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技術 車両の電子式変速操作装置

出願人 現代自動車株式会社起亞自動車株式会社
発明者 朴韓吉白南植
出願日 2010年7月27日 (10年4ヶ月経過) 出願番号 2010-168226
公開日 2011年6月16日 (9年5ヶ月経過) 公開番号 2011-116345
状態 未査定
技術分野 変速制御装置の配置,取付け
主要キーワード 設定速 作動メカニズム ロックレバ 変速レバー装置 複合形状 ロックボディ レバー形状 リリース状態
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図面 (15)

課題

機械式変速レバー装置に似た使用感と便利な使用性を有し、危険な状況を招く変速操作禁止でき、安全な変速操作がなされるようにした車両の電子式変速操作装置を提供する。

解決手段

2個以上の直線経路に沿って移動可能に設けられた操作体と、操作体が直線経路に沿って移動できる状態を可変させるシフトロック装置と、操作体の位置変化を検知するセンサと、Pレンジを選択するためのPスイッチと、操作体を移動させるなどのため運転者の操作を受ける安全スイッチと、センサとPスイッチおよび安全スイッチの入力を受けて変速機を制御する変速信号を出力し、操作体の位置に応じてシフトロック装置を制御するコントローラとを含んで構成される。

概要

背景

シフトバイワイヤ(Shift by Wire)変速装置は、運転者変速操作力を従来のように機械的なケーブルにより変速機に伝達せずに、運転者の変速操作による電気的信号の入力を受け、それに伴う電気的信号により変速機を制御する装置である。

上記のようなシフトバイワイヤ変速装置を実現するためには、運転者の変速操作力を電気的信号に適切に変換し、変換された信号の入力を受けるようにしなければならない。また、機械的な変速レバー装置の場合と類似する操作方式で運転者が使用でき、さらに、法規で制限されていたり、危険な変速操作は自動的に禁止されるように制御する必要があり、しかも簡便な操作性をもって制御可能な装置が望まれている。

概要

機械式変速レバー装置に似た使用感と便利な使用性を有し、危険な状況を招く変速操作は禁止でき、安全な変速操作がなされるようにした車両の電子式変速操作装置を提供する。2個以上の直線経路に沿って移動可能に設けられた操作体と、操作体が直線経路に沿って移動できる状態を可変させるシフトロック装置と、操作体の位置変化を検知するセンサと、Pレンジを選択するためのPスイッチと、操作体を移動させるなどのため運転者の操作を受ける安全スイッチと、センサとPスイッチおよび安全スイッチの入力を受けて変速機を制御する変速信号を出力し、操作体の位置に応じてシフトロック装置を制御するコントローラとを含んで構成される。

目的

また、機械的な変速レバー装置の場合と類似する操作方式で運転者が使用でき、さらに、法規で制限されていたり、危険な変速操作は自動的に禁止されるように制御する必要があり、しかも簡便な操作性をもって制御可能な装置が望まれている

効果

実績

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請求項1

点で連結される2個以上の直線経路に沿って移動可能に設けられた操作体と、前記操作体が前記直線経路に沿って移動できる状態を可変させるシフトロック装置と、前記直線経路に沿って移動する前記操作体の位置変化を検知するセンサと、Pレンジを選択するためのPスイッチと、前記操作体を移動させる以外に別途使用者からの入力を受けるための安全スイッチと、前記センサとPスイッチおよび安全スイッチの入力を受けて変速機を制御する変速信号を出力し、前記操作体の位置に応じて前記シフトロック装置を制御するコントローラとを含んで構成され、前記直線経路中の一つには、Rレンジを選択するためのR臨時点と、Nレンジを選択するためのNR固定点およびND固定点と、Dレンジを選択できるD臨時点とが順に備えられ、前記ND固定点には、マニュアルモード中立状態を選択するためのM固定点を隣接連結させる他の直線経路が連結され、前記M固定点には、両側にマニュアルモード操作のための+臨時点と−臨時点がまた他の直線経路を形成しつつ連結されることを特徴とする車両の電子式変速操作装置

請求項2

前記シフトロック装置は、車体に対して固定されるロックボディーと、前記R臨時点とNR固定点との間、NR固定点とND固定点との間、ND固定点とD臨時点との間および前記ND固定点とM固定点との間に夫々前記操作体が移動することを選択的に制限するように、前記ロックボディーに回動可能に備えられた第1ロックレバー、第2ロックレバー、第3ロックレバーおよび第4ロックレバーと、前記コントローラの制御を受け、前記第1ロックレバー、第2ロックレバー、第3ロックレバーおよび第4ロックレバーを夫々回動させるように備えられた第1アクチュエータ、第2アクチュエータ、第3アクチュエータおよび第4アクチュエータと、を含んで構成されることを特徴とする請求項1に記載の車両の電子式変速操作装置。

請求項3

前記第1ロックレバー乃至第3ロックレバーは前記操作体の移動を制限する制限部を夫々備え、前記第1ロックレバー乃至第3ロックレバーは夫々前記制限部から離隔された部位が前記ロックボディーにヒンジで回動可能に支持され、前記第1アクチュエータ乃至第3アクチュエータは夫々直線変位を前記第1ロックレバー乃至第3ロックレバーに提供して前記ヒンジを軸に回動させるように前記第1ロックレバー乃至第3ロックレバーに夫々連結された作動ロッドを夫々備え、前記第2ロックレバーにおける前記制限部の位置と、前記作動ロッドが連結された位置および前記ヒンジの位置の順は、前記第1ロックレバーおよび第3ロックレバーの各々における制限部の位置と、前記作動ロッドが連結された位置および前記ヒンジの位置の順と異なるように構成されることを特徴とする請求項2に記載の車両の電子式変速操作装置。

請求項4

前記第1ロックレバーは前記制限部の位置と前記作動ロッドが連結された位置との間に前記ヒンジが位置し、前記第2ロックレバーは前記制限部の位置と前記ヒンジの位置との間に前記作動ロッドが連結され、前記第3ロックレバーは前記制限部の位置と前記作動ロッドが連結された位置との間に前記ヒンジが位置することを特徴とする請求項3に記載の車両の電子式変速操作装置。

請求項5

前記第1アクチュエータ乃至第4アクチュエータは夫々ソレノイドアクチュエータで構成され、前記第1アクチュエータ乃至第3アクチュエータは、制御電流が供給されれば、前記作動ロッドを直線移動させ、制御電流が遮断されれば、前記作動ロッドが弾性的に元の位置に戻るように構成され、前記第1ロックレバーと第3ロックレバーは、夫々、前記第1アクチュエータと第3アクチュエータに制御電流が遮断された状態で前記各制限部が前記操作体の移動を制限するように配置され、前記第2ロックレバーは、前記第2アクチュエータの制御電流が供給されれば、前記制限部が前記操作体の移動を制限するように配置されることを特徴とする請求項4に記載の車両の電子式変速操作装置。

請求項6

前記コントローラは、前記操作体がR臨時点に位置したことを前記センサの信号として入力を受ければ、前記第3ロックレバーと第4ロックレバーだけが前記操作体の移動を制限する状態で前記第1アクチュエータ乃至第4アクチュエータを制御するように構成されることを特徴とする請求項5に記載の車両の電子式変速操作装置。

請求項7

前記コントローラは、前記操作体がNR固定点に位置したことを前記センサの信号として入力を受け、現在の変速状態がPレンジ状態であり、前記所定の条件を充足しないと判断されれば、前記第1ロックレバー乃至第4ロックレバーが全て前記操作体の移動を制限する状態で夫々前記第1アクチュエータ乃至第4アクチュエータを制御するように構成されることを特徴とする請求項6に記載の車両の電子式変速操作装置。

請求項8

前記コントローラは、前記操作体がNR固定点に位置したことを前記センサの信号として入力を受け、現在の変速状態がPレンジ状態であり、前記所定の条件を充足すると判断されれば、前記第3ロックレバーと第4ロックレバーだけが前記操作体の移動を制限する状態で前記第1アクチュエータ乃至第4アクチュエータを制御するように構成されることを特徴とする請求項7に記載の車両の電子式変速操作装置。

請求項9

前記コントローラは、前記操作体がNR固定点に位置したことを前記センサの信号として入力を受け、現在の変速状態がNレンジ状態であり、前記所定の条件を充足しないと判断されれば、前記第1ロックレバーと第3ロックレバーだけが前記操作体の移動を制限する状態で前記第1アクチュエータ乃至第4アクチュエータを制御するように構成されることを特徴とする請求項8に記載の車両の電子式変速操作装置。

請求項10

前記コントローラは、前記操作体がNR固定点に位置したことを前記センサの信号として入力を受け、現在の変速状態がNレンジ状態であり、前記所定の条件を充足すると判断されれば、前記第3ロックレバーだけが前記操作体の移動を制限する状態で前記第1アクチュエータ乃至第4アクチュエータを制御するように構成されることを特徴とする請求項9に記載の車両の電子式変速操作装置。

請求項11

前記コントローラは、前記操作体がNR固定点に位置したことを前記センサの信号として入力を受け、現在の変速状態がRレンジ状態であれば、前記第1ロックレバーと第4ロックレバーだけが前記操作体の移動を制限する状態で前記第1アクチュエータ乃至第4アクチュエータを制御するように構成されることを特徴とする請求項10に記載の車両の電子式変速操作装置。

請求項12

前記コントローラは、前記操作体がND固定点に位置したことを前記センサの信号として入力を受け、現在の変速状態がPレンジ状態であり、前記所定の条件を充足しないと判断されれば、前記第1ロックレバー乃至第4ロックレバーが全て前記操作体の移動を制限する状態で前記第1アクチュエータ乃至第4アクチュエータを制御するように構成されることを特徴とする請求項11に記載の車両の電子式変速操作装置。

請求項13

前記コントローラは、前記操作体がND固定点に位置したことを前記センサの信号として入力を受け、現在の変速状態がPレンジ状態であり、前記所定の条件を充足すると判断されれば、前記第1ロックレバーと第4ロックレバーだけが前記操作体の移動を制限する状態で前記第1アクチュエータ乃至第4アクチュエータを制御するように構成されることを特徴とする請求項12に記載の車両の電子式変速操作装置。

請求項14

前記コントローラは、前記操作体がND固定点に位置したことを前記センサの信号として入力を受け、現在の変速状態がNレンジ状態であり、前記所定の条件を充足しないと判断されれば、前記第1ロックレバーと第2ロックレバーおよび第4ロックレバーだけが前記操作体の移動を制限する状態で前記第1アクチュエータ乃至第4アクチュエータを制御するように構成されることを特徴とする請求項13に記載の車両の電子式変速操作装置。

請求項15

前記コントローラは、前記操作体がND固定点に位置したことを前記センサの信号として入力を受け、現在の変速状態がNレンジ状態であり、前記所定の条件を充足すると判断されれば、前記第1ロックレバーと第4ロックレバーだけが前記操作体の移動を制限する状態で前記第1アクチュエータ乃至第4アクチュエータを制御するように構成されることを特徴とする請求項14に記載の車両の電子式変速操作装置。

請求項16

前記コントローラは、前記操作体がND固定点に位置したことを前記センサの信号として入力を受け、現在の変速状態がDレンジ状態であれば、前記第1ロックレバーと第3ロックレバーだけが前記操作体の移動を制限する状態で前記第1アクチュエータ乃至第4アクチュエータを制御するように構成されることを特徴とする請求項15に記載の車両の電子式変速操作装置。

請求項17

前記コントローラは、前記操作体がD臨時点に位置したことを前記センサの信号として入力を受ければ、前記第1ロックレバーだけが前記操作体の移動を制限する状態で前記第1アクチュエータ乃至第4アクチュエータを制御するように構成されることを特徴とする請求項16に記載の車両の電子式変速操作装置。

請求項18

前記コントローラは、前記操作体がM固定点に位置したことを前記センサの信号として入力を受ければ、前記第1ロックレバーと第3ロックレバーだけが前記操作体の移動を制限する状態で前記第1アクチュエータ乃至第4アクチュエータを制御するように構成されることを特徴とする請求項16に記載の車両の電子式変速操作装置。

請求項19

前記コントローラは、前記操作体がNR固定点に位置したことを前記センサの信号として入力を受け、現在の変速状態がPレンジ状態であり、前記所定の条件を充足すると判断されれば、前記第3ロックレバーだけが前記操作体の移動を制限する状態で前記第1アクチュエータ乃至第4アクチュエータを制御するように構成されることを特徴とする請求項7に記載の車両の電子式変速操作装置。

請求項20

前記コントローラが充足有無を判断する前記所定の条件は、車速ブレーキペダルの状態と、前記安全スイッチの作動状態であることを特徴とする請求項7乃至19のいずれかに記載の車両の電子式変速操作装置。

請求項21

前記コントローラは、前記車速が4〜7Km/h以下であり、前記ブレーキペダルが踏まれた状態であり、前記安全スイッチが作動した状態である場合に、前記条件が充足されると判断するように構成されることを特徴とする請求項20に記載の車両の電子式変速操作装置。

技術分野

0001

本発明は、車両の電子式変速操作装置係り、より詳しくは、シフトバイワイヤ方式変速機を操作するように構成するとともにシフトロック装置を備えた電子式変速操作装置に関する。

背景技術

0002

シフトバイワイヤ(Shift by Wire)変速装置は、運転者変速操作力を従来のように機械的なケーブルにより変速機に伝達せずに、運転者の変速操作による電気的信号の入力を受け、それに伴う電気的信号により変速機を制御する装置である。

0003

上記のようなシフトバイワイヤ変速装置を実現するためには、運転者の変速操作力を電気的信号に適切に変換し、変換された信号の入力を受けるようにしなければならない。また、機械的な変速レバー装置の場合と類似する操作方式で運転者が使用でき、さらに、法規で制限されていたり、危険な変速操作は自動的に禁止されるように制御する必要があり、しかも簡便な操作性をもって制御可能な装置が望まれている。

先行技術

0004

特開2003−267080号公報

発明が解決しようとする課題

0005

本発明は、上記のような必要性に鑑みてなされたものであって、機械式変速レバー装置と類似する使用感と便利な使用性を有すると共に、法規で制限された変速操作や危険な状況を招く変速操作は自動的に禁止でき、安全な変速操作がなされるようにした車両の電子式変速操作装置を提供することをその目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するため、本発明による車両の電子式変速操作装置は、点で連結される(相互間に各々一点で会う)2個以上の直線経路に沿って移動可能に設けられた操作体と、前記操作体が前記直線経路に沿って移動できる状態を可変させるシフトロック装置と、前記直線経路に沿って移動する前記操作体の位置変化を検知するセンサと、Pレンジを選択するためのPスイッチと、前記操作体を移動させる以外に別途使用者からの入力を受けるための(運転者が操作体を移動させる場合及び他の変速操作のために運転者からの押し操作又は押し戻し操作のような、オン操作又はオフ操作を受ける)安全スイッチと、前記センサとPスイッチおよび安全スイッチの入力を受けて変速機を制御する変速信号を出力し、前記操作体の位置に応じて前記シフトロック装置を制御するコントローラと、を含んで構成され、前記直線経路中の一つには、Rレンジを選択するためのR臨時点と、Nレンジを選択するためのNR固定点およびND固定点と、Dレンジを選択できるD臨時点とが順に備えられ、前記ND固定点には、マニュアルモード中立状態を選択するためのM固定点を隣接連結させる他の直線経路が連結され、前記M固定点には、両側にマニュアルモード操作のための+臨時点と−臨時点がまた他の直線経路を形成しつつ連結されることを特徴とする。

発明の効果

0007

本発明の電子式変速操作装置によれば、従来の機械式変速レバー装置に極めて近い使用感と便利な使用性が得られる。また、法規で制限された変速操作や危険な状況を招く変速操作は自動的に禁止でき、安全性の高い変速操作が可能である。

図面の簡単な説明

0008

本発明に係る車両の電子式変速操作装置の一例を示す構成図である。
同、シフトロック装置の一実施形態を示す図である。
同、操作体の一実施形態を示す図である。
同、操作体が移動するシフトパターンの一例を示す図である。
図4変速パターンで操作体が移動する時、運転者が実感するように構成するための仮想の変速パターンの一例を示す図である。
図2のシフトロック装置の分解斜視図である。
図6組み立て状態図である。
アクチュエータロックレバーの作動方式を比較して示す図である。
本発明の変速操作装置の各状態に応じたシフトロック状態の例を示す図である。
同、変速操作装置の各状態に応じたシフトロック状態の例を示す図である。
同、変速操作装置の各状態に応じたシフトロック状態の例を示す図である。
同、変速操作装置の各変速操作に応じたシフトロック状態変化の例を説明する図である。
同、変速操作装置の各変速操作に応じたシフトロック状態変化の例を説明する図である。
同、変速操作装置の各変速操作に応じたシフトロック状態変化の例を説明する図である。

実施例

0009

以下、本発明による車両の電子式変速操作装置の好ましい実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。この実施形態における電子式変速操作装置は、図1図7に示したように、点で連結された(相互間に各々一点で会う)2個以上の直線経路Lに沿って移動可能に設けられた操作体1と、操作体1が直線経路Lに沿って移動できる状態を可変させるシフトロック装置3と、直線経路Lに沿って移動する操作体1の位置変化を検知する(操作体位置)センサ5と、Pレンジを選択するためのPスイッチ(ボタン)7と、運転者が操作体1を移動させる場合及び他の変速操作のために運転者からの(押し操作又は押し戻し操作のような、オン操作又はオフ操作)入力を受けるための安全スイッチ(ボタン)9と、センサ5とPスイッチ7及び安全スイッチ9から信号の入力を受けて変速機11を制御する変速信号を出力し、操作体1の位置に応じてシフトロック装置3を制御するコントローラ13とを含んで構成される。図4に示した例では、3個の直線経路Lが二つの点で略H字形状に連結(連通)されているが、小文字の略h形状やクランク形状に連結することもでき、また、直線経路Lが2個の場合には、一つの点で略T字形状又は略L字形状に連結することができ、直線経路Lが4個以上の場合には、4個の内の2個どうしが夫々一つの点で略T字形状又は略L字形状に連結された複合形状とすることができる。Pスイッチ(ボタン)7は、運転者がPレンジ(駐車レンジ)を選択する場合にボタン部を押すことによりPスイッチオン状態となり、コントローラ13にPスイッチオンを示す信号を出力する。安全スイッチ(ボタン)9は、運転者がボタン部を押すことにより安全スイッチオン状態となり、コントローラ13に安全スイッチオンを示す信号を出力する。そして、本実施形態では次の構成とすることができる。すなわち、直線経路Lのうちの一つには、Rレンジを選択するためのR臨時点Rと、Nレンジを選択するためのNR固定点NrおよびND固定点Ndと、Dレンジを選択できるD臨時点Dとがこの順に備えられる。さらに、ND固定点Ndには、マニュアルモード中立状態を選択するためのM固定点Mを隣接連結させる他の直線経路Lが連結され、M固定点Mには、両側にマニュアルモード操作のための+臨時点+と−臨時点−がまた他の直線経路を形成しつつ連結される。

0010

ここで、操作体1は、図3に示したように、従来の変速レバーと類似する形状に形成され、運転者の操作によって図示していない下側のピボット点を基準に回動(移動)すれば、このピボット点から上側に離隔された任意の地点が直線に近い軌跡を描きながら直線経路Lに沿って移動するように構成した。勿論、操作体1はレバー形状の構造ではなく、実際に直線経路Lに沿って移動するスライダーなどのようなもので構成することもできる。運転者の操作感を機械式変速レバー装置の場合により近くすることができる点、(操作体位置)センサ5を簡単な構造のものとしてもより正確な位置検出ができる点などにおいては、操作体1は、ピボット点回動、レバー形状の構造が好ましい。

0011

直線経路L中の一つには、Rレンジ(後進レンジ)を選択するためのR臨時点Rと、Nレンジ(ニュートラルレンジ)を選択するためのNR固定点NrおよびND固定点Ndと、Dレンジ(ドライブレンジ)を選択できるD臨時点Dとが順に備えられ、ND固定点Ndには、マニュアルモード中立状態を選択するためのM固定点(マニュアル固定点)Mを隣接連結させる他の直線経路Lが連結され、M固定点Mには、両側にマニュアルモード操作のための+臨時点(シフトアップ臨時点)+と−臨時点(シフトダウン臨時点)−がさらに他の直線経路Lを形成しつつ連結される。

0012

ここで、固定点とは、操作体1が外力がない限りその位置を維持できる位置(点)をいい、臨時点とは、操作体1に加えられた外力が除去されれば、それに隣接した固定点に自動で復帰するようになった位置をいう。すなわち、操作体1が移動できる経路図4に示すとおりであり、操作体1は、NR固定点NrとND固定点Nd及びM固定点Mにおいては、外力が加えられない限りその位置をそのまま維持し、R臨時点R、D臨時点D、+臨時点+および−臨時点−においては、外力が除去されれば、操作体1は、その臨時点に最も隣接した固定点に自動的に移動するようになる。なお、図4実線部分は固定点の間を示し、点線部分は臨時点と固定点との間を示す。

0013

本実施形態の電子式変速操作装置においては、実際には図4に示しているような経路で操作体1が移動するが、使用者(運転者)が感じ操作感覚図5に示しているように機械式変速レバー装置の作動パターンと同様の状態で操作がなされているように制御する。シフトロック装置3を利用して、このような制御がなされるようにし、これと共に法規の制限事項充足させ、危険な変速操作を防止(禁止)できるようにする。

0014

本実施形態において、シフトロック装置3は、車体に対して固定されるロックボディー15と、R臨時点RとNR固定点Nrとの間、NR固定点NrとND固定点Ndとの間、ND固定点NdとD臨時点Dとの間およびND固定点NdとM固定点Mとの間に夫々操作体1が移動することを選択的に制限できるように、ロックボディー15に回動可能に備えられた第1ロックレバーS1、第2ロックレバーS2、第3ロックレバーS3および第4ロックレバーS4と、コントローラ13の制御を受け、第1ロックレバーS1、第2ロックレバーS2、第3ロックレバーS3および第4ロックレバーS4を夫々回動させるように備えられた第1アクチュエータSA1、第2アクチュエータSA2、第3アクチュエータSA3および第4アクチュエータSA4とを含んで構成される。

0015

第1アクチュエータSA1乃至第4アクチュエータSA4は、夫々、ソレノイドアクチュエータで構成することができ、この他にもモータ電磁石などのような他の方式のアクチュエータで実現することができる。

0016

第1ロックレバーS1乃至第3ロックレバーS3は、操作体1の移動を制限する制限部17を夫々備え、第1ロックレバーS1乃至第3ロックレバーS3は各々前記制限部17から離隔された部位がロックボディー15にヒンジHで回動可能に支持される。本実施形態において、第1アクチュエータSA1乃至第3アクチュエータSA3は、夫々、直線変位を第1ロックレバーS1乃至第3ロックレバーS3に提供してヒンジHを軸に回動させるように第1ロックレバーS1乃至第3ロックレバーS3に夫々連結された作動ロッド19を夫々が備える。

0017

ここで、第2ロックレバーS2における制限部17の位置と、作動ロッド19が連結された位置およびヒンジHの位置の順は、第1ロックレバーS1および第3ロックレバーS3の夫々における制限部17の位置と、作動ロッド19が連結された位置およびヒンジHの位置の順と異なるように構成される。

0018

すなわち、第1ロックレバーS1は制限部17の位置と作動ロッド19が連結された位置との間にヒンジHが位置し、第2ロックレバーS2は制限部17の位置とヒンジHの位置との間に作動ロッド19が連結され、第3ロックレバーS3は制限部17の位置と作動ロッド19が連結された位置との間にヒンジHが位置する。

0019

第1アクチュエータSA1乃至第3アクチュエータSA3は、制御電流が供給されれば、作動ロッド19を直線移動させ、制御電流が遮断されれば、作動ロッド19が弾性的に元の位置に戻るように構成され、第1ロックレバーS1と第3ロックレバーS3は、夫々、第1アクチュエータSA1と第3アクチュエータSA3に制御電流が遮断された状態で各制限部17が操作体1の移動を制限するように配置され、第2ロックレバーS2は、第2アクチュエータSA2の制御電流が供給されれば、制限部17が操作体1の移動を制限するように配置される。

0020

したがって、図8に比較して示したように、第1アクチュエータSA1と第3アクチュエータSA3は、制御電流が供給されないオフ状態である時、第1ロックレバーS1と第3ロックレバーS3が夫々操作体1の移動を制限するシフトロック状態となり、制御電流が供給されるオン状態である時、第1ロックレバーS1と第3ロックレバーS3が夫々操作体1の移動を許容するシフトリリース状態となる。

0021

また、第2アクチュエータSA2は、制御電流が供給されないオフ状態である時、第2ロックレバーS2が操作体1の移動を許容するシフトリリース状態となり、制御電流が供給されるオン状態である時、第2ロックレバーS2が操作体1の移動を制限するシフトロック状態となる。

0022

ここで、第2アクチュエータSA2と第2ロックレバーS2の作動メカニズムを他のものとは異なるように構成したのは、図9図11に示すように、本変速操作装置において実現されるシフトロック状態中の第2ロックレバーS2がシフトロック状態になる場合が最も少ないためであり、このような構成は、アクチュエータに制御電流が提供される時間を相対的に短縮することができるので駆動電流の消耗を減らせるだけでなく、アクチュエータから発生する熱を冷却させるための別途の対策を必要としない点で有利である。

0023

なお、第4アクチュエータSA4と第4ロックレバーS4との間のメカニズムは第1アクチュエータSA1と第1ロックレバーS1のメカニズムと同様に構成することができ、図8に示した。

0024

以下、図9〜11を参照し、本変速操作装置においてコントローラ13が制御実現する各シフトロック状態を説明する。コントローラ13は、図9の1.(Gear=M)に示すように、操作体1がR臨時点Rに位置したことをセンサ5の信号として入力を受ければ、第3ロックレバーS3と第4ロックレバーS4だけが操作体1の移動を制限する状態で第1アクチュエータSA1乃至第4アクチュエータSA4を制御するように構成されている。

0025

また、図9の2.(Gear=P&&条件Off)のように、コントローラ13は、操作体1がNR固定点Nrに位置したことをセンサ5の信号として入力を受け、現在の変速状態がPレンジ状態であり、所定の条件を充足しない(条件Off)と判断されれば、第1ロックレバーS1乃至第4ロックレバーS4が全て操作体1の移動を制限する状態で第1アクチュエータSA1乃至第4アクチュエータSA4を制御するように構成されている。

0026

コントローラ13は、図9の3.(Gear=P&&条件On)のように、操作体1がNR固定点Nrに位置したことをセンサ5の信号として入力を受け、現在の変速状態がPレンジ状態であり、上記所定の条件を充足する(条件On)と判断されれば、第3ロックレバーS3と第4ロックレバーS4だけが操作体1の移動を制限する状態で第1アクチュエータSA1乃至第4アクチュエータSA4を制御するように構成される。

0027

コントローラ13は、図9の4.(Gear=N&&条件Off)のように、操作体1がNR固定点Nrに位置したことをセンサ5の信号として入力を受け、現在の変速状態がNレンジ状態であり、上記所定の条件を充足しない(条件Off)と判断されれば、第1ロックレバーS1と第3ロックレバーS3だけが操作体1の移動を制限する状態で第1アクチュエータSA1乃至第4アクチュエータSA4を制御するように構成される。

0028

コントローラ13は、図9の5.(Gear=N&&条件On)のように、操作体1がNR固定点Nr位置したことをセンサ5の信号として入力を受け、現在の変速状態がNレンジ状態であり、所定の条件を充足する(条件On)と判断されれば、第3ロックレバーS3だけが操作体1の移動を制限する状態で第1アクチュエータSA1乃至第4アクチュエータSA4を制御するように構成される。

0029

コントローラ13は、図9の6.(Gear=R)のように、操作体1がNR固定点Nrに位置したことをセンサ5の信号として入力を受け、現在の変速状態がRレンジ状態であれば、第1ロックレバーS1と第4ロックレバーS4だけが操作体1の移動を制限する状態で第1アクチュエータSA1乃至第4アクチュエータSA4を制御するように構成される。

0030

図10を参照すれば、コントローラ13は、図10の1.のように、操作体1がND固定点Ndに位置したことをセンサ5の信号として入力を受け、現在の変速状態がPレンジ状態であり、所定の条件を充足しない(条件Off)と判断されれば、第1ロックレバーS1乃至第4ロックレバーS4が全て操作体1の移動を制限する状態で第1アクチュエータSA1乃至第4アクチュエータSA4を制御するように構成される。

0031

また、コントローラ13は、図10の2.のように、操作体1がND固定点Ndに位置したことをセンサ5の信号として入力を受け、現在の変速状態がPレンジ状態であり、所定の条件を充足する(条件On)と判断されれば、第1ロックレバーS1と第4ロックレバーS4だけが操作体1の移動を制限する状態で第1アクチュエータSA1乃至第4アクチュエータSA4を制御するように構成される。

0032

コントローラ13は、図10の3.のように、操作体1がND固定点Ndに位置したことをセンサ5の信号として入力を受け、現在の変速状態がNレンジ状態であり、所定の条件を充足しない(条件Off)と判断されれば、第1ロックレバーS1と第2ロックレバーS2および第4ロックレバーS4だけが操作体1の移動を制限する状態で第1アクチュエータSA1乃至第4アクチュエータSA4を制御するように構成される。

0033

コントローラ13は、図10の4.のように、操作体1がND固定点Ndに位置したことをセンサ5の信号として入力を受け、現在の変速状態がNレンジ状態であり、所定の条件を充足する(条件On)と判断されれば、第1ロックレバーS1と第4ロックレバーS4だけが操作体1の移動を制限する状態で第1アクチュエータSA1乃至第4アクチュエータSA4を制御するように構成される。

0034

コントローラ13は、図10の5.のように、操作体1がND固定点Ndに位置したことをセンサ5の信号として入力を受け、現在の変速状態がDレンジ状態であれば、第1ロックレバーS1と第3ロックレバーS3だけが操作体1の移動を制限する状態で第1アクチュエータSA1乃至第4アクチュエータSA4を制御するように構成される。

0035

コントローラ13は、図10の6.のように、操作体1がD臨時点Dに位置したことをセンサ5の信号として入力を受ければ、第1ロックレバーS1だけが操作体1の移動を制限する状態で第1アクチュエータSA1乃至第4アクチュエータSA4を制御するように構成される。

0036

また、コントローラ13は、図11に示すように、操作体1がM固定点Mに位置したことをセンサ5の信号として入力を受ければ、第1ロックレバーS1と第3ロックレバーS3だけが操作体1の移動を制限する状態で第1アクチュエータSA1乃至第4アクチュエータSA4を制御するように構成される。

0037

以上、コントローラ13が充足有無を判断する上記所定の条件は、車速ブレーキペダル状態と、安全スイッチ9の作動状態であり、コントローラ13は、車速が設定速度以下であり、ブレーキペダルが踏まれた状態であり、安全スイッチ9が作動した(安全スイッチボタンが押され安全スイッチオン)状態である場合に、条件が充足される(条件On)と判断するように構成することができる。ここで上記設定速度としては、4Km/h乃至7Km/hの範囲内の速度に予め設定することができる。また、ブレーキペダルが踏まれた状態であるか否かは、例えば、ブレーキ踏圧センサを設けて検知することができる。

0038

上記のように構成された本実施形態による電子式変速操作装置の例では、図12図14に示すように各変速操作に応じてシフトロック状態が変化するものであり、これについて説明する。

0039

図12における1番(No.1)の例は、操作体1がNR固定点Nrに位置した状態でPレンジ状態である時、運転者がRレンジに変速する過程を示すものであり、初期には図9の2.のように第1ロックレバーS1乃至第4ロックレバーS4が全て操作体1の移動を制限するシフトロック状態にあり、車速が6Km/h以下であり、運転者がブレーキペダルを踏み、安全スイッチ9を操作して、上記所定の条件が充足(条件On)されれば、コントローラ13は、図9の3.のように第3ロックレバーS3と第4ロックレバーS4だけがシフトロック状態にあるようにアクチュエータを制御する。すなわち、運転者がRレンジに変速するためには、車両がほぼ停車した状態でブレーキペダルを踏み、安全スイッチ9を押した(安全スイッチオン状態)場合にのみRレンジ変速操作が可能になるようにする。

0040

次に、運転者が操作体1をR臨時点Rに押せば(移動させれば)、コントローラ13は、図9の1.のように、第3ロックレバーS3と第4ロックレバーS4だけがシフトロック状態にあるようにして、操作体1をNR固定点NrおよびND固定点Ndに順に移動させられる状態を形成することにより、図5においてRレンジを選択した状態と似たような状況を作る。

0041

このような状態で操作体1をリリースすれば、操作体1は自動的にNR固定点Nrに戻るが、このような経路の動きをセンサ5として入力を受けたコントローラ13はこの操作をRレンジ変速操作と判断し、操作体1がNR固定点Nrに戻った状態をRレンジ状態として変速状態を更新する。

0042

この時、コントローラ13は、第1ロックレバーS1と第4ロックレバーS4だけがシフトロック状態にあるようにして図9の6.のような状態にするが、第2ロックレバーS2と第3ロックレバーS3がシフトリリース状態であり、操作体1は順にND固定点NdとD臨時点Dまで移動することができるが、また、これも図5のRレンジに変速レバーが位置した場合と同様な状態を形成する。

0043

ここで、操作体1がNR固定点Nrに位置した状態でPレンジ状態(運転者によりPスイッチ(ボタン)が押され、Pスイッチオン状態)である時、上記所定の条件が充足(条件On)されれば、すなわち、車速が6Km/h以下であり、運転者がブレーキペダルを踏み、安全スイッチ9を操作すれば(安全スイッチボタンが押され安全スイッチオン状態であれば)、コントローラ13は、図9の3.の場合とは異なり、第3ロックレバーS3だけがシフトロック状態にあるようにアクチュエータを制御することもできる。

0044

これは、迅速にマニュアルモードに進入する動作を望む運転者を対象にした車両に必要である。すなわち、上記所定の条件の充足(条件On)時、第4ロックレバーS4を予めシフトリリース状態に置いておき、操作体1を、ND固定点Ndを過ぎて迅速にM固定点Mに移動させる動作に備えたものである。

0045

しかし、運転者によっては上述のような即刻的なマニュアルモード操作への移行を望まなかったり、誤操作によってマニュアルモードに進入(移行)する心配があったりするため、本実施形態においては、図9の3.の場合ように、第3ロックレバーS3と第4ロックレバーS4が全てシフトロック状態にあるようにした。

0046

図12の2番(No.2)の例は、操作体1がNR固定点Nrに位置した状態でPレンジ状態である時、運転者がDレンジに変速する過程を示すものであり、初期には図9の2.のように第1ロックレバーS1乃至第4ロックレバーS4が全て操作体1の移動を制限するシフトロック状態にあり、車速が6Km/h以下であり、運転者がブレーキペダルを踏み、安全スイッチ9を操作して(安全スイッチボタンが押され安全スイッチ9がオン状態)、上記所定の条件を充足(条件On)されれば、コントローラ13は、図9の3.のように第3ロックレバーS3と第4ロックレバーS4だけがシフトロック状態にあるようにアクチュエータを制御する。すなわち、運転者がPレンジからDレンジに変速するためには、車両がほぼ停車した状態でブレーキペダルを踏み、安全スイッチ9を押している場合のみDレンジへの変速操作が可能になるように制御する。

0047

次に、運転者が操作体1をND固定点Ndに移動させれば、コントローラ13は、図10の5.のように、第1ロックレバーS1と第3ロックレバーS3だけがシフトロック状態にあるようにし、操作体1をNR固定点NrまたはM固定点Mに移動させられる状態を形成することにより、図5においてDレンジからNレンジに直ちに変速レバーを操作できるか、マニュアルモード操作を遂行できる状態と似たような状況を作る。

0048

ここで、第1ロックレバーS1により操作体1がR臨時点Rに直ちに移動できないようにしたのは、DレンジからNレンジを経て直ちにRレンジに操作することは危険な動作であるため、これを防止(禁止)するという意味があり、また、操作体1がNR固定レンジに移動してNレンジが設定された後にも、車速、ブレーキペダル、および安全スイッチ9の上記所定の条件を充足(条件On)させなければRレンジへの変速が許容されないためである。このような操作に対し、コントローラ13はDレンジ変速操作と判断し、操作体1がND固定点Ndに移動した状態をDレンジ状態として変速状態を更新する。

0049

図12の4番(No.4)の例は、操作体1がNR固定点Nrに位置した状態でRレンジ状態である時、運転者がNレンジに変速する過程を示すものであり、初期には図9の6.のように第1ロックレバーS1と第4ロックレバーS4だけが操作体1の移動を制限するシフトロック状態にあり、運転者が操作体1をND固定点Ndに移動させれば、コントローラ13はこの操作をNレンジ変速操作と判断し、Nレンジ変速状態に設定し、図10の3.のように第1ロックレバーS1と第2ロックレバーS2および第4ロックレバーS4だけがシフトロック状態になるようにする。

0050

すなわち、第3ロックレバーS3だけがシフトリリース状態であり、操作体1を直ちにD臨時点Dに移動させることができ、この動作はDレンジ変速操作に該当するものであり、図5のNレンジからDレンジを直ちに選択できる状態をそのまま実現しており、NレンジからRレンジへは上述の条件が充足される(条件On)場合にだけ操作体1の移動を許容すべきであるため、第1ロックレバーS1および第2ロックレバーS2がシフトロック状態にあり、マニュアルモードへの操作も遮断すべきであるため、第4ロックレバーS4がシフトロック状態にあるのである。

0051

図12の5番(No.5)の例は、操作体1がNR固定点Nrに位置しており且つRレンジ状態である時、運転者がDレンジに変速する過程を示すものであり、初期には図9の6.のように第1ロックレバーS1と第4ロックレバーS4だけが操作体1の移動を制限するシフトロック状態にあり、運転者が操作体1をND固定点Ndに移動させれば、コントローラ13はこの操作をNレンジ変速操作と判断し、Nレンジ変速状態に設定し、図10の3.のように第1ロックレバーS1と第2ロックレバーS2および第4ロックレバーS4だけがシフトロック状態になるようにする。

0052

引き続いて、運転者が操作体1をD臨時点Dまで押せば(移動させれば)、コントローラ13は、図10の6.のように第1ロックレバーS1だけをシフトロック状態にし、その後操作体1がND固定点Ndに復帰すれば、図10の5.のように第1ロックレバーS1と第3ロックレバーS3だけがシフトロック状態になるようにして、操作体1をNR固定点Nrに移動させてNレンジ変速をするか、M固定点Mに移動させた後に+臨時点+や−臨時点−に移動させてマニュアルモード操作を行うことを許容する。

0053

図12の6番(No.6)の例は、操作体1がNR固定点Nrに位置しており、且つRレンジ状態である時、運転者がPレンジに変速する過程を示すものであり、初期には図9の6.のように第1ロックレバーS1と第4ロックレバーS4だけが操作体1の移動を制限するシフトロック状態にあり、運転者がPスイッチ7を操作(Pスイッチ7を押しPスイッチオン状態)すれば、コントローラ13は、図9の2.のように第1ロックレバーS1乃至第4ロックレバーS4が全てシフトロック状態になるようにして、操作体1をむやみに移動させることができないようにすると共に、操作体1がNR固定点Nrに位置したその状態のままをPレンジ状態と判断することを示す。

0054

図12の7番(No.7)の例は、操作体1がNR固定点NrでNレンジ状態である時、運転者がRレンジに変速する過程を示すものであり、初期には図9の4.のように第1ロックレバーS1と第3ロックレバーS3だけがシフトロック状態にあり、車速が6Km/h以下であり、運転者がブレーキペダルを踏み、安全スイッチ9を操作して、上記所定の条件が充足(条件On)されれば、コントローラ13は、図9の5.のように第3ロックレバーS3だけがシフトロック状態にあるようにアクチュエータを制御する。すなわち、運転者がNレンジからRレンジに変速するためには、車両がほぼ停車した状態でブレーキペダルを踏み、安全スイッチ9を押した場合にのみRレンジ変速操作が可能になるようにする。

0055

ここで、第3ロックレバーS3だけがシフトロック状態にあるため、操作体1はND固定点NdとR臨時点Rに移動することができ、これは、図5においてDレンジとRレンジに変速できる状態と同様の状態を構成する。

0056

次に、運転者が操作体1をR臨時点Rに移動させれば、コントローラ13は、図9の1.のように第3ロックレバーS3と第4ロックレバーS4だけがシフトロック状態にあるようにして、操作体1をNR固定点NrおよびND固定点Ndに移動させられる状態を形成することにより、操作体1がNR固定点Nrに復帰してRレンジ状態になれば、ND固定点Ndにさらに移動してNレンジ状態に直ちに解除できるようにして、図5においてRレンジからNレンジに直ちに変速レバーを操作できる状態と似たような状況を作る。

0057

図12の8番(No.8)の例は、操作体1がNR固定点NrでNレンジ状態である時、運転者がDレンジに変速する過程を示すものであり、初期には図9の4.のように第1ロックレバーS1と第3ロックレバーS3だけがシフトロック状態にあり、運転者が操作体1をND固定点Ndに移動させれば、これをDレンジ変速操作と判断する。すなわち、この状態をDレンジ状態と判断し、図10の5.のように第1ロックレバーS1と第3ロックレバーS3だけがシフトロック状態になるようにする。

0058

図12の9番(No.9)の例は、操作体1がNR固定点NrでNレンジ状態である時、運転者がPレンジに変速する過程を示すものであり、運転者がPスイッチ7を操作すれば、コントローラ13は、図9の2.のように第1ロックレバーS1乃至第4ロックレバーS4が全てシフトロック状態になるようにして、操作体1をむやみに移動できないようにすると共に、操作体1がNR固定点Nrに位置したその状態のままをPレンジ状態と判断することを示す。

0059

図13の10番(No.10)の例は、操作体1がND固定点Ndに位置した状態でPレンジ状態である時、運転者がRレンジに変速する過程を示すものであり、初期には図10の1.のように第1ロックレバーS1乃至第4ロックレバーS4が全て操作体1の移動を制限するシフトロック状態にあり、車速が6Km/h以下であり、運転者がブレーキペダルを踏み、安全スイッチ9を操作して、上記所定の条件が充足(条件On)されれば、コントローラ13は、図10の2.のように第1ロックレバーS1と第4ロックレバーS4だけがシフトロック状態にあるようにアクチュエータを制御する。

0060

すなわち、運転者がRレンジに変速するためには、車両がほぼ停車した状態でブレーキペダルを踏み、安全スイッチ9を押した(安全スイッチオン状態とした)場合にのみRレンジ変速操作が可能になるようにする。この状態は、操作体1がNR固定点NrとD臨時点Dにだけ移動できる状態である。

0061

次に、運転者が操作体1をNR固定点Nrに移動させれば、コントローラ13は、図9の6.のように前記第1ロックレバーS1と第4ロックレバーS4だけがシフトロック状態にあるようにして、操作体1をND固定点NdおよびD臨時点Dに順に移動させられる状態を形成することにより、図5においてRレンジを選択した状態と似たような状況を作る。コントローラ13はこのような操作をRレンジ変速操作と判断し、操作体1がNR固定点Nrに移動した状態をRレンジ状態と判断する。

0062

図13の11番(No.11)の例は、操作体1がND固定点Ndに位置した状態でPレンジ状態である時、運転者がDレンジに変速する過程を示すものであり、初期には図10の1.のように第1ロックレバーS1乃至第4ロックレバーS4が全て操作体1の移動を制限するシフトロック状態にあり、車速が6Km/h以下であり、運転者がブレーキペダルを踏み、安全スイッチ9を操作して、上記所定の条件が充足(条件On)されれば、コントローラ13は、図10の2.のように第1ロックレバーS1と第4ロックレバーS4だけがシフトロック状態にあるようにアクチュエータを制御する。

0063

すなわち、運転者がPレンジからDレンジに変速するためには、車両がほぼ停車した状態でブレーキペダルを踏み、安全スイッチ9を押している場合にのみDレンジ変速操作が可能になるようにする。この状態は、操作体1がNR固定点NrとD臨時点Dにだけ移動できる状態である。

0064

次に、運転者が操作体1をD臨時点Dに移動させれば、コントローラ13は、図10の6.のように第1ロックレバーS1だけがシフトロック状態にあるようにして、操作体1がND固定点Ndに復帰してDレンジ変速がなされた後には、NR固定点Nrにさらに移動してNレンジ変速を直ちに実施できる状態にする。

0065

このような状態において、運転者が操作体1をND固定点Ndに移動させるか、操作体1に加えられる外力が除去されれば、コントローラ13は、この一連の動作をDレンジ変速操作と判断し、操作体1がND固定点Ndに位置した状態をDレンジ状態と判断し、図10の5.のように第1ロックレバーS1と第3ロックレバーS3をシフトロック状態にあるようにして、操作体1をNR固定点Nrに移動させてNレンジ変速をするか、M固定点Mに移動させた後に+臨時点+や−臨時点−に移動させてマニュアルモード操作を行うことを許容する。

0066

図13の12番(No.12)の例は、操作体1がND固定点Ndに位置した状態でNレンジ状態である時、運転者がRレンジに変速する過程を示すものであり、初期には図10の3.のように第1ロックレバーS1と第2ロックレバーS2および第4ロックレバーS4だけが操作体1の移動を制限するシフトロック状態にあり、車速が6Km/h以下であり、運転者がブレーキペダルを踏み、安全スイッチ9を操作して、上記所定の条件が充足(条件On)されれば、コントローラ13は、図10の4.のよう第1ロックレバーS1と第4ロックレバーS4だけがシフトロック状態にあるようにアクチュエータを制御する。

0067

すなわち、運転者がNレンジからRレンジに変速するためには、車両がほぼ停車した状態でブレーキペダルを踏み、安全スイッチ9を押した場合にのみRレンジ変速操作が可能になるようにする。

0068

この状態において、操作体1はNR固定点NrまたはD臨時点Dにだけ移動することができ、次に、運転者が操作体1をNR固定点Nrに移動させれば、コントローラ13は、この操作をRレンジ変速操作と判断し、図9の6.のように第1ロックレバーS1と第4ロックレバーS4だけがシフトロック状態にあるようにし、その後、ND固定点NdとD臨時点Dへの自由な操作体1の移動が可能になるようにして、図5のRレンジに変速レバーが位置したのと同様な効果を持つようにする。

0069

図13の13番(No.13)の例は、操作体1がND固定点Ndに位置した状態でNレンジ状態である時、運転者がDレンジに変速する過程を示すものであり、初期には図10の3.のように第1ロックレバーS1と第2ロックレバーS2および第4ロックレバーS4だけが操作体1の移動を制限するシフトロック状態にあり、運転者が操作体1をD臨時点Dに移動させれば、コントローラ13は、図10の6.のように第1ロックレバーS1だけがシフトロック状態になるようにして、操作体1のND固定点Ndへの復帰が可能になるようにする。

0070

次に、運転者が操作体1をND固定点Ndに移動させるか、操作体1をリリースして操作体1が自らND固定点Ndに復帰すれば、コントローラ13は、Dレンジ変速操作と判断し、操作体1がND固定点Ndに位置した状態をDレンジ状態と判断し、図10の5.のように第1ロックレバーS1と第3ロックレバーS3だけがシフトロック状態になるようにする。

0071

図13の14番(No.14)の例は、操作体1がND固定点Ndに位置した状態でNレンジ状態である時、運転者がPレンジに変速する過程を示すものであり、初期には図10の3.のように第1ロックレバーS1と第2ロックレバーS2および第4ロックレバーS4だけが操作体1の移動を制限するシフトロック状態にあり、運転者がPスイッチ7を操作(Pスイッチボタンを押しPスイッチオン状態)すれば、コントローラ13は、図10の1.のように第1ロックレバーS1乃至第4ロックレバーS4が全てシフトロック状態になるようにして、操作体1をむやみに移動できないようにすると共に、操作体1がND固定点Ndに位置したその状態のままをPレンジ状態と判断することを示す。

0072

図13の15番(No.15)の例は、操作体1がND固定点Ndに位置した状態でDレンジ状態である時、運転者がNレンジに変速する過程を示すものであり、初期には図10の5.のように第1ロックレバーS1と第3ロックレバーS3だけがシフトロック状態にあり、運転者が操作体1をNR固定点Nrに移動させれば、コントローラ13は、この操作をNレンジ変速と判断し、図9の4.のように第1ロックレバーS1と第3ロックレバーS3だけがシフトロック状態にあるようにする。

0073

図13の16番(No.16)の例は、操作体1がND固定点Ndに位置した状態でDレンジ状態である時、運転者がRレンジに変速する過程を示すものであり、初期には図10の5.のように第1ロックレバーS1と第3ロックレバーS3だけがシフトロック状態にあり、車速が6Km/h以下であり、運転者がブレーキペダルを踏み、安全スイッチ9を操作(安全スイッチボタンを押して安全スイッチオン状態)して、上記所定の条件が充足(条件On)されれば、コントローラ13は、一旦、操作体1がND固定点Ndにある間には第1ロックレバーS1と第3ロックレバーS3だけがシフトロック状態であることをそのまま維持し、その後、操作体1がNR固定点Nrに移動して実質的にNDレンジがなされれば、上記条件の充足(条件On)により、図9の5.のように第3ロックレバーS3だけがシフトロックである状態を形成し、その後、運転者がR臨時点Rに操作体1を押せば(移動させれば)、コントローラ13は、図9の1.のように第3ロックレバーS3と第4ロックレバーS4だけがシフトロック状態にあるようにし、その後、操作体1がNR固定点Nrに復帰すれば、図9の6.のように第1ロックレバーS1と第4ロックレバーS4だけがシフトロック状態にあるようにする。

0074

図13の17番(No.17)の例は、操作体1がND固定点NdでDレンジ状態である時、運転者がPレンジに変速する過程を示すものであり、初期に第1ロックレバーS1と第3ロックレバーS3だけがシフトロック状態にある時、運転者がPスイッチ7を操作すれば、コントローラ13は、図10の1.のように第1ロックレバーS1乃至第4ロックレバーS4が全てシフトロック状態になるようにして、操作体1をむやみに移動できないようにすると共に、操作体1がND固定点Ndに位置したその状態のままをPレンジ状態と判断する。

0075

図14の19乃至21番(No.19乃至No.21)の例は、Dレンジからマニュアルモード、マニュアルモードからDレンジ、マニュアルモードにおけるシフトアップやシフトダウンなど、運転者が操作体1でマニュアルモード操作をする場合であり、操作体1はND固定点NdとM固定点Mおよび+臨時点+と−臨時点−の間だけを移動するため、第1ロックレバーS1と第3ロックレバーS3だけがシフトロックである状態を持続的に維持する。

0076

1 ・・・操作体
3 ・・・シフトロック装置
5 ・・・センサ
7 ・・・Pスイッチ
9 ・・・安全スイッチ
11 ・・・変速機
13 ・・・コントローラ
15 ・・・ロックボディー
17 ・・・制限部
19 ・・・作動ロッド
D ・・・D臨時点
H ・・・ヒンジ
L ・・・直線経路
M ・・・M固定点
Nd ・・・ND固定点
Nr ・・・NR固定点
R ・・・R臨時点
S1 ・・・第1ロックレバー
S2 ・・・第2ロックレバー
S3 ・・・第3ロックレバー
S4 ・・・第4ロックレバー
SA1 ・・・第1アクチュエータ
SA2 ・・・第2アクチュエータ
SA3 ・・・第3アクチュエータ
SA4 ・・・第4アクチュエータ
+ ・・・+臨時点
− ・・・−臨時点

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