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技術 光電変換装置、並びに光電変換モジュール

出願人 京セラ株式会社
発明者 植田義明
出願日 2009年10月21日 (11年3ヶ月経過) 出願番号 2009-242519
公開日 2011年5月6日 (9年9ヶ月経過) 公開番号 2011-091154
状態 特許登録済
技術分野 光起電力装置 光起電力装置
主要キーワード アルミ二ウム 面電極パターン 受光部材 両装置間 太陽光発電モジュール 電力エネルギー 光起電力効果 光電変換モジュール
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

放熱性の向上に寄与することが可能な光電変換装置、並びに光電変換モジュールを提供することを目的とする。

解決手段

光電変換装置であって、基板と、基板上に配置される基台と、前記基板上に設けられ、平面視したときに前記基台と間を空けて前記基台を取り囲む第1枠体と、前記基台上に設けられ、前記基台上から前記第1枠体外まで延在される第1導電板と、前記基台上に前記第1導電板と間を空けて設けられ、前記基台上から前記第1枠体外まで延在される第2導電板と、前記基台上に位置する前記第1導電板上に実装され、前記第1導電板及び前記第2導電板と電気的に接続される素子と、前記第1枠体上であって前記第1導電板及び前記第2導電板上を横切るように設けられ、前記素子を取り囲む第2枠体と、前記第2枠体に接合されるとともに、前記第1枠体及び前記第2枠体で囲まれる空間を覆う集光部材と、を備えたことを特徴とする。

概要

背景

近年、光電変換素子を有する光電変換装置の開発が進められている。例示的な光電変換装置としては、太陽エネルギー電力に変換する太陽電池装置がある。特に、発電効率の向上を目的として、集光型の太陽電池装置の開発が進められている。光電変換装置は、光エネルギー電力エネルギーに変換する光電変換素子を有している(例えば、特許文献1参照)。

概要

放熱性の向上に寄与することが可能な光電変換装置、並びに光電変換モジュールを提供することを目的とする。光電変換装置であって、基板と、基板上に配置される基台と、前記基板上に設けられ、平面視したときに前記基台と間を空けて前記基台を取り囲む第1枠体と、前記基台上に設けられ、前記基台上から前記第1枠体外まで延在される第1導電板と、前記基台上に前記第1導電板と間を空けて設けられ、前記基台上から前記第1枠体外まで延在される第2導電板と、前記基台上に位置する前記第1導電板上に実装され、前記第1導電板及び前記第2導電板と電気的に接続される素子と、前記第1枠体上であって前記第1導電板及び前記第2導電板上を横切るように設けられ、前記素子を取り囲む第2枠体と、前記第2枠体に接合されるとともに、前記第1枠体及び前記第2枠体で囲まれる空間を覆う集光部材と、を備えたことを特徴とする。

目的

本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、放熱性の向上に寄与することが可能な光電変換装置、並びに光電変換モジュールを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

基板と、基板上に配置される基台と、前記基板上に設けられ、平面視したときに前記基台と間を空けて前記基台を取り囲む第1枠体と、前記基台上に設けられ、前記基台上から前記第1枠体外まで延在される第1導電板と、前記基台上に前記第1導電板と間を空けて設けられ、前記基台上から前記第1枠体外まで延在される第2導電板と、前記基台上に位置する前記第1導電板上に実装され、前記第1導電板及び前記第2導電板と電気的に接続される素子と、前記第1枠体上であって前記第1導電板及び前記第2導電板上を横切るように設けられ、前記素子を取り囲む第2枠体と、前記第2枠体に接合されるとともに、前記第1枠体及び前記第2枠体で囲まれる空間を覆う集光部材と、を備えたことを特徴とする光電変換装置

請求項2

請求項1に記載の光電変換装置であって、前記第1枠体の上面には、前記第1導電板又は前記第2導電板が嵌合する凹部が形成されていることを特徴とする光電変換装置。

請求項3

請求項1に記載の光電変換装置が複数個配列されており、隣接する光電変換装置同士の間で、第1光電変換装置の第1導電板が第2光電変換装置内にまで延在され、当該延在された前記第1光電変換装置の第1導電体が前記第2光電変換装置の第2導電板と共有されていることを特徴とする光電変換モジュール

技術分野

0001

本発明は、光電変換装置、並びにその光電変換装置を用いる光電変換モジュールに関する。

背景技術

0002

近年、光電変換素子を有する光電変換装置の開発が進められている。例示的な光電変換装置としては、太陽エネルギー電力に変換する太陽電池装置がある。特に、発電効率の向上を目的として、集光型の太陽電池装置の開発が進められている。光電変換装置は、光エネルギー電力エネルギーに変換する光電変換素子を有している(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0003

特開2006−278581号公報

発明が解決しようとする課題

0004

光電変換装置の開発において、光電変換装置の放熱性を向上させることが求められている。本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、放熱性の向上に寄与することが可能な光電変換装置、並びに光電変換モジュールを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る光電変換装置は、基板と、基板上に配置される基台と、前記基板上に設けられ、平面視したときに前記基台と間を空けて前記基台を取り囲む第1枠体と、前記基台上に設けられ、前記基台上から前記第1枠体外まで延在される第1導電板と、前記基台上に前記第1導電板と間を空けて設けられ、前記基台上から前記第1枠体外まで延在される第2導電板と、前記基台上に位置する前記第1導電板上に実装され、前記第1導電板及び前記第2導電板と電気的に接続される素子と、前記第1枠体上であって前記第1導電板及び前記第2導電板上を横切るように設けられ、前記素子を取り囲む第2枠体と、前記第2枠体に接合されるとともに、前記第1枠体及び前記第2枠体で囲まれる空間を覆う集光部材と、を備えたことを特徴とする。

0006

また、本発明の第2の態様に係る光電変換モジュールは、前記光電変換装置が複数個配列されており、隣接する光電変換装置同士の間で、第1光電変換装置の第1導電板が第2光電変換装置内にまで延在され、当該延在された前記第1光電変換装置の第1導電体が前記第2光電変換装置の第2導電板であることを特徴とする。

発明の効果

0007

本発明によれば、放熱性の向上に寄与することが可能な光電変換装置、並びに光電変換モジュールを提供することができる。

図面の簡単な説明

0008

本実施形態に係る光電変換モジュールの概観を示す分解斜視図である。
本実施形態に係る光電変換装置の概観斜視図である。
本実施形態に係る光電変換装置の一部の分解斜視図である。
本実施形態に係る光電変換装置の断面図である。
図4に示す光電変換装置同士の接続状態を示した断面図である。
本実施形態に係る光電変換装置の分解斜視図である。
図6に示す光電変換装置同士を分解した状態を示す断面図である。

実施例

0009

以下に添付図面を参照して、本発明にかかる光電変換装置、並びに光電変換モジュールの実施形態を説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されないものとする。

0010

<光電変換モジュールの概略構成
図1は、本実施形態に係る光電変換モジュールの概観斜視図と、その一部を拡大した分解斜視図である。また、図2は、図1に示す光電変換装置の概観斜視図である。また、図3は、集光部材を取り除いた光電変換装置であって、光電変換装置の内部を示す概観斜視図である。また、図4は、光電変換装置の断面図である。

0011

本実施形態に係る光電変換モジュール1は、太陽光を電力に変換する太陽光発電モジュールである。また、本実施形態に係る光電変換装置2は、光を集光する光電変換素子3を含んでいる。かかる光電変換素子3は、例えば太陽光を集光して発電する機能を備えている。

0012

光電変換モジュール1は、複数の光電変換装置2を含んで構成されている。さらに、光電変換モジュール1は、複数の光電変換装置2上に設けられ、光を受光する受光部材4を含んでいる。受光部材4は、外部からの光を受光するとともに、受光した光を光電変換装置2に集める機能を備えている。

0013

受光部材4は、光を受光するレンズ部材4aと、レンズ部材4aを支持するフレーム部材4bとを含んで構成されている。フレーム部材4bは、レンズ部材4aを取り囲むようにして、レンズ部材4aを支持している。なお、受光部材4は、例えばガラスプラスチック又は透光性樹脂等の透光性材料からなる。

0014

光電変換装置2は、図2から図4に示すように、基板5と、基板5上に配置される基台6と、基板5上に設けられ、平面視したときに基台6と間を空けて基台6を取り囲む第1枠体7と、を含んでいる。さらに、光電変換装置2は、基台6上に設けられ、基台6上から第1枠体7外まで延在される第1導電板8aと、基台6上に第1導電板8aと間を空けて設けられ、基台6上から第1枠体7外まで延在される第2導電板8bと、を含んでいる。さらにまた、光電変換装置2は、基台6上に設けられ、第1導電板8a上に実装され、第1導電板8a及び第2導電板8bと電気的に接続される素子としての光電変換素子3と、第1枠体7上であって第1導電板8a及び第2導電板8b上を横切るように設けられ、光電変換素子3を取り囲む第2枠体9と、第2枠体9に接合されるとともに、第1枠体7及び第2枠体9で囲まれる空間SPを覆う集光部材10と、を備えている。

0015

基板5は、平板であって、基台6を実装するためのものである。基板5は、例えばアルミ二ウム、銅又はタングステン等の放熱性に優れた材料のいずれかを含む。なお、基板5の熱伝導率は、例えば150W/m・K以上400W/m・K以下に設定されている。

0016

基台6は、基板5上に、例えば半田樹脂又はガラスを介して固着される。基台6は、後述する第1導電板8a、第2導電板8b及び光電変換素子3を設けるためのものである。受光部材4が受光した光が、集光部材10を介して光電変換素子3を照らすため、基台6が高温になることがある。そこで、基台6を放熱性に優れた材料とすることで、基台6から基板5に向かって熱を外部に放出することができる。

0017

基台6は、本実施形態では二層からなり、上層としての基台上部6aと、下層としての基台下部6bとからなる。そして、基台上部6aは、第1導電板8a及び第2導電板8bと絶縁される材料からなり、例えば、酸化アルミニウム質焼結体ムライト質焼結体炭化珪素質焼結体窒化アルミニウム質焼結体窒化珪素質焼結体又はガラスセラミック等のセラミックスから成る。なお、基台上部6aの熱伝導率は、例えば16W/m・K以上200W/m・K以下に設定されている。

0018

また、基台下部6bは、基台上部6aから伝わる熱を、効率良く基板5に伝えるものである。基台上部6aと基台下部6bとは、例えば半田、樹脂又はガラスを介して固着される。基台下部6bは、例えば、銅、タングステン又はモリブデン等の熱伝導性の優れた材料のいずれかを含む。なお、基台下部6bの熱伝導率は、例えば150W/m・K以上400W/m・K以下に設定されている。

0019

第1導電板8a及び第2導電板8bは、基台6の基台上部6a上に、例えば半田、樹脂又はガラス等を介して固着される。第1導電板8a及び第2導電板8bは、後述するように光電変換素子3にて起電した電力を流すためのものである。第1導電板8a及び第2導電板8bは、矩形状の板体であって、例えば、銅、銀、金、鉄、アルミニウムニッケルコバルト又はクロム等の金属材料、或いはそれらの合金からなる。そして、第1導電板8a及び第2導電板8bは、長手方向の長さが、例えば2mm以上150mm以下であって、短手方向の長さが、例えば0.5mm以上10.0mm以下であって、厚みが例えば0.1mm以上2.0mm以下に設定されている。

0020

第1導電板8aは、基台6上に設けられるとともに、その上面に光電変換素子3が実装される。そして、第1導電板8aは、基台6上から第1枠体7外にまで延在される。

0021

第2導電板8bは、第1導電板8aと間を空けて、基台6上に併設するとともに、第1枠体7外にまで延在される。なお、第1導電板8aと第2導電板8bは、一方向に沿って設けられている。

0022

図5は、光電変換装置の断面図であって、光電変換装置を二つ併設した状態を示している。

0023

図5に示すように、左側に位置する光電変換装置を第1光電変換装置2aとし、右側に位置する光電変換装置を第2光電変換装置2bとする。このとき、第1光電変換装置2aの第1導電板8aは、第2光電変換装置2b内にまで延在される。そして、第1光電変換装置2aの第1導電板8aが、第2光電変換装置2b内の基台6上にまで設けられる。

0024

第2光電変換装置2bにおいて、第2光電変換装置2bの光電変換素子3は、光電変換素子3の上面が、第1光電変換装置2aの第1導電板8aと電気的に接続される。

0025

また、第2光電変換装置2bにおいては、第1光電変換装置2aの第1導電板8aが、第2光電変換装置2bの第2導電板8bとして機能する。なお、第2光電変換装置2aの第1導電板8aと第2光電変換装置2bの第2導電板8bが一体ものである。

0026

光電変換素子3は、基台6と重なる領域であって第1導電板8a上に実装される。そして、光電変換素子3と第1導電板8aとが電気的に接続される。

0027

光電変換素子3は、例えば、III−V族化合物半導体を含んでいる太陽電池素子である。光電変換素子3は、光起電力効果により、受けた光を即時に電力に変換して出力することができる。例示的な太陽電池素子は、InGaPGaAs/Ge3接合型セルの構造を有している。インジウムガリウムリントップセルは、660nm以下の波長領域に含まれる光をエネルギー変換する。ガリウムヒ素ミドルセルは、660nmから890nmまでの波長領域に含まれる光をエネルギー変換する。ゲルマニウムボトムセルは、890nmから2000nmまでの波長領域に含まれる光をエネルギー変換する。3つのセルは、トンネル接合を介して直列に接続されている。開放電圧は、3つのセルの起電圧の和である。なお、光電変換素子3の一辺は、例えば3mm以上15mm以下の長さである。また、光電変換素子3は、例えば0.3mm以上5mm以下の厚みである。

0028

第1導電板8aの上面と対向する光電変換素子3の下面には、光電変換素子3の下面電極パターンが形成されている。かかる下面電極パターンが、例えば半田を介して第1導電板8aと電気的に接続されている。

0029

また、光電変換素子3の上面に形成される上面電極パターンが形成されている。かかる上面電極パターンは、例えばワイヤを介して、第2導電板8bと電気的に接続される。そして、光電変換素子3は、第2導電板8bを介して外部に電気を取り出すことができる。

0030

第1枠体7は、基板5上に形成されるとともに、基台6を取り囲むように設けられている。第1枠体7は、後述する第2枠体9とともに、光電変換素子3を封止するためのものである。第1枠体7は、基台6と間Bを空けて配置されている。そして、基台6と第1枠体7とを空間を介して配列することで、光電変換素子3にて発生した熱が、基台6から直接第1枠体7に伝わるのを抑制することができる。

0031

第1枠体7は、第1導電板8a及び第2導電板8bと電気的に絶縁する絶縁材料からなる。第1枠体7は、例えば、酸化アルミニウム質焼結体、ムライト質焼結体、炭化珪素質焼結体、窒化アルミニウム質焼結体、窒化珪素質焼結体又はガラスセラミック等のセラミックスから成る。

0032

また、第1枠体7には、基台6上から第1枠体7外にまで延在される第1導電板8a及び第2導電板8bを設ける凹部Cが設けられている。凹部Cは、第1枠体7の対向する両面の上部に設けられている。第1枠体7上にまで延在される第1導電板8a及び第2導電板8bは、凹部Cに嵌合される。そのため、第1導電板8a及び第2導電板8bが第1枠体7から位置ずれしにくく、基台6に対する第1導電板8a及び第2導電板8bの位置決めが容易となる。

0033

凹部Cの底面の高さ位置は、基台6の上面の高さ位置と合わさるように設定されている。両面の高さ位置の誤差は、例えば0.5mm以下に設定されている。そのため、第1導電板8a及び第2導電板8bは、基台6と第1枠体7にて同じ高さで支持されるため、第1導電板8a及び第2導電板8bが傾斜しにくく、第1導電板8a又は第2導電板8bに対して第1枠体7の端部又は基台6の端部から加わる応力緩和することができる。

0034

また、第1枠体7の上面の高さ位置であって、凹部Cが形成されていない箇所は、基台6上に形成した第1導電板8a及び第2導電板8bの上面の高さ位置と合わさるように設定されている。両面の高さ位置の誤差は、例えば0.5mm以下に設定されている。

0035

また、凹部Cは、第1枠体7の対向する一対の二辺にそれぞれ設けられている。図5に示すように、一方の凹部Cは、第1光電変換装置2aの第2導電板8bを設けるものであって、他方の凹部Cは、第1光電変換装置2aの第1導電板8a(第2光電変換装置2bの第2導電板8b)を設けるものである。

0036

第2枠体9は、第1枠体7上であって、第1枠体7と重なる領域に形成される。第2枠体9は、基台6上に実装される光電変換素子3を取り囲み、第1枠体7とともに光電変換素子3を封止するものである。

0037

第2枠体9は、第1枠体7上に形成されるとともに、凹部Cに設けられる第1導電板8a及び第2導電板8b上に形成される。そして、第2枠体9は、第1枠体7の凹部Cに位置する第1導電板8a及び第2導電板8bを第1枠体7と第2枠体9で挟んで支持する。そして、第1枠体7及び第2枠体9で光電変換素子3を封止する。また、第1導電板8a及び第2導電板8bが、第1枠体7の凹部Cによって両側面及び下面を位置決めされ、第2枠体9の下面によって上面が位置決めされる。

0038

第2枠体9は、第1枠体7と同様に、第1導電板8a及び第2導電板8bと電気的に絶縁する絶縁材料からなる。第1枠体7は、例えば、酸化アルミニウム質焼結体、ムライト質焼結体、炭化珪素質焼結体、窒化アルミニウム質焼結体、窒化珪素質焼結体又はガラスセラミック等のセラミックスから成る。

0039

第2枠体9の上部には、集光部材10を支持する支持部9aが形成されている。支持部9aは、第2枠体9の上面から第2枠体9の内壁面にかけて傾斜している。

0040

集光部材10は、空間SPを覆うように、第2枠体9の支持部9aに接続される。そして、空間SP内に位置する光電変換素子3は、基板5、第1枠体7、第2枠体9及び集光部材10にて囲まれることで気密封止される。また、集光部材10は、第2枠体9の支持部9aに対して、例えば半田、樹脂又はガラス等の接着部11を介して固着される。

0041

集光部材10は、受光部材4を介して透過した光を集光し、集光した光を光電変換素子3に集中させる機能を備えている。なお、集光部材10は、例えばガラス、プラスチック又は透光性樹脂等からなる。

0042

本実施形態によれば、第1枠体7と基台6との間Bを空けて設けることで、光電変換素子3の熱を基台6に伝達し、基台6から基板5に伝えやすくすることができる。そして、第1枠体7及び第2枠体9に伝わる熱を少なくすることで、集光部材10を支持する第1枠体7及び第2枠体9が熱膨張を低減することができ、集光部材10と光電変換素子3の光軸の位置ずれを抑制することができる。その結果、光電変換素子3に効率良く光を集光させることができ、光電変換素子3の光起電力効果を良好に維持することができる。

0043

また、光電変換素子3に伝わる熱を基板5に向かって良好に伝達することで、光電変換素子3の電気特性が大きく変化するのを抑制することができ、光電変換素子3の光起電力効果を向上させることができる。

0044

さらに、隣接する光電変換装置2同士の間で、第1光電変換装置2aの第1導電板8aが第2光電変換装置2b内にまで延在されていることで、第1光電変換装置2aの第1導電板8aを両装置間で共通に使用することができ、第1導電板8a及び第2導電板8bに流れる電気の阻害要因を少なくすることができ、第1導電板8a及び第2導電板8bを介して外部に取り出す電力を向上させることができる。また、本実施形態の光電変換モジュール1は、部品点数を少なくすることができ、生産性を効果的に向上させることができる。

0045

また、隣接する光電変換装置2同士の間で、第1光電変換装置2aの第1導電板8aが第2光電変換装置2b内にまで延在されていることで、第1光電変換装置2aの第1導電板8aを両装置間で共通に使用することができ、第1導電板8a及び第2導電板8bが占有する面積を小さくすることができ、光電変換装置2を小型化することができる。

0046

なお、本発明は上述の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。

0047

<光電変換モジュールの製造方法>
図6は、光電変換装置の分解斜視図である。図7は、隣接する二つの光電変換装置の分解した状態を示す、光電変換装置の断面図である。

0048

ここで、図6又は図7を用いて、図1に示す光電変換モジュール1及び図2に示す光電変換装置の製造方法を説明する。

0049

まず、基板5、基台6、第1枠体7及び第2枠体9を準備する。基板5は、鋳型に放熱性の優れた材料を流しこみ、流した材料を固めて鋳型から取り出すことで作製することができる。基板5は、基台6から伝わる熱を吸収して外部に放熱しやすくするために、例えばアルミ二ウム、銅又はモリブデン等の放熱機能を備えた金属材料からなる。

0050

基台6は、基台上部6aと、基台下部6bとを貼り合わせて作製することができる。基台上部6aは、例えば酸化アルミニウム質焼結体から成る場合、酸化アルミニウム酸化珪素酸化マグネシウム及び酸化カルシウム等の原料粉末に、有機バインダー可塑剤又は溶剤等を添加混合して混合物を得る。

0051

そして、基台上部6aの型枠内に、混合物を充填して乾燥させた後、焼結前の基板上部6を取り出す。

0052

また、タングステン又はモリブデン等の高融点金属粉末を準備し、この粉末に有機バインダー、可塑剤又は溶剤等を添加混合して金属ペーストを得る。

0053

そして、取り出した焼結前の基台上部6aの下面に対して、例えばスクリーン印刷法を用いて、金属ペーストを塗って基台下部6bを接合するためのメタライズ層を形成する。さらに、基板上部6aを焼成して、基台上部6aに作製することができる。

0054

基台下部6bは、基板5の作製方法と同様に、鋳型に放熱性の優れた材料を流しこみ、流した材料を固めて鋳型から取り出すことで作製することができる。

0055

次に、基台上部6aの下面に形成したメタライズ層にろう材を介して、基台下部6bの上面と貼り合わせて、両台を固着させることによって、基台6を準備することができる。

0056

また、第1枠体7及び第2枠体9は、基台上部6aの作製方法と同様の方法で作製することができる。第1枠体7及び第2枠体9が、例えば酸化アルミニウム質焼結体から成る場合、例えば酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウム及び酸化カルシウム等の原料粉末に、有機バインダー、可塑剤又は溶剤等を添加混合して混合物を得る。

0057

そして、第1枠体7及び第2枠体9の型枠内に、混合物を充填して乾燥させた後、焼結前の第1枠体7及び第2枠体9を取り出す。

0058

そして、取り出した焼結前の第1枠体7の上面であって、第2枠体9と貼り合わせる箇所に対して、例えばスクリーン印刷法を用いて、金属ペーストを塗って第2枠体9を接合するためのメタライズ層を形成する。さらに、第1枠体7及び第2枠体9を焼成して、第1枠体7及び第2枠体9を作製することができる。

0059

そして、準備した基板5上に基台6を半田を介して接合する。さらに、基台6と間を空けて、第1枠体7を基板5上に半田を介して接合する。

0060

次に、図7に示すように、基台6及び第1枠体7上に第1導電板8aを例えば半田を介して接合する。第1導電板8aは、基台6上から第1枠体7の凹部C上にかけて設ける。なお、第1導電板8aは、隣接する第1光電変換装置2aの基台6上から第2光電変換装置2bの第1枠体7上にまで延在される大きさのものを用いる。

0061

そして、第1導電板8a及び第2導電板8bを載置した第1枠体7上に第2枠体9を例えば半田を介して接合する。さらに、基台6上に設けられた第1導電板8a上に対して、光電変換素子3を実装する。さらに、光電変換素子3の上面から隣接する基台6上から延在される第2導電板8bに対して、ボンディングワイヤを介して両者を電気的に接続する。

0062

次に、第2枠体9上に例えば半田等の接着部を介して集光部材10を接合する。そして、光電変換素子3を第1枠体7、第2枠体9及び集光部材10によって封止することができる。このようにして、複数の光電変換装置2を同時に作製することができる。

0063

複数の光電変換装置2上に受光部材4を設けることで、光電変換モジュール1を作製することができる。

0064

1光電変換モジュール
2光電変換装置
3光電変換素子
4受光部材
4aレンズ部材
4bフレーム部材
5基板
6基台
6a 基台上部
6b 基台下部
7 第1枠体
8a 第1導電板
8b 第2導電板
9 第2枠体
9a 支持部
10集光部材
11接着部
SP 空間
B 間
C 凹部

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