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技術 誘導加熱調理器

出願人 パナソニック株式会社
発明者 志智一義岡田和一
出願日 2009年10月26日 (10年8ヶ月経過) 出願番号 2009-245142
公開日 2011年5月6日 (9年2ヶ月経過) 公開番号 2011-090980
状態 特許登録済
技術分野 誘導加熱調理器 ストーブまたはレンジの細部2
主要キーワード 凹部壁面 吸気能力 吸気面積 字断面形状 トップフレーム 取り外し動作 吸気口カバー トラッキング現象
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (10)

課題

着脱可能な防塵フィルタを、本体を設置したままの状態で、外郭ケース前面から外郭ケース底面に略平行に着脱し、装着性の向上を図ること。

解決手段

外郭ケース4底面に設けられ、冷却ファン9により外気を本体1に取り込むための吸気口部11と、吸気口部11を覆うように構成され、外郭ケース4底面に固定され、複数の穴が形成された第1吸気口カバー12と、外郭ケース4に保持され、第1吸気口カバー12と対向に設けられ、複数の穴が形成された第2吸気口カバー13とを備え、第2吸気口カバー12は外郭ケース4前面から外郭ケース4底面に略平行に挿抜可能な構成とした。

概要

背景

従来この種の誘導加熱調理器は、吸気口の外側にL字状の引っ掛け部を対面して少なくとも1ヶ所ずつ設け、片側の引っ掛け部には反引っ掛け部方向に作用するバネを設け、この引っ掛け部間に防塵フィルタを固定する(例えば、特許文献1参照)。

図7、図8、図9は、特許文献1に記された従来の誘導加熱調理器を示すものである。図7、図8、図9に示すように、本体下面の吸気口33の外側に、防塵フィルタ37を着脱自在に取り付けたものである。吸気口33の周囲に対面して設けた一対のL字状の引っ掛け部34、35にはめ込む形で着脱自在に取り付けている。引っ掛け部35には、引っ掛け部34方向に反作用する板状のバネ36を設け、バネ36の押圧力を利用して引っ掛け部34、35で防塵フィルタ37を本体に支持固定する。このようにして本体底面の吸気口に着脱自在の防塵フィルタを支持固定する構成を得るものである。

概要

着脱可能な防塵フィルタを、本体を設置したままの状態で、外郭ケース前面から外郭ケース底面に略平行に着脱し、装着性の向上をること。外郭ケース4底面に設けられ、冷却ファン9により外気を本体1に取り込むための吸気口部11と、吸気口部11を覆うように構成され、外郭ケース4底面に固定され、複数の穴が形成された第1吸気口カバー12と、外郭ケース4に保持され、第1吸気口カバー12と対向に設けられ、複数の穴が形成された第2吸気口カバー13とを備え、第2吸気口カバー12は外郭ケース4前面から外郭ケース4底面に略平行に挿抜可能な構成とした。

目的

本発明は前記従来技術における課題を解決するもので、防塵フィルタの装着性を向上した誘導加熱調理器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

外郭ケースと、前記外郭ケース上面を構成しを載置する天板と、前記天板下方に配置され前記鍋を誘導加熱する加熱コイルと、前記外郭ケース内部に設けられ前記加熱コイルに高周波電力を供給する回路ユニットと、前記加熱コイルおよび前記回路ユニットに冷却風送風する冷却ファンと、前記外郭ケース底面に設けられ、前記冷却ファンにより外気を前記本体に取り込むための吸気口部と、前記吸気口部を覆うように構成され、前記外郭ケース底面に固定され、複数の穴が形成された第1吸気口カバーと、前記外郭ケースに保持され、前記第1吸気口カバーと対向に設けられ、複数の穴が形成された第2吸気口カバーとを備え、前記第2吸気口カバーは前記外郭ケース前面から前記外郭ケース底面に略平行に挿抜可能な構成とした誘導加熱調理器

請求項2

第1吸気口カバーに第1突起部を設け、前記第1突起部により第2吸気口カバーを保持する構成とした請求項1に記載の誘導加熱調理器。

請求項3

外郭ケース底面に第2突起部を設け、前記第2突起部により第2吸気口カバーを保持する構成とした請求項1に記載の誘導加熱調理器。

請求項4

第1吸気口カバーは略格子状の複数の穴を備え、第2吸気口カバーは前記第1吸気口カバーの前記略格子状の複数の穴と同一形状の複数の穴を備えた請求項1〜3のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。

請求項5

本体は前面を構成する前パネルを備え、第2吸気口カバーは前記本体前面に向かって立ち上がり複数の穴が形成された傾斜面を有し、前記前パネルの下端と前記傾斜面の上端が一致する構成とした請求項1〜4のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。

請求項6

第2吸気口カバーを前面側に引き出すための指掛け部を形成する凹部を傾斜面に設けた請求項5に記載の誘導加熱調理器。

請求項7

凹部を形成する壁面に本体内部に通じる穴を設けない請求項6に記載の誘導加熱調理器。

請求項8

第2吸気口カバーは上面および底面に略長方形の開口部を備え、前記両開口部は、前後方向に設け、前記底面から後方に向かって前記上面に立ち上がる傾斜面の間の空間で連通するように略格子状に構成した請求項1から7に記載の誘導加熱調理器。

技術分野

0001

本発明は、一般家庭台所業務用厨房等で使用する、据え置き型誘導加熱調理器に関するものである。

背景技術

0002

従来この種の誘導加熱調理器は、吸気口の外側にL字状の引っ掛け部を対面して少なくとも1ヶ所ずつ設け、片側の引っ掛け部には反引っ掛け部方向に作用するバネを設け、この引っ掛け部間に防塵フィルタを固定する(例えば、特許文献1参照)。

0003

図7図8図9は、特許文献1に記された従来の誘導加熱調理器を示すものである。図7図8図9に示すように、本体下面の吸気口33の外側に、防塵フィルタ37を着脱自在に取り付けたものである。吸気口33の周囲に対面して設けた一対のL字状の引っ掛け部34、35にはめ込む形で着脱自在に取り付けている。引っ掛け部35には、引っ掛け部34方向に反作用する板状のバネ36を設け、バネ36の押圧力を利用して引っ掛け部34、35で防塵フィルタ37を本体に支持固定する。このようにして本体底面の吸気口に着脱自在の防塵フィルタを支持固定する構成を得るものである。

先行技術

0004

特開平8−315974号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記従来の構成は本体底面の吸気口を覆う防塵フィルタを固定するものであり、防塵フィルタ装着時には、本体底面が見え、本体より下方から防塵フィルタを引っ掛けて装着するために空間を要する形状となっており、本体を傾けるなどの作業が必要となり、装着性の配慮がないという課題を有していた。

0006

本発明は前記従来技術における課題を解決するもので、防塵フィルタの装着性を向上した誘導加熱調理器を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0007

前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、外郭ケース底面に設けられ、冷却ファンにより外気を本体に取り込むための吸気口部と、吸気口部を覆うように構成され、外郭ケース底面に固定され、複数の穴が形成された第1吸気口カバーと、外郭ケースに保持され、第1吸気口カバーと対向に設けられ、複数の穴が形成された第2吸気口カバーとを備え、第2吸気口カバーは外郭ケース前面から外郭ケース底面に略平行に挿抜可能な構成とした。

0008

これにより、第2吸気口カバーは、本体を設置したままの状態で、外郭ケース前面から外郭ケース底面に略平行に着脱することができ、装着性の向上を図ることができる。

発明の効果

0009

本発明の誘導加熱調理器は、第2吸気口カバーは、本体を設置したままの状態で、外郭ケース前面から外郭ケース底面に略平行に着脱することができ、装着性の向上を図ることができる。

図面の簡単な説明

0010

本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の斜視図
本発明の実施の形態1における第1吸気口カバーおよび第2吸気口カバーの斜視図
本発明の実施の形態1における第1吸気口カバーに第2吸気口カバーを装着したときの斜視図
本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器の断面図
本発明の実施の形態3における第2吸気口カバーの斜視図
本発明の実施の形態4における誘導加熱調理器の断面図
従来例における誘導加熱調理器の断面図
従来例における誘導加熱調理器の要部斜視図
従来例における誘導加熱調理器の要部断面図

実施例

0011

第1の発明は、外郭ケースと、前記外郭ケース上面を構成しを載置する天板と、前記天板下方に配置され鍋を誘導加熱する加熱コイルと、前記外郭ケース内部に設けられ加熱コイルに高周波電力を供給する回路ユニットと、前記加熱コイルおよび前記回路ユニットに冷却風送風する冷却ファンと、前記外郭ケース底面に設けられ、前記冷却ファンにより外気を本体に取り込むための吸気口部と、前記吸気口部を覆うように構成され、前記外郭ケース底面に固定され、複数の穴が形成された第1吸気口カバーと、前記外郭ケースに保持され、前記第1吸気口カバーと対向に設けられ、複数の穴が形成された第2吸気口カバーとを備え、前記第2吸気口カバーは前記外郭ケース前面から前記外郭ケース底面に略平行に挿抜可能な構成とすることにより、第2吸気口カバーは、本体を設置したままの状態で、外郭ケース前面から外郭ケース底面に略平行に着脱することができ、装着性の向上を図ることができる。また、第1吸気口カバーは第2吸気口カバーの内側にあるため、塵や埃の付着が少なく、第2吸気口カバーは着脱自在であるため、容易に清掃できる。さらに、第1吸気口カバーは外郭ケース底面に固定されており、第2吸気口カバーを装着し忘れても、本体への塵や埃の浸入を抑制することができる。

0012

第2の発明は、特に、第1の発明において、第1吸気口カバーに第1突起部を設け、前記第1突起部により第2吸気口カバーを保持する構成とすることにより、塵や埃の浸入を抑制するとともに第2吸気口カバーを保持するという2つの役割を第1吸気口カバーのみで実現することができる。

0013

第3の発明は、特に、第1の発明において、外郭ケース底面に第2突起部を設け、前記第2突起部により第2吸気口カバーを保持する構成とすることにより、第2吸気口カバーを保持するためだけ部品別途設けることなく、第2吸気口カバーを保持する構成を実現することができる。

0014

第4の発明は、特に第1〜3のいずれか1つの発明において、第1吸気口カバーは略格子状の複数の穴を備え、第2吸気口カバーは前記第1吸気口カバーの略格子状の複数の穴と同一形状の複数の穴を備えた構成とすることにより、外気を吸気する際に付着する埃や塵が、外側にある第2吸気口カバーに付着しやすくなり、これに比べ第1吸気口カバーに付着しにくくなる。さらに第1吸気口カバーの穴と、第2吸気口カバーの穴の形状が同一であり吸気面積が等しいため、吸気能力が軽減することを抑制することができる。

0015

第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明において、本体前面を構成する前パネルを備え、第2吸気口カバーは前記本体前面に向かって立ち上がり複数の穴が形成された傾斜面を有し、前記前パネルの下端と前記傾斜面の上端が一致する構成とすることにより、本体底面からの吸気に加え、傾斜面に設けた複数の穴により本体前面下方からも吸
気することが可能になり、吸気能力の向上を図ることができる。

0016

第6の発明は、特に、第5の発明において、第2吸気口カバーを前面側に引き出すための指掛け部を形成する凹部を傾斜面に設けた構成とすることにより、第2吸気口カバーの着脱を容易に行うことができる。

0017

第7の発明は、特に、第6の発明において、凹部を形成する壁面に本体内部に通じる穴を設けない構成とすることにより、凹部からは本体内に吸気されないので埃が堆積しにくく、吸気口カバー取り外し時に手が堆積したホコリなどに触れにくいものとできる。

0018

第8の発明は、特に、第1〜7のいずれか1つの発明において、第2吸気口カバーは上面および底面に略長方形の開口部を備え、前記両開口部は、前後方向に設け、前記底面から後方に向かって前記上面に立ち上がる傾斜面の間の空間で連通するように略格子状に構成することにより、外気を本体内部に吸い込む際に、抵抗を軽減することができ、吸気能力をより一層高めることができる。

0019

以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。

0020

(実施の形態1)
図1は、本発明における第1の実施の形態における誘導加熱調理器の斜視図、図2は第1吸気口カバーおよび第2吸気口カバーの斜視図、図3は第2吸気口カバーを装着したときの斜視図を示す。

0021

図1において、本体1はキッチン等の置き台に載置して使用する据え置き型のもので、本体1の側面、後面、底面は外郭ケース4により構成されている。本体1の上面は鍋を載置する、結晶化ガラス素材とした天板2の周囲を金属の構成部材から成るトップフレーム3で囲んで覆われている。本体1内部には鍋を誘導加熱する誘導加熱手段を構成する加熱コイル5が配されている。

0022

トップフレーム3下部で本体1の前面は、庫内にシーズヒーター発熱体として備え、食材加熱調理する加熱調理庫6の扉7と、扉7側方で本体前面を覆う前パネル10とでその大部分を覆われている。扉7は把手を持って開閉操作する。前パネル10内方には加熱コイル5に高周波電力を供給する回路ユニット8と、加熱コイル5と回路ユニット8などに冷却風を送風する冷却ファン9を回路ユニット8の前方に配置して備えている。

0023

また、外郭ケース4の底面に、冷却ファン9に通じる吸気口部11を設けている。吸気口部11を覆うように構成され、外郭ケース4底面に固定されている第1吸気口カバー12には複数の穴が設けられており、この穴を第2の吸気口14としている。第1吸気口カバー12の固定は、ビスを用い、外郭ケース4の底面にねじ止めして固定する。第1吸気口カバー12に設けられた第2の吸気口14である複数の穴は、本体1内に指が入り冷却ファンに触り怪我をすることがないように、指の太さを目安として、最大部寸法をおよそ10mm以下の大きさとする。さらに、略格子状とし、およそ10mm四方以下の穴とすれば、本体1内に浸入する塵や埃をより一層抑制することができる。吸気口部11の形状は、本体1に対して外側に第1吸気口カバー12が固定されており、指が入る恐れがないため、吸気口部11の面積が第1吸気口カバー12の大きさ以下であれば、穴は1つでも複数でも、また丸穴でも略格子状でも良いものとする。第1吸気口カバー12には、金属板で構成された外郭ケース4の吸気口部11などのエッジ部分を覆う役割がある。外郭ケース4底面に保持され、第1吸気口カバー12と対向に設けられている第2吸気口カバー13にも複数の穴が設けられており、この穴を第3の吸気口15としている。第2吸気口
カバー13に設けられた第3の吸気口15である複数の穴は、第2の吸気口14と同様に、本体1内に指が入り冷却ファンに触り怪我をすることがないように、指の太さを目安として、最大部寸法をおよそ10mm以下の大きさとする。さらに、略格子状とし、およそ10mm四方以下の穴とすれば、本体1内に浸入する塵や埃をより一層抑制することができる。

0024

図1図2図3において、第2吸気口カバー13の保持は、外郭ケース4の底面に固定された第1吸気口カバー12に、本体1前面から見て略L字断面形状の第1突起部17を複数個設け、保持する構成としている。第2吸気口カバー13は外郭ケース4の前面から外郭ケース4の底面に略平行にスライドし、複数個設けた第1突起部17により図3のように保持し、着脱自在な構成としている。これにより、第2吸気口カバー13は、本体1を設置したままの状態で、本体1前面から着脱することができる。さらに、第1吸気口カバー12を外郭ケース4底面に固定することで、第2吸気口カバー13を装着し忘れた状態でも、本体1への塵や埃の浸入を抑制することができる。また、第2吸気口カバー13を保持するという2つの役割を第1吸気口カバー12のみで実現することができる。

0025

また、同様に、外郭ケース4底面に本体1前面から見て略L字断面形状の第2突起部(図示せず)を複数個設け、保持する構成とすることにより、第2吸気口カバー13は外郭ケース4の前面から外郭ケース4の底面に略平行にスライドし、複数個設けた第2突起部により保持し、着脱自在な構成とすることができる。これにより、第2吸気口カバー13は、本体1を設置したままの状態で、本体1前面から着脱することができる。さらに、第2吸気口カバーを保持するためだけに部品を別途設けることなく、第2吸気口カバー13を保持する構成を実現することができる。

0026

第2吸気口カバー13を装着している状態において、外気はまず、第2吸気口カバー13に設けられた第3の吸気口15を通り、続いて第1吸気口カバー12に設けられた第2の吸気口14を通り、外郭ケース4の底面に設けられた吸気口部11を通り冷却ファン9に取り込まれ、冷却風として、加熱コイル5および回路ユニット8などを冷却するために送風される。

0027

また、図2のように、第3の吸気口15を構成する穴を、第2の吸気口14を構成する穴よりも細かくすることにより、外気を吸気する際に付着する埃や塵が、外側にある第2吸気口カバー13に付着しやすくなり、これに比べ第1吸気口カバー12に付着しにくくなる。第2吸気口カバー13は着脱自在な構成であり、本体1から取り外して清掃することができ、本体1に固定してある第1吸気口カバー12に埃や塵が付着しにくくすることで、長期間使用時において本体1内に浸入する埃や塵を軽減することができる。本体1内に浸入する埃や塵は、回路ユニット8に付着して水分や油などを吸収しトラッキング現象を起こしうるため、本体内に浸入する埃や塵を軽減することは品質の向上につながる。

0028

さらに、図1のように第3の吸気口15を構成する穴と、第2の吸気口14を構成する穴の形状を略格子状とし、同一の形状とすることで、外気を吸気する際に付着する埃や塵が、外側にある第2吸気口カバー13に付着しやすくなり、これに比べ第1吸気口カバー12に付着しにくくなるとともに、加えて第3の吸気口15を構成する穴と、第2の吸気口14を構成する穴の形状が同一であり吸気面積が等しいため、外気が第3の吸気口15を通り、第2の吸気口14を通る際に吸気能力が軽減することを抑制することができる。これにより、吸気能力の向上が図れ、冷却性能が向上するため、加熱コイルおよび回路ユニットなどが高温になり破損することを抑制でき品質の向上につながる。

0029

(実施の形態2)
図4は本発明における第2の実施の形態における誘導加熱調理器の断面図を示す。なお
、本実施の形態の基本構成は実施の形態1と同じなので、異なる点を中心に説明する。また、実施の形態1と同じ要素には同じ符号を付し、その説明は省略する。

0030

前記実施の形態1と異なるのは、図4のように、本体前面を構成する前パネル10を備え、第2吸気口カバー13は本体1前面に向かって立ち上がり、第4の吸気口16を構成する複数の穴が形成された傾斜面20を有し、前パネル10の下端と傾斜面20の上端が一致する構成とした点である。これによって本体1底面からの吸気に加え、傾斜面20に設けた第4の吸気口16により本体1前面下方からも吸気することが可能になり、吸気能力の向上を図ることができる。また、前パネル10の下端と傾斜面20の上端が一致する構成とすることにより、外気を本体1前面下方から吸気するにあたり、前パネル10と第2吸気口カバー13の傾斜面20との隙間が殆どなくなり、本体1内に埃や塵が前パネル10と傾斜面20との隙間から吸い込まれ浸入することを抑制することができる。第4の吸気口16を、略格子状で、およそ10mm四方以下の形状などにしておけば、本体1内に埃や塵が浸入することをさらに抑制することができる。

0031

さらに、傾斜面20を設けることにより、本体1前面から、第2吸気口カバー13装着時には傾斜面20が確認でき、未装着時には傾斜面20が欠落していることにより、第2吸気口カバー13が未装着であることを確認できるため、容易に第2吸気口カバー13の装着の有無を確認できる。

0032

(実施の形態3)
図5は本発明における第3の実施の形態における第2吸気口カバーの斜視図を示す。なお、本実施の形態の基本構成は実施の形態1と同じなので、異なる点を中心に説明する。また、実施の形態1と同じ要素には同じ符号を付し、その説明は省略する。

0033

図1および図4のように、第2吸気口カバー13は本体1の前面側から後方に向けて挿入されることにより第1吸気口カバー12または外郭ケース4底面に装着されており、図5のように本体1前面に露出する傾斜面20には、第4の吸気口16に挟まれた略中央部分に、第2吸気口カバー13を取り外し時に指先を引っ掛ける指掛け部21の外形を傾斜面20と一致させ奥方に窪んだ凹部22として指先が納まる空間とし、先端を下向きのリブ状として設けている。第2吸気口カバー13は、指先を凹部22に入れるように指掛け部21に引っ掛けて本体1の前方方向に引き出すことで第1吸気口カバー12または外郭ケース4底面から取り外すことができる。

0034

また、図5のように指掛け部21の外形を傾斜面20と一致させ、傾斜面20より前方に出ないので、本体1を調理などで使用時に不意に指掛け部21に触れることが低減され、意図せず第2吸気口カバー13を外してしまうことを防ぐ。

0035

第4の吸気口16に挟まれた略中央部分に、指掛け部21の上辺と第4の吸気口16の上辺とをほぼ一致させて奥部を凹部22として配するので、外面が変化している凹部22を目印に第2吸気口カバー13を取り外す際に指先を引っ掛けて引っ張ることで、取り外し動作をする部分が容易に判り、第2吸気口カバー13の着脱操作を迷わずに簡単に行うことができる。また、第2吸気口カバー13の第4の吸気口16範囲の上辺と指掛け部21の上辺とがほぼ一致するので、引っ掛け部が目立たない外観とできる。

0036

第2吸気口カバー13を構成する傾斜面20に設けた指掛け部21奥方の凹部22を形成する凹部壁面23には、本体1の内部に通じる穴を設けないようにしてある。

0037

これにより、凹部22からは直接本体1内に吸気される経路はないので、第2吸気口カバー13を取り外し時に指先が触れる、指掛け部21とその奥方の凹部22には埃が堆積
しにくく、第2吸気口カバー13取り外し時に指先が埃に触れることが少なく、快適に第2吸気口カバー13を取り外すことができる。

0038

(実施の形態4)
図6は本発明における第4の実施の形態における誘導加熱調理器の断面図を示す。なお、本実施の形態の基本構成は実施の形態1と同じなので、異なる点を中心に説明する。また、実施の形態1と同じ要素には同じ符号を付し、その説明は省略する。

0039

図5図6において、第2吸気口カバー13は上面および底面に略長方形の開口部を備え、両開口部は、対向する開口を前後方向にずらして底面側の開口を上面側より前に設け、底面から後方に向かって上面に立ち上がる傾斜面の間の空間で本体1の内と外とを連通するように略格子状に構成している。冷却ファン9は第3の吸気口15よりも本体1後方にあり、後方に向かって立ち上がる傾斜面を形成することで、外気を本体1内部に吸い込む際に、抵抗を軽減することができる。傾斜面を設けない場合、外気は第3の吸気口15を通り、本体内に上方向に浸入した後、冷却ファン9により本体1後方向に吸い込まれるので、経路は上方向と後方向となる。これに対し、傾斜面を設けることで、外気は冷却ファン9により本体後上の斜め方向に吸い込まれるため、吸気の際の圧力損失を抑制することができる。

0040

以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は、防塵フィルタである第2吸気口カバーを、本体を設置したままの状態で、外郭ケース前面から外郭ケース底面に略平行に着脱することができるので、防塵フィルタを有する調理機器等の用途にも適用できる。

0041

1 本体
2天板
3トップフレーム
4外郭ケース
5加熱コイル
6加熱調理庫
7 扉
8回路ユニット
9冷却ファン
10 前パネル
11吸気口部
12 第1吸気口カバー
13 第2吸気口カバー
14 第2の吸気口
15 第3の吸気口
16 第4の吸気口
17 第1突起部
20 傾斜面
21指掛け部
22 凹部
23凹部壁面
33 吸気口
34 引っ掛け部
35 引っ掛け部
36バネ
37 防塵フィルタ

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