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技術 誘導加熱調理器

出願人 パナソニック株式会社
発明者 志智一義永田隆二横野政廣岡田和一宗形彩加
出願日 2009年10月26日 (10年8ヶ月経過) 出願番号 2009-245144
公開日 2011年5月6日 (9年2ヶ月経過) 公開番号 2011-090982
状態 特許登録済
技術分野 誘導加熱調理器 ストーブまたはレンジの細部2
主要キーワード 凹部壁面 吸気能力 横ずれ防止 立ち壁 字断面形状 トップフレーム 取り外し動作 吸気口カバー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2011年5月6日)のものです。
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図面 (9)

課題

本体前面下方からも外気吸気する構成において、本体内部への水の浸入を抑制し、品質の向上を図ること。

解決手段

第2吸気口カバー13の傾斜面20に複数の穴を設け、第4の吸気口16とし、第1吸気口カバー12に、傾斜面20と冷却ファン9との間に、上方に立ち上がり、第2吸気口カバー13装着時に傾斜面20の上端よりも高くなるように形成された立壁18を設ける。

概要

背景

従来この種の誘導加熱調理器は、本体前面を覆う前パネルの前面下部に、下に移動するのに従い後方へ向かう傾斜面を形成し、傾斜面に吸気口部の開口を形成している(例えば、特許文献1参照)。

図8は、特許文献1に記された従来の誘導加熱調理器を示すものである。図8に示すように、冷却ファン51の吸気を本体外から取り込む吸気口部52を、本体の下面に形成し、吸気口部52に略格子状吸気口カバー53を嵌着するとともに、本体前面を覆う前パネル54の前面下部に、下に移動するのに従い後方へ向かう傾斜面を形成し、傾斜面に吸気口部の開口55を形成し、本体前面から冷却ファン51へと外気を吸い込んでいる。傾斜面を形成することで、本体上部等に水をこぼした場合でも、傾斜面の吸気口部の開口55近辺に水が到達する可能性を軽減しているものである。

概要

本体前面下方からも外気を吸気する構成において、本体内部への水の浸入を抑制し、品質の向上をること。第2吸気口カバー13の傾斜面20に複数の穴を設け、第4の吸気口16とし、第1吸気口カバー12に、傾斜面20と冷却ファン9との間に、上方に立ち上がり、第2吸気口カバー13装着時に傾斜面20の上端よりも高くなるように形成された立壁18を設ける。

目的

本発明は前記従来技術における課題を解決するもので、本体内部への水の浸入を抑制する誘導加熱調理器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

本体外郭を構成する外郭ケースと、前記外郭ケース上面を構成しを載置する天板と、前記外郭ケース前面を構成する前パネルと、前記天板下方に配置され前記鍋を誘導加熱する加熱コイルと、前記外郭ケース内部に設けられ前記加熱コイルに高周波電力を供給する回路ユニットと、前記加熱コイルおよび前記回路ユニットに冷却風送風する冷却ファンと、前記冷却ファンの前方で前記外郭ケース底面に設けられ、前記冷却ファンにより外気を前記本体に取り込むための吸気口部と、前記吸気口部を覆うように前記外郭ケース底面に固定され、複数の穴が形成された第1吸気口カバーと、装着時に、前記外郭ケースに保持され、複数の穴が形成され、前記第1吸気口カバーと対向して配置される対向部、及び前記本体前面に向かって立ち上がる傾斜面を有し、前記前パネルの下端と前記傾斜面の上端が隣接するように、前記外郭ケース前面から前記外郭ケース底面に略平行に移動させて挿抜可能とした第2吸気口カバーとを備え、前記第1吸気口カバーに前記傾斜面と前記冷却ファンとの間で上方に立ち上がり、前記第2吸気口カバー装着時に前記傾斜面の上端よりも高い立壁を設け、前記傾斜面に複数の穴を設けた構成とした誘導加熱調理器

請求項2

立壁の本体前面方向に突出する第2の壁を、第2吸気口カバー装着時に傾斜面の上端よりも高い位置に有する構成とした請求項1に記載の誘導加熱調理器。

請求項3

第1吸気口カバーは本体前面方向に突出する第1突起部を有し、第2吸気口カバーは本体後面方向に突出する第2突起部を設け、前記第2吸気口カバーを装着したとき、前記第2突起部下面が、前記第1突起部上面と接する構成とした請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。

請求項4

第1突起部の両端部に、上方に立ち上がる横ずれ防止リブを形成した請求項3に記載の誘導加熱調理器。

請求項5

第2吸気口カバーを前面側に引き出すための指掛け部を形成する凹部を傾斜面に設け、前記凹部の本体後方側に前記第2突起部を設けた構成とした請求項3または4に記載の誘導加熱調理器。

請求項6

凹部を形成する壁面に本体内部に通じる穴を設けない請求項5に記載の誘導加熱調理器。

請求項7

第1吸気口カバーは、前記本体前面に向かって立ち上がり、第2吸気口カバーの後端部が、前記第2吸気口カバーを装着時に当接してスライドする傾斜面を有する第3突起部を設けた構成とした請求項1から6に記載の誘導加熱調理器。

技術分野

0001

本発明は、一般家庭台所業務用厨房等で使用する、据え置き型誘導加熱調理器に関するものである。

背景技術

0002

従来この種の誘導加熱調理器は、本体前面を覆う前パネルの前面下部に、下に移動するのに従い後方へ向かう傾斜面を形成し、傾斜面に吸気口部の開口を形成している(例えば、特許文献1参照)。

0003

図8は、特許文献1に記された従来の誘導加熱調理器を示すものである。図8に示すように、冷却ファン51の吸気を本体外から取り込む吸気口部52を、本体の下面に形成し、吸気口部52に略格子状吸気口カバー53を嵌着するとともに、本体前面を覆う前パネル54の前面下部に、下に移動するのに従い後方へ向かう傾斜面を形成し、傾斜面に吸気口部の開口55を形成し、本体前面から冷却ファン51へと外気を吸い込んでいる。傾斜面を形成することで、本体上部等に水をこぼした場合でも、傾斜面の吸気口部の開口55近辺に水が到達する可能性を軽減しているものである。

先行技術

0004

特開2009−4143号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記従来の構成は、本体前面に水をこぼした場合、床面で跳ね返った水が、前パネルの傾斜面に設けた、本体前面下方からも外気を吸気するための吸気口から本体内部に浸入する恐れがあるという課題を有していた。さらに、冷却ファンが回転している際には、冷却ファンにより吸い込まれるため、吸気口から水が浸入する可能性が高くなる。本体内に浸入した水は、冷却ファンにより、冷却風と共に加熱コイル高周波電力を供給する回路ユニットなどに送られると、本体の故障につながるという課題を有していた。

0006

本発明は前記従来技術における課題を解決するもので、本体内部への水の浸入を抑制する誘導加熱調理器を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、加熱コイルおよび回路ユニットに冷却風を送風する冷却ファンの前方で、外郭ケース底面に設けられ、冷却ファンにより外気を本体に取り込むための吸気口部と、吸気口部を覆うように外郭ケース底面に固定され、複数の穴が形成された第1吸気口カバーと、装着時に、外郭ケースに保持され、複数の穴が形成され、第1吸気口カバーと対向して配置される対向部、及び本体前面に向かって立ち上がる傾斜面を有し、外郭ケース前面を構成する前パネルの下端と傾斜面の上端が隣接するように、外郭ケース前面から外郭ケース底面に略平行に移動させて挿抜可能とした第2吸気口カバーとを備え、第1吸気口カバーに傾斜面と冷却ファンとの間で上方に立ち上がり、第2吸気口カバー装着時に傾斜面の上端よりも高い立壁を設け、傾斜面に複数の穴を設けた構成とした。

発明の効果

0008

これにより、本体前面下方からも外気を吸気する構成において、本体前面に水をこぼし、床面で跳ね返った水が本体前面下部の吸気口から浸入した場合でも、水が立壁で跳ね返り本体内部への水の浸入を抑制することができ、回路ユニットなどの故障を軽減し、品質の向上を図ることができる。

図面の簡単な説明

0009

本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の斜視図
本発明の実施の形態1における第1吸気口カバーおよび第2吸気口カバーの斜視図
本発明の実施の形態1における第1吸気口カバーに第2吸気口カバーを装着したときの斜視図
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の断面図
本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器の断面図
本発明の実施の形態3における第1吸気口カバーおよび第2吸気口カバーの断面図
本発明の実施の形態4における第2吸気口カバーの斜視図
従来例における誘導加熱調理器の斜視図

実施例

0010

第1の発明は、本体外郭を構成する外郭ケースと、外郭ケース上面を構成しを載置する天板と、外郭ケース前面を構成する前パネルと、天板下方に配置され鍋を誘導加熱する加熱コイルと、外郭ケース内部に設けられ加熱コイルに高周波電力を供給する回路ユニットと、加熱コイルおよび回路ユニットに冷却風を送風する冷却ファンと、冷却ファンの前方で外郭ケース底面に設けられ、冷却ファンにより外気を本体に取り込むための吸気口部と、吸気口部を覆うように外郭ケース底面に固定され、複数の穴が形成された第1吸気口カバーと、装着時に、外郭ケースに保持され、複数の穴が形成され、第1吸気口カバーと対向して配置される対向部、及び本体前面に向かって立ち上がる傾斜面を有し、前パネルの下端と前記傾斜面の上端が隣接するように、外郭ケース前面から外郭ケース底面に略平行に移動させて挿抜可能とした第2吸気口カバーとを備え、第1吸気口カバーに傾斜面と冷却ファンとの間で上方に立ち上がり、第2吸気口カバー装着時に傾斜面の上端よりも高い立壁を設け、傾斜面に複数の穴を設けた構成としたことにより、本体前面下方からも外気を吸気する構成において、本体前面に水をこぼし、床面で跳ね返った水が本体前面下部の吸気口から浸入した場合でも、水が立壁で跳ね返り本体内部への水の浸入を抑制することができ、回路ユニットなどの故障を軽減し、品質の向上を図ることができる。また、第2吸気口カバーは着脱自在であるため、容易に清掃できる。さらに、本体前面に水をこぼし、床面で跳ね返った水が本体前面下部の吸気口から浸入し、立ち壁で跳ね返り、その一部の水が本体外に流れ出ず、第2吸気口カバーに付着したままであっても、第2吸気口カバーは着脱自在であるため付着した水分を拭き取ることが可能である。

0011

第2の発明は、特に、第1の発明において、立壁の本体前面方向に突出する第2の壁を、第2吸気口カバー装着時に傾斜面の上端よりも高い位置に有する構成としたことにより、本体内の他の部品との関係から、立壁の高さが充分取れず低い場合においても、本体前面に水をこぼし、床面で跳ね返った水が本体前面下部の吸気口から浸入した際、立壁を乗り越えることなく、第2の壁で跳ね返り本体内部への水の浸入を抑制することができ、回路ユニットなどの故障を軽減し、品質の向上を図ることができる。

0012

第3の発明は、特に、第1または2の発明において、第1吸気口カバーは本体前面方向に突出する第1突起部を有し、第2吸気口カバーは本体後面方向に突出する第2突起部を設け、前記第2吸気口カバーを装着したとき、前記第2突起部下面が、前記第1突起部上面と接する構成としたことにより、第2吸気口カバー装着時に、第2吸気口カバーがたわ
むことを抑制することができ、第2吸気口カバーの強度、耐久性の向上を図ることができる。

0013

第4の発明は、特に、第3の発明において、第1突起部の両端部に、上方に立ち上がる横ずれ防止リブを形成したことにより、第2吸気口カバー装着時に、横方向の位置を決めることができ、第2吸気口カバーが横方向にずれることを抑制することができる。

0014

第5の発明は、特に、第3または第4の発明において、第2吸気口カバーを前面側に引き出すための指掛け部を形成する凹部を傾斜面に設け、凹部の本体後方側に第2突起部を設けた構成としことにより、第2吸気口カバーの着脱を容易に行うことができる。

0015

第6の発明は、特に、第5の発明において、凹部を形成する壁面に本体内部に通じる穴を設けない構成としたことにより、凹部からは本体内に吸気されないので埃が堆積しにくく、第2吸気口カバー取り外し時に、手が堆積したホコリなどに触れにくいものとできる。

0016

第7の発明は、特に、第1〜6のいずれか1つの発明において、第1吸気口カバーは、本体前面に向かって立ち上がり、第2吸気口カバーの後端部が、第2吸気口カバーを装着時に当接してスライドする傾斜面を有する第3突起部を設けた構成としたことにより、第2吸気口カバー装着時に、第3突起部により、第2吸気口カバーが本体の後方に移動するのに従い、下に向かうように誘うことができ、第2吸気口カバーの装着を容易に行うことができる。

0017

以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって、本発明が限定されるものではない。

0018

(実施の形態1)
図1は、本発明における第1の実施の形態における誘導加熱調理器の斜視図、図2は第1吸気口カバーおよび第2吸気口カバーの斜視図、図3は第2吸気口カバーを装着したときの斜視図、図4は本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の断面図を示す。

0019

図1において、本体1はキッチン等の置き台に載置して使用する据え置き型のもので、本体の側面、後面、底面は外郭ケース4により構成されている。本体1の上面の外郭ケース4は、結晶化ガラス素材とした鍋を載置する天板2の周囲を金属の構成部材から成るトップフレーム3で囲んで覆われている。本体1内部には誘導加熱手段を構成する加熱コイル5が配されている。

0020

トップフレーム3下部で本体1の前面は、庫内にシーズヒーター発熱体として備え、食材加熱調理する加熱調理庫6の扉7と、扉7側方で本体前面を覆う前パネル10とでその大部分を覆われている。扉7は把手を持って開閉操作する。前パネル10内方には加熱コイル5に高周波電力を供給する回路ユニット8と、加熱コイル5と回路ユニット8などに冷却風を送風する冷却ファン9を回路ユニット8の前方に配置して備えている。

0021

また、外郭ケース4の底面に、冷却ファン9に通じる吸気口部11を設けている。吸気口部11を覆うように構成され、外郭ケース4底面に固定されている第1吸気口カバー12には複数の穴が設けられており、第2の吸気口14としている。第1吸気口カバー12の固定は、ビスを用い、外郭ケース4の底面にねじどめして固定する。第1吸気口カバー12に設けられた第2の吸気口14である複数の穴は、本体1内に指が入り冷却ファンに触り怪我をすることがないように、指の太さを目安として、最大部寸法をおよそ10mm以下の大きさとする。さらに、略格子状とし、およそ10mm四方以下の穴とすれば、本
体1内に浸入する塵や埃をより一層抑制することができる。吸気口部11の形状は、本体1に対して外側に第1吸気口カバー12が固定されており、指が入る恐れがないため、吸気口部11の面積が第1吸気口カバー12の大きさ以下であれば、穴は1つでも複数でも、また丸穴でも略格子状でも良いとする。第1吸気口カバー12には、金属板で構成された外郭ケース4の吸気口部11などのエッジ部分を覆う役割がある。

0022

外郭ケース4底面に保持され、第1吸気口カバー12と対向に設けられている第2吸気口カバー13の対向部19にも複数の穴が設けられており、第3の吸気口15としている。対向部19に設けられた第3の吸気口15である複数の穴は、第2の吸気口14と同様に、本体1内に指が入り冷却ファンに触り怪我をすることがないように、指の太さを目安として、最大部寸法をおよそ10mm以下の大きさとする。さらに、略格子状とし、およそ10mm四方以下の穴とすれば、本体1内に浸入する塵や埃をより一層抑制することができる。第2吸気口カバー13を装着している状態において、本体1底面から吸気される外気はまず、対向部19に設けられた第3の吸気口15を通り、続いて第1吸気口カバー12に設けられた第2の吸気口14を通り、外郭ケース4の底面に設けられた吸気口部11を通り冷却ファン9に取り込まれ、冷却風として、加熱コイル5および回路ユニット8などを冷却するために送風される。

0023

第2吸気口カバー13の傾斜面20は、本体1前面に向かって立ち上がり、前パネル10の下端と傾斜面20の上端が隣接する構成としている。傾斜面20に複数の穴を設け、第4の吸気口16としている。これによって本体1底面からの吸気に加え、傾斜面20に設けた第4の吸気口16により本体1前面下方からも吸気することが可能になり、吸気能力の向上を図ることができる。また、前パネル10の下端と傾斜面20の上端が隣接する構成とすることにより、外気を本体1前面下方から吸気するにあたり、前パネル10と第2吸気口カバー13の傾斜面20との隙間が殆どなくなり、本体1内に埃や塵が隙間から吸い込まれ浸入することを抑制することができる。第4の吸気口16を、略格子状で、およそ10mm四方以下の形状などにしておけば、本体1内に埃や塵が浸入することをさらに抑制することができる。

0024

図2図3において、第2吸気口カバー13の保持は、外郭ケース4の底面に固定された第1吸気口カバー12に、本体1前面から見て略L字断面形状の保持部17を複数個設け、保持する構成としている。第2吸気口カバー13は外郭ケース4の前面から外郭ケース4の底面に略平行にスライドし、複数個設けた保持部17により図3のように保持し、着脱自在な構成としている。これにより、第2吸気口カバー13は、本体1を設置したままの状態で、本体1前面から着脱することができ、清掃を容易に行うことができる。さらに、第1吸気口カバー12を外郭ケース4底面に固定することで、第2吸気口カバー13を装着し忘れた状態でも、本体1への塵や埃の浸入を抑制することができる。また、第2吸気口カバー13を保持するという2つの役割を第1吸気口カバー12のみで実現することができる。

0025

また、図2図3において、第3突起部34は、第1吸気口カバー12の本体1前面側に設けられ、本体前面に向かって立ち上がり、第2吸気口カバーの後端部が、第2吸気口カバーを装着時に当接してスライドする傾斜面を有する構成としたものである。これにより、第2吸気口カバー装着時に、第2吸気口カバーの後端部が、第3突起部34の傾斜面に当接しスライドすることにより、第2吸気口カバーが本体の後方に移動するのに従い、下に向かうように誘うことができ、第2吸気口カバーの装着を容易に行うことができる。

0026

図1において、第1吸気口カバー12に、傾斜面20と冷却ファン9との間に、上方に立ち上がる立壁18を設けている。立壁18の位置は、本体1前面に水をこぼし、床面で跳ね返った水が傾斜面20の第4の吸気口16から浸入した場合に、立壁18で水を跳ね
返すため、傾斜面20よりも本体1後方に存在する必要があり、浸入した水が冷却ファン9に吸い込まれないように、冷却ファン9よりも本体1前方に存在する必要があるため、傾斜面20と冷却ファン9との間に設けている。

0027

図4において、空気の経路41は、冷却ファン9が回転することにより、本体1前面下方から傾斜面20に設けた第4の吸気口16を通って本体1内に吸い込まれた空気の経路を示している。水の経路42は、本体1前面に水をこぼし、床面で跳ね返った水が傾斜面20の第4の吸気口16から浸入した場合の水の経路を示している。図4のように、立壁18の高さは、第2吸気口カバー13装着時に傾斜面20の上端よりも高くなるように形成する。これは、第4の吸気口16において、傾斜面20の上端に近い開口から跳ね返った水が浸入しても、立壁で跳ね返るようにするためである。

0028

図4のように、空気は軽いため、冷却ファン9が回転することにより、本体1前面下方から傾斜面20に設けた第4の吸気口16を通って本体1内に吸い込まれた空気の経路41は、立壁18を乗り越えて冷却ファン9に吸い込まれ、冷却風として、加熱コイル5および回路ユニット8などを冷却するために送風される。しかし、水は空気よりも重いため、本体1前面に水をこぼし、床面で跳ね返った水が傾斜面20の第4の吸気口16から浸入した場合の水の経路42は、立壁18で跳ね返り、傾斜面20に設けられた第4の吸気口16もしくは対向部19に設けられた第3の吸気口15から本体1の外側へと排出される。浸入した水の一部が本体1の外側へと流れ出ず、第2吸気口カバー13に付着したままであっても、第2吸気口カバー13は着脱自在であるため付着した水分を拭き取ることが可能である。また、浸入した水の一部が立壁18の本体1前面側や第1吸気口カバー12の本体1外側に付着した場合にも、第2吸気口カバー13を取り外し、付着した水分を拭き取ることが可能である。

0029

以上のように、本実施の形態においては、第2吸気口カバー13の傾斜面20に第4の吸気口16を設け、第1吸気口カバー12に、傾斜面20と冷却ファン9との間に、上方に立ち上がる立壁18を設け、第2吸気口カバー13の傾斜面20に第4の吸気口16を設けることにより、本体前面下方からも外気を吸気する構成において、本体前面に水をこぼし、床面で跳ね返った水が傾斜面20の第4の吸気口16から浸入した場合でも、水が立壁18で跳ね返り本体内部への水の浸入を抑制することができ、回路ユニット8などの故障を軽減し、品質の向上を図ることができる。

0030

(実施の形態2)
図5は本発明における第2の実施の形態における誘導加熱調理器の断面図を示す。なお、本実施の形態の基本構成は実施の形態1と同じなので、異なる点を中心に説明する。また、実施の形態1と同じ要素には同じ符号を付し、その説明は省略する。

0031

図5において、第2の壁28は、立壁18の本体前面方向に突出し、第2吸気口カバー装着時に傾斜面の上端よりも高い位置に設けたものである。前パネル10の補強のために前パネルの本体1後方側に補強のリブを立てるなど別の部品の存在により、立壁18の高さが充分に確保できない場合においても、本体前面に水をこぼし、床面で跳ね返った水が傾斜面20の第4の吸気口16から浸入した際、水の経路42のように、立壁18を乗り越えることなく、立壁18もしくは第2の壁で跳ね返り、傾斜面20に設けられた第4の吸気口16もしくは対向部19に設けられた第3の吸気口15から本体1の外側へと排出される。浸入した水の一部が本体1の外側へと流れ出ず、第2吸気口カバー13に付着したままであっても、第2吸気口カバー13は着脱自在であるため付着した水分を拭き取ることが可能である。また、浸入した水の一部が立壁18の本体1前面側や第1吸気口カバー12の本体1外側に付着した場合にも、第2吸気口カバー13を取り外し、付着した水分を拭き取ることが可能である。図5のように、第2の壁28は、第2吸気口カバー13
装着時に傾斜面20の上端よりも高くなる位置に設けている。これは、第4の吸気口16において、傾斜面20の上端に近い開口から跳ね返った水が浸入しても、第2の壁28で跳ね返るようにするためである。

0032

(実施の形態3)
図6は本発明における第3の実施の形態における第1吸気口カバー12および第2吸気口カバー13の断面図を示す。なお、本実施の形態の基本構成は実施の形態1と同じなので、異なる点を中心に説明する。また、実施の形態1と同じ要素には同じ符号を付し、その説明は省略する。

0033

図6において、第1突起部31は、第1吸気口カバー12に設けられ本体前面方向に突出する構成とし、第2突起部32は、第2吸気口カバー13に設けられ本体後面方向に突出する構成としている。図6のように第2吸気口カバー13を装着したとき、第2突起部32下面が、第1突起部31上面と接する構成としている。

0034

図1図2図3のように、第2吸気口カバー13の保持は、外郭ケース4の底面に固定された第1吸気口カバー12に、本体1前面から見て略L字断面形状の保持部17を複数個設け、保持する構成としている。第2吸気口カバー13は外郭ケース4の前面から外郭ケース4の底面に略平行にスライドし、複数個設けた保持部17により図3のように保持し、着脱自在な構成としている。このため、第2吸気口カバー13は両端を保持されており、中央がたわみやすい構成となっている。中央がたわむと中央部により応力がかかりやすくなり、第2吸気口カバー13の強度、耐久性が低下してしまう。図2のように、第1吸気口カバー12の中央に本体前面方向に突出する第1突起部31を、第2吸気口カバー13の中央に本体後面方向に突出する第2突起部32を設け、図6のように第2吸気口カバー13を装着したとき、第2突起部32下面が、第1突起部31上面と接する構成とすることにより、補強のためにリブや他の部品を追加することなく、第2吸気口カバー13装着時に、第2吸気口カバー13がたわむことを抑制することができ、第2吸気口カバー13の強度、耐久性の向上を図ることができる。

0035

図2図3において、横ずれ防止リブ33は、第1突起部31の両端部に、上方に立ち上がる構成としている。図2図3のように、横ずれ防止リブ33を設けることにより、第2吸気口カバー13装着時に、横方向の位置を決めることができ、第2吸気口カバー13が横方向にずれることを抑制することができる。また横方向の位置が決まりやすくなるため、第2吸気口カバー13の装着を容易に行うことができる。

0036

(実施の形態4)
図7は本発明における第4の実施の形態における第2吸気口カバーの斜視図を示す。なお、本実施の形態の基本構成は実施の形態1と同じなので、異なる点を中心に説明する。また、実施の形態1と同じ要素には同じ符号を付し、その説明は省略する。

0037

図7において、本体1前面に露出する傾斜面20には、第4の吸気口16に挟まれた略中央部分に、第2吸気口カバー13を取り外し時に指先を引っ掛ける指掛け部21の外形を傾斜面20と一致させ奥方に窪んだ凹部22として指先が納まる空間とし、先端を下向きのリブ状として設けている。第2吸気口カバー13は、指先を凹部22に入れるように指掛け部21に引っ掛けて本体1の前方方向に引き出すことで第1吸気口カバー12または外郭ケース4底面から取り外すことができる。凹部壁面23は、第2吸気口カバー13を構成する傾斜面20に設けた指掛け部21奥方の凹部22を形成するものであり、図2のように、凹部壁面23の本体後方側に第2突起部32を設けた構成としている。これにより、傾斜面20に第2突起部32を設ける構成に比べ、第1突起部31までの距離が短くなり、第2突起部32の本体後面方向へ突出する長さが短くなるため、第2突起部32
の強度が向上し、耐久性の向上を図ることができる。また、第2突起部32の上面に、本体の前後方向に形成され、凹部壁面23へと延び、上方に立ち上がるリブを設けることにより、第1突起部31の上面と接することに影響を与えることなく、第2突起部32の強度をさらに向上させることができる。

0038

図7のように指掛け部21の外形を傾斜面20と一致させ、傾斜面20より前方に出ないので、本体1を調理などで使用時に不意に指掛け部21に触れることが低減され、意図せず第2吸気口カバー13を外してしまうことを防ぐ。第4の吸気口16に挟まれた略中央部分に、指掛け部21の上辺と第4の吸気口16の上辺とをほぼ一致させて奥部を凹部22として配するので、外面が変化している凹部22を目印に第2吸気口カバー13を取り外す際に指先を引っ掛けて引っ張ることで、取り外し動作をする部分が容易に判り、第2吸気口カバー13の着脱操作を迷わずに簡単に行うことができる。また、第2吸気口カバー13の第4の吸気口16範囲の上辺と指掛け部21の上辺とがほぼ一致するので、引っ掛け部が目立たない外観とできる。

0039

また、図7のように凹部壁面23には、本体1の内部に通じる穴を設けないように構成している。これにより、凹部22からは直接本体1内に吸気される経路はないので、第2吸気口カバー13を取り外し時に指先が触れる、指掛け部21とその奥方の凹部22には埃が堆積しにくく、第2吸気口カバー13取り外し時に指先が埃に触れることが少なく、快適に第2吸気口カバー13を取り外すことができる。

0040

以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は、第1吸気口カバーに傾斜面と冷却ファンとの間で上方に立ち上がり、第2吸気口カバー装着時に傾斜面の上端よりも高い立壁を設け、傾斜面に複数の穴を設けた構成とすることにより、本体前面下方からも外気を吸気する構成において、本体前面に水をこぼし、床面で跳ね返った水が本体前面下部の吸気口から浸入した場合でも、水が立壁で跳ね返り本体内部への水の浸入を抑制することができ、回路ユニットなどの故障を軽減し、品質の向上を図ることができるため、設置形態にとらわれず、誘導加熱調理機器全般等の用途にも適用できる。

0041

1 本体
2天板
3トップフレーム
4外郭ケース
5加熱コイル
6加熱調理庫
7 扉
8回路ユニット
9冷却ファン
10 前パネル
11吸気口部
12 第1吸気口カバー
13 第2吸気口カバー
14 第2の吸気口
15 第3の吸気口
16 第4の吸気口
17 保持部
18立壁
19対向部
20 傾斜面
21指掛け部
22 凹部
23凹部壁面
28 第2の壁
31 第1突起部
32 第2突起部
33横ずれ防止リブ
34 第3突起部
41 空気の経路
42 水の経路
51 冷却ファン
52 吸気口部
53 吸気口カバー
54 前パネル
55 吸気口部の開口

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