した状態でユーザーが入力操作をするまで待機する。例えば、一旦は入力値があった場合であっても、ユーザーがBSキー54fを押下するなどして入力値がなくなった場合には、入力値がないと判定して、入力値表示部52に入力項目を表示する。一方、入力値がある場合には、入力値表示部52に入力値を表示する(ステップS150)。なお、入力値は、表示画面に対応付けて、RAM24の所定領域に格納するものとし、入力値表示部52に入力値があるか否かの判定や入力値表示部52への入力値の表示には、RAM24に格納された入力値を用いるものとする。

0023

図3(b)は、入力値表示部52に入力値を表示したときの表示画面50の説明図である。ここでは、ユーザーによって表示部54の入力キー「E」が押下されたことから、CPU22は、入力値表示部52に表示されていた「セキュリティキー入力(5−26文字)」に代えて「E」の文字とカーソル53とを表示する。続いて、ステップS120と同様にして入力操作の有無を判定し(ステップS160)入力操作があった場合には、ステップS130以降の処理を繰り返す。すなわち、ユーザーが表示切替操作をするまでのあいだ、入力値表示部52に入力値がある場合、すなわち、RAM24に入力値が格納されている場合には、入力値表示部52に入力値を表示した状態を継続する。一方、入力値表示部52に入力値があり、ユーザーによる入力操作がない場合には、所定時間が経過したか否かを判定し(ステップS170)、所定時間を経過するまでは、ステップS160以降の処理を繰り返す。すなわち、所定時間内に入力操作があるか否かを判定する処理を繰り返す。所定時間が経過したときには、入力値表示部52を表示すると共に、キー表示部54に重ねて項目表示部56を表示する(ステップS180)。ここで、所定時間は、ユーザーが入力操作を中断しているのを判定可能な時間として経験的に定めることができ、例えば、5秒などとすることができる。また、所定時間は、ユーザーが適宜設定可能なものとしてもよい。

0024

図3(c)は、入力値表示部52を表示すると共に、キー表示部54に重ねて項目表示部56を表示した表示画面50の説明図である。表示画面50は、その上端に、ユーザーが入力した入力値を表示する入力値表示部52が配置され、入力値表示部52の下端に接するように、ユーザーの入力すべき入力項目を表示する項目表示部56が配置されている。また、この項目表示部56はキー表示部54のうち最上段の入力キー(ここでは「A」〜「J」及び大文字小文字切替キー54b)の上側の一部に重ねて配置されている。このように、ユーザーが入力操作を中断した場合には、入力値表示部52に表示された入力値、キー表示部54に配置されている入力キーのキー配置、項目表示部56に表示された入力すべき入力項目を視認可能に配置することで、ユーザーのその後の入力操作を容易にするのである。ここでは、ユーザーが入力したセキュリティキーである「EPSON」の文字とカーソル53とを入力値表示部52に表示し、「セキュリティキー入力(5−26文字)」というユーザーの入力すべき入力項目を項目表示部56に表示する。

0025

次に、CPU22は、再び入力操作の有無を判定し(ステップS190)、入力操作がない場合には、ステップS180以降の処理を繰り返す。すなわち、ユーザーによる入力操作があるまでは、キー表示部54に重ねて項目表示部56を表示した状態を継続する。一方、入力操作があった場合には、項目表示部56を非表示とし(ステップS200)、ステップS130以降の処理を繰り返す。すなわち、ユーザーが表示切替操作をするまでの間、入力値表示部52に入力値がある場合、すなわち、RAM24に入力値が格納されている場合には、入力値表示部52に入力値を表示し、その後、所定時間入力操作がない場合には、キー表示部54に重ねて項目表示部56を表示する。

0026

一方、CPU22は、ステップS130において、ユーザーによる入力操作が表示切替操作であると判定した場合、それが設定終了の操作であるか否かを判定する(ステップS210)。ここでは、設定終了の操作であるか否かの判定は、入力内容を破棄してセキュリティー設定を終了させるキャンセルボタン27cや入力内容を確定してセキュリティー設定を終了させる設定ボタン27dをユーザーが押下した場合を、設定終了の操作であるとするものとした。そして、設定終了であると判定した場合には、このルーチンを終了する。一方、設定終了でないと判定した場合には、入力値表示部52に入力値があるか否かを判定し(ステップS220)、入力値がない場合には、ステップS100以降の処理を繰り返し、入力値がある場合には、ステップS180以降の処理を繰り返す。このように、入力値表示部52に入力値がない場合にはユーザーの入力すべき入力項目を表示した入力値表示部52及びキー表示部54を表示してユーザーの入力操作があるまで待機する(図3(a)参照)。一方、入力値表示部52に入力値がある場合には入力値を入力値表示部52に表示すると共にキー表示部54に重ねて項目表示部56を表示してユーザーの入力操作があるまで待機するのである(図3(c)参照)。なお、ここでは、ユーザーによる入力操作が設定終了以外の表示切替操作である場合には、キー表示部54に重ねて項目表示部56を表示したが、この表示切替操作から0.01秒などの微視的な所定時間の経過を待ってキー表示部54に重ねて項目表示部56を表示してもよい。

0027

ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のプリンター20が電子機器に相当し、タッチパネルとして構成された表示部26及び操作部27が入力手段に相当し、表示部26が表示手段に相当する。また、CPU22が制御手段に相当する。なお、本実施形態では、プリンター20の動作を説明することにより本発明の電子機器の制御方法の一例も明らかにしている。

0028

以上詳述した本実施形態のプリンター20によれば、CPU22は、ユーザーがキー表示部54に配列された入力キーを操作しておらず、操作部27に配置されたボタンを押下していない場合、すなわち、ユーザーによる入力操作がない場合には、入力値表示部52を表示し、項目表示部56を、キー表示部54に重ねて表示する。つまり、ユーザーによる入力操作がないときに視認する必要の低いキー表示部54に重ねて項目表示部56を表示することにより、入力操作時における入力値表示部52やキー表示部54の表示領域を確保したまま、入力操作がないときに項目表示部56を表示可能である。したがって、ユーザーは入力をより容易に行うことができる。また、項目表示部を表示する際に入力値表示部やキー表示部のサイズを変更する必要がないため、制御手段による処理をより単純にすることができる。更に、表示される入力キーの位置が一定であるため、ユーザーは入力キーの位置をより容易に把握することができる。また、ユーザーによる入力操作が所定時間ない場合には、項目表示部56をキー表示部54に重ねて表示するため、入力途中で入力操作を中断し再開する場合などに、ユーザーは入力すべき入力項目を容易に把握可能であり、その後の入力をより容易に行うことができる。更に、ユーザーによる表示切替操作があり、表示切替後の表示において入力値表示部52に入力値がある場合には、項目表示部56をキー表示部54に重ねて表示するため、入力済の入力値と入力すべき入力項目とを同時に視認可能であり、ユーザーはその後の入力をより容易に行うことができる。更にまた、項目表示部56をキー表示部54に表示された各々の入力キーの少なくとも一部の領域が視認可能となるように重ねて表示するため、項目表示部が表示されている場合にも入力キーの大部分の位置を視認可能であり、ユーザーはその後の入力をより容易に行うことができる。そして、項目表示部56をキー表示部54に重ねて表示するに際して、入力値表示部52と項目表示部54とを隣接させて表示するため、ユーザーは入力値と入力項目との関係をより容易に把握可能であり、その後の入力をより容易に行うことができる。そしてまた、入力値表示部52に入力値がない場合には項目表示部をキー表示部に重ねることなく入力項目が表示されるため、入力キーの位置の把握が容易となり、ユーザーはその後の入力をより容易に行うことができる。そして更に、ユーザーによる入力操作があった場合には、項目表示部56を非表示とするため、ユーザーはキー表示部を視認しながら容易に入力を行うことができる。そして更にまた、入力値表示部52とキー表示部54とを隣接させて表示し、項目表示部を入力キーのうちの入力値表示部側の一列目の一部に重ねて表示するため、入力値表示部と項目表示部とを同時に把握しやすく、さらに、入力キーの位置が視認可能であり、ユーザーはその後の入力をより容易に行うことができる。また、キー表示部54は、タッチパネルとして構成されているため、ユーザーは入力値等の視認と入力キーの操作とをタッチパネル内で完結でき、入力をより容易に行うことができる。

0029

なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。

0030

例えば、上述した実施形態では、入力値表示部52に入力値がない場合には入力値表示部52に入力項目を表示するものとしたが、入力項目を表示しなくてもよい。例えば、入力値表示部52に入力値がなく、所定時間入力操作がない場合にのみ入力値表示部52にユーザーの入力すべき入力項目を表示してもよい。ここで、所定時間は、ユーザーが入力操作を中断しているのを判定可能な時間として経験的に定めることができ、例えば、5秒などとすることができる。また、所定時間は、ユーザーが適宜設定可能なものとしてもよい。

0031

上述した実施形態では、ユーザーによる入力操作があった場合には、項目表示部56を非表示とするものとしたが、これに限られない。例えば、ユーザーによる入力操作があった場合には、項目表示部を透過させて表示してもよい。

0032

上述した実施形態では、入力値表示部52に入力値がある場合に項目表示部56をキー表示部54に重ねて表示するものとしたが、入力値がない場合にも項目表示部56をキー表示部54に重ねて表示してもよい。

0033

上述した実施形態では、入力操作が表示切替操作であった場合に項目表示部56をキー表示部54に重ねて表示し、表示切替操作以外の入力操作から所定時間経過した場合にも項目表示部56をキー表示部54に重ねて表示するものとしたが、どちらか一方としてもよい。また、ユーザーによる入力操作がない場合には時間に関係なく項目表示部56をキー表示部54に重ねて表示してもよい。

0034

上述した実施形態では、キーボードキー54aは、アルファベットや、数字、句読点などを表示するものとしたが、これに限定されない。例えば、図4(a)に示すように、数字のみを表示したテンキーとしてもよい。図4は、テンキーを配置した表示画面150の説明図である。図4(a)は、入力値表示部152に入力値を表示したときの表示画面150の説明図である。図4(b)は、キー表示部154に項目表示部156を重ねて表示したときの表示画面150の説明図である。キーボードキー154aは、テンキーとして構成されている。ここでは、FAX機能を備えたプリンターのIPアドレスの設定をするものとし、入力値表示部にはユーザーの入力した「1」とカーソル153とを表示する。こうすれば、数字のみを入力する場合に、ユーザーは入力を容易に行うことができる。また、FAX装置などでは、テンキーを使用してダイヤルするのが一般的であり、テンキーの汎用性が高いため、テンキーを表示する表示画面で本発明を適用する意義が高い。

0035

上述した実施形態では、表示画面50の上端に入力値表示部52を配置し、入力値表示部52の下端に接するように項目表示部56を配置し、また、項目表示部56をキー表示部54のうち最上段の入力キーの上側の一部に重ねて配置するものとしたが、入力値表示部52、キー表示部54、項目表示部56の配置は、適宜変更してもよい。また、表示画面50を遷移させるときに、配置を変更してもよい。

0036

上述した実施形態では、表示画面50の上端に入力値表示部52を配置するものとしたが、入力値表示部52を表示画面50の左端や右端、下端に表示してもよい。

0037

上述した実施形態では、項目表示部56を入力値表示部52に隣接させて表示するものとしたが、隣接させなくてもよい。例えば、入力値表示部52と離れた位置に項目表示部56を表示してもよい。また、項目表示部56と入力値表示部52とを一体として表示するものとしてもよい。また、上述した実施形態では、項目表示部56は入力値表示部52の一辺に接するように隣接させて表示したが、例えば、図4(b)に示すように、入力値表示部52の複数の辺と接するようにしてもよい。

0038

上述した実施形態では、項目表示部56をキー表示部54のうち最上段の入力キーの上側の一部に重ねて配置するものとしたが、これに限られない。例えば、項目表示部56を使用頻度の低い入力キーに重ねて表示するものとしてもよい。こうすれば、ユーザーが使用しようとする入力キーの全体を視認できる場合が多くなるため、ユーザーはその後の入力をより容易に行うことができる。なお、項目表示部をキー表示部の全部に重ねて表示するものとしてもよい。

0039

上述した実施形態では、表示部26は、タッチパネルとして構成されたカラー液晶パネルであるとしたが、タッチパネルとして構成されていなくてもよいし、カラーでなくてもよいし、液晶パネルでなくてもよい。例えば、ユーザーが操作ボタン60を押下することによって、表示部26に表示されたキー表示部54の入力キーを選択するものとしてもよい。

0040

上述した実施形態では、プリンタ20を本発明の電子機器として説明したが、これに限定されない。例えば、炊飯器冷蔵庫洗濯機音響機器AV機器ゲーム機器などの家電製品携帯電話機やPDAなどの情報端末カーナビゲーションシステムなどのような、筐体に表示部を有するものとしてもよい。また、上述したプリンタ20では、インクジェット式の印刷機構28としたが、特にこれに限られず、カラーのドットインパクト方式、カラーの電子写真方式、カラーの熱転写式の印刷機構としてもよいし、これらのモノクロのものとしてもよい。また、上述したプリンタ20では、フラットベッド型の読取機構29としたが、特にこれに限られない。

0041

上述した実施形態では、セキュリティキーの入力を行うものについて説明したが、どのような入力に適用してもよく、例えば、プリンター名の入力や、IPアドレスの入力、サブネットマスクの入力、デフォルトゲートウェイの入力などを行うものとしてもよい。

0042

上述した実施形態では、プリンタ20として説明したが、電子機器の態様としてもよいし、電子機器の制御方法の態様としてもよいし、この方法のプログラムの態様としてもよい。

0043

20プリンター、21コントローラー、22 CPU、23 ROM、23a表示制御プログラム、24 RAM、25操作パネル、26 表示部、27 操作部、27a 決定ボタン、27b 戻るボタン、27cキャンセルボタン、27d 設定ボタン、28印刷機構、29読取機構、30インターフェース(I/F)、50,150表示画面、52,152入力値表示部、53,153カーソル、54,154キー表示部、54a,154aキーボードキー、54b大文字小文字切替キー、54c記号キー、54d,154dカーソル移動キー、54eバックスペース(BS)キー、54fスペースキー、54g,154g確定キー、56項目表示部、60 操作ボタン。

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