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技術 誘導加熱調理器

出願人 パナソニック株式会社
発明者 岡田和一横野政廣永田隆二志智一義阪本敦
出願日 2009年10月26日 (10年8ヶ月経過) 出願番号 2009-245140
公開日 2011年5月6日 (9年1ヶ月経過) 公開番号 2011-090978
状態 特許登録済
技術分野 誘導加熱調理器
主要キーワード 内部構造部品 本体構成部材 外部通気口 凹形状部分 凹部壁面 通気パネル 部分先端 外面カバー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2011年5月6日)のものです。
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図面 (11)

課題

吸気口カバーへの埃堆積状態見え手入れ必要度を判りやすくすること。

解決手段

本体21の前下方に設けた吸気口33の下方を覆う、複数の第1穴37を形成した底面部38と、底面部38から本体21外郭前面に向かって立ち上がり第2穴39が形成された傾斜面40を有する吸気口カバー41を備える。

概要

背景

従来この種の誘導加熱調理器は、吸気口の外側にL字状の引っ掛け部を対面して少なくとも1ヶ所ずつ設け、片側の引っ掛け部には反引っ掛け部方向に作用するバネを設け、この引っ掛け部間に防塵フィルタを固定する(例えば、特許文献1参照)。

図9、図10は、特許文献1記された従来の誘導加熱調理器を示すものである。図9、図10に示すように、本体下面の吸気口13の外側に、防塵フィルタ17を着脱自在に取り付けたものである。吸気口13の周囲に対面して設けた一対のL字状の引っ掛け部14、15にはめ込む形で着脱自在に取り付けている。引っ掛け部15には、反引っ掛け部14方向に作用する板状のバネ16を設け、バネ16の押圧力を利用して引っ掛け部14、15で防塵フィルタ17を支持固定する。このようにして本体底面の吸気口に着脱自在の防塵フィルタを支持固定する構成を得るものである。

概要

吸気口カバーへの埃堆積状態見え手入れ必要度を判りやすくすること。本体21の前下方に設けた吸気口33の下方を覆う、複数の第1穴37を形成した底面部38と、底面部38から本体21外郭前面に向かって立ち上がり第2穴39が形成された傾斜面40を有する吸気口カバー41を備える。

目的

本発明は前記従来技術における課題を解決するもので、防塵フィルタの機能を有する吸気口カバーの埃堆積度合いを判り易くすることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

本体外郭上面を構成しを載置する天板と、前記天板下方に配置され前記鍋を誘導加熱する加熱コイルと、前記外郭内部に設けられ前記加熱コイルに高周波電力を供給する回路ユニットと、前記本体の前下方に設けられた吸気口と、前記吸気口から外部の空気を吸気し前記回路ユニットに冷却風送風する冷却ファンと、複数の第1穴が形成され前記吸気口の下方を覆う底面部を有し前記本体外郭に着脱自在に取り付けられる吸気口カバーと、を備え、前記吸気口カバーは前記底面部から前記本体外郭前面に向かって立ち上がり第2穴が形成された傾斜面を有し、前記冷却風は前記第1穴及び前記第2穴を通り前記回路ユニットに送風される誘導加熱調理器

請求項2

吸気口カバーは本体外郭の前面側から後方に向けて挿入されることにより前記本体外郭に装着され、前記本体外郭の前面側に引き出すことにより前記本体外郭から取り外すと共に、前記吸気口カバーを前面側に引き出すための指掛け部を形成する凹部を傾斜面に設けた請求項1に記載の誘導加熱調理器。

請求項3

凹部を形成する壁面に本体内部に通じる穴を設けない請求項2に記載の誘導加熱調理器。

請求項4

吸気口カバーは、傾斜面に連続し外郭前面と平行な前面部を有する請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。

請求項5

吸気口カバーは本体外郭の前面側から後方に向けて挿入されることにより前記本体外郭に装着され、前記本体外郭の前面に引き出すことにより前記本体外郭から取り外すと共に、前記吸気口カバーを前面側に引き出すための指掛け部を有し、前記指掛け部は前方に突出する平面部と前記平面部の前方端部で下方に折れ曲がる垂れ部を有し、前記平面部は前記外郭前面側からみて第2穴の上方に位置する請求項1に記載の誘導加熱調理器。

請求項6

吸気口カバーは傾斜面に連続し外郭前面と平行な前面部を有する請求項5に記載の誘導加熱調理器。

請求項7

前面部に指掛け部を有する請求項6に記載の誘導加熱調理器。

技術分野

0001

本発明は、一般家庭台所業務用厨房等で使用する、据え置き型誘導加熱調理器に関するものである。

背景技術

0002

従来この種の誘導加熱調理器は、吸気口の外側にL字状の引っ掛け部を対面して少なくとも1ヶ所ずつ設け、片側の引っ掛け部には反引っ掛け部方向に作用するバネを設け、この引っ掛け部間に防塵フィルタを固定する(例えば、特許文献1参照)。

0003

図9図10は、特許文献1記された従来の誘導加熱調理器を示すものである。図9図10に示すように、本体下面の吸気口13の外側に、防塵フィルタ17を着脱自在に取り付けたものである。吸気口13の周囲に対面して設けた一対のL字状の引っ掛け部14、15にはめ込む形で着脱自在に取り付けている。引っ掛け部15には、反引っ掛け部14方向に作用する板状のバネ16を設け、バネ16の押圧力を利用して引っ掛け部14、15で防塵フィルタ17を支持固定する。このようにして本体底面の吸気口に着脱自在の防塵フィルタを支持固定する構成を得るものである。

先行技術

0004

特開平8−315974号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記従来の構成は本体下面の吸気口を覆う防塵フィルタを固定するものあり、防塵フィルタ装着の有無状態を判り易くするものではなく、防塵フィルタへの埃堆積度合いを判り易くするという配慮もなかった。

0006

本発明は前記従来技術における課題を解決するもので、防塵フィルタの機能を有する吸気口カバーの埃堆積度合いを判り易くすることを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0007

前記従来の課題を解決するために本発明の加熱調理器は、本体の前下方に設けた吸気口の下方を覆う、複数の第1穴を形成した底面部と、底面部から本体外郭前面に向かって立ち上がり第2穴が形成された傾斜面を有する吸気口カバーを備え、本体内冷却風は第1穴及び第2穴を通り冷却ファンにより回路ユニット送風されるものである。

0008

これによって、吸気口カバーは傾斜面とした前面が見えるので、誘導加熱調理器本体を使用続けている間に生じる第2穴への埃堆積状態目視でき、吸気口カバーの手入れ必要度が判るものである。

発明の効果

0009

本発明の誘導加熱調理器は、吸気口カバーは傾斜面とした前面が見えるので、本体を使用続けている間に生じる第2穴への埃堆積状態が目視でき、吸気口カバーの手入れ必要度が判るようにできるものである。

図面の簡単な説明

0010

本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の斜視図
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の下方斜視図
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の第2穴を通る断面図
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の指掛け部を通る断面図
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の吸気口カバーの斜視図
本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器の下方斜視図
本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器の要部断面図
本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器の吸気口カバーの斜視図
従来例における誘導加熱調理器の要部斜視図
従来例における誘導加熱調理器の要部断面図

実施例

0011

第1の発明は、外郭内部に設けられ加熱コイル高周波電力を供給する回路ユニットと、本体外郭底面の前方に設けられた吸気口と、吸気口から外部の空気を吸気し前記回路ユニットに冷却風を送風する冷却ファンと、複数の第1穴が形成され前記吸気口の下方を覆う底面部を有し本体外郭に着脱自在に取り付けられる吸気口カバーとを備え、吸気口カバーは底面部から本体外郭前面に向かって立ち上がり第2穴が形成された傾斜面を有し、冷却風は第1穴及び第2穴を通り回路ユニットに送風されるとすることにより、吸気口カバーは傾斜面とした前面が見えるので、誘導加熱調理器本体を使用続けている間に生じる第2穴への埃堆積状態が目視でき、吸気口カバーの手入れ時期が判る。また、誘導加熱調理器本体に装着した際に前面側となる傾斜面は、本体前面から奥まるように傾斜するので、本体の前に置いた物やシート状の物などが密着しにくく、傾斜面に配した第2穴は遮蔽されにくい。加えて、傾斜形状は底面部の第1穴への吸気の誘い込みになる。

0012

第2の発明は、特に、第1の発明において、吸気口カバーは本体外郭の前面側から後方に向けて挿入されることにより本体外郭に装着され、本体外郭の前面側に引き出すことにより本体外郭から取り外すと共に、吸気口カバーを前面側に引き出すための指掛け部を形成する凹部を傾斜面に設けたとすることにより、第1穴周辺に埃堆積が目視された場合は吸気口カバーを本体から取り外して容易に手入れできるとともに、吸気口カバー未装着の場合は容易に判る。また、指掛け部が傾斜面より外方に出ないので、不意に指掛け部に触れ、意図せず吸気口カバーが外れることを防ぐ。さらに、吸気口カバーを取り外す際に、指先を引っ掛けて引っ張り操作する指掛け部が凹部なので容易に判り、吸気口カバーの取り外し操作が簡単にできる。

0013

第3の発明は、特に、第2の発明において、凹部を形成する壁面に本体内部に通じる穴を設けないとすることにより、凹部からは本体内に吸気されないので埃が堆積しにくく、吸気口カバー取り外し時に手が堆積したホコリなどに触れにくいものとできる。

0014

第4の発明は、特に、第1または第2の発明において、吸気口カバーは、傾斜面に連続し外郭前面と平行な前面部を有するとすることにより、吸気口カバー装着時には前面部が一見でき、未装着時には外郭前面と平行な面が欠落するので容易に未装着に気づく。また、平面部を設けることで強度と平面度を向上でき、第1穴や第2穴など開口を多数設けるため吸気口カバーの剛性が低下し、変形しやすくなることを抑制する。

0015

第5の発明は、特に、第1の発明において、吸気口カバーは本体外郭の前面側から後方に向けて挿入されることにより本体外郭に装着され、本体外郭の前面に引き出すことにより本体外郭から取り外すと共に、吸気口カバーを前面側に引き出すための指掛け部は前方に突出する平面部と平面部の前方端部で下方に折れ曲がる垂れ部を有し、平面部は外郭前面側からみて第2穴の上方に位置するとすることにより、誘導加熱調理器本体上方向のトッププレートで吹きこぼれ液体などによる、本体前面の液体伝い流れが、本体前面より凸で下向きに傾斜した形状の部分先端から本体の置き台面に落下し、吸気口カバー表面の
伝いが遮断されて無くなり、吸気口カバーに配した吸気部面に流れなくなる。本体内部の冷却ファンが液体を吸い込ことが低減されるとともに、液体が吸気口カバー前面に付着し難く、吸気口周囲に埃が付着堆積し難くなる。

0016

第6の発明は、特に、第5の発明において、吸気口カバーは傾斜面に連続し外郭前面と平行な前面部を有するとすることにより、吸気口カバー未装着時には外郭前面と平行な面が欠落するので容易に未装着に気づくとともに、平面部を設けることで吸気口カバーの強度と平面度を向上し、吸気口カバーの変形を抑制する。

0017

第7の発明は、特に、第6の発明において、吸気口カバーは傾斜面に連続し外郭前面と平行な前面部に指掛け部を有するとすることにより、指掛け部を構成する垂れ部は、本体前面に対し最も前方に突出し、かつ本体前面部のすぐ下の部分になるので、本体前面の液体伝い流れが本体前方に凸のリブ形状部分先端から置き台面に落下して吸気口カバー表面伝いが遮断され、吸気口カバーに配した吸気部面に流れない効果が、一層高められる。

0018

(実施の形態1)
図1は本発明における第1の実施の形態における誘導加熱調理器の斜視図、図2図1に示す誘導加熱調理器の下方斜視図、図3図1に示す誘導加熱調理器の第2穴を通る断面図、図4図1に示す誘導加熱調理器の指掛け部を通る断面図、図5図1に示す誘導加熱調理器の吸気口カバーの斜視図を示す。

0019

図1から図4において、誘導調理器本体21はキッチン等の置き台に載置して使用する据え置き型のもので、本体21の上面は結晶化ガラス素材としたを載置する天板22の周囲を金属の構成部材から成るフレームトップフレーム)23で囲んで覆われている。天板22には加熱部24a、24bが印刷されている。天板22後方で本体21後部の部分には外部通気口を覆う通気パネル25を配置している。加熱部24a、24bに対応する本体内部には誘導加熱手段を構成する加熱コイル26a、26b(図示せず)が配されている。

0020

トップフレーム23下部で本体21の前面は、庫内にシーズヒーター発熱体として備え、食材加熱調理する加熱調理庫27(図示せず)の扉28と、扉28側方で本体前面を覆う前面カバー29とでその大部分を覆われている。扉28は把手46を持って開閉操作する。前面カバー29内方には加熱コイルに高周波電力を供給する回路ユニット30と、加熱コイル26a、26bと回路ユニット30などに冷却風を送風する冷却ファン31を回路ユニット30の前方に配置して備えている。また、誘導調理器本体21には本体21の前下方になり、本体21の前面外郭を成す前面カバー29の前面下方のから外郭底板32の底面前方にかけて、冷却ファン31に通じる吸気口を設けて、前面カバー29の前面下方の吸気口を第1の吸気口33、外郭底板32の底面前方の吸気口を第2の吸気口34としている。

0021

前面カバー29の前面下方の吸気口を第1の吸気口33、外郭底板32の下面前方の吸気口を第2の吸気口34を配した部分は、周囲の本体21の外面よりも本体内方に凹形状となっている。外郭底板32の下面前方の第2の吸気口34を配した本体内方に向かう凹形状部分から、前面カバー29の前面下方の本体内方に向かう凹形状部にかけて略L字断面形状で一体となった外面カバー35を固定配置している。外面カバー35は、第2の吸気口34を覆う部分に、第2の吸気口34を構成する穴よりも細かい吸気導入穴36を多数配している。外面カバー35は、その内方の金属板で構成された外郭底板32など本体構成部材継ぎ目などのエッジ部分を覆う役割がある。

0022

外面カバー35外方には、装着時に外郭底板32の下面前方の第2の吸気口34を覆う
吸気導入穴36の下方の、複数の第1穴37が形成された底面部38と、底面部38から本体21外郭前面に向かって立ち上がり第2穴39が形成され前面カバー29の前面下方の吸気口を塞ぐ傾斜面40を有し、底面部38と傾斜面40とが一体になった吸気口カバー41を、本体外郭の前面から下面にわたりに配している。

0023

図5は吸気口カバー41の斜視図を示す。

0024

吸気口カバー41は、外面カバー35に係合保持装着された着脱自在なもので、冷却風は第1穴37及び第2穴39から、前面カバー29の前面下方の第1の吸気口33と外郭底板32の底面前方の第2の吸気口34を通り、冷却ファン31により回路ユニット30に送風される。

0025

以上の構成により、吸気口カバー41は、本体21の底面から前面にわたり配置される一体のもので、前面カバー29の前面下方の第1の吸気口33と外面カバー36の吸気導入穴35を外方から覆って、本体21内の冷却ファン31に冷却風を導く導入口となるもので、冷却風導入時に冷却風が本体外面に沿って流れることが継続することで本体外面に付着堆積する埃は、本体最外面となる吸気カバー41の、第1穴37及び第2穴39周囲に付着しやすい。第1穴37及び第2穴39を構成する穴を通過するためと、通気面積が一旦狭くなり風速が速くなるためである。

0026

吸気カバー41の底面部38から本体外郭前面に向かって立ち上がる傾斜面40は本体21の外面となるので、本体21使用時に外視できる面となり、傾斜面40に配した第2穴39の周囲に埃が付着堆積すると埃付着状態が目視でき、埃付着状態を確認して吸気口カバーの手入することが容易にできる。

0027

また、吸気カバー41を本体21に装着した際に前面側となる傾斜面40は、本体21の前面から奥方に傾斜して本体21前面に対し空間が形成されるので、本体21の前に置かれた物やラップなどシート状の物などが傾斜面40の表面に密着しにくくなる。これにより、傾斜面40に配した第2穴39は遮蔽されにくいもので、冷却ファン31の吸気が遮蔽され難いものとなって回路ユニット30の冷却不足による加熱停止や出力低下などの不具合を低減できる。加えて、傾斜面40は底面部38に配した第1穴37への吸気の誘い込みになって、第1穴近くまで通気空間を広くし第1穴37の吸気抵抗を低減できる。

0028

外面カバー35は樹脂材料から成り、その内方の金属板で構成された外郭底板32など本体構成部材の継ぎ目などのエッジ部分を覆うので、吸気口カバー41を取り外した状態で本体21のエッジ露出を避け、触れて指先が傷付くなどの傷害の恐れを防ぐ効果がある。

0029

吸気口カバー41は本体21外郭の前面側から後方に向けて挿入されることにより本体21外郭に装着されており、本体21前面に露出する傾斜面40には、第2穴39に挟まれた略中央部分に、吸気口カバー41を取り外し時に指先を引っ掛ける指掛け部42の外形を傾斜面40と一致させ奥方に窪んだ凹部43として指先が納まる空間とし、先端を下向きのリブ状として設けている。吸気口カバー41は、指先を凹部43に入れるように指掛け部42に引っ掛けて本体21の前方方向に引き出すことで本体21の外郭から取り外すことができる。

0030

また、指掛け部42の上辺と第2穴58領域の上辺とをほぼ一致させて設けている。

0031

これにより、第1穴37周辺に埃の堆積が目視された場合は、指掛け部42に指先を引っ掛けて前方に引くだけで吸気口カバー41を本体21から取り外すことができ、容易に
手入れできる。

0032

また、指掛け部42の外形を傾斜面40と一致させ、傾斜面40より前方に出ないので、本体21を調理などで使用時に不意に指掛け部に触れることが低減され、意図せず吸気口カバーを外してしまうことを防ぐ。

0033

第2穴39に挟まれた略中央部分に、指掛け部42の上辺と第2穴58領域の上辺とをほぼ一致させて奥部を凹部43として配するので、外面が変化している凹部を目印に吸気口カバー38を取り外す際に指先を引っ掛けて引っ張ることで、取り外し動作をする部分が容易に判り、吸気口カバーの着脱操作を迷わずに簡単に行うことができる。また、吸気口カバー38の前面開口穴39範囲の上辺と指掛け部40の上辺とがほぼ一致するので、引っ掛け部が目立たない外観とできる。

0034

吸気口カバー41を構成する傾斜面40に設けた指掛け部42奥方の凹部43を形成する凹部壁面44には、本体21の内部に通じる穴を設けないようにしてある。

0035

これにより、凹部43からは直接本体21内に吸気される経路はないので、吸気口カバー41を取り外し時に指先が触れる、指掛け部42とその奥方の凹部43には埃が堆積しにくく、吸気口カバー41取り外し時に指先が埃に触れることが少なく、快適に吸気口カバー38を取り外すことができる。

0036

吸気口カバー41には、傾斜面40に連続して上方に延び、本体21の外郭前面である前面カバー29と平行で前後位置が略同一平面上で一致する前面部45を構成している。

0037

これにより、吸気口カバー41を本体21に装着時は前面部45が目視でき、未装着時には前面カバー29と平行な面が欠落するので、容易に吸気口カバー41が未装着であることに気づく。

0038

また、平面の前面部45を設けることで吸気口カバー41の強度と平面度を向上でき、第1穴37や第2穴39など開口を多数設けるため、吸気口カバーの剛性が低下し変形しやすくなることを抑制する。

0039

(実施の形態2)
図6は本発明における第2の実施の形態における誘導加熱調理器の下方斜視図、図7図6に示す誘導加熱調理器の要部斜視図、図8図6に示す誘導加熱調理器の吸気口カバーを示す。

0040

誘導調理器本体21の外郭構成と内部構造部品ユニットである加熱コイル26a、26b、回路ユニット30、冷却ファン31と、前面の扉28と前面カバー29は実施の形態1と同様なものである。また、前面カバー29の前面下方の吸気口を第1の吸気口33、外郭底板32の下面前方の吸気口を第2の吸気口34、外面カバー35と吸気導入穴36は前記実施の形態1と同様なものである。

0041

前記実施の形態1と異なるのは、底面部51に第1穴52を配し、本体の前面側を傾斜面53とした吸気口カバー54は、本体21から前面に引き出すことにより取り外す際に指を掛けて前面側に引き出すための指掛け部55を有する。指掛け部55は傾斜面53または傾斜面53よりも上方で本体21の前方に向かって突出する平面部56と、平面部56の前方端部で下方に折れ曲がる垂れ部57から成る点である。平面部56は外郭21前面側から見て傾斜面53に設けた第2穴58の上方に位置するように配している。

0042

これにより、本体21上面の天板22に置いた鍋などで調理中に吹きこぼれた液体の量が多い場合、本体21前面の前面カバー29に沿って吹きこぼれた液体が伝い流れる場合がある。上記構成により、液体の伝い流れが吸気口カバー54に設けた指掛け部53を構成する平面部56に達した後、平面部56の前方端部で下方に折れ曲がる垂れ部57に達する。垂れ部57の下方には連続した面がなく空間となっているので、垂れ部57の先端まで達した液体は表面張力で保持できる以上の量になると自重により自然落下し、本体21を置く台面に直接落下する。

0043

平面部56は本体21外郭前面側から見て傾斜面53に設けた第2穴58の上方に位置するように配しているので、指掛け部55を構成する平面部56下方に配した前面開口穴である第2穴58へ達する吸気口カバー54表面の液体の伝い流れは垂れ部57の先端で遮断され、第2穴58には達しない。これにより、冷却ファン31が液体を本体21内部に吸い込むことが低減される。また、液体が吸気口カバー54前面の前面開口穴である第2穴58に達しないので、第2穴58の周囲に埃が付着することによる堆積が生じ難くなる。例えば油が伝い流れた場合、油は粘性がありかつ容易に乾燥しないので、第2穴58周囲に油が伝い流れて付着すると、油に埃が付着して埃の堆積が生じやすくかつ除去しにくいが、このような吸気口カバー54の汚れや埃堆積を低減することができる。

0044

また、誘導調理器の本体21の前面になる部分に配した前面カバー29よりも前方に凸に突き出た平面部56と垂れ部57とで構成する指掛け部55の奥方にも、本体21内部に通じる吸気穴である第3穴59をさらに設け、第2穴58に追加して通気面積を拡大している。

0045

指掛け部55の奥方に配した第3穴59は本体21正面からは見えない隠れた位置にあり、第3穴59によって本体21内部に配した冷却ファン31に達する吸気経路を追加形成することができる。また、第3穴59は指掛け部55の奥方に配するので、本体21正面側から外視される開口を増すことなく冷却ファン31に達する吸気経路を追加形成することができ、外観を損なうことなく本体21内部の冷却性能を向上することができる。また、第3穴59は指掛け部55によって覆われて奥まった位置にあるので、キッチン用ラップなどフィルム状のものなどで直接遮蔽されにくくなり、第2穴58が遮蔽された場合の補助通気開口となって開口部を確保し、本体21内部の急激な冷却性能低下を防ぐことができる。

0046

前面開口穴は、第2穴58に加え第3穴59が追加されるので、通気総開口面積を拡大して冷却ファン31に導く冷却風の吸気抵抗を低減できる。通気総開口面積を拡大すると、冷却風が第1穴52、第2穴58、第3穴59を通過する風速を遅くして埃の堆積を遅くし、吸気口カバー54を取り外して手入れする頻度を低減することができる。

0047

吸気口カバー54は、外郭前面である前面カバー29と平行略同一面で、傾斜面53に連続した前面部60を有しており、前面カバー29よりも前方に凸に突き出た平面部56と垂れ部57とで構成する指掛け部55は、前面部60に配している。また、指掛け部55奥方の、本体21内部に通じる吸気穴である第3穴59も前面部60に配している。

0048

これにより、前面部60を設けることで、吸気口カバー54を未装着時には、外郭前面を構成する前面カバー29と平行な前面部60が欠落していることを容易に目視でき未装着に気づくとともに、前面部60を設けることで吸気口カバー54の強度と平面度を向上し、吸気口カバー54の変形を抑制することができる。

0049

また、指掛け部55を構成する垂れ部57は、本体21前面である前面カバー29に対し最も前方に突出し、かつ本体21前面部の最下部になるので、本体21前面を伝う液体
の流れが本体前方に凸の平面部56から垂れ部57に達し、垂れ部57先端から置き台面に落下して吸気口カバー54表面の伝いが遮断され、吸気口カバー54に配した吸気部面である第1穴、第2穴、第3穴に達しない効果が一層高められる。

0050

以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は、吸気口カバーの傾斜面とした前面が見えるので、誘導加熱調理器本体を使用続けている間に生じる第2穴への埃堆積状態が目視でき、吸気口カバーの手入れ必要度が判るので、着脱自在の吸気口カバーを有する調理機器等の用途にも適用できる。

0051

21 本体
22天板
26a、26b加熱コイル
30回路ユニット
31冷却ファン
33 第1の吸気口(吸気口)
34 第2の吸気口(吸気口)
37、52 第1穴
38、51 底面部
39、58 第2穴
40、53 傾斜面
41、54吸気口カバー
42、55指掛け部
43 凹部
44凹部壁面
45、60 前面部
56平面部
57垂れ部

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    【課題】 鍋位置や見た目では分かりにくい鍋底の状態を視覚的に使用者に知らせことができる誘導加熱調理器を提供する。【解決手段】 筐体2の上面に被加熱物を載置するトッププレート3を配置し、トッププレー... 詳細

  • サンライズ産業株式会社の「 IH用調理器具」が 公開されました。( 2017/07/13)

    【課題】調理の際に発生する肉汁を受け止めることができるばかりでなく、形状が複雑とならず、洗浄容易なIH用調理器具を提供する。【解決手段】IH用調理器具(10)は、上面(21m)および下面(21n)を有... 詳細

  • リンナイ株式会社の「 加熱調理システム」が 公開されました。( 2017/06/29)

    【課題】仕様により加熱能力のレベルが異なる複数の加熱部を備えた加熱調理器について、準備する調理条件データの量を低減することができる加熱調理システムを提供する。【解決手段】スマートフォンの調理条件データ... 詳細

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